今御
質問いただきました
PCR検査についての3点の
質問について
お答えいたします。
PCR検査の
実施施設数につきましては、今、
複数箇所、
施設のほうはございます。当初、当然1カ所から始まり、今、
複数箇所になっておりまして、現在のところ6
施設が
帰国者・
接触者外来として登録させていただいております。
1日の
検査件数ですが、曜日によって異なっておりますが、おおむね10から20件
程度になっております。ただ、
検査件数につきましては、
帰国者・
接触者外来で
外来を受けさせていただいている人数がおおむね10から20件
程度になっておりますが、当然、
入院患者の方であるとか、
救急搬送、また、既に
患者となって
施設に入っておられる方の
検査も必要になりますので、それらは今の
件数に含まれておりません。後段に申し上げた方につきましては、
帰国者・
接触者外来を経由して
検査を
実施するものではございませんので、
帰国者・
接触者外来を
受診していただける方がおおむね1日10から20件というふうに御理解いただければと思います。
3点目についてですが、
PCRの
検査状況につきましては、市の
ホームページ等で今公表させていただいております。また、
電話相談等を受けまして、
医療機関から御
相談のありました件につきましては数日間のうちに
PCR検査のほうを
実施させていただいております。余り詳細な
件数をお知らせいただくよりは、全体の
件数を今報告させていただいておりますので、きっちりと
検査のほうを受けていただいているという点を
市民の
皆様にお知らせいただければと思っております。
以上となります。
◆
大迫純司郎 委員
ありがとうございました。
以上です。
◆
一色風子 委員
3点について
一括で
質問させてください。
1点目は、今回は基金の取り崩しということなんですけれども、全体の
基金、今後どの
程度取り崩しを予想されているのかということがもしわかっていれば教えてください。
2点目は、先ほど
大迫委員の
質問で、今、
PCR検査所6
施設ということなんですけれども、
民間施設の
PCR検査の強化のために
補助制度とかもあるんですが、今後その6
施設からさらにふえることはあるのかどうか、教えてください。
3点目です。
検査依頼の
予定件数が4月から5月にかけて200件近くふえているということで、今後予想されているのは900件弱を見込んでいるみたいなんですけれども、例えば
保護者の方が
コロナに
感染した場合、
お子さんだったり障害がある方で1人では生きていけない当事者の方がどうなっていくのか、既にそのような
ケースがもうあったのであればどういう対応をされていたのか、教えてください。もしも
西宮でそういう
ケースがなく、ほかの自治体でそういった
ケースがあって対応をどうしていたのか、情報を持っていればその
あたりも教えてください。
以上です。
○
うえだあつし
委員長
1点だけちょっと話がずれているなと思っているところがあるので、少し整理させてもらいますね。
検査の箇所が、6カ所と初めに
健康増進課長はおっしゃったと思うんですけど、
検査の検体をとる場所が6カ所ということでよろしいですね。
◎
健康増進課長
はい。
○
うえだあつし
委員長
話が食い違っているところが少し見えたので整理させてもらって。
◎
保健総務課長
最初の
基金の取り崩しにつきましては、こちら
保健所のほうでは把握しておりませんので、
財政当局に確認させていただいて、また
お答えさせていただくということでよろしいでしょうか。
それから、
検査箇所の今後の増加についてということなんですけれども、
帰国者・
接触者外来につきましては、今後、手を挙げていただけるようなところがございましたら順次お願いしていくということで、今後もふえる
可能性はあるというふうに考えております。
以上でございます。
◎
保健予防課担当課長兼
参事
3点目の
保護者が
感染した場合の
お子さんの保護をどうしているのかという御
質問ですけど、幸いにも
西宮市におきましてはそういった事例は発生しておりません。ただ、今後同じような事例が
西宮市でも発生することは想定されておりますので、今、
教育委員会、
こども支援局を含めまして協議の場を設定して、どういった対応をとっていくのかというのを現在検討しているところでございます。
以上でございます。
◆
一色風子 委員
ありがとうございました。
以上です。
◆
田中正剛 委員
わからないことがたくさんございまして。時間も余りとれませんので、私のほうからは、もう少し
検査を強化できないのかという声に対する
お答えをどのようにしたらいいのかというところの観点と、もう
一つは、まだ
市民の皆さんは不安に感じてはると思うんですけれども、今後実際に
検査を受けた後――先ほど少し
一色委員からも課題の提起がありましたけれども、その
