明石市議会 > 2014-06-19 >
平成26年生活文化常任委員会( 6月19日)

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  1. 明石市議会 2014-06-19
    平成26年生活文化常任委員会( 6月19日)


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    平成26年生活文化常任委員会( 6月19日)                            生活文化常任委員会記録                          平成26年6月19日(木)                          於   大会議室     ----------------------------------- 〇出席委員(7人)   尾 倉 委員長             穐 原 副委員長   楠 本 委 員   北 川 委 員   国 出 委  員   新 田 委 員   井 藤 委 員 〇欠席委員   な し 〇出席説明員   高橋副市長  永野コミュニティ推進部長  田代市民・健康部長   武川文化・スポーツ部長  石角環境部長  梅木産業振興部長   倉地農業委員会事務局長  ほか所管各部の次長・課長 〇請願者   中内日出雄
    〇議事  (1) 環境部、産業振興部、農業委員会関係   ① 所管事務報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5   ② 付託された議案の審査      議案(2件)      議案第60号 明石地方卸売市場業務条例の一部を改正する             条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15      議案第64号 平成26年度明石一般会計補正予算(第1号)             〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22   ③ 報告事項(3件)    ア ミシシッピアカミミガメ対策について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28    イ 平成26年度明石産品ブランド化事業について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36    ウ 天文科学館とさかなクンのコラボイベントの実施について・・・・・・・・・・37   ④ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38  (2) コミュニティ推進部、市民・健康部、文化・スポーツ部関係   ① 所管事務報告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・41   ② 付託された議案・請願の審査    ア 議案(2件)      議案第59号 明石老人医療費の助成に関する条例の一部を             改正する条例制定のこと・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52      議案第64号 平成26年度明石一般会計補正予算(第1号)             〔分割付託分〕・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60    イ 請願(1件)      請願受理第5号 ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡              充に関する請願・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・61   ③ 報告事項(7件)    ア 地方独立行政法人明石市立市民病院の経営状況(平成26年度      事業計画)について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・64    イ 乳がん・子宮頸がん検診の無料クーポン券対象者の変更につい      て・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・66    ウ 妊婦歯科健康診査事業の開始について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67    エ 乳幼児健康診査未受診児対策の強化について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・67    オ 事前登録型本人通知制度の実施(案)について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・69    カ 無錫市江南中学校吹奏楽交流団の来明について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・75    キ 明石市立市民会館等次期指定管理者候補者の選定について・・・・・・・・77   ④ その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79  (3) 閉会中の所管事務調査事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・79                           午前10時00分 開会 ○尾倉委員長  それでは、ただいまから生活文化常任委員会を開会いたします。  本年度、最初の委員会でございますので、一言ご挨拶申し上げます。  今年度、委員長を務めさせていただきます尾倉です。 ○穐原副委員長  副委員長の穐原でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  生活文化常任委員会は、皆様ご承知のとおり、市民の皆様の身近な分野を審査していく委員会でございます。とりわけ今年度につきましては、本日の委員会にも付託されておりますとおり、地方卸売市場におきましては平成27年度からの指定管理者制度の導入に向けての取り組み、また、コミュニティの推進では協働のまちづくりを一層進めるため、本年、モデル事業が実施されます。  市民の皆様が安心して暮らせるまちづくり、そして明石のにぎわいづくりのためにも、十分な議論をし、充実した委員会の進行ができるよう努めてまいりたいと思いますが、何分ふなれな委員長でございますので、副委員長のお力もいただきまして、そして委員の皆様を初め、理事者の皆様にはご協力をよろしくお願い申し上げます。  続きまして、理事者の挨拶をお受けいたします。  高橋副市長。 ○高橋副市長  おはようございます。副市長の高橋であります。  今年度最初の生活文化常任委員会の開会に当たりまして、ご挨拶を申し上げます。  先ほど委員長さんからもお話がございましたけども、この委員会では市民の日々の暮らしの充実に向けまして、健康、環境、コミュニティ、農水産業、そして文化やスポーツなど、本当にまことに大切な分野につきまして皆さんにご審議をいただきます。  我々理事者にとりましても、誠心誠意努力してまいる所存でございますので、どうかよろしくお願いいたします。また、この一年間、いろいろとご指導をいただくことがあると思いますけども、本当にこれからも皆さんのご指導をいただいた上でやっていきたいと思っておりますので、どうかよろしくお願いします。 ○尾倉委員長  次に、委員席の確認をいたします。  委員席は現在お座りの席でよろしいでしょうか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉委員長  それでは、そのようにさせていただきます。  それでは、環境部、産業振興部、農業委員会関係に入ります。  まず、委員及び理事者の自己紹介をお願いしたいと思います。  それでは井藤委員さんから時計回りでよろしくお願いします。 ○井藤委員  政和会の井藤圭湍です。よろしくどうぞお願いいたします。 ○北川委員  市民クラブの北川貴則です。よろしくお願いいたします。 ○新田委員  次世代明石の新田です。よろしくお願いします。 ○楠本委員  日本共産党の楠本です。どうぞよろしくお願いいたします。 ○国出委員  公明党の国出です。よろしくお願いします。 ○尾倉委員長  次に、理事者側の自己紹介ということで、環境部からお願いいたします。  石角環境部長。 ○石角環境部長  環境部長の石角でございます。よろしくお願いいたします。  それでは、私のほうから環境部の職員を紹介させていただきます。  環境部次長の金古でございます。 ○金古環境次長  金古でございます。よろしくお願いいたします。 ○石角環境部長  環境総務課長の後藤でございます。 ○後藤環境総務課長  後藤です。よろしくお願いいたします。 ○石角環境部長  環境保全課長の塩月でございます。 ○塩月環境保全課長  塩月です。よろしくお願いいたします。 ○石角環境部長  資源循環課長の松本でございます。 ○松本資源循環課長  松本です。よろしくお願いいたします。 ○石角環境部長  収集事業課長の藤田でございます。 ○藤田収集事業課長  藤田でございます。よろしくお願いします。 ○石角環境部長  収集業務管理担当課長の松浦でございます。 ○松浦収集業務管理担当課長  松浦でございます。よろしくお願いいたします。 ○石角環境部長  明石クリーンセンター所長の竹中でございます。 ○竹中明石クリーンセンター所長  竹中でございます。よろしくお願いします。 ○石角環境部長  以上でございます。  どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  続きまして、産業振興部お願いいたします。  梅木産業振興部長。 ○梅木産業振興部長  産業振興部長の梅木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは引き続きまして、産業振興部の職員を紹介させていただきます。  初めに、産業振興部次長兼商工労政課長の八田でございます。 ○八田産業振興部次長兼商工労政課長  八田でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○梅木産業振興部長  卸売市場長の藤林でございます。 ○藤林卸売市場長  藤林でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○梅木産業振興部長  観光振興課長の樫原でございます。 ○樫原観光振興課長  樫原でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○梅木産業振興部長  観光戦略担当課長の北川でございます。 ○北川観光戦略担当課長  北川でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○梅木産業振興部長  農水産課長の松田でございます。 ○松田農水産課長  松田でございます。どうぞよろしくお願いします。 ○梅木産業振興部長  農業基盤整備担当課長の行司でございます。 ○行司農業基盤整備担当課長  行司です。よろしくお願いします。
    梅木産業振興部長  天文科学館長の長尾でございます。 ○長尾天文科学館長  長尾でございます。よろしくお願いいたします。 ○梅木産業振興部長  卸売市場課長の上田でございます。 ○上田卸売市場課長  上田でございます。よろしくお願いいたします。 ○梅木産業振興部長  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  続きまして、農業委員会お願いいたします。  倉地農業委員会事務局長。 ○倉地農業委員会事務局長  農業委員会事務局長兼課長の倉地でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○尾倉委員長  ありがとうございました。  以上で、委員及び理事者の自己紹介を終わらせていただきます。  それでは、議事に入ります。  初めに所管事務報告でございます。環境部、産業振興部、農業委員会の順でお願いしたいと思います。  石角環境部長。 ○石角環境部長  環境部長でございます。  それでは環境部の所管事務につきまして、ご報告を申し上げます。  所管事務報告書の91ページをお開きください。  環境部は、環境総務課、環境保全課、資源循環課、収集事業課、明石クリーンセンターの4課1センターで構成されており、職員数は115名で、平成25年度と比べ8名の減員でございます。  環境部が所管する主な事務につきましては、環境施策の企画・調整に関すること。環境美化、地球環境問題、新エネルギー及び省エネルギーに関すること。大気や水質など環境保全に関すること。廃棄物の減量化及び再資源化の推進並びに収集、運搬、処理、処分に関することでございます。  次に、次長等の所管につきましては、ページの中ほどの枠内に記載の4課1センターを金古次長が所管いたします。各課の所管事務につきましては、順次、各所属長より報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  後藤環境総務課長。 ○後藤環境総務課長  環境総務課長の後藤でございます。  環境総務課の所管事務につきまして、ご報告を申し上げます。  所管事務報告書の92ページをお開き願います。  1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、当課は総務係、計画係の2係で構成されており、所属職員は部長以下12名となっております。主たる事務事項につきましては、報告書に記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございます。まず、1点目は明石駅周辺を安全で快適な空間とするための喫煙防止、マナーアップ運動を実施しておりますが、その効果の検証を行い、西明石駅など、他の主要駅での取り組みについて検討してまいります。  2点目といたしましては、外来種であるミドリガメの繁殖を防止するため、ため池や河川で防除調査を引き続き行うとともに、カメの引き取りキャンペーンや啓発イベントを実施いたします。また、外来種の投棄を防止するための「(仮称)あかしの生態系を守る条例」を制定いたします。  次に3の、その他報告事項でございますが、市有財産を活用し、太陽光発電を始めとした再生可能エネルギーの利用について検討を行ってまいります。  以上で、環境総務課の所管事務報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  塩月環境保全課長。 ○塩月環境保全課長  環境保全課長の塩月でございます。  環境保全課の所管事務につきまして、ご報告を申し上げます。  所管事務報告書93ページをご参照願います。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、当課は大気係と水質係の2係で構成され、所属職員は6名でございます。主たる事務事項は記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目につきましては、環境法令等に基づく届け出事業所に対する調査及び指導の充実を図るものであります。  2点目につきましては、アスベスト飛散防止対策の強化を目的とした大気汚染防止法の改正の6月1日施行に伴い、解体工事に対する指導を強化するものであります。  3の、その他の報告事項でございますが、更新時期を迎える大気常時監視システムについて、監視データの信頼性の向上等を目指した国の動向に対応するシステムの構築を検討をしてまいります。  以上で、環境保全課の所管事務報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  松本資源循環課長。 ○松本資源循環課長  資源循環課長の松本でございます。  資源循環課の所管事務につきまして、ご報告申し上げます。  所管事務報告書の94ページをお開きください。  1の組織の編成とその主たる事務事項についてでございますが、当課は指導係と減量推進係の2つの係で構成されております。所属職員は13名でございます。各係の主たる事務事項につきましては、報告書に記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目がごみの再資源化の推進に向けて、雑がみに関する啓発チラシや収集袋を作成するとともに、市民と協働してワークショップやイベントにおきまして啓発を行ってまいります。  2点目は、使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律に基づきまして、希少金属の再生利用を図るため、回収ボックスの設置個所を拡充し、市民の利便性を向上させ、回収量をふやしてまいります。  次に、その他報告事項でございますが、明石一般廃棄物処理基本計画の推進に向けまして、指定ごみ袋制度を含めた総合的な減量施策を市民に説明するとともに、広く意見を聞いてまいります。  以上で、資源循環課の所管事務報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  藤田収集事業課長。 ○藤田収集事業課長  収集事業課の藤田でございます。  収集事業課の所管事務につきまして、ご報告申し上げます。  所管事務報告書の95ページをお開き願います。  1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、当課は庶務係、定期収集係、戸別収集係の3係で構成されており、所属職員は課長以下67名となっております。主たる事務事項につきましては、報告書に記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございます。まず1点目は、ごみの分別の徹底及び出し方マナーの向上を図るため、ごみ分別マナーUPキャンペーンを展開するとともに、特に市内在住の外国人の方を対象に、よりわかりやすい内容のごみ分別チラシを提供してまいります。  2点目といたしまして、ごみが多く発生する年末に加え、年始早々にもごみの収集を行ってまいります。  次に、3のその他報告事項でございますが、職員のコンプライアンス意識の向上を図るとともに、職場の安全衛生の取り組みを強化してまいります。  以上で、収集事業課の所管事務報告を終わらせていただきます。どうかよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  竹中明石クリーンセンター所長。 ○竹中明石クリーンセンター所長  明石クリーンセンター所長の竹中でございます。  明石クリーンセンターの所管事務につきまして、ご報告申し上げます。  所管事務報告書の96ページをご参照お願いいたします。  1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、当センターは庶務係、施設係、浄化係の3係で構成をされておりまして、所属職員は17名でございます。各係の主たる事務事項につきましては、報告書に記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目は破砕選別施設の維持管理におきまして、民間に委託しておりますが、来年度に業務委託の更新を迎えますので、本年度におきまして、契約更新に当たり事業内容を精査し、さらなる効率化を検討してまいります。  2点目は、平成22年度に廃止いたしました魚住清掃工場につきまして、周辺環境に影響を及ぼさないよう安全性の確保を図るための対策を行ってまいります。  続きまして、3のその他報告事項でございますが、一般廃棄物処理施設整備基金の積み立てを行いますとともに、ごみ処理施設の整備に向けまして検討を行ってまいります。  以上で、環境部の所管事務報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  梅木産業振興部長。 ○梅木産業振興部長  産業振興部長の梅木でございます。  引き続きまして、産業振興部の所管事務につきましてご報告申し上げます。  所管事務報告書の97ページをお願いいたします。  産業振興部は、商工労政課、観光振興課、農水産課、天文科学館、卸売市場の3課1館、1市場で構成されておりまして、職員数は総数52名でございます。主たる事務事項といたしましては、商工業及び観光、農業、水産業振興並びに天文科学館、卸売市場の管理運営に関する事業などでございます。  次に、次長等の所管区分につきましては、ページ中ほどの枠内に記載しておりますが、八田次長は商工労政課、観光振興課、農水産課、天文科学館を担当いたします。また、藤林卸売市場長は、卸売市場の担当でございます。各課の内容につきましては、順次、所管課長よりご報告いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  八田産業振興部次長兼商工労政課長。 ○八田産業振興部次長兼商工労政課長  産業振興部次長兼商工労政課長の八田でございます。  商工労政課の所管事務につきまして、ご報告させていただきます。  報告書の98ページをお願いします。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、商工労政課は1係7名で、主たる事務事項は記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目が商店街などの商業団体が実施するイベント等に対する支援や、商業団体が管理するアーケード等の共同施設の整備に対する支援など、ソフト、ハードの両面から市内の商業の活性化を図ってまいります。  2点目は、低利の中小企業融資制度を継続して実施することによりまして、市内の製造業・卸売業・小売業などの中小企業者を支援してまいります。  3点目は、指定管理者である一般財団法人明石産業振興財団を通じまして、産業交流センターや勤労福祉会館、サンライフ明石の適正な管理運営を行うとともに、市内の中小企業等の振興を図ってまいります。  次に、その他の報告事項でございますが、アスピア明石を管理運営する明石地域振興開発株式会社が経営改善のために取り組んでおります状況を適宜確認してまいります。  以上で、商工労政課の所管事務報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  樫原観光振興課長。 ○樫原観光振興課長  観光振興課長の樫原でございます。  観光振興課の所管事務につきまして、ご報告させていただきます。  所管事務報告書の99ページをご参照願います。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、観光振興課は1係6名で、主たる事務事項は記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目は、食のイベントB-1グランプリを利用した観光客の誘致を図るため、テレビ、新聞などのメディアを活用したPRを行ってまいります。また、震災復興カウンターパートナーである宮城県気仙沼や南三陸町内の仮設住宅などにおいて、地元のタコなどを使用した明石焼き、明石玉子焼きの提供を通じ、住民の方々の元気づくりと明石の食のPRを行い、将来、明石への来訪をご案内いたします。  2点目は、神戸、姫路、たつの、赤穂などの近隣都市と連携した周遊プラン等の観光素材を、大都市旅行会社や観光関係者へのプレゼンや商談会を通して提案し、明石の観光PR及び観光客の誘致を行います。  3点目は、明石観光協会や商工会議所、商店街連合会などの各種団体と連携して、観光振興策を推進し、明石への観光入込客数の増加を図ります。  次に、3のその他報告事項でございますが、1点目は明石駅コンコースに設置しました明石観光案内所につきまして、案内スタッフの体制強化や接遇及びおもてなしの向上を図るとともに、ぶらり子午線観光ボランティアガイドとの連携による観光案内の充実など、お越しになられたお客様の満足度を高めてまいります。  2点目は、明石観光振興基本構想に沿いまして、食体験や施設見学を織りまぜた着地型の観光コースの開発実施による滞在時間の延長や、昨年リニューアルした明石観光協会ホームページを活用した最新情報の提供など、実効性の高い観光プロモーションに取り組んでまいります。  以上で、観光振興課の所管事務報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  松田農水産課長。 ○松田農水産課長  農水産課長の松田でございます。  農水産課の所管事務についてご報告させていただきます。  報告書の100ページをごらんください。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、農水産課は農産係、農業基盤整備係、水産係の3係で構成しておりまして、職員は部長を含めまして19名、主たる事務事項は記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目は、明石産農水産物の高付加価値化及び消費拡大を図るため、農協・漁協などと連携いたしまして地産池消に取り組むとともに、明石産品のブランド化事業を継続し、明石産品のよさを広く市内外にPRしてまいります。  2点目は、農業生産基盤の安定・向上を図るために、魚住町清水新田地区の圃場整備事業の実施、また、農業用水の安定確保と大雨時の浸水災害の軽減につきまして、林、和坂の谷池や浜西17号池、雲楽池などの堤防改修や緊急放流施設などの整備を実施してまいります。  3点目は、豊かな海づくりのため、漁場改良としまして、海底耕うんや二枚貝の放流の実施、また、水産資源の増大育成を図るために、ヒラメ、マダイなどの稚魚の放流を行います。あわせて漁港の適正な維持管理を行ってまいります。
