○
坂田市街地整備課副課長 1つ目の
数値基準ですが、「フッ素及びその
化合物」の
基準値は、
土壌汚染対策法に定められており、フッ素は0.8ミリ
グラムパーリットル、1リットル当たり0.8ミリグラムです。鉛は溶出量といい、溶け出すほうが0.01ミリ
グラムパーリットル、1リットル当たり0.01ミリグラムです。もともと土に含んでいる部分が1リットル当たり150ミリグラムです。フッ素は、その基準が最大で4.6倍で、鉛は最大で26倍になっております。
○
柴田都市計画部次長 土砂の入れかえの場合の深さと
工事費ですが、深さの関係は、今後調査しなければはっきりしないので、それをしたいという
中間報告です。また、費用についても、極端なことを言うと、かなり深いところがあれば、矢板を打ち込んだりするような工法になりまして、非常に高くなることも考えられます。通常の1、2メートル程度であれば、上からそのまま掘れますので、それほど費用はかかってこないので、大きな振れ幅があると思います。そういうことから、早期に深さ調査をしたいので、ご報告をさせてもらっています。
○
森田俊和委員 この調査結果の表面上採取した
最大数値が、フッ素4.6倍、鉛26倍という数値になっています。今後掘っていく中で、
汚染度合によって
工事費も変更される場合、この4.6倍と26倍という数値が実際どの
程度影響があるものなのか、数値がわかりづらいのですが、何か健康上の問題点などに
因果関係として影響のあるような数字なのかどうかお伺いします。
○
柴田都市計画部次長 深さの調査ですが、掘っていきながらではなく、ボーリングで10メートルぐらいのところまで
試料採取をし、まだ
汚染物質が残っているのかを分析をし、確認したいと思います。それに基づきどういう工法で
汚染物質、基本は
汚染物質があるところまで全部取り除くことを考えています。汚染の程度ですが、フッ素は、今、四、五倍という数値を申し上げていますが、一般的に
自然由来でも10倍くらいは、多くあるということで、直ちに健康に影響があるということではないかとは思います。鉛の部分は、二十数倍ですが、豊洲では非常に大きい数字が出ているのですが、そこと比較すれば、程度は低いと考えます。現在、直ちに影響が出るという数値ではないと認識をしています。
○
森田俊和委員 今後、平成31年度で
対策工法を施工されていますが、工事を発注する場合、
施工業者のある程度指定のものはあるのか。
鉄道関係になると、非常に
工事費が高くなる可能性があるというのもあり、こういう工事にはある程度参加できる業者の資格にも影響があると思います。その辺の
施工業者選定の基準があればお伺いします。
○
柴田都市計画部次長 工事については、深さを確認後にどういう工法になるかによるのですが、直接、JRの線路に近いところを工事するということではありませんので、JRからどこか入れなければいけないということは聞いておりません。
一般土木としての工事になるという想定をしています。
○
白石信一委員 費用に関しては、今後の対応のBに、JRにも負担を求めていくとのことで、土地はもともとJRの所有もあると思うのですが、その
工事費の
負担割合はどのくらいになっていくのでしょうか。
○
柴田都市計画部次長 負担割合はJRで換地をするところについては、全ての費用をJRからお支払いいただくという協定にしております。
○
白石信一委員 わかりました。平成29年の2月に覚書で締結されているようですが、以前の関係で
工事関係も含めながら、JRがなかなかそれに応じないというような前例もあったと聞いています。今回、その
負担割合を求めていく中では、JRも納得のことなのでしょうか。
○
柴田都市計画部次長 その前例については、この
土壌汚染ではなしに、石炭の燃え殻などの訴訟で、別個の場所、物質の話だと思います。今回は
土壌対策汚染法にかかっての対策ですので、JRと協議をする中で納得をいただいているということです。
○
神吉耕藏委員長 この件についてのご
質問等は、これで終結します。
理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。
(休憩 10時00分)
(再開 10時01分)
◎
所管事務調査 第5回
市議会(
定例会)
上程予定案件
@市道路線認定について
A市道路線廃止について
○
神吉耕藏委員長 再開します。
建設部より、第5回
市議会(
定例会)
上程予定案件2件を一括して報告願います。
○
東保建設部長 第5回
市議会(
定例会)
上程予定案件につきまして、
市道路線認定及び
路線廃止につきまして、
担当課より説明させます。よろしくお願いします。
○
西村土木総務課副課長 第5回
市議会(
定例会)上程の
予定案件として、市道の
路線認定及び市道の
路線廃止についての2件を予定しています。まず、市道の
路線認定ですが、今回
認定路線の総数は98路線で、総延長1万3,697メートルです。内訳は市が施工する道路が7路線あり、
うち都市計画道路は4路線、
