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平成30年第1回予算特別委員会( 3月12日)
平成30年第1回定例会( 3月12日)

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  1. 府中市議会 2018-03-12
    平成30年第1回予算特別委員会( 3月12日)


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    平成30年第1回予算特別委員会( 3月12日)               平成30年第1回府中市議会定例会                予算特別委員会会議録  平成30年3月12日午前10時11分、予算特別委員会本市議事堂において開会した。 1 出席委員   委員長  棗田澄子         副委員長  田邉 稔   委 員  加納孝彦         委  員  山口康治   委 員  本谷宏行         委  員  三藤 毅   委 員  加島広宣         委  員  楢﨑征途   委 員  土井基司         委  員  髙山詳次   委 員  居神光男         委  員  橘髙尚裕   委 員  小原 操         委  員  大本千香子   委 員  水田 豊         委  員  小川敏男   委 員  加藤吉秀         委  員  瀬川恭志 1 欠席委員   なし 1 説明のため出席した者   市長       戸成義則   教育長       平谷昭彦   総務部長     石川裕洋   参事        武田英三   健康福祉部長   九十九浩司  建設産業部長    若井紳壮
      教育部長     粟根誠司   人事秘書課長    浅野昌樹   総務課長     小寺俊昭   企画財政課長    豊田弘治   教委総務課長   大和庄二郎 1 事務局及び書記   事務局長     赤利充彦   議事係長      山路英利   主任       小林正樹 1 本日の会議に付した事件   議案第1号 平成30年度府中一般会計予算について   議案第40号 平成29年度府中一般会計補正予算(第5号)について            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時11分 開会 ○委員長棗田澄子君) ただいまから予算特別委員会を開会いたします。  これより議事に入ります。  本特別委員会に付託されました、議案第1号「平成30年度府中一般会計予算について」、及び議案第40号「平成29年度府中一般会計補正予算(第5号)について」の件を議題とします。  議案第1号及び議案第40号については、分科会を設けて審査いたしましたので、各分科会における審査報告を願います。  まず、総務文教分科会田邉主査。 ○総務文教分科会主査田邉稔君) 委員長の御指名をいただきましたので、ただいま議題となっております議案第1号及び議案第40号について、総務文教分科会における審査概要を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告いたします。  議案第1号、平成30年度府中一般会計予算について。  質疑に入り、2款総務費について、分科員から「移住・定住マッチング業務委託料について、総務文教委員会での事務事業評価において「休止・廃止すべき」という提言をしたが、再度計上されている。どこをどう見直したから再度計上されたのか」という趣旨質疑があり、担当課長から「東京でのイベントに参加者が数人だった平成28年度事業に対して、効果を疑問視されたことから頂いた提言だったが、平成29年度事業提言を受けたときにはすでに事業として計画中であり、昨年11月に集客方法PR方法等を工夫して実施したところ、参加者63人という数字につながった。新年度では、今回できた参加者とのつながりを切らないように、また新しい方にも参加して頂けるよう、ウェブ等を駆使して人を集めたい」という趣旨答弁がありました。  また、分科員から「高齢者運転免許証自主返納助成金内容は」という趣旨質疑があり、担当課長から「府中市に住民票がある65歳以上の方で、運転免許証を自主返納された方が対象である。4月1日からの制度開始予定だが、経過措置として今年の1月1日以降に返納された方も対象とする。現在の対象者は約150人で、一人当たり1万円相当のタクシーの利用助成券またはパスピーのいずれかを、1回限りお渡しする」という趣旨答弁がありました。  他の審査区分、また議案第40号に対しても若干の質疑がありましたが、質疑を終結し、本分科会における付託区分審査を終了いたしました。  以上、まことに簡略ではありますが、総務文教分科会における審査概要を申し上げ、報告とさせていただきます。 ○委員長棗田澄子君) 続いて、厚生分科会本谷主査。 ○厚生分科会主査本谷宏行君) 委員長の御指名をいただきましたので、ただいま議題となっております議案第1号及び議案第40号について、厚生分科会における審査概要を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告いたします。  議案第1号、平成30年度府中一般会計予算について。  