加古川市議会 > 2017-10-19 >
平成29年福祉環境常任委員会(10月19日)

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  1. 加古川市議会 2017-10-19
    平成29年福祉環境常任委員会(10月19日)


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    最終取得日: 2021-05-01
    平成29年福祉環境常任委員会(10月19日)              福祉環境常任委員会 会議録   <開催日時・場所> 日時:平成29年10月19日(木)   開会 9時28分                  閉会 11時38分 場所:第4委員会室 <議事日程> 1 所管事務調査(報告事項) ・公開事業評価結果について(障害者(児)医療費助成事業(市)、高齢障害者医療費助  成事業(市))(市民部) ・国民健康保険制度改革の概要について(市民部) ・生活保護受給者の逮捕について(福祉部) ・臨時福祉給付金経済対策分)の実施状況について(福祉部) ・公開事業評価結果について(福祉タクシー料金助成事業)(福祉部) ・第5期加古川市障害福祉計画及び第1期加古川市障害児福祉計画(素案)に関するパブ  リックコメントの実施について(福祉部) ・東播臨海広域行政協議会第97回審議会における審議結果について(福祉部) ・公開事業評価結果について(資源化センター管理運営事業)(環境部)
    ごみ処理広域化の進捗状況について(環境部) ・専決処分の報告について(環境部) ・車両火災事故について(環境部) ・粗大ごみ戸別有料収集の実施状況について(環境部) ・ごみ減量情報紙の発行について(環境部) ・専決処分の報告について(環境部) 2 所管事務調査(質問事項) ・医療通訳の現状と考え方、今後の課題について(福祉部) <委員出席状況> 1 出席した委員   委員長  吉野晴雄   副委員長 松本裕之   委員   高木英里  山本一郎  原田幸廣  稲次誠        小澤敬子  木谷万里  小林直樹  村上孝義 2 欠席した委員   なし <会議録> ○吉野晴雄委員長   ただいまから福祉環境常任委員会を開会いたします。それでは、お手元の日程表に基づきまして、本日の議事を進めてまいります。なお、開催通知にはございませんでしたが、福祉部から生活保護受給者の逮捕について追加で報告の申し出がありましたので、日程表につけ加えさせていただいております。また、環境部の当日配付資料と公開事業評価の結果についての資料をお手元にお配りしておりますので、よろしくお願いいたします。公開事業評価については報告のみとさせていただきますので、あらかじめよろしくお願いします。それでは、附属機関等会議開催予定について、報告願います。 ○松本市民部長   次回委員会までに開催を予定しております市民部所管の附属機関につきまして担当課から報告させますので、よろしくお願いします。 ○守澤人権文化センター所長   附属機関等の開催予定について報告いたします。開催附属機関は加古川市人権教育・啓発推進審議会で、会議は公開で行い、第6回目を10月20日金曜日、午前10時から加古川市人権文化センターで開催いたします。協議事項は、加古川市人権教育及び人権啓発に関する基本計画(素案)についてです。 ○難波国民健康保険課長   附属機関の開催予定について、報告いたします。名称は加古川市国民健康保険運営協議会で、平成29年度第2回会議を平成29年11月16日木曜日、午後2時から議場棟の第1委員会室にて公開により開催いたします。内容は、加古川市国民健康保険第2期データヘルス計画(素案)についてです。 ○藤田環境部長   環境部所管の附属機関等の開催予定について、報告させていただきます。 ○生田ごみ減量推進課副課長   平成29年度第4回加古川市廃棄物減量等推進審議会を10月23日月曜日、午前9時30分より、議場棟の協議会室におきまして公開にて開催いたします。内容は、加古川市一般廃棄物処理基本計画の改定についてです。 ○田井福祉部長   福祉部所管附属機関等の開催予定につきまして報告させますので、よろしくお願いいたします。 ○稲岡高齢者地域福祉課長   福祉部が所管する附属機関の会議1件について、報告いたします。会議名称は第4回高齢者福祉計画及び介護保険事業計画策定委員会です。所管課は、介護保険課、高齢者・地域福祉課、健康課になります。開催日時は平成29年11月16日木曜日、14時から、場所は市役所新館191会議室で、内容は加古川市高齢者福祉計画及び介護保険事業計画の計画案に係る審議になります。公開の可否につきましては、公開となっております。 ○高橋こども部長   こども部所管の附属機関の開催予定について報告させますので、よろしくお願いします。 ○山本こども政策課長   こども政策課所管の平成29年度第2回加古川市こども・子育て会議を10月20日金曜日、午後3時30分から開催いたします。会場は加古川市民会館2階多目的室を予定しております。加古川市こども・子育て支援事業計画の中間見直し(案)のほか、特定教育・保育施設等の利用定義の設定について、ご審議いただくこととしております。なお、この会議は原則公開で開催いたします。 ○吉野晴雄委員長   本委員会所管事務の質問事項の聴取を行います。あらかじめ小林委員から質問したい旨の申し出がございましたが、そのほかに急を要する事情により、この場で質問される方がいらっしゃいましたら、挙手の上、発言願います。               (「なし」の声あり) ○吉野晴雄委員長   小林委員から質問事項のご発言をお願いいたします。 ○小林直樹委員   本市で把握できる部分やかかわれる部分には限りがあると思うのですが、「医療通訳の現状と考え方、また今後の取り組みについて」ということで、外国人患者の受診状況、受け入れ体制、また医療通訳に関する本市の考え方、取り組みについて、お聞きしたいと思います。 ○吉野晴雄委員長   ただいま小林委員から医療通訳の現状と考え方、今後の課題についての質問がありましたが、この件について、本日、本委員会で議題とすることにご異議ございませんか。               (「なし」の声あり) ○吉野晴雄委員長   そのように決定いたしました。小林委員からの質問につきましては、福祉部の所管事務調査の最後に議題といたします。関係する理事者の方には後ほどご答弁いただくことになりますが、福祉部長、ご答弁の準備等はよろしいでしょうか。 ○田井福祉部長   はい。 ○吉野晴雄委員長   よろしくお願いいたします。質問事項の聴取は以上といたします。理事者入れかえのため、しばらくの間休憩いたします。                (休憩 9時34分)                (再開 9時35分)    ◎所管事務調査 公開事業評価結果について(障害者(児)医療費助成事業(市)、高齢障害者医療費助成事業(市)) ○吉野晴雄委員長   再開いたします。所管事務調査を行います。