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  1. 太田市議会 2016-03-17
    平成28年 3月定例会−03月17日-06号


    取得元: 太田市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-25
    平成28年 3月定例会−03月17日-06号平成28年 3月定例会            平成28年3月太田市議会定例会会議録(第6日) 平成28年3月17日(木曜日)  〇出席議員 30名         1番  高 橋 え み          2番  渡 辺 謙一郎         3番  大 川 敬 道          4番  秋 山 健太郎         5番  高 田   靖          6番  高 木 勝 章         7番  八木田 恭 之          8番  渋 沢 ゆきこ         9番  水 野 正 己         10番  岩 崎 喜久雄        11番  星 野 一 広         12番  木 村 康 夫        13番  石 川 忠 宏         14番  齋 藤 光 男        15番  高 藤 幸 偉         16番  宮 沢 まりこ        17番  矢 部 伸 幸         18番  尾 内 謙 一        19番  町 田 正 行         20番  五十嵐 あや子        21番  川 鍋   栄         22番  正 田 恭 子        23番  白 石 さと子         24番  市 川 隆 康        25番  高 橋 美 博         26番  山 田 隆 史        27番  石 倉   稔         28番  久保田   俊
           29番  大 島 正 芳         30番  大 川 陽 一  〇説明のため出席した者    市長       清 水 聖 義     副市長      清 水 計 男    教育長      澁 澤 啓 史     企画部長     久保田 義 美    総務部長     長 島 榮 一     生活文化スポーツ部長                                  安 藤 信 行    福祉こども部長  齋 藤 保 義     健康医療部長   薊   貞 春    産業環境部長   星 野   晃     農政部長     一ノ瀬 和 也    都市政策部長   恩 田 洋 一     開発事業部長   蛭 川 信 一    上下水道局長   渡 辺 恭 宏     消防長      久保田 誠一郎    教育部長     小 林   豊     企画部副部長   石 川 秀 之    総務部副部長   野 口   晃     企画部参事(企画政策課長)                                  鈴 木 信 行    総務部参事(総務課長)          総務部参事(財政課長)             吉 田   稔              赤 坂 高 志  〇事務局職員出席者    事務局長     天 笠 秀 男     議会事務局参事(議会総務課長)                                  伏 島   治    議会総務課長補佐(議事係長)       議会総務課長補佐(総務係長)             山 影 正 敏              井 上 恵美子    係長代理     荻 野 寛 之           議 事 日 程(第6号)                             平成28年3月17日午前9時30分開議                             太田市議会議長     大 川 陽 一 第 1 議会改革調査特別委員会の報告について 第 2 太田駅周辺整備調査特別委員会の報告について 第 3 議案第15号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について─────────┐     議案第16号 太田市事務分掌条例の一部改正について                  │     議案第17号 太田市職員定数条例の一部改正について                  │     議案第18号 太田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関         │            する条例の一部改正について                       │     議案第19号 市長等の給与に関する条例の一部改正について               │     議案第20号 太田市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関す         │            る条例の一部改正について                        │     議案第21号 太田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正につい         │            て                          (総企委審査報告)│     議案第22号 太田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について         │     議案第23号 太田市職員の退職手当に関する条例の一部改正について           │     議案第24号 太田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改         │            正について                               │     議案第25号 太田市職員の降給に関する条例の制定について               │     議案第26号 太田市職員の退職管理に関する条例の制定について             │     議案第27号 太田市情報公開条例等の一部改正について                 │     議案第28号 太田市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について           │     議案第29号 太田市行政不服審査会条例の制定について                 │     議案第30号 太田市行政不服審査法関係手数料条例の制定について            │     議案第31号 太田市駐車場条例の一部改正について                   │     議案第32号 太田市火災予防条例の一部改正について──────────────────┘ 第 4 議案第33号 太田市いじめ問題専門委員会条例の制定について──────────────┐     議案第43号 太田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営         │            に関する基準を定める条例の一部改正について               │     議案第44号 太田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備         │            及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護 (教福委審査報告)│            予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例         │            の一部改正について───────────────────────────┘ 第 5 議案第34号 おおたNPOセンター条例の廃止にいて──────────────────┐     議案第35号 太田市消費生活センター条例の一部改正について              │     議案第36号 太田市農漁業災害対策特別措置条例の一部改正について   (市経委審査報告)│     議案第37号 太田市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部         │            改正について──────────────────────────────┘ 第 6 議案第38号 太田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例─────────┐            の一部改正について                           │     議案第39号 太田市建築審査会条例の一部改正について                 │     議案第40号 太田市道路占用料徴収条例の一部改正について               │     議案第41号 太田市下水道条例の一部改正について           (都建委審査報告)│     議案第42号 市道路線の廃止及び認定について                     │     議案第45号 太田市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条         │            例の一部改正について──────────────────────────┘ 第7  議案第 7号 平成28年度太田市一般会計予算について─────────────────┐     議案第 8号 平成28年度太田市国民健康保険特別会計予算について           │     議案第 9号 平成28年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計予算につい         │            て                                   │     議案第10号 平成28年度太田市後期高齢者医療特別会計予算について  (予特委審査報告)│     議案第11号 平成28年度太田市八王子山墓園特別会計予算について           │     議案第12号 平成28年度太田市介護保険特別会計予算について             │     議案第13号 平成28年度太田市太陽光発電事業特別会計予算について          │     議案第14号 平成28年度太田市下水道事業等会計予算について─────────────┘ 第 8 請願第 3号 奨学金制度の充実を求めることについて──────────────────┐     請願第 4号 全てのウイルス性肝硬変・肝がん患者の療養支援と肝炎ウイ         │            ルス検診の更なる推進を求める意見書の採択を求めることに (教福委審査報告)│            ついて─────────────────────────────────┘ 第 9 議会議案第1号 奨学金制度の充実を求める意見書 第10 議会議案第2号 全てのウイルス性肝硬変・肝がん患者の療養支援と肝炎ウイルス検診の更なる推進を求める意見書 第11 特定事件の閉会中継続調査の付託           本日の会議に付した事件 議事日程に同じ      ◎ 開     議                                       午前9時30分開議 ○議長(大川陽一) これより本日の会議を開きます。      ◎ 諸 般 報 告
    ○議長(大川陽一) 議事に入る前に、事務局長より諸般の報告をさせます。 ◎事務局長(天笠秀男) ご報告申し上げます。  最初に、監査委員からの報告でございますが、今定例会開会後、議長宛てに報告がございましたのは、生活文化スポーツ部、上下水道局、及び議会事務局の定期監査報告、工事監査、並びに1月分の例月出納検査結果報告でございます。  以上のことにつきましては、その都度写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。  次に、地方自治法第180条第1項の規定による専決処分でございますが、今定例会開会後、議長宛てに報告がございましたのは、損害賠償の額の決定及び和解について、6件の報告がございました。  以上のことにつきましては、その都度写しを配付してございますので、ご了承いただきたいと思います。  次に、陳情でございますが、今定例会、招集告示日以降に受理いたしました陳情は、1件でございます。  その内容につきましては、お手元に配付の陳情文書表のとおりであります。  以上でございます。 ○議長(大川陽一) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付申し上げたとおりであります。  その順序により会議を進めたいと思いますので、ご了承願います。  日程に入ります。      ◎ 議会改革調査特別委員会の報告について ○議長(大川陽一) 日程第1、議会改革調査特別委員会に付託中の事件について報告を行いたいとの申し出がありますので、この際、これを許します。  星野一広委員長。 ◎議会改革調査特別委員長(星野一広) ご指名によりまして、議会改革調査特別委員長報告を申し上げます。  地方分権一括法の施行以来、地方自治体を取り巻く情勢は大きく変化し、地方分権に即応した議会のあり方を求める動きが広がっております。  このような中で、本市議会においても、これらに対応する議会のあり方を明らかにし、議会改革の方策について調査研究を行う必要があることから、改選前の平成24年5月に本特別委員会が設置され、今期も平成27年5月に改めて本特別委員会を設置し、議会改革について協議・検討することとなりました。  それでは、平成27年5月臨時会以降の本特別委員会の活動内容について、ご報告を申し上げます。  委員会では、まず、前期の検討項目をベースに各会派から提案された検討すべき項目を決定し、「市民に開かれた議会」「議会の機能」「議員の処遇・活動」の3分類に振り分け、その項目の中から、「予決算特別委員会のインターネット中継」「議会基本条例逐条解説」「太田市議会大規模災害対応指針の作成」の3つを、今年度に協議するものとして決定いたしました。  「予決算特別委員会のインターネット中継」については、予決算特別委員会の様子を配信することで開かれた議会の一助となり、また、委員会審議の中継を通じ本市の予算決算について市民の関心が高まることが期待できることから、実施することといたしました。  実施に当たっては、現在の本会議中継の配信方法によるのか、ユーストリームなど他の配信方法によるのかなどの協議がなされ、その結果、現在の方法によりインターネット中継すること、録画配信は行わないこと、発言者のテロップは付さないこと、発言者へのズームは操作上可能な範囲とすること、実施時期については平成28年度からとすることを委員会として決定いたしました。  「議会基本条例逐条解説」については、太田市議会基本条例が平成27年4月26日に施行されたことに伴い、条例の実効的な運用を図る上で共通の認識を持つ必要性があるため、条文の逐条解説を作成することといたしました。  実施に当たっては、太田市議会基本条例の前文、第1条から第26条及び附則について逐条の解説及び委員会における議論の経過についてまとめ、委員会として決定いたしました。  「太田市議会大規模災害対応指針の作成」については、近年、各地で想定外の災害が頻繁に発生しており、そうした大規模災害など緊急事態発生時に、太田市議会及び太田市議会議員がどのように対応をすべきか共通の認識を持ち、迅速かつ適切な行動がとれるよう危機管理体制を定める必要があるため、実施することといたしました。  実施に当たっては、まず、執行者から「太田市地域防災計画」「災害時職員配備簡易マニュアル」の概要と危機管理室の業務について説明を受け、具体的な協議の進め方を検討いたしました。協議では、対応指針の基本方針として、大規模な災害が発生した場合、市議会は状況に応じた必要な体制を整備するとともに、執行機関が災害対応に全力で専念し応急活動を円滑に実施できるよう必要な協力を行うこと、議長は議員へ適切な情報の提供を行うとともに、議員から報告される地域の情報を一括して太田市災害対策本部に伝達すること、議員は地域における被害状況の把握に努めるとともに、市民の安全確保と応急対応等に最大限努力することを決定し、また、災害時の対応として「地震の場合」「風水害の場合」「その他の大規模災害の場合」「議長が不在の場合」について、それぞれの行動基準を委員会として決定いたしました。  以上、平成27年5月臨時会以降から今日までの活動内容をご報告申し上げました。  続きまして、平成24年5月の本特別委員会設置から前期の議員の任期満了までの活動内容について、総括的な報告を申し上げます。  本特別委員会は、設置以来、さまざまな項目について議論を重ねてまいりました。  主なものとして、「市民に開かれた議会」の実現のために、インターネットによる本会議の中継、議長交際費の公表、議会報告会等の開催、政務活動費の公表、議員の各議案に対する賛否の公表などの改革案を決定いたしました。  また、「議会の機能」の強化のために、委員会等の審議における議員間相互の自由討議、議会が主要事業に関して客観的な評価をするための政策評価・事務事業評価への取り組みなどの改革案を決定いたしました。  なお、これらの改革案は全議員のご了承をいただき、全て実施することができました。  