西宮市議会 > 2020-03-17 >
令和 2年 3月17日予算特別委員会建設分科会-03月17日-01号
令和 2年 3月17日予算特別委員会民生分科会−03月17日-01号

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  1. 西宮市議会 2020-03-17
    令和 2年 3月17日予算特別委員会民生分科会−03月17日-01号


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    最終取得日: 2021-07-30
    令和 2年 3月17日予算特別委員会民生分科会−03月17日-01号令和 2年 3月17日予算特別委員会民生分科会              西宮市議会               予算特別委員会民生分科会記録              令和2年(2020年)3月17日(火)                 再 開  午前 9時59分                 閉 会  午後 0時12分                 場 所  3号委員会室 ■審査事件  (産業文化局・農業委員会)   議案第158号 令和2年度西宮市一般会計予算   議案第160号 令和2年度西宮市食肉センター特別会計予算   議案第161号 令和2年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計予算
     (市民局・産業文化局・農業委員会・環境局)   議案第158号 令和2年度西宮市一般会計予算 ■出席委員   川 村 よしと (主  査)   まつお 正 秀 (副 主 査)   江 良 健太郎   大川原 成 彦   かみたに ゆみ   河 崎 はじめ   松 田   茂   八 木 米太朗 ■欠席委員   な   し ■委員外議員等   野 口 あけみ (委 員 長) ■傍聴議員   一 色 風 子   福 井   浄   宮本 かずなり ■説明員(西宮市議会委員会条例第19条による)   副市長     田 村 比佐雄  (市民局)   市民局長    土 井 和 彦  (産業文化局)   産業文化局長  岩 崎 敏 雄   参与兼食肉センター管理課長           長谷川 賢 司   産業文化総括室長           北 野   健   参事      薗 頭 淳 一   産業文化総務課長           杉 原 和 彦   農政課長    増 尾 尚 之   消費生活センター所長           赤 松   圭   産業部長    部 谷 昭 治   商工課長    奥 村 仁 美   都市ブランド発信課長           岸 本   綾   大学連携課長  菅 沼   涼   労政課長    佐々木 秀 樹   文化スポーツ部長           藤 江 久 志   参事      土 居 和 子   参事      下 野 隆 正   文化振興課長  谷 川 隆 浩   生涯学習推進課長           藤 綱 祥 二   スポーツ推進課長           田 中 良 紀   参与(西宮市文化振興財団派遣)           須 藤 理一郎   参事(西宮市文化振興財団派遣)           山 田 和 敬   参事(西宮市文化振興財団派遣)           土 居 和 子  (環境局)   環境局長    須 山   誠  (農業委員会)   農業委員会事務局長           増 尾 尚 之           (午前9時59分再開) ○川村よしと 主査   おはようございます。  ただいまから予算特別委員会民生分科会を再開します。  これより審査日程に従い審査を進めます。  この際、当局に申し上げます。  説明の際は、新規事業あるいは内容的に前年度と大きく異なるものについては重点的かつ簡潔に、質疑に対しては的確に答弁し、審査が効率的に進められるよう御協力をお願いします。  なお、委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  初めに、産業文化局・農業委員会所管予算の概要について説明があります。 ◎産業文化局長   令和2年度一般会計及び特別会計の予算につきまして、産業文化局所管の全体概要を御説明いたします。  なお、金額は百万円単位とさせていただきます。  まず、一般会計につきまして御説明をいたします。  別途配付しておりますA4横の産業文化局所管当初予算参考資料1ページを御参照ください。  産業文化局所管の予算総額は、歳出が32億4,200万円、前年度に比べまして7億3,500万円、18.5%の減額でございます。歳入は7億9,200万円、前年度に比べまして5億1,600万円、39.5%の減額でございます。  歳出予算の主な増減理由ですが、資料の2ページをごらんください。  款総務費は、2億4,100万円の減額となっております。主な増減理由としましては、2ページの中ほどの大谷記念美術館補助事業経費では、経営支援のため、2,900万円の増額となっております。市民ホール等改修事業費では、前年度との工事メニューの差で3億8,300万円の減額です。なお、令和2年度は、プレラホール舞台音響設備更新工事等を実施いたします。  次に、3ページをごらんください。  運動施設改修事業費では、前年度との工事メニューの差で8,800万円の増額です。令和2年度は、中央体育館分館体育室床補修工事等を実施いたします。  次に、資料の4ページをごらんください。  款商工費は、5億2,100万円の減額となっております。主な減額理由は、プレミアム付商品券事業経費で、プレミアム付商品券発行事業が令和元年度で事業終了のため、5億7,500万円皆減となったことなどによるものでございます。  次に、令和2年度一般会計予算で実施する主な新規事業を御説明いたします。  別途お配りしております主要な事業等の概要の14から16ページをお願いいたします。  まず、生涯学習では、生涯学習を推進する新たな体制づくりや生涯学習施設のあり方など、生涯学習施策の指針となる生涯学習推進計画を策定いたします。  次のページで、スポーツでは、東京2020オリンピック聖火リレーのルートに本市が選ばれたことを契機に、スポーツに触れる機運を高め、自身のライフスタイルにスポーツを取り込む機会を創出いたします。都市ブランドでは、甲子園周辺のスポーツ関連資源を紹介するエリアPR媒体の作成のほか、スポーツビジネスに関心を持つ事業者、大学、アスリートが参画するプラットホームを構築し、スポーツ関連ビジネスが展開しやすい環境づくりを進めます。  次の16ページですが、農業・食の流通においては、生産緑地を保全する必要があることから、委託事業者が農地所有者より今後の活用に関するニーズ把握を行うとともに、都市農地活用の提案とその実施までのサポートを行います。また、市民農園の開設を希望する農家に対し、開設整備の費用補助を行います。  また、新規事業はございませんが、文化芸術、大学連携、産業、就労などの施策分野でも各事業を行ってまいります。  続きまして、特別会計について御説明をいたします。  資料はまた戻りまして、産業文化局所管の当初予算参考資料1ページをごらんください。  食肉センター特別会計は、予算総額3億5,600万円、前年度に比べて7,500万円、17.5%の減額です。これは、施設改修工事の減額などによるものでございます。なお、一般会計からの繰入金は1億8,200万円でございます。  農業共済事業特別会計は、兵庫県下全域を一つの事業区域といたします兵庫県農業共済組合が設立され、本市の農業保険事業も県組合に継承されることに伴いまして、事業を廃止いたしております。  次に、中小企業勤労者福祉共済事業特別会計は、予算総額1億2,900万円、前年度に比べ700万円、5.8%の減額でございます。なお、一般会計からの繰入金は4,800万円でございます。
     最後に、農業委員会所管の全体概要を御説明いたします。  別途配付しております農業委員会所管当初予算参考資料を御参照ください。  農業委員会所管の予算総額は、歳出が4,200万円で、前年度に比べまして1.7%の減額です。歳入は100万円で、前年度に比べまして0.3%の減額でございます。  説明は以上でございます。  よろしくお願いいたします。 ○川村よしと 主査   予算概要の説明は終わりました。  まず、議案第158号令和2年度西宮市一般会計予算のうち産業文化局・農業委員会分を議題とします。  当局の説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆江良健太郎 委員   一問一答で3項目挙げさせてもらいます。1問目が有害鳥獣及び外来生物捕獲等事業について、それから、消費者教育・啓発事業について、あと、スポーツ推進事業について、よろしくお願いします。  一つ目の有害鳥獣及び外来生物捕獲等事業についてなんですけど、野生鳥獣による農作物の被害件数が年々増加しており、被害金額も平成29年度で750万円、平成30年度で760万円となっておりましたが、カラスに対して、タカの追い払いと巣の撤去を行う予定というふうに主な事業で書いておったんですけど、それ以外に、イノシシであったりアライグマの対応というのはどうなっておりますか。 ◎農政課長   イノシシとアライグマの対応についてですけれども、両方とも兵庫県猟友会の西宮支部に駆除を委託しているんですけれども、まず、イノシシなんですけれども、猟友会のほうで、有害駆除班ということで専従で2名の方に終日被害対策に取り組んでいただいております。それで、町なかのすぐそばの山とか、そういうところに捕獲のわなを仕掛けて、町なかのほうにイノシシが出てこないようにということで、1年を通じて捕獲作業を行っていただいております。それで、今年度は、1月までで67頭、昨年度はちょっと多かったんですけれども、年間で116頭をわなによって捕獲しております。  それから、アライグマのほうは、北部だけじゃなくて南部のほうにも出没しているという現状がございます。それで、捕獲用の箱を貸し出して、市民の方に管理していただくということで、それで捕獲を行っています。それによりまして、今年度は1月までで114頭、昨年度は年間で124頭捕獲しているということで、年間を通じて捕獲活動を行って、被害の防止、抑制するために活動を続けているという現状です。  以上でございます。 ◆江良健太郎 委員   ありがとうございます。  イノシシ、アライグマの捕獲数であったりというのは。被害は減少傾向にあるというふうに捉えてよろしいでしょうか。 ◎農政課長   捕獲数なんですけれども、やはり年によりまして多かったり少なかったり、増減がございまして、イノシシですと、平均したら年間大体100頭前後を捕獲していると。ただ、去年は少し多くて116頭、ことしは、このままのペースでいきますと少し少なくて80頭ぐらいになりそうかなというふうに思っております。アライグマのほうは、少ない年で100頭ぐらい、多ければ百二、三十頭というような形で、今年度もそういうふうに推移しておりまして、若干の増減はありますけれども、ほぼ横ばいというような形になっております。  以上です。 ◆江良健太郎 委員   ありがとうございます。  今後も、被害件数も被害額も結構大きいので、これが少しでも減少していくように取り組んでいただきたいなと思います。  2問目なんですけれども、消費者教育・啓発事業についてなんですが、特殊詐欺被害が西宮市でもかなり増加していると思うんですけど、講座なんかも開いていらっしゃるみたいですが、被害件数がなかなか減らへんと。講座の中で、警察で作成した特殊詐欺の音声データみたいなのが今あるらしくて、それがかなり精度が高いもので、聞いているほうも、詐欺のテープってわかっていても、洗脳じゃないですけど、そういうふうなくらい、かなり精度が高いのがあるらしいんです。紙面とかでの啓発であったり周知であるだけじゃなく、講座での周知と啓発、そういうテープを活用することによって被害削減になると思うんですけど、そのあたりについてはどういうふうに今後取り組んでいくお考えかを教えてください。 ◎消費生活センター所長   特殊詐欺被害防止について、文書媒体というか、そういう形では、市のホームページや市政ニュース、地域情報誌「宮っ子」等の啓発記事を行っています。