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02月28日-02号

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  1. 安中市議会 2017-02-28
    02月28日-02号


    取得元: 安中市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    平成29年  3月 定例会(第1回)             平成29年第1回安中市議会定例会議 事 日 程(第2号)                           平成29年2月28日(火曜日)午前9時開議第 1 施政方針第 2 議案第29号 平成29年度安中市一般会計予算    議案第30号 平成29年度安中市国民健康保険特別会計予算    議案第31号 平成29年度安中市後期高齢者医療特別会計予算    議案第32号 平成29年度安中市介護保険特別会計予算    議案第33号 平成29年度安中市下水道事業特別会計予算    議案第34号 平成29年度安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計予算    議案第35号 平成29年度安中市水道事業会計予算    議案第36号 平成29年度安中市病院事業会計予算    議案第37号 平成29年度安中市介護サービス事業会計予算第 3 請願・陳情について                                              本日の会議に付した事件 議事日程に同じ                                              出席議員(22名)     1番   金  井  久  男  議員     2番   櫻  井  ひ ろ 江  議員     3番   遠  間  大  和  議員     4番   罍     次  雄  議員     5番   巽     久  男  議員     6番   小  林  克  行  議員     7番   太  田  進  一  議員     8番   櫻  井  喜 久 江  議員     9番   小  川     剛  議員    10番   柳  沢  浩  之  議員    11番   今  井  敏  博  議員    12番   吉  岡  完  司  議員    13番   佐  藤  貴  雄  議員    14番   吉  岡     登  議員    15番   高  橋  由  信  議員    16番   武  者  葉  子  議員    17番   上  原  富 士 雄  議員    18番   齊  藤  盛  久  議員    19番   奥  原  賢  一  議員    20番   田  中  伸  一  議員    21番   柳  沢  吉  保  議員    22番   廣  瀬     晃  議員欠席議員(なし)                                              地方自治法第121条の規定に基づき出席した者の職氏名  市   長   茂  木  英  子      副 市 長   茂  木  一  義  総 務 部長   粟  野  好  映      財 務 部長   中  嶋     薫  市 民 部長   吉  田     隆      保 健 福祉   上  原     茂                          部   長  建 設 部長   猿  井  晴  一      上 下 水道   内  田  直  幸                          部   長  松 井 田   竹  内  克  美      公   立   神  宮     潔  支 所 長                   碓 氷 病院                          事 務 部長  企 画 課長   萩  原     稔      財 政 課長   大  塚  清  隆  国 保 年金   富  田  千  尋      健康づくり   黒  田  修  二  課   長                   課   長  観 光 課長   萩  原     弘      土 木 課長   小 板 橋  孝  治  耕 地 建設   小 板 橋  典  義      監 査 委員   安  藤  忠  善  課   長  農業委員会   小  林  俊  夫      会計管理者   品  川  仁  久  事 務 局長                   (会計課長)  教 育 長   桑  原  幸  正      教育委員会   田  島  浩  之                          学 校 教育                          課   長                                            本会議に出席した事務局職員  事 務 局長   嶋  田  一  弘      事務局次長   清  水  裕  之                          兼 議 事                          事 務 担当  庶務係長兼   原        守      庶務係主事   田  中  友 香 里  調 査 係長 △開議の宣告 ○議長(吉岡完司議員) ただいまの出席議員は22名であります。よって、会議は成立いたしました。  直ちに本日の会議を開きます。                                      (午前 9時02分) △発言の訂正について ○議長(吉岡完司議員) 保健福祉部長から発言を求められております。  この際、これを許します。  保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(上原茂) 昨日発言いたしました分冊5の57ページ、議案第26号の平成28年度安中市介護保険特別会計補正予算(第4号)の中で歳入の6款繰入金の1項3目地域支援事業繰入金の補正額を、「18万7,000円」と言うべきところを「18万8,000円」と発言してしまいました。訂正をお願いいたします。  また、分冊5の73ページ、議案第28号の「平成28年度安中市健康増進施設」と言うべきところを「保健増進施設」と発言いたしました。訂正をお願いいたします。  まことに申しわけございませんでした。 ○議長(吉岡完司議員) お諮りいたします。  ただいま保健福祉部長の発言のとおり訂正することを許可することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま保健福祉部長から発言のとおり訂正を許可することに決しました。 △施政方針 ○議長(吉岡完司議員) 日程第1、施政方針。  ただいまより平成29年度施政方針について市長より承りたいと思います。  市長の登壇を願います。  市長。 ◎市長(茂木英子) おはようございます。本日、平成29年第1回安中市議会定例会の開会に当たり、私の市政運営に対する所信を申し上げ、市民の皆様並びに議員各位の深いご理解とご賛同を賜りたいと存じます。  私は市長就任以来、市民に信頼される市政を目指すことを第一に、「市民や地域の力」を源とした、市民と行政の協働による、活力あるまちづくりに全力で取り組んでまいりました。  本年度、合併10周年事業として、市民提案型の各種事業が実施されましたが、多くの市民の方々の参画を得ることができ、合併後の「ふるさと安中」に対する愛着と、「市民協働」による地域づくりに向けた第一歩を踏み出せたのではないかと思っております。  安中市に「行ってみたい・住みたい人を増やす」、「結婚・出産・育児を応援する環境をつくる」、「子どもの成長を地域で見守る環境をつくる」ことなど、人口減少を食いとめ、安中の魅力を最大限に発揮できる安中版の地方創生を目指し、自立した地域をつくるために、市民並びに議会の皆様とともに力を合わせ、本市のさらなる発展と、未来の子供たちにつなぐ「安中市づくり」を積極的に進めてまいります。  本市の財政見通しにつきましては、歳入においては、市民税法人税割の税率引き下げや普通交付税の段階的な縮減等により、一般財源の増加が見込めずさまざまな財政的な制約が課されてきております。また、歳出におきましても、扶助費、維持補修費、繰出金等経常支出の増加に加え、公債費等の義務的経費も多額となっており、厳しい状況が続くものと予想されております。  このため、新年度予算編成につきましては、事業のスクラップ・アンド・ビルドを念頭に置き、健全で効果的な財政運営を実施するために、「歳出削減と財源確保の再徹底」を基本に対処したところでございます。  平成29年度の市政運営に当たりましても、安中市総合計画の基本目標を基調として、引き続き所信表明で述べさせていただきました、「まちづくりの5つの方針」のもと、活力ある安中市づくりのため、力強く政策を進めてまいります。  まちづくりの5つの方針は  1.「市民の命と財産を守るまちづくり」  2.「若い世代が定住できるまちづくり」  3.「安心して長生きできる支えあうまちづくり」  4.「何度でも訪れたくなる魅力あるまちづくり」  5.「人と人とを結び活力あるまちづくり」 であります。  初めに、「市民の命と財産を守るまちづくり」の推進について申し上げます。  平成27年9月、鬼怒川流域において大きな被害をもたらした関東東北豪雨、また、平成28年4月に発生した熊本地震など、大規模な災害が、いつ、どこで発生してもおかしくありません。今後も気象災害はますます増加すると予想され、本市においてもさまざまな防災、減災対策に取り組んでまいりました。  新年度におきましても、危機管理体制の強化と地域防災対策のさらなる推進を図り、防災行政無線やメール配信サービスの併用など、多様な伝達手段を利用し、迅速かつ的確な緊急情報の伝達に努めてまいります。  28年度には、地元住民や防災関係機関のご協力をいただき、27年度に引き続き2度目の総合防災訓練を実施し、今月1日には、平成26年2月の大雪を想定した災害対策本部図上訓練も行いました。  また、県内初となる関係団体との避難所等の公共施設に対する応急危険度判定に関する災害協定を締結いたしました。新年度におきましても災害時に必要な協定の締結を進めると同時に、関係機関・団体と連携を密にして、より一層の防災体制の強化を進めてまいります。  さらに、地域のきずなを大切にした、自主防災組織の結成・育成に必要な支援を積極的に行い、自助・共助の推進、災害対応ガイドブックを活用した避難訓練・図上訓練や、防災講演会、各地域における女性の防災リーダーの育成などを通じた地域防災力の向上を図ってまいります。  消防対策につきましては、消防署と消防団の連携による水防訓練や、ポンプ操法訓練を中心とした各種訓練を実施し、消防技術の向上に努めるとともに、消防団員の安全確保のための装備や消防施設の整備を進め、消防力の強化を図ってまいります。  また、女性防火クラブと協力し、火災予防活動を引き続き実施してまいります。  高齢者の交通安全対策につきましては、運転に不安を感じている高齢者の運転免許証自主返納を支援するため、運転経歴証明書交付手数料補助及び希望者へのタクシー利用券交付を行ってまいります。  庁舎につきましては、災害時の司令塔となるべき施設であり、また、行政効率の向上を図ることを基本に、建てかえが望ましいと考えておりますので、引き続き基金の積み立てを行うとともに調査研究を進めてまいります。  近年深刻化しております野生鳥獣による農作物の被害対策につきましては、関係機関・団体の協力のもと実施体制の充実を図り、地域における取り組みへの支援を行います。本年1月には、県、JA、猟友会など関係13団体による、「安中市鳥獣被害防止対策協議会」を設立いたしました。今後は国からの交付金も活用し、さらに積極的な防除対策や有害鳥獣の捕獲・駆除に取り組んでまいります。  消費者保護対策につきましては、消費生活センター相談員のスキルアップのための研修や、高齢者を対象にした出前講座の充実を図るほか、架空・不当請求等の対策として広報紙等による啓発活動を積極的に行うなど、消費者の安全・安心を確保するための取り組みを強化し、被害の防止に努めてまいります。  