豊岡市議会 2016-12-02
平成28年第5回定例会(第1日12月 2日)
平成28年第5回定例会(第1日12月 2日) ────────────────────────────────────────────────
平成28年第5回
豊岡市議会定例会(第1日)
平成28年12月2日(金曜日)
────────────────────────────────────────────────
平成28年12月2日 午前9時30分開会
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2 会期の決定
日程第3 諸般の報告
日程第4 報告第22号 専決処分したものの報告について
専決第13号
損害賠償の額を定めることについて
専決第14号
損害賠償の額を定めることについて
専決第15号
損害賠償の額を定めることについて
報告第23号
株式会社北前館第25期の決算及び第26期の
事業計画に関する書類
について
第 116号議案
工事請負契約の締結について
第 117号議案
豊岡市立市民体育館及び
豊岡市立総合体育館の
指定管理者の指
定について
第 118号議案
豊岡市立豊岡総合スポーツセンターの
指定管理者の指定につい
て
第 146号議案
豊岡市営駐車場条例の一部を改正する
条例制定について
第 147号議案
高橋財産区
管理委員の報酬等に関する条例の一部を改正する条
例制定について
第 148号議案 平成28年度豊岡市
一般会計補正予算(第7号)
第 149号議案 平成28年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)補正
予算(第3号)
第 150号議案 平成28年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正
予算(第3号)
第 151号議案 平成28年度豊岡市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)
第 152号議案 平成28年度豊岡市
診療所事業特別会計補正予算(第3号)
第 153号議案 平成28年度豊岡市
水道事業会計補正予算(第2号)
第 154号議案 平成28年度豊岡市
下水道事業会計補正予算(第2号)
(以上41件、
一括上程、説明)
日程第5
公立豊岡病院組合議会議員の選挙
日程第6 監報第7号
例月現金出納検査結果報告について
監報第8号
定期監査・
行政監査結果報告について
監報第9号
財政援助団体等監査結果報告について(
アイティ豊岡都市開発株
式会社)
監報第10号
随時監査(
工事関係)結果報告について
日程第7 請願・陳情の付託について
───────────────────────────────
出席議員(22名)
1番 嶋 﨑 宏 之 2番 井 上 正 治
3番 井 垣 文 博 4番 福 田 嗣 久
5番 浅 田 徹 6番 上 田 倫 久
7番 西 田 真 8番 青 山 憲 司
9番 奥 村 忠 俊 10番 上 田 伴 子
11番 村 岡 峰 男 12番 伊 賀 央
13番 椿 野 仁 司 14番 松 井 正 志
15番 野 口 逸 敏 16番 伊 藤 仁
17番 木 谷 敏 勝 18番 前 野 文 孝
19番 関 貫 久仁郎 20番 升 田 勝 義
21番 広 川 善 徳 22番 竹 中 理
───────────────────────────────
欠席議員(なし)
───────────────────────────────
事務局出席職員職氏名
局長 松 本 幹 雄 次長 羽 尻 泰 広
主幹兼
庶務係長 前 田 靖 子 主幹兼
議事係長 宮 代 将 樹
調査係長 木 山 敦 子
技能職員 藤 井 正 吾
───────────────────────────────
説明のため出席した者の職氏名
市長 中 貝 宗 治 副市長 真 野 毅
副市長 齋 藤 哲 也 技監 山 田 弘
政策調整部長 杉 本 正 憲
政策調整部参事 早 水 博 子
総務部長兼
会計管理者 森 田 敏 幸 防災監 垣 江 重 人
地域コミュニティ振興部長
岸 本 京 子
市民生活部長 田 中 道 男
健康福祉部長 福 井 周 治
環境経済部長 井 上 隆 俊
環境経済部参事 上 田 篤
コウノトリ共生部長 天 野 良 昭
都市整備部長 井 上 良 一
城崎振興局長 井 瀬 邦 夫
竹野振興局長 宮 嶋 俊 夫
日高振興局長 和 藤 久 喜
出石振興局長 榮 木 雅 一
但東振興局長 谷 岡 慎 一
消防長 中 島 幾 良
上下水道部長 小 島 成 貴
教育委員長 深 田 勇 教育長 石 高 雅 信
教育次長 丸 谷 統一郎
代表監査委員 多 根 徹
監査事務局長 藤 本 正 行
農業委員会長 平 田 敏 通
農業委員会事務局長 宮 﨑 雅 巳
選挙管理委員長 畠 中 隆 夫
総務課長兼
選管事務局長
成 田 寿 道
総務課参事 宮 本 和 幸
───────────────────────────────
◎議長挨拶
○議長(福田 嗣久) おはようございます。
開会に先立ちまして、一言ご挨拶を申し上げます。
師走に入り、町も慌ただしさを増してまいりました。安全・安心で活気に満ちた年の瀬を迎えることができますことを強く願うものであります。
議員各位には、ご健勝にてご参集を賜り、本日ここに、平成28年第5回
豊岡市議会定例会を開催できますことは、市政にとってまことに喜ばしい次第であります。
今期定例会に付議されます案件は、
当局提出の報告、事件、条例及び予算の合計41件であります。これらはいずれも重要な案件であります。
議員各位には、市政推進の見地から慎重にご審議を賜り、それぞれ適切妥当な決定をいただきますとともに、円滑な
議事運営に格別のご協力をいただきますことをお願い申し上げ、開会のご挨拶といたします。
────────────────────
午前9時30分開会
○議長(福田 嗣久) ただいまの
出席議員数は22名であります。よって、会議は成立いたします。
ただいまから平成28年第5回
豊岡市議会定例会を開会いたします。
これより本日の会議を開きます。
直ちに日程に入ります。
────────・──・────────
◎日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(福田 嗣久) 日程第1は、
会議録署名議員の指名であります。
会議録署名議員は、
会議規則第79条の規定により、
関貫久仁郎議員、
木谷敏勝議員の両議員を指名いたします。
────────・──・────────
◎日程第2 会期の決定
○議長(福田 嗣久) 次は、日程第2、会期の決定についてであります。
この際、
議会運営委員長の報告を求めます。
13番、
椿野仁司議員。
○
議会運営委員長(椿野 仁司) 13番、椿野。
今期定例会の
議事運営についてご報告いたします。
まず、会期につきましては、本日から27日までの26日間といたしております。
次に、日程につきましては、本日は、諸般の報告の後、
当局提出議案を
一括上程し、市長の
提案説明並びに各部長等による
議案ごとの説明を受けます。続いて、
公立豊岡病院組合議会議員の選挙を行い、
監査報告を受理し、請願、陳情の
委員会付託を行い、休会議決、
日程通告の後、散会いたします。
次に、明3日から11日までを
議案熟読のため休会、この間、6日正午を質疑、質問の
通告締め切りとし、12日に本会議を再開して、12日から15日までの4日間を質疑、質問に当てることといたしております。質疑、質問が終局した後、各
上程議案を所管の委員会に審査付託いたします。
次に、16日から26日までは休会、その間、19日、20日を
委員会審査に当て、27日に本会議を再開し、
委員長報告、質疑、討論、表決を行い、
今期定例会を閉会することといたしております。
以上、報告のとおり、
今期定例会の
議事運営について、よろしくご協力をお願いいたします。以上です。
○議長(福田 嗣久) お諮りいたします。
今期定例会の会期は、本日から12月27日までの26日間といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田 嗣久) ご異議なしと認めます。よって、会期は、26日間と決定いたしました。
────────・──・────────
◎日程第3 諸般の報告
○議長(福田 嗣久) 次は、日程第3、諸般の報告であります。
議会関係の資料として、去る9月定例会における
委員会意見、要望及び
当局処理状況、9月3日以降の
議会活動報告書、
議会選出各種委員等一覧表並びに
委員会開催日程表をお手元に配付しておりますので、ご清覧を願います。
以上で諸般の報告を終わります。
────────・──・────────
◎日程第4 報告第22号及び報告第23号並びに第116
