西宮市議会 2020-03-17
令和 2年 3月17日予算特別委員会建設分科会-03月17日-01号
おはようございます。
ただいまから
予算特別委員会建設分科会を再開します。
これより審査日程に従い審査を進めます。
この際、当局に申し上げます。
説明の際は、新規事業あるいは内容的に前年度と大きく異なるものについては重点的かつ簡潔に、質疑に対しては的確に答弁し、審査が効率的に進められるよう御協力をお願いいたします。
なお、委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または
建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。
初めに、
土木局所管予算の概要について説明があります。
◎土木局長
おはようございます。
令和2年度の土木局の予算並びに事業の概要について御説明いたします。
土木局に関連する予算としましては、一般会計と
公共用地買収事業特別会計の2会計がございます。
まず、一般会計の歳出から御説明いたします。
一般会計歳出の予算総額は、お手元にお配りしております資料の6ページ一番下の合計欄に載っておりますが、特別会計への繰出金を含め82億6,568万3,000円、前年度に比べ1億8,
480万5,000円、率にして2.3%の増でございます。
増額の主な理由といたしましては、国の3カ年
緊急対策箇所である山手幹線の整備を初めとする街路事業のほか、西448号線の
大師道交差点や西178号線における
道路改良等事業の進捗に伴い、道路整備に係る事業費が増となったことなどによるものでございます。
各費目の主な増減理由については、資料に記載のとおりでございます。
次に、一般会計の歳入につきまして、ページ戻りまして、資料3ページ一番下、歳入総額26億122万4,000円で、前年度に比べ2億5,370万8,000円、率にして10.8%の増でございます。
増額の主な理由といたしましては、
山手幹線熊野工区に係る
国庫補助金の増などによるものでございます。
各費目の主な増減理由については、資料に記載のとおりでございます。
次に、
公共用地買収事業特別会計の概要でございますが、資料は7ページをごらんください。
予算総額は、歳入歳出とも680万円、前年度に比べ1,020万円、率にして60%の減となっております。これは、街路事業における
残地買収費の皆減によるものでございます。
次に、来年度の事業概要を説明いたします。
資料は、最終ページに参考資料といたしまして令和2年度事業の主な実施箇所を示したA3の箇所図を添付しておりますので、御参照ください。
まず、道路などの
インフラ整備につきましては、山手幹線や競馬場線などの
都市計画道路整備の事業進捗を図るとともに、新たな
道路改良事業や歩道の新設及び改良事業を実施するほか、橋梁の改良や
長寿命化事業などを引き続き進めてまいります。
そのうち、
道路改良事業では、引き続き青葉台と花の峯を連絡する
青峯連絡道の整備を進めるとともに、新たに競馬場線の
鳴尾今津線交差点から小曽根線までの幹6号線
道路改良事業に着手するほか、西448号線
大師道交差点において道路拡幅のための用地買収を行います。西178号線
道路改良等事業では、既存の防潮堤の
取り壊し工事を実施するとともに、臨港線の交差点部において県が施工する洗戎川の暗渠工事などに対し負担金を支出いたします。
道路附属施設更新事業では、老朽化したガードレールなどの
道路附属施設の更新を行うほか、お出かけの際の休憩場所としてどうぞベンチを設置いたします。
橋梁改良事業では、引き続き、名塩道路の整備に関連して国が行っております西宝橋のかけかえ事業に対する負担金を支出するほか、西448号線の森之下橋かけかえに必要な
詳細設計業務を実施するとともに、
橋梁長寿命化修繕事業では、横断歩道橋を含む市内各所の橋梁の
長寿命化工事を計画的に実施してまいります。
街路事業では、引き続き、山手幹線や競馬場線の事業進捗を図るとともに、
鳴尾今津線の
道路改良工事を進め、
門戸仁川線の
道路詳細設計業務を実施するほか、新たに、小曽根線の
リニューアル事業に係る予備設計、今津西線の事業実施のための検討業務に着手いたします。
また、
自転車駐車場整備事業では、
阪急苦楽園口駅東側の夙川河川敷内に
自転車駐車場を新設いたします。
次に、公園関係でございますが、
西宮浜総合公園整備事業では、子供連れの利用を想定した遊びの広場などの整備を進めてまいります。既設の公園につきましては、引き続き遊具の更新やトイレの
バリアフリー化を実施していくとともに、新たに、整備後30年以上が経過し、施設全体が老朽化した公園を順次再整備する
公園リニューアル事業に着手いたします。令和2年度は、
学文殿公園の再整備に着手し、地元協議などを行いながら、整備内容を検討してまいります。また、
北山緑化植物園につきましては、各施設が老朽化し、今後、計画的な修繕、
リニューアルが必要であることから、植物園全体の
施設改修計画を策定いたします。
最後に、令和2年度に取り組む施策でございますが、道路などの公共施設の
維持管理業務の効率化と
市民サービスの向上を図るため、市民からの要望や問い合わせに対応する業務の一部を外部委託する
公物管理補助業務を実施いたします。令和2年度は、まず道路を対象として実施し、令和3年度以降は公園や水路への導入も検討してまいります。
以上が土木局の予算並びに事業の概要でございます。
御審議のほど、よろしくお願いいたします。
○
松山かつのり 主査
予算概要の説明は終わりました。
まず、議案第158号令和2年度西宮市
一般会計予算のうち土木局分を議題とします。
なお、当局の詳細説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。
本件に御質疑はありませんか。
◆坂上明 委員
一問一答で5項目、ほとんど確認なので、時間はそうかかりませんので。
まず1個目、大丸土地、二つ目、甲陽園駅周辺の安全確認ということ、3番目、子供の遊び場、4番、どうぞベンチ、5番、これは、
公園緑地課のほうにお尋ねするので、要望を結構多くするんですが、体育館・
陸上競技場というようなことでやりたい、このように思います。
まず、大丸土地なんですけれども、これは、僕が一般質問でもさせていただいたんですが、
大丸土地私道の
管理協定締結に向けた市の考え方、これを、とにかく大丸土地に住んでらっしゃる方々にまず周知していただいて、そして、皆さんの協力の中で綿密な整備をしようじゃないかということで質問もさせていただきました。なかなか周知ができてないんだけれども、今後どうするんだという、これはうちの会派としての予算要望の中にも入れさせていただいたんですけれど、あれ以降、この大丸土地に関しての住民への周知ということはどのようにされているのかなというのと今後の方針、それをまずお聞きしたい。確認ばっかりなので。
◎
土木調査課長
苦楽園大丸地区のその後の経過と今後についてということでございます。
年末から年始にかけて、
苦楽園大丸地区の
道路管理組合の会長さんに、数回、御連絡を差し上げておりまして、地域としての方針についてはもう少し待ってほしいというふうなお答えをいただいておりまして、その後もまた連絡はさせていただいているんですが、もう少し待っていただきたいと。周知については、まずは会長さんと、どのような形で周知といいますか、地域で集まりがあるときに市のほうからも改めて説明をするとか、あるいは地域に配布するような資料も市のほうでも準備してということを今考えておりまして、会長さんの、いましばらく待ってほしいということの意向の確認をしてから、そのあたりをやっていきたいというふうに考えております。
以上です。
◆坂上明 委員
これもうちは予算要望として出させていただいています。その予算要望に対する回答としては、地元の
道路管理組合が私道等の管理に係る諸問題や市との
移管協議経過などをあわせたパンフレットを作成し、組合員である住民に配布するなど、これまでにもその周知に努められておりますと、組合側がね。そのような御回答をいただいておるんですけれども、僕の、大丸土地の質問のきっかけというのは、向こうの住民の人たちにちょっと相談を受けたというところからやったんです。僕は、組合員の人は、正直全然、会長さんなんかも存じ上げないんですけれども、その人たちにこの回答をいただいてから聞いたんだけれども、配られてないのか気がついてないのかわからないんだけれども、つまり一向に進んでないというふうなことなんですよね。今も言いましたように、気がついてないのか、実際にこないして会長さんがやってらっしゃるのかはちょっとわからないんだけれども、実際に住んでいる人がそのようなことを言うているんだけれども、これは周知するのがまずは第一ですよね。進めなあきませんわね。どうなんでしょうね。もう一回だけ答えてください。
◎
土木調査課長
委員おっしゃるとおり、やはり地域の人がその問題に対して情報を共有してというところは非常に大切なところと考えております。そのあたりを含めて、自治会長さんのほうと連絡をとりながら、そういうサポートをしてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◆坂上明 委員
とにかく行政が主導していただいて、せっかくこれだけの歩み寄ったような市の提案を出されているんですから、それが無にならないような形でぜひ進めていってください。これは心よりお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。
これは以上です。
2点目、甲陽園駅の駅周辺のことなんですけれども、甲陽園駅の場合、皆さんも御存じのとおり、とにかく道が狭く、歩行者にとっては非常に危険なところが多いというふうなことで、これもうちの会派としての予算要望の一つとして出させていただいているんですけれども、
駅前周辺整備についてお聞きしたいんですが、よろしくお願いします。
○
松山かつのり 主査
誰か御答弁できますか。質問の趣旨がわからなかったら聞いてください。
◆坂上明 委員
歩行者の安全ということを考えての御答弁をお願いします。
◎
道路建設課長
甲陽園駅周辺は、歩道がなくて歩行者が危ない状況に今あると思っております。甲陽園の駅から夙川学院のほうに向かって歩道をつくるべく、今、用地買収などで歩道をつくる計画がありまして、地権者様と任意の交渉をしているところなんですけれども、ちょっと交渉で難航している部分がありまして、今、歩道を連続でつけられる状態でありません。現状はまだ、歩行者様にとっては危険な状態が続いているところですけれども、今後も残る地権者と交渉を進めながら、踏切にかけて連続した歩道が設置できるように交渉を続けてまいりたいと思っております。
以上です。
◆坂上明 委員
わかりました。進めてください。確認です。申しわけないです。よろしくお願いします。
次に、子供の遊び場なんですけれど、これは、一般質問でも、体力低下、そして
運動能力低下のところでやらせていただきました。田津課長ともそのときにいろいろと
打ち合わせをさせていただいたんですけれど、施政方針の中でも市長が子供の遊び場のことについて触れてらっしゃるんですが、今後、田津課長ね、とにかく運動ができる――例えば
キャッチボールができない子供が
キャッチボールができるようになるという、
運動能力低下ということに対して、市の課題として僕はお願いしたし、そして、それで質問もさせていただいたんですけれども、あのときは具体的な
打ち合わせもさせていただいたんですけれど、方針としては、例えば
ボール遊びができるようにするとか、あるいは自転車の練習ができるようにするであるとか、そのようなことの計画というのはされているんですかね。それだけ確認です。
◎
公園緑地課長
委員御指摘のとおり、今回の議会の一般質問でもいろいろ
打ち合わせもさせていただきました。その中でも触れさせていただきましたが、これから、来年度からまさに
公園リニューアル事業という事業を進めてまいる段階でございます。この中では、老朽化した一定面積のある公園の
リニューアルを実施していく中で、地域の方の御要望、それから、いろんな周辺にある公園との関係性も鑑みながら、一定そういった広場の確保も図ってまいりたいと思います。その中においては、地域の方と連携をしながら、
一定ボール遊びなどのルールも策定した上で、地域の方とも連携した整備後の公園の維持、運営管理についてもあわせていろんな協議をしてまいりたいというふうに考えております。
以上です。
◆坂上明 委員
わかりました。
具体的に地域の人たちと
打ち合わせして決まっていくようなことがあったら、また教えていただけますか。よろしくお願いします。
これも以上です。
次に、どうぞベンチなんですけれども、僕は、この前、9月の決算のときにも申し上げたんですけれども、今回の予算要望としても挙げさせていただきました。予算要望としての文言としてはこのような形で出させていただいたんですけど、ちょっと読ませてもらいますね。小項目に挙げられている重要施策の一つである、どうぞベンチについてなんですけどね。具体的な設置箇所や数の提示はなく、市民の寄附に任せる、いわゆる予算計上しないという極めてまれな公約である、市長公約の重みを再認識されて、その必要性や効用について議会も含めた公論に決するよう計画の見直しをされたい、このような形で予算要望として出させていただいたんです。それに対する御回答というのは、令和元年12月末時点で88万5,000円の寄附があった、そして、寄附額の範囲で、例えば広田――これは全部ホームページにも出てますけども、広田神社への参道筋であるとか、上甲東園のバス停付近であるとか、そのようなことで三つのベンチを設置する予定にしておる、このような御回答なんですよね。