配偶者暴力対策につきましては、28年12月に「安中市配偶者暴力相談支援センター」を開設し、DVに関する電話相談を初め、被害者の立場に立ったワンストップの支援を行っております。新年度は、さらに継続的な相談や自立に向けた情報提供、手続の一元化などを充実させるほか、引き続き相談窓口の周知を積極的に行い、潜在的な被害者の救済に努めてまいります。  都市基盤の骨格となる道路整備につきましては、国道18号久芳橋新橋及び安中駅前中宿高架橋が27年度に完成しましたが、下野尻交差点以西の4車線化及び交差点改良促進につきましても、引き続き国土交通省に働きかけを行うなど、交通渋滞の緩和に向けて努力してまいります。  これからのまちづくりの根幹をなす西毛広域幹線道路につきましては、県事業として安中工区が32年度に整備完了の目標が示され、工事も順調に進んでおります。28年度に知事より未着手区間全線の年度内事業着手が表明され、現在、測量設計が実施されておりますので、安中工区の早期完成、その他区間の早期全線着工に向け、関係機関に働きかけてまいります。  また、これに関連する道路として、国道18号城下交差点からのアクセスの向上を図るため、27年度から都市計画道路「扇城下秋間線」の一部区間の用地交渉に着手し、西毛広域幹線道路安中工区の進捗にあわせて進めてまいります。  都市計画地域地区につきましては、26年度より都市計画マスタープランにおける基本的方針にあわせた計画的な土地利用の誘導を図るため、用途地域指定や見直しに向けた検討に着手しており、引き続き作業を進めてまいります。  また、地区計画により、その地区の目指すべき将来像を設定し、その実現に向けてまちづくりを進めてまいります。  旧安中高校跡地につきましては、行政庁舎を含めた、利活用の方向性を検討する中で、取得に向けた準備を進めてまいります。  道の駅につきましては、観光振興や地域振興、国道18号沿線の防災の拠点施設として、国、県と連携をとりながら、適地の選定と整備手法及び運営のあり方を含めて調査、研究を進めてまいります。  安中駅につきましては、利用者の利便性向上のため、エレベーターの設置等バリアフリー化事業を28年度に引き続き取り組んでまいります。  次に、「若い世代が定住できるまちづくり」の推進について申し上げます。  私が市長に就任して以来、多くの方々から、本市の未来を担う子供たちが伸び伸びと成長できるような子育て環境整備を望む声をいただきました。  また、人口減少と少子高齢化対策として、定住促進と子育て支援は、これからの本市の活力を維持発展させるための最重要課題であると認識しており、さまざまな施策について積極的に取り組んでまいります。  本市における「まち・ひと・しごと創生総合戦略推進会議」においても多くの意見が出された、子供と子育て世代の方々にとって魅力ある子育て環境の提供や、社会問題になっている人と人とのつながりの希薄化、孤立化の解消のためにも、子供からお年寄りまで、多世代の方が触れ合い・交流でき、また、防災機能を備えた子育て支援拠点の整備計画を進めてまいります。  近年、我が国では子供たちを取り巻く経済的な環境の厳しさが指摘され、その影響は子供の貧困につながり、子供たちの生活において物的資源の欠如、人間関係の欠如、教育、経験の欠如につながり、子供たちの健やかな成長の機会を奪っている現状があります。  それは、子供たちにとって生きにくさ、困難さとして感じられ、将来への夢や希望が持てず、そのまま成長すると社会を支える大人になれず、その社会的損失は、国全体では、42.9兆円と試算されています。  本市においては、安中の未来を担う子供たちの健やかな成長を支援するために、新たに中学2年生の給食費の無料化を実施してまいります。あわせて給食費の未納対策にも引き続き取り組んでまいります。  また、地域において会員の相互援助活動により、仕事と子育ての両立を支援し、地域で子育てしやすい環境を整えるため、「ファミリー・サポート・センター事業」を実施するとともに、産前・産後の心身の負担や育児不安の生じやすい時期に、家事及び育児等の負担を軽減するため、ホームヘルパーを派遣し、子育て家庭を支援してまいります。  子育て支援事業につきましては、公立保育園における土曜日の保育時間の拡大や病児保育事業の拡充を図り、保護者の就労形態の多様化に対応するとともに、就労する保護者が安心して子育てができる保育体制の整備を進めてまいります。  また、安中第二学童クラブの施設整備を行うなど、学童クラブの環境整備に努めてまいります。  母子保健衛生事業につきましては、健康長寿の生活を目指す上で歯科口腔衛生はとても重要であり、そのためには、幼児期からの「元気な歯」を育てることが大切です。そこで、希望する保育園や幼稚園に通う年中児、年長児を対象に、歯科衛生士による「にこにこはみがき教室事業」を実施し、幼児期からの歯磨きの習慣づけと、虫歯予防の推進に努めてまいります。  また、妊娠や出産の希望がかなえられるよう、不妊治療費助成や不育症治療費助成を継続して行い、家庭の経済的負担の軽減と少子化対策に取り組んでまいります。  結婚促進支援につきましては、27年度に本市が実施した「少子化や人口問題についてのアンケート」によると、未婚者が独身でいる理由として「経済的な不安がある」、「異性と出会う機会がない」が上位を占めていることから、経済的な理由で結婚に踏み出せない低所得者を対象に、新婚世帯の新生活に係る費用の補助を行うとともに、結婚を希望する独身男女のために、非営利の団体が出会いの場を提供する事業にも支援を行ってまいります。  学校におけるいじめ問題への対応につきましては、「安中市いじめ防止基本方針」に基づいて、いじめの未然防止、早期発見、早期解決に努めてまいります。  また、新たにスクール・ソーシャル・ワーカーを任用し、不登校や発達障害を抱える児童生徒への教育支援を図るほか、準要保護家庭への就学援助費の見直しによる就学支援の拡充など、児童生徒が楽しく学び、充実した学校生活を送るための基盤の強化を図ってまいります。  学校教育施設につきましては、大規模改造工事を実施していない学校のトイレを洋式化するなどして学習環境の整備に努めてまいります。  文化センターにつきましては、施設設備保全計画の策定を行い、より多くの市民が快適かつ安全に芸術文化に親しめるよう努めてまいります。  また、エントランスホールのトイレをユニバーサルデザインに配慮して改修してまいります。  住宅リフォーム補助制度につきましては、住環境整備等を目的とし、あわせて市内の施工業者の育成支援を図ることを視野に、28年度に引き続き実施してまいります。  空き家対策につきましては、本議会において、「空家対策条例」の新規制定を提案させていただいておりますが、28年度に実施しました実態把握調査の結果をもとに、危険性の高い空き家を抽出し、その所有者に対して現況を通知して、適正な管理を求めてまいります。  また、「空家等対策協議会」を設立し、「空家等対策計画」の策定に取り組むとともに、各種補助制度の実施など、活用策も含めた空き家に関する施策を総合的かつ計画的に推進してまいります。  移住・定住施策への取り組みにつきましては、首都圏で開催されるイベント等へ参加し、本市の魅力を積極的に情報発信するとともに、より効果的な施策の検討を行ってまいります。  また、地域づくりに熱意と情熱を持った都市部の若者などを「地域おこし協力隊」として受け入れ、地域力の維持・強化を図り、元気な地域づくりを推進してまいります。  「安心して長生きできる支えあうまちづくり」の推進について申し上げます。  住みなれた地域で安心して暮らしていくためには、高齢者のみならず現役世代も含め、予防に重点を置いた取り組みが重要となります。健康寿命の延伸を図るとともに、地域を支える医療、福祉、介護の充実を図り、市民の誰もが生きがいを持って、元気で長生きできる地域づくりを進めてまいります。  国民健康保険事業につきましては、健康寿命を延伸させるため、特定健康診査、特定保健指導、人間ドック等の保健事業を効果的かつ効率的に進めるほか、保健・医療・介護・福祉の連携強化を進めてまいります。  また、30年度から都道府県が国保財政運営の責任主体となる医療保険制度改革に向けて準備を進めるとともに、医療費適正化と負担の公平化を図り、国保の財政基盤の安定に努めてまいります。  社会福祉につきましては、地域における日ごろからの支え合いが大きな力を発揮すると考えており、「第2次地域福祉計画」に基づいて、さまざまな地域のつながりづくりを推進してまいります。  生活困窮者対策につきましては、関係機関との調整や連携を図りながら各種の制度活用や就労、学習支援の強化など、自立に向けた支援に努めてまいります。  ひきこもり支援につきましては、28年度に設置した行政機関、民間団体等を含めたひきこもり支援関係者連絡会の活動を強化し、支援対策を行ってまいります。  また、ぐんま若者サポートステーションと連携し、若者の職業的自立に向けた個別相談会を開催してまいります。  障害者福祉につきましては、ライフステージに応じた切れ目のない支援を可能にするため、見直しが必要となる障害者計画、障害福祉計画に加え、障害児福祉計画もあわせて策定してまいります。  また、障害者施設の安全対策として、スプリンクラーの設置に際し、県の補助事業に上乗せして補助をすることにより、防災設備の設置促進を図り、入所者の安全確保に努めてまいります。  保健予防・疾病予防につきましては、新年度より肺がん検診を集団検診で実施し、個別検診で行う結核検診とあわせて、肺がん、結核等の胸部の疾病の早期発見と予防に努めてまいります。  また、子宮頸がん予防ワクチン接種による健康被害者への支援につきましては、市が実施した予防接種後に健康被害を訴え、現在治療を続けている重篤な患者に対して、見舞金を支給してまいります。  高齢者福祉につきましては、年を重ねても住みなれた地域で、自分らしい生活を送ることができる社会の実現を目指し、医療、介護、予防、住まい、生活支援が包括的に切れ目なく提供される「地域包括ケアシステム」の構築に引き続き取り組んでまいります。  新年度は、在宅医療介護の相談窓口及び認知症初期集中支援チームの設置や、支え合う地域づくりのための生活支援体制整備に向けて、関係機関と調整を進めるとともに、介護保険サービスなどの充実と給付の適正化や、「安中元気いきいき体操」のさらなる普及に努めてまいります。  公立碓氷病院につきましては、あり方検討委員会の中間総括に基づき、28年度から経営コンサルタントを導入するとともに、病院だよりの発行や出前講座の実施、外来診療の拡充、介護施設の訪問など、市民に信頼され、地域に密着した病院づくりに取り組んでおります。  新年度は、「新公立病院改革プラン」に基づき、経営の効率化や在宅医療の推進を図るため、地域包括ケア病棟の開設など、病棟機能を再編成するとともに、地域連携の強化、在宅復帰支援を充実させてまいります。  また、引き続き積極的な医師確保に努めるとともに、血液透析の拡充を図り、職員一丸となって市民の命を守るための体制強化に取り組んでまいります。  社会教育につきましては、多様化する市民の学習ニーズに応えるため、「社会教育推進計画」に沿って、魅力ある学習機会を提供するなど、市民の学習活動を支援してまいります。  人権教育につきましては、新年度、市民生活課において策定する「人権教育・啓発に関する基本計画」を見据え、関係機関や関係団体との緊密な連携のもとに推進してまいります。  市営墓地建設につきましては、28年度に実施した住民意識調査の結果を踏まえて、市民ニーズに合わせた適地の選定や墓地の形態等、具体的な検討・研究を行ってまいります。  上水道事業につきましては、安全で安心な水道水の安定供給を維持するため、水道施設整備の計画に基づく更新・耐震化など施設整備強化に取り組み、適正で能率的な運営に努めてまいります。  公共下水道事業につきましては、快適で住みよい環境づくりのため、下水道の整備と普及を進めてまいります。  クリーンセンターにつきましては、ごみ処理施設の長寿命化・延命化を図るとともに、二酸化炭素排出量3%以上の削減を目指し、引き続き基幹的設備改良工事を行ってまいります。  