     4点目は、明石が管理する漁港で、水産物の流通拠点となっております林崎漁港につきまして、防災・減災の観点から、本年度は耐震、対津波のシミュレーションを実施し、次年度以降、機能強化の詳細設計、工事を行ってまいります。  次に、3のその他報告事項でございますが、ため池を地域の財産としまして、その保全活動の核となりますため池協議会の設立を推進し、地域が一体となった水辺の保全活動とため池の良好な維持に取り組んでまいります。また、豊かな海づくりを目指し、漁業者と農業者が連携・協力してため池の水を放流する池干しにも取り組んでまいります。  以上で、農水産課の所管事務報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  長尾天文科学館長。 ○長尾天文科学館長  天文科学館長の長尾でございます。  天文科学館の所管事務について報告をさせていただきます。  報告書の101ページをご参照ください。  まず、組織の編成とその主たる事務事項でございますが、天文科学館は業務係と学芸係の2係、11名で構成されております。各係の主たる事務事項につきましては記載のとおりでございます。  次に、本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目は、本年3月に実施しましたプラネタリウム座席の全面リニューアルや長寿日本一のプラネタリウム投影機などを積極的に広報し、来館者増に努めてまいります。  2点目は、来館者の利便性の向上を図るために、券売機の更新を行うとともに、中央監視装置やITV設備、これは工業用テレビ、つまり館内の防犯カメラやモニター設備のことでございますけども、それの更新工事のための設計委託を行います。  3点目は、昨年実施しました市民アンケートで「明石のたからもの」第1位の天文科学館を全国にアピールするため夏休みの特別展として「さかなクンの研究室」を開催し、あわせて、プラネタリウムドームでさかなクン本人によるトークイベントを行います。  次に、その他報告事項といたしましては、6月10日の時の記念日に、時の記念日シンポジウムやトケイソウの無料配付を実施し、あわせて、天文科学館の愛称を募集するなど「時のまち明石」や「時の記念日」などを全国的にアピール、発信してまいります。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  上田卸売市場課長。 ○上田卸売市場課長  卸売市場課長の上田でございます。  卸売市場の所管事務につきまして、ご報告申し上げます。  所管事務報告書の102ページをご参照願います。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、当市場は管理係と業務係の2係の構成で市場長以下9名でございます。主たる事務事項は記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目につきましては、近年の市場外流通の拡大など流通動向の変化や、消費者ニーズの多様化など消費動向の変化の中にあって、卸売市場の責務として生鮮食料品等の安全・安心の確保と円滑な供給をしっかりと担おうとするものであります。また、あわせて公正で迅速な取引の指導・監督に努めるものであります。  2点目につきましては、市場あり方検討委員会の提言を受け、指定管理者制度の導入による運営の効率化に努めるとともに、販路拡大、ブランド力強化、給食食材提供、観光スポット化などの新規事業を提供し、市場の活性化に取り組むものであります。  次に、3のその他報告事項でございますが、開場以来36年を経過し、老朽化が進む市場において、漏電、停電等の事故を未然に防止し、安全性を確保するため、また、冷蔵庫、保冷庫の更新などによる電力需要の増大に対応するために、電気設備改修工事を昨年度より2カ年かけて実施してまいりますが、本年度はその最終年度となります。  以上で、産業振興部の所管事務報告を終わります。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  倉地農業委員会事務局長。 ○倉地農業委員会事務局長兼課長  農業委員会事務局の事務局長兼課長の倉地でございます。  農業委員会の所管事務についてご報告申し上げます。  報告書の104ページをお願いいたします。  当委員会は、農業委員会等に関する法律に基づき設置された行政委員会で、農地法に基づく農地等の権利移動及び転用など、法令等に定められた事務を所管いたしております。組織につきましては、農業委員27名と事務局職員4名の編成でございます。  次に、具体的な内容についてご報告いたします。1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、農業委員会事務局は、農地係と農業振興係の2係で主たる事務事項は記載のとおりでございます。  2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、3点でございます。1点目は、農地法等に基づき、農地を宅地など農地以外のものとする場合や、農地の売買、あるいは貸し借りなどの権利を設定する場合の許認可業務行っております。  2点目は、農地の有効利用を図るため、農地の貸し借りに必要な情報、貸借料等のデータを収集し、農地の貸借の促進と農地の利用集積を進め、経営規模の拡大を図り、効率的かつ安定的な経営の可能な農業者の育成に努めてまいります。  3点目は、本年4月の農地法の一部改正に伴い、農地台帳の整理や電子化、農地台帳に記載された事項及び地図情報の公表が義務づけられたましたことを受けまして、農地台帳システムを運用し、法定の記載事項について、確かな台帳管理に努めてまいります。  3のその他報告事項でございますが、農業委員会は農地の荒廃、乱開発を防ぎ、農業用地を確保する役割を担っております。遊休農地の解消及び無断転用の是正を図るため、毎年度、農地の利用状況を調査しております。引き続き、農地の利用状況調査の充実に努めてまいります。  以上で、農業委員会事務局の所管事務報告を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○尾倉委員長  以上で、環境部、産業振興部、農業委員会の所管事務報告は終わりました。  所管事務報告について質疑に移りますが、議会運営委員会でも確認されましたように、簡潔にしていただくようご協力よろしくお願いいたします。  それでは、何か質疑はございますでしょうか。  新田委員。 ○新田委員  94ページの環境部資源循環課のその他の報告事項にかかわって伺っておきますが、指定ごみ袋制度を検討されてきましたが、市民に説明して広く意見を聞くというのがあるのですが、これ具体的にどのような形で市民の皆さんに説明を求めるような場をお持ちになるのか、あるいは日程的に、この辺のところからこうやりたいとかいう、そういう具体的なプロセス、もし決まっていらっしゃるんだったら伺っておきたいと思います。 ○尾倉委員長  松本資源循環課長。 ○松本資源循環課長  資源循環課長の松本でございます。  先ほどの委員のご質問なんですけれども、市民に丁寧な説明をしていくというお話なんですけれども、その中では、基本的には各種団体、イベント等、ワークショップ、出前講座に出向きまして、こちらから足を運びまして、指定ごみ袋制度の理解をしていただき、指定ごみ袋制度に対する認識を深めてもらうように行っております。いつから行うかということなんですけれども、現在もこの4月から、昨年が商工会議所の役員会、今回は消費者団体の役員会等に出向きまして説明をさせてもらっています。その中で、いろいろな貴重な意見をもらっております。この後も、ごみ減量推進委員会の協力委員会とかありますので、そういうところでお話をしたい、それから明石女性団体の協議会等の中でもご説明をしたいと思っております。大体、月に1、2回程度でやっていきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  新田委員。 ○新田委員  ほぼいつぐらいまでには説明を完了して集約したいなというようなところ、出口のところはお持ちになってますか。 ○尾倉委員長  松本資源循環課長。 ○松本資源循環課長  資源循環課長でございます。  先ほど、いつまでということなんですけども、今現在、説明等々させてもらっておるんですけれど、なかなかやはり皆さんが有料化と指定袋の理解ができてないというところでございますので、今のところはそこらを踏みまして丁寧に説明をしているところです。 ○尾倉委員長  ほかにございますでしょうか。  北川委員。 ○北川委員  環境部さんのほうなんですけども、先日来、本会議等でもご質問もありました92ページの外来種というあれでしょうか、ミドリガメの繁殖防止点々々というところなんですね。少し、ちょっとこの辺、私知識がありませんので、ミドリガメがこう多く繁殖して、従来のクサガメとかイシガメですかね、日本固有のカメが点々かくかく少なくなって絶滅に瀕してということで対応されてると思うんですけども、そのミドリガメを捕獲されて、その後の行き先はどうなっているのか、ちょっと教えていただけませんか。 ○尾倉委員長  すみません。後で報告がある分に関係しますでしょうか。 ○後藤環境総務課長  若干関係してまいります。 ○北川委員  後でそうしたらします。  以上です。 ○尾倉委員長  そうしたらほかにございますでしょうか。  以上で質疑を終わります。  所管事務報告を受けたということをご確認お願いいたします。  次に、付託された議案の審査に入ります。議案は2件ございます。  議案第60号、明石地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  議案の説明を求めます。説明に当たっては着席したままで結構です。  上田卸売市場課長。 ○上田卸売市場課長  卸売市場課長の上田です。  議案第60号、明石地方卸売市場業務条例の一部を改正する条例制定のこと、並びに指定管理者候補者の選定につきましてご説明申し上げます。  議案書6ページをお開き願います。  提案理由でございますが、本案は、地方自治法に基づく指定管理者制度の導入に当たり、指定管理者が行う業務の範囲等、所要の整備を図るため、条例の一部を改正しようとするものでございます。  次に、改正の概要につきまして、お手元にお配りしております議案第60号関連資料にてご説明させていただきます。  一部改正の内容でございますが、が指定管理者に管理運営を行わせることができることを規定するとともに、指定管理者が行う管理の基準及び業務の範囲、利用料金制に係る規定、その他指定管理者制度導入に必要な規定の整備を図るため、条例の一部を改正しようとするものでございます。また、これまで卸売市場の運営に必要な事項の調査、審議をするため卸売市場運営審議会を開催してまいりましたが、現行の制度下における一定の役割は果たしたものと考えられ、今後は、指定管理者主体のもと新たな市民意見等を聴取するための取り組みを検討してまいりたいと考えており、運営審議会に関する規定を削除しようとするものでございます。この条例は、平成27年4月1日から施行しようとするものでございます。  続きまして、条例改正の可決の後に予定しております指定管理者候補者の選定について、ご説明申し上げます。  指定管理対象施設及び指定期間でございますが、名称は明石公設地方卸売市場でございます。所在地は、明石藤江2029番地の1ほかでございます。指定期間は平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間を考えております。  指定管理者が行う業務でございますが、市場施設の維持管理に関する業務、市場の活性化及び利用増進のための企画及び実施に関する業務など、記載のとおりでございます。  今回の指定管理者制度の導入に当たっては、利用料金制を採用したいと考えております。施設の使用料等の収入を指定管理者のものとし、施設の管理運営費に当て、収入・支出に関する予算運用・管理を指定管理者に任せることで効率的な運営、効果的な事業実施を促し、市場の活性化を促進させようとするものでございます。  指定管理者候補者の選定に当たっては公募制を採用したいと考えております。明石においては、指定管理者制度の導入は原則公募制によることになっていることに倣ったものであります。候補者の選定に当たっては、学識経験者、公認会計士、市民代表などの外部委員による選定委員会を設置し、客観的、専門的、公平・公正な視点で応募要項を作成し、選定を行いたいと考えております。  今後の予定でありますが、本年9月には指定管理者を募集、12月には議会に指定管理者の指定議案を上程したいと考えております。平成27年4月からの事業開始を目指しております。  以上でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○尾倉委員長  議案の説明は終わりました。ご質疑、ご意見はございますか。  楠本委員。 ○楠本委員  1点お聞きしたいと思います。これまで行われました明石公設地方卸売市場あり方検討委員会の中でも出てたかと思うんですけれども、中学校給食の地産池消に関しまして、卸売市場を利用するということで、関係者の方々も非常に多くの期待を持たれているかと思うんですけれども、この中学校給食の食材のことについて、教育委員会のほうと話し合いは行われているのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○尾倉委員長  教育委員会の関係になるので、他の委員会の所管になりますが、いいですか。  楠本委員。 ○楠本委員  すみません。ちょっと趣旨が違うということなので、これから指定管理に変わっていくというところで、各卸売市場の中のそれぞれの業者さんも期待を持たれているというふうにあり方検討委員会の中でも言われていたと思うんですけれども。ちょっと違いますかね、やっぱり。すみません。そうしたらちょっと取り下げます。申しわけないです。 ○尾倉委員長  ほかにございますでしょうか。  新田委員。 ○新田委員  市場を指定管理に移行するということに関連して、ちょっとお尋ねしておきたいのですが、今後移行される中で、例えば、本町の水産分場のありようですが、あのままでいいとは皆さんも思ってないと思うし、私も思ってないのですが、これについては従来、直販所を持ってる漁協なんかとも非公式な形で意見交換されてきたというような経緯があると思うのですが、今後、指定管理に移行されたとしたら、そういう辺、従来、が直営でやってきたときに、非公式とはいえ、いろいろ意見交換をされてきたことがどのように引き継がれていくのかなというのが、ちょっと気になっている点、一点です。  それからもう一点、今、指定管理者が担う業務の中に関連するんですけども、現在、市場施設の環境とか維持管理を担ってきていただいていた委託の業者の期限がちょうどこの移行前の3月で、その期限が切れるというふうに伺っておりますが、この辺のところについてはどのような対応をなされるのかなという点、この2点伺っておきたいと思います。 ○尾倉委員長  上田卸売市場課長。 ○上田卸売市場課長  卸売市場課長でございます。  まず、水産分場の件でございます。指定管理者制度を導入して推進していく中で、特にあり方検討委員会の報告の中でも基本方針として述べられておりましたのが、例えば、販路の拡大、ブランド力の強化、あるいは給食食材の提供事業、そういったことを積極的に進めなくてはならないと。そういうことを進める中で、運営を効率化し、効果的な活性化事業を展開していくべきであるということが柱になっております。水産分場の今後のあり方については、例えば水産分場と漁協さんがお持ちになっている直販所との連携策を用いることでマーケットを拡大して、より明石の水産物を市外に多く流通させていくことも可能でありまして、非常に期待の持たれるところでもありますので、そういったところも、指定管理者制度になって、自由な発想を持って、積極的に取り組んでいただきたいというのは考えているところであります。ただ一方で、としましても、例えば水産物、青果物、明石の中でブランドとされる非常にいいものたくさんありますので、そういったものも、例えば生産者の育成であったり、流通であったり、販売であったり、あるいはそういうものの観光資源化であったり、そういうことを包括して考えていくということもしなければならないと思いますので、やはりと、それから指定管理者と、これからも非常に密接な関係を持ちつつ、明石の産品が強力に市外に販売できるようにということで取り組んでまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。  すみません、もう一点、今後の指定管理者制度に移った後の委託業務についてであります。指定管理者、先ほどご説明させていただきましたとおり、12月議会におきまして指定管理者の指定議案を上程させていただきたいと思います。それで議会の皆様に認めていただいた後、1月にはその業者さんと協定を締結する予定をしております。その協定後は、指定管理者さんのより効率的・効果的な運営方針に沿っていただいて、委託業者を選定、例えば清掃であったり、警備であったり、そういったことの委託業者を選定していただきたいというふうに考えております。そうすることで効率的・効果的な運営をより促進させてもらいたいと考えておりますが、今から募集要項をこの6月議会で認めていただいた上で、今から募集要項を精査していきたいと考えておりますので、その中で十分検討してまいりたいと考えております。 ○尾倉委員長  新田委員。 ○新田委員  水産分場のあり方の問題については、指定管理に移ったとしても担っていただく業者の皆さんはもちろんですが、としても関与というか意見を言っていく場はあると、そういう理解でよろしゅうございますか。 ○尾倉委員長  梅木産業振興部長。 ○梅木産業振興部長  産業振興部長でございます。  指定管理者に委ねますのは、あくまでもその施設の管理運営の代行という格好になります。つきましては、必要な、今回でしたら分場の話ですけども、分場の将来的なあり方に関しましては、これ当然、のほうが主体的に協議していくと、話をしていくという格好になります。  以上でございます。 ○尾倉委員長  ほかに質疑はございませんか。  井藤委員。 ○井藤委員  井藤でございます。  今、ご説明をいただいて、何か今年度中には、立ち上げをしていただくというようなことなんですが、ただ先ほど26年度事業を報告していただいて思うんですが、当然、今の部長からもありましたように、指定管理ということなんですが、その中でやっぱりその26年度事業、行政としても継続していくものでありますから、そんな中で、やっぱり継続をしていかなならんものもあるんですが、指定管理になっても、私、この前から言っておった、今もちょっと委員さんのほうから出てましたけど中学校給食ですね、その辺のところ、やっぱり指定管理になろうとも、教育委員会とやってもらわなならんのですけども、その分をやはり指定管理になっても、やっぱりそれをやってもらわんと、やっぱりその市場の活性化につながらへんというふうな思いもありますんで、その辺のところどないですか。 ○尾倉委員長  上田卸売市場課長。 ○上田卸売市場課長  卸売市場課長でございます。