実際に市民の方との講座に関しましては、自治会が主催する消費生活に関する講座への講師派遣、また、消費生活センターで主催している「知って得する毎月講座」ということで、特殊詐欺防止に関する啓発を行っております。  また、昨年10月から、西宮警察署と甲子園警察署と定期的に情報交換の場を設けて連携を図っています。今後、消費生活センター主催の講座において特殊詐欺講座をする場合は、兵庫県のホームページのほうに音声データがありましたので、今のところ活用ができておりませんので、警察のほうは適宜活用はされているみたいなので、その辺のところは、今後、警察と連携しながら、講師を依頼したりとか、そういった講座を行うときにそういった音声データを流して、市民の皆様に危険であるということ、いつでも自分が被害をこうむるということを知ってもらうような啓発活動を工夫していきたいと思っております。  以上です。 ◆江良健太郎 委員   ありがとうございます。  あともう一つなんですけど、自動録音装置もまた貸し出しが始まると思うんですけど、それはどのように普及させていくのか、教えてください。 ◎消費生活センター所長   特殊詐欺被害防止のために、まず自分で身を守るということがすごく大切なんですけれど、そういうことでできることとしては、留守番電話設定にしておく、電話番号通知サービスを使って知らない電話番号には出ないという対策がありますけれど、通話録音機能のついた電話機の購入や電話機に接続する通話録音装置も効果があると考えています。通話録音装置の貸与事業については、平成31年3月に貸与の予定台数に達してしまったため、一時受け付けを停止していましたが、返却された同装置を再利用して、令和元年12月から貸与事業を再開しております。現在、西宮市のホームページで貸し出しを案内しているほか、西宮、甲子園の両警察署にも、被害の相談があった方に対しては、貸し出しが必要な場合は消費生活センターに連絡をしてもらうように依頼をかけております。今後は、貸し出しの推移の状況を見ながら、ほかの周知方法については検討していきたいと考えております。  以上です。 ◆江良健太郎 委員   ありがとうございます。  貸し出しだけで全部の被害を防げるというわけではないので、これは大川原委員も一般質問でされておったんですけど、しっかり自分の財産であったり身は自分で守れるように、周知のほうをよろしくお願いいたします。  最後に、スポーツ推進事業なんですけど、今、新型コロナでオリンピックが開催されるのかされへんのかみたいな話にもなっておるんですけど、まず、ざっくりなんですけど、ゴールデンスポーツイヤーズにおいて地域スポーツ推進をどのように進めていくのか、お答えいただけますでしょうか。 ◎スポーツ推進課長   ゴールデンスポーツイヤーズですね、昨年度のラグビーワールドカップ2019、ことしの東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会、それから、来年のワールドマスターズゲームズ2021関西がございます。  今年度、ラグビーにつきましては、昨年9月に日本・アイルランド戦がございまして、リゾ鳴尾浜におきまして、ラグビーの体験会、あわせましてパブリックビューイングも行いました。体験会は、親子連れもオーケーということで、約30人ほど、パブリックビューイングについては約200人ほどで、少人数ではあったんですけれども、パブリックビューイングについては、日本が勝利したということで、大変盛り上がって、非常に一体感があって、応援できたなと思っております。  来年度のオリンピックにつきましては、5月25日の聖火リレーを控えております。ちょっとどうなるかわかりませんけども、この聖火リレーにつきましては、めったにない機会ですので、子供さんからお年寄りまで、沿道に来ていただくとかいうことで機運を盛り上げていって、スポーツに親しむきっかけづくりにしていただいたり、そういった形でつなげていければなと思っております。また、日本戦のスケジュールはまだ決まっておりませんけれども、会場とスケジュールが合いましたら、日本戦でパブリックビューイングを開催したいという形で今検討中でございます。  それから、再来年度のWMGですね、ワールドマスターズゲームズ2021関西につきましては、SC21の会員を対象にしまして県の補助事業もございますので、これについては、スポーツクラブ21さん、それから、スポーツ推進委員さんを通じまして、参加しませんかということで、今も広報に努めております。それから、WMG自体の認知度がまだまだでございますので、地域の方を通じて、できるだけ多くの方にWMGに関心を持っていただけるようにしまして、できましたら参加していただいて、スポーツのきっかけづくりというか、地域に持ち帰っていただいて、それをレガシーというか、こんなすばらしかったよという形でつなげていただければなと思っております。  以上です。 ◆江良健太郎 委員   ありがとうございました。  鳴尾浜の臨海野球場の利用時間が、12月から2月まで試行実施で営業時間の拡大というのをやっておったと思うんですけど、あれは、稼働率というのはどうでしたか。 ◎スポーツ推進課長   12月から2月ですね、通常は9時から19時までで閉めております。通常期は21時までやっているんですけれども、寒い時期ということで19時までで閉めているんですけれども、試行的実施ということで、昨年の12月からことしの2月にかけまして、木曜日と土曜日だけなんですけれども、19時から21時を時間延長ということで試行的に実施しております。おおよそですけれども、12月から2月にかけて、利用可能こま10こまに対しまして4こまの利用がございました。比較的日中よりは夜間のほうが社会人の人とかは利用がしやすいのかなという形で思っております。土曜日については、一つ、リトルシニアさんの使用もありましたので、一定ニーズがあるのかなというふうに考えているところです。  以上です。 ◆江良健太郎 委員   ありがとうございました。  ニーズがあったみたいなので、またこれも予算要望でも上げさせてもらったんですけど、事業として継続していただきたいなと思います。  あと、オリンピックであったりラグビーも、パブリックビューイングをするとのことなんですけど、一時的な盛り上がりだけで継続せえへんようでは余り意味がないと思うので、継続するようなイベントであったり取り組みをしていっていただきたいなと思います。  以上です。 ◆松田茂 委員   おはようございます。  質問は二つあります。一問一答でお願いいたします。一つは勤労者福祉事業と、もう一つは大谷記念美術館補助事業、この二つです。  一つ目は勤労者福祉事業経費についてなんですけど、今回、新型コロナウイルス感染症により事業活動に影響を受けている市内の中小企業や市内で働く方に対する緊急対策を行い、忙しい中ですが、質問させていただきます。  西宮若者サポートステーション若年者キャリア形成支援事業、労働相談等の数多くの窓口を開設し、就労支援に尽力をしてくださっていると思います。そういった中で、今回、新型コロナウイルス感染症の影響によって、日経株価もかなり下がってます。リーマンショック当時のイメージ、当時の感じがすごく見受けられるんですけども、近年では、就職氷河期世代に与える影響がすごいということで課題になっております。そこで、新型コロナウイルス感染症の影響で、リストラあるいは新卒採用の取り消し等の労働相談、そういった状況があるのかどうかを確認させてください。お願いいたします。 ◎労政課長   コロナウイルスの影響により、内定の取り消しや内定辞退の依頼などを受けられたという御相談は今のところございませんが、我々のほうとしては、労働相談を御利用いただきたいと考えております。そのため、本市におきましては、毎週火曜日、第2・第4土曜日に実施しておりました労働相談業務を、3月16日から毎週火曜日、木曜日、土曜日とし、6月末まで拡大して実施したいと考えております。また、兵庫労働局のほうでも、新型コロナ感染症の影響による特別労働相談窓口を開設しておりますことや、内定を取り消しされたことにより別の就職先をお探しの場合につきましてはハローワークを御案内するなど、広く市民への周知を行いまして、市のホームページでも、緊急サイト内において広報に努めております。また、就労相談につきましては、従来から行っている若者サポートステーションに継続的な支援を実施してまいります。  以上でございます。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  氷河期を考えると、そのとき就職できなかった人たちが、ことし1年で終わるかどうかもわかりません。インターネット上では企業に新卒の採用取り消しはやめてくださいというような促しをしているんですけども、市民がそういったところに影響を与えると、例えばひきこもりじゃないですけども、社会人1年生なので、そこに与える精神的な苦痛というのは非常に大きなものだと思いますので、そこは緩和できるような寄り添った就労相談をよろしくお願いいたします。そこが一つです。  もう一つは、大谷記念美術館のアウトリーチについてです。前回の委員会で少し質問させていただきました大谷記念美術館のアウトリーチについて、年間の小学校の訪問数を教えてくださいということで質問していたと思うんですけども、御回答をお願いします。 ◎文化振興課長   大谷記念美術館アウトリーチ活動ですけども、アウトリーチといいましても、大谷記念美術館が直接学校に行くわけではなしに、生徒を大谷記念美術館に招待するというアウトリーチ活動です。8件、招待しております。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  8件ということは、8校というふうに解釈すればよろしいでしょうか。 ◎文化振興課長   そのとおりです。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  その学校、去年1年間で8校というふうには思うんですけど、一昨年だとか、そういった継続的にアウトリーチをされているとは思うんですけども、小学校というのは、決まった小学校8校がずっとやっておられるのか、別々にいろんな小学校を対象にされているのか、教えてください。 ◎文化振興課長   年度当初に各小学校・中学校にアンケートをとりまして、クラシックからジャズとか、美術も含めてアンケートをとりまして、それぞれの御希望に応じるような形でアウトリーチをさせていただいております。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  大谷記念美術館の周知がなかなかできてないのかなというふうには思うんですけども、アウトリーチを含めて、子供たちが目にするあるいは体験することで認知というのは広がっていくのかなというふうに思いますので、その8校というのをふやすのか、あるいはいろんな方向で、大谷記念美術館の認知も含めてアウトリーチ事業をしっかりと見きわめていただきたいなというふうに思います。  以上です。 ◆八木米太朗 委員   2件、お願いしたいと思います。  一つは単純な質問でございます。卸売市場の再生整備事業なんですけれども…… ○川村よしと 主査   一問一答ですか。 ◆八木米太朗 委員   一括で。両方で。  まず、二つありまして、一つは、卸売市場の再生整備事業についてですけども、これは、私は令和2年度からの新しい事業だというふうに思っているんですけど、ただ、数字的な比較かわかりませんけれども、過去のところの予算額をゼロって書いてあるところもあるし、383万円――これの16ページでございますけど、この金額が一体何を引き継いでいるのか、その辺を整理して教えてもらえませんか。要は、これのもとの事業、運営事業ですね、それは令和2年度中になくすというようなことも書いてあったんやけど、その辺、どういうふうに整理していくのか。それをちょっと教えてください。  この数値が非常に見にくくて、人件費みたいなことがいっぱいいろいろ書いてあって、正確な数値がめちゃくちゃわかりにくいんですね。資料をもらっているんですけど、これの数値が、減額とかいうのは数値が合わなくて、それぞれ見方が非常に難しいんですけれども、卸市の再生整備事業について、その辺を解説して教えてください。それが1点です。  もう1点ですけども、特会のほうの食肉センターのほうにも関連するんですけど、これは政策の問題なので、ここで質問させてもらいたいんです。というのは、食肉センターの今後のあり方を考える場合に、私は、施策研究テーマのほうでやりましたけど、地場産業とか都市ブランドとかその辺のところで、シティプロモーションの考えってやっぱり入れるべきと違うかというようなことも書かせてもらっているんですけども、令和2年度から4年度の実施計画というのがありますよね、この17ページの産業のところで、食のブランドづくり支援事業って書いてますよね。それと、ブランド育成事業とか都市ブランド発信事業、こういう観点から食肉センターを再度捉え直すべきだというふうに私は持論として思うているんです。その辺、当局としてはどうお考えなのか。単に食肉センターの赤字とか、そういうところだけで云々かんかんするんじゃなくて、むしろ既にある社会資源として食肉センターを捉え直して、そこでどうするのかというのをやっぱり考えるべきだというふうに私は個人的に思っているので、その辺、当局としてはどういうふうにお考えなのか。単なる迷惑施設とかいうような考え方でやるべきではないと私は思っているので、その辺をどうお考えなのかというのを聞かせてください。  以上2点、よろしくお願いします。 ◎参事(薗頭淳一)
