◆
篠原正寛 委員
意見にしたいと思います。
私も、じゃあ、これにかわる何かいいプランを持っているのかというと持っていないので、細かいことは
意見を言いつつも、ここまで来てしまったという感はあるんですけども、究極、一番平たく言うと、見る
スポーツとする
スポーツというのは、気をつけないと相反する
可能性があるのかなというふうに思ってます。する
スポーツというのは、
市民が多種多様ないろんな
スポーツをいつでも気軽に簡単にできるということだし、見るというのは、ある種、
興行、
プロ使用みたいなものであって、この
二つを同居させるのは非常に難しくて、一番いかんのは、抽象的な言い方で申しわけないけども、それが
場所であれ、グレードであれ、設備であれ、どっちつかずの中途半端になること、これが最も恐れていることなんです。90億円近い投資というのが果たしてどうなのかというのも含めて、役所ですから当然スケジュールどおり進むのは理解をいたしますけども、ぎりぎりのぎりぎりまで、
市長のお
考えもいろいろ
判断があるかもしれませんし、我々のほうももちろん
考えたいこともあるかもしれませんし、いろんな
可能性をぎりぎりまで探るべきかなというのは
意見として申し上げたいと思います。きょう
所管事務報告が終わって、
パブリックコメントを行うまでに1カ月弱ぐらいの時間があります。その間に議会も始まりますし、さまざまな動きがある
可能性もあると思います。だから、きょうはこれを承ったとしても、いや、この
委員会で25日から
パブリックコメントをするって言っちゃったから、何が何でも、天地がひっくり返ろうとこのとおりするんやというところに必ずしも固執しなくてもいいのではないかなという、そこまではぎりぎり柔軟にいてもらったらどうかなというのは
意見として申し上げたいと思います。
以上です。
◆
西田いさお 委員
私は、はっきり言って、あんまりこれは賛成したくない案件なんです。
先ほどから出ており、
篠原委員もおっしゃってましたけれど、やっぱり見る
スポーツとする
スポーツと同時になったときに、見る
スポーツを優先するのか、する
スポーツを優先するのか。恐らく両立というのはまず無理だと思います。
そこでお聞きしたいのが、もし、
メーンアリーナで
興行をやっていた、そのときに
サブアリーナがどんなふうに使えると想定しているかというのを答えていただきたいと思います。
○よ
つや薫 委員長
一問一答でよろしいですか。
◆
西田いさお 委員
一問一答で。
アリーナに関して。
◎
地域スポーツ課長
興行試合開催時ですけれども、もちろん
メーンアリーナ、
サブアリーナ、ほかの諸室も含めまして、
動線計画もしっかりと
計画のほうに盛り込んでいきまして、それぞれ
メーンアリーナで
興行試合、
サブアリーナで一般的な御
利用をしていただくような
計画にしていくと
考えております。
以上です。
◆
西田いさお 委員
答えになってない。同時になったらどうするのかというのがね。使えるのか、使えないのか。
メーンアリーナを使っているときに
サブアリーナが使えるかどうかというのを答えてほしい。
◎
地域スポーツ課長
もちろん同時に御
利用ができるように、きっちりと
動線計画も立てて
整備していくという形でございます。
以上です。
◆
西田いさお 委員
駐車場台数を
考えても、
同時開催というのは100%私は無理だと思ってます。まして、大きな
興行をやっているときに
サブアリーナを、入り口も何も全部違って、
別建てものであればまだ
可能性があるかもわかりませんけれど、同じ
駐車場から何から使うわけですから、それで
同時開催ができると。何かちょっと安易に
考え過ぎているのではないかなと思うんですけれど、その点はどういうふうに
考えますか。
◎
地域スポーツ課長
もちろん
興行試合のときには、
駐車場の台数に限りがあるというところで、
公共交通機関とか、そういう形で来ていただくという形でもちろん啓発していくんですけれども、他方の
サブアリーナで御
利用される方についても、当日については、非常に混雑、特に
駐車場の混雑が予想されるということももちろんあらかじめ周知した上で、
