明石市議会 2018-06-25
平成30年建設企業常任委員会( 6月25日)
次に移ります。
議案の審査に移ります。
付託された議案は2件、まず、議案第63号を議題に供します。
説明を求めます。
武田都市総務課長。
○
武田都市総務課長 都市総務課長の武田でございます。
議案第63号、明石市
教育環境保全のための
ラブホテル、
パチンコ店及び
ゲームセンターの建築等の規制に関する条例の一部を改正する
条例制定のことにつきまして、議案書及び
委員会資料に基づきご説明をいたします。
議案書の議案第63号、4ページをお開きください。
提案理由でございますが、本案は、
旅館業法の一部改正等に伴い規定の整備を図るほか、所要の整備を図るため、条例の一部を改正しようとするものでございます。
それでは、議案書1ページをお開きください。
条例第2条第1号につきましては、
旅館業法の一部改正によりまして、同法第2条第2項に規定されております
ホテル営業及び第3項に規定されております
旅館営業が第2条第2項、旅館・
ホテル営業に改正されたことに伴い、改正をいたします。
続いて、条例第2条第3号及び第4号につきましては、
風俗営業等の規制及び業務の
適正化等に関する法律第2条第1項第7号に規定されております
パチンコ屋の営業が第4号に、第8号に規定されております
ゲームセンターの営業が第5号に、それぞれ号ずれしたことに伴い、改正をいたします。
続きまして、4ページへお戻りください。
別表第2第6号につきましては、
スポーツ振興法が廃止され、
スポーツ基本法に改められましたことに伴い、改正をいたします。
続きまして、
委員会資料、議案第63
号関連資料、明石市
教育環境保全のための
ラブホテル、
パチンコ店及び
ゲームセンターの建築等の規制に関する条例の一部改正(案)の概要をごらんください。
2、改正の概要の(1)から(3)につきましては、ただいま議案書に基づきましてご説明をした内容となっております。(4)その他所要の整備でございますが、今回の
条例改正に合わせまして、
ホテル等建築審査会の役割を整理し、第17条の2としてまとめることで、わかりやすくいたしましたとともに、審査会に係る手続につきましては、規則に規定をし直すものとなります。
それでは、議案書の4ページへお戻りください。
施行期日でございますが、
条例公布の日となります。
説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますよう、お願いいたします。
○
中西委員長 議案の説明は終わりました。ご質疑、ご意見はございませんか。
大西委員。
○
大西委員 このたびの議案につきましては、
文言整理と、それから号ずれの整理ということなんですけど。この条例を見ると懐かしく思うんですが、明石市議会始まって初めての
議員提案の条例ということで、十数年前、頑張った記憶があるんですが、なぜか
パチンコ店、
ゲームセンターをくっつけて、違う形での条例になったなということで、その当時のことが思い出されるんですが。
そこで関連なんですが、今回の
条例そのものに対しては特に何も問題ないかと思うんですが、このたび中核市になったということで、この条例をより厳しくというんですか、この条例ができた当初の経緯から、やっぱり、いわゆる俗称、偽装
ラブホテルというのを何とかしようというのが目的やったと思うんですが、中核市になったことによって、こういうことの規制を厳しくすることはできるんでしょうか。
○
中西委員長 都市総務課長。
○
武田都市総務課長 都市総務課長の武田でございます。
ご質問の、本条例を中核市の移行に伴いまして、より厳しくすることができるかということでございますが、中核市移行以前から、本条例のほうは制定をしておりましたもので、中核市への移行とは関係なく、市のほうで厳しくするということは可能であると考えております。
以上でございます。
○
中西委員長 大西委員。
○
大西委員 了解しました。これを議論していたころには、つくること自体もなかなか厳しいなということをまた再度思い出したところなんですけど。今後もそういう偽装のそういう
ラブホテルというようなところが進出という場合があれば、その辺はまたきちっとやっていただきたいなと思うんですが。