費用面の
負担とか、そういったことが広報されていないようにも感じますので、その点と2点、お尋ねしたいと思っています。
一括でさせてもらいますね。
一つ目が、先ほど来少し
お答えもあったかと思うんですが、
PCR検査というのが余りなじみがなくて、このところようやく少しずつ勉強しているところなんですけれども、実際に県の
検査をする場所というのが
兵庫県内に何カ所あって、
民間の
検査機関って一体どれぐらいあるのかというのが全くわからないんですけれども。もちろん、
西宮市だけではございませんので、
兵庫県全体でいろいろ
調整が行われるのかなというふうに思っておるんですが、その辺の
調整のやり方とか、どうなっているのかというところ、要は
検査が必要と判断すればとにかくどんどん
検査できる体制なのかどうかというところが全くわからないので、その辺、具体的に教えていただきたいですという、まず、その強化はもう少しできないのかというところです。
もう
一つが、
PCR検査で陽性になった場合にはどうなるのかというところがなかなか伝わっていないのかなというふうに思っておりまして、今、
行政検査の
件数が報告されていると思うんですけれども、
保険適用の分というのがまだ余りどういう状況になっているのかわからないというのが
一つ。
保険適用の場合は当然その
費用の
負担というのが出てくるのかなと思うんですけれども、例えば
行政検査によって陽性がわかった場合、今の場合は
入院の
費用はどのような形になるのか。
また、
ホテルのほうも
西宮市内でも用意されたということで、17日から一応入所が可能になったというのが県の
対処方針のほうに載っていたと思うんですけれども、その
費用はどのような
負担になってくるのかというところを今この場で教えていただきたいのと、それを広報する予定はあるのかないのかというところですね。その辺を教えていただきたいと思います。
◎
健康増進課長
御
質問いただきました
検査体制の強化についての点ですが、今、
兵庫県下には、
兵庫県の設置しております県の
検査所のほかに、神戸市、姫路市、尼崎市が
地方衛生検査所を設置しております。それらの
施設でも
検査を行っておりますが、各
施設の
処理能力につきまして、今
手元に
資料がございませんので何件と申し上げることができません。
民間につきましては、4月24日現在、全国の
民間検査機関の
検査可能数として
厚生労働省のほうからこちらに連絡いただいておりますのが、1日約5,400件
程度となっております。その8割近くを
関東地方の
検査機関が占めておりまして、
近畿圏で
検査件数の多いところでは、京都府に2
施設ほど
施設がございます。
民間の
検査機関につきましても
検査件数が徐々にふえてきておりますので、今後も国の方針に基づき
処理件数が増加してくるものと想定しております。
2点目の
費用負担につきましてですが、
保険適用につきましても、
行政検査につきましても、
PCR検査自体につきましては
費用負担のほうは発生しないものと考えております。ただし、
検査を受けていただくに
当たりまして、問診を受けたり、また、そのほかに必要な
エックス線検査、
CT検査等、付随する病気を確認するための
検査がございます。それらにつきましては
費用の
負担が、通常の
保険加入者であれば
保険の
自己負担分について発生いたしますので、例えば
帰国者・
接触者外来に来られて
費用が全く発生しないのかと言いますと、一定の
自己負担のほうは発生しております。
PCR検査の
検査費用については、
公費負担となっております。
また、
入院された方につきましては、
感染症法に基づきます
入院の勧告を受けて
入院していただくことになりますので、
入院費用等につきましては基本的には公費の
負担となっております。
御
質問いただきました2点については以上です。
○
うえだあつし
委員長
当局の方、
ホテルの
軽症者宿泊の場合の
自己負担費用についてまだ
質問があったかと思いますので、そちらもよろしくお願いいたします。
◎
健康増進課長
今御指摘のありました
ホテルへの
入所費用につきまして、
手元に
資料がございませんので確定した
お答えができませんが、基本的な考え方としましては、勧告を行って
入院等していただいた場合には
費用負担は公費の
対象となっておりますので、そうなるとは思っておりますが、今
手元にございませんので、また確認してお知らせいたします。
以上です。
◎
保健予防課担当課長兼
参事
資料が
手元にありましたので、
お答えさせていただきます。
宿泊施設で療養する場合の諸経費の
負担につきましては、基本的な食費、
ホテルの
滞在費はかかっておりません。
ホテルなどでの日用品に要する
費用などは別途必要となります。具体的に
施設ごとに定められておりますので、
宿泊施設の利用のときに