このときにこちらの要望として出させていただいたのは、どこにどうつけるんだということではなくて、市長公約というのは、必ずそのことを達成するために具体的な目的を上げて、目標をつくって、そして、しっかりと議会に予算として提示するという、その重要性を再認識してくれという意味での要望やったわけなんですけれども、その辺に対する御回答は一向に何らいただけなかったんだけれども、これね、今後も議会に対する予算計上とかは考えてらっしゃらないんですか。この市長公約というのは、非常にいいかげんな状態での市長公約として僕は捉えている。金額の問題じゃないと思うんですよね。市長公約の重みというのはそんなものじゃないと僕は思うんだけれども、この辺についてはどうなんですか。寄附に頼るのもいいんですよ。しかし、計画をしっかり立てる、予算を計上するというところが大事なところで、それで選挙を戦うんですからね。言うても仕方がないのかもわからないんだけれども、担当課として、もう一度、逆に市長に、こういう公約としては見直す必要があるぞということは言うべきやと僕は思うんですけれども、その点だけ一つ。
◎
土木総括室長
今、御質問がありました、12月時点で88万5,000円の御寄附をいただいておりますけども、1月からこの3月までの間に、個人様とか企業・団体様を合わせて、今200万円強、88万5,000円も合わせてですが、御寄附をいただいております。これで来年度、7基程度は設置できるのかなと考えております。今後も、事業の推進に向けて、財源を確保する意味で、市長ともまた検討させていただいて、予算計上のほうも整理していきたいと思っております。
以上です。
◆坂上明 委員
御担当の方が御答弁するのは非常に難しいと思うんですけれども、これは、みんな選挙を戦ってきている方々ばかりがこちらにいらっしゃるんですけれども、特に首長というのは公約なんですよ。選挙公約。市長公約なんですよね。予算を計上しないようなものを公約に挙げるものじゃないんですよ。だから、もう一度、市長には――僕は、どうぞベンチをたまたまそういうふうなことでやっているんだけれども、でも、寄附だけに頼るというのはやっぱりおかしいと思う。予算計上するということは非常に大事なことやと思う。それで議会に議論してもらうというのも大事なことなので、その辺はもう一度よろしくお願いします。
最後に、体育館と
陸上競技場のことなんですが、今回、
産業文化局がちょうど同じ時間にやっているので御担当の方がいらっしゃらないので、田津課長には事前にこういうことを話して、そして、要望を伝えたいと思いますからということで僕はお願いしておりました。
それで、まず、体育館のことなんです。体育館というか、全体が4月14日に新体育館、全てあそこの運動公園というか、
陸上競技場も含めて、162億5,809万4,000円という、この上限額で、20年間の運営費も含めて、今3グループのところで4月14日に
ヒアリングをして、今後、6月末に提案書を提出させて、
PFI選定委員会にかけ業者決定をする、8月下旬には業者決定されると。そして、
陸上競技場は2026年3月、体育館については2024年3月に完成を予定しておるということを
産業文化局の担当者、下野参事からお聞きいたしました。
きょうは
公園緑地課にお聞きするしかないんですけれども、実は、前回の
所管事務報告のときに、この体育館に関して、7億円を削減して、つまり縮小案として御報告いただいた。それに対して各委員からは、それはおかしいだろうというふうな意見が大半だったと思うんですよね。今回、この3グループの
ヒアリングに対しては、縮小案であるとか、市として具体的な、例えば
メーンアリーナをこうしましょう、
サブアリーナをこうしましょうという、前回、
所管事務報告をいただいたことというのは相手には伝えないというふうにお聞きしたんですよね。相手に伝えないのに7億円の縮小案というものをこの前は御説明いただいたんですけれども、実際に業者に対してはこちらとしての要望は何も伝えずに業者との
ヒアリングをやって、そして、体育館の構想、あるいは
陸上競技場も含めて、構想案として相手から提出させるという、そういう形をとるんですか。市からは何の要望も言わずに提案をしてもらうような形をとろうとしておるんですか。これはどうなんでしょうか。その確認です。
◎
公園緑地課長
所管事務報告のときにお示しした諸室の想定は、あくまで施設規模を定めるものになっております。事業者の募集に当たりましては、
要求水準書を公表しておりますが、そこには機能を中心に記載しているにとどまり、
所管事務報告時のような細かい記載というのはしていないというような状況でございます。
以上です。
◆坂上明 委員
だから、
所管事務報告したこと、議会にこうやって報告していただいたことを業者、三つのグループに対して、市はこういうことを考えている――ええか悪いかは別にして、7億円の縮小案というのは僕らは絶対反対なんですけれども、そういう何の要望も言わずに、業者として20年間の経費も含めて百六十何億円であそこの全部を整備してくれと。何にも提案もせずにやらせるという、そういう考えでいらっしゃるんですかね。今、僕はそれを聞きたかったんですよ。ということになったら、この前の
所管事務報告は一体何だったんだということにもなるんだけれども。答えることはちょっと難しいですかね。
◎
公園緑化部長
所管事務で減額案をお示しさせていただきました。それに基づいて
要求水準書の一部も改正しております。限度額については、その縮小案でもって試算した額を162億円ということで提示させていただいてます。今後の
ヒアリングの中で業者のほうからいろんな質問事項、やりとりの中で、その辺については、あくまでも我々としては
要求水準書を基準として考えておりますので、その中での
ヒアリングになるかと。現在、応募している各業者は全てグループをつくられておりまして、その中では、建設をする、要するに工事部隊と、施設整備後の運営部隊もそのグループには入っておりますので、このPFI事業の一番の目的である、つくった後に利用者様が使いやすい施設になる、それと最大限経費を安くつけるというのがこのPFI事業の最大のメリットというふうに考えておりますので、つくる箱物とでき上がった後の使いやすさを一体的に計画できる、そういう事業だと認識しております。
ヒアリングの中で恐らくある程度の
キャッチボールはあると思いますので、その辺で業者の考え方については把握していきたいというふうに思っております。
以上です。
◆坂上明 委員
ありがとうございます。御担当じゃないものですからなかなか御答弁しにくいと思うんですけれども、その辺、とにかくもう一度、7億円の縮小案というものを破棄して考えていただくということを強くお願いしたいと思います。これは改めて担当の方にそのようにお伝えください。3グループは決まってらっしゃる、金額も上限が決まってらっしゃるという中で、恐らくすごくいい業者ばっかりだというようなことをお聞きしておりますので、いいものが提案されると思うんですけれども、やっぱり縮小案というのはやめましょう。中途半端なものをつくるということだけはやめていただいて、後世に誇れるような施設をつくっていただきたい、このように思いますので、よろしくお願いします。
それともう一個、
陸上競技場のことなんですけれども、これもここで御答弁いただくというのは非常に難しいと思うので、要望をずっとお伝えしたいなと思うんですけれども、一つだけ聞きたいと思います。
陸上競技場を整備するということに対するコンセプトは一体何なんですかね。例えば市民のためだけを考えて
陸上競技場を整備しようというふうなことを考えてらっしゃるのか、いやいや、今の競技レベルが日本国を挙げてどんどん上がっていく中で、少しでもいい大会を西宮のほうに誘致しようじゃないかとか、そういうことを含めて全体の体育・スポーツの底上げをしようというふうな考え方を持っているのか、
陸上競技場の整備に対するコンセプトは一体何なのかということ、それをお聞きしたいと思います。前もって僕はお願いしていたので、多分御答弁いただけると思うんですけれども。
◎
公園緑地課長
今回の再整備事業で
陸上競技場も再整備するに当たりましては、同じ4種公認という規模での想定をしております。これにつきまして、兵庫県下の陸上競技大会では、既に整備された神戸、尼崎、三木にある1種または2種の
陸上競技場で実施されているのが現状でございまして、新たな大会の誘致の可能性は大変難しく、また、陸上競技協会への
ヒアリングからもその必要性は低いと判断しておりまして、
要求水準書におきましては、第4種公認競技場と同等ということで設定しております。
その上で、今回の再整備につきましては、4種公認競技場では必須とされていない写真判定装置、投てき対応の人工芝の導入などにより、より競技においてスムーズに運営ができるように、また、使い勝手のよい競技場となるように整備を目指しているところでございます。
以上です。
◆坂上明 委員
ということは、他市と比べていいものをつくって、今ある大会を西宮のあの場所に持ってきて、とにかくやりたいんだというふうなことは毛頭考えてないということで、西宮市民のためにグラウンドを整備する、そういう意見でとどまっている、その方向でいくということなんやね。そしたら、僕は何の要望もなくなるんだけれども、それは田津課長、どうやったんですかね。その辺はそういう考えで――副市長にお聞きしたほうがええんですかね。どうなんでしょうか。
◎
公園緑地課長
1種、2種、3種とある中で、これを仮に3種にグレードアップすると、いろんな器材の収納などの関係で、それを収納するための倉庫が大きくなるなど、規模が大きくなってまいりますので、現状の公園の中で運動施設を整備するという上では、都市公園法の中の運動施設面積というところをクリアできないというところもありまして、現状の4種の公認で質を高めていくような整備を目指しているところでございます。
以上です。
◆坂上明 委員
御担当じゃないので、これ以上言わないんですけれども、
陸上競技場というのは4種までなんですよ。1種から4種。今、兵庫県下では、1種というのは、三木の防災公園と加古川の総合運動公園の中の
陸上競技場、1種というのは二つだけ。ユニバー記念競技場は今2種なんですよ。今度、サブトラックを改良してまた1種に、上に上げてもらおうというような考えでしておるんですけれども、その中で、どんどん、どんどん陸上競技協会のハードルが高くはなってきておるんですけれど、4種の競技場をつくるという、それにこれだけの巨費を投ずる、つまり中途半端な施設をそこまでお金をかけてやるものなのかなと。僕は、今からもっとずっと要望事項を伝えたかったんだけれども、伝える必要がないから今から伝えることはしないんですが、4種競技場――今も4種なんですよ。4種競技場というのはすごく裾野が広くて、250メートルのグラウンドでも4種競技場になったりするわけなんですけれど、その4種をあえてまた4種でこれだけのお金をかけてというのはどうなんでしょうか。せめて3種――今回、3種はちょっと規制が緩和されたんですけれども、3種競技場にしようじゃないかとか、例えば今、尼崎でやっている競技を西宮に引っ張ってきてやろうじゃないかとか、西宮のほうに持ってきた場合やったらどのようなことを考えたらええのかなというふうなことを考えてつくっていくのが今からの構想としてのあるべき姿やと僕は思うんですけれども、ここで4種という考え方でされるんだったら、それでやっていただいたらいいんかなと思うんですけれどもね。もう一度、考え方を変えていただいて、今後、それこそプレゼンテーションをやっていただくところがあるんだったら、これを何とか3種として――3種というのは決してハードルは高うないんですよ。もちろん4種に比べれば当然高いんですけれども、もう一度、見直し案というものを考えていただいたらどうなんでしょうか。中途半端なものをわざわざつくるんだったら、今のままで、もう一度、あと5年、10年たった後に考え直していただいて、いいものをつくろうというふうなことで考え方を変えていただいてもいいんじゃないかな、このように思うんですけれどもね。これはあえて僕の意見としてお伝えしたいと思います。
以上です。
◆草加智清 委員
公物管理補助業務、これは新規ですね。それと、
公園リニューアル事業、公園施設更新事業、それから、街路事業ですね、これは小曽根線の街路事業ですね。それから、
道路附属施設更新事業、阪神本線鳴尾工区高架関係で高架下利用、それと、第1交差道路の安全対策ですね。以上7点、一問一答で簡単に聞いていきたいと思います。
まず、局長からは
公物管理補助業務ね、これは新規の件ですけど、市が管理する道路を、良好な状態を保つために、民間業者のノウハウや機動性等を活用して、苦情や問い合わせに対応する業務の一部を委託する、業務の効率化を実現して
市民サービスの向上を図っていくための取り組みやということで認識しておるんですけれども、まず、この業務の内容、目的、事業効果について聞いておきたいと思います。
◎
道路補修課長
委員の質問にお答えいたします。
まず、
公物管理補助業務の内容、目的、事業効果ということでございますが、本業務委託は、現在、職員自身が行っておりますさまざまな道路
維持管理業務のうち、年間約3,000件以上の市民からの要望などに対する対応について、道路構造物や安全施設の破損、側溝や路面などの清掃業務、除草依頼などの軽微なものにつきまして、現場確認・調査と工事実施後の現地確認などを委託するというのが内容でございます。
そして、目的といたしましては、もちろん民間事業者への委託による業務の効率化でございますが、職員の業務負担軽減による
市民サービスの質の向上を図るということでございます。