市民部より報告2件のうち、初めに障害者(児)医療費助成事業(市)、高齢障害者医療費助成事業(市)の公開事業評価の結果について、報告願います。 ○松本市民部長   障害者医療に係る公開事業評価の結果につきまして、担当課から報告しますので、よろしくお願いします。 ○鹿間医療助成年金課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   理事者からの報告は終わりました。この件については、本日は報告のみにとどめさせていただきます。    ◎所管事務調査 国民健康保険制度改革の概要について ○吉野晴雄委員長   国民健康保険制度改革の概要について、報告願います。 ○松本市民部長   来年4月から行われます国民健康保険制度改革につきまして、資料に基づき担当課から報告しますので、よろしくお願いします。 ○羽原国民健康保険課副課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。 ○木谷万里委員   1ページ目の制度改革の概要の平成30年度からの実施案の国庫調整交付金の拡充の欄に「自治体の責めによらない要因」という記載があるのですが、自治体の責めによる要因というのは具体的にどんなことを想定されているのですか。 ○難波国民健康保険課長   急に風邪がはやったりというような想定はしておりますけれども、自治体の責めによる要因というのは今のところ想定してございません。 ○木谷万里委員   例えば、こども医療費の助成をふやしたことが責めになるのかどうかを聞きたかったのですが、そういうことではないのですね。 ○田中市民部次長   こども医療費の件はここに該当しないと認識しています。 ○木谷万里委員   もう一つ、今、県内の市町村に医療費の格差があるということですが、県内で加古川市がどれぐらいの位置にあるのかということを教えてください。以前お聞きしたときには保険料にはそれほど影響がないということでしたので、大体中間ぐらいなのかなと予測しているのですけれども。 ○羽原国民健康保険課副課長   資料の3ページ、県内国保の現状と課題の2番の医療費の動向の中に1人当たりの医療費が記載されています。例えば平成28年度でいいますと、加古川市の1人当たり医療費は37万8,104円で、県の平均が37万2,602円です。若干、加古川市のほうが高い数値にはなっておりますが、ほぼ平均の位置にあると考えています。 ○稲次誠委員   先ほどメリットのほうで急な医療費の増加のときに、直接市がそれを埋めるようなことはないという説明があったと思いますが、それは、翌年、県が繰り出したお金を戻す際に、増加した市町村に単独でかかわってくるのですか、それとも、全体に平準化するのですか。そうなると加古川市が伸びていなくても、ほかが上がると保険料は上がってしまうのかなという懸念があるのですが、いかがですか。 ○羽原国民健康保険課副課長   これについては広域化されますので、例えば加古川市で特に疾病が流行して医療費が膨らんだ場合、翌年度以降に、県が穴埋めをした部分について、加古川市がこれだけ上がったから支払うということではなく、兵庫県内で標準化して納付金に影響する形になってまいります。ですので、加古川市以外の市町で疾病が流行して医療費が膨らんだとしても、その部分は、間接的ではございますが、加古川市の翌年度以降の納付金には影響してくるのかなと考えています。 ○高木英里委員   保険料に余り影響がないとおっしゃるのですけれども、住民の皆さんへのちらしに「保険料について急激に上昇することがないよう、県において適切に激変緩和措置を講じます」ということになっているのですけれども、結局これは保険料がもう上がりますと言っていると思います。加古川市でも今回はそういうことはなくても、その次ということであり得るということだと思います。 ○羽原国民健康保険課副課長   激変緩和措置ということで、急激に保険料が上がる市町につきましては公費が投入されるという制度が創設される予定です。制度改正に伴いまして、確かに保険料が上がる市町もあれば、逆に下がる市町もあるということです。平成30年度の推計に基づいた納付金がまだ示されていない状況なので、今の段階では、加古川市が激変緩和措置の対象になるかどうかも、保険料が上がるのか下がるのかもわからない状況です。確かに、この制度改正によって保険料が上がる市町は出てきますので、その市町に対する制度が創設されたという認識です。
    難波国民健康保険課長   今後のことでございますが、平成30年度の医療費を計算するときに、加古川市はちょうど真ん中ぐらいですので、そんなに大きな影響はないかなと考えておりますが、今後、毎年のように医療費がふえておりますので、県全体の医療費が上がりますと、当然、資料2ページの右側の兵庫県全体の医療費総額がふえますので、それに伴いまして保険料が上がるという可能性はあると考えております。 ○高木英里委員   3ページに基本的な考え方ということで、いずれは将来的な保険料の水準の統一ということで、兵庫県内の市町で保険料を全部統一していこうという考えの中で進められてきているのですけれども、もしそういうことが進められたら、例えば独自の減免制度や、保険証をどういうふうに取り扱うかといった、これまで各市町でいろいろ行われてきていることがあると思うのですが、今はこまごまとしたところまでわからないかもしれませんけど、県の考え方としては、その辺はどう言ってきているのですか。 ○羽原国民健康保険課副課長   これは兵庫県の運営方針だけではなく、国の目標として、最終的には保険料水準の統一というところは目指していると聞いております。現状は、資料3ページにも書いておりますとおり、県内だけでもそれぞれの市町において、国保の取り組みの違いとか、例えば医療サービス機関の違いも当然ありますし、そういったところの格差というのがある中で、今後、保険料水準を統一していくためには、まずそれぞれの市町の取り組みもやはり標準化していく必要もありますし、恐らく医療サービスの部分についてもできるだけ標準化していくというような目標になってまいります。ですので、できるだけ水準を合わせていくためのまさに方針がこの兵庫県の運営方針になっていまして、この計画期間は一応3年となっておりますけれども、当然、次の3年、3年という形でかなり年数はかかると思います。なかなかすぐに統一することはできないと思いますので、その中で県や各市町と意見交換をしながら、できるだけ水準を合わせていく中で、最終的には保険料水準の統一ということになってまいりますから、なかなかすぐに達成するものではないかなと思っております。 ○高木英里委員   これからいろいろ決めていくということなので、細かいことは今はわからないとは思うのですけれども、でも、その考え方でいくと、例えば、いろいろ加古川市で行ってきたことがほかの市町に比べてすぐれていた部分や、逆にほかの市町と比べておくれている部分などがあると思うのですね。先ほどの考え方で統一保険料にするということだったら、サービスも統一で全部一緒なんだとなると、加古川市のすぐれていた部分が後退するように聞こえてしまうのです。