ホテルごとで
自己負担のある、ないを決められるということをお聞きしております。
以上です。
◆
田中正剛 委員
ありがとうございます。
今回、
検査の
委託料を
増額するということで、
件数をふやすということなんですけれども、他市の事例とかも出てまして、
ウオークスルーとか
ドライブスルーとか、そういう形でその
件数をもっとふやす。プラス、待っている間の
感染とかも防げたりするんですかね、そういった形で、要はもっと
件数をふやせないのかというところに対して今の
お答えの中ではまだわからないところが多々ありまして、特に、
民間の
検査機関に関しては8割が関東でということですので、要は
検査を依頼すれば依頼するほどしていただける――
調整のお話がなかったのでね――のであれば、
西宮市においてもやっぱり
検査の
件数というのは、今9月までの
件数で出していただいてますけれども、さらに必要であればこれは
増額してでもどんどん――どんどんと言うたら変ですけども、やはり疑わしいという方は
検査を受けていただくということはしていかないといけないのかなと思っているんですけども、その辺だけもう一回
お答えいただけますか。
◎
健康増進課長
検査の
対象者につきましては、国のほうで
一定基準が示されておりまして、当初かなり厳しい条件でございましたが、現在の時点では
医師が
検査が必要と認めるものは
対象となっております。その点を考慮しまして、本市におきましても、
相談センターに御
相談があった場合は、まず
医師――
診療所等にかかっていただきまして、そちらで判断していただいて、必要があるということでございましたら
保健所のほうに連絡いただき、
帰国者・
接触者外来の
受診の
調整をさせていただいておりますので、
相談があった方について
保健所のほうで
帰国者・
接触者外来の
受診を
調整しない、または
検査しないということは行っておりませんので、
医療機関の
先生方と
保健所のほうでよくお話をさせていただいて、必要な方については
調整して今
受診いただいております。
その中で、
医療機関から連絡のありました方につきましては、現在のところ遅滞なく
検査のほうを受けていただいておりますが、
委員の御指摘にございますように、今後
患者がふえてくる、もしくは社会的な状況に鑑みて
市民の方々が不安に思われて
医療機関にかかる
件数もふえてくることも想定されますので、先ほども申し上げましたとおり、これまでの
医療機関を含め、
帰国者・
接触者外来の充実には努めてまいりたいと思います。その上で
検査の
件数が上がってくるということでございましたら、当然、県の
検査施設及び既に
民間検査所も使っておりますが、その
あたりの拡充も含めて現在
調整を行っているところでございます。
以上です。
◆
田中正剛 委員
ありがとうございました。
もう要望にさせていただきたいと思います。討論の場で言ったほうがいいのかもしれませんけど、もうここで済ませたいと思います。
今
お答えいただきましたとおり、さらに強化しなければいけないようなことになりましたら、しっかりとそこは御対応いただきたいなということでございます。その辺も、ちょっと前までは
医師が必要だという判断をしながらも
検査を受けさせていただけないというような情報もございました。それは最新の情報ではございませんので、そういう環境は今はもう解消されたということを今の
お答えで判断させていただきたいと思っています。今後も、直近で言いますと
濃厚接触者の定義が拡大されたということもございますし、
検査しなければならないといいますか、
検査を受けていただくべき事案というのがふえてくることも想定されますので、その中で
検査機関というのももちろん大切だと思います。
もう
一つは、本市で言うと
保健所の体制ですよね。いわゆる
濃厚接触者を調査していく積極的疫学調査と言われているものにもやはり手が要ると思いますので、その辺の強化をしっかりとしていただいて的確に
PCR検査を受けていただいて、
市民の皆さんにはその点に関しては安心していただく、そういった取り組みをしていただきたいなということ。
もう
一つは、一番
最初に
質問させていただいた広報の件なんですけれども、どうしても我々、行政側の目線でいろいろと考えてしまうんですけれども、いざ自分が
PCR検査を受けなければならないような状態になった、その後、陽性になってしまった後のことというのが余り知らされていなくて、実際になった後に、えっ、そんなにお金かかるのみたいな状態になっていることがあるんじゃないのかなということもございますので、その辺、可能な限りの広報というのも検討していただきたいなと、あわせてその2点お願いいたしまして、私からの
質疑を終えたいと思います。
ありがとうございました。
◆佐藤みち子
委員
応急診療所のことについて1点だけお聞きします。