号議案~第154号議案
○議長(福田 嗣久) 次は、日程第4、報告第22号及び報告第23号並びに第116号議案から第154号議案まで、専決処分したものの報告についてほか40件を
一括議題といたします。
これより市長の
提案理由の説明を求めます。
市長。
〔中
貝宗治市長 登壇〕
○市長(中貝 宗治) おはようございます。平成28年第5回
豊岡市議会定例会の開会に当たり、
議員各位のご健勝をお喜び申し上げますとともに、日ごろのご精励に対し深く敬意を表します。
まず、
永楽館歌舞伎について申し上げます。
11月4日から第9回目となる
永楽館歌舞伎を開催しました。今年度は1日・2公演を追加し、8日間・15回公演で開催しました。連日大入りの盛況で、期間中、およそ5,000人の方が観劇に来られました。
永楽館歌舞伎もすっかり定着し、来年度は10回目の公演となります。
記念事業として盛大に開催したいと考えています。
次に、
地方創生担当大臣の本市視察について申し上げます。
山本幸三地方創生担当大臣が11月20日、
地方創生の
取り組みを視察するため本市を訪問されました。大臣は、
城崎国際アートセンター、
コウノトリの郷公園、トヨオカ カバン アルチザン
アベニュー等を視察され、また、
豊岡DMOの
取り組みについて
意見交換が行われました。豊岡の
取り組みについて高い評価をいただきましたが、特に
城崎国際アートセンターについては、世界でも有数の芸術家が集まり、市民にワークショップや無料公演をしており、運営上のコストパフォーマンスも高く、すばらしいという評価をいただきました。
本市といたしましては、引き続き
地方創生の実現に向け、
スピード感を持って着実に
取り組みを進めてまいります。
次に、
豊岡エキシビション2016についてご報告申し上げます。
11月28日に「
地方創生、その先の先」をテーマに、
東京大手町の3×3Lab Futureで開催しました。
太田直樹総務大臣補佐官による講演、
豊岡市内で活動する4人の方々による「飛んでる
ローカル豊岡」をテーマとした
取り組みの紹介などを行いました。私も豊岡市の
地方創生戦略の
取り組みを紹介しました。豊岡の食材を使用した交流会では、相互の交流に努めたところです。首都圏のメディア、
航空会社、旅行社、
中央省庁の方々を初め、約190人の方にお越しいただきました。豊岡の魅力、
取り組みを十分伝えることができたものと確信しています。
次に、
生物多様性条約第13回
締約国会議(COP13)への
職員派遣について申し上げます。
今月の4日から17日にかけて、メキシコ・カンクンで開催される
生物多様性条約COP13の
サイドイベントに、
独立行政法人国際協力機構JICAからの招聘により職員を派遣します。
サイドイベントでは、環境と経済が共鳴する
生物多様性保全の好事例の一つとして、
コウノトリ野生復帰の
取り組みについて報告し、小さな
世界都市・豊岡をアピールすることとしています。
さて、今議会に私から提出いたします案件は、
報告事項2件、事件決議25件、条例7件、予算7件の合計41件です。
なお、会期中に人事案件10件、条例2件、予算9件を追加提出する予定としておりますので、あらかじめご了承賜りたいと存じます。
それでは、当面する市政の諸課題及び
提出議案の主なものについてご説明申し上げます。
第1に、「安全に安心して暮らせるまち」に関連する内容について申し上げます。
まず、豊岡市
訪問看護ステーションの
事業廃止についてです。
第3次豊岡市
行政改革実施計画に基づき、豊岡市
訪問看護ステーションは、平成29年度からの民営化を目指してきました。しかし、現在、市内には24時間対応の
民間訪問看護ステーションが7カ所あり、事業を移譲しなくても利用者の移行は十分可能と判断したことから、民営化ではなく、来年3月31日をもって事業を廃止することとしました。これに伴う事務に1月から着手することとしています。
現在、市の
訪問看護を利用されている14人の方には、
個別訪問、説明の上、他の
訪問看護ステーションへ移動していただくこととしています。
次に、
障害者福祉金制度の
見直し検討について申し上げます。
本市では、現在、
身体障害者手帳1、2級、
療育手帳A判定、
精神障害者保健福祉手帳1級を所持し、1年以上市内に住所を有する方に
障害者福祉金として月額2,000円を支給しています。
第3次豊岡市
行政改革実施計画に基づき
見直し検討を行った結果、基本的に当制度は維持すべきであると判断しました。理由としましては、福祉金の
支給対象者は
重度障害者であり、その大部分は就労が困難な低所得者であること、また、
日常生活において医療、介護、移動等に係る費用の負担も大きく、福祉金が貴重な収入となっている実態があるためです。
ただし、
支給対象者の一部には
高額所得者もあることから、
所得制限を設け、一定の所得のある方については支給を停止することとしました。この見直しにより影響を受ける方は、ことし9月末時点の受給者1,729人中10数人と見込んでいます。
なお、
所得制限限度額は、特別障害者手当の基準を準用し、
支給対象者本人の扶養親族数に応じて設定します。
実施時期は来年4月を予定しています。
次に、国民健康保険医療費の動向について申し上げます。
1人当たりの医療費は、ことし9月現在で対前年度比3.1%の増となっています。昨年同期は7.2%の増であったため、医療費の伸び率は昨年度に比べ鈍化の傾向にあると言えます。
考えられる要因の一つとして、昨年度、高額新薬として登場したC型肝炎治療薬の薬価改定がことし4月にあり、約30%減額されたことなどが上げられます。
現在、医療費適正化のためのデータ分析を専門業者に委託していますが、今後は、12月末に出される予定の分析結果を踏まえ、医療費適正化に向けた具体的な保健事業の
取り組みについて検討してまいります。
第2に、「人と自然が共生するまち」に関連する内容について申し上げます。
まず、ラムサール条約湿地、円山川下流域・周辺水田の拡張についてです。
野外に生息する
コウノトリがふえたことに伴い、
コウノトリの重要な生息域を持続的に守る必要があります。このため、
コウノトリの安定的な繁殖拠点である百合地や出石町伊豆の人工巣塔に生息している
コウノトリの生息域を国指定鳥獣保護区に指定したいと考えています。さらに、国際的に重要な湿地として、平成30年10月にアラブ首長国連邦で開催予定のラムサール条約第13回
締約国会議でラムサール条約湿地の拡張を目指します。現在、地元説明や関係団体及び行政機関に対して事前調整を進めているところです。
次に、旧ごみ処理施設等解体撤去事業の計画年次の見直しについて申し上げます。
3月定例会の市長総括説明において、既に稼働を停止している旧出石、城崎、竹野のごみ処理施設と豊岡のし尿処理場について、平成28年度から5年間で順次、施設の解体撤去を行う計画であるとの説明を行いました。今年度は旧出石施設について調査・設計業務を進めているところです。
しかし、昨年度の解体撤去工事の予算額の見積もりを解体実績のある業者に依頼したところ、5社から見積書の提出があり、最高見積額の業者を除く4社の平均見積額が2億2,030万円となりました。3月定例会では、平成25年度から平成27年度の他の類似施設の実績に基づき、旧出石施設の概算工事費を1億2,260万円と説明していました。今回提出された平均見積額は、計画時の金額より9,770万円、約80%の増となっています。増加の主な要因は、東日本大震災やオリンピック関連工事の特需に起因する人件費や資材費の高騰と言われています。今後、オリンピックが近づくにつれ、事業費がさらに膨らむことも予想され、旧城崎、竹野の解体費は倍近い額が見込まれます。
この状況で、全額が一般財源である旧ごみ処理施設の解体事業を進めると、過重な財政負担となるため、計画年次を見直し、オリンピック等による特需の推移と社会経済情勢を見ながら、実施時期について再検討したいと考えています。
近隣の皆様方にはご心労をおかけすることになり、大変申しわけなく思いますが、ご理解をいただきますようお願いします。
次に、クリーンパーク北但の稼働について申し上げます。
ごみの処理については、8月1日から運営会社であるほくたんハイトラスト株式会社により本格稼働していますが、焼却を一時的に停止するという事案が8月に3回、9月と10月に1回、11月に2回発生しました。原因は、燃やすごみの中に水銀を含む何かが混入し、焼却された結果、水銀濃度が上昇したもの、オイルや作業油などが多量に混入して焼却され、硫黄酸化物の濃度が上昇したもので、搬入されたごみに由来するものと推定されます。
また、一酸化炭素濃度の上昇に関しては、運転員の操作手順の誤りによるものです。
この一時停止は、環境保全や公害の発生を防止するため、地元森本区、坊岡区と締結された運営協定に基づくもので、排ガスが約束した自主保証値を超える、または超えるおそれのある状態となったためにとられた措置です。