     あり方検討委員会の中では、先ほども申しましたとおり、販路拡大、ブランド強化と並びまして給食食材の提供事業、これは中学校に限らず、例えば病院であったり、保育所であったり、そういったところも視野に入れているんですが、そういうことを進めていく必要があるということをうたっております。もちろんこれは、指定管理者制度になっても、この基本方針というのは受け継がれていく形になっております。  その中で、特に教育委員会とは、現在、地産池消という観点で一緒に食材提供の会議が持たれておりまして、そこに卸売市場にも参加させていただいております。その中で、やはり新鮮でよい食材、安全・安心な食材を提供するということが、卸売市場でも、その責務でもありますし、またできる強みでもありますので、こういうことを生かして、よりよい食材を中学生の皆さんに食べていただきたいということで教育委員会とも今後しっかりと連携していきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  井藤委員。 ○井藤委員  わかりました。ひとつくれぐれも体制が変わっても継続して進めていただきたいというふうに思います。  それと今の、当然26年度のここに市場の観光スポット化等、この事業がありますが、当然それはこの26年度にそういう市場の観光スポット化を図るというようなことがあるんですが、これもやはり指定管理になろうとも、やっぱりその辺のところはやっぱり継続をしていただきたいと思うんですが、もし今の段階で、それをこういうことをやりますと。これを次は指定管理に持っていきますというようなことが、思慮があるのであれば言っていただいたらなとも。 ○尾倉委員長  上田卸売市場課長。 ○上田卸売市場課長  卸売市場課長でございます。  観光スポット化につきましても、これもやはり、あり方検討委員会の中で強く推進していく事業の一つであるというふうに定められておりますので、これも指定管理者さんにも引き継いでいただきたいというふうに考えております。  現在、卸売市場の中には、卸売会社さん、中卸し会社さん、あるんですが、それ以外に関連事業者さんということで、小売りのできる業者さんの集まりが約25社ございます。この皆さんが自主的に、例えば自分たちでパンフレットをつくって、もっと小売りに来ていただく動きであったりとか、あるいは食堂と喫茶店が1軒ずつございますが、ここも、もっともっとPRして、例えば食堂では明石の卸売市場のいいものを使った海鮮丼であったり、そういうものを活用してPRをやっていきたいというふうに自主的な運動もございますので、こういった動きと指定管理会社の方針とあわせて連携して、強力に進めてもらいたいというふうにも考えております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  ほかにございますか。  国出委員。 ○国出委員  すみませんが、1点だけ確認です。関連資料のところの選定委員の話なんですけど、4番目ですかね。まあ流れとしては、7月以降に選定委員会を開催ということで、もうあんまり日がありません。そういった意味では既にメンバーは決まってるとは思うんですが、学識経験者、公認会計士、市民代表ということなんですけども、まず決まっているのかどうかと、その規模等について具体にもう少しお伺いできたらと思います。 ○尾倉委員長  上田卸売市場課長。 ○上田卸売市場課長  卸売市場課長でございます。  まず、委員さんについてはこちらのほうからもお話をさせていただいて、ご了解をいただいておりますので確定しております。学識経験者の方3名、公認会計士の方1名、市民代表の方2名でございます。ただ公募を行う折、この委員さんの詳細をお伝えするのは、余りアプローチがあったりとかいうことで、余りぐあいがよくないということですので、どなたかというのはちょっと控えさせていただけたらと思ってます。中身的には学識経験者の方は、非常にやっぱり流通業に精通された専門家の方であります。公認会計士の方は、やはり企業運営ということでの視点でやっていただいております。市民代表の方は、やはり最終のエンドユーザーとなります消費者でございますので、消費者の観点からご議論いただきたいというふうな視点でお願いをしております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  国出委員。 ○国出委員  概略わかりました。ちょっと、市民代表が2名ということなんですけど、もう少し多くの方の意見も必要ではないかと思うんですけども、そこらのお考えはどうでしょうか。 ○尾倉委員長  上田卸売市場課長。 ○上田卸売市場課長  卸売市場課長でございます。  このたび、運営審議会の条文を削除させていただいて、指定管理者に移行することで新たな市民意見の聴取の方法を検討するという形で進めさせていただきたいと思います。今後、卸売市場が指定管理者制度に移行した後も、しっかりと市民意見の聴取方法については考えてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  ほかにございますか。  なければ、以上で質疑を終わります。  それでは、採決に入ります。何か、ここで意見のある方はおられますか。  なければ、おはかりいたします。  議案第60号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉委員長  異議なしと認め、議案第60号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第64号、平成26年度明石一般会計補正予算(第1号)〔分割付託分〕を議題に供します。  議案の説明を求めます。  八田産業振興部次長兼商工労政課長。 ○八田産業振興部次長兼商工労政課長  産業振興部次長兼商工労政課長の八田でございます。  議案第64号、平成26年度明石一般会計補正予算(第1号)につきまして、当委員会に付託されました産業振興部所管分について、歳入歳出補正予算事項別明細書及び配付の資料によりましてご説明させていただきます。  まず、歳入についてでございます。  一般の10ページ、11ページをお願いいたします。  2款 県支出金、1項 県補助金、1目 商工費県補助金、1節 商工業費補助金の説明欄1行目の緊急雇用就業機会創出基金事業費補助金は、国の地域人づくり事業に基づいて、地域における産業や社会情勢等の実情に応じ、多様な人づくりにより雇用拡大や処遇改善を図るため、緊急雇用就業機会創出基金事業費補助金の増額をしようとするもので、本市の緊急雇用事業等に対し、国庫補助金が県を通じて補助金として支出されるものでございます。参考までに他の所管では、民生費、土木費、教育関係の補助金の収入を含んでおります。  歳出についてでございます。16ページ、17ページをお願いいたします。  2款 商工費、1項 商工費、1目 商工業振興費の説明欄1行目の若年失業者・無業者試行的就労支援プログラム(緊急雇用)事業、その下の地元中小企業経営者支援プログラム(緊急雇用)事業につきましては、国の地域人づくり事業の推進に伴いまして、本市において新たに事業を設け、報償費及び委託料を増額するものでございます。詳細につきましては、議案第64号関連資料により説明させていただきます。  関連資料をご参照ください。  まず1の、地域人づくり事業の趣旨につきましては、地域人づくり事業は、若年失業者等の雇用創出や、既に雇用されている者の処遇改善を目的として、都道府県が事業費の全額補助を得まして実施する事業でございます。要件としましては、市町村が実施する委託事業であること、雇用の創出等の処遇の改善に寄与する事業であることなど記載のとおりでございます。  次に、2の地域人づくり事業を活用して実施する事業についての一つ目の若年失業者・無業者試行的就労支援プログラム(緊急雇用)事業についてでございますが、目的は、未就労期間の長期化によって就労意欲の低下や社会適応力などが不足し、企業で就労することが困難である若年失業者等に対しまして、個人の能力に応じた試行的就労の場を設けて継続的に支援をすることで、若年失業者等の社会参加を促すとともに、就労支援を図るものでございます。②にございますが、受託者はプロポーザル入札によって決定いたします。事業内容といたしましては、市内に居住する若年失業者等に対する広報活動、若年失業者等が、就労体験をするために必要な接遇・一般教養等のセミナーの実施、受託者の就労体験施設において、受託者の指導による就労体験の実施、また市内事業所でのインターンシップの実施などでございます。  ③でございますが、予算額としましては530万円でございまして、実施期間としては、より効果を求めることから27年度も予算要求することも考えております。目標値としまして、平成26年度は就業者が10名以上になるよう設定しております。  次に、2つ目の地元中小企業者経営支援プログラム(緊急雇用)事業についてでございます。目的は、市内の中小企業者に対して専門的知見を有するコンサルタント等の民間企業者が経営に関しまして継続的に助言することによって、市内の中小企業者の経営の安定を図り、生み出された利益の一部を雇用者へ還元することで、中小企業者に雇用される者の賃金の上昇などの処遇改善を図ります。  ②でございますが、受託者はプロポーザル入札によって決定します。事業内容としましては、受託者の民間コンサルタント等が市内において従業員を雇用し、販路拡大や事業効率化を目指す中小企業者を公募して選定します。そして、選定された中小企業者に対しまして、受託者が専門的助言や指導をすることで経営改善を行うものでございます。  ③でございますが、予算は1,010万円、実施期間は、受託者を募集し、契約締結後の8月ごろから平成27年3月まででございます。目標値としましては、改善効果が5社以上に及ぶことを期待しております。  以上で、当委員会に付託されました議案第64号、平成26年度明石一般会計補正予算(第1号)の説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。 ○尾倉委員長  議案の説明は終わりました。  ご質疑、ご意見はございますか。  国出委員。 ○国出委員  1点ちょっと確認をさせていただきます。議案第64号の関係資料なんですけども、2の(1)の①の目的、非常にすばらしい取り組みだとは思うんですが、ここにも書いてありますように、若年失業者とか無業者(ニート・ひきこもり等)とございまして、本来的に非常に就労する以前の問題として、こういう方々を、こういうセミナーとか来ていただけるぐらいやったら言うことないんですけども、そこへ行くまでの壁が大きいんではないかと。むしろそこを崩さない限り、こういう取り組みというのはうまくいかないとは思うんですけども、その辺のお考えはいかがですか。 ○尾倉委員長  八田産業振興部次長兼商工労政課長。 ○八田産業振興部次長兼商工労政課長  産業振興部次長兼商工労政課長の八田でございます。  委員ご指摘のニートとかひきこもりとか、そういったものをどうやってこういった取り組みに参加させるかということの質問でございますが、確かにニート・ひきこもりに対しては、非常に困難な部分がございますが、この事業につきましては、この受託者の事業という小さな捉え方でなくて、の施策ということもございますんで、のほうでもしっかりとPRしてまいりたいと思います。  それと、明石にもサポートステーションというひきこもりとかニートを対象とした就労支援の施設はあるんですけども、そういったところにも、元ニートであるような方が来られて相談を受けているという実績もございますんで、そういう方がこういった取り組みを見るような仕掛けづくりも、も一生懸命やってまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いします。 ○尾倉委員長  国出委員。 ○国出委員  なかなか非常に、そうは言うものの、長年来、こういうことでお働きになってない方は、こういったところに出ていただくということだけでも多分大変な大きな山があるんじゃないかと思うんですけれども、せっかくとしてこういう事業に取り組んでいこうと、その姿勢は非常にすばらしいと思いますし、この目的もよしと思うんですけれども、やはり、せっかくやる限りは、やはりそういういろんな方のご協力を得ながら、まずもってその入り口の部分で一歩を踏み出せない方に対して、こういう制度があるんですよということを丁寧に説明していただき、そしてまた共感を持っていただいて、1人でも多く参加していただけるようにしていただけたらと思うんですけど、副市長すみません、そのあたりどのようにお考えですか。 ○尾倉委員長  高橋副市長。 ○高橋副市長  高橋でございます。  なかなかニートの方、ひきこもりの方、非常に難しい状況に置かれてます。明石市内では幸いサポートステーションができております。まあそことの連携もあわせて、やはり地域にはさまざまな方々がおられますので、やっぱり福祉の関係者、あるいはコミュニティの関係者にも、しっかりこういう状況であることをお伝えしまして、そういう方々にも協力していただきまして、この方々がこういう制度があるということで委託業者のほうに行っていただくと、そんなことを考えておりますので、非常に難しいもんですけども、これがなかったら若者の方が本当に生きがいを持って社会参加できませんので、のほうも全力を挙げて全庁的にやっていきたいと思っております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  ほかにございますか。  新田委員。 ○新田委員  これ今もお話がありましたけど、非常にいい事業だとは思ってます。かつて若者育成支援法で、具体的に自治体が若者の支援をしていかないとあかんというようなことが義務づけられている側面もあって議論もしてきたところなんですが、なかなか今までのそういう議論の中でも実態がまずつかめてないと。どれぐらいニートと言われるような人たちがいらっしゃるのか、引きこもりがいらっしゃるのか、実態もつかめてないというのが今までの議論の中やったんです。それだけになかなか、どうしてそれを支援いくかというところ非常に難しいところがあるというふうに思っています。今ちょっと副市長のお話の中で福祉の分野とも連携というようなお話があったんで、例えば、私たちも具体的に生活保護世帯の方なんかとのかかわりの中で、青年で体が悪いわけではないと、働けるんやと。しかし、働けていなくて生活保護になってるという、こういうところいうのは、生活福祉課が実態をつかんではると思うんです、具体的に。そういうところとどうこうリンクさせていく考えは、非常にこう大事なことではないかなと。この業者さんに任せるということではなしに、がやれるところというのは、が持ってる今の状況の中で、どうこの制度につなげていくかというのは非常に大事なとことは思うんですが、その辺についてはいかがですか。 ○尾倉委員長  八田産業振興部次長兼商工労政課長。 ○八田産業振興部次長兼商工労政課長  産業振興部次長兼商工労政課長の八田でございます。  委員ご指摘のどうやって連携していくかというところでございますけれども、生活困窮者の事業ですけども、生活福祉課でやっておりますが、これにつきましては現段階でも生活福祉課と情報交換しながら、産業振興部としても、こういう事業をやるからということで連携をとっております。  生活困窮者の中でも、この事業の対象になる方はいらっしゃいます。この事業につきましては、15歳から39歳の方で、また1人で求職活動が行えない方ということでございますんで、そういった情報につきましては、今後も生活福祉課と連携をとりながら、こちらのほうの事業を案内していただくように取り組んでまいりたいと思います。  以上でございます。 ○尾倉委員長  よろしいですか。  ほかにございますでしょうか。  穐原副委員長。 ○穐原副委員長  ちょっとお聞きします。先ほどの説明の中で、受託者はプロポーザル入札によってということがあるんですが、今回、私もこの事業が早く、いい事業なので早く進めてほしいという思いがあります。しかしながら、我々本会議が6月30日ということで、その後、どのような、受託者もやはり多くの、そういう意識の高い受託者が応募してくれることを願うんですが、その受託者の方々への広報をどのぐらいの期間でするのか。もう準備はされてるのかなとは思うんですけれども。そして、プロポーザル方式ですから、3日や4日で手を挙げて入札をするというわけにはいかないと思いますので、その辺のスケジュールがもし、予測でいいんですけどもあるようでしたらちょっとお聞きしたいと思います。 ○尾倉委員長  八田産業振興部次長兼商工労政課長。 ○八田産業振興部次長兼商工労政課長  産業振興部次長兼商工労政課長の八田でございます。  この事業の今後のスケジュールということでございますけども、議決いただきましたら、現在、仕様書をつくっている段階でございますので、7月中旬ごろからのホームページでアップできるかなと考えております。それと、この事業に対して参加できる事業者ですけども、の登録業者に限られますが、その登録業者見てますと10社前後程度かなと思います。その10社程度の事業者に対しましても、何らかの形でがこういうことを取り組むようなことを周知できたらなと考えております。その上で、8月の初めぐらいに業者を選定しまして、その後契約という運びになっております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  穐原副委員長。 ○穐原副委員長  まあできるだけ1日でも早いときに、そういう広報もできるようにお願いしたいと思います。そうして先ほどの質問で、今度は対象者のほうですね。どのように広げるかということで、自治会近隣とか、いろんな方の力をおかりするというのもいいんですが、もう一点、この中にある仕事を探していて見つからない方は敏感に察知していただけるとは思うんですが、その後ろにある、括弧書きでありますニート・ひきこもりの方々、この方々が自発的にこういう広報なり見て申し込みができるようなこともちょっと考えていただけたらなと。今、明石の広報という媒体もありますんで、そういうところでできたらニートの方も何もしたくないからニートになってるのか、何か目的がないからなってるのかという複雑なところもあると思いますので、その辺も含めて自発的なことも、そういう広報でできないかなと思うんですが、そこのところはどうお考えでしょうか。 ○尾倉委員長  八田産業振興部次長兼商工労政課長。 ○八田産業振興部次長兼商工労政課長  産業振興部次長兼商工労政課長でございます。  ニートとかひきこもりの方にどうやって広報していくかということでございますけど、の広報ですと、なかなか見つけにくい、ひきこもり・ニートの方がなかなか見つけにくいだろうと思いますので、事業者によりまして、いわゆるやわらかいパンフレットをつくる。見やすいパンフレットをつくって、その方らが容易にこの事業に相談できるような、そんなパンフレットをつくってもらいたい、受託者につくってもらいたいと思います。またあわせて、やはり今、ホームページとか便利なものがございます。ニート・ひきこもりの方につきましては、やはり自宅でパソコンを見る機会が多いと思いますので、ホームページの作成等についても十分な配慮を払ってもらって入り込みやすいPR、そういうのをやっていきたいと思いますんで、ご理解のほどお願いします。 ○尾倉委員長  よろしいですか。  以上で質疑を終わります。  なお、本議案の採決につきましては、理事者入れかえ後の同項で行いますので、ご了承願います。  次に移ります。  報告事項が3件ございます。  それでは、アのミシシッピアカミミガメ対策について報告をお願いします。  後藤環境総務課長。 ○後藤環境総務課長  環境総務課長の後藤でございます。  私のほうから報告事項のア、ミシシッピアカミミガメ対策について、資料に基づきご報告を申し上げます。  本会議でもご質問があり、答弁させていただいたところでございますが、ミシシッピアカミミガメ対策の実施中の事業、今後の事業、(仮称)あかしの生態系を守る条例についてご報告するものでございます。  1の実施中の事業についてでございますが、(1)の平成26年度生物多様性保全推進支援事業についてでございますが、本が実施いたしますミドリガメ対策の取り組みについて、国の交付金事業である生物多様性保全推進支援事業の採択を受け、事業の推進に当たり、各主体からの協力を得るため「明石ミシシッピアカミミガメ対策協議会」を設立いたしました。  ①の協議会の体制ですが、設立要件の1つである明石を含む形での協議会を設立し、国から205万円の交付金を受け事業を実施していきます。協議会の構成団体は、下の囲みに記載しておりますように、本を含めまして9団体でございます。  ②の事業内容でございますが、主なものとして3つございます。1つ目には、交付金を利用し、効果確認調査を含めて防除調査の実施。これは11月までに実施し、谷八木川流域に次いで繁殖しております瀬戸川流域について、ため池を含めての実施をいたします。2つ目には、アカミミガメの対策の啓発活動への協力でございます。3つ目には、(仮称)あかしの生態系を守る条例案についての意見交換でございます。  (2)でございますが、本市としまして、現在、カメダイヤルの設置をいたしており、5月19日から専用ダイヤルを開設し受け付けしており、ペットとして飼っているミシシッピアカミミガメについて、飼い方や引き取りの相談を受け付けております。  2の今後の事業についてでございますが、(1)のカメポストの設置ですが、7月7日から18日にかけまして、市民センターなどでの拠点で引き取りを行います。(2)のいきものフォーラム、市制95周年記念事業でございますが、下行に記載のとおり、パネルディスカッションを含めたフォーラムと標本展示などを子午線ホールと、同じ階にありますホワイエであわせて実施するほか、防除調査の見学などを行うカメツアーを3回程度実施いたします。