西宮市議会災害対策支援本部から市への要望ということで4月23日に出したんですけど、その中の医療体制構築への準備の中の回答の中で、応急診療所に
感染症
患者専用の仮設診療室を開設するため現在準備を進めているところですと書いてあるんですけど、応急診療所に
感染症
患者専用の仮設診療室、このことについて具体的に
説明してもろうてよろしいですか。
◎
保健予防課担当課長兼
参事
応急診療所の横に、現在、プレハブの仮設診療所の設置を進めております。それをなぜ設置するのかと言いますと、現在の応急診療所の中で、仮に
感染の疑いがある
患者さんが来られたとき、
一般の
患者さんとの動線を物理的に分けることができないと判断いたしまして、疑いがある
患者さんは応急診療所の本体のほうに行かずに、そこの仮設の診療所のほうで診察に入ってもらうという
流れで、いわゆる応急診療所の中での院内
感染を防ぐ目的で動線を物理的に分けさせていただいたということで今設置を進めております。
以上でございます。
◆佐藤みち子
委員
そしたら、
感染症以外の病気で行きはる人については、現在も今までどおりちゃんと診療してはるということですね。
◎
保健予防課担当課長兼
参事
現在、応急診療所のほうでは
一般の
患者さんも既に診ております。その中で
感染の疑いがある方も同じ動線を使うということはちょっと問題があるということで、
感染の疑いがある
患者さんに動線を分けた形で仮設のほうに
流れていただくという仕組みで考えております。
一般の
患者さんは、今までどおり同じように応急診療所のほうで診ていただくということを考えております。
以上でございます。
◆佐藤みち子
委員
それについては、何か人員体制を強化するとかふやしているということはあるんですか。
◎
保健予防課担当課長兼
参事
人員のほうは、
医師会の
先生方とどういう体制で組んでいくのかということを協議させていただこうと思いますけれども、特に増員が必要というお話は現在は聞いておりません。というのが、恐らくそういう
感染症の疑いがある方は事前に予約で診察の順番をとっていくのかなと考えております。その上で、実際運営していただきます
医師会の皆さんの御意見を聞きながら、どうしていくのかというのは検討させていただきたいと思っています。
以上でございます。
◆佐藤みち子
委員
以上です。
◆大原智
委員
いつもありがとうございます。
一括で4項目になります。項目ですけども、ざっくりですけども、いわゆる
検査数の話で、二つ目が、同じ形になりますけど、適正な
検査数とはという形で、3点目につきましては、
保健所の
調整といいますか取り組みといいますか、そういう
あたりです。4点目が地域
外来・
検査センターの必要性という4項目でお伺いしたいと思います。
一つ目は、これはもう一回確認なんですけれども、きょう頂戴しました
資料1ページのところの今後の積算の金額と
検査見積もり数なんですけれども、4月までは県に対して293、
民間に対して312の
件数という形になる、要は
検査していただく部分が県と
民間にありますという環境の部分のその配分の数、それが今回の
補正予算成立後の
増額以降の5月につきましては、県の数字は若干減って、
民間のほうの
件数自体はその約2倍。今までであれば、大体ですけれども、1対1が1対2ぐらいの比率になっていくのかなというふうにこの表を見て思っております。
これは単純な話ですけれども、要は、その積算の金額のところに、県の場合は単価が3万2,000円、そして
民間の場合は1万7,600円という、大体この1対2ぐらいの金額という形で割り振っていくと有効にお金を使う形になるんですよということで、そういう理解でよろしいでしょうかということが1点目です。
2点目ですけれども、今回、先ほど別の方の御
質疑でありましたように、従来であれば15から20件ぐらいという形が、今回の補正の
増額によって1日
当たり30件ぐらいになるだろうというのが見込める数字かというふうに思います。現状の
西宮市の
感染状況の中におきまして、1日
当たり30件という部分は適正な数だというふうに認識されておられるのか、いやいやまだまだなんですという形なのかというところの
当局の認識を教えてください。
3点目ですけれども、
PCR検査自体が3月6日から
保険適用になりました。御存じのとおりです。そのことを受けて、
保健所というか
当局の御
説明では、いわゆる陽性
患者という形で結果が出た場合については
保健所で把握ができるんだけれども、要は、診断者であったり
検査も実際の数字という部分についてはわからないところがありますというような
説明を受けてきたというふうに思います。ただ、きょうの
当局の御
説明でつけていただきました
PCR検査実施の
流れという表を見せていただきますと、要はそういう一旦
保健所を通さなくて
