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令和元年第3回定例会(第3日 9月19日)

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  1. 赤穂市議会 2019-09-19
    令和元年第3回定例会(第3日 9月19日)


    取得元: 赤穂市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    令和元年第3回定例会(第3日 9月19日)              令和元年第3回赤穂市議会(定例会)会議録 1.令和元年9月19日(木曜日)午前9時30分開議(於議場) 2.会議に出席した議員(18名)    1番  土 遠 孝 昌          10番  瓢   敏 雄    2番  榊   悠 太          11番  汐 江 史 朗    3番  前 田 尚 志          12番  有 田 光 一    4番  田 渕 和 彦          13番  家 入 時 治    5番  山 野   崇          14番  竹 内 友 江    6番  小 林 篤 二          15番  川 本 孝 明    7番  木 下   守          16番  前 川 弘 文    8番  西 川 浩 司          17番  山 田 昌 弘    9番  奥 藤 隆 裕          18番  釣   昭 彦 3.会議に出席しなかった議員   な  し 4.議事に関係した事務局職員
       事務局長  柳 生   信     書  記  澁 江 慎 治                      書  記  作 本 尚 美 5.地方自治法第121条の規定による出席者   市     長  牟 礼 正 稔    教  育  長  尾 上 慶 昌   副  市  長  藤 本 大 祐    市民病院事務局長 長 坂 幸 則   市長公室長    平 野 佳 秀    上下水道部長   永 石 一 彦   会計管理者    尾 崎 順 一    消  防  長  河 本 憲 昭   総 務 部 長  岸 本 慎 一    教 育 次 長  東 南 武 士   建設経済部長   古 津 和 也    教 育 次 長  藤 本 浩 士   市 民 部 長  高 見 博 之    監査委員事務局長   健康福祉部長   西 田 佳 代    選管・公平書記長 三 上 貴 裕   危機管理監    松 本 守 生    財 政 課 長  奥 吉 達 洋   観  光  監  西 浦 万 次    行 政 課 長  橋 本 政 範   地域活性化推進担当部長            大 黒 武 憲 6.本日の議事日程  日程第1  会議録署名議員の指名  日程第2  一般質問 7.本日の会議に付した事件   議事日程に同じ ◎開議 ○議長(釣 昭彦君) おはようございます。  ただいまから本日の会議を開きます。            (午前9時30分)  現在の出席議員は18名であります。  これより日程に入ります。 ◎会議録署名議員の指名 ○議長(釣 昭彦君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第124条の規定により、議長において指名いたします。  会議録署名議員に家入時治議員、竹内友江議員を指名いたします。  この際、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) 一般質問に先立ちまして、一言おわびを申し上げます。  9月13日、本市職員が加重収賄等の容疑によりまして、警察当局に逮捕されました。  法を遵守すべき立場にある公務員としてあるまじき行為であり、市政に対する信用、信頼を著しく失墜させることとなりましたことは痛恨のきわみであり、議員の皆様並びに市民の皆様に深くおわびを申し上げます。  今後につきましては、事実関係が明らかになった時点で厳正に対処するとともに、私自身、職員とともに一丸となりまして、市政の信頼回復に向け、全力で取り組んでまいりたいと考えております。  まことに申しわけございませんでした。 ○議長(釣 昭彦君) 市長の発言は終わりました。  ただいまの発言につきまして、御質疑ございませんか。  15番 川本孝明議員。 ○15番(川本孝明君) まず、私が聞きたいのは、赤穂市のコンプライアンス委員会が設置されていると思うんです。法令遵守ですね、コンプライアンスというのは。その設置要綱つくって、それが平成19年12月28日にコンプライアンス委員会つくっております。そのコンプライアンス委員会つくって、これが形骸化しているんじゃないかなと思うんです。まず、そこでお聞きします。  そして、そのコンプライアンス委員会、これまでどのような活動してきているんですか。  その2点についてお尋ねします。 ○議長(釣 昭彦君) 岸本総務部長。 ○番外総務部長(岸本慎一君) まず、コンプライアンス委員会法令遵守に定めているというところで、形骸化しているんではないかということでございますけども、実際、今回の逮捕された事案を受けまして、職員に法令遵守の意識がなかったということは否定できなかったと考えております。  あと、コンプライアンス委員会につきましては、活動状況ということでございますが、どうしても事案事案が発生した場合に対応するということになってございますので、後追いの状況になっているということでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 15番 川本孝明議員。 ○15番(川本孝明君) コンプライアンス委員会が平成19年にできてから、これまで具体的にどのような活動をしてきているというのはよくわからないんですけど。もう一度教えてください。 ○議長(釣 昭彦君) 岸本総務部長。 ○番外総務部長(岸本慎一君) 済みません、今手元には詳細な資料は持っておりませんので、また後ほど御報告させていただきます。 ○議長(釣 昭彦君) 6番 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 本当に市民の信頼失墜させる事件がまた起きてしまったと。  牟礼市長にとっては、市長就任以前の入札であり、残念な気持ちだということはお察しするんですが、トップとして、その責任は果たしていただきたいと思ってます。  過去の事件が幾つかありました。教訓が生かされてないと。このような事件がなぜ繰り返されるのか。改めて徹底検証を求めておきます。  調査も始まったばかりですので、きょうは1点だけ伺っておきたいんですが、この事件で、市長御自身が初めてこの事件を知ったのはいつか。誰からの情報か、そのときどう対処されたか、市長、組織のトップとして、どう動いておられたか、情報知ったか、その辺の関係について質疑します。 ○議長(釣 昭彦君) 藤本副市長。 ○番外副市長(藤本大祐君) 市長への最初の報告ということでございますが、私が日曜日の午後5時過ぎに古津建設経済部長から、8日の日曜日でございます。古津建設経済部長から一報をいただきました。その後、私、市庁舎のほうへかけつけまして、まだ、任意の取り調べ中でございましたけれども、それが終了しました段階で、全容がまだわかっておりませんでしたので、いろいろと私も古津建設経済部長ほかに事情をヒアリングをしまして、事の全容というのはなかなかわかりませんので、整理をして市長に報告しようということでございまして、結果的に翌朝になりました。これについては、確かに遅いということが報道等でも言われておりましたけれども、この点については、率直におわびを申し上げまして、今後、市長への報告を適時適切に行ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 6番 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 日曜日に市役所ですか、本庁のほうで情報がわかったと。翌朝になってしまったと。  市長が質疑の中身で、どう対処されたのかというのは、市長自身の行動なんですが、その点は、市長から答えていただかなあかんと思うんです。そういうことなんですね。組織としては非常に重要な問題がここにあると。県警からの任意聴取にしろ、設計図書を提供せなあかんと。重要性がわかってないんじゃないかなと思います。結果、組織のトップが知らない間に事が進んでる。こんな事態が生まれると組織としては破滅ですよ。幹部職員の連携がとれてないという、おかしいじゃないですか。すき間風が吹いてるんじゃないですか。こういうことがほかのいろんな行政やっていく上においても、こういう事態が連携という名前が一番弱い名前となってあらわれてるんじゃないかということ、つぶさに思います。  お聞きしますけども、県警からいろいろと聞かれたときの任意聴取で、設計図書を渡した。事の重要性について、これ、どう判断されたんでしょうか。副市長、答えられますか。 ○議長(釣 昭彦君) 藤本副市長。 ○番外副市長(藤本大祐君) 市長への報告につきましては、全て概要をまとめまして報告をいたしました。当日私は、市長が不在であったということを事前にわかっておりましたので、それについては、これまでも市長との間ではいろんなやりとりはしておりますので、その中で、副市長に不在の場合は任すということで、私は、そういう設計図書を持って帰ったということも、いろんなヒアリングをする中で、次第にわかってきたことでございまして、それについてはすぐに、翌朝になりましたけれども、一番に報告をして、まず、任意聴取の段階でございましたし、どういう罪で、どのような聴取を受けているのかと、誰がということも、はっきりしたことはまだ全貌がわかっておりませんでしたので、そのあたりをしっかり整理をして、翌朝に報告をしたと。こういう書類を持って帰られたということを報告も含めてしたということでありまして、それまでの間の市長とのやりとりについては申し上げることはできませんが、はっきりとわかった段階で、全てまとめた報告したのが翌朝であったということでございます。  先ほど御答弁を申し上げましたとおり、市長は当日不在でございましたので、私にそういった場合は全て任せると。当然、事案によりましては、そういう場合でも報告はいたしますが、当日は、そのようなことで、私が全て報告を担当部長から受け、そして、それをまとめて翌朝に報告したということでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 市長。 ○番外市長(牟礼正稔君) 先ほど副市長が答弁したとおりでございますが、翌朝9日の日に報告を受けまして、その時点では、任意の聴取を受けたということでございましたので、今後、捜査当局に協力しながら、しかるべく対応していくと。そういうことを、その時点ではそれ以上はわかりませんので、報告を受けて、今後、事態を見守るということでいこうかということは、そういう話をしました。ただ、その時点では、全く行政はわかりませんので、内容が。ですから、的確にこうせえああせえということは、指示はできておりません。  以上です。 ○議長(釣 昭彦君) 6番 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 副市長の段階で、全容についてまとめて、翌朝には報告書をつくって市長にお伝えしたわけですから、それを知ったら、やっぱり行動提起、即動かないかんと思うんですが、その辺はちょっと、いまいち動きが鈍かったんではなかろうかという思いはします。  県警からマスコミには知らないというように、そういうぐあいに言われたんですか。  それともう一つ、副市長の答弁の中で、任意聴取を受けたときに、濱田容疑者が捜査対象になっていることを知ったということで、現実に8日の時点で、当然容疑者の名前も知り得たんじゃないか。わからなかったじゃないでしょ、わかってたんじゃないですか。だからそういう意味では、事の重要性というのは全部まとめないと市長に伝えられないんじゃなくて、メールだって何だって方法はあるじゃないですか。そういうので、ネットワークで送れば、そういうネットワークって幹部職員にはないんですか、緊急事態とか。災害のときにはやるでしょ。そういうシステム、幹部職員の中ではネットワーク持ってないんでしょうか。LINEだってあるし、スマホだってあるし、そういう中で、情報を早く上司に伝える、そういう一体感の中で、このことに当たっていかない。組織としては成り立たないと思いますよ。その辺どうお考えでしょうか。  先ほど、濱田容疑者についての名前については8日の時点でわかってた。マスコミには、県警から伝えないようにと言われたんです。それの指示に従ったんですか。市長に伝えるの、明日でいいということになったんですか。いかがでしょう。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) マスコミ等の県警とのやりとりでございますが、それにつきましては、一番最初、県警のほうから連絡いただきましたのは私でございまして、当日、県警対応等、私が一番にしておりましたが、このとき、当然任意の段階で秘密裏に調査しているということでありまして、職員につきましても、もうできるだけ知らせないようにというような指示をいただいております。そしてまた、一番最初指示いただきましたのが、まず設計書を用意してほしいと、出してほしいという指示いただきまして、ただ、私自身もその設計書の保管場所等、全てはわかっておりませんので、当日は、とにかく課長に連絡したいということでお願いいたしまして、課長につきましても、全く情報というんですか、何のために来るかということも知らせないでほしいと。とにかく来てもらいたいというようなやりとりの中で、また、連絡につきましても、私携帯、外でしようとしましたが、会議室用意して、会議室で話しておりましたが、目の前でしてほしいというようなこともおっしゃられまして、捜査員の目の前で課長に連絡して、とにかく出てきてほしいということで、呼び出しをしたということでございます。  その後、30分ほどたって課長来てもらいましたが、それから設計書等の作業を開始したということでございまして、そういった状況でございましたので、まずは、周りには、できるだけ広げないでというような指示をいただいておりますので、先ほど議員おっしゃいましたように、ネットワーク等で部課長に知らせるとか、そういったことについては、もうしてはいけないことだというように私は認識してございました。  また、容疑者の名前を知ったということでございますが、当初は全く、誰が容疑かかっているんだということも私自身も知ることはできませんでしたが、やはりやりとりの中で、どうしても設計書等出すに当たっても、私と課長だけではもう無理がありました。その中で、どうしてもまだ呼び出したいんだという中で、やりとりしてる中で、管理係長を呼びたいというような話しましたら、管理係長ならいいというような指示でございましたので、その段階ではないんだなということは感じておりましたが、ただ、容疑者が誰であるかということを私自身が知ったという時間が、申しわけないんですが、思い出せないという状況でございます。  ただ、先ほど議員の質問からございましたように、容疑者の名前知ったというのは、私自身は当日、8日日曜日に知ってございましたので、そのことにつきましては、わかっているということでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 14番 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) 今回の事件は、市長に御就任されて9カ月で、大変お気の毒にと思うんですけれども、私の記憶では、ここ20年間の間に、入札問題で、こういう浮上してきたの3件あると思っております。その都度、先ほど市長がおっしゃったように、厳正に対処しますとか綱紀粛正とか、再発防止に努めますという、そういうコメントをずっと聞いてるんです。今回、またこういうことが起きたわけです。再発防止とか、そういうのに、これからは具体的にどういうふうな内容を、もっと市民の皆さんに示してほしいと思うんです。信頼回復には、これらはきちんと対応してほしいんです。  また、業者と利権が絡む部署などは、特別に厳しいルールを設けてないと、もう再発防止はなかなか難しいんじゃないんかなと思うわけなんです。そういう点、市長、どういうふうに考えておられるか、お聞かせください。 ○議長(釣 昭彦君) 岸本総務部長。 ○番外総務部長(岸本慎一君) 今後の対応になりますけども、再発防止に係る特別の検討委員会を設けまして、今のところ、全く第三者の委員会を設けて、その辺で、委員の提言をいただきたいというふうに考えております。  業者との関係のある部署云々につきましても、その辺で委員会の意見を頂戴したいというふうに考えております。今後の対応になりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(釣 昭彦君) 14番 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) 職員を助けるためにも、やっぱり厳正に、もう少し部長とか課長が現場に入っていって、やっぱり部下をもっと守ってやらないけないと思うんですよ。もう守り切れない守備範囲がありますけれども、助けてくれというSOSも出てるかもしれないから、それはやっぱり部課長がもっと注意していただきたいと思っております。市長も大変な局面に立ちましたけども、頑張って、赤穂市政運営していただきたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 11番 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) ただいま、竹内議員の関連ですけども、総務部長は、今、第三者委員会に委ねると。検討委員会つくるという話ですけども、何でもかんでも第三者委員会がいいとは限りませんので、今一番で、こういう犯罪が何回か繰り返されているのは、職場で皆さんが役職、市長以下役職がおりますので、どこに欠陥があったのかというのは、第三者委員会より、そこにおる職場の上司が一番ようわかってると思うんです。それを実行しているかしてないかということなんです。それをよその意見を、第三者委員会の意見聞いて、参考にはなるかもしれませんけど、一番職場の欠陥どこにあるかというふうなことは、何回も検討委員会開いて再発防止をやってきているんですから、今さら、そんなこと言うまでもなく、わかってると思うんですわ。  竹内議員も言いましたけども、上司というのは仕事するだけじゃないんです。仕事するだけじゃなしに、部下を、そして職員を守る、それが市役所の市民からの信頼回復をすることなんです。そのこと、しっかりわかった上で、再発防止してもらわんと、また同じこと繰り返しますよ。  もう一回言います。部長や課長や係長やいうたら、仕事するだけの役職と違うんです、職員を守る、市民からの信頼をいただくためには、そういう不祥事があってはならんのですわ。そういう取り組みをしてやっと信頼を受けるんですから。そのことしとって起こったら、それはあれやけども、どうも生ぬるいと思うんですわ。今の返答、回答もらっても。お答えいただきたいと思う。どういうふうに取り組むんか、よろしく、今から。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 汐江議員のおっしゃること、そのとおりだというふうに感じておりまして、私も上司としての責務を果たしてなかったというふうに自戒しているところでございます。  これまでにつきましても、当然、部内会議等におきまして、コンプライアンスのことにつきましては、ことごとく言ってきたつもりでございます。
     また、今回の事件を受けましても、本当に一つのことでもう全てを失ってしまうということになりまので、それにつきましても、これまでも、もうことごとく、私自身言ってきたつもりでございますが、こういったことが起きてしまったということにつきましては、本当にもう申しわけないという気持ちでいっぱいでございます。申しわけございませんでした。 ○議長(釣 昭彦君) 11番 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 私も、この全容をまだつかめてませんので、きょうは言おまいと思ってたんですけど、ほかの議員の回答見よったら、何か余りにもあれやったんで、つい言うたんですけど、やっぱり信頼回復するために、どういうふうにしたらいいかというたら、コンプライアンスを徹底ということで、そういう教科書に書いてるようなことを伝えたら、それで済むんじゃなしに、なかなか僕らがしよった現職の時代と違って、職員とコミュニケーションとるの難しい時代に来ているのも承知してますけど、時々には、そういうコミュニケーションとって、職員はどういう悩みがあるんかというようなことも含めてやっていかんと、なかなか防げないと思うんです。  それから、もう一つは、犯罪防止というのは、口でいつも言うとったらいいんじゃなしに、適時適切に、その人の対象になる、大体どこが危ないかというたらおかしいけど、そういうことの危険性があるというようなことわかるんで、そういうとこは、そういう契約する前の段階で気をつけていく、そういう配慮というのは、職員は必要なことだと思うんです。ぜひ、もうちょっと全容がはっきりしたら、また言うかもわかりませんけども、ぜひ、これからの取り組み、参考にしていただければと思います。よろしくお願いします。 ○議長(釣 昭彦君) 13番 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) 警察の捜査中ということで、どの議員さんも、今遠慮して質疑をされてると思いますし、控えておられる方もおられると思います。私も今の質疑の中で、ちょっと気になることが幾つか答弁の中にありましたので、あえて質疑をさせていただきますけど、コンプライアンス委員会というのは、そのときだけの活動だというようなことで、継続性がないんではないかなというふうに思いました。  それから、今の部長の答弁の中には、日ごろから指導しているということでしたけれども、こういった継続性ということについては、指導することの継続性については、どの職場も朝礼とか昼礼とかいうことで、課長なり部長がいろんな指導をしておられるのかということを1点お伺いします。  それから、設計価格を漏らしたということですけど、この設計価格というのは、どの工事についても、どの範囲までの人が実務の中で、その仕事をやっておれば係長まで、あるいは担当者まで全てが設計価格というのはわかるのかどうか、これ事件に関係なく、ほかの工事についても、どの範囲の職員がわかるようになっているのか。  それからもう1点、先ほど部長の答弁の中に、設計書がどこにあるかわからないと。そういう設計書の管理というのは、きちっと、どこにしまっておいてあって、鍵がかけられて誰もが見れないという形になっているのかどうか、お伺いしたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 岸本総務部長。 ○番外総務部長(岸本慎一君) 法令遵守コンプライアンスの継続性ということでございますけども、年2回ですけども、職員には、法令遵守に係る通知ということで、その都度、対応する職場以外での交通事故も含めてですけども、責任を持って行動するようにと。あと、関係業者との飲食には厳に慎むようにということで、年2回通知は行っておりますが、その辺の意識の徹底というのがなかったのかなというふうに感じております。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 職員への指導ということでございますが、議員おっしゃられましたように、朝礼等で毎日行っているということは、正直してございません。こういったことにつきましては、部内会議等、これ係長以上でございますが、月1回開いてございますので、その都度ということになりますが、コンプライアンス等につきましては、やはりどうしても年初めと年末ということで、大体そういった指導をしているという状況でございます。  設計額が知り得る範囲ということでございますが、当然設計した人間、そして、それをチェックする人間というものがございます。それとその後決裁等回っていきますので、係長、課長、そして決裁権者、副市長、市長というとこで、金額で決まってまいりますが、それ以上の決裁権者は、部長までの決裁ですと、担当とチェックした人間と係長、課長、私というような状況で設計金額知り得るということでございます。  また、先ほど設計書等出せなかったということ申し上げましたが、当然、入札前の設計、これにつきましては、最終的に契約管財課のほうで保管してございますので、そういったことは、きちっと鍵のかかったところに入って保管されているものでございますが、今回、捜査対象となった設計書等につきましては、既に終わった工事でございまして、開示請求等あれば開示も行っている資料でございます。  これにつきましては、鍵がかかったところに保管しているというわけではなくて、膨大な資料になりますので、各担当課におきまして、課の周辺のキャビネット、そういったところに保管していたり、古い物になりますと、書庫のほうに保管したりというふうなことでございまして、必ずしも、私自身、建設課の設計書がどこに保管されているのかということは正直知っていなかったということでございます。申しわけございません。 ○議長(釣 昭彦君) 13番 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) 指導とか、あるいは毎日の実務に関する指示、進捗の確認というふうなことは、大概の企業であれば、毎日朝礼なり昼礼なりで、きちっと確認をする、徹底をするということをやられてると思うんですけれども、そういった部分ができていないというのは非常に残念だというふうに思います。積み重ねです、こういったことは、毎日。さらには、全員に通知するようなメールもあるわけですよね。  ここ最近でも、私がお願いした件で、聴覚障害者の方対象に聴覚障がい者の方々に対しては、連絡先が電話ではだめなんで、ファックスとかメールをチラシとかには入れてほしいという話で、徹底しますということでしたが、まだ、徹底されておりません。2カ月たっても。そういった部分というのは、職員全員に通達をするということがふだんからできていないんではないかと思うんですけど、こういった部分の継続性という、毎日のことについて、市の仕事のあり方としては、これできないことなんですか。それとも、これまでの習慣のままでやっておられるのか。なぜ、徹底したことがスムーズに早くできないのか。その点については、どのようにお考えでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) ちょっとお叱り受けた、そのとおりだと思いますが、確かに、そういった情報等いただいたときには、そのときには、職員等にこういったことで注意するようにということを指示してございますが、それ以降、それを継続して行ってるかということになりますと、どうしても、そういうようなことは私自身行えていないというのが現実であります。今後その辺につきましては、十分反省して、今後、それらを徹底していくように努めていきたいというふうに考えます。 ○議長(釣 昭彦君) 他に御質疑ございませんか。(なし)  以上で、質疑を終了いたします。  私から一言申し上げます。  このたびの件につきましては、過去においても同様の事件もあり、その時々において、防止対策等の審査、審議してまいりましたが、再び発生いたしましたことは、二元代表制の一翼を担う議会としても遺憾であり、また看過できない重大な問題であります。  今後、議会といたしましては、現在、警察の捜査が継続中であるということは把握しておりますが、事件に至る経過等含め、早急に対応を図ってまいりたいと考えておりますこと申し上げておきます。  本会議を午前10時20分まで休憩いたします。     (午前10時04分)                   (休   憩) ○議長(釣 昭彦君) 本会議を再開いたします。      (午前10時20分) ◎一般質問 ○議長(釣 昭彦君) 次は、日程第2、一般質問を行います。  一般質問は、発言の通告により順次発言を許します。  11番 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君)(登壇) おはようございます。通告により質問させていただきます。  1.福浦「鳴瀬川」について。  福浦の住人から、7月21日日曜日に、鳴瀬川の川ざらえするから、一度見にきてくれないかという電話がありました。どういうことかと聞くと、高齢化が進み、自分たちで川ざらえするのもことしで限界やと、何とかしてくれないかということでありました。  当日朝8時に現場に行き、本町からコミセン前までくまなく見せてもらいました。