さらに、「議員の処遇・活動」の明確化を図るために、議員が疾病等により議員活動を休止せざるを得ない場合、議員報酬や期末手当を減額することを定める議員の休業の扱い及び議員が明確な政治倫理に基づいて市政を担うための基準を定める議員の倫理規程についての改革案を決定いたしました。  そして、これらについては、平成25年12月定例会で「太田市議会の議員の議員報酬等の特例に関する条例」また、平成26年12月定例会で「太田市議会議員政治倫理条例」をそれぞれ制定することができました。  委員会の活動の中でも特筆すべきことは、議会改革の集大成とも言える「太田市議会基本条例(案)」をまとめ上げたことであります。議会基本条例は、長と議会の二元代表制を機能させ、議会及び議員が市民の負託に応え市民から信頼されるとともに、地域経営を担うための議会運営を明確にした太田市議会の最高規範であります。この条例は、平成27年3月定例会に提出され賛成全員により可決されましたが、このことにより、責任ある太田市議会が新たなる第一歩を踏み出したものと確信いたしております。  以上、本特別委員会におけるこれまでの活動内容についてご報告申し上げました。  なお、この報告をもって、特別委員会としての調査は終了いたしますが、議会改革に終わりはありません。今後とも市民に信頼される「わかりやすく開かれた太田市議会のあるべき姿」を求め続けることをお誓い申し上げ、また、議会改革に携わっていただいた全ての皆様に感謝申し上げ、議会改革調査特別委員会の最終報告とさせていただきます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(大川陽一) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(大川陽一) お諮りいたします。  ただいまの委員長報告を承認することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(大川陽一) ご異議なしと認めます。  よって報告を承認することに決定いたしました。      ◎ 太田駅周辺整備調査特別委員会の報告について ○議長(大川陽一) 次に、日程第2、太田駅周辺整備調査特別委員会に付託中の事件について報告を行いたいとの申し出がありますので、この際、これを許します。  岩崎喜久雄委員長。 ◎太田駅周辺整備調査特別委員長(岩崎喜久雄) ご指名によりまして、太田駅周辺整備調査特別委員長報告を申し上げます。  平成27年5月臨時会において本特別委員会が設置されましたが、それ以降の活動状況と本特別委員会の活動について、総括的なご報告を申し上げます。  初めに、昨年6月5日に開催した委員会につきましては、執行者から、(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設の設計及び管理運営基本計画の概要のこと、同施設整備事業の工事請負契約締結のこと、太田駅南口地区市街地総合再生計画のこと、太田駅南口地区の市街地再開発事業のこと、太田駅南口駅前広場整備事業のことについての報告を受け、委員からは、(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設の屋上庭園における樹木の植栽方法と維持管理のこと及び同施設利用者のための駐車場確保のこと、太田駅南口駅前広場整備事業における視覚障がい者誘導用ブロックの整備状況のことなどについて、質疑、意見、要望がありました。  続いて、9月3日に開催した委員会につきましては、執行者から、(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設整備事業における工事の進捗状況のこと、同施設に係るワークショップ開催結果のこと、同施設のロゴマーク作成の経過等のこと、太田駅南口第二地区第一種市街地再開発事業における権利変換計画等の概要のことについての報告を受け、委員からは、(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設の管理運営を行うための人件費とカフェ及びミュージアムショップ業務委託の公募のこと、太田駅南口地区市街地総合再生計画のその他地区における今後の再開発事業の予定のことなどについて、質疑、意見、要望がありました。  続いて、行政視察といたしまして11月5日、6日の両日、岐阜県岐阜市と愛知県東海市を視察し、図書館、市民活動交流センター、展示ギャラリーなどを併設した中心市街地の核となる複合施設「ぎふメディアコスモス」と「東海太田川駅西地区第一種市街地再開発事業」について、調査、研究してまいりました。  続いて、12月2日に開催した委員会につきましては、執行者から、(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設整備事業における工事の進捗状況と地盤改良工事が適正に施工されていることについての報告のこと、同施設にかかわるワークショップの開催結果とロゴマークのこと、太田駅南口第二地区第一種市街地再開発事業におけるくい工事の安全性の確認のことについての報告を受け、委員からは、(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設のロゴマークを使用断念した場合のVIデザイン業務委託料のこと、同施設のロゴマークの公募のこと、同施設の選書業務のスケジュールと書籍の購入先のことなどについての質疑、意見、要望がありました。  続いて、2月4日に開催した委員会につきましては、執行者から、(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設整備事業の工期延長及び工期延長による開館の延期のこと、同施設における愛称の使用断念のこと、同施設のカフェ及びミュージアムショップの出店者募集のこと、同施設の収書支援事業者選定プロポーザルの実施結果のことについて報告を受け、委員からは、(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設整備事業の工期延長による工事費の増額のこと、同施設にかかわる職員の配置と人件費のこと、同施設西側駐車場の賃借料と利用方法のことなどについて、質疑、意見がありました。また、本特別委員会の今後のことについて協議を行いました。  続いて、2月23日に開催した委員会については、執行者から、太田市美術館・図書館の管理運営実施計画のこと、太田駅南口第二地区第一種市街地再開発事業の概要と工事の進捗のことについての報告を受け、委員からは、太田市美術館・図書館管理運営実施計画における同施設の人員体制のこと、同施設の開館記念式典後、すぐに全館運営をしない理由のこと、同施設のカフェ及びミュージアムショップの公募受け付け状況のこと、まちじゅう図書館の実施方法のことなどついて、質疑、意見、要望がありました。  以上、平成27年5月臨時会から本日までの活動状況についてご報告申し上げました。  続きまして、本特別委員会の活動について総括的な報告を申し上げます。  本特別委員会は、「太田駅周辺の再開発に伴う整備等に関する諸課題を調査研究し、その総合的な施策に資すること」を目的として、平成26年5月臨時会において設置され、改選を挟み、2年にわたり、本日までに10回の委員会を開催し、太田駅周辺の再開発に伴う整備等に関する諸事業について執行者より報告を受けるとともに、行政視察を実施し、太田駅周辺の整備のあり方に関しさまざまな調査、研究及び協議を行ってまいりました。  太田駅周辺の個別の整備事業を見てみますと、まず、(仮称)太田駅北口駅前文化交流施設整備事業については、施設整備の基本方針が平成25年1月に策定され、公募型プロポーザル方式により設計者が同年3月に決定されました。その後、市民の主体的な参画を促し、市民の意見を設計に反映させるためのワークショップなどを開催し、平成26年10月に基本設計が、昨年3月に実施設計が完了し、同年6月定例会において工事請負契約についての議決がされております。太田市美術館・図書館は、現在建設中であり、本年10月末工事が完成予定であります。  また、太田市美術館・図書館の管理運営についての基本方針を定めた管理運営基本計画が昨年6月に、管理運営についてより具体的に定めた管理運営実施計画が本年2月に策定され、同年12月の開館及びその後の運営に向けて事務が進められております。  次に、太田駅南口地区市街地総合再生計画の太田駅南口第1地区、第2地区において実施されている太田駅南口駅前広場整備事業については、平成26、27年度と2カ年にわたる整備が終了し、本年4月より供用開始予定であります。  同計画の第2地区において実施されている太田駅南口第二地区第一種市街地再開発事業につきましては、再開発事業を行う民間事業者への支援を行うものでありますが、平成26年9月に都市計画決定、昨年1月に施行認可、7月に権利変換計画が認可され、その後、既存建物の取り壊し、9月から2棟の再開発ビルの建設工事が開始されており、平成28年度中には完成予定であります。  以上が、現在実施されております太田駅周辺の個々の整備事業の状況でありますが、本特別委員会としては、太田駅周辺の施設整備事業を中心に、計画の段階より委員会において執行者から報告を受け、議論をし、さまざまな角度から意見、提言を行ってきた中において、調査研究してきた施設整備が順調に進んでおり、一定の成果を出すことができたものと考え、このたび最終の委員長報告を行うこととなりました。  執行者におかれましては、さまざまな資料提供や委員会における誠意ある説明、答弁をいただき、この場をおかりして深く敬意を表するものであります。今後も太田駅北口及び南口における、それぞれの機能を充実させることで、誰もが気軽に利用でき、また快適に過ごせるよう、本市の玄関口として太田駅周辺の整備を推進し、再び中心市街地に人の流れと活気を取り戻すべく、一層のご努力をお願い申し上げる次第であります。  また、本特別委員会としての調査研究は、この報告をもって終了となるわけでありますが、これから太田駅周辺が大きく変わろうとしております。太田駅周辺の再開発に伴う大型の施設整備の完成により太田駅前の景観ががらりと変わり、さらなる民間活力の誘発や関係者の合意形成が促進され、新たな再開発の機運がさらに高まることを期待しております。  今後は、本特別委員会において調査研究してまいりました太田駅周辺にかかわる諸事業につきまして、引き続き所管の常任委員会において報告を受け、太田市議会として、継続して調査研究を行っていただきたいと考えております。  最後になりますが、本市の顔である太田駅周辺のにぎわい創出と中心市街地活性化のため、真摯に取り組んでこられた委員各位を初めとする関係者の皆様に深く感謝申し上げまして、本特別委員会の最終報告とさせていただきます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(大川陽一) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(大川陽一) お諮りいたします。  ただいまの委員長報告を承認することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(大川陽一) ご異議なしと認めます。  よって報告を承認することに決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                       平成28年3月3日
    太田市議会議長   大 川 陽 一  様                                総務企画委員長  五十嵐 あや子                        記 ┌───────┬─────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │       件              名      │議決の結果│ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第15号 │群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議について  │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第16号 │太田市事務分掌条例の一部改正について           │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第17号 │太田市職員定数条例の一部改正について           │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第18号 │太田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する│ 原案可決 │ │       │条例の一部改正について                  │     │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第19号 │市長等の給与に関する条例の一部改正について        │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第20号 │太田市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条│ 原案可決 │ │       │例の一部改正について                   │     │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第21号 │太田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第22号 │太田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について  │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第23号 │太田市職員の退職手当に関する条例の一部改正について    │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第24号 │太田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正に│ 原案可決 │ │       │ついて                          │     │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第25号 │太田市職員の降給に関する条例の制定について        │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第26号 │太田市職員の退職管理に関する条例の制定について      │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第27号 │太田市情報公開条例等の一部改正について          │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第28号 │太田市固定資産評価審査委員会条例の一部改正について    │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第29号 │太田市行政不服審査会条例の制定について          │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第30号 │太田市行政不服審査法関係手数料条例の制定について     │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第31号 │太田市駐車場条例の一部改正について            │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第32号 │太田市火災予防条例の一部改正について           │ 原案可決 │ └───────┴─────────────────────────────┴─────┘ ○議長(大川陽一) 次に、日程第3、議案第15号から第32号までの18議案を一括議題といたします。  18議案は、総務企画委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに五十嵐あや子委員長から報告を求めます。 ◎総務企画委員長(五十嵐あや子) ご指名によりまして、総務企画委員長報告を申し上げます。  去る2月23日に本委員会に付託されました議案第15号から第32号までの18議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、3月3日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、2月18日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第15号 群馬県市町村総合事務組合の規約変更に関する協議についてご報告を申し上げます。  