     まず、卸売市場再生整備に係る予算経費ですけども、令和元年度予算までは卸売市場管理運営事業経費内に内包しておりまして、全体予算額というのが平成31年度予算で3,178万円、そのうち再生整備に係る分が383万6,000円でございました。これを令和2年度予算からは卸売市場再生整備事業として新しい事業科目を新設いたしまして、通常の管理運営事業経費と切り離して519万6,000円計上させていただいているところでございます。  管理運営事業経費につきましては、令和2年度、再開発事業における権利変換計画の認可が予定されておりますので、現在は市が建物を所有して借地しながら、旧公設市場を普通財産として維持管理というのを行っておりますけれども、権利変換計画の認可とあわせて、その時点で建物の権利などが再開発組合に帰属される形になりますので、令和2年度の途中で管理運営事業経費はストップするという形になります。  再生整備事業経費につきましては、現在予算計上させていただいております新市場の開設に向けた民設市場の開設者支援など、これに加えまして、新市場の取得経費というのが令和2年度中に出てまいります。現在、額が未定になってますので、予算計上のほうは見送りさせていただいておりますけども、9月補正もしくは12月補正におきまして、新市場の床の取得費用を上げさせていただきたいと考えております。  以上です。 ◎産業部長   2点目の食肉センターのブランド化という質問に対してお答えをさせていただきます。  産業振興計画におきましても、地場産業というようなことをうたってございます。食肉センターにつきましては、牛については全国各地から、豚については近隣の多くの産地から屠畜しておりまして、それでサプライチェーンのほうも多く存在しているということで、西宮でも有数の産業の一つということでございまして、これをやはり西宮の貴重な資源として、これからもブランド化を図ってまいりたいというふうに思っております。また、ふるさと納税の産品にも今後検討していきまして、そういった西宮の食肉センターというのを産業部門でもアピールをしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆八木米太朗 委員   ありがとうございました。  今、卸市のほうは多分そういうことやろうなと思っていたんですが、ただ、新設というて書いてある限りは、括弧して、これはどういうところにどれどれの分ですよというて書いておいていただかんと、新設やのに前年度の事業費があるというのは基本的におかしいわけですからね。それはどこどこの部門の何のやつを書いてますよという注釈を入れてもらわんと――多分そういうことやというのは、何となく僕らは予想がつきますよ。でも、それは単なる勝手な解釈なので、ほんまにそうなのかというのは疑問があるので、書き方の問題でえらいしようもないことで文句言うてはいけませんけども、もう少し誰が見てもわかるようにきちっと書いておいてもらいたいなと。そうせんとこんな余分な質問もせないかんので、今後よろしくお願いいたします。  あと、食肉センターの今後のあり方に関しての施策研究テーマについての見解を聞かせてもらったんですけども、私はやっぱり食のブランドづくりとかいうこととか、シティプロモーション、都市ブランドを一生懸命やるんやったら、それはやっぱり忘れたらあかんやろうと。そっちの方面でも、例えばお菓子のアンリなんて、もともと芦屋にあったやつがたまたま西宮に来ただけの話ですよね。たまたまですよ。それやのに、ケーキとかそんなのもいろいろやっていこうという。もともとケーキ屋さんは苦楽園とか、その辺にいっぱいありましたけどね。何となく華やかなものだけ一生懸命やって、あとは点点点にしておきますけども、私は非常に疑問に思っているので、その辺はしっかりお願いしたい。また、施策研究テーマで今度書かないといけませんので、その辺でまたちょっと力説させていただきますので、今後ともよろしくお願いします。  以上です。  ありがとうございました。 ◎文化振興課長   済みません、先ほど松田委員の質問の件で、訂正をさせていただきます。  8件と申し上げましたのは去年の件数でございます。ことしにつきましては10校予定しておりましたが、コロナの関係でキャンセルが相次ぎまして、数のほうは今手持ち資料がないので、ほとんどキャンセルになっております。  以上です。 ◆松田茂 委員   済みません、今の八木委員の関連で確認させていただきたいんですけども、今、僕も興味深いところで、ふるさと納税に食肉センターの商品を使うって、具体的にどういったものを考えておられますでしょうか。 ◎商工課長   実は、ふるさと納税に関しましては、昨年、国のほうから制度の見直しということでいろいろ指示がありまして、西宮につきましても、寄附件数がふえるようにということもありまして、制度の見直しをしております。昨年10月から、西宮の返礼品の中にも食肉――生のお肉というんですかね、そちらの商品を既にお取り扱いさせていただいております。3品ほどのお取り扱いが現在ございます。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  それって、牛肉でしたかね。豚肉でしたか。 ◎商工課長   手元に資料がないんですけども、牛肉だったと思います。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございました。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   おはようございます。  一問一答で4問、言いますね。一つが勤労施設費、一つが市民農園について、一つが中小企業融資あっせん事業について、もう一つが地域商業活性化対策事業について、この4点、やらせていただきます。  まず最初に、勤労施設費、勤労福祉施設改修事業、予算書の297ページ、予算参考資料の18ページ、これを見てもらうと、労働費、労働諸費、勤労施設費、単独事業、これで、消防局庁舎改修設計委託料、これが1,536万円入っているんやけども、これは何なんですか。消防局庁舎改修設計委託、消防局の管轄じゃないんですか。  一問一答で。 ◎労政課長   消防局が第二庁舎に移ることに伴いまして、現在青木町にありますハローワーク西宮が老朽化していることもありまして、現在の消防局庁舎を改修し、ハローワーク西宮を移転させるものでございます。所管課につきましては、西宮市公有財産規則第4条の2に普通財産の所有の定義がございまして、規則第2項第2号では、「取得又は使用目的が部局の行う事務又は事業と関係のある普通財産」、「当該取得又は使用目的と関係がある事務又は事業を行う部局」が所管するという規定がございまして、ハローワーク西宮が兵庫労働局の所管であることから、労政課が所管するということになっております。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。これはごっついレアなケースやと思うけど。  それで、いうたら消防局が入っているところにハローワークが入りますよということで、大家さんやわね。大家として改修しますよということ、改修するのがこっちの担当ですと。ハローワークに入ってもらうと。それなら、歳入は、歳入しているわけじゃないけど、歳入の家賃収入はどこへ入ってくるのか。 ◎労政課長   歳入は、労政課の産業文化局のほうの歳入となります。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   ありがとうございます。  予算書の何ページのどこに出ているのか。 ◎労政課長   新年度の予算はございません。入居されてからの賃料という形になりますので、そこで年間の歳入は成り立つというふうになっております。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   いつから入るのか。 ◎労政課長   令和3年度の予定としております。済みません、間違えました。申しわけございません。令和4年度からでございます。失礼しました。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  それなら、これは改修工事自体はどれぐらいかかるものなんですか。 ◎労政課長   設計をしてからという形になりますので、今のところ金額としては余り出ておりません。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。これは先の予算書で出てくるでしょうということやね。わかりました。厚生労働省の、国の機関やからね。貸してあげるのは、駅が近いからええことやろうけども。わかりました。  次は市民農園のほうにいきますね。  その前に、産業文化局、決算のときも事務事業評価に誤字脱字があるんやけど、予算措置状況等調の36ページの大谷記念美術館改修補助事業、これをずっと見ていって、事業費増減の主な理由、「令和2年度実績」って書いてあるねんね。令和元年度実績に続いて、令和2年度実績、エレベーター更新工事、加圧給水ポンプ更新工事、以上の差し引きによる増減、これ実施の間違いやと思うんやけどね。令和2年度実施予定。「実績」って書いてあるけど。あかんでこんなん。 ◎文化スポーツ部長   大変失礼いたしました。今後よく精査いたしまして、誤字脱字のないように気をつけさせていただきます。申しわけございませんでした。 ◆河崎はじめ 委員   事務事業評価も2カ所ほどあったんやけどね。ちゃんと目を通してください。何か議員を軽く見てないかな。そんなことないですかね。しっかりした資料をつくっていただかないと審査がしにくいですから、もう大谷は終わったのかなと。令和2年度もやっちゃったんかなと。ぜひちゃんとやってください。もともとしようがないねんけどね。文字が小さい。目が痛い。虫眼鏡が要る。もう60歳過ぎているから大変や。大きくなっても持ち歩くのが大変やから、しようがないけど。よろしく。  次に、市民農園のほうやけども、一応現状は7カ所、258区画あると思うんやけども、これから100万円の市民農園開設支援事業補助金を積んでやっていきますよということやけど、この辺、ざっくりどう考えているのか、どれぐらいやっていくつもりなのか。それで、現況7カ所は大丈夫なのかとか、その辺を教えてください。 ◎農政課長   市民農園ですけれども、現在、市の直営でやっている市民農園なんですけれども、昨年の春に1園、上大市南が閉園して、現在6カ所になっております。さらに、同じく所有者が亡くなられたということで、大森の市民農園がことしの4月で閉園になるというふうな予定で、7カ所から2カ所減っていくというような現状になっております。いずれも、所有者の方が亡くなられて、財産分与のために農地を処分しないといけないということでの返却という形になっております。  それで、今度、新設で市民農園の補助事業――開設費の補助を令和2年度から実施していくんですけれども、補助金の内容といたしましては、開設に係る経費を対象経費として100万円、補助率を2分の1ということで、補助金としては1件につき50万円ということで、年間2件程度を想定しております。  