人の背丈ほどの葦を手が刈る者、重機を使って取り除く者、大変な重労働であり、作業中の一人から、汐江さん見にきてくれたんですか。その中で、私が一番若くて70歳や。高齢化で人も年々減っていくので困っていると言われました。  福浦の鳴瀬川に葦が生えないように、また、水害対策からも改修工事ができないかということであります。  そこでお伺いします。  (1)砂防河川になっている鳴瀬川の改修工事を県に要望できないか。  (2)田んぼに水を汲み上げている実態があるが農水路にできないのか。  (3)農地・水保全管理事業を事業化できないか。  (4)市単独で防災も兼ねて改修工事ができないか。  (5)普通河川なら市の責任で浚渫をできないか。  次に、2.市民総合体育館トレーニングジムについて。  平成30年度は、耐震工事や野球場スコアボード改修工事など、施設の充実、長寿命化に取り組まれたことは評価しておりますが、過日、トレーニングジムの会員の人がトレーニングマシン等「使用中止」の器具が長く修理していない。見にきてくれないかということで、トレーニングジムをのぞいてみました。  トレーナーに話を聞くと、トレーニングマシン9台あるうち2台は故障のため引き上げている。ここに置いてある7台のうち2台は使用中止になっており、さらに2台は画面が写らないという、また、コードレスバイクも1台が使用中止になっている。ほかにトレーニング器具のシートが破れたままになっているのが1台、白と黒のテープを巻いているシートが2台あった。  そこで、トレーニングをしている人に安全かと聞いたら、けがまでしないが、ひっかかることがあるので新しくしてほしい。そういう要望を受けました。  そこでお伺いします。  (1)トレーニングマシン等の器具はレンタルか。  (2)保守・点検は誰がどのように行っているのか。  (3)指定管理業者の指導はどのように行っているのか。  (4)トレーニングマシン等器具の更新時期がきているのではないか。  以上、市長の誠意ある回答をお願いします。  壇上からの質問はこれで終わります。 ○議長(釣 昭彦君) 市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) 汐江議員の御質問にお答えをいたします。  第1点の福浦「鳴瀬川」についてであります。  その1の砂防河川になっている鳴瀬川の改修工事を県に要望できないかについてであります。  鳴瀬川は、砂防河川として指定がなされており、これまでにも地元からの要望を受けて、県に対しまして要望を行ってきたところではありますが、改修工事が実施されるには至っておりません。引き続き、県に対しまして、要望を行っていきたいと考えております。  その2の田んぼに水を汲み上げている実態があるが農水路にできないかについてであります。  かんがい期は、一時的に鳴瀬川の水を農業用水として利用されておりますが、本来、鳴瀬川は砂防指定がなされた普通河川でありますので、県からは農水路にはできないと聞いております。  その3の農地・水保全管理事業を事業化できないかについてであります。  農地・水保全管理事業は、地域全体で農地の維持・保全活動の取り組みを支援する事業でありますので、鳴瀬川について、河川改修事業を行うことはできないものと思われます。  その4の市単独で防災も兼ねて改修工事ができないかについてであります。  現在のところ、市が単独で改修を行う計画はありませんが、普通河川として適切な維持管理に努めてまいりたいと考えております。  その5の普通河川なら市の責任で浚渫をできないかについてであります。  鳴瀬川の浚渫につきましては、適宜、現地の状況を確認の上、浚渫の必要性の有無を判断し、対応してまいりたいと考えております。  第2点の市民総合体育館トレーニングジムについてであります。  その1のトレーニングマシン等の器具はレンタルかについてであります。  市民総合体育館トレーニングジムの大型備品につきましては、市が設置し、指定管理者が管理いたしております。  トレーニングマシンにつきましては、本体価格が高額なことから、複数台まとめまして、リースで対応しております。  その2の保守・点検は誰がどのように行っているのかについてであります。  トレーニングマシンの保守・点検につきましては、指定管理者が年度協定書等に基づきまして行っておりまして、具体的には、専門業者による年次点検や必要に応じた点検、また、指定管理者による日常点検を実施しまして、利用者の安全確保に努めているところでございます。  その3の指定管理者の指導はどのように行っているのかについてであります。  指定管理者の管理運営につきましては、毎月の定例会議に市からも出席したり、指定管理者による施設巡回点検などの報告を受けるなどしており、情報を共有するとともに、その結果、対応すべきところについては指定管理者に対して改善するよう指導を行っているところでございます。  また、利用者からの直接的な苦情につきましては、指定管理者から報告や説明を受けるとともに、改善策の提出を求め、指導を行っております。  その4のトレーニングマシン等器具の更新時期が来ているのではないかについてであります。  トレーニングマシンにつきましては、計画的に更新することとしており、リースが満了した時点で、使用できるものにつきましては継続して使用することで、市民サービスの向上に努めているところであります。  議員御指摘の更新時期につきましては、機器の利用頻度が以前より高くなっており、また、耐用年数を超えて稼働している器具もあるため、更新時期や設置台数を考慮し、利用者ニーズに応えられるよう検討してまいりたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 砂防河川になっている鳴瀬川についてですけど、市長の答弁では、これまでもそういう要望があったということで、県のほうに要望してきたし、これからも引き続きするということは、これは、後ろのほうで、普通河川や言うたんですよ。普通河川なら市の責任でやらなあかんやろし、護岸の部分については、県がするいうて聞いてるんですけども、こういう改修工事も要望するということは、市としては、これは県の管理ということでよろしいんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 砂防河川につきましては、県の管轄になりますが、この鳴瀬川につきましては、普通河川でもありまして、砂防も指定された河川ということでございまして、砂防指定のない普通河川だけでありましたら、市のほうでの整備ということになるんですが、砂防指定もされてございますので、砂防河川でもあるということから、市のほうでは、県のほうに要望等行ってきているということでございまして、これまでにつきましても、石垣が崩れたところとか、そういったところにつきましては、砂防指定河川であるということで、県にお願いして対応していただいているということでございますので、今後ともそういった要望等は行っていきたいというふうに考えてございます。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 部長が今言われたように、できるだけ、県にしてもらうほうがいいで、これ上げてったんですけど、今言うてたように、護岸につきましては、砂防になってますので、県の責任としてやるのは当たり前なんです。それについて、私は、改修も含めて要望しているのかどうか、それをお聞きしたいんです。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 全体的な改修も、これ当然費用的にかなりの金額になろうかと思いますので、それにつきましても、砂防河川ということで、県のほうでお願いできないかということで要望しているということでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 部長がそういう考えでしたら、いいと思います。私は、ちょっと担当のほうに聞いたら、ここは砂防河川ですので、護岸については県でやりますけど、ここは普通河川になってるから、市がせなあかんようになると回答もらってたんですけど、実は、私も砂防河川いうたら、砂防と、その改修も一体のものやと思う。そこが崩れてったら護岸も崩れてくるんで、そういう一体のものやと私思ってるんで、今、部長が言われたんで、その方向で、ぜひ、強力に進めていただきたいなと思ってます。  次に、田んぼの水汲み上げている実態がある、農水路にできないかというのについては、一時的に、その実態はあるが、普通河川ですので、それはできないという話ですけども、砂防河川にしとったら、同時に利用するには、そういうような複合的な指定というのはできないんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 大黒地域活性化推進担当部長。 ○番外地域活性化推進担当部長(大黒武憲君) 農水路にできないかということですが、砂防指定とされた普通河川ですので、目的が治水上重要な河川となっておりますので、農業用水路にはできないと県からは聞いております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) それでは、次、農地・水保全管理事業に利用ができないかというのは、この改修事業というのは、今、大黒部長が言われたように、2番目で言うた、農水路にできないか、農水路にしとった上で、この改修、この事業をしてもらおう思っとったんですけど、それはできないということになったら、できないと思われますという回答どおりになるんですけども、この補助事業というのは、道路のほう何年か前にやってます。田んぼの道路、国の補助事業で実施してますわね。そのときにこれも一体のものとしてできなかったのかどうか、それお聞きします。 ○議長(釣 昭彦君) 大黒地域活性化推進担当部長
    ○番外地域活性化推進担当部長(大黒武憲君) 補助事業でという事業なんですが、ほ場整備を過去にあの地区をやっております。そのときに、ある程度の整備はされて、それから30年余りたってると思いますが、先ほど言われました農地・水のほうでは、農地や水路を保全するために地域に活動を支援する交付金となっておりますので、地域にお金がおりております、農地・水は。ですからこのような河川改修、先ほど申しましたように、砂防指定もされておりますので、そういう事業では、農地・水ではできないということになります。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 市単独で防災も兼ねてということですが、適切にこれから管理していくという話ですので、さらに普通河川なら、市の責任にできないかというのは、これについても、市長の答弁で、これから管理していくということですので、ありがとうございます。  担当には、自治会長とちょっと相談した上で、自分とこで、本来、地元の掃除するというのはいいことやし、コミュニケーションも住民同士でとれるということやし、そういう作業、ボランティアというんか、そういう性質のものは僕もいいと思ってるんで、できる限りはしたらいいと思ってるんです、僕も。だけども高齢化になって、特に福浦というのは、御承知のように高齢化率が一番高いんですわ、赤穂で。ですから、高齢化率が高い上に70以上、その人よりか全部上やという話あって、それも、その大きい、ここぐらいの葦が生えてるところに入れる人というのは、男やで、限られた人なんですわ。女性の人は、上のほうで、ようさん出とった。そういう意味では、いいことなんで、続けてほしいとは思うんやけども、あそこだけは、どうも無理やな思って、言うてくれてということで、自治会長さんと、勝手に僕、自治会のこと、勝手に、いいことしよるのにやめるようなことは言われないから、どんなんいうたら、僕らも困ってるので、そろそろしてもらったら助かるんです、そういうような声も出てるんですという話があったんで、市長の答弁で勇気づけられました。担当のほうも、それやったら、自治会のほうから、予算要求というのか、要望書出してくれという話で、そういう話はついておりますので、ぜひ実行してあげていただきたいなと思います。  今までどおり、掃除とか何とかするのは、コミュニケーションとりながら、地元がそういうことするというのは、僕も大事だと思っておりますので、この点はどうぞよろしくお願いします。  続きまして、トレーニングの器具はレンタルですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) ランニングマシン等のトレーニング機器につきましてはリースでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 何年契約で、年間何ぼぐらい、5年やったら5年でもいいけども、1年やったら1年単位で、どのぐらいのリース料ですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 現在、ランニングマシンにつきましては、3台リースをしております。3台で、7年リースということで、リースの開始の年度が2017年度から7年リースで対応しております。月額につきましては、月額6万1,560円ということで、リース代となっております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) これ、どのぐらいな耐用年数ですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) トレーニングマシン等の耐用年数でございますが、ランニングマシンといったような有酸素系マシンにつきましては10年ということになっております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) これ1台買ったら何ぼか。それからリース代と比べたら、10年として、修理代別にして、どのぐらいな差があるんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 1台の価格につきましては165万2,400円、税込の価格なんですけれども、それを7年でリースした場合と、それから修理込みで幾らぐらいになるかというところまでは出しておりません。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) そしたら、リース代が1カ月何ぼ言うたかな。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 6万1,000円です。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) リース代6万円いうことですと、今、次長言われたように、1台165万2,000円ということですけども、修理代も含まれてるんですか、6万のうちに。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 修理代は、リースには含まれておりません。指定管理者のほうで修理は行っております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 先ほど、リース3台と言われたんですけども、私、壇上で文書読み上げたときに、今、トレーニングマシン9台ある。9台のうち2台をもう壊れてるんで、2台引き上げたと、ジムから引き上げたんだと。それから、そのうち2台はもう使用中止、それからデータが出るんです。それがもう消えて出ないということなんですけども、リースで3台しかないのに実際動いているのは7台あるんやけど、これはどういうことですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 現在ジムのほうに置いているランニングマシンの台数は7台でございます。そのうち2台は故障しております。実際に現在使用できるものは7台中5台であります。汐江議員がおっしゃいました2台、画面が写らないということですが、これは指定管理のほうに問い合わせしましたところ、そういった事実はないということで、現在5台使用できます。5台のうち、今申し上げました3台が2017年から7年間の期間でリース契約している機械でございまして、残りの2台は2009年から2016年までの間、7年リースで契約していたものがリース切れになっておりまして、その分が使えますので、その分を使っているということでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) このトレーニングマシンだけ言うてもしようがないんだけど、トレーニングマシンというのは、これ適切な配備というのは何台が適切なんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 配備の基準というのは、今のところは設けておりませんが、それはやはり使用頻度とかに応じて、それは指定管理者なり市のほうで協議して、そういった台数は決めていきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 今、先ほど、そう言われた基準がなければ、それ以上言えないんですけども、指定管理が壊れているのをいつまででも置いとって、修理というのは指定管理がするんですけど、限度額がある、50万も100万もするんやったら、なかなかできないやろけども、修理代というのは、30万までは指定管理と心得てるんだけど、指定管理がする修理代というのはどのぐらいですか。どこまでですか、限度。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 修理、修繕につきましては、おっしゃいました1件30万円以内のものでしたら、市と協議をいたしまして、指定管理者が実施するものといたしておりますが、30万円を超えるような修繕は市が実施することといたしております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 今、次長が言われたように、2台の使用中止になってる、張り紙してるのだけやいうて指定管理の人は言うらしいけども、実際には、この所管から実際見にいったんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 担当課のほうが指定管理者のほうに確認したということを聞いております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) それ、私も担当課のほうで聞いたんです。それを聞いたという話ですけども、私は実際、行ったんですわ、現場に。僕は会員でもないし、お金も払ってないので、しませんけども、使用禁止というのは見てる、ナイロンで、シート破れてるのを張り回ってる、あるいは破れたものなど見てるわけですけど、あと2台、これ出えへんのやいうて、僕が乗るわけにいかないから、してる人と、それからトレーナーが言うので、それをもう一回確認する言うてたけど、その担当課の人は。指定管理者が、本当にこれ、見にいって言うてるのか、随分長い間してる、使用禁止だと。1台、今の使用禁止になっているのは、30万要るんですか、要らないんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 現在、使用禁止の張り紙をしている2台の中止分につきましては、修理といいますか、製造年数10年経過いたしまして製造中止となっておりますので、もう代替部品がないということで、これは修理できないということなので、中止という紙を張ったままでしたら紛らわしいので、その2台につきましては、早急にジムのほうから除くようにということで指示をしております。  それから画面が写らないという点につきましては、指定管理者に確認したところ、そういうことはないというお返事でございました。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 私は余り、業者の人を疑いたくないんですけど、指定管理者が言うたままやしに、私らも見にいって、実際見にいってるし、トレーナーにも話を聞き、実際トレーニングしよう人からも話聞いてるので、そういうとこまで言われたら、実際に行って確認せんと、指定管理の指導なんて、あるいは管理なんてできないと思うんですけど、いかがですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) その件につきましては、一度確認いたしまして、そういったことが事実であれば対応したいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) それからコードレスバイク1台も使用禁止になってるんですけど、これも修理代で30万円以上要るんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) その分も製造中止になっている分ですので、もう修理はできないということを聞いております。ですので、修理できないものにつきましては、現場のほうから除くようにということで指導したいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 平成30年度の収支報告書見ましたら、修繕費いうて、確かに約600万円あるんです。実績いうて書いてる。その600万円あったら、小さい修理、シートが破れているのぐらい、さらに張りかえられると思うんだけど、どうもほかの見よったら、ほかのとこで、修理費というの出てるの見られないんですけど。これの評価報告書見たら、自己評価で、このトレーニングジムの正会員は30年度は減ってきたと。だけども、ほかのを含めたら、人数は増えとうと。何で正会員が減るかいうたら、こういう設備を点検修理をきちっとしていかないから、もう増えないんです。それから、見学して、行こうかと思って、1日体験したら、いろんなコースがあるらしいですけども、それ見ても、やっぱり僕の周りの人でも行きよったけど、やめたいうて。修理できないのがたくさんあるということで、トレーニングジム行きよった人もやめたという人もおるで。将来やっぱりいろんな環境整えて、ええこと書いとんや、これ自己評価。これから環境も、その設備も即時に適切に修理して、人を増やしていくと書いてる。今言うたように、してることと言うてることと全然指定管理違うので、そこら辺どうでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) まず、修繕費につきまして、600万円ということなんですけども、この修繕費につきましては、トレーニングジムだけではなく、さまざまな体育館内の機械、空調から機械設備、自動ドアとか、いろんな機械設備とか保守の管理を委託をしておりますので、そういったところの修繕に使う費用が含まれているというところでございます。  それから会員数が実際に30年度と29年度比べますと減っておるんですが、1日当たりというか、全体の利用される日数は増えております。ということから、使用頻度といいますか、そういった需要は高くなってきているものとこちらも認識しているところでございまして、そういった使用する機器につきましては、そういった修繕不能といった機器が出てくることがあるんですけれども、そういったそれぞれの機器の使用頻度とか、それから利用される方々の要望、それらを勘案いたしまして、必要な機器、トレーニングジムに通う人からしまして要望がある機器とか、必要な機器につきましては、今後リース契約を選ぶ際には、そういったリース期間なり、それからリース年数なりを考慮いたしまして、それから設置台数につきましても考慮いたしまして、できる限り利用者のニーズに応えられるような形で今後は検討していきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 月1回に所管の課と、それから、あそこの指定管理者と打ち合わせしてるようですけども、そういうときに、今言ったような、使用禁止になって、もう修理もできない、あるいは交換するようなことは出てこないんですか、指定管理者から。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 今回の定例会議におきまして、7月の定例会議なんですけども、今回おっしゃられましたランニングマシンの不具合につきましては、1台は修理したけれども、1台はまた不具合が生じましたということで、7月の定例会時には報告を受けておりまして、それに対処するようには指導いたしておりますが、9月になっても、それがまだ改善されなかったという結果でございまして、そういった不具合なり、それから、ジムからの要望であったりとか苦情であったりとか、そういうことにつきましては、その定例会議の中で、情報共有をいたしまして、どういった対応をしていったらいいかということは、毎月協議をいたしているところでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 事業評価で、利用者に対して、設備、備品など適切に提供している、自己評価A、所管評価B、それから維持管理のとこで、市民体育館の施設、トレーニングジムだけじゃないんですけど、設備の保守管理を行っているかというと、B、B、どちらもBなんです。  それからもう一つは、協定書に従い、適切に修繕行っている。Aになってるんです。それで所管課がBなんです。そういうようなことで、自己評価割合いいんですわ、みんな。適切に維持管理も行っているということ、僕は見にきてくれいうたことだけしか見てないんですけど、これは、ほかのとこ見たらどうかなというのがあるんです。  ですから今、次長が言われたように、誰でも、職場でもそうですけども、相手の企業等もそうですけども、ある程度信頼関係がなければ、仕事はやっていかれないというのも私も全然理解してないわけじゃないけども、余り信用したら、こういうようなことは、実際に現場起こっているということがあるんで、ましてや赤穂市はスポーツ先進都市を掲げて、いろんなこと取り組んでる、健康管理するため、ジム、市民の人が安い料金で喜んでるから、行きたい人もたくさんおると思うんですわ。なかなかそれに目標に達成できてないというのは、そこら辺に問題があるんじゃないかなと思うんですが、いかがですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 議員おっしられたとおりでございまして、そういったこと、評価につきましては、評価書だけではなくて、そういった毎月開催いたしております定例会議、そういった場を利用いたしまして、さまざまな問題点とか不具合とか、そういうのを共有いたしまして、今後は、それから定例会議、それから随時職員のほうも現場等を、そういった不具合がありましたら、確認に行かせていただきまして、対応していきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) わかりました。これから、そういうものも含めて、今言うたことをこれから生かしていくということですけども、最後に、そしたら、マシンとか、  使用中止になっているやつとか、シートなんかは、いつ更新していただけるんか、それから、どういう手順でやっていこうと思ってる、リースにするんか買うんかどうかも含めてですけども、そこら辺、来年の予算まで待つということないやろな。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) そういったランニングマシン等の更新につきましては、額が高額になることもありますので、実際どれだけ台数が必要かというところ、そこら辺も含めまして、検討させていただきたいと考えております。  それと、シートが破れたとか、それからテープを巻いてるとか、そういった箇所につきましては、早急に対応するように指導しております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 早急に検討してくれるということですけども、利用者も増えているし、頻度は高くなってるんで、磨耗も速いやろということで、検討するということなんですけども、検討だけしてもらったら困るので、実際に具体的にどういうふうにしていくかということが大事なんで、補正予算組んででもやるという気あるんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 現時点では、補正予算で対応するというところまでは考えておりません。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 今のままで、私が言いましたとおり、指定管理者が言うた、2台は、使用禁止が2台、それから画面が写らないのは2台やけども、それを早急に確認して、あと2台修理できるものはすぐしてください。でないと、今言うてる答弁と全然違うんですから、私が行って、トレーナーと、会員の人から聞いたのと、現場で聞いたのとが、トレーナーから聞いたんです。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 現在5台稼働していると聞いておりますので、当面は、もう5台で対応していく必要があると思いますが、そういった画面の不具合につきましては、確認いたします。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) その画面だけやったら、多分30万も要らんと思うんで、1台に。修理早急にさせてくださいな。それとコードレスバイクも1台も使用禁止になってる。あれも30万以上要るの。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 先ほども申し上げましたが、そのコードレスバイクは製造中止になっておりまして、修理できないということでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) あとの画面のを確認して、修理できるものは早急に、それもシートと合わせてやっていただけますか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 画面がつかない状態につきましては、修理対応であれば早急に、そういった事実があれば対応させていただきたいと考えております。  シートにつきましては、修理をさせていただきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 汐江史朗議員。 ○11番(汐江史朗君) 最後になりますが、今、次長に答えていただきましたので、少なくとも検討していただいて、早いこと、会員の人がいつでもどこでも運動できるような、赤穂市はやっておりますので、ぜひ、不便がないように環境を整えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  以上で終わります。 ○議長(釣 昭彦君) 次、16番、前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君)(登壇) 通告に従い、3点質問します。  1点目は、ひきこもりの状態にある方やそのご家族への支援についてです。