     3の近隣自治体との連携についてでございますが、今後も国と情報交換を行いながら取り組みを進めてまいります。また、近隣自治体への協力を働きかけるとともに、同様の取り組みを行おうとする自治体との連携を深めてまいります。  4の(仮称)あかしの生態系を守る条例の制定についてでございますが、本市では、水のつながりを中心とした地域性の豊かな自然がございます。しかしながら、近年、ミシシッピアカミミガメを始めとした、さまざまな外来生物の侵入や定着により、同じ生息・生育環境を持つ在来生物が駆逐され、生態系が崩壊する恐れが指摘されています。このような中、明石の生物の多様性を保全し生態系を守っていくにあたっては、外来生物による生態系への影響を回避することが重要となるため、繁殖防止のため条例を制定するものでございます。  まず、(1)の背景でございますが、現状として、市内のため池や河川では、要注意外来生物であるミシシッピアカミミガメが大量に確認されています。特に河口付近では、他の種類のカメが確認できないほどの密度で生息しております。これまでのの取り組みでございますが、ではミシシッピアカミミガメへの対策を平成23年度から実施しております。平成23年度といたしまして、市内33カ所のため池において生息状況の調査を実施いたしました。平成24年度といたしまして、調査結果をもとに選定した5カ所のため池で、試験的な防除調査の実施と効果の検証を行い、744匹を捕獲いたしました。平成25年度としましては、ため池での防除調査の効果が得られたことから、谷八木川及びその流域のため池において防除調査を実施し、最終的に2,019匹を捕獲いたしました。また、自宅で飼えなくなったミシシッピアカミミガメの引き取りを実施し82件、145匹の引き取りを行いました。  ③の国の動向でございますが、環境省では、今年度「侵略的外来種リスト」の策定を進めており、ミシシッピアカミミガメを侵略的外来種として指定する見込みとなっています。また、将来的には特定外来生物への指定も視野に入れた「外来種被害防止行動計画」の審議が行われており、平成32年までに、屋外に大量遺棄されないような対策を講じた上で、段階的な規制、これは輸入禁止や販売業者の対策等になろうと思いますが、その導入が検討されています。  (2)の条例に制定する内容でございますが、特定外来生物に指定されていない侵略的な外来生物で、明石の生物の多様性に影響を及ぼす可能性のあるものを指定いたします。この基本的な考え方といたしましては、本市の生態系を守るためには、外来生物の侵入による生態系への影響を回避することが重要となります。私たちみんなが外来生物についての問題を深く意識し、各主体の連携のもと、自然環境を保全・創造していくため、(仮称)あかしの生態系を守る条例を制定するものでございます。条例に規定しようとする主な内容でございますが、①の責務についてでございますが、これは生態系の保護に関する施策や必要な自然環境調査の実施、生態系の保護活動を行う市民・事業者と連携を行うことについての規定でございます。  ②の事業者の責務についてでございますが、これは事業活動が及ぼす影響の回避や購入者に対する説明、が実施する施策への協力を規定するものでございます。  ③の市民の責務についてでございますが、これは指定外来種を飼育する際の注意点や本が実施する施策への協力についての規定でございます。  次の④放逐・植栽についてでございますが、これは指定外来種をみだりに放つこと、植栽することの禁止についてアカミミガメ以外の侵略性の高いものについても規定していきたいと考えております。  最後の⑤罰則についてでございますが、これは事業者による指定外来種の大量放逐等に対し、その行為の中止や回収について、勧告、命令、罰則についての規定でございます。なお、市民の大量放逐等については、現在検討中でございます。  (3)の今後のスケジュールでございますが、パブリックコメントの実施としまして、平成26年の7月。市議会へ条例提案としまして、平成26年第2回定例会9月議会を予定し、条例の施行としましては平成26年10月1日を予定しております。なお、罰則の適用開始は施行の3カ月後としております。いずれにいたしましても、条例の制定につきましては、議会を初めとしました皆様の意見をお聞きしながら進めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○尾倉委員長  報告は終わりました。ご質疑、ご意見はございますか。  楠本委員。 ○楠本委員  お聞きします。私は谷八木川の近くに住んで、しょっちゅう谷八木川を見てるんですけども、本当に見事にカメがなくなったなと思うんですけれども、約1年間経ったわけなんですけれども、その間、アカミミガメがいなくなって、ほかの在来種、そういうのに対する影響とかいうのはあったのかどうかお聞きしたいんです。 ○尾倉委員長  後藤環境総務課長。 ○後藤環境総務課長  環境総務課長の後藤でございます。  楠本委員ご質問のほかのものについての影響でございますが、今年度、それにつきましてもあわせて、去年捕獲したところですので、ちょっとまだ具体的なところがまだわかっていないところもあります。ただし、先ほど説明しました平成24年度に池の調査を行ったところでは、蓮が、捕獲前は大体、池の半分ぐらいであったのが、カメを捕獲したことによって、その蓮が池全体にふえたというふうな実例がございました。今年度は、その効果も含めてこの生態系がどういうふうに戻っていくのか、変わっていくのかというのも、見守りながら対策を続けてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  楠本委員。 ○楠本委員  続きまして、3ページの条例に規定する主な内容の中の2番なんですけれども、事業者というものが書かれているんですけども、のほうの事業者は何軒あるのか、わかりましたらお知らせください。 ○尾倉委員長  後藤環境総務課長。 ○後藤環境総務課長  具体的な軒数というのは、ちょっと把握はしておりませんけども、販売されておりますのが、基本的にはペットショップとかがやっぱり多いと思います。  また、この条例につきましては、別に市内の事業者に限ったものではございませんので、カメダイヤルを設置いたしましても、市外の方からのお電話も結構ございます。そういうことにつきまして、その事業者等についての大量保管者ということで、協力なんかも得ていかなければならないと考えております。 ○尾倉委員長  北川委員。 ○北川委員  ちょっとこのカメのこと、私も無知なところがありますんで、多々質問に及ぶかもしれませんけども教えていただきたいと思うんです。  原則的に従来の日本古来のカメが、このミドリガメの繁殖力の旺盛なところに押されて絶滅に瀕すると。また、動植物のさまざまな影響を点々ということで対応していただいているんですけども、その引き取ったカメの行き先、いろんなところがあると思うんで、質問の前にちょっとだけ概要を教えていただけますか。 ○尾倉委員長  後藤環境総務課長。 ○後藤環境総務課長  環境総務課長でございます。  この事業につきましては、須磨の水族園の園長であらせられました亀崎園長さんに対策アドバイザーとしてご就任いただきまして、ご意見をいただきながら実施しております。  委員ご質問の収容したカメについては、須磨の水族園に淡水ガメの研究施設であります亀楽園という施設がございます。そこで全て今、収容していただいております。 ○尾倉委員長  北川委員。 ○北川委員  わかりました。  先日、テレビでもその様子が映られて、たくさんのカメがいるというのがよくわかるんです。私はちょっと今から質問方々ご意見させていただけたらと思うんですけど、私はミドリガメ飼ったことはないんですけども大好きです。でも、従来のクサガメ、イシガメ、もっと大好きです。我が家でも、娘が、そのイシガメ、クサガメを飼っておりました。ですからその観点からしましたら、確かにふえ過ぎたら困るんで、何とかしなければならない。もともと小さなカメさんがこうなったわけですから、例えばそこで1つ提案方々なんですけども、私の小っちゃいころからのあれで、今でもひょっとしたら私も里親になれるんやったら私も1匹ぐらい家で冗談抜きに飼わせていただきたいです。それは後でお話ししますけど。幼いころ母に、幼稚園に行くころ、播陽幼稚園というのがありまして、今は勤労福祉会館、あそこにカメとウサギと鳥がおったんです、フェンスの中に。ほんまです。それは好きで、よく幼稚園でないんですけども見に行かせていただいて楽しんでおったからカメ飼いたい。カメが欲しいと言ったら、お母さんがあかんと言って飼ってくれなかったことがありました。例えばですけども、須磨の水族園さんに協力していただいて、収容していただいて、それはいいじゃないですか。明石にもいろんなスペースがあると思うんです。例えば、そこの目の前の中崎の小学校にも池があります。例えばですけども、子どもさんの身近なところでそういったものを見ていただくのも生物の一環としまして、厄介者扱いという表現ではなしに、微笑ましくしていただく方法が、市内には28でしたっけ、小学校、幼稚園、また保育園もありますね。子どもさんがいらっしゃるところに、例えば1つの園にカメが10匹ぐらい、のそのそと歩くというような、そういうのどかな風景も私はあってもいいんじゃないかと思うんです。例えば、その辺、副市長さんいかがでしょうか。 ○尾倉委員長  高橋副市長。 ○高橋副市長  副市長の高橋でございます。  北川委員さんからのお話がございましたけども、まあいろんな方法があるんじゃないかということで、大事なのはやっぱり子どもに命の大切さとか、そういうことをしっかりやっぱり教えることだと思っております。僕も子どものとき、ミドリガメ飼っておりました。ということで、本当に何かいい方法、今ご提案いただきましたので、少しは考えて、教育とか、今後生かすような方法を考えていきたいと思います。 ○尾倉委員長  北川委員。 ○北川委員  ありがとうございます。  前向きなご意見で、まず検討からですよ。検討していって、それができるできんは別としまして、議論していただきたいんですよ。例えば、この際、言いにくいんですけども、誰でもみんなカメといったら大層に考えるかもしれませんけども、うちの場合でしたら、例えばイシガメ、クサガメでしたら、言いにくいですけども放置しとったんです。そうしたら勝手に来て、勝手にご飯食べて、これは娘がさわっておったので私はさわらせてもらってませんけども、例えば大きな入れ物がいるかもしれませんけども、確かにこんなに大きいカメですから、ある方はお家でよくたんすの中に入るような、こんな透明な入れ物ありますね。あれにクサガメを飼っておられる方もいらっしゃるんです、私の仲間で。ある自動車販売店に行きましたら、今でも多分あるんです、西区のほうのお店、これぐらいの水槽にイシガメを飼っておられました。ミドリガメは確かに大きいですけども、例えばこの際、関心を持っていただいて、そういうヘルプのご協力は広報でもしていただいたり、また実際に例えば環境部さんも敷地広いですよね。だから、ああいうところにはっきり言いまして待機する前に、移動する前に自力で、まずはこんなにたくさんの明石のカメがおったんですといって、もしかあれやったら手づくりでブロック並べてコンクリートしたらできますね。収容していただいて、里親探しですといってPRすることも、ひょっとしたら私は感じておりますように、子どもさんの中にはミドリガメ飼えるんやったらとお母さんにお願いするような方もいらっしゃるかもしれません。ですから、その辺のトライをしていただきたいので意見とさせていただきます。 ○尾倉委員長  ほかにございますか。  穐原副委員長。 ○穐原副委員長  先ほどのこのカメの件なんですが、まあカメは直接私はまだカメの害には遭ってないんですけども。先ほどありました、このカメの行き先、須磨の水族園ということで、実は去年、私、須磨の水族園行ってきたんですが、一般的に我々が見れる、そういうカメの広場というか水辺があるんですが、はっきり言って、もう寒いぼが立つぐらい多くいます。このままで須磨の水族園が引き取っていただけるのかなという疑問がありますので、そういうところのお話がもし須磨のほうとされてるのがあったらちょっとお聞かせ願いたいなと思います。 ○尾倉委員長  後藤環境総務課長。 ○後藤環境総務課長  環境総務課長でございます。  副委員長ご質問の件ですけども、淡水ガメの研究施設、亀楽園におきましては、カメの研究として、研究材料として、かなり解剖とかというのも実施しております。その結果、主にどんなものを食しているかとかというものもわかりましたし、現実に甲羅にも何か3%ぐらいのコラーゲンが含まれているということなんかもわかってきております。そういうふうな面も亀楽園は持っております。  もう1つ、須磨の水族園がこのままずっと引き取ってもらえるのかという件に関しましては、去年の実例として谷八木川で2,000匹ほど、また、当初は大量に捕獲したことによりまして、一時期は水族園のほうの施設のほうが、非常に飽和状態になったんで、明石のほうでも、カメの一時保管というふうな形での検討をお願いできないかというようなのは聞いております。また、それはあわせて検討してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  穐原副委員長。 ○穐原副委員長  その須磨のほうもキャパがありますんで、そういったところで動物愛護という意味では非常に言いにくい話なんですが、保管という分野と、もう一方、処分というのもあわせて私はもうこれは考えなくてはならないんではないかなと。言いますのが、先ほど谷八木川、瀬戸川ですか、話がありましたが、私ども二見町の西二見、私、田んぼをつくっておるんですが、私が利用している池、はっきり言うと須磨の例のカメの園ぐらいのカメが池に行ったら見受けられるんですよ。そういった中で、私どもの地区でも何とかこのカメをちょっと捕獲しないとまずいんと違うかという話が出てるんですが、そのカメを捕獲しても、持っていき場がないんです。極端な話、生ごみでほかすわけにもいけへんというところで、そういう非常に困っている地区もやはり多いと思います。もう一方、この外来生物、今、私直接害を受けてるのが、ジャンボタニシというのがありまして、これも外来生物なんです。実は私、田植えが終わってから、ほぼ毎日、1時間か2時間、田んぼ入ってこれを拾いにいってるんです。駆遂云々で行きますと薬を使えばいいんですけども、薬を使えば先ほど来からありましたように日本古来の生物まで死んでしまうということでしております。  今度の条例制定に向けて、その辺までもあわせて複合的に何らかの制限ができるような条例が欲しいという思いがございます。その中で、この条例に規定する主な内容の⑤です。指定外来種の大量放逐等に対しとありますけど、できたらこの大量という文字を本来もうとってほしいなと。極端な話、大量と書かれておったら、100匹やったら大量かな、1匹、2匹やったらええのかなという考えを持たれかねませんので、先ほど来のミドリガメの件なんですが、私も小さいときミドリガメ夜店なんかでありましたんで、カメ釣りして遊んでました。まさかこの緑が赤になるとはそのときは思ってもなかったんですが、そういう意識がやはりわからないままで今の現状になってしまったという思いがございますので、その辺も、これはいけない行為なんですよとかいう広報もあわせて考えていっていただきたいと思いますが、この大量という文言についてはいかがでしょうか。 ○尾倉委員長  後藤環境総務課長。 ○後藤環境総務課長  この大量についてでございますけども、副委員長、ご指摘のように、若干まだミドリガメについては愛玩的な要素もございます。市民の方でも引き取り件数もかなり多くあり、どういうのか、その結構お飼いになっておられるなというのが率直な実感です。その中で、お飼いになってるものについて、まあ周知不足の中での、その1匹、2匹ということについて、罰則を科すということはどないかという面もありで、ちょっと大量というところについては、ちょっと議論していきたいなと。ただし事業者として、まず放逐するというのは、やはり防止していくべきものですので、とりあえずそれはするということで、ちょっとこの大量ということに関しましては、今、ちょっと、ただ市民の方でも大量に飼われてる方が放逐したら結果は一緒ですので、その意味合いも持ちまして、ちょっと今検討中というふうにさせていただいております。何らかの形で効果的なあれは考えていきたいと思っております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  穐原副委員長。 ○穐原副委員長  私が先ほど来から言っております1匹やったらどうのとかではないんですけども、本来はそうなんですよということなんです。今は、この明石のため池でもブラックバス、ブルーギル、非常に多いです。結果的にもともと地にいたエビとかフナ、ほとんど減ってきております。ということは、全体的な生態系が変わってしまうので、そういうところまで、やはりこの際ですから、厳しくだめなものはだめだということをいう意味でも、その辺、今後いろいろなことがあると思いますので、ちょっと検討をしていただきたいと、意見だけでとめておきます。 ○尾倉委員長  それでは、以上で質疑を終わります。  次に移ります。  イの平成26年度明石産品ブランド化事業について報告をお願いします。  松田農水産課長。 ○松田農水産課長  農水産課長の松田でございます。  明石産品のブランド化事業についてご説明申し上げます。  配付しております委員会資料をごらんください。  まず、1つ目の目的でございますが、明石産水産物のブランド化を図ることで市内外の認知度を高めること、また第一次産業の活性化や経営安定につなげることを目的としております。  次に、2つ目の事業概要でございますが、本年度は市内5漁業で組織する漁連と連携し、また、食のウエブサイトを運営するぐるなびの協力を得て、厳選された明石の水産物を京阪神の飲食店に提供し、メニュー開発や商談会による新たな取引先とのマッチングなどを行ってまいります。具体的には資料に掲載しておりますが、1つ目、水産物の食材チラシを作成し、飲食店に配付することで取引の機会を創出します。2つ目、ぐるなび主催のシェフ向けの商談会に明石産水産物のブースを出展し、新規取引先とのマッチングを図ってまいります。  3つ目、シェフに明石産水産物を有料サンプルとして提供し、新たなメニュー、新たなレシピの開発を促します。また、新規メニューを消費者に提供することにより、明石産のPRとさらなる商談の増加につなげてまいります。  4つ目、京阪神のシェフに実際に明石に来ていただき、明石の魚や高鮮度保持処理技術を見学してもらうシェフツアーを開催します。明石の水産物のよさをプロモーションしてまいります。また、プレスツアーもあわせて行いまして、メディアを通じて明石の魚を発信してまいります。  5つ目、ぐるなび主催の大阪で、マルシェ、イベントに参加し、明石の物産並びに明石を広くPRしてまいります。  3つ目の予算でございますが、の予算で300万円、また、受益者負担の意味から、別途漁連で100万円、合わせて400万円でこの事業を行ってまいります。  下段にイメージ図を掲げております。これまでは物産展の開催イベントに参加することで、消費者に対して食材としての明石水産物をPRし、啓発や販路拡大を行ってまいりました。ただ、消費者の意向調査のアンケートなどから、魚を食べたいですがちょっと調理は苦手ですとか、あるいは包丁を持ってないとか、ごみの話とかということもありまして、今回は厳選した地元で太鼓判を押すような水産物を漁協や生産者から直接飲食店にお届けしまして、そこで調理されたものを消費者に食べていただく。食材としてではなくて、いわばシーフードとして消費の拡大を図ろうというものでございます。  以上で明石産品ブランド化事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  報告は終わりました。ご質疑、ご意見はございますか。  よろしいですか。  では、以上で質疑を終わります。  次に移ります。  ウの天文科学館とさかなクンのコラボイベントの実施について報告をお願いします。  長尾天文科学館長。 ○長尾天文科学館長  長尾天文科学館館長の長尾でございます。よろしくお願いいたします。  天文科学館の報告事項、ウ、天文科学館とさかなクンのコラボイベントの実施について、資料に基づき説明させていただきます。  天文科学館は、昨年市民アンケートで明石のたからもの第1位に選ばれたことを受け、明石と天文科学館の魅力を全国に発信するため、さまざまな事業に取り組んでいるところですが、このたび新たな取り組みとして、明石たこ大使に就任したさかなクンの持つ全国的な発信力を生かした天文科学館とさかなクンのコラボレーションイベントを実施いたします。イベントの内容は大きく分けて2つあります。  1つは夏休み期間を利用して行う特別展「さかなクンの研究室」です。小学生の時にタコと出会い、そこからお魚博士の道を歩み続けた、さかなクンのこれまでの人生を自筆のイラストやゆかりの品々を展示して、好きなことを追究するすばらしさを子どもたちに伝えたいと思っています。また、明石たこ大使就任1年になりますので、その活動についても紹介したいと思ってます。  それから、木星の衛星エウロパとか土星の衛星エンケラドスの表面を覆う氷の下には海があると考えられていますので、現代天文学で解き明かされている地球以外の海や生命の存在の可能性についてわかりやすく展示したいと考えております。あわせて、展示に関連して、宇宙に住むタコや魚のイラストを小学生を中心に、今現在、広く募集しているところでございますので、応募していただいた作品を期間中、展示したいなと考えております。  それから、昔から宇宙人と言えば、大きな頭にたくさんの足があるタコのような姿を思い浮かべる人もたくさんいますので、タコ型宇宙人の想像画を小学生とか幼児を対象に、今現在、募集しておりますので、応募された作品についても展示したいなと考えております。  また当館には、宇宙メダカという宇宙飛行士の向井千秋さんが宇宙に連れていって、また戻ってきたメダカの子孫がおりますので、それらの紹介とともに、宇宙開発における水生生物の研究について紹介したいなと考えております。開催期間は平成26年7月19日から9月7日までの期間です。予算につきましては、290万円を予定しております。  2番目に、さかなクンご本人を天文科学館にお呼びして、さかなクンがタコの魅力を、そして当館の学芸員が宇宙の魅力を紹介するライブイベントを開催したいと考えております。開催日時は8月8日の午後7時から。募集は広報あかしの7月1日号で行う予定です。予算については、160万円を予定しております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  報告は終わりました。ご質疑、ご意見はございますか。  よろしいでしょうか。  それでは、報告事項3件について報告を受けたということをご確認をお願いいたします。  次に移ります。その他の項に入ります。  その他について、事前に申し入れは受けておりませんので、その他を終わります。  それでは、ここでお昼休憩をいたします。  理事者入れかえ後、また再開したいと思います。  再開は12時45分といたします。                          午前11時45分 休憩                          ―――――――――――――                          午後 0時45分 再開 ○尾倉委員長  それでは、生活文化常任委員会を再開いたします。  コミュニティ推進部、市民・健康部、文化・スポーツ部関係に入ります。  まず、理事者の自己紹介をお願いします。  永野コミュニティ推進部長
