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札幌市議会
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2018-10-24
>
平成30年(常任)総務委員会−10月24日-記録
平成30年第一部決算特別委員会−10月24日-07号
平成30年第二部決算特別委員会−10月24日-07号
平成30年(常任)財政市民委員会−10月24日-記録
平成30年(常任)経済観光委員会−10月24日-記録
平成30年(常任)建設委員会−10月24日-記録
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札幌市議会 2018-10-24
平成30年(常任)経済観光委員会−10月24日-記録
取得元:
札幌市議会公式サイト
最終取得日: 2021-04-26
平成
30年(常任)
経済観光委員会
−10月24日-
記録平成
30年(常任)
経済観光委員会
札幌市議会経済観光委員会記録
平成
30年10月24日(水曜日) ──────────────────────── 開 会 午前10時31分 ―――――――――――――― ○
佐々木みつこ
委員長
ただいまから、
経済観光委員会
を開会いたします。
報告事項
は、特にございません。 それでは、議事に入ります。 議案第37号
平成
30年度
札幌
市
一般会計補正予算
(第4号)中
関係分
を議題とし、
理事者
から
補足説明
を受けます。 ◎森
観光
・
MICE推進部長
議案第37号
平成
30年度
札幌
市
一般会計補正予算
(第4号)のうち、
経済観光局関係分
についてご説明申し上げます。 議案第37号の6ページをごらんいただきたいと思います。 第6款
経済費
第1項
商工費
第2目
観光費
を3億円増額するものでございます。 これは、
北海道胆振東部地震
の発生に伴い、
観光需要
が著しく
減少
しており、その
早期回復
を図るために、
観光事業者
の連携により実施いたします
観光振興
に資する多様な
取り組み
に対する
補助制度
を新設するものでございます。加えまして、
札幌
の
一大イベント
であり、国外にも知名度の高いさっぽ
ろ雪まつり
を
観光産業復興
の契機とするため、第70回
記念事業
を拡大するとともに、
冬期間
の
誘客プロモーション
の強化や
関係団体
とともに
トップセールス
を実施する費用でございます。 ○
佐々木みつこ
委員長
それでは、質疑を行います。 ◆
村山拓司
委員
9月6日に発生した
北海道胆振東部地震
など一連の災害に係る
復旧復興事業補正予算
として、全体で7億円のうち、
被災者支援
3億2,000万円とほぼ同額の3億円が
観光産業
の
早期回復
のために
提案
されております。 我が会派では、先日開催された本会議の
代表質問
において、
胆振東部地震
の
影響
による来
札観光客
の
減少
を踏まえ、
観光客回復
に
向け
た対策が重要であることを
提案
し、
市長
からは、
観光客
を呼び戻すためのさまざまな
取り組み
に注力するとの
答弁
がありました。今回、
補正予算
として
提案
されているさっぽろ
観光復興
支援
費及びさっぽ
ろ観光復興推進費
は、
観光事業
の
早期回復
や
観光産業
の
活性化
を図ることを
目的
に実施するものだと思います。
観光産業
は、今や、本市にとって重要な
産業分野
となっており、本市の
外国人宿泊者数
は、
平成
24年度の68万人から
平成
29年度は257万人となり、5年間で3.8倍にも増加し、本市における
観光消費額
が4,083億円の
プラス波及効果
であったことも考えると、ここ数年間は
観光産業
が
札幌経済
の成長を牽引する役割の一翼を担ってきたと言えます。
震災
による
観光需要減少
の
影響
は
市内経済
の各方面に強く
影響
を及ぼしていると思われることから、まずは
現状
を正しく把握するとともに、それを的確に分析することが今後の
復興策
の第一歩になると考えます。 そこで、
質問
ですが、
震災
から1カ月半がたちましたが、
観光客入り込み
の
減少状況
と、これに伴う