事業の効果として考えておりますのは、こういったことで職員の業務負担が軽減されるということで、現在のところ、緊急性が低い例えば清掃要望などは、現場確認までに一、二週間程度を要している場合もあるなど、市民などから対応が遅いとの御指摘もございます。こういった市民要望等に対応するまでの時間の短縮が図れるということを考えております。また、要望の中にはやはり自治会や近隣住民との調整が伴う、これが大きな鍵を握っている案件、また、警察、国、県などの外部機関との協議が必要な案件など、複雑な要望などに対して検討・対応するための十分な時間の確保が今まで少し不足していたところを、今後は時間の確保ができると考えております。また、このように職員の業務負担軽減によりまして、各施設の更新計画など、今後のさまざまな施策の方針検討が図られることなど、このような効果がまさに
市民サービスの向上となると見込んでおります。
以上でございます。
◆草加智清 委員
わかりました。ありがとうございます。
当面、道路維持管理からということですけど、今後の進め方について聞いておきたいと思います。
◎
道路補修課長
御質問にお答えいたします。
令和2年度は、まず、こういう公物の管理の第1弾といたしまして、道路の
維持管理業務の一部から委託業務を行うものでございますが、令和3年度以降につきましては、公園や水路といった他の土木畑の公物の
維持管理業務にも拡大・導入を検討したいと考えております。
以上でございます。
◆草加智清 委員
ありがとうございます。
職員の働き方改革という意味もあると思うし、これまで以上に業務の効率化を実現してもらって、答弁がありましたように、
市民サービスの向上を図っていただきますように要望しておきたいと思います。
この件は結構です。
次に、
公園リニューアル事業、これも新規なんですけども、
公園リニューアル事業の全体計画ね、箇所数、総事業費等についてまず聞いておきたいと思います。
◎
公園緑地課長
この
公園リニューアル事業につきましては、整備後30年以上を経過した都市公園の最小規模である街区公園の標準面積、おおむね2,500平米以上となりますが、こういった公園を対象にしております。この中で、事業につきましては、毎年4,000万円の予算で、
学文殿公園のほか、約40公園を予定しております。
以上です。
◆草加智清 委員
整備の順序はどのように考えているのか、順序についての考え方をお聞かせください。
◎
公園緑地課長
整備の順序についてでございますが、過去の改修状況、それから、各公園の施設の老朽化、点検結果、防犯面などの緊急性、周辺の公園とのバランスなどを評価し、優先順位を決めていきたいと考えております。その中でも、
学文殿公園につきましては、整備後49年を経過しており、約40カ所の予定公園の中でも、これまで、維持補修以外、まとまった改修というのは行っていないため、施設の老朽化、それから防犯面などの課題など、複合的に抱えている現状から、他の公園よりも優先度が高いというように考えております。
以上です。
◆草加智清 委員
学文殿公園ですね、当初、地元と協議していくと局長はおっしゃっていたので、確認のために、当然この進め方は地元の意見を十分吸い上げて、できるだけ取り上げて進めていかれると思うんやけども、そのようなことで認識しておって間違いないんでしょうか。確認のために聞いておきたいと思います。
◎
公園緑地課長
まず、
学文殿公園の事業内容と地元の意見についてでございますが、
学文殿公園は、遊具を初めとする公園施設が老朽化しております。また、樹木の巨木化による倒木リスクの高まり、それから、根上がりによる公園施設の浮き上がり、公園外周の生け垣の成長による見通し阻害などの課題を改善する必要があると考えております。公園を主に利用される地域の方の利用の実態、それから御意見を伺うことは不可欠であると考えておりまして、そのような御意見を参考にしながら、地域のニーズに合った公園
リニューアルを行っていくことで、地域の方に愛着を持っていただける公園にしたいと考えておりますので、地域の方の御意見も十分に伺っていきたいと考えております。
以上です。
◆草加智清 委員
ありがとうございます。
できるだけ取り上げていただいて進めていただきたいと思いますので、お願いしたいと思います。
この
公園リニューアル事業ですけど、毎年どのぐらいのペースで――1カ所なのか2カ所なのか、どれぐらいを予定されているのか、その辺だけ、最後に1点、聞いておきたいと思います。
◎
公園緑地課長
毎年4,000万円の予算を計上しておりまして、各公園の整備の規模にもよりますが、毎年1カ所から2カ所実施できればと考えております。
以上です。
◆草加智清 委員
わかりました。
公園リニューアル事業については結構です。
次に、公園施設更新事業ですね。
これは、リゾ鳴尾浜について、いろいろ言う必要もないので言いませんが、現在の検討状況と今後の進め方について聞いておきたいと思います。
以上です。
◎
公園緑地課長
リゾ鳴尾浜の今後のあり方と検討状況、進め方についてでございますが、民間活力を導入したリゾ鳴尾浜を含む鳴尾浜臨海公園全体の
リニューアル事業の可能性を探るために、現在、本公園における民間事業の市場性の把握を目的とした調査を進めているところでございます。今後は、調査で得られた意見の整理や庁内関係先との調整を行いながら、より具体的なサウンディング調査を実施するための準備を進めているところでございます。
◆草加智清 委員
ただ単なる健康増進施設として同じことばっかりを繰り返すんじゃなく、今後の方向性をできるだけ早く決めていただきますように強く要望しておきたいと思いますので、よろしくお願いします。これまでいろいろ意見を言うてますのでもう十分伝わっていると思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
この件は結構です。
次に、街路事業、小曽根線の歩道のことで、予備設計ということになってますけど、この間の
所管事務報告かな、この写真にあったようなイメージを僕はしておるんやけどね。すっきりとした、今は花壇が多くなって、小曽根線の景観も随分変わってきて、いろいろ店舗もふえて、コンビニもできたので、一番困っているのは駐車場の出入り口ね。非常に出入りしにくい、交通安全上も危ない、そういう声をよう聞くんだけどね。それと、自転車道ね、花壇があるため幅員が狭くなっていて、そういう意味でも危ないということを聞いてまして、こんな状況なんですけども、基本的にはこれは、この花壇とかを取って広くして、駐車場の出入り口なんかについても改良していくということが、歩道の拡幅工事も含めて、そういうイメージでよろしいんですか。確認しておきたいと思います。
◎
道路計画課長
小曽根線の整備に当たりましては、現状の植樹帯の撤去や縮小などの見直しによりまして歩道や自転車道を拡幅するなど、歩行者や自転車が通行しやすい道路整備形態を予定しております。詳細の道路整備の形態などにつきましては、令和2年度の予備設計で構造検討を行った上、地元の御意見もお伺いしながら、警察や公安委員会とも協議し、決めてまいりたいと考えております。
以上でございます。
◆草加智清 委員
当然そうやと思うんだけど、予備設計で、まだ1年、2年――来年が詳細設計になるんかな、工事にかかるのは再来年かな、多分そういう感じになると思うんやけども、今の状態がずっと続くというふうになるので、これは質問じゃなくて、要望ですけど、特にそういうところで、困っている箇所も含めて、特に危険と思われるところについては、もう新年度から予備設計に入るわけですから、この機会、きっかけというか、タイミングでそういう個々の対応ね、花壇を取り除くという、その対応をしてもらえるように、これは強く要望しておきたい。よろしくお願いしたいと思います。
この件については以上で結構です。
次に、
道路附属施設の更新事業ですね。
未就学児緊急交通安全対策の内容ですよね、対策と箇所ね、それとあわせて、鳴尾地区での実施予定箇所、これを聞いておきたいと思います。
◎
道路補修課長
御質問にお答えいたします。
昨年度、国の通知に基づきまして、未就学児が日常的に集団で移動する経路の緊急合同点検を実施いたしましたが、それに基づきまして本市の道路管理者として実施する対策内容は、市内58カ所でございます。内容といたしましては、白線の新設・改良、ガードパイプなどの新設・改良、車どめや標識の新設などの工事を実施する予定でございます。
そのうち、鳴尾地区での実施予定ということでございますが、学文殿町1丁目、2丁目付近での白線の改良など3カ所や武庫川町での車どめの新設1カ所など、7カ所において白線の新設・改良や車どめの新設などの工事を実施する予定でございます。
以上でございます。
◆草加智清 委員
ありがとうございます。
詳しくはまた個人的に聞きますので結構です。わかりました。
この点については結構です。
次に、阪神本線連続立体交差事業鳴尾工区の高架下利用について聞いておきたいんですけど、御承知のように、鳴尾の駅前、鳴尾駅高架下が、武庫川女子大学の高架下キャンパスを中心に随分よくなって、変わったんですけども、まだ利用されてない高架下ね、今後どうなるのかちょっと気になっておるんですけどね。今はまだ全く何も手がついてないというか、その辺、高架下利用について何かお聞きしているというか、何か把握していることがあれば、ちょっと気になるので、この1点だけ聞いておきたいと思います。
◎
道路計画課長
高架下の阪神電鉄が利用可能な面積、約8,100平米のうち、武庫女ステーションキャンパス、それからアネックスⅠ・Ⅱなどで約3,000平米が利用済みで、残り63%の約5,100平米は、現在、利用予定が決まっていないと阪神電鉄より聞いております。
以上でございます。
◆草加智清 委員
利用が決まってないということやけど、ああいう形で大変よかったと思うんやね、鳴尾駅の高架下利用が中心の場合ね。他市のそういう高架下の利用状況とかも十分参考にしていただいて――高架下というのはやっぱり頑丈やね。頑丈で、駅に近くて便利ということで、私の知る限りのことですけど、高架下に保育所を設置というか、保育所を持ってきたり、ほかで商店街みたいになって、その地域のニーズにマッチした利用の仕方やと思うんやけど、いろんなことを参考にしながら、これまでのことでふさわしい高架下利用ね、単なる駐車場利用とか――駐車場利用が悪いというんやないですけども、その辺、十分にアドバイスというんですかな、サポートというんですか、武庫女ステーションキャンパスのことについても、阪神と市と武庫川学院の3者で話し合いを2年も3年もかけてああいう立派なことをされて、その中に北田副市長も局長時代に話に入っておられたと思います。そんな貴重な経験もされてますので、やっぱりそれも生かしていただいて、今後の高架下利用についても、ふさわしい高架下になりますようにしていただけるサポートね、フォローというんですかな、その辺、よろしくお願いしておきたいと思いますので、この件は以上で結構です。
最後、7点目ですけども、これも高架のことの関係で、第1交差道路の安全対策で、これはこれまで一般質問でも委員会でも要望してきておるんですけども、この第1交差道路ね、自転車歩行者専用道路でなく、車両が通行する交差道路で、安全対策のために信号設置を強く要望してきた経過があるんですけども、引き続いて要望していただいていると思うんやけど、その辺の状況はどうなっているのか。安全対策で信号機設置にまさるものはないと思っているのでね。それと、交通量調査ね、これまで過去1回、2回していると思うんですけど、今後、交通量調査をする予定はないのか、その辺の状況とかも含めて聞いておきたいと思います。
◎
道路計画課長
交通量調査について、現状、第1交差道路の開通後の交通量調査は、供用直後の平成31年2月19日と令和元年6月20日に行いましたが、開通前の交通量約900台が6月の調査では約1,600台となっている状況でございます。令和2年度以降につきましても、交通状況や事故状況を把握した上で、必要に応じて交通量調査も実施し、地元自治会と連携しながら、継続的に信号設置を要望していきます。
なお、当該交差点におきましては、東西方向の横断歩道は現在設置されておりますけれども、南北方向の横断歩道の設置について、これまで継続して要望してまいりました。甲子園署からは、来年度に交差点西側の高架の北側と南側におきまして南北方向に計2カ所、横断歩道を設置する予定と聞いております。
以上でございます。
◆草加智清 委員
1点だけ、これまでここで交通事故というんですかな、人身事故は起きてへんのか、それを1点、聞いておきたいと思います。
◎
道路計画課長
新設第1交差道路は、平成31年2月1日から供用を開始して、1年が経過しております。これまでに大きな事故は発生しておりませんが、ことしの2月に自転車と自動車の軽微な物損事故が1件あったと警察より聞いております。
以上でございます。
◆草加智清 委員
ありがとうございます。大きな事故じゃなくてよかったと思うんですけどね。
それと、さっきの答弁であった横断歩道ね、東西は今あって、南北の2カ所に横断歩道を設置する予定やという答弁やったと思うんですけど、何で東側は横断歩道を――何で西側だけなのか。どういう警察の見解なのか、それが気になるので聞いておきたいと思います。
◎
道路計画課長
阪神甲子園駅への歩行者の動線などを考慮しまして、西側に設置するという形で甲子園署のほうから聞いております。
以上でございます。
◆草加智清 委員
御承知のように、信号のある交差点でも、そこで横断歩道のあるところは大概全部4カ所、横断歩道がありますわ。まして、信号が設置されていないところで、甲子園駅方面どうのこうので、何で西側だけなのか、そんなん、東側もつけたらよろしいやん、そんなん別に。意味がわからんですわ、その見解。これ以上言えへんけども、西側設置予定のときに東側の横断歩道も要望してください。信号機と違うて、費用面も全然違うので。
それと、諦めんと信号を――さっき物損事故があったということやけど、そんな大きな事故が起こらへんうちに、起こってからでは遅いので、信号設置は諦めんと、これも鳴尾連合自治会の、特に上鳴尾の自治会長さんとかもずっと継続して強く要望されてますので、信号設置について、さっきの横断歩道もそうですけど、強く要望していただきますように、これは強く要望しておきますので、よろしくお願いしておきたいと思います。
