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  1. 西宮市議会 2019-12-12
    令和 元年12月12日教育こども常任委員会−12月12日-01号


    取得元: 西宮市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-30
    令和 元年12月12日教育こども常任委員会−12月12日-01号令和 元年12月12日教育こども常任委員会                西宮市議会                  教育こども常任委員会記録               令和元年(2019年)12月12日(木)                 開 会  午前 10時00分                 閉 会  午後 2時59分                 場 所  4号委員会室 ■付託事件  (教育委員会)   議案第57号 西宮市学校施設使用料条例の一部を改正する条例制定の件   議案第58号 西宮市立郷土資料館条例の一部を改正する条例制定の件   議案第59号 西宮市立公民館条例の一部を改正する条例制定の件
      議案第60号 西宮市立山東自然の家条例の一部を改正する条例制定の件   議案第91号 令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)   議案第122号 工事請負契約変更の件(西宮養護学校校舎改築工事)   議案第123号 工事請負契約変更の件(春風小学校校舎改築工事)  (こども支援局)   議案第120号 工事請負契約締結の件(北夙川保育所新築工事)   議案第86号 保育所用地等の確保の促進のための固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定の件   議案第84号 西宮市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件   議案第85号 西宮市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件   議案第87号 西宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件   議案第106号 指定管理者指定の件(西宮市立瓦林留守家庭児童育成センターほか2施設)   議案第107号 指定管理者指定の件(西宮市立鳴尾北留守家庭児童育成センターほか1施設)   議案第108号 指定管理者指定の件(西宮市立高木留守家庭児童育成センターほか2施設)   議案第109号 指定管理者指定の件(西宮市立津門留守家庭児童育成センターほか1施設)   議案第110号 指定管理者指定の件(西宮市立用海留守家庭児童育成センターほか1施設)   議案第111号 指定管理者指定の件(西宮市立平木留守家庭児童育成センター)   議案第113号 指定管理者指定の件(西宮市立高木北地域子育て支援施設)   議案第112号 指定管理者指定の件(西宮市立塩瀬児童センターほか1施設)   議案第91号 令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)  (こども支援局・教育委員会)   議案第91号 令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号) ■所管事務調査  (こども支援局・教育委員会)   1 管外視察報告書・提言について ■出席委員   山 口 英 治 (委員長)   脇田 のりかず (副委員長)   菅 野 雅 一   田 中 あきよ   花 岡 ゆたか   ひぐち 光 冬   町 田 博 喜   吉 井 竜 二 ■欠席委員   な   し ■委員外議員等   な   し ■紹介議員   な   し ■傍聴議員   な   し ■説明員(西宮市議会委員会条例第19条による)   市長      石 井 登志郎  (こども支援局)   こども支援局長 時 井 一 成   子供支援総括室長           大 神 順 一   参事      安 福 聡 子   参事      池 田 敏 郎   子供支援総務課長           宮 本 由 加   保育施設整備課長           貴 志 健 太   子育て手当課長 山 崎   豊   青少年施策推進課長           牧 山 典 康   子育て支援部長 小 島   徹   育成センター課長           宮 後 賢 至   放課後施策推進課長           中 尾 篤 也   子供家庭支援課長           岡 田 良 一   子育て事業部長 伊 藤   隆   参事      田 中 玲 子   参事      奥 谷 和 久   保育所事業課長 西 村 聡 史   保育幼稚園支援課長           松 井 亮一郎   保育入所課長  秋 山 一 枝   こども未来部長 足 立   敏   参事      原 田 綾 女   診療事業課長  野 村 和 生   発達支援課長  森 山   毅   地域・学校支援課長           山 本 雅 之   子育て総合センター所長           海 部   康  (教育委員会)   教育長     重 松 司 郎   教育次長    坂 田 和 隆   参与      八 橋   徹   教育総括室長  村 尾 政 義   教育総務課長  薩 美 征 夫   教育企画課長  吉 田 巌一郎   教育人事課長  澤 田 幸 夫   教育職員課長  北 井   良   学校管理課長  山 下 博 之   学校施設計画課長           柏 木 弘 至   社会教育部長  上 田   幹   参事      野 田 昭 治   社会教育課長  中 島 貴 子
      放課後事業課長 中 尾 篤 也   育成センター推進課長           宮 後 賢 至   文化財課長   合 田 茂 伸   人権教育推進課長           井 上 明 憲   地域学習推進課長           石 井 紀 子   中央図書館長  北   裕 幸   北口図書館長  中 西 しのぶ   青少年育成課長 牧 山 典 康   教育次長    大 和 一 哉   学事・学校改革部長           津 田 哲 司   学事課長    竹 村 一 貴   学校改革調整課長           河 内   真   学校改革推進課長           奥 谷 和 久   学校教育部長  佐々木   理   参事      谷 口 麻 衣   学校教育課長  木 戸 みどり   学校保健安全課長           中 前 洋 一   学校給食課長  因 幡 成 人   特別支援教育課長           原 田 綾 女   教育支援課長  山 本 雅 之   教育研修課長  岩 本 康 裕  (政策局)   政策経営課長  堂 村 武 史  (総務局)   契約課長    岡   宏 昭   資産税課長   大 石 浩 二  (土木局)   営繕課長    伊 東 日出志   学校施設保全課長           平 野 正 彦           (午前10時開会) ○山口英治 委員長   ただいまから教育こども常任委員会を開会いたします。  本日は、花岡委員から他の委員会での請願審査のため遅参、吉井委員から所用のため遅参、以上のとおり届け出を受けております。  この際、お諮りします。  本委員会の審査日程及び順序につきましては、タブレットに配信のとおりとしたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  なお、審査日程に記載のとおり、所管事務調査の件として、管外視察報告書・提言について協議を行う予定としておりますので、御承知おきください。  ここで審査に入ります前に委員の皆様に申し上げます。  各委員の質疑におかれては、簡明で議題の範囲を超えない発言になるように、また、意見は討論等で述べるように心がけてください。  なお、発言が明白な錯誤、著しい趣旨不明瞭、不適切、既に答弁された内容のみの繰り返しと判断した場合は、委員長において議事整理を行う場合もございますので、御承知おきください。  また、御自身の質疑が終了した後も関連質問は認められております。関連質問を行う場合は、その旨を宣言し、内容もこれに基づくよう心がけてください。  市長が来られましたので、ここで市長の御挨拶があります。 ◎市長   おはようございます。途中で失礼いたします。  第3回定例会教育こども委員会の開会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。  委員の皆様におかれましては、本会議に引き続き常任委員会の開催を賜りまして、まことにありがとうございます。  当常任委員会に付託されております諸議案につきまして、何とぞ慎重御審査の上、御承認賜りますようお願い申し上げまして、御挨拶とさせていただきます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○山口英治 委員長   次に、当局に一言申し上げます。  委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  これより審査日程に従い審査に入ります。  まず、議案第57号西宮市学校施設使用料条例の一部を改正する条例制定の件、議案第58号西宮市立郷土資料館条例の一部を改正する条例制定の件、議案第59号西宮市立公民館条例の一部を改正する条例制定の件、議案第60号西宮市立山東自然の家条例の一部を改正する条例制定の件、以上4件を一括して議題とします。  各件につきましては、9月定例会で本委員会に付託されましたが、委員会として閉会中の継続審査とすることとなり、去る11月21日開催の本委員会で閉会中の審査を行いました。  皆様御承知のとおり、去る11月29日開催の本会議において議案の訂正が承認されておりますので、本日は、施行日の訂正について改めて当局より説明を受けた後、質疑、討論及び採決を行います。  それでは、当局の説明を求めます。 ◎教育総務課長   教育委員会が所管する継続審査中の議案につきまして、お配りしました資料をもとに訂正内容を御説明いたします。  資料に記載のとおり、議案第57号西宮市学校施設使用料条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、施行日を令和2年7月1日から令和2年10月1日に、議案第59号西宮市立公民館条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、施行日を令和2年6月1日から令和2年9月1日に、議案第60号西宮市立山東自然の家条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、施行日を令和2年4月1日から令和2年7月1日にそれぞれ訂正しております。  これは、条例改正後の市民に対する周知期間を一定確保する必要があるため、施行日を3カ月延伸するものでございます。  なお、議案第58号の西宮市立郷土資料館条例の一部を改正する条例制定の件につきましては、名塩和紙学習館の使用料が改定後は無料となるため、当初提案のまま令和2年4月1日に施行することとし、訂正はございません。  説明は以上です。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  各件に御質疑はありませんか。 ◆菅野雅一 委員   4点について一問一答でお願いします。1点目、運営費について。2点目、公民館におけるWi−Fi環境の整備について。3点目、利用者の声について。4点目、稼働率向上や利用者増への努力について。  それでは、1点目から質問します。  運営費について。使用料がなくなる議案第58号を除く第57号、第59号、第60号の各公共施設について、今回の改定で使用料収入がふえれば運営費の増加に反映できるのでしょうか。単に使用料を改定するだけでなく、改定にあわせて改定に見合うだけのサービス内容の向上を図り、利用者に喜ばれるような付加価値の増大を図る工夫をすべきだと考えますが、市の認識をお聞かせください。 ◎政策経営課長   このたびの施設使用料の改定につきましては、使用料の算定方法の統一化などを目的として行うものでございます。使用料の増収を主目的としたものではございません。  しかしながら、改定の結果、増収となった場合は、使用料収入の状況も勘案しながら、その一部を施設や備品等の適切、良好な維持などを目的に、必要に応じて維持管理費の一部に充てることも検討していきたいと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   御答弁の中でありましたその一部を充てるということですが、その一部とは全体のどの程度の割合を維持管理費に充てる方針ですか。 ◎政策経営課長   使用料改定に係る増収分を維持管理費に充てる割合につきましては、増収の状況や、施設や備品等の維持管理に必要な額など個別の実情に応じて、予算全体の調整の中で適切に判断していきたいと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   その一部以外にはどのようなものに充てるお考えですか。予算全体の中で増収分をどう調整するのですか。利用者に負担増を求めて得られたものを予算全体の中で調整する必要があるのですか。利用者の負担増は全て施設に還元するようにして何か問題が生じるのでしょうか。お答えください。 ◎政策経営課長   今回の使用料の改定につきましては、受益者の方に一定維持管理費についての負担をいただくという点で維持管理費に充てるものとは考えております。ただ、御指摘いただきましたように、特に予算の増配分として検討しておりますのは、予算全体の調整の中で調整を図っていきたいというふうに考えておる次第でございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   2点目の質問に移ります。公民館におけるWi−Fi環境の整備について質問します。
     大半の公民館においてはWi−Fi環境が未整備の状況で、パソコンやタブレット端末などを使うIT関係の活動を行うには不便な状況にあり、多くの利用者が公民館のWi−Fi環境の整備を求めています。使用料の改定で利用者に負担増を求めるのであれば、利用者の利便性向上のために公民館のWi−Fi環境の整備を進めるべきだと考えますが、市の認識を聞かせてください。 ◎地域学習推進課長   公民館ではこれまでコストの削減や財源確保に努めてまいりましたが、厳しい予算の中で学習施設として必要な設備や備品の更新・整備が進んでおりません。  公民館といたしましては、使用料改定に係る増収は年間約2,000万円、条例施行日の関係で令和2年度は約1,500万円と見込んでおります。この財源の一部を充て、緊急性の高いものから優先的に更新等を検討したいと考えております。  今後、更新等を行う設備や備品としましては、利用者に大きな負担をかけております重い折り畳み式の椅子や長机の、より軽く移動が容易なスタッキングチェアとキャスターつきの長机への入れかえが喫緊の課題であると考えております。そのほかに、使用に伴う部屋の壁の傷や穴の補修や、老朽化の著しいピアノ、音響・放送設備、デジタルテレビなど更新を検討する必要がございます。  Wi−Fi環境の整備につきましては、市としての整備方針が策定されておらず、公民館としては、今申し上げた机、椅子等の整備が喫緊の課題と考えております。今、新たにWi−Fiの環境を整備するという考えは持っておりません。  しかしながら、現在、公民館では、主に情報関連学習のための学習環境の整備を目的に携帯型無線ルーターを利用者に無償で貸し出すサービスを行っております。そのサービスの運用上、Wi−Fi環境を必要とする学習活動に支障のないよう努めてまいりたいと思います。 ◆菅野雅一 委員   公民館にWi−Fi環境を整備する場合、どの程度の費用が必要と想定されていますでしょうか。 ◎地域学習推進課長   Wi−Fi環境の整備につきましては、公民館にWi−Fiスポットを整備するのか、携帯型無線ルーターにするのか等の違いですとか、例えばWi−Fiスポットとして整備するとすれば、通信方法の違いや使用可能とする部屋の数など条件によって費用が違ってまいりますので、具体的な金額を申し上げることはできません。  現状といたしまして、公民館で貸し出しを行っております携帯型無線ルーターは8台ありまして、1台年間5万7,500円の費用がかかっております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   次の3点目の質問、利用者の声について伺います。  議案第57号、議案第58号、第59号、第60号の各公共施設について、今回の改定後、改定内容や負担感などについて利用者の声を聞くべきだと考えますが、市の認識を聞かせてください。 ◎政策経営課長   このたびの使用料の改定に当たりましては、改定の1年後に稼働率等の効果検証を行うこととしており、利用者に対するアンケートの実施も有効な手段と考えております。アンケートの実施や内容等につきましては今後検討してまいります。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   4点目の質問に移ります。稼働率向上や利用者増への努力について伺います。  議案第57号、第58号、第59号、第60号の各公共施設について、現状の稼働率や利用者数をどのように認識し、稼働率向上や利用者増に向けてどのような努力や工夫をしていくお考えですか。お聞かせください。 ◎学校管理課長   西宮東高校ホールについてお答えをします。  西宮東高校ホールの稼働率は、平成30年度では69.7%で、近年は同程度での推移をしております。東高校ホールは学校施設であることから営利的な活動等は制限しておりますが、一定の稼働率があると考えております。  稼働率向上に向けては、現在、芸術文化活動など文化振興財団による自主事業というのを実施をしているところですが、今後も学校教育に支障のない範囲で稼働率向上に向けて検討していきたいと考えております。  以上です。 ◎文化財課長   郷土資料館分館名塩和紙学習館についてお答えします。  名塩和紙学習館の実習室について、現在のところ、実習利用は市内小学校の団体利用が大部分を占めています。和紙実習を通した重要無形文化財名塩雁皮紙の愛護意識の涵養を図るため、平日の児童生徒の学校授業での利用をさらに呼びかけるとともに、土曜日、日曜日等に実施する各種紙すき講座の開発に努めまして市民等の利用拡大を促し、広く生涯学習の振興に資するよう努めてまいります。  以上でございます。 ◎地域学習推進課長   公民館についてお答えいたします。  公民館の稼働率は、平成30年度は37.9%でした。平成28年9月より1日の使用区分を3区分から8区分に細分化しましたことで、必要な時間帯のみ利用されるようになり、稼働率におよそマイナス7%の影響が出ておりますが、使用件数は増加しております。  稼働率の向上に向けましては、使用基準の緩和を行い、企業及び営利団体の利用に道を開いたり個人の登録を可能としたりと、稼働率の向上に努めているところです。  また、利用の少ない部屋・区分の有効活用と、市民の生涯学習に寄与することを目的に、民間企業や非営利法人、個人等に企画を募集し、年間を通して複数回の使用を許可する公民館活用促進プロジェクトを実施しております。  今後も公民館の利用や事業についての広報に努めるとともに、稼働率の向上に向けて取り組みを進めてまいります。  以上です。 ◎青少年育成課長併任青少年施策推進課長   山東自然の家についてお答えいたします。  山東自然の家では、冬季の利用者増が課題と考えております。冬場は野外活動に適さない時期であり、降雪の影響なども重なって、西宮市からの利用者が少なくなる状況でございます。現在も鍋料理などの冬限定の食事メニューを提供し、近隣の地域団体の利用を促進する方法をとっておりますが、今後はそれに加えて、地元企業に研修や懇親の場として活用してもらえるよう、宣伝広報の工夫を指定管理者と検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   以上です。ありがとうございました。 ◆ひぐち光冬 委員   1点だけ確認させてください。  追加資料で「現行・改定後の使用料及び「算定基礎×受益者負担割合(25%)」で計算した場合の使用料」というのを出していただいたのですけれども、このことについてお聞きしたいと思います。  これは中央公民館を例にして出していただいたのですが、つまり、指針で示された受益者負担率マックスの負担をした場合、使用料は最終的に幾らになるのかという表なんですが、中央公民館の講堂で見ると、現行では、使用料と冷暖房を足した840円、指針に従って算定基礎掛ける25%の受益者負担割合で使用料を計算すると1,231円になるということなんですが、大体400円ほど上がることになってしまうのですが、これは最終的には3年ごとの見直しでここまで上げるということで考えておいてよろしいでしょうか。 ◎政策経営課長   今回の使用料の改定につきましては、空調費も含まれているというようなこともあり、今回お示しした資料からは、御指摘のような内容にはなっておりますが、実際には平成30年度以降の3年間の維持管理コストや稼働率が算定基礎となるため、施設使用料指針のうち「経費削減に向けた取り組み」に記載のとおり、適正な人員配置や業務の効率化、見直しによる経費削減や稼働率向上を図り、利用者の負担抑制に努める必要があるというふうに認識しております。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  つまり、最高ではこの金額になるけれども、できるだけ抑制するように頑張るというような意味で理解してよろしいでしょうか。 ◎政策経営課長   今回の使用料の改定は、平成27・28・29年度の維持管理コストに基づいて算出しているものでございますが、次回改定ということになりますと、平成30年度、令和元年度・2年度の維持管理コストが算定基礎になってくるかと思います。その中で経費削減に向けた取り組みをすることで結果的に利用者の方の負担抑制につながるという意味で、今後、稼働率の向上でありますとか維持管理コストの節減に取り組む必要があるというふうに認識していると申し上げましたところでございます。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  コストが下がればこの使用料も下がるし、万が一上がればこれ以上上がる可能性もなきにしもあらずということかなと思います。わかりました。済みません。