いずれもの事案も環境基準よりもはるかに厳しい自主保証値を守るための措置であり、地元住民の健康や生活環境に影響を及ぼすようなものでは全くありません。これらの運転停止措置は、安全運転に関する施設側の確固たる姿勢を示すものと言えます。
現在、組合では、通常の検査のほかに、ごみの展開検査の実施、構成市町の住民へ分別の徹底をお願いするとともに、運営事業者においても運転員の操作手順の再教育を実施するなど、排ガスの自主保証値を遵守するための対策がとられています。
なお、焼却を停止した場合、その都度地元住民へ報告を行っていましたが、地元との協議により、今後は1カ月の運転状況報告時にあわせ、停止に関しても状況を報告することとしています。
第3に、「持続可能な「力」を高めるまち」に関連する内容について申し上げます。
まず、外国人観光客の動向等についてです。
ことし7月から9月の外国人宿泊者数は9,146人で、引き続き伸びてはいるものの、前年比1.3倍となり、伸び率が鈍化しています。国別で昨年の実績と比較ができる城崎地域では、シェアの大きい中国の前年比が86%とマイナスになった影響により、東アジアの伸びが1.11倍にとどまっています。このことが全体の伸びを押しとどめる大きな要因となっていると考えられます。しかし、その中でも香港が1.61倍、韓国が1.27倍と高い伸びを示しています。誘客のターゲットとしている欧州は1.10倍、豪州が1.09倍にとどまる中、北米が1.44の伸びとなりました。
このような中、旅行者の認知度向上を図るため、本市の魅力を印象づける動画の配信を9月から行っています。また、この動画へのアクセス数の多い国を特定し、ターゲットを絞り込んだ動画配信を行い、効果的な誘客につなげていきます。さらに、アメリカ、フランス、オーストラリアのPR代行業者レップを通じ、雑誌等メディアの取材を積極的に受け入れ、認知度の向上に努めています。
昨年度に引き続きロンドンで開催された旅行博WTMに神戸市や姫路市等と共同で出展し、現地旅行会社へ豊岡市の観光素材やモデルコース等をPRしました。現地旅行者の動向、旅行ニーズを把握でき、今後のプロモーション活動に役立てます。
また、今年度から神鍋地域への外国人誘客を強化するため、豊岡観光イノベーションや民間の観光事業者と協働で、ターゲット国を台湾、タイ、シンガポールに仮定し、アドバイザーによるセミナーや現状分析を行い、ターゲットに訴求する旅行商品づくりを進めています。その一環として、9月に台湾で開催された商談会に参加したり、現地旅行会社への営業活動を行いました。
取り組みはスタートしたばかりですが、コンタクトをとることができた旅行会社とは今後も継続したフォローアップを行い、旅行商品づくりにつなげてまいります。
次に、
コウノトリ育むお米の販売促進について申し上げます。
JAたじまにおいて、
コウノトリ育むお米の販売促進を図るため、歌舞伎役者、片岡愛之助さんをイメージキャラクターとして採用することとなりました。JAたじまが愛之助さんをイメージキャラクターとしたポスターやのぼり旗などを作成して販売促進を行い、県と市が事業費の一部を補助することとしています。
今後一層、関係機関が連携し、現取扱店での販売量の増加や新規取扱店の拡大等を進め、国内市場での安定した販売につなげたいと考えています。
事業に必要な補正予算を今議会に提出しています。
次に、
コウノトリ育む農法無農薬栽培推進プロジェクトの進捗状況について申し上げます。
市場評価の高い
コウノトリ育む農法無農薬栽培を一層推進するため、みのる産業株式会社と業務協定を締結し、ポット成苗と機械除草機を用いたみのる式営農の実証に平成26年産から取り組んできました。3年間の実証を終え、従来のマット中苗による
コウノトリ育む農法無農薬栽培田と比較し、10アール当たりの収量が479キログラムで約80キログラム増、減農薬とほぼ同じ収量となり、食味値は83点で1点高い結果となりました。
あわせて、この実証事業に意欲的な農家を対象とし、農業経営安定の目安となる1ヘクタール規模での挑戦を支援するチャレンジ事業を実施し、2年目の結果がまとまりました。参加した16農家の平均収量は、10アール当たり約450キログラム、食味値が84点となり、市内の従来の
コウノトリ育む農法無農薬栽培での平均収量418キログラムと比較して、非常に高い効果が認められました。
また、細かな栽培指導を行った実証事業と比べ、機械操作や基本的な栽培指導のみを行うチャレンジ事業では収量が少ない結果となり、細部にわたる栽培指導の重要性を認識したところです。
取り組み農家からは、みのる式営農への関心が高いため、今後、わかりやすい栽培マニュアルを作成し、関係機関と連携して多くの農家が
取り組みやすい仕組みづくりを進めたいと考えています。
次に、北近畿豊岡自動車道誘客促進事業について申し上げます。
来年3月に開通予定の北近畿豊岡自動車道八鹿日高道路を活用した誘客促進事業を実施します。高速道路の延伸により、京阪神等から豊岡へ訪れやすくなり、観光客の増加が見込まれるため、この機会に誘客プロモーションと市内への周遊観光を促進することとしました。日高地域を初め、市内全域での観光客の滞留時間を延ばし、観光消費額の増につなげてまいります。
具体的な誘客策につきましては、各地域の観光協会等とも連携し、観光客の周遊促進に関し豊富なノウハウを持つ民間事業者の協力のもと、より効果的な事業となるよう調整を進めてまいります。
次に、Uターン促進のための情報発信について申し上げます。
豊岡市の10歳代での転出超過数に対する20歳代でのUIターンによる転入超過数の割合は35%程度しかなく、大幅な転出超過となっています。この状況を改善するためには、Uターンを促すことが喫緊の課題となっています。
これまでから合同企業説明会や各種就職フェアの開催、ジョブナビ豊岡や企業ガイドブックでの企業情報、就職情報の提供を行ってきました。しかし、就職活動前の大学生へUターン就職を促す情報発信が十分ではないことや、都市部の企業の採用率の上昇もあり、合同企業説明会等への参加者は年々減少しています。
そこで、今年度、成人式参加者とつながりをつくり、豊岡で暮らす魅力や魅力的な企業、やりがいのある仕事について定期的な情報発信を行うことにより、Uターンへの意識を高めます。
また、来年2月11日に大阪で開催する兵庫豊岡Uターン企業研究会&交流会では、これまでの出展企業による企業研究会だけではなく、第2部として、人事担当者や若手の先輩社員との交流会も開催します。就職活動前の大学3年生に豊岡の企業の魅力ややりがいのある仕事について深く知っていただく機会にしたいと考えています。
次に、労働力確保対策について申し上げます。
本市では、近年、有効求人倍率の上昇が続いており、10月現在で1.66倍となっています。市内企業では、求人に対し求職者が慢性的に不足するなど、労働力の確保が大きな課題となっています。
また、人口減少と少子高齢化の進展により、労働力人口が減少するなど、今後ますます人材の確保が困難になることが予想されます。
このような状況を踏まえ、現在働いていないシニア層や主婦層を中心としたパート・アルバイト人材と企業とのマッチングを目的に、無料求人サイト「ごきんじょぶ豊岡市版」を開設します。このサイトは、HRソリューションズ株式会社が開発、提供するサービスで、地図上に求人情報を掲載し、求職者が近所の仕事をパソコンやスマートフォンなどから手軽に検索、応募できるシステムになっており、既に釜石市などで導入されています。
また、国の委託事業、“地域の人事部”戦略策定事業を活用し、ごきんじょぶ豊岡市版でターゲットとする潜在的な労働力の実態を調査、分析し、育成、活用のあり方についての戦略を策定することとし、国に採択の申請をしています。
第4に、「人生を楽しみお互いを支え合うまち」に関連する内容について申し上げます。
円山川運動公園の移転整備についてです。
移転整備事業については、ことし9月に国から公共補償承認を受け、11月16日に入札を終えました。今議会に
工事請負契約の締結に係る議案を提出しています。整備工事は、来年1月に着手し、工期は平成30年8月までの予定としています。
第5に、「市政の運営」に関連する内容について申し上げます。
まず、次期総合計画についてです。
現在の総合計画は、市政全ての施策を総合的、網羅的に書き込んでいて、どこに重点を定めて進めるべきかが伝わりにくい計画となっています。
一方、市では、激化する社会経済環境の変化や大きな課題に対応するため、重点的な施策を明確にして戦略的に市政を進めているところです。
次期計画の策定に当たり、戦略的な考えに基づき、より成果が上がり実効性のある計画とするため、基本構想と市政経営方針の2層構成にすることとしました。基本構想は、まちの将来像やその実現のための重点的な課題、