以上です。
◆八代毅利 委員
3点、一問一答になるかと思います。
1個は、先ほど草加委員からもちょっとあった
公園リニューアル事業で、要は
学文殿公園をまず最初にやりましょうということで、地域の意見を聞いてやるということなんですが、いつごろからどんな感じで地域の要望をお聞きする予定ですかね。
◎
公園緑地課長
学文殿公園につきましては、工事自体は令和3年度を予定しております。ですので、令和2年度1年間かけて計画、設計を進めてまいりますが、地域の方との協議といいますのは、比較的時間がかかると考えておりますので、年度明けましたら早々に連絡をとらせていただいて、まず、いろんな下準備もあると思いますので、協議に入っていきたいと考えております。
以上です。
◆八代毅利 委員
ありがとうございます。
ここは、夏祭りでも使っているんですよね。学文殿町と若草町が夏祭りで使っている、隣に公民館がありますよという特徴があるんですけどね。すぐ隣も鳴尾北小学校で、学校と隣接しているという、そういう特徴もありますので、
リニューアルしていただけるというのは非常にありがたいわけなんですけど、そこら辺の御要望をよく聞いていただいて、PTAも含めて、自治会――自治会というのはどちらかというと高齢者なので、もちろん高齢者向けのいろんなものをつくるのも必要だと思うんですけど、一番はやっぱり子供だと思うので、PTAの御意見とか、いろいろ聞いていただければと思いますので、よろしくお願いをいたします。
あと、先ほど40園というお話があったんですけど、多分先ほど質問されてないと思うんですけど、その順番はどんなふうに決めていくんですかね。
◎
公園緑地課長
整備箇所としては40カ所を想定しておりますが、その中でも、長年整備、改修にかかれていないような公園を上位にリストアップしている状況でございます。その中で、各公園は状況が全く違いますし、また、先ほども申し上げましたが、施設の老朽化、それから防犯面などの課題というのも抱えているような公園もございます。そういったいろんな状況、環境を勘案しながら、今後、順位づけをしていきたいと考えております。
以上です。
◆八代毅利 委員
ありがとうございます。
そうしましたら、特に意見、要望ですけど、
学文殿公園が最初の
リニューアルということになりますので、やはり非常にいいものができたなと思っていただけるように、第1号が非常に大事ですので、力を入れていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
続きまして、
鳴尾今津線。資料10-4ですかね、
鳴尾今津線についてお聞きしたいと思います。
これについては、今回、飛んでいるわけですね。ここが飛んでいるのは、一応確認ですけど、斜線になっているところというのは、今、イオンか、あの辺の前まで進んでいると思うんですけど、そこからぎゅっと飛んでそこを工事する理由を教えてください。
◎
道路建設課長
今御質問のありました
鳴尾今津線の、資料10-4でR2年度箇所が、今現在施工中のR1――令和元年箇所と飛んでいるという御指摘かと思いますけれども、R2年予定で描かせていただいている場所につきましては、南側で現在、競馬場線の工事を施工しております。来年――令和2年度に競馬場線と
鳴尾今津線の交差する箇所の競馬場線側で歩道部の築造の予定をしておりまして、それと合わせて
鳴尾今津線の交差点部分の改良が必要となってまいりますので、現在施工中の箇所からは一旦飛びますけれども、その部分を競馬場線と
鳴尾今津線とをあわせて整備したいと考えております。
以上です。
◆八代毅利 委員
ありがとうございます。
それで、ここで課題になっているのは、交差点がありますね、競馬場線と旧国道の交差点があって、この北東の角にそば屋さんがあるんですけど、その前から元みなと銀行があったところまでの歩道というのが非常にでこぼこがすごいんですよ。以前も道路補修課に、川崎課長よりもっと前の時代に検討してもらったことがあるんですけど、無理だ、でこぼこは直せないという、そういうお話がありまして、そこはやっぱり長年の課題で、あれは物すごいんですよ。行ってみればわかりますけど、チャリンコではこんなんになるので、それをきれいにせな、幾ら見かけだけきれいになったって地域の人は喜ばないと思うので、それはちゃんとできるんですかね。
◎
道路建設課長
鳴尾今津線側の歩道が波打ち状況になっていることかと思います。
歩道単体で改良するのではなくて、車道もあわせて高さを調整しながら、地先の出入りの高さと調整しながら、検討してまいりますので、全部フラットというわけには、やっぱり地先がありますのでいかないかもしれませんけれども、それが最小限となるような形で計画してまいります。
以上です。
◆八代毅利 委員
ありがとうございます。
鳴尾に合ったように、高齢化社会なので、なかなかあそこは、高齢者の方だったら、車椅子や何かでえらい大変なので、非常に御要望が多かったんですが、確かに今おっしゃられたように、単体でやるのは非常に難しいというのは、相当な大工事になるから、これに合わせてぜひきちっと、高齢者や子供さんが安心して歩ける道にしていただければというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
3点目ですけども、これは競馬場線についてなんですけど、まず一つが、今、工事をしているわけですが、真ん中はセンターラインだけにすると聞いているんですけど、これは確認なんですが、真ん中に一切構造物は設けないで、センターラインのみにすると聞いてますけど、それでよろしいですかね。
◎
道路建設課長
中央に、分離帯的なものかと思いますけども、そういうものは設置せずに、両側歩道をつくって、真ん中は車道のみです。
以上です。
◆八代毅利 委員
ありがとうございます。
今回、資料1-4だったかな、北側の幹6号線と書いてあって、要は旧国道から小曽根線に向けての、現在真ん中が水路になっている部分ですけども、これも、南側の競馬場線が完了した後に引き続いてこっちをやっていくというふうに聞いているんです。真ん中の水路を暗渠化して、両側に歩道をつけてというふうに聞いておるんですけども、それでよろしいんですかね。
◎
道路建設課長
今、委員おっしゃられたとおり、真ん中の河川部分を暗渠化して、ここは現道の幅の中で両側歩道をつけて、真ん中に車道という形で計画しております。
以上です。
◆八代毅利 委員
ありがとうございます。
非常に危険な道路で、時折接触があるみたいですけどね。接触事故――事故というほどまではいかないけど、非常に子供も通りますし、駅まで行ったら公園もありますし、
学文殿公園もあるし、公民館もあり、小学校もあるという、非常に子供も通るし、大人も通るので、非常に危ない。現道は、今言いましたように、真ん中に水路があるので非常に狭い道路でして、これが実現すれば非常に安心ができるということになりますので、ぜひよろしくお願いしたいんですけど、一部、実はこれに対して反対の方がいましてね。真ん中の水路を暗渠化するのは反対だというわけで、ずうっとこの前、1時間半ぐらい話を聞かされたんですけども、要は、実はあそこにザリガニがいたり、小さな魚が来て、あと鳥が来たり、そういうのがあるんだということをおっしゃってまして、だけど、それはそれでわかるんですけど、私としても、今の道路はやっぱり危険なので、安全のためにこういうふうにさせてもらうんですよということでお話をして、ある程度御理解をいただきましたけども、そういう面で、反対の方もいらっしゃると。生物多様性というのかな、そういうものが結局なくなっちゃうという、そういう部分があるので、そういう方にも喜んでいただけるようないい道路にしてほしいという、漠然とした要望ですけど、そういうことでよろしくお願いします。
以上です。
◆岩下彰 委員
5点、事業名で言います。先ほどありましたけど、関連して中央運動公園、それから、街路事業、
橋梁長寿命化修繕事業、その上の歩道改良事業、収入で1点だけ、使用料についてということで、5点聞きます。
まず、中央運動公園の、とりわけ体育館ですね。
私は、本会議ではっきりと、反対だということで12月議会の一般質問の中で言いました。9月以降、ずっと
所管事務報告を聞いた中で、建設常任委員会での話というのはどんなふうに受けとめていただいているわけですか。それをまず教えてください。
◎
公園緑化部長
建設常任委員会のほうといいますか、もちろん
所管事務報告のときはクロスしてどちらの質問にもお答えできるように説明させていただいてました。おっしゃっているのは施設の規模とかグレードの話かとは思うんですけれども、もちろん減額した理由の一つとしては、ストークスが撤退したということから、座席数の再検討、あるいは諸室の複合的な利用を想定したというところが一番の減額の理由であったと。当然、実際に御利用いただくアリーナの面積、規模については、当初から一貫して、
メーンアリーナについてはバスケットボール3面、
サブアリーナについてはバスケットボール1面、これは当初から一貫してその規模については対応している。観客席につきましても、通常のイベントの対応もございますし、市内の大きな大会の選手の待機場所、あるいは応援される方の観覧席として、約3,500席相当あれば対応できるということで、大きくグレードを下げたというふうには考えておりませんので、御理解いただきたいと思っております。
以上です。
◆岩下彰 委員
私が聞いたのは、私たちが言った意見をどう捉えていますかと聞いているんです。今のは違うでしょう。
◎
公園緑化部長
これも、市で初めての中央体育館、大規模な体育館を建設するということで、80年先にも対応できるような立派なものをというふうな御意見も頂戴しております。もちろん耐用年数については、それに基づいてやっていきますし、当初から、中央運動公園というのは地域の大事な公園であるということで、屋外部分も含めて、全体として市民に利用していただける、活用していただける、使いやすい公園を目指してやっていくべきだというふうには認識しております。
以上です。
◆岩下彰 委員
今聞いていて、部長がおっしゃった地域というのは、何か周辺だけの地域みたいにおっしゃっているように聞こえますね。今の49万市民の中央体育館という認識はどうもないみたいな感じがするんですが、その辺、どうですか。
◎
公園緑化部長
もちろん市内で唯一の中央運動公園になりますので、全市民に対応できるような形で、例えば車で御利用される方の駐車台数についても、一定、立体駐車場というふうな案もございますし、それから、駅から1キロないし1.5キロですので、その間の歩道のことですとか案内看板についてももちろん配慮してますし、地区にもいろいろ体育館があって、地区体育館とは違うという形で検討しております。ただ、先ほど申しましたように、ここは公園の少ない地域でありますし、避難所、それから災害時の活動拠点にも位置づけられておりますが、いかんせん、6ヘクタールというそんなに大きな公園ではないということもありますので、その限られた面積の中で、最大限、市民の方々に使っていただけるのを工夫して検討したいということでございます。
以上です。
◆岩下彰 委員
常に西宮市全体の中央体育館だという意識のもとで考えていただきたい。
それから、規模にしても、意見としては、7億円、部屋を削るなと私たちは言っておるわけですよ。削る必要はないと。プロに使用させるというようなことを考えたためにそういう案ができたわけだけども、それは残ったって別にいいじゃないですか。60年、70年、80年先、誰か想像できますか。またぞろ今の体育館のように、中途半端や、中途半端やと言われちゃいますよ。僕はそれが一番残念でならない。それに私はかかわりたくない、そのときの体育館をつくることにね。そういう強い思いを持っておるんですよ。だから、皆さんもそのつもりで考えていただかないと。構わへんよと言っているんです、議会というか建設常任委員会ではね。減らす必要はないよというて。
それから、全国的なレベルのということまでいかなくても、県レベルとか近畿レベル、関西レベルの大会というのは、何年かに1度、必ず西宮が幾つかの会場になるわけでしょう。私の今までの経験では、よくボクシングの会場になっていたような気がするんだけども、定時制高校――今では定時制と言いませんね――が出て頑張ってはりますわね。そういうのを見たり、新体操もたしか、今はどこでやっているか知らないんだけど、前はよく中央体育館でやってたと思うんですよ。新体操のほうね、女子の新体操だと思うんですが。
そういう意味からいったら、中学校や高校レベルの県大会とか関西レベルの試合やったら持ってこれると思うんですよ。今まであんまりそういう大会があったか記憶がないので、そういうのもきっかけだなと。50万市民の体育館ですよ。頑張ってほしいなと私は思いますね。
それから、
陸上競技場、これも、前も申し上げたと思うんだけども、私どもが議員になる前後です。出てきた話は、あそこを新しくして、地下に駐車場をつくって云々かんぬんとか、そういう話を私らは聞いていたので、いつそんな話が出てくるかなと思って期待していたんだけど、西宮浜に何とかかんとかという、運動公園か何かをつくるからどうのこうの、そういう話にすりかわってしもうて、あそこでグレードアップした
陸上競技場をどうやってつくるのかということについてはいつの間にか消えてしもうたんですよ。やっぱり出てきたのは、先ほどのやりとりで第4種でしょう。それで、新しくなると言っても、人工芝か何かになるぐらいのことでしょう。人工芝かな。今は土ですからね、そうじゃない面にするんだというだけだと思うので、ちょっと残念だなという気がしますね。
先ほどから申し上げているように、体育館にしろ、