ありがとうございます。以上です。 ◆田中あきよ 委員   2点質問させていただきます。一問一答でお願いいたします。1点目は、追加資料の表記についてと、2点目が、各施設の統一した周知についてになります。  1点目の今ひぐち委員からも上がりました参考資料の2の「現行・改定後の使用料及び「算定基礎×受益者負担割合(25%)」で計算した場合の使用料」の一覧の表から1点質問なんですけれども、まず、現行の使用料がAで、冷暖房費は別になっておりまして、改定後の新使用料は冷暖房使用料込みとあります。算定式ではAの数字を使っていることから、冷暖房使用料込みではなく、使用料を徴収しないという方向なのか、この表記のように冷暖房使用料込みとなりますとちょっと式が違ってくるかと思いますので、表に出ない資料かもしれないですが、各施設の職員の方ですとか全体的にこの表から来る認識といたしまして、改定後の使用料が冷暖房使用料込みになるのか、それともそこは徴収しないという方向になるのか、どちらになるのか説明をお願いいたします。 ◎政策経営課長   今回の使用料改定におきましては、算定基礎となる維持管理コストの中に光熱水費も含まれておりますことから、冷暖房費につきましては別途徴収しないという方向で整理をしております。  以上でございます。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  込みということではなくて、取らないという方向で認識いたしましたので、そのような周知をお願いしたいと思います。  続いて、各施設の統一した周知についてですが、この議案が継続審査になりましたときにも要望しておりました、各施設の職員の方から、利用者の方への今回のこの使用料改定について統一した説明方法、周知が必要と考えますが、今どのような準備をされているか、詳しく御説明をお願いいたします。 ◎政策経営課長   使用料を改定した後の周知でございますが、これにつきましては、当然、施設使用料指針ができたことで施設使用料指針の趣旨でありますとか、あと改定後の使用料のことでありますとか、そういったことについて市民の方にわかりやすい形で説明するように今現在整理をしているところでございます。各施設統一してできるように整理をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。各施設によって説明が違うということにならないような方向で準備をお願いしたいと思います。  以上です。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  各件に御意見はありませんか。 ◆ひぐち光冬 委員   日本共産党議員団は、この議案に対して反対いたします。  理由は本会議で詳しく述べたいと思います。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   会派・ぜんしんは、議案第57号、第58号、第59号、第60号について賛成します。  賛成理由は本会議で述べます。  以上です。 ○脇田のりかず 副委員長   維新の会西宮市議団は、議案第57号、議案第58号、議案第59号、議案第60号に賛成いたします。  9月定例会のときに継続審査という形をさせていただきましたけれども、市民への周知、これをしっかりと書面等も使ってこれからしていくという形で準備をしていただいているということ、かつ、施行日までにも一定の期間があるということから周知の期間もある程度確保できたという見解から、この議案第57号から議案第60号に関して賛成いたします。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   無所属の田中あきよも、この議案第57号、議案第58号、議案第59号、議案第60号について賛成をいたします。  前回、継続審査になりましたときに要望しておりました市民への周知の方法、各施設の職員の方の統一した説明方法も今回さらに詳しく準備をしていただいておりますので、これを徹底していただけるということで賛成いたします。  以上です。 ○山口英治 委員長 
     ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  採決は4回に分けて行います。  まず、議案第57号の採決を行います。  議案第57号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○山口英治 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第57号は承認することに決まりました。  次に、議案第58号の採決を行います。  議案第58号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○山口英治 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第58号は承認することに決まりました。  次に、議案第59号の採決を行います。  議案第59号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○山口英治 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第59号は承認することに決まりました。  次に、議案第60号の採決を行います。  議案第60号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○山口英治 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第60号は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代します。    (説明員交代) ○山口英治 委員長   次に、議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会所管科目教育委員会分を議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎教育企画課長   議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)のうち教育委員会所管分につきまして、事項別明細書により歳出から御説明いたします。  白い冊子、令和元年度西宮市一般・特別会計補正予算の104・105ページをお開きください。  款50教育費、項05教育総務費、目10事務局費は、補正額1,096万2,000円の増額です。  右説明欄の職員の給与費は、退職者数の増加に伴う退職手当などの職員手当等の増額と、現員現給に伴う給料などの減額との差し引きによるものです。当初予算比で9名減となっております。  学校改革事務経費は、臨時職員の賃金や共済費の不用額などを減額するものです。  学校情報化推進事業経費は、校務用ノートパソコンなど情報機器等借上料の執行残額を減額するものです。  学籍等事務経費は、消耗品費の執行残額を減額するものです。  施設管理関係事務経費は、旧高須東小学校跡地における有償での用途転用時期が確定したことに伴い、補助金返還金の不用額などを減額するものです。  学校跡施設管理事業経費は、休園となった名塩幼稚園の土地借上料の不用額などを減額するものです。  次の106・107ページ、人事関係事務経費は、休職者数の増加に伴う臨時職員の賃金の増額と、保険料率の確定による共済費の不用額などの減額との差し引きによるものです。  一般事務経費は、学校プロモーション事業の見直しに伴い、委託料の不用額などを減額するものです。  次の目15教育振興費は、補正額1,108万2,000円の減額で、右説明欄の奨学事業経費は、交付対象者見込み数の減少に伴い、給付奨学金の不用額を減額するものです。  学習研修等奨励事業経費は、中学生米国生活体験派遣に係る補助金の不用額などを減額するものです。  次の目20教育指導費のうち教育委員会所管分は、補正額818万6,000円の減額です。  右説明欄の国際教育事業経費は、外国人児童生徒の転入の増加に伴い、生活学習相談員の報償費を増額することなどによるものです。  基礎学力向上事業経費は、放課後学習指導員謝金の増額と、学校図書館指導員賃金の不用額の減額との差し引きによるものです。  次の108・109ページ、特別支援教育事業経費は、保育支援員など臨時職員の賃金や、医療的ケア支援事業委託料の不用額を減額するものです。  学校人権教育事業経費は、県の委託事業である道徳教育実践研究事業について、本年度は採択されなかったことに伴い、不用額を減額するものです。  次の目30総合教育センター費は、補正額308万1,000円の減額です。  右説明欄の研究・研修事業経費は、学力調査に係る委託料の執行残額などを減額するものです。  総合教育センター維持管理事業経費は、清掃業務など施設管理に係る委託料の執行残額を減額するものです。  次の項10小学校費、目05学校管理費は、補正額905万5,000円の減額です。  右説明欄の職員の給与費は、現員現給に伴い、給料などを増額するものです。当初予算比で6名増となっております。  小学校管理運営事務経費は、テレビの借り上げ料や学校備品費の執行残額などを減額するものです。  次の110・111ページ、小学校維持管理事業経費は、上半期の実績を踏まえ、電気や水道及び下水道の使用料の不用額などを減額するものです。  小学校教室不足対策事業経費は、仮設校舎借上料などの不用額を減額するものです。  次の目10教育振興費は、補正額1,951万6,000円の減額で、右説明欄の小学校就学奨励助成事業経費は、認定者見込み数の減少に伴い、就学奨励金を減額するものです。  次の目15学校整備費は、補正額4億5,943万8,000円の減額です。  右説明欄の春風小学校教育環境整備事業費は、国庫支出金を充当するため、令和2年度に実施予定の工事を前倒しすることなどに伴い、改築等工事費を増額するものです。  香櫨園小学校教育環境整備事業費は、電波障害対策等負担金の不用額などを減額するものです。  小学校施設整備事業費は、令和元年度実施予定であったサッシ改修工事、外壁改修工事などについて、平成30年度補助事業として補助金の交付決定を受け、事業費を前倒しで計上したことなどに伴い、不用額を減額するものです。  次の項15中学校費、目05学校管理費は、補正額5,445万7,000円の減額です。  右説明欄の職員の給与費は、現員現給に伴い、給料などを減額するものです。当初予算比で4名減となっております。  中学校管理運営事務経費は、コピー機借り上げ料の不用額などを減額するものです。  次の112・113ページ、中学校維持管理事業経費は、上半期の実績を踏まえ、電気使用料の不用額などを減額するものです。  中学校教室不足対策事業経費は、仮設校舎借上料の不用額を減額するものです。  次の目10教育振興費は、補正額1,885万円の減額です。  右説明欄の中学校学習指導推進事業経費は、部活動指導員の報酬などの不用額を減額するものです。  中学校就学奨励助成事業経費は、認定者見込み数の減少に伴い、就学奨励金の不用額を減額するものです。  トライやる・ウィーク推進事業経費は、学級数の減少に伴い、委託料の不用額を減額するものです。  次の目15学校整備費は、補正額1億9,361万4,000円の減額です。  右説明欄の瓦木中学校教育環境整備事業費は、調査等委託料の不用額などを減額するものです。  中学校施設整備事業費は、令和元年度実施予定であった外壁改修工事について、平成30年度補助事業として補助金の交付決定を受け、事業費を前倒しで計上したことなどに伴い、不用額を減額するものです。  次の項20特別支援学校費、目05学校管理費は、補正額115万円の増額です。  右説明欄の職員の給与費は、現員現給に伴い、給料などを増額するものです。  次の114・115ページ、特別支援学校維持管理事業経費は、常駐警備など施設管理に係る委託料の執行残額を減額するものです。  特別支援学校教室不足対策事業経費は、仮設校舎借上料の不用額を減額するものです。  次の目10教育振興費は、補正額1,134万3,000円の減額で、右説明欄の特別支援教育事業経費は、通学困難な児童生徒のための通学タクシー借り上げ料の不用額を減額するものです。  次の目15学校整備費は、補正額9,747万7,000円の減額で、右説明欄の西宮養護学校校舎等改築事業費は、工事請負費の不用額などを減額するものです。  次の項25高等学校費、目05学校管理費は、補正額4,347万9,000円の増額です。  右説明欄の職員の給与費は、現員現給に伴い、職員手当等などを増額するものです。当初予算比で5名増となっております。  高等学校管理運営事務経費は、コピー機借り上げ料の執行残額などを減額するものです。  次の116・117ページ、高等学校維持管理事業経費は、便所清掃業務など施設管理に係る委託料などの執行残額を減額するものです。  次の目15教育振興費は、補正額11万円の減額で、右説明欄の高等学校学習指導推進事業経費は、学力検査問題作成に係る負担金などの増額と海外語学研修に係る旅費の不用額の減額との差し引きによるものです。  次の項30幼稚園費、目05幼稚園費は、補正額2,655万1,000円の減額です。  右説明欄の職員の給与費は、現員現給に伴い、給料などを減額するものです。  入園関係事業経費は、対象者の増加に伴う、ひょうご保育料軽減補助金の増額と、おむすび広場の実施回数の減少に伴う報償費の不用額の減額との差し引きなどによるものです。  幼稚園維持管理事業経費は、植栽管理業務など施設管理に係る委託料の執行残額を減額するものです。  次の目10幼稚園整備費は、補正額205万8,000円の減額で、右説明欄の幼稚園施設整備事業費は、施設整備改修工事費などの執行残額を減額するものです。  次の118・119ページ、項35社会教育費、目05社会教育総務費は、補正額1,979万円の増額です。  右説明欄の職員の給与費は、現員現給に伴い、給料などを増額するものです。当初予算比で3名増となっております。  学校・家庭・地域の連携協力推進事業経費は、嘱託員報酬などの不用額を減額するものです。  子供の居場所づくり事業経費は、令和2年度の放課後キッズルーム実施校の拡充に伴う消耗品費及び施設補修工事の増額と、事業費の精査による経費の減額との差し引きによるものです。  なお、後ほど御説明いたしますが、令和2年度の子供の居場所づくり事業は債務負担行為補正を計上しております。  社会教育委員関係事務経費は、社会教育委員に係る報酬などの不用額を減額するものです。  郷土資料館維持管理事業経費は、郷土資料館が所在する教育文化センターの常駐警備業務など施設管理に係る委託料の執行残額を減額するものです。  次の目15公民館費は、補正額4,637万3,000円の減額です。  右説明欄の公民館管理運営事業経費は、推進委員会講座に係る講師謝金などの不用額を減額するものです。
     次の120・121ページ、公民館維持管理事業経費は、公民館の管理業務など施設管理に係る委託料の執行残額を減額するものです。  公民館改修事業費は、公民館改修工事費の不用額などを減額するものです。  次の目22図書館費は、補正額492万7,000円の減額です。  右説明欄の図書館維持管理事業経費は、常駐警備業務など施設管理に係る委託料などの執行残額を減額するものです。  図書館改修事業費は、施設整備改修工事費の不用額などを減額するものです。  次の目25青少年教育施設費は、補正額18万8,000円の減額で、右説明欄の山東自然の家改修事業費は、施設用備品費の不用額を減額するものです。  次の項40保健体育費、目05保健体育総務費は、補正額23万5,000円の減額で、右説明欄の学校体育推進事業経費は、各種大会看護師派遣委託料の不用額を減額するものです。  次の目10給食費は、補正額4,260万円の増額です。  右説明欄の給食管理運営事業経費は、平成30年度の給食費に係る収支差額などの学校給食費基金への積み立てに伴う増額と学校給食運搬委託料の執行残額などの不用額の減額との差し引きによるものです。  給食物資購入事業経費は、給食数の増加に伴い、食糧費を増額するものです。  次の122・123ページ、職員の給与費は、現員現給に伴う給料の減額や職員手当等の増額、上半期の実績を踏まえた嘱託調理員の報酬の減額などの差し引きによるものです。一般職員は当初予算比で1名増となっております。  給食施設設備整備事業費は、給食施設整備工事費の執行残額などを減額するものです。  次の目15学校保健費は、補正額374万3,000円の減額です。  右説明欄の学校健康診断事業経費は、各種検診等委託料などの不用額を減額するものです。  学校保健管理事業経費は、AED借上料の執行残額などを減額するものです。  引き続き、債務負担行為補正について御説明いたします。  前に戻りまして、6ページをお開きください。  表の下から3段目、学校用マイクロソフト包括ライセンス賃借料ですが、これは、校務用ノートパソコン等の借り上げに伴い、ライセンス賃借料について契約を締結するものです。限度額は1億1,849万6,000円で、期間は令和2年度から7年度です。  次の小学校デジタル教科書コンテンツ賃借料ですが、これは、小学校指導者用デジタル教科書コンテンツの借り上げについて契約を締結するものです。限度額は6,695万2,000円で、期間は令和2年度から5年度です。  次のあすなろ学級なるおきた機械警備業務ですが、これは、本年10月より開設しております、あすなろ学級なるおきたの機械警備について委託業務契約を締結するものです。限度額は85万2,000円で、期間は令和2年度から6年度です。  次の7ページ、学校施設整備事業ですが、これは、令和2年度の児童生徒、園児の状況に応じて必要となります学級増等に伴う改修工事や、上ケ原小学校のプール改修工事について工事請負契約を締結するものです。限度額は5,726万円で、期間は令和2年度です。  次の学校施設改修事業ですが、これは、甲東小学校の大規模改修及び高木小学校の長寿命化改修について工事請負契約を締結するものです。限度額は10億2,924万8,000円で、期間は令和2年度から3年度です。  次の学校体育館環境改善事業ですが、これは、中学校の体育館空調整備について設計委託業務契約を締結するものです。限度額は2,991万6,000円で、期間は令和2年度です。  次の子供の居場所づくり事業ですが、これは、放課後キッズルーム事業運営について委託業務契約を締結するものです。限度額は7,800万円で、期間は令和2年度です。  次の西宮養護学校通学バス運行業務ですが、これは、人件費やガソリン代などの増額に伴い、通学バス運行業務に係る委託料の限度額を1億7,349万4,000円から2億669万円に変更するものです。  歳出は以上です。  引き続き、歳入について御説明いたします。12・13ページをお開きください。  上の段になります。款45国庫支出金、項05国庫負担金、目50教育費国庫負担金は、補正額524万8,000円の増額で、右説明欄の春風小学校教育環境整備事業費は、春風小学校の校舎増改築工事に対する国庫負担金の交付決定が追加であったものです。  同ページ一番下の段、項10国庫補助金、目50教育費国庫補助金は、補正額7,890万円の減額です。  右説明欄の節10小学校費補助金及び次の14・15ページにわたりますが、節15中学校費補助金の学校施設環境改善交付金は、令和元年度実施予定であった小・中学校の外壁改修工事や小学校のトイレ改修工事、サッシ改修工事について、前倒しで予算計上し、平成30年度中に交付決定を受けたことなどにより、減額するものです。  節20特別支援学校費補助金の学校施設環境改善交付金は、西宮養護学校の増改築工事に対する交付決定を受け、増額するものです。  節35社会教育費補助金の学校・家庭・地域連携協力推進事業費は、交付決定額の減額に伴い、減額するものです。  次の16・17ページ、上の段、款50県支出金、項10県補助金、目50教育費県補助金は、補正額1,719万2,000円の増額です。  右説明欄の節05教育総務費補助金のひょうご保育料軽減事業費は、対象者の増加に伴い増額するものです。  ひょうご地域創生交付金(学校改革調整課)は、西宮浜小中一貫教育推進事業に対する交付決定を受け、増額するものです。  ひょうご地域創生交付金(学校保健安全課)は、あすなろ学級なるおきたの整備事業に対する交付決定を受け、増額するものです。  節15中学校費補助金の「トライやる・ウィーク」推進事業費は、学級数の減少に伴い、減額するものです。  節25社会教育費補助金の学校・家庭・地域の連携協力推進事業費は、事業費の確定に伴い、減額するものです。  同ページ中ほどの段、項15県委託金、目50教育費県委託金は、補正額62万3,000円の減額です。  右説明欄の道徳教育推進拠点校事業費は、県委託事業の不採択に伴い、減額するものです。  放課後補充学習等推進事業費は、委託金決定に伴い、増額するものです。  小学校英語教育支援充実事業費は、委託金決定に伴い、減額するものです。  同ページ一番下の段、款、項とも繰入金、目05基金繰入金のうち教育委員会所管分は、補正額61万3,000円の減額です。  次の18・19ページ、右説明欄の教育振興基金繰入金は、中学生米国生活体験派遣補助金などの歳出の減に伴い、減額するものです。  同ページ下の段、款75諸収入、項、目ともに雑入のうち教育委員会所管分は、補正額2,322万9,000円の増額です。  次の20・21ページ、右説明欄の節43学校給食費負担金収入の小学校給食費負担金収入、その他給食費負担金収入は、ともに給食数の増加に伴い、増額するものです。  節90雑入の嘱託員・臨時職員等雇用保険料本人負担金は、保険料の算定基礎である嘱託員報酬などの減額の見込みに伴い減額するものです。  実習生受入収入(学校給食課)は、実習生の人数確定に伴い、減額するものです。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆町田博喜 委員   1点だけ、債務負担行為の分で一問一答で質問させていただきます。  学校体育館環境改善事業ですけども、これは11月21日に所管事務報告を受けました。そのときに電気やなしにガスでやると。中学校の体育館にガス式のやつをつけるとお伺いしたんですけれども、そのときにイニシャルコストとランニングコスト、どれぐらいの差があるんですかということをお伺いしたと思うんですけども、今、日がたちましたので、わかりましたらちょっと御説明いただきたいなというふうに思うものであります。 ◎学校管理課長   令和2年度に中学校に設置する予定のGHPでの体育館空調ですが、まずガス式――GHPになりますと、工事費が約6億円となります。電気式での設置になりますと約10億円ということになります。