質疑に入り、3款民生費、2項児童福祉費について、分科員から「府中市民病院院内保育所及び府中病児保育事業委託料について、この事業効果をどのように捉えているか」という趣旨質疑があり、担当課長から「院内保育所については、府中市民病院が運営する地域型の事業所内保育所に変更し、新たに地域枠として0歳から2歳の保育児童を受け入れることが可能で、地域枠は3名を予定しており、低年齢児保育拡大につながる。病児保育利用状況について、1日あたりの定員を3名とし、利用目標50名としているが、平成29年度は41名の登録に対し33名の利用があった。平成28年度から府中市民病院内で病児保育を開設し、年々利用者数が増加している状況から、子育て支援策として一定の効果があると考える。周知方法として、市内保育所小学校の全児童に対し随時啓発しており、今後も利用拡大につなげたい」という趣旨答弁がありました。  次に、議案第40号、平成29年度府中一般会計補正予算(第5号)について。  質疑に入り、3款民生費、1項社会福祉費について、分科員から「母子家庭等高等職業訓練促進給付金について、この事業ニーズにあっているのか」という趣旨質疑があり、担当課長から「この給付金は一人当たり月額10万円、年額120万円であり、9名の利用見込みに対し7名の利用であった。ニーズ調査については、毎年8月に児童扶養手当現況調査の際に面談を行い、細かく状況を伺っている。その中で、今後の就職に向けてどのような支援が必要であるか、調査を行った結果、このくらいのニーズであろうと判断している。また、保育士介護士等が不足している状況もあることから、これらの資格取得を勧めるようなサポートも行っている。」という趣旨答弁がありました。  ほかにも質疑がありましたが、質疑を終結し、本案審査を終了いたしました。  以上、まことに簡略ではありますが、厚生分科会における審査概要を申し上げ、報告とさせていただきます。 ○委員長棗田澄子君) 続いて、建設分科会居神主査。 ○建設分科会主査居神光男君) 委員長の御指名をいただきましたので、ただいま議題となっております議案第1号及び議案第40号について、建設分科会における審査概要を御報告申し上げます。  なお、審査内容につきましては、重立ったもののみ御報告いたします。  議案第1号、平成30年度府中一般会計予算について。  質疑に入り、4款衛生費、1項保健衛生費について、分科員から、「出前授業支援業務委託料とはどういう内容のものなのか」という趣旨質疑があり、担当課長から、「環境基本計画の中に重点プロジェクトとして位置づけられており、環境保全活動の場を求めている市内企業府中市が協同し、市内小学校において出前授業を行うもので、環境学習きっかけづくりとすることを目的とし、委託業務内容は、市内企業府中市・市内小学校の三者が協議する場を設定し、コーディネートを行い、プログラム作成出前授業学習発表会支援などを行う。まず、平成30年度モデル校として上下北小学校で3年程度行い市内全域環境学習を広めていきたい」という趣旨答弁がありました。  次に、8款土木費、2項道路橋梁費について、分科員から、「橋梁点検業務委託料予算額3,000万円は妥当か。また、どういう内容のものなのか」という趣旨質疑があり、担当課長から「予算額の積算については、広島県が定めている統一歩掛によるものである。平成30年度は、131橋を予定している。点検方法は、近接目視によることになっており、はしごや橋梁点検車、目視が困難な場合はカメラなども使用する。点検内容としては、部材・部位ごと損傷状況を把握し、健全度などを判定するものである」という趣旨答弁がありました。  ほかの審査区分、また議案第40号に対しても若干の質疑がありましたが、質疑を終結し、本分科会における付託区分審査を終了いたしました。  以上、まことに簡略ではありますが、建設分科会における審査概要を申し上げ、報告とさせていただきます。 ○委員長棗田澄子君) 各分科会報告が終了いたしました。  休憩いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~                午前10時23分 休憩                午前10時24分 再開            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長棗田澄子君) 再開いたします。  これより各分科会報告に対する質疑に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、各分科会報告に対する質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長棗田澄子君) これより議案第1号に対する討論に入ります。  ただいまのところ通告はありませんので、討論を終結いたします。  これより議案第1号を採決いたします。  本案原案のとおり可決することに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○委員長棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、本案原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長棗田澄子君) これより議案第40号の討論に入ります。  討論通告がありますので、順次発言を許します。  