かかりつけ医の方々に行かれた場合の先生の御判断であったとしても、
検査の
調整をするために
保健所に一度これを連絡いただく形になるので、要は、現場の
かかりつけ医の先生が直接、
帰国者・
接触者外来のほうにお願いするということはないという形になっています。この
説明の整合性という部分と、だから、従来は陽性になられた数しか把握できなくて、それ以外はわかりませんというふうにおっしゃっていた部分につきましては、もしも今もそういう状況であるんであれば、しっかりとその分はつかんで御
説明する必要があるのではないかという、その
あたりのところを教えてください。
最後の4点目ですけれども、これもご存じのとおりかと思いますが、4月15日に、要は
PCR検査をもっともっとふやしていただきたいという観点から、厚労省のほうが、地域の
医師会の
皆様方と連携してしっかり
民間の力を使うことによってということで、地域
外来・
検査センターの設置を認めますよという打ち出しが出ました。
西宮市は
保健所を独自に持っている自治体でございますので、その
あたりの部分については
兵庫県としっかり連携をとっていただきながらという形にはなるかと思いますけども、今後そういう部分の必要性というのはどういうふうに認識されているんでしょうか。
以上4点です。
◎
保健総務課長
1点目の
検査数の積算につきまして
お答えさせていただきたいと思います。
積算においては、検体の発生数のピークを30というふうに考えております。平日と土曜日は30件ずつ、日曜・祝日につきましては、
接触者外来を行います
医療機関が少なくなりますので20件ということで見込んでおります。県の
検査所に
検査を依頼できる本市の検体数は、今後1日
当たり10件
程度になることを見込んでおりまして、また、日曜・祝日につきましては受付がありませんので、9月末までの祝日以外の日数に10件を乗じた
件数ということにしております。それ以外の検体につきましては全て
民間の
検査機関に
検査をお願いするという形になりますために、9月末までの日数に20件を乗じた
件数ということにしております。
次の2点目、30件という数が適正かどうかということですけれども、これにつきましては、現在、市として30件ということで設定しておりますけれども、今後また
検査が必要な数がふえてきたという場合には、そのときに補正など追加で対応させていただきたいというふうに考えております。
以上でございます。
◎
健康増進課長
3点目の
保健所の取り組みにつきまして
お答えさせていただきます。
3月6日に
PCR検査の
保険適用が始まった当初、
民間施設を含めまして、
検査処理能力はそんなに多くございませんでした。先ほど申し上げましたように、今、かなりの
処理能力のほうが
民間施設のほうでも
実施できるような状況になっております。
先ほど
資料のほうでお配りさせていただいております、
市民の方が
一般の
医療機関を
受診されて
帰国者・
接触者外来に行かれる場合につきましては、当然、
保健所のほうに御連絡いただきまして
受診調整を行った上で
検査を
実施させていただいております。ただ、偶然といいますか、
患者さんがかかられた
医療機関が
帰国者・
接触者外来ということもございます。その場合は、
帰国者・
接触者外来の判断におきまして、国の通知等に基づき、ドクターの判断で
保険適用で
検査を行うことができます。それらの
件数につきましては、市のほうで正確な数字を現在把握するように努めているところです。実際には、先ほど申し上げましたように、
保険適用で
受診された方につきましても、その
自己負担分につきまして
西宮市のほうに請求がございますので、最終的には何件の
保険適用の
実施件数があったかにつきましては市で判断することができますが、日々その
処理件数について正確に把握ができてないところが現状であります。それを改善すべく、今、
医療機関のほうとできるだけお互いの事務処理に
負担がない形でやりとりができないのか、協議を行っているところです。
保険適用で行った分につきましても、陽性でありましたら
保健所のほうに
患者の発生届が届けられまして、
保健所のほうで対応する形になっております。
3点目の
保険適用の
検査に対する
保健所の取り組みについては以上です。
◎
保健予防課担当課長兼
参事
4点目の地域
外来・
検査センターについて
お答えさせていただきます。
先ほど答弁させていただいたとおり、
西宮市のほうでは
帰国者・
接触者外来の箇所数をふやした経緯があります。現在はそちらのほうを中心に運用を考えておるところですけれども、今後さらに強化を求めていくというふうに、
感染者の数がふえてきた場合とか想定する場合であればそっちの設置についても検討を進めないといけないとは考えておるところです。実際運営に当たっていただきます
医師会の