取り組みの方向性を示す指針とし、市政経営方針は、基本構想に定めたまちの将来像等を実現するため、市長のマニフェストや所信に基づき、重点的な政策やその戦略的な進め方を示す方針としました。さらに、市政全般の施策体系についても明示することとしています。
今議会に
総合計画条例の一部を改正する条例案を提出しています。
次に、
地方創生の推進について申し上げます。
今年度から地方再生法に基づき交付される
地方創生推進交付金の第2回交付対象事業の決定が行われ、本市は先駆タイプと横展開タイプでそれぞれ1事業の採択を受けました。
先駆タイプの採択事業は、「世界の人々が豊岡を楽しむ誘客」事業で、第1回で一度決定を受けていた横展開タイプからの変更となっています。この変更が認められたことにより、計画認定期間が3年から5年に延長されることになりました。
横展開タイプの採択事業は、「世界の先端芸術に包まれる「飛んでる
ローカル豊岡」」事業です。最先端の舞台芸術による若者誘因や、それを含むUIターンの移住定住に向けたプロモーション、移住者支援や受け入れ体制の構築を図る
取り組みです。
交付額は、先駆タイプが3,183万8,000円で、変更前に比べ683万8,000円の増額、横展開タイプが満額の2,500万円となっています。
今回の決定を受け、今年度の
地方創生推進交付金の採択状況は、先駆タイプが1事業、横展開タイプが2事業の計3事業、交付金額は合計8,183万8,000円となりました。
今後は、複数年の計画認定を受けた
地方創生推進交付金を有効に活用しながら、
地方創生の
取り組みを進めてまいります。
次に、平成28年度
一般会計補正予算について申し上げます。
補正予算(第7号)については、未来への投資を実現する経済対策を実行するために10月11日に成立した国の第2次補正予算に伴うものや、歳入歳出予算全体を見直し、今後の執行見込み額を精査し、過不足が生じる経費などを中心に計上しています。
繰越明許費では、国の第2次補正予算に伴うもので、工事期間が不足するため年度内に工事が終了しない事業などを追加しています。
債務負担行為の補正では、工事等発注時期の年度内平準化や発注件数の少ない春先の受注機会の拡大などを目的としたゼロ市債、仮称日高インターチェンジ開通記念誘客プロモーション業務、指定管理施設など来年4月から直ちに実施する必要のある業務について、受託事業者や
指定管理者をあらかじめ選定するための設定など、25件を追加しています。
歳出では、国の第2次補正予算に伴うものとして、臨時福祉給付金支給事業や市営住宅長寿命化改善事業など増額がある一方で、事業の入札残や精算等による減額を合わせて、補正総額は7億1,080万1,000円の増額としています。
なお、ゼロ市債については、一般会計で計7件、1億820万円、水道事業会計で1件、7,400万円の合計8件、1億8,220万円を計上しています。
以上をもちまして私の総括説明を終え、各議案の詳細については、担当部長から説明いたしますので、よろしくご審議いただき、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。ありがとうございました。
○議長(福田 嗣久) 市長の説明は終わりました。
暫時休憩いたします。再開は10時5分。
午前 9時59分休憩
────────────────────
午前10時05分再開
○議長(福田 嗣久) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
市長から発言の申し出があり、これを許可いたします。
市長。
○市長(中貝 宗治) 先ほどの私の総括説明の中で一部誤りがありました。外国人観光客の動向の説明において、ことし7月から9月の外国人宿泊者数の伸びを前年比1.3倍と申し上げましたが、1.13倍の発言誤りでした。訂正をさせていただきます。
○議長(福田 嗣久) 続いて、
議案ごとの説明に入ります。
まず、報告第22号、専決第13号について説明を求めます。
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(福井 周治) それでは、議案書1ページをお願いをいたします。報告第22号、専決処分したものの報告についてをご説明いたします。
本件は、市長に委任する専決処分事項の指定についての規定により専決処分いたしましたので、地方自治法の規定により報告するものでございます。
2ページをお願いします。専決第13号、
損害賠償の額を定めることについてをご説明いたします。
本件は、平成28年10月3日午前10時10分ごろ、豊岡市桜町地内において発生した交通事故で、
損害賠償額は9万1,800円でございます。相手方及び事故の概要につきましては、記載のとおりでございます。
今回の事故は、運転者の側方確認が不十分であったことによる事故であり、今後は運転中の周囲の確認を徹底し、安全運転に努め、事故の再発防止を図ってまいりたいと考えております。申しわけございませんでした。
○議長(福田 嗣久) 次に、報告第22号、専決第14号について説明を求めます。
都市整備部長。
○
都市整備部長(井上 良一) それでは、3ページをごらんください。専決第14号、
損害賠償の額を定めることについてご説明申し上げます。
本案は、
損害賠償について、相手方との合意が得られましたので、平成28年11月21日付の専決処分により、
損害賠償の額を決定し、示談を行ったものでございます。
概要につきましては、平成28年9月23日午後0時30分ごろ、相手方車両が但東町太田560番地先の市道中山太田線を走行中、深さ約9センチの陥没箇所に落ち、車両右側前輪のホイールとタイヤを損傷したものでございます。
過失割合につきましては、市側の4割、
損害賠償額は1万3,392円でございます。
今後とも道路パトロールを充実するなど、危険箇所の点検を行ってまいりたいと考えておりますので、格別のご理解をお願いしたいと思います。以上です。
○議長(福田 嗣久) 続いて、報告第22号、専決第15号について説明を求めます。
教育次長。
○
教育次長(丸谷統一郎) 議案の4ページをごらんください。専決第15号、
損害賠償の額を定めることについてご説明いたします。
本件は、平成28年9月16日午前9時20分ごろ、豊岡市九日市下町地内において発生した交通事故で、
損害賠償額は3万2,054円でございます。相手方及び事故の概要は、記載のとおりです。
今回の事故は、運転者の後方確認が不十分であったことによる事故であります。日ごろから職員への交通事故防止や安全運転意識の徹底を図ってきたところでございますが、今後は、さらに運転中の周囲の確認を徹底し、より一層の安全運転に努め、事故の再発防止を図ってまいります。
以上、報告いたします。申しわけありませんでした。
○議長(福田 嗣久) 次に、報告第23号について説明を求めます。
竹野振興局長。
○
竹野振興局長(宮嶋 俊夫) 5ページをごらんください。報告第23号、
株式会社北前館第25期の決算及び第26期の事業報告に関する書類につきまして、地方自治法の規定によりご報告いたします。
7ページをごらんください。第25期は、夏期の海水浴シーズンが好天に恵まれましたことと、公共交通利用促進、豊岡町並みゼミ、漁協、竹野支所の存続、移住者受け入れのNPO法人の設立など、直面する地域の課題に地域の皆さんと一緒になって取り組まれてきたことにより、地域の信頼と協力を得て、売上額を確保することができました。その結果、総売上額は9,952万円、前期比101.4%という結果になりました。
12ページの損益計算書をごらんください。損益状況は、営業利益243万9,000円、営業外収益276万4,000円、営業外費用102万5,000円となり、経常利益は417万8,000円、税引き後の当期純利益は400万5,000円となりました。
17ページをごらんください。第26期は、情報発信の強化、農業、漁業と連携した着地型旅行商品の整備、宿泊施設と連携して新たな旅行ニーズとなっている食泊分離への対応など、引き続き地域の活性化に貢献できる
取り組みを行って、竹野の魅力を多くの人々に楽しんでいただきながら、施設利用者の増加を図り、夏期の海水浴シーズン以外でも売上額を確保して、経営の安定につなげようと考えておられます。
詳細につきましては、お手元の決算等の状況の報告をご清覧いただきますようお願い申し上げ、報告とさせていただきます。以上です。
○議長(福田 嗣久) 次に、第116号議案から第123号議案までの8件について、一括して説明を求めます。
地域コミュニティ振興部長。
○
地域コミュニティ振興部長(岸本 京子) 20ページをごらんください。第116号議案、
工事請負契約の締結についてご説明いたします。
本案は、円山川運動公園移転整備工事に係る