サブアリーナを使う方につきましても、そこはちょっと御不便をかけるんですけれども、一定配慮していただきたいという形でお伝えしようというふうに
考えております。
以上です。
◆
西田いさお 委員
簡単にそれを言うてはるけれど、
駐車場でも、全然それを周知できない
相手があるわけでしょう。例えば5,000人の
観客を呼ばなきゃいけないとなったときに、その5,000人の
観客の人にどのように周知するか。周知できる
相手はいいですよ。周知できない
相手がたくさんいると思うんですよね。そういうことをどこまで
考えているかというのを聞かせてほしい。
◎
地域スポーツ課長
5,000人以上となりますと、年に数回程度かとは思うんですけれども、もちろん不特定多数の方に
駐車場の御
利用案内、
施設の御
利用案内をしないとだめなわけですから、広報ですね。もちろん
観客の方には事前にお伝えしなきゃだめですし、ホームページ等々の媒体も使いまして、
駐車場台数に限りがあることは広く広報に努めていかないとだめだというふうに
考えてます。ただ、もちろん5,000人
規模となりますと、
最大収容人数に近いですので、そのときに果たして
メーンと
サブ、それぞれの
利用が成り立つかどうか、そこはもちろん
検討する余地はあるとは思っております。
メーンの
アリーナは5,000人
収容ですけれども、例えば二、三千人の使用の場合でしたらいける
可能性は十分あると思うんですけれども、やっぱりマックスの
満員御礼という形の場合には、場合によっては、
サブアリーナも
メーンの
アリーナの
興行主に借りていただいて、1棟貸しみたいな形でする場合ももちろん
考えられるのではないかというふうに思っております。
以上です。
◆
西田いさお 委員
めっちゃ簡単におっしゃるんですけれど、やっぱり
市民の
大会でも、サラリーマンとかいろいろいるわけですから、土、日に開催したいという希望が多いわけですよね。
興行だって、金、土、日の
あたりで開催しないと、
収益性を
考えると全然
ウイークデーでは追いつかない
部分もあるしね。だから、そこでやっぱり重なるわけですから、
市民の方が自由に使えるかといったらそうじゃないし、今でも
ストークスが使われるために
ウイークデーに回したり、いろいろしてますけど、
ウイークデーに回されたところは、
ストークスに対して余りいい感情ではないと思いますよ。
だから、そういうことをいろいろ
考えますと、そこでそのままやっていいのかどうかというのはね。これ以上やっても、交通のアクセス――私もずっと言ってきましたけれど、15分で行けます、恐らく無理です、普通に歩けば20分はかかりますと。いろんなところで言ったいろんなもので、まだまだ解決されていないことがいっぱいあるわけですよね。ここで予算が147億円ですか、出てますけれど、じゃあ
周辺対策にどれだけかけるかというような金額は出てないわけですから、それ以上のものがかかる。そうすると、物すごく膨大な金額をかけないといけないというようなことも出てきてますのでね。それだけ金をかけて、建てました、じゃあ、20年後、30年後、ああ、ここに建ててよかったなと思われますか。それを
当局に聞きたいんですけど。誰が答えはりますか。
◎
地域スポーツ課長
現行の
延べ床面積よりも約2倍から2.5倍の
体育館を建築する予定にしております。これは、
中核市としても、また、阪神間の他都市と比べましても遜色ない
規模の
体育館になろうかと思いますので、この
体育館を50年、60年と長きに使っていくわけですから、それ相応の
規模にしまして、
都市核に応じた、できるだけ
市民の方に誇っていただけるような
体育館にしていきたいというふうに
考えております。
以上です。
◆
西田いさお 委員
器を大きくするのは別に問題ないと思うんです。ただ、
先ほどから言っているように、使い勝手がどうかということなんですよね。20年、30年たって、大きいものをつくって、いいものを建てました、でも、これって
稼働率めちゃくちゃ悪いし、あるいは
興行するにしてもなかなか借り手がつかない、そういう状況に陥る
可能性があるというのは
考えてませんか。今の
条件で、必ずしも