こちらが設置費用――イニシャルコストでして、あとランニングコストについては、光熱費及び点検等の保守委託費用を含めまして、ガス式のGHPの場合は約1,780万円、電気式――EHPですと約1,940万円ということになります。  以上です。 ◆町田博喜 委員   わかりました。イニシャルコストで大体4億円の差があると。ランニングコストでも160万円ぐらいの差がある、こういうことですね。  教室も今全部エアコンがついていると思うんですけども、これは電気なんですか、ガスなんですか。お願いします。 ◎学校管理課長   これはガス式のほうで整備をしております。  以上です。 ◆町田博喜 委員   わかりました。  ちょっと気になるのは、阪神・淡路大震災を経験しましたら、電気の復旧とガスの復旧の時間的な早さから考えましたら、やっぱり電気のほうが早かったなというのが印象に残っているんですよ。教室が一応ガス式であると。次につける体育館もガス式であると。避難所になる場合、暑いときもあれば寒いときもあるということなので、電気が供給できなくてもガスがある、ガスが供給できなくても電気がある、こういう形のほうが避難所としてはいいんじゃないかなというような気がします。  今後、小学校の体育館にエアコンをつけていくようなことがあると――計画されるとは思うんですけども、そのときは避難所として考えた場合、どちらかを選べるように次のときに検討していただきたいなと、このように思いますので、意見として申し添えておきます。  以上です。 ◆ひぐち光冬 委員   1点だけ、給食管理運営事業経費のことについてお伺いします。  前年度、学校給食費の収支差額による基金積立金の増額補正等ということで約5,905万円ということで、これはちょっと額が大きいなと思って事前に確認させてもらったんですけども、学校給食費の収支状況ですね、平成30年度で大体5,100万円ほどのプラスになっていたということですが、今の給食費、1食、小学校250円で、中学校が297円の給食費になっているということで、平成27年度からの分でいいので、給食費の収支状況の推移を教えてください。よろしくお願いします。 ◎学校給食課長   平成27年度の収支差額が、約1,900万円の収入のほうが増ということになっておりまして、28年度につきましては2,300万円支出のほうが上回っております。29年度につきましては約3,400万円収入のほうが上回っておりまして、30年度につきましては約5,100万円収入のほうが上回っております。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  28年度だけマイナスになっていて、あとはプラスということで、結構余っているなという印象なんですけども、正直これだけ余っているなら給食費も少し下げるということも考えていってもいいのではないかと思うのですが、教育委員会の見解をお聞かせいただけたらと思います。 ◎学校給食課長   給食費はおおむね3年ごとの見直しを基本としていますことから、気象等により食材の価格に影響が出た際、すぐに給食費を改定することのないよう基金を管理する必要がございます。29年度、30年度と結果的に給食費収入が支出を上回っておりますが、今後は、消費税が10%になったこともありまして、人件費が影響する加工食品の値上げなども予想されることから、現状の額はいただいておく必要があると考えております。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   わかりました。ありがとうございます。  30年度は約5,100万円のプラスだったということですけども、これが何年間かまた続くことになれば、そのときは改めて考えるということでよろしいでしょうか。 ◎学校給食課長   基本的に基金のほうがふえていくということは、例えば献立の工夫とかで栄養価等、児童・生徒の好みとかも考えまして、可能な範囲で献立の工夫をしていくということがまず一番のしていくところかなというふうには思いますけど、ただ、このまま基金がずっとふえていくようであれば、給食費の改定についても一定考える必要があるとは考えております。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   わかりました。ありがとうございます。 ◆田中あきよ 委員   今ひぐち委員から出ました給食の件について私からも質問をさせていただきます。  先ほど増額で、マイナスにはなっていないということがわかったんですけれども、保護者の方の声ですが、現場の声としまして、学校に行けない子たちで給食を食べないとなったときに、1週間ごとにとめられるというふうに以前お伺いしていました。一旦とめたときに、たまたまきょうは学校に行けそうというときは、その日だけというのは以前は対応してもらえたそうなんですが、今はその対応ができないので、例えばお弁当を持っていくですとか、お弁当は無理だからじゃあやっぱり行かないとか、そういう現状があるということ、さらに、とめた後に再開をするのに大変時間がかかるのですぐに対応できませんということもあるそうですが、現状として各学校への周知をどのようにされているか、教えていただけますでしょうか。 ◎学校給食課長   基本的に、以前にもお答えいたしましたが、給食を連続してとめる場合は一定の1週間というようなルールを決めております。食べる食べないというのが1週間以内で余りにも多くなって煩雑になり過ぎると、給食が用意できていなかったりとか入力の間違いがあるというようなこともありまして1週間というのは決めております。ただ、当然欠席者もございますし、あと急な転校に備えまして、1食分につきましては給食というのは御用意していますので、その日急に来たから給食が全くないということはないと思います。ただ、その日にそういう方が大勢いてはって、例えば10食、急にふえるとかなりますとその分は足りなくなりますけれども、そういう場合は教職員が自分たちの給食をその児童生徒に回すというような対応もしておりますので、食べれないということは基本的にはないとは考えております。  以上でございます。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  多分、10人来ない人が急に来るということは現実的にはちょっとあり得ないかなとは思うんですけれども、今現状としては、1週間とめられるということ自体もまだまだ理解が浸透していない。小学校1年生のときに書面で配られていると以前お答えいただきましたが、保護者の方からそういうのを知らなかったという声が多いというのと、それから、食べるか食べないか、行くか行かないかわからないという子供さんも今非常にふえておりまして、たまたま行けたときに給食がないよということではやはり大変つらい思いをいたします。  今、中学校でも行けていない生徒が非常にふえていまして、その中で余った給食をどうするかという問題もクラスにあるらしく、給食委員の子が残さないように無理して食べているという現状もあります。それは以前にもお伝えしたかと思いますが、給食の残りをゼロにしようという方針があって、数字にも出ておりましたが、やはり各学校でできるだけ残さないように食べようという運動は浸透してきたみたいなんですが、それがかえって、欠席者が多い場合に残さないように誰かが無理をして食べるというのも、目的としてちょっと違うかなというところもあります。そういう反面、きょうは行けそうですという子が、給食を今とめているので急に1人分無理ですと言われてお弁当を持っていくという現状もあるというのは、保護者にとっても生徒さんにとってもちょっと腑に落ちないところがあるのかなと思います。
     要望ですが、そのあたり、今おっしゃっていただきましたように、1食分の予備としてはあるということですとか、欠席者がいる場合、食べられないことはないということで、給食対応できますというふうに周知をしていただきたいと思います。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   1点、要望だけ申し上げたいと思います。  我が会派が常々申していることですけど、教育委員会にお願いするというよりも頑張ってほしいということですけど、教育費を上げてほしいと。割合で言いますと、昨年度が11.6%、本年度が12.7%、これは二つの学校の改築が始まったからだと思いますけど、来年度も学校の改築が続きますのである程度はあるとは思うんですけど、子育てするなら西宮、住みたいまち関西でナンバーワンとかよく言われております。この割合を15%ぐらいに上げるぐらい教育委員会としては頑張ってほしいと思います。  私の母校でもある鳴尾北小学校、この間行きましたら、校長先生がみずから4尺か5尺の高い脚立に乗って枝の剪定をしているわけですね。何で先生がやっているんですかと聞いたら、やっぱり学校配分予算が少ないと。重松教育長も鳴尾北小学校で先生を始めたということですけど、学校配分予算も今の1.5倍ぐらいにしてほしいと思いますし、お金がないから教育にこれができないというのがあったら本当に残念だと思います。教育にはしっかりお金をかけていただきたいと思いますので、令和2年度の予算編成ももう済んでいるのかもしれませんけど、その先、令和3年・4年でも教育にかけるお金がふえるように教育委員会の方々には頑張っていただきたいと思います。  以上です。 ○脇田のりかず 副委員長   来年の4月から開校します西宮浜の義務教育学校でのICTの環境整備に関しての御状況をお聞かせいただきたいんです。それに伴う予算も確保しているのか、ちょっと細かい話で申しわけないですが、ちょっとお聞かせいただけませんでしょうか。 ◎参事[教育委員会](谷口麻衣)  今現在、当初予算の策定中でございますので、詳しいことはここではちょっと申し上げることはできませんけれども、来年度の予算どりに向けて今要求はしているところでございます。来年度のほかの学校に対するものもございますので、それにもあわせて今調整しているところでございます。  以上です。 ○脇田のりかず 副委員長   ありがとうございました。  段取り的にはそれで間に合うという理解でよろしいでしょうか。4月の開校で――うなずいていただいていますので意見要望にしておきます。そのあたりの整備をしっかり進めていただいて、出おくれのないようによろしくお願いいたします。  以上です。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、本件に対する討論並びに採決は、後刻一括して行います。  ここで説明員が交代します。    (説明員交代) ○山口英治 委員長   次に、議案第122号工事請負契約変更の件(西宮養護学校校舎改築工事)を議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎学校施設計画課長   議案第122号工事請負契約変更の件につきまして御説明いたします。  追加議案の議案書の2−1ページをごらんいただきますようお願いします。  本件は、令和元年6月市議会で契約議案を議決いただいた西宮養護学校校舎改築工事について変更契約を行うものです。  変更事項は、契約金額について29億1,060万円を29億1,714万5,834円とするものです。これによりまして654万5,834円の増額となります。  次に、変更契約の理由でございますが、国による公共工事設計労務単価の引き上げ及び防火設備に関連した設計内容の変更に伴い、工事費を増額する必要が生じたことによるものです。  なお、このことによる原契約の目的や契約の相手方及び工期につきましては、記載のとおり変更はございません。  まず、変更内容のうち、国による公共工事設計労務単価の引き上げについて御説明いたします。  国による公共工事設計労務単価の引き上げについては、平成31年2月22日付の国土交通省からの通知「技能労働者への適切な賃金水準の確保について」に基づき、新労務単価の適用基準日である平成31年3月1日以降に当初契約を行う工事契約で、旧労務単価を適用して工事費を算出しているものが特例措置の対象となります。  今回の西宮養護学校校舎改築工事につきましては、当初契約を令和元年7月8日付で締結し、旧労務単価で算出しているため対象となります。  受注者に対して当該工事が特例措置案件であることを通知した結果、受注者からの請求があったことから、新労務単価等に基づき算出を行い、金額に反映するものでございます。  続きまして、営繕課より変更契約に関する工事内容について説明させていただきます。 ◎営繕課長   引き続きまして、議案第122号の工事内容について御説明させていただきます。  説明はお手元のA4横の資料を用いて行いますので、よろしくお願いいたします。  表紙をめくっていただきまして1ページをごらんください。4階平面図と付近見取り図となっております。  工事場所は、阪神久寿川駅から北東へ約500メートルの場所に位置しており、北側に春風公園、西側、南側及び東側は住宅地に面しております。  変更に係る工事概要は、新校舎4階のプール機械室の建具の材質の変更と、敷地東側の市道の舗装範囲の変更となっております。  これは、行政審査の過程でプール機械室の建具を防火設備にするよう指摘を受け、通常のアルミ製建具から防火に対応したスチール製建具に変更したことと、道路改修を行う範囲を部分的に舗装するのではなく、一体的に舗装するよう指摘を受けたことによるものです。  現在、既存校舎の解体工事を進めている状況です。解体工事完了後の来年2月からは新校舎の建築工事に着手する予定としております。  以上で工事内容の説明を終わらせていただきます。  労務単価等に係る特例措置については契約課長より御説明いたします。 ◎契約課長   変更内容のうち、労務単価等に係る特例措置ついて御説明いたします。  この取り扱いにつきましては、平成31年2月22日付の国土交通省からの通知「技能労働者への適切な賃金水準の確保について」に基づき、新労務単価の適用基準日である平成31年3月1日以降に当初契約を行う工事で、旧労務単価を適用して工事費を算出しているものを対象とし、新労務単価に基づき算出を行い、上昇分相当額を増額するというものです。  本件は令和元年7月に契約締結をしましたが、旧労務単価で工事費を算出しているため、受注者に対し特例措置案件であることを通知したところ、受注者から請求がございました。  次に、国土交通省がなぜこのような取り扱いをするよう求めているかについて御説明いたします。  先ほど申しました国の通知「技能労働者への適切な賃金水準の確保について」は、建設業の技能労働者の処遇改善を目的としたものです。その背景としまして、国土交通省は、全国の技能労働者数の推移について、現在の状況を大きな問題として捉えています。60歳以上の技能労働者が全体の4分の1を占めており、10年後にはその大半が引退していると考えられますが、一方で、今後を支える29歳以下の技能労働者の割合が全体の10%程度しか占めていないという状況にあります。国土交通省は、若年入職者の確保、育成を喫緊の課題として考えており、技能労働者不足で必要な工事を十分に行えなくなるような事態を避けるため、さまざまな取り組みをしております。  この労務単価等に係る特例措置、労務単価特例も、技能労働者の処遇改善を図るための対策の一つとして位置づけられていることから、本市としても国と同様の措置を講じているというものでございます。  説明は以上です。御審議よろしくお願いいたします。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆町田博喜 委員   今の労務単価を上げたということなんですけど、今から本体工事が始まっていくわけですよね。始まっていったら、国交省から労務単価を上げなさいと言われたやつに該当していって、これからも労務単価が見直されて工事費というのは膨らんでいく、これからそういう形になっていくのかどうかだけちょっと。 ◎契約課長   この労務単価特例といいますのは、契約する前に単価改定があった場合を対象としております。入札公告を行いまして落札決定して契約締結までの間に単価改定があった場合、その間の上昇率を算出しまして適用するという形になりますので、今回はそのような形です。  契約締結期間内で物価上昇を反映させる仕組みとしては、別途インフレスライド条項というのがありまして、そちらの適用になります。ただ、そちらにつきましてはまたいろいろと条件がありますので、該当すれば場合によっては増額の変更契約を行うという可能性はあります。ただ、条件がいろいろありますので、どうなるかはまだちょっとわからないという状況です。  以上です。 ◆町田博喜 委員   わかりました。結構です。 ◆花岡ゆたか 委員   まず、この資料についてちょっと文句を言いたいんですけど、次の春風小学校もですけど、今説明を聞いてわかったんですけど、最初配られたとき、これでは何もわからないんですよ。金額も何も書かれていないし。もうちょっと考えていただけたらなと思います。労務単価の変更とかも全然わからなかったですし、これで何を事前に調べていいのかもわかりませんでした、この紙1枚ではね。皆さんもそうだと思いますけど。今後よろしくお願いします。  あと一つ言いたいんですけど、プール機械室のところの建具変更、これは普通に考えたら、火災室ですから鉄扉で囲まなあかん、防火区画にせなあかんというのはすぐわかると思うんですけど、何でアルミで設計していたのでしょうか。 ◎営繕課長   もともと外部建具ということもございましたので、降雨等にさらされて耐候性を確保していこうということで、当初アルミの建具を採用していました。といいますのは、スチール建具の場合、やはりペンキを仕上げで塗りますので、そういったペンキの改修で維持管理費が増加するというおそれもございましたので、アルミ製建具にしていたというのが事実です。  今、委員のほうから指摘がございましたプール機械室では、火気使用のボイラーを使ってお湯を沸かすということもございまして、ボイラーの一定の能力以上のものをそこに設置すると、耐火の壁であるとか、今御説明差し上げた防火設備であったり区画をしなさいというところも指摘を受けましたので、そういった指摘から今回変更したということです。  あらかじめボイラーの能力を消防のほうともきちんと協議をして、そういった基準があるということを我々も把握をしていれば、初めから今委員が言われるようにスチール建具ということで設計をしていたので、その辺は我々の認識が少し浅かったのかなということで少し反省しているところです。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   お答えで全てわかりました。今後もいろんな改築やら工事やらは何遍も出てきますので、後からここが変わりました、あれが変わりましたとかならないように努力していただければと思います。  以上です。ありがとうございました。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第122号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第122号は承認することに決まりました。  次に、議案第123号工事請負契約変更の件(春風小学校校舎改築工事)を議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎学校施設計画課長   議案第123号工事請負契約変更の件につきまして御説明いたします。  追加議案の議案書の3−1ページをごらんいただきますようお願いします。
     本件は、令和元年6月市議会で契約議案を議決いただいた春風小学校校舎改築工事について変更契約を行うものです。  変更事項は、契約金額について26億7,840万円を26億8,784万180円とするものです。これによりまして944万180円の増額となります。  次に、変更契約の理由でございますが、国による公共工事設計労務単価の引き上げ及び構造躯体に関連した設計内容の変更に伴い、工事費を増額する必要が生じたことによるものです。  なお、このことによる原契約の目的や契約の相手方及び工期につきましては、記載のとおり変更はございません。  まず、変更内容のうち、国による公共工事設計労務単価の引き上げについて御説明いたします。  公共工事設計労務単価の引き上げにつきましては、先ほどの議案第122号で説明いたしましたので詳細な説明は省略させていただきます。  今回の春風小学校校舎改築工事については、当初契約を令和元年7月8日付で締結し、旧労務単価で算出しているため対象となります。  受注者に対し当該工事が特例措置案件であることを通知した結果、受注者からの請求があったことから、新労務単価等に基づき算出を行い、金額に反映するものでございます。  続きまして、営繕課より変更契約に関する工事内容について説明させていただきます。 ◎営繕課長   引き続きまして、議案第123号の工事内容について御説明いたします。  説明はお手元のA4横の資料を用いて行いますので、よろしくお願いいたします。  表紙をめくっていただきまして1ページをごらんください。1階平面図と付近見取り図になっております。  工事場所は、阪神甲子園駅から北へ約750メートルの場所に位置しており、北側に瓦林公園、西側に中津浜線、南側に鳴尾御影線、東側は住宅地に面しております。  変更に係る工事概要は、構造審査の過程でプール棟1階の柱の主筋及び壁の鉄筋を追加するよう指摘を受けたことにより、柱と壁の鉄筋量に変更が生じました。  現在、新校舎の基礎部分の鉄筋工事などを進めている状況です。鉄筋工事などを終えた後、その部分にコンクリートを流し込み基礎部分を完成させます。その後、1階部分の躯体工事へと順次工事を進め、令和2年6月中旬ごろに上棟する予定となっております。  以上で工事内容の説明を終わらせていただきます。  労務単価等に係る特例措置の趣旨等につきましては、前議案において契約課長が御説明したとおりです。  御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆町田博喜 委員   躯体の関係で鉄筋量の変更というのは、要するに鉄筋量が少なかった、ピッチが違っていた、それともまず―― 一問一答で。鉄筋の径が違っていた、どういうことなんですか。 ◎営繕課長   説明させていただきます。  柱につきましては、鉄筋量が少し不足をしておりまして、主筋を2本追加いたしております。壁につきましても、耐震壁の壁のピッチが――間隔を150から100にしましたので、その関係上、ピッチが狭くなったということで鉄筋量がふえております。  以上です。 ◆町田博喜 委員   これね、設計するのはどういう形で設計されたかわかりませんけども、何でこういうことが発生したんですか。要するに、このまま現設計のままやっていたとしたら、震度何ぼで倒壊していたと、何のために、怪しいかどうかというか、問題があるかわかりませんけども、仮に契約者が申し出てこなかったら、このまま建てたときどんな影響があったのか、あわせてちょっと教えていただけますか。 ◎営繕課長   今回の変更につきましては、構造計算適合性を判定する機関のほうから指摘を受けて、改めて構造計算をし直したというのが一つの要因になっております。その構造計算の過程で、今回の給食棟につきましては、屋上にプールがございますので、その荷重を改めて見直した関係上、柱であるとか壁にかかる荷重がふえたということで少し鉄筋量がふえております。  今回の小学校につきましては、用途係数1.25ということで、通常の建物の1.25倍の体力を持たせるように設計しておりまして、これにつきましては大規模地震、震度6強程度の地震が起きたとしても倒壊の可能性が少なく、構造体につきましては、大規模な改修をせずに機能を確保できるということを目標に設計しております。  以上です。 ◆町田博喜 委員   設計の段階で今までどうやったんかというのがちょっと不安があるんですよ、やっぱりどうしてもね。これから阪神・淡路大震災と同等のような地震が来たとき、今6強と言われたら、もっと7強とか8が来たときに本当に大丈夫なんかなというのがちょっと心配なので、学校の授業中に地震が起こればどうなるんかなと、やっぱりそういうことを考えてしまうんですよね、いろいろなことをね。今の指摘が工事中の、要するにでき上がる前でよかったなという思いもあるんですけど、ちょっとしっかりしていただきたいなという、建設関係の方とお話ししていても、再試算すれば、えっと思うような感覚も出ているというのをちょっと聞いているのでね、発注者ですからやっぱりしっかり設計をしていただきたいというように思います。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   プール棟の鉄筋量の変更ということで、一番上にプールが乗っかっているタイプで、瓦林小学校とか、最近では高木北小学校がありましたけど、高木北小学校で漏水があったということで澁谷議員が一般質問されていたと思いますけど、この問題になるとコンクリート強度がちょっと気になるんですけど、今ニュートンというのかな、コンクリートはどんなのを使う予定でしょうか。 ◎営繕課長   設計基準強度としまして30ニュートンを採用しています。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   僕、ニュートンがわからないので、キログラムに変えるとどれぐらいになりますか。 ◎営繕課長   2.94キログラムパー平方センチメートルだったと思います。9.8を掛けると思いますので、9.8を掛けて割り戻すんだと思いました。たしかそうだと思います。 ◆花岡ゆたか 委員   多分いわゆる300キロだと思います、2.9というのは。そうすると、かなりの高強度・高流動コンクリートを打たなあかんと思うんですけど、そうするとまた高木北のときみたいなひび割れの問題が出ると思います。ひび割れが起こるのが当たり前なんですよと今の営繕部長が澁谷さんに言っちゃったということで大きい問題になりましたけど、ひび割れは起こっちゃうものやというのはわかります。ひび割れが起こらんようにしようと思ったら工事費が2億円ぐらいはふえるかなと思いますので。しかしながら、上にプールが乗るというのはかなり大変な構造やと思いますので、ひび割れが起こるのは当たり前ですけど、なるべく起こらないように業者さんのほうに指導していただければと思います。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   1点質問なんですが、最初に花岡委員のほうから資料が少ないのでわかりかねましたという御意見があったのですけれども、先ほどの件もそうなんですが、今も聞いておりましたら、春風小学校のほうで944万円の増ということはかなり大きな額だと思うんですが、この内訳などの書類は通常出されないものなのでしょうか。といいますのは、この944万円の中に鉄筋量2本追加の分ですとか人件費の上がった分、労務単価の上がった分はこれぐらいですというのは、書類として出されないのが通常なのでしょうか。 ◎営繕課長   通常は出してないと思っております。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  変更ということなので、ちょっと業務がふえてしまうのかなとは思うのですが、どれぐらい上がっているのかなというのは普通に疑問に思うところですので、それによって反対とかそういうことではないのですが、どのあたりが工事の追加の材料の部分だったり人件費だったりという、大まかなところでも出していただけたら検討しやすいかと思いますので、今後の対応をお願いしたいと思います。  以上です。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第123号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第123号は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○山口英治 委員長   ここで当局に一言申し上げます。  委員の質疑の趣旨を明確にするために、皆様には反問権を認めております。また、一問一答による質疑においては、委員からの政策提案に対し反対の意見または建設的意見を述べる反論権も認めておりますので、御承知おきください。  次に、議案第120号工事請負契約締結の件(北夙川保育所新築工事)を議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎契約課長   議案第120号北夙川保育所新築工事の契約状況について御説明いたします。  議案書の45−1ページから45−5ページまでと、本日配付しております議案資料をあわせてごらんください。  今回の工事案件につきましては、制限つき一般競争入札を電子入札により実施いたしました。  入札の経過につきましては、令和元年8月5日に入札公告を行い、同日から8月20日までの間、入札参加申請を受け付けいたしました。  今回の入札参加資格は、議案資料A4縦の資料1と記載している資料の2ページ、こちらに記載の「入札に参加する者に必要な資格」のとおりでございますが、単独企業または2者による共同企業体であることとし、単独企業については本店・本社が西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿において、J−1(一般土木建築工事)、またはJ−2(建築工事)に登録されている者であること、建築一式の経営規模等評価結果通知書の総合評定値が900点以上であることなどを条件としました。共同企業体の代表者については、本店・本社が西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿において、J−1(一般土木建築工事)、またはJ−2(建築工事)に登録されている者で、格付がAランクであることなどを条件とし、また、共同企業体の構成員については、本店・本社が西宮市内にあること、指名競争入札参加資格者名簿において、J−1(一般土木建築工事)、またはJ−2(建築工事)に登録されている者で、格付がAランクまたはBランクであることなどを条件といたしました。  その結果、議案書の45−2ページにございますとおり、3者より入札参加の申請がございました。  その後、8月30日及び9月2日に電子入札による入札書を受け付けし、3日に開札を行いました。開札の結果につきましては、議案書の45−2ページのとおりでございます。  1回目の入札で予定価格の範囲内での応札がなかったため、同日、同条件で再度入札を行いましたが、2回目の入札においても落札候補者の決定に至りませんでした。そのため、2回目の入札で応札があった株式会社新井組と金額の交渉を行い、仮契約の候補者としました。  当該工事案件は、事後審査型制限つき一般競争入札で実施したことから、候補者に対し入札参加資格の審査を行いました。その結果、株式会社新井組を相手方として決定し、契約金額税込み3億5,310万円で9月9日に仮契約を締結したものでございます。対予定価格率は99.96%でございました。  最後になりますが、契約業者の経歴につきましては、議案書の45−3ページのとおりでございます。  以上でございます。  工事概要等につきましては営繕課長より御説明いたします。 ◎営繕課長   引き続きまして、議案第120号の工事内容につきまして御説明いたします。  説明はお手元のA4横の資料2を用いて行いますので、よろしくお願いいたします。  まず、表紙をめくっていただきまして1ページをごらんください。付近見取り図でございます。  今回の工事場所は、阪急苦楽園口駅の南西約80メートルの位置にあり、南側及び西側は市道、北側は商業施設、東側は住宅地に面しております。  次に、2ページをお開きください。配置図と工事概要になります。  敷地面積は1,382.61平米です。新築する保育所は、鉄骨造2階建て、建築面積528.01平米、延べ床面積898.74平米の計画となっております。
     附属建築物として、倉庫、駐輪場を建築し、その他、門扉の設置、園庭整備や建物周りの植栽工事、道路境界に設置する擁壁の改築工事などを実施する予定でございます。  工事の完成時期は令和3年1月29日としております。  配置計画としましては、敷地の北側から東側にかけてL字型の園舎を配置し、南西側に園庭、東側に駐車場及びゼロ歳児・1歳児専用の園庭を配置しております。また、保育所の正門を敷地西側中央の位置に設ける計画としております。  次に、3ページをお開きください。1階・2階平面図でございます。  左側の1階平面図をごらんください。  南側に玄関を設け、それと隣接して事務室を配置することで正門や駐輪場、そして園庭にも目が届きやすく、管理面、防犯面に配慮した計画としております。ゼロ歳児、1歳児の保育スペースは、専用の園庭に面した配置とし、年長児と生活空間を分けることで落ちついた環境となるよう計画しております。2歳児の保育スペースは、南側に開口部を設け、採光や通風を確保するとともに、園庭への動線にも配慮した計画としております。調理室は、ゼロ歳児の保育スペースと隣接させ、調乳などの際の衛生面に配慮した計画としております。  次に、右側の2階の平面計画をごらんくだささい。  3歳から5歳児までの保育スペースは、南側に開口部を設け、採光や通風を確保できる計画としております。ランチルームは建物の中央部に配置することで、雨の日などに幼児が活動できる多目的な空間としても利用できるよう計画しております。  最後に、4ページをお開きください。南西側から見た外観パースとなっておりますので、御参照ください。  以上で工事内容の説明を終わらせていただきます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆菅野雅一 委員   10点について一問一答でお願いします。  1点目、公立保育所の建てかえの経緯と計画について。2点目、財源について。3点目、運営経費の比較について、その1。4点目、運営経費の比較について、その2。5点目、民間移管の現状について。6点目、民間移管が進まない理由について。7点目、公立保育所の建てかえの理由について。8点目、公立保育所の改修について。9点目、今後の計画について。10点目、北夙川保育所の新築園舎の床暖房について。  1点目から質問します。公立保育所の建てかえの経緯と計画について。  過去10年間の公立保育所の建てかえと今後の予定について御説明ください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  竣工年度で申し上げます。  建てかえにつきましては、平成24年度に鳴尾東保育所、平成27年度に学文殿保育所、平成29年度に芦原むつみ保育所を建てております。  今後の建てかえ予定につきましては、令和2年度に北夙川保育所、令和3年度に浜甲子園保育所、朝日愛児館を予定しております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   2点目の質問、財源について質問します。  公立保育所の建てかえの財源は何でしょうか。同規模の民間保育所を整備する場合、事業費への市の補助金等の財源の内訳はどうなっておりますでしょうか。御答弁ください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  北夙川保育所につきまして、工事費はまだ全体は固まっておりませんが、約4億7,000万円程度となっております。これに対して約4億円程度の地方債が出る予定となっておりまして、差し引き一般財源として約7,000万円となっております。  また、民間保育所――定員120名程度の同規模の民間保育所を整備する際の市の補助金としましては、これも年度であったり工事の内容によって多少の前後はありますが、市の補助金は2億3,847万円程度、それに対して市のほうに国の補助が入ります。それが2億1,082万円程度です。また、地方債が2,050万円程度当たりまして、一般財源が約714万円程度となっております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   公立と民間でそれぞれ整備する場合、発行する地方債についてどの程度交付税措置等によって国の財政支援が得られるのでしょうか。御説明ください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  国の財政支援につきましては、公立保育所が、地方債の返還金に対して元利償還金として交付税措置の対象となります。それが約1億5,600万円程度です。これが交付税を算定する際の基準財政需要額というのに算定されます。計算の中には入ってくるのですが、交付税自体が基準財政収入額――市税とか財政収入によっても決まってきますので、先ほど申し上げた金額が必ず交付税として国の財政支援があるかというと、ちょっとそうではないというところもあります。  公立につきましてはこの金額になりまして、民間保育所整備の際の地方債につきましては交付税措置の対象ではありません。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   4点目の質問に移ります。運営経費の比較について、その1。  平成19年7月策定の市立保育所民間移管計画に掲載されている公立・民間保育所運営経費比較では、児童1人当たりの運営経費は、公立が月額13万2,303円、民間が月額9万5,827円で、公立は民間の1.38倍になっています。児童1人当たりの人件費は、公立が月額11万6,095円、民間が月額7万205円で、公立が民間の1.65倍になっています。最新の平成30年度決算ではどうなっているでしょうか。御説明ください。 ◎保育所事業課長   平成30年度の公立・民間保育所運営費比較では、児童1人当たりの運営経費は、公立が月額14万3,821円、民間が月額12万7,239円で、公立は民間の1.13倍となっております。 ◆菅野雅一 委員   運営経費の比較について、その2。  運営経費について公立と民間で違いがあるのはなぜでしょうか。 ◎保育所事業課長   平成19年度と比較しますと、公立の児童1人当たりの運営経費はふえていますが、それ以上に民間もふえており、差が小さくなってきているという状況になっています。それは恐らく民間の人件費などがふえてきているのだと推測されます。 ◆菅野雅一 委員   5点目の質問に移ります。民間移管の現状について。  平成17年6月に社会保障審議会から、「社会情勢の変化や時代の流れ、西宮市の財政状況などを勘案し、今後ますます多様化する保育ニーズに応え、地域子育て支援施策を推進する必要があり、税の効率的執行の観点からも、保育所の民間移管を実施すること」と答申されています。  民間移管の現状について御説明ください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  平成19年7月に西宮市立保育所民間移管計画案を策定いたしまして、朝日愛児館、今津文協保育所、鳴尾北保育所を民間移管の対象園としております。その後、待機児童が急増したことから、平成21年3月に西宮市保育所待機児童解消計画を策定いたしまして、対象3園の民間移管先保育所を先行整備して、待機児童数の縮減や定員の弾力化を低減することが可能となる時期に廃園するものとしております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   6点目の質問をします。民間移管が進まない理由は何でしょうか。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  待機児童数の縮減というのがちょっと進んでいないということが理由となっております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   理由は待機児童の問題だけですか。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  待機児童のほうが縮減しましたら、対象3園につきましては閉園するということを計画どおり進めていく予定にしております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   閉園いたしますという御答弁でしたが、その条件となる待機児童の解消とは何を指しますか。具体的に説明してください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  具体的にというと難しいですが、待機児童数の計画にもありますが、縮減――今現状、定員の弾力化といいまして、定員よりもちょっと多く受け入れているとか、そういうことがまだ解消されていない状態になりますので、そういったことが解消されていけばということになるかと思います。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   つまり、今、定員以上入れている状況が解消されたらということですか。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  弾力化の低減だけではなく、やはり一定程度――済みません、ここでどの程度というのを申し上げるのは難しいですが、待機児童が今現状いる状態でありますので、そのあたりは一定程度の状態になったときにということになるかと思います。 ◆菅野雅一 委員   こういう民間移管の計画があって、今はそれが滞っている状態なので、そこの基準は明確にしておく必要があると思いますが、それについてお考えを聞かせてください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  そういった御意見もあるかとは思いますが、ただ、今この現状でどこまで待機児童が減れば閉園しますということは、いろんな全体の話もありますし、地域の話もありますので、なかなかちょっと申し上げにくいところがあります。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   その点、要望して次の質問に移ります。  7点目、公立保育所の建てかえの理由について。  民間移管が進んでいない現状で公立保育所の建てかえを進める理由は何でしょうか。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  昭和56年以前に建てられた新耐震基準を満たさない保育所につきまして、建てかえ改修等、順次耐震化を行っていっております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   8点目の質問に移ります。公立保育所の改修について。  市は、耐震化を主な理由として公立保育所の改修を進めています。過去10年間の改修と今後の予定について聞かせてください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  改修済みの保育所につきまして竣工年度で申し上げます。  平成25年度に鳴尾保育所、平成27年度に小松朝日保育所、大社保育所、平成29年度に浜脇保育所、平成30年度に今津南保育所となっております。  今後の予定につきましては、耐震化の手法検討中のものが3園ありまして、津門保育所、今津文協保育所、上之町保育所となっております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   9点目の今後の計画について質問します。  市は、今後の保育需要を分析し、保育所の整備や統廃合、民間移管などの計画を策定すべきだと考えますが、市のお考えを聞かせてください。 ◎参事[こども支援局](安福聡子)  今後の保育需要につきましては、令和2年度から6年度までを計画期間とした第2期子ども・子育て支援事業計画の策定作業の中で分析と議論を行っており、素案の段階ですが、令和6年度までに約1,000人分の保育の受け入れ枠が追加的に必要になってくると予測しております。  待機児童対策計画を立てるに当たりましては、この第2期子ども・子育て支援事業計画とそごのない数字で策定するよう国からの指導があることから、パブリックコメントを経て事業計画を確定する来年3月以降、来年4月1日現在の待機児童数が判明した後に何らかの形でお示ししたいと考えております。  また、本年度中に一度、保育所の整備等に関する進捗について議会に御報告させていただく予定です。