本市の課題の一つとなっているごみの減量化・資源化につきましては、市民・事業者・行政との協働により、ごみの発生自体を少なくする「リデュース」、捨てるのではなく繰り返し使う「リユース」、そして、資源として再利用する「リサイクル」の3Rを積極的に進め、新年度からは食用油の拠点回収も実施してまいります。  「何度でも訪れたくなる魅力あるまちづくり」の推進について申し上げます。  社会環境の変化による人々の価値観の多様化、少子高齢化や核家族化、情報化社会の進展などを背景に観光の潮流が従来の集団型や通過型の観光から、個人型、体験学習型、交流型の観光へとシフトしつつあります。観光のあり方に変化が生じつつある今、その地域の特徴を生かした、そのまちならではの観光のアプローチ手段を考えていくことが求められています。  観光資源を生かした安中ならではの観光メニューを提供し、安中の魅力を発信することにより、交流人口をふやすことが地域の活力を高めていくことにつながると考えています。安中を訪れた人に安中のよさを実感していただき、定住人口をふやす足がかりとなるよう、引き続き観光振興に力を入れてまいります。  観光活動の推進母体として、28年度に設立されました「一般社団法人安中市観光機構」と連携し、観光情報の一元化やワンストップ観光窓口の設置による推進体制の強化を図りながら、観光による地域づくりを進めてまいります。  また、「群馬あんなかロケーションサービス」と協力して、ロケ誘致や撮影支援を行い、鉄道文化むらや磯部温泉などの観光資源や建築物、風景といった地域資源を広くPRし、本市の知名度やイメージアップにより観光振興、地域振興を図ってまいります。  磯部温泉につきましては、本市の観光の拠点として、県内はもとより、県外においても、その知名度は高いものがあります。また、温泉マークの発祥の地であることから、国際規格の見直しに対して関係団体と連携し国へ強く要望した結果、存続する方向性が出され、また、これを機に磯部温泉を全国に発信することができました。引き続き磯部温泉の表玄関とも言うべき碓氷川にかかる鉱泉橋の拡幅事業を進め、温泉組合等と協力し、温泉街の活性化を図ってまいります。  観光おもてなし事業につきましては、街道歩きを楽しむ観光客が気軽に休息できる場所として、市民参加で木製ベンチを作製し、中山道沿いに設置してまいります。  碓氷関所跡の国指定につきましては、「碓氷関所跡総合調査検討委員会」の検討結果を踏まえ、より専門的な調査に向け関係機関と協議を進めてまいります。  また、「碓氷峠鉄道施設」のうち未指定となっている避線や橋梁、トンネル、熊ノ平駅変電所などの追加国指定につきましては、新年度の指定に向け準備を進めてまいります。  「人と人とを結び活力あるまちづくり」の推進について申し上げます。  市民との協働によるまちづくりにつきましては、合併10周年記念事業に市民提案を取り入れて、行政への市民参加を積極的に推進したところですが、さらに市民みずから考え実践する市民活動を支援するため、市民団体による継続・発展性のある公益活動に対して3年間の補助を行います。  また、市民活動を活発化させるために参考となる国・県等の補助制度や研修会などの情報収集に努め、市民団体への情報提供を行ってまいります。  男女共同参画の推進につきましては、男女がともに個性と能力を発揮できる社会の実現に向け、市民、事業者、関係団体などに男女共同参画意識のさらなる普及・啓発を行ってまいります。  また、本市の施策・方針決定過程への女性参画を推進するため、各種審議会における女性委員の比率が30%以上となるよう努めてまいります。  「花と緑のぐんまづくりふるさとキラキラフェスティバル」につきましては、碓氷峠の森公園と坂本宿をメーン会揚に、碓氷峠鉄道文化むらや磯部温泉、JR各駅の駅舎周辺を含む市内各所を花や緑で彩り、市民提案型事業や来場者が誰でも見学できるオープンガーデンを設け、市民ボランティアの参加により花や緑のあるまちづくりの機運を醸成してまいります。  また、富岡市との共同開催により観光連携をさらに進め、地域の活性化につなげてまいります。  商業振興につきましては、市内商店の活性化と市内施工業者の支援を行うため、「小売店舗等改装等工事補助制度」を28年度より実施してまいりましたが、新年度につきましては、店舗改装が行える対象業種を拡充し、引き続き支援してまいります。  また、「安中市創業支援事業計画」に基づき、28年度から市内創業希望者の支援を実施してまいりましたが、新年度につきましては、創業支援施策を検討し、創業による活性化にも努めてまいります。  工業振興につきましては、「ぐんま新技術・新製品開発推進事業」を通じて、企業の技術力向上を支援してまいります。  企業誘致につきましては、本市独自の優遇措置や本市の災害の少ないすぐれた立地条件を生かし、西毛広域幹線道路の進捗なども視野に入れ、新たな工業団地の創設や誘致策の強化に向けた全庁的な検討を進めるなど、雇用の拡大・安定化と地域経済の活力向上を図ってまいります。  農業振興につきましては、地域農業の担い手となる認定農業者や新規就農者が積極的に生産活動に取り組むことができるよう、本市農産物の産地化の推進を初め、安全な農産物の生産販売の支援、青年就農給付金事業の推進や、人・農地プランの作成、6次産業化への試作品開発や施設整備の支援など、国、県の事業や制度も積極的に活用し、農業の活性化に努めてまいります。  また、活力ある農業農村の実現に向けて、農業生産基盤の整備や耕作放棄地対策に取り組み、農村環境の維持・向上を図るとともに、「公害防除特別土地改良事業」につきましても事業の積極的な推進に取り組んでまいります。  伝統産業である養蚕業につきましては、富岡製糸場などの世界遺産登録に伴う新たな展開を踏まえ、27年度から実施している養蚕農家への支援の拡充を引き続き行ってまいります。  碓氷製糸農業協同組合につきましては、外部の人材登用など柔軟な組織運営がしやすい株式会社に移行することとなりましたので、県、富岡市と連携し出資を行うなど、引き続き支援してまいります。  林業振興につきましては、木材価格の低迷により林業経営は依然厳しい状況が続いています。森林が持つ自然環境の保全や災害防止といった重要な公益的機能にも着目し、林業の健全育成とともに治山・治水事業など森林整備事業の積極的な推進を図ってまいります。  以上が主な施策の概要であります。  こうしたことを基本として、新年度予算を編成したところですが、一般会計につきましては、256億9,800万円、公営企業会計を除く特別会計につきましては、合計164億3,959万1,000円、公営企業会計につきましては、54億5,938万7,000円となったわけでございます。  これらの予算の執行に当たりましては、地方自治法の主旨に基づき、最少の経費で最大の効果を上げるよう努力するとともに、組織及び運営の合理化を実行し、健全な財政の保持に努めてまいります。  平成29年度は、「第1次安中市総合計画」の最終年度であり、平成30年度からの本市の将来像を見据えた基本指針となる「第2次安中市総合計画」の策定に取り組む年でもあります。人口減少や少子高齢化社会に対処する新たな「安中市づくり」のスタートを踏み出すこととなります。  「安中市の未来は、自らの手で切り拓く。」その気概が、今こそ求められています。  地域のさまざまな課題を克服するため、行政、議会、NPO、ボランティア団体、地縁団体、教育機関や企業なども含めた地域のさまざまな団体や機関が、ともに考え行動していくことができる地域社会の実現を「オール安中」で進めてまいります。  これからも、市民並びに議会の皆様とともに力を合わせ、本市に住み続けたいと思える魅力あるまちづくりに向け、全力で市政運営に取り組んでまいります。  どうか、議員の皆様には深いご理解と特段のご配慮をいただきますようお願い申し上げまして、平成29年度に向けた私の施政方針といたします。 ○議長(吉岡完司議員) 以上で施政方針を終わります。  ここで暫時休憩いたします。                                      (午前 9時45分) ○議長(吉岡完司議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。                                      (午前10時00分) △議案第29号~議案第37号の上程、説明、質疑 ○議長(吉岡完司議員) 日程第2、議案第29号 平成29年度安中市一般会計予算、議案第30号 平成29年度安中市国民健康保険特別会計予算、議案第31号 平成29年度安中市後期高齢者医療特別会計予算、議案第32号 平成29年度安中市介護保険特別会計予算、議案第33号 平成29年度安中市下水道事業特別会計予算、議案第34号 平成29年度安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計予算、議案第35号 平成29年度安中市水道事業会計予算、議案第36号 平成29年度安中市病院事業会計予算、議案第37号 平成29年度安中市介護サービス事業会計予算、以上9件を一括議題といたします。  議案の朗読を省略し、提案者の説明を求めます。  市長。 ◎市長(茂木英子) ただいま上程されました平成29年度の安中市一般会計予算及び国民健康保険特別会計ほか4つの特別会計予算並びに水道事業会計ほか2つの公営企業会計予算に関する議案第29号から議案第37号までの9議案につきまして、ご審議をお願いするに当たり、その概要についてご説明申し上げ、議員各位のご賛同を賜りたいと存じます。  本予算の編成につきましては、先ほど施政方針の中で申し上げましたように、安中市総合計画の基本目標を基調として、まちづくりの5つの方針のもと、健全で効果的な財政運営を実施するために、歳出削減と財源確保の再徹底を基本とし、活力ある安中市づくり実現のため予算編成したところでございます。  その結果、一般会計の予算総額は、前年度当初予算に対し3.5%増の256億9,800万円としたところでございます。  また、特別会計では、国民健康保険特別会計につきましては、前年度当初予算対比0.1%減、後期高齢者医療特別会計につきましては、前年度当初予算対比3.5%増、介護保険特別会計につきましては、前年度当初予算対比2.6%増、下水道事業特別会計につきましては、前年度当初予算対比16.4%減、健康増進施設恵みの湯事業特別会計につきましては、前年度当初予算対比5.4%減、水道事業会計につきましては、収益的支出及び資本的支出予定額が前年度当初予定額対比5.8%減、病院事業会計につきましては、収益的支出及び資本的支出予定額が前年度当初予定額対比0.4%減、介護サービス事業会計につきましては、収益的支出及び資本的支出予定額が前年度当初予定額対比13.7%減としたところでございます。  以上、各会計の伸び率を申し上げましたが、細部につきましてはそれぞれの担当部長から説明いたさせますので、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉岡完司議員) 財務部長。 ◎財務部長(中嶋薫) それでは、お手元の分冊6の1ページをお願いいたします。  議案第29号 平成29年度安中市一般会計予算でございますが、ただいま市長の施政方針及び提案説明の中で予算総額と概要説明がございましたので、第1条第2項以下の内容につきましてご説明申し上げます。  まず、第1条第2項、予算の款項の区分及び当該区分ごとの金額につきましては、第1表、歳入歳出予算に記載のとおりでございます。  第2条、債務負担行為は設定が4件、第3条、地方債は設定が11件でございます。第4条、第5条につきましては、後ほど説明させていただきます。  それでは、11ページをお願いいたします。歳入歳出予算事項別明細書の1、総括に基づきまして、各款ごとの予算計上額、前年度当初予算額に対する伸び率等につきまして、歳入から説明させていただきます。  なお、歳入歳出における各項ごとの積算内容につきましては、13ページから158ページに記載してございますが、市税以外の内容説明は略させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。  まず、1款市税でございますが、平成28年度の実績見込み及び税制改正の影響などを勘案いたしまして、前年度当初予算対比0.7%減の94億2,800万5,000円の計上でございます。以降、増減率につきましては、全て前年度当初予算対比でございます。  