興行主さんが、はいというて、じゃあそこでやりますというて言ってくれるかどうか。しかも、
ストークスは今あそこでやっているわけですから、少なくともそこより
条件がよくなるわけですけれど、でも、新しい
興行をここでやろうかと言う人が見つかるかどうかですよね。前にも言いましたけれど、駅からバスでピストンというたって、乗降する
場所がどう
考えてもない、あるいは
周辺で、
先ほど周知すると言いました
駐車場でも、やっぱりそれが周知されてないというか、周知できない
相手の人は車に乗って来る、
周辺に
路上駐車でもすれば、あの狭い狭い
周辺の道で
路上駐車でもされれば、すぐアウトになります。
地域の皆さんの足が奪われることになります。
だから、そういった細かいことをいろいろ
考えていくと、あそこに建てるのが妥当かどうかというのがちょっと私は
考えものかなというふうに思ってます。ですから、
先ほど言いましたけれど、10年、20年たって、胸を張って本当にここでよかったと言えるかどうか。やっぱりそれを長いスパンで
考えた上でこういう大きな建物は
考えていかなきゃいけないんと違うかなと思います。
いろんな
提案は
市長にもさせていただいてますので、ここでは細かく言いませんけれど、
場所も含めて、もう一度
検討してみてもいいんじゃないかな、私はそんなふうに思います。高さも30メートルですか、それ以上上にはものが積めないというようなこともありますので、やはりせっかく大きなものを建てるのであれば、20年後、30年後になって、ああ、ここにこれをつくってよかったな、あるいは、こういう
施設を
体育館だけじゃなしにいろんな
複合施設みたいにして建てて、ああ、これがよかったねと言えるような、そういうものにしていかないと、あそこにそれだけ大きなものを建てて、宝の持ち腐れになりかねないという危惧は私は持ってますのでね。できればもう一度再考していただければありがたいかなと。いろんな意味でまた
提案もさせていただきますけれど、もう私はあそこの
場所自体が賛成できない
場所だというふうに思ってますので、これは
意見として申し上げておきます。
以上です。
◆
山口英治 委員
今までいろんな方――この3月までに
地域の方にお聞きしたりとか、いろんなところで
説明会が開かれたと思うんですが、
説明会を終わられて、何かその中で
計画で変わった点というのがあるのかどうかというので一問一答。あともう1点は、「緑豊かな
スポーツと
文化の
交流施設としての
公園」という
部分で、
公園ですので、ちょっと
所管が違うかもしれませんけど、そのうちの3番目の項目について一問一答で。
二つについて一問一答でさせていただこうと思ってます。
まず、今までの
地域のほうでのそういった
説明会等々、その中での
質疑応答で、何か
計画で変わった点というのはありますでしょうか。
◎
参事
変更になったといいますか、
地域の方の御
意見でありましたのが、駅からの歩道がちょっと狭いとか、あと、
周辺の渋滞がどうなるかといった懸念の声、それから、今現在あります
壁打ちテニスコートについて、それぐらい残してやったらどうだというような御
意見を頂戴しております。前にお示しした
内容では
壁打ちテニスコートは廃止しますと明記しておったんですけれども、今回については、
代替の
場所での設置も含めて
検討をしたいという形に変えさせていただいております。
以上です。
◆
山口英治 委員
じゃあ、
壁打ちの
テニスコートが
代替の地という形ですけど、その
代替の地とはどこの地を指しているんですか。
◎
地域スポーツ課長
壁打ちテニスコートにつきましては、
中央運動公園内も含めまして、ほかの
運動施設もございますので、全体の市立の
スポーツ施設の中で
代替地がないかどうかを
検討しております。
以上です。
◆
山口英治 委員
地域の方の声というのは、まず最初にお聞きしたとおり、その
壁打ちを残せということであって、残せということは、その
施設内につくりなさいということである。ほかの地で
検討というのは、この
スポーツ施設内で
場所を
検討するということで
市民の方は捉えてらっしゃると思うんですが、今の回答でしたら、この
地域以外のところでやるという答えであって、もともとの