観光産業
の
経済損失
に対する認識について伺います。
◎森
観光
・
MICE推進部長
観光客入り込み
の
減少状況
と、これに伴う
観光産業
の
経済損失
に対する考え方についててございます。 初めに、
観光客
の入り込み
状況
についてでございますが、新千歳空港が発表いたしました
国際線旅客数
の9月分の
速報値
によりますと、
外国人観光客
の入り込みは全体的に低位にあり、特に、
韓国
が対前年同月比で64.3%、香港が同じく72.3%となっており、この二つの国、地域における
観光客
の
減少
が顕著であると認識しているところでございます。 次に、
観光産業
の
経済損失
についてでございますが、
震災
直後には、9月18日現在の
市内宿泊施設
の
キャンセル数
をもとに、
消費単価
を掛け合わせて
経済損失
を約188億円と推計したところでございます。さらに、現在でも本市の
観光消費額
のおよそ5割を占めている
外国人観光客
の
需要
の
回復
はおくれていますことから、引き続き
経済損失
はあるものと考えておりまして、
外国人観光客
の
早期回復
が私どもの優先的な課題であると考えているところでございます。 ◆
村山拓司
委員
現状
の認識については、
外国人観光客
、中でも
韓国
と香港からの入り込みが
減少
しているとのことであります。また、その
影響
による
経済損失
も大きく、
観光需要
の
早期回復
が
札幌
市として
災害復興
のために優先的に取り組むべき課題と認識しているとの
答弁
でありました。 先月下旬に議決した
補正予算
でも、
海外プロモーション
として、
海外
での
札幌PR番組
の放映やフォーリン・プレスセンターを活用した
メディア招請
などの
取り組み
を加えたところでありますが、来
札観光客数
を増加させるためにさらに
追加補正
をするまでの
取り組み
が必要だとのことであります。
災害復興
としてさらに
追加補正
して実施する
事業
でありますので、やみくもに
プロモーション
などを行うのではなく、的確な分析に基づき、ターゲットを定めて、そこに対する
即効性
のある
事業
に絞って行い、確実な
成果
を上げるように
緊張感
を持って戦略的に実施すべきであります。 今回の
補正予算
においては、
観光客
を呼び戻すための
誘客
の
取り組み
として、
トップセールス
の実施を計上しておりますが、なぜ
被災者支援
と同じ
タイミング
で必要であるのか、また、この
タイミング
で2,200万円もの
予算
を組んで
トップセールス事業
を行うのであれば、それ以上の
成果
を見込める自信があることについて市民に理解を得て取り組むべきであります。 そこで、
質問
ですが、
現状
を踏まえた
インバウンド
向け
の
観光客誘致
の
事業方針
について伺うとともに、特に、
トップセールス
の実施に当たっては、その
実効性
、
必然性
とともに、その
対象地域
や
訪問内容
など、
事業内容
とともに意義についても伺います。 ◎森
観光
・
MICE推進部長
インバウンド
向け
の
誘客方針
と
トップセールス
の
内容
についてでございます。 初めに、
インバウンド
向け
の
誘客方針
についてでございますが、
韓国
と香港からの入り込みの
減少
が顕著でありますことから、これらの地域に重点を置くとともに、もともと来
札観光客
の多い中国を初めとする
東アジア
や
東南アジア
などについても、各市場のニーズに合った
プロモーション活動
を展開したいと考えているところでございます。 次に、
トップセールス
についてでございますが、
札幌
市の正しい
現状
や、
観光復興
への思いを、
行政
の
トップ
みずからが、直接、
影響力
を有する
相手先
に訴えることができ、
現地メディア
への
報道効果
など、その
実効性
は高いものであるというふうに考えております。そのためにも、
減少
した
観光客
をより早く
札幌
に呼び戻し、
経済損失額
を
最小限
に抑えるべく、一刻も早い時期に、
札幌
市のほか、
経済界
、
観光業界
の
トップ
がともに
訪問
し、直接、
PR
する必要があるというふうに考えているところでございます。 したがいまして、来