13ページをお願いいたします。市税の内訳でございますが、1項1目個人の市民税は特別徴収の一斉指定の開始によりまして、その一部が翌年度へ移行すること等を勘案いたしまして、0.5%減の26億1,268万円、2目法人の市民税は税制改正に伴う国の法人税率の引き下げの影響等によりまして、4.9%減の17億7,613万2,000円、2項固定資産税は企業誘致促進条例に基づく課税免除の終了等によりまして、0.9%増の42億5,866万3,000円の計上でございます。  14ページをお願いいたします。3項軽自動車税は経年重課車両台数の実態に基づきまして、9.0%増の1億6,763万4,000円、4項市たばこ税は2.9%減の3億7,755万7,000円、5項特別土地保有税は滞納繰り越し分のみ存目1,000円、6項入湯税は17.9%減の1,700万円、7項都市計画税は0.9%増の2億1,833万8,000円の計上でございます。  次、戻りまして、11ページをお願いいたします。2款地方譲与税から11款交通安全対策特別交付金でございますが、いずれも地方財政計画等の内容を勘案いたしまして、本市に当てはめて計上したものでございます。2款地方譲与税でございますが、5.6%減の3億200万円、3款利子割交付金でございますが、50.0%減の500万円、4款配当割交付金でございますが、20.5%減の3,500万円、5款株式等譲渡所得割交付金でございますが、47.6%減の1,100万円、6款地方消費税交付金でございますが、9.4%減の9億9,700万円、7款ゴルフ場利用税交付金でございますが、16.3%減の7,200万円、8款自動車取得税交付金でございますが、7.1%増の6,000万円、9款地方特例交付金でございますが、3.6%増の2,900万円、10款地方交付税のうち普通交付税でございますが、基準財政需要額と基準財政収入額との差24億1,000万円から、合併算定がえの縮減見込み額1億1,000万円を差し引きました23億円、また特別交付税でございますが、公的病院への補助金の減額などから6億円、結果、地方交付税全体では10.2%減の29億円の計上でございます。  11款交通安全対策特別交付金でございますが、同額の800万円、12款分担金及び負担金でございますが、民間保育所の入園児の減少が見込まれますことから、5.1%減の1億5,421万3,000円、13款使用料及び手数料でございますが、0.5%減の3億9,256万2,000円、14款国庫支出金でございますが、各事業に伴う特定財源で、ごみ処理施設基幹的設備改良事業の財源でございます二酸化炭素排出抑制対策事業交付金の増加などによりまして、14.8%増の32億323万4,000円、15款県支出金でございますが、同じく特定財源で国民健康保険税軽減拡大に伴います国民健康保険分基盤安定負担金の増加などによりまして、3.1%増の16億7,028万2,000円、16款財産収入でございますが、1.6%減の1,685万4,000円、17款寄附金でございますが、ふるさと創生寄附金の増加を見込み、2,894.2%増の3,000万2,000円、18款繰入金でございますが、財政調整基金につきましては一般財源不足相当額の28億6,600万円を計上しましたほか、職員退職手当基金等から所要の繰入金を計上しましたため、繰入金全体では7.2%増の30億581万4,000円、19款繰越金でございますが、同額の5,000万円、20款諸収入でございますが、退職手当、病院事業会計負担金の減少などによりまして4.4%減の4億9,213万4,000円、21款市債でございますが、36%増の28億3,590万円の計上でございます。このうち普通交付税の振りかえ分でございます臨時財政対策債につきましては、1.2%増の13億6,170万円、特定財源につきましては、投資的経費の増加によりまして99.6%増の14億7,420万円の計上でございます。その結果、プライマリーバランスにつきましては、2年連続で黒字を維持することができたわけでございます。  歳入につきましては、以上でございます。  引き続きまして、歳出につきまして、歳入と同様に各款ごとの予算計上額、増減率につきましてご説明申し上げます。  12ページをお願いいたします。1款議会費でございますが、1.3%増の2億4,942万1,000円、2款総務費でございますが、退職手当の減少などによりまして9.3%減の23億7,591万6,000円、3款民生費でございますが、子育て支援拠点等整備事業や特定教育・保育施設等運営事業費の増加などによりまして4.8%増の97億2,853万4,000円、4款衛生費でございますが、継続費を設定しておりますごみ処理施設基幹的設備改良事業費の増加などによりまして31.8%増の34億4,532万2,000万円、5款労働費でございますが、10.6%減の3,293万4,000円、6款農林水産業費でございますが、特用林産物生活活力アップ事業補助金の減少などによりまして0.5%減の6億8,427万2,000円、7款商工費でございますが、企業誘致促進事業やDMO推進事業費の増加などによりまして8.4%増の3億9,768万7,000円、8款土木費でございますが、西毛広域幹線道路関連の街路事業費の増加などによりまして1.1%増の22億7,273万1,000円、9款消防費でございますが、消防施設整備事業の増加などによりまして1.4%増の9億2,258万9,000円、10款教育費でございますが、小学校エアコン設置事業が28年度補正予算に計上されましたことに伴いまして、8.5%減の25億3,336万6,000円、11款災害復旧費でございますが、93.3%減の10万円、12款公債費でございますが、元金は増加するものの、金利低下に伴いまして利子が減少する見込みであることから、0.2%減の30億512万8,000円、13款予備費でございますが、同額の5,000万円の計上でございます。  次に、各款にわたり計上しております一般職の人件費でございますが、29年1月1日現在の現員現給に年度末の退職者分を調整し、積算計上したものでございます。特別職の人件費につきましては、159ページに、一般職の人件費につきましては160ページから167ページに記載してございます。特別職は合計で4.9%増の6億9,294万円、一般職は合計で7.6%減の33億1,791万4,000円の計上でございます。以下、詳細につきましては、後ほどごらんいただきたいと存じます。  歳出につきましては、以上でございます。  次に、歳入歳出予算以外の予算の構成要素につきましてご説明申し上げます。  戻っていただきまして、9ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為でございますが、記載のとおり事項、期間、限度額で債務負担行為の設定をお願いするものでございます。1項目めと2項目めの学童保育事業につきましては、議案第19号及び第20号に伴うもので、平成31年度まで設定するものでございます。3項目めの学童保育事業につきましては、九十九学童クラブの土地、建物の賃借料で、同じく平成31年度まで設定するものでございます。4項目め、農業近代化資金利子補給補助金につきましては、対象となる農家等への利子補給金の支払いに対応するため、支払い終了年度まで設定するものでございます。  10ページをお願いいたします。第3表、地方債でございますが、起債の目的となる事業に応じまして、限度額、起債の方法、利率、償還の方法につきまして設定するものでございます。  次に、戻っていただきまして1ページをお願いいたします。第4条、一時借入金でございますが、年度末等の資金繰りに対処するため、一時借入金額の最高限度を20億円と定めるものでございます。  次に、第5条、歳出予算の流用でございますが、人件費に係る予算額に過不足が生じた場合に、同一款内の人件費を流用して対処するというものでございます。  なお、168ページに継続費の事業の進行状況等に関する調書、それから169ページから172ページに債務負担行為の当該年度以降の支出予定額等に関する調書、次に173ページに地方債の現在高等に関する調書が添付してございます。後ほどごらんいただきたいと存じます。  以上、まことに簡単ではございますが、一般会計予算の説明にかえさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉岡完司議員) 市民部長。 ◎市民部長(吉田隆) それでは、議案第30号及び議案第31号につきまして、順次ご説明申し上げます。  初めに、議案第30号 平成29年度安中市国民健康保険特別会計予算からご説明申し上げます。175ページをごらんいただきたいと存じます。本予算の編成に当たりましては、医療費の動向及び国庫支出金等の財源を勘案するとともに、国保財政の健全化に向けて、国保税率の改正と低所得者の負担軽減措置の拡大を見込んで編成したものでございます。  第1条でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ85億746万7,000円とするものでございます。前年度当初予算額は85億1,502万9,000円で、前年度対比756万2,000円、率にいたしますと0.09%の減額でございます。  次に、第2条でございますが、年度内の資金繰りに充てる一時借入金の最高額を3億円とするものでございます。  第3条でございますが、保険給付費の各項の予算に過不足が生じた場合、同一款内で経費を流用して調整することができる旨を定めるものでございます。  それでは、主な内容につきまして歳出からご説明申し上げますので、191ページをごらんください。1款1項総務管理費につきましては、委託料に国保制度改革に向けたシステム改修費用を加え、合計2,438万7,000円を計上いたしました。  次に、192ページをごらんください。2項徴税費につきましては、徴税に係る行政事務嘱託員報酬、電算委託料等で合わせて1,627万9,000円を計上いたしました。3項運営協議会費につきましては、前年度と同額の79万8,000円を計上いたしました。4項趣旨普及費につきましては、保険証及び高齢受給者証交付時に配布するパンフレットの印刷製本費で24万9,000円を計上いたしました。  次に、194ページをごらんください。2款1項療養諸費につきましては、前年度対比1.03%減の45億5,371万円でございます。1人当たりの医療費の伸びと被保険者数の減少の双方を考慮して計上いたしました。  次に、195ページをごらんください。2項高額療養費につきましては、前年度対比5.18%増の7億2,456万1,000円でございます。新薬の開発など、医療技術の進歩による医療費の高額化と前年度実績から推計し計上いたしました。  次に、196ページをごらんください。3項移送費につきましては、過去の実績から6万5,000円を計上いたしました。  次に、4項出産育児諸費につきましては、過去の実績から年間50件分として2,101万1,000円を計上いたしました。  次に、197ページをごらんください。5項葬祭諸費につきましては、前年度実績から推計いたしまして625万円を計上いたしました。  198ページをごらんください。3款1項後期高齢者支援金等につきましては、後期高齢者医療制度への支援金及び事務費拠出金で9億5,405万8,000円を計上いたしました。  次に、199ページをごらんください。4款1項前期高齢者納付金等につきましては、納付金及び事務費拠出金で113万4,000円を計上いたしました。  200ページをごらんください。5款1項老人保健拠出金につきましては、老人保健の過年度分の精算金及び事務費拠出金として3万円を計上いたしました。  201ページをお願いいたします。6款1項介護納付金につきましては、40歳から65歳未満の介護第2号被保険者にかかわる納付金で、前年度対比5.50%減の3億2,667万3,000円を計上させていただきました。  202ページをごらんください。7款1項共同事業拠出金につきましては、保険者の高額医療費に関する財政負担を緩和するため、国保連合会を実施主体として行われる高額医療費共同事業に対する拠出金で、80万円を超える高額医療費に対しての高額医療費共同事業拠出金、80万円までの高額医療費に対しての保険財政共同安定化事業拠出金、それと事務費拠出金でございます。