    永野コミュニティ推進部長  コミュニティ推進部長の永野でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それではコミュニティ推進部の出席職員を紹介させていただきます。  コミュニティ推進部次長兼人権推進課長の馬田でございます。 ○馬田コミュニティ推進部次長兼人権推進課長  よろしくお願いいたします。 ○永野コミュニティ推進部長  人権啓発担当課長の潮でございます。 ○潮人権啓発担当課長  よろしくお願いいたします。 ○永野コミュニティ推進部長  男女共同参画課長の北條でございます。 ○北條男女共同参画課長  よろしくお願いいたします。 ○永野コミュニティ推進部長  消費生活相談担当課長の川野でございます。 ○川野消費生活相談担当課長  よろしくお願いします。 ○永野コミュニティ推進部長  市民協働推進室長兼課長の岩﨑でございます。 ○岩﨑市民協働推進室長兼課長  よろしくお願いいたします。 ○永野コミュニティ推進部長  市民協働推進室課長の堂上でございます。 ○堂上市民協働推進室課長  よろしくお願いいたします。 ○永野コミュニティ推進部長  同じく市民協働推進室課長の多田でございます。 ○多田市民協働推進室課長  よろしくお願いいたします。 ○永野コミュニティ推進部長  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  続きまして、市民・健康部お願いします。  田代市民・健康部長。 ○田代市民・健康部長  市民・健康部長の田代でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、市民・健康部、出席職員の紹介をさせていただきます。  市民・健康部次長兼市民課長の前田でございます。 ○前田市民・健康部次長兼市民課長  前田でございます。よろしくお願いいたします。 ○田代市民・健康部長  市民・健康部次長兼長寿医療課長の豊島でございます。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  豊島でございます。よろしくお願いいたします。 ○田代市民・健康部長  市民・健康部参事の工藤でございます。 ○工藤市民・健康部参事  工藤でございます。よろしくお願いいたします。 ○田代市民・健康部長  国民健康保険課長の田中でございます。 ○田中国民健康保険課長  田中でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○田代市民・健康部長  地域医療課長の河谷でございます。 ○河谷地域医療課長  河谷でございます。よろしくお願いします。 ○田代市民・健康部長  地域医療課主幹の菜虫でございます。 ○菜虫地域医療課主幹  菜虫です。よろしくお願いします。 ○田代市民・健康部長  健康推進課長の西澤でございます。 ○西澤健康推進課長  西澤でございます。よろしくお願いいたします。 ○田代市民・健康部長  システム管理担当課長の中野でございます。 ○中野システム管理担当課長  中野です。よろしくお願いします。 ○田代市民・健康部長  サービスコーナー担当課長の長谷川でございます。 ○長谷川サービスコーナー担当課長  長谷川でございます。よろしくお願いいたします。 ○田代市民・健康部長  斎場管理センター所長の郷良でございます。 ○郷良斎場管理センター所長  郷良でございます。よろしくお願いします。 ○田代市民・健康部長  大久保市民センター所長の長渕でございます。 ○長渕大久保市民センター所長  長渕でございます。よろしくお願いいたします。 ○田代市民・健康部長  大久保市民センター課長の長尾でございます。 ○長尾大久保市民センター課長  長尾でございます。よろしくお願いします。 ○田代市民・健康部長  魚住市民センター所長の竹内でございます。 ○竹内魚住市民センター所長  竹内でございます。よろしくお願いいたします。 ○田代市民・健康部長  魚住市民センター課長の岡田でございます。 ○岡田魚住市民センター課長  岡田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○田代市民・健康部長  二見市民センター所長の笹岡でございます。 ○笹岡二見市民センター所長  笹岡でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○田代市民・健康部長  二見市民センター課長の和歌でございます。 ○和歌二見市民センター課長  和歌でございます。よろしくお願いいたします。 ○田代市民・健康部長  なお、市民病院に派遣されております職員につきましては、本日の委員会を含め、市民病院に係る報告事項等がある場合に出席をお願いさせていただきます。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  続きまして、文化・スポーツ部、お願いします。  武川文化・スポーツ部長。 ○武川文化・スポーツ部長  文化・スポーツ部長の武川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、文化・スポーツ部の出席職員を紹介させていただきます。  文化・スポーツ部次長兼生涯学習室長兼文化施設担当課長の藤城でございます。 ○藤城文化・スポーツ部次長兼生涯学習室長兼文化施設担当課長  よろしくお願いいたします。 ○武川文化・スポーツ部長  文化振興課長の山野でございます。 ○山野文化振興課長  よろしくお願いいたします。 ○武川文化・スポーツ部長  生涯学習センター所長の野々村でございます。 ○野々村生涯学習センター所長  よろしくお願いします。 ○武川文化・スポーツ部長  スポーツ振興課長の小林でございます。 ○小林スポーツ振興課長  よろしくお願いします。 ○武川文化・スポーツ部長  高齢者大学校あかねが丘学園長の進藤でございます。 ○進藤あかねが丘学園長  進藤です。よろしくお願いします。 ○武川文化・スポーツ部長  文化財担当課長の稲原でございます。 ○稲原文化財担当課長  よろしくお願いいたします。 ○武川文化・スポーツ部長  以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  ありがとうございました。  以上で、理事者の自己紹介を終わります。  次に移ります。  それでは議事に入ります。  初めに所管事務報告をお願いいたします。  永野コミュニティ推進部長。 ○永野コミュニティ推進部長  コミュニティ推進部長の永野でございます。  それではコミュニティ推進部の所管事務の報告させていただきます。  所管事務報告書の71ページをお開きいただきたいと思います。  まず、コミュニティ推進部でございますが、コミュニティ推進部は記載のとおり1室2課で構成されておりまして、職員数は33名でございます。主たる所管事務といたしましては、人権施策の推進に関すること、男女共同参画に係る施策の推進及び消費生活に関すること、コミュニティ施策の推進に関することなどでございます。次に、次長等の所管区分でございますが、馬田次長が人権推進課、男女共同参画課を、岩﨑室長が市民協働推進室を所管しております。  引き続きまして、各課長から所管事務についてご報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  馬田コミュニティ推進部次長兼人権推進課長。 ○馬田コミュニティ推進部次長兼人権推進課長  コミュニティ推進部次長兼人権推進課長の馬田でございます。  人権推進課の所管事務につきましてご報告いたします。  所管事務報告書の72ページをご参照願います。  まず、組織の編成とその主たる事務事項でございますが、人権推進課は調整係と啓発係の2係で、9名の職員で構成しております。主たる事務事項につきましては記載のとおりでございます。  次に、本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目は本の人権施策の指針となります人権施策推進方針に基づき、女性、子ども、高齢者、障害のある人、同和問題、外国人など、あらゆる人権課題に対し、人権教育、啓発活動を推進し、市民一人ひとりの基本的人権が尊重されるまちづくりを進めてまいります。  2点目でございますが、住宅新築資金等貸付金につきましては、債権管理課と連携しながら償還促進に努め、悪質滞納者には法的措置を講じるなど収納率の向上を図ってまいります。  最後に、3のその他報告事項でございますが、平和啓発推進事業として、小中学校などへ平和の語り部を派遣するなど、平和の大切さ、命の大切さを次世代に継承することにより、平和意識の向上を一層図ってまいります。  以上、人権推進課に係る所管事務報告でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  北條男女共同参画課長。 ○北條男女共同参画課長  男女共同参画課長の北條でございます。  男女共同参画課の所管事務につきまして、ご報告いたします。  所管事務報告書の73ページをごらんください。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、男女共同参画課は、男女共同参画係、消費生活係の2係7名で構成しております。主たる事務事項につきましては記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業の1点目でございますが、男女共同参画社会の実現に向けて、平成23年度から平成32年度までの10年間のあかし男女共同参画プランに基づく施策を推進してまいります。  次に2点目でございますが、消費生活の安定と向上を目指し、消費生活相談の充実を図るとともに、自立した消費者の育成や消費者被害の未然防止に向けた事業を実施してまいります。  最後に、3のその他報告事項でございますが、消費者教育の推進に関する法律に基づき、消費者教育推進プランの策定について検討してまいります。
     以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  岩﨑市民協働推進室長兼課長。 ○岩﨑市民協働推進室長兼課長  市民協働推進室長兼課長の岩﨑でございます。  報告書74ページをお願いいたします。  市民協働推進室の組織の編成とその主たる事務事項でございます。まず、職員数は部長を含め17名でございます。主たる事務事項はコミュニティ施策の推進ほか記載のとおりでございます。  次に、本年度に予定する主要事業といたしましては、1つ目として、小学校区単位での協働のまちづくりの仕組み構築のため、引き続き、松が丘、江井島、魚住の3校区においてモデル事業を実施し、その取り組み過程や結果を検証しながら、(仮称)明石協働のまちづくり推進条例の策定に向け検討を進めてまいります。  2つ目として、各校区のまちづくり組織がより一層主体的な立場で活動できるよう、地域の実情に応じ、事務局体制の構築を支援してまいります。  3つ目として、一般財団法人明石コミュニティ創造協会と連携して、地域活動及び分野型組織活動に対し、引き続き総合的な支援を実施してまいります。  4つ目といたしましては、協働のまちづくりの拠点施設整備のため、小学校区コミュニティ・センターの建てかえや改修を行ってまいります。  次に、その他報告事項といたしましては、小学校区単位の協働のまちづくりにおきまして、地域の主体的な取り組みを推進するため、地域交付金制度の検討を進めてまいります。  以上で、コミュニティ推進部の所管事務報告を終わらせていただきます。 ○尾倉委員長  田代市民・健康部長。 ○田代市民・健康部長  それでは次に、市民・健康部の所管事務を報告させていただきます。  所管事務報告書の75ページをごらんいただきたいと存じます。  市民・健康部は3室6課で構成されておりまして、職員数は143名でございます。主たる所管事務といたしましては、国民健康保険に関すること、後期高齢者医療制度並びに高齢者医療に関すること、地域医療に関すること、健康増進に関すること、住民基本台帳、戸籍に関すること、火葬等の葬祭業務及び斎場の管理運営に関すること、市民センターの業務に関することなどでございます。  次に、次長の所管区分でございますが、豊島次長が国民健康保険課、長寿医療課、地域医療課、健康推進課、前田次長が市民課、斎場管理センター、そして、長渕、竹内、笹岡の各市民センター所長がそれぞれのセンターを所管しております。  引き続きまして、各課長から所管事務についてご報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  田中国民健康保険課長。 ○田中国民健康保険課長  国民健康保険課長の田中でございます。  国民健康保険課の所管事務につきまして、ご説明を申し上げます。  報告書の76ページをご参照願います。  1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、当課は、管理係と賦課係、収納係の3係で構成されており、所属職員は課長を含め29名でございます。主たる事務事項につきましては記載のとおりでございます。  2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、国民健康保険制度を円滑かつ安定的に運営するには、従前にも増して、より一層、国民健康保険制度の周知徹底を図り、理解を得ることが必要と考えております。あわせまして、資格、賦課、給付の各方面においても適正化を推進するとともに、収納率向上に努めてまいりたいと考えております。  3のその他報告事項でございますが、年々増大する医療費の抑制に向け、レセプト点検を強化するとともに、ジェネリック医薬品についての啓発を行い、普及を図ることにより医療費の抑制対策を進めてまいります。  以上で、国民健康保険課の所管事務報告を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。 ○尾倉委員長  豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  市民・健康部次長兼長寿医療課長の豊島でございます。  長寿医療課の所管事務につきまして、ご報告申し上げます。  77ページをご参照願います。  まず、組織の編成とその主たる事務事項でございますが、長寿医療課は、後期高齢者保険係、高齢者医療係の2係で、職員数は部長を含めまして10名となっております。係ごとの主たる事務事項は記載のとおりでございます。  次に、本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目といたしまして、75歳以上の方を対象とした後期高齢者医療制度の円滑な実施及び収納率の向上に努めてまいります。  2点目は、老人医療費助成制度の見直し等を含めまして、制度の円滑な実施に努めてまいりたいと考えております。  次に、その他報告事項でございますが、国におきまして、今後、後期高齢者医療制度の変更等の決定がなされた場合には、速やかにきめ細かな広報を実施し、市民に周知してまいりたいと考えております。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  河谷地域医療課長。 ○河谷地域医療課長  地域医療課長の河谷でございます。  地域医療課の所管事務について、ご説明させていただきます。  報告書の78ページをご参照願います。  1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、当課は、医療政策係と予防係の2係で、職員数10名で構成されております。主たる事務事項は記載のとおりでございます。  2の本年度に予定する主要事務事業につきましては、1点目は夜間休日応急診療所や休日及び障害者歯科診療所を指定管理により運営し、地域医療体制の充実に取り組んでまいります。  2点目は、予防接種につきましては、ポリオ、BCG等の各種定期接種の接種率の向上や、高齢者肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチン接種を行い、感染症対策に努めてまいります。  3点目は、地方独立行政法人明石市立市民病院評価委員会の行う業績評価について事務局としてサポートしてまいります。  3のその他の事項でございますが、新型インフルエンザの発生に備え、関係機関と連携し対応訓練を実施してまいります。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  西澤健康推進課長。 ○西澤健康推進課長  健康推進課長の西澤でございます。  健康推進課の所管事務について説明させていただきます。  報告書の79ページをご参照ください。  1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、当課は、健康づくり係、母子保健係の2係で構成されており、職員数は24名でございます。主たる事務事項は記載のとおりでございます。  次に2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目は、の健康づくり計画である新あかし健康プラン21に基づき、生活習慣病予防対策や介護予防を推進してまいります。  2点目に、特定健康診査や各種がん検診について、地域での出前講座などにより意識啓発を図り、受診率の向上に努めてまいります。  3点目といたしまして、乳幼児健康診査未受診児の把握を早期に行うよう、子育て支援課等と連携し、より強化を図ってまいります。  その他報告事項でございますが、平成26年7月より新たに開始いたします妊婦歯科健康診査の円滑な実施に努めてまいります。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○尾倉委員長  前田市民・健康部次長兼市民課長。 ○前田市民・健康部次長兼市民課長  市民・健康部次長兼市民課長の前田でございます。  市民課の所管事務につきましてご報告いたします。  所管事務報告書の80ページをお願いいたします。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、当課は、庶務係、住民記録係、戸籍係の3係で、次長兼課長及び担当課長を含む29名で構成しております。主たる事務事項につきましては記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目といたしまして、住民票の写し等の不正請求を抑止するとともに、不正取得による個人の権利侵害の防止を図るため、事前登録型本人通知制度の導入を予定しております。この制度概要につきましては、後ほど、またご報告をさせていただきます。  2点目としまして、社会保障・税番号制度の導入に向けてシステム開発に取り組むなど、その準備を進めてまいります。これは、いわゆるマイナンバー制度といわれるものでございまして、国民の利便性の向上や行政の効率化、社会保障給付の適正化などに資するため、国民一人ひとりに固有の番号を付するもので、平成27年10月の番号通知に向けた準備を行ってまいります。  3点目としまして、ステーションプラザ明石のリニューアル工事に伴い、明石駅市民サービスコーナーの移転を検討してまいります。明石駅市民サービスコーナーは、ステーションプラザ明石のリニューアル工事に伴いまして、本年12月までに退去を求められておりますので、駅前再開発ビルに市役所窓口が設置されるまでの間、仮移転を行おうというものでございます。  最後に、3のその他報告事項でございますが、研修による職員の資質向上など、窓口業務におけるサービスの向上に取り組んでまいります。  以上、市民課に係る所管事務報告でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  郷良斎場管理センター所長。 ○郷良斎場管理センター所長  斎場管理センター所長の郷良でございます。  斎場管理センターの所管事務につきまして、ご説明させていただきます。  所管事務報告書の82ページをご参照願います。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、斎場管理センターは、所長を含め13名で構成しております。主たる事務事項につきましては報告書記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業についてでございますが、斎場管理センターの葬祭業務、火葬業務ともに円滑な運営に努めてまいります。  最後に、3のその他報告事項といたしまして、火葬場、葬祭式場が、心安らぐ最後のお別れの場となるような施設の管理運営を行うなど、利用者サービスの向上に努めてまいります。  以上、斎場管理センターの所管事務報告でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  長尾大久保市民センター課長。 ○長尾大久保市民センター課長  大久保市民センター課長の長尾でございます。  私のほうから大久保、魚住、二見の3市民センターの所管事務についてご報告いたします。  所管事務報告書の83ページをご参照願います。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、3市民センターの職員数につきましては、所長を含めまして、大久保市民センターは12名、魚住市民センターは9名、二見市民センターは7名でございます。主たる事務事項につきましては記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目は窓口業務の円滑な運営に努めるとともに、自治会、消防団など、地域活動組織の支援に引き続き取り組んでまいります。  2点目は、市民にとって安全で利用しやすい施設となるよう、二見市民センターにおいてエレベーターの設置工事を行ってまいります。  最後に、3のその他報告事項でございますが、戸籍等の専門研修を初め、職員研修に努め、窓口業務における市民サービスの一層の向上に取り組んでまいります。  以上で、3市民センターに係る所管事務報告及び市民・健康部の所管事務報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  武川文化・スポーツ部長。 ○武川文化・スポーツ部長  文化・スポーツ部長の武川でございます。  文化・スポーツ部の所管事務を報告させていただきます。  所管事務報告書の85ページを参照いただきます。  文化・スポーツ部は、1室4課で構成しておりまして、職員数は29名でございます。主たる所管事務といたしましては、文化行政、国際交流に関すること。市民会館、文化博物館等指定管理者の管理に係る文化施設に関すること。文化財に関すること。スポーツの振興に関すること。生涯学習センター、中学校区コミュニティ・センターの維持管理及び生涯学習の施策に関すること。あかねが丘学園の維持管理及び高齢者教育に関することなどでございます。  次に、次長等の所管区分でございますが記載のとおりでございます。  引き続きまして、各課長から所管事務についてご報告させていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  山野文化振興課長。 ○山野文化振興課長  文化振興課長の山野でございます。  文化振興課の所管事務についてご報告させていただきます。  報告書86ページをご参照願います。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますけれども、文化振興課は、文化振興係、国際交流係、文化施設係、文化財係の4係で、部長、次長兼文化施設担当課長及び文化財担当課長を含めまして15名の職員で編成いたしております。主たる事務事項につきましては記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますけれども、1点目は、明石文化芸術創生基本計画に基づく平成26年度実施計画、いわゆるアクションプランによる事業を推進し、「文化の息づくまちあかし」に向けた事業展開を図ってまいります。  2点目は、国際交流についてでございますが、友好都市無錫から中学生吹奏楽交流団を受け入れ、明石市内で演奏会を開催するとともに、両市の青少年の交流を促進し、友好都市交流の一層の発展を図ってまいります。  3点目は、市民会館や中崎公会堂などの次期指定管理者候補者の適正な選定を行うとともに、平成28年3月末が契約期限となります文化博物館の次期指定管理者候補者の選定準備を進めてまいります。  4点目は、魚住町錦が丘にあります寺山古墳の石室を近隣の公園に移設しまして、広く市民の皆様に公開するとともに、出土した遺物とあわせまして指定文化財への指定に向けて取り組んでまいります。  最後に、3のその他報告事項につきましては、公益財団法人明石文化芸術創生財団と連携しながら、文化芸術の振興に関する施策の総合的な推進を図ってまいります。  以上、文化振興課に係る所管事務でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  小林スポーツ振興課長。