工事請負契約を締結しようとするものであり、豊岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定により、議会の議決を求めるものです。
契約方法は、制限つき一般競争入札、契約の金額は9億5,472万円です。契約の相手方は、福井・大石特別共同企業体、工期限は平成30年8月31日としています。
また、参考資料として、工事の概要を次の21ページに記載しておりますので、ご清覧いただきますようお願いします。
続きまして、22ページの第117号議案から40ページの第123号議案の7施設の
指定管理者の指定についてご説明申し上げます。
これら
指定管理者の指定議案につきましては、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものです。
22ページをごらんください。第117号議案、
豊岡市立市民体育館及び
豊岡市立総合体育館の
指定管理者の指定について、25ページ、第118号議案、豊岡総合スポーツセンターの
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である豊岡体育協会を指定しようとするものです。
28ページをごらんください。第119号議案、豊岡市竹野B&
G海洋センター及び
豊岡市立竹野中央公園の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である全但バス株式会社を指定しようとするものです。
31ページをごらんください。第120号議案、豊岡市
立神鍋野外スポーツ公園の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である公益財団法人兵庫県勤労福祉協会・全但バス株式会社グループを指定しようとするものです。
34ページをごらんください。第121号議案、
豊岡市立日高文化体育館の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である特定非営利活動法人コミュニティ日高を指定しようとするものです。
37ページをごらんください。第122号議案、
豊岡市立但東中央体育館の
指定管理者の指定について、40ページ、第123号議案、
豊岡市立但東スポーツ公園の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である株式会社シルク温泉やまびこを指定しようとするものです。
指定管理の期間は、いずれも平成29年4月1日から5年間とし、公の施設の概要等を議案の各次のページ以降に添付しておりますので、ご清覧ください。
説明は以上です。
○議長(福田 嗣久) 続いて、第124号議案から第126号議案までの3件について、一括して説明を求めます。
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(福井 周治) 議案の43ページをごらんください。43ページの第124号議案から47ページの第126号議案の3施設の
指定管理者の指定についてご説明申し上げます。
第124号議案、
豊岡市立日高東部健康福祉センターの
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である株式会社エヌ・エス・アイを指定しようとするものです。
45ページをごらんください。第125号議案、
豊岡市立出石健康福祉センターの
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である社会福祉法人豊岡市社会福祉協議会を指定しようとするものです。
47ページをごらんください。第126号議案、
豊岡市立竹野多目的屋内運動広場の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である竹野町体育協会を指定しようとするものです。
指定管理の期間は、いずれも平成29年4月1日から5年間とし、公の施設の概要等を議案の次ページ以降に添付しておりますので、ご清覧ください。以上です。
○議長(福田 嗣久) 次に、第127号議案について説明を求めます。
環境経済部長。
○
環境経済部長(井上 隆俊) それでは、49ページをごらんください。127号議案、
豊岡市立まちなかステーションの
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者であります一般財団法人但馬地域地場産業振興センターを指定しようとするものです。
指定管理の期間につきましては、平成29年4月1日から5年間とし、公の施設の概要等を次ページ以降に添付しておりますので、ご清覧賜りますようお願い申し上げます。
○議長(福田 嗣久) 続いて、第128号議案について説明を求めます。
コウノトリ共生部長。
○
コウノトリ共生部長(天野 良昭) 51ページをごらんください。第128号議案、
豊岡市立地域交流センター「
コウノトリ本舗」の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である
コウノトリ羽ばたく会株式会社を指定しようとするものです。
指定管理の期間は平成29年4月1日から5年間とし、公の施設の概要等を次ページ以降に添付しておりますので、ご清覧ください。以上です。
○議長(福田 嗣久) 次に、第129号議案について説明を求めます。
都市整備部長。
○
都市整備部長(井上 良一) 53ページをごらんください。第129号議案、
豊岡市営豊岡駅前駐車場の
指定管理者の指定についてご説明いたします。
本案は、
豊岡市営豊岡駅前駐車場について、平成29年4月から新たに
指定管理者による施設管理に移行するもので、
アイティ豊岡都市開発株式会社を指定しようとするものです。
指定の期間は平成29年4月1日から5年間とし、施設の概要等を次ページに添付しておりますので、ご清覧ください。以上です。
○議長(福田 嗣久) 続いて、第130号議案について説明を求めます。
城崎振興局長。
○
城崎振興局長(井瀬 邦夫) 55ページをごらんください。第130号議案、
豊岡市立木屋町小路の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である株式会社湯のまち城崎を指定しようとするものです。
指定の期間は平成29年4月1日から5年間とし、公の施設の概要等を次ページ以降に添付しておりますので、ご清覧ください。以上でございます。
○議長(福田 嗣久) 次に、第131号議案及び第132号議案について、一括して説明を求めます。
竹野振興局長。
○
竹野振興局長(宮嶋 俊夫) 58ページをごらんください。第131号議案、
豊岡市立竹野多目的研修施設の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である中地区会を指定しようとするものです。
次に、60ページをごらんください。第132号議案、
豊岡市立竹野観光センターの
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である竹野観光協会を指定しようとするものです。
指定管理の期間はいずれも平成29年4月1日から5年間とし、公の施設の概要等を各議案の次のページに添付しておりますので、ご清覧ください。以上です。
○議長(福田 嗣久) 続いて、第133号議案から第135号議案までの3件について、一括して説明を求めます。
日高振興局長。
○
日高振興局長(和藤 久喜) 62ページをごらんください。第133号議案、
豊岡市立日高農林産物加工研修所の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である株式会社日高振興公社を指定しようとするものです。
指定管理の期間は平成29年4月1日から3年間とし、公の施設の概要等を次ページに添付しておりますので、ご清覧ください。
次に、64ページをごらんください。第134号議案、
豊岡市立殿
食材供給施設の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である殿・村おこし組合を指定しようとするものです。
指定管理の期間は平成29年4月1日から5年間とし、公の施設の概要等を次ページに添付しておりますので、ご清覧ください。
次に、66ページをごらんください。第135号議案、豊岡市
立神鍋高原観光施設の
指定管理者の指定についてを説明いたします。
この施設については、平成29年4月から新たに
指定管理者による施設管理に移行するもので、アップかんなべ株式会社を指定しようとするものです。
指定管理の期間は平成29年4月1日から5年間とし、公の施設の概要等を次ページ以降に添付しておりますので、ご清覧ください。以上です。
○議長(福田 嗣久) 次に、第136号議案について説明を求めます。