そこで、数値の確認は基本的にするべきじゃないなと思うんですが、今、市内で、その当時もいろいろあったんですけども、いわゆる偽装というんですか、そういう
ラブホテルというのは、まだ存在しているかと思うんですが。その辺の具体的な数値そのものじゃなくて、それがその当時から言えばふえたのか減ったのかぐらいは教えていただいてもいいかなと思うんですが。
○
中西委員長 都市総務課長。
○
武田都市総務課長 都市総務課長でございます。
本
条例制定時には、明石市には約16軒、いわゆる偽装
ラブホテルというものがございました。本
条例制定後に新しく建ったものは1つもなく、現在、廃業等の結果により11軒残っている状態となっております。
以上でございます。
○
中西委員長 他にご質疑、ご意見はございますか。
ないようですので、質疑を終結し、採決に入ります。
それでは、おはかりいたします。
議案第63号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
中西委員長 ご異議なしと認め、議案第63号は、原案どおり承認いたしました。
それでは、次に移ります。
議案第65号を議題に供します。
それでは、議案の説明を求めます。
今村建築調整担当課長。
○
今村建築調整担当課長 建築調整担当課長の今村でございます。
議案第65号、明石市
地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、議案書及び
委員会資料に基づき、ご説明させていただきます。
議案書、議案第65号、3ページをお開きください。
提案理由でございますが、
都市計画法に基づく大久保駅南地区再開発地区整備計画の名称変更に伴い、規定の整備を図るため、条例の一部を改正しようとするものです。
それでは、
委員会資料、議案第65
号関連資料をごらんください。
1、改正の理由です。大久保駅南地区再開発地区計画は、平成6年に都市計画決定されたもので、建築基準法第68条の2の規定に基づき、大久保駅南地区再開発地区整備計画に定められたものを、条例で同地区内の建築物制限として定めています。
このたび、良質な住宅と市民の利便に資する公共公益施設を配置し、複合的な土地利用を図るため、隣接地である日本たばこ産業株式会社特機事業部の工場跡地を地区計画区域に編入しました。これに合わせて、既存の再開発地区計画制度の区域について、現行制度へ適合させるために、地区計画及び地区整備計画の名称を変更し、都市計画決定の告示をしました。
今回の
条例改正では、同地区内における建築物の制限に変更はありませんが、地区計画及び地区整備計画の名称変更が都市計画決定されたため、これに合わせて条例の一部を改正するものです。
次に、2、改正の概要です。地区計画の名称を大久保駅南地区再開発地区計画から大久保駅南地区地区計画に、地区整備計画の名称を大久保駅南地区再開発地区整備計画から大久保駅南地区地区整備計画に変更します。両方とも、再開発という言葉を削除しています。都市計画決定日は、2018年5月14日です。
資料の次のページをごらんください。地図が出てございますが、場所はJR大久保駅の南側になります。
さらに資料、次ページをお開きください。都市計画変更の内容については、名称変更と中央地区(3)の編入です。編入された部分の地区整備計画は、今後策定される予定です。
資料の1枚目にお戻りください。最後に、実施時期でございますが、公布の日からを予定しています。
説明は以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
○
中西委員長 議案の説明は終わりました。ご質疑、ご意見はございませんか。よろしいですか。
ないようですので、質疑を終結し、採決に入ります。
おはかりいたします。
議案第65号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
中西委員長 ご異議なしと認め、議案第65号は、原案どおり承認いたしました。
次に移ります。
報告事項が1件ございます。
それでは、
報告事項アについて、説明をお願いします。
今村建築調整担当課長。
○
今村建築調整担当課長 建築調整担当課長の今村でございます。
報告事項ア、
空家等対策の推進に関する
特別措置法による
除却命令について、