札観光客数
が多く、今後も一層の伸びが期待できる中国や、
観光客
が激減している
韓国
に、まずは11月中に
訪問
するほか、
直行便
の
新規就航予定
があり、今後、冬に
向け
た
誘客
として重点を置きたいフィリピンを中心とした
東南アジア
への
訪問
を予定しております。現在、詳細な日程や
訪問先
は調整中でございますけれども、
関係行政機関
や
観光関連団体
への
訪問
のほか、
旅行会社
や
メディア
を
対象
とした
イベント等
を
現地
で開催することで、より多くの方に情報を発信し、その
効果
を一層高めるよう検討してまいりたいと考えているところでございます。 ◆
村山拓司
委員
誘客活動
や
セールス活動
については、その
成果
の指標というのはなかなか測定しづらいものであると思います。しかしながら、
追加補正
で実施する
必要性
を考えると、うやむやな総括であってはなりません。
観光客
の動態についてできるだけ速やかに
効果
を測定することにより、今回の
復興支援
の
取り組み
の
方向性
が正しいのか、
効果
が出ているのかをしっかりと見きわめるとともに、今回は、
復興予算
でありますので、少なくとも
最終成果
は年度内に当初の
年度目標
を達成していることが当然のことですから、確実に
成果
を上げ、
災害復興
の
目的
を果たすことが必要であります。 そこで、今回の
取り組み
の
効果
を
検証
するための
成果指標
の設定と、その
把握方法
について伺います。 ◎森
観光
・
MICE推進部長
成果指標
の設定とその
把握方法
についてでございます。
外国人観光客
の
早期回復
につきましては、今回ご
提案
させていただいている
観光事業者
への
事業補助制度
や、
観光イベント
の
魅力アップ
、
海外向け誘客プロモーション
といった各
事業
と既存の
事業等
を複合的に展開し、
相乗効果
を発揮させながら推進したいと考えております。そこで、今回の
取り組み
全体の
成果指標
を
外国人宿泊者数
に設定し、まずは、ことし11月から来年3月までの数値を昨年度の水準である126万人に戻すことを目指してまいりたいと考えております。 なお、
成果指標
の
実績把握
につきましては、例年実施している
市内宿泊施設
への聞き取り調査によって実施することになりますが、今回は、例年より前倒しで行うことを検討しており、
事業効果
を迅速に確認してまいりたいと考えているところでございます。 ◆
村山拓司
委員
東アジア
、
東南アジア
において
効果
的に
プロモーション
を展開するとともに、
外国人宿泊者数
を前年同月レベルに
早期
に
回復
させることを
目標
に設定して、その
効果検証
も確実に行っていくとの
答弁
でありました。
ふっこう割
などの国の
支援策
も打たれている中で、冒頭で申し上げたとおり、前回の
補正予算
に加えて、さらに2度目の
補正予算
として、全体で7億円のうち、
被災者支援
とほぼ同額の3億円を
経済復興
として
観光
にかける
緊急性
の認識と、
トップセールス
の意図について、
市長
に伺います。 ◎秋元
市長
観光産業
の持っている
経済効果
というものは、
平成
29年度の数値で5,500億円を超えております。これは、例えば
ホテル
、
旅館業
だけではなく、
交通関係
、
飲食店
、お土産、いろいろな物販など、非常に裾野が広くなっており、さらに、
札幌
の場合は
サービス業
、第3次
産業
が多いところですので、第3次
産業
、
サービス業
に幅広く波及するものとして
観光
の
経済効果
というのは大きく、先ほど申したように5,500億円を超えている
状況
であります。 しかし、それが、この
震災
によりまして
キャンセル
が相次ぎ、先ほど
部長
が
答弁
させていただきましたように、推計だけで200億円近い数字が出ております。これは、物販を含めての
影響額
ということになれば、もっと大きいものだろうと思います。それを
早期
に
回復
していかなければいけないということが一番の
目標
でありますが、今、
ホテル等
にお伺いしますと、例えば
宿泊者
の
状況
は
震災
前の
状況
の8割近くまで戻りつつある、ただ、
海外
からの
インバウンド