小川委員反対者。 ○委員小川敏男君) 議案第40号、平成29年度一般会計補正予算(第5号)について反対立場討論に参加いたします。  反対の理由は、土木費都市計画費開発公社経営健全化補助金3,472万1,000円についてであります。経営健全化補助金とは、桜が丘団地販売目標数に達成しない場合は、その未達成分府中市が補助するというものであります。2017年度販売目標22区画に対し、販売結果は17区画販売目標に達しなかった区画は5区画。この3,472万1,000円はその5区画分当たります。3月8日の建設委員会では、最終的には販売結果は22区画販売目標に達しなかった区画は2区画補助金は1,482万9,000円に減額になる見込みも説明されたところであります。売り上げは1区画670万円で、20区画分の1億3,400万円。府中市の負担分は、販売必要経費約6,000万円と2区画分補助金1,482万円で合計約7,500万円となります。桜が丘団地販売会計である保留地管理法人の昨年度借入金残高は、国土交通省の無利子融資が2億6,600万円、民間金融機関有利子分が7億6,500万円、合計10億3,100万円であります。売り上げの1億3,400万円は、その返済に使われます。販売を始めて17年、2017年度3月末現在で357区画中、販売は196区画、55%。残り161区画という結果であります。第3次販売計画は、国土交通省の無利子融資返済額、年7,600万円が優先となっており、そのため第3次販売計画は、国土交通省返済のための販売計画と言われているところであります。2014年度から始まった第3次販売計画の特徴は、経営健全化補助金だけではなく、運営経費市負担販売も市の直営となっており、桜が丘団地販売土地開発公社販売できず、誰が見ても不良債権であります。20区画販売は、職員の皆さんの努力の結果でありますが、私には不良債権処理に苦しんでいるとしか見えません。平成28年度決算審査意見書監査委員は、少子高齢化による人口減少が続き、自主財源の確保が困難となるなか、市民に対する行政サービスを継続することが求められている状況に対応するため、第4次行政改革大綱に沿って、より一層効率的な財政運営に努められるよう希望すると言われています。つまり、地方交付税などの依存財源が減少して、市税自主財源が重要となってきている。その市税収入が減少し続けているが、市民に対して行政サービスを継続することが求められているので、より一層効率的な財政運営職員削減行政改革を行うようにと言われているところであります。小口を締めて大口が開くと言われます。小さい口を締めても大きい口から抜けているということでありますが、2010年度坪単価を下げるための7億6,000万円の補助金や毎年度6,000万円を越える販売必要経費、そして、健全化補助金などの市の負担がそれではないでしょうか。どんなに効率的な財政運営をしても職員数を削減しても抜けるところが大きい財政運営になっていると言えます。行政サービスでよく例に出されるのが、インフルエンザの予防接種自己負担府中市が2,000円で福山市が1,000円のことです。ただ2年前ぐらいから福山市は1,000円が1,600円に増えているそうなのでその差は縮まっています。もう1つ新年度予算の目玉の1つは特定検診無料化だと思います。大変すばらしいことですが、福山市に遅れて実施ですから、本来ならこうした行政サービス福山市以上でないと転出の歯止めになりません。桜が丘団地販売の市の負担が大きなネックになっているのは事実であります。桜が丘団地販売失敗の最大の原因は、議会チェック機能が働かなかったことであります。自己決定自己責任自己負担地方自治の原則であります。事業失敗市民職員責任転嫁するのではなく、行政のトップと議会責任を負うべきであります。事業失敗がどんな結果になるか、きちんと点検し、2度とこうした行政運営をしない。そういた総括と責任をとって補助金を支出することが必要であります。そうしたことも行わず、補助金を出すことは認められないことから反対いたします。 ○委員長棗田澄子君) 続いて、瀬川委員賛成者。 ○委員瀬川恭志君) 議案第40号、平成29年度一般会計補正予算(第5号)について賛成立場から討論を行います。  まず、この補正予算は、事業の進捗による5億1,588万9,000円の減額というものと、債務負担行為補正、あるいは繰越明許費補正であります。先ほど小川委員が言われました建設補助金の問題でありますが、これは開発公社健全化という中で、議員の中でいろいろ議論を重ねてきて、こういう方向で対処していこうということで、今回も行われる事業だというふうに理解をしております。そういうことから、この補正予算に対して賛成をするものであります。以上で、賛成討論を終わります。 ○委員長棗田澄子君) これにて討論を終結いたします。  これより議案第40号を採決いたします。  本案原案のとおり可決することに賛成委員起立を求めます。                 〔賛成者起立〕 ○委員長棗田澄子君) 起立多数であります。  よって、本案原案のとおり可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~委員長棗田澄子君) 以上で、予算特別委員会に付託された案件の審査は終了いたしました。  委員長報告作成については御一任願います。  以上で、予算特別委員会散会いたします。                午前10時34分 散会...