それで、現在、生産緑地を市民農園に貸したいという旨の申し出が既に1件ありまして、現在、交渉というか、今後予算が成立していった後には、お話を進めさせていただきたいというふうに思っております。なので、年間の2件というのは十分達成可能かなというふうに考えております。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  大森が27区画、上大市南が33区画。258区画から60区画がなくなって198区画になってしまうと。1年契約で1年延長できますよという形で、600を超える申し込みが全体であるというんやから、その辺、何とかやっぱりやっていってもらいたいと思うし、もう一つ、ほとんど阪急以北で、一つだけ43号線以南が川西沿道花園、この川西沿道花園は花しかできない。何で花しかできないのか。 ◎農政課長   川西沿道花園というのは場所が43号線のすぐ北側ということで、開設のときに、排気ガス等、いろんな影響があるということで、花だけに限って市民農園としてスタートしたというふうに聞いております。 ◆河崎はじめ 委員   排気ガスがあって花しかつくれない、野菜をつくったら食べられないということか。  それで、これは43号線以北なんやね。 ◎農政課長   43号線のすぐ北側になります。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  山口が1カ所と、あとは全部阪急より以北。これ下のほうに何とか誘致できへんかなと思うんやけども、その辺、今の見込みのところは該当するのかな。 ◎農政課長   今の1カ所お話をしているところも、場所としては堤町ですので、阪急よりやっぱり北側になります。  どうしても、今現状としては、南部で比較的農地の多い阪急神戸線の以北、今津線の東側という場所に市民農園が集中しているという現状がございます。生産緑地の制度等も変わりまして、生産緑地を貸したままでも納税猶予等も受けられるというふうに制度も変わっていきましたので、そういうふうな制度改正のことの周知を農家さんに徹底していきながら、阪急より南側の地域でも市民農園に貸してくださるというような農家さんを今後探していきたいというふうに思っております。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   法律がこれも変わって、民間が市民農園をやっていいですよとかなり前になって、特に段上幼稚園のところ、うちの孫がおるんやけどね、あそこのマンションをすぐ出たところに民間の市民農園ができて、月1万円ちょっとぐらい、年間13万円か14万円、じいちゃんが払うたるからやるかと言うても、嫌と言われたけどね。それぐらいやれよ。野菜は嫌いとか言って。トマトを自分でつくれよ、おいしいぞって言うたんやけど、あかんかったんやけども。そういう民間の状況はどうなんですか。 ◎農政課長   民間の市民農園の状況ですけれども、昨年までに9カ所ございまして、ことしになって、今年度、先ほど委員がおっしゃられたように、段上町のほうに、都市農地貸借法という新しくできた法律を利用しまして、民間事業者が1カ所、市民農園を開設して、今、市内で10カ所というふうになっております。こちらも、先ほどの補助金を、開設補助とかをつくったということですけれども、どちらの形でも市民農園をふやしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   ありがとうございました。
     ニーズは高い、要望は高いから、ぜひやってほしいと思います。  それともう一つ、学童農園やけども、これは、北六甲台小学校一つだけなんやけども、これはどうしていくのか。方向性はどうなのか。 ◎農政課長   学童農園につきましては、確かにおっしゃるとおり北六甲台1校だけです。これは、北六甲台の場合は、5年生の授業で田植えとか稲刈りなどの体験をしているんですけれども、学校から歩いていける、授業中に歩いていって、農作業をして戻ってこられる範囲に農地がないと学童農園というのは設定しにくいということで、なかなか同じような形をとるのは難しいような現状があります。ただ、それ以外でも、例えば平木小学校のように、学校の中に田んぼがありまして、近所の農家さんが田植えとかの指導、それから、農業についてのお話とかをされたりしてやっているように、各学校さんで工夫してやっておられるところも幾つかはあります。今後、そういう取り組みが広がっていくように、教育委員会のほうにも情報の提供とかを受けながら、協力できるところは協力していきたいというふうに思っております。 ◆河崎はじめ 委員   ありがとうございました。  確かに、そうやって小学校から1時間以内、いうたら授業の45分か50分以内にやって帰れるところは限られてくるけども、何ぼかは、あるいは甲東小学校とか樋ノ口小学校とかもあるし、そのところも可能性を探ってみてください。泥んこになって遊ぶという機会とかはもう今はないから、ぜひ泥んこになってもらうような、そういった経験もしてもらったらと思います。  次にいきます。中小企業融資あっせん事業、これは一応7種類ほどあるんやけども、小規模事業資金、ほとんどがそれに偏っていて、そういう状況なんやけども、起業家支援資金とか短期事業資金――短期事業資金はまだちょっとは使われているのか。起業家支援資金というのは、過去3年、状況はどうですか。 ◎商工課長   御質問の起業家支援資金につきましては、3年間ということで、平成28・29・30年度の実績はございません。ただ、ことしになりまして、制度を一部改定したこともあってか、対象者を開業後6カ月未満から開業後1年未満に拡大したこと、また、貸し付けの期間を7年以下から10年以下というような形で広げたという改定もありまして、その影響かどうかはわかりませんけど、現在、1件の御申請がございました。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   次の地域商業活性化対策事業にも絡んでくるんやけども、確かに今、コロナでえらい目に遭うていて、どうかな、僕らは昭和の高度成長期に育って、父親とかもサラリーマンやったけど家を買って、それがあっという間に高度成長期は、田中角栄の列島改造論が来る前はすごい家なんか安かった。何百万円のが西宮でもあって、それがあっという間に何千万円になっていったのを僕らは目の当たりに見ていたから。ローンを組んで家を買うたら、今度は時代が全然だめで、結局ローンが重くのしかかってきて大変やと。そういうのを僕らの子供が見ておるから、起業しよう、会社を起こそうという意欲が確かにないという感じなのかなと思うているんです。だから、皆さん、公務員なんかは一番安全でよろしいわなという感じで。  結局、せやから、起業家支援資金というのは、過去3年間ゼロ、実際、監査報告を見たら、その前の3年間もゼロなんですよ。だから、わかっておるだけで6年間ゼロで、やっと体制を変えたから1件出てきたということで、せやけど、ほかの短期事業資金とか設備投資資金とか、協同組合等事業資金とか、この辺も一遍整理して、七つを見直したほうがええかなとは思います。  起業して1年後に企業が残っている確率って2分の1、5年後に残っているのは15%、10年後は5%、20年後に残っているのはセンミツって言われて1,000に三つ。30年も残っているのは1万件に2件だけ、そういう厳しい現実があるから、なかなか起業しようとは思わないかなというふうに思うているけど、昔みたいに、立身出世したろうという、そういう意欲が若者に欠けているのかなというところで、次の地域商業活性化対策事業にいきますね。  これは、起業家の支援のセミナーとかいろいろやってはるけども、285万6,000円から435万6,000円に、起業塾・経営者塾委託料の増額ってなっているけど、どういうふうに充実させていくつもりなんですか。 ◎商工課長   起業塾・経営者塾委託料の増額理由ということでございますが、今年度――平成31年度まで、市として、市の主催事業という形で女性起業家ステップアップセミナーを市が直接実施しておったんですけれども、こちらを来年度から西宮商工会議所への委託事業に変更する予定をいたしております。その関係と、あと、やはり起業をされる方はさまざまなニーズをお持ちですので、そういったセミナーの見直しや細分化を図るということで、起業塾・経営者塾、こちらは商工会議所への委託事業で実施しておりますが、そちらの内容についても増額を考えております。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   その中で、飲食店開業セミナーというのがあって、事務事業評価では、おととしの話かな、15名参加、兵庫栄養調理製菓専門学校へ委託しているという形で、これは、兵庫栄養調理製菓専門学校は、なくなっているのかな、なくなるのかな。その辺はどうやっていくつもりか。 ◎商工課長   委員がおっしゃられるとおり、兵庫栄養調理製菓専門学校は、令和2年度末をもって閉校されるというふうにお聞きいたしております。したがいまして、令和2年度については、引き続き同学校のほうに飲食店開業セミナーを実施していただく予定で考えております。令和3年度以降は、先ほどの商工会議所に委託して実施しております創業支援事業、そちらのほうに飲食に特化した内容の部分もかぶらせていっていただくような形で考えていきたいと思っております。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   ありがとうございます。  あと、起業家支援セミナーは結構参加しているよね。三十何名とか。その辺はどうやって充実させていくのか。それは現状どおりなのか。 ◎商工課長   働き方改革の問題ですとか、あとは子育てをされている方が一定落ちつかれて、やはり社会で新たに活動したいというふうな思いをお持ちの方もたくさんいらっしゃいますので、一定、西宮での起業をお考えになるニーズというのはあるものと認識いたしております。これからも商工会議所と連携しながら、より皆様のニーズに合うような形での内容で実施していきたいと思っております。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   西宮浜の情報センター、あそこでやっていたパソコンセミナーは、民間もやっているし、かなり周知しているからということで、中止にしたよね。2年ぐらい前かな。1年前かな。それを商工会議所がやってはるんやけども、それも委託事業なのか。 ◎商工課長   先ほど申しました女性起業家ステップアップセミナーは市が直接実施しておりますけれども、それ以外の創業支援事業につきましては、商工会議所に委託する形で実施いたしております。  以上です。 ◎産業文化局長   商工会館の中でやられているパソコン教室は、商工会議所の自主事業で委託されてやられています。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。ちょうどうちの家に新聞折り込みが入ってきて、3月16日からパソコン教室をやりますよって。大丈夫かなって思っていたんやけど。僕らがここで会議をやっていることを考えたら大丈夫かなとは思うているんやけどね。わかりました。  以上です。  ありがとうございました。 ◆かみたにゆみ 委員   1点だけ、一問一答でお願いします。  貝類館の管理運営事業経費の中で、ホームページの改修というのが書かれているんですけれども、どのようなホームページにされるのかというのはおおよそ決まっているんでしょうか。教えてください。 ◎文化振興課長   まず、デザインの更新が主な改修になってます。  以上です。 ◆かみたにゆみ 委員   ありがとうございます。  ホームページの改修ということなんですけれども、福祉のまちづくり条例とかというのが県で設定されているかと思うんですけれども、バリアフリー情報なんかを載せていくというお考えはありますでしょうか。お願いします。 ◎文化振興課長   それは貝類館の施設としての……、そういう情報も当然載せていきたいと思います。  以上です。 ◆かみたにゆみ 委員   ありがとうございます。  まだまだ西宮市の貝類館であったり大谷記念美術館もそうなんですけれども、市民会館もそうなんですけれども、バリアフリー情報が全く載せられていないんですよね。