委員会資料によりご説明申し上げます。
東藤江1丁目における危険老朽空家について、
空家等対策の推進に関する
特別措置法の規定に基づき、特定空家等として下記のとおり
除却命令を行いました。
それでは、詳細について説明いたします。
1、建築物概要でございますが、建築物所在地は、明石市東藤江1丁目6-3、地番でいいますと、2110番地の12です。別紙1に付近見取り図を記載していますので、ごらんください。建築物の用途、構造・規模、建築年につきましては、記載のとおりでございまして、木造2階建ての住宅でございます。
2、命令に係る措置の内容ですが、2点あります。1点目は、当該空家を除却する。2点目は、敷地内の立木等の伐採及び剪定をし、周辺の
生活環境の保全を図るです。
現在の空家の状態でございますが、別紙1の裏面をごらんください。
写真のとおり、老朽化が進み危険な状況となっており、そのまま放置すれば、倒壊等、保安上著しく危険となるおそれのある状態です。写真3の立木については、所有者により命令後に伐採されましたが、残材等は現地に放置されたままになっております。
3、命令に至った事由から、4、措置の期限は、資料記載のとおりでございます。
次に、5、標識の設置につきましては、法に基づく命令をした場合は、第三者に不測の損害を与えることを未然に防止する観点から、現地に設置しております。標識の内容については、別紙2をご参照ください。
現在、命令の履行期限、6月4日を経過してございます。所有者により一部立木の伐採がなされましたが、当該空家については何ら処理されず、周辺の
生活環境に対して危険な状態が続いているので、行政代執行に向けた手続を進めています。行政代執行法に基づき、戒告書、代執行令書を送付した後に、命令が履行されていなければ、8月下旬に空家特措法第14条第9項の規定に基づき、行政代執行を行う予定です。
今後は、周辺の良好な
生活環境の保全を図ることが早くできるように対策を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
○
中西委員長 それでは、ご質問がございましたら、お願いいたします。
楠本委員。
○
楠本委員 私も現地に行きまして、直接見てまいりました。大変危険な状況だなということがよくわかります。
この所有者の方がわかっているということで、これまでに所有者の方とも何度もお話しされてきたと思うんですけれども、この状況のままにしている理由というのは、所有者の方はどのようにおっしゃっていたのか、お聞かせください。
○
中西委員長 建築調整担当課長。
○
今村建築調整担当課長 建築調整担当課長の今村でございます。
理由につきましては、所有者については、この建物を再利用したいというふうなお話もございます。そういうことで、建物を今の状態でずっと置いているというふうに聞いております。
○
中西委員長 楠本委員。
○
楠本委員 再利用したいということなんですね。私が見た状況では、とても再利用できるような状況ではないのかなと思ったんですけれども。これから行政代執行法に基づいて、この先、除却が行われるわけなんですけれども、この費用は持ち主が出すということでよろしいんでしょうか。
○
中西委員長 建築調整担当課長。
○
今村建築調整担当課長 建築調整担当課長でございます。
代執行にかかった費用については、まずは市が負担しまして、その分について所有者に、その後、請求するという形になります。
以上でございます。
○
中西委員長 楠本委員。
○
楠本委員 所有者に払える能力があればいいんですけれども、どうしても払えないときは、どうなるんでしょうか。
○
中西委員長 建築調整担当課長。
○
今村建築調整担当課長 建築調整担当課長でございます。
所有者に払える能力がない場合はどうなるかということですが、これは基本的に、行政代執行法に基づきまして国税滞納並みの権限を与えられておりますので、場合によっては、この土地を差し押さえて、それを競売にかけまして、その費用を今回の代執行の費用として徴収するという形になるかと思います。
以上でございます。
○
中西委員長 楠本委員。
○
楠本委員 その部分までのことを、所有者の方には伝えているのかどうか、お聞きしたいと思います。
○
中西委員長 建築調整担当課長。
○