皆様あるいは薬剤師会の
皆様、そちらの方とも協議しながら、実際
西宮市としてどう対応していくのかという協議は進めさせていただきたいと思っております。
以上でございます。
◆大原智
委員
ありがとうございました。
意見は後ほど述べさせていただきます。
以上です。
○
うえだあつし
委員長
ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
うえだあつし
委員長
なければ、
質疑を打ち切ります。
これより討論に入らせていただきます。
本件に御意見はございませんでしょうか。
◆佐藤みち子
委員
日本共産党
西宮市会議員団は、この
補正予算には反対するものではありません。賛成しますけれども、やはり
市民の暮らしは逼迫していますので、もっと市全体でさらなる補正を組んで
市民の暮らしを直接助けるというふうなことを今後もやっていただきたいということを要望しておきます。
以上です。
◆大原智
委員
ちょっと長々となりました
質疑、大変申しわけありませんでした。ありがとうございました。
公明党議員団は、この
補正予算、
増額案には当然賛成させていただきます。
意見だけ少しまとめさせていただきましたので、それだけ申し上げさせていただきます。
西宮市――本市は
保健所を独自に持つ中核市でありますので、
感染の疑いのある
市民への対応として、
帰国者・
接触者相談センターから
帰国者・
接触者外来へ適切につなぎ、適切に
検査を
実施しているというふうにこれまで
説明していただいております。しかしながら、
西宮市のホームページを見せていただいても、日々の
検査数と陽性となった方の結果の数字がわかるだけでありますので、本市の最大
検査可能数であったり、あるいは人員体制が実際に適切なのかどうかということの判断を
市民の
皆様方はそれだけではすることができません。ここに、ある意味、
市民の
皆様方が少し不安に思われる一因があるのではないかというふうに御指摘させていただきたいというふうに思います。
PCR検査の拡大に
当たりましては、三つの課題があるというふうにされています。
一つは
検査をする人材不足の解消、そして二つ目に医療従事者の
感染予防のための物資の供給、そして三つ目が無
症状・軽症者の受け皿の確保という三つの課題があるというふうにされています。その実態を含めた形で
市民の
皆様への丁寧な御
説明を求めたいというふうに思います。
お隣の国でよく行われておりますような、例えば
ドライブスルーの
検査あるいは
ウオークスルーの
検査、いろんな形の部分を
実施していただくことで早期発見・早期対応を求める
市民の
皆様の声は多く届いております。今回の
補正予算でこれまでの約2倍となる1日の
検査数が約30件、そして月間約900件の
検査が
実施できることになりますけれども、しかしながら、
市民の
皆様の思いからすれば、それはまだまだ十分とは言えないというふうに思います。国は1日2万件の
PCR検査を目指すというふうにされておりますので、従来の市内の
帰国者・接触者専門
外来というのは、きょう御
説明もありましたとおり、公が2件、
民間が4件、合わせて6件というふうに私どもは理解しておりますけども、そのような形で適切に評価していただきながら今後も進めていただきたいというふうに思います。
先ほどちょっと
質疑の中でもさせていただきました地域
外来・
検査センターにつきましても、どうかよくよく御検討いただきながら、御答弁でもありましたとおり、6という数字をふやすこともしっかりと考えていただきながら検討を進めていただきたいというふうに思います。
最後になりますけれども、例えば他市では母子
感染のリスク軽減のために妊婦の方については希望者全員に
PCR検査をするという、そういうある意味予防的な観点からも
実施されるところもあるというふうに伺っております。今後も国、県としっかりと連携を図っていただきながら、医療従事者やスタッフの
皆様の安全確保に努めていただき、必要な方が迅速に、そしていつでも適切に
検査を受けることができるように、さらなる
検査数の拡大とともに
検査体制の充実への御検討をしっかりと進めていただきたいと思います。
以上です。
○
うえだあつし
委員長
ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
うえだあつし
委員長
なければ、討論を打ち切りたいと思います。
これより採決に入ります。
議案第194号のうち本
委員会所管科目は、これを承認することに御
異議はございませんでしょうか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
○
うえだあつし
委員長
異義なしと認めます。したがって、
議案第194号のうち本
委員会所管科目は承認することに決まりました。
ここで