道路事業により設置した道路を認定するものが3路線となっています。次に、
都市計画法に基づく
開発行為によりまして、市に帰属しました道路が58路線。それから、
県施工事業による道路を認定するものが30路線。このうち
東播磨道の関連28路線が含まれています。また、
圃場整備で短縮された市道の再認定が1路線。その他、認定の起終点を修正するために再認定をするものが2路線となっています。また、これらの中には整理・統合により廃止した道路を再認定するものが25路線含まれております。次に、市道の
路線廃止ですが、今回廃止しようとする路線の総数は26路線です。総延長は4,862.2メートルです。内訳は、先ほど申し上げました延長や短縮、つけかえといった整理・統合のために廃止し、再度、
市道路線として認定を行うものが25路線。このうち6路線は
県施工事業によるものです。また、廃道の申請により廃止するものが1路線となっています。
○
神吉耕藏委員長 ただいま報告がありました2件については、第5回
市議会(
定例会)
上程予定案件のため、本日は報告のみにとどめさせていただきます。
◎
所管事務調査 専決処分の報告について(
損害賠償の額を定めること及び和解のこと)
○
神吉耕藏委員長 次に、
専決処分の報告について、報告願います。
○
東保建設部長 専決処分の報告につきまして、
土木総務課より報告します。
○
西村土木総務課副課長 (資料により報告)
○
神吉耕藏委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご
質問等をお受けします。
○
柘植厚人委員 市道の
舗装欠損部分について、具体的にはどのような大きさで、深さ、道路のどのあたり、真ん中なのか端っこなのかなどということと、もう一つは欠損の理由と、ほかに同様の欠損があるところや、その
周辺地域で見つけたことはあるのかということについてお聞かせください。
○
西村土木総務課副課長 道路の欠損、穴ぼこの深さですが、約3センチメートル程度の深さで、幅は20センチメートル程度のものとなっています。道路のどの位置にあったかについては、道路の南から北側へ走っていく場合の左手、地図上で西側のちょうど端にあったものです。欠損の理由は、
道路自体が既に傷んでいたのと、今回の事故の原因となった穴ぼこ以外にも何カ所か穴ぼこがありまして、そこについても
緊急補修でまずは
応急処置をしたという状況でした。ですので、もともと
道路自体が
大分劣化をしているような道路でしたので、今年度計画に基づいて全面の舗装も行ったという状況です。
○
柘植厚人委員 ふだん通っている旧
西国街道も随分劣化が激しくて、道路の両側、真ん中に欠損があるので、また同じことが起きないよう対処をお願いします。
○
神吉耕藏委員長 この件についてのご
質問等は、これで終結します。
◎
所管事務調査 専決処分の報告について(
損害賠償の額を定めること及び和解のこと)
○
神吉耕藏委員長 次に、
専決処分の報告について、報告願います。
○
東保建設部長 専決処分の報告につきまして、
道路保全課より報告させていただきます。
○
塩見道路保全課副課長 (資料により報告)
○
神吉耕藏委員長 理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご
質問等をお受けします。
○
柘植厚人委員 この事故の
具体的状況について、後ろを見ていなかったのでしょうか。何かほかに気をとられるようなことがあってぶつかったのでしょうか。
○
塩見道路保全課副課長 事故の原因として、相手方の車に注意が至らなかった、
確認不足で事故が起こったものです。
○
柘植厚人委員 注意に至らなかった理由は何かあったのですか。手元に置いてあるものが落ちてしまった、周囲にほかにもっと気をとられるようなことがあったなど、そういう状況はあったのですか。
○
塩見道路保全課副課長 後進で気をつけていたのですが、特にそういった理由ではなくて、やはり注意が至らなかったと聞いています。
○
稲次誠委員 この事故を起こした車両が普通の軽の
ワンボックスなどの乗用車なのか、
工事車両なのか、トラック的な
工事車両だったのかという確認が一つです。例えば
パッカー車などで、バックの際に確認するようにということを
事故対策でされていますが、
建設部が所管される
工事車両の運転の際、
工事現場の中ではないかもしれないですが、市道や公の道路の中でのバックをするときに確認をするという基準はあるのか、2点確認をお願いします。
○
塩見道路保全課副課長 1点目に車の種類は、軽のトラックです。
安全確認の方法としては、目視、それからミラーでの確認です。通常の車の
安全確認と同様と考えております。それから、基準なのですけれども、今回は通常の公道の運転の中での事故ですので、特に何かの基準に基づいて安全を確認しているというものではありません。
○
稲次誠委員 後ろに進んでいるものによっては、
後方確認もできないこともあると思うので、そのあたりの確認をしっかりととることを今後進めていただきたいと思います。
○