今村建築調整担当課長 建築調整担当課長でございます。
代執行になった後、どういうふうになるかということについては、所有者のほうに十分にご説明を差し上げております。
○
中西委員長 他にご質問はございませんか。
絹川委員。
○
絹川委員 この案件だけではなくて、この空き家対策に関して、本当に全国的にも少子高齢化で、持ち主が子どもの代とかになって、遠いところに行って、本当に明石全体でも今後、物すごく予測されると思うんです。
これは本当に、今後の問題として、さっき対策ということがありましたけど、都市局また担当課として、これはもう何でもそうですけど、予測をしておかなければ、行政代執行とか後でお金がかかることで、結局、自治体としてマイナスになることが出てくるんですけども。
言葉は悪いですけど、他人事ではなくて、例えば自治会単位で予測とか報告を聞いたりとか、そういう今後の対策なんかはしているんですかね。今、状況をつかんでいるか、その状況だけ。
○
中西委員長 建築調整担当課長。
○
今村建築調整担当課長 建築調整担当課長の今村でございます。
空き家等の予測ということでございますが、自治会からの情報といたしましては、自治会によっては、自治会長等が取りまとめて、私どものほうにご連絡いただいて、ご相談等を受けております。
それを全市的にやっているかどうかということについては、ちょっと把握しておりませんけども、基本的には、そういう
まちづくりで、地域の方が周辺の方々とご相談して我々のほうに情報を持ち寄ってくれるという状況にはございます。
以上でございます。
○
中西委員長 絹川委員。
○
絹川委員 そうですね。本当に、これは全国的にも大きな課題やと思うんです。だから、やっぱり明石市として、これから全て、市長やないけど、先見の明をもって、どんどん先取りして情報をつかんで、こういう市としてマイナスにならんようにということを考えて、もっともっと積極的に連合自治会、そういう集まりとかのときにもっと積極的に聞いてというのか、予測していったほうがいいと思います。意見だけで終わります。
以上です。
○
中西委員長 他にご質問はございませんか。
井藤委員。
○
井藤委員 絹川委員と似通っていると思うのですけど、こういうような例が近々というのか、リストに上がっているのは何軒かあるんですか。
○
中西委員長 建築調整担当課長。
○
今村建築調整担当課長 建築調整担当課長の今村でございます。
このような事例がリストとして上がっているかというご質問でございますが、市といたしましては、危険な老朽空き家、平成25年に調査を始めておりますが、これが当初40棟ございました。その後、市民等の通報等も加えまして、数がふえていったりとか、それから所有者等がみずから解体したりして、精査した結果、今28軒、危険な老朽空き家として確認しております。この28軒については、それぞれの所有者に連絡をとって指導を進めているところでございます。この中で、除却支援事業等で除却をするというふうな形で話も進んでいるようなものもございます。
以上でございます。
○
中西委員長 よろしいですか。他にご質問はございますか。
遠藤委員。
○
遠藤委員 大体わかったんですが、不法建築と空き家対策のこれは、基本的には法は違うと思うんですね。ところが、一般市民から見たら、それまでの間に、これはあきませんよ、ここは不法建築ですよという注意の看板があるね。あの看板を上げたままでほったらかしておるというのは、あるんですかね。
私が覚えておるのが何軒かあるんやけども、その辺の管理はどないしておるのかなと思うんですがね。空き家の問題だけじゃないですよ。
○
中西委員長 建築調整担当課長。
○
今村建築調整担当課長 建築調整担当課長の今村でございます。
今、
遠藤委員のご質問は、建築基準法を含めての違法行為かと思いますが、建築基準法の違反、命令した分についても、ちょっと確かな数字が、今、手元にございませんけども、十数軒したもので、完結してないものもございます。
それについては、精査しながら、今後も粘り強い指導を進めてまいりたいと思っております。
以上でございます。
○
中西委員長 遠藤委員。
○
遠藤委員 一般市民から見たら、同じような感じがするんですよ。よく見たら、建築基準法の何条の何とかと書いておるけどね。要するに、汚い建物とか不法なもの、要らんもんと、こうなっていくんで、その辺の整理をやっぱりしていかなあかんのと違うかなと思うんで、要望しておきます。よろしくお願いしたいと思います。