市民の方の
意見が全然反映されてないと思っているんですけど、その辺に対してはどのようにお
考えですか。
◎
地域スポーツ課長
この
中央運動公園の敷地につきましては、限りある面積でございまして、ほかの
運動施設に占める全体の割合ですね、50%という上限もございます。そういったいろいろな
条件がある中で、今ある無料の
壁打ちテニスコートをそのまま残してほしいという
意見も頂戴しております。もちろんそういう
意見も大切に思いつつ、ただ、今の
場所でのいろんな制約もございますので、今まさにその御
意見を頂戴しまして、今度パブコメも
実施するので、再度またパブコメで御
意見をいただきながら
検討していきたいというふうに
考えております。
以上です。
◆
山口英治 委員
今のお答えを聞いてますと、50%の中でしかできないので、それについてはという形で、
パブリックコメントで
意見を公募するにもかかわらず、何らそれが反映されてないというふうに捉えられるんです。結局そういった
部分での
計画性の変化というのは何もなさずに、
説明だけで終わらせてしまうという形の強硬姿勢にも聞こえるんですが、その点についてはどう
考えられますか。
◎
地域スポーツ課長
強硬な姿勢ととられたら非常に申しわけない、私の言い方がまずうございました。決してここでつくらないとは申しておりませんので、もちろんここでの再配置が可能かどうか、そういう
検討の
可能性も含めまして、また、ほかの市立の
運動施設もございますので、そこで
代替が可能かどうか、その辺も考慮に入れまして、選択肢を大きく持った中で今後
検討していきたいというふうに
考えております。
以上です。
◆
山口英治 委員
しっかりと明確な形で
発言をして
パブリックコメントしないと、
市民は勘違いするんですよ。
市民の方の
意見が聞き入れられたと思ってやっているのに、ふたをあけてみたら、別のところだ、この
中央体育館の敷地内ではなくて、甲子園浜とかに、ここにつくりました、誰もが求めてないところに結局つくってという形をしてしまうと、何のための
パブリックコメントかと。それは
市民を欺くための
パブリックコメントになってしまうということをこの場で指摘しておきます。
もう
一つ、9ページに、「緑豊かな
スポーツと
文化の
交流施設としての
公園」という形で書かれてます。この3番目の
部分、「
体育館や
陸上競技場などが
公園と一体となっている立地を活かし、緑豊かな空間で様々な
スポーツが体験できる
公園とする」と。
スポーツということなので、この体験できる
スポーツはどういった
スポーツでしょうか。
◎
参事
陸上競技場の
周辺には、ウオーキング、ランニングのコースを設けますので、そういった御
利用もできますし、また、そのコースに沿った形で健康遊具も配置してはどうかというふうな
検討内容になっております。ですので、体力の向上にお使いいただいたりとか、そういったことを想定して、こういったことを書かせていただいております。
以上です。
◆
山口英治 委員
結局ウオーキングだけしかできないということ。さまざまな
スポーツということで
考えるならば、逆に言えば、バスケットのリングがあったりとか、
壁打ちがあったりとか、いろんな
スポーツができるというふうな形であって、これでは緑豊かな空間でさまざまな
スポーツが体験できる
公園ということになってないと思いますわ。
陸上競技場周辺で走ることができる、
陸上競技場周辺で健康遊具を使うことができる、一番最初の
部分から何ら話が変わってきてないというふうに思っております。
パブリックコメントをとるのであれば、もう少ししっかりと明確な形で皆さんがメッセージを送らないと、私どももそうですけど、
市民の方々には、最初から最後までずうっと、今回の
計画も、この1年間ずっとやってきた中で、変わっていった点としましては、
駐車場の
部分が大きく変わったぐらいにしか感じられないですよね。
駐車場の台数が足りない
部分に対してどうなのか、これは大きく
計画として変わりました。それ以外について、
市民のための
部分がこのような
意見でこのように変わりましたということを私どもはお聞きした記憶がございません。そういったことが一番大切であって、前回の