陸上競技場にしろ、中学校の県大会とか、高校の県大会とか、そんなんを引っ張ってこようと思ったら、ちょっとグレードアップしたほうがいいんと違いますか。例えば、第4種では記録にならないわけやね。記録になるんでしたかね。公認記録になりましたかね。(「公認競技場ですからなります」と呼ぶ者あり)
それはなるということなのでいいんだけども、そうやって使える方法がいっぱいあるんじゃないかなと私は思うので、ぜひ頑張っていただきたいんですよ。もうこれ以上言いませんので、これについてはこれで終わります。
2点目の街路事業のところね、これの19ページの街路事業のところで、一つは無電柱化です。
前もお話しさせていただきまして、現在の無電柱化率といいますか、市道、県道、国道、全てこれで対応できる無電柱化の事業なのか、いやいや、県は県です、国は国ですになっているのか、その辺、説明してください。
◎
道路計画課長
市内の無電柱化整備につきましては、山手幹線や西宮北口駅周辺、広田神社前の市役所前線などでの整備によりまして、市道につきましては、道路総延長約980キロメートルのうち令和2年3月末で約11.1キロメートルの無電柱化整備が完了しております。
それで、今、委員の御質問がありました国、県につきましては、実はそれぞれが計画を持って、それぞれの道路管理者で対応しております。
以上でございます。
◆岩下彰 委員
無電柱化がいかにいいかというのは何度も申し上げてきてますからおわかりいただいていると思うので、最近、私はよく海外の、外国の画面を見たときに、電柱のある道路はほとんどないですよ、電線があるところはないですよと言ったけど、最近、日本のまちでも随分ふえてませんか。無電柱化のまちというか、有名な観光地を含めてね。だから、やっぱり大いに進めていただきたいなということをまず申し上げておきます。
もう一つ、山幹の熊野工区、これも、前も聞きましたけど、もう一度、現時点の進捗状況を教えてください。
◎
道路建設課長
山手幹線熊野工区の現在の進捗状況でございます。
買収面積ベースで約97%の買収を完了しております。件数で言いますと、22件中残り1件というふうになっております。
以上でございます。
◆岩下彰 委員
その1件がなかなか大変みたいな感じですから、でも、早くすっきりしてください。
以上です。
次に、20ページの歩道改良のほうから先にいきますね。
去年でしたかね、交差点の四隅に何かこういうのを立てて車が入ってこないようにしようじゃないかということで、何カ所かやられたと思うんです。まず、何カ所やられましたかね、そういうのを立てたりとか、それを教えてください。
◎
道路補修課長
現在施工中ということになりますけれども、主要幹線道路の交差点におけるガードパイプ・車どめ設置工事につきましては、現在施工中で、例えば少々変更があったようなところもございますが、箇所数としては56交差点で実施をまずしております。
◆岩下彰 委員
全国あちらこちらのまちに行ったとき、最近は必ずそれに目が行くようになっていて、こういうふうなものをつけるところもあるんやなとか、さっきガードパイプとおっしゃったから、こういうポールのことをおっしゃっているのかと思うんだけども、西宮では大体そういう形ですか。
◎
道路補修課長
ガードパイプといいますのは、ある程度の延長を持っておりまして、ガードレールのように横桟が幅広で視距を遮るものではなくて、それがパイプ状である程度空間ができて視距の確保ができるというような――幅広い横桟がガードレール、細い鉄のパイプがかわりに並んでいるものがガードパイプということで、現在はガードパイプを標準として設置しております。
以上でございます。
◆岩下彰 委員
事故が起こってからでは大変ですから、早くつけていただいて、安心感のあるような道路にしてください。
以上です。
次の4点目が橋梁長寿命化のところですけども、歩道橋。
私はこの委員会に去年度から入ってますけども、一貫して歩道橋の撤去をずっと言ってきました。ちょっと最近とまっているんと違うかなという気がして、これだと歩道橋の整備となっているので、今の歩道橋をそのままにして何か新しくするのかな、整備するのかなというふうに受け取れるんですが、それはどうなってますか。
◎
道路補修課長
横断歩道橋の撤去につきましては、やはり大半が通学路に指定されているなどのことから、なかなか撤去という地元の合意形成が調っていないのが現状でございます。そういった中で、老朽化が進んでおります横断歩道橋につきましては、いわばもともとの機能が損なわれているということでございますので、その機能を修復していく修繕を行います。何か極端にグレードアップを行うというようなことではございません。
以上でございます。
◆岩下彰 委員
歩道橋は、恐らく国道や県道、皆含めて、どの小学校区とか中学校にもあると思うので、校長会なんかに一回呼びかけていただいて、こういうことを市も考えてますのでというような形で一応話を学校現場におろしていただくこともいいんじゃないかなと。そうすれば、歩道橋との絡みの話は、一気に進むところと、いやいや、やっぱり大事で要りますよというのがはっきりすると思うので、今までやられているかもしれないけども、またさらに一回検討してみてください。
以上です。
次に、使用料。
何げなく見ていたら、「高校野球甲子園大会に伴うバス運転手の控室利用等」となってますが、これは何ですか。
◎
みどり保全課長
高校野球ですけれども、甲子園球場に地方から来られたバスですね、大型バスを、隅のほう、甲子園球場から南におりたところの駐車場にとめているんですけれども、夏場なんかは特に、バスの運転手が中でエアコンをかけて待機するとなったときに、周辺への環境――排気ガスですね、周辺にまき散らされるということがございましたので、バスの運転手あるいはバスガイドの休憩場所として、甲子園浜自然環境センターの部屋を利用しておると。それに対する使用料を甲子園球場のほうから徴収しております。そのようなものでございます。
以上です。
◆岩下彰 委員
甲子園球場のほうからもらっているということですか。
◎
みどり保全課長
はい、甲子園球場のほうからいただいております。
◆岩下彰 委員
ちょっと逆に捉えていたので、何で市が出すんやと言いたかったんですが、そうじゃないとわかったので、結構です。
以上です。
◆多田裕 委員
私からは3点、公園
リニューアルと
自転車駐車場と
道路改良事業、一問一答でさせていただきます。
まず、公園
リニューアルですが、先ほど委員の皆さんからも御質問があった後なので、ほぼほぼ聞いていただいた感じなんですけども、対象公園として約40カ所を考えておられるということで、ただ、ペースとしては年一、二カ所というペースで進めていくと。先ほど、住民の方との協議というのはやっぱり時間がかかるというお話もあったんですけども、時間をかけているうちに、またほかの公園も老朽化が進んでいって、市内には大小合わせて650カ所ほど公園がある、町なかだけでも450カ所あるというお話なので、そのあたりのことに関してどのような方針といいますか、進めていき方の部分で改めてお聞きしたいなと思うんですけども。
◎
公園緑地課長
先ほどから御説明をさせていただいておりますとおり、事業費が1年当たり4,000万円ということで、1年当たりで実施できる公園数としては、改修の規模にもよりますけども、年間1カ所から2カ所ぐらいかなと考えております。当然、年がたつごとに次の30年以上経過する公園というのが順次挙がってまいりますので、そういった公園も対象になってくる中で、今、実際に取り組める公園数としては年間1カ所から2カ所ぐらいと想定しておりますので、やはり地元協議に関して、時間はかかるんですけども、そこは十分に時間をかけて丁寧にこの事業をやっていきたい、そして、地域の方にも十分に御満足いただけるような公園にもしたいと考えますし、その後の利活用についても十分協議をしていきたいというように考えております。
以上です。
◆多田裕 委員
当然やっぱり丁寧に進めていかれるべき案件かなというふうには思っているんですけども、協議に関しては何カ所か同時進行ということは考えてらっしゃるのか、それとも一つずつ進めていくという方針なのか、お聞かせ願います。
◎
公園緑地課長
スケジュール的には年間1カ所から2カ所の整備ということになりますので、2カ所同時に地元協議を進める場合も出てこようかなと考えております。
以上です。
◆多田裕 委員
ありがとうございます。
やはりある程度のスピード感というのも当然意識して動いていっていただくべきかなと思います。それに当たって、地域住民の方との話し合いも当然大事なんですが、民間の活力ですね、そういう業者さんとかコンサル会社とか、そういった力もかりてペースアップみたいなことも図れるんじゃないかなというふうには思っております。
つけ加えて、公園へ行くと、最近は何々禁止、
ボール遊び禁止、バーベキュー禁止というのが本当にふえてきているのかなと思うんですけども、地域住民の方と、どんなことをしたいのかとか、どんなことができるかなという観点で一緒に考えて、つくり上げていただくことで、公園というのを本当に地域コミュニティーの場としてどんどん活用していただくことで、まちづくりの観点からも、こんな公園があるまちに住んでみたいなという、まちの価値も上がってくるかなと思いますので、そのあたり、よろしくお願いいたします。
次に、
自転車駐車場に関してなんですが、先ほどお話がありましたけども、
阪急苦楽園口の
自転車駐車場新設工事についてなんですが、これは、夙川公園の中に設置するという認識でよろしいでしょうか。
◎
自転車対策課長
1点、この場で資料の訂正を申し上げたいんですけども、よろしいですか。
○
松山かつのり 主査
はい。
◎
自転車対策課長
ありがとうございます。
資料9、今御質問いただきました
自転車駐車場整備事業のところでございます。右側の建物改修、JR甲子園口北第2の囲みの部分でございます。中点が四つございますが、上二つの中点について修正を申し上げさせていただきます。
「昭和56年建築」とありますのが昭和52年です。済みません、修正をお願いいたします。
それに伴いまして、ことしになりますと築43年。38年というところを43年に修正をお願いいたします。
続きまして、収容台数についてのところなんですけれども、「188台」のところを660台で。申しわけございません。続きまして、自転車627台、原付33台というところで、大きく間違っておりましたところ、おわび申し上げます。申しわけございません。
そしたら、答弁のほうをさせていただきます。
こちらのほうは、苦楽園口駅周辺は、河川敷のほうに適地がございませんでして、ここも県管理の河川でございますが、県とも調整しておりまして、河川敷に設置するというところで間違いございません。(「公園の中かということ」と呼ぶ者あり)夙川公園の中でございます。
◆多田裕 委員
ありがとうございます。
公園の中ということで、公園の利用者との接触事故等が懸念されるかなと思いますので、公園の入り口と駐輪場の入り口は恐らく一緒になるのかなという認識ですので、
自転車駐車場までの動線とかははっきりさせていただいて、公園利用者との接触事故等がないように、あらかじめ安全対策をとっていただけたらなというふうに要望いたします。
この点に関しては以上です。
あとは、
道路改良事業で、踏切なんですけども、水道路踏切の改良に関してです。
こちらの踏切は、甲陽園駅に向かう阪神バスが横断するなど、事故の危険性が高い場所というふうに認識しておるんですが、どのような対策を講じられるのか、お聞かせ願います。
◎
道路計画課長
阪急甲陽線の水道路踏切の安全対策につきましては、踏切の拡幅――今現在、踏切が約7メートルの幅になっておりますが、これの拡幅、それから、その前後の歩道の設置だけでなく、踏切付近でふくそうしている交通の分散を図るために、踏切前後の交差点の改良、周辺道路の歩道整備などを一体的に行う必要があります。それにつきまして、今現在、県市で連携しながら、道路の構造ですとかそういったところにつきまして、公安委員会などの関係機関と協議を行っているところでございます。
◆多田裕 委員
ありがとうございます。
本当に事故が今後なくなっていくように改良工事を進めていただきたいなとは思うんですけども、今ちょっと休止中やと思うんですけども、甲陽線の地下化事業なんですが、これは、休止というのか、立ち消えというわけではないんですかね。そのあたり、再度確認しておきたいと思います。
◎
道路計画課長
阪急甲陽線の立体交差事業につきましては、これまで県と連携しまして取り組んできた経緯がございます。平成21年に県の公共事業等審査会において、地域住民との合意が得られてないなどの理由から、事業を一時休止の答申が出されまして、現在休止状態となっております。また、鉄道との立体交差化は事業費が大きく、財源確保も大きな課題となっております。
こうしたことから、現状、事業としましては一時休止という状況になってございますが、現状の阪急甲陽線と交差する踏切につきまして、交通がふくそうしておりまして、交通の安全性を確保するということが必要と考えておりまして、踏切の現状の平面交差での安全対策について今検討しておるところでございます。
◆多田裕 委員
ありがとうございます。
道路事情も10年たって変わってきているかなと思いますので、もし可能なら住民の意思確認等を定期的に行っていただいて、地下化というのも再度引き続き検討はしていっていただけたらいいかなというふうには考えております。
以上です。
◆河本圭司 委員
北山緑化植物園施設改修事業で、本事業では、老朽化した園内施設に対し健全度評価等を実施し、計画的な改修――済みません、一問一答で、1問だけで。これは、健全度評価等を実施のところで、公園施設健全度調査と健全度・緊急度の判定で、長寿命化の検討と計画の策定、植物配置、管理の検討と計画策定、植物園
リニューアルのための調査実施、