     以上です。 ◆菅野雅一 委員   令和6年度までにおよそ1,000人分の保育の受け入れ枠が追加的に必要となってくると、素案の段階としながら予測されております。これの算定の根拠、どのようにしてこの1,000人という数字が出てきているのでしょうか。御答弁ください。 ◎参事[こども支援局](安福聡子)  この算定に当たりましては、国から示された考え方では、アンケートを実施してその需要を見ることとされておりましたけれども、実際そのようにして算定した結果が実績にそぐわない内容となりましたので、今回、西宮市のほうでは、年齢ごとの過去5年間の保育需要率の伸び率を勘案いたしまして、令和6年度のそれぞれの保育需要率を算定し、それに第5次総合計画で算出された人口推計の各年齢ごとの人数を掛け合わせたもので計算いたしました。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   民間移管計画を策定して10年たち、保育所を取り巻く環境も大きく変わってきました。新しい計画を策定する必要はないでしょうか。御答弁ください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  委員御指摘のとおり、保育所を取り巻く環境はこの10年で大きく変わってきております。新たな計画につきましては、今後の保育需要の推移であったりとかを踏まえて新たに作成する必要があるとは認識しております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   今回の北夙川保育所については、平成19年7月の西宮市立保育所民間移管計画の中で、民間移管する保育所について一定の選別をし、市内を6ブロックに分けて選別し、北夙川保育所はAブロック、ここは民間保育所が当時4カ所あり、公立保育所として北夙川と大社の2保育所を存続しますとあります。ここに書かれているから今回は民間移管の対象とせず、建てかえをするというふうな理解でよろしいでしょうか。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  はい、そのとおりです。北夙川保育所は近隣に公立保育所のないような地域に建っておりますので、そういったことも含めて今回建てかえて存続ということになっております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   この次には浜甲子園保育所も建てかえの予定に上がっています。浜甲子園保育所については、この民間移管計画の段階ではFブロックに区分されておりまして、土地も建物も都市再生機構からの賃借であると。今後、これについてどういうふうにするかということについて十分検討する必要があるため、民間移管の対象とはしていません、そういう文章が書かれています。その辺の一定整理が行われて今回建てかえになったわけですが、つまり、民間移管計画で移管の対象となっていなければ、直ちに今回のように公立による建てかえということになるということは市の方針でしょうか。それについて御答弁ください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  今現状、民間移管の計画でお示ししておりますのがその3園という形になっております。また、今後につきましては、先ほどの答弁でもありましたが、この10年で変わった保育所をめぐる状況であるとか、そういうことを踏まえてまた検討していく必要というのは十分認識しております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   新たに民間移管を進めるに当たっては新たな計画が必要だということですね。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  今後の保育需要の推移等も踏まえて新たな計画を策定していく必要があると考えております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   10点目の質問に移ります。北夙川保育所の新築園舎の床暖房について伺います。  園児は園舎内で床に座って遊ぶことが多いので、年齢にかかわらず、全ての保育室や遊戯室などに床暖房が必要だと考えますが、計画ではどうなっているでしょうか。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  床に座って遊ぶことの多いゼロ歳から2歳児室につきましては床暖房を設置いたします。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   3歳から5歳児室にも床暖房を設置した場合、設置費用を含めた初期費用と維持費用は幾らぐらいになるでしょうか。御答弁ください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  3歳から5歳児室にも床暖房を設置した場合は、現状に比べて約452万円程度の設置費用の増が見込まれます。維持管理経費につきまして、給湯器等の更新などが約10年程度ごとに必要と考えられておりまして、現状に比べて約83万円程度の増となることが見込まれております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   3歳から5歳児も園舎内をはだしや靴下だけで歩くことになるので床暖房があったほうが快適だと思いますが、市の考えを聞かせてください。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  3歳から5歳児になりますと、ゼロ歳から2歳と異なりまして、椅子に座っての遊び等が多くなっております。暖房設備もありますので、3歳から5歳児室につきましては最小限の設備にとどめたいと考えております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   以上です。ありがとうございました。 ◆ひぐち光冬 委員   1点だけ単純な質問なんですけど、プールは設置しないのでしょうか。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  プールは、組み立て式のプールで夏場だけで設置するというような形を予定しております。  以上です。 ◆ひぐち光冬 委員   園庭に出すということでいいですか。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  はい。園庭に設置するということになっております。  以上です。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  それは、基本的に一つだけになりますでしょうか。ゼロ歳の子とか、5歳まで皆、その一つのプールで遊ぶということでよろしいですか。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  組み立て式のプールは一つになります。ゼロ歳とか1歳はビニールプールであったりとかで水遊びをするというような形になるかと思います。  以上です。 ◆ひぐち光冬 委員   わかりました。ありがとうございます。 ◆花岡ゆたか 委員   済みません、12時を過ぎているので早く終わらせたいと思いますけど、設計について一問一答で。  まず、鳴尾東保育所ができたときも思ったんですけど、何で鉄骨造になるのかなと疑問に思いました。学文殿保育所は、あのエリアは都市計画で鉄骨しか建てられないから仕方がないんですけど、僕は鉄筋コンクリートにするべきやと思うんですけど、安いからという理由やと思うんですけど、何で鉄骨造なんでしょうか。 ◎営繕課長   まず、鉄骨造とした理由の一つとしまして、柱と柱の間隔を13メートルという少し長くとっておりますので、そういったことから鉄骨造を選定して構造計画をしております。  それと、柱間を大きくすることによってレイアウトが自由な形でできますので、フレキシブルな平面計画ができるんじゃないかなというところがございます。  それと、先ほど委員が言われたように、RC――鉄筋コンクリート造と比べますと、工期が短縮できるということと、鉄骨造にすることによって建物自体の重さを軽くできるということで基礎に対する負担も少なくなる、そういうことから全体の工事費の縮減につながるということから今回S造を選定しております。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   私は、鉄筋コンクリート造にするべきだと思うのは、先ほどおっしゃられたスパンを飛ばせると。そこで、娘が学文殿保育所に行っていたので思ったんですけど、やっぱり上の階は振動があるんですよね、床が揺れるんですよね。これを見ても揺れると思います。それが子供に与える影響を気にされていますでしょうか。 ◎営繕課長   今委員が言われるように、S造にすれば剛性が少し弱くなりまして揺れやすくなるというのは事実でございます。そういった観点から、我々としても、設計時に小梁を適切に配置をしまして、少し剛性を高めることによって揺れとか振動なんかを抑えるような設計上の工夫を今しているところです。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   ありがとうございます。  とある専門家が、鉄骨造の揺れが子供の成長に影響すると言うてる人もいるので、揺れが起きないようにするということですので頑張っていただければと思います。  次、駐車場の配置について。  駐車場の出入り口は、道路交通法44条で交差点から5メートル以内に入り口はつくれないとは思うんですけど、警察が許可したらオーケーなんですけど、また非常に使いにくいと思います。入り口とすごい離れたところに駐車場があって、ここで子供をおろして、連れて道を歩いて、非常に不便だと思うんですけど、この配置はどう思いますか。大丈夫ですか。 ◎営繕課長   委員御指摘のように、交差点での危険性というのは認識しておりまして、我々も設計時に警察であるとか開発指導課であるというところの関係各課と協議をしましてこの位置を選んでおります。  安全対策としましては、駐車場の周りを見通しのきくようなメッシュフェンスにしたり、出入り口にカーブミラーを設置したりすることによって児童や保護者の安全を確保するような設計としております。  駐車場から園庭への動線につきましては、図面を見ていただきますと、駐車場と園庭の間に扉の絵のようなものがあるかと思うんですけど、ここに出入り口をつくっておりまして、駐車場から市道を通らずに直接園庭のほうに行けるような動線を確保しておりますので、そういったことからも園児、保護者の安全については確保できるんじゃないかなというふうに考えております。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   ありがとうございます。その小さい扉、気づきませんでした。ここを通っていいんですね。そしたら安心できました。  もう一つ、学文殿保育所には外向けのシャワーがあったと思います。プールで体が冷えてしまった子を温めたりするためだったと思うんですけど、ここは外向けのシャワーはないんですけど、何でつくらないんでしょうか。 ◎営繕課長   外向けのシャワーという意味が少し理解できていないかもわからないんですが、夏のプールの使用時に体を拭いたり着がえたりするというところで2階のテラスのほうを利用するようなことを今ちょっと考えておりまして、そこには体とかも洗えるような設備を設けまして、適切に対応できるように今ちょっと考えているところです。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   外向けのシャワーというのは、外から出入りできるシャワーということで、それを1階に設けずにテラスのここのシンクみたいなところにできますよということでわかったんですけど、1階にあったほうが便利かなと思います。  あと、ダムウエーター。学文殿保育所まではダムウエーターがむき出しで、鎖を張ってネットで前を塞いでいるような状態でした。それを考えられてランチルームとの間にこのような扉を設けてしているのでしょうか。 ◎営繕課長   ダムウエーターにつきましては、調理室で調理をした食材を2階のほうに運搬するという目的で設置しておりまして、子供たちが近寄りにくいような形態にして、こういうふうな調理室及び2階のほうでは管理諸室であるような会議室であったり更衣室であったりという、そういうところの隔離された大人の空間のところに設置をすることによって、子供が立ち寄りにくいような平面計画としております。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   ありがとうございます。  おっしゃるように、ダムウエーターのところに子供が近づけないようにする、これは本当に重要やと思います。学文殿保育所はできたばかりなのに、ダムウエーターの前を鎖等をしてネットを張っているなんて、見ても本当によろしくないですし、子供の安全のためにもネットだけでいいのかなと思ったりしますので、今後はこういうような設計をしていただければと思います。
     以上です。ありがとうございます。 ◆田中あきよ 委員   お時間少しだけいただきます。2点お伺いいたします。  この土地なんですけれども、以前の議事録から、土地が賃借地で30年以上の賃借で、東側の一部は貸し主さんの利用権等により、20年で再協議というふうに知りました。  お伺いしたいことは、ちょうどこの駐車場のところが20年で再検討ということになっているということなんですけど、今、花岡委員からの御質問にもありました、駐車場の出入り口がちょっと危険かなということもあったのですが、例えばこの20年までに近隣の別の土地で借りれそうなところがあれば駐車場を再検討される予定があるのか、また、それがなければ、20年後ということなんですが、いつごろから話し合いを持たれる計画があるのかどうかというのを、一問一答でまずこちらをお願いいたします。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  20年後に再協議をするということになっておりますので、その数年前から協議をすることになっています。事業用定期借地権で西側の敷地も10年の契約でいっていますので、その数年前からは協議をすることというふうにしております。  駐車場を借りる予定につきましては、今現在であるわけではありませんが、20年後、そこの土地が契約の延長であるとか再契約というのがないということであれば、そのあたりも考えていく必要があるかとは思っております。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  数年前からということなんですが、ここにいらっしゃる何名の方がその時点でいらっしゃるかなという感じもするのですけれども、今後、危険性とかも考えつつ駐車場の件については考えていただきたいと思います。  もう一点だけ、この設計図なんですけども、例えば現場の保育士さんですとか親御さんの声などの反映はされていますでしょうか。 ◎参事[こども支援局](池田敏郎)  現場の保育士であったりとか、あと、建てかえであったりとかを経験した保育所長であったりとか、そのあたりの方から御意見をお伺いして設計をしております。  今回の北夙川保育所につきましては、直接は保護者の方から意見を募ってということはありませんが、これまでの建てかえ改修等でいろいろ終わった後にアンケートをとったりとか、そういった御意見を集約した形で設計に反映させたりとかはしております。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  要望ですけれども、保育所ではなかったんですけれども、育成センターで、建った後に扉の開閉の向きで通れる通れないがあったりですとか、建てた後、動線が微妙なところで使い勝手がということがあると思います。特に保育所ですと小さい子供さんがたくさんおられるということで、そのあたり特に扉の場所でしたり開閉の仕方でしたり、現場の声を聞いていただいて反映させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第120号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第120号は承認することに決まりました。  ここで休憩に入ります。再開は1時15分とします。以上です。           (午後0時15分休憩)           (午後1時15分再開) ○山口英治 委員長   それでは、休憩前に引き続き会議を進めます。  次に、議案第86号保育所用地等の確保の促進のための固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎保育施設整備課長   議案第86号保育所用地等の確保の促進のための固定資産税及び都市計画税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例制定の件につきまして御説明させていただきます。  議案書の11−1から11−2ページでございますが、お手元にお配りしております資料により御説明させていただきます。  資料の1ページ目をお開きください。  項目1、「条例改正の目的」をごらんください。  保育所等待機児童対策の推進のため、条例で定める対象期間を延長し、民有地における民間保育所等の整備への誘導を継続するということが本件条例制定の目的でございます。  項目2、「制度の概要」をごらんください。  この課税免除制度は、保育施設整備用地として土地・建物を賃貸した者に対し、その土地等にかかる固定資産税、都市計画税の課税を5年間全額免除するというものでございます。対象は、平成30年4月1日以降に新たに認可を受ける認可保育所、認定こども園の土地・建物にかかる固定資産税、都市計画税です。  改正前の条例は、対象期間を平成32年、すなわち令和2年12月31日までと規定しているところ、本件議案による改正後は、5年延長した令和7年12月31日までとなります。  項目3、「現行制度の実績」をごらんください。  平成30年度から来年度までの開園予定を含む開園13園のうち8園が民有地での開設となっております。そのうち7園が土地等の賃借によるもので本制度の対象となり、民有地開設分の9割近くを占めております。また、本年4月の待機児童数は5年ぶりに減少するという結果も出ておるところでございます。  項目4、「税収への影響見込」をごらんください。  令和2年末認可までとする改正前によるもの約6,600万円に、5年間延長によるもの約9,700万円を加え、本年度から令和12年度で約1億6,000万円の減収を見込んでおります。  御説明は以上です。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。 ◆ひぐち光冬 委員   1点だけ聞きたいんですけども、この制度の周知の方法――今までどんな周知をしてきたのか、今回期間が延びますということをどのように周知していく予定か、教えてください。 ◎保育施設整備課長   周知につきましては、保育施設整備の持ち込み相談があったときに、こういう制度がありますよという御紹介をしていること、あるいは、ホームページ上でこの制度がありますよということを周知しておるところです。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  市政ニュースとかには出していないですか。 ◎保育施設整備課長   市政ニュースのほうまでには出していなかったかと記憶しております。 ◆ひぐち光冬 委員   わかりました。ありがとうございます。 ◆菅野雅一 委員   現行制度の実績ということで、開園13園のうち8園が民有地での開設ということで、これについては一定この制度による効果があったというふうな御認識でしょうか。この1点についてお伺いしたいと思います。 ◎保育施設整備課長   効果があったかというところなんですが、この課税免除開始前3年間における民有地の開設が3園でありまして、それに比べますと8園とふえておりますので、この制度の効果があったのではないかというふうに考えております。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   以上です。ありがとうございます。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第86号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第86号は承認することに決まりました。  ここで説明員が一部退席します。    (説明員一部退席) ○山口英治 委員長   次に、議案第84号西宮市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件、議案第85号西宮市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件、以上2件を一括して議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎保育施設整備課長 