委員会でも言いましたように、誰のためのこの
場所なのか。
ストークスのための
場所でなしに――
ストークスが来てくれることによって
市民が
プロスポーツを見られる、それはすばらしいことです。でも、それを使うのも一番のところは
市民であるということを観点に置かないと、そういった
部分で、どのように
意見を聞いて、どのように反映したのかというものがこの1年間全く聞こえてこなかったというのが正直な感想です。ですから、今回
パブリックコメントをするに当たって、
市民の皆さんが何を求めているのかというのを明確に聞いていただけるような
パブリックコメントにし、それを反映できるような
パブリックコメントにしていただきたいことを要望して終わります。
以上です。
◆町田博喜
委員
私も全般的なことで一問一答でお伺いします。
この
計画は、
体育館とか
陸上競技場単体で見れば、いい
施設をつくろうとしているのはよくわかるんですけど、ただ、決められた敷地面積の中で無理やり詰め込んでいるなと、やっぱりそんなように感じるんですね。当然子供の遊び場としての
公園もありますけども、それがウオーキング・
ランニングコースになっているし、走っている人と
公園に入る歩行者とのすれ違いがどうなるねんやとか、それから、
体育館をほんまに目いっぱいプロが使うたときに、車がどんどん入ってきますよね。それとか、多目的広場が臨時
駐車場に変わったりして、一般の
市民の方のための
公園としての機能の中で、
体育館がフル稼働したときに、
公園で遊ぶ人らの安全が本当に確保できるのかなというのは、どうしてもやっぱり不安になるんですよ。陸上競技をやっていたら、ウオーミングアップのために走り出したら、子連れの方――当然、子供さんを連れてくるというたら小さい子供さんも来られるわけで、接触が起こらへんのかなと。その辺の安全対策を全般的にどういうイメージでお
考えなのかなというのを聞きたいと思うんですけども。
◎
参事
今回、我々の方で作成している
施設配置
計画図ですけれども、
運動施設面積がこの敷地で50%以内という制限の中で、ぎりぎりのところで配置し、また、現在の
中央体育館を残したまま新しい
体育館を建てなければいけないというところで、おのずとそういった配置になっております。ただ、これからこの
事業を進めていくに当たって、PFI
事業でやるとなれば、要求水準書というものを作成して、それに基づいて
事業者が
提案をしていくことになりますけれども、そういったところで、人の動線というものを重視した形で御
提案をいただくような要求水準書の
内容にしたいと
考えております。
以上です。
◆町田博喜
委員
やっぱり
一つ一つチェックしながらやっていっていただきたいと思うんですけどね。
それから、動線という意味では、どのページを見たら一番ええのかがちょっとあれなんですけども、14・15ページの中に配置図が描いていて、車両等の入り口とか歩行者等入り口と広うに描いてますよね。171号線からは、災害時の進入経路とか歩行者等入り口って書いていて、あそこで171号線を渡ろうと思ったら、南から来られたら当然信号を渡らなあかんという形になると思うんですね。西側の道にしたって、当然信号があるわけですから、そこを渡ってくる。川沿いにしたって、ここは車両しかない。あいているから後で
考えますというたらそれはそれでええと思うんですけど、中屋町の
駐車場から来たときに、緑がずうっとあって、せっかくここに子供の遊び場があるのに、車が入られへんようなポールが立った、自転車と乳母車とか車椅子が入ってくるスペースぐらいで、北側に住宅地が張りついているのに、張りついているところから一個も入られへんというのは、入り口のつけ方として何と冷たい
公園かなと。今後、こういうことも
一つ一つ丁寧に
考えていただいて、
陸上競技場を使うているときはどうなるんやとか、
体育館をフル稼働させたらどうなるんやとか、その辺は、運用する上での安全、また、使いやすさを追及していっていただきたいなという感じがするので、今後生かしていただきたいと思います。
以上です。
◆佐藤みち子
委員
3月に近隣住民の方に