本案は、本市が消防団員等における公務災害補償などの支給事務について共同処理を行うため加入している群馬県市町村総合事務組合の組織団体として、平成28年2月8日から群馬東部水道企業団を適用するため、当該組合の規約の改正が必要になることから議会の議決を求めるものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第16号 太田市事務分掌条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、柔軟で効率的な組織を構築するため、生活文化スポーツ部を市民生活部と文化スポーツ部に細分化し、市民生活に直結した「交通に関する事項」を総務部から市民生活部に移管し、また、業務内容に適した名称とするため、開発事業部を行政事業部に改め、さらに、群馬東部水道企業団の設立による本市水道事業廃止に伴い、上下水道局を廃止し、「下水道事業に関する事項」を都市政策部に移管しようとするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第17号 太田市職員定数条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、合併時の職員数から400人を削減することを内容とした定員適正化計画が平成27年4月に完了したことに伴い、関係条例の一部を改正しようとするものであります。  委員からは、定数外の職員とすることができる規定に当てはまる職員の具体例のこと、休職や育児休業中の職員がいる職場における臨時職員の雇い上げによる対応のことなどについて質疑がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第18号 太田市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律が施行され、地方公務員災害補償法施行令の一部が改正されたことに伴い、同令に準じて定めている条例の規定について、所要の改正を行おうとするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第19号 市長等の給与に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、人事院勧告に基づき、国家公務員等の給与等が改正されたことに準じ、市長等の平成27年12月期の期末手当の支給率を0.1月分引き上げ2.225月分とし、年間では4.2月とするとともに、平成28年度の期末手当の支給率を再配分しようとするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第20号 太田市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、人事院勧告に基づき、国家公務員等の給与等が改正されたことに準じ、市議会議員の平成27年12月期の期末手当の支給率を0.1月分引き上げ2.225月分とし、年間では4.2月とするとともに、平成28年度の期末手当の支給率を再配分しようとするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第21号 太田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、人事院勧告に基づき、国家公務員等の給与が改正されたことに準じ、平成27年4月にさかのぼっての給料表水準を引き上げ、平成27年12月期の勤勉手当の支給率を0.1月分引き上げ0.85月とすること、さらに、給与制度の総合的見直しによって平成28年度からの給料表の水準を引き下げること、また、地方公務員法の一部改正に伴い、等級別基準職務表を規定すること等の所要の改正をするため、条例の一部を改正しようとするものであります。  委員からは、給与制度の総合的見直しに係る現給保障制度の仕組みのこと、等級別基準職務表の条例化に伴って主査を係長代理に一本化することにあわせて係長代理を対象に廃止される管理職手当と新たに支給対象となる時間外勤務手当とのバランスのことなどについて質疑がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第22号 太田市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、平成28年4月1日よりイノシシ駆除に係る作業に従事した職員に対し、特殊勤務手当として1件300円を支給する規定を整備するため、条例の一部を改正しようとするものであります。  委員からは、イノシシ駆除に係る作業の具体的内容及び手当額の根拠についての質疑があり、このことについては、捕獲おりにかかり猟友会にしとめられたイノシシを清掃センターに運び入れる作業を想定しており、清掃作業手当における動物等の死体処理作業の手当額と同一基準にしたとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第23号 太田市職員の退職手当に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、人事院勧告による給与制度の総合的見直し等が退職手当の支給水準に及ぼす影響等に鑑み、現行の退職手当の支給水準の範囲内で、職員の在職期間中の公務への貢献度をより的確に反映させるため、条例の一部を改正しようとするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第24号 太田市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、平成28年4月1日から施行される地方公務員法の一部改正に伴い、太田市人事行政の運営等の状況の公表に当たり、任命権者が市長に報告する事項について、所要の改正をするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第25号 太田市職員の降給に関する条例の制定についてご報告を申し上げます。  本案は、地方公務員法の一部改正により、人事評価制度に関する規定等が整備され、国と同様に勤務成績を処遇に反映させる場合の要件が明確となり、平成28年度から人事評価制度が本施行されることに伴い、本市職員の降給、つまり降格と降号について必要な事項を規定するため、条例を制定しようとするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第26号 太田市職員の退職管理に関する条例の制定についてご報告を申し上げます。  本案は、地方公務員法の一部改正により、職員の退職管理に関する規定が新設されたことに伴い、退職管理の適正を確保するために必要な事項を定めるため、条例を制定しようとするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次の議案第27号から第30号までの4議案につきましては、不服申し立ての制度である行政不服審査法が公正性の向上等の観点から全部改正され、平成28年4月1日から施行されることに伴い、関係条例の整備を行うものであります。  それでは、議案第27号 太田市情報公開条例等の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、先ほど申し上げました行政不服審査法等の改正に伴い、太田市情報公開条例、太田市個人情報保護条例、太田市情報公開及び個人情報保護審査会条例の3つの条例について、所要の整備を行うものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第28号 太田市固定資産評価審査委員会条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、同じく行政不服審査法等の改正に伴い、固定資産課税台帳に登録された価格に関する審査の申し出に関する規定について、所要の整備を行うものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第29号 太田市行政不服審査会条例の制定についてご報告を申し上げます。  本案は、行政不服審査法の改正に伴い、市長が行った処分等に対する審査請求について、その裁決の適否を審査する附属機関として太田市行政不服審査会を設置するため、条例を制定しようとするものであります。
     委員からは、本審査会の委員の選任基準について質疑があり、このことについては、本年4月1日付で委員を委嘱する予定であるが、弁護士や行政に精通した者がふさわしいと考えており、具体的な人選については、現在検討しているところであるとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第30号 太田市行政不服審査法関係手数料条例の制定についてご報告を申し上げます。  本案は、審理員、審査庁または太田市行政不服審査会に提出された書面等について、その写しの交付を求めた際に納付する手数料の額、減免その他必要な事項について定めるため、条例を制定しようとするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第31号 太田市駐車場条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、太田駅南口に新たに整備する太田駅南口駅前広場駐車場について、他の市営駐車場と同様に管理するため、条例の一部を改正しようとするものであります。  委員からは、本駐車場の収容台数について質疑があり、このことについては、25台収容の駐車場が整備されるとのことでありました。  また、太田駅南口におけるスクールバス等の乗降場所のことなどについて質疑がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第32号 太田市火災予防条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令が一部改正されたことに伴い、グリドルつきコンロなど新たな設備及び器具に係る離隔距離に関する規定を整備するため、条例の一部を改正しようとするものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました18議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(大川陽一) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(大川陽一) 議事の都合により、議案第15号から第32号までの18議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、9番水野正己議員。 ◆9番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第17号、議案第19号、議案第20号、議案第21号及び議案第25号における問題点を指摘して、反対討論を行います。  まず、議案第17号は、本市の職員定数を現行の1,790人から1,496人へと294人の削減を行い、あわせて兼任または併任の職員、休職中の職員、育児休業中の職員、他の地方公共団体に派遣中の職員、条例に基づき公益法人などに派遣中の職員を定数外とする規定を新設するものとされます。既に2005年の合併後に400人の職員削減を行ってきておりますが、本案によってさらに職員を削減することになります。  合併直後の2005年4月1日に実人員で1,891人だった正規職員は、ことし4月1日の見込みで1,445人とされ、やはり合併直後の2005年4月1日に実人員で499人であった非正規職員は、ことし4月1日の見込みで、ことし3月8日現在の非正規職員から推計すると744人となることが予算特別委員会の質疑で明らかにされております。本案による改定後の職員定数は1,496人とされますが、ことし4月1日の見込みで1,445人とされる実人員数は、本案による定数を下回るものとなります。定数を実人員に合わせるとして、定数削減を行いながら削減された定数を下回る実人員削減を行い、さらに定数を実人員に合わせる定数削減を行い、また削減された定数を下回る実人員削減を行うという手法は今回が初めてではなく、削減された正規職員の事実上の代替、肩がわりとして非正規職員をふやしてきたのが実態です。  この間、特例市への移行とあわせ、地方分権の名のもとに、国や県からの本市への権限移譲が進み、さらに国の法律や制度改悪により本市の事務、仕事がふえ続けていることは言うまでもありません。そして、やはり言うまでもなく、行政サービスの担い手である職員の削減は市民サービスの後退につながることを指摘しないわけにはいきません。安倍自公政権によるこの間の消費税増税や社会保障の給付減、負担増、物価高、派遣法改悪などによって市民も中小企業も打撃を受け続けているもとで、市民の暮らしや中小企業の経営を守るためには、行政サービスの担い手である職員の力をどれだけ発揮できるかが重要となります。  同時に、職員削減の代替、肩がわりをする形で低賃金の非正規職員をふやし続けることは、同一労働同一賃金の原則から考えても、太田市政ワーキングプアの拡大につながることから考えても、本市より賃金の高い近隣他県への優秀な資質と力量のある人材の流出が加速することにつながることからも、定数削減は絶対に認められるものではないことを強調するものです。  続いて、議案第19号ですが、これは人事院勧告に基づき市長などの期末手当、つまり、ボーナスの0.1月増額を昨年12月分に適用し、新年度以降はその0.1月増額分を6月と12月のボーナスでそれぞれ0.05月増額に振り分けるものとされます。本案によって増額されるボーナスは市長で12万2,500円、副市長で10万3,900円、教育長で8万9,500円、合わせて31万5,900円となります。  さらに、議案第20号では、やはり人事院勧告に基づくものとされますが、議長、副議長以外の議員のボーナスを1人当たりで5万8,200円、議長、副議長の月額報酬が他の議員より一定額高いことから合計では175万8,000円の増額となります。  そして、議案第21号では、やはり人事院勧告に基づくものとされますが、職員の給与削減が行われます。ボーナスこそ市長などや議員と同様に0.1月増額され、全職員の給料月額を行政職で平均0.29%、平均月額952円、消防職で平均0.36%、平均月額1,222円と、それぞれ昨年4月1日にさかのぼって引き上げるものの、ことし4月1日からは給料表で2級13号以上の職員、つまり、中堅以上の職員の給料を行政職で平均1.71%、平均月額5,601円、消防職では平均1.72%、平均月額5,858円をそれぞれ引き下げることになります。激変緩和措置として2年間の現給保障、つまり、2年間は減額はないという措置がとられますが、それでもその2年間は定期昇給分が奪われ、2年後からはまさしく賃金削減が行われることになります。  本案による影響は、ボーナスを除いて昨年4月1日にさかのぼる増額合計が1,600万円とされるのに対し、ことし4月1日からの削減合計が1億200万円とされます。中堅以上の職員は、言うまでもなく、責任も業務量もふえ、子育て、教育、マイホームや親の介護など生活費もかさんでいくことになります。こうした中堅以上の職員の賃下げが職員の生活設計を狂わすことからも、民間賃金にも波及することからも、賃上げによって国民の所得をふやすことで景気の回復を図る上からも地域経済を一層冷え込ませるという問題からも断じて認められるものではありません。  同時に、職員には1億円からの賃金削減を行いながら、市長や議員などにはボーナスをふやすというやり方には、市長や議員などは労働者とは同列に論じられないことからも、認められるものではないということを申し上げるものです。  続いて、議案第25号ですが、これは職員の意向に反して降給、つまり降格と号給を落とす規定をつくるものとされます。降格の理由としては、勤務実績がよくないと認められる場合、心身の故障のために職務の遂行に支障のある場合、適格性を欠く場合などの規定が示されております。  しかし、それでは実際に勤務実績がよくない、心身の故障、職務の遂行に支障、適格性を欠くとは、具体的、客観的に何をもって誰が判断するのかが問われます。そもそも勤務実績や職務の遂行は、チームワークで仕事をする職場では職員1人1人を個別に評価することが極めて難しいものと言えます。これは民間でも同様ですが、とりわけ公務労働は、製品を安く速く正確につくることが具体的、客観的に評価しやすい形のある製品をつくる営利企業、民間製造業とは全く公務労働は別物であり、勤務実績や職務の遂行の評価そのものが客観的、具体的には難しいものと言えます。つけ加えるなら、民間製造業であっても、安く速く正確にを追求することで労働者の身体的、精神的負担の増加がつきまといます。こう考えると、本案によってなおさら職員の職務の遂行に支障が生じる、あるいは職員の心身に故障を生じる結果を生み出すことにもつながりかねない危険を生ずるものと言えます。  さらに言えば、問題のある職員、問題のある行動を起こした職員には、現行制度でも減給、つまり賃金カットや停職、懲戒免職などの処分を下すことも可能であり、恣意的な処分と降格、賃金カットにつながりかねない、ともすれば、職員の士気の低下にもつながりかねない本案は、やはり到底認められるものではないことを改めて強調するものであります。  以上、議案第17号、議案第19号、議案第20号、議案第21号及び議案第25号における問題点を指摘して反対討論を終わります。 ○議長(大川陽一) 次に、15番高藤幸偉議員。 ◆15番(高藤幸偉) 創政クラブの高藤幸偉でございます。  議案第17号 太田市職員定数条例の一部改正について、議案第19号 市長等の給与に関する条例の一部改正について、議案第20号 太田市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について、議案第21号 太田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について及び議案第25号 太田市職員の降給に関する条例の制定について、これら5議案を可決すべきものとした委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。  