     議案第84号西宮市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件及び議案第85号西宮市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきまして御説明させていただきます。  議案書の9−1から10−2ページでございますが、お手元にお配りしております資料により御説明させていただきます。  資料の1ページ目をお開きください。  項目1、「条例改正の目的」をごらんください。  保育所及び幼保連携型認定こども園の用に供する建築物に求められる耐火性能について、建築基準法改正による規制合理化がありましたが、府省令の改正に倣い、従前の規制を維持するということが本件条例改正の目的でございます。  項目2、「耐火性能に関する従前の基準」をごらんください。  耐火性能につきましては、建築基準法における特殊建築物に対する共通の基準に加え、市条例において上乗せ基準を設けております。  保育所に対する上乗せ基準については、厚生労働省令で定める基準を参酌し、西宮市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例により規定しております。  幼保連携型認定こども園に対する上乗せ基準については、内閣府令に従い、西宮市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例により規定しております。  下の表がこれら規定の関係を整理したもので、結果として2階建ては耐火または準耐火、3階建て以上は耐火が求められる規定内容となっております。  続きまして、項目3、「条例改正に至る経緯」をごらんください。  本年施行の建築基準法改正により、3階建ての一部について建築基準法による規制上、耐火建築物であることが求められなくなりました。  保育所及び幼保連携型認定こども園を所管する内閣府、文部科学省、厚生労働省は、小学校就学前の子供の安全を確保する観点から、求める耐火性能を従来どおり維持する内容の府省令の改正を行いました。これを受け、本市でも求める耐火性能が従来どおりとなるよう条例改正を行うというものです。  資料2ページ目をお開きください。  項目4、「改正内容」をごらんください。  記載しました表のうち、網かけ部分が建築基準法改正部分、太枠が条例改正部分です。建築基準法の規定と条例上乗せ基準を総合した結果は1ページの表と同一となっております。  御説明は以上です。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  両件に御質疑はありませんか。 ◆ひぐち光冬 委員   1点だけ質問します。  認可外保育所はどうなるかだけ教えてください。 ◎保育施設整備課長   認可外保育所につきましては、今回は建築基準法改正の影響を受けないものでございます。  参考といたしまして、認可外保育施設指導監督基準というものがございまして、3階建てのものにつきましては耐火建築物であることが規定されておるというところです。  以上です。 ◆ひぐち光冬 委員   わかりました。ありがとうございます。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  両件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  採決は2回に分けて行います。  まず、議案第84号の採決を行います。  議案第84号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第84号は承認することに決まりました。  次に、議案第85号の採決を行います。  議案第85号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第85号は承認することに決まりました。  次に、議案第87号西宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件を議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎保育幼稚園支援課長   議案第87号西宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例制定の件につきまして御説明をさせていただきます。  議案書につきましては、議案書の12−1から12−3までとなっておりますが、説明につきましては、事前に配付をさせていただきました資料「「西宮市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例」の改正について」で説明をさせていただきます。  資料1の「条例概要」をごらんください。  教育・保育施設等の運営に関する基準につきましては、内閣府令で定められた内容を施設が満たすべき基準として条例に規定することとなっております。本条例はこの基準を示したものであり、内容につきましても、この内閣府令に準拠したものとなっております。  2点目の条例改正に至る経緯でございますが、幼児教育・保育の無償化に伴いまして改正されました内閣府令の一部が、先日、国によって修正がされました。先ほど御説明をさせていただきましたように、本条例の内容につきましては、内閣府令に準拠したものとなっておることから、本条例につきましても所要の改正を行うものでございます。  条例の改正内容につきましては、修正されました内閣府令の改正内容に合わせまして、本条例規定中の文言整理を技術的に行うものということになってございます。  御説明につきましては以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第87号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第87号は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○山口英治 委員長   次に、議案第106号指定管理者指定の件(西宮市立瓦林留守家庭児童育成センターほか2施設)、議案第107号指定管理者指定の件(西宮市立鳴尾北留守家庭児童育成センターほか1施設)、議案第108号指定管理者指定の件(西宮市立高木留守家庭児童育成センターほか2施設)、議案第109号指定管理者指定の件(西宮市立津門留守家庭児童育成センターほか1施設)、議案第110号指定管理者指定の件(西宮市立用海留守家庭児童育成センターほか1施設)、議案第111号指定管理者指定の件(西宮市立平木留守家庭児童育成センター)、議案第113号指定管理者指定の件(西宮市立高木北地域子育て支援施設)、議案第112号指定管理者指定の件(西宮市立塩瀬児童センターほか1施設)、以上8件を一括して議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   議案第106号から第111号までの留守家庭児童育成センター及び議案第113号の地域子育て支援施設の指定管理者指定の件につきまして、まとめて説明いたします。  議案書は31−1ページから36−2ページ、38−1ページから38−2ページでございます。  お配りしております議案資料の1ページをごらんください。  現在、本市では小学校ごとに41施設の留守家庭児童育成センターを設置しております。本市の留守家庭児童育成センターにつきましては、平成18年度より公の施設として指定管理者制度を導入し、翌平成19年度から指定管理者の公募制を導入しました。  今年度は、令和元年度末に再指定期間が満了となる8施設について指定管理者を公募いたしました。  また、平成27年度に公募により選定した留守家庭児童育成センター5施設と高木北地域子育て支援施設につきましては、令和元年度末をもって指定期間が満了になることから、再指定に係る審査を実施しました。  1番、指定管理対象施設及び指定期間についてですが、今年度公募により指定管理者を選定した施設は(1)の表のとおりで、瓦林・津門・用海・広田・瓦木・平木・浜脇・今津留守家庭児童育成センターの8施設でございます。なお、指定期間は4年としております。  (2)は、公募によらず指定管理者を指定する施設で、平成27年度に公募により選定しました現在の指定管理者を、指定期間6年として再指定する施設でございます。  なお、高木・高木北留守家庭児童育成センター及び高木北地域子育て支援施設は、平成27年度に一体的に公募、選定しましたので、再指定も一体的に行っております。  続きまして、2ページの2番は、指定管理者が行う業務を記載しております。  また、3番は、公募及び選定経緯でございます。(1)から(6)には公募の申請受け付け期間や選定委員会の開催日程などを記載しております。(7)には応募事業者を記載しております。今年度は4団体から申請がございました。  3ページ、4番をごらんください。指定候補者の選定方法等について記載しております。  (1)選定方法は、西宮市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例に基づき、学識経験者4名で構成いたします西宮市児童福祉施設等指定候補者選定委員会に諮問し、団体の概要、財務状況、管理運営事業の方針、当該施設管理運営実施計画、資金収支計画などについて選考審査が行われました。  公募施設につきましては、各選定委員が審査項目ごとに採点を行い、合計点が一番高い申請者を指定候補者といたしました。また、公募施設のうち申請者が1団体のみでありました津門・瓦木留守家庭児童育成センターと、非公募再指定の施設につきましても、公募施設同様、各選定委員が審査項目ごとに評価を行い、その評価点を踏まえて指定候補者としての妥当性を総合的に審査しました。  (2)、選定基準及び評価基準ですが、選定基準は記載のとおりです。
     評価項目及び評価基準につきましては、別紙1、7ページから9ページをごらんください。また、ヒアリングの審査項目及び質問要旨は20ページに記載しております。  ページを戻っていただき、4ページをお開きください。  (4)は、選定委員会の答申の一部でございます。  続きまして、4ページ、5番をごらんください。5番は、指定候補者及び指定期間を記載しております。  選定委員会の答申を受け、指定候補者を選定いたしました。  議案第106号公募施設の瓦林・広田・今津留守家庭児童育成センターにつきましては、社会福祉法人西宮市社会福祉協議会を指定候補者として選定いたしました。  議案第109号公募施設の津門・瓦木留守家庭児童育成センターにつきましては、ライクアカデミー株式会社を指定候補者として選定いたしました。  議案第110号公募施設の用海・浜脇留守家庭児童育成センターにつきましては、社会福祉法人神戸YMCA福祉会を指定候補者として選定いたしました。  議案第111号公募施設の平木留守家庭児童育成センターにつきましては、株式会社日本デイケアセンターを指定候補者として選定いたしました。  5ページ下表、非公募・再指定施設の議案第107号、鳴尾北・生瀬留守家庭児童育成センターにつきましては、引き続き社会福祉法人西宮市社会福祉協議会を指定候補者としております。  議案第108号、高木・高須西・高木北留守家庭児童育成センター及び議案第113号、高木北地域子育て支援施設につきましては、引き続き株式会社セリオを指定候補者としております。  以上の指定候補者を留守家庭児童育成センター及び地域子育て支援施設の指定管理者として指定することにつきまして御提案させていただきます。  なお、4ページ(3)の評価結果につきましては、21ページ以降の別紙2のとおりとなっております。  また、各申請者からの提案書の概要を参考資料1として、これまでの指定管理者公募施設一覧表を参考資料2としてそれぞれ添付しております。さらに、再指定に係る評価シートを参考資料3として添付しております。  議案第106号から第111号及び第113号の説明は以上でございます。 ◎子育て総合センター所長   続きまして、議案第112号西宮市立塩瀬児童センターほか1施設の指定管理者指定の件につきまして御説明をさせていただきます。  お配りしております議案資料の1ページをごらんください。  今回、指定議案として上程させていただいております塩瀬児童センターと山口児童センターにつきましては、これまで非公募で社会福祉法人西宮市社会福祉事業団へ指定管理をしておりましたが、令和元年度末に指定期間が満了となることから指定管理者を公募いたしました。  1番、指定管理対象施設及び指定期間についてですが、塩瀬児童センター、山口児童センターそれぞれの施設を公募し、指定期間は4年としております。  続きまして、2番は、指定管理者が行う業務を記載しております。  3番は、公募及び選定経緯でございますが、先ほど育成センター課からも御説明がございましたが、児童センターの公募についても同じ経緯でございます。  2ページをお願いいたします。  (6)には応募事業者を記載しております。今回公募といたしましたが、申請者は、現在指定管理を行っております社会福祉法人西宮市社会福祉事業団の1者でございました。  4番をごらんください。指定候補者の選定方法等について記載しております。  (1)、選定方法は、先ほど育成センター課からも御説明がございましたとおり、児童センターの選定につきましても、西宮市児童福祉施設等指定候補者選定委員会に諮問し、団体の概要、財務状況、管理運営事業基本方針、当該施設管理運営事業実施計画、資金収支計画などについて選考審査が行われました。児童センターにつきましては、申請者がそれぞれ1団体のみでありましたので、各選定委員が審査項目ごとに評価を行い、その評価点を踏まえて指定候補者としての妥当性を総合的に審査いたしました。  (2)、選定基準及び評価基準ですが、選定基準は記載のとおりです。  評価項目及び評価基準につきましては、別紙1、5ページをごらんください。また、ヒアリングの審査項目及び質問要旨は10ページに記載をさせていただいております。  ページを戻っていただき、2ページをごらんください。  (4)は、選定委員会の答申の一部でございます。  続きまして、5番をごらんください。  5番は、指定候補者及び指定期間を記載しております。  選定委員会の答申を受け、議案第112号公募施設の塩瀬児童センター、山口児童センターにつきましては、社会福祉法人西宮市社会福祉事業団を指定候補者として選定いたしました。それぞれ指定管理者として指定することにつきまして御提案をさせていただきます。  なお、2ページ(3)の評価結果につきましては、別紙2、12ページのとおりとなっております。また、各申請者からの提案書の概要を参考資料1として添付しております。  議案第112号の説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  各件に御質疑はありませんか。 ◆菅野雅一 委員   各議案の共通の質問として4点について一問一答でお願いします。  指定候補者選定委員会の件に限って質問させていただきます。  この委員会の委員についてはどのような手続で選定したのか、これが1点目、選定の手続。2点目、選定の理由。3点目、委員の経歴の公表について。4点目、委員が学識経験者だけの理由について。  まず1点目から。指定候補者選定委員会の委員についてどのような手続で選定されたのでしょうか。御答弁ください。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   選定委員の選定は、西宮市児童福祉施設等指定候補者選定委員会運営要綱に基づき、学識経験者その他の者のうちから市長が委嘱することとなっております。  なお、委員の就任依頼に先立って、西宮市附属機関等の設置・運営についての指針第10条第1項の規定により総務局と協議をしております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   2点目の質問、各委員の選定理由は何でしょうか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   児童福祉施設等指定候補者選定委員会は、高度に専門的事項を審査、審議等するものであるため、公募制は導入せず、各委員に個別に依頼をしております。各委員は、本市のほかの審議会で委員をしていた方などとなっております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   3点目の質問に移ります。  委員の経歴については、もう少し詳しく公表したほうが委員としての適格性を判断できるのではないかと考えますが、市の考えを聞かせてください。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   西宮市参画と協働の推進に関する条例第11条では、附属機関等の委員を選任したときは、その氏名、年齢、職業、任期等を公表するものとすると定めています。また、公開する項目につきましては、西宮市附属機関等の設置・運営についての指針の第12条で、原則として選任区分、氏名、性別、年齢、居住地域、職業等及び任期情報となっており、児童福祉施設等指定候補者選定委員会につきましても、これらの条例、指針に基づき、市ホームページで公開しております。  公開する項目については、今後本市の他の附属機関や他市の状況なども参考にしたいと考えております。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   4点目、なぜ委員が学識経験者だけなのでしょうか。現場に精通した人物を委員にする必要性はないのでしょうか。御答弁ください。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   高度に専門的な事項を審査、審議することから、選定委員会は児童福祉の学識経験者3名と公認会計士・税理士1名の計4名で構成されております。児童福祉の学識経験者3名は、大学の准教授等ですが、現職につく以前に児童関係の施設で就労していた委員もいますし、自身の研究やゼミ生の実習等を通じて現場の実情は把握しておられるというふうに考えております。  今後も、引き続き現場のことを理解した委員を選定できるように努めてまいります。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   この選定について、利用者の視点がちょっと薄いなと感じるんですね。例えば、実際に留守家庭児童育成センターにお子さんを預けておられる保護者とか、あるいは各学校の先生方、子供たちに接して実際に留守家庭児童育成センターの状況をよく把握されている方も選定委員に入られたほうがより詳しい正しい選定ができるのではないかと思うのですが、そのあたりについてのお考えを聞かせていただければと思います。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   確かに現場の実情であったり、現場のことをよく知る方の御意見というのは重要というふうには考えておりますけれども、まず、そのセンターに現在かかわっている方ということになりますと、そこの現指定管理者がどのように運営しているかというような視点が中心になってしまいまして、新たな事業者の選定に当たって少し平等性というか公平性を欠くような結果になるのではというふうに考えておりますことから、現在は学識経験者に選定をお願いしているところでございます。  以上でございます。 ◆菅野雅一 委員   実際に利用されるのは子供たちなので、本当にどういう思いで利用しているのか、できればその辺の視点は公平性を担保した形で入れていただければと思います。  以上です。 ◆花岡ゆたか 委員   議案109号について一問一答でお願いしたいと思います。  これ、社協が手を挙げなかったのは理由はわかりますか。教えてください。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   社会福祉協議会さんにつきましては、昨年、平成30年12月の野口議員の一般質問に御答弁しましたとおり、現在これ以上育成センター数がふえる施設ですね、今、第1センター、第2センターだけのところが、第3、第4とできるようなそういった施設については、人員の確保が困難なため応募を見送ったというふうな方針を昨年は聞いております。本年度もその方針に沿ったのではないかというふうに考えております。  以上でございます。 ◆花岡ゆたか 委員   ありがとうございます。  次に、とったライクアカデミーというところ、とったというか選ばれたところ、西宮では初めてということなんですけど、ネット上の評判が余りよろしくないような気がするんですけど、職員の定着率が悪いとかが多いですね。それについてはどうお考えでしょうか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   ライクアカデミーが他市で実施をしている育成センターの評価というところでございますけれども、千葉県の浦安市の利用者評価等を見てみますと、各項目においておおむねすぐれているというような評価というふうになっております。また、そのほかに受託している自治体でライクアカデミーが平成30年度に実施したアンケートにおいても、児童、保護者ともに9割を超える方が運営について、「十分」、「どちらかといえば十分である」というふうな回答をしているというふうなことを把握しております。  以上でございます。 ◆花岡ゆたか 委員   ありがとうございます。  社協がとれないというのは僕は残念だと思うんですけど、前から申していますように、私は年に何回か社協のほうで救急救命講習を開かせてもらっています。大切な子供を預かるので、心臓がとまってしまったときとかのためにやっているんですけど、社協の人たちは横のつながりは非常にしっかりしていて、そういう研修も受けていると。救急救命講習が絶対要るとは限りませんけど、ほかの社協以外のところはそういう研修とかはよくされているのでしょうか、お聞きします。ちょっと109号から離れますけど。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   事業報告等でどういった研修をしているかという報告は受けておりますので、ほかの事業者につきましても、指導員の資質向上のための研修を行っております。  以上でございます。 ◆花岡ゆたか 委員   ありがとうございます。  意見ですけど、何度も言っているように、社協の横のつながりというのはすごいしっかりしていていいなと思います。こういうふうになっているので仕方ないかなと思います。ありがとうございます。 ◆町田博喜 委員   ちょっと確認だけなんですけど、1点だけです。規定関係ね、今回公募されたところでそれなりのいろんな選定条件で評価点がよかったから指定されたと思うんですけど、ライクアカデミーと日本デイケアセンターと新しく東京が二つありますよね。何がちょっと心配かというのは、事務所が向こうにあったときに、こちらの連絡体制とか人事管理とか、緊急のときの対応というのは大丈夫なのかなという気がせんことはないので、その辺はどう捉えていらっしゃるかだけ、ちょっと済みません。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   ライクアカデミー及び日本デイケアセンター、両方の法人なんですけれども、大阪市のほうに関西営業所がございまして、本市が公募の際に募集要項で示している、緊急時に60分以内に責任者が現場に到着できるということは満たしているというふうに考えております。  以上でございます。