の
お客様
はまだまだ
回復
されていなくて、どちらかというと国内の
お客様
が以前よりふえて8割近くまで来ているということでした。 これは、
観光消費額
ということで言いますと、
海外
からの
インバウンド
の
お客様
のほうが非常に大きいですので、
札幌市内
のさまざまな業態に与える
経済効果
ということでは、
海外
からお越しいただく
お客様
をふやしていくほうが
経済効果
は大きくなります。そういう意味では、今、落ち込んでいる
海外
からの
お客様
にいかに来ていただくか、もとの
状況
に戻っていただくかということが喫緊の課題だと認識しております。 そういった中で、例えば、各国の総領事館などのお話を伺いますと、
韓国
とか中国は
地震
が余りない国なので、
地震
ということに対してかなりセンシティブになっている
状況
があります。そういう意味では、知事や私を含めて、
行政
の
トップ
にもう安全だよという
安全宣言
のようなことを直接してもらうと
効果
があるのではないかといったご要請もございました。そこで、
北海道
、あるいは、
北海道観光振興機構
や
商工会議所
などの
経済団体
と一緒に、それぞれの
トップ
が各地を
訪問
し、
安全宣言
といいますか、
札幌
、
北海道
の今の
状況
を正確にお伝えすることが重要だろうということで、これまでも、
北海道
と一緒にそういったことをしております。 今後も、先ほどご
答弁
させていただきましたように、
東南アジア
、
東アジア
を中心に、各
経済団体
あるいは
北海道
などと一緒に
トップ
が直接
訪問
し、
現地
のそれぞれの
団体
の
トップ
の方とお話しすることで、
札幌
、
北海道
の
状況
を正確にお伝えし、さらには、
現地
の
メディア
の方々にそのことを取り上げていただき、広く国民に知っていただくことによって
早期
に
海外
からの
お客様
を
回復
したいと思います。こういうことでありまして、その
効果
ということでは、やはり早くやっていくことに意味がありますし、早くやっていかなければいけないということで、今回、
補正予算
を
提案
させていただいたところであります。 ◆
村山拓司
委員
震災
からの
観光需要
の
回復
は、
経済損失
を
最小限
に抑えるために
スピード感
を持った
取り組み
が求められるとともに、しっかりと結果を出さなければならない重要なテーマであります。確実に
事業効果
の
検証
を行い、
札幌観光
、そして
札幌経済
の
復興
後の発展につながる
効果
の高い
取り組み
を進めていただくことを指摘して、
質問
を終わります。 ◆しのだ
江里子
委員
私からも、
質問
させていただきます。 さっぽ
ろ観光復興支援事業
におけます新たな
補助制度
ということで、
観光事業者
の連携による多様な
取り組み
に対する新たな
補助
の
制度
について
質問
させていただきます。 このたびの
北海道胆振東部地震
で大きな打撃を受けた
北海道観光
の立て直しを図るため、既に10月1日より国の
ふっこう割制度
による
旅行商品
の販売が開始されておりますが、国と連携した
取り組み
のほかに、今回、新たに、
札幌
市独自の
取り組み
として
補助制度
を設置するに当たっては、
札幌
市の外から訪れる
観光客
を
対象
として
札幌
の
観光事業者
へのより直接的な
支援
となるよう、
補助
の
目的
や
対象事業
などを明確に設定していくべきだと私は考えます。また、
市内
には、
震災
後の早い段階から、まちが元気であるという
情報発信
にみずから取り組んでいる
事業者
もおられます。一刻も早く
札幌
に
観光客
が戻ってきてもらいたいというこうした
事業者
の方々の思いに対して、まさに機を逃さずに
補助制度
を立ち上げ、
札幌
市が
支援
していかなければならないと考えます。 一方、
事業者
の
取り組み
に対して、ただ金銭的な
支援
だけにとどまらず、
事業者
の
取り組み自体
がさらなる
誘客
へとつながっていくような仕組みとか、
札幌
に
観光
に来ていただき、
事業者
の
サービス
を使ってもらうよう、
国内外
に
向け
た
効果
的な
PR
を実施していくことが必要だと考えます。例えば、