     内閣府がことしの3月に発表したひきこもりの高齢化に関する実態調査では、40歳から64歳までのひきこもり当事者の推計人数が約61万人と、40歳未満の約54万人を上回っています。不登校と同様、若年層のイメージが強いひきこもりですが、むしろ中高年の問題だという事実が浮き彫りになりました。  長期間ひきこもっている人が社会復帰をすることは容易ではないと思います。支援については、就労に導く前に当事者やご家族等と連携して居場所をつくり、一人一人に応じた小さな一歩を踏み出せるようにすることが大切であると考えます。  厚生労働省のホームページに、市町村のひきこもり支援の実例が紹介されています。  その一つである岡山県総社市では、ひきこもり支援は社会全体の課題であると位置づけ、平成29年4月にひきこもり支援センターワンタッチを設置し、市社会福祉協議会が受託して実施しています。  生活困窮者支援センター、障害者基幹相談支援センターなどと連携し、横断的な総合相談支援体制が構築されています。空家を活用した居場所も設置されています。  私は、ひきこもり状態の方と暮らす御家族から相談を受け、平成19年6月に社会的ひきこもりと鬱病支援、平成28年6月にひきこもりの社会復帰支援についてを議会で取り上げてきました。  その中で、専用相談窓口やアウトリーチ支援体制の充実、抵抗なく相談できる拠点づくり、ひきこもりサポーターの養成を求めてきました。  ことしの3月には、他市でひきこもり支援に携わってきた方とともに社会福祉課と社会福祉協議会にひきこもりの支援体制の構築、訪問型のひきこもりサポーターの養成、居場所の運営支援の創設を求めました。  誰も孤立することなく、役割を持ちながら、ともに暮らすことができる地域共生社会の実現に向けて、赤穂市においてもひきこもり支援を強力に進めていくときと考えます。  庁内関係所管課や社会福祉協議会初め関係団体が集まり、ひきこもり支援等検討委員会を設置するなどの体制づくり、そして居場所や相談窓口であるひきこもり支援拠点づくり、ひきこもりサポーター養成研修に取り組んでいただきたい。見解をお尋ねします。  2点目は、社会保障制度における行政の情報提供の責務と伴走型支援についてです。  メンタルに問題を抱えており、生活も苦しいと困っている方が、どこに相談したらいいのか、どう相談したらいいのかと悩んでいるとのことで相談があり、寄り添ってゆっくりとお話をお聞きしたところ、社会保障制度の何が受給できるか、支援してもらえる福祉サービスがあるかなど、さまざまな相談や申請を行うに当たって、サポートをお願いしたいとのことでした。  社会保障制度は複雑で、一般市民にとって理解するには困難が伴います。受給資格がありながら、制度の存在や内容を知らなかったために受給の機会を失うことがあってはなりません。  不特定の市民に対しての社会保障制度の情報提供と、市役所に来られての個別での情報提供は区別が生じます。  相談、申請を受ける市役所職員は、制度の周知徹底を図り、窓口における適切な教示等を行う責務があります。相談者が求めていること、該当する可能性のある社会保障制度は何があるのか。小さな声を漏らさず聞き、また、不明な点を尋ねながら特定する必要があります。  困って市役所の窓口に行ったものの、職員による事情や状況の聞き取り不足により、必要な制度にたどり着けなかった。職員が所管外のため、制度の教示をしなかった。職員はわかりやすく説明したが、理解できず、または正確に伝わってなく、申請しなかった。申請が面倒と感じて申請しなかったなど、このようなことはなくさなければなりません。  社会保障制度における行政の情報提供の責務については、どのように考えているのか。また、不特定の市民に対して、社会保障制度の情報提供のために、市役所に福祉なんでも相談窓口を設置し、わかりやすく表示するとともに、市のホームページのトップにも、福祉なんでも相談窓口のバナーを設けてはと考えます。見解をお尋ねします。  そして、当事者による申請主義を乗り越えていくために、相談者が受けることができる制度の申請が完了したかの確認までの伴走型支援が必要と考えます。見解をお尋ねします。  3点目は、教育と福祉の連携による子どもの学習支援の実施についてです。  ことし4月に、改正生活困窮者自立支援法が施行されました。改正法では、任意で行う子どもの学習支援事業を子どもの学習生活支援事業に改め、事業内容に、子どもの生活習慣、育成環境の改善に関する助言や進路選択の相談への対応などが含まれるとしています。  子どもの学習支援は、昨年度で福祉事務所を置く自治体の59%が取り組み、困窮家庭の子ども向けの学習教室を開くなどしてきています。  6月には、改正子どもの貧困対策推進法が成立しました。法の目的や基本理念に子どもの権利の尊重を追加し、ふだんの生活でも子どもたちが健やかに育つ環境が保障されることを掲げています。  また、子どもの貧困対策に関する計画策定の努力義務を市町村に広げることとしています。7月には、赤穂市子ども・子育て会議が開催され、子ども・子育てに関するニーズ調査に加え、子どもの貧困や虐待といった新たな社会問題を見据えて、子どもの生活実態調査も実施されました。  この夏、子どもの学習支援をされている方とさまざまな子どもを取り巻く課題に対して意見交換する機会がありました。  その中で、家庭の環境に左右され、学習に苦手意識を持ってしまう、勉強がわかりたいのに授業についていけない。学校だけでは低学力の子どもたちを救済する手だてが有効に機能していない。家庭の経済的な理由などの家庭環境が子どもたちの学力差を生み出す一つの要因になっている。そういった子どもが多く存在するとのことです。  子どもを取り巻く環境はさまざまでありますが、現在、学校、スクールソーシャルワーカー、福祉関係所管が連携され、さまざまな問題に対応していただいています。さらなる教育と福祉の情報共有、連携強化により、子どもの発達のため、子どもの学習支援に力を入れていただきたい。  生活困窮者自立支援制度に基づいて任意で行う、子どもの学習・生活支援事業や学習がおくれがちな児童生徒を対象に実施する地域未来塾など、いずれも地域人材の御協力による学習支援です。  平成27年第1回定例会での生活困窮世帯への学習支援に関しての公明党の代表質問への答弁では、それぞれの子どもへのかかわりを通して、子ども自身の生活習慣全体を改善することが、その子どもの学力向上につながるものと考えております。そのために教育と福祉がこれまで以上に情報を共有いたしまして連携を図ってまいりたい。退職教員による子どもの学習支援について、活用ができないか、そういった観点で検討してまいりたいと述べられています。  子どもの学習支援の実施に向けて、計画すべきと考えます。見解をお尋ねします。  以上で、壇上からの質問を終わります。 ○議長(釣 昭彦君) 市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) 前川議員の御質問にお答えをいたします。  第1点のひきこもりの状態にある方やそのご家族への支援についてであります。  ひきこもり支援につきましては、国においては、平成30年度から、ひきこもり対策推進事業や生活困窮者自立支援制度において取り組みが強化されるなど、拡充が図られたところであります。  また、本年6月26日には、厚生労働大臣から、「ひきこもりの状態にある方やそのご家族への支援に向けて」というメッセージが発信され、その中で、より相談しやすい体制に整備していくと述べられております。  赤穂市におけるひきこもりの方に対する支援といたしましては、既存の生活困窮者自立相談支援のほか、内容により、各所管部署が関係機関等と連携して対応している状況であります。  議員御提案の庁内関係所管課や関係機関等によるひきこもり支援等検討委員会を設置するなどの体制づくりにつきましては、先日、ひきこもり支援担当者情報交換会を社会福祉協議会の主催により開催したところでございますが、構成メンバーにつきましては、福祉、保健、医療、教育等の関係機関となっており、今後も、これら関係機関の連携強化やひきこもり支援について検討してまいりたいと考えております。  次に、居場所や相談窓口であるひきこもり支援拠点づくりにつきましては、地域活動支援センターや精神科デイケア等がその機能を有しておりますことから、今のところ、これら既存の機関等活用していきたいと考えております。  次に、県が実施しておりますひきこもりサポーター養成研修につきましては、一人でも多くの方に参加していただけるよう周知を図り、ひきこもりに対する理解が深まりますよう努めてまいりたいと考えております。  第2点の社会保障制度における行政の情報提供の責務と伴走型支援についてであります。  社会保障制度には、議員御指摘のとおり、多種多様な制度がありますことから、確実な制度利用につなげるには、行政からの情報提供が重要であると認識しております。  まず、議員御提案の福祉なんでも相談窓口の設置につきましては、現在赤穂市では、高齢者、子ども、障害のある方、生活困窮者などに対応する総合相談窓口をそれぞれ設置し、専門相談に応じております。  また、相談者及び家族等の状況やニーズによっては、関係部署や関係機関等と連携し、対応する対応が既にありますことから、新たな窓口を設置するのではなく、各相談機能の充実強化及び関係機関等の連携強化により、包括的な支援体制を一層充実させていきたいと考えております。  次に、市役所庁舎内の相談窓口の案内表示やホームページにつきましては、市民の方にわかりやすいものとなりますよう、表示方法や、その内容につきまして検討してまいりたいと考えております。  次に、申請完了までの伴走型支援につきましては、福祉サービス等の各種手続の大半において対象者に通知するなど、申請漏れが起こらないように対策を講じるほか、自力での申請に不安がある方については、相談員等が申請窓口に同行したり、他機関との連絡調整を行うなど、確実な申請につながるよう、対応しているところであります。  今後より一層、対象となる方に寄り添った対応に努めてまいりたいと考えております。  第3点の教育と福祉の連携による子どもの学習支援の実施につきましては、教育長のほうからお答えを申し上げます。 ○議長(釣 昭彦君) 教育長。 ○番外教育長(尾上慶昌君)(登壇) 前川議員の御質問にお答えいたします。  第3点の教育と福祉の連携による子どもの学習支援の実施についてであります。  子どもの学習支援につきましては、他市におきまして、国や県の補助金を活用して事業を実施されていることは承知しておりますが、現在のところ、赤穂市におきましては、経済的な理由による学習支援の相談を受けた事例はありません。  しかしながら、平成27年第1回定例会で、公明党代表木下議員より御質問をいただいてから、貧困化等、社会状況の変化してきているところですから、今後、子どもの生活実態調査等の結果を踏まえ、福祉とも緊密に連携しながら、社会的ニーズの把握や地域人材の確保につきまして、引き続き検討してまいりたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君) 再質問します。  1点目のひきこもりの状態にある方やそのご家族への支援についてですけども、この居場所のことについて再度お尋ねしますが、居場所というのは、本当に家庭的な雰囲気のある空家、もしくは部屋を提供してくださる方の家、そういったところが居場所としてはふさわしいのではないかと考えておりますが、この居場所の必要性、また、どういったところが居場所にふさわしいのか、さまざまこれまでも相談受けられているとは思いますが、そういう点も踏まえまして、再度お尋ねをします。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) 現在、ひきこもりの状態にある方への居場所に関しましては、既存の地域活動支援センターなどで行っていただいております。先ほども答弁申し上げましたとおり、当面は、これからの既存の機関、専門的な対応もできますので、こういった既存の機関を支援の拠点、居場所として活用させていただきたいと考えております。  空家等活用した居場所という、これ以外の形態のことに関しましては、今後、ひきこもり支援を検討していく中で、調査研究していきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君) この居場所が家庭的な雰囲気であるということが、ひきこもり状態の方が一歩前に出るために必要ではないかなと、そのように考えております。本当に家庭的な雰囲気の中で、例えばホームごたつがあるとか、本当に自分の部屋のような家庭のような、そういった状況をつくり出す、こういうことが必要ではないかと考えておりますけども、実際に、今一歩もまだ外に出られてない方が、現在行っている居場所に行くのにはハードルがあるんではないかと考えておりまして、そういう空家活用が必要ではないかと思っております。総社市におきましても、そういった空家活用して、居場所づくりをやってるということもありました。  それで、もちろんそういう居場所を設置、今後研究していただけるということですけども、もちろん費用もかかってくると思いますし、そこに携わっていただく方も必要となってくると思いますので、実際にそういう空家を利用して居場所をつくってるようなところ、よく実態を調査をしていただきたいと思っております。  その上で、そういう支援をしてくださる方ももちろんつくっていく必要がありますので、その点におきましては、ひきこもりサポーター養成研修、これが必要となってくると思っております。  これ、実際に今やっているひきこもりサポーター育成研修としましては、平成30年度は、赤穂市の方は誰も受けていらっしゃらないということでありますので、実際にこういったことが知られているのかどうか、もしくは啓蒙、啓発をされたのかどうか、この点についてお尋ねします。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) ひきこもりサポーターの講習の案内につきましては、窓口等にチラシを置くなどといったような形での周知を行っております。しかしながら、御指摘のとおり、チラシを置くだけでは不十分であると思いますので、今後、周知のほうについても充実させていきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君) このひきこもりサポーター育成研修は、これ姫路に行くことになりますけども、できれば赤穂市内で行うことを考えていただきたいと思っております。もしくは、赤穂市版のこういったひきこもりサポーターを養成する、そういった研修も考えてはどうかと思いますが、この点についてはどうでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) 県が行っておりますひきこもりサポーター養成講座につきましては、まだ、始まって間がないということで、県全体を通しましても受講人数のほう、まだ少ないような状況でございます。そういうことがありますので、市のほうで、このサポーター養成講座を要請して開催するということについては、今のところ、まだそういった段階ではないかと考えております。  それから、市独自での養成講座ということですけども、広い意味で、ひきこもりの理解を促進する講座、そういったことにつきましては、赤穂市社会福祉協議会とも連携しながら検討していきたいというふうに考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君) 現在の体制で、ひきこもりの方への、またご家族への支援を行っておりますけども、今までの相談件数で、ひきこもりの実態調査を実施した平成28年度は43件の相談がありまして、29年は6件、30年は1件、これ初回の相談の件数だと思っておりますけども、28年に43件の相談があったんですけども、この方たちがその後どのように、支援を受けて居場所へ行くなり、もしくは部屋から出ていく、また、もしくは就労につく、そういった結果については、どのような状態なんでしょうか。平成28年は43件、その後は6件、1件と減っておりますので、何かそういう支援の効果が出たのではないかということと、あとは、引き続き、その方たちも相談を受けている、こういったケースもあろうかと思いますが、実際に相談を受けてもどうしようと。訪問をしていくのにも人手が足りてない、そういった状況ではないかと思っておりますけども、相談を受けた後、どのような結果になってきたのか。また、相談は受けるけども、こういったことで困っている、実際に訪問していくのにも、それほど頻繁に行けないとか、そういったこともあろうかと思いますので、その点についてはどうでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) ひきこもりの方の健康福祉部で行っております生活困窮者自立相談支援において把握したものの状況でお答えさせていただきたいと思います。  ひきこもりが要因であります相談件数につきましては、4年間、平成27年度から30年度の4年間で66件ありました。  この4年間の状況で御答弁させていただきたいと思うんですけれども、この66人のうち、本人または家族と面談できたのが42人接触ができております。この42人のうち26人につきましては就労に結びつくなど、そういった支援の終結まで至った件数が26人となっております。残り16人については、かかわりを継続しているというところとなっております。  それからひきこもり支援を行うに当たって、課題といたしましては、まずは、ひきこもりである方の把握が非常に困難であるということがあります。それから把握ができても介入困難なケースもございます。また、ひきこもりの状態となった時期や病院がさまざまでありますため、支援やかかわり方もさまざまとなっておりまして、必要な支援の見きわめが難しいというところもありまして、ひきこもりからの脱却まで長期間寄り添う必要が出てくるケースもあるというような状況でございます。  今現在のところにつきましては、生活困窮、自立支援相談の相談員のほうが親身になって対応しているところもありますので、そういったところを活用して対応していきたいというふうに考えておりますが、今後、ひきこもり支援検討会も始まりましたので、そういったところについて、それぞれいろんな課題について検討を進めていきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君) 今後そういう情報交換会とかを通しまして、本当に必要な支援、これをさまざま検討していっていただきたいと思います。  ことしも、このひきこもりサポーター育成研修ありますけども、これ、職員の方とか、もしくは関係部門の方で申し込みをされてる方とかいらっしゃるのかどうか、この把握されてるでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) 私のほうには、そういう話は聞いておりません。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君) 令和元年は9月25日となっておりまして、締め切りされている可能性もありますけども、もし一人でも行ける方が、定員になり次第締め切りますとなっておりますので、行けるんであれば行って、また、その人からいろんな情報をいただきながら、増やしていっていただきたいと思っております。  本当にこのひきこもりに関しましては、なかなか実態がつかめないということもあろうかとは思いますけども、私もいろいろ相談受けます、ご家族の方から。その方から受けて、市役所一緒に来たりもしますけども、本当にそこから、ずっとかかわっていかないと、1回、2回で終わる話ではありませんので、そういうかかわっていただける方を増やさないことには、なかなか解決しがたいと思っておりますし、ことしの3月にも他市でひきこもり支援に携わった方と一緒に市役所も行きました。その方たちのこういう支援が必要だといった声もまた受けていただきまして、一歩でも進むようにお願いをしたいと思います。  次にいきます。  社会保障制度における行政の情報提供の責務と伴走型支援についてですけども、福祉なんでも相談窓口、こういった名前があるほうが、「あっ私少し相談してみようかな」といった、そういう動きになってくるんではないかと思っております。市役所に来られるのが何も相談だけではなく、たくさんの方が来られます。選挙のときには、期日前投票も行って、たくさんの方が来られますけども、そういったときに、福祉なんでも相談窓口、こういった表示があると、「あっ、ここに相談をすればいいんだな」と。もしくはホームページ、スマホからでも見れますので、そういったところにわかりやすく、あることによって、いろいろと相談する方も増えてくるんではないかと思っておりますし、そういう窓口を広げていくということが必要だと思っております。  相談員も福祉なんでも相談員というように、引き受けてくださって、一元的に引き受けてくださって、そこから伴走型支援で専門の窓口につなげていくと、こういったことが必要ではないかと思っております。  なかなかこの伴走型支援におきましても、私は、できるだけ相談を受けると一緒に市役所に来て、窓口2カ所、3カ所でも行きながら、申請が終わるまで、サポートをするようには心がけておりますけども、ある程度、書類がそろわないとできないといったときに、帰っていただいた後、実は、何日間もそのままほうっておいたというようなこともありまして、それに関しましては、時折、電話を入れながら、「じゃあまた一緒に行きましょうか」とか、決心がつかないんであれば、「もう少し話をしてから行きましょうか」とか、そういうようにしてますけども、一つは、福祉なんでも相談窓口、こういったことがあることによって、本当に受給できる方、または福祉サービスを利用できる方が増えると思っております。そこの窓口で受けたことを今度はちゃんと伴走型支援で社会福祉制度の受給や、また福祉サービスを利用する、こういったことにつなげていくべきだと思っておりますけども、今の体制のままよりも、こういう窓口を広くするほうがいいのではないかと思っておりますが、再度お聞きしたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) まず、相談窓口のわかりやすい表示ということにつきましては、今後対応を検討していく必要があると考えております。  それから総合相談窓口、窓口の一元化でありますとか、相談員の一元化といったことにつきましては、この総合相談窓口を設置して、総合に対応できるだけのスキルを持つ職員を配置できて、そして、そこで全てが解決できればよいのですけれども、ケースにより福祉所管以外や市役所以外に関連するようなケースも多くございます。それら全てに対応するには非常に幅の広い知識と高い専門性及び豊富な経験が求められることになってまいりますので、そのような職員を配置することは現実的には不可能であると考えております。中途半端な知識では、かえって市民に迷惑がかかることになります。したがいまして、それぞれの所管がそれぞれの強みを持ち寄って補完し合う包括的・横断的な支援体制により、総合対応をしていきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君) この福祉なんでも相談窓口、もしくは福祉なんでも相談員、これはとりあえずは、そこの窓口に来ていただくと。そして、今の現状としましては、対象者ごとにわたる制度で縦割りされてると思いますけども、どんな相談もそういった窓口、3人いらしたら、そういった3人が受けると。そして、複数の相談機関を渡していくと、伴走していくと。こういったことでありまして、自分が何を相談したいか、どこの窓口に行ったらいいかわからないという方のためにも、大きく福祉なんでも相談窓口ですよといった受け皿が必要なんではないかと。そういった方が来やすいような窓口が必要ではないかということでありまして、専門的な窓口に結びつくための一つの大きな窓口という意味であります。  なかなか一つの所管課で解決するということは難しいと思います。もちろん弁護士相談、司法書士相談、そういったところにいく必要もあろうかと思いますので、でも、そういった相談を受けたからには、その人がどういった申請をすれば生活が楽になっていくか、現状から脱皮できるか、そういったことを見据えて、誰かが、5つある申請を完了したのかどうか、こういったことを確認する必要があろうかとは思います。そういった意味でも、まずは大きく受けて、そして専門的なところで、何カ所への申請が必要かと、それが完了したか。こういったシートをつくっていく必要があるんではないかと思っておりますが、この点どうでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) 今現在も相談内容によって、どの窓口で相談を受けましても、関係機関に確実につながるように体制をとっているところでございます。確かにどうしても縦割り意識というところにつきましては、完全には払拭ができていないところもありますので、こういった縦割りを超える意識というものを持って、どの窓口で相談受けても、確実にその方の支援に、必要な支援につながるように努めてまいりたいと考えております。  それから申請完了までの伴走型支援についてでありますが、各種手続におきまして、申請に不安のある方については、できる限り確実な申請につながるように対応もしておりますし、それから申請保留の方につきましても、催促をするような電話対応するとか、そういったこともありますので、対応はしているところでございます。ただ、その方が今後必要なサービスがまた新たに発生してくるというようなこともあると思います。そういったことにつきましても、相談対応の中で、できるだけ拾い上げて、その人の申請につなげていきたいというふうに考えております。しかしながら、やはりどうしても、その方の状態でありますとか、状況といったものは変化してきますので、該当していく手続も、それに伴い変化してきますので、全て網羅して申請につなげるということにつきましては限界があるかというふうに考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。