説明をしはって、
先ほども話があって、
壁打ちテニスコートを残してほしいという声があったということなんですけど、それ以外に何か声というか、懸念するような声があったのかどうか、
意見としてどんなものが出ていたのか、お聞きしたいと思います。
全般にわたって一問一答でします。
◎
参事
説明会にはおよそ25名ほどの方にお越しいただいておりましたけれども、その中で、
先ほども出ました
壁打ちテニスコートを残してあげたらという御
意見、それから、特に
西宮北口駅から現地までの道路沿いにある歩道が非常に狭いというようなことであったり、あと、お一人、現地での建てかえでなくてほかに適正なところがあるんじゃないかというような御
意見をいただいたということもございます。
以上です。
◆佐藤みち子
委員
そういった
意見に対して、市のほうから何か回答みたいなのはその場でされているんですか。
◎
参事
その場でお答えできるものについてはお答えさせていただいております。また、
パブリックコメントの
実施も、そのときに、明確にいつからということはまだ言えませんでしたけれども、御案内させていただいておりますので、またそのときにも御
意見を頂戴したいということでお返しをしております。
以上です。
◆佐藤みち子
委員
私たちは、この
計画に対して、老朽化している
体育館を建てかえるということには反対はしませんけれども、
体育館に関してはやはり
規模が大き過ぎるんじゃないかということを常々言っています。適正
規模ではないというふうに思うんですけど、一番の要因が5,000人
収容すると。何で5,000人かというのは、
ストークスがBリーグ1部に所属していて、その
条件として5,000人
収容の
体育館を本拠地として持たないといけないということが言われていますよね。まさにこの
体育館は、
ストークスを誘致して、
ストークスのための
体育館整備というふうに思うわけですけども、今、
ストークスが2部に落ちていますよね。2部にいてはって、次に1部に上がるというのは、どれぐらいの時期になるんですか。もし勝ったとしたら、1部に上がるというのはいつごろになるんでしょうか。
◎
参事
次のシーズンが恐らくことしの10月からスタートしますので、シーズン終わりがことしと同じように5月ごろになります。そのときの成績によって、B1昇格ということが確定すると思われます。
以上です。
◆佐藤みち子
委員
じゃあ、来年の5月にはどうなるかわからへん。どうなるかですよね。その先も、Bリーグ1部ではなく、2部にずっといてはった場合はどうなるんですか。どうなるというか、5,000人
収容というのは必要になってくるわけですか。
◎
参事
ストークスは、B2でずっといいやというような活動はせずに、当然B1を目指して活動していきますので、そういった意味では、5,000人
規模のホーム
アリーナが必要ということには何ら変わりはないと思います。
以上です。
◆佐藤みち子
委員
ストークスが
西宮にこの先ずっといてるというふうな確約とか、保証とか、そういったものはあるんですか。
◎
参事
先日、
ストークスの方とちょっとお話をする機会がありまして、そのときには、こちらとしても、
西宮市民の見る
スポーツのため、それから、ふだんからアスレチック・リエゾン・
西宮という団体に加盟していただいておりまして、市内の学校でありますとか、
スポーツクラブ21の指導者の方に対する講習会、そういったことに御協力いただいてますので、今後とも
西宮に拠点を置いて活動していただきたいというようなお願いもさせていただきました。そのときに、
ストークスサイドからも、ぜひこれからも
西宮に根づいた活動ができるように頑張っていきたいというふうにおっしゃっていただきましたので、そういった点では、今のところは心配はしておりません。
以上です。
◆佐藤みち子
委員
例えば
ストークスの人たちが
西宮の拠点をやめてどこか次のところへ行きますわというのは、それは
ストークスが
考えはることで、
西宮市はそこにはもうタッチできひんというふうな理解でよろしいんですよね。
◎
参事
そのとおりだと思います。
以上です。
◆佐藤みち子
委員