事業者
が各自でばらばらに行ったり、例年取り組んでいる
内容
を、ただ名前を変えただけでそのままの形で実施をするというのではなくて、
札幌
のまち全体の
取り組み
として、統一した
キャンペーン認証
をつけて
事業効果
を高めることも考えていくべきではないかと考えます。 そこで、
質問
ですが、まず、今回の
補助制度
の
目的
を伺います。 そして、
補助
する
事業者
の
取り組みイメージ
や
事業スケジュール
、また、どのように
観光客
の
誘客
につなげていくお考えなのか、伺います。 ◎森
観光
・
MICE推進部長
補助制度
の
目的
や
内容
、
観光客誘客
の
取り組み
についてでございます。
補助制度
の
目的
につきましては、
震災
による
観光需要減少
からの
早期回復
を図り、
観光事業者
の連携による自主的な
取り組み
に対して
支援
するものでございます。
対象事業者
は、
観光関連団体
や
商店街
などのほか、複数の
観光事業者
が共同で実施する場合も想定しております。また、
対象事業
は、各
事業者
の
提案
にもよりますが、お
土産店
や
観光施設共通
の
割引クーポン
とか
新規誘客イベント
の開催などを想定しております。今後、早急に
補助制度
を立ち上げ、各
事業者
に対して周知を行い、
提案
の募集を開始し、審査を経た上で、11月末には
補助事業
を決定するような
スケジュール
を予定しているところでございます。 次に、
観光客
のさらなる
誘客
につなげる
取り組み
につきましては、
委員
のご指摘のとおり、重要な観点と認識しております。例えば、
観光客自身
が
SNS
を活用して
札幌
の
情報発信
を行うといった
誘客施策
が、
事業者
の
取り組み
の中で行われることを期待しております。さらには、各
事業者
が行う
取り組み
を一元的に
情報発信
するなど、
効果
的な
PR
を行い、より
観光客
の
誘客
につなげてまいりたいと考えているところでございます。 ◆しのだ
江里子
委員
先ほど
市長
もおっしゃっておりましたが、今回はとにかく
早期回復
を
目標
としていくということ、そして、まさに
事業者
が連携し、自発的に行う
取り組み
に対して
支援
をされるということ、また、
内容
はしっかりと審査して11月末までに決定されるということでした。さらに、2月上旬までに行うものが
補助
の
対象
となり、
観光客誘致
に
向け
た
取り組み
を取り入れていくことが
補助
の要件だと思われます。
SNS
を使うなど、一元的に発信していくことで
国内外
の多くの
方たち
にしっかり知っていただくことが求められると思いますが、一方、
補助金
のように
事業者
に対して
金銭的支援
を行う際には、その金額によって実際にどれだけの
効果
があったのか、市民にもしっかり見える形で
検証
していくことも必要だと考えます。 そこで、
質問
ですが、この
補助制度
の
成果
や
効果
の
検証
についてはどのようにお考えなのか、伺います。 ◎森
観光
・
MICE推進部長
補助制度
の
成果
や
効果検証
についてでございます。 各
事業者
から
提案
を受けた上で
事業
が決定するため、現段階で
成果指標
などは具体的にお示しできない
状況
でありますが、
成果指標
の設定や
実績報告
を行うことを
補助要件
とすることを考えております。また、
事業
の終了後には
事業者
に対して
アンケート調査
を実施するなど、今回の
補助事業
による
効果検証
が迅速にできるよう検討してまいりたいというふうに考えてございます。 ◆しのだ
江里子
委員
補助要件
として、
成果指標
を設けたり、それぞれの
事業者
にしっかりと
検証
していただく、そしてまた、
事業者
への
アンケート
を実施していただくことも当然のことだと思います。 今後、
事業者
の方々の
提案
を受けてさまざまな
取り組み
が実施されると思いますけれども、例えば、この冬にこの
取り組み
を利用した
観光客
の
方たち
が、再度、夏に訪れたくなるような特典をつくっていただければリピーターをふやすことにつながり、より
効果
が高まると思われます。このように、1回きりではなくて、より
札幌
の