初めに、議案第17号 太田市職員定数条例の一部改正についてですが、本案は、合併時から職員を400人削減するとした定員適正化計画の完成等に伴い、職員定数の見直しを図るため、条例の一部改正を行うとのことであります。  本市においては、平成17年4月1日の職員数1,891人が、平成27年4月1日には1,506人となり、定員適正化計画に基づき着実に職員数を減員してきたところであります。一般的に職員定数とは、恒常的に勤務する常勤の職員を任命できる限度を示すものと解釈されているとのことであり、本案は、これらの実職員の人数を基本として、任命できる職員の限度数を定めようとするものであります。このことについては、妥当な改正であると考えられますが、今後においては、職員定数と実職員数との乖離が生じないよう、適切な職員定数管理に努めていただくよう希望するものであります。  次に、議案第19号 市長等の給与に関する条例の一部改正について及び議案第20号 太田市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正についてであります。  人事院は、公務員給与と民間給与との較差を解消するため、昨年8月6日に国家公務員の給与について勧告を行いました。国の内閣総理大臣等の特別職や国会議員の期末手当は、人事院の給与勧告に基づく一般職の国家公務員の例によるとされており、議案第19号は市長等の期末手当の支給率について、議案第20号は議員の期末手当の支給率について、それぞれ国の例に準じて改正を行うものであります。  具体的には、両議案ともに、平成27年12月期の期末手当の支給率を0.1月分引き上げ2.225月とし、年間4.2月とするとともに、平成28年度以降の期末手当の支給率を再配分しようとするものであり、市の一般職の職員の勤勉手当の支給率の引き上げと同等の引き上げとなっていることから、均衡に考慮した改正であると考えられます。  次に、議案第21号 太田市一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてですが、本案は、国家公務員の給与に対する人事院勧告及び群馬県職員の給与に対する群馬県人事委員会勧告を踏まえ、平成27年4月にさかのぼり給料表の水準の引き上げ、平成27年12月期の勤勉手当の支給率の引き上げ、また、平成28年4月より給料表の水準の引き下げ、単身赴任手当及び管理職員特別勤務手当の改正を行い、さらに地方公務員法の改正に伴い、等級別基準職務表を規定しようとするものであります。  本市では、地方公務員法第14条第1項に規定した情勢適応の原則及び同法第24条第2項に規定した均衡の原則に基づき、人事院勧告及び群馬県人事委員会勧告を踏まえて給与改定を行ってきました。  今回の改正は、公務員について憲法に保障されている労働基本権を制約することに対する代償措置としての人事院及び群馬県人事委員会の勧告の趣旨を踏まえて、地方公務員法の給与決定の諸原則に基づき給与改定を行い、さらに地方公務員法に基づき基準職務を定めようとするものであり、適正な改正であると考えます。  次に、議案第25号 太田市職員の降給に関する条例の制定についてですが、能力及び実績に基づく人事管理のため、平成19年に行われた国家公務員法等の一部改正に伴う人事院規則の改正に続き、地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律により、人事評価制度に関する規定等の整備が行われ、地方公務員においても、国家公務員と同様に勤務成績を処遇に反映する場合の要件について明確化が図られました。  本案につきましては、本市におけるこれらの能力及び実績に基づく人事管理、すなわち人事評価制度の導入に伴い、分限処分としての降給について、その効果及び手続について、法律の規定に基づき必要な事項を定めようとするものであるとのことであります。  内容といたしましては、降給の種類として降格と降号を定義するとともに、降格及び降号の事由を規定しようとするものであり、職員の意に反する降格及び降号の事由を地方公務員法の趣旨にのっとり、明文化することにより、職員に対する恣意的な運用を避けようとするためのものであることから、適切なものと考えます。  以上の理由から、これら5議案を可決すべきものとした総務企画委員会の決定は妥当であることを申し上げまして、議案第17号、議案第19号、議案第20号、議案第21号及び議案第25号についての委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(大川陽一) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(大川陽一) これより採決いたします。  最初に、議案第15号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第16号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第17号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第18号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第19号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第20号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第21号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第22号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。
     次に、議案第23号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第24号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第25号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第26号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第27号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第28号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第29号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第30号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員。よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第31号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第32号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                       平成28年3月3日 太田市議会議長   大 川 陽 一  様                                教育福祉委員長  大 島 正 芳                        記 ┌───────┬─────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │       件              名      │議決の結果│ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第33号 │太田市いじめ問題専門委員会条例の制定について       │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第43号 │太田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関│ 原案可決 │ │       │する基準を定める条例の一部改正について          │     │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第44号 │太田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び│ 原案可決 │ │       │運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のた│     │ │       │めの効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正に│     │ │       │ついて                          │     │ └───────┴─────────────────────────────┴─────┘ ○議長(大川陽一) 次に、日程第4、議案第33号、議案第43号及び議案第44号の3議案を一括議題といたします。  3議案は、教育福祉委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに大島正芳委員長から報告を求めます。 ◎教育福祉委員長(大島正芳) ご指名によりまして、教育福祉委員長報告を申し上げます。  去る2月23日に本委員会に付託されました議案第33号、議案第43号及び議案第44号の3議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、3月3日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、2月18日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第33号 太田市いじめ問題専門委員会条例の制定についてご報告を申し上げます。  本案は、いじめ防止対策推進法第14条第3項の規定に基づき、太田市教育委員会の諮問に応じ、いじめ防止対策に関する事項について、調査審議するとともに、いじめの重大事態に係る事実関係を明確にするための調査を行う附属機関として「太田市いじめ問題専門委員会」を設置するため、条例を制定しようとするものであります。  委員からは、教育委員会からの諮問に応じる場合の具体的な仕組みや手順についての質疑があり、このことについては、定期的な会議は年2回ほどを予定しているが、重大事態が起きた場合には、その都度、会議を開き、調査や事実関係を明確にしていただく。また必要なときには、教育委員会の職員が、随時、委員のところへ出向き、子どもたちの状況などについてアドバイスをいただく予定とのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第43号 太田市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について及び議案第44号 太田市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例の一部改正について一括してご報告を申し上げます。  指定地域密着型サービス及び指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員等の基準については、介護保険法において、省令で定める従うべき基準等に基づき、市町村が条例で定めるものとされており、これらの2議案につきましては、その条例の基準となる省令が改正されたことに伴い、改正後の省令と同様の基準に改めるための条文の整備等、所要の改正を行おうとするものであります。  改正については、介護保険法の改正により生じた条例における引用条文の項ずれの整理、認知症対応型通所介護及び介護予防認知症対応型通所介護の事業について、運営推進会議の設置を新たな基準として設けるための規定の整備を行うもので、議案ごとに審査を行いました。  議案第43号について、委員からは、地域密着型サービスの施設数についての質疑があり、このことについては、10カ所程度ということでありました。  また、施設への監査体制のことについて質疑がなされました。  議案第44号について、委員からは、人員や設備運営に関する基準のこと、介護予防施設数のことについて質疑が行われました。  挙手により採決を行った結果、2議案とも、賛成全員により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました3議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(大川陽一) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(大川陽一) 議事の都合により、議案第33号、議案第43号及び議案第44号の3議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決
    ○議長(大川陽一) これより採決いたします。  最初に、議案第33号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第43号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第44号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                       平成28年3月4日 太田市議会議長   大 川 陽 一  様                                市民経済委員長  宮 沢 まりこ                        記 ┌───────┬─────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │       件              名      │議決の結果│ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第34号 │おおたNPOセンター条例の廃止について          │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第35号 │太田市消費生活センター条例の一部改正について       │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第36号 │太田市農漁業災害対策特別措置条例の一部改正について    │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第37号 │太田市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部改正│ 原案可決 │ │       │について                         │     │ └───────┴─────────────────────────────┴─────┘ ○議長(大川陽一) 次に、日程第5、議案第34号から第37号までの4議案を一括議題といたします。  4議案は、市民経済委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに宮沢まりこ委員長から報告を求めます。 ◎市民経済委員長(宮沢まりこ) ご指名によりまして、市民経済委員長報告を申し上げます。  去る2月23日に本委員会に付託されました議案第34号から第37号までの4議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、3月4日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、2月18日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第34号 おおたNPOセンター条例の廃止についてご報告を申し上げます。  本案は、平成13年7月に設置された、おおたNPOセンターについて、市民の理解と普及が進んだ現在、NPOセンターの利用者が減少し、その必要性が低くなってきたことにより、本条例を廃止しようとするものであります。なお、今後は市民の自主的かつ主体的な活動を支援する取り組みを進めるとともに、NPOに関する業務は市民活動支援課に集約して効率的に実施していくとのことであります。  委員からは、NPOセンターの廃止に伴い、夜の時間帯での利用ができなくなることによる市民サービスへの影響についての質疑があり、このことについては、日中の利用がほとんどであり、利用団体が減少し、実質的には二、三の団体による利用が主となっていることから影響は少ないとのことでありました。  また、併設する結婚応援隊事務局の今後の取り扱いについての質疑があり、このことについては、所管は行政管理公社へ移る予定であるが、現在の場所で、今までと同様の事業内容を継続していくとのことでありました。  