合わせて2.45%増の17億3,923万1,000円を計上いたしました。  203ページをお願いいたします。8款1項特定健康診査等事業費につきましては、保険者が実施する生活習慣病に着目した特定健康診査及び保健指導の業務委託料等で6,754万7,000円を計上いたしました。2項保健事業費につきましては、申込者が増加傾向にある人間ドックへの補助金など2,861万4,000円を計上いたしました。  次に、204ページをごらんください。9款1項基金積立金につきましては、国民健康保険基金積立金に対する利子で、存目1,000円の計上でございます。  205ページをごらんください。10款1項公債費につきましては、一時借入金利子として存目1,000円の計上でございます。  次に、206ページをごらんください。11款1項償還金及び還付加算金につきましては、保険税の還付金や交付金返還金など626万8,000円を計上いたしました。2項指定公費負担医療費立替金につきましては、対象者の減少を考慮して60万円を計上いたしました。  次に、207ページをごらんください。12款1項予備費につきましては、前年度と同額の3,600万円でございます。  次に、歳入につきましてご説明申し上げますので、戻っていただきまして183ページをごらんいただきたいと存じます。1款1項国民健康保険税でございますが、1目一般被保険者分につきましては、今回国保税の引き上げを前提とした算定を行い、前年度対比5.02%増の12億2,017万1,000を計上いたしました。  2目退職被保険者等国民健康保険税につきましては、国保税率の引き上げと退職被保険者の大幅な減少の双方を考慮し、前年度対比41.20%減の3,922万9,000円を計上いたしました。1枚おめくりください。一般被保険者分及び退職被保険者分の合計は、前年度対比2.51%増の12億5,940万円でございます。  次に、2款1項手数料につきましては、督促手数料といたしまして存目1,000円の計上でございます。  次に、185ページをごらんください。3款1項国庫負担金につきましては、療養給付費等の動向を考慮し、合わせて12億9,577万6,000円を計上いたしました。前年度対比0.38%の増でございます。  2項国庫補助金につきましては、前年度対比1.25%増の3億7,099万7,000円でございます。なお、2目のシステム開発費等補助金は、国保制度改革に向けたシステム改修への補助金でございます。  次に、186ページをごらんいただきたいと存じます。4款1項療養給付費等交付金につきましては、社会保険診療報酬支払基金を経由して支払われる退職者医療制度に係る交付金で、制度の廃止による退職被保険者数の減少等を考慮し、前年度対比37.85%減の2億936万円を計上いたしました。  次に、5款1項前期高齢者交付金につきましては、前期高齢者の加入者数に応じて交付される交付金で、本市は前期高齢者の加入率が国で示された全国平均よりも高いことなどから、前年度対比2.96%増の21億132万5,000円を計上いたしました。  次に、6款1項県負担金につきましては、高額医療費の増加等を考慮し、5,326万7,000円を計上いたしました。  次に、187ページをごらんいただきたいと存じます。6款2項県補助金につきましては、福祉医療制度に係る財政健全化補助金及び財政調整交付金で、合わせて3億9,701万8,000円を計上させていただきました。  7款1項共同事業交付金につきましては、市町村国保の拠出金により、高額医療費等の負担を共有する共同事業の交付金で、合わせて前年度対比2.45%増の17億3,922万6,000円を計上させていただきました。  次に、188ページをごらんいただきたいと存じます。8款1項財産運用収入につきましては、国民健康保険基金預金利子でございまして、存目1,000円の計上でございます。  次に、9款1項一般会計繰入金につきましては、本会計の財源補填といたしまして、前年度対比0.73%減の10億7,124万5,000円を計上いたしました。低所得者に対する国保税の負担軽減措置の拡大により、国、県等の公費負担がある保険基盤安定繰入金及び財政安定化支援事業繰入金が合わせて前年度当初予算より1億7,527万6,000円の増、またいわゆる赤字繰り入れであるその他一般会計繰入金は1億8,006万5,000円の減となっております。  次に、189ページをごらんいただきたいと存じます。10款1項繰越金につきましては、療養給付費等交付金繰越金、その他繰越金とともに存目で1,000円、合わせて2,000円の計上でございます。  11款1項延滞金、加算金及び過料でございますが、過去の実績から合計で720万2,000円を計上いたしました。  次に、190ページをごらんいただきたいと存じます。2項雑入につきましては、交通事故等の第三者納付金及び返納金等で、過去の実績から合わせて264万7,000円を計上させていただきました。  以上、議案第30号の説明とさせていただきます。  続きまして、議案第31号 平成29年度安中市後期高齢者医療特別会計予算につきましてご説明申し上げますので、209ページをごらんいただきたいと存じます。第1条でございますが、歳入歳出予算の総額は、歳入歳出それぞれ7億2,026万2,000円と定めるものでございます。前年度予算額は6億9,615万3,000円で前年度対比2,410万9,000円、率にしますと3.46%の増額でございます。  それでは、主な内容につきまして歳出からご説明申し上げますので、218ページをごらんいただきたいと存じます。1款1項総務管理費につきましては、前年度とほぼ同額の1,060万6,000円を計上いたしました。  次に、219ページをごらんいただきたいと存じます。2款1項後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、広域連合から示された額を参考として、合わせて7億353万5,000円を計上いたしました。  次に、220ページをごらんいただきたいと存じます。3款1項償還金及び還付加算金につきましては、112万1,000円の計上いたしました。  221ページをごらんいただきたいと存じます。4款1項予備費につきましては、前年度と同額の500万円を計上いたしました。  次に、歳入につきましてご説明申し上げますので、戻っていただきまして、215ページをごらんいただきたいと存じます。1款1項後期高齢者医療保険料につきましては、後期高齢者医療広域連合から示された額を参考として、合計4億9,486万7,000円を計上いたしました。  次に、2款1項一般会計繰入金につきましては2億1,959万1,000円、前年度との比較では812万7,000円の増で、その主な要因は保険基盤安定繰入金の増によるものでございます。  次に、216ページをごらんいただきたいと存じます。3款1項繰越金につきましては、前年度繰越金で存目1,000円の計上でございます。  4款1項延滞金、加算金及び過料につきましては、存目1,000円の計上でございます。  2項償還金及び還付加算金でございますが、これは被保険者への保険料を還付した場合、広域連合より受け入れる還付金で、存目1,000円の計上でございます。  次に、217ページをごらんいただきたいと存じます。3項受託事業収入でございますが、これは後期高齢者医療広域連合からの人間ドック助成事業補助金で、前年度と同額の580万円を計上いたしました。  4項雑入でございますが、後期高齢者医療広域連合市町村負担金返還金で、存目1,000円の計上でございます。  以上、議案第30号 平成29年度安中市国民健康保険特別会計予算及び議案第31号 平成29年度安中市後期高齢者医療特別会計予算の説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。
    ○議長(吉岡完司議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(上原茂) 議案第32号 平成29年度安中市介護保険特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  本予算は、平成27年度から29年度までの3年間を期間とする第6期介護保険事業計画のもとに、最終年度として編成するものでございます。介護保険法の改正により、4月から介護予防・日常生活支援総合事業、通称総合事業が導入されることに伴いまして、要支援1、2の認定を受けた方が利用するサービスの一部と介護予防事業が総合事業に移行いたします。そのため予算編成におきましても、一部の介護予防サービス事業が2款の保険給付費から3款の地域支援事業費に移行しております。また、事業の統合による変更がございます。  それでは、223ページをごらんいただきたいと存じます。第1条でございますが、歳入歳出予算の総額を59億3,257万2,000円とするものでございます。これは前年度当初予算と比較して、金額で1億4,886万2,000円、率にして2.6%の増となっております。  第2条につきましては、保険給付費の各項の予算に不足が生じた場合、ただし書きの規定により、同一款内で経費を流用して調整することができる旨を定めさせていただくものでございます。  主な予算内容につきましては、事項別明細書により歳出からご説明申し上げますので、237ページをお開きいただきたいと存じます。1款1項総務管理費でございますが、前年度対比11.2%減の313万5,000円でございます。  2項徴収費につきましては、758万5,000万円を計上させていただきました。内容は、行政事務嘱託員の報酬、納付通知書等の郵送料、賦課徴収事務にかかわる電算委託料などでございます。  第3項介護認定審査会費につきましては、4,792万1,000円を計上させていただきました。介護認定審査会の委員報酬、認定調査業務等にかかわる行政事務嘱託員7名分の報酬、医師意見書の作成手数料、認定調査委託料などが主なものでございます。  4項計画策定委員会費につきましては、前年度対比42.5%増の301万3,000円で、第7期事業計画策定委託料が増額分でございます。  240ページをごらんいただきたいと存じます。2款1項介護サービス等諸費でございます。前年度対比2.9%増の51億4,340万4,000円を計上させていただきました。居宅介護や施設介護サービス給付費、地域密着型介護サービス給付費など介護給付費等の実績と、介護度別認定者数の動向を勘案して算定したものでございます。  241ページをごらんいただきたいと存じます。2項介護予防サービス等諸費につきましては、前年度対比24.7%減の1億7,811万6,000円を計上させていただきました。サービス費の一部が地域支援事業費に移行するための減額となっております。  3項その他諸費につきましては468万円で、国保連合会に支払う介護報酬請求にかかわる審査支払手数料でございます。地域支援事業に移行される分が減額されております。  242ページをごらんいただきたいと存じます。4項高額介護サービス等費につきましては、前年度対比8.7%減の1億3,260万円を計上させていただきました。この制度は、1カ月に支払った利用者負担金が一定の上限額を超えたときに、超えた分を高額介護サービス費として給付し、負担の軽減をさせるものでございます。  5項高額医療合算介護サービス等費につきましては、前年度対比12.4%増の2,172万円を計上させていただきました。この制度は、同一世帯内で医療と介護の両方を合わせた自己負担額が限度額を超えた場合、超えた部分を支給し、負担を軽減させるものでございます。  6項特定入所者介護サービス等費につきましては、前年度対比13.5%増の2億2,818万2,000円を計上させていただきました。これは、実費である部屋代、食事代の低所得者対策として、負担限度額を超えた分について補足給付するものでございます。  244ページをごらんいただきたいと存じます。3款1項介護予防・日常生活総合支援事業費でございますが、前年度対比173%増の6,274万円を計上させていただきました。総合事業の導入により、2次予防事業と1次予防事業が一般介護予防事業に統合されております。さらに、2款の保険給付費から移行いたしました事業として、介護予防・生活支援サービス事業費の4,262万円と介護予防ケアマネジメント事業費の751万5,000円がございます。  