観光振興
に資する
取り組み
となるよう、この
補助制度
の詳細な検討を進めていただき、
効果
の高い
事業
となることを求めて、私の
質問
を終わります。 ◆
前川隆史
委員
私からも、簡潔にお伺いしたいと思います。 私は、先日行われた
決算特別委員会
におきまして、大
規模イベント
を活用した
誘客
、
プロモーション
の展開を
提案
させていただきましたが、その際、
観光
・
MICE推進部長
から、さっぽ
ろ雪まつり
が
観光客
の
早期回復
の契機となるよう、
市長
が中心となって
外国人観光客誘客
の
取り組み
を充実させたい、こういった
答弁
をいただいたところでございます。今回の
補正予算
では、早速、これに対応していただいて具体的な動きとなったことについては、評価させていただきたいと思っているところでございます。 そこで、本日は、
決算特別委員会
での質疑を踏まえながら、さっぽ
ろ雪まつり
を活用した
札幌
の
プロモーション活動
について、その意義や具体的な
内容
についてお伺いしたいと思います。 さっぽ
ろ雪まつり
は、
大通公園
やつどー
むなどの会場
に250万人以上の
来場者
が訪れる
札幌
市最大の
観光イベント
でございます。また、
札幌
の雪の
魅力
を生かした
イベント
として、
海外
への
認知度
も大変高いもので、そういったことから多くの
外国人観光客
が
札幌
にやってくることが期待されます。特に、次回は第70回という記念の
雪まつり
の開催となります。これまで以上に
注目度
が高まることが予想されますので、
札幌
の
魅力
を改めて世界に発信して
海外
からの
誘客
につなげることが重要になると思います。 一方、
観光客
の
早期回復
を図るためには、
札幌
や
北海道
の
安全性
を発信することも重要です。加えて、これまでプロジェクションマッピングや
アートステージ等
を展開して新たな
来場者
を開拓してきたように、今回も
札幌
に足を運びたくなるような
魅力
的な
取り組み
を展開して
雪まつり
の新しい楽しみ方を
提案
するなど、
外国人観光客
の
早期回復
につなげていくべきである、このように考えます。 さらに、今回は、
震災復興
を
目的
とした
予算
に組み込まれていることからも、単に
魅力
を高める
取り組み
のみを進めるのではなくて、やはり、
被災者
の人々や
事業者
を応援するような
取り組み
も同時に検討して、
誘客促進
と
震災復興
の
相乗効果
が図られるような
取り組み
を目指していくべきと考えます。 そこで、
質問
でございますが、今回、
震災復興
を
目的
として
雪まつり
の
魅力アップ等
に取り組むこととしておりますけれども、
震災復興
に
向け
た
取り組み
の狙いと、それを実現させるための具体的な
取り組み
についてお伺いいたします。 ◎森
観光
・
MICE推進部長
さっぽ
ろ雪まつり
の
震災復興
に
向け
た
取り組み
の狙いと、それを実現させるための具体的な
取り組み
についてでございます。
大通会場
では、2丁目
エリア
を第70回
記念事業
の拠点と位置づけまして、最先端の
映像技術
を活用して
雪まつり
の新しい楽しみ方を
提案
するとともに、
札幌駅前通地下歩行空間
など
周辺施設
とも連携しながら
魅力
的な
取り組み
を実現し、
札幌
、
北海道
が元気であることを全世界に
向け
て発信してまいりたいと考えております。
雪まつり
の
魅力
を高め、これを
国内外
に発信することにより、
インバウンド
を含む多くの
観光客
にお越しいただく動機づけを行い、さらに、
来場者
に対してはその
満足度
を高めることで、
来場者自身
が発信する口コミが次の
観光客
を引き寄せるという
波及効果
も目指してまいりたいと考えております。また、つどー
む会場
では、厚真町などの
被災地
の
お子様たち
を招待するほか、アリーナ内に
被災地
の
特産品
やご
当地グルメ
を集めた
応援コーナー
を設置するなど、
被災地支援
の
取り組み
を充実させるとともに、今回、
集客力
を高める
大通会場
2丁目
エリア
からの誘導についても積極的に検討し、
来場者
に
向け
た
災害復興
の
機運醸成