そうなってしまうと、結局、加古川市として、これまでサービスを行ってきたものが後退するということにつながるのですけれども、そういった考え方はどう思っていらっしゃるのか、教えていただけますか。 ○羽原国民健康保険課副課長   委員ご指摘のとおり、各市町によってすぐれている部分、劣っている部分がございます。加古川市のほうが劣っている部分も、当然、中にはあると思いますので、そのあたりはやはり加古川市としてもレベルアップをしていく必要がある部分になるのかなというところです。県下の中ですぐれている部分を落とすことがあるかどうかというのはわかりませんけれども、基本的にはそれぞれの市町がボトムアップしていくという方向で今後は運営していく形になってこようかと思いますので、そのあたりは今後の調整になってくるのかなと考えております。 ○松本裕之委員   先ほど、大幅な医療費の増でも、翌年、納付額に反映しないというように聞こえたのですけれども、将来的な統一というのはわかるのですけれども、この納付額に関し教えていただきたいと思います。 ○羽原国民健康保険課副課長   基本的には、保険については毎年見直してまいります。 ○吉野晴雄委員長   この件についての質問等はこれで終結いたします。理事者の入れかえのため、しばらくの間休憩します。                (休憩 10時06分)                (再開 10時08分)    ◎所管事務調査 生活保護受給者の逮捕について ○吉野晴雄委員長   再開します。福祉部より報告4件のうち、初めに生活保護受給者の逮捕について報告願います。 ○田井福祉部長   本日の産経新聞の朝刊に報道されました、生活保護受給者の逮捕につきまして担当課から報告させますので、よろしくお願いします。 ○橘生活福祉課長   本日付で新聞報道されました生活保護受給者暴力行為等処罰法違反による逮捕について、口頭で説明させていただきます。今回、暴力行為等処罰法違反で逮捕されました対象者は、73歳の市内に居住している単身世帯の男性です。生活保護の受給につきましては、平成24年12月27日付で失業により開始となっております。保護開始後の状況ですが、日ごろから言動については粗暴なところがあり、今年度に入ってから「担当ケースワーカーを殴って刑務所にでも入ったほうが食事をつくる手間も省けるので楽だ」との言動もありましたが、物を持って危害を加えるような行為はありませんでした。しかし、昨日、年金証書の提出を求めるため、事前に連絡の上午後2時30分ごろ、本市のケースワーカーが対象者宅を訪問したところ、生活保護の扶助額に対する不満を述べるなどケースワーカーと話をする中で怒り出し、対象者が「帰れ、警察を呼ぶなら呼ばんかい」と激高し足蹴りを行い、鉄パイプを振りかざしたため、外に避難の上、生活福祉課へ相談し、ケースワーカーが警察へ通報しました。その後、駆けつけた警察官に暴力行為等処罰法違反で、午後3時18分に現行犯逮捕されました。日ごろより訪問調査につきましては2名体制で実施しており、粗暴の行動や危険を感じるようなケースにつきましては、警察OBの専門調整員が同行するなど、職員の安全に努めております。今後とも警察の通報が必要な場合にはちゅうちょなく通報し、職員の安全確保に努めていきたいと考えております。また、必要な人には確実にフォローを実施するとともに、不正受給や暴力に対しては厳格に対応し、生活保護制度の適正実施に努めていきたいと考えております。 ○吉野晴雄委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。 ○木谷万里委員   このときも2人で訪問されていたということで、職員の1人は23歳で、今年度入られた方かなと思うのですけれども、かなり厳しいような状況のケースにそういった職員を訪問させるということに対しての指示や指導、ケースワーカーに対するフォローというのはどのようにされていたのか、教えてください。 ○橘生活福祉課長   訪問につきましてはやはり安全第一で考えております。今回の件に関しましても、過去約5年近く保護を受給してこられている方ですので、この方がどういう方かということを文書で引き継ぐように、また、前任のケースワーカーがいる場合には情報提供するようにと心がけております。また、安全対策につきましては、そういうことを踏まえて専門調整員の同行をお願いしたり、過去の犯罪歴等があるような場合については確認しております。所内の研修におきましても、安全確保のため、粗暴な行為があったときにはちゅうちょなく警察へ通報をして、安全第一で考えるということで教育はさせていただいております。また、今回の件につきましては、人事課のほうにも報告しておりまして、職員の心のケアについても今後対応していく予定としております。 ○木谷万里委員   以前にも職員を殴ったという報告があったと思うのですが、そのときは警察に相談したのですか。それと、今回はどんな説明に行かれたのですか、支給率が下がるというような説明をされたのですか。年金証書を確認しにいったということですけれども、そもそも最初の段階でそういった確認ができているとは思うのですけれども、制度改正があって支給する額が減るようになったのか、その辺をもう一度教えていただけますか。 ○橘生活福祉課長   今回の対象者につきましては、年金制度の改正によりまして短縮年金の対象となった方で、10月から第1回目の年金が受給されることになっておりました。生活保護制度につきましては、不足額を生活保護で負担するというのが大前提ですので、生活保護の扶助額が減るというのは、年金で補填される分について減額されるということです。総体としての生活費自体は変わらないのですけれども、生活保護として出るお金が減るということを捉えて、新聞報道のほうでは減額という話にされています。今回の場合は、事前に短縮年金の対象者であるということがわかっておりましたので、既に7月までに手続をされて、10月に年金証書が届いているということを確認した上で、一旦コピーをとらせていただきたいので預かりに行きますという連絡をして行きました。本人さんはそのときに手元に用意しておられ、頭では理解しているのですけど、そういうことになって、抑え切れなかったところがあるのが実情です。ですので、本人さんも警察が来られた時点で、興奮しているところがあったのでと既に反省しておりました。今回の通報につきましては正しい行為だとは思いますが、新聞報道されるほど大きなことではないのではないかなというのが私どもの考えです。 ○木谷万里委員   もう一度、そのときのことをお聞きします。殴ったという報告が最初にあったのですが、家の中にもふだんは入られて相談とか支援をされているのですか。  もしそういった場合は、家に鉄パイプが置いているということが想像しにくいのですけど、鉄パイプが家にあるような状態であれば、最初に殴られた時点で相談はできたのかなと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○橘生活福祉課長   生活保護制度におきまして立入調査権というのがありますので、ケースワークの中で必要であれば部屋の中に立ち入って調査することはあります。