    ○小林スポーツ振興課長  スポーツ振興課長の小林でございます。  スポーツ振興課の所管事務についてご報告させていただきます。  報告書88ページをお願いいたします。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、スポーツ振興課は4名の職員で構成しております。主たる事務事項につきましては記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、1点目は、子どもたちがスポーツの楽しさを実感できるよう、トップアスリートを講師に迎え、直接の指導、または助言をしてもらう明石スポーツフェスティバルを開催いたします。  2点目は、平成26年度に供用開始される大蔵海岸多目的グラウンドを広く市民に周知するため、同グラウンドを利用したスポーツイベントを開催してまいります。  そして3点目でございますが、市民の健康の保持・増進及びスポーツをする人のすそ野の拡大を図るために、明石スポーツ推進委員の資質の向上に努め、同委員による自主的かつ積極的な事業展開ができる体制づくりに取り組んでまいります。  最後に、その他報告事項でございますが、平成23年度に策定し、平成27年度に見直しを計画しております本のスポーツ振興計画につきまして、同計画の施策体系に基づいた事業をまとめている行動プログラムを年度ごとに検証ができるアクションプランに変更をし、同計画の着実な実施を図ってまいります。  以上、スポーツ振興課に係る所管事務でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  野々村生涯学習センター所長。 ○野々村生涯学習センター所長  生涯学習センター所長の野々村でございます。よろしくお願いいたします。  生涯学習センターの所管事務につきましてご報告をさせていただきます。  報告書の89ページをご参照願います。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、当センターは管理係、企画事業係の2係で、所長を含む8名の職員で編成いたしております。主たる事務事項につきましては記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、まず1点目は、生涯学習センター利用者のサービス向上に努め、施設のさらなる利用促進を図ってまいります。  2点目は、市民の主体的な生涯学習活動の支援のため、各種生涯学習事業を企画、実施し、多種多様な学習機会の提供に努めてまいります。  次に、3のその他報告事項でございますが、今年度からセンター休館日を活用しまして、あかねが丘学園本校の学習拠点を順次センターに受け入れるなど、公共施設の複合利用の取り組みを進めてまいります。  以上、生涯学習センターの所管事務報告でございます。よろしくお願い申し上げます。 ○尾倉委員長  進藤あかねが丘学園長。 ○進藤あかねが丘学園長  あかねが丘学園の進藤でございます。よろしくお願いいたします。  高齢者大学校あかねが丘学園の所管事務につきましてご報告させていただきます。  所管事務報告書の90ページをご参照願います。  まず、1の組織の編成とその主たる事務事項でございますが、あかねが丘学園は、学園長以下2名で構成されておりまして、主たる事務事項につきましては記載のとおりでございます。  次に、2の本年度に予定する主要事務事業でございますが、まず1点目は、あかねが丘学園本校の学習拠点を生涯学習センターに順次移転し、本年度は新1年生の学習を生涯学習センターにおいて行っております。  2点目は、高齢者の学習支援の充実を図るとともに、市民公開講座の充実、大学生や子どもたちとの世代間交流により、地域との連携を強化し、学園の円滑な運営を行ってまいります。  最後に、3のその他報告事項につきましては、地域社会でのボランティア活動支援など、高齢者の生きがいづくりにつながる事業を進めるとともに、学習カリキュラム等の見直しや学園の情報の発信を積極的に行い、魅力ある学園づくりに努めてまいります。  以上で、あかねが丘学園の所管事務の報告並びに文化・スポーツの所管事務報告を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  以上で、コミュニティ推進部、市民・健康部、文化・スポーツ部の所管事務報告は終わりました。所管事務報告につきまして、何かご質疑ございますでしょうか。  井藤委員。 ○井藤委員  すみません。90ページのあかねが丘学園のことを教えてください。今後の予定ちょっと簡単にお願いできますか。 ○尾倉委員長  進藤あかねが丘学園長。 ○進藤あかねが丘学園長  あかねが丘学園長の進藤でございます。  先ほどの委員からのご質問でございますけれども、今の所管事務報告の中にも入れさせていただきましたように、今年度は生涯学習センターのほうで新1年生が学習をしております。今で5回程度の授業をやっております。そして来年度、平成27年度は、2学年が学習センターで授業をしてまいります。そして28年度の4月から3学年が学習するものと予定しております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  井藤委員。 ○井藤委員  あと、あかねの後は。学園長の範疇じゃないんかな、そっか、副市長のほうか。そんなん聞いていいんかな。じゃあ、すみません。お願いします。 ○尾倉委員長  高橋副市長。 ○高橋副市長  副市長の高橋でございます。  このあかねの後については、庁内でも公共施設のあるべき姿という、適正配置の中にも施設整備の1つで入れております。ということで、今後は庁内しっかり議論した上で、当然、議会の皆さんにもご報告させていただいて、その方向を定めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  ほかにございますか。  以上で質疑を終わります。  それでは所管事務報告を受けたということをご確認お願いいたします。  次に移ります。  付託された議案の審査に入ります。議案は2件ございます。  議案第59号、明石老人医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定のことを議題に供します。  議案の説明を求めます。説明に当たっては着席したままで結構です。  豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  市民・健康部次長兼長寿医療課長の豊島でございます。  議案第59号、明石老人医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定のことについてご説明させていただきます。  議案書2ページをご参照ください。  2ページの下に記載のあります提案理由でございますが、兵庫県行財政改革による事業の見直しに準じ、明石老人医療費の助成につきまして、対象者の自己負担割合などの見直しを行うため、条例の一部を改正するものでございます。この条例の施行期日は平成26年7月1日でございます。  内容につきましては、お手元の委員会資料によりご説明させていただきますので、資料をごらんください。  まず、概要でございますが、明石老人医療費助成制度は、兵庫県の助成を受けまして65歳から69歳までの一定の所得要件を満たす人に対しまして、医療機関で受診した際に負担する一部負担金のうち、その1割もしくは2割を助成する制度でございます。このたび、国におきまして医療保険制度改革が行われ、70歳から74歳の方について、医療機関での本人負担の割合が1割から2割に変更になりました。これを受けまして、兵庫県において、第3次行革プランの中で、それより若い65歳の方に対し、負担割合等の見直しをされました。本市におきましても、県の助成を受け共同で実施しております老人医療費助成事業につきまして、県の制度の改正に合わせて見直しをしようとするものでございます。  次に、改正の内容についてでございますが、以下の表のところに記載がありますように、区分といたしまして、自己負担割合のところ、自己負担限度額低Ⅱ、これは上の所得要件の低所得者Ⅱに記載のあります市町村民税非課税世帯で本人の年金収入を加えた所得が80万円以下の世帯の方が対象になっております。自己負担割合の改正内容は、現行といたしましては、所得要件により1割、2割と分かれておりましたが、いずれも2割負担となるものでございます。次に自己負担限度額につきましては、記載のとおり額が変更となる予定でございます。  施行期日は平成26年7月1日でございます。  その他でございますが、経過措置といたしまして、既にこの制度の対象となっている現在65歳以上の方につきましては、69歳になるまで新制度に移行せず、これまでどおりの制度が適用されるため、負担の増はございません。改正後の内容が適用されるのは、本年7月以降新たに65歳になる方から順次となっておりますが、65歳になられる方においても、これまでの医療保険制度の負担に比べ、個人の負担が軽減される内容となっておりますので、その点、ご理解賜りますようお願い申し上げます。  また、老人医療費助成制度全体の医療費助成額は記載のとおり、段階的に減少が見込まれております。なお、この案件につきましては、3月議会常任委員会におきまして制度の概要など改正内容についてご説明させていただきまして、あわせて本6月議会に条例改正議案として上程させていただきたいことをご報告させていただいているところでございます。  以上でございます。何とぞよろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉委員長  議案の説明は終わりました。ご質疑、ご意見はございませんか。  新田委員。 ○新田委員  私も70歳になってまして、どんどん医療・介護の負担が重くなってるということで非常に憂鬱な思いがしています。きのうも医療と介護の関連の法律が、十何本あるという法律が、ほんまに十分議論してくれたんかなという思いを持ちながら成立したという報道を受けてまして、より気分が重くなっております。ただ、今回ご提案されている内容について幾つか確認をさせていただきたいのですが、概要の真ん中の辺のところにある自己負担割合というのがあって、低所得者Ⅰの方の定率1割負担が右側で2割負担になるという、Ⅱの人はそのままですが、Ⅰの人が2割になるようですが、ただ、現在65歳の人というのは、この対象外という理解でよろしゅうございますか。 ○尾倉委員長  豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  委員ご指摘のとおり、現在65歳から69歳までの方で、既に低所得者Ⅰということで認定されてる方につきましては、この現行どおりの制度でまいりますので69歳になられるまで負担の増はございません。  以上でございます。 ○尾倉委員長  新田委員。 ○新田委員  それから、7月から65歳になられる方が対象になるということなのですが、この65歳になられる方というのは、現在、企業に勤めておられる方は別にして、国保の制度で医療を受けておられると思うのですが、その国保制度に加入されてる人というのは、この人たちは現在3割の負担かなという認識なんですが、これはいかがなんですか。 ○尾倉委員長  豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  先ほどのご質問でございますが、現在64歳の方、65歳になる前の方につきましては、国保に加入しておられまして3割負担となっております。それが65歳でこの制度が適用されることにより、改正後の制度が運用されますので2割負担ということで、現在のご負担の額よりも1割減るという認識でございます。 ○尾倉委員長  新田委員。 ○新田委員  ということは、現在の64歳までで国保を利用されてる人たちからすれば、今の3割の負担が新制度に移行することで2割の負担に減額されると、こういう理解でよろしゅうございますか。 ○尾倉委員長  豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  そうでございます。 ○尾倉委員長  新田委員。 ○新田委員  それからもう一点お伺いしておきたいのですが、この外来とか入院とかいうところありますね。自己負担の限度額のところの改正後のとこなんですが、これは今、ここで利用されてる人の限度額というのはあるんですが、私はたまたま今、泌尿器科だけしか行ってませんけど、内科へ行ったり、高齢になったら内科へ行く人もおったり、外科とか耳鼻科とかいろいろ、だんだんくたびれてきますので、あっちこちかかりますが、そういう人たちにとってこの制度の改正というのはどんな意味がありますか。 ○尾倉委員長  豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  委員ご指摘の自己負担限度額におきましては、国保の制度では、通院も入院もこの年齢の方は1医療機関のひと月の限度額が3万5,400円となっておるところです。通院については、全ての医療機関、例えば、内科とか整形とか複数の医療機関を通院している場合は、この制度に移行することによって、その全ての医療機関の合計が、ひと月当たり通院は、この改正の表にあります外来で1万2,000円を超える部分については助成対象となりますし、入院におきましては、国保は1医療機関で3万5,400円のところなんですが、この制度の改正案におきましては、全ての医療機関の合計が3万5,400円というのが限度額になっておりますので、65歳前と65歳になられた後の負担ということになりましたら、65歳前よりも負担が軽減されたということが言える制度になっているということでございます。 ○尾倉委員長  新田委員。 ○新田委員  それで、これまあ県の改正、県の行革に伴っての見直しに準じてということなんですが、これを受けていつもよりは減になりますけども、市町村というのは、一番市民の皆さんにとって身近なところで、直接接するわけですが。こういうのを受けて、国の制度があったり、県の制度があったりして、なかなかその後、自治体でということで難しい側面があるんですが、これを受けて、例えば明石としてはどのようなご検討をされてきたのかという経緯も少し伺っておきたいと思います。 ○尾倉委員長  豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  この経緯でございますが、県の行革の委員会の議論の中で多くの意見があったということで、何度も制度を見直す中で1月20日の行革の委員会におかれまして、議論を尽くされた中、このような経過措置、65歳になられた方ということで経過措置が設けられたということでございます。自己負担を若干軽減する措置がとられた内容であったというような意見が行革委員会の中で出たというふうにちょっと伺っておりますということと、あと本市の第8回の財政健全化の推進協議会が2月に行われておりますが、そこでこの県の第3次行革プランの内容について、老人クラブの活動事業でありますとか、社会福祉協議会の交付金の関係でありますとか、母子家庭の医療助成事業とこの老人医療の事業の4つのプランにおいて、財政健全化の推進協議会でもトータル的にの上乗せ部分をどうするかということで協議をされたということでございます。  最後に、事務方サイドの話になってしまうんですけども、単独の制度にしますと、制度改正をするたびに何百万円というようなシステムの改修費が必要となってきます。今まで、この県の制度を運用することによりまして、県下ほとんどのがこの制度を運用してまいっておりますので、事務処理におきましても県と同一システムを使うことができるという利点もありまして、毎年事務経費が大きく削減できているというような現状がございますので、費用等も検討した結果、トータル的に判断させていただいたというふうに認識しております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  新田委員。 ○新田委員  事務的な経費が節約できるというふうな話はわかったんですが、それはまあできるだけ低いにこしたことはないんですが、まあそれに関連してこの改正、県下一斉にということになると思うんですが、県下の他市町村の状況なんかも最後に伺っておきます。 ○尾倉委員長  豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  この県下の実施状況でございますが、41市町のうち、38市町、西宮、相生、温泉町を除きまして、この県の制度で移行するということで実施されておられます。 ○尾倉委員長  ほかにご質疑、ご意見ございますか。  穐原副委員長。 ○穐原副委員長  先ほどの委員の質問と答弁で、非常に幾らかわかってきたかなと思います。ちょっと1点、その他の4番目の項目で医療費助成額は段階的に減少しと、この制度を導入された場合のことだと思うんですが、これは今の現状の人口という見方でしょうか。それとも高齢化が進んでおりますので、それの予測も見据えた数字なのか、この点だけちょっとお聞かせ願います。 ○尾倉委員長  豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  この制度、予算の減少額を算定するに当たりましては、今現在の対象者の方のニーズをもとに計算しておりますので、その人口の減少というところまでは具体的には算定しておりません。 ○尾倉委員長  穐原副委員長。 ○穐原副委員長  今現在の段階ということなので、少子高齢化が進んだ場合は我々がこの3,500万円の削減はもう、まあはっきり言って多少動きますよという理解をしていくべきかなと。今の答弁でちょっとそのように思いましたので、それでよろしいんでしょうか。 ○尾倉委員長  豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長。 ○豊島市民・健康部次長兼長寿医療課長  現時点での対象者をもとに割り出しておりますので、それで結構でございます。 ○尾倉委員長  北川委員。 ○北川委員  ご見識を問いたいんで、副市長さんにちょっと教えていただきたいんですけども、まずこの制度、結果的に言ったら台所事情から見て、県の方も点々かくかくとあると思います。削減しなければならないという苦肉の策に出てると思うんです。でも、考えましたら人口のピラミッドがもう逆転してしまって、従来やったら若い世代が支えていたら、これもできる話やったんですが、そういった責任のシグナルは言っていかないとあかんと思うんです。  例えば、今から15年前ですか、介護保険が始まった1990年の秋から2000年、あのころまだ老人保健で70歳を迎えた方は今までは負担があったけども、これからあれやから、もう保険も解約して老後は大丈夫やという思いで、この当時の15年前ですよ。5年前ぐらいからそういう準備をされた方が、いきなり段階的だったんですけども、あのとき、保険料の負担がかかるようになって、そして不安なことに景気も悪くなりましたね。20年前からバブルが3万5,000円の株価からどんと空洞化していって、1万何ぼ、8,000円になって、今1万5,000円ですけど。  そんな中で、やはり行政としましたら簡単に、はいこれで支出が削減できますから、こういう制度できますというふうなことがこの数カ月で、私はこのお話を聞いたんは、次長さんがおいでいただいたんが1週間ほど前やったと思うんですよ。本会議の答弁もあったり忙しかったんかもしれませんけども、だからこういった大事なことは、多くの方がこれによって今までこうやと思ってたのが、またさらに負担がふえるということですから、検討が県のほうで始まってて、それに向けてシステムも変更は見えてたわけですよね。そうしたらそれを聞いたら、もう既に内情的にこういうふうな動きがありますみたいな、みんな生活防衛もありますから、そういった心のやっぱり支えが行政には私は欠いてると思うんです。だから、制度上、三百何十万ですか、県のほうのシステムに乗っかっていったら削減できましたよという、これも行政の手前勝手な、市民の方から見たらやはり言いわけですよ。ですから、その点、本当に明石としては苦渋の決断ですけど、そういう気持ちがあらわれるような、やはり説明が、私は今回、これ欠いてると思うんです。その点、副市長さんはどうですか。