○
中西委員長 他にご質問はございますか。よろしいですか。
なければ、質問を終わり、報告を1件聞いたことを確認してください。
その他に移ります。
その他の項で、どなたかございますか。
遠藤委員。
○
遠藤委員 最近、大阪の地震があって、非常に国道が混んでいると。明石市は、従来から東西の国道が非常に混むんですよね。それで、役所としては、この渋滞に対して、バイパスをつくったり、神戸との通り抜け、具体的に言いますと、山手環状線、
江井ヶ島松陰新田線というので頑張っていただいておるんですけども、何せ進むのが非常に遅いので、渋滞がすぐに解決するというような感じがしないんですね。
それで、今、再度確認しますけども、山手環状線については、あそこは硯町というのですかね、西明石の川崎重工のちょっと東のとこからずっと上へ上がっていって、大久保の北を通って、山手小学校のとこを通って、金ケ崎へ行く。あの道は、あと数百メートルになっておるんですね。だから、この辺の進みぐあいと
取り組み、それから、先ほど説明のあった
江井ヶ島松陰新田線の平野への開通というのか、それについては、どのような予定でやっているのか。予定表があったらお示しをいただきたいなと思います。
○
中西委員長 田仲道路整備課長。
○
田仲道路整備課長 道路整備課長の田仲でございます。
ご質問のありました国道2号等の、そういった渋滞を解決するための道路整備、主に山手環状線でありますとか、
江井ヶ島松陰新田線のこれからのスケジュール、進捗についてというご質問だというふうに理解しております。
山手環状線につきましては、全区間のうち、今、開通している区間につきましては、国道2号の和坂から、ずっと西のほうに行きまして、大久保地区までつながっております。大久保地区にちょうど岡田郵便局がありますけども、そこまでは開通しております。
西のほうに行きますと、今まさに事業の推進中でございますが、ちょうど国道2号の金ケ崎から山手小学校の間、事業をしておりまして、今年度末に完了する予定となっております。
一方の
江井ヶ島松陰新田線、これは、これまで本会議等でご質問をいろいろいただいておりますが、現在、明石市としては、平成28年度から着手しております。計画としましては、平成28年度から8年間かけて、神戸市との市境までにつきまして事業を進めていこうというふうな計画でございます。
一方、神戸市とつながってこそのネットワークということで、渋滞解消のためには、国道175号まで接続する必要がございまして、神戸市とは、平成26年度から公式に協議会を設けまして、これまで延べ9回、会議を重ねてまいりました。神戸市につきましては、いまだ着手時期というのは明言しておりませんが、今、神戸市の事業費が非常に大きいもんですから、事業費圧縮に向けて、いろいろ構造につきまして検討を重ねていただいておるところです。神戸市としましても、事業着手を少しでも容易にするために、事業費の見直しを検討していただいているというふうな状況でございます。
江井ヶ島松陰新田線につきましては、そういうふうなことで、明石市としては鋭意
取り組みを進めておりますし、神戸市とも協議を重ね、あるいは兵庫県とも連携しながら進めていっているというふうな状況でございます。
ただご承知のとおり、山手環状線は一部区間が未着手で残っております。その着手につきましては、いろいろ財政状況とか、こういったことを鑑みながら、着手時期について、これから検討していきたいというふうに思っております。
以上です。
○
中西委員長 遠藤委員。
○
遠藤委員 江井ヶ島松陰新田線については、神戸市との関係があるので明石市だけで一方的なことはできないけれども、山手環状線については、中のことやから一日も早く上げないかんと思う。人によっては、明石市に対して道路用地として、もう既に売ってしまっておるという人もたくさんおってやと。
そうなってくると、事業を早くやっていくということをしなかったら、全体の流れの中でやっていますというのは、そういう時期は過ぎたと思うんですよ。それで、ぜひ、工程をもう一度きちっとして、何年度ですわ、というんじゃなしに、今どういうことをやっているのやと、そういう表を出して。今すぐでなくてもいいですから、この後、委員長を通じて出していただいたら助かります。地域の人にも説明しやすいし。