私、以前に一般質問もさせてもらったんですけれども、バリアフリーマップというのが、やっぱりバリアフリー情報、ピクトグラムだけをとんとんとんとんと載せていくのではなくて、本当に、障害のある方が、どのようなところに車をとめて、どこから入っていって、どのルートを行くかというのって、外出前に情報を得るのがすごく重要なことになってくるんです。明石の市民会館なんかは、ユニバーサル情報としても、ピクトグラムだけですけれども、ちゃんと載せておられます。これは、やっぱり福祉局だけの問題ではなくて、こういう施設を管理される産業文化局の方たちにも、西宮市としてあいサポート運動なんかも始まったことですから、きっちりとユニバーサル情報であったりバリアフリー情報、もしも一歩進んでくださるなら、バリアフリーマップというのも念頭に置いてホームページの改修をしていただけたらと1点だけ要望しておきます。よろしくお願いします。  以上です。 ◆大川原成彦 委員   3点ほど一括でお願いしたいと思います。一つはスポーツを核とした甲子園地域の活性化事業について、それから、2番目が大学交流センター、3番目がスポーツ振興。  まず、1番目、スポーツを核とした甲子園地域の活性化事業についてなんですけれども、非常に積極的なというか、前向きな取り組みで、非常に期待しているところなんですけれども、どういう効果測定をするのか、経済的効果とか、あるいは人の集まりぐあいとか、いろいろあると思うんですけれども、どんな指標、どんな測定というか、効果を考えているかについて教えていただければと思います。  2番目、大学交流センターについては、非常に全国的にもユニークな存在であるというふうに考えているところなんですけれども、大学のまち西宮の情報発信拠点でもあるわけですし、稼働状況がどうやこうやという資料があるんですけれども、そういったことよりも、ソフトな、いろんな取り組みをしていただいているということについて、非常に敬意を表しているところなんです。  学生さん――西宮で学生時代を過ごした、そういう若い人たちが西宮のまちに対していろんな影響、いろんな効果をもたらしてくれていると思うんですね。そこら辺を今後どのように取り込んでいけるのか、あるいはどのようにしていくのか、いろいろ、ボランティアの参加ですとかまちづくりへの協力とか、あるいは場合によったら行政との取り組みとか、産学の関係とか、いろんな取り組みがあると思うんですけれども、今後の方向性について、考えを教えていただければというふうに思います。  次に、スポーツ振興です。これは県の事業なんですけれども、今年度、スポーツクラブ21強化事業ということで、大量の備品購入を県予算でしていただいて、去年の夏ごろから支給されるというのが大分延びていて、3月ぐらいから支給が始まるというふうにお聞きをしています。新年度に向けて、こうした備品のいろんな利用の仕方、活用の仕方があると思うんですけれども、県の事業ではありますけれども、スポーツクラブ21強化事業の見込める効果とか、あるいは市としてのスポーツ振興の活性化のための取り組みについて、御意見をいただければというふうに思います。  以上、3点、お願いします。 ◎都市ブランド発信課長   1点目のスポーツを核とした甲子園地域の活性化事業につきまして、まずは、事業の概要から御説明させていただきますと、阪神甲子園駅の周辺では、本年3月に駅前広場の整備が完了するほか、令和3年には阪神甲子園球場南側の市有地に阪神電鉄による甲子園歴史館を核とした飲食店や物販店等を含む複合施設が建設される予定となっております。阪神電鉄といたしましては、長期的な戦略の一つとして魅力あふれる沿線の創造というのを掲げておられまして、中でも甲子園周辺は重点エリアとして位置づけられているということから、甲子園エリアにおいて、野球を初めとするスポーツをテーマにした、365日にぎわいのあるボールパークの形成というのを目指しておられます。  そういう状況の中、本市でもこの動きに合わせまして、年間を通じてスポーツを楽しめる環境づくりに官民が連携して取り組み、地域活性化を図る事業を推進するということを目的にいたしまして、市と阪神電鉄、それから、甲子園球場に隣接するららぽーと甲子園を運営する三井不動産などの関連事業者、団体等によるスポーツを核とした甲子園エリア活性化推進協議会というものを昨年10月に立ち上げたというところでございます。  具体的には、事業としまして、市と阪神電鉄、三井不動産が拠出する負担金であるとか、国の地方創生推進交付金を財源として取り組んでいくんですけども、協議会事業として、甲子園周辺のスポーツ関連資源を紹介するエリアPR媒体の発行を行いますほか、スポーツビジネスに興味を持つ事業者、大学、アスリートと連携したスポーツアカデミーを開校するなど、スポーツ関連ビジネスが展開しやすい環境づくりにも取り組むという予定となっております。また、甲子園の駅前広場から甲子園球場及び球場南側の新施設、さらには、ららぽーと甲子園を含むエリアで、阪神電鉄や三井不動産が中心となって実施するさまざまなにぎわい創出イベントへの支援も行い、甲子園を含む鳴尾地域の交流人口の増加や地域の活性化につなげていきたいと考えております。  そういったことから、成果指標であるとか目標につきましては、協議会で行うにぎわい創出事業などの来場者などのほか、今後、スポーツビジネスが育ちやすい環境づくりというのを進めていくんですけども、そういうプラットホームといいますか、場に参画いただく事業者数、それから、スポーツアカデミー参加者の就業数であるとか協議会から生まれるスポーツビジネスの数など、さまざまな観点から効果をはかってまいりたいと考えております。特に協議会から生まれるスポーツビジネスの数については、地方創生推進交付金のKPIとして設定されていることから、重点的に取り組みを進めてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◎大学連携課長   大学交流センターを通じて今後学生のどういう取り組みを図っていくかというところでよかったかと思うんですけれども、大学交流センターの事業は、委員がおっしゃるとおり、共通単位講座等を初め、地域連携推進事業であったり、いろんな事業を展開させていただいております。また、ボランティアのあっせんであったり、そういったこともさせていただいてはおるんですけれども、西宮市の大学は全部で九つあって、学生が約3万6,000人、教員の方も1,000人ほどもおるということで、大学のまち西宮ということでPRをさせていただいておるんですけれども、西宮市内外で比較したときに、やはり市外から通われる方というのが多くて、市内からというのは4分の1程度ではないかというふうに推測はしておるんですけれども、そうなってくると、やはり西宮市におられる方、大部分の方がいわゆる学生の間、4年間――もちろん学部によって多い方はいらっしゃるんですけれども、原則4年間しかいらっしゃらないということでありますので、そういった中で、大学交流センターの事業の中でもさまざまな、思い出づくりではないですけれども、印象に残るような、そういった事業展開というのを図っていかなければいけないなというふうに考えております。  また、大学等と社会連携ということで、地域と一緒に交流を図っていったりとか、そういったことも制度設計がされておりますので、そういったところも大学交流センターのウエブサイト等も通じて、情報発信をさせていただければなというふうに考えております。  以上です。 ◎スポーツ推進課長   3点目のスポーツ振興の点でお答えいたします。  今年度、スポーツクラブ21強化事業ということで、県から備品等の支給、ほぼ100万円ほどの備品が支給されつつあるところでございます。テントなどの什器類から運動備品まで申し込みもできるという形のものなんですけれども、スポーツクラブ21の基本的な備品として、今後、保管・活用していただくことになろうかと思っております。  今後の利用・活用の方法なんですけれども、県への報告も必要なんですけれども、利活用の方法としましては、スポーツクラブ21だけではなくて、学校、また、地域の方も使ってもいいということでございますので、地域の共有の財産、また、資源として、スポーツクラブ21がメーンで主催されております運動会であったり各種イベントなどでお使いいただければなと思っております。その備品の中には体力測定器具もありますので、そういったものも活用しながら、地域の方々に体力測定の場を提供していただいて、スポーツのきっかけづくりとしたり、効果的な測定もできると思いますので、そういった形で、いろんな場面で御利用いただければなと思っております。  あと、いろんな備品が配布されておりますので、スポーツ推進委員さんの定例研修会であったり、スポーツクラブ21の会長会であったり、そういう場で、どういうふうな形で利用しているのかという事例紹介であったり、情報共有とか、そういうことをして、せっかくの備品ですので、有効活用に今後も努めていきたいというふうに考えております。  以上です。 ◆大川原成彦 委員   御答弁ありがとうございました。  若干意見を述べたいと思うんですけれども、文化振興ビジョンの中で、西宮の風土、土壌について、非常に文化、アート、芸術、それから、スポーツを支える、あるいは育てる、育む、そういう人的な環境が備わっているということがうたわれたりしているんですけれども、そういう意味では、スポーツビジネスであったり学生であったり、そういうキーワードって、すごい西宮のこれからの活性化のために大きな要素になっていくと思うんですね。そういう意味では、産業文化局の活躍に期待をしているところなんです。  その中で、一つ、例えば学生さんとスポーツとか地域とかいう関係で、象徴的なのが甲子園ボウルのクリーンアップアクションというプログラムがあって、要するに甲子園ボウルに出場できなかった大学のチームの学生さんたちが、フットボールの選手たちが西宮市内の主要な駅から甲子園に向かってごみを拾って掃除をしながら歩いていくという、すごくいいプログラムだと思っているんですけれども、こういった学生さんたちがまちに出てという、そういう目に見える動きとか、あるいはスポーツ選手がアウトリーチでいろんな小学校、中学校に出かけていってとか、そういった動きがもっともっと目に見えてくるような、そういう取り組みがあったらいいなというふうに思ってます。  そういう意味では、大学交流センターは、先ほど説明もありましたとおり、非常に重要な拠点であり、情報発信の基地になっていくと思いますので、今後ともそこら辺の充実について取り組んでいただければというふうに思います。  それともう一つ、そういった学生さんとか、あるいはスポーツとか、それをつなぐ役割として、中間支援のいろんな団体とか、いろんな取り組みがあると思うんですけれども、そういったところももっとうまく利用していただいて、まち全体を盛り上げていっていただければなというふうに思ったりしております。  以上です。 ○まつお正秀 副主査   3点ほど、一問一答でお願いします。  一つは、コロナウイルスに関して、施設のキャンセルとかそういう問題、それから、雇用の件、そして、融資の件というふうなことです。二つ目は、消費税増税の関係で、プレミアム商品券とか、直接答えられないかもしれませんが、ポイント還元のレジスター導入について。三つ目は、企業立地関係事業ということです。  一つ目のコロナウイルス関係ですけども、文化振興財団とかアミティホールとか、イベントがキャンセルとかになったときに、例えば講師とか、そういうふうな人たちを呼んでいた場合に、延期になった場合、そのまま謝金とかが2度発生するのかどうかわかりませんけども、そういうキャンセルになった場合の補償とか、そういうふうな要請とか、そういうのがあるのか、全額じゃなくても一部市として払わなあかんとか、そういうケースがあるのかどうか、お聞きしたいと思います。 ◎参事[西宮市文化振興財団派遣](土居和子)  今回のコロナに関して、こちらの文化振興財団ですけれども、1件、支払いが生じる事業としましては、なるお寄席という事業がございまして、こちらについては、公演を委託するということで、委託料のほうを払っているんですけれども、こちらは、延期をするということにしましたので、キャンセル費用、補償金などはかかっておりません。既にかかっております費用につきましてはそれぞれで分担するということで、お互いに請求をしないということになっております。一応こういうことに関しましては、契約でそういうことを定めております。  