245ページから247ページの2項包括的支援事業・任意事業費につきましては、前年度対比14.6%増の8,843万8,000円を計上させていただきました。包括的支援事業につきましては、包括支援センターの運営にかかわる経費ですが、前年度の介護予防ケアマネジメント事業費、総合相談事業費、権利擁護事業費、包括的・継続的ケアマネジメント支援事業費が統合されており、1,350万9,000円を計上いたしました。任意事業費につきましては、介護給付費適正化事務嘱託職員及び介護相談員への報酬が主な支出でございます。  246ページをごらんいただきたいと存じます。認知症総合支援事業費でございますが、昨年度設置した認知症地域支援推進員の増員のための研修費と、制度改正により定められた認知症初期集中支援チームの運営委託料分が増額となっております。  次に、新規事業であります在宅医療・介護連携推進事業でございますが、制度改正を受け、在宅医療・介護連携を支援する窓口を設置するものでございます。業務内容は、医療・介護関係者、地域包括支援センター等からの相談を受け、連絡調整、情報提供等を行い、在宅医療のための対応を支援するものでございます。医療の中核である安中市医師会を委託先とすべく調整を進めているところでございます。  生活支援体制整備事業でございますが、同じく制度改正に伴う新規事業であり、生活支援を必要とするひとり暮らし高齢者、高齢者世帯等をサポートするため生活支援コーディネーターを配置し、支援体制を整備及び支援を行います。支援組織とのつながりが深く、現在生活支援コーディネーター研修講習済みの職員が在籍する社会福祉協議会を委託先とすべく、調整を進めているところでございます。  248ページ、4款1項基金積立金でございますが、介護給付費準備基金積立金及び利子として3万5,000円を計上させていただきました。  249ページをごらんいただきたいと存じます。5款1項償還金及び還付加算金でございますが、昨年と同額の100万2,000円を計上したものでございます。  2項繰出金につきましては、一般会計繰出金として前年度同額、存目1,000円を計上させていただきました。  250ページをごらんいただきたいと存じます。6款1項予備費でございますが、こちらも前年度と同様の1,000万円を計上させていただきました。  続きまして、歳入につきましてご説明申し上げますので、戻っていただきまして231ページをごらんいただきたいと存じます。1款1項介護保険料でございますが、前年度対比2.9%増の12億980万5,000円を計上させていただきました。給付費の第1号被保険者保険料負担割合は22%でございます。  2款1項国庫負担金でございますが、同じく前年度対比2.0%増の10億2,103万9,000円を計上させていただきました。こちらの負担割合は、居宅サービスが25%で、施設サービスが20%でございます。  2項国庫補助金につきましては、231ページから232ページをごらんいただきたいと存じます。前年度対比5.5%増の3億9,269万6,000円を計上させていただきました。1目調整交付金につきましては、交付割合や調整率の変動を見込み、2目、3目地域支援事業交付金につきましては、公費負担割合に基づき算定したものでございます。  3款1項支払基金交付金でございますが、前年度対比2.6%増の16億1,600万2,000円を計上させていただきました。これは2号被保険者の保険料分として、社会保険診療報酬支払基金から公費負担割合に基づき交付されるものでございます。  233ページをごらんいただきたいと存じます。4款1項県負担金でございますが、国庫負担金と同様に、介護給付費の公費負担割合に基づき8億3,429万円を計上させていただいたものでございます。  2項県補助金につきましては、公費負担割合に基づき、地域支援事業交付金2,508万6,000円を見込んだものでございます。  234ページをごらんいただきたいと存じます。5款1項財産運用収入でございます。3万4,000円でございます。介護給付費準備基金の預金利子でございます。  6款1項一般会計繰入金でございますが、前年度対比1.7%増の8億1,882万3,000円を計上いたしました。1目から3目の介護給付費等の費用につきまして、公費負担割合に基づき市負担額を算定したものでございます。4目につきましては、低所得者の保険料軽減措置分となっております。5目は、事務費等の繰り入れでございます。  235ページをごらんいただきたいと存じます。2項基金繰入金につきましては、1,471万7,000円を計上させていただきました。これは介護給付費の増加により、介護保険財政の運営に支障を来さないようにするための基金繰入額でございます。  7款1項繰越金でございますが、前年度同様に存目1,000円を計上させていただきました。  8款1項延滞金、加算金及び過料でございますが、それぞれ存目として、合わせて3,000円を計上させていただきました。  236ページをごらんいただきたいと存じます。2項預金利子につきましては、存目1,000円を計上させていただきました。  3項雑入につきましては、雇用保険料個人負担分など、合わせまして7万5,000円を計上させていただきました。  なお、251ページ以降に給与費明細書を添付してございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉岡完司議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田直幸) 議案第33号 平成29年度安中市下水道事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  分冊6の257ページをごらんいただきたいと存じます。本予算は、公衆衛生の向上と公共用水域の水質保全に大きな役割を果たしている安中市都市計画下水道整備計画に基づきまして編成させていただいたものでございます。  第1条の予算の規模でございますが、歳入歳出の予算総額をそれぞれ10億8,582万7,000円といたしたいものでございます。これは前年度当初予算対比2億1,254万7,000円、率にいたしまして16.4%の減額でございます。以降、増減率の比率につきましては、全て前年度当初予算対比とさせていただきます。  第2条の地方債につきましては、利根川上流流域下水道事業及び公共下水道事業の財源に充てるため市債の借り入れをするもので、起債の目的、限度額、方法、利率などは260ページの第2表に記載のとおりでございます。  前に戻っていただきまして、257ページをごらんいただきたいと存じます。第3条、一時借入金につきましては、前年度同様5億円を最高額と定めさせていただくものでございます。  それでは、内容につきまして事項別明細書により歳出からご説明申し上げます。266ページをごらんいただきたいと存じます。1款1項1目一般管理費につきましては、職員人件費などで3.4%増の7,264万8,000円を計上させていただきたいわけでございます。  続きまして、267ページをごらんいただきたいと存じます。2款1項1目維持管理費につきましては、利根川上流流域下水道維持管理費負担金などで7.7%減の1億3,526万3,000円を計上させていただきたいわけでございます。  267ページから268ページの同2目施設整備費につきましては、事業量の減少を見込み、工事請負費などで32%減の4億3,041万1,000円を計上させていただきたいわけでございます。したがいまして、2款1項の施設整備費は、1目の維持管理費と2目の施設整備費を合わせまして27.4%減の5億6,567万4,000円とさせていただきたいわけでございます。  次に、269ページの公債費をごらんいただきたいと存じます。3款1項1目元金につきましては、長期起債借入金償還元金といたしまして3億3,768万5,000円、同2目利子につきましては、長期起債等借入金償還利子といたしまして1億782万円を計上させていただきました。したがいまして、3款1項の公債費は、元金と利子で0.3%減の4億4,550万5,000円となるわけでございます。  次に、270ページをごらんいただきたいと存じます。4款1項1目予備費につきましては、事業料に不足を生じた場合の財源といたしまして、前年度同様200万円を計上させていただきたいわけでございます。  続きまして、歳入のご説明を申し上げます。263ページをごらんいただきたいと存じます。1款1項1目下水道事業負担金につきましては、本年度の実績などから接続対象箇所の減少を見込み、31.3%減の1,122万1,000円を計上させていただきたいわけでございます。  2款1項1目下水道使用料につきましては、汚水量の増加に伴い、5.7%増の1億5,045万3,000円を計上させていただきたいわけでございます。  3款1項1目施設整備費国庫補助金につきましては、公共下水道整備事業費補助金といたしまして、42%減の8,700万円とさせていただきたいわけでございます。  次に、264ページをごらんいただきたいと存じます。4款1項1目施設整備費県補助金につきましては、5%の県補助による単独管渠整備促進費補助金といたしまして、前年度同様500万円、50%の県補助による排水設備工事費補助金といたしまして、前年度と同様300万円を合わせまして800万円を計上させていただきたいわけでございます。  5款1項1目一般会計繰入金につきましては、事業費の不足財源を一般会計から補填するもので、1.5%減の5億2,754万2,000円を計上させていただきたいわけでございます。  6款1項1目繰越金につきましては、前年度繰越金といたしまして、前年度と同額の10万円とさせていただきたいわけでございます。  次に、265ページをごらんいただきたいと存じます。7款1項1目延滞金につきましては、前年度と同額1,000円とさせていただきたいわけでございます。  同2項1目雑入につきましては、西毛広域幹線道路整備関係補償費などで53.7%減の301万円とさせていただきたいわけでございます。  8款1項1目下水道事業債につきましては、事業量の減少から、公共下水道整備事業債などで32.1%減の2億9,850万円を計上させていただきたいわけでございます。  なお、271ページ以降に給与費明細書並びに債務負担行為及び地方債にかかわる調書を添付してございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、まことに簡単ではございますが、ご説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉岡完司議員) 保健福祉部長。 ◎保健福祉部長(上原茂) 議案第34号 平成29年度安中市健康増進施設恵み湯事業特別会計予算につきましてご説明申し上げます。  279ページをごらんいただきたいと存じます。本予算につきましては、近年の利用者の状況や施設整備の老朽化といった課題を踏まえるとともに、運営面における経費の節減等を勘案し編成したものでございます。  第1条でございますが、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億9,346万3,000円といたしたいものでございます。これは前年度当初に比較いたしまして金額で1,094万5,000円、率にして5.4%の減額とさせていただきました。  それでは、主な予算内容につきまして、事項別明細書により説明させていただきますので、287ページをごらんいただきたいと存じます。1款1項管理運営費でございますが、1目一般管理費につきましては、前年度対比797万1,000円減の8,740万9,000円を計上させていただきました。主な内容といたしましては、一般管理事業といたしまして施設設備の運営や管理にかかわる行政嘱託職員の4名分の報酬729万6,000円、臨時職員の2名分の賃金248万7,000円、施設運営に係る電気料金1,280万円、施設整備等の修繕料800万円、次ページをごらんいただきたいと存じます。フロント業務、館内清掃業務、設備機器保守点検業務及び植栽管理業務などの委託料2,737万円、施設敷地や事務用機器などの賃借料638万8,000円でございます。  続きまして、2目入浴施設管理運営費でございます。前年度対比186万3,000円減の4,857万7,000円を計上させていただきました。