も図ってまいりたい、このように考えているところでございます。 ◆
前川隆史
委員
今の
答弁内容
については、しっかりと確実に実行していただきまして、
海外
からの
誘客
を進め、それを
震災復興
へ勢いをつけていくような機会にしていただきたいと思います。 ただし、先ほど
質問
した
取り組み
については、やはり、
海外向け
の発信をしっかり行っていって初めて
誘客
に結びつくのではないかと思っております。また、来ていただいた
観光客
も、
雪まつり
の各会場を回るだけでは大変にもったいない話でございますので、ほかの
市内観光施設
、特に郊外の
観光施設
を周遊するような誘導を図っていただけるような
取り組み
もぜひしていただきたいと思います。
情報発信
については別の
取り組み
で検討されていると伺っておりますが、ぜひ、
周遊促進
の
取り組み
も、第70回記念の
雪まつり
の
効果
というものが
市内
全体に及ぶように、復旧、
復興
とあわせて今後検討していただきますことをお願いして、
質問
を終わります。 ◆
村上ひとし
委員
私からは、さっぽ
ろ観光復興推進事業
の1億円ということですが、この中の
トップセールス事業
についてお伺いいたします。 先ほど、
部長
も、
トップセールス
を行う一つの
目的
として、
市長
を初め、各
団体
の
トップ
が
現地
で直接訴えることが、
報道効果
も高く、非常に大きな
効果
があるのだということ、それから、
秋元市長
も、
先ほど観光産業
の
経済効果
が5,500億円を超えているということで、
経済効果
も非常に大きい部分があり、
北海道
や
札幌
の
トップ
が
状況
を直接訴え、報道していただくという点では、やはり大きな
効果
があるという話がありました。 そこで、
トップセールス
への参加が想定されている
市内
の
経済団体
や
観光
関係団体
でありますが、
団体
の費用負担についてはどのように考えているのか、お伺いいたします。 ◎森
観光
・
MICE推進部長
トップセールス
に係る訪問団の経費の関係についてでございます。 現在のところ、
訪問
団としましては、私ども
札幌
市、そして
商工会議所
、
観光
協会などの代表10名または15名程度の団を組んで
東アジア
、
東南アジア
等に赴きたいと考えてございます。そのときの費用でございますが、当然、各
訪問
団の旅費のほか、
現地
におけるセミナーの開催、それから、交流会等々も行いたいと思っておりまして、それらの経費を算定してございますが、参加者の皆様におきましてはその一部についてしっかりと費用負担をいただこうということを今検討しているところでございます。 なお、その額等につきましては、団の全体の経費を算出した後にしっかりと算出してまいりたい、このように考えているところでございます。 ◆
村上ひとし
委員
今回の
補正予算
自体、
地震
により被害を受けた各地の補修工事、あるいは避難所の備蓄物資の補充、当然、
観光事業者
との連携による多様な
取り組み
を進めるということでありますけれども、当然、まだ被災されている方の生活再建ということも重要な問題であり、課題であります。同時に、災害対策をどう充実強化していくのかということも急がれるわけですから、
トップセールス
に参加される
団体
の費用負担をどうするのかということは十分協議していただきたいと思います。当然、各
団体
についても、
トップセールス
を行うことで
効果
があり、利益も上がっていくことになるわけですから、そういう点では市民理解が得られる適切な費用負担とすべきであるということを申し上げて、
質問
を終わります。 ◆石川佐和子
委員
私からも、
質問
させていただきます。 多くの
被災者
が今もなお不自由な生活を送ることを余儀なくされている
状況
の中で、
札幌
市として
支援
を継続、拡大していくための追加
補正予算
を組むということは、私は当然であるというふうに考えております。 このたびの追加
補正予算
によって、
北海道胆振東部地震
を初めとする災害で被害を受けた
観光産業
の一日も早い
回復
を図る
必要性
は理解するところでありますし、
目的
や
内容
に関する段々の質疑において私も理解させていただきました。先ほど