神吉耕藏委員長 この件についてのご
質問等は、これで終結します。
理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。
(休憩 10時14分)
(再開 10時15分)
◎
所管事務調査 第29回
加古川ツーデーマーチの詳細について(
質問事項)
○
神吉耕藏委員長 再開します。冒頭に
玉川委員からありました第29回
加古川ツーデーマーチの詳細について、議題とします。
玉川委員、再度質問をお願いします。
○
玉川英樹委員 今回の
ツーデーマーチについて、詳細な報告、資料を事前に配っていただき、ありがとうございます。今回の2日間の
ツーデーマーチの感想をお聞きしたいのが1点です。今回、時間的に余裕はあったように思うのですが、
委員会で報告をしなくなってしまったことは、何か理由があるのですか。
○
石原協働推進部長 2つ目のご質問について、
委員会で審議いただく内容として、今回
ツーデーマーチの課題を聞いていただく必要があるのかなというのが一つです。もう一つは、こういう結果は早くお知らせしたほうがいいということです。そのため、きょう
玉川委員がおっしゃって、何か質問ということであれば、
所管事務調査でしていただいたらいいという判断です。
委員会の仕組みは、ともすれば報告が2カ月おくれてしまうときもあります。そういうことから判断して、特にご意見をお聞きして修正したり、あるいは新たに施策を実施したいというものと違って、単なる報告というものは先にしたほうがいいという判断で、事前に報告と資料の配布をさせていただきました。
委員長に相談したわけでもありません。もう一つ加えるならば、来年30回を迎えますので、それについては今、
実行委員会の中でどのような形にしていくか、キーワードとしていろいろ出しながらやっているわけなのですが、それについては、必要な折に
委員会の皆さんのご意見をお聞きしながら、より時代の変化に対応したものにしていくという考えでおります。1つ目の質問は、
ウェルネス推進課からお答えさせていただきます。
○塩谷
ウェルネス推進課長 今年の
ツーデーマーチ実施後の感想について、昨年度に引き続き2日間ともお天気に恵まれて、8,398名の方に参加をしていただいております。これは市内と市外の参加率はどうなのかといろいろ聞かれたりもするのですが、現在、まだ集計中ですので、その結果が出ましたら、報告はさせていただきたいと思います。特に、ここの数字にわかりますように、40キロコースは若干少なかったものの、10キロコースは、2日目に、前年度をかなり上回る方に参加をしていただいて、スタッフのほうにも「このイベントを続けてほしい」という声は多く聞いているところです。あと、JCと
実行委員会が一緒なので、JCには、ことしについてコスマーチ、宝探し、ミュージックフェスティバルをしてもらったのですが、かなり好評でしたので、いい形で終われたかなと思います。
○
玉川英樹委員 いろいろ部長からも意見をいただきましたので、ある程度理解はしています。今回
委員会で質問として取り上げようと思ったのは、来年30回を迎えるので、それに向けての今回の感想や、今後につながるような事業をいろいろ新たにされているので、そういったこともどうだったのかを聞きたかったんです。また、来年30回目を迎えますし、一つの区切りとして、
ツーデーマーチが2日間の開催であることについて、今後変えていくなどのお考えはあるのでしょうか。これは市民総出で、JCだけではなくて、各種いろいろな団体、連合婦人会、消防団、各町内会など、いろいろかかわっていますので、その辺の考え方で今後どのような検討をされているのかお聞きします。
○塩谷
ウェルネス推進課長 来年度に向けては、例えば2日間か、1日なのかということも含めてだと思いますが、9月25日に
ツーデーマーチの
実行委員会を開催しまして、来年度に向けてどのようにするかということを委員の皆様と話をさせていただいたところです。前から
委員会などでも言わせてもらっていますが、30回を機に新しくリボーン、リニューアルしてやっていきましょうという方向で考えていました。
ツーデーマーチが、市民の認識率では、90%以上の方が
加古川といえば
ツーデーマーチということで、知っている方が多く、「
ツーデーマーチではなく1日でもいいのではないの」という意見は確かにありました。一方で、
ツーデーマーチという単語自体が、この
加古川市民の認識の中でも90%以上があるということであれば、2日間でいきましょうという意見もあります。あと、原点回帰ということで、もともと競わないスポーツであり、ふるさとの再発見であったり、気軽に参加できるイベントということがありました。それのいいところをつなげていきながら、
加古川を
ツーデーマーチで全国に発信しようというシティープロモーションは、観光振興課、秘書広報課などにもありますから、検討
委員会でもいろいろ話があった中、
ウェルネス推進課所管の
ツーデーマーチは健康をコンセプトにしようという考えがあります。