主な内容は、入浴用の各種消耗品費297万8,000円、ボイラー用燃料費1,156万4,000円、水道料930万円、砂塩風呂業務や加熱装置等設備機器保守点検業務などの委託料1,991万9,000円、サウナマットなどの賃借料354万8,000円でございます。  3目食堂・売店運営費でございますが、前年度対比111万1,000円減の5,547万7,000円を計上させていただきました。主な内容は、厨房及び売店にかかわる臨時職員15名分の賃金1,733万7,000円、11節需用費につきましては、消耗品費、燃料費、賄い材料費、合わせて3,460万円とさせていただいたところでございます。  289ページをごらんいただきたいと存じます、2款1項1目予備費でございますが、前年度と同額の200万円を計上させていただきました。  続きまして、歳入についてご説明申し上げますので、戻っていただきまして、285ページをごらんいただきたいと存じます。1款1項1目利用料でございますが、前年度対比885万2,000円、率にしまして8.8%減の9,207万4,000円を計上させていただきました。引き続き厳しい現状ではございますが、現在の実績等を考慮し計上したものでございます。  2款1項1目一般会計繰入金でございますが、4,707万8,000円を計上させていただきました。前年度対比83万1,000円、率にして1.8%の増でございます。  3款1項1目繰越金につきましては、存目といたしまして1,000円の計上でございます。  286ページをごらんいただきたいと存じます。4款1項1目雑入でございますが、食堂や売店の売り上げ代金、自動販売機売り上げ代金など5,431万円を見込んだものでございます。前年度対比292万4,000円、率にして5.1%の減でございます。  なお、290ページ以降に給与費明細書を添付してございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、まことに簡単ではございますが、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉岡完司議員) 上下水道部長。 ◎上下水道部長(内田直幸) 議案第35号 平成29年度安中市水道事業会計予算につきましてご説明させていただきます。  分冊6の297ページをごらんいただきたいと存じます。本予算につきましては、安定給水の確保と安全管理の向上を図るため、管網整備並びに老朽施設の更新を重点に編成させていただいたものでございます。  それでは、第1条につきましては総則ですので、説明を省略させていただきまして、本予算編成の基礎となります第2条の業務の予定量でございますが、1の給水戸数から3の1日平均給水量までにつきましては、過去の推移や前年度の実績をもとに、また4の主要な建設事業につきましては、事業の必要性、緊急性等を踏まえて設定させていただきました。その結果、給水戸数につきましては、前年度当初予算対比0.2%減の2万5,820戸で、年間給水量では前年度当初予算対比6.8%減の829万立方メートルに、1日平均給水量では2万2,712立方メートルと見込んだわけでございます。以降、比較の増減率等は、全て前年度当初予算対比とさせていただきます。4の主要な建設改良事業につきましては、管網整備や老朽管更新事業などの配水施設で、前年度対比13.8%減の5億70万円と計上させていただきました。  次に、第3条の収益的収入及び支出でございますが、予算実施計画でご説明申し上げます。301ページをごらんいただきたいと存じます。収入の第1項営業収益でございますが、景気の動向や前年度給水実績を踏まえ積算いたしました結果、5.0%減の12億3,899万7,000円を計上させていただきました。  2項営業外収益につきましては、加入者工事分担金、企業債償還利子等の一般会計からの補助金、そして補助金等により取得した資産の収益化による長期前受金戻入等で13.9%増の1億512万7,000円を計上させていただきました。  3項特別利益につきましては、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故に係る損害賠償等を見込みまして、438万2,000円を計上させていただきました。したがいまして、1項営業収益から3項特別利益を合わせました1款水道事業収益の予定額は、前年度対比4.1%減の13億4,850万6,000円となるわけでございます。  支出でございますが、302ページをごらんいただきたいと存じます。第1項営業費用につきましては、原水の浄水作業や配給水施設の維持管理並びに料金の調定徴収などの事業全般にかかわる費用や固定資産の減価償却などで、合わせまして6.3%減の11億1,335万7,000円を計上させていただきました。  次に、第2項営業外費用につきましては、企業債償還利息や消費税及び地方消費税などで1.5%減の1億5,684万5,000円に、3項特別損失では、過年度収益修正損ほかで前年度対比111%増の57万円を計上させていただきました。  4項予備費につきましては、事業費に不足が生じた場合の財源といたしまして、前年度同額の1,000万円を計上させていただきました。したがいまして、1款水道事業費用の予算額は、前年度対比5.7%減の12億8,077万2,000円となるわけでございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出の予定額でございます。303ページをごらんいただきたいと存じます。収入でございますが、1項企業債につきましては老朽管更新事業、碓氷川以南施設整備事業で、前年度対比47.0%減の1億500万円を計上させていただきました。  2項他会計出資金につきましては、旧簡易水道施設整備費などの企業債元金償還分に係る出資債相当額で、前年度対比3.5%減の1,502万1,000円に、3項他会計負担金につきましては、消火栓設置工事に伴う一般会計からの負担金で、前年度と同程度の250万円を計上させていただきました。  4項固定資産売却代金につきましては、前年度と同額の1万円に、5項工事負担金につきましては、道路改良工事や公共下水道工事などに伴います配水管布設がえ工事の負担金で、前年度比12.9%減の8,468万円とさせていただきました。したがいまして、1款資本的収入の予定額は、前年度比34.5%減の2億721万1,000円となるわけでございます。  対する支出でございますが、1項建設改良費につきましては、老朽管更新事業を初めとする管網整備などで、前年度比11.4%減の5億3,967万1,000円を計上させていただきました。  次に、第2項企業債償還金につきましては、4.3%増の3億4,362万2,000円に、3項予備費では、前年度と同額の20万円を計上させていただきました。したがいまして、1款資本的支出の予定額は、5.9%減の8億8,349万3,000円となるわけでございます。  298ページに戻っていただきまして、4条、資本的収入及び支出の括弧書きの補填についてでございますが、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額6億7,628万2,000円は、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額3,812万7,000円、現金支出の伴わない減価償却費と固定資産除却費を合わせました当年度分損益勘定留保資金4億5,169万3,000円と、残りの不足分1億8,646万2,000円は、建設改良積立金の取り崩しにより補填させていただきたいわけでございます。  次に、第5条の企業債でございますが、建設改良事業の財源に充てるため、47.0%減の1億500万円を限度額といたしまして、起債の起債方法、利率、償還方法によりまして企業債を起こさせていただきたいわけでございます。  次に、299ページをごらんいただきたいと存じます。第6条の一時借入金につきましては、現金預金の残高見込額等を踏まえまして、前年同額の1億円を限度とさせていただきたいわけでございます。  次に、第7条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、職員給与費で6.0%減の2億7,014万4,000円に、交際費では前年度同額の5万円とさせていただきたいわけでございます。  次に、第8条の他会計からの補助金につきましては、旧簡易水道事業にかかわる企業債の利子償還の財源及び職員給与給付金などで、一般会計から受ける補助金で157%増の2,165万8,000円とさせていただきたいわけでございます。  第9条のたな卸資産の購入限度額につきましては、材料の購入で1.1%減の1,114万3,000円とさせていただきたいわけでございます。  なお、304ページから323ページには、予定キャッシュ・フロー計算書、給与費明細書、予定貸借対照表が、また324ページ以降に収益的収入及び支出と資本的収入及び支出の予算明細書が添付してございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、雑駁ではございますが、ご説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉岡完司議員) 公立碓氷病院事務部長。 ◎公立碓氷病院事務部長(神宮潔) 議案第36号 平成29年度安中市病院事業会計予算につきましてご説明申し上げます。  恐れ入りますが、337ページをごらんいただきたいと存じます。本予算につきましては、引き続き厳しい経営状況から、基準外の繰入金を見込んだ予算編成とさせていただきましたが、地域包括ケアシステムや地域医療構想を踏まえた中で、病棟の再編や地域連携の強化、在宅医療の推進等地域の医療を担うとともに、収支改善に向け最大限努力してまいる所存でございます。  まず、第1条につきましては、総則でございますので、説明を省略させていただきます。  本予算編成の基礎となります第2条の業務の予定量でございますが、前年度の診療実績見込み、また今後の期待等を踏まえた中で設定させていただきました。その結果、(1)の病床数につきましては、前年度と同様の一般病床149床及び療養病床50床、(2)の年間患者数でございますが、入院患者数につきましては、前年度対比2.6%増の4万3,800人、外来患者数につきましては、前年度対比0.4%増の6万178人、(3)の1日平均患者数でございますが、入院患者数120人、外来患者数251人をそれぞれ見込んだところでございます。  次に、(4)の建設改良計画でございますが、イ、医療器械器具等整備事業といたしまして7,800万円、ロ、車両購入事業といたしまして200万とさせていただきました。医療機械器具等整備事業の主なものといたしまして、医用画像診断支援システム、超音波診断装置等の購入を予定しております。  それでは、次のページをごらんいただきたいと存じます。第3条の収益的収入及び支出でございますが、収入及び支出の予定額は消費税込みで申し上げます。1項医業収益では、前年度の見込みを踏まえ、前年度当初対比5.3%の増、2項医業外収益につきましては、一般会計からの補助金、僻地診療所県補助金、長期前受金戻入額等の計上でございまして、前年度当初対比11.5%の減。したがいまして、1款病院事業収益の予定額は29億5,233万円で、前年度対比0.4%の増でございます。  続きまして、支出でございますが、予算実施計画によりご説明申し上げますので、342ページをごらんいただきたいと存じます。1款病院事業費用の本年度予定額は29億4,657万6,000円で、前年度当初対比0.2%の増でございます。1項医業費用は、給与費、材料費、経費、減価償却費等で、前年度対比0.3%増、2項医業外費用は、企業債利息、雑支出等で、前年度当初対比5.1%の減であります。3項予備費は、前年度と同額でございます。  次に、第4条の資本的収入及び支出につきましては、同じく予算実施計画によりご説明申し上げますので、343ページをごらんいただきたいと存じます。まず、収入でございますが、1項他会計負担金は一般会計からの負担金で、2項企業債につきましては、医療器械器具等整備事業を予定しております。したがいまして、1款の資本的収入の予定額は、前年度当初対比8.4%減の1億9,027万2,000円でございます。  