市長
も少し触れられておりましたが、
札幌
市の
産業
構造においては、卸売・小売業や飲食、宿泊、
サービス業
などの第3次
産業
が87.9%と非常に高い割合を占めていることを踏まえますと、さまざまな業種に
支援
の
効果
が波及する裾野の広い
観光
分野の
復興
に努めることが重要だというふうにも思います。 こうした観点から考えますと、このたびの
補正予算
の
観光事業者
の連携による自発的な
取り組み
に対して
補助
を行うというこの仕組みは、経済の危機的な
状況
をまち全体で協力して乗り越えていこうという機運の醸成にもつながり、市民・企業・
行政
が一体となって
観光
まちづくりを推進するに当たっての貴重な機会になるのではないかと考えるところです。私も、このように今回の
提案
の意義を感じておりますが、先月の9月25日には、
震災
の発生によって大きな打撃を受けた
観光産業
の
早期回復
を
目的
に、やはり
観光
PR
の強化への
補正予算
を議決したところであります。このたびの追加
補正予算
も、同様の
目的
で
観光事業者
の連携による多様な
取り組み
に対する
補助
とか、さっぽ
ろ雪まつり
などを活用した冬の
プロモーション
を実施するということであります。 そこで、伺いますが、
観光産業
の
早期回復
に
向け
、2回にわたって
補正予算
を
提案
することになったのはどのような理由によるものなのか、伺います。 ◎森
観光
・
MICE推進部長
補正予算
を2回に分けて
提案
することになった理由についてでございます。 去る9月25日に議決いただきました
補正予算
では、交通機関や宿泊施設などが
観光客
にとって支障がない
状況
になっているにもかかわらず、
札幌
、
北海道
が依然として危険であるという風評被害を払拭することを主な
目的
として、取り急ぎ、
海外
での
情報発信
に係る
取り組み
を
提案
させていただいたところでございます。一方、今回の
補正予算
につきましては、積極的かつ能動的に
観光客
を呼び戻すための
取り組み
でございまして、いずれも適切な
タイミング
で
効果
的な施策を展開するために
提案
させていただいたものでございます。 ◆石川佐和子
委員
前回の
補正予算
は風評被害対策、今回はさらに能動的、積極的に
タイミング
をはかったという今のご説明でありました。前回が5,400万円、今回は3億円ということで、私は非常に高額だなという率直な印象もあり、この
補正予算
の金額の意義、妥当性についてもお伺いしようと思っておりました。しかし、先ほど、
市長
から、その思いと、あわせて意義について直接ご説明がありましたから伺いませんが、いずれにしましても、
観光
は、さまざまな業種に
経済効果
を波及させ、
札幌
の経済を牽引する
産業
として、私も大変重要な役割を担っていると思います。このたびの追加
補正予算
で行う
事業
によりまして、さらなる
事業
を誘発するなど
観光産業
の立て直しに
実効性
のあるものとなるように、
検証
についても指摘されておりましたけれども、しっかりと取り組んでいただくことを求めて、私の
質問
を終わります。 ○
佐々木みつこ
委員長
ほかに質疑はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
佐々木みつこ
委員長
なければ、質疑を終了いたします。 次に、討論を行います。 討論はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり) ○
佐々木みつこ
委員長
なければ、討論を終了いたします。 それでは、採決を行います。 議案第37号中
関係分
を可決すべきものと決定することにご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○
佐々木みつこ
委員長
異議なしと認め、議案第37号中
関係分
は、可決すべきものと決定いたしました。 以上で、
委員
会を閉会いたします。 ―――――――――――――― 閉 会 午前11時11分...
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