バリアフリー化調査、防災対策調査、これは、何か基準といいますか、国か県か何か基準になるようなものがあるんでしょうか。
◎花と緑の課長
北山緑化植物園の施設改修事業ですけども、先ほど、健全度であるとか、緊急度の判定であるとか、
バリアフリー化の検討、こちらのほうの基準について何かあるのかということなんですけども、今回のこの分につきましては、国で長寿命化計画というのが高齢者施設等々で基準が示されておりまして、その基準にのっとって、
北山緑化植物園自体が建設より42年から24年を経た、部分的には老朽化が非常に進んでいる施設ということもございまして、そういった基準でもって判定を加えて、今後、長寿命化の計画であるとか、
リニューアルの計画であるとかということを進めてまいりたいというふうに考えております。
以上でございます。
◆河本圭司 委員
ありがとうございます。
西宮市は南北に広くて、隣の尼崎市なんかと比べたら、緑もあって、海浜公園もあって、西宮市独特といいますか、固有の大切な財産かなと思っておりますので、今後ともきちんと整備のほうをよろしくお願いいたします。要望しておきます。
以上です。
○よつや薫 副主査
確認の質問を3点だけなんですけれども、一つは、先ほどの
自転車駐車場、多田委員も質問されたことですけれども、台数を確認したいということ――3点なので、一問一答で、項目だけ言いますと、もう一つは公園の、これは予約に関連してというか、占有して使う場合のことですね。それともう一つは、基金の――これは資料をいただいているので、この基金について少しお聞きしたい。この3点です。
まず1点目の、先ほどの
自転車駐車場整備事業の中で、台数の確認なんですけれども、例えば夙川駅とか――夙川駅はすごく大規模な河川敷のところにもあるし、多いんですけれども、苦楽園口と夙川駅両方で、今お手元で台数がわかれば教えていただきたいなと思ってます。
◎
自転車対策課長
現在の駐車台数としましては、分かれておりまして、それを足し算しないと今すぐにはなかなか出ないんですけれども、現在のそこに載っております苦楽園口の第1から――資料9のところでございますけども、今220台と、苦楽園口第2というところで208台というふうな形で、ここに今回は自転車を60台ふやすということなんですけれども、細かい数字は今すぐには申し上げられないんですけれども、感覚的には夙川駅のほうが非常に多いです。夙川駅は、かいつまんで申し上げますと、これはJRも含めての夙川ということでよろしいですか。
○よつや薫 副主査
はい。
◎
自転車対策課長
でしたら、利用率が多い順番なんですけれども、年度末の計数で申し上げますと、JRのさくら夙川南西の駐輪場が305台。次に多いところがJRさくら夙川北西が150台。これは利用率の順番ですので。あと、阪急夙川東第2が48台です。あと、さくら夙川南東というところの一部で411台、JRさくら夙川東第1が218台というふうな単位で、何百台単位でのところで夙川は大きいですけれども、苦楽園口にしますと、二つの駐車場で大体二百数台というところになっておりますので、収容台数としては大分違うと思います。
以上でございます。
○よつや薫 副主査
わかりました。
確認というか、多分苦楽園口も、私も要望を聞いたこともありますので、今回60台プラスということで、これ以上というか、スペース的にもう無理だったのかなというふうに推測しますけれども、つくるということに関してはできる限りつくっていただきたいなということで、この点は結構です。
済みません、数字はまた後で確認させていただきたいと思います。
次に、公園のほうの、これは貸出業務で、いつもお手数をおかけしているという、一市民としてもお手数をかけているということで、これは、どの公園も、予約して一定時間使わせてほしいという申し込みができるのであれば、もうちょっとデジタル化というか、担当課の方に一々手書きでという、そういう予定はありますかということをお聞きしたいんですけれども。これは、予算措置は全然まだそういうことも考えておられないと思うんですけれども、この辺はどうですかね。
◎
公園緑地課長
公園の使用に関しましては、
公園緑地課のホームページの中でも、あらかじめそういった公園の使用に関する掲載をしているところがあります。その中では、あらかじめ公園の使用に関する書式というのも載せておりますし、もしくはファクスであったりメール、それから電子申請なんかでも利用をお受けするような体制も整えておりますので、こういったシステムも御利用いただけたらと思うんですが、もっとこういうこともやっているというような広報というのもしたいと思います。
以上です。
○よつや薫 副主査
こちらの利用する側がアナログやった部分があったのかもしれないので、それは統一して、できる限り職員の方の手間を省けるような形でお願いできたらいいのかなと。それも広報しないといけませんけれども、非常に煩雑なことをお願いしているので、お願いしている側の問題なので、また改良できるところがあったらしていっていただきたいなと思います。
最後に、基金の資料の中に幾つか、公共施設等整備基金の中の一つ、土木局所管分と、あと、公共土木施設維持補修基金というのがありまして、これは、要するに積み立てている額に対して取り崩し額が大きいというか、大きいと言っても、実際のいろんな事業から言うとそんなに大きな額じゃないなという印象を私は持っているんですね。こういう基金について初めてじっくりと拝見したんですけれども、こちらのほうの資料にもありましたように、基金そのものが、これはどう言うたらいいんでしょうかね、必要なのかなという、これは純粋に単純な疑問なんですけれども、あと取り崩していくだけでいいのかどうかという、まずそれをお聞きしましょうかね。今回の来年度予算に関しては取り崩し額が圧倒的に多いわけですけれども、こういう形で今後もやっていくのかどうかということですね。まずその点だけお聞きしましょうか。
◎
土木総務課長
まず、基金の趣旨といいますか内容でございますけれども、まず、公共土木施設維持補修基金といいますのが、基金自体は、市が管理する道路その他の公共土木施設の維持補修に要する資金に充てるための基金でございまして、具体的には、東山台の斜行エレベーターの維持管理に関して現在取り崩しを行っているところでございます。
この斜行エレベーターの部分につきましては、委員おっしゃられている、現在では取り崩すのみで、基金が積み上がるようなことは予定ではございません。
表記の順番が前後して申しわけないんですけども、公共施設等整備基金、こちらのほうは、基金としましては、公共公益施設の整備に要する資金に充てるための基金というもので、開発事業主が納入する協力金や寄附金などを積み立てる基金でございます。
具体的には、先ほどございましたどうぞベンチの寄附金もこちらのほうに積み立てることになりますので、どうぞベンチの寄附金としましては、今、積立額は、基礎額として1,000円の予算計上でございますが、ふるさと納税なり、団体からの寄附などがここに積み上がってくる形になりますので、どうぞベンチに関するものについては積立額がふえるといいますか、寄附に応じて上がっていくという状況でございます。
あと、この公共施設等整備基金には、別途、旧播半の跡地のマンション開発に絡んでの交差点改良が今回あるんですけれども、使用予定であるものと、アサヒビールの跡地の公園整備に使う寄附金としまして計上しているんですけれども、これは、これ以上積み立てるものではございませんので、今後取り崩すだけということにはなります。
緑化基金につきましては、こちらは、基金の目的が緑化推進及び緑の保全に要する経費に充てるための基金というものでございまして、こちらもふるさと納税の対象にもなっておりますし、また、団体様からの寄附もございますので、積立額は基礎額とか、利子がちょっと入ってますのであれですけども、基礎額1,000円しか計上はしていないんですけども、毎年の寄附金なりがございますので、それを積み立てながら、一方で事業に取り崩していく、そういうものでございます。
以上でございます。
○よつや薫 副主査
個別にいろいろ細かいことをお聞きしないといかんので、ここでは、要するに必要なのかどうなのかということと、先ほどの東山台のエレベーターの話だと、基金がある程度底をついた場合は別の財政措置というか予算措置をするということですかね。それをどうするのかということだけお聞きしたいなと思ったんです。例えば、積立額と取り崩し額が全然違うわけやから。
◎
道路補修課長
御質問にお答えいたします。
東山台の斜行エレベーターの基金につきましては、これは、先ほど御説明のとおり、取り崩す一方でございまして、これが底をつきますと、一般財源の維持修繕費を予算計上して対応していくということにならざるを得ないと考えております。
○よつや薫 副主査
わかりました。
要するに、制度上この基金が必要かどうかという問題になってしまうかなと思うので、財政がというか、予算措置が別にできるのであれば必要ないのかなとか、そこまで言ったら乱暴なのかなと思いますけど、その点、どうなんですかね。こんな聞き方をしてあれだけども。
要するに、過去の歴史ではやり廃りがあったんやと思うんですね。違うのかな。私の認識が違うのかもしれませんけど、基金がどうしても必要かどうかという問題と、あと、公共施設保全積立基金については、何年か前に、私たちも実際にこの条例改正をするときにかかわってますので、ある程度わかっているんですね。20%に相当する額または6億円の高いほうを積み立てていくんやという、積立額が底をつかんような形の条例設定をしているわけですよね。それではなくて、本当にいわゆる払底目的というか、その基金が必要なのかどうなのかということです。それは今ここでお答えいただく必要はないのかもしれないんだけれども、予算でほかに財源があるのであれば必要ないのかということをお聞きしたかったんですけど、その点はどうですかね。
◎副市長
この三つの基金のうち、真ん中の今御指摘いただきました公共土木施設維持補修基金は若干特別でございまして、これは、先ほど奥田総務課長のほうから申し上げましたように、名塩ニュータウンの斜行エレベーターの維持補修のために積んだ基金でございます。これはいわれがございまして、もともと住宅都市整備公団、今のURから、もともとURがつくった斜行エレベーターを道路施設として引き継ぐというときに、一定20年間の維持補修基金をURからいただいて、それで維持補修をしていこうということで、財源が明らかという意味で基金に積んだ分でございますので、使途をURからこれは名塩ニュータウンの斜行エレベーターだけに使ってくださいという意味で積んだ基金でございますので、使途が限定されているという意味で、基金の意義はございます。
ただ、一定20年間の基金でございますから、我々はそれを有効に活用するべく、できるだけ長続きするように基金としては取り崩ししておりますけれども、積むべき財源がございませんので、結果的にだんだんこれが枯渇いたしますと、先ほど
道路補修課長が申し上げたみたいに、一般財源を投入していかざるを得ないというようなところでございます。
残りの基金につきましては、それぞれ整備の目的、あるいは使途の目的がさまざまでございますので、これは、一般の方々の寄附も含めていただきながら、積んで、また取り崩していくということで適正に利用していきたいと思っております。
以上でございます。
○よつや薫 副主査
ありがとうございます。一定整理して、私の頭の中でもわかりました。内容がよくわかりました。ありがとうございます。
以上です。
○
松山かつのり 主査
ほかにございませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
なければ、質疑を打ち切ります。
なお、議案第158号のうち本分科会割り当て分に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。
次に、議案第162号令和2年度西宮市
公共用地買収事業特別会計予算のうち土木局分を議題とします。
なお、当局の詳細説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。
本件に質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
なければ、質疑を打ち切ります。
なお、本件に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。
ここで、退職者が1名いらっしゃいますので、紹介したいと思います。
森本営繕部長です。一言何か。
◎営繕部長
私は、3月31日にめでたく定年退職いたします。
昭和57年4月に建築の技術職員として入所しまして、それから38年間なんですけれども、これまで無事に勤めてこられたというのは、一つ、家族のすばらしい支えもあり、あと、ここにおられている同僚の職員の方々の支援ということもあります。そして、何よりもここにお集まりの議員さんを初め、非常に熱い愛のむちで勉強させていただいたというふうなことで、非常に感謝の気持ちでいっぱいでございます。
定年退職の後は、再任用職員として新たにもう一度一担当職員として働かせていただくというふうなことになっておりますので、私自身としては、退職というよりは、むしろ一つの人生の区切りというふうな形で考えておりまして、今までほぼ10年間なんですけども、係長、管理職として口でしか仕事をしてなかったんですけれども、今度は、動かない手を動かさなあきませんし、パソコンがすいすいというのはとても無理なので、4月からは、若手職員にいじめられないように、一から本当に新入職員の気持ちで頑張っていきたいというふうに思ってます。
これまで本当にありがとうございました。そして、これからも引き続きよろしくお願いいたします。
以上です。(拍手)
○
松山かつのり 主査
ここで休憩に入ります。
なお、再開は1時です。よろしくお願いします。