○
中西委員長 資料要求として、お受けしていいですか。
道路整備課長。
○
田仲道路整備課長 山手環状線に係ります今後のスケジュールでございますが、まず現在は、
江井ヶ島松陰新田線、これに集中をして取り組んでいるような状況でございます。この完成によりまして、国道2号であるとか旧神明の渋滞解消に大きく資するというふうなことで考えておりまして、今まずはそれを最優先としまして取り組んでいる状況でございまして、これのめどが立ってから、山手環状線に関するスケジュールというものを、改めて組み直していきたいというように思っております。
なお、しばらくは
江井ヶ島松陰新田線に、選択と集中ということもあり、集中して進めていきたいというふうに思っていますので、よろしくご理解賜りますようお願いいたします。
○
中西委員長 いいですか。
遠藤委員。
○
遠藤委員 いつごろどうこうするという、年度の表はあるのと違いますか。いつごろどうこうするというのが出てこないというのは、どういうことだろうな。何か大きなネックがあるんですかね。
○
中西委員長 道路整備課長。
○
田仲道路整備課長 道路整備課長でございます。
街路事業、都市計画事業につきましては、以前は、道路整備プログラムということでプログラムを組んで、事業時期につきまして皆さんにお示ししながら進めてきた経緯がございます。平成24年までの事業計画を以前はつくっておりました。
ところが、平成20年に政権もかわりまして、ちょうどコンクリートから人へというふうなことで、道路整備に関する予算が非常に不透明になってきたというふうな状況がありまして、現時点では、そういった都市計画道路整備プログラムについては、公表できてない状況が続いております。
一方で、政権がまたかわりましても、今、交付金で補助していただいておるわけですが、その交付金につきましても、要望額に対して4割、5割と非常にお金がついてこない状況があります。
そういった中で、いつからいつまでの間に事業を進めていくというのが、非常にお示ししにくいような背景がありまして、そういった中、繰り返しになりますが、
江井ヶ島松陰新田線につきまして、まずは進めていくと。それについては、予算も何とか切り盛りしながら進めていくと。
ただ、複数の路線は、そういった予算的、財政的な状況もございますので、なかなかスケジュールどおりに進めていくというのが難しい中、お示しが非常に困難であるというふうな、今、状況でございます。ご理解よろしくお願いいたします。
○
中西委員長 遠藤委員。
○
遠藤委員 最優先という一方で実際、難しいとこもあるところなので、これ、副市長さん、それから理事さん、その辺、
取り組みの気持ちやからね。そやから、力の強いところを説明してもらわないと困る。
○
中西委員長 舟橋土木交通部長。
○
舟橋土木交通部長 土木交通部長でございます。
委員ご質問の幹線道路の今後の方針等についてでございますが、明石市としましては、先ほど
道路整備課長が答弁しましたとおり、現在、具体的な整備プログラムというのは策定しておりません。
そのかわり、代替としまして、平成26年9月に明石市みちビジョンを策定いたしまして、それによりまして、今後の明石の
道づくりの基本方針を示しました。その中で、基本的な考えとしましては、これまでのつくるから、施設の老朽化等に伴い、使う、守るというところにシフトしております。そういった基本方針の中で、財政制約も踏まえて、今後、都市計画道路をどう進めていくかというところは、総合的な視点から検討していく必要がございますので、具体的な未着手の路線についての事業計画等は、現在お示しできない状況となっております。ご理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
○
中西委員長 遠藤委員。
○
遠藤委員 先ほど最優先課題やという説明をもらっておいて、実際は、全体を見たらどれがどれやらわからんという。山手環状線のことを言っているのやろうね、僕が質問しているのやから。都市計画道路と置きかえないで、山手環状線をどうするかという、市の姿勢を聞きたいわけですよ。どうぞ。
○
中西委員長 土木交通部長。
○