なお、財団のほうで負担する費用としましては、広報費用とか、延期とかキャンセルについて皆さんに通知を送りましたので、その郵送料であるとか、あと、返金を希望される方への返金処理に伴う振込手数料とかはかかっておりますが、そういうキャンセル、延期に関する費用というのは今財団のほうではかかっていない状況です。  以上です。 ◎参事[西宮市文化振興財団派遣](山田和敬)  今御質問のあった中で、施設の貸し館のほうの質問もあったと思います。コロナウイルスの影響で、3月でキャンセルもしくは使用許可の取り消しとなったものが、アミティホールのほうでは11件ございました。それから、会議室のほうでは164件ございました。  それで、アミティホールのほうにつきましては、特にお客様のほうから苦情とか、そういったものは、こういう状況なので仕方がないなというような反応がほとんどでありました。会議室につきましては、民間企業さんが営業などをされているケースもございますので、3月3日からの利用中止ということはできずに、1週間ほど猶予を見まして、調整をして、使用許可取り消しとなったんですけれども、休止前に自主的にキャンセルされた方、それから、10日以降については使用許可取り消しということで、結構多数の方に御迷惑をかけてしまったんですけれども、ほとんどの方につきましては、仕方がないという反応でございました。ただ、ほかの代替施設を探すにも、市内の施設の多くが閉まるという状況の中で、どうしたらいいんだろうと途方に暮れるというような反応もございました。1件だけですけども、かなり強い苦情を述べられた方がおられました。補償はどうなるんだというお話もございましたが、これは大阪の企業さんやったんですけども、人材派遣会社で、新しい人材の登録ということをうちでやられる予定であったんですけど、それが中止になって、苦情はございましたけれども、最終的には100%使用料を返還するということで、渋々ながら理解をいただいたところでございます。  状況につきましては以上でございます。
    スポーツ推進課長   運動施設の状況についてお答えします。  運動施設で市主催のイベント等、コロナの影響で中止したものもございますけれども、それに関して、何か補償的なものとか、そういったものは一切発生しておりません。それから、各種競技団体によるスポーツ大会ですけれども、やはり小・中学校、高校の臨時休業に伴って、多くの大会のキャンセルが入っている現状でございます。各主催団体の判断で中止されているところです。正確な集計はしてないんですけれども、100まではいかないんですけれども、数十件ほどの予約のキャンセルが入っていて、現状、もともと一般の部とかは開催するとかいう大会もあったんですけれども、やはり昨今の感染状況の拡大で自粛ムード、それから、政府の要請とかもあって、一般の部にも波及していて、ほぼほぼの大会が中止という状況でございます。あと、スポーツセンターとか指定管理者がやっているスポーツ教室も軒並み3月中については休講をしている状況です。  それから、館の状況なんですけども、大会のキャンセルも相次いでいるんですけれども、屋内施設を3月4日から月末まで臨時で閉めておりますけれども、これも結構な形でキャンセルが増加しているという状況でございます。  私のほうからは以上です。 ◎労政課長   勤労会館と青少年ホーム、サン・アビリティーズにしのみやの体育館でございますが、キャンセルは3月15日までの件数で179件となっております。金額にいたしまして69万6,700円の返還をいたしております。3月3日より3月末まで休館しておりますことや、今後の再開については未定となっております。  以上でございます。 ◎生涯学習推進課長   当課で実施している宮水学園事業につきましても、コロナウイルスの関係で中止をさせていただきました。中止時期につきまして、3月の初旬に予定しておりました講座がたくさんありましたので、その講座につきましては、講師のキャンセル料として、直前の連絡となったことから、講師謝金の一部をお支払いさせていただきました。額としましては、3万5,500円程度でございます。あと、講座中止に伴いまして、振りかえ実施等が困難であることから、中止した講座につきまして、講座1回相当額について還付をする予定としております。費用額としては51万9,000円程度になる予定でございます。そのほか、中止に伴う連絡のための経費あるいは印刷の経費等が少しかかっておりますが、額としては大きなものではございません。  以上です。 ◎大学連携課長   大学交流センターの状況について報告させていただきます。  大学交流センターにつきましても、3月3日から3月末まで全館を臨時休館といたしまして、窓口のみをあけまして、貸し室利用予定であった方の還付手続を順次行っております。件数は、済みません、把握ができておらんのですけれども、4月以降に延期・変更される方もいらっしゃいますので、還付の予定額としては、大体20万円から25万円ぐらいを考えております。あと、事業といたしましては、市民対象講座で3月に開催予定でありました2回分の講座が休講となりましたので、その分について、参加者の方が計10名いらっしゃったんですけれども、10名の方には一部還付ということでさせていただいております。  大学交流センターからは以上です。 ◎消費生活センター所長   消費生活センターのほうも、3月3日から3月末まで貸し館のほうを休業しております。現在、団体としては8団体の申し込みがありましたが、それに関して、キャンセルを伝えたところ、事情を伝えたところ、特に大きな苦情なく来ています。返還額に関しては少額になっております。2万3,500円ほどとなっております。事業に関しましては、消費生活センター主催の講座がありましたが、それに対する講師料については、キャンセル料は一切かかっておりません。  以上です。 ◎産業文化総務課長   情報センターの印刷機器の共同利用でございますが、こちらにつきましても、3月末まで閉館とさせていただいております。使用料につきましては、後払いでございますので、そのあたりの問題は生じておりません。  以上でございます。 ◎文化振興課長   アミティホール以外の文化施設につきましても、3月末まで閉めさせていただいておりまして、順次、キャンセル、使用料の返還をさせていただいております。あと、あわせまして、附属設備の使用料等、本来入ってくるべきお金が入ってこないので、合わせまして1,100万円ほど損が出ているような、そういう状況になっております。  以上です。 ○まつお正秀 副主査   ありがとうございます。  市の催し等では、契約で還元しなくてもいいとか、一部謝金が発生したところ、1件、民間で大きな苦情があるということですけども、大きな問題にはなってないということですが、今後もいろいろ相談があるかもしれませんから、そこら辺のところは丁寧に対応していただきたいというふうに思います。  この問題の二つ目は、雇用問題で、政府が学校休業に伴う補償とかフリーランスの補償とかもいろいろ出しておりますが、実際に、小さなお店とか、飲食店なんかでもうお客さんが来ないから、アルバイト、パートさんにもう来なくてもいいよというふうなことで言われた方がいらっしゃったりするんですけども、そういう人たちの相談窓口というのは市のほうでできるんですか。それとも、労基署のほうに行くというふうなことになるんでしょうか。そこら辺の対応についてお聞かせください。 ◎労政課長   そういった形の労働相談につきましては、先ほど松田委員からも御質問がありましたとおり、労働相談を市のほうで実施しております。毎週火曜日、木曜日、土曜日という形でやらせていただきまして、また、その時間帯があいてない場合につきましては、国のほうの労働相談を御案内しているという状況でございます。  以上でございます。 ○まつお正秀 副主査   ありがとうございます。今後いろいろ相談があると思いますので、よろしくお願いします。  あと、融資の件も相談があると思うんですけど、この間も1件相談がありまして、商工会議所で今やっていて、この間もたくさん来られたというふうな報道もありましたが、これは、全部窓口は商工会議所に集約されているのか、市のほうでも一定そういった融資の相談を受けられているのか、そこら辺の体制についてお聞きをします。 ◎商工課長   相談の部分に関しましては会議所のほうが基本的に受けさせていただいておりますけれども、御融資の件については、県や国などが今回のコロナウイルスの対策ということで実施しておりますけれども、市として現在主に対応させていただいてますのは、セーフティーネット保証の関係の認定証を出させていただくというのが市の事務になっておりますので、こちらは、御融資という制度ではなくて、皆様が御融資を受けられる際にこちらの保証をつけるということで、借り入れの債務の100%ないし80%を国が保証するというようなもので、金融機関側が御融資しやすくなる環境をつくるというための認定証でございます。こちらについても非常に申請件数がふえてきておりまして、ちなみに3月の段階で、16日までですけれども、58件の認定証を発効させていただいております。  以上でございます。 ○まつお正秀 副主査   ありがとうございます。  相談は商工会議所で、融資については市のほうでもやっているということで、またこれからもたくさんそういう相談があると思いますので、その辺はよろしくお願いします。  二つ目のほうにいきます。消費税の増税対策ということで、プレミアム付商品券事業は一応終わって、新年度はないということがさっきありましたけれども、プレミアム付商品券事業で、予定される商品券の対象者と実際に申請があった人、実際に、還付のお金というのはこれから市のほうに請求が来ると思うんですけど、現時点でどれぐらいの換金といいますか、そういうのが来ているかというのがわかればお願いをいたします。 ◎産業部長   プレミアム付商品券事業についてお答えをいたします。  対象者になりますのが市民税非課税者と子育て世帯でございまして、市民税非課税の対象者が8万2,000人ほど、それから、子育てをしておられる世帯が1万4,000人ほどございますけれども、購入引きかえ券の交付数につきましては、前者の市民税非課税者のうち申請がありましたのが4万1,688件ということで、申請率は50.4%ということでございます。子育て世帯者につきましては、これは、1万4,000ぐらいでございます。  以上でございます。 ○川村よしと 主査   続けられますか。 ◎産業部長   続けてお答えします。  換金金額につきましては、今、7億7,500万円という形になっております。  以上です。 ○まつお正秀 副主査   わかりました。  子育て世代、たしか2歳までやったかなと思うんですけど、ここは申請されているけども、実際の低所得者の人たちのところは半分ぐらいということで、国の制度なので何ともあれですけども、なかなか問題のある制度かなというふうに指摘をしておきたいと思います。  それから、キャッシュレスポイントレジスター、これは、商工会議所で申請を受けて、国が交付というか、補助をするという制度だと思うんですけど、これは要望で、商工会議所のほうに聞いていただいて、どれぐらいの申請があったのか、件数ですね。もし対象のお店の数とかもわかればですけども、そこら辺はつかみようがないのかもしれませんが、こういうお店が申請できるという数がわかればということと、実際に申請があった数、そこら辺の数字は、聞いて後日お答えしていただくことは可能でしょうか。 ◎商工課長   先ほどまつお委員がおっしゃったように、こちらは国が実施しております制度で、会議所は相談窓口ということでございまして、手続は会議所ではないと認識いたしております。一応会議所のほうには確認させていただきたいとは思いますが、少し把握が難しい数値かなというふうには考えられます。  以上です。 ○まつお正秀 副主査   わかりました。またできる範囲で調査をというか、調べられる範囲でお願いします。  あと、企業立地関係事業ということで、これは事務事業評価の31ページですけど、金額が今年度から倍ぐらいですかね、そういうふうな新たに誘致できる企業があるというふうな見通しがあるのか、そこら辺をちょっと。倍ぐらいになっているので、そこら辺の見通しについてお聞かせをいただければと思います。 ◎商工課長   事務事業評価の措置状況で申します。