(午前11時56分休憩)
(午後0時57分再開)
○
松山かつのり 主査
こんにちは。
再開します。
この際、当局に申し上げます。
説明の際は、新規事業あるいは内容的に前年度と大きく異なるものについては重点的かつ簡潔に、質疑に対しては的確に答弁し、審査が効率的に進められるよう御協力をお願いします。
なお、委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または
建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。
次に、
上下水道局所管予算の概要について説明があります。
◎
上下水道事業管理者
上下水道事業関連の令和2年度予算の概要につきまして、配付しております議案資料、こちらの資料でございます。この資料をもちまして御説明申し上げます。
なお、金額につきましては、百万円未満を省略して述べさせていただきます。
まず、
水道事業会計予算でございます。
資料の2ページをごらんください。
令和2年度当初予算の業務の予定量でございます。給水戸数は、前年度に比べ増加を見込んでおりますが、有収水量は、使用水量の減少傾向を受け、1.1%の減少を見込んでおります。
次に、予算額です。
営業活動をあらわします収益的収支では、収入――Aは、給水収益において使用水量の減少傾向から減収を見込み、また、その他特別利益の皆減などにより、前年度より1億2,100万円減の112億6,900万円となっております。一方、支出――Bでは、受水費の減などにより、前年度より1,400万円減の104億8,200万円となっており、この結果、2年度は7億8,700万円の黒字を見込んでおります。
次に、投資的事業であります資本的収支では、施設整備計画に基づき引き続き浄水・配水施設を整備いたしますとともに、配水管路等の更新・耐震化を着実に進めていくこととしております。
収入――Cでは、事業費の財源となります企業債、工事負担金などで前年度より1億8,300万円減の17億7,500万円となっております。一方、支出――Dは、施設整備の事業費や企業債償還金などで前年度より2億5,400万円増の46億9,400万円となっており、収支差し引きでは29億1,900万円の不足額となります。
次に、資料3ページをごらんください。一般会計からの補助金につきましては、水道料金福祉減免分補助金など3項目で、前年度より400万円減の1億1,600万円となっております。
続きまして、ページは飛びますが、資料6ページの補填財源明細をごらんください。先ほどの資本的収支の不足額を損益勘定留保資金等で補填した後の資金残高は、右側の表の一番下の段にありますとおり、39億6,900万円となります。
資料7ページは2年度設定予定の債務負担行為の一覧で、3件となっております。
次に、資料8ページは、継続費調書です。令和2年度より送配水管布設工事について、期間を令和5年度まで、総事業費を59億5,300万円とする継続費を設定し、管路の耐震化を促進するものでございます。
次に、令和2年度に予定しております主な工事につきましては、9ページ及び10ページの整備計画図等に記載しております。
水道事業会計は以上でございます。
続きまして、工業用水道事業会計でございます。
資料12ページをごらんください。
まず、業務の予定量でございます。給水事業所数は前年度より四つ増の54所、1日当たりの契約水量は、森永乳業撤退の影響などで前年度より4,126立方メートル減の2万1,913立方メートルを予定しております。
次に、予算額でございます。
収益的収支の収入では、給水収益において3億9,600万円を見込み、その他の収入を合わせた収入計――Aは、前年度より3億1,200万円減の4億1,600万円となっております。一方、支出では、共同施設の維持管理負担金や中新田浄水場包括委託などの費用を計上し、支出計――Bは、前年度より10億8,900万円減の3億3,100万円となっております。この結果、2年度は8,500万円の黒字を見込んでおります。
次に、資本的収支では、収入――Cは、建設改良事業の財源となります企業債で6,900万円を計上し、支出――Dは、施設の更新工事などの建設改良費や企業債償還金の計上による1億5,800万円で、収支差し引き8,900万円の不足額となります。
続いて、資料13ページをごらんください。一般会計からの補助金は、児童手当に対する補助金52万円でございます。
続きまして、ページ飛びますが、資料16ページの補填財源明細をごらんください。先ほどの資本的収支の不足額を損益勘定留保資金で補填した後の資金残高は、右側表の一番下の段にありますとおり、28億9,200万円となります。
資料17ページは、2年度設定予定の債務負担行為で、1件でございます。
工業用水道事業会計は以上でございます。
続きまして、
下水道事業会計予算でございます。
資料20ページをごらんください。
まず、業務の予定量です。処理面積は前年度より2ヘクタール増の4,823ヘクタール、年間処理水量は7,354万7,500立方メートルを見込んでおります。
次に、予算額です。
収益的収支の収入――Aでは、他会計補助金の減などにより、前年度より1億8,300万円減の124億3,000万円となっております。一方、支出――Bは、支払い利息の減などに対し減価償却費の増などにより、前年度より4億7,600万円増の119億4,200万円となっております。この結果、2年度は4億8,700万円の黒字を見込んでおります。
次に、資本的収支では、雨水浸水対策等の施設整備事業に前年度と同様に取り組むこととしております。収入――Cは、企業債、他会計補助金の減などから、前年度より1億7,800万円減の70億6,500万円となっております。一方、支出――Dは、改築更新事業費などの増により、前年度より3,500万円増の118億3,400万円となっており、この結果、収支差し引きは47億6,900万円の不足額となります。
次に、資料21ページをごらんください。一般会計からの補助金、負担金は、雨水処理負担金などで前年度より5億1,900万円減の38億9,000万円となっております。
続きまして、ページがまた飛びますが、資料24ページ、補填財源明細をごらんください。先ほどの資本的収支の不足額を損益勘定留保資金等で補填した後の資金残高は、同じく右側の表の一番下の段にありますとおり、18億3,100万円となります。
資料25ページでは、2年度に設定予定の債務負担行為の一覧で、7件となっております。
続いて、2年度に予定しております主な工事につきましては、資料26ページの整備計画図に記載しております。
下水道事業会計は以上でございます。
最後に、令和2年度西宮市
一般会計予算のうち
上下水道局所管分につきまして御説明を申し上げます。
資料28ページをごらんください。
まず、水道事業会計ですが、水道料金福祉減免分補助金と児童手当に対する補助金9,800万円に、阪神水道企業団への出資金等経費5,800万円を加えた1億5,700万円となっております。
工業用水道事業会計、下水道事業会計につきましては、各事業で御説明したとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
以上で上下水道事業関係予算の概要説明を終わります。
御審査のほど、よろしくお願いいたします。
○
松山かつのり 主査
予算概要の説明は終わりました。
議案第168号令和2年度西宮市
水道事業会計予算、議案第169号令和2年度西宮市
工業用水道事業会計予算、議案第170号令和2年度西宮市
下水道事業会計予算及び議案第158号令和2年度西宮市
一般会計予算のうち
上下水道局分、以上4件を一括して議題とします。
なお、当局の詳細説明は資料配付にかえさせていただいておりますので、これより質疑に入ります。
質疑は全て一括で行います。
各件に御質疑はありませんか。
◆坂上明 委員
1問だけ、1点だけです。水道事業の関係なんですけれども、前回の
所管事務報告があったときに、投資・財政計画のときに今後のことについては質問させていただいたので、今回は、水道水の広報、コマーシャルの件だけ、1点、お聞きしたいと思います。
これは、今回阪水の西宮市側分科会として阪水のほうにも西宮の意見として出させていただいているんですけれど、とにかく、いつも言うんですけど、日本の水道水は一番安全なんだということをしっかりとコマーシャルしてほしいということ、ただこれ1点なんですけれども、どのように――質問もさせていただいたときがあるんですけれども、今後新しいコマーシャル方法って考えてらっしゃるか、それを聞きたいと思います。
◎
上下水道総務課長
ただいま御質問がありました広報活動についてお答えいたします。
これまで取り組んできたものですけども、まず、
上下水道局では、越水浄水場で毎年春に実施している一般開放の期間中に水道フェスタというふうなイベントで、ミネラルウオーターと水道水の飲み比べ、応急給水の体験、それから、クイズラリーなどを実施しております。ただ、この水道フェスタにつきましては、この春につきましては、新型コロナウイルスの感染拡大予防のためにということで開催を中止しております。そのほかには、施設見学といたしまして、阪神水道企業団尼崎浄水場、丸山貯水池及び丸山浄水場の施設見学を実施しております。
水道の広報につきましては、ふだん何げなく水道を利用していただいているというだけではなかなか理解を深めていただくことはできないのかなというふうに考えております。ですので、水の飲み比べ、浄水場の施設見学を通じて、水の理解、水道への理解を深めていただきたいというふうに考えております。
今年度の新しい取り組みといたしまして、水道や下水について学校の授業で学習する小学校4年生にいつもパンフレットをお配りしているんですけれども、このパンフレットについて、教職員の方から改善点とかそういうことをお聞きして、今年度、そのパンフレットを改善して――こういうものなんですけど、水道と下水と両方あるんですけれども、こういうものを改善して、今年度新たにお配りしたということです。
もう一つ、このパンフレットの内容に沿ったDVD――水道と下水のほうもそうですけども、両方とも新たに作成しまして、パンフレットと同じく小学校のほうに配付させていただいたと。配付するに当たって、小学校4年生の社会科の授業を担当する先生の勉強会のほうに参加させていただいて、こういうパンフレットを新しくしました、それに沿ってDVDというのもつくってますので、どうぞ使ってくださいということと、社会科見学として施設のほうに見学で御活用いただければということで、お時間をいただいて説明をさせていただいております。
我々としましては、授業で使われましたパンフレットとかDVDがきっかけになって、施設見学で実際に水をつくる過程ですとか、施設の実物そのものを見ていただいて、そこで感じたこととかいろんなことを、またおうちに帰って、おうちで皆さんに話していただくというふうなことで、話題にしていただくことで、少しずつ水道への理解、水道水が安全でおいしいということが深まっていくのかなというふうに考えております。
以上です。
◆坂上明 委員
ありがとうございます。
西宮市だけに限らないですよね。だから、阪水のほうにも意見として言わせていただいているんですけど、間違った認識を持っているんですよね。特に若いお母さん。だから、例えば赤ちゃんが飲む粉ミルクのときでも、水道水でするのはやっぱり危ない、だから、わざわざミネラルウオーターでやっているという現実がいっぱいあると思うんですよね。そこはやっぱり間違った認識だと思うんですよね。それを払拭するために、今後どんどん、どんどん水需要も減ってくるという中で、飲み水として水道水は最適なんだよというふうなコマーシャル、はっきりとそういう文言を使ったら法律か何かに違反するんですかね。ミネラルウオーターがずうっと出ているけれども、水道水ほど安全なものはないんですよというふうなはっきりとしたコマーシャルというのはだめなんでしょうか。法律はどうなんでしょうね。
◎
上下水道総務課長
今言われたような、だめですという法律は特にはないかと思います。我々も、先ほどの水道フェスタのときとか、水道水は安全なんです、しかも、安全でミネラルウオーターよりも料金的にも安くてということは対面で広報させていただいているところでございます。
以上です。
◆坂上明 委員
ありがとうございます。
夏場の運動した後も子供たちには水道水は、生水はやめておけよといった間違った指導も実際にされてますよ。だから、はっきりと書いたらどうですか、水道水が一番安全ですよと。何かややこしい、難しい言葉を使わんと、すかっとストレートにコマーシャルするということを、パンフレットの中身を僕は知らないんですけど、まず一般の常識で水道水が一番きれいなんだよ、安全なんだよという周知を徹底していくコマーシャルをすることによって、水需要も当然上がってくると思うし、何もわざわざミネラルウオーター ――僕はミネラルウオーターの会社が嫌いなわけじゃないですよ。そういうわけじゃないんですけれども、せっかくそうやって水道水というのをやっているんだから、それをどんどんコマーシャルしていただくということをぜひ考えていただければ、このように思います。それだけ要望です。
以上です。
◆草加智清 委員
私も、遠慮して1点だけ聞きたいなと思います。
鯨池浄水場の件で、一問一答でお尋ねしたいと思います。
昔、ここは解体して売却みたいな話が、10年ぐらい前か、あったような記憶があって、費用が余りにも高くて方針が変わったと記憶しておって、鯨池浄水場整備の検討は進んでいるのか。10年ほど先から可能やという認識をしているんやけども、現在の検討状況についてまずお聞かせいただきたいと思います。
◎
施設管理課長
鯨池浄水場の検討状況につきましてお答えいたします。
現在は、新たに整備をします鯨池浄水場の施設能力、水源、浄水処理方式などの基本方針と整備スケジュールの検討を行っております。