さらに、同センターの職員体制や開館状況のこと、結婚応援隊事務局が行う婚活パーティー等の事業実績のことなどについての質疑がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第35号 太田市消費生活センター条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、高齢者の消費者トラブルが深刻化する中、消費生活相談員体制の充実、及び地域の関係機関の連携強化を図ることを目的に消費者安全法が改正されたため、同法第10条の2の規定に基づき、本条例を改正しようとするものであります。  主な改正内容といたしまして、相談体制の強化を図るため、資格試験に合格した消費生活相談員を配置すること、相談員の処遇及び確保を図ること、相談業務等に従事する職員の研修の機会を確保すること、情報の適切な管理を行うことなどを規定するものであります。  委員からは、消費生活相談員の処遇の確保についての質疑があり、このことについては、消費生活相談員は臨時職員であるが、他市の相談員との賃金の均衡を考慮するとともに、経験豊かな人材での対応を考えているとのことでありました。  また、消費生活相談員に関する資格の現状と今後の取り扱いのこと、同センターの開所時間及び休所日を規則で定めること、相談者の利便性に配慮した相談対応時間の設定のことなどについての質疑、要望がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第36号 太田市農漁業災害対策特別措置条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、群馬県農業信用基金協会の定義規定を加えるとともに、農地法の改正により、農地を所有できる法人の呼称が「農業生産法人」から「農地所有適格法人」に改められることに伴い、所要の条文の整備を行うものであります。  委員からは、農地法の改正に伴う、農地を所有できる法人の要件等の見直しの内容についての質疑があり、このことについては、主として、呼称が農地所有適格法人に変更されたこと、総議決権における農業関係者の議決権要件が4分の3以上から2分の1超とされたこと、役員の農作業従事要件が農業の常時従事者である役員の過半から役員または重要な使用人のうち1人以上とされたこととのことでありました。  また、条例の一部改正における農地を所有できる法人の定義規定に、一定の条件を設けることについての要望がなされました。  挙手により採決を行った結果、賛成多数により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第37号 太田市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、行政不服審査法の施行に伴う関係法令の整備等に関する法律が、平成28年4月1日に施行されることから、当該条例の文言の入れかえ及び整合を図るため、所要の条文の整備を行うものであります。  委員からは、特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました4議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(大川陽一) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(大川陽一) 議事の都合により、議案第34号から第37号までの4議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、9番水野正己議員。 ◆9番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第36号における問題点を指摘して反対討論を行います。  本案は、昨年の国会で可決され、ことし4月1日から施行される改悪農地法によって、これまで農地を所有できる法人を農業生産法人としていた規定が農地所有適格法人に変更されることに伴い、本市の農漁業災害対策特別措置条例において必要な補助や貸し付けを受けることのできる対象となる農漁業者や農業者の組織する団体のうち、農業者の組織する団体の名称を農業生産法人から農地所有適格法人に変更しようとすることなどを目的とするものです。  この農業者の組織する団体の名称が農業生産法人から農地所有適格法人に変更されることは、単なる名称変更にとどまるものではありません。農地所有ができる法人の要件は、まず役員の農作業従事要件について、現行の農業に常時従事する役員の過半数が農作業に従事という要件を、役員または重要な使用人のうち1人以上が農作業に従事と大幅に緩和されます。さらに、議決権の要件については、農業者以外で議決権を持つ人の割合を現行では原則として総議決権の4分の1以下という要件を、総議決権の2分の1未満まで緩和します。こうした農地を所有できる法人要件の緩和は、企業による農業や農地への参入をさらに進めるものであり、とても許されるものではありません。2009年の農地法改悪で、企業はリース方式で農業に参入することが可能になりましたが、その後、株式会社1,060社が参入し、そのうち既に90社が撤退しているほどです。  改悪農地法は、農業や農地、食料、食の安全を守ることに逆行するものとしか言わざるを得ません。本市の農漁業災害対策特別措置条例の根拠となる上位法である農地法から農業生産法人という用語がなくなり、農地所有適格法人という用語を使わなければならないということは、本案の理由とはなり得ないということを改めて申し上げておきます。  本市の農漁業災害対策特別措置条例の対象に営利目的の企業、株式会社が事実上支配する農地所有適格法人まで加えてしまっては、本市が営利企業、株式会社の農業参入、農地所有を推進させることになってしまいます。農業災害から、本来の農業者で組織する団体を守り、さらに本市の農業、農地、食料、食の安全を守るには、本市の農漁業災害対策特別措置条例の対象となる団体を、農地所有適格法人の中で農地法改悪以前の要件による、つまり、現行の農業生産法人の要件を満たす法人を対象とするという改正こそが求められるということを申し上げて、議案第36号に対する反対討論を終わります。 ○議長(大川陽一) 次に、6番高木勝章議員。 ◆6番(高木勝章) 創政クラブの高木勝章でございます。  議案第36号 太田市農漁業災害対策特別措置条例の一部改正について、本案を可決すべきものとした委員長報告に賛成の立場から討論させていただきます。  本案は、農地法が一部改正され、本年4月1日から施行されること等に伴い、条例の一部改正が必要となったため、関係条文について所要の改正を行うものであります。  改正内容は、まず、経営資金の貸し付けを受けようとする被害農漁業者は、群馬県農業信用基金協会の債務の保証を受けることとされておりますが、群馬県農漁業災害対策特別措置条例の規定に準じ、当該基金協会の設立期日を定義規定に加えるものであります。  次に、助成措置等の対象となり得る農業団体の定義において、「農業生産法人」を「農地所有適格法人」に改めようとするもので、これは農地法の改正に伴う措置であるということです。  今回の農地法の改正は、農地を所有できる法人について、法人が農林水産業の生産、加工及び販売の一体化や、地域資源を活用した新たな産業の創出を目指す6次産業化等を図り、経営を発展させやすくする観点から要件を見直すとともに、農地法上の法人の呼称を変更するものですが、本条例改正においては、農地法改正後の「農地所有適格法人」を自然災害による被害農漁業者の対象とするものであり、認定された場合、被害農作物の樹草勢回復、代替作付等に要する費用の助成措置並びに農漁業経営に必要な資金及び被害農漁業施設の復旧に必要な資金の融通を円滑にする措置を講じることを規定するものであります。このことによって、法人が今以上に農業経営に参画しやすくなる環境を整えることができ、また、6次産業化の促進、農漁業生産力の維持及び農漁業経営の安定において十分に貢献できるものと大いに評価するものであります。  以上の理由から、本案を可決すべきものとした市民経済委員会の決定は妥当であることを申し上げまして、議案第36号についての委員長報告に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(大川陽一) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(大川陽一) これより採決いたします。
     最初に、議案第34号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第35号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第36号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第37号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                       平成28年3月4日 太田市議会議長   大 川 陽 一  様                                都市建設委員長  正 田 恭 子                        記 ┌───────┬─────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │       件              名      │議決の結果│ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第38号 │太田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一│ 原案可決 │ │       │部改正について                      │     │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第39号 │太田市建築審査会条例の一部改正について          │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第40号 │太田市道路占用料徴収条例の一部改正について        │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第41号 │太田市下水道条例の一部改正について            │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第42号 │市道路線の廃止及び認定について              │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第45号 │太田市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条例の│ 原案可決 │ │       │一部改正について                     │     │ └───────┴─────────────────────────────┴─────┘ ○議長(大川陽一) 次に、日程第6、議案第38号から第42号まで、及び議案第45号の6議案を一括議題といたします。  6議案は、都市建設委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに正田恭子委員長から報告を求めます。 ◎都市建設委員長(正田恭子) ご指名によりまして、都市建設委員長報告を申し上げます。  去る2月23日に本委員会に付託されました議案第38号から第42号まで及び議案第45号の6議案について、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、3月4日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し審査を行いました。提案理由及び議案の内容につきましては、2月18日の本会議において説明を受けたとおりでありますが、今回の審査に当たり、再度、執行者より詳細な説明を受け、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、議案第38号 太田市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、別所脇屋地区の地区計画の都市計画決定に基づき、当該地区の建築物の用途制限等を新たに条例に規定するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。  委員からは、当該地区計画の区域の設定のことについての質疑があり、このことについては、当該地区計画区域内の全ての農地は農用地区域外農地の白地であり、現在造成中の西部幹線西側の隣接地も一部白地が続いているが、地形地物でのエリアどりを基本とすることから西部幹線の道路をもって境界線とし、この地区計画の区域を指定する予定であるとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第39号 太田市建築審査会条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、第5次地方分権一括法が、平成28年4月1日に施行されることに伴い、建築基準法で定める建築審査会委員の任期が条例に委任されたことから、本条例の一部を改正しようとするものであります。  委員からは、建築審査会の委員構成のこと、建築審査会の開催状況と主な協議内容のことなどについての質疑がありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第40号 太田市道路占用料徴収条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、平成28年度から整備予定の市道1級20号線の電線共同溝整備事業に伴い、市が管理する電線共同溝の占用料の額及び徴収方法を規定するため、道路法及び電線共同溝の整備等に関する特別措置法に基づき、本条例の関係条文について、所要の改正を行おうとするものであります。  委員からは特に質疑もなく、挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第41号 太田市下水道条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、下水道法施行令の一部が改正されたことに伴い、本条例中に規定する除害施設の設置等が必要とされる下水の基準について、所要の条文の整備を行おうとするものであります。  委員からは、本条例改正に関係する市内の事業所数についての質疑があり、このことについては、今回の条例改正により影響があると思われる事業所は、主に洗濯の用に供する施設であるクリーニング店であり、市内に12事業所あるとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第42号 市道路線の廃止及び認定についてご報告を申し上げます。  本案は、開発による道路敷の寄附、新設道路の帰属、廃止路線の再認定等により、33路線1万2,210.9メートルを廃止し、65路線1万67.6メートルを認定しようとするものであります。  委員からは、市道路線の廃止及び認定の時期についての質疑があり、このことについては、基本的には年に1回、3月定例会に議案として提案しているが、重要度の高い案件については、臨時で廃止・認定を行っているとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、議案第45号 太田市長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係手数料条例の一部改正についてご報告を申し上げます。  本案は、長期優良住宅の認定基準に係る国土交通省告示が一部改正され、既存住宅の増築または改築についても認定基準が新たに定められ、認定の対象となることから、増築または改築の認定に係る審査手数料等を規定するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。  委員からは、本市の長期優良住宅の認定状況についての質疑があり、このことについては、標準規格が決まっている長期優良住宅向けの商品を販売しているハウスメーカー施工の物件については、認定がとりやすく、本市で認定されている物件の95%を占めているとのことでありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により本案は原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました6議案につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(大川陽一) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(大川陽一) 議事の都合により、議案第38号から第42号まで、及び議案第45号の6議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(大川陽一) これより採決いたします。  最初に、議案第38号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第39号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員)
    ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第40号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第41号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第42号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第45号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 休     憩                                      午前11時12分休憩 ○議長(大川陽一) この際、暫時休憩いたします。      ◎ 再     開                                      午前11時30分再開 ○議長(大川陽一) 休憩前に引き続き会議を開きます。      ◎ 委 員 長 報 告                 委 員 会 審 査 報 告 書  本委員会に付託の事件を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第109条の規定により報告します。                                      平成28年3月10日 太田市議会議長   大 川 陽 一  様                                予算特別委員長  岩 崎 喜久雄                        記 ┌───────┬─────────────────────────────┬─────┐ │ 事件の番号 │       件              名      │議決の結果│ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 7号 │平成28年度太田市一般会計予算について          │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 8号 │平成28年度太田市国民健康保険特別会計予算について    │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第 9号 │平成28年度太田市住宅新築資金等貸付特別会計予算について │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第10号 │平成28年度太田市後期高齢者医療特別会計予算について   │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第11号 │平成28年度太田市八王子山墓園特別会計予算について    │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第12号 │平成28年度太田市介護保険特別会計予算について      │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第13号 │平成28年度太田市太陽光発電事業特別会計予算について   │ 原案可決 │ ├───────┼─────────────────────────────┼─────┤ │ 議案第14号 │平成28年度太田市下水道事業等会計予算について      │ 原案可決 │ └───────┴─────────────────────────────┴─────┘ ○議長(大川陽一) 次に、日程第7、議案第7号から第14号までの8議案を一括議題といたします。  8議案は、予算特別委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに岩崎喜久雄委員長から報告を求めます。 ◎予算特別委員長(岩崎喜久雄) ご指名によりまして、予算特別委員会の委員長報告を申し上げます。  去る2月26日、本会議において付託されました議案第7号から第14号までの8議案、すなわち平成28年度太田市一般会計予算及び6つの特別会計予算並びに公営企業会計予算につきまして、本委員会は、3月8日から10日までの3日間にわたり、委員全員及び執行者の出席のもとに慎重に審査を行いましたので、主な質疑、意見及び要望等、順次審査の経過と結果をご報告申し上げます。  初めに、一般会計の歳入につきましては、予算編成において特に考慮した点についての質疑があり、このことについては、今後とも税制改正によって法人税割の引き下げ等による法人税の減額が明らかであることから、数年先の情勢を念頭に置き、リーマンショックのような不測の事態も想定しながら予算編成を行ったとのことでありました。  また、市税等の収納率向上のための取り組みについての質疑があり、このことについては、個人市民税については、口座振替による納付の推進を図るとともに、平成29年度から特別徴収への一斉指定を予定しているとのことでありました。また、滞納者への対策については、企業の給料日前後に実施している夜間の電話催告とあわせ、差し押さえ対象を預貯金に加えて、給料や生命保険に拡大していきたいとのことでありました。  さらに、ミラーズロック導入による自動車差し押さえのこと、ぐんま緑の県民税に伴う県補助事業の実施状況のこと、ふるさと応援寄附金受け入れによる本市の収支バランスのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、教育費に係る歳入につきましては、天神山古墳・女体山古墳直接買い上げ事業補助金のこと、本市における奨学金の滞納状況と返済困難者への支援のことなど、質疑、意見がありました。  次に、歳出につきましてご報告申し上げます。  まず、2款総務費につきましては、国際交流推進事業費の増加の要因についての質疑があり、このことについては、国際交流センターの老朽化が著しいことから、取り壊しに要する工事請負費を計上したことによるものであり、今後は市役所南庁舎2階にその機能を移転する予定であるとのことでありました。  また、新聞未購読世帯への広報配布についての質疑があり、このことについては、ひとり暮らしのお年寄りなどの弱者に対しても、市の情報を確実に提供できるシステムの一層の充実を目指していきたいとのことでありました。  また、コンパクトシティを見据えた公共交通網の形成についての質疑があり、このことについては、公共交通の役割や運営における採算性を考え、本市にふさわしい公共交通網のあり方を研究していく必要があるとのことでありました。  さらに、市美術館・図書館開館後における駅なか文化館の利活用のこと、職員の時間外勤務の現状と縮減のための対策のこと、公共施設等総合管理計画策定のこと、タブレット端末及び公衆無線LANの導入のこと、デマンドバスの運行における運転手の健康管理のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、3款民生費につきましては、こどもプラッツ推進事業における実施場所の確保と事業継続についての質疑があり、このことについては、1校に1教室を確保しているが、申し込みが多い学校には2教室を確保するよう働きかけを行っており、事業については、地方創生交付金の交付終了後も市単独で行っていきたいとのことでありました。  また、子どもの学習支援事業についての質疑があり、このことについては、現在3つの法人を想定しており、各教室からの情報、成果等を調査し、教育委員会とも連携しながら進めていきたいとのことでありました。  さらに、フードバンク事業で想定される対象世帯及び食品の配付方法のこと、障がい者入所施設の現状のこと、病児・病後児保育事業の実施のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、4款衛生費につきましては、乳幼児健診における5歳児健診の必要性についての質疑があり、このことについては、乳幼児成育支援システムへのデータの蓄積を行っており、支援が必要と思われる子については、発達支援センターと共同で見守り、保育園、幼稚園と連携をとって対応していきたいとのことでありました。  また、渡良瀬川鉱毒資料展示室の今後の活用方法についての質疑あり、このことについては、講演会の開催や、「鉱毒の図」の定期的な入れかえにより来場者をふやしていきたい、子どもたちの教育において活用していくような機会を設定していきたいとのことでありました。  さらに、予防接種の副作用による健康被害救済制度のこと、乳幼児健診に係る未受診者への対応のこと、骨髄ドナーへの助成制度の導入のこと、ごみ減量化への取り組みのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、5款労働費につきましては、勤労者融資事業の融資状況のこと、勤労青少年ホーム及び勤労会館の今後の改修計画のことなどについて、質疑、要望がなされました。  次に、6款農林水産業費につきましては、イノシシ対策についての質疑があり、このことについては、これまでの行政主導型の対策から、地元の方々と一緒になって必要な対策を行う形に方向転換していくとのことでありました。  さらに、青年就農給付金の利用状況のこと、「道の駅おおた」における市内産商品の販売状況のこと、TPPに関する情報提供のこと、多面的機能支払交付金の制度のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、7款商工費につきましては、空き店舗利活用事業についての質疑があり、このことについては、制度設計については委託するが、単に店舗を復活させるだけでなく、どういう人通りをつくるべきなのか市の総合戦略と絡めながら、スピード感を持って実施していきたいとのことでありました。  また、「おおたなでしこ未来塾」についての質疑があり、このことについては、地方創生交付金を活用したもので、市内で起業を考えている女性向けの事業であり、今後も継続していきたいとのことでありました。  さらに、(仮称)吉沢・原宿地区産業団地への企業誘致に向けた取り組みのこと、ものづくり研究機構の事業展開のこと、八瀬川イルミネーション事業の成果と課題のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、8款土木費につきましては、陳情道路の整備計画と今後の取り組みについての質疑があり、このことについては、重点的に行うべき未処理の陳情案件を精査し、5年計画で完了できるよう予算要求を行い、陳情道路整備の優先順位等については、地元、行政センター、道路関係課の話し合いの中で、地元が納得できるような事業の進捗に努めていきたいとのことでありました。  また、太田駅北口の受楽寺跡地における駐車場の整備方針についての質疑があり、このことについては、今後、地元の意見を聞きながら、新しいまちづくりの実現に向けて市が介入し用地の先行取得を行い、土地区画整理事業と一体的な考えの中で、回遊性を持たせる空間づくりを進めていきたいとのことでありました。  さらに、空き家等対策の取り組みのこと、道路補修にかかわるアプリの導入のこと、東部幹線開通の今後の見通しのこと、流末のない道路側溝における浄化槽の接続のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、9款消防費につきましては、自主防災組織のあり方と組織強化についての質疑があり、このことについては、大規模災害においては自助・共助が機能しないと命を守ることができないという認識のもと、自主防災組織を全体的に底上げしていきたい。モデル地区の取り組みの発表や東日本大震災で被災した方の講演を通して、自主防災に対する意識啓発に努めていきたいとのことでありました。  さらに、防火衣の耐用年数と更新時期のこと、防災用備蓄食料の保存年限と選定のこと、消防団車庫詰所の建てかえのこと、本庁舎非常用電源と緊急時の対応のこと、災害ボランティアの受け入れ体制のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、10款教育費につきましては、道徳教育の現状と今後の指導方針についての質疑があり、このことについては、指導者が子どもの実態に合わせて徳性の育成に努めているが、今後は、今までの道徳教育と教科書などによる指導を織りまぜ、子どもたちの心を耕すような指導をしていきたいとのことでありました。  また、市立太田中学校から市立太田高校へ進学の際に普通科が欠員となった場合についての質疑があり、このことについては、今後、商業科を希望する生徒などがふえる可能性もあることから、外進生を受け入れることも選択肢の1つと考えているが、入試制度にかかわる問題であるので、教育委員会や中学校と連携をとりながら検討していきたいとのことでありました。  また、陸上競技場の改修時期と2019年ラグビーワールドカップキャンプ地誘致のことについての質疑があり、このことについては、改修は平成30年度に行う計画であり、ラグビートップリーグ観戦者の利便性を高めることにより、キャンプ地誘致に伴う市民意識の高揚を図っていきたいとのことでありました。  さらに、太田ふれあい教室の課題と個別授業の導入のこと、おおたん教育支援隊の人材確保と資質向上のための取り組みのこと、学校におけるいじめの把握方法とその後の対応のことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、13款諸支出金につきましては、土地開発公社が保有していた土地を一括で買い戻したことによる成果のことについての質疑がありました。  次に、給与費明細書等につきましては、特別職の退職金のこと、平成28年度の一般職員の給与費が前年度比で減となっている要因のことについての質疑がありました。  次に、特別会計につきましてご報告申し上げます。  国民健康保険特別会計につきましては、収納率向上のための対策についての質疑があり、このことについては、納税者との接触の機会をふやし、給料日前後の夜間の電話催告及び口座振替を推進すること、預貯金を中心に、給料や生命保険等の差し押さえを強化していきたいとのことでありました。  また、国民健康保険基金が不足することによる繰り入れのことなど、多くの質疑、意見、要望がなされました。  次に、下水道事業等会計につきましては、新年度における公共下水道の普及率の目標のこと、戸別浄化槽事業の普及推進のことなどについて、質疑、要望がなされました。  次に、ただいま申し上げてまいりました多くの質疑、意見及び要望を踏まえての総括質疑についてご報告申し上げます。  初めに、(仮称)吉沢・原宿地区産業団地の開発と周辺整備についての質疑があり、このことについては、優良な企業の誘致は雇用確保や人口維持に有効であるので積極的に取り組みたい、周辺整備については、通勤時などに渋滞を引き起こさないよう最大限に取り組みたいとのことでありました。  また、切れ目のない子育て支援についての質疑があり、このことについては、子どもに関する全ての行政サービスをワンストップで提供するために、「こども部」の設置を検討したいとのことでありました。
     また、障がい者の通所及び入所施設整備についての質疑があり、このことについては、国は在宅での施策を進めているが、障がい者の高齢化問題などもあり、施設整備は必要であるので、今後とも支援していきたいとのことでありました。  さらに、転入者の移住化対策のこと、スポーツ・芸術・文化振興のこと、低所得者支援の拡大と充実のこと、太田駅周辺整備事業のこと、公共施設整備の優先性と今後の維持管理計画のことなどについて、質疑、要望がなされました。  次に、討論につきましてご報告申し上げます。  新年度予算では、正規職員削減にかわる非正規職員の増員、市施設の民営化や指定管理委託による非正規雇用の拡大、経済的な支援が必要な人への配慮が不十分、道路や側溝など生活環境整備が不十分、後期高齢者医療の負担軽減が不十分、八王子山墓園の永代使用料の値上げ、介護保険料の値上げなど多くの問題点を指摘し、議案第7号、第10号、第11号、第12号及び議案第14号の一般会計、後期高齢者医療特別会計、八王子山墓園特別会計、介護保険特別会計及び下水道事業等会計の平成28年度予算に反対するとの討論がありました。  これに対して、平成28年度予算は予算に占める市税の割合が51%と高水準で、このことは本市の産業振興に係る数々の施策の成果が着実にあらわれていること、また、市債発行額が前年度比50.3%の大幅減で、これにより、本市が市債管理の基本方針としてきた「償還元金を超えない市債の発行」が、臨時財政対策債を含めた市債全体で達成できていること、さらに、市債発行額48億6,850万円に対し、公債費元金が75億400万9,000円であり、26億円超の起債残高の減少など、大いに評価するものである。一方、今後の安定的な財源確保のための多様な業種の企業誘致に向けた努力、引き続き一層の自主財源確保のための適正な課税と徴収、さらに健全な財政運営を強く望み、賛成するとの討論がありました。  挙手により採決を行った結果、議案第7号、第10号、第11号及び議案第12号の一般会計、後期高齢者医療特別会計、八王子山墓園特別会計及び介護保険特別会計の平成28年度予算については、それぞれ賛成多数により可決すべきものと決定されました。  また、議案第8号、第9号、第13号及び議案第14号の国民健康保険特別会計、住宅新築資金等貸付特別会計、太陽光発電事業特別会計及び下水道事業等会計の平成28年度予算については、それぞれ賛成全員により可決すべきものと決定されました。  なお、執行者に対しましては、本委員会において委員から多くの意見や要望、提案が出されましたが、審査内容を「新生太田総合計画」の最終年度へ向けた取り組みに積極的に生かしていただき、「人にやさしいまちづくり」実現のための市政運営を図っていただくよう強く要望するものであります。  