出石振興局長。
○
出石振興局長(榮木 雅一) 69ページをごらんください。第136号議案、
豊岡市立出石農産物加工場の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である「こぶしの里・いずし」加工グループ連絡協議会を指定しようとするものでございます。
指定管理の期間は平成29年4月1日から5年間とし、公の施設の概要等を次のページ以降に添付しておりますので、ご清覧ください。以上です。
○議長(福田 嗣久) 続いて、第137号議案から第140号議案までの4件について、一括して説明を求めます。
但東振興局長。
○
但東振興局長(谷岡 慎一) 71ページをごらんください。第137号議案、
豊岡市立但東農産物加工施設の
指定管理者の変更についてを説明いたします。
本案は、但東農産物加工施設について、
指定管理者を変更しようとするもので、現
指定管理者である高橋食品加工組合が味蔵たんとう株式会社を設立したことに伴い、平成29年1月から当該株式会社を
指定管理者に指定しようとするものです。
指定管理の期間は平成29年1月1日から3月31日までの3カ月としております。
73ページをごらんください。第138号議案、
豊岡市立但東農産物加工施設の
指定管理者の指定については、第137号議案で
指定管理者変更の提案をいたしました味蔵たんとう株式会社を指定しようとするものです。
指定管理の期間は平成29年4月1日から5年間としています。
75ページをお開きください。第139号議案、
豊岡市立但東シルク温泉やまびこの
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者である株式会社シルク温泉やまびこを指定しようとするものです。
指定管理の期間は平成29年4月1日から5年間としています。
続きまして、78ページをごらんください。140号議案、
豊岡市立たんたん温泉福寿の湯の
指定管理者の指定については、引き続き現
指定管理者であるたんたん温泉運営組合を指定しようとするものです。
指定管理の期間は平成29年4月1日から5年間としております。
なお、いずれの議案も公の施設の概要等を次ページに添付しておりますので、ご清覧ください。以上です。
○議長(福田 嗣久) 次に、第141号議案について説明を求めます。
政策調整部参事。
○
政策調整部参事(早水 博子) 80ページをごらんください。第141号議案、豊岡市
総合計画条例の一部を改正する
条例制定について説明申し上げます。
本案は、総合計画の基本的な構成、枠組み等を改めるため、豊岡市
総合計画条例の一部を改正するものでございます。
条例案の要綱に基づき説明申し上げます。83ページをごらんください。
1の改正内容で、(1)ですが、全体の構成要素を基本構想、基本計画及び実施計画から基本構想及び市政経営方針に改めることを定めています。(2)では、基本構想及び市政経営方針の定義を、(3)は、基本構想と市政経営方針の計画期間を、(4)は、市長は、市政経営方針に掲げる重点的な政策のほか、市政全分野の施策体系を明らかにするものとすることを定めています。
次に、附則で、この条例の施行期日を平成29年1月1日とすること、また、現在の総合計画においては、改正前の
総合計画条例及び議会基本条例が効力を有することを定めております。
なお、84ページ、85ページに
総合計画条例新旧対照表を、86ページには議会基本条例新旧対照表を示しておりますので、ご清覧ください。以上です。
○議長(福田 嗣久) 続いて、第142号議案について説明を求めます。
地域コミュニティ振興部長。
○
地域コミュニティ振興部長(岸本 京子) 87ページをごらんください。第142号議案、
豊岡市立子ども自然村
ミーティングセンターの設置及び管理に関する条例を廃止する条例の制定についてご説明申し上げます。
当施設は、但東町平田地区にありました子ども自然村の附帯施設として、入村者との連絡調整、資材調達、一時避難所等としての機能を担ってまいりました。子ども自然村につきましては、平成26年3月末をもって既に廃止しておりますが、
ミーティングセンターについては、昭和59年建設とまだ新しいこと、2つ目に、地元地域や地区で他の利活用ができないか模索していたこと、3つ目に、平成28年度末まで兵庫県子ども会連合会の地元地区への支援が続くことなどから、条例廃止を行っておりませんでした。
このほど、今後、地元等による当該施設の利活用は行われないことが確認され、関係地権者2名との調整も整ったことから、条例廃止を行おうとするものです。
なお、附則で、施行期日を平成29年1月1日からとしております。以上です。
○議長(福田 嗣久) 次に、第143号議案及び第144号議案について、一括して説明を求めます。
市民生活部長。
○
市民生活部長(田中 道男) 89ページをごらんください。第143号議案、豊岡市
市税条例の一部を改正する
条例制定についてご説明いたします。
94ページをごらんください。条例案要綱によりご説明いたします。
改正の内容ですが、本案につきましては、外国居住者等所得相互免除法の改正に伴い、特例適用利子等または特例適用配当等に係る所得に対する個人市民税につきましては申告納付とすることなど、所要の改正を行うものでございます。
2の附則でございますが、この条例は平成29年1月1日から施行すること、また、必要な経過措置について定めています。
なお、95ページから103ページまで、新旧対照表を添付していますので、ご清覧ください。
次に、104ページをごらんください。第144号議案、豊岡市
国民健康保険税条例の一部を改正する
条例制定についてご説明いたします。
107ページをごらんください。条例案要綱によりご説明いたします。
改正の内容ですが、本案につきましては、外国居住者等所得相互免除法の改正に伴い、特例適用利子等または特例適用配当等に係る所得を国保税の所得割の算定及び軽減判定に用いる総所得金額に含めることについて、所要の改正を行うものでございます。
2の附則ですが、この条例は平成29年1月1日から施行すること、また、必要な経過措置について定めています。
なお、108ページ、109ページに新旧対照表を添付していますので、ご清覧ください。以上です。
○議長(福田 嗣久) 続いて、第145号議案について説明を求めます。
コウノトリ共生部長。
○
コウノトリ共生部長(天野 良昭) 110ページをごらんください。第145号議案、
豊岡市立加陽水辺公園の設置及び管理に関する
条例制定についてご説明申し上げます。
本条例は、国土交通省が整備しております加陽湿地の隣接に
豊岡市立加陽水辺公園として整備し、その設置及び管理について必要な事項を定めるものでございます。
116ページの条例案要綱をごらんください。1、設置では、公園の目的を定めております。2では名称及び位置、3では事業の内容、4では休園日、5では開館時間等を定めております。6以降では、公の施設を管理運営していく上での最低限必要な事項としての取り決めを定めております。整備後2年をめどに指定管理に移行したいと考えておりますので、指定管理の条項も加えています。また、本条例の施行に対して必要な事項については、規則で定めることとしています。
説明は以上です。
○議長(福田 嗣久) 次に、第146号議案について説明を求めます。
城崎振興局長。
○
城崎振興局長(井瀬 邦夫) 118ページをごらんください。第146号議案、
豊岡市営駐車場条例の一部を改正する
条例制定についてご説明申し上げます。
121ページの条例案要綱をごらんください。第1条関係は、道路交通法施行規則の改正に伴い、新たに準中型自動車を定義すること、それに伴い、中央駐車場、豊岡駅前駐車場、出石西の丸駐車場及び出石鉄砲町駐車場に準中型自動車の区分を設けることとしています。
第2条関係は、城崎温泉駅前駐車場、城崎鴻の湯駐車場及び城崎木屋町駐車場の使用方法について、終日の入退場を可能とすること、また、料金が無料となる駐車時間を1時間未満から30分未満とするとともに、料金の1日の最高限度額を2,000円と設定することとしています。
附則で、条例の施行日について、第1条の規定は平成29年3月12日から、第2条の規定は同年4月1日からとしています。
なお、第1条の規定に係る改正後の条例別表第2の規定は、この条例の施行日以後の入場に係る使用料について適用し、同日前の入場に係る使用料については、なお従前の例によることとしています。
また、122ページ以降に新旧対照表を添付しておりますので、ご清覧ください。
説明は以上です。
○議長(福田 嗣久) 続いて、第147号議案について説明を求めます。
但東振興局長。
○
但東振興局長(谷岡 慎一) 130ページをごらんください。第147号議案、
高橋財産区
管理委員の報酬等に関する条例の一部を改正する
条例制定についてご説明いたします。