以上でございます。
◆草加智清 委員
その場合、鳴尾浄水場は廃止になると思うんやけども、僕は個人的には鳴尾浄水場は残ってほしいと思っておるんですよね、僕の個人的なものは。それとは別に、地元の関係者にこれまでそのことについてお話しされたことが1回でも今まであるのか。鳴尾の水利組合というのかな、鳴尾の財産区がありますよね、その辺の関係者と話しされたことがあるのか、その点について聞きたいです。
◎
施設管理課長
鳴尾の廃止に関しまして、財産区、水利組合等に話をされたことがあるかということでございますけれども、まだ浄水場の基本方針が決まっておりませんので、現在は話のほうはしておりません。
以上でございます。
◆草加智清 委員
それなら、今の段階でいつごろになるのかというのもわからへんと思うので聞きませんけども、慎重に丁寧に説明していただくのはもちろんのこと、タイミングとかその辺は難しいと思うので、これまでの長い経過があるので、それは慎重に進めていただくように強く要望しておきますので、以上で結構です。
◆河本圭司 委員
一問一答で1問だけ。
坂上委員と関連するかもわからないんですけれども、私の認識不足かもしれないんですけれども、先ほど坂上委員がおっしゃられたように、水道水は一番安全なんだという御意見があったんですけれども、私のほんとに勉強不足で申しわけないんですけれども、水道水というのは、浄水場からできて、管路を通ってずうっと末端まで――どこまでが何キロとかいうのはちょっとわからないんですけども、そういうのを鑑みて、塩素できれいにしていますよね。それは、以前に上限がないというふうに聞いたことがあるんですけど、それは間違いなんでしょうか、お答えいただけますでしょうか。
◎浄水課長
塩素の上限についてお答えします。
一応、管理目標値により1.0ミリグラム・パー・リットルを上限量というのを決めておりまして、それを超えないということでいっております。ですから、上限を超えないよう、100とか200ミリグラム・パー・リットルというような混合にはならないようには当然しております。
以上です。
◆河本圭司 委員
わかりました。ありがとうございます。
坂上委員と一緒になるんですけれども、もっと安全だということを、安全でおいしい水なんだというのをアピールしていってもらえたらなと思っております。よろしくお願いいたします。
以上です。ありがとうございます。
◆岩下彰 委員
まず、水の話で、今の話の続きを言いますと、私は50年たつんですが、来たころは、田舎で井戸水、地下水を飲んでいたので、こちらの水はとても飲めなかったです。とりわけ高度処理になってから、ほんとにすっと飲めるようになって、今は15年ぐらいたっているのかな。今の話は、高度処理されてからは本当においしい水じゃないかなと思うので、そういうことを、高度処理してますよということでね。私のように昔の人間は、昔の水を覚えているので、塩素臭くてなかなか飲めなかったですね。それを初めに、質問と関係ないですけど。
2点、1点はし尿処理のことと、もう1点は給水事業所のことで。
初めに、給水事業所のことで、先ほど森永の撤退の話が出ました。私らが聞いているのは、ひょっとしたらその向かい側の伊藤ハムもというような話を聞いているので、その辺は今の状況でどういうふうな情報が入っているのか、言える範囲で教えてください。
◎
経営管理課長
伊藤ハムの状況なんですけれども、こちらとしましては、今のところ、その情報のほうを聞いてはおりません。
以上です。
◆岩下彰 委員
だから、あくまで我々が勝手にうわさしているだけのことやね。そういうことですか。
◎
上下水道事業管理者
伊藤ハムの件につきましては、
産業文化局とも一定情報を共有できる範囲ではさせていただいてます。先方のお考えもいろいろございます。企業秘密のところも当然ございますので、全てを把握しているわけではございませんが、我々としては、大切な企業ですから、できるだけいていただきたいし、先方も、立地的には北口の周辺というのは雇用の関係からすごく魅力的なところなので、できたらそこにいたいなというお考えをお持ちだということまではつかんでおります。
以上でございます。
◆岩下彰 委員
アサヒビールも森永も、合併という中で西宮から出ていくような形になって、非常に残念だな、どうして西宮はだめなのかなと。なった理由を私は知りませんので、もしその辺がわかっていれば対応をぜひ伊藤ハムさんにはしていただきたいなと思います。
私が今目につく企業としてはそのあたりなんですが、浜のほうにはそういう撤退のうわさはないのかな。その辺はわかりますか。
◎
経営管理課長
こちらの
上下水道局のほうの状況としましては、特に新たに構成事業所が撤退するというようなところは聞いておりません。
以上です。
◆岩下彰 委員
そしたら、森永やアサヒビールのように、こちらへ来るようなものはないんですかね、西宮を選んでくれるようなところは。どんなものでしょうか。
◎
上下水道総括室長
そのあたりの状況についても、
産業文化局とも話をして、情報をとるようにはしているんですけれども、浜のほうが割と企業が集積しているような状況で、あいている場所もないというふうに聞いておりますので、新たに来るというところについての情報は、今のところは我々も持ち合わせているというような状況ではございません。
以上でございます。
◆岩下彰 委員
アサヒにしろ森永にしろ、西宮の工業用水を使ってもらっていたわけで、浜のほうは全部、西宮の工業用水を使ってますかね。自力というか、地下水を使っているようなところはないんですか。
◎
経営管理課長
工業用水の配水管自体は、区域が阪急の神戸線以南となっておりますので、浜の地域には配水管のほうは通ってます。ただ、工水を取るかどうかの選択に関しては、企業というか事業所ごとになりますので、取れるところは全部取っているかというと、正直そうではないというところでございます。
以上です。
◆岩下彰 委員
素人考えでは全部取ってくれているのかなと思っていたので、そうでもないのかなと思って、努力をお願いします。
二つ目にいきます。
し尿処理のことで、なかなか100%にならないと思うんですが、今は何%になってますか。おうちのほうでは何ぼ残っているんですかね。
◎
下水管理課長
今の人口普及率で言いますと99.9%という、ほぼほぼ100%になっております。それから、使えますよと言っている地域の方でそれに接続していただいている方、これが99.8%までいっております。ですから、ほぼほぼ100%なんですけれども、やはり経済的なことがほとんどなんですけれども、接続していただけないというようなおうちもやはりございまして、戸数で500戸弱ぐらいの戸数がまだ残っておるということでございます。
以上でございます。
◆岩下彰 委員
戸数で言えば結構たくさん残っているね。パーセントで言えば0.2なんだけども。私の家のところも、下水になったのが震災後ですから、市内で新しいほうじゃないかなと思うんです。これは補助があったんですかね。
◎
下水管理課長
そんなに大きな額ではございませんけれども、助成5,000円というものがございます。それと、改造費用としまして、大便器1カ所当たり40万4,000円という貸付制度はございます。
以上でございます。
◆岩下彰 委員
地域的には全ての地域にいっているけども、その中で抜けているところが500ほどあるんだというふうに理解しておったらいいですか。
◎
下水管理課長
そのとおりでございます。各町内に2軒とか3軒とかつないでいただいてない家が残っておるということでございます。
◆岩下彰 委員
ここから先はなかなか進まないと思うんだけども、努力していただくことをお願いしておきます。
以上です。
○
松山かつのり 主査
ほかにございませんでしょうか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
では、私から。
○よつや薫 副主査
では、主査の職務をお預かりいたします。
○
松山かつのり 主査
1点だけです。コロナウイルスについて。
今、詐欺事件が横行しているんですけども、要は、下水管とか配水管をきれいにしたいと言えば、菌が蔓延しているよといった、そういう詐欺事件が起こっているんですが、今、本市としての状況だけ確認したいんですけども。
◎
下水管理課長
そういうお話を大阪府のほうとかでも先ごろから聞いておりますけれども、直接私どものほうに苦情があったというのはございません。似たような、詐欺とは言いませんけれども、下水管が汚れているので清掃しますよというようなことでお宅にお邪魔して、ここが壊れてますねとか言いつつ修理費用、修理もさせるというようなことが多々ございまして、消費生活センターとかと調整しながら対応しているところでございますが、今回の新型コロナウイルスに関しましては、まだ情報としては入ってきておりません。
以上でございます。
○
松山かつのり 主査
そしたら、これから何かコロナウイルスに対して注意喚起するとか、何かそういったことを考えているのか、それをお聞きしたいんですけど。
◎
上下水道総括室長
今、コロナウイルスに便乗した詐欺、水道管にしろ下水道管にしろ、そういう事業者がそのような詐欺を働きかけているというような事案があるんですけれども、市としましては、今、コロナウイルス感染症に関する情報の周知を図るために、チラシを作成いたしまして、それで自治会を通じて地域住民の方への周知を図っております。そのチラシの中に詐欺に関する注意喚起の記事も載せておりますので、それで一定周知を図っているということと、あと、
上下水道局のホームページにも同様のことについて注意喚起の記事を載せております。あと、3月19日の市政ニュース臨時号にも同様の記事を掲載して、注意喚起を図るような取り組みを進めておりますので、このようなことを通じてそういった詐欺の防止を図っていきたいというふうに考えております。
以上でございます。
○
松山かつのり 主査
このようなことがないよう、よろしくお願いします。
以上です。
○よつや薫 副主査
主査の職務をお返しします。
○
松山かつのり 主査
ほかに御質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
なければ、質疑を打ち切ります。
なお、議案第158号のうち本分科会割り当て分に対する討論並びに採決は後刻一括して行います。
これより議案第158号を除く3件の討論に入ります。
各件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
採決は3回に分けて行います。
まず、議案第168号の採決を行います。
議案第168号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
異議なしと認めます。したがって、議案第168号は承認することに決まりました。
次に、議案第169号の採決を行います。
議案第169号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
異議なしと認めます。したがって、議案第169号は承認することに決まりました。
次に、議案第170号の採決を行います。
議案第170号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
異議なしと認めます。したがって、議案第170号は承認することに決まりました。
ここで説明員が交代します。
(説明員交代)
○
松山かつのり 主査
次に、議案第158号令和2年度西宮市
一般会計予算のうち本分科会割り当て分を議題とします。
本件に対する質疑は既に終了しております。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第158号のうち本分科会割り当て分は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
異議なしと認めます。したがって、議案第158号のうち本分科会割り当て分は承認することに決まりました。
ここで説明員が一部退席します。
(説明員一部退席)
○
松山かつのり 主査
次に、議案第162号令和2年度西宮市
公共用地買収事業特別会計予算を議題とします。
本件に対する質疑は既に終了しております。
これより討論に入ります。
本件に御意見はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
なければ、討論を打ち切ります。
これより採決に入ります。
議案第162号は、これを承認することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○
松山かつのり 主査
異議なしと認めます。したがって、議案第162号は承認することに決まりました。
以上で本分科会割り当て分の審査は全て終了しました。
この2日間のまとめですけども、全て承認ということになりました。
また、職員の皆様には、このコロナウイルスの大変な中、本当に御審議、また、答弁いただきまして、感謝申し上げます。
ここで当局の挨拶があります。
◎副市長
本分科会に付託されました議案第158号令和2年度西宮市
一般会計予算の件等につきまして、慎重審査の上、御協賛賜りまして、まことにありがとうございます。
審査の過程でいただきました御要望、御意見等につきましては十分留意し、今後の行政を円滑に執行してまいりたいと考えております。
なお、今後とも一層の御指導、御鞭撻賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。
○
松山かつのり 主査
これをもって
予算特別委員会建設分科会を閉会します。
なお、来る3月23日午前9時30分に本会議場において予算特別委員会全体会を再開します。
御協力ありがとうございました。
(午後1時35分閉会)...