増額が大きいという、その理由ですけれども、こちらは、企業立地促進条例に定める奨励金を、本社機能の場合は、課税年度の固定資産税、都市計画税の3分の2、それ以外の場合は2分の1を、税をお支払いになった翌年度に交付させていただくというものになっておりまして、助成期間は3年間となっております。特に制度について何か変更したというわけではございませんで、令和2年度につきましては、助成をさせていただく3年目が1件、2年目が1件、1年目が2件という4件に助成をさせていただく予定をしておりまして、助成初年度である2企業への助成が開始されるということが大幅な増額の要因となっております。  以上でございます。 ○まつお正秀 副主査   わかりました。既に申請があった分の増減でこうなっているということですね。わかりました。  質問は以上です。 ○川村よしと 主査   じゃあ、僕も少しだけさせてください。 ○まつお正秀 副主査   主査の職務を交代します。 ○川村よしと 主査   一問一答で2点あります。一つが、一般質問でもさせていただいたんですけど、職務専念義務のあり方の話、職員さん全体にかかわる話なので、これが1点と、あともう1個はスポーツ推進についてです。  1点目なんですけれども、一般質問で一定前向きな御答弁をいただいて、総務局と連携もしていきますというお話だったんですけれども、一方で、市民局のほうに、現状、例えば説明がつくもの、もしくはまだ精査が必要なもの、これは直さなきゃだめだと思っているものというので、その辺ってある程度当たりがついたりするんですかねという話をしたら、これから精査していきますというような答弁で、恐らく局によっても歩調が合わなかったり、まちまちの進み方になっていくんだろうなという、特に、僕以外もそうですけど、例えば観光協会について取り上げてはる議員の方もほかにいらっしゃったので、そういう経緯もあるので、ぜひ産業文化局のほうには率先して総務局と連携して進めていってほしいなと。そういう答弁をいただいたので、そういうふうに進めていってほしいんですけど、今後、具体的にどういうふうなタイムスケジュールで進めていくとか、今現状それがなければ、その計画をいつまでに立ててみますというようなお話っていただけるのか、いただけるのであれば御答弁いただければと思うんですけど、いかがでしょうか。 ◎産業文化局長   委員のほうから調査をいただいて、実際、うちの局の中で出てきたものについて、一定ヒアリングをしました。その中で、すぐにできるもの、難しいもの、ちょっと時間を要するものということで分類をさせていただいたと。当然すぐに取り組めるものについては、団体ともお話をして、早い時期に解消できればいいなというふうに思っております。時間がかかるものについては、少しお話をしながら、時間をかけながらやっていきたいというふうに思っておりますので、着手しているという僕らは認識でおります。  以上でございます。 ○川村よしと 主査   全体像としてどういうふうに進めていくというのは、せっかく副市長もいるので、その辺の全体像の話もできたら伺いたいんですけど。 ◎副市長   御質問いただいた件につきましては、先ほど局長がお答えしましたように、産業文化局のほうで一定整理しつつあるという認識でおりますので、手順等、各局に当てはめられるものは当てはめていきたいというふうには考えておりまして、各局、それぞれいろんな事情がある中で、整理できるものについては早急に整理をするし、時間をかけて考えていかなければならないものについては総務局を中心に考えていくというようなことをしていきたいと考えております。  以上です。 ○川村よしと 主査   ありがとうございます。  質問は以上なんですけど、例えば働き方改革であったりとか、人件費の問題であったりとか、何度も申し上げているとおりですけど、そもそも法で言われている公務員の方の職務専念義務であったりとか、いろんな観点から整理はできると思うんですけど、一番避けてほしいのが、何かよくないことが一つの団体から火の手が上がって、それを誰か議員さんが取り上げて、やっぱりあかんよね、そこは正せました、でも、別のところから出てくる、また火を消す、これっていうのは、場当たり的な対応で非常によくないなと思うので、これはまず一定しっかり整理をしてほしいなということを、せっかく予算の場なので、お願いしますということをお伝えして、この件は終わります。  スポーツ推進についてなんですけれども、以前、課長のほうにも相談をさせていただいたかと思うんですけど、住民の方からも相談があって、僕もちょっと調べてみてそうだなと思った案件で、学校施設の改修等の工事があるときに、スポーツクラブ21全体として、例えば学校の体育館を工事しますというふうになったときに、バスケであったりバレーであったり卓球であったりという、各クラブ、活動の頻度とかはそれぞれだと思うんですけれども、学校の体育館が使えないと。一方で、近くの学校と協力してやれるかというと、立地的にも厳しかったり、スケジュールも合わなかったりというので、例えば、僕は住んでいるのが段上なので、段上だったら甲武体育館を借りようかなとか、一般の体育館を借りるケースというのは多分これまでもあったと思うんですよ。恐らくこれからもあるだろうと。じゃあ、今現状、そこに対する減免の措置というのは行われていたのかいなかったのか、教えてほしいんですけど。 ◎スポーツ推進課長   現状では、学校施設改修に伴ってスポーツクラブ21さんの活動ができないというときに、市立の運動施設を使用される場合については、減免はございません。  以上です。 ○川村よしと 主査   ありがとうございます。  やっぱり各学校、各クラブ、結構お金のほうはかつかつでやっていて、で言うと、スポーツ推進であったり青少年の健全育成であったりというところから考えると、そういったところの減免は、全額とまでは言わないまでも、本当は全額がいいなとは思うんですけど、例えば小学生が6年生のときに体育館を工事します、半年間使えませんというとき、ほぼほぼシーズンが終わっちゃうんですよね。自分はバスケットボールをずっとやっていたので。で言うと、お金が理由で、ほかの体育館を使いたいけど、財政的な理由で子供たちのそういった機会が奪われてしまうというのってちょっと残念なことだなと思っていて、減免について、今後、予算の面でも考えていくべきなんじゃないかなというふうに思うんですけども、見解のほうをお聞かせいただければと思います。 ◎スポーツ推進課長   最近、学校の施設の老朽化で、学校施設の改修が今後も非常に多いという見通しでございます。従来、有料運動施設については、一般の方の利用も多いことから、減免制度は設けてなかったんですけれども、今申し上げたように、学校施設の改修が今後多くなって、スポーツクラブ21の活動場所が非常に制約されると。そのときにたまたまいた児童生徒さんに不便を強いるのは非常に酷かなということも思っております。そういった観点から、また、スポーツクラブ21さんは、近隣の小学校とか近くの公園とか、いろいろ探していただくのはもちろん当然なんですけれども、そうした結果、やはり活動場所がないというところで、近くに有料の運動施設があれば使っていただくというのは、市のスポーツ施策とも合致するものですので、減免制度に取り組めるかどうか、適用できるかどうか、この7月1日からは運動施設の使用料の改定もございます。使用料をほぼほぼ値上げする中で、また、スポーツクラブ21さんの活動を停滞させるわけにはいかないという考えも持っておりますので、その辺はしっかり検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 ○川村よしと 主査   質問は以上なんですけど、今、御答弁にございましたように、減免のほうを前向きに進めていただければというふうに思いますので、よろしくお願いします。  以上です。 ○まつお正秀 副主査   主査の職務をお返しします。
    ○川村よしと 主査   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、議案第158号のうち本分科会割り当て分に対する討論並びに採決は、後刻一括して行います。  次に、議案第160号令和2年度西宮市食肉センター特別会計予算を議題とします。  当局の説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ○まつお正秀 副主査   2点だけ質問しますけども、事務事業評価のところで、食肉センターのところに二つありまして、食肉センター管理運営事業と食肉センター整備事業があります。食肉センター管理運営事業の中に事業費増減の主な理由というのがあるんですけど、こちらの上のほうに設備改修に伴う工事費の請負費の増額とあります。下に整備事業が別途あるのに、管理運営経費の中に工事請負費というのが入ってきているのがなぜかと。過去に、監査報告の中で、50万円以上は市が負担して、50万円以下は指定管理者負担ということがあった、そこら辺の議事録がされてないという指摘があって、その質問をしたときに、指定管理者も設備の工事を行うというふうな答弁がありましたけど、そういうふうな関係で管理運営事業の中にそういう設備工事費が入っているのかどうか、それをお聞きします。 ◎参与兼食肉センター管理課長   管理運営事業経費のほうで今年度1,542万2,000円の予算を計上しております。昨年は840万4,000円の工事請負費の予算計上でしたので、増額理由としてはそのようにお書きしているところでございます。  あと、整備事業費との違いなんですけども、主に1,000万円以上の財源として起債を伴うような工事につきましては、食肉センター整備事業費のほうで計上させていただいておりまして、昨年は、小動物の自動背割りの改修工事で約3,600万円ほど、あと、施設の保守のため屋上防水工事として7,950万円ほど、合わせて1億1,600万円ほどの予算計上をしておったところ、令和2年度につきましては、地下受水槽の加圧ポンプの改修工事として3,450万円ほどの予算計上をしておるというところでございます。  説明は以上でございます。 ○まつお正秀 副主査   わかりました。起債を伴う大きな工事が整備事業の中に入っているということですね。わかりました。  あと一つは、食肉センターについては、我々はずっと民営化なり廃止なりということで要望してきているんですが、包括外部監査の報告の中で、早急にこの施設についてはあり方を検討していくというようなことの、そういう指摘があったと思うんですけども、たしか包括外部監査の報告があった直後だったと思いますけど、予算分科会で、副市長だったと思いますけども、この施設については、今後検討していくみたいな答弁があったと思います。そこら辺の検討状況というのはどうなっているか、お願いします。 ◎参与兼食肉センター管理課長   検討内容なんですけども、まずは、他市場の動向でありますとかを調査などをさせていただいたようなところではございます。また、今年度、民生常任委員会の施策研究テーマのほうで食肉センターの課題と展望についてということで御検討いただいているところでもございましたので、それらも踏まえて、内部のほうで検討、精査をさせていただくことになるかと思います。  以上です。 ○まつお正秀 副主査   検討していくという、そこら辺は何らかの、内部の検討委員会みたいな、そういうふうなものを立ち上げる予定、そういうものはないんでしょうか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   内部で検討を行ってはいるんですけども、委員がおっしゃられるような検討委員会というふうな形の組織での検討ということは現在考えておりません。  以上です。 ○まつお正秀 副主査   これからの大きな課題ということになると思うんですね。そこら辺の方向性については、食肉センターの部署だけじゃなくて、大きな課題になると思いますので、そこら辺については、もうちょっと全体的な検討会議というのは必要だと思うんです。そこら辺はどうですかね。副市長、そういう政策的なものですから、そういうふうな検討会みたいなのを立ち上げるつもりはないでしょうか。 ◎副市長   食肉センターのあり方につきましては、将来的にはどこかで検討が必要になってくるのは当然でございます。ただ、それは、近い将来というよりは、施設そのものもまだ10年以上はもつというような判断をしておりますので、今後、将来において検討する際にはもちろん産業文化局だけでの検討というわけにはいきませんので、全庁的な検討は必要になってくると考えております。  