以上、予算特別委員会の審査内容について申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして、委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(大川陽一) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討     論 ○議長(大川陽一) 議事の都合により、議案第7号から第14号までの8議案についての討論は一括とし、採決は議案ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので、順次発言を許します。  最初に、9番水野正己議員。 ◆9番(水野正己) 日本共産党の水野正己です。議案第7号、議案第10号、議案第11号、議案第12号、議案第14号、すなわち2016年度一般会計、後期高齢者医療特別会計、八王子山墓園特別会計、介護保険特別会計、下水道事業等会計の各予算における主な問題点を指摘して反対討論を行います。  最初に申し上げなければならないのは、太田市の新年度予算に多大な影響をもたらす政府の新年度予算案の問題です。政府予算案は、消費税8%への増税後の景気悪化で苦しむ国民に、さらに来年4月からの消費税10%増税を前提に大企業減税のばらまきを行い、戦争法を施行し、戦争する国づくりを進め、軍事費を過去最高の5兆円を超える水準にまで膨れ上がらせながら、社会保障の給付減負担増で暮らしと中小企業の経営に負担の追い打ちをかけながら、日本の農業、食料と食の安全、社会保障や労働法制、地域経済を守るルールまでアメリカに売り渡すTPPまで推進し、稼働中の原発の差しとめ判決が出ても、なお原発再稼働の方針を改めようとしない、かつてない歴代自民党政権の中でも史上最悪の究極の国民犠牲の予算案と言えます。  沖縄への米軍新基地建設でも、政府が埋め立て工事を中止し、県との円満解決に向けた協議を行うなどの裁判所から提示された和解案を受け入れながらも、その直後に沖縄県に対し埋め立て承認取り消しを是正するよう指示し、あくまで新基地建設に固執し、国民の血税を在日米軍の基地強化に注ぎ込もうとする予算でもあることを強調しなければなりません。政府予算案が、こうした国民犠牲を強いるものとなっているからこそ、安倍自公政権の暴走から市民の暮らしと中小企業の経営を守るための責任が一層太田市には求められること、そのための予算が求められることを申し上げるものです。  そこで、太田市の2016年度予算ですが、最初に指摘しなければならないのは、市民サービスの担い手である正規職員の定数を削減しながら、ことし4月1日現在の職員数を見込みとはいえ定数以下に抑えながら、非正規職員の増員を行い、さらに職員給与の1億円からの削減を行いながらも、市長などや議員の期末手当、つまりボーナスは増額するという問題です。  さらには、市民サービスの質の向上に逆行する業務委託や指定管理者制度による公共施設の民間委託をこの間も進めてきましたが、2017年度からの藪塚本町幼稚園の認定こども園化に伴う民営化と新田第一保育園の民営化の準備を新年度に同時に進める予算であることを指摘するものです。こうした正規職員の削減と非正規職員の増員、民間幼稚園や保育園のサービスの指標、基準、モデルとなるべき市立の幼稚園、保育園の民営化を行うことは、市民サービスの質の向上に逆行するとともに、景気回復に欠かすことのできない国民の所得をふやすための賃上げと安定雇用の拡大に逆行するものであることを強調するものであります。消費税増税と社会保障の給付減、負担増という国民生活への脅威から、市民生活と中小企業の経営を守る手だてを強めることが重要となります。  なお、30人程度学級の全小学校への拡大や保育料軽減の継続、国保税の値上げ抑制のための2億7,000万円の補填、武道館へのエアコン設置や陳情関連予算の3億円の前年度比での増額、フードバンクや貧困の子どもの学習支援などの実施は大いに評価するものです。  しかし、学校給食費は、昨年の1億1,000万円の値上げを継続し、住宅リフォーム支援を廃止することは住環境整備の観点からも、地域経済活性化の観点からも後退と言わざるを得ません。加えて、費用対効果の面でも問題のある21億4,000万円を投じる太田駅北口のカフェ併設の美術館・図書館の建設、太田駅南口の再開発ビルへの補助金20億7,000万円や総事業費20億5,000万円、太田市負担分で4億7,000万円を投じるスマートインターチェンジの建設、そして売れるかどうか不確定要因の残る54ヘクタールもの大規模産業団地の建設などを推進しながら、ところが、本来なら賃上げや安定雇用の拡大と下請単価の引き上げのために資金を使わなくてはならない社会的責任を負っている富士重工業株式会社からの9億円の寄附を受けての野球場建設を進めることも改めなければならない問題として指摘するものです。  なお、そうした大型公共事業を推進しながら、ところが、老朽化の激しい陸上競技場の改修は先送りし、さらに市民から愛され、利用頻度の高い勤労会館や勤労青少年ホームは改修することなく、2017年度の廃止方針を打ち出すということでは、まさしく予算の使い方が鋭く問われることになり、市民と中小企業を安倍自公政権から守り、応援するという点ではまだまだ不十分であり、市民生活よりも大型開発優先、人よりも不要不急の大型公共施設優先と言わざるを得ない予算となっていることを指摘するものです。  後期高齢者医療特別会計では、高齢者の負担を軽減し、予防医療も含め必要な医療を保障できるかどうかが問われますが、保険料は2013年度に値上げされたままであり、高齢者の負担軽減の手だてが十分とは言えないことも指摘しなければなりません。  八王子山墓園特別会計では、墓地の永代使用料を2014年の新規分譲から、それまでの年額49万円を55万円に値上げし、管理料については2015年、昨年4月から以前の年額3,150円を5,000円に値上げしたことを継続しているものを指摘するものです。  介護保険特別会計では、特別養護老人ホームの整備も求められる水準にいまだに達しないまま、保育料は総額6億300万円、平均23.1%の値上げ、基準額で年額7,200円、12.9%の値上げが昨年から継続されていることを指摘するものであります。  下水道事業等会計予算では、職員給与の削減を反映したものであることを指摘するものであります。  以上、2016年度予算における一般会計、後期高齢者医療特別会計、介護保険特別会計、八王子山墓園特別会計、下水道事業等会計の各予算における主要な問題点を指摘して、反対討論を終わります。 ○議長(大川陽一) 次に、7番八木田恭之議員。 ◆7番(八木田恭之) 創政クラブの八木田恭之でございます。議案第7号から第14号までの8議案、すなわち平成28年度太田市各会計予算につきまして、委員長報告に賛成の立場から討論をさせていただきます。  我が国の経済の展望は、最近の民間経済予測研究所などの報告書によれば、平成27年度は足踏み状態が続いており、景気が実勢として回復基調に戻るのは平成28年度に入ってからであるとされています。また、消費者物価上昇率も、原油価格の下落を主な要因とし、平成28年度半ばまではマイナスが続くとのことで、先行きは不透明なようであります。  さて、こうした中で市長から提案された平成28年度予算は、一般会計が前年度比6.3%減の793億8,000万円、そのほかの7会計と合計すると、水道事業が群馬東部水道企業団へ移行することもあり、前年度比7.4%減の1,303億1,990万円というものでありました。  それでは、一般会計を中心に、歳入歳出の内容を見ることにいたします。  歳入では、市税が経済情勢を勘案した個人市民税の増や税率改正による影響が大きい法人市民税の減、企業の積極的な設備投資などによる固定資産税の増などを見込んで404億4,734万3,000円と前年度比1.1%の増となっています。  地方交付税は、普通交付税10億円、特別交付税6億円、合わせて前年度より1億4,000万円減の16億円を見込んでいます。また、市債は前年度比50.3%減の48億6,850万円であります。市債発行に関して、本市は「償還元金を超えない市債の発行」を基本目標としており、過去の予算特別委員会においても幾度となく議論され、臨時財政対策債を含めた市債全体でこれを実現するよう、強い要望がなされています。今回は、これが再び達成できたことを評価したいと考えます。  今後においても、この基本目標が継続的に達成できるよう、有利な市債を選択するとともに、財政健全化判断比率の状況等に十分留意した市債管理を行い、健全な財政運営に努めていただくことを強く要望いたします。  一方、歳出では、最終年となる新生太田総合計画の第10次実施計画などを総合的に考慮するとともに、継続事業の着実な推進や政策課題への積極的な取り組みを念頭に編成されているとのことであります。  まず、教育文化の向上では、おおた教育プロジェクト推進事業、いわゆる30人程度学級の拡充を初め、小中学校トイレの洋式化を前倒し実施、運動公園野球場の建設工事着手、武道館の空調設備設置などに取り組むほか、引き続き小中学校給食費無料化などの第3子以降子育て支援事業を行うとのことです。  福祉健康の増進では、こどもプラッツ推進事業を全小学校に拡大して行うほか、生活困窮者の自立支援対策として、フードバンクや子どもの学習支援などを実施するとのことです。さらには、疾病予防対策として予防接種の推進や健康教育、健康相談等の充実を図り、疾病の早期発見や早期治療に向けた各種検診の受診勧奨に努めていくことのことです。  生活環境の整備では、第2クリーンセンター等の大規模改修を初め、市民要望の高い生活道路や排水路整備などの陳情関連事業をこれまで以上に実施するほか、公共交通対策として市民要望の多い、おうかがい市バスを1台ふやし、9台で運行するとのことです。  産業経済の振興では、農業機械購入支援、イノシシ対策として防護柵や防護資材設置への支援助成、山林・耕作放棄地の下草刈りや竹林整備を継続的に実施するとのことです。  また、(仮称)吉沢・原宿産業団地への企業誘致や既存工業団地の拡張に向けた取り組みを強化するとともに、地方創生交付金を活用した女性の起業支援や子どもの起業家教育を積極的に推進していくとのことです。  都市基盤の整備では、七ケ村用水路改修事業、西部幹線の整備、八王子山公園墓地内の納骨施設整備のほか、太田駅周辺、東矢島、宝泉南部、尾島東部の4地区の区画整理事業の効率的な推進を図るとのことです。  また、立地適正化計画・都市計画マスタープラン・地域公共交通網形成計画の策定に着手し、都市のコンパクト化と交通ネットワークの形成を図り、都市機能の再構築を進めていくとのことです。  さらに、本格化する(仮称)太田スマートインターチェンジ整備事業、市民待望の新市民会館建設事業、駅前のにぎわいを創出する市美術館・図書館の図書購入事業など、主要事業に引き続き取り組む予算が計上されています。  以上、歳入歳出の内容を見てまいりましたが、平成28年度一般会計予算案は、元気のいい太田らしさを随所に感じさせる内容となっており、新生太田総合計画の最終年にふさわしい予算であると言えます。  中でも、市債の発行額を償還元金より26億3,000万円ほど少なく抑えたことは特筆すべきものと言えます。このことは、新市民会館などの大型事業が重なったことにより、市債の発行額が償還元金を25億9,000万円ほど超えてしまった平成27年度分を1年で取り戻すこととなり、将来の負担削減に大いに寄与するものです。  そもそも自治体の役割は、そこに暮らす住民の福祉の増進を図ることであります。それは、産業を興し、雇用を生み出し、税収を確保することにより、市民が健康で安心して文化的に暮らせるまちを築いていくと考えております。  雇用と税収確保につながる(仮称)吉沢・原宿産業団地への企業誘致や既存工業団地の拡張、子どもを産み育てやすい環境づくりとなる、こどもプラッツ推進事業の拡大や小中学校給食費無料化などの第3子以降子育て支援事業、フードバンクや子どもの学習支援などの生活困窮者の自立支援対策、さらには、新たな太田市の顔を目指し、市街地の再生とにぎわい創出を図る太田駅周辺整備などへの取り組みは、少子高齢化、人口減少、貧困世帯の増加など諸課題の解決に向け、積極的にチャレンジするものであり、評価したいと考えます。  終わりになりますが、今定例会において議員から多くの意見や要望、提案が出されました。執行者におかれましては、今後の予算執行の中で、これらを的確に反映していただくことを強く要望いたしまして、平成28年度各会計予算に対する賛成討論とさせていただきます。      ◎ 討 論 終 局 ○議長(大川陽一) 以上で通告による討論は終わりました。  他に討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 他に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(大川陽一) これより採決いたします。  最初に、議案第7号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第8号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第9号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第10号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第11号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第12号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数) ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第13号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、議案第14号を採決いたします。  本案に対する委員長の報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 多 数)
    ○議長(大川陽一) 起立多数、よって本案は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 委 員 長 報 告                  請 願 審 査 報 告 書  本委員会に付託の請願を審査の結果、下記のとおり決定したから会議規則第143条の規定により報告します。                                       平成28年3月3日 太田市議会議長   大 川 陽 一  様                                教育福祉委員長  大 島 正 芳                        記 ┌──────┬────────────────┬───────────────┬────┐ │ 受理番号 │    件      名    │   請願者の住所・氏名   │審査結果│ ├──────┼────────────────┼───────────────┼────┤ │ 請願第3号 │奨学金制度の充実を求めることにつ│太田市浜町66-49        │採  択│ │      │いて              │日本労働組合総連合会群馬県連合│    │ │      │                │会太田地域協議会       │    │ │      │                │議長 松浦 武志 ほか1名  │    │ ├──────┼────────────────┼───────────────┼────┤ │ 請願第4号 │全てのウイルス性肝硬変・肝がん患│群馬県高崎市中居町一丁目17番地│採  択│ │      │者の療養支援と肝炎ウイルス検診の│32              │    │ │      │更なる推進を求める意見書の採択を│全国B型肝炎訴訟東京弁護団群馬│    │ │      │求めることについて       │支部             │    │ │      │                │弁護士 辻 智之       │    │ └──────┴────────────────┴───────────────┴────┘ ○議長(大川陽一) 次に、日程第8、請願第3号及び請願第4号の2件を一括議題といたします。  2件は、教育福祉委員会に付託いたしたものであります。  審査報告書の朗読を省略し、直ちに大島正芳委員長から報告を求めます。 ◎教育福祉委員長(大島正芳) ご指名によりまして、教育福祉委員会に付託されました請願第3号及び請願第4号の2件につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げます。  本委員会は、3月3日に委員全員及び執行者の出席のもとに委員会を開催し、請願を審査いたしました。  請願の趣旨につきましては、今定例会初日に配付されました請願文書表のとおりでありますが、審査に当たり紹介議員の説明を聞いた後、慎重に審査を行ったものであります。  初めに、請願第3号 奨学金制度の充実を求めることについてご報告申し上げます。  委員からは、執行者に対し、本市で行っている奨学金制度の利用者数と滞納等の状況について質疑があり、このことについては、寄附型の太田市笹川清奨学金資金については3人が支給を受けているとのこと。また、貸与型である太田市奨学資金については、現在、45人の学生が貸与を受けている。滞納等の状況については、卒業後、返済が始まった人の中で現年度分の未納者が54人、過年度分の滞納者が36人とのことでありました。  本請願の取り扱いにつきましては、次世代の育成という点、貧困の格差が拡大しているという状況からも、学生の支援策は必要であり、採択すべきとの意見がありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により採択とすべきものと決定いたしました。  