説明員が交代いたします。
(
説明員交代)
○
うえだあつし
委員長
次に、報告第34号
処分報告の件〔(
西宮市
介護保険条例の一部を改正する
条例制定の件)
専決処分〕を議題といたします。
当局の
説明を求めます。
◎
介護保険課長
報告第34号について御
説明いたします。
議案書の4-1ページをごらんください。
昨年10月からの消費税率10%への引き上げに合わせ、国は低所得者の介護
保険料の引き下げを行うこととし、
令和2年度の
保険料に関しまして所要の政令改正が行われました。これに対応するため
西宮市
介護保険条例の改正を
専決処分により行いましたので、御報告させていただくものです。
今回の改正については、国における介護
保険法施行令の一部改正が
令和2年3月30日公布、4月1日施行でありましたため、これに合わせまして、本市においても3月30日に
専決処分により改正し、4月1日施行といたしました。これにより、
令和2年度の
保険料については軽減後の額により決定し、6月に
市民に通知する予定でございます。
4-2ページをごらんください。
改正
内容は、第5条第2項に定めております軽減後の
保険料の第1段階から第3段階に該当する方の
保険料を記載の額に引き下げたものでございます。
横長の
議案参考
資料をごらんください。
1枚表紙をめくっていただきまして、左側の表に示しております平成30年度時点の
保険料においては、消費税率が8%になりました平成27年度より
実施しております第1段階のみの軽減でしたが、これが消費税率10%への引き上げ後は、右側の表に示しておりますように第3段階まで拡充されております。この
保険料の引き下げは、平成31年度、
令和2年度の2カ年にかけて
実施されておりまして、右側の表の平成31年度の列につきましては、最終引き下げ幅の半分を引き下げた昨年度の
保険料を示しております。
令和2年度の列が今回の改正後の
保険料で、これで予定しておりました引き下げが完了いたします。
説明は以上でございます。
○
うえだあつし
委員長
説明は終わりました。
これより
質疑に入ります。
本件に御
質疑はございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
うえだあつし
委員長
なければ、
質疑を打ち切りたいと思います。
これより討論に入ります。
本件に御意見はございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
うえだあつし
委員長
なければ、討論を打ち切らせていただきます。
これより採決に入ります。
報告第34号は、これを承認することに御
異議ございませんでしょうか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
○
うえだあつし
委員長
異義なしと認めます。したがって、報告第34号は承認することに決まりました。
以上で
付託事件の
審査は全て終了しました。
この際、お諮りします。
本
委員会で採決した事件に対する
委員会報告の作成につきましては、正副
委員長に御一任いただきたいと思います。
これに御
異議はございませんでしょうか。
(「異義なし」と呼ぶ者あり)
○
うえだあつし
委員長
異義なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
きょうは、
委員会、私の手際が悪かったのか、少し延びてしまいましたことをまずおわび申し上げます。
PCR検査について、各議員の
先生方はやはりふやしてほしいと、きっとこれは
市民の声であるというふうに私のほうでは理解しております。
患者さんというのは、自分がもしかかっていたら自分がさらに誰かにうつしてしまうという気持ちもあって、何とか受けたい、確定させたいという気持ちがあるというのは重々わかるところです。
ただ、それと同時に医療者も自分の
患者を守りたいという気持ちもある一方で、最大限に健康であっていただきたいですし、また、最大限に生きていただきたいというふうな思いで働いております。
PCR検査が少ない、医療の体制が甘いんじゃないかというお叱りの声が大きいというのはわかっておるのですが、それでも歯を食いしばって頑張っているという現状も皆さんに御理解いただいて、
市民の声をうまいことおさめてもらうというか、感情的にならないようにしていただけたらなと。
あわせて、
当局においては、局長からまた市長にもお伝えいただきたいんですが、医療者はそういう思いでやっている、板挟みの中で頑張っているという心情も反映していただきまして、十分な御支援をしていただきたいというふうに私のほうからは一言申し上げたいと思っております。
これをもって
健康福祉常任委員会を閉会いたします。
御協力ありがとうございました。
(午前11時06分閉会)...