舟橋土木交通部長 土木交通部長でございます。
委員、再度のご質問の山手環状線、今後どうするかということでございますが、まずは、先ほど
道路整備課長が状況説明したとおり、今、山手環状線(西工区)について事業を行っておりまして、年内に供用開始する予定でございます。
そういった供用開始した後の道路状況がどう変わるか。国道2号の渋滞がどう変わるか。そういったこともしっかりと調査しながら、今後、残った区間をどうしていくかといったことを検討してまいりたいと考えております。
以上でございます。
○
中西委員長 遠藤委員。
○
遠藤委員 これ、言い合いしておってもしょうがないけど、実際問題、何年度にやりますといって、もう3年ぐらい過ぎておる。
今、ちょっと方向を変えて違うことを聞きますけども、先日、新聞の記事で、東播磨道路計画、合ってますか。東播磨道路計画に明石市は関係ないというふうな感じで、明石以西の話を書いておったんやけど、あれはどんな感じなんですか。
○
中西委員長 田仲道路整備課長。
○
田仲道路整備課長 道路整備課長の田仲でございます。
播磨臨海地域道路のことだろうというふうに考えますが、播磨臨海地域道路につきましては、非常に高規格道路でございまして、計画では、神戸西バイパスから接続しまして、臨海部を通って姫路に至る、そういった西播磨まで結ぶ高規格道路となっております。まだ計画段階でございまして、具体的な事業スケジュール等々は立ってないような状況であります。
播磨臨海地域道路につきましては、明石市から東側につきましては、第2神明道路、それから神戸西バイパス、そういうふうな2つのルートがあるわけですが、明石市から西に行きますと、今現在のところ1ルート、加古川バイパス、姫路バイパスしかないということで、目的としては2本のダブルネットワークという構想としております。これからかなり長期間かかっていくわけですが、それができますと、明石市の第2神明道路の渋滞緩和にもつながるということで、明石市は決して関係ないということではなくして、明石市を直接通る可能性は薄いわけではございますが、そういった道路ができることによって、明石市の通過交通が減るということ、そういった面で明石市にとってもメリットがあるというふうな道路でございます。
以上です。
○
中西委員長 遠藤委員。
○
遠藤委員 なぜこれを言うかというと、従来は湾岸道路というのがあって、今から四、五十年前の話だと思うんですが、私が初めて議員になったときに、湾岸道路の話をすると、いや、実はそれはもうやめたんですよと、明石市から断られたんやという話を聞いたことがあるんですよ。そのために、その道は今は垂水から上へ上がってしまったという話を聞いたんで。
今、この播磨臨海地域道路の計画があるんだったら、そういうことじゃなしに、今、明石は東西の道路が不足しがちなので渋滞が起きているというのが現状なんですよ。ですから、それはやっぱり真剣に、この際だから取り組んでほしいなという感じがしますんで言ったわけですけども、その辺いかがですか。
○
中西委員長 道路整備課長。
○
田仲道路整備課長 道路整備課長でございます。
その他ということで、事前にお聞きしてなかったもんですから、資料等も今、手元に十分ございません。これにつきましては改めてまた、十分資料を整えた上でご説明したいと思いますのでよろしくお願いいたします。
○
遠藤委員 結構です。
○
中西委員長 他にございますか。
なければ、その他の項を終結いたします。
次に、閉会中の
所管事務調査事項について。
(1)都市計画について
(2)都市基盤整備について
(3)交通安全について
(4)住宅及び建築・開発行為について
(5)公共施設の建築及び修繕について
(6)上下水道について
以上6項目について、閉会中もなおよく慎重に調査検討いたしたいので、議長に閉会中の継続調査として申し出ることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
中西委員長 ご異議なしと認め、そのようにいたします。
それでは、
建設企業常任委員会を閉会いたします。
お疲れさまでした。
午前11時02分 閉会
以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。
建設企業常任委員会
委員長 中 西 礼 皇...