    ◆町田博喜 委員   わかりました。一応、委員の皆様が大丈夫やと判断されたということでよろしいですね。  あと、ほかにこんな形で関西圏以外でとられたところというのはあるんですか。今まで過去にそういうことがありましたかという確認で、記憶にないので、確認だけちょっと。わからなかったらもういいですよ。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   昨年のシダックスについては、同じ兵庫県内並びに大阪のほうでも学童保育の事業をやっていらっしゃったというのは聞いております。ほかのこれまでに新たに西宮市に参入してきたところがそれまで関西地方で実績があるかどうかというのは今把握はしておりませんけれども、各どこの指定管理者についても、募集要項でうたっているように、60分以内には駆けつけられるような体制というのはとっておりますので、現在のところ特に支障はないかというふうに考えております。  以上でございます。 ◆町田博喜 委員   わかりました。一応大阪に事務所があるということで。ちょっと丁寧に見ていただきたいなと若干思いました。以上です。 ◆ひぐち光冬 委員   育成センターのほうで4点聞きたいと思います。児童館のほうで1点、それぞれ一問一答でお願いします。  4点ですけれども、1点目が、今回、指定管理者制度を見直したのかということ。2点目が、再指定制度について。3点目が、指導員不足のことについて。4点目が、今後の対応等についてお聞きしたいのですが、まず1点目、本会議で一色議員が育成センターにおける指定管理者制度を見直したのかという質問をしまして、その答弁として、公募が一巡したことから庁内で今後のあり方について検討を重ねという答弁があったんですけれども、具体的に何回この検討会議を重ねたのか、何を検討したのか、この議事録等は残っているのか、確認できるのか、教えてください。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   まず、育成センターの公募につきましては、平成25年7月に所管事務報告しました「留守家庭児童育成センター指定管理者の公募について」に基づき実施をしてまいりました。この報告では、非公募の施設を順次公募していくとともに、再指定期間終了後には改めて公募を実施し指定管理者を選定しますと説明させていただいております。したがいまして、公募一巡後の方針については、公募の継続を基本としながらも、これまで実施してきた効果や課題を整理することといたしました。  今後の方針については、まず、育成センター課の中で断続的に協議をしまして、随時、部長、局長への報告を行ってまいりました。  さらに、平成30年の6月定例会における公募についての所管事務報告や、同年12月における指定議案の提出などの機会を通じて、市長、副市長にも方針を説明し、最終的には野口議員からの一般質問への答弁という形で継続の方針を公表いたしました。  このような経緯ですので、改めて参加者を集めてというような形の会議ではなく、回数は数えておりません。  また、議事録は作成しておりませんが、どのような内容の協議をしたかについて説明をさせていただきます。  指定管理者制度の大きな目的は、言うまでもなく、民間事業者等が有するノウハウを活用することにより住民サービスの質の向上を図るということであることから、利用者の満足度がどのように変化したのかを検証いたしました。市が平成30年度に実施した利用者アンケートでは、育成センターを総合的に見て「大変満足」が40%、「満足」が49%で、合わせますと89%が満足しているという結果でございます。平成26年度が85%、平成28年度が88%でしたので、満足度が向上し、高い水準にあるというふうに考えております。  次に、現在の育成センターの課題と指定管理者の公募制というものを関連づけて検討いたしました。最大の課題である待機児童対策については、受け入れ枠拡大のために施設整備を進めているところですが、施設数がふえるとそれだけ指導員の確保が必要となります。  これも野口議員の一般質問への答弁のとおり、西宮市社会福祉協議会は、今後センター数が増加する校区について人材確保が困難であるという報告をいただいております。指定管理者を非公募でとなると、現在の指定管理者を指定することになるかと思いますが、現在の西宮市社会福祉協議会の状況を考えるとそれも困難かというふうに考えております。  こういった検討を経まして、公募スケジュールなどを変更することによって、より多くの事業所の参入を促し、人材の不足という課題解決も含めて、育成センター事業を安定的に実施していくべきであるというふうな結論に至りました。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  確認で、基本的にそういうやりとりの中で、やっぱり指定管理者制度はやめておこうかというような意見は出てこなかったということでよろしいですか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   やめておこうかというような意見はございませんでした。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  本会議での一色議員への答弁でもありまして、今回の利用者アンケートで満足度が向上しているということなんですけど、利用者アンケートを公開されているので私も見させてもらったんですけど、トータルで見ると89%の満足度があるということですけど、個々に事業者ごとに見ていくと、株式会社ミクシーじゃないんですけどね、公募してセリオさんなんかが入ってきていて、社協とセリオさんを比べると、やっぱりセリオさんの満足度が低いわけです。10%ぐらい低かったと思います。母数が違うので単純に比較はできないとは思うんですけど、今後利用者アンケートを見るにしても、やっぱり事業者ごとにしっかり比較して、本当にこの事業者が適当だったのか、この指定管理者制度がいいものなのかどうかというのはしっかり判断していただきたいなと思います。これは要望です。よろしくお願いします。  2点目の質問に移ります。  再指定制度、4年安定して運営できていたら、あと6年また再指定できるという仕組みなんですけども、これをそもそも設けることになった理由と目的を教えてください。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   初めて公募を実施した平成19年度は、当初指定期間を2年間としておりましたが、保育の安定性を考慮し、21年度の公募からは指定期間を4年間としました。しかしながら、公募を行った際の保護者説明会において、4年ごとに事業者が変更となる可能性があることについての不安の声があったこと、また、運営する事業者にとっても指定期間が長いほうが安定して事業を運営することができることなどを考慮し、一度公募を行った施設については、現在の事業の管理運営に問題がないことを選定委員会において審査の上、指定管理者の再指定が行われる取り扱いとしております。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  そうなってくると少し矛盾が生じてくるなと感じていて、4年は短過ぎる、継続的、安定的に運営できるところは再指定したほうが不安がなく運営できるということだと思うんですけど、だったら10年できたところはもう一回やったらいいじゃないかというふうに単純に思うんですね、安定してやっているわけだから。安心感ということを考えれば、10年たったら、公募ではなくて、10年間やってきたんだからもう一回お願いしますとここでも再指定すればいいではないかと思うんですけども、どう考えますか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   10年間安定して運営した事業者をさらに非公募で再指定するというような御提案でございますが、公募制を採用することにより、よい意味での競争意識が芽生えたということが保育サービスの質の向上につながって、利用者の満足度の向上につながったというふうに考えておりますので、現状では変更する考えはございません。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。何をとるかということになってくるのかなと思うんですけど、わかりました。次の質問に移ります。  今いろいろ話を聞いていると、どこのセンターでも指導員不足だというようなことを聞いていて、特に常勤の指導員が不足していると。あるところから聞いた情報によると、今センター数で言うと約70ぐらいあるかと思うんですけど、十分に足りているのは3センターしかないというようなことも聞いていまして、非常に少ないと。指定管理者制度が指導員不足の要因になっているんじゃないかなというようなこともちょっと思ったりするのですが、指定管理者制度が始まる前に社協さんが全部やっていたときにこのような指導員不足の悩みというのはあったのでしょうか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   指定管理者制度が始まる前に指導員不足があったというふうには聞いてはおりません。ここ数年で保育ニーズが急増して育成センター数が増加し、それにあわせて指導員の確保が必要になったことから人材不足という課題が深刻になったものというふうに考えております。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  指定管理者制度が直接指導員不足に関係しているとは考えていないということでよろしいですか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   そうです。保育のニーズが高まったことによる原因というふうに考えております。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   わかりました。  2018年12月定例会で野口議員の質問に対して、指導員の処遇改善や広報などによって人材確保に向けた支援をしていきますというような答弁をされていました。指導員不足に悩んでいるということに対してこういうことがあったのですが、具体的にこれまでどのような支援をしてきたかということを教えていただけますか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   具体的な支援としましては、指導員の募集については、従前からの市政ニュース及び市のホームページによる周知に加えまして、支所や公民館等の市公共施設への募集チラシの設置であったり、市ホームページのヘッドラインあるいはツイッターを利用した広報などをしております。  また、平成29年度に常勤指導員1人当たり年額10万7,000円の処遇改善を行いました。平成30年度には、さらに常勤指導員1人当たり20万円の処遇改善を行っております。処遇改善を行うことにより指導員の定着を図ることができているというふうに考えております。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   常勤の方1人当たり20万円というのは、指定管理料としてプラスしているという意味ですか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   はい。指定管理料として事業者のほうにこの金額を上乗せしてお渡しして、それが指導員のほうの給料に反映されているというようなことでございます。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   わかりました。ありがとうございます。  4点目ですけども、昨年からシダックスさんが株式会社として公募でこの指定管理者制度を使って入ってこられていて、シダックスさんの問題点として物すごく声が入っています。私が一番びっくりしたのは、シダックスさんが新しくやるときに、3月に前のところから引き継ぎをしたんだけれども、4月にはその引き継ぎを受けた職員がもはやいなくなってしまって何の意味もなかったというようなことを聞いています。3月に引き継ぎを受けた職員は、別に退職したわけではなくて、シダックス内の別のほうに行っていたというようなことで、むちゃくちゃやなと。最初から、仕事をとれたからもうあと中身はどうでもええのかというような感じを受けますし、この4月からやっていて、もはや初期のメンバーが誰もいない、総括責任者も今で3人目、どれだけやめているんだというような実態があります。常に指導員を募集している状態で、夏休みは職員が足りないから、シダックスさんは給食の事業もされているということで、給食の方が支援に入る、ヘルプに入ってきている、全く経験のないというような方も入ってくると。夏休みは開所時間は8時なのに、8時になっても職員が誰も来ず鍵があけれない、みんな困ったとか、まあいろんなことを聞いております。  そのシダックスさんが昨年の選考で何点やったかというと、682点なんですね。高いほうですけど。74.4%の得点率だと。今回、ライクアカデミーさんが何点やったかというと、613点なんですよ。得点率は66.8%。本当に大丈夫なのかなと物すごく怖いですね。慎重にやっていただきたいなと思うんですけど、シダックスさんは非常にたくさんの問題があると聞いているんですが、絶対こういうことが起こらないようにしなきゃいけないと思うのですが、今回ライクアカデミーさんとか日本デイケアセンターさんとかにどのような助言であったり支援とかをしていく予定か、ちょっと教えていただいていいですか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   スムーズに4月から運営していただくためには、やはり引き継ぎというのが重要だというふうに考えております。今年度、より効果的に引き継ぎを実施するために、昨年度引き継ぎを受けたシダックス、労協センター事業団、そして、引き継ぎを行う側だった社協さんに対して、引き継ぎの課題についてのアンケートを実施をいたしました。引き継ぎ事務の課題を洗い出しまして、今年度は幾つか改善――具体的に言いますと、詳細な引き継ぎ項目を市が提示して、早い時期に文書で引き継ぐであったり、引き継ぎに立ち会う回数をふやして市の関与をふやして、より細かい進捗管理に努めるであるようなことを実施をしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   ありがとうございます。  シダックスさんみたいに引き継ぎを受けた人がすぐ4月にいなくなっちゃうみたいなことになったら、どれだけ細かい引き継ぎをやっても意味がなくなってしまうと思うので、その辺も注意しながら本当にそのようなことがないように、しっかりと複数の方に引き継ぎを受けてもらうとか、その辺の指導も含めてやっていただきたいなというふうに思います。よろしくお願いいたします。  次に、児童館の議案第112号のほうに質問したいんですけれども、1点だけです。  今回、2施設で指定管理者制度を初めて公募で行うということですが、今後ほかの施設にこの指定管理者制度を広げていく予定があるのかどうかを教えてください。 ◎子育て総合センター所長   現時点で明確に指定管理をしていこうとしている施設はございません。ただ、平成29年2月に「西宮市立児童館・児童センターの今後の方向性について」として所管事務報告をさせていただいておりますけれども、その中で児童館の運営方針として、地域における課題やニーズを踏まえ、児童館の運営形態、地域による運営、指定管理、直営などについて検討を進める、実施時期については各地域の実情に合わせ検討していくということで御説明をさせていただいております。今後それらに基づきまして、それぞれの館ごとで地域的な状況も考慮して検討していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆ひぐち光冬 委員   わかりました。ありがとうございます。以上です。 ◎子育て支援部長   先ほどひぐち委員のほうからの3つ目の質問で、指導員の配置が足らないところがほとんどで、足りているところは3センターほどだという話がございましたけれども、今年度5月1日の時点で75センターあるんですけれども、ほとんど常勤指導員がちゃんと張りついておりまして、むしろ指導員がちょっと足らないというところが二、三センターぐらいあるというところだというのが現状ですので、聞かれる方が不安になられると困りますので、そこは訂正させていただきたいと思います。  以上でございます。 ◆田中あきよ 委員   質問の大きな項目、議案109号、111号の育成センターの指定管理者の件で3点お聞きいたします。  まず1点目は、先ほどのひぐち委員からの質問と同じでした。どのように引き継ぎをされるですとか指導上の管理をどうされるというのはお答えをいただきましたので、要望だけ先にお伝えさせていただきます。  この評価結果から見ますと、総得点で比べたところ、社協が728から732ポイント、YMCAが793から797ポイント、日本デイケアセンターが664ポイント、ライクアカデミーが613から617、セリオが616から763というふうに数字が出ております。  数字上にはなるかと思うんですけれども、比べたところ、やはり新しいところの日本デイケアセンターとライクアカデミーの総得点が低いというところが大変気になったというところと、それから、内容的に、書類審査が1、2、3、4とあるのですが、比べてみますと、社協のところは、3の当該施設管理運営事業実施計画というところがポイントが高く、どうしても1番の財務状況等ですとか4番の資金収支計画については数字が低くなるという傾向があります。社協と株式会社とを比べたときに、資金収支計画ですとか財政状況を比べてしまうと、大事なところなんですけれどもやっぱり弱くなるのかなというところがあります。3番の実施計画についてのポイント、基礎配点も高くなっているんですけれども、見直しの際に、やっぱり中身的にはここが一番重要かと思いますので、ぜひもう少し重点的にしていただけないかなというところで要望いたしまして、先ほどひぐち委員がおっしゃいましたように、今後その不安をどういうふうに払拭していくのか、指導管理を徹底していただきたいというお声がありましたので、私の要望とさせていただきます。  残り2点の質問をさせていただきます。  同じくこの株式会社…… ○山口英治 委員長   田中委員、済みません、2点に関しまして項目を先に言っていただいて、一問一答かでお願いします。 ◆田中あきよ 委員   一問一答でお願いいたします。項目は、同じく議案109号、111号になりまして、1点目が、人材不足の観点からの質問を1点と、それからもう一つが、総得点率が低い場合の案ということで2点お願いいたします。  まず、人材不足の点ですけれども、新たに日本デイケアセンター、ライクアカデミーの2者が、東京が本社ということですが、今回大阪にも営業所があると聞いております。人材募集は近隣でされるのではないかなという話だったんですけれども、ほかのところを見ましてもやっぱり人材不足という点がありますので、この2者が関西初こちらに来て、人材不足であって、さらにここで人材確保しようとしたときに、本当に各施設で必要な人材確保できるのかという不安がこちらもあります。そこがもしうまくいかなければ、利用者の子供たちにとっては大変大きな問題になりますので、その場合に例えば関西で人材を確保ができない場合は、関東のほうからとか、この会社の中で人材をこちらに回してこられるというような内容は確認されておりますでしょうか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   ライクアカデミーと日本デイケアセンター、両者ともなんですけれども、関西地方のほうでは企業内保育であったり病院内保育の事業を実施をしております。基本的には育成センターの職員はこれから、議会での議決をいただいた後に一般的に募集をかけることになるというふうに考えておりますけれども、今現在、関西のほうでやっているほかの事業の保育士をこちらのほうに配置するであったりとか、あとは関東地方に勤務している社員に希望を聞いた上で関西地方への人事異動というような対応も含めて西宮市の育成センターの人員を確保したいというふうなことを聞いております。
     以上でございます。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  今の御答弁で人材不足のところは必ず人手はあるということになるかと思いますので、そのあたりも市のほうでもチェックをしていただきたいと思います。  もう一点、この基準がとても低いというところでやっぱり不安があるんですけれども、特に最低基準というものを設けていない。得点率が低い場合でも、これ以上下回ると1者であってもほかの方法を考えますとかそういうのはないというふうに聞いております。得点率が低い場合、ある一定の基準を設けて、そこで足りないところに関しては、例えばなんですが、その育成センターが軌道に乗るまで1年間は市から担当者を1人つけて、項目の低いところに関してポイントが上がってくるかをチェックするですとか、何か具体的なそういう対策を考えていらっしゃいませんでしょうか。お答えください。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   指定候補者となりました事業者につきましては、選定の結果表ですね、こちらの議会の資料につきましては、紙面の都合もありまして中項目のみのものなんですけれども、もう少し細かく審査をしたものがございますので、その資料をもとに、こういったところは選定委員の中で評価が低かったので気をつけるようにというような助言をした上で選定の結果をお伝えするというようなことをしております。また、選定委員のほうからさまざまな意見が出ましたことにつきましても、こういったところを気をつけてやるように、あるいは、こういった課題をきっちりと捉えた上で運営するようにというようなことはお伝えをしております。当然4月以降、運営が開始した後もそういったところがきっちり改善されているのかということにつきましては、担当職員のほうで現場を確認するなどしていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  4月以降も担当の方がチェックしてくださるということなんですが、やっぱりたくさんありますので、チェックをされる方の人数も限られていると思いますが、新しいところに関しては、子供たちも新しい環境ということになると思いますので、ぜひ重点的にやっていただきたいなと思うのですけれども、先ほど1年間はと言いましたが、1学期の間だけでもそこは重点的に担当の方が毎日ぐらいチェックするというのは無理でしょうか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   ちょっと毎日というのは無理があるかもしれませんけれども、4月から夏にかけてというのが非常に重要な時期だと思っておりますので、重点的にチェックをしたいというふうに考えております。  以上でございます。 ◆田中あきよ 委員   ありがとうございます。  重点的にやっていただけるということですので、最後要望だけ。  細かく審査をされてチェックをして、ここはもう少しこうしてほしいというのも伝えていただいているということですので、その後のそこが改善されたかどうかというところもぜひチェックをしていただきまして、その後の再指定ですとか、次のチェックにつながるような、何か残していっていただくといいますか、一回チェックをしたら終わりではなくて、そのチェック項目がきっちりと、ポイントとして、得点率として上がってきているのかどうかというところも数字に上げていただけるような形をつくっていただければと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 ○脇田のりかず 副委員長   議案109号と111号について私から2点ちょっと御質問させていただきたいんですけれども、ひぐち委員からのお話で、昨年4月から指定管理を開始されているシダックスさんでいろいろ問題があるというお話は、私もこの夏前ぐらいですかね、相談をいただいたところで、宮後課長も御存じのところで御相談させていただいたところもあったんですけれども、今回社協さんから津門と瓦木がライクアカデミー、平木が日本デイケアセンターさんということで新しい事業者さんになりますので、同じですよね、シダックスさんのときも、もともと社協さんがやっていらっしゃってシダックスさんにかわると。なので、利用者の方々からすると、よし悪しじゃなくて、社協さんのやり方になれていらっしゃって、こういうものやという、いわば当たり前に社協さんのサービスを受けていらっしゃった中で新しい事業者さんにかわられるとやっぱりギャップというのはすごくあると思うんですね。先ほど宮後課長がおっしゃいました引き継ぎのときもすごく重要だと思うんですけど、ひぐち委員の話もありましたけれども、やめちゃったり異動したりすると本当に意味がなくなっちゃう。なので、指定権者として行政のほうでどうやって監視じゃないですけど、指導監査体制をしいていくかというところが非常に重要かと思います。  