    ○16番(前川弘文君) 私も相談受けることよくありますので、できるだけ、こういった伴走型支援を行いながら、そして、各課の窓口にも同行しながら、いろんな申請を行っていきたいと思っております。  今までもそういったようにやってきましたけども、やはりなかなか申請に結びつかない、理解できない、そういったこともありました。そのときには横で聞いておいて、こういうことですよと、わかりやすく説明することもたびたびあります。もちろん耳が少し聞こえづらい方も、また、目が少し見にくい方もいらっしゃいますので、本当に理解ができたかどうか、この確認には、ゆっくりと時間をとりながら行う必要があろうかと思います。  頼るは市役所の窓口でありますので、そういったところで、しっかりと対応していっていただきたいと思いますし、本当に小さな声を漏らさず聞いていただきたいと思います。そういったことが地域共生社会の実現に結びつくと思っておりますので、また、充実のほどよろしくお願いいたします。  3点目にいきます。  教育と福祉の連携による子どもの学習支援の実施ですけども、生活が厳しい、困窮している、そういった家庭の子どもの学習支援、こういったことは、まだ声を聞いてないということだったと思いますけども、私がこの夏に子どもの学習支援をされている方と懇談する機会が、意見交換する機会がありましたけども、実態的にはそういった家庭の子どもがこの学習支援を受けているということでありまして、受け皿さえあれば救うこともできるのではないかなと思っておりますし、それと地域未来塾の場合は、そういった縛りも緩いと思っておりますので、放課後や長期の休みのときにおけます子どもの学習支援、これは取り組む必要があると思っておりますけども、必要性についてはどのようにお考えなのか、お尋ねします。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) そういった学習支援の必要性でございますが、今回、子ども・子育て支援計画を策定するに当たりまして、生活実態調査などの面でもアンケートを行っているところでございます。そこなども出ているところでございますけれども、そういった中で、経済的理由で学習塾に行けないとか、そういったアンケート結果、そういったとこら辺も参考にいたしまして、実際市内にそういったニーズがあるのかどうか、そういった生活実態調査だけではなく、学校とか、それから関係教育機関とか、市内の子どもの接する場所とか、そういったところの声もお聞きしながら、今後、そういった学習支援の面において、どういった支援が必要であるかということにつきましては、今後は検討していかなければならないことだと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君) もちろんその学習支援を行っていただける地域人材の確保、こういったことは必要になってこようかとは思いますけども、実際に行われている方、こういった方たちの意見もいろいろ聞いていただきながら、子ども・子育て会議の中で話し合われることも、それはそれとして、これからの計画に必要なことでありますので、大事なことではありますけども、この実態調査でわからないようなこともあろうかと思います。実際に行われている方もいらっしゃいますので、本当にそういう調査もやっていただきたいと思います。  それと、本当にこの人材確保は、いろんなところで、現職の教員の方が退職されてからでも取り組んでいただけるような、そういう思いを持っていただきたいと思っておりますので、そういった人材確保について、今何かお考えのことあれば、お願いをします。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) そういった教員の人材確保についてでございますけれども、27年に御質問していただいた際には、そういった分を活用について検討したいというようなお答えでございましたけども、現在の状況につきましても、学校のほうでも臨時教員が不足しておりまして、OBの教員につきましても、そういったところで、配置には苦慮しているというところを聞いております。  それから27年度以降、アフタースクール等は拡充していったんですけども、そのときに、指導員となっていただく先生などにつきましても、いろいろお声かけをしたんですけれども、なかなか人材のほうが集まらないというような状況でございますので、そういった教えていただく教員の方の人数といいますか、そういった状況が改善されない限りは、すぐには事業開始ということは難しいと思いますけれども、引き続き、そういったニーズも含めて検討はしていきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君) 退職教員の方だけではなくて、学生なども含めてということと、あと小学生の低学年の場合は、地域の中にも学習支援ができる方もいらっしゃいます。少しでも、そういう学習がおくれがちな児童生徒を対象にする、一つは地域未来塾でありますけども、これは国、県が絡んできますけども、もし、赤穂市独自でもやっていこうというようなことも大事だとは思います。いずれにしろ、地域人材の方にこういったことをやっていきたいという広報をやっていただきたいと思っております。  それから実施場所については、さまざまあろうかと思いますけども、まず、この人材確保が大切でありますので、今から子どもの学習支援に取り組むという姿勢を見せていただくことによって、地域人材も集まってくるのではないかと思っておりますので、その点についてはどうでしょうか。前広に、人材を集めていく方法、この点についてどうでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 議員おっしゃいました、広報の中で、この人材を募集していくというのは、まだ、その事業化もされておりませんので、その点については、ちょっと難しいかなとは思うんですけれども、いろんな機会を捉えまして、そういったニーズとか、それから、そういったボランティアとか、そういったことをしている人材がいるかどうか、その辺は、またこちらとしましても、いろいろな情報をとっていきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 前川弘文議員。 ○16番(前川弘文君) 広報あこうに載せるという意味ではなくて、いろんなところに声をかけながら広報していくということであります。一人の方がいらしたら、その方から声をかけていくと。大体塾で行うのが1時間ぐらいだと思います。そのための準備というのも必要だとは思いますけども、それならやっていこうと。赤穂市の子どものことを考えてやっていこうと、熱い思いを持たれる方もいらっしゃるかと思いますので、声かけとして、広報をお願いをしたいと思います。  以上で終わります。 ○議長(釣 昭彦君) 次、13番 家入時治議員。 ○13番(家入時治君)(登壇) 通告に基づき、質問を行います。  牟礼市長の新体制になり、幹部も若返りました。そのバイタリティーと新しい感覚によるスピーディーな社会の動向に応じた施策の事業の改善、公共施設の改修や修繕など、速やかに行われることを大いに期待しているところです。  それでは質問に入ります。  第1は、スポーツ先進都市を目指してについてであります。  その(1)は、城南野球場の放送設備の更新についてであります。  8月10日、城南野球場スコアボード竣工式典が開催され、鮮やかな電光掲示板表示が参加された皆さんの目を引きつけました。  立派な野球場に見えます。ただ、市のPR動画については、音声がはっきりせず、PR効果は薄れてしまいました。赤穂シティマラソン大会開催時などには、動画でのPRは効果的だと考えます。  一方、野球大会においては、セレモニーや場内アナウンスにおいて、放送の途切れなどが発生し、セレモニーや試合に影響を与えています。  災害時の情報伝達においても間違いやおくれが発生することを危惧しています。また、国旗等の掲揚台には、放送、音楽が届きにくく、スピーカーの追加が必要だと考えています。せっかくの新しいスコアボードが最大限生かされるよう、放送設備の更新を早く実施すべきだと考えますが、市長の見解を伺います。  (2)は、全国大会等出場者激励金の創設についてであります。  赤穂市は、スポーツ都市宣言をしてスポーツ先進都市を目指しています。赤穂市体育協会の努力、スポーツ少年団や中高等学校の部活動、そして関西福祉大学もスポーツに力を入れていますし、壮年の部や障がい者におかれましても熱心に取り組まれ、それぞれの予選を勝ち抜かれて、全国大会等に出場される方々が増えているように感じます。  赤穂市においては、市民が全国大会等への出場やその成績で市長表敬訪問により、市長及び議長から祝い金が贈呈され、激励、お祝いしています。しかし、明確な激励や祝い金の基準がなく、市長の判断に頼っています。  近年は、中学校部活動の減少により、市民が他市のクラブチームに所属し活躍して、全国大会等へ出場することや他市所在の学校から全国大会等へ出場している現実もあります。  そこで、スポーツ先進都市を目指す赤穂市として、全国大会等出場者激励金の創設を行い、個人や団体・在住・在学・在勤、全国・国際大会や世界選手権・オリンピック出場など、明確な基準で激励金を贈呈し、健康で、やりがい、生きがいや夢が持てるまちづくりの施策にしてはどうでしょうか。市長の見解を伺います。  次、質問の第2は、赤穂市犯罪被害者等支援条例の見直しについてであります。  ことし7月18日に発生いたしました京都アニメーション放火殺人事件は、35名もの方がとうとい命を奪われ、34名の方が負傷されました。お亡くなりになられました方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、負傷されました皆様方に心からお見舞いを申し上げます。  突然とうとい命を奪われた方々の御遺族、負傷されました方々やその御家族は、深い憤りを感じておられることと存じます。  当市におきましては、不幸にして犯罪行為により傷害を受けた市民、または、その行為により不慮の死を遂げた市民の遺族を支援することにより、精神的被害の軽減を図ることを目的に、平成18年3月、赤穂市犯罪被害者等支援条例が制定されました。  これまでの13年間、この条例が適用されたことはなかったと認識していますが、京都アニメーション放火殺人事件の報道等を見聞きしますと、被害者の実名を公表するかしないかに関して、メディア対応や親戚等への対応などから、公表の可否が分かれています。  また、殺人、傷害事件加害者に対する民事訴訟や損害賠償請求など、一個人では困難な事態も発生します。ただ単に悲しみだけに対する支援ではなく、総合的な支援が必要ではないかと考えます。  昨年4月1日に施行されました明石市の条例は、手厚い支援内容は画期的だと評価されています。この条例に倣い、赤穂市犯罪被害者等支援条例の見直しをする時期ではないかと思い、3点に絞って質問いたします。  質問の(1)は、目的について、犯罪被害者等が必要とする施策を総合的に推進し、犯罪被害者等が受けた被害の軽減及び回復を図ることへの見直しについて、市長の見解を伺います。  (2)の傷害及び遺族支援金額を、柔軟に対応ができる金額への見直しについてでありますが、犯罪被害者等が労災の対象になる場合や国の支援金給付を受ける場合の給付時期、遺族の人数や経済的状況等により、市の支援金の額を的確に判断できるよう改正してはどうかと考えますが、市長の見解を伺います。  (3)は、犯罪被害者等の回復まで持続的な支援体制の構築と支援に適切に対応できる職員の育成についてであります。  当市では、対象となる被害者等が発生していないため、また、条例における支援の内容が一般的なため、犯罪発生から回復までの支援体制や職員の育成ができていないのではないかと思います。市長の見解を伺います。  質問の第3は、新年交礼会の日程と義士娘の参加について伺います。  まず、質問の(1)として、企業幹部の出席状況と日程変更についてであります。  赤穂市新年交礼会は毎年1月4日に開催されていますが、市内企業等への案内を出しても、企業としての連休中であったり、単身赴任の企業幹部の方々もおられ、出席しにくい状況があります。  新年交礼会は、企業何社に案内し、平均何社が出席されているのか、伺います。  少しでも多くの皆さんに出席していただくために開催日の変更を検討されてはどうかと考えますが、市長の見解を伺います。  質問の(2)は、毎年度義士娘の参加・紹介をについてであります。  昨年度の新年交礼会には、初めて義士娘のお一人が出席され、自己紹介もあり、出席者からは、大変好評でありました。義士娘の活動を目にする機会は義士祭ぐらいで、どんな方が義士娘にかなられたのか知らない方々が大勢いらっしゃいます。  本年度からも、毎年、義士娘に参加してもらい、ステージでの紹介をしていただけるのか、市長の考えを伺います。  以上で、壇上からの質問といたします。 ○議長(釣 昭彦君) 本会議を午後1時まで休憩いたします。(午前11時56分)                   (休   憩) ○議長(釣 昭彦君) 本会議を再開いたします。       (午後1時00分)  市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) 家入議員の御質問にお答えします。  第1点のスポーツ先進都市を目指してであります。  その1の城南野球場の放送設備の更新についてであります。  当該放送設備は、使用時には、音声が途切れるなど支障が生じておりますことは議員御指摘のとおりであり、現在は、指定管理者によりスピーカーやマイク延長コードの取りかえなどで対応しておりますが、根本的な改善には至っておりません。  施設管理者からも改善の要請を伺っており、放送設備の更新が必要であると考えておりますので、今後、城南野球場の施設整備計画を作成した上で、限られた財源の中ではありますが、設備の更新に向け、検討してまいりたいと考えております。  その2の全国大会等出場者激励金の創設についてであります。  本市における市民のスポーツ全国大会等出場者への激励につきましては、個人または団体に対して出場の報告にお越しいただいた際に、お祝い金の贈呈をするとともに、激励しているところでございます。  議員御指摘のとおり、スポーツ先進都市を目指している本市のスポーツ振興を図るため、全国大会等に出場する個人または団体に激励金を交付する奨励制度につきましては、出場選手の活躍は競技スポーツの振興を図るために有意義なものと考えております。つきましては、全国大会等出場者への奨励金制度について、対象者や対象となる大会、激励金の額など、制度設計に向けて検討してまいりたいと考えております。  第2点の赤穂市犯罪被害者等支援条例の見直しについてであります。  その1の目的について。  犯罪被害者等が必要とする施策を総合的に推進し、犯罪被害者等が受けた被害の軽減及び回復を図ることへの見直しについてであります。  本市では、平成18年4月1日に議員提案により、犯罪被害者等支援条例を施行いたしておりますが、その間、国や他の地方自治体の動向も変化しており、議員御指摘のとおり、見直しの時期を迎えていると考えております。  今後、明石市など先進自治体の実例を調査研究いたしまして、見直し等を検討してまいります。  その2の傷害及び遺族支援金額を柔軟に対応できる金額への見直しについてであります。  支援金の額などにつきましても、他の自治体の規定等につきまして、調査・研究をしてまいりたいと考えております。  その3の犯罪被害者等の回復まで持続的な支援体制の構築と支援に適切に対応できる職員の育成についてであります。  支援体制の職員の育成につきましても、他の自治体の支援策や取り組みを参考にしながら検討してまいりたいと考えております。  第3点の新年交礼会の日程と義士娘の参加についてであります。  その1の企業幹部の出席状況と日程変更についてであります。  新年交礼会は、赤穂市、市議会、商工会議所及び自治会連合会の共催により、新年のあいさつを一堂に会して実施するもので、例年1月4日に開催し、企業幹部や各種団体、自治会役員など、約200人に参加をいただいております。  ことし1月の企業等の出席につきましては、商工会議所を通じ、全会員975社に案内し、44社が参加されました。過去5年間の平均は40社であります。  新年交礼会をより意義のある会とするため、一人でも多くの方に参加していただきたいと考えており、来年の開催につきましては、参加しやすい方策について、日程変更も含め、他の共催者と協議してまいります。  その2の毎年度義士娘の参加・紹介をについてであります。  ことし1月の開催では、初めて義士娘に参加を依頼し、自己紹介や懇談などを通じて、参加者へのお披露目を行いました。  来年以降の義士娘の参加につきましても、他の共催者や関係機関と協議してまいりたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) まず、野球場の放送設備についてであります。  スコアボードの更新に当たっては、急遽、牟礼市長から、スピードガンもつけるということで、非常に使っている皆さんにとっても、また、見られておられる皆さんにも喜んでおられまして、感謝したいというふうに思います。  ただ、放送器具については、このすばらしいスコアボードを1億1,000万円の値打ちが同じように感じられる、そのためにも放送設備というのは早く修理をするなり、更新をしてほしいと思うんですけれども、私が知る限りでも5年以上ずっと続いているんですよね、この状態が。  例えば家で掃除機が調子悪くて、動いたり動かなかったりするのを5年も使いますかと、考え方として。やっぱり何回か使ったら、新しいのに変えようとなると思うんです。この放送設備というのを入れかえるのには、大体どれぐらいの費用がかかるというふうに考えておられるのか、お伺いしたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 放送設備につきましては、概算で約360万円の費用がかかるかなというふうに考えてございます。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) 360万円ということですけれども、先ほど私が言いましたように、家計で見れば、500万円の所得のところに3万円の掃除機、故障して買いかえる。所得の0.6%です。3万円が。そうすると、今、360万円と言われましたけども、市の予算から見て、500万円と見たら、200億円に対して0.025%、360万なら、もっと割合としては低いですよね。こういう故障したものをずうっと放ったらかしておくという、いろんな意味で、職員の皆さんも、周りから見て、わかってるんだろうかと。何で改善しないんだろうというふうに思われると思うんですよ。ですから早急にやっていただきたいと思うんですけど、こういったものは、これまでも予算申請というのは、毎年行われてきた上で、財政がないから見送られたのか。担当部署がお金がかかるから、ちょっと待っとこうという判断なのか、どちらなんでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 担当部署といたしましては、これまで野球場につきましては、どうしてもスコアボードのほうに主眼を置いてたというような部分がございまして、この放送設備、これの改修ということについては、そこまで予算的な配慮がなされなかったというのが現実ということでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) そういうことでしたら、先ほど汐江議員も言われてましたけど、故障したものを放っとくって、いつまで放っとくんだということからいけば、12月にでも補正をかけるとか、そういったことをぜひ考えてほしいと思いますし、どうしても12月補正が無理なら、来年度予算には必ず組み込んでいただきたいと思ってるんですが、いかがですか。
    ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 早期実現に向けまして検討していきたいというふうに考えてございますが、実際、こういう事業の中で調整したりということで考えていきたいというふうに思っておりますが、今回12月補正につきましては、財源的には厳しいなというふうに考えているところでございまして、来年度予算につきましても、先ほど市長答弁の中でございましたように、施設整備、全体計画というんですか、計画そのものは持ってございますが、全体の中で予算配分等考えまして、どこの予算を回せるかといったことも検討していきたいというふうに考えてございます。  ただ、現時点におきまして、来年度当初予算で、これについて確保するということにつきましては、現時点では、ちょっと申し上げられない部分ございますので、御理解いただきたいというふうに考えてございます。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) 登壇しての質問の中で、新しい体制になって、皆さん方のスピード感のある事業の運営とか、そういったとこ期待してるんですけども、計画というよりも、故障してるものなんですよ。新しくつくれという話じゃないんです。そこをしっかり考えていただいて、やっぱり故障しているものは復旧するということが、まず大前提でしょ、どこの家においても。そういう点でぜひ、少なくとも来年度予算には組み込みたいという、そういう答弁が欲しいと思うんですけど、いかがですか。 ○議長(釣 昭彦君) 岸本総務部長。 ○番外総務部長(岸本慎一君) 全体の額を見ながら、こちらとしましても、早期に解消すべき課題と考えておりますので、検討してまいりたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) 2番目の全国大会等出場者激励金の創設であります。これについても、非常に前向きに検討するという答弁をいただきました。  先日も市長のほうに表敬訪問された中学生、部活ではなくて、他市のクラブチームで活躍をして全国大会、しかも全国で準優勝するというような結果も残しております。激励金というものをつくって、皆さん方に、市民の皆さんにお知らせをして、赤穂市はこういう取り組みでやってるんで、みんな頑張ってくださいという意思表示をするべきではないかというふうにも思っておりますので、ぜひ同じように、市外で活躍している人も市内で活躍している人も、赤穂市の在住、あるいは赤穂市に通学をしている、赤穂市に働きにきている、こういった人たちも含めて、ぜひ前向きな制度をつくってほしいと思うんですけども、その辺の在住、在勤、在学、こういった点については、どのようにお考えなのか、お伺いします。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 御提案のそういった在勤、それから在学等のスポーツされている方々につきましても対象にするかどうか、そこら辺も含めまして前向きに検討はさせていただきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) 姫路市の全国大会等出場者激励金という制度がありまして、そこはやはり在学して、他市の人でも在学、在勤している人、あるいは市外に出ていってる在住者も含めて激励金というのを出しているということでありますし、ぜひ、今言われましたように、前向きな検討していただいて、それでもって市長表敬もしていただいて、その金額については、市長やあるいは議長から渡していただくというのがいいのではないかと思っておりますので、できるだけ早い制度の成立をお願いしておきます。  次に、犯罪被害者等支援条例でありますけれども、私が一番気になったのが、今回の京都アニメーションの放火殺人事件のいろいろな情報を見聞きして、その中にも赤穂市の出身者の方がおられたということもあります。そういったときに、職員の皆さんがこういった条例というのをどのように見られたり、対象者がいるのかということについて対応されているのかなというのが一番気になったんです。最終的には赤穂市在住ではなかったことで、対象者にはなっておりませんけど、そういった目で、自分ところの条例と照らし合わせて、対応をどうするか。これ、もし赤穂市の人が対象だったら、この条例で対応できる体制と職員の育成ができていたのかと。こういったことを反省する機会じゃなかったかというふうにも思います。これまでの体制とか育成というのはどうだったんでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 松本危機管理監。 ○番外危機管理監(松本守生君) 体制と育成についてでございますが、まず、犯罪被害者支援の窓口になりますのは、当方であります危機管理担当となります。  危機管理担当の職員といたしましては、県が主催します市町村犯罪被害者等の支援関係会議への出席、また赤穂警察で行われております赤穂被害者支援連絡協議会においての研修というのを受けておりますが、体制ということで、支援金の支援につきましては、危機管理のほうで体制としてはできると感じておりますけれども、既存の施策の中にあります他の支援に関しましての体制というのは十分に連絡はとれていないかなというところは、今までに支援を行った実例もないということから感じております。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) 赤穂市の場合は、幸いにして対象者がおられませんでしたけれども、ぜひ、この機会にそういった体制づくり、職員の育成というのを進めてほしいというふうに思います。議員提案で成立した条例でありますけれども、実際に対応していただくのは職員の皆さんでありますので、これを改めて見直すというのも議会で検討して提案するということも可能かと思うんですけど、やはり直接対応していただく職員の皆さんで制度の見直し、条例の見直しをやっていただきたいというふうに思っております。  支援金のところなんですが、現在30万としておりますけれども、壇上でも述べましたように、いろいろその被災された方、被害者になられた方の状況によっては、ちょっと30万では対応できないんじゃないかというようなことも、今回の京都アニメーションの放火殺人事件の情報聞いても感じております。例えば50万円をマックスにして、最低30万から、その条件によって対応するとか、そういったことも考えてはどうかと思いますけども、いかがでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 松本危機管理監。 ○番外危機管理監(松本守生君) 支援金の額につきましても、他市の状況など研究させていただきまして、検討させていただきたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) それでは、3番目の新年交礼会の日程ですけれども、これまで、これについては主催者というのは議会のほうも入っておりますけれども、企業、最初の全部の案内の企業の数が何社だったのか、ちょっとはっきり聞き取れなかったので、これが何社だったのか。そのうちの前回は44社が出席されてるということなんですが、ちょっと最初の全体の案内の数をお伺いいたします。 ○議長(釣 昭彦君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 案内を送っておりますのは、商工会議所を通じて975社でございます。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) それに対する44社、平均40社というのは、どのように感じておられるんでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 数字上の全体の評価でございますが、975分の40ですから、数字としては少ないのかなと思っております。そういう意味では、1社でも、1人でも多くの方に参加しやすい体制づくり、また、見直しなども御意見いただきましたけれども、検討していきたいと、そのように考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) こういった声が私のところに届きまして、1月4日というのは非常に参加しにくいと。こういったことも市長公室のほうなんかも耳に入ってくるんじゃないかと思うんですよ、これまで。今回変わっておられますけれども。そういったところ、状況をやっぱりどうしようとか、改善しようとかいうことは考えられなかったのかなというふうに思うんですね。ずうっともう1月4日、市のスタートの日という、どちらかというと、市が中心で、それに参加される方々を先にどうだろうと考えている部分がなかったんじゃないかと思うんですね。次、来年1月4日というのは、たしか土曜日だと思うんですけれども、そういったこともありますし、ぜひ、前向きに企業の方々が参加されたけども、地元の人たちが参加されないというのもいけませんので、そういったところも十分調査をして、来年から日程を変えていただければなというふうに思っております。  最後の義士娘のところですけれども、これも協議をしてということなんですが、ことしの1月のときに、初めてこういったことをやっていただいたんですけれども、やはり新年の交礼会というようなところで、華やかさもありますし、義士娘の皆さんをぜひ披露するという場では、非常にいい場ではないかというふうに思っておりますので、この辺の協議というのが、そんな大きな協議は必要ないんじゃないかなと思うんです。市と議会と観光関係の観光協会とかいうところですから、簡単に決めれるんではないかと思うんですけれども、早く決めてあげないと、これ義士娘の方も正月のことですから、いろんな予定もあろうかと思います。まだ義士娘、新しい義士娘が決まっておりませんけれども、大体いつごろまでに決定しようという考えなのかお伺いいたします。 ○議長(釣 昭彦君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 義士娘の参加につきましては、市長公室、市としましても働きかけていきたいという考えを持っておりますけれども、最終的には観光協会なりに御相談して決定していくものでございまして、いつまでにということではなく、打診はしていきたいと思ってます。 ○議長(釣 昭彦君) 家入時治議員。 ○13番(家入時治君) そのいつまでということよりも、要は来年の1月の新年交礼会、これにはきちっと間に合うような日程で調整をするということなんでしょうか。そういう意味で、私はいつまでという、一年かけて、再来年からとかじゃなくて、来年からも、ことし同様継続をしてほしいという要望ですから、そのあたりはどうなんでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 御提案の趣旨も踏まえまして、来年1月の参加について打診をしていきたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 次、14番 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君)(登壇) 通告に従い、以下の2点につき御質問します。  1.成年年齢引き下げに伴う消費者の責任と成人式の実施についてお伺いします。  成年年齢が2022年4月から、現行の20歳から18歳に引き下げられます。約140年ぶりに成年の定義が見直されることで、市民の暮らしがどのように変わり、市民の暮らしにどのような影響がもたらされるのか、今から心構えをしておく必要があると考え、御質問します。  明治時代からきょうまで約140年間、日本での成年年齢は20歳と民法で定められていました。この民法が改正され、2022年4月1日から18歳に変わります。  これによって、2022年4月1日、18歳、19歳の方々は2022年4月1日に新成人となります。  こうした中、市民生活に関する基本法である民法でも、18歳以上を大人として扱うのが適当かなど議論がなされ、成年年齢が18歳に引き下げられることになりました。  (1)消費者被害の拡大が懸念されますが、どのような対策をお考えでしょうか、お伺いします。  成年に達すると、親の同意がなくても、自分で契約ができるようになりますが、今回の成年年齢の引き下げと同じく、民法に定められる未成年者取消権も同様に引き下げることとなり、従来、法律で守られていた18歳、19歳の方においては、契約などの法律行為を行うのも、みずからにおいて、その責任を負わなくてはならなくなりました。  しかしながら、契約ルールなど、近年複雑化しており、社会経験に乏しい世代が的確に対応できるはずもなく、知識がないまま契約を交わすとトラブルに巻き込まれる可能性があります。  また、保護がなくなったばかりの成年を狙い撃ちにする悪質な業者も想定され、そうした消費者トラブルに遭わないためには、学生である中・高生のうちから、契約に関する知識を学ぶ必要があるのではないでしょうか。  そこで御質問します。  (2)高校生・中学生の啓蒙活動については、どのようにお考えでしょうか。お伺いします。  成人式の時期やあり方に関しては、法律による決まりはなく、各自治体の判断で実施されており、多くの自治体は、1月の成人の日前後に開催され、その年度に20歳になる人を対象にしています。  成年年齢が18歳に引き下げられた後、対象は18歳に変わるのか、変わった場合は、高校3年生の1月は受験シーズンに実施していくのか、施行後初となる2022年度の成人式は、18歳、19歳、20歳の3世代同時に実施するのかということも考えられます。18歳が成人式の対象になれば、大半は高校3年生で迎えることになります。女性が成人式を迎えることは、大きな節目であり、御両親を初め多くの親族の方が振りそで姿を楽しみに待っておられると思います。  本来、成人の日は、大学受験が本格化することもあり、18歳で行うことが適当かどうか、議論が必要であると思います。  (3)成人式の実施時期と対象年齢についてお伺いします。  30代をどう生きたかで、人生は決まるとも言われています。そもそも成人式は、戦後間もない1946年に埼玉県蕨市で行われましたのが最初と言われています。戦後日本に元気がなくなっているときに、日本に活気をもたらし、復興へと導くのが若者だという思いから成人式が始まりました。  そんな意義で始められた成人式ですが、近年では参加者の意識は変化して、同窓会のような感覚で参加する者も少なくない状況です。20歳で行う成人式は社会経験も少ない成人の集まりです。だからこそ、社会経験をして、人生の難しさや楽しさを知って、社会的成人となった30歳の節目にもう一度集まり、どうしたらもっと幸せになれるのか、どうしたら人を幸せにできるのかといったことなど、仲間達と人生を見直す機会であり、また、その場所が男女の出会いのチャンスになれば、30代の人生ももっと充実するのではないでしょうか。  近隣市、三木市、三田市では、三十路式典実行委員会が、自分たちができる恩返しを掲げて、2019年2月10日、第5回目を開催しています。単なるお祝いの場を企画するのではなく、地元で行われる催事に参加し、地域コミュニティに加わることで、地元の活性化の手助けだけではなく、若者へ魅力発信するなど、精力的な活動へとつなげていってます。  (4)30歳での成人式を試み男女の出会いに繋げる取り組みとして考えられないのか、お伺いします。  2.市民病院の経営改善についてお伺いします。  去る7月23日、北海道砂川市市民病院へ経営改革と運営について、政翔会から視察に行きました。また、7月25日、高砂市で、高砂市民病院の今後の展望をテーマとした城西大学経営学部伊関教授の講演を聞くことができました。  砂川市民病院は、人口減少による患者数減少は避けられず、他の医療圏の流出を食いとめるために、急性期相当の患者を受け入れるべく、医療機器の強化を図っておりました。何よりも、外部環境分析、財務分析、診療機能分析を行い、そこから見えたものはスタッフを大事にすることだそうです。スタッフの満足度を高めることにより、離職率が低下し、個々の能力向上につながり、それが患者への満足度向上につながっていき、病院の評価も上がっていくという取り組みを行っていました。  最初に、大変厳しい病院経営が続いていますが、平成30年度の決算書のキャッシュフロー計算書によると、一時借入金8億5,000万円となっておりましたが、支払う目途があるから、一時借り入れたと思います。その内容をお尋ねします。  (1)一時借入金の返済は目途がついてるのか、お伺いします。  まずは、赤穂市市民病院においては、スタッフの確保に取り組んでいかねばなりません。もちろん、日々奔走されていることは存じていますが、常勤医が不足している診療科が見受けられます。  そこで、医師確保のための新たな手段として、ガバメントクラウドファンディングを活用できませんか。  ガバメントクラウドファンディングは、行政が主導で行い、赤穂市クラウドファンディング応援事業は公共団体以外の団体、人が活用できます。赤穂市では、平成30年9月からこれまでに7件の実例があります。  (2)資金調達ガバメントクラウドファンディングを考えられないか、お伺いします。  現在、令和4年前半期開院予定であります県立姫路循環器病センターと製鉄記念広畑病院を統合・再編し、JR赤穂駅東に県立はりま姫路総合医療センターの設置を進めています。  この病院を筆頭に、姫路赤十字病院、独立行政法人国立病院機構姫路医療センターなどの療養施設としての受け皿とすることで、赤穂市民病院の利用者の増が図られるのではないかと考えますが、見解をお伺いします。  (3)県外・市外大手病院の受け皿としての考え方についてお伺いします。  城西大学経済学部伊関教授の講演から、近年では、大部屋より個室を好む患者さんが増えているそうであり、4人部屋を2つ割りにして、個室を2つつくるように模様がえをし、個室代を徴収することも可能であり、ベッドの稼働率の向上につながるそうであると学びました。  (4)病室を4人部屋から2人部屋にできないか、お伺いします。  四、五年前に病院関係者から、医療と観光をセットにする考えを教えていただきました経緯があります。  当時は、その内容が理解できず、今まで引きずってきましたが、今や関西空港にインバウンド向けの人間ドックを勧める医療機関もあるなど、医療と観光は当たり前のように行われています。市外の方が赤穂市民病院で1日人間ドック、通常の人間ドックを受診された方に義士祭の桟敷席を優先で配布するとか、赤穂温泉入浴券を配布するなど、観光と医療をコラボすることで、市民病院の利用者増、また、赤穂市のにぎわいづくりにも寄与できると考えます。  (5)医療と観光のコラボは考えられないか、お伺いします。  以上で、壇上からの質問を終わります。  市長の誠意ある御答弁を期待します。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内議員、ちょっと確認させてください。  通告で、2番目の(2)が質問されましたでしょうか。市民病院の、順番が。 ○14番(竹内友江君)(登壇) ただいま質問しましたが、通告と間違っておりますけれども、通告どおりに質問させていただきます。 ○議長(釣 昭彦君) 市長に通告どおりの答弁でお願いいたします。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) 竹内議員の御質問にお答えをいたします。  第1点の成年年齢引き下げに伴う消費者の責任と成人式の実施についてであります。  その1の消費者被害の拡大が懸念されるが、どのような対策を考えているのかについてであります。  18歳、19歳の若者は、これまで未成年者取消権により保護されておりましたが、これら若者への消費者被害を防止するために、今後、広報や市ホームページ、地域への出前講座などを通じて、消費生活センターから情報発信を行うとともに、万が一に被害が生じた際の消費生活相談窓口の周知にも努めてまいります。  また、社会生活上の経験不足を不当に利用した勧誘行為等に対し、取消権を付与する等の改正消費者契約法が本年6月に施行されるなど、国において制度整備が行われたところでありますので、その内容を的確に把握し、相談対応に生かしてまいりたいと考えております。  その2の高校生・中学生への啓蒙活動についてのうち、高校生の啓蒙活動についてであります。  消費者教育につきましては、家庭、地域社会、学校等で、さまざまなライフステージに応じました教育の場を活用することが望ましく、まずは家庭の中で、日ごろから契約に関するルールや基礎知識等について話し合っていただくことが効果的であると考えております。  また、地域社会においては、消費生活センターや消費者団体等が連携して、消費者教育に取り組むことが求められており、昨年9月には、本市消費者協会を含む兵庫県消費者団体連絡協議会が西播磨地域の9つの高等学校と兵庫消費者教育応援協定を締結し、若年者の消費者問題への意識啓発、次世代の消費者教育、学習を効果的に推進することとなっております。今後も、こうした消費者団体と連携し、高校生の啓発にも努めてまいりたいと考えております。  その4の30歳での成人式を試み男女の出会いに繋げる取り組みとして考えられないかについてであります。  赤穂市成人祝賀式は、大人になったことを自覚し、社会的に自立した一人の人間として、みずから生き抜こうとする新成人を祝い、励ますことを目的として実施いたしております。したがいまして、男女の出会いにつなげることを目的として、30歳を対象とした成人式を現在実施する考えはありません。  第2点の市民病院の経営改善についてであります。  その1の一時借入金の返済は目途がついているかについてであります。  市民病院は、平成30年度末において、8億5,000万円の一時借入金を計上しておりますが、本年4月以降、患者数の若干の増加が認められるものの、依然として現金収入の大幅な改善は認められない状況であり、さらなる借り入れも予定していることから、本年度中に一時借入金を返済することは極めて困難であると考えております。  その2の県外・市外大手病院への受け皿としての考え方についてであります。  市民病院は、地域中核病院として患者様を受け入れて、急性期医療を行っておりますが、対応が困難な場合には、姫路、神戸、岡山等の医療機関に紹介し、目的の治療が達成した後には、逆紹介患者として再度受け入れを行っております。  その受け皿の一つとして、在宅復帰を支援することを主な目的として、地域包括ケア病棟を設置しております。
     姫路市内の姫路赤十字病院、姫路医療センター等の医療機関とは常に連携を図っており、さらには令和4年に開院予定の(仮称)県立はりま姫路総合医療センターとも連携していくよう進めてまいります。  今後、姫路地域を中核とした医療が進められていくことが予想されますが、市民病院については、赤穂準圏域の中核病院として急性期医療を担い、市外の医療機関からの在宅復帰を目指す患者様の受け入れにも努めたいと考えております。  その3の資金調達の手段として、ガバメントクラウドファンディングを考えられないかについてであります。  病院事業に必要な運営資金につきましては、診療費のほか、公立病院の使命である救急医療や高度医療などの不採算医療の提供により、資金不足が生じる場合には一般会計で負担することとなっております。  一方、ガバメントクラウドファンディングにつきましては、あくまでも特定目的のための一時的なものであることから、医師の確保に要する費用など、病院事業運営のために必要な資金の永続的かつ安定的な確保のために活用することは難しいと考えております。  その4の病室を4人部屋から2人部屋にできないかについてであります。  現在、市民病院では、経営改善に向けて入院患者増に取り組んでいるところであります。  4人部屋を2つに割り、2つの個室をつくることは、稼働できる許可病床数を減少されることとなることから、入院患者増に取り組んでいる現段階では、4人部屋の2名による個室料は考えておりません。  その5の医療と観光のコラボは考えられないかについてであります。  健診センターの人間ドックを受診された方について、義士祭の桟敷席を提供することや赤穂温泉入浴券を提供することにつきましては、関係者との意見調整が必要であります。また、どちらも有料のサービスであり、受診者様に御負担いただくかどうかなどにつきましても課題が多いことから、今後、調査研究してまいりたいと考えております。  第1点のその2の高校生・中学生の啓蒙活動についてのうち、中学生の啓蒙活動及びその3の成人式の実施時期と対象年齢につきましては、教育長のほうからお答えを申し上げます。 ○議長(釣 昭彦君) 教育長。 ○番外教育長(尾上慶昌君)(登壇) 竹内議員の御質問にお答えいたします。  第1点の成年年齢引き下げに伴う消費者の責任と成人式の実施についてであります。  その2の高校生・中学生への啓蒙活動についてであります。  中学生への啓蒙活動につきましては、教科である技術・家庭の家庭分野において、売買契約の仕組み、消費者被害の背景とその対応などが学習内容として明記されております。  授業におきましては、身近な消費行動と関連した消費者被害やクレジットなどの三者間契約も取り上げて具体的な学習が展開されており、引き続き、自立した消費者としての素地を養う教育を推進してまいります。  その3の成人式の実施時期と対象年齢についてであります。  令和元年6月の法務省による「成年年齢引下げ後の成人式の実施に関する調査」等によれば、多くの市町において、成人式の対象年齢を従来どおりの20歳とし、1月に実施するという結果が出ております。  本市におきましても、成人祝賀会の対象年齢と実施時期につきましては、従来どおり20歳を対象として1月に実施する方向で検討してまいりたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) 再質問させていただきます。  最初に、先ほど教育長から、中学生のその2の中学生のことについてですが、教科で、技術・家庭で実質的な勉強学んでいると御答弁いただきました。それはいいんですけれども、姫路市では、直接弁護士が実際の書類を持ってきて、学生に見せて、それで直接学んでいるというケースがあるんです。そういうふうに、ただ、こういうことがありますよいうて、机上の空論ではなく、実際消費者とかかわっている人たちに民間委託して学ぶという方法もどうかなと思うんですけれども、幼い、まだ成熟しない子どもたちが大きな被害に遭うということも早く見つけてあげたいわけです。まして、今、スマホの中で、どんな犯罪が潜んでいるかわからないので、そういうところ、もう一度御答弁ください。 ○議長(釣 昭彦君) 藤本教育次長。 ○番外教育次長(藤本浩士君) 先ほど、姫路市の例等も議員のほうからお話がありましたが、現在、赤穂市では、そういう弁護士を交えてというようなところはやっておりませんけども、教科書に出てくるのも踏まえ、また、スマホ等の話も今ございましたが、生徒指導との関係で、どこの小中学校も特にスマホについては低学年から、中学生はもとより、小学校の低学年から保護者交えての、警察も交えての研修会をもう既に行っておりますので、そういうものも含めて、啓蒙活動ということで、これからも行っていきたいというふうに考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) くれぐれも被害に遭わないように、教職員と保護者が一体になって守っていってほしいと思っております。  成人式ですが、先ほど、従来どおり20歳として1月ごろに成人式を行うという、それはありがたいことなんですが、これは、従来どおりに成人式を行いますよというようなことをよく対象者に届くように、周知徹底してほしいんですよ。その周知徹底する方法をどういうふうに考えておられるのか、お聞きします。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) 成人式の実施の時期のことについてなんですけれども、実際に20歳で、それから1月に実施するという、この決定時期は、まだ未定でございますが、するにいたしましても、例えば実行委員会の立ち上げ等とか、それから対象となる方への成人式のための準備等もございますので、そういったことから、適切な時期に、それに間に合うような時期に決定いたしまして、周知のほうも、また広報等で図っていきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) 本当にその時期というのは大事なんですよね。特に女性というのは着物着ますので、前もって、1年前から予約するとか、レンタルを予約するとか、本当に事細かい準備が要りますので、くれぐれも手おくれのないように、早目早目に周知徹底していただきたいと思います。  それでは、病院経営について、一時借入金の返済の目途がついているのかについて、今年度中に返すのが難しいという御答弁いただいたんです。そしたら、これどういうふうになさるんですか。  お医者さんも7人ほど増えたんだけれども、現金収入が目に見えて増えてないというふうな御答弁なんですけれども、この8億5,000万円の返済をどういうふうにお考えなのか、御答弁いただきます。 ○議長(釣 昭彦君) 長坂病院事務局長。 ○番外病院事務局長(長坂幸則君) 先ほど御答弁をさせていただいてますように、一時借入金については、今のところ、本年度中に返済する目途はついておりません。ただ、それを返済するために、当院といたしましても、コンサル等を導入いたしまして、入院患者数、外来患者数の増を図っていきますとともに、経費のさらなる節減に努めておりますので、今後、経営改善を行っていくことにより、少しでもその金額を返済できるよう、また、その金額を増やさないよう努めてまいりたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) 先ほどの御答弁、答弁ではないと私思うんですけど。コンサルに依頼して入院患者が増えて、外来も増えてるって、じゃあそれは8億5,000万に到達する金額ですか。私、ここを聞いてるんですよ。少しずつ増えてるって、努力されている部分はわかるんですけれども、返せなかったら、来年、また8億5,000万どこかで借りてくるわけですよね。どこかでけじめをつけないけないときが来るのではないですか。いつまでもいつまでも、こういうことはできない。来年度になったら、急に患者様が今701人の外来が760人ほど、これが従来の1,200ほどに増えるということもないだろうし、こういうふうなことを局長さんもう少し、お答えできないんだろうと思うんですけれども、どういうふうに返せなかったときにはどうされるつもりなんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 長坂病院事務局長。 ○番外病院事務局長(長坂幸則君) 先ほど申しましたことに関しましては、あくまでも病院としては経営改善を図って、少しでも赤字を出さないように、医業収益を上げるようにすることが使命だと思っております。そうすることが改善につながるものというふうに思っておりますので、そう御理解いただけないかと思います。ただ、この状況が来年度に至っても続くということを想定しますと、病院としても、今後どうあるべきかというところを病院としてもいろいろ調査研究しているところでありまして、その時々の状況に合わせて、病院としては対応していきたいというふうには考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) これ以上質疑しても、苦しい御答弁になりますので、これはまた、本当に真剣に市長部局を交えて、市長も今後どうするかということを、病院側は、もう本当にみんなが一丸となって病院経営よくしようという気持ちはよくわかります。この間行ったときでも、本当に患者さん対応、救急車で2回運ばれた人に同席したときに、本当に職員が丁寧に対応してました。これだけ丁寧に対応してくださる病院なんだということを、私たちの誇れる市民病院なんだということ、本当に認識したわけなんです。何とかもとの赤穂市民病院に戻すように、みんなで知恵を絞って頑張っていきたいと思うんです。  それで、一時借入金はこれでいいです。  先ほど、4人部屋を2つの個室にはどうかという質問をさせていただきましたが、これは非常に県からのベッド数があって、ペナルティーが来ると市長答弁がありましたけれども、私は全部を、4人部屋全部を2つに区切って、2つの個室にしなさいというわけじゃないんです。県からペナルティーが来ると言われるけれども、やっぱり患者さんが利用してくれないと、これどうも意味がないわけなんです。  近年は、伊関教授は、大部屋よりか個室を好む傾向にあるので、これは教授が教えてくれたんですよ。4人部屋を半分に切って、1人ずつの個室にしたら個室料もいただけるし、また、無料にもしたらいいわけなんです。それを実験的にしたらどうですかと。4つの部屋を例えば、まず最初、1つだけでもしてみたらどうですかという、私の提案なんです。どうです、全部せえという意味じゃないんですよ、御答弁ください。 ○議長(釣 昭彦君) 長坂病院事務局長。 ○番外病院事務局長(長坂幸則君) 先ほど言われました県からのペナルティーというのは、特に4人部屋を2人部屋にすることによって発生するということはございません。  答弁でも申し上げておりますように、今、当院では、入院患者を増やすべく職員一丸となって努力しておりますので、今の病床数360床につきまして、4人部屋を2人部屋にするということは、当然許可病床数を減らすということになりますので、そういったことで、入院の受け入れができないということをしたくありませんので、今のような形を継続したいというふうに思っております。  また、許可病床を減らすということにつきましては、当然交付税の算定対象となっておりますので、そちらの部分の金額が減ることと、部屋等を改造して2つの部屋に分けることとの費用等を考えますと、今の経営状況から鑑みて、今の病床数を継続することがベストではないかというふうに思っております。  試験的に4人部屋を2人部屋にということもおっしゃいましたが、許可病床の関係上、返納しない限りは、そちらの病床数を勝手に当院のほうで変更するということは許されておりませんので、その点については、できかねることだと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) これ、4人部屋を2人にしたらいいというのは、私が思いついてしたわけじゃないんです。これ壇上でも申しましたが、私が高砂市民病院の「今後の展望」というところに来た教授がそういうふうに、あのとき、議員連盟の議員たちがその伊関教授を呼んでたわけなんです。そのときに本当部屋いっぱいで、120人ぐらいの人が、もちろん高砂市民病院関係の人、職員の人、加古川からも、もちろん私も行きましたけれども、そういうところで公的に講演されたわけなんです。不可能だったら、そんなこと言われないはずなんですよ。交付税の対象にもなるということをおっしゃいましたが、教授だったら、そんな十分知ってるはずなんですよ。今360床ありますが、これ満床で稼働率って、この360床の稼働率って、一体幾らぐらいなんですか。ベッドの稼働率というのは。 ○議長(釣 昭彦君) 長坂病院事務局長。 ○番外病院事務局長(長坂幸則君) 今現在の稼働率は、その日によって違ってはきますが、50から60の間で稼働いたしております。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) 稼働率が50から60で、かなり空いてるということですよね。ベッドが。そしたら個室にした場合、入りたいという、4人部屋だったら嫌だけども、個室のほうへ入りたいという患者さんのニーズがあるというふうに、講演なさったから、私はこのたびここで一般質問をさせてもらったわけですが、赤穂市の市民病院としては、それが無理だということなんですね。 ○議長(釣 昭彦君) 長坂病院事務局長。 ○番外病院事務局長(長坂幸則君) 当院の個室に関しましては、2人部屋を1人で御利用いただいて、個室的に御利用いただいたりとかいうことで対応しておりまして、その状況が今のところ満床状態ではありませんので、あえて4人部屋を個室仕様にするというところにつきましては、先ほど言いましたように、許可病床の関係、あと費用の関係等々ございますので、考えてはおりません。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) じゃあ次に資金調達のガバメントクラウドファンディングについてお伺いします。  先ほど市長答弁は、クラウドファンディングというのは一時的なものというふうに捉まえていらっしゃるようなんですけれども、クラウドファンディングやったら、ふるさと納税とよく似たシステムであるわけなんですよね。一時的なもののようですけれども、広く全国から支援していただいたお金はプールもできるわけなんですね。今まで私が議員にならせていただいて、よく質問したときに、財力がないから難しいというような意見をよく御答弁いただいたんです。このたびでしたら、広く市民、あるいは市外、また日本の人から支援していただくというシステムを提案しているわけです。お金を。だから、もう一度こういうようなところ、一時的なものだから難しいんじゃなしに、一時的なものだから取り組むという方法はないんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 長坂病院事務局長。 ○番外病院事務局長(長坂幸則君) 一時的なものといいますか、現在、職員費であったりとか、給与費等に一時的に充てるということに関してガバメントクラウドファンディングというのは実施がいろいろと課題が多いというふうに考えておりまして、一時的でない、例えば医療機器であったりとか、固定のものに関してガバメントクラウドファンディングをするということに関しては可能ではないかとは考えております。ただ、相手方がそういうプールをして、給与費としてクラウドファンディングをした段階で、例えば50万しか集まりませんでしたという金額を何年もそれをプールして、目指す金額を1,000万なら1,000万まで到達するまで、それを人件費に充てるために持っておけるのかということになりますと、なかなかそういったわけにはいかないのではないかというふうに考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) これ、ネットなんかで見れば、クラウドファンディングはたくさんあるわけなんです。ただ、このガバメントクラウドファンディングって、なかなか指定している自治体がないわけなんですけれども、難しいというんじゃなくて、やってみようという気持ちがないんですかね。難しい、何がそんなに難しいんですかね。例えば上限を決めますね、それに到達しなかったら、支援者に返す方法だってあるわけなんですよ。プールするって、例えば1,000万までプールするというんじゃなくて、仮に上限を500万にしますよね。それで50万しか集まらなかった。それをどうするかといったときには、最初の取り決めるときに、じゃあ50万しか集まらないから、本当に申しわけないことしましたといって支援者にお返しする方法だってあるわけなんですよ。  