例えば他市で、本拠地にしている
体育館から、いや、もうここはやめて次のところへ行きますわというて行きはって本拠地ではなくなったような
体育館というような、そういった事例は全国にはあるんでしょうか。
◎
参事
ちょっと手元にその事例に関する
資料がございませんので、明確なことは今は申し上げることはできません。ただ、予定していたホーム
アリーナが自治体の
計画変更などによってできなくなったということで、ホーム
アリーナを移転したという事例はございます。
以上です。
◆佐藤みち子
委員
やっぱり
ストークスのための
体育館整備やと私たちはずばり思うんですけど、それはそのとおりですか。
◎
参事
当然、Bリーグに限らず、見る
スポーツの観点や、ほかにもさまざまなイベント開催にも必要な
整備だとは
考えております。5,000席というのが、
固定席のほかに
興行試合、イベントなどが行われるときにだけ使用する
可動席であったりとかパイプ椅子みたいなものを使った
仮設席、それから、立ち見も含めた
規模を指しておりまして、現在の想定では、
固定席は大体2,000から3,000ぐらいではないかなと思っているんですけれども、そもそも
体育館の
規模が大きくなるという点につきましては、現在の
中央体育館の
稼働率は非常に高いです。
施設利用の予約も多くの方に申込みいただいておりまして、
競争率が非常に激しい、そういった
市民のニーズに対応するために、
アリーナ自体を今の
バスケットボールコート2面分から3面分に拡大しまして、そして、
サブアリーナも設けて、別々でお使いいただける、そういったことを想定しての
計画になっておりますので、そういった面でも
規模が大きいというふうに捉えていただければと思います。
以上です。
◆佐藤みち子
委員
でも、やっぱり
説明を聞いても、5,000人の人が入るというのは
ストークスの試合ぐらいで、あとのイベントに関しては5,000人まで想定しないと今までも言ってはるので、まさに
ストークスのことを想定した
体育館になっていると思うんですよね。20年後か30年後、建ててよかったと言えるのかという質問があったんですけど、やはり将来、こんな大きなものを建ててということになりかねないというふうに思います。
体育館というのは
市民が
スポーツするのに必ず必要なものですけど、これに関しては、私たちは適正
規模ではないというふうに思っていますので、再考できるのであればぜひ再考していただきたいということを要望して終わりにします。
以上です。
◆澁谷祐介
委員
質疑しようと思っていたんですけど、大体もう出尽くした感じがしているので、
意見だけです。
この
計画の妥当性とか
施設規模の妥当性というのはこの
施設単体で見ても意味がなくて、市財政全体の中から見ていくべきだと思ってます。
施設に関する投資については、平準化と、できるだけ低額化を図ったということをおっしゃってますし、それは実際そうなんだろうと思ってます。ただ、一方で、
資料の29ページとかを見ると、5次総の期間に計上される金額って、全体から見るとごく一部にとどまっていて、6次総以降の、実際には財政
計画さえ存在していない時期に
計画投資の大
部分が投入されることになっているじゃないですか。それって、本来であれば、その期間における投資
計画であったり収支予想の中で見られるべきものだと思っているんですよ。にもかかわらず、そういった数字は全然存在しない現状において、しかも、今後恐らく財政状況は厳しくなるであろうと思われる状況の中、ぽんとこれが出てきていることについては非常に違和感を感じています。全体の市としての財政運営の中での妥当性というのは、今後、5次総についても、県、市の統合病院とかも今のところ金額が計上されていないわけですし、そういった金額予測もきっちり出てきた中で、ほかの学校の改修であったり、道路・橋梁の修繕であったりとか、そういったところとの枠の中で見られていくべきものだと思っています。そういう意味で、
先ほど説明があった
市長が全体の中でとおっしゃっていたところと、ひょっとしたら認識として共有できる
部分があるのかもしれないなとも思っています。
なので、私どもの会派としましては、この