    ○尾倉委員長  高橋副市長。 ○高橋副市長  副市長の高橋でございます。  この件につきましては、本当に4人に1人が65歳以上というような時代を迎えまして、長寿が本当に何か厄介なようなイメージになっているというのは非常に残念に思っております。  その中で、やはりこういうものは、長寿を支える仕組みをやっぱり腰を据えてやっていかなあかん。その中で、高齢者施策についてもさまざまに今取り組みが進んでいるというふうに思っております。高齢者施策については、私は3つあると思っておるんです。1つはやっぱり支えていただくというような介護というんですかね、福祉・介護をしっかりやっていくと。2つ目にはやっぱり高齢者同士が、高齢者の方々が世の中で元気に働いてもらえる、やりがいや生きがいを持ってもらえる、その生きがいづくりと。3つ目がやっぱり健康はいつまでもやっていくと、健康健診を含めまして健康をやっていくと。大きい3つの中に高齢者施策はあるかなと思っております。その中で、兵庫県のほうでこういうように制度がなってきて、明石も県もいろいろ議論された中で、段階的に65歳から、次は66歳というような格好で上げていただいたりと。苦渋の選択であろうと思っております。  庁内で、この分しっかり議論しました。その中で1つには、やっぱり高齢者には大変申しわけないんですけども、やはり高齢化社会を支える子どもたちに、やっぱり頑張ってもらうということで、母子家庭の医療については、子どもをしっかり応援する中でお話をいただきました。高齢者につきましては、日々のやっぱり高齢者の方々が話し合う、元気にやってもらうということで、高年クラブに対する助成も県の分をのほうが、その分を乗せていくというような形もさせていただきました。そういうことで高齢者の方が、やはり長寿を喜ぶような社会をと思っておりますけど、これについては非常に申しわけないと思っておりますし、庁内でも議論した結果でございますので、どうぞよろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  ほかにご質疑ございますか。  それでは、以上で質疑を終わります。  ここで採決に入りたいと思いますが、特にご意見等がございましたら。  楠本委員。 ○楠本委員  この条例制定は、県の制度の見直しによる、行革による改正であろうかと思います。しかし、今、高齢者の方は年金の引き下げや消費税の値上げによって大変生活が圧迫されています。まして年金年収80万円以下だとか、年間所得80万円以下の方の生活はいかがばかりかと思われます。そういうところで、今まで3割負担だったので2割負担になるからいいんじゃないかという意見、説明がありましたが、65歳以上になれば1割になると考えておられた方もおられて、65歳になってみれば2割負担だったとか、そういう方もおられます。年間、単年度で700万円の削減ということですけれども、700万円のの助成をつけてでも、この制度は私は現行でいくべきだと考え、議案第59号には反対の表明をいたします。 ○尾倉委員長  ほかにございますでしょうか。  国出委員。 ○国出委員  この議案につきましては、私も3月の本会議の質問で取り上げまして、とりわけ低所得者Ⅱの方の負担割合が余りにも大き過ぎるということで激変緩和をしていくべきである。細かな説明はそのときの質問の内容をご確認をいただければわかりますが、そのように申し上げました。  しかしながら、今回、提案された議案につきましては、何らそういう措置がなされないままに提案をされております。例えば、その激変緩和の措置がこの条例の改正の中に提案をされておれば、そのことに対して賛成なり、反対という表明をすることは可能ではございますが、何ら示されてない議案に対して賛成あるいは反対という態度は表明しかねますので、私はこの採決に関しては退席をさせていただきたいと考えております。  以上です。 ○尾倉委員長  ほかにございますか。  北川委員。 ○北川委員  私は個人的には、明石の福祉行政に関しては間違いなくこれはやっていただいているとは思ってるんですけども、いかんせん言いわけじゃないですけど、国策の失敗でこちらが苦労を点々かくかくということで、もっと怒らなあかんと思うんです。そして、実はもう、きょううちの会派でもこれに関してということで、かなりのご意見が出て、協議をさせていただいて、私は会派の部屋ではこれはもう賛成できませんということを言ってきたんですが、今の副市長さんの、ずっとうちの会派で言わせていただいている弱者いじめ、特に高齢者、中学給食大事なんですよ、8億円つくらないとあかんのわかるんです。でも、バスの優待券を削ったりとか、収入をふやすような努力をもっとしてほしいということを言ってるんです、市長さんに。  だから、その中で苦肉の策でもわかるんですけども、私はもうずっとそれは言っとったんですが、前向きに、これからも高齢者の方に手厚い点々という前向きな姿勢がありましたんで、私もきょうのところは反対はせずに退席をさせていただいて、ちょっとその間様子を見詰めさせていただきたいと思います。 ○尾倉委員長  ほかにご意見ございますか。  なければ、それでは採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第59号は、原案どおり承認することにご賛成の方はご起立願います。               〔起立多数〕 ○尾倉委員長  起立多数。よって議案第59号は原案どおり承認いたしました。  次に移ります。  議案第64号、平成26年度明石一般会計補正予算(第1号)〔分割付託分〕を議題に供します。  議案の説明を求めます。  藤城文化・スポーツ部次長兼生涯学習室長兼文化施設担当課長。 ○藤城文化・スポーツ部次長兼生涯学習室長兼文化施設担当課長  文化・スポーツ部次長兼文化施設担当課長の藤城でございます。  議案第64号、平成26年度明石一般会計補正予算(第1号)につきまして、当委員会に付託されております事項についてご説明申し上げます。  議案書一般の20ページ、21ページをお願いいたします。  4款 教育費、2項 社会教育費、1目 社会教育総務費でございますが、説明欄1行目の文化財資料調査研究(緊急雇用)事業が、県緊急雇用就業機会創出基金補助事業によりまして、古文書など文化財資料調査に長けた人材の育成を図るための経費でございます。  以上で議案第64号、平成26年度明石一般会計補正予算(第1号)〔分割付託分〕に係ります説明を終わらせていただきます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 ○尾倉委員長  議案の説明は終わりました。ご質疑、ご意見はございますか。  よろしいですか。それでは、質疑を終わります。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  議案第64号は、原案どおり承認することにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉委員長  ご異議なしと認め、議案第64号は原案どおり承認いたしました。  次に、請願受理第5号を議題に供します。  請願者で趣旨説明をいただく方につきましては、説明者の席へご移動をお願いいたします。  それでは、請願書の朗読をお願いします。  事務局。 ○杉町議事課担当係長  請願書の朗読をいたします。  請願受理第5号、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する請願。 請願者、肝炎友の会兵庫支部会長、山本宗男氏ほか4名。紹介議員、出雲晶三議員、国出拓志議員、山崎雄史議員、遠藤恒司議員、木下康子議員、尾仲利治議員、辻本達也議員、千住啓介議員。  請願の趣旨、我が国においてウイルス性肝炎、特にB型・C型肝炎の患者が合計350万人以上とされるほど蔓延しているのは、国の責めに帰すべき事由によるものであるということは、肝炎対策基本法や、特定フィブリノゲン製剤及び特定血液凝固第Ⅸ因子製剤によるC型肝炎感染被害者を救済するための給付金の支給に関する特別措置法、特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法でも確認されているところであり、国の法的責任は明確になっている。  ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成は、現在、肝炎治療特別促進事業が行われているが、対象となる医療がB型・C型肝炎の根治を目的としたインターフェロン治療とB型肝炎の核酸アナログ製剤治療に限定されているため、医療費の助成の対象から外れている患者が相当数にのぼる。特に、肝硬変・肝がん患者は高額の医療費を負担せざるを得ないだけでなく、就労不能の方も多く、生活に困難を来している。さらに、障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準は患者の実態に沿ったものとなっておらず、生活支援の実効性を発揮していないとの指摘がなされているところである。  特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法においては、「とりわけ肝硬変及び肝がんの患者に対する医療費助成を含む支援のあり方について検討を進めること」との附帯決議がなされた。しかし、国においては、肝硬変、肝がん患者に対する医療費助成を含む生活支援について何ら具体的な措置を講じていない。  肝硬変、肝がん患者は、毎日120人以上の方が亡くなっており、医療費助成を含む生活支援の実現は、一刻の猶予もない課題である。  よって、貴議会において、国に下記事項の実現を求める意見書の採択をしていただきたく強く要望します。  請願項目、1、ウイルス性肝硬変・肝がんに係る医療費助成制度を創設すること。2、身体障害者福祉法上の肝疾患に係る障害認定の基準を緩和し、患者の実態に応じた障害者認定制度にすること。  以上でございます。 ○尾倉委員長  次に請願者から趣旨説明を求めます。  なお、趣旨説明は10分以内となっておりますので、よろしくお願いいたします。  中内日出雄さん、よろしくお願いします。 ○中内請願者  B型肝炎訴訟原告の私、中内日出雄と申します。  まず、このたびのウイルス性肝硬変、肝がん患者に係る医療費助成の創設、肝機能障害による身体障害者手帳の認定の緩和の請願に対し、意見陳述の機会を与えていただきましたことに厚く御礼を申し上げます。  私は昭和20年、明石大久保町に生まれました。大久保小学校、それから大久保中学校、それから当時、大蔵谷にございました明石市立明石南高等学校、明石市立の学校でございました。小学校の折、保健室で一列に並び、予防注射を受けた記憶は今でも鮮明に覚えております。ウイルス性肝炎患者の多くは、幼少期の予防接種の注射の使い回し、輸血等の医療行為が原因とされ、全国でその患者数は350万人と推定されています。国もこれらの事実を認めており、幼少期の集団予防接種の特定予防接種や、特定の血液製剤の投与による感染患者の個別救済を進めています。しかし、被害から長いときが経過したことに伴い、医療記録の散逸などを原因として、多数の被害者が裁判上の救済を受けられない状況となっております。  ウイルス性肝炎はキャリアから慢性肝炎、肝硬変、肝がんへと病気が進んでいくことも少なくありません。先ほども話がありましたが、現在、インターフェロン治療や核酸アナログ製剤治療など、ウイルスの活動を抑える抗ウイルス治療に対しては、一定の限度で助成が行われております。しかしこれは、肝硬変や肝がんなどの進行を防ぐための助成であり、症状も進んだ肝硬変、肝がん患者に対する助成制度はございません。  年間4万人、1日120人もの方がウイルス性肝炎、ウイルス性肝硬変、肝がんで亡くなられています。肝がんは再発率が7割から8割と非常に高いため、肝がん患者の入院回数は再発等で3回以上の方が50%以上、5回以上の方が25%となっています。度重なる入院による年間医療費も重い負担です。  私も平成13年に肝がんを発症して以来、平成20年に、さらに平成24年にも、そしてことしの4月に再発を繰り返し、4度の入院をいたしました。その後も3カ月ごとの血液検査、画像検査の定期検査を受けておりますが、再発の恐怖におびえる毎日です。再発を早期に発見するための検査費用も、年金受給者である私と私の家族にとっては大きな負担で、これは一生涯負担し続けなければなりません。  現在、肝機能障害についても、他の内部疾患と同様に身体障害者手帳の交付が行われております。しかし、肝機能障害については認定基準が非常に厳しいため、病態の末期にならなければ手帳が交付されず、手帳の恩恵をほとんど受けられない方が多数おられます。  先日もお亡くなりになってから障害者手帳が届いたとの話を聞きました。これではせっかくの手帳が仏壇へのお供えと同じになってしまいます。私たち患者の中には、治療費の負担が重いため、長生きすると家族に負担になると思い詰め、長生きを望まない方すらいらっしゃいます。私たちはウイルス性肝炎による肝硬変、肝がんに対する医療費助成制度の創設、そして肝疾患に係る障害者手帳の認定基準の緩和を求め、全国200近い地方議会において、私たちの活動を支援する意見書の採択をいただき、さらに全国で50万人を超える国民の皆さんから支援の署名を集め、国会への請願を今国会に行いました。  私が生まれ、育ち、住んでおります明石市議会の皆様方におかれましても、私たち、ウイルス性肝炎患者がおかれている現状と、この請願の趣旨をご理解いただき、国への意見書を採択くださいますようよろしくお願い申し上げます。  以上でございます。 ○尾倉委員長  次に理事者の見解説明を求めます。  河谷地域医療課長。 ○河谷地域医療課長  地域医療課長の河谷でございます。  私のほうから、ウイルス性肝炎患者に対する医療費助成の拡充に関する請願に対しまして、の見解を述べさせていただきます。  本市におきましては、国の対策に基づいてC型肝炎とB型肝炎の感染の有無を調べる肝炎ウイルス検診を平成14年6月から実施しているところであり、平成25年度では約4,000人の方がこの検診を受診しております。なお、この検診の結果、毎年50人程度の人がウイルス性肝炎陽性の結果が出ており、医療費の助成対象であるインターフェロン治療や核酸アナログ製剤治療の助成を受けている患者さんが平成25年度で約280人となっています。  本市としましても、特別措置法において附帯決議がなされているところでありますので、今後も国の動向を注視してまいりたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  説明は終わりました。  請願について、請願者へのご質問はございますか。よろしいですか。  請願受理第5号につきましてのご意見はございますか。  それでは、採決に入ります。  おはかりいたします。  請願受理第5号につきましては、願意は了とされるので、その取り扱いにつきましては議長に一任するとの意見を付して採択とすることにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉委員長  ご異議なしと認め、本請願におきましては採択とすることに決しました。  請願者につきましては、もとの席へのご移動をお願いいたします。ご苦労さまです。  それでは次に移ります。  報告事項が7件ございます。  アの地方独立行政法人明石市立市民病院の経営状況(平成26年度事業計画)について報告を求めます。  河谷地域医療課長。 ○河谷地域医療課長  地域医療課長の河谷でございます。  私から報告議案第22号の地方独立行政法人明石市立市民病院の経営状況(平成26年度事業計画)の報告につきまして、委員会資料に基づき内容をご説明いたします。  資料の1をごらんください。  平成26年度の年度計画の概要でございますが、平成26年度の主な取り組みとしまして、救急医療の強化、診療の特色の明確化、地域医療連携の強化の3つの重点目標を軸に、地域支援病院として、地域の医療機関の後方支援の役割を果たしながら、さらなる救急医療体制の強化を図るとともに、経営改善を進めます。また、新たな人事制度構築に向けた具体的な取り組みを進めることが今年度の目標となっております。  2の平成26年度収支計画の内容につきましては、平成26年度の収支計画を平成24年度実績と比較して表にしてございます。真ん中の平成26年度の予算額でございますけども、26年度の経常収益につきましては79億8,200万円、その上から3つ目の営業費用については、79億9,400万円で、一番下の純利益でございますけども、2,400万円の黒字を目標としております。  続きまして、3の表をごらんください。  平成26年度の年度計画にある数値目標を一覧表にして表示したものでございます。平成26年度の目標値の上から5つ目でございますけども、常勤医師数につきましては61人で、看護師数については257名を目標としております。その下の救急車による搬入患者数は2,400人としておりまして、これは平成24年12月に救急総合診療科を設置し、救急搬送による患者の受け入れをさらに拡大しようとするものでございます。  その下の紹介率は65%。逆紹介率は60%でございます。これは地域医療支援の役割を果たすための高い数値を目標値としております。その下の入院の延べ患者数9万3,988人で1日当たり258人となり、入院診療単価は5万232円でございます。外来につきましては延べ患者数13万7,884人で、1日当たり563人、外来診療単価は1万2,760円を設定しております。また、病床利用率は64.7%を目指しております。  裏面をごらんください。  こちらには年度計画の各項目に対して、法人が今年度取り組む内容をまとめておりますのでご参照していただければと思いますが、今年度は昨年度の取り組みを踏まえまして、地域医療支援病院としての役割を果たしていくことや、昨年度導入しました電子カルテを活用した情報の共有化などがこのたび盛り込まれております。  以上で、地方独立行政法人明石市立市民病院の平成26年度の年度計画の報告を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  以上で、報告は終わりました。  ご質疑、ご意見はございますか。
     よろしいですか。  それでは質疑を終わり、次に移ります。  イの乳がん・子宮頸がん検診の無料クーポン券対象者の変更について報告を求めます。  西澤健康推進課長。 ○西澤健康推進課長  健康推進課長の西澤でございます。  報告事項イの乳がん・子宮頸がん検診の無料クーポン券対象者の変更について、資料に沿ってご報告いたします。  乳がん・子宮頸がん検診につきましては、平成21年度より自己負担金が無料になる無料クーポン券を送付し、検診の重要性の認識とがん検診の受診促進を図ってきました。国の補助事業として5年間実施し、一定の目的が達成されたことから平成26年度より国の補助事業対象者の見直しがありました。  見直しの内容といたしましては、資料の2、変更内容をごらんください。平成25年度までは、検診の対象年齢到達以降5歳刻みの方へ無料クーポン券を送付しておりましたが、未受診者への個別勧奨や再勧奨が重要視され、平成26年度からの国の補助対象者が平成21年度から24年度までの間で無料クーポン券を送付したものの、平成25年度までの間で1度も受診されていない方へ再度、無料クーポン券を送付して再勧奨することと、初めて検診年齢に到達しました乳がん検診は40歳、子宮頸がん検診は20歳の方へと変更されました。このように国においても制度の見直しがされたことに伴いまして、明石無料クーポン券対象者の変更をさせていただくことをご報告させていただきます。  検診未受診者への再度の受診勧奨を行うことで、新たな受診者の発掘につながることが期待できると考えております。また、受診率向上への取り組みといたしましては、働く女性が受診しやすい土曜、日曜に検診を行うキャンペーンや、健康ボランティアである健康ソムリエさんたちと連携を図り、市民へ検診の重要性について、啓発を行っていきます。  以上です。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  報告は終わりました。  ご質疑、ご意見はございますか。よろしいですか。  それでは、次に移ります。  ウの妊婦歯科健康診査事業の開始について報告をお願いします。  西澤健康推進課長。 ○西澤健康推進課長  健康推進課長の西澤でございます。  報告事項ウの妊婦歯科健康診査事業の開始について、資料に基づいてご報告いたします。  妊娠されますと、ホルモンバランスの変化やつわりなどから、口腔内の衛生環境が悪化し、虫歯や歯周病にかかりやすくなります。また、妊婦の重度の歯周病は早産や低体重児出産の頻度が高まるとも言われています。さらに、子どもの虫歯は感染症であることから、ご家族の虫歯菌が生まれてくる赤ちゃんへ感染することが考えられます。  以上のことから、妊婦さん自身の健康管理のために、また、生まれてくる赤ちゃんの虫歯予防のために、この7月より妊婦歯科健康診査事業を開始し、この機会にご家族で口腔衛生について意識する機会にしていただくことを目的としております。  実施時期は7月1日からとなり、広報あかしやホームページ、子育て応援ナビへの掲載や市内産婦人科、歯科医院、保育所等でポスターや案内チラシを設置し、周知に努めます。対象者は市内に住所を有する妊婦とし、母子健康手帳発行時に申請に基づきまして受診券を交付し、市内指定医療機関を受診していただく流れになります。この事業の予算措置は663万円となり、妊婦さんの自己負担は500円です。  以上でございます。よろしくお願いします。 ○尾倉委員長  報告は終わりました。ご質疑、ご意見はございますか。  よろしいですか。  それではないようですので、次に移ります。  エの乳幼児健康診査未受診児対策の強化について報告をお願いします。  西澤健康推進課長。 ○西澤健康推進課長  健康推進課長の西澤でございます。  報告事項エの乳幼児健康診査未受診児対策の強化について、資料に基づきご報告いたします。  乳幼児健康診査未受診児は、養育不全や虐待など、支援を要する家庭が含まれていることが多いと言われ、虐待による死亡事例の検証結果においても、死亡事故につながるリスクとして留意すべきと言われています。明石においても、平成18年度より乳幼児健康診査未受診児の実態把握に努めてきておりますが、今年度より体制をより強化し、市内の乳幼児の発達・発育・養育環境の実態を把握し、必要な支援を早期に実施するよう努めていきます。  現状といたしましては、資料2の(1)現状をごらんください。  平成24年度の乳幼児健康診査においては、合計385人の未受診児がありました。現在の取り組み方法としましては、連絡がなく未受診のお子さんには検診のご案内を再通知し、再度受診勧奨を行います。  次に、受診がなければ予防接種の状況や保育所の入所状況等の調査を行い、保健師が家庭訪問を行います。訪問で状況把握が難しかった場合は、民生児童委員さんにお願いし、休日や夜間に家庭訪問を行ってもらい、実態を把握するよう努めております。  地域の民生児童委員さんでも実態が把握できないときには、の虐待部門を担当しております要保護児童対策地域協議会と連携し、さらに詳細の調査を行う流れとなっております。平成24年度における未受診児の状況把握は全て行いました。  次に、今年度からの強化取り組み内容といたしましては、まず正確な状況把握を行うための聞き取り内容や観察項目のチェックシートを作成し、より確実な把握が行えるようにします。  2点目としましては、実態把握までの期間の短縮を図り、より早い把握に努めます。特に月齢が4カ月と、より小さなお子さんの検診につきましては、検診未受診児の再度の勧奨を行わず、速やかに保健師が訪問し、実態把握を行うことにしました。  また、情報集約した結果、要保護児童対策地域協議会に連携し、より詳細な調査を行う必要があると判断した未受診児については、速やかに連携し、早期の支援につなげていきたいと考えております。  報告事項は以上です。よろしくお願いします。 ○尾倉委員長  報告は終わりました。ご質疑、ご意見はございますか。  新田委員。 ○新田委員  ちょっとお尋ねしておきたいのですが、大変ご苦労をいただいてるなというのわかるんですが、この数字が出てくるのですが、これ把握する上で現場ではさまざまなご苦労がおありなんだろうという思いがあるのですが、その辺の家庭訪問されたりしたときの状況、一端、ケースと言いますか、そういうようなことがあれば、出せる範囲で出していただけたらという思いと、この乳幼児健康診査未受診児の状況の把握を行われて、この辺の数字もわかる範囲で、これ出てるのか。出てますか。  そうしたら、家庭訪問等、保健師さん等していただいていろいろご苦労いただいているのが、その辺で、例えば、訪問することによって救われたとかいうような事例もあろうかと思う、その辺のところ、もしあれば具体的に伺っておきたいと思います。 ○尾倉委員長  西澤健康推進課長。 ○西澤健康推進課長  健康推進課長です。  先ほど、委員のご質問にありました現状としましては、そちらの表にあります4カ月児健康診査、1歳6カ月児健康診査、3歳児健康診査の未受診の対応数は、全て合わせて385件となっております。  その中で保健師が訪問しまして、どうしても会えなくて、民生児童委員さんにお願いをしましたケースが5件ありました。385件のうち、虐待疑いということで、より濃い対応をしていかないといけないケースが8件ありました。  苦労している点というふうなところなんですけれども、今、個人情報というふうなところが非常に取り扱いが難しくなってきておりまして、こちらのご家庭にどなたが住んでおられますかみたいなことをご近所の方に聞くこともできなくなったいうふうなところで、何度も足を運ばないといけないというふうなところが一番難しいと感じている部分です。  