対する支出でございますが、1項建設改良費は医療器械器具等購入費で、2項企業債元金償還金を合わせた1款の資本的支出の予定額は、前年度当初対比6.0%減の3億157万5,000円でございます。  なお、その結果、資本的収入額が資本的支出額に対しまして1億1,130万3,000円の不足を生じますので、当年度分消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補填させていただきたいと存じます。  それでは、前に戻りまして338ページをごらんいただきたいと存じます。第5条の企業債でございますが、第4条の資本的収入、2項企業債で予定しております事業の実施に当たり、起債の目的、限度額、起債の方法、利率、償還の方法を定めさせていただきました。  次に、第6条の一時借入金につきましては、前年度と同額の1億円を限度とさせていただきました。  次に、次ページの339ページをごらんいただきたいと存じます。第7条の予定支出の各項の経費の金額の流用でございますが、(1)の医業費用及び(2)の医業外費用につきましては、流用できることとさせていただきました。  次に、第8条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、その経費を職員給与費及び交際費として、その金額を記載のように定めさせていただきました。  次に、第9条のたな卸資産の購入限度額につきましては、材料費として予算措置額や貯蔵品、在庫の状況等を踏まえまして、前年度当初予算対比2.8%減の5億5,425万6,000円といたしたいわけでございます。  なお、344ページ以降に財務諸表、予算明細書等が添付してございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、概略を申し上げまして説明にかえさせていただきますが、今年度も積極的に医師確保に努め、市民のための医療を提供し、市民に信頼される病院づくりに努めてまいりますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。  続きまして、議案第37号 平成29年度安中市介護サービス事業会計予算につきましてご説明申し上げますので、375ページをごらんいただきたいと存じます。  まず、第1条につきましては、総則でございますので、説明を省略させていただきます。  第2条は、本予算の基礎となります業務の予定量でございますが、(1)の訪問看護事業のイ、対象人数につきましては、介護保険19人、介護予防保険8人及び医療保険27人をそれぞれ見込んだところでございます。ロの1カ月当たりの延べ訪問件数につきましては、介護保険75件、介護予防保険25件及び医療保険160件をそれぞれ見込んだところでございます。  次に、(2)の居宅介護支援事業でございますが、イの居宅介護サービス計画書作成等件数は732件、ロ、訪問調査件数48件、ハ、事務手続件数は2件を見込んだところでございます。  次に、第3条の収益的収入及び支出の予定額は、収入支出それぞれ前年度対比14.0%減の4,590万3,000円を計上させていただきました。内訳といたしまして、収入の1項営業収益につきましては、訪問看護及び居宅介護支援収益でございまして、前年度対比13.6%減の4,429万9,000円。次のページになりますが、2項医業外収益につきましては、受取利息、他会計補助金等でございまして、前年度対比24.4%減の160万4,000円とさせていただきました。  前のページに戻っていただきまして、支出の1項医業費用につきましては、給与費、経費等でございまして、前年度対比14.0%減の4,574万1,000円。また、次のページになりますが、2項医業外費用として6万2,000円、予備費といたしまして10万円を計上させていただきました。  次に、第4条の資本的収入及び支出の予定額は、支出で1項建設改良費のリース資産購入費といたしまして106万8,000円を予定しております。不足いたします106万8,000円につきましては、過年度分損益勘定留保資金で補填させていただきます。  次に、第5条の予定支出の各項の経費の金額の流用でございますが、(1)の営業費用及び(2)営業外費用につきましては、流用できることとさせていただきたいと存じます。  次に、第6条の議会の議決を経なければ流用することのできない経費につきましては、その経費を職員給与費とし、その金額を記載のように定めさせていただきました。  次に、第7条のたな卸資産の購入限度額につきましては、材料費といたしまして予算措置や貯蔵品の状況等を踏まえ、前年度対比24.9%増の21万1,000円とさせていただきたいと存じます。  なお、377ページ以降に予算実施計画、財務諸表、予算明細書等が添付してございますので、後ほどご高覧いただきたいと存じます。  以上、概略を申し上げまして説明にかえさせていただきますので、よろしくご審議の上、ご議決賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(吉岡完司議員) 説明が終わりました。  これより質疑を行います。  まず、議案第29号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) これをもって議案第29号の質疑を終結いたします。  次に、議案第30号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) これをもって議案第30号の質疑を終結いたします。  次に、議案第31号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) これをもって議案第31号の質疑を終結いたします。  次に、議案第32号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) これをもって議案第32号の質疑を終結いたします。  次に、議案第33号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) これをもって議案第33号の質疑を終結いたします。  次に、議案第34号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) これをもって議案第34号の質疑を終結いたします。  次に、議案第35号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) これをもって議案第35号の質疑を終結いたします。  次に、議案第36号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) これをもって議案第36号の質疑を終結いたします。  次に、議案第37号の質疑を行います。               〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) これをもって議案第37号の質疑を終結いたします。 △予算審査特別委員会の設置、委員会付託 ○議長(吉岡完司議員) お諮りいたします。  ただいま議題となっております議案第29号、議案第30号、議案第31号、議案第32号、議案第33号、議案第34号、議案第35号、議案第36号、議案第37号については、議長を除く議員全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) ご異議なしと認めます。  よって、本件については、議長を除く議員全員をもって構成する予算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。 △予算審査特別委員会委員の選任 ○議長(吉岡完司議員) お諮りいたします。  ただいま設置されました予算審査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長を除く議員全員を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) ご異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしましたとおり、議長を除く議員全員を予算審査特別委員会委員に選任することに決しました。 △請願・陳情について ○議長(吉岡完司議員) 日程第3、請願・陳情についてを議題といたします。  請願・陳情文書表を職員に朗読させます。               〔職員朗読〕                    請願・陳情文書表┌───┬─────────────────┬──────────┬──────┬────────┐│番 号│  件           名  │  提出者住所氏名 │ 紹介議員 │ 付託委員会  │├───┼─────────────────┼──────────┼──────┼────────┤│   │                 │          │ 奥原賢一 │        ││   │                 │          │      │        ││   │                 │          │ 柳沢吉保 │        ││   │                 │ 安中市安中1丁目1│      │        ││   │                 │          │ 吉岡 登 │        ││   │                 │ 7番11号    │      │        ││   │                 │          │ 櫻井ひろ江│        ││   │                 │ 安中市聴覚障害者協│      │ 福 祉 民 生││ 1号│安中市手話言語条例制定に関する請願│          │ 柳沢浩之 │        ││   │                 │ 会        │      │ 常任委員会  ││   │                 │          │ 上原富士雄│        ││   │                 │ 会長 清水  隆 │      │        ││   │                 │          │ 田中伸一 │        ││   │                 │ 外3名      │      │        ││   │                 │          │ 櫻井喜久江│        ││   │                 │          │      │        ││   │                 │          │ 高橋由信 │        │└───┴─────────────────┴──────────┴──────┴────────┘ ○議長(吉岡完司議員) ただいま朗読いたしました請願は、重要と思われますので、文書表のとおり所管の委員会に付託し、審査の過程において他の委員会の所掌事項に関連を生じた場合は、連合審査をお願いすることにいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) ご異議なしと認めます。  よって、本件は文書表のとおり付託することに決しました。 △休会について ○議長(吉岡完司議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。  お諮りいたします。委員会審査等により、明1日から13日までの13日間休会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(吉岡完司議員) ご異議なしと認めます。  よって、3月1日から13日までの13日間休会することに決しました。  来る3月14日午前9時、本会議を開きますから、ご参集願います。 △散会の宣告 ○議長(吉岡完司議員) 本日はこれにて散会いたします。                                      (午前11時30分)...