局長、ここ思い切って、こういうような方法をとってみて、そして、少しでも赤穂市民病院が元気になる方法を考えて、赤穂市民病院が元気になる方法を考えて質問させてもらっているわけなんですよね。難しいかもしれませんけども、皆さんは、行政のプロですからね。難しいことをいかにクリアするというのが行政マンの仕事だと私思うんですよ。単に難しいという御答弁では、余りにもちょっと私質問するのに寂しい思いがするんですけど、もう一度御答弁願います。 ○議長(釣 昭彦君) 長坂病院事務局長。 ○番外病院事務局長(長坂幸則君) 難しいという表現をいたしましたが、課題がたくさんあるというふうに考えております。そういうガバメントクラウドファンディング、いろんなところでやられてはいますが、人件費に係る部分等々ですと、やはり公立病院ではなくて、民間病院のほうでそういった形でやっている事例も拝見いたしました。今後、調査研究等させていただきまして、前向きには考えていきたいとは思いますが、なかなか、先ほどから答弁させていただいてますように、人件費に係る部分であったりとか、給与費に係る部分というのは、非常に課題も多く抱えていることと認識しておりますので、そういう一時的な医療機器とか、そういったことも合わせて、病院を少しでも元気になるように考えてはいきたいとは思います。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) 次、県外・市外からの大手病院の受け皿としての考え方なんです。これも先ほど答弁から、地域包括ケアセンターの病床を持ってるというふうに言われたんですけれども、これもしつこく言いますが、高砂市民病院が非常に患者様が少なくて、赤字経営でどうしようかというとこより、伊関教授が来て講演されたわけです。高砂市民病院は、加古川市民病院と神鋼病院とが合併して大きな病院になったわけなんです。そこの受け皿として、高砂市民病院は、その受け皿として、高砂市民病院の患者様の増加を図っていこうという狙いを持っているわけなんです。それを私は赤穂バージョンに変えて質問させてもらったわけなんです。  まだ、そこの県立はりま姫路総合医療センターは、令和4年なので、まだ時期がありますので、極力そこからの患者様も赤穂市民病院に来ていただくように、これ努力していただきたいと思います。これは答弁要りません。  それから、観光と医療をコラボにしたらどうかという、この答弁で、先ほど、相手様もあることだし、お金もかかるので、相手様との調整が必要だという御答弁いただいたんですよね。これも壇上で申しましたように、インバウンドなんか、沖縄なんかも本当にインバウンドの人たちを沖縄観光に来てお帰りになるときには、人間ドックの結果がお示しできますよと、非常に好評だし、焦げつきも少ないというふうな話を聞いております。  そういうので、観光と医療とは本当にセットで考えていったらいいと思って、私は、ここに質問させてもらったんです。赤穂温泉でも、また義士祭の桟敷席なんかでしたら、行政でしょ。赤穂市役所の行政がしておりますので、例えば赤穂市民病院が義士祭の桟敷席を例えば30席プールしておくという方法もあると思うんです。頭から、これは難しいといっていただくのは、ちょっと調査研究が足りないんじゃないかなと思うんですけども、まず、第一に義士祭の桟敷席はどうか。市民病院が前もって、20席とか30席プールしていって、そういう考えはできないかどうか、お答えください。 ○議長(釣 昭彦君) 長坂病院事務局長。 ○番外病院事務局長(長坂幸則君) 義士祭の桟敷席につきましては、病院のほうからも、担当のほうに確認をさせていただきました。非常に人気がある場所ということで、抽せん等も行っているということで、そこを実際その日に来ていただけるかどうかもわからない患者様、受診者の方のために席を抑えるというのは、非常にそこに応募いただいている方々に対して申しわけがないのではないかなという意味で、難しいという言い方をさせていただきました。そういうふうな形で、桟敷席につきましては、考えておりません。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) ちょっと齟齬があるんですけれども、私が申し上げましたのは、市外の方が赤穂市民病院で通常の人間ドック、1日人間ドックしていただいた方には、希望者には、桟敷席をプレゼントというか、買ってもらう、それだけ人気のある桟敷席でしたら、皆さん欲しがると思うんですよ。ああ、赤穂市民病院で人間ドック受けたら、優先的に桟敷席の券が買えるんだという、そういうふうに、何も義士祭当日に人間ドック受けてくださいと、そういう意味ではないんですよ。前もって受けてくださった方に、そういう桟敷席を優先に買っていただける、買っていただけますよという、そういうチャンスを与えてあげるということなんですよ。もう一度答弁願います。 ○議長(釣 昭彦君) 長坂病院事務局長。 ○番外病院事務局長(長坂幸則君) そういう意味であることは理解はしておるんですが、その優先的に当院がそこを抑えてしまうというところが少なからずたくさんの応募があって、抽せんにより決定をしている桟敷席ですので、優先的に抑えること自身が非常にほかの抽せんをいただいてやってる方、抽せんに御応募をしていただいている方に対して不合理な形になるのではないかというふうに思っております。 ○議長(釣 昭彦君) 竹内友江議員。 ○14番(竹内友江君) そしたら、それだけ人気でしたら、今まで、例えば400席だったかな、あるの。これ、応募者何人ぐらいあったんですか。 ○議長(釣 昭彦君) ちょっとこの内容については。 ○14番(竹内友江君) 関係ないですか。そしたら、それでいいです。  そしたら、赤穂温泉の場合はどうですか。例えば民間にたくさん旅館がありますので、人間ドック受けていただきましたら、赤穂温泉、優先的に紹介して、別に、それは民間の話ですから、こちらが口出すことできませんけれども、優先的に紹介してあげたり、一泊泊まっていただく、そういうふうなサービスをする。金銭的なサービスじゃなしに情報サービスなんです。そういうふうなことをして、にぎわいをつくっていくという考え方はどうですか。 ○議長(釣 昭彦君) 長坂病院事務局長。 ○番外病院事務局長(長坂幸則君) 今、当院が人間ドックの1泊で契約しておりますパークホテルとロイヤルホテルのこの2軒になりますが、温泉につきましては、パークホテルさんのほうが赤穂温泉を引いておりまして、温泉の利用ができるという形になっておりますので、温泉が利用されたい方につきましては、極力そちらを御利用いただくようにお薦めすることは可能かと思っております。  ただ、それぞれのホテルと契約をさせていただいておりますので、他のホテルに温泉に入る、日帰り温泉的に入ること等を御便宜を図っていただくというところに関しましては、費用さえ受診者様が御負担していただけるのであれば、検討をさせていただければというふうには思っております。  1点、先ほど稼働率のことについて、私、50%から60%と申しましたが、済みません、誤っておりました。大体70%前後で推移しておりまして、おおむね70%を超えたり下回ったりという形で稼働率については推移しておりますので、御訂正のほどよろしくお願いいたします。申しわけありませんでした。 ○議長(釣 昭彦君) 次、6番 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君)(登壇) 通告に基づき、4点について質問します。  質問の第1は、西有年産廃計画地における森林法違反の伐採行為に対し、告発を求めるであります。  西有年産廃計画地において、森林法(以下「法」という。)違反の伐採行為が行われていることが発覚しました。  この行為の所管は、赤穂市長です。業者名、伐採の目的、面積、期間を経過を含め伺います。  問題となっている場所は、揖保川地域森林計画地です。法第10条の8には、地域森林計画の対象となっている民有林の立木を伐採するには、あらかじめ市町村長に森林の所在地等省令で定める事項を記載した伐採及び伐採後の造林の届出を提出しなければならないとされています。  伐採跡地がそれまで有していた森林の土砂流出の防備機能や水源涵養機能などが著しく低下し、周辺地域に災害発生の危険等の問題が発生するおそれがあるため、市町村に届け出させ、その適否を判断することとなっています。  届出書を提出せず、立木を伐採した者は、同法第208条により、100万円の罰金が課せられます。違法伐採していた事業者は、届出義務があることを知らなかったと話していると言います。市民の命にかかわる危険な廃棄物を搬入処分する事業です。初歩的なコンプライアンスが守れない事業者によしとは言えません。届出責任者は森林所有者です。責任を下請業者に転嫁するなど許されません。  また、業者は、7月に見届けで、立木の伐採作業に入っていたため、赤穂市から、作業を中止指導を受けていましたが、この9月、業者がモノレールを動かし、作業に入っている現場が住民に確認されています。  昨日、赤穂警察署に赤穂の環境を守る会、上郡産廃問題対策協議会、播磨自然高原地区連合自治会の3団体が東洋開発工業所と大栄環境の森林法違法行為などの疑いで告発状を提出し、赤穂署は、これを受理しています。  市長に、違法伐採行為に対して告発を求めます。  質問の第2は、「ゆらのすけ」の路線バス運行地域への導入調整についてです。
     路線バス運行地域ではあるが、尾崎、御崎など、バス停まで遠く便数が少なくて困っている千鳥市民など、市民の訴えを伝えてきました。  6月議会の市長答弁は、現在、神戸運輸管理部など関係機関との協議中だとのことでした。7月には、地域公共交通会議が持たれています。議事録は拝見しました。調整結果について伺います。  また、改めて、アンケートの実施など、市民の声を聞いていただきたい。市長の見解を伺います。  質問の第3は、特養ホーム入所待機者とその家族の声を聞き、増設への検討を進められたいであります。  特養ホームの入所を希望するが入所できない。いわゆる待機者の御家族から相談を受けました。脳梗塞で後遺症が残り、ケアマネさんと相談、特養に申し込んだが、いずれも満床状態で、在宅待機となっています。赤穂市の待機状況を伺いました。特養ホームの優先入所を判定する県の介護老人福祉施設入所コーディネートマニュアルによる調査結果です。  本年4月1日時点の調査結果によると、入所申込者数総数862人、複数申込者や死亡者など整理後225人。このうち在宅が88人となっています。  さらに絞り込み、入所の必要性の高いと判定した27人を優先すべきとみなしています。  昨年4月1日の同判定者は26人、このうち7人は、1年待ったことし4月になっても在宅待機のままです。また、在宅以外の137人のうち9割近くが老健と病院で待機しています。老健は原則3カ月、病院は慢性期に入れば退院、そのとき空きはあるのか。少なくとも100人を超える方が空きを待っておられるのではないでしょうか。県のマニュアルは、実態をあらわしているのか。入所の必要性が高い入所費用の負担が困難な方は、そもそも申し込みさえできない方がおられるのではないでしょうか。  第7期介護保険事業計画の本年度利用見込みは305人、横ばいと見込んでいます。神戸新聞、「介護施設は、高齢者や家族の頼みの綱」「待機長く重介護多い特養」の記事がありました。  来年は、第8期計画の検討に入る年です。特養ホーム待機者と、その家族の声を聞いていただき、ホーム増設へ検討を進めていただきたい。市長のお考えをお伺いします。  質問の第4は、兵庫県警察組織の再編整備です。  本日の朝刊に掲載されていましたが、兵庫県警は、平成29年12月26日、次世代に向けた兵庫県警察の組織のあり方を考える懇話会の答申を受け、組織の再編整備を進めています。  計画骨子案によると、警察署の統合、警部派出所の廃止、交番、駐在所の再編整備が上げられています。これに対して、兵庫県町村会は、8月26日付で、兵庫県警察組織の再編整備に関する緊急要望を提出、住民生活の安全・安心の確保に重要な役割を果たしている小規模警察署、警部派出所や交番及び駐在所の再編整備の検討に当たり、現状では、関係自治体や住民等への十分な説明が果たされているとは言いがたい状況にあることから、再編整備について、その全容を明らかにすること、関係自治体住民や関係機関等への十分な意見調整を行い、再編整備を進めることと要望しています。  佐用警察署とたつの警察署の統合が計画されており、佐用町議会は、この9月議会に、現状維持と佐用警察署の存続を求め、意見書を上程したと伺います。以外にも香美町や新温泉町の警部派出所の廃止が上がっています。  現在、赤穂市内には、本署1カ所、駐在所7カ所、交番4カ所があります。県警が再編計画を市町に個別にして回っているため、赤穂市内の再編内容はまだ明らかとなっていませんが、市民生活に影響があるものと思われます。  市民生活の安全・安心確保の役割から、市として、再編計画について、急ぎ情報収集し、赤穂市民に影響のある場合、議会への報告とともに県に対して、県民への説明を求めていただきたい。市長の見解を求めます。  以上、演壇での質問といたします。 ○議長(釣 昭彦君) 市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) 小林議員の御質問にお答えいたします。  第1点の西有年産廃計画地における森林法違反の伐採行為に対し、告発を求めるについてであります。  西有年産廃計画地の森林につきましては、兵庫県の揖保川地域森林計画の対象となっている民有林であり、森林法第10条の8の規定により、立木を伐採するには、伐採を開始する日の90日前から30日前までの間に、議員御指摘のとおり、市町村の長に伐採及び伐採後の造林の届出書を提出しなければならないこととなっております。  経過につきましては、7月16日に、市民から伐採が行われているとの情報提供がありましたので、林野庁が定めます伐採及び伐採後の造林の届出等の制度に関する市町村事務処理マニュアルに基づきまして、速やかに現地の確認を行い、その後、事業者立ち会いの上、現地調査を行いました。  また、事業者には、無届け伐採の理由と伐採面積などの資料を求めておりましたが、無届けで伐採を行っていることが確認できましたので、現在、弁護士や兵庫県とも協議の上、マニュアルに基づきまして厳正に対応を行ってまいりたいと考えております。  なお、伐採は、機材運搬用モノレール設置のため、ことしの2月から実施したと聞いております。また、面積は、今のところ確定できておりません。  事業者名につきましては、答弁を控えさせていただきます。  第2点の「ゆらのすけ」の路線バス運行地域への導入調整についてであります。  まず、地域公共交通会議への提案内容と審議結果についてであります。  8月に開催いたしました地域公共交通会議では、路線バス運行地区である尾崎、御崎、千鳥地区へのゆらのすけの乗り入れについて協議いたしました。  協議の中では、バス事業者、民間委員及び専門員から意見が開陳され、現在、路線バスが運行している尾崎、御崎、千鳥地区にゆらのすけを乗り入れることについては、路線バスとコミュニティバスとの競合により、路線バスの減便や廃止という事態を招き兼ねないことから、現状は極めて困難であります。  そのため、既存の路線バスのルート変更など、利便性向上に向け、バス事業者に検討していただくこととの結論を得たところであります。  また、バスの運行だけでは、今後全ての要望に応えていくことは困難であるため、一般乗用タクシーの利活用を促進していく必要があるということになりました。  市といたしましては、地域公共交通会議の結論を尊重し、対応してまいりたいと考えております。  次に、アンケートを実施されたいとの御意見でありますけれども、ゆらのすけの運行につきましては、これまでも住民の方々から直接御意見をお聞きしたり、自治会や議員の皆様方から御意見など、さまざまな機会を通じて、市民ニーズの把握に努め、運行ルートの見直しなど、利便性の向上に努めてきたところでありますので、現時点では、改めてアンケートを実施する考えはございません。  第3点の特養ホーム入所待機者とその家族の声を聞き、増設への検討を進められたいについてであります。  平成31年4月1日時点の特別養護老人ホーム申込者225人の申し込み時の居所は、在宅が88人、介護老人保健施設等が137人となっております。そのうち兵庫県が定めました介護老人福祉施設・入所コーディネートマニュアルによる緊急度の判定によりますと、入所の必要性が高い人は、在宅で27人、介護老人保健施設や病院を含む在宅以外で16人、計43人となっております。  介護老人保健施設等に入所されている方につきましては、待機者から外しているのではなく、施設介護を受けておりますことから、特別養護老人ホーム等の増設を検討する上での必要数からは除いております。  入所待機者と、その家族の声を聞くことにつきましては、本人やその家族が直接施設に入所申し込みを行いますことから、困難でございます。  特別養護老人ホームの増設につきましては、入所待ちの期間はあるものの、順次入所ができておりますことから、現時点では増設を行う必要性は低いと考えております。  今後は、第8期介護保険事業計画を策定していく上で、ニーズや意向などを把握し、特別養護老人ホーム増設の必要性についても検討してまいりたいと考えております。  第4点の兵庫県警察組織の再編整備についてであります。  議員御指摘のとおり、警察署及び交番・駐在所は、地域におけます治安維持活動の拠点であり、市民が安全で安心して生活できるまちづくりを推進していく上で重要な施設であります。  昨日開催されました兵庫県議会警察常任委員会において、県警察の再編整備計画につきまして、その素案が公表されましたが、その詳細につきましては不明でありますので、今後も注視をし、情報収集に努めてまいりたいと考えております。また、必要に応じて、議会へも報告をさせていただきます。 ○議長(釣 昭彦君) 本会議を午後2時50分まで休憩いたします。            (午後2時34分)                   (休   憩) ○議長(釣 昭彦君) 本会議を再開いたします。       (午後2時50分)  小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 順番に再質問、一問一答させていただくんですが、1点目の森林法違反の伐採行為に関しては、市長が現在、弁護士さんと協議進めているということでありました。この辺、どこまで弁護士さんとの協議というのは進んでるんでしょうね。業者は、伐採した後、測量に入り、保安林のほうも進入路のほうの測量も済ませてきている。全体像がここで図面ができてきつつもあるわけです。しかし、相変わらず9月に入ってもモノレールに荷物を乗せていく、いろんな作業、地質調査とか地形の調査なんかやってるんでしょ。そういったことで進めてる。こちら側に対して森林法違反の届出もせないかんのに全くしない。無視されている。ここは怒らなあかんと。怒るというのは感情的にということではなくて、法的に結論を出さなあかん時期が来てるんじゃないか。  市長もかねて、前から、この森林法違反、お気づきだと思いますし、無届け伐採について告発行為ができることも御存じだろうし、弁護士さんとの相談は、どこまでいってるのか。そして、いつごろ決断されるのか、もう決断してもいいんじゃないかと。そういう返事をきょういただいてもいいんじゃないかなと。3団体がきのう赤穂警察署に告発状を提出し、これが受理されたということもお伺いしました。電子ニュースですか、地域新聞の電子ニュースにも掲載されておりました。いかがでしょうか。もう一度答弁求めますが、告発の決断を求めたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 大黒地域活性化推進担当部長。 ○番外地域活性化推進担当部長(大黒武憲君) 弁護士との協議はどのように進んでいるのかという御質問ですが、マニュアル等、無届け伐採の事務処理としては、伐採の中止や造林の指導、勧告などの手続があり、マニュアルに該当するかどうかということを弁護士や県とも相談しながら、厳正な対応を行っているところであります。  測量につきましては、市長答弁にもありましたが、面積の図面等出すように指導しておりましたが、そういうことよりも、無届けで伐採をしていたということは明らかで、現地確認しましたので、図面等はできておりません。  それと、いつごろ決断するのかということにつきましては、市として厳正な対応を行っているところでございますので、答弁は控えさせていただきたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 最後のところ、厳正な対応をするために決断を先送りしてるんですけど、単純な話でしょ。無届け伐採をしているという、これもマニュアルの一つだと思うんですが、フローチャート載ってます。悪質な場合は告発して、罰金だということが載ってる。  例えば、後の例えば中止をいろいろ指導、何回もしても従わない、中止命令をしても従わない場合は、次は罰則ということになるんですけど、この行政処分の行為に入ってしまうと、ずるずるといっちゃいますよ。造林命令に従わない罰則ということになってくるんだと思うんです。  そういう流れの中に乗っかると、最初にできたことが先送りされる、もう中止命令出しても、中止してますよと、何もしてないですよと。そういうことにならないですか。決断は早いほうがいいと思う、こんなん。悪質な無届け伐採じゃないですか。7月16日発見してるんでしょ。その時点で、違法だと判断し、告発をすべきだと思うんです。もう一度その点求めたいんですが、なぜ、この告発に関して弁護士さんとの話とか、そういったものについてはお答えが差し支えるんですか。  今、議会で、法的に裏づけをとって、市長と話しているんでしょ。市長、決断求めてるのに、答弁差し控えられたら、こっちは議論にならないです。決断は早いほうがいいでしょ。どうでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 市長。 ○番外市長(牟礼正稔君) 壇上でもお答えしましたように、現在のところ、無届け伐採であるということは確認できておりますので、その前提に立って、厳正に対応していきたいと考えておりますので、御理解を賜わりたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 厳正な対応という中身がもう一つよくわからないんですけど、単純な話だと思うんですけどね。何かどこか難しい点が判断するにマニュアルに載ってるんですか。難しい話があるんだったら、ちょっと細かなとこでも結構ですわ。こういう条件があって、今、判断を先送りしてるんだと。その辺の理由がわかれば説明していただけますか。 ○議長(釣 昭彦君) 大黒地域活性化推進担当部長。 ○番外地域活性化推進担当部長(大黒武憲君) 先ほど市長も申しましたが、マニュアル等無届け伐採の事務処理といたしまして、中止の指導を今しております。その後、どういうふうに手続を進めるかという決定を弁護士と相談しながら進めているところであり、厳正な対応を市のほうもとるつもりであります。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 厳正な対応するという意味合いは、裏返していえば、告発を行うという結論に導かれるんだと期待はしますが、私は決断するときだと思いますけど。業者は着々と全体像のそういった手続、作業を済ませてきてるんで、これは、ここでとめないと大変なことになってくると思うんですよ。せっかく県に対する回答が反対と、断固だめだと言ってる決意が、こういったところで揺らぐのはいかがなものかと思います。ぜひ、森林法違反行為に対する告発状、赤穂市として提出を改めて求めておきます。  1点、刑事訴訟法の239条2項、管理または行使は、その職を行うことにより、犯罪があると思慮するときは、告発しなければならないという規定もあります。任意ではないですね。違法行為に対しては毅然として、客観的に判断してだめなものはだめ、そういう告発をぜひお願いしておきたいと、すべきだと、公務員として。  続いて、ゆらのすけの関係、答弁いただきましたが、私も議事録読ませていただいたんですが、びっくりしたんです。最初、事業条件設定の中で要望書が出てるんで、提案をしますよと。その提案の中身がほぼ尾崎、御崎は、30分に1本路線バスが走ってるから、神戸の運輸部とも協議したけども困難と。神姫バスさんどうですかと振った。神姫バスさんのほうは、当然、営業に影響しますから、それは困難だなということで反対をされました。それを聞いて、一般委員の方が、それについては、それはそうだということで反対と、これがペケになった話のいきさつを議事録拝見しましたが、こんなの結論ありきの提案じゃないですか。これを調整とは言わないと思うんですよ。私は調整に期待してたのは、あくまでもガイドラインに基づく路線バスの補完をしていくんだと。その補完の範囲内でできることがないかということから始めていただかなあかんかったと思うんです。私どもの党派が代表質問で求めたのは、尾崎、御崎という地名じゃなくて、向山、東田、渡海、大塚町は空白ではないのか。こう代表質問で求めたわけで、それに対する6月の答えでもあったわけです。  お伺いしますけども、空白地域というのは、大きな字でくくるんですか。私は、例えば向山、東田なんてバス通ってないですよ。渡海や大塚にもないですよ。あの辺は、いわゆる空白地域じゃないんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 小林議員からも、以前から、そういう尾崎の向山、東田を初めこの地区はどうかという御意見はいただいておりましたので、その点については、バス事業者とも、また陸運局にもお話をした上で、バス事業者については、その上で御発言をしてもらっています。  それから陸運局につきましても、当然ガイドラインにのって、路線バスが競合することのないようにということでの判断をしてほしいということは、常々言われておりますので、そういった見解のもとで、検討された結果でございます。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) うちも、それの議事録読むと、その辺の行間にどこか載ってるんでしょうか。私読めないんですよ。尾崎、御崎では、現在路線バスが毎日約二、三十分に1本走っている状況がありという話で、これでどうですかという話です。向山まで来ないです。空白地域の考え方についてもちょっと答弁なかったんですけど、もう一度聞きます。  その辺、議事録での説明、議事録というのは、この会議の内容の全てではないんですか。それ以外にも、そういう協議された場面があって、そこには神姫バスさん、また考えてくださいよという話が別途あるんですか。その説明をお願いしたいんですけど。 ○議長(釣 昭彦君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 御指摘の地区を含めまして、バス事業者には、そういった考え方をまとめてほしいということは、前々からお話をしてきております。  御指摘の地区につきましては、現行の路線バス網でカバーされているという認識でおりますので、空白地域という考えは持っておりません。ただ、小林議員御意見のありますように、御不便をおかけするような方がいらっしゃるんであれば、地域公共交通会議でもありましたように、そういった地区の住民の方については、路線バスの中で、ルートを変更したり、停留所を新たに設けたりすることを考えていただきたいという結論に至ったところでございます。  空白地域の考え方につきましては、その地区内が路線バス、コミュニティバスなどの公共交通が走っていない区域という認識でおります。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) そうすると、その地区という指定は、誰がしてるんですか。例えば尾崎、御崎であれば、尾崎という大きなくくりの中で、大字で一つの地区と考えてるんですか。はっきりいって、30分に1本走ってる道路というのは限られてるんですよ。そこまで、例えば南宮町の南北の路線は、1日に午前中で四、五本ですわ。昼からは、御崎のほうへ行くバス停があるぐらいです。例えば、それから千鳥なんていうのは、3本バスがとまるんですけども、12時23分と13時45分と15時26分の3本です。昼またぎの3本だけです。そういった状況を公共交通として路線バスが走っていない、少ないところを補完しようじゃないかという提案をさせていただいている。空白地区の地区って、何を指すんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 基本的には、先ほど申し上げましたように、バスが走っていない地区ということで、尾崎、御崎、また千鳥地区につきましては、全体として路線バスが走っておりますので、空白地域という考え方は持っておりません。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) いや、このゆらのすけスタートの折から、それは福浦まで走るということで、福浦とかは空白地域、これはわかるんですけど、そこへ行く道中、250号線の脇も含めて、路線バスが走ってたところにまたゆらのすけが走るという格好もとってるわけ、今言われた地域の指定がもうひとつ判然としないんだけども、私は、今言った向山とか東田、あるいは大塚、あるいは渡海、この辺は空白地域だと思いますよ。そう思いませんか。 ○議長(釣 昭彦君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 繰り返しになりますが、その地域については、空白地域という認識はございません。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) なぜですか。その理由を聞きます。 ○議長(釣 昭彦君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 先ほどから繰り返しになりますが、バスにつきましては、確かにバス停までの距離とかいうことでの御不便はいろいろとお聞きしてるかと思いますけれども、空白地域かどうかという認識でいけば、それではないという認識でございます。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 非常に要望の強いところでありまして、市長さんも耳に入ってると思うんですが、ぜひアンケートとっていただきたいという要望もしましたが、これについても、今回だめだと、できないという御返事でありました。住民の声を聞いて、こういったものは進めるべきだと思うんです。どうも納得のいかない結論かなと思います。  次、質問の3番目の特養ホームの入所待機者の問題ですが、要は、コーディネートマニュアルによる調査結果でも待機者はいるんだと。1年たっても、翌年の4月にまだ待機者が在宅で残ってる。入居できない、入所できない方々がおられる。私は少なくとも100人はおられるんじゃないかと。先ほど、老健とか病院は対象外なんだと、入居については外してるんです。  加えて聞きたいのが、ここへ乗っかってくる人たちは、入所の申し込みをした人たち、つまり経済的にも入居費用が払える人たちということになると思う。だから入所のまず申し込みしてるんだけども、入所費用の負担が困難な入所の必要性が高い人、そもそも申し込みさえできない人、この方がおられるんではないかと思うんですが、どう見ておりますか。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) 待機者の関係で、老健、それから病院への入院中の方の見方というところについてでありますけれども、当然、老健の入所しておられる方、それから病院に入院している方も待機者の方であると。それは認識はしております。ただ、特養のベッド数の必要量を見込むときにおいては、この入所している方については、施設介護、施設の受け皿、そういったものが受けられているということから、在宅の人数のみに着目して、特養のベッド数の必要量を見込むことが妥当であるという考え方ということでございます。  それから低所得、経済的理由により申し込みができない人がいるのではないかということでございますけれども、ケアマネジャーの方でありますとか、入院中の方であればMSWとか、そういった方もいらっしゃいますので、そういった方を通じて、経済的なところの相談には応じていけてると思っておりますので、経済的な理由によって、申し込みすらできない人という方についてはいないのではないというふうに見ております。
    ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 最後のところにいきますが、ケアマネさんとか相談されてる方はいいんですけど、相談さえできてない低所得者が存在することは認めないかんのじゃないか。このコーディネートマニュアルの中では、数字としては上がってこないですよね。  この低所得者、つまり例えば国民年金でいえば、基礎年金、せいぜい6万から7万の範囲なんですが、その範囲内の方は、大体特養で1カ月16万ほどかかるとすれば、全く入る余地がない。そういう方がおられるという事実。そういう方々は、何らかの形で特養入れるんですか。生活保護を受けてるわけでもないんですか。  それと老健も病院も待機は待機だけども、特養のベッド数には計算上入れないと。老健って大体3カ月ですよね。その後は、在宅待機者になっちゃう。病院だと慢性期に入れば退院でしょ。そのときに特養は待ってくれるんですか、入れる余地があるんですか。どうなんでしょ、そこも緊急度が高いんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) まず、低所得者の方の相談さえ認めないとかいう、そういう方がいらっしゃることを認めないということではなくて、そういう方については、何らかの相談対応がされているということで、全くなす術がなく放置をしているという意味ではなくて、何らかの対応はしているということでございます。  それから申し込みをしてない方につきましては、このコーディネートマニュアルに基づく待機者の数には上がってはきません。  それから老健の関係ですけれども、老健の3カ月というルールにつきましては、今現在、特にそういう縛りがないところもありますけれども、もともと老健というのが在宅と施設の中間施設ということで、在宅復帰を目指す施設ではあります。ありますが、この老健の入所者が全て在宅に戻るというわけではなくて、個人の状況によって老健から特養に入所される方もいらっしゃいますし、在宅に帰られる方もありますので、老健の入所して、申し込みをしている方、その個人については緊急度の高い方については、当然特養の緊急度の高い待機者というふうには見てますけれども、特養の必要量を見込むときには、在宅のみに着目していると、そういうことでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 1,000人、2,000人の話をしてるんじゃなくて、100人以下の10人、20人の話をしてるわけで、そういう意味では、特養条件の中で、緊急度の高い人がいたら、入居の指導をしていくんだと、入れるようにするんだと。そういうことであれば、もっと具体的に、本当にそういった低所得者も含めた個別具体的な入居者の個別の指導、それが必要なんじゃないかと思うんです。  今聞いてる範囲であれば、どうも、まずマニュアルありきで低所得者は弾かれる、かつ老健や病院の入院中の者は待機者から除かれる。目の前にもう大変だというときに至っては、この特養が入れない状態が続く。ぜひ8期の計画の中で、その辺をもう少し丁寧に個別に当たっていただいて、計画、そして増設を考えていただきたいんですが、いかがでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) まず、個別事案につきましては、個別の相談対応をしております。その方の状況等に応じた対応策というものを考えていっております。  ただ計画上、計画策定をしていく中で、特養のベッド数を考える上においては、この個別対応の関係とベッド数の見込みの考え方につきましては、別物であると考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 低所得者の問題については、これは個別対応でいい、計画の中から除かれるんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 西田健康福祉部長。 ○番外健康福祉部長(西田佳代君) 計画策定におきましては、第8期介護保険事業計画を策定するに当たりまして、今年度、介護予防生活圏域ニーズ調査及び在宅介護実態調査を行う予定としております。  それから、また事業者への意向調査ですとかケアマネへの意向調査とかいうことを考えておりますので、こういったところから、それぞれの個別の低所得者の方のニーズといったものも浮かび上がってくるのではないかと思いますので、このような調査を通じまして、対象者の方の声、家族の方の声というのを把握していきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) かなり、要介護度2以下を切り捨てて3以上にしたために、何十万人という方が入居できなくなりました。実質の待機者が増えてきているんだと。当然老人人口も増えてきてますから。増えてきてるんだと思うんです。その実態を把握していただいて、個別事情まで踏み込んでいただいて、年金でも入れる特別養護老人ホーム、この増設を求めておきたいと思います。  最後の質問の兵庫県警です。  きょうの神戸新聞に大きくトップ記事で出ておりましたが、御紹介した佐用とたつの統合以外に豊岡北、豊岡南署、養父とやさこの警察署、これらが統合されるということと、神戸新聞には、末尾に、駐在所、交番、これの集約の答申が出ていると。これを受け、具体的な県警が計画を議論していると載っております。当然赤穂には7つの駐在がありますし、4つの交番があるわけで、交番に統合ということになりかねない話も出てくるやもしれません。  私としては、ぜひ市長に、こうした県に対して、もちろん住民への説明はもとより、こうした実態からすれば、赤穂の現状が維持される状態を求めていただきたいんですが、もう一度お尋ねしたいと思います。いかがでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 松本危機管理監。 ○番外危機管理監(松本守生君) 警察の交番、駐在所に関しましてですけども、まだ、具体的な内容というのはわかっていない状況でございますので、市長が先ほど御答弁いたしましたとおり、交番、駐在所につきましては、市民が安全に生活していく上で欠かせない施設であると考えておりますので、御理解いただきたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 小林篤二議員。 ○6番(小林篤二君) 最後ですが、最初のやっぱり問題、西有年産廃については、早く告発を警察へ出してこそ市長の決意が市民に伝わるんだと思うんです。やっぱり違法なものは違法だと早く断じて、出しましょうよ。それをお願いして、質問を終わります。 ○議長(釣 昭彦君) 次、17番 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君)(登壇) それでは、通告に基づき、以下3点について質問を行います。  質問の1として、赤穂市の不法投棄対策についてお伺いいたします。  不法投棄と聞くと、自分とは関係ない企業による産業廃棄物といったイメージが浮かぶかもしれません。しかし、空き缶のポイ捨てや正規の場所でないところへのごみ出しなども不法投棄です。この問題については、意識していないと被害者になるばかりか加害者になってしまうこともあります。全国的にもごみの不法投棄は一部の心ない人により、山間部、河川敷、道路脇などへの不法投棄は後を絶たない状況です。  不法に投棄されたごみは、そのまま放置されると自然の景観を壊すだけでなく、水質や土壌等を汚染するとともに、悪臭、害虫の発生など、環境、衛生面にも悪影響を与えます。  ある調査報告によると、捨てられたごみの特徴を分析した結果、車両がアクセスしやすい森林は、産業廃棄物と思われる建築廃材や古タイヤなどの大型のごみ、また、景観地のある森林や住宅地、県道、市道、町道に近い森林にはペットボトルや空き缶、家庭ごみなど、モラルの低下が原因と思われるものが多く見られるとの結果が出ています。  例えば、私の地元県道高雄有年横尾線などの周辺地域における峠道には、多くの家庭ごみ捨てられています。テレビ、冷蔵庫、洗濯機など家庭における電化製品やベッドなど、いわゆる家財道具も投棄されていることもあります。  そこで、質問の(1)として、不法投棄の実態はどうなのか、お伺いいたします。  次に、質問の(2)として、不法投棄の対策についてお伺いいたします。  地元においても不法投棄の対策として、車両が通行しやすく、人目につきにくい峠の道路端や今まで不法投棄があった場所に、不法投棄禁止の看板設置や市内一斉クリーン作戦に合わせたごみ拾いなどの対応を行っています。しかし、効果は余りないと感じます。みんなでごみを拾い、きれいにした場所でも再度ごみが投棄されている状況です。  まちの中心でポイ捨てをしても、行政による清掃が入るので速やかに処分されますが、特に投棄の多い山間部周辺地域の峠道などではそうはいきません。紙くずや吸い殻、空き缶、ペットボトルなどが捨てられると、果てしなく、長くそこに放置される状況にあります。  ごみの不法投棄対策は難しいといわれています。他市での取り組みとして、防犯カメラの設置、夜間パトロール、不法投棄マニュアルの作成など、さまざまな対策を行っておられます。  赤穂市における現状の対策状況はどうなのでしょうか。また、今後の対策をどのように考えていくのか、お伺いいたします。  次に、質問の2として、有年土地区画整理事業についてお伺いいたします。  有年駅周辺整備を初め国道2号線バイパス化工事など、区画整理事業は順調に進捗をしています。駅南市営駐車場やレンタサイクル事業など、施設面の充実も図られています。  ことし6月には、地元有志による初めての軽トラ朝市を開催するなど、有年駅周辺まちづくり協議会による駅を中心とした有年地区にぎわいづくりへの取り組みも活発に行われています。早期の区画整理事業の完成が待たれるところであります。  そこで、質問の(1)として、区画道路の進捗についてお伺いいたします。  事業の進展に伴い、区画整理地内には多くの道路がつくられています。しかし、これら道路の多くは未舗装であり、ほこり、穴ぼこ、水たまりなどの状態が続いています。正式に供用開始はされていませんが、車の通行も一部できる状況にあります。また、未舗装道路の一部は通学路にも使用されている状況です。区画整理事業全体の計画に沿っての進捗であるとは思いますが、区画整理事業地内に住む者にとって、大変迷惑な状態であるといえます。  私は、これら未舗装区画道路の整備を早急に進める必要があると考えます。今後の進捗についてのお考えをお伺いいたします。  次に、質問の(2)は、総合案内所の利活用についてお伺いいたします。  駅南自動車駐車場の一角に、レンタサイクル貸し出しを兼ねての総合案内所が今回設置されました。しかし、まだまだ多くの観光客に来ていただき、レンタサイクルを使ってもらう状況にはなっていません。  私は、総合案内所をふだんから活用する方策が必要と考えます。駅を利用する方々はもちろんのこと、地域の方々にも気軽に利用していただける施設としての役割が必要と考えます。お考えをお伺いいたします。  次に、質問の(3)として、ゆらのすけのルート変更についてお伺いいたします。  市内循環バスゆらのすけは、周辺地域だけでなく、市内に暮らす高齢者の移動手段として、多くの方々に利用されています。今年度増便、増車が図られるなど、利用促進に向けた対策がとられています。  私の地元有年地区には、南北ルートAと南北ルートBが運行され、赤穂市民病院などへの移動手段の一つとして利用されています。今後ますます多くの高齢者の足としての活用を期待しています。  そこで、私は、区画整理事業の進捗に伴い、南北ルートAの運行を変更できないか、お伺いいたします。  現状の原小学校から北畠を経由し、牟礼第一児童遊園へ運行するルートを区画整理地内の生田町、井田地区を経由するルートに変更できないかと考えます。  現在は、そのルートは工事中のため、ゆらのすけの運行は難しいと考えますが、今年度に2号線バイパス道路の地下道が完成する予定になっています。この地下道が完成し、供用が開始されれば、ゆらのすけの運行は可能ではないかと考えます。  生田町、井田地区とも高齢化が進んでおり、ゆらのすけの運行を待っておられる方も多くおられます。地元との協議も必要と考えますが、ルート変更についてのお考えをお伺いいたします。  次に、質問の3として、教育現場での熱中症対策についてお伺いいたします。  地球温暖化の影響で、気温は年々上昇しており、真夏には40度を観測するなど異常な気候になっています。このような気温が高い状況では、熱中症のリスクが増大するといわれています。  毎年、多くの方が熱中症による救急搬送やときには死亡される方もおられます。熱中症は、対応を誤れば死につながる非常に怖いものです。  近年は、6月にも猛暑日を観測するなど、真夏だけでなく熱中症のリスクが増大している状況です。  教育現場における対策の一つとして、各学校、幼稚園への教室へエアコン設置が図られ、赤穂市も現在工事が進められています。この対策で教室での授業における熱中症のリスクは大幅に減らせると期待されています。  しかし、屋内での対策はできても屋外の対策はどうでしょうか。昨年7月に赤穂市内の中学校において、プールでの水泳授業を終えた中学生7名が体調不良を訴え、救急搬送され、熱中症と見られるとの報道がありました。屋外における熱中症対策の課題が示された事例であると考えます。  そこで、質問として、ことし熱中症と疑われる生徒、児童数はいたのでしょうか。また、熱中症対策として、登下校時の対策についてはどうなのでしょうか。授業時の対策についてはどうなのでしょうか。部活動の対策についてはどうなのでしょうか。それぞれお伺いいたします。  また、他市の対策状況や参考になる事例等はあったのか、併せてお伺いいたします。  以上で、私の壇上での質問を終わります。 ○議長(釣 昭彦君) 市長。 ○番外市長(牟礼正稔君) 山田議員の御質問にお答えをいたします。  第1点の赤穂市の不法投棄対策についてであります。  その1の不法投棄の実態についてであります。  赤穂市内の峠道など、車の通行が少なく、人目につきにくい周辺地域の道路沿いにおきましては、議員御指摘のとおり、多くのごみが不法投棄されている状況があります。  不法投棄が行われ、その土地の所有者等から通報があった場合には、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により警察が対応することとなっていることから、市では不法投棄の全体件数について、実態把握を行っておりません。  その2の不法投棄の対策についてであります。  道路沿い等の不法投棄が行われている場所につきましては、道路管理者において、不法投棄禁止の看板を設置し、対策を講じておりますが、議員御指摘のとおり、その効果は、必ずしも発揮できてるとはいえない状況にあります。  市といたしましても、今後の対策として、道路管理者として道路の強化を図りますとともに、警察との連携を図っていきたいと考えております。  今後も不法投棄は、全国的な問題でもありますので、他市町等の対策を調査研究し、不法投棄の抑制に努めてまいります。  第2点の有年土地区画整理事業についてであります。  その1の区画道路の進捗についてであります。  区画道路につきましては、上下水道等の地下埋設物布設の進捗状況を踏まえるとともに、地域住民の利便性等考慮しながら、整備を進めております。  主要な生活道路のうち、地下埋設物の布設が完了しました道路については、昨年度までに舗装工事を完了しております。  議員御指摘の未舗装道路につきましては、現地確認をした上で維持管理するなど、適時適切な対応をしておりますので、御理解をお願いしたいと存じます。  なお、通学道路や交通量の多い未舗装道路の整備につきましては、優先的に舗装工事を行えるよう検討してまいります。  その2の総合案内所の利活用についてであります。  有年駅総合案内所は、有年地区を中心とした観光案内を目的として、本年4月に供用開始いたしました。  その管理につきましては、現在、シルバー人材センターに委託をし、有年地区の歴史文化遺産等の観光案内に努めているところでございます。  昨年3月には、駅北広場が完成し、今後、駅南広場を整備してまいりますが、これらによりまして、駅の利用者の利便性が向上するものと期待されます。  総合案内所につきましては、議員から御指摘があったことも踏まえまして、観光客をはじめ駅の利用者、地域住民の方々の憩いや交流等の場となりますように、限られたスペースではございますが、どのような利活用が可能か、有年駅周辺地区まちづくり協議会と連携しまして、検討してまいりたいと考えております。  その3のゆらのすけのルート変更についてであります。  ゆらのすけの運行ルートにつきましては、国道2号相生有年道路の地下道をはじめ有年土地区画整理事業における区画道路整備の進捗状況に合わせまして、利便性が高まりますように、運行ルートについて地元住民の方々の意向を踏まえながら、検討してまいりたいと考えております。  第3点の赤穂市の教育現場での熱中症対策につきましては、教育長のほうからお答えを申し上げます。 ○議長(釣 昭彦君) 教育長。 ○番外教育長(尾上慶昌君)(登壇) 山田議員の御質問にお答えいたします。  第3点の赤穂市の教育現場での熱中症対策についてであります。  まず、児童生徒の熱中症の状況についてですが、市内の学校園所には、常に子どもたちの命を最優先に考え、迅速かつ的確な対応を行うよう指示しており、本年度も国や県からの通知を受け、5月から9月にかけて熱中症予防に努めるよう、複数回にわたり指導してまいりました。  昨年度からの継続した取り組みにより、本年度におきましては、現在のところ熱中症による救急搬送等の報告は受けておりません。  次に、熱中症対策についてであります。  登下校時の対策につきましては、子どもたちの負担を軽減するため、昨年度から状況に応じて学用品を学校に保管する取り組みを進めてまいっております。  さらに規則正しい生活習慣の定着や朝食を毎日とること、登下校時に水分補給をすることなどの指導を行っています。  運動会の練習等、屋外で行う授業の対策につきましては、午前中の比較的涼しい時間帯に行い、その際には、十分な水分補給、塩分補給に努めております。  屋内の授業時におきましても、水分や塩分の摂取を促すとともに、扇風機の活用や活動の内容によっては、エアコンが設置された教室を活用するなど、子どもたちの体調管理に努めております。
     部活動における対策につきましては、スポーツ庁のガイドラインに基づき、赤穂市教育委員会が策定した部活動に係る方針に則り、気温や暑さ指数を確認し、それに沿った部活動を行うよう指導しており、とりわけ、気温35度、暑さ指数31度以上の場合は、部活動を中止するようにしております。  次に、他市の取り組みを参考にした熱中症対策といたしましては、ミストシャワー用のホースを特に設置したり、冷風機を借用したりして、状況に応じて対応しております。  今後も熱中症から子どもたちの命を守るため、その予防に全力で取り組みますが、万が一熱中症が疑われた場合には、たとえ症状が軽くとも、救急車を要請するのが常でありますので、そういった対応、迅速かつ適切な対応を行うよう、学校園所に指導してまいります。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) それでは再質問させていただきます。  最初の不法投棄の関係なんですけど、実態はどうなんだということでお伺いしましたけども、実態としてはつかんでないというようなお答えがありました。  まず、不法投棄の確認の関係なんですけども、それはもう市民の方からの通報とか、それのみで確認をしているというような状況なんでしょうか。そこをお聞きします。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 基本的に私どもの管理してございます道路ですとか河川、海岸につきましては、そういった方々からの通報によりまして確認ができてるという状況でございます。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) 他市の状況なんかをお聞きしますと、パトロールも定期的に行っておるんだというようなこともお聞きはしてますけれども、一切そういうパトロールも市としてはされてないという感じでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 基本的に市内パトロール、建設課に職員ございますので、そういったパトロールは日々行っております。また、現場監督等も行っている関係で、現場に出た折には、道路等は見て帰るようにというような指導しておりますので、日々のパトロールということは行われているというように考えてございます。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) 今言われた対応で、ある程度の状況の確認はできているんだろうと思いますけれども、一つお聞きしておきたいのは、実際にそういうものを投棄されたといった場合に、現状では、なかなか片づけができてないと。どこが片づけをするんだというような感じで、長期にわたって放置されている場合が多いと思います。特に空き缶とかペットボトルであれば、自分らである程度はできるんでしょうけれども、私のほうから言いましたように、冷蔵庫とか洗濯機とかテレビとか大型の家電を投棄された場合、なかなか自分たちだけでは、ちょっと処置がしにくいというような状態になってます。ただ、それを現実には放置される状態が多いんで、また、そこに捨てられるというようなことがたびたび起こっております。それらの対応についてはどうなんでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 確かに議員おっしゃるとおり、不法投棄されたところについては、次々と増えていくという状況かなというふうに思ってございます。市のほうで管理しております道路ですとか河川、こういったところに不法投棄された家電等につきましては、管理者において処分しているという状況でございますが、道路等越えて投棄された部分につきましては、物があるところが民地ということになりますので、なかなか市とか県とか、そういった公的機関でもって全てを対応することはできないということでございまして、現在、市とか県のほうにつきましては、不法投棄の禁止する看板でありますとか、不法投棄した場合には罰則になりますよといったようなことを明示した看板、こういったものを設置して啓発を行っているというのが現在取り入れている状況と、市の対策ということでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) 先ほどお答えがありましたように、なかなか不法投棄の対策というのは、これといったのが実際にはないのが現実ではないかと思っております。ただ、やはり一番市民として困るのは、そういうもの見つけて、どこに言ったらいいんやろかと、どこに連絡をさせていただいたらいいんだろうかというのが一番迷っております。  先ほどの御答弁の中にもありましたように、よほどのものは警察に言ってとかいうような話にもなるんでしょうけども、何か体制がうまく、どこの部署にどういう連絡をすればいいんかなというのがはっきりされてないところがあるんじゃないかと僕は思ってるんです。ですから、いつまでたってもそのまま放置され、地元である程度期間が来たら、みんなでごみを拾おうかと、片づけておくというような形になってますんで、何かそこらの体制づくりがきちっとできておるんでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 高見市民部長。 ○番外市民部長(高見博之君) ごみの問題につきましては、一義的には、御自分の土地につきましては、御自分できっちりと管理していただいて、不法投棄されないように適切に管理していただくということではございますが、先ほど議員おっしゃいましたように、手に負えないものが捨てられる場合もありますので、その場合につきましては、本人さんからでも結構ですし、自治会等通じましても結構ですので、市民対話課なり環境課なりに御連絡いただければと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) 今言いましたように、やはり連絡先というのが余り周知ができてないと思っております。ですから、もう少しそういうこともきちっと周知をしていただいて、市民の方から、すぐにでも連絡がくれるような体制をとっていただければ、連絡したからごみが減るというわけでもないでしょうけれども、やはり、それだけ関心が高まっていいんじゃないかと思っております。そこらの対応をしっかりまたお願いしておきたいと思っております。  次に、区画整理事業のことで、少しお聞きをしておきます。  先ほども言いましたように、区画の中に道路がたくさんできてきて、それが全て舗装できればいいというのは、僕もできないという理由もある程度は理解しているつもりです。  ただ、先ほどのお答えの中にもありましたように、中に下水とか水道とか、そういう工事の兼ね合いと、地域の利便性とかいう話がされてましたけど、その中の、余り地域の利便性を考えてないんじゃないかというようなことは僕は思っております。完成すればよくなるんだということ、前々から言われておるんですけども、やはりもう少し地域の利便性を優先してやっていただく必要あるんじゃないかと思うんですけど、一番のおくれは、下に入るものがまだ入ってないから、一度舗装しても、またはぐらなあかんと。