新規の申請があった場合については、一応、部屋の間取り等を確認させていただく必要がありますので、必ず家の中に入ります。それ以外につきましては、通常は玄関先でお話しすることが多いですけれども、周りの目を気にされるケースの方もいらっしゃいますので、入ってくださいというような話があれば中で話しをします。ただ、今回については、たまたま玄関先に鉄パイプがあったと報告を受けているのですけれども、個人のものをだめだと言えない部分があります。暴力目的で置いていることが明確であれば、そういう指導はできますけれども、たまたま家の廃材等を含めて置いているようなものであれば指導の対象になりませんし、通常、ごみ等であれば処分指導できますけど、家の中のものに対してはなかなかできないのが実情です。今回のケースにつきましては、対象者が足蹴りされた物がケースワーカーに当たっておりまして、その後、鉄パイプを振りかざしたということでの通報をしていりますので、パイプで殴られたということではありません。 ○吉野晴雄委員長   この件についてのご質問等はこれで終結いたします。    ◎所管事務調査 臨時福祉給付金経済対策分)の実施状況について ○吉野晴雄委員長   臨時福祉給付金経済対策分)の実施状況について、報告願います。 ○田井福祉部長   臨時福祉給付金経済対策分)の実施状況につきまして、担当課から報告させますので、よろしくお願いします。 ○稲岡高齢者地域福祉課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。 ○松本裕之委員   辞退申し出数というのは、これは辞退を1回したら、それで決定ということでいいのですか。 ○稲岡高齢者地域福祉課長   辞退の申し出がありましたら、支給の決定も不支給の決定もせずに、辞退という形で終わっております。 ○松本裕之委員   9月の事前説明時に辞退者が100人ぐらいあったのですけれども、今回減っているので、その数字はどういう意味合いなのですか。 ○稲岡高齢者地域福祉課長   済みません。以前の事前説明のときの資料の数字かと思うのですけれども、誤っておりまして、精査した結果、今回お示しした数値となっています。 ○小林直樹委員   申請期間は9月29日までで終わっているのですが、給付される対象の方が申請に間に合わなかったとか、期間終了後に申請に来られたとか、そういう相談はなかったのでしょうか。 ○稲岡高齢者地域福祉課長   9月29日以降、件数は多くないのですが、窓口への申請が2〜3件と問い合わせが5〜6件だったと思うのですけれども、ありました。それにつきましては、おくれた内容を確認いたしまして、長期間の入院等の特別な事情でない、ただ単に忘れていたという方が全てでしたので、受付の対象外となっております。 ○小林直樹委員   対象者の方にはさまざまな方法で広報、周知していただいていまして、支給決定を含めて全員の方にという思いがあって確認させていただきました。周知の方法の中で、さまざまな工夫をしていただいているのですけれども、ホームページの掲載のほか、ツイッターでの発信を入れられたのは何か理由があったのですか。 ○稲岡高齢者地域福祉課長   前回の平成28年度の報告の中にツイッター発信という記載はしていなかったのですけれども、前回からツイッター発信はしております。やはり、申請の始め、最後というのがホームページの広報等だけではわからないというケースもありますので、いろいろな年齢の層に見ていただいて、そこから、おじいちゃん、おばあちゃんにも話が行く機会ということで追加しております。 ○小林直樹委員   ツイッターは3月29日と9月1日に2回されていまして、把握されていたら教えてほしいのですが、ユーザーがこのツイートを見た回数、インプレッションというのですけど、その回数は把握されていますか。 ○稲岡高齢者地域福祉課長   済みません、確認しておりません。確認できると思いますので確認しておきます。 ○稲次誠委員   以前の報告で、期間中に支給対象になった方にも漏れのないように対応していきますということでしたが、今回、そのような方がどの程度いらっしゃって、しっかり漏れなく対応できたのでしょうか。 ○稲岡高齢者地域福祉課長   途中で対象になった方というのが、税の申告によって課税であったのが非課税になったという方かと思うのですけれども、そういった方につきましては、月次で処理のタイミングがあるので、そのタイミングごとに市民税課と連携して、全て申請書を郵送しております。こちらのほうで把握できる変更によって対象になった方につきましては、ほぼ100%勧奨ができておると思っております。 ○吉野晴雄委員長   この件についてのご質問等は終結いたします。    ◎所管事務調査 公開事業評価結果について(福祉タクシー料金助成事業) ○吉野晴雄委員長   福祉タクシー料金助成事業公開事業評価結果について、報告願います。 ○田井福祉部長   福祉タクシー料金助成事業公開事業評価が出ましたので、その結果につきまして、報告申し上げます。 ○加藤障がい者支援課副課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   理事者からの報告は終わりました。この件については、本日は報告のみにとどめさせていただきます。    ◎所管事務調査 第5期加古川市障害福祉計画及び第1期加古川市障害児福祉計画(素案)に関するパブリックコメントの実施について ○吉野晴雄委員長   第5期加古川市障害福祉計画及び第1期加古川市障害児福祉計画(素案)に関するパブリックコメントの実施について、報告願います。 ○田井福祉部長   第5期加古川市障害福祉計画及び第1期加古川市障害児福祉計画(素案)に関するパブリックコメントを実施することといたしておりますので、その概要につきまして報告させていただきます。 ○加藤障がい者支援課副課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。
    木谷万里委員   パブリックコメントがなかなか集まらないということですが、やはり関心を持っていただくことが必要だと思います。パブリックコメントの意見提出用紙にこれをどこで閲覧したかというのを書く項目や、意見提出用紙の内容といいますか、個人の方の性別だったり年齢だったりということがわかるようにしているのかどうか、教えてもらえますか。 ○加藤障がい者支援課副課長   意見として用紙を入れていただいた場合については、性別欄はないのですけれども、名前から推測できる性別というのは確認できます。場所によりましてどのぐらいの閲覧があったのかというのは、昨年度策定いたしました障害者基本計画のときには閲覧した場合に件数を正の字でつけるような形で把握していました。ですので、今回もそのような形で実施したいと考えております。 ○木谷万里委員   閲覧場所がわかるようになっているということであれば、それで結構です。閲覧場所が記載されているのですけれども、置いてある場所まで確認されているのですか。例えば人権文化センターであったら、人権文化センターのどこに置いてあるかまで確認されているのかどうか、教えていただけますか。 ○加藤障がい者支援課副課長   ここに記載しているところは、人がいるところということで設定しております。こちらからは、それぞれの窓口に提案箱を置いてもらうということで案内しておりますし、実際に現場にその箱が置いているというのは確認しております。 ○木谷万里委員   例えば中央市民病院ならばどこに置いてあるのか、ウエルネージ加古川はどこに置いてあるか、今わかりますか。 ○加藤障がい者支援課副課長   中央市民病院とウエルネージ加古川等につきましては、持って行くときに、そのような確認をさせていただきたいと思います。 ○吉野晴雄委員長   この件につきましての質問等は、これで終結いたします。    ◎所管事務調査 東播臨海広域行政協議会第97回審議会における審議結果について ○吉野晴雄委員長   東播臨海広域行政協議会第97回審議会における審議結果について、報告願います。 ○田井福祉部長   去る10月6日に東播臨海広域行政協議会第97回の審議会を開催いたしました。その審議結果につきまして報告させますので、よろしくお願いします。 ○稲岡健康課副課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。 ○山本一郎委員   候補地の話ですけれども、恐らくこの下側の駐車場の場所の形はいびつなので、バイパス沿いの四角のところが第一候補地になるのかなと思っているのですけれども、そのあたりはどうなっていますか。 ○稲岡健康課副課長   公共施設ゾーンのいびつな形の3カ所、それからバイパスに近い四角い成形地、この4カ所が一応候補地となっておりますので、この中で今後検討していくものと考えております。 ○小林直樹委員   具体的な実施場所、時期は継続して検討するということですけど、そもそも建てかえが困難ということで場所を変えるので、その新しい場所で建てかえ用地も含めて考えられるということですか。 ○稲岡健康課副課長   このたびの建てかえ用地は、先ほど言いました4カ所の中で検討していくことになるのですけれども、現在の施設の面積等を勘案しますと、同敷地内に建てるのは、もしかしたら難しいということになるかもしれません。ただ、現在の候補地の4カ所、当然、駐車場用地も含めてという形になりますので、それぞれのところで建設することは可能かなと考えております。今後の建てかえについては今後の検討ということになろうかと思います。 ○松本裕之委員   先ほどの候補地の件ですけれども、昨日の総務教育常任委員会では、この一番右の上の候補地が第一候補でというような形で、下の3つは駐車場の候補かなと聞こえたのですけれども、再度聞かせていただきたいと思います。 ○稲岡健康課副課長   先ほどの第一候補地という質問でよろしいでしょうか。同じ答弁になってしまいますが、あくまで4カ所のうちでの今後の検討ということになります。全てのところで建てることは恐らく可能であると思っております。ただ、今後検討していく中で利用者の利便性であるとか環境状況等々を踏まえながら、建設予定地は決定していきたいと考えております。 ○松本裕之委員   昨日は下の候補地が駐車場ということでのいろいろなやりとりだったと思ったのですが、その上で、まだ左のほうの2つに関しては、余りにも右の公共ゾーンから遠いというようなやりとりもあって、あくまでも右上が第一候補というよりは、ここが候補地ですというように傍聴していて聞こえたのですけれども、今回のやりとりは大分違うのですけれども、そこはどうなのでしょうか。 ○久保田健康課長   企画が公共施設ゾーンで建てるということは答弁させていただいたと思うのですけれども、まだ決定ということではなく、今後、部会のほうで検討していくということでございます。それから、もう1点、答弁の中で駐車場が遠いというようなことがあったのですが、審議会でもそういった意見がありまして、例えば右の整形地の下の部分、かつて市民病院が借りていた土地でございますが、そういったところを利用したらどうかとか、あるいは、民間施設ゾーンのところにも駐車場があるので、そこを借りたらどうかというような意見もございました。したがいまして、今後そういったことも全て勘案いたしまして、一番いいようなところに建てていくというようなことを、今後、部会のほうで検討していきたいと考えております。 ○山本一郎委員   意見ですが、私もきのう傍聴していて、松本委員と同じ認識を持っていて、おかしいなと思ったので確認させてもらったのです。要は、あえてマイクでお伝えしたいのは、きのうの委員会に出席した委員ときょうの委員会に出席した委員で多分認識が変わるということに問題があると思います。きのう出席した人たちは、ここの駐車場だったら遠いから何とかならないのかというような具体的な話をして、第一候補という認識ではなく、ここで決まった全体の話が、この福祉環境常任委員会でいったら、4つの中の一つ、まだ決まっていないので今から決まっていくということです。市民の方からすると誰に聞くかによって情報が変わるという話になりかねません。連日、委員会で出てくる案件ですから、できれば、きちんと調整していただいていたほうが、こちらとしても正確だなと思います。答弁としたら、きょう言われているほうが正しいと思うのですけれども、きのうは踏み込み過ぎという部分も踏まえて、そのあたりをお願いします。意見です。 ○木谷万里委員   中身のことを少しだけ。まだ全然決まっていないことだと思いますが、今後、夜間と休日昼間を統合して実施するということは、休日・夜間急病センターになると思っているのです。今の夜間急病センターの診療時間と今後ですけど休日の診療時間についてどう考えておられるのか教えてください。 ○久保田健康課長   現在、夜間につきましては、内科が午後9時から翌朝6時まで、小児科が午後9時から零時までとなっております。昼間の休日につきましては、午前9時から午後6時という形になっておりまして、一応その時間でと考えておりますが、医師会と今後協議して、時間等あるいは内容につきまして決めていきたいと考えております。 ○木谷万里委員   では、夜間急病センターも医師会の中での医師の当番制と思っていていいのですか。資料の2で医師の高齢化や慢性的な医師不足の問題があって変わるということであれば、当番制だって結局一緒なわけですよね。私はここに決定するということはすごくいいことだし、市民にとってもいいことですけれども、例えば、そこまで踏み込むことはないと思うのですけど、加古川市の休日、夜間の医師を確保することに対する考え方を教えていただけますか。 ○久保田健康課長   一つに医師不足というようなことがありまして定点化するということなのですけれども、当番制にしておりますと、現在やっている診療所を順番にやっていく形になるのですが、定点化することによりまして、外部から医師を呼んでくることができるということがありますので、休日につきましては当番制から定点化しようというようなことです。また、現在、夜間も既に外部からの医師を派遣していただいておりますので、一緒にやることによってコスト的にも下がるということもあって、休日と夜間を一緒にするというようなこととなっております。 ○木谷万里委員   夜間だけ専門にやる医師の派遣があるのですか、休日もそういったところがあるのですか、教えていただけますか。 ○福山健康課病院事業担当副課長   現在、夜間急病センターにおきましては、加古川医師会、高砂医師会の先生方にお越しいただいておりますし、大学からの病院の派遣という形で先生方に来ていただいております。一方、休日につきましては、在宅当番医制をしいておりますので、加古川医師会、高砂医師会の各医院で行っており、各医院に大学の先生がお越しいただくということはございません。加古川医師会、高砂医師会の先生方の各医院で内科でしたら2診、小児科でしたら1診を回しております。これが定点化することによりまして、加古川医師会、高砂医師会の先生方にもご協力いただくのですが、大学やその他の先生方にも派遣していただくことが可能になりますので、医師不足という問題は解消できないのですけれども、今後、休日の一次救急医療体制を継続していくということに対しては、メリットがあるかと考えております。 ○木谷万里委員   ホームページを見たら休日専門の診療所もあるので、そういったものを利用されるのかなという意味も含めて聞いたのですけど、そうではないみたいですね。 ○吉野晴雄委員長   この件についての質問は、これにて終了いたします。    ◎所管事務調査 医療通訳の現状と考え方、今後の課題について ○吉野晴雄委員長   冒頭に小林委員から質問がございました。医療通訳の現状と考え方、今後の課題についてを議題とします。小林委員、再度ご質問をお願いいたします。 ○小林直樹委員   今、全国で観光で訪れる外国の方や、もう既に居住されている方もふえてきている中、本市ではまだ人数的には少ないと思うのですけれども、言葉が通じない外国人の救急、診察、入院等の受診状況、その中で通訳が必要な事案がなかったのか、また医療現場での受け入れ体制について、わかる範囲で結構ですのでお聞かせいただきたいのと、本市の医療通訳に対する考え方をお聞かせください。 ○吉野晴雄委員長   ただいまの質問に対する答弁を求めます。 ○福山健康課病院事業担当副課長   地域の医療現場での外国人受け入れ体制については把握しておりませんので、加古川中央市民病院の受け入れ体制について、ご説明させていただきます。現在、加古川中央市民病院におきましては、日本語以外の言語を必要とする患者対応は年に数件と聞いております。その際、言語が英語の場合につきましては、医療従事者がコミュニケーションをとることが可能となっております。また、その他の言語の外国人が来院した際につきましても、予約制の場合、本人が片言の日本語を話せたり、通訳ができる友人等が付き添いで来られているため、これまでのところ、言語によるコミュニケーショントラブルは発生しておりません。今後につきまして病院のほうに確認させていただいたところ、外国人労働者や外国人観光客の増加に伴い、日本語以外の言語を必要とする患者も増加することが見込まれますので、現在は民間の医療通訳サービスの事業者も多数ございますので、医療現場での必要性や有効性も調査、研究し、多言語に対応できる対策というものを検討していく予定と聞いております。 ○小林直樹委員   地域医療機関ではなくてほぼ中央市民病院や県の医療センターが対応されていくと思うので、市としてかかわられる部分は少ないとは思うのです。派遣の通訳サービスを受けることになってくれば、病院が判断していく部分があるのですけれども、今後、東京オリンピック・パラリンピックを迎えるに当たって、ホストタウンの誘致は残念ながらできない部分の中で、シッティングバレーの交流試合やレガッタの受け入れ、きのうの総務教育常任委員会の報告ではフランスのトラック競技が見学に来て、可能性としては出てくることもあります。もちろんチームドクターがいたり、あと通訳の方もいらっしゃると思うのですけれども、医療現場の通訳はやはり専門用語もありますし、患者とのコミュニケーションが大事になってくると思うので、本市としても医療現場の通訳に関して支えるという意味で何かしないといけないという考えもあると思うのです。その辺の必要性も踏まえて本市ができることはないのかお聞かせください。 ○福山健康課病院事業担当副課長   先ほど申し上げた民間の医療通訳サービスの中でも、12言語に対応するような民間の医療専門の通訳サービスを取り扱っている業者もあると聞いております。通訳サービスにつきましては2種類あり、通訳する人を派遣する方法と電話による三者通話の方法があります。フランスという話がありましたので、フランス語について中央市民病院では、現在の医療スタッフでは対応しかねる部分もございますので、この辺の民間医療通訳サービス、特に急患の場合でしたら通訳人を派遣する方法は対応し切れない部分もありますので、電話による三者通話が有効かと考えます。この辺の内容につきまして、加古川市としましても中央市民病院と協議を重ねて、外国人との言語によるコミュニケーショントラブルが軽減できるように図ってまいりたいと考えます。 ○小林直樹委員   最後、意見になるのですけれども、なかなかこれは市単独ではできない事業ですし、県と国の動向なども踏まえながら、これから進めていく部分があると思います。本市の観光PR動画でも外国の方を採用されてPRしています。ということは、今も観光客を呼び寄せようという思いもあると思うので、その中で、あとオリンピック、パラリンピックの関係の外国の選手が来られるという中で、まだ3年後ですけれども、やはり本市としてもそういう対応を含めて今後さまざまな検討をしていただいて、考えていただければいいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○稲次誠委員   医療通訳ということで、今は外国の方ということだったのですけれども、医療的な専門な言葉であるとなると、聾の方であるとか聴覚障がいの方、そういった方の通訳に関して、恐らく今は派遣の方が対応されていると思うのですけれども、その方たちで十分対応し切れているのかなというところが少し疑問であります。そこも含めての、今後、民間事業者でもそうですし、対応を図っていきたいということでしょうか。 ○神戸障がい者支援課長   聾の方の対応ということなのですけれども、聾の方全員に設置手話通訳者を通じて登録手話通訳者の派遣をやっております。これは、週に数件は確実にある事業でございまして、その聾の方がメールや電話で我々の設置手話通訳者に連絡をいただいて、その病院まで派遣するという事業を今やっていますので、そちらのほうについては全対象者に周知も行っていることなので、今の事業を継続していければと思います。 ○稲次誠委員   ただ、その聾の方本人に通じましたかという確認や、これで充実していますかということを確認されていると思うのですけれども、聞いたところでは、医療者側にとって伝えたい内容、医療的な言葉が本当に伝わっているのかということを聞くそうです。例えば痛みにしても、痛いという表現だけを伝えるのが、それがしくしくなのか、ちくちくなのかというのはないと聞いたのです。