加古川市民にもっと喜んでもらえるように、中を向いたふるさと再発見を考えていこうというところをコンセプトにして、来年度は、5キロは若干少ないですが、20キロ、10キロコースはたくさんいらっしゃることがありますので、40キロは少し見直して、
加古川の中を20キロにして、健康というイベントを加味しながら考えていこうと思います。今回の
ツーデーマーチを見て、やはり40キロコースの方が、他市から参加されている方がやはり多かったかなというのがあるので、30回に向けては1つの理由づけになったかなとは考えております。
○
森田俊和委員 431名の運営スタッフの内訳には、市の職員がどこにも入ってこないので、この運営スタッフの内訳の確認をお願いします。
○井上
ウェルネス推進課副課長 運営スタッフ431名の内訳ですが、そのうち市職員のスタッフは、内数になりますが、2日間で延べ193名となっています。この中には、3年目、4年目のユースチャレンジの職員も含まれています。ほかには、
実行委員会の委員であったり、ウォーキング協会の会員や、手話通訳者など、そういった方々を含めて、運営スタッフというくくりで一つにまとめております。
○
森田俊和委員 市の職員が193名、新人の3、4年目のユースチャレンジの方がそこに含まれているということですが、このユースチャレンジの新人の選考というのは、基本的にどういう決め方をされていますか。
○井上
ウェルネス推進課副課長 ユースチャレンジは、人材育成課の所管になっておりまして、対象者のリストがこちらのほうに上がってまいりまして、その中で実際に来られる方、来られない方というところも踏まえまして、もし来られない方でしたら、また違うイベントに振りかえてというので人数調整しまして、最終的にこちらのほうからそれぞれの最終の人数を確定した上で割り振りしていっているというやり方をしています。
○
森田俊和委員 市から指名を受けて、正当な理由というか、特段断る理由もなければ、何かのイベントに参加をするという考え方でよろしいですか。
○井上
ウェルネス推進課副課長 入庁して1年目から4年目までの間に何回かの市のイベントに従事する形では聞いていまして、1、2年目を対象に
加古川マラソン、3、4年目を対象に
ツーデーマーチに従事してもらっている形でここ数年来ております。その部分で何かしら事情があって交代したところが祭りに行ったり、
ツーデーマーチからまたマラソンへ移ったりなど個別の事情はありますが、基本的な年数の割り振りで当てていただいていると考えています。
○
森田俊和委員 選挙事務でしたら、市職員は選挙管理
委員会から打診されても断られる若手が多くて、スタッフが集まらないという事情があるのですが、このユースチャレンジはそういうことがないという認識でよろしいですね。
○井上
ウェルネス推進課副課長 このユースチャレンジは、人材育成課が所管する研修という位置づけになっています。原則研修ですので、今のところ、皆さん参加いただいております。
○
森田俊和委員 参加者数が今回、初日については、335-D地区のライオンズクラブから330から350人ぐらいの参加があるのですが、来年は多分もうないと思っています。それで考えますと、実質、300人以上の方が減ってきているのです。先ほどの冒頭の説明でも、たしか20回の記念大会のときにもそれを節目として廃止してはどうかという話が庁内でも相当出ていたと思います。今回、30という数字を迎えてその話が出て、今のところは、今後も進んでいくということですが、先ほど言いました初日の300人の減に対して、
担当課として、この減の現実をどう捉えているのかというのと、この30回を迎えるに当たって、参加者の増員に対する何か手だてを考えておられるのか、その2点をお伺いします。
○塩谷
ウェルネス推進課長 確かに、ライオンズの335-D地区の方に330人ぐらい参加いただきました。後でライオンズの方と話をしたところ、すごくいいイベントだとおっしゃっていただいて、来年も参加するように言っておきますと聞いております。もしライオンズの方がいらっしゃらなかったら300人減りますが、もちろんこの
参加人数は一つの大きな目安だと思っていますし、たくさんの方が参加していただけたら、いいことだと考えております。2つ目の質問の来年度に向けてですが、来年度は、健康というコンセプトのもと新しいイベントを、健康を感じていただけるようなイベントを企画していこうと考えております。
ツーデーマーチのチェックポイントを回って、これまでいろいろなところを回っていただけているいいところと、新たなところをプラスをしていこうと思っています。減員か増員になるのかわかりませんが、協働の観点からある程度のところ、例えばこのエリアを、JCにお任せをして、いろいろな形で小さい自立のイベントが一緒になるような形も考えております。いろいろなアドバイスを今後いただければと思っておりますので、よろしくお願いします。
○
神吉耕藏委員長 この件についてのご
質問等は、これで終結します。以上で、本日予定していました議事は全て終了しました。これで本日の
建設経済常任委員会を閉会します。...