以上です。 ○尾倉委員長  新田委員。 ○新田委員  本当に子どもは自分でこれぐらいの年齢の子で訴えようがないわけで、やっぱりそれだけにしっかりサポートしていかないとあかんという思いがあります。大変ご苦労がおありだと思いますが、ぜひ頑張っていただきたいなと、こういうふうに思います。  以上です。 ○尾倉委員長  ほかにございますか。  よろしいですか。それでは質疑を終わります。  次に移ります。  オの事前登録型本人通知制度の実施(案)について報告をお願いします。  前田市民・健康部次長兼市民課長。 ○前田市民・健康部次長兼市民課長  市民・健康部次長兼市民課長の前田でございます。  事前登録型本人通知制度の実施(案)につきまして、委員会資料に基づき報告させていただきます。  1の制度の概要及び2の制度導入の目的でございますが、本制度は第三者が戸籍や住民票の写し等を取得した場合に、交付日や交付した証明書の種別等を事前登録している本人に通知するものでございます。これは戸籍や住民票の写し等の不正請求の抑止及び不正取得による個人の権利侵害の防止を目的としたものでございます。  制度導入の背景でございますが、戸籍や住民票などは、法律上、正当な理由があれば第三者等も取得できることになっております。しかし、それを不正の目的で取得する事件が発生したことによりまして、第三者等が戸籍や住民票を取得した場合に、希望者にそのことを通知する本人通知制度を導入する自治体がふえております。兵庫県下でも約半数の自治体が、既に本人通知制度を導入している状況でございます。  次に、3の制度の実施(案)(1)のスケジュールでございますが、本年の10月1日から登録受付を行い、11月4日から通知することを予定しております。  (2)の登録期間でございますが、5年更新を予定しております。(3)の通知の対象となる証明書は、住民票の写し、住民票記載事項証明、戸籍附票の写し、戸籍の謄抄本と戸籍記載事項証明の5種類でございます。  (4)の本人通知の対象となる交付申請は、代理人及び第三者からの交付申請で、本人等からの請求や、公用にかかる請求を除いております。(5)の通知項目でございますが、交付年月日、交付証明書の種別、交付枚数、申請者が代理人か第三者かを記載した申請者種別の4項目でございます。(6)の登録の受付窓口でございますが、登録時に端末機で本籍、住所などの確認が必要になってまいりますので、市民課・市民センター等を予定しております。(7)の周知方法でございますが、広報紙、ホームページ、公共施設でのチラシ配布などを予定しております。また、弁護士や司法書士など、いわゆる八士業につきましては、制度開始に関する文書通知を予定しております。現在、要綱等の詳細につきましては、まだ固まっておりませんので、最終案につきまして9月の委員会で報告をさせていただきたいと考えております。よろしくお願いいたします。  以上でございます。 ○尾倉委員長  報告は終わりました。ご質疑、ご意見はございますか。  新田委員。 ○新田委員  これは、3月の本会議でご質問をさせていただいて、誰もが自分の戸籍が知らんところでとられとって、それが悪用される、特に、それが人権侵害につながるようなことというのはあってはならないわけで、それを抑止するという意味で、大きな抑止力があるというところで、この制度があるということは存じ上げております。一方で、弁護士などの見解に示されておりますように、これの扱いによっては、例えば、個人が民事訴訟を受けたりなんかするときに弊害になりかねないという状況もあって、弁護士会の中では反対もあるようですが、なかなかこれ、そういう側面が、人権侵害を抑止するという、そういう抑止力の面と、一方でそういう危険もあるという、そういう非常に悩ましい制度であります。私もあのとき、兵庫県弁護士会なんかとも意見交換されたらどうかなというふうに申し上げたのですが、そういうことがされたのか、されてないのか。まだ具体的には、まだまだ詰められるということですので、その辺のところ。  それから本会議で、市長、この制度ができたら登録されますかと言ったら、いやもうここではちょっとと言って、両副市長にお尋ねしたら、両副市長は登録しますとおっしゃって、田代部長は既に加古川で登録されてるというようなご答弁もいただいたところなんですが、これ、県下の自治体によっては、登録者数、数値目標を決めて、一生懸命、役所がこの数値目標を高めるとかいって、僕はこの質問をする前に三木へ行ってまいりましたけど、三木の市長さんはごっつい盛り上がってまして、10%ぐらいまで行けとかいって、職員にまでふやすと、あおってというのは言い方が悪いですが、その辺のところについては、現在、明石としてはどのようなご認識ですか。数値目標を決めてというようなことをおやりになろうとされてるのかどうか。それはどうですか。 ○尾倉委員長  前田市民・健康部次長兼市民課長。 ○前田市民・健康部次長兼市民課長  市民・健康部次長兼市民課長の前田でございます。  今、ご質問いただきました数値目標についてなんですけれども、これはあくまで希望登録制ということで考えておりまして、以前に不正取得が発生した折に、その逮捕者の話が出ておりましたけれども、この制度を導入している自治体からは戸籍、住民票を取らないようにしていたということで、これについては、その登録者数が幾らかということではなしに、制度を導入しているかどうかということが、そこでポイントになっていたということで聞いてますので、まずは制度を導入することが大事だというふうに考えております。  以上です。 ○尾倉委員長  新田委員。 ○新田委員  まさに制度があるということが不正取得の抑止力になると、そういうことが一番大きな目的かなというふうに思います。ただ、これなかなか、その市民の皆さんに理解してもらうのは難しいところもあるので、ひとつぜひ丁寧な、機会あるごとに丁寧な説明をした上で、市民の皆さんのご判断に委ねたいなと、こんなふうに思います。  以上です。 ○尾倉委員長  国出委員。 ○国出委員  一、二点なんですけれども、これもちょっと事前のご説明あったときにもご照会をしました、再度の確認です。2番の制度導入の目的、これ自体、全然もうそのとおりで非常にいいと私も思うんですが、いかんせん、本人に通知というても事後通知ですよね。してみれば、例えば、不正請求の抑止であるやとか、不正取得の防止とはこうあるんですが、とられてしまってから、とりにきましてんと言って、果たしてどこまでの抑止力があるのかなというのが。  まず第一歩として、これ取り組みは、非常に何回も言いますように評価はしておりますし、大事な点だと思うんですが、そこらの整合性的なことを、としてはどのようにお考えかをちょっとお聞きしときたいと思います。 ○尾倉委員長  前田市民・健康部次長兼市民課長。 ○前田市民・健康部次長兼市民課長  市民・健康部次長兼市民課長でございます。  事後通知になってしまうので抑止力になるかどうかというところございますが、先ほどもご説明させていただきましたように、その第三者が住民票や戸籍をとるということは、今現在、法律上認められておりますので、それと一方では、自分の情報を知られたくないという意識も高まっておると。そのバランスの上に立った制度であるかなというふうに考えております。  ですので、事後通知にはなってしまいしますが、通知が行くことによって、不正取得をされた住民票や戸籍が不正に使われてしまうということの早期発見にはつながっていくのじゃないかなというふうに考えております。  以上です。 ○尾倉委員長  国出委員。 ○国出委員  確かになかなか難しいと思うんですよ。リアルタイムで、今、とりに来ましてん、どないしますかと聞ければ、やめておいてとか、そういうような応答が、仮にできればリアルタイムで抑止できますが、制度自体そういう制度でもありませんので。  もう一点ちょっと続けてお伺いしたいんですが、例えば、窓口に来られたときに、こういう制度を明石としてはやってますよと。それはある意味抑止力になると思うんですが、そういうような看板というか、そういう表示なりについてはどのようにお考えでしょうか。 ○尾倉委員長  前田市民・健康部次長兼市民課長。 ○前田市民・健康部次長兼市民課長  市民・健康部次長兼市民課長でございます。  市民の皆様に、この制度といいますか、登録をしていただくよう誘導するというところまでは難しいかなと考えておりますけれども、制度の周知については、努めてまいりたいと考えております。ですので、今、議員も提案されましたように、窓口でチラシを配布するなり、そういったことはしていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○尾倉委員長  ほかにございますか。  北川委員。 ○北川委員  私もこの制度の目的は大変すばらしいんで、うまく遂行していただきたいので、質問並びに前向きなアイデアをちょっとご提案させていただけたらと思うんです。  質問なんですが、今現在、窓口ですか、いろいろ対応していただいている方が接しますね。その様子なんかは、例えばコンビニでもどこでも、我が家でも、例えば3台防犯カメラをつけてますけど、小さな防犯カメラでもあったんでしたか。 ○尾倉委員長  前田市民・健康部次長兼市民課長。 ○前田市民・健康部次長兼市民課長  市民・健康部次長兼市民課長でございます。  防犯カメラについては、ちょっと定かではないんですが、なかったんじゃないかと思っております。 ○尾倉委員長  北川委員。 ○北川委員  例えば、副市長さん、どちらの市役所さんとは言いませんけども、大変悲しいことに、白昼堂々と放火事件、あんなこともあったりいたします。例えば今、国出委員さんがとってもいい質問をなされまして、もし実際的に取得があったけども、事後通知でご本人に行っても、それをとって悪用しようと思った人間の人がおったとしたら、もうおらないわけですよね。今、それをもとにいろんな書類をつくって、これは本人さんのあれですよと言って、判こをつくって偽造して、素人の方を欺いて詐欺をしようと思ったら本当にできるわけですよ、テクニックを持ってる人らがおったら。ですから、そういったことを考えたら莫大なお金がかかるんやと思います。うちの町内会でも6台ぐらい防犯カメラをつけてますけど、20日間ハードディスクができるようなもんが、10万円、15万円でありますから。例えば本当にそういう危機管理をされるんでしたら、犯罪者はそれを見たら自分の顔が割れるとか、覆面してフルフェースのあんなんで来る人おりませんもんね。大概、風邪のマスクぐらいでしょうけども、それがばれると思ったら、事後通知でも行って、本人さんに行くわけですから、私と違う人がとりにいった、言ってへん人にとりに行かれてもた、その人が警察に行ったら悪用されるから事前に手を打てますから、例えばその辺も莫大なお金をかけなくていいですから、研究していただきたいんです。  参考までに申しますと、うちの町内会で今、5台ぐらいつけておるのが1台25万円ぐらい、防犯で2件、別件ですけども、犯罪がオートバイのやつがあって、警察にあれして裏で裏取りしてもらって、1人犯人捕まったんですよ、それが元で。このたびの王将さんだってバイクの逃げた後は防犯カメラのやつからだってわかってますでしょ。ですから、例えば今、インターネットをつなぎましたら、情報管理課に聞きましたら本体パソコンにソフトだけ入れたらカメラ1個2万円でインターネットで見れるんです。守秘義務がありますから、一般公開はできませんから、うちの町内会でも被害届があった場合だけお巡りさんに開示してもらうわけです。町内会長も私も中身見たことありません、開けてはいけませんから。その辺のセキュリティーのことも、せっかくいい制度ですから、間違いのないように、悪用されないようにしていただきたいので、その旨だけ意見とさせていただきます。 ○尾倉委員長  ほかにございますか。
     穐原副委員長。 ○穐原副委員長  この制度、私も昨年でしたか、質問してからずっと協議をしていただいて、やっとここまで来たかなと。ただ、この中で、この(5)の通知項目ですね、今、これ実施案ですから余計に言わせていただきたいんですが、通知項目の中で交付年月日、交付の書類や枚数、これはこれでいいんですが、④の申請者の種別というところは、なぜ申請者の氏名にならないのかなと疑問に思うんですけども、ここのところはいかがですか。 ○尾倉委員長  前田市民・健康部次長兼市民課長。 ○前田市民・健康部次長兼市民課長  市民・健康部次長兼市民課長でございます。  今のご質問なんですけれども、その通知項目を出すときに、そのダイレクトに取った方の住所、氏名をお知らせしてしまうということについては、この住民票や戸籍をとる場合に当たって、訴訟に使うとかいった場合には、相手方に秘密裏に取らなければいけないという場合もございます。それがすぐに相手方に誰が取ったかということで知られてしまうことで、逃げられるとか、そういう対策をとられる可能性はございます。これについては、その正当な権利行使、例えば、債権者がその貸したものの回収をするのに、その方の居所を探すとか、そういった正当な権利を妨げるものということで、さっき出てましたけれども、三木では議会から修正のほうを求められまして、当初は住所・氏名を出すということだったんですけども、まず第三者か代理人かという通知だけをして、それより詳しく知りたいという方については、個人情報の開示請求をしていただくという、そういう二段階方式をとることによって、正当な権利行使を行う時間を用意するという方法をとっております。  本市におきましても、この請求者と、それから被請求者、それぞれの権利に配慮するということから、この二段階方式をとりたいんだというふうに考えております。  以上です。 ○尾倉委員長  穐原副委員長。 ○穐原副委員長  前々からそういった話もお伺いしておりましたが、本来、これの目的は何かをよく考えていただきたい。これは取られた戸籍を、無断で取られた方々の権利を擁護するためのものではないのか。といいますのも、私ども、私も所属しております部落解放同盟の協議の中で、これは無意味に取られて、戸籍を取られましたよとわかった段階で、私どもも相手方に対して抗議を入れたいという思いを非常に強く持っております。そのときにこの種別だけでは探りようがないわけです。その段階で公開請求すればできますよということなんですけども、よく考えてくださいよ。個人のこういう戸籍を第三者が勝手に取るわけですよ。取られた人間がなぜそこまでしなければならないのかという思いが非常に強くございますので、まあ法整備、法律を逸脱してまでとは申しませんけども、そこのところは慎重に、再度じっくりと検討願いたいと、意見並びにお願いでございますけれども申しておきます。  以上です。 ○尾倉委員長  以上で質疑を終わります。  次に移ります。  カの無錫市江南中学校吹奏楽交流団の来明について報告をお願いします。  山野文化振興課長。 ○山野文化振興課長  文化振興課長の山野でございます。  私からは、無錫市江南中学校吹奏楽交流団の来明についてご説明させていただきます。  お手元の委員会資料をご参照願います。  1の概要ですが、本市と中国の無錫は昭和56年8月に友好都市提携をして以来、さまざまな分野で交流を続け、ことしで33周年を迎えております。友好都市無錫との文化やスポーツを通じた青少年間の交流を促進するため、昨年度は、明石市内の中学生の選抜吹奏楽団を無錫のほうに派遣いたしましたけれども、今年度は、8月に無錫から中学生吹奏楽交流団が明石にまいります。2の来明期間については、8月21日木曜日から8月26日火曜日までの5泊6日でございます。  3の来明の人数なんですけれども、無錫市江南中学の生徒64人、教師等引率者12人の計76人の予定でございます。4の宿泊先ですけれども、5泊全て明石市立少年自然の家となっております。  5の主な行事ですけれども、8月24日開催の「明石吹奏楽の夕べ」への出演や、イオン明石「海の広場」での演奏会の開催、また明石の中学生との交流を行うなど、両市の子どもたちに互いの文化を理解し、尊重する心を育てたいというふうに考えております。  以上で、無錫市江南中学校吹奏楽交流団の来明についてご説明させていただきました。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  報告は終わりました。  ご質疑、ご意見はございませんか。  新田委員。 ○新田委員  1つだけ尋ねておきたいんですが、昨年は向こうにお世話になったわけですが、そのときの宿泊は相手先ではどんな状況やったんでしょうか。 ○尾倉委員長  山野文化振興課長。 ○山野文化振興課長  文化振興課長でございます。  昨年、明石の中学生が無錫のほうにまいりましたときには、往復の飛行機代、それから向こうでの宿泊費につきましては、明石の生徒さんが自己負担という形になっております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  新田委員。 ○新田委員  今回受け入れるのは、泊まっていただくのは少年自然の家なんだけれども、お尋ねしていたのは、昨年お世話になったときには泊まるのはどういうところで泊めていただいたのかということを。 ○尾倉委員長  山野文化振興課長。 ○山野文化振興課長  失礼いたしました。昨年まいりましたときには、無錫市内にありますホテル、ただし、大学の敷地の隣にある、割と価格の安いホテルというようなことでございます。 ○尾倉委員長  以上で質疑は終わります。  次に移ります。  キの明石市立市民会館等次期指定管理者候補者の選定について報告をお願いします。  藤城文化・スポーツ部次長兼生涯学習室長兼文化施設担当課長。 ○藤城文化・スポーツ部次長兼生涯学習室長兼文化施設担当課長  文化・スポーツ部次長兼文化施設担当課長の藤城でございます。  私から報告事項キの明石市立市民会館等次期指定管理者候補者の選定についてご報告をさせていただきます。  1の取り組みの方針でございますが、市民会館、西部市民会館、市民ホール、中崎公会堂につきましては、4施設を一括しての指定管理を導入しておりますが、平成27年3月に指定期間が満了となります。市民サービスの向上と施設の効率的な運営を図るため、指定管理者による管理運営を継続することとし、次期指定管理者候補者の選定を行うものといたします。  (1)の対象施設でございますが、記載のとおり市民会館を含む4施設を一括管理といたします。(2)の選定方法でございますが、公募により募集するものとし、選定委員会を設置し、指定管理者候補者を選定いたします。  (3)の公募における施設単位でございますが、記載の4施設を一括管理とするものでございます。  (4)の指定期間でございますが、現在は3年間であるものを、継続性、安定性を高め、事業の中長期的な展開を可能とすることで、事業の充実、市民サービスの一層の向上や施設のより効率的な運営を図るために5年間といたします。  (5)の利用料金制でございますが、指定管理者の実質的な運営努力が期待できるために、引き続き利用料金制を採用いたします。  2の選定スケジュールでございますが、この6月から7月に第1回選定委員会を開催し、選定方法・募集要項を検討・決定いたします。その後、7月の中旬に募集要項を公表し、説明会の開催、募集等を行います。そして9月から10月にかけまして2回の選定委員会を開催し、それぞれ書類審査、面接審査を行い、指定管理者の候補者を選定いたします。  11月には選定結果の通知及び候補者の公表を行いまして、12月議会におきまして、指定議案を提出させていただき、議決をいただきましたら、指定の通知、告示・公表を行います。指定管理者が変わる場合は、27年1月から3月にかけまして事務引き継ぎを行います。そして、その間基本協定等を締結した後、平成27年4月から次期指定管理者による管理運営業務を開始いたします。  以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○尾倉委員長  報告は終わりました。  ご質疑、ご意見はございますか。  国出委員。 ○国出委員  すみません、1点だけ。(4)の指定期間で5年間ということなんですけど、どうなんですか。例えば、すごく評判のいいところやったらいいと思うんですけど、市民の皆さんからすごく評判が悪い業者ということもなくはないと思うんですよ、いろんな意味で。そういうところの管理業者で5年間もずっといかなあかんのかという話があるんですけど、その辺、例えば途中でそういう市民の皆さんのご意見をもとに再度考え直すというようなことはないんでしょうか。 ○尾倉委員長  藤城文化・スポーツ部次長兼生涯学習室長兼文化施設担当課長。 ○藤城文化・スポーツ部次長兼生涯学習室長兼文化施設担当課長  文化・スポーツ部次長兼文化施設担当課長のでございます。  先ほど委員おっしゃられました5年間の間に非常に指定管理業者の質が悪いということがあったというような場合でございますが、まず、選定委員会でそういうことのないようにまず選定していきたいと考えております。  その後、毎月、日報、それから月報、四半期の報告、それから年次の報告がございますが、毎月、月報に基づきまして月例の協議を行っております。そして、そういう定例的な協議だけでなく、随時協議を行いまして、いろいろ問題点がございましたら随時指導しております。  そして、いろいろ修正していただくわけですけれども、どうしても修正ができない場合につきましては、明石公の施設に関する指定管理者の指定手続等に関する条例の中で、指定の取り消しというような項目もございます。これに基づきまして、基本協定書の中でそういった指定の取り消しも含んでおりますので、最悪の場合はそういうところを活用していきたいと考えております。  以上でございます。 ○尾倉委員長  以上で質疑を終わります。  それでは報告7件について、報告を受けたということをご確認お願いいたします。  次に移ります。  その他の項に入ります。  その他につきましては、事前に申し入れを受けておりませんので、その他を終わります。  次に移ります。  閉会中の所管事務調査事項につきまして確認をいたします。  ① コミュニティについて  ② 男女共同参画及び消費生活について  ③ 人権推進について  ④ 国民健康保険及び健康について  ⑤ 文化芸術及びスポーツについて  ⑥ 環境衛生及び環境保全について  ⑦ 農水産業、商工業及び観光について  以上7項目につきまして、閉会中もなおよく慎重に調査、検討したいので、議長に閉会中の継続調査として申し出ることにご異議ございませんか。           〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○尾倉委員長  異議なしと認め、議長に閉会中の継続調査として申し出たいと思います。  それでは、以上で生活文化常任委員会を閉会いたします。  ご苦労さまでございました。                           午後2時41分 閉会  以上は、本委員会の記録であることを証するため、明石市議会委員会条例第20条の規定により押印する。                        生活文化常任委員会                        委員長  尾 倉 あき子...