計画単体で見るのではなくて、市政運営、財政収支予測全体の中から見ていくべきだと思っていますし、そういった見方の中から必要であれば
計画自体に反対することも当然あり得ると思ってますので、その旨を
意見として表明しておきます。
以上です。
○菅野雅一 副
委員長
1点だけ、一問一答でお願いします。災害時の飲料水の確保についてお伺いします。
今回の再
整備事業では耐震性緊急貯水槽の
整備は入っていないと思いますが、間違いありませんでしょうか。
◎
参事
入っておりません。
以上です。
○菅野雅一 副
委員長
最大で2,500人
収容という非常に大
規模な
避難所になりますが、そこで災害時に飲料水が十分に確保できる見通しはあるんでしょうか。
◎
参事
現地でそういった
施設を設置することについて上下水道局とお話をしたことがありますけれども、現地からそう遠くないところに十分対応できる
施設があるということで、現地での設置はしないということになりました。
以上です。
○菅野雅一 副
委員長
どのように確保して、どのように運ぶわけですか。
◎
参事
その点につきまして、詳細はまだ詰め切れておりませんので、これからの課題と認識しております。
以上です。
○菅野雅一 副
委員長
24ページ、「4.3
地域防災拠点」、この表の中に、左側の囲みの中の、「
地域防災拠点(
運動公園)に係る
防災機能・設備」の中に「水源」という文句が入ってます。これは何を意味するんでしょうか。
◎
参事
この水源につきましては、マンホールトイレがございますので、汚物を流す水源と
考えておりまして、よくあるポンプ式の井戸というものを想定しております。
以上です。
○菅野雅一 副
委員長
ありがとうございました。
○よ
つや薫 委員長
ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○よ
つや薫 委員長
なければ、本件はこの程度にとどめます。
ここで
説明員が退席します。
(
説明員退席)
○よ
つや薫 委員長
次に、
施策研究テーマ「
西宮市
卸売市場について」を議題とします。
本日は、
施策研究テーマ報告書の最終確認を行いたいと思います。
各
委員の
皆様には、事前に
施策研究テーマ報告書最終案を配付させていただきました。これに対して、それぞれ書かれている
部分について、きょうは本当に最終になりますので、まず、御自身のところ……。
◆佐藤みち子
委員
何か言うの。
○よ
つや薫 委員長
いえ、それでもう最終
報告というふうにはしたいと思っているんですけれども、最終チェックといいますか、御自身の書かれたところの加筆とか修正、あと、御
意見等がありましたら、自由に。きょう、この場で修正がもしあれば言っていただいたらいいかなと思います。長い場合は後刻打ち直して――とにかく御自身の書かれたところで指摘はしていただいたらいいかなと思います。
では、何かありましたら。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○よ
つや薫 委員長
では、確認していただいた
内容をもって確定させていただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○よ
つや薫 委員長
異議なしと認めます。したがって、そのように決まりました。
では、これをもって
当局への提言の送付とさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
それから、御存じのとおり、後日ホームページにもアップいたしますので、よろしくお願いいたします。
それでは、本件はこの程度にとどめたいと思います。
以上で本日の協議事項は全て終了いたしました。
本日は、
産業文化局より1件、
西宮中央運動公園及び
中央体育館・
陸上競技場等再
整備基本計画(
素案)に係る
パブリックコメントの
実施についての
報告がありました。そして、
施策研究テーマ「
西宮市
卸売市場について」をテーマとさせていただきました。
これをもって
民生常任委員会を閉会いたします。
御協力ありがとうございました。
(午後3時54分閉会)...