来年の令和2年の4月からの指定ということで、特に一番初めに大きいかなめになるのは夏休みなので、夏休みに入る前の体制をどうしていくかとか、保護者説明会とかありますので、そういうところにちょっと見に行ってほしいなというのが私の中であるんですけれども、その辺どうでしょうか。課長に行ってくださいという話ではないんですけれども、職員さんに――そこに行けば現場が見えるんですよね。いわゆる指定管理者サイドの運営の体制と利用者さんからの声と両サイドで見えるいい機会だと思いますので、そういうところに出向いていっていただくようなことはできないでしょうか。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   今年度につきましても、私自身も育成センターの保護者会等には参加をさせていただいて、保護者の方の声を聞くというようなことはいたしました。来年度につきましても、できる範囲でそういった声を拾い上げたいというふうには考えております。  以上でございます。 ○脇田のりかず 副委員長   ありがとうございます。  今回、各委員さんもやっぱりすごく心配されているところでもあると思いますので、社協さんから新しいところにかわられたというのは、先ほど宮後課長がおっしゃった、これから拡大していくところは社協さんは受けられないから新しい事業者さんにかわっていく。ということは、西宮市の中でもかなりニーズの高いエリアを今後新しい会社さんが担っていくということになりますので、非常に重要なところだと思います。なので、津門、瓦木、平木に関しましては、来年指定が始まった初年度に関しては、特にそのあたり重点的に見ていっていただきたいなと思います。意見要望にしておきます。  2点目、同じくこちらに関してですけれども、育成のアンケートがありますけれども、今現状、指定管理者ごとの内容になっていらっしゃると思うんですけど、複数受けていらっしゃるところもありますよね。なので、今回新しく指定されるところでいくと、ライクアカデミーさんは津門と瓦木、雇い入れるスタッフさんがおのおので違いますし、利用者さんも違う。地域性もありますし、なので、各指定管理者ごとというよりは育成ごとのデータをとってほしいんです。こっちの運営としてはうまいこといっているけれども、片や、同じ指定管理者の中でもこっちの運営はうまいこといっていないということも十分にあり得るので、そのあたりを特に新しく指定されたところは1年後とか節目でアンケートを独自といいますか、新しいところだけアンケートを実施するというのも必要かなと思うんですけど、そのあたりのお考えをお聞かせいただきたいなと思います。 ◎育成センター課長併任育成センター推進課長   アンケートにつきましては、ホームページで公開しているのは事業者ごとになっておりますけれども、各育成センターごとに分類はできますので、その中で事業者の中でもやはりセンターについて評価にばらつきがあるというようなこともございます。そういったときは、保護者の意見を書いているところがありますので、そういった意見を参考に、また指定管理者にも確認をして、指示、指導をしているところでございます。  新しく指定管理者がかわったところでございますけれども、ホームページで公開しているアンケートと同時期になるんですけれども、大体かわった年の12月ぐらいにアンケートを送付いたします。これは、指定管理者がかわったところ向けのアンケートの内容になっておりまして、これまでと比べてどういうふうに感じるかというようなこともアンケートで項目として上げております。そういったものをもとに、これまでとどういうところで違いが生じて保護者の方が不安になっているのかというところを分析して指定管理者のほうにお伝えするようにしております。  以上でございます。 ○脇田のりかず 副委員長   ありがとうございます。  苦楽園の育成の話でちょっと御相談させていただいたときは、御対応いただいてからやっぱりよくなったという話を利用者さんから聞いているんです。なので、いろいろ利用者さんからのお話を聞いて、こちらが指定管理者といろいろとやりとりをすることによって改善できるところというのは十分あるのかなと思いますので、新しく西宮市に参入されてこられる事業者さんに関しましては、ぜひ指導と御支援を重点的にお願いしたいなというふうに思います。  以上です。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  これより討論に入ります。  各件に御意見はありませんか。 ◆ひぐち光冬 委員   共産党議員団は、議案第106号、議案第109号、議案第110号、議案第111号、議案第112号に反対いたします。  理由は、指定管理者制度そのものがやはりこの育成センター事業及び児童センターの事業にはなじまないのではないかということと、先ほど述べましたように株式会社等の不安もあるということで、この各件に関しては反対したいと思います。  もっと詳しくは本会議のほうで述べたいと思います。  以上です。 ○山口英治 委員長   確認ですが、ひぐち委員、済みません、107号、108号、113号は賛成ということでよろしいですか。 ◆ひぐち光冬 委員   はい。大丈夫です。 ◆花岡ゆたか 委員   市民クラブ改革は、上程中の各件に賛成いたします。  以上です。 ◆菅野雅一 委員   会派・ぜんしんは、議案第106号ほかの議案に賛成します。 ○脇田のりかず 副委員長   維新の会西宮市議団は、議案第106号から111号の留守家庭児童育成センター指定管理者指定の件と、議案第113号、112号に関して賛成いたします。 ◆町田博喜 委員   公明党議員団は、議案第106号から、今上がっております113号まで賛成をいたします。  以上です。 ◆田中あきよ 委員   無所属田中あきよは、ただいま上程中の各件につきまして賛成をいたします。  先ほども申し上げましたが、今後必ずしっかりと見守りをしていただくという要望をお伝えしまして賛成とさせていただきます。 ○山口英治 委員長   ほかにありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  採決は8回に分けて行います。  まず、議案第106号の採決を行います。  議案第106号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○山口英治 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第106号は承認することに決まりました。  次に、議案第107号の採決を行います。  議案第107号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第107号は承認することに決まりました。  次に、議案第108号の採決を行います。  議案第108号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第108号は承認することに決まりました。  次に、議案第109号の採決を行います。  議案第109号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○山口英治 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第109号は承認することに決まりました。  次に、議案第110号の採決を行います。  議案第110号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○山口英治 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第110号は承認することに決まりました。  次に、議案第111号の採決を行います。  議案第111号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。
       (賛成者挙手) ○山口英治 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第111号は承認することに決まりました。  次に、議案第113号の採決を行います。  議案第113号は、これを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第113号は承認することに決まりました。  次に、議案第112号の採決を行います。  議案第112号は、これを承認することに賛成の委員の挙手を求めます。    (賛成者挙手) ○山口英治 委員長   挙手多数と認めます。したがって、議案第112号は承認することに決まりました。  ここで説明員が交代いたします。    (説明員交代) ○山口英治 委員長   次に、議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会所管科目こども支援局分を議題とします。  当局の説明を求めます。 ◎子供支援総務課長   議案第91号令和元年度一般会計補正予算(第3号)のうち、こども支援局所管分につきまして御説明いたします。  歳出から御説明いたします。  補正予算書の56・57ページをお願いいたします。  款民生費、項児童福祉費、目児童福祉総務費では7,561万9,000円を増額しております。  内訳は、右側説明欄をごらんください。  職員の給与費につきましては、職員数が101名から107名へと6名増員となったことなどによる増額でございます。  育児支援訪問事業経費では、ヘルパー派遣委託業務において派遣回数が当初の見込みを上回ることから増額するものでございます。  一般事務経費では、事業費や速記等委託料の不用額を減額する一方、過年度の国庫負担金及び補助金等の実績確定に伴い返納金が生じましたため、償還金利子及び割引料を計上するものでございます。  次の58・59ページをお願いいたします。  子ども・子育て支援プラン推進事務経費では、主に遠隔地への旅費や事業費などの不用額を減額するものでございます。  家庭児童相談事業経費では、本年度に児童虐待予防・対応マニュアルの増刷を予定しておりましたが、来年度に児童福祉法等の改正を反映させた改訂版として印刷することとしましたため、緊急対応用版ブックの作成に変更し、不用額を減額するものでございます。  ひとり親家庭相談事業経費では、母子生活支援施設ファミリエひかりにおいて、上半期の入所者がなかったことによる負担金補助及び交付金の不用額を減額しております。  また、婦人相談事業経費でも、他市の母子生活支援施設において上半期に入所者がなかったことによる負担金補助及び交付金の不用額を減額しております。  目児童手当費では、児童手当支給事業経費で222万7,000円を増額しております。  内訳としましては、マイナンバーによる情報連携に係るデータ標準レイアウト変更への対応として委託料を、過年度児童手当交付金の事業費確定に伴う返還金として償還金利子及び割引料をそれぞれ増額しております。  目保育所費では6,678万3,000円を減額しております。  職員の給与費は、公立保育所保育士などの人件費でございます。期末勤勉手当や超過勤務手当などの職員手当等が増となる一方、育児休業取得者の上半期の勤務状況に伴う給料及び共済費の不用額を減額しております。  次の60・61ページをお願いいたします。  公立保育所管理運営事業経費では、主に嘱託保育士や臨時保育士の人数が見込みを下回ったことに伴う報酬や共済費及び賃金の減額、そのほか事務機器の借り上げ料の不用額などを減額するものでございます。  目児童保育費では、地域型保育等支援事業経費で122万6,000円を減額しております。  これは、家庭的保育者等研修事業や地域型保育事業外部評価業務、AED借り上げなどの契約金額が確定したことによる委託料、賃借料の不用額をそれぞれ減額するものでございます。  目児童育成費では、留守家庭児童育成センター管理運営事業経費で1,265万円を減額しております。  これは、一時的な待機児童対策が必要になることを想定し運営費等補助金を予算計上しておりましたが、現在の指定管理委託業務の範囲で対策を講じることができましたため、計上しました補助金を減額するものでございます。  目児童福祉施設整備費では、留守家庭児童対策施設整備事業費で4,042万4,000円を減額するものでございます。  これは主に、樋ノ口育成センター新築や瓦木、段上西の育成センター改築などの工事請負費の不用額及び民設民営による放課後児童クラブの公募、選定の結果、1センターの決定となったことによる開設補助金の不用額でございます。  次の62・63ページをお願いいたします。  項障害福祉費、目児童発達支援費では234万9,000円を減額しております。  職員の給与費は、こども未来センター41名の人件費でございます。39名から2名増員となっており、異動等による人員構成の変動などから増額となるものでございます。  診療・リハビリ事業経費では、主にこども未来センターの嘱託職員2名が退職し、後任を任用するまでの不在期間の報酬及び共済費を不用額として減額する一方、65ページに移っていただきまして、医師の退職により応援医師の謝金等を増額しております。  児童発達支援事業経費は、主に通園タクシーの利用者が想定より少なかったことによる借り上げ料の不用額や北山学園の施設補修工事が部分補修対応になったことなどによる工事請負費の不用額について減額するものでございます。  ページ飛びまして、106・107ページをお願いいたします。  款教育費、項教育総務費、目教育指導費のこども支援局所管分は、地域・学校支援事業経費で、適応指導教室事業の一部を教育委員会に移管したことによる講師等謝金の不用額及び発達障害早期発見支援業務などの委託料の不用額、計121万8,000円を減額しております。  歳出の説明は以上でございます。  続きまして、歳入を説明させていただきます。  ページを戻っていただきまして、10・11ページをお願いいたします。  款国庫支出金、項国庫負担金、目民生費国庫負担金、節児童福祉費負担金は、母子生活支援施設措置費で724万5,000円を減額しております。  これは、歳出でも御説明しましたとおり、母子生活支援施設において上半期の入所者がなかったことによる措置費及び措置負担金の減額にあわせて国庫負担金を減額するものでございます。  次の12・13ページをお願いいたします。  項国庫補助金、目民生費国庫補助金、節児童福祉費補助金は831万1,000円を減額するものでございます。  子ども・子育て支援交付金では、主に放課後児童健全育成事業において、歳出でも御説明いたしました民設民営による放課後児童クラブの公募、選定の結果に伴う開設補助金の減額や一時的な待機児童対策が不要になったことによる負担金補助及び交付金の減額にあわせて国庫補助金を減額するものでございます。  その下、子ども・子育て支援体制整備総合推進事業費は、歳出と同様に、家庭的保育者等研修事業委託の契約金額確定に伴う減額でございます。  その下、児童厚生施設等整備事業費は、補助要綱の改正により補助基本額が増となった一方、整備工事のうち国庫補助金の対象外になるものがあったため減額となっております。  次の14・15ページをお願いいたします。  款県支出金、項県補助金、目民生費県補助金、節児童福祉費補助金は、子ども・子育て支援交付金で564万5,000円を減額するものでございます。  これは、国庫補助金と同様に、放課後児童健全育成事業における放課後児童クラブの開設補助金の減額や一時的な待機児童対策のための補助金の減額にあわせて県補助金を減額するものでございます。  その下の児童厚生施設等整備事業費は、国庫補助金と同様に、補助要綱の改正により補助基本額が増となったものの、整備工事のうち補助の対象外となるものがあったため減額となっております。  ページ飛びまして、20・21ページをお願いいたします。  款諸収入、項目雑入、節実費等徴収金のこども支援局所管分では、歳出で御説明いたしましたとおり、ヘルパー派遣委託業務において当初見込みを上回る派遣回数の増となったことにより、歳出とともにヘルパー派遣の利用者負担金である育児支援家庭訪問事業利用者負担金を増額するものでございます。  歳入の説明は以上でございます。  次に、債務負担行為の設定について御説明いたします。  126・127ページをお願いいたします。  こども支援局では、表の上から5番目の保育所給食リフト更新事業から10番目の留守家庭児童育成センター機械警備業務までの6件の債務負担行為を新たに設定するものでございます。  5番目の保育所給食リフト更新事業は、保育所2カ所における給食リフトの更新工事について、限度額を1,100万円、期間を令和2年度として設定するものでございます。  6番目から9番目までの4件は指定管理料でございます。  6番目の瓦林留守家庭児童育成センター他7施設指定管理料は、瓦林留守家庭児童育成センターほか7施設の管理運営について、限度額を14億9,160万1,000円、期間を令和2年度から5年度として設定し、7番目の鳴尾北留守家庭児童育成センター他4施設指定管理料は、鳴尾北留守家庭児童育成センターほか4施設の管理運営について、限度額を9億9,956万3,000円、期間を令和2年度から7年度として設定し、8番目の高木北地域子育て支援施設指定管理料は、高木北地域子育て支援施設の管理運営について、限度額を4,221万1,000円、期間を令和2年度から7年度として設定し、9番目の塩瀬・山口児童センター指定管理料は、塩瀬・山口児童センターの管理運営について、限度額を1億7,853万3,000円、期間を令和2年度から5年度として設定するものでございます。  10番目の留守家庭児童育成センター機械警備業務は、留守家庭児童育成センターの機械警備委託について、限度額を475万2,000円、期間を令和2年度から4年度として設定するものでございます。  債務負担行為の設定及び一般会計補正予算の説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願いいたします。 ○山口英治 委員長   説明は終わりました。  これより質疑に入ります。  本件に御質疑はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、質疑を打ち切ります。  なお、本件に対する討論並びに採決は、この後一括して行います。  ここで説明員が交代します。    (説明員交代) ○山口英治 委員長   次に、議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)のうち、本委員会所管科目を議題とします。  本件に対する質疑は既に終了しております。  これより討論に入ります。  本件に御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、討論を打ち切ります。  これより採決に入ります。  議案第91号のうち、本委員会所管科目はこれを承認することに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、議案第91号のうち、本委員会所管科目は承認することに決まりました。  以上で付託事件の審査は全て終了しました。
     次の協議事項に入る前に、ここで一旦、当局の御挨拶があります。 ◎教育長   教育こども常任委員会の閉会に当たり一言御挨拶申し上げます。  委員各位におかれましては、議案第91号令和元年度西宮市一般会計補正予算(第3号)ほか諸議案につきまして、慎重かつ精力的に御審議いただきまして、まことにありがとうございました。  御審議中で承りました御意見、御要望につきましては、十分に留意いたしまして、事業の執行に万全を期してまいります。  なお今後とも一層の御指導、御鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。本日はありがとうございました。 ○山口英治 委員長   ここで説明員が退席します。    (説明員退席) ○山口英治 委員長   次に、管外視察報告書・提言についてを議題とします。  各委員の管外視察報告書につきましては、タブレットに配信しております。  前回の委員会で意見交換、振り返りをしておりますが、本日は、まず皆様から御提出いただいた管外視察報告書をもとに改めて意見交換を行いたいと思います。  何かございますでしょうか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   では、前回のところで皆様に意見交換をしていただきまして、見ていただいたとおりでございますので、よろしくお願いいたします。  次に、今後の流れについて確認しておきます。  視察報告書につきましては、本日の意見交換を踏まえ、加筆、修正がある方は、1月8日水曜日17時までに再提出ください。再提出がない場合は、既に御提出いただいたもので確定とさせていただきます。  続いて、当局への提言についてです。  前回の委員会でも確認させていただきましたとおり、当局への管外視察の提言の方法については、委員の視察報告書に提言を明記してもらい報告書を束ねて提言書とする方法をとらせていただきます。  本日の意見交換を踏まえて報告書の加筆、修正がある方は、改めて期限内に御提出をお願いいたします。  提言については、次回の委員会で報告書の最終確認を行い、その後ホームページに掲載並びに当局に送付し、提言とさせていただきたいと思います。  そのほか本件について、ほかに御意見はありませんか。    (「なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   なければ、本件はこの程度にとどめます。  この際、お諮りします。  本委員会の所管事務中、1、学校教育及び社会教育について、2、子ども・子育て支援サービスの向上について、以上2件について閉会中の継続審査としたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  いま一点、お諮りします。  本委員会で採決しました事件に対する委員会報告書の作成につきましては、正副委員長に御一任願いたいと思います。  これに御異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○山口英治 委員長   異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。  本日は多くの議案がありまして、皆様から活発な御意見を頂戴しました。本当にありがとうございました。年内最後の委員会となっておりますが、明年また皆さんと一緒にしっかりと議論を重ねてまいりたいというふうに思いますので、今後もまた委員会の繁栄のためによろしくお願いしたく思っております。  これをもって教育こども常任委員会を閉会します。  御協力ありがとうございました。           (午後2時59分閉会)...