133ページをごらんください。本案は、
高橋財産区
管理委員の報酬について、会長、年額4万円、委員、年額3万円を、会長、日額8,300円、委員、日額7,500円、職務に従事する時間が3時間を超えない場合においては、会長、日額4,800円、委員、日額4,200円に変更し、また、関連する事項につきましても変更しようとするものです。
この条例は、平成29年4月1日から施行することといたします。以上です。
○議長(福田 嗣久) 次に、第148号議案について説明を求めます。
政策調整部長。
○
政策調整部長(杉本 正憲) 135ページをごらんください。第148号議案、平成28年度豊岡市
一般会計補正予算(第7号)です。
第1条で、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ7億1,080万1,000円を追加し、予算の総額を504億2,100万7,000円としています。
第2条で、繰越明許費を設定しています。
また、第3条で、債務負担行為の追加を、第4条で、地方債の追加及び変更をしています。
139ページをごらんください。第2表、繰越明許費です。6事業、合計7億6,218万5,000円を設定しています。
140ページをごらんください。第3表、債務負担行為補正です。限度額合計5億1,198万9,000円を追加しています。太陽光発電システム設置費補助金から小学校施設管理事業までの7事項は、いわゆるゼロ市債です。
141ページをごらんください。地方債補正です。上段は追加、下段から142ページにかけては限度額の増減であり、追加、変更を合わせて今年度の借入限度額は60億3,630万円となります。
197ページ、198ページをごらんください。歳出の主なものについてご説明いたします。
まず、総務費です。主な内容欄の2行目左側、基金管理費は、国道整備に係る歴史博物館用地の売り払い及び物件移転補償費を一旦財政調整基金に積み立てるものです。
次に、民生費です。4行
目右側、臨時福祉給付金等支給事業費は、国の補正に関連するもので、消費税率引き上げが2年半延期されたことを踏まえた経済対策として、低所得者に給付するものです。
次に、衛生費です。2行
目右側、公立豊岡病院組合負担金は、分賦金の確定によるものなどです。その下、水道事業会計負担金は、起債の繰り上げ償還に伴う負担金の増額などです。
次に、農林水産業費です。2行
目右側、基盤整備促進事業費は、主なものとして、基幹農道橋の耐震化及び長寿命化に係るもの320万円、百合井堰改修費240万円であり、いずれも県営施行の負担金で、国の補正予算関連です。
次に、商工費です。左側3行目、労働力確保支援事業費は、ごきんじょぶ豊岡市版開設費用53万3,000円と“地域の人事部”戦略策定経費2,000万円です。
次に、土木費です。2行目左側、道路維持事業費は、国の第2次補正による増額などです。その右側の城崎地区無電柱化事業費は、取り合い部が県施行となったことなどによる減額です。その左下、栃本太田線道路改良事業費は、城崎地区無電柱化事業費の減額に伴い、国からの防災安全交付金を組み替え、事業の進捗を図ろうとするものです。その右側、橋りょう長寿命化事業費は、事業費確定などに伴う減額です。その下、住宅管理費は、市営塩津住宅の改修工事費であり、国の補正予算に関連し、平成29年度に予定していた工事を前倒しで実施するものです。
次に、教育費です。2行目左側、プール改築事業費(小学校)は、小野小学校に係るものです。その右側、学校施設整備事業費(小学校)、その左下、同じく中学校は、3つの小学校、1つの中学校の屋内運動場等のつり天井等落下防止対策工事であり、国の補正予算に関連し、平成29年度に予定していた工事を前倒しで実施するものです。
次に、災害復旧費です。公共土木施設災害復旧事業費は、9月の台風16号で被災した市道3カ所の復旧工事費です。
財源内訳につきましては、戻っていただきまして、195ページ、196ページをごらんください。国県支出金など特定財源を増減しているほか、一般財源として繰越金を計上しています。
説明は以上です。
○議長(福田 嗣久)
政策調整部長。
○
政策調整部長(杉本 正憲) 申しわけございません。債務負担行為の説明の折に、数字の発言ミスをいたしておりました。限度額合計を5億1,198万9,000円と申し上げましたけれども、正しくは5億5,198万9,000円でございます。よろしくお願いをいたします。
○議長(福田 嗣久) 暫時休憩いたします。
午前10時40分休憩
────────────────────
午前10時40分再開
○議長(福田 嗣久) 会議を再開いたします。
続いて、第149号議案について説明を求めます。
市民生活部長。
○
市民生活部長(田中 道男) 204ページをごらんください。第149号議案、平成28年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(
事業勘定)補正予算(第3号)についてご説明いたします。
本案は、第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ6,539万8,000円を追加し、予算の総額を115億6,188万8,000円とするものでございます。
223ページをごらんください。内容につきましては、歳出補正予算総括表によりご説明いたします。
まず、後期高齢者支援金及び介護納付金を減額し、前期高齢者納付金を増額いたします。これは、平成28年10月1日から施行された短時間労働者に対する被用者保険の適用拡大に伴い、それぞれの額について、社会保険診療報酬支払基金から変更通知があり、補正するものでございます。
次に、保健事業を増額いたしますが、これは特定健診・特定保健指導に係る人件費でございます。
次に、基金積立金の増額につきましては、今回の補正による余剰金を基金に積み立てるものでございます。
次に、諸支出金の増額につきましては、特定健診・保健指導費国庫負担金の過年度分の精算によるものでございます。
次に、1枚戻っていただき、221ページをごらんください。歳入補正予算総括表により、主な内容についてご説明いたします。
国庫支出金を減額いたしますが、これは歳出の後期高齢者支援金等の減額に伴い、それぞれの見込み額を減額するものでございます。
次に、療養給付費交付金を増額いたしますが、これは退職者医療分で、社会保険診療報酬支払基金からの通知により増額するものでございます。
次に、前期高齢者交付金を増額いたしますが、これも支払基金からの通知によるものでございます。
次の県支出金の減額につきましては、国庫支出金と同様、歳出減に伴う財政調整交付金の減額でございます。
最後に、繰入金の減額につきましては、職員給与費分と財政安定化支援事業に係る一般会計繰入金の減額によるものでございます。以上です。
○議長(福田 嗣久) 続きまして、第150号議案から第152号議案までの3件について、一括して説明を求めます。
健康福祉部長。
○
健康福祉部長(福井 周治) それでは、226ページをごらんください。第150号議案、平成28年度豊岡市
国民健康保険事業特別会計(直診勘定)補正予算(第3号)についてご説明いたします。
本案は、第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ16万4,000円を追加し、予算の総額を1億57万4,000円とするものです。
内容につきましては、事項別明細書によりご説明いたしますので、236ページをごらんください。まず、歳出ですが、総務費の一般管理費16万4,000円の追加は、電子カルテの専用回線使用料及びデータのバックアップサービスを受けるための経費を計上しています。
戻っていただいて、234ページをごらんください。歳入ですが、16万4,000円を一般会計から繰り入れをいたします。
次に、242ページをごらんください。第151号議案、平成28年度豊岡市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
本案は、第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ299万7,000円を追加し、予算の総額を89億8,967万1,000円とするものです。
第2条で、債務負担行為を設定しています。
245ページをお願いします。第2表、債務負担行為ですが、老人福祉計画・第7期介護保険
事業計画策定支援等業務について、期間を平成29年度、限度額453万6,000円とするものです。
主な内容について、事項別明細書によりご説明いたします。254ページをお願いします。まず、歳出ですが、1款総務費は、次年度に策定します老人福祉計画・第7期介護保険