ですから、専門的な分野にしても、医療の知識がある通訳者がこれからは必要になってくるのかなというところがあって、今あわせて確認させていただいたのですけれども、そこだけもう一度お願いします。 ○神戸障がい者支援課長   確かに手話通訳者が医療的な言葉というのを本当にわかっているのかというところはあると思うのですけれども、我々が現場でやっていますと、手話通訳者と障がい者の相性みたいな形があって、ちゃんと自分の言葉が伝わっている手話通訳者を派遣してくれということを実際に言われます。ですので、その辺は臨機応変に対応しているというのが現状です。 ○吉野晴雄委員長   この件についての質問等は、これで終結いたします。理事者入れかえのため、しばらくの間、休憩します。再開は11時20分です。                (休憩 11時07分)                (再開 11時18分)    ◎所管事務調査 公開事業評価結果について(資源化センター管理運営事業) ○吉野晴雄委員長   公開事業評価の結果について、ご報告願います。 ○藤田環境部長   環境部から、公開事業評価の結果について以下7件の報告をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○吉田クリーンセンター所長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   理事者からの報告は終わりました。この件については、本日は報告のみにとどめさせていただきます。    ◎所管事務調査 ごみ処理広域化の進捗状況について ○吉野晴雄委員長   ごみ処理広域化の進捗状況について、報告願います。
    ○松尾環境政策課副課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。よろしいですか。               (「なし」の声あり) ○吉野晴雄委員長   この件につきまして質問等は、これで終結いたします。    ◎所管事務調査 専決処分の報告について ○吉野晴雄委員長   専決処分の報告について、報告願います。 ○高見環境第1課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○吉野晴雄委員長   この件についての質問等はこれで終結します。    ◎所管事務調査 車両火災事故について ○吉野晴雄委員長   車両火災事故について、報告願います。 ○松本環境第1課副課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。               (「なし」の声あり) ○吉野晴雄委員長   この件についてのご質問等はこれで終結いたします。    ◎所管事務調査 粗大ごみ戸別有料収集の実施状況について ○吉野晴雄委員長   粗大ごみ戸別有料収集の実施状況について、口頭にて報告願います。 ○松本環境第1課副課長   粗大ごみ戸別有料収集の10月13日までの状況を口頭で報告いたします。粗大ごみの戸別収集につきましては、本年4月に入札を行い、受付業務等の業者を決定し、10月の実施に向け準備を進め、10月2日が受付の初日でございました。初日の戸別収集の申し込み状況ですが、59件の電話を受け、そのうち39件が粗大ごみの収集依頼でした。10月3日以降の状況ですが、毎日35件前後の電話を受けており、そのうち20件前後が収集予約の電話です。また、休日明けの10日は46件と電話も多く、逆に祝日の9日は23件と少ない状況でした。収集実績ですが、10月5日が収集の初日でした。この日は29世帯62件を収集いたしました。10月6日以降ですが、毎日20世帯前後の収集に伺い、10月13日までのところ142世帯、259件の粗大ごみを収集しております。申し込み品目では、ソファーやベッドなどの大型の物が多く、また一方では、今まで収集困難物としておりましたマッサージチェアーや畳などの収集も申し込まれています。 ○藤田環境部長   先ほど口頭では説明させていただきましたが、粗大ごみ戸別有料収集につきましては、新規でやらせていただいております。また、時期を見て、資料をつけてご報告させてもらいたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○吉野晴雄委員長   ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。 ○稲次誠委員   私もチケットの購入に行ったのですけど、なかなかコンビニで売られる状況でないところもありまして、チケット購入について困るというような問い合わせはなかったのか、お願いします。 ○高見環境第1課長   市民の方から売っていなかったなどの苦情は、今のところ聞いておりません。 ○稲次誠委員   お願いなのですけど、こうして大きな、いいことをやるのに対して、どうしたらいいのかなということが起こらないように、今後、ごみ減量についてしっかりと進められるようにお願いしたいと思います。 ○木谷万里委員   収集場所ですけれども、その方の自宅の前が多かったのか、それとも、これまでの収集場所だったのかどうかという把握はされていますか。 ○松本環境第1課副課長   戸別有料収集の申し込みにつきましては、やはり一戸建ての住宅の場合ですと、敷地の横の駐車場に入れるような場合もありますが、住宅の前、マンションやアパートにつきましては、難しいというので、今までのステーションということになっておりました。 ○吉野晴雄委員長   この件についての質問は、これで終結いたします。    ◎所管事務調査 ごみ減量情報紙の発行について ○吉野晴雄委員長   ごみ減量化情報紙の発行について、報告願います。 ○生田ごみ減量推進課副課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   理事者からの報告は終わりました。ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。 ○山本一郎委員   確認なのですけど、今後、こういう冊子の発行についてはどれくらいの頻度で考えられているのかということと、あと内容的に、今後継続しようと思ったら、なかなか仕上がり過ぎているので、今後の展開も含めて、お考えを教えてください。 ○生田ごみ減量推進課副課長   頻度としましては、今回5号なのですけれども、第4号は6月に発行しておりまして、また今後も、こういう裏表の紙面で回覧用にその時々の市民の方に知っていただきたい情報がたまりましたらと考えております。それと、このたび掲載の段ボールコンポスト、電動式生ごみ処理機の補助金については、最近始まったことではないのですけれども、やはりこういうふうに広報しますと、このタイミングで初めて見られた方が問い合わせしてこられることもあります。このたび一番新しい内容が燃やすごみの実態調査ということではありますが、それ以外のことについてもまだまだ浸透していないことについては、こういう形で繰り返し広報したいとは考えております。 ○山本一郎委員   そもそものところに戻ってしまうのですけれど、アンケートなどで認知度をとられたりして、こういう活動の認知度を上げるという部分もそうなのですけれど、そもそもなぜ20%減量しなければいけないのかというところは、絶えず発信しておかないといけないと思う要素だったりするので、そのあたりも含めて継続してやっていただけたらと思います。 ○吉野晴雄委員長   この件についての質問等は、これで終結いたします。    ◎所管事務調査 専決処分の報告について ○吉野晴雄委員長   専決処分の報告について、ご報告願います。 ○坂根環境第2課長   (資料により報告) ○吉野晴雄委員長   ただいまの報告につきまして、ご質問等をお受けいたします。 ○稲次誠委員   バックでの事故ということなのですけれども、以前バックで事故をしたときに、同乗者が後ろを確認するということを言われていたと思います。今回は、なぜ同乗者がバックのときに確認できていなかったのですか。また、市役所内で、直近1年、事故が起こった要因、例えばバックでの事故が何件あるかとか、そういったことが共有できているのですか。 ○坂根環境第2課長   第1点目の同乗者が確認していなかったという点ですが、前回の事故が平成26年3月ということで、少し間があいていたというところもあります。同乗者については降車することによって事故を防ぐようにと指導をしていたものの、やはり期間があく中で作業の効率といいますか、次のところに早く向かわなければいけないとか、そういういろいろな事情があっておろそかになっていたという点が挙げられると思います。ですので、事あるごとに確認の作業というものはやっていかないといけないと思っているところであります。それから、もう1点の市の公用車でのバックでの事故をどれぐらい共有できているかについては、市の中でも年に2回、交通事故に対する連絡会を持って、それぞれの交通安全管理者が集まり情報共有に努めているところであります。その中では、どういう「ヒヤリ・ハット」といったものがあったのかということが報告され、どのような対応を行っていったのかということが報告されて、共有するようにされております。 ○稲次誠委員   今の答弁を聞く限り、約3年あいていたことによる意識低下ということだと。日々言われていると言われながらも、何か起こらないと指導というのはなかなかされていないのかなという点が1点と、年2回、市役所内で情報共有をされているということですが、いつかは忘れましたけが、最近では青色パトロールカーが河川敷でバックしようとしてぶつかったというのがあったと思うのですが、市役所内での事故が共有されていないところがあると思います。そのあたり、どのように指導されているのかというところをお聞かせください。 ○坂根環境第2課長   1点目の指導については、交通安全につきましては、市でも交通安全研修があり、他の部署での交通事故等があった場合については情報共有する、これについては現場のほうにおろしているところであります。ただ、それがどのあたりまで浸透していっているのかという点につきましては、これはなかなか把握することが難しいところであるのかなと思うところです。ヒヤリとすることがなかったのかという部分については、日報の中ではつかむようにしようとしていますが、全体としては良好な状況というのか、そういうこと自体が早々発生するものではございませんので、こういう何か起こりそうなとき、起こったときをつかまえて厳重にこれから指導していく、そういう対応にならざるを得ないのかなと考えておるところです。それから、もう1点の市役所内での事故の共有については、市役所内での公用車における事故というものは管財契約課において把握され、どれぐらいの発生があったのか、どういうものが多かったのかについて交通安全管理者が集まる連絡会で報告されているというのは今申し上げたところです。それを交通安全管理者がそれぞれの所管に持ち帰り周知していく。また、市役所全体、市の職員全体につきましては、そういうものの分析結果も踏まえて、12月にある交通安全研修で反映されている、そういうような対応になっていくのかなと思うところであります。 ○稲次誠委員   言われていることも理解するところはあるのですけれども、環境部が扱われている車というのはパッカー車であったり、し尿収集であったり、大型車が多く、このような狭い生活道路に入ると、一つ間違うと大きな事故につながると思います。その中で、先ほど言われたどこまで伝わっているのかわからないということについてはすごく疑問で、では何のために市で共有したことを持って帰って伝えるのかということになると思います。伝えただけだと、相手が理解されたかどうかがわからないので恐らくそれはひとり言と同じだと思います。ですから、やはり事故が発生したという部署については、そこはある程度どこまで理解されているかというところまで確認するべきだと思います。最後に、今後そのあたりをどのように考えられているのか、お願いします。 ○川上環境部参事(事業担当)   運転手については、日々、車を業務で運転してもらっているわけで、プロとしての自覚は持っていただくというのは当然ですが、起こした事故に対して、その日のうちに担当の所管の課長からは、運転手と、それからその同乗者に対してもすぐに強い指導はしていただいております。また、事故を起こした運転手は教習所へ研修に行っていただいております。恐らく気のゆるみというのがあったと思いますので、その辺を通じて、強い指導はしていただいております。それから、管財契約課で安全運転管理者を集めて事故の状況などの連絡会を行っておりますけれども、どうしても年に2回ですのでタイムラグというのがございます。もう少し情報を風通しのいいようにできるように、私もそうですし、担当の課長にもよく申し伝えておきますので、そのあたり、よろしくお願いいたします。 ○木谷万里委員   しつこいようですけど、バックのときにきちんとおりるということを厳しく指導したとおっしゃいましたが、ルーチン化しているかどうかということを確認したいのですよ。ルーチン化されていないということをお認めになったのですか。ルーチン化されているのですか。 ○坂根環境第2課長   降車して危ないと思うところについては確認するということ、これについては以前からやっております。私たちは現場に直接行って、目の前でそれをやっているかどうかの確認はできないのですけれども、やっているものと思っているところであります。 ○小林直樹委員   関連して。たまたま今回はブロック塀だったからよかったものの、細い道でありますし、歩行者、自転車が来ている可能性もある中で、次の作業があるということで急がれているのもわかるのですけれども、逆に、同乗者が「後ろ見ます」とか、運転手が「見にくいから後ろを見てくれるか」という一言だけでもいけると思うのです。そのほうが結果的には早く作業ができると思うので、今後、同じような事故がないようにお願いいたします。意見です。 ○吉野晴雄委員長   この件についてのご質問等は、これで終結します。以上、本日予定しておりました議事は全て終了いたしました。それでは、これで本日の福祉環境常任委員会を閉会します。お疲れさまでした。...