そういう不経済なことはする必要ないと思うんですけど、もう少し、地域の方が便利に使えるように、この道路使えればいいんやなというような感じになってるけど、いつまでたっても、そこが進まんというようなことが起こっております。やはりそこら十分に気をつけていただければなと思っております。その件に関しましては、通行量の関係もあるんだというような話もさせていただきましたけども、それは優先的にやっていくというようなお答えもいただきましたので、それは結構ですので、そこらも十分考えていただいて、やはり未舗装の道路ですので、雨とかが降った場合にすぐに水たまりになります。水はけるとこないんでね。だから、そこらも含めて検討を十分にお願いしたいと思っております。その分は結構です。  次に、総合案内所の関係です。  まだまだ、先ほど御答弁もありましたように、観光客が来るような状況にはなっておりません。ただ、私も言いましたように、やはりせっかくある施設ですので、もう少しうまく活用ができないかというようなこと思っております。  いろんな課題があるんだろうと思うんですけど、うまく活用できないような施設面での課題とかいうことは、どういうものがあるんかなと考えてみましたら、やはりあそこには水道がないとか、基本的に。そういうことがあります。隣にトイレがあるのに、何で水道がないんかなというようなことを思っております。だから、何かそういう簡単なことが余りできてない。ただ、レンタサイクル貸し出すだけのとこやとかいうような感じで捉えられているのと違うんかなと思うんですけど、そこらについてはどうでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 確かに現在、水道とかないという状況わかってございます。これにつきまして、下水道整備とか、そういったこと終わった後にそういったことも整備していくということでございますので、御理解いただきたいというふうに思っております。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) やっぱり基本的にそういうライフラインの関係が不整備だというのは、まるっきりおかしな話と思いますので、なるだけ早急に、そういう対策はとっていただきたいと思います。  やはり総合案内所ですので、ある程度の時間空いておって、いろんな方が活用できる、利用できるというような場に早くしていただきたいと思っております。  次に、ゆらのすけのルート変更の件です。  先ほども言いましたように、そういうことはできるんかできんのか。検討はしていただくというようなことなんですけども、やはり私が提案したのは、今のルートは、何も家がないとこ通ってますんで、何か余り意味がないかなというようなことです。広くゆらのすけのルートももう少し見直す必要もあるんかもわかりませんけども、私としては、もっともっと利用していただくのが一番じゃないかと思っております。地域公共交通ですので、既存のバスが通ってりゃあかんとかいう話ありますけども、そういうことはないんで、そこら早急に検討していただけると思うんですけども、そのことに対して、再度お答えお願いいたします。 ○議長(釣 昭彦君) 平野市長公室長。 ○番外市長公室長(平野佳秀君) 区画整理地内へのゆらのすけの運行でございますけれども、先ほど市長も御答弁させていただきましたように、区画道路でありますとか、その周辺の整備状況に合わせまして、具体的に検討していきたいと思ってます。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) その件に関しましては、区画の事業の進捗の度合いもありますけども、よろしく検討お願いいたします。  最後に、熱中症対策について、少しだけお伺いしておきます。  先ほども言いましたように、いろんな対応をとっていただいております。熱中症指数を基本にやられてると思うんですけども、実際には、各学校には熱中症指数をはかる計器は、各学校には設置されておるんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 藤本教育次長。 ○番外教育次長(藤本浩士君) 熱中症の指数計ですけども、昨年の6月に各学校に複数校配布しまして、それを用いて、活動の学習するように指導しております。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) 気温と湿度の関係で、熱中症のリスクが出るとかいう話にもなっております。その機械があれば、ある程度の対応はできるんじゃないかと思っております。  それと、私はちょっと心配しておったのは、学校内ではある程度の対応はとっていただけるんかなと思ったんですけども、登下校時も暑い状態でと思ったんですけども、今、教育長のお答えの中で、文房具なんか、学校に置いてもよいというような対応をとっていただいておるということなんで、それは安心をしております。  それと熱中症になった場合にどういう対応とるんかというようなことは、マニュアルとしてつくっておられるんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 藤本教育次長。 ○番外教育次長(藤本浩士君) 県、国の通知の中にも、これはありまして、それは徹底しておりますが、体を冷やすとかいうようなこともありますが、症状の軽い重いにかかわらず、救急搬送するというのは、そういうのを前提で行っております。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) 私がお聞きしたのは、そういうマニュアルは赤穂市としてつくられておるんかということをお聞きしておるんで、それは、実際に熱中症になって救急搬送するようなこと、もちろん当たり前のことなんですけども、そういうマニュアルはつくられておるんですか、市として。 ○議長(釣 昭彦君) 藤本教育次長。 ○番外教育次長(藤本浩士君) 市としてのマニュアルというよりも、これはもう県、国の通知をもとに市が発出しておりますので、それを指導するように通知しております。  先ほど熱中症の人数等も教育長のほうからお答えいたしましたが、昨年度総務省の報告によりますと、昨年度は、年間で、小中学校6,333人が救急搬送されております。また、本年度につきましては、9月8日までに3,572人というのが搬送されておりまして、赤穂市は現在報告を受けておりません。  以上です。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) 私がお聞きしたのはマニュアルがあるんかないんかという話なんですけども、四日市市で、熱中症予防対策マニュアルつくってるんです。そもそもつくった経緯が、同じように屋外でしよって、13人運ばれて、それをいろいろ検討して、やっぱりそういうものが必要じゃないかということで、きちっとしたマニュアルをつくられてます。ですから、赤穂市としても指示はしとる、対応はという話もありますけど、やっぱりそういうものも必要じゃないかと思うんですけども、再度お聞きしておきます。それは余り必要ではないということでよろしいんですか。 ○議長(釣 昭彦君) 教育長。 ○番外教育長(尾上慶昌君) 市としてマニュアルつくるとか、市としての対応ということで誤解されるんですけれども、赤穂市教育委員会は、御存じのとおり、指導主事、人権入れて4人しかおりません。神戸市は125人、姫路市は78人いるわけです。執行規模が違うわけです。赤穂市の教育委員会の持ってる機能は、国、県の方針を執行する執行機関としての機能を持ってるわけです。ですから、例えば熱中症に対するマニュアルをつくろうと思ったら、医療機関に依頼したり研究機関に依頼したりして、それなりの医療的なバックアップをとったようなものをつくらなければならない。そういう機能は赤穂市にはございませんので、2,000近く教育委員会ありますけれども、ほとんどのところはそういった規模なので、国や県は、あるいは厚生労働省は、これを準用しなさいということで通知をくれるわけです。ですから、それを準用することによって、四日市がどんなんつくってるかは私拝見してませんけれども、それ並み、あるいは、それ以上のものが赤穂市に届いていると。ですから、国、県のマニュアルを準用するようにしてるわけです。しかし、例えば運動部活動の指針なんかは、国や県が市独自で、それぞれの実態に合わせて、ある程度創意工夫しながらつくりなさいという指示があるわけです。その分については赤穂市教育委員会は出すことができます。  よく、例えば熱中症対策について、赤穂市教育委員会が通知を出さなかったというような批判を受けることがあるんですけれども、そんな通知を出す能力ないですよ、赤穂市教育委員会には。どないして出せるんですか。国や県の通知を受けて、医療的な背景をもとに赤穂市教育委員会がその通知を出すというのは、これ、どこの教育委員会でも一般的にやってることなんで、とにかく医療的な判断とか、非常に高度な判断を要するものについては、国、県の指示がない限りは、国、県のマニュアルを準用するというような格好をとらせていただいておりますので、ぜひ御理解お願いしたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 山田昌弘議員。 ○17番(山田昌弘君) 私は別に、それは赤穂市の対応は悪いとか、そういう話をした覚えはありません。教育長の言われることもよくわかります。ただ、やはり四日市市は、言われたように、そういうことが出たから、もっと市として、教育委員会対応として、そういうことが必要じゃないかということでつくられているというお話をしました。見たことがないと言われるんで、また、必要があれば、見ていただければと思っております。  そのものをつくるかつくらんかの判断は、教育長にあると思いますので、そこのところよろしくお願いいたします。  これで終わります。 ○議長(釣 昭彦君) 次、7番 木下 守議員。 ○7番(木下 守君)(登壇) ただいまより通告に従い、2点御質問いたします。  1点目は、赤穂の「塩」を活かした取り組みについてです。  塩は、赤穂市の発展に大きく影響し、赤穂市の歴史の中で、塩を除いては語れないぐらい大きな存在です。また、私たちの生活する上で欠かすことができない貴重な資源として身近にあるのですが、余り注目されていない現状もあるように感じております。  このたび、「日本第一」の塩を産したまち播州赤穂というタイトルで、ことし5月に日本遺産に認定され、6月に、赤穂市日本遺産推進協議会が発足しました。  日本遺産に認定されたことを契機に、これまで以上に赤穂の塩を使ってもらえる知恵と工夫が必要です。そのためには、塩についての専門家や実際に塩を利用されている方の意見を積極的に取り入れ、次へのステージに結びつけていかなくてはなりません。  まずは、市民の方々にすばらしい赤穂の塩の認識を高めていただき、そして全国に赤穂市でつくられた塩の利用促進が広がることを願っています。  これまでの塩づくりの取り組みを活かして、市内の方々に赤穂の塩をもっと使っていただくために、どのような取り組みを考えておられるのかお尋ねします。  2点目は、二級河川新川改修整備と、塩屋ポンプ場の老朽化についてです。  二級河川新川改修整備、また塩屋ポンプ場の老朽化に関する質問は、これまでに複数の議員の方々が質問されてきました。  現在の新川改修の状況は、変わることなく、地域住民から、景観が悪いことや護岸が崩れているなど、心配の声をお聞きしています。  また、複数の工場が新川に隣接し、建ち並んでいますが、樹木の伐採や除草に苦労されています。昭和45年に設置された塩屋ポンプ場においても老朽化し、住宅地内であり、騒音や景観の問題、また悪臭の問題などがあります。  平成29年2月には、このような課題を少しでも解決しようと、私たち数名の市会議員と県会議員、また、関係事業所の代表の方々とともに河川管理者である県に河川改修整備の要望をしてまいりました。  一足飛びには、新川改修整備まではいかないとは承知していましたが、県としては、新川の堤防沿いに生い茂った樹木が送電線にかかるなど企業活動に影響することから、平成29年3月には、県による現地調査をしていただき、平成29年度内には、約250メートル範囲の樹木伐採と除草を実施していただきました。  新川は、昭和54年から高潮対策として整備が始まり、加里屋川合流点から三樋町まで約2キロのうち、下流の約1キロメートルは整備されていますが、平成6年以降、改修工事が進んでいない状況があり、新橋(旧塩野義製薬)の入り口から上流は未整備のままであります。住民は、大雨の際に新川の増水で住宅にまで来ないかと心配されています。  これまでの答弁では、新川については、一定水準の流下能力を確保すべき整備がなされているとのこと、景観整備など行う予定はないと聞いています。  また、塩屋ポンプ場においては、関係機関と協議しながら、検討してまいりたいと述べられています。  新川の重要性、周辺環境の保全等を御確認いただき、二級河川新川の河川管理者である兵庫光都土木事務所にぜひ要望を行っていただきたいと思いますが、市長の考えをお尋ねします。  また、新川改修整備とともに塩屋ポンプ場の老朽化に対する対応についてお尋ねします。  以上で、壇上からの質問を終わります。 ○議長(釣 昭彦君) 市長。 ○番外市長(牟礼正稔君)(登壇) 木下議員の御質問にお答えをいたします。  第1点の赤穂の「塩」を活かした取り組みについてであります。  本年5月2日、「日本第一」の塩を産したまち播州赤穂が日本遺産に認定され、これを契機に市内製塩業者、赤穂商工会議所を交えまして、赤穂の塩の振興について協議を行っているところでございます。  今後は、市内製塩業者の協力を得て、日本遺産のストーリーにふさわしい塩の国のかん水を利用した塩を商品化したいと考えております。  また、市内飲食店に赤穂の塩を利用した料理を開発していただき、そのメニューを紹介するパンフレットを作成するなど、市民をはじめとした情報発信に取り組んでまいります。  第2点の二級河川新川改修整備と塩屋ポンプ場の老朽化についてであります。  新川につきましては、県において、昭和54年から平成6年の高潮対策事業等により、一定水準の流下能力を確保する整備が行われております。  現在は、平成24年に兵庫県が策定しました千種川水系加里屋川河川整備計画のうち、優先的に整備を進める区間として、延長約2.9キロメートルの加里屋川を対象とした事業が進められており、新川では、樹木伐採等の維持管理が行われている状況にあります。  議員御指摘の新川改修整備に係ります要望につきましては、加里屋川新高潮対策河川事業要望として、引き続き要望してまいりたいと考えております。  なお、現状では、護岸の老朽化が激しくなっていることから、沿線自治会等の意見などを踏まえ、その整備等を要望してまいりたいと考えております。  次に、塩屋ポンプ場の老朽化に対する対応についてであります。  塩屋ポンプ場の老朽化対策につきましては、本年度策定中のストックマネジメント計画に基づきまして、現在の場所での改築更新を計画しております。その際には騒音対策や景観も考慮しまして、進めてまいりたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 木下 守議員。
    ○7番(木下 守君) それでは、再質問をさせていただきます。  まず、赤穂の「塩」を活かした取り組みについてということで、前回の第2回定例会でも非常にたくさんの議員の方が質問され、いろいろ議論があったところですけれども、やっぱりスピードが大事だと思います。やはり認定されて、北前船は昨年、ことし5月が赤穂、「日本第一」の塩のまち赤穂として認定されたわけですけども、現在、先ほど市長の答弁で、商工会議所含めて市内の製塩業者の知恵とかお借りして、赤穂の料理等ありましたけれども、今現在、先ほどかん水の活用とありましたけど、いつごろぐらいまでをこれを開発というか、打ち出していくのか、スピードが大事だと思います。特に塩についてのたしか日本遺産の認定を受けてるところは、ほかにはないかと思うんですが、今の現状、いつぐらいまでの目標を持って、このかん水を活用して、商品化をいつぐらいに考えておられるのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 大黒地域活性化推進担当部長。 ○番外地域活性化推進担当部長(大黒武憲君) かん水を利用した塩の商品化についてですが、現在、塩の国の所有者である県と、かん水の取り扱いについて、細かい調整をしているところであります。  また、かん水を使用した商品化に向けても、製塩業者と調整を行っており、発売につきましては、まだ未定ですが、サンプル的に年内を目途につくっていきたいと思っております。 ○議長(釣 昭彦君) 木下 守議員。 ○7番(木下 守君) とれる量が限られてるとはお聞きしてるんですけれども、年内に商品化に向けて取り組まれるということですけども、これは、どれぐらいの量とれてるのか、さらに、今までより増えてきているのか。その活用の仕方ですけども、どういう展開をされようとしているのか、その点もお聞きしたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 大黒地域活性化推進担当部長。 ○番外地域活性化推進担当部長(大黒武憲君) 活用のほうですが、現在、商工会議所、赤穂市のほうと合同でアンケートをとっております。そのアンケート結果によりまして、興味を示していただいた方々のお店に先ほど申しました商品ではなくて、サンプルのほうお渡しして、料理を開発していただいたり、それを踏まえて、パンフレットを作成し、市内外に情報発信をしていきたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 木下 守議員。 ○7番(木下 守君) サンプルということで、早く商品化も願っているところなんですけれども、この塩を制するものは料理を制すると、塩を制するものはラーメンを制すると言われるぐらい、ぜひ、この日本遺産に認定されたからには、塩を制して、赤穂の発展、寄与に大きな貢献を私は期待している一人であります。塩というのは、なかなか表に出ないんで、にがりとか豆腐づくりとか、いろいろと活用されてるようですけども、赤穂でとれた海水、赤穂でつくられた塩、それを目玉に日本遺産をどんどん、赤穂という地名、塩の国赤穂ということをアピールを、さらにスピードもってやっていきたいという思いから質問させていただきました。  特にこの塩については、ストーリーで今回認定を受けておりますので、文化的な、歴史的なことが非常に重要だと思うんですが、そういった面ではどのように展開を、この塩をメーンにして考えておられるのか、教育委員会になろうかと思うんですけど、お聞きしたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 東南教育次長。 ○番外教育次長(東南武士君) この日本遺産に認定されたことにつきまして、議員おっしゃいましたように、塩をできるだけ市民の方に利用促進していただきたいというようなお話、それから文化的な価値をわかっていただきたいというような御質問だったと思うんですけれども、このたびの日本遺産の認定を契機といたしまして、市民の皆様には、赤穂の塩の歴史文化、ストーリーを知っていただくことは、そういった郷土への愛着を高めまして、地元の方々が地元の塩の利用の促進、そういったことにもつながるものと考えておりますので、このために、今後の日本遺産推進協議会の取り組みの中において、塩の歴史文化についての市民向けの講演会や、それから企画展示などを計画いたしまして、少しでも多くの市民の皆様に多くの塩に関する情報発信を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 木下 守議員。 ○7番(木下 守君) 認定されて、まだわずか数カ月ですので、当然まだ知らない方も多いとは思いますが、広報あこうの表紙に載せられたり、またウエブでも載せられたり、非常に積極的にされてるんですが、市内でやっぱり、まだまだ認識されてない方が多いと思います。塩味まんじゅうつくってこられたそういった方にお聞きしても、塩のことで今度日本遺産に認定されたということ知らない方もおられます。近くに住んでる方も、それって何のことと、そういうこともありますので、本当にさっき言いましたけど、スピードを上げていただいて、本当に早く、伯方の塩というのもありますけど、それもやっぱりPRが大きなネックで、ぐっと一気に認知度が上がったということお聞きしてますので、取り組みをぜひよろしく、スピード上げてお願いしたいと思います。  2点目の二級河川新川改修整備と、塩屋ポンプ場の老朽化についてですけれども、これまでと同じような答弁だと思います。平成21年、たしか汐江議員が周辺の整備も合わせて新川のこと取り上げられたと思います。その後も議員の方も取り上げられましたが、やはり要望していく中に、業者の方がこれだけ困ってるんだと。現実に今、加里屋川のおっしゃられました千種川水系、加里屋川河川整備計画、そちらのほうの2.9キロメートルとおっしゃられましたけど、そちらのほうに行ってしまってから、ここはとまってるのか。新川というのは、この計画の中には入っていないのか、その点確認しておきたいと思います。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) その中に新川も含まれてございまして、そのうち、また播磨高潮対策事業、こちらのほうございますが、こちらに加里屋川と新川という形で含まれてございます。その中で、現在加里屋川のほうを高潮対策事業として優先的に整備されているという状況でございます。 ○議長(釣 昭彦君) 木下 守議員。 ○7番(木下 守君) もう住民の方、私も聞いて、たしか、もう10年ぐらいになると思います。非常に生い茂った新川沿いの景観といい、どぶ川のようになった状況を嘆いておられて、いろいろなものが川に沈んでたり、それと、一番大事な企業誘致ということも大事なんですが、現在、市内に営業されている、企業活動されている会社の工場長さんたちが自分たちの敷地の中に、その護岸の石を積んでるところが、自分たちの確かに敷地になってるとこもあるようです。だから、その護岸をじゃあ自分たち工場が河川整備をするかいうたら、とんでもないと嘆いておられるんです。恐ろしい金額がかかると、多額になると思います。当然できません。  管理責任者は兵庫県ですので、お願いするしかないんですけれども、これまでに会社によれば、約100万円近く、その樹木の伐採、当然送電線にかかってると、もう破損が非常に心配されて、そういうこともされたこともこれまであったとお聞きしてます。やはりやれるところからということで、護岸がどんどん樹木によって崩れていく、そういうことも考え、また市内の中心部、民俗資料館もありますし、学校もあります。住宅もたくさん張りついてます。そういうことも考えると、やはり急いでいく必要があると思うんですが、その点、本当にもう強くおっしゃっていただきたいと思うんですが、加里屋川の全体の中の新川ということも並行してというか、そちらも計画とか、今後の考え方ということ整理していく必要あると思うんです。その辺についての考えはどうでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 予算的な部分ということになってこようかと思いますが、やはり限られた予算の中で、集中して事業を進めていくのか、分散して進めていくのかということになろうかと思います。現在のところは、集中して加里屋川の整備を行っているという状況でございまして、当然分散いたしますと、整備自身は、両方ともがおくれてくるということになろうかというふうに思いますので、新川につきましては、これまでも申し上げてまいりましたが、基本的に全体的な整備工事というものは、なかなか進めることできない状況でございますが、老朽した部分の石垣の補修とか、そういったことでの対応ということで、今後とも県のほうは行っていきたいというふうに聞いておりますので、事業全体の進捗というんですか、そういったことにつきまして、スピードアップしていただけるように、全体的な予算配分等も要望していきたいというふうに考えているところでございます。 ○議長(釣 昭彦君) 木下 守議員。 ○7番(木下 守君) 予算のことも言われましたけども、新川も平成6年からですから、もう二十五、六年、その間とまっているわけですね。だから、同じ状態が続いてて、なおかつ塩屋ポンプ場も老朽化してると、当時から言われてまして、昭和の45年から動いてるということで、もう、かれこれ50年です。そろそろ考えないといけないと思うんですが、新川と塩屋ポンプ場は同じところに関係した施設だと思うんですが、これはやっぱり同時に考えていく必要があると思うんですが、同時に考えていかれようとされているのか、それと塩屋ポンプ場の老朽化ですけれども、耐震化は大丈夫なんでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 古津建設経済部長。 ○番外建設経済部長(古津和也君) 新川のほうにつきましては、県管理の河川ということでございますので、県のほうに要望していくということになってまいります。  塩屋ポンプ場につきましては、市の管理ということなので、その辺、水道のほうでということになろうかと思いますが、その辺の連携というのは、県と市のほうで連携していくということになろうかというふうに思います。 ○議長(釣 昭彦君) 永石上下水道部長。 ○番外上下水道部長(永石一彦君) 塩屋ポンプ場につきましては、先ほども市長申し上げましたように、雨水ポンプ場でございまして、ストックマネジメント計画に基づいた改築更新を計画しておりますので、耐震化についても、そのことを念頭に置いて、整備を進めてまいりたいというふうに考えております。耐震化も含めて検討してまいりたいと考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 木下 守議員。 ○7番(木下 守君) 塩屋ポンプ場も大変老朽化して、先ほどの悪臭とか騒音とか、住宅の中にありますからね。非常に現地、何回も通るたびに、すごい音するんだろうなと。年に二、三回、これまで動いたことがあるということも聞きました。ほかのポンプ場は、100回、200回と動いてるところもあるようですけれども、使用頻度も低い、現在、たしか4基のポンプがついてるので相当な排水量は可能だと思うんですけれども、もうそういう施設が今の塩屋ポンプ場ができてから、能力的にはそれほど大きな能力も要らないと思うので、小型、また場所の問題も含めて考えていくのを急がないといけないと思うんですけども、そういったスピードというのか、また何年先、5年、10年先というぐらいになるのか、加里屋川を考えると、その後になると、相当先と思うんですが、どの辺の目途で考えていくようなお考えなんでしょうか。 ○議長(釣 昭彦君) 永石上下水道部長。 ○番外上下水道部長(永石一彦君) 塩屋ポンプ場につきましては、ストックマネジメント計画、本年度策定中でございまして、その計画に基づいて順次ほかの事業を精査しながら、優先的に、ポンプ場の整備は行ってまいりたいというふうに考えております。 ○議長(釣 昭彦君) 木下 守議員。 ○7番(木下 守君) 新川のお答えあれなんですけども、新川は加里屋川の整備が、上流まで2.9キロ終わってからということで、そういう意味だと思います。とにかく、今現時点で、まちの中心部でありながら、もう10年以上どころか、先ほど言いました、25年ほど工事がとまったまま、約2キロのうち半分、もうそれがたしか地震によって、当時、阪神・淡路大震災でとまったと思います。そちらのほうの費用で当然理由があったと思うんですが、それの後に動き出したんが加里屋川ということで、新川が一旦横へのいたというか、もうとまってるというような状態ですので、非常に、5社ほどある企業、大きな企業ですけれども、非常に新川に対しての護岸整備は望んでおられますので、本当に県への要望を、新市長、ぜひ現地を見ていただいて、どれほどどぶ川になってるか、どれほどジャングルのように樹木が生い茂ってるかを見ていただいて、ぜひ早い手を打っていただきたいと思います。  以上で質問終わります。ありがとうございました。 ○議長(釣 昭彦君) この際お諮りいたします。  本日の会議はこの程度で打ち切りたいと思いますが、これに御異議ございませんか。(異議なし) 御異議なしと認めます。  よって、さよう決します。 ◎日程通告・散会宣告 ○議長(釣 昭彦君) 次の本会議は、明20日午前9時30分から再開し、質問を続行いたします。  本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでした。    (午後4時28分)                    ( 了 )  地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。  赤穂市議会 議  長  釣   昭 彦        署名議員  家 入 時 治        署名議員  竹 内 友 江...