事業計画のために行うアンケート調査の経費と、介護保険制度の改正に伴うシステムの改修委託料を計上しています。2款保険給付費ですが、予算の総額は変わりませんが、給付実績見込みから給付費の費目を変更しようとするものです。
256ページをお願いします。3款地域支援事業費の補正は、任意事業から一般事業への変更によるものです。
戻っていただいて、250ページをお願いします。歳入ですが、国庫負担金と県負担金は同額を増額、減額していますが、実績見込みにより組み替えたことによるものです。国庫補助金のうち介護保険事業費補助金は、システムの改修に伴う補助金を計上しています。
続いて、260ページをごらんください。第152号議案、平成28年度豊岡市
診療所事業特別会計補正予算(第3号)についてご説明いたします。
本案は、第1条で、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ337万1,000円を追加し、予算の総額を3億3,180万7,000円とするものです。
内容につきましては、事項別明細書によりご説明いたします。269ページをごらんください。主な歳出ですが、豊岡休日急病診療所費では、インフルエンザ流行期の人件費の追加とレセプトコンピューターの専用回線使用料を追加するものです。森本、神鍋及び高橋診療所費では、人件費の調整と電子カルテの専用回線使用料及びデータのバックアップサービスを受けるための経費を計上しています。
戻っていただいて、267ページをごらんください。歳入ですが、各診療所収入の増額は、一般会計からの繰入金、外来収入を増額をしようとするものです。以上です。
○議長(福田 嗣久) 続いて、第153号議案及び第154号議案について、一括して説明を求めます。
上下水道部長。
○
上下水道部長(小島 成貴) 278ページをごらんください。第153号議案、平成28年度豊岡市
水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
第2条の業務の予定量の補正では、主な建設改良事業のうち、配水施設費を2億8,900万円減額し、6億7,524万2,000円、簡易水道施設整備費を2,400万円増額し、2億4,800万円といたします。
第3条の収益的収入及び支出の補正では、収入の水道事業収益で3,471万7,000円増額して25億2,275万7,000円といたします。これは主に一般会計からの繰入金の増額によるものです。
また、支出の水道事業費用で626万円増額して23億2,357万9,000円といたします。これは主に減価償却費、支払い利息の減額、消費税及び地方消費税の増額によるものです。
次のページをごらんください。第4条の資本的収入及び支出の補正では、資本的収入で1,451万2,000円減額し、4億3,510万3,000円といたします。これは、企業債の増額、一般会計からの出資金、工事負担金、国庫補助金の減額によるものです。
また、資本的支出で1億8,839万2,000円減額し、18億4,810万1,000円といたします。これは主に工事請負費の減額、企業債償還金の増額によるものです。
第5条の企業債の補正では、限度額を1億4,570万円といたします。
第6条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正では、職員給与費を50万円増額して1億6,834万4,000円といたします。
次のページをごらんください。第7条の他会計からの補助金の補正では、予算第8条で定めました営業助成等のため一般会計から受ける補助金の金額を3億3,864万7,000円に改めています。
8条の債務負担行為では、老朽管更新事業として、平成29年度に限度額7,400万円を設定しています。
281ページ以降に実施計画、予定キャッシュフロー計算書、債務負担行為に関する調書、予定貸借対照表を添付しておりますので、ご清覧願います。
続きまして、289ページをごらんください。第154号議案、平成28年度豊岡市
下水道事業会計補正予算(第2号)についてご説明いたします。
第2条、業務の予定量の補正では、主な建設改良事業のうち管渠施設事業費を52万1,000円増額し、10億1,401万2,000円とし、処理場施設事業費を20万3,000円増額し、5億5,347万7,000円といたします。
第3条の収益的収入及び支出の補正では、収入の下水道事業収益を2,441万円増額して60億1,514万6,000円としております。これは長期前受け金戻入等の増額によるものです。支出の下水道事業費用では、2,807万5,000円減額して56億9,906万8,000円といたします。これは人件費、支払い利息等の減額によるものです。
次に、第4条、資本的収入及び支出の補正では、次のページになりますが、収入の資本的収入を64万円増額して25億5,552万円としております。これは他会計補助金の増額によるものです。支出の資本的支出では、72万4,000円増額して47億5,861万円といたします。これは建設改良費の人件費の増額によるものです。
第5条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費について、職員給与費を41万2,000円増額して1億2,018万円といたします。
第6条の他会計からの補助金の補正については、25億3,023万9,000円を25億717万6,000円に改めるものでございます。
第7条、利益剰余金の処分の補正ですが、繰越利益剰余金の金額を2億1,700万2,000円に改めるものでございます。
291ページ以降に実施計画、予定キャッシュフロー計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、ご清覧いただきますようお願いいたします。以上でございます。
○議長(福田 嗣久) 以上で
上程議案に対する説明は終わりました。
本日は説明のみにとどめます。
────────・──・────────
◎日程第5
公立豊岡病院組合議会議員の選挙
○議長(福田 嗣久) 次は、日程第5、
公立豊岡病院組合議会議員の選挙であります。
お諮りいたします。
公立豊岡病院組合議会議員の選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田 嗣久) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
さらにお諮りいたします。指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田 嗣久) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
公立豊岡病院組合議会議員に、井垣文博議員、井上正治議員、奥村忠俊議員、
関貫久仁郎議員、
木谷敏勝議員、竹中理議員、西田真議員、野口逸敏議員、前野文孝議員、松井正志議員、以上10名を指名いたします。
お諮りいたします。ただいま議長において指名いたしました10名の議員を
公立豊岡病院組合議会議員の当選人と定めることにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田 嗣久) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました10名の議員が
公立豊岡病院組合議会議員に当選されました。
ただいま当選されました井垣文博議員、井上正治議員、奥村忠俊議員、
関貫久仁郎議員、
木谷敏勝議員、竹中理議員、西田真議員、野口逸敏議員、前野文孝議員、松井正志議員が議場におられますので、本席から
会議規則第32条第2項の規定による当選の告知をいたします。
────────・──・────────
◎日程第6 監報第7号~監報第10号
○議長(福田 嗣久) 次は、日程第6、監報第7号から監報第10号までの4件についてでありますが、多根、上野監査委員から別紙のとおり報告書が提出されておりますので、ご了承願います。
────────・──・────────
◎日程第7 請願・陳情の付託について
○議長(福田 嗣久) 次は、日程第7、請願・陳情の付託についてでありますが、別紙文書表のとおり、陳情1件について、所管の常任委員会に審査を付託いたしますので、ご了承願います。
────────・──・────────
○議長(福田 嗣久) 以上で本日の日程は終わりました。
この際、お諮りいたします。明3日から11日までを
議案熟読のため休会といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(福田 嗣久) ご異議なしと認め、そのように決定いたしました。
次の本会議は、12月12日午前9時30分から再開いたします。
本日の会議はこれにて散会いたします。大変ご苦労さまでございました。
午前10時57分散会
────────────────────...