以上です。 ○まつお正秀 副主査   全庁的な検討は必要ということですね。  とりあえず質疑はこれで終わります。 ◆松田茂 委員   二つございまして、一つは、食肉センター管理運営事業のHACCPプラン義務化に備え標準作業手順書の策定準備を進めているというような状況に関してと、もう一つは、整備事業についてでございます。一問一答で申し上げます。  一つ目のHACCPプランの義務化において、もちろん作業手順書の策定を行っていく中で教育・訓練のプロセスがあるとは思うんですけど、教育・訓練についてはどのようになっているでしょうか。教えてください。 ◎参与兼食肉センター管理課長   食肉センターの場合、保健所のほうに西宮食肉衛生検査所の先生方がおられます。その先生方の御指導もいただきながら、指定管理者、施設を利用される業者さん、あと、もちろん食肉センター管理課も同様なんですけども、どのような形でその訓練をしていくかということについては、今後考えていくことになるかと思います。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  複数企業が入っていると思うので、非常に教育・訓練というのは難しいのかなというふうに思います。そういった中で、教育・訓練という部分では、例えば設備の使い方だとか、そういったところを中心に市としては見ていく必要があるのではないかなというふうに感じています。要するに、設備を大切に利用していただくことで、通常の故障だとか、あるいは整備不良がなかなか起きないというか、大切に扱うような形の観点でも見ていく必要があるのかなというふうに思います。  もう1点、整備事業についてなんですけども、ここに数字があるというのは、もちろん予算計上されているとは思うんですけど、設備計画というのは、例えば5年スパンぐらいできちっと設備計画がされていて、それは、法定年数だとか、あるいは耐久年数だとか、消耗度合いとか、そういったいろんな更新月があるとは思うんですけども、どのように管理されているのでしょうか。 ◎参与兼食肉センター管理課長   整備事業につきましては、委員おっしゃられますように、いわゆる機械に不備がございますと屠畜作業が滞ることになりますので、予算の制約はあるんですけども、優先順位をつけて計画を立てております。令和2年度については、今回予算計上させていただいている地下受水槽加圧ポンプの更新工事なんですけども、令和3年度以降で申し上げますと、小動物――豚の皮剥ぎの改修の工事でありますとか、あと、大動物――牛の皮を剥ぐような機械についての更新を考えておるところです。  以上です。 ◆松田茂 委員   ありがとうございます。  両方、二つまとめてなんですけども、教育・訓練において、やっぱり設備の使い方もありますけども、例えば切れなくなったりとか、いろんな形で、事故だとか、あるいはけがみたいなことにつながらないような危機管理も大事なのかなというふうに思います。  以上です。  よろしくお願いいたします。 ○川村よしと 主査   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。 ○まつお正秀 副主査   日本共産党市会議員団は食肉センター予算には反対をいたします。  詳細については、また本会議で述べさせていただきます。 ○川村よしと 主査   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 主査   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第160号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○川村よしと 主査   挙手多数と認めます。したがって、議案第160号は承認することに決まりました。  次に、議案第161号令和2年度西宮市中小企業勤労者福祉共済事業特別会計予算を議題とします。  当局の説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆河崎はじめ 委員   もうお昼になって、おなかがちょっとぐうっと鳴っているけども、一問一答で1問だけやります。中小企業勤労者福祉共済融資預託金のこと、預託金だけじゃなくて制度のことについて、一問一答で。  まず、預託金の協調倍率みたいなのを教えてください。 ◎労政課長   協調倍率につきましては、普通貸し付けで10倍、住宅貸し付けで30倍となっております。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   10倍、30倍というたら、まあまあいいわね。  例えば3月補正で全額減額したね。不用額として全部、80万円要らんかったということで、借り入れが、利用がなかったということなんやけども、この辺、まず、利用の仕方というか、利用と預託金の関係やけども、例えば住宅を借り上げましたよということで、協調倍率30倍で、住宅やったら何ぼやったかな。100万円やったかな。自動車にしようか。自動車が100万円やね。協調倍率が10倍ですよと。預託金はどれだけ積むのか。 ◎労政課長   預託金につきましては、10万円になります。 ◆河崎はじめ 委員   それなら、80万円、何かが始まったから全部積むんじゃなくて、その協調倍率に応じた額で積んでいくという形やね。 ◎労政課長   そのとおりでございます。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  次は、この内容やけど、なかなかどうなのかなと思うところがあって、結局は利用されてないというところで、中身を見せてもろうたんやけど、給付と貸し付けとあって、給付は預託金は全然ない、共済制度の中で、結婚とか出産した場合は、ここに加入している中小企業で働いている人は2万円もらえるということで、永年勤続なんかも10年で1万5,000円もらえるとか、そういうのはいいと思うんやけども、借り入れに関して、貸し付けに関して、自動車やったら多分100万円やったと思うんやけども、ちょっと特異なのは、住宅借り上げって書いてあるねんけども、住宅を買うんじゃなくて借り上げても借りれるという、これはちょっとユニークな制度ではあるんやけど、それを説明してくれへんか。 ◎労政課長   借り上げでは…… ○川村よしと 主査   佐々木課長、まだ指名していないので、挙手をお願いします。 ◎労政課長   申しわけございません。  福祉共済貸し付けにつきましては、普通貸し付けというのがございまして、まずそれが100万円以内ということと、住宅貸し付けというのがございまして、新築であれば1,500万円以内、増改築であれば640万円以内という形で2種類の貸し付けを行っております。これの協力金融機関につきましては近畿労働金庫さんがありまして、借り上げのほうにつきましては、済みません、今手元に書類がございませんので、御説明できません。
     以上です。 ◆河崎はじめ 委員   わかりました。  ちょっと見てみたら、5年以内で4.1%の金利というて、確かに使いにくいと思うわ。自動車なんかやったら、今、マイカーローンでかなり安いのとかがあるし、この辺はどうかな。制度を見直すべきと違うかなと思うんやけども、どう思いますか。 ◎労政課長   制度の見直しにつきましては、監査からも指摘がございます。しかしながら、このパーセンテージを落とそうとすると保証金が上がるという形になりますので、なかなか難しいものかなというふうには考えてます。  以上です。 ◆河崎はじめ 委員   その辺はあるんやろうけども、でも、さっき言うていた、独立した起業家のほうも利用がなかって、起業家支援資金ね、中小企業の融資あっせん事業のほうやけども、あちらでも、期間とかを見直したり、利率も見直しはったんやね、県のほうが低かったので若干見直した、期間も見直した。利率が難しかったら、期間とか、その辺を見直してみたらどうなのかなと思うんやけども、それもやっぱり難しいですか。 ◎労政課長   今いただきました御意見につきましては、今後の課題とさせていただきますので、検討させていただきたいと思います。  以上でございます。 ◆河崎はじめ 委員   検討してください。  以上です。 ○川村よしと 主査   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 主査   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 主査   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第161号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 主査   異議なしと認めます。したがって、議案第161号は承認することに決まりました。  ここで普通やったら退職者の方の挨拶みたいなのがあるんですけども、たまたまですけど、産業文化局も皆さん退職されないということなので、また次年度もよろしくお願いします。  ここで説明員が交代します。    (説明員交代) ○川村よしと 主査   次に、議案第158号令和2年度西宮市一般会計予算のうち本分科会割り当て分を議題とします。  本件に対する質疑は既に終了しております。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。 ◆八木米太朗 委員   私どもはずっと、この所管の分の卸売市場のところで、ずっと問題点を指摘させてもらって、卸売市場の再整備事業については、やっぱり疑問点が余りに多過ぎるでというて、もともと話せばいろいろ長いことあるんですけども、そのことで、会派・ぜんしんとしては、ここは一定修正すべきだということでずっと、本会議の態度としては、予算全体を否定しているわけじゃないのでということで、しばしば退場とか、そういったことでやらせてもらったんですけども、既成事実化して、どんどん、どんどん予算が組まれていくという中では、しようがないと言うたら語弊があるんですけども、問題点は指摘しますけれども、あえて反対とか退場とか、そういうことはしないということにしましたので、賛成させていただくということになりましたので、一応御報告だけは。 ○まつお正秀 副主査   日本共産党市会議員団は、一般会計予算に反対をいたします。  詳細については、また本会議で述べさせていただきます。 ○川村よしと 主査   ほかにございませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○川村よしと 主査   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第158号のうち本分科会割り当て分は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○川村よしと 主査   挙手多数と認めます。したがって、議案第158号のうち本分科会割り当て分は承認することに決まりました。  以上で本分科会割り当て分の審査は全て終了しました。  ほどよい時間で終わったということで、皆さん、お疲れさまでした。  ここで当局の挨拶があります。 ◎副市長   本分科会に付託されました議案第158号令和2年度西宮市一般会計予算の件等につきまして、慎重御審議の上、御協賛を賜りまして、まことにありがとうございます。  審査の過程でいただきました御要望、御意見等につきましては、今後留意をし、行政を円滑に執行してまいりたいと考えております。  なお、今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げます。  2日間にわたりまして、どうもありがとうございました。 ○川村よしと 主査   施策研究テーマでも当然絡んでくるのが結構ございますので、また今後ともよろしくお願いします。  これをもって予算特別委員会民生分科会を閉会します。  なお、来る23日午前9時30分に本会議場で予算特別委員会全体会を再開しますので、定刻御参集くださいますようよろしくお願いいたします。10時じゃなくて9時半です。お願いします。  御協力ありがとうございました。           (午後0時12分閉会)...