次に、請願第4号 全てのウイルス性肝硬変・肝がん患者の療養支援と肝炎ウイルス検診の更なる推進を求める意見書の採択を求めることについてご報告申し上げます。  委員からは、執行者に対し、太田市内の肝炎感染者数についての質疑があり、このことについては、肝炎については、県の管轄で太田市のみの患者数の把握は難しいが、平成26年3月の群馬県肝炎対策推進計画によると、県内の感染者の推計による人数は、B型肝炎の感染者数は8,000人、その中のB型肝炎患者数は1,150人、C型肝炎感染者数については1万4,500人、C型肝炎感染者数は6,600人と推計されるとのことでありました。  また、市への肝炎に関する相談の状況のことについて質疑がなされました。  本請願の取り扱いにつきましては、ウイルス性肝硬変・肝がんについては、国が一定の責任を認め、法に基づき現在対策が進められているが、支援が薄いという声もある。全ての人が救われるようにするためにも、採択すべきとの意見がありました。  挙手により採決を行った結果、賛成全員により採択すべきものと決定いたしました。  以上、本委員会に付託されました請願第3号及び請願第4号の2件につきまして、審査の経過と結果をご報告申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げまして委員長報告といたします。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(大川陽一) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 討 論(終局) ○議長(大川陽一) 議事の都合により、請願第3号及び請願第4号の2件についての討論は一括とし、採決は事件ごとといたします。  これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(大川陽一) これより採決いたします。  最初に、請願第3号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本件は委員長報告のとおり決定いたしました。  次に、請願第4号を採決いたします。  本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本件は委員長報告のとおり決定いたしました。      ◎ 議 案 上 程  議会議案第1号 奨学金制度の充実を求める意見書 ○議長(大川陽一) 次に、日程第9、議会議案第1号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(大川陽一) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  29番大島正芳議員。 ◎29番(大島正芳) 議会議案第1号 奨学金制度の充実を求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書の1ページをごらんいただきたいと思います。  本案の提出者は、私、大島正芳、賛成者は高橋えみ、大川敬道、秋山健太郎、八木田恭之、水野正己、岩崎喜久雄及び齋藤光男であります。  本案は、先ほど請願第3号が採択されたことによりご提案申し上げるものであります。  独立行政法人日本学生支援機構の奨学金制度は、経済的理由により修学に困難がある大学生等を対象とした国が行う貸与型の奨学金で、無利息の第1種奨学金を約40万人が、年3%を上限とする利息つきの第2種奨学金を約92万人が利用しています。  しかしながら、近年、貸与者及び貸与金額が増加する中、長引く不況や就職難などから、大学を卒業しても奨学金の返還ができずに生活に苦しむ若者が急増しており、平成24年度の返還滞納者数は約33万人、期限を過ぎた未返還額は過去最高の約925億円となっています。  同機構は、返還が困難な場合の救済手段として、返還期限の猶予、返還免除、減額返還などの制度を設け、平成24年度からは無利息の第1種のみ所得連動返還型無利子奨学金制度を導入したほか、平成26年度からは延滞金の賦課率の引き下げを実施しています。しかし、これら救済制度は要件が厳しく、さまざまな制限があることなど問題点が指摘されております。  以上のことから、国に対し、意欲と能力のある若者が家庭の経済状況にかかわらず安心して学業に専念できるよう、奨学金制度の充実を強く求めるため、意見書を提出しようとするものであります。  なお、本意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣及び文部科学大臣であります。  以上、本案の提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(大川陽一) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の省略 ○議長(大川陽一) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。
     これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(大川陽一) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(大川陽一) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(大川陽一) これより採決いたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 字句等の整理委任 ○議長(大川陽一) お諮りいたします。  ただいま意見書が議決されましたが、字句・その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(大川陽一) ご異議なしと認めます。  よって、字句・その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。      ◎ 議 案 上 程  議会議案第2号 全てのウイルス性肝硬変・肝がん患者の療養支援と肝炎ウイルス検診の更なる推進を          求める意見書 ○議長(大川陽一) 次に、日程第10、議会議案第2号を議題といたします。      ◎ 提案理由の説明 ○議長(大川陽一) 朗読を省略し、直ちに提出者から提案理由の説明を求めます。  29番大島正芳議員。 ◎29番(大島正芳) 議会議案第2号 全てのウイルス性肝硬変・肝がん患者の療養支援と肝炎ウイルス検診の更なる推進を求める意見書の提出について、提案理由の説明を申し上げます。  お手元の議案書の3ページをごらんいただきたいと思います。  本案の提出者は、私、大島正芳、賛成者は高橋えみ、大川敬道、秋山健太郎、八木田恭之、水野正己、岩崎喜久雄及び齋藤光男であります。  本案は、先ほど請願第4号が採択されたことによりご提案申し上げるものであります。  我が国のウイルス性肝炎患者・感染者は、現在250万人と推定されており、肝硬変・肝がん患者の療養支援の強化、とりわけ医療費助成の実現は、高齢化・重篤化が進む肝炎ウイルス感染者にとって、最も重要で急がれる課題となっております。  また、肝炎ウイルス検査を受けていないウイルス感染者を早期に発見し治療に結びつけることは、国民病であるウイルス性肝炎を克服するための根幹となる対策であります。  しかし、いまだウイルス検査の受検率は十分とは言えず、さらにウイルス検査で陽性であることが判明しても、必ずしも有効な治療に結びつかない現状が指摘されており、一層のウイルス検査の受検推進と、陽性者へのフォローアップを進めることが求められております。  以上のことから、国に対し、全てのウイルス性肝硬変・肝がん患者に係る医療費の助成制度創設を、早急に検討し進めることや、肝炎ウイルス未受検者への一層の受検推進及び検査陽性者を治療に結びつけられる効果的な取り組みを図ることなどを求め、意見書を提出しようとするものであります。  なお、本意見書の提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、法務大臣及び厚生労働大臣であります。  以上、本案の提案理由の説明を申し上げましたが、よろしくご審議の上、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。      ◎ 質 疑(終局) ○議長(大川陽一) これより質疑に入ります。  ただいまの説明に対し、ご質疑ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別にご質疑もないようですから、以上で質疑を打ち切ります。      ◎ 委員会付託の件 ○議長(大川陽一) お諮りいたします。  本案につきましては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(大川陽一) ご異議なしと認めます。  よって、本案につきましては、委員会への付託を省略することに決定いたしました。      ◎ 討 論(終局) ○議長(大川陽一) これより討論に入ります。  討論ありませんか。      (「なし」の声あり) ○議長(大川陽一) 別に討論もないようですから、以上で討論を打ち切ります。      ◎ 表     決 ○議長(大川陽一) これより採決いたします。  本案を原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。      (起 立 全 員) ○議長(大川陽一) 起立全員、よって本案は原案のとおり可決されました。      ◎ 字句等の整理委任 ○議長(大川陽一) お諮りいたします。  ただいま意見書が議決されましたが、字句・その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。  これにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(大川陽一) ご異議なしと認めます。  よって、字句・その他の整理は、議長に委任することに決定いたしました。      ◎ 特定事件の閉会中継続調査の付託            閉 会 中 継 続 調 査 申 出 一 覧 表 ┌─────────┬───────────────────────────────────┐ │ 委 員 会 名 │         件               名         │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 議会運営委員会 │ 1 議会の運営に関する事項について                 │ │         │ 2 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について    │ │         │ 3 議長の諮問に関する事項について                 │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 総務企画委員会 │ 1 市行政の総合企画のことについて                 │
    │         │ 2 行政改革の推進のことについて                  │ │         │ 3 行財政運営及び市有財産の管理のことについて           │ │         │ 4 防災・防犯対策のことについて                  │ │         │ 5 公共交通体系のことについて                   │ │         │ 6 市税の賦課等のことについて                   │ │         │ 7 市税の徴収及び公金滞納整理のことについて            │ │         │ 8 消防・救急体制のことについて                  │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 教育福祉委員会 │ 1 社会福祉のことについて                     │ │         │ 2 保険事業、医療年金及び保健衛生のことについて          │ │         │ 3 学校における教育環境の整備等のことについて           │ │         │ 4 青少年の健全育成のことについて                 │ │         │ 5 文化財の保全及び活用のことについて               │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 市民経済委員会 │ 1 住民サービスの向上及び市民生活の支援・相談のことについて    │ │         │ 2 地域コミュニティ及び行政センターのことについて         │ │         │ 3 文化振興、生涯学習及び社会教育のことについて          │ │         │ 4 スポーツ振興のことについて                   │ │         │ 5 商業・観光施策並びに工業・労政施策のことについて        │ │         │ 6 環境衛生及び清掃事業のことについて               │ │         │ 7 農業施策のことについて                     │ ├─────────┼───────────────────────────────────┤ │ 都市建設委員会 │ 1 都市計画の策定及び区画整理等の基盤整備のことについて      │ │         │ 2 道路、住宅の整備及び維持管理並びに公園整備のことについて    │ │         │ 3 公有地の拡大及び取得のことについて               │ │         │ 4 公園及び施設の維持管理のことについて              │ │         │ 5 水道事業及び下水道事業等のことについて             │ └─────────┴───────────────────────────────────┘ ○議長(大川陽一) 次に、日程第11、特定事件の閉会中継続調査の付託を議題といたします。  議会運営委員長及び各常任委員長から、目下、委員会において調査中の事件につき、会議規則第110条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続調査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することにご異議ありませんか。      (「異議なし」の声あり) ○議長(大川陽一) ご異議なしと認めます。  よって各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。      ◎ 議 長 挨 拶 ○議長(大川陽一) 3月定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  本定例会は、2月17日から本日までの30日間にわたり開催されました。この間、議員各位には、平成28年度当初予算を初めとする数多くの重要案件について熱心にご審議いただき、それぞれに適切妥当な結論を得て、本日閉会の運びとなりました。  議長といたしまして、本日に至るまでの間、本会議及び委員会の運営に当たりまして、議員の皆様の温かい御支援と清水市長を初めとする執行者並びに市民の皆様のご理解、ご協力に対しまして、深く感謝申し上げる次第でございます。  本定例会は、平成28年度の本市の行財政方針を決定する重要な議会であり、総括質疑を初め、予算あるいは条例等の審議を通じ、議員各位から貴重な意見、提言をいただきました。執行者におかれましては、今回成立を見た議案の執行に際し、議会における意見や要望を十分に尊重され、市政運営により一層努力されることをお願い申し上げます。  さて、本市は昨年3月に合併10周年を迎え、新たなステージに向けての大きな一歩を踏み出しました。今後は、超高齢社会と人口減少社会が現実のものとなり、多様化、高度化する行政課題への的確な対応が迫られるなど、行政運営は一層厳しさを増すことが見込まれますが、限りある財源、資源を有効活用しながら、将来を見据えた施策の選択と集中により、取り組むべきことをしっかりと見定め、課題に対し積極的に取り組んでいかなければなりません。  議会といたしましても、本市のさらなる飛躍に向けて地域活性化を推進し、市民の皆様の要望や提案をできる限り市政に反映し、迅速に実現させるべく、全議員一丸となってさまざまな政策課題の解決にスピーディーに取り組んでまいりたいと考えております。  今後も、市民の代表として皆様とともに、本市の目指す将来像を創造し、「更なるたくましい太田市」を目指して、執行者とともに、より一層の努力を積み重ね、本市発展のため、全力をもって職務を全うしていく所存であります。  そして、この3月末をもって退職される執行者の皆様におかれましては、長年にわたり市政発展のために絶大なるご尽力をいただいたところでありまして、その輝かしい功績に対し、敬意を表しますとともに、これまでのご労苦に心から感謝申し上げます。  結びに、議員及び執行者各位の今後ますますのご活躍とご健勝をお祈り申し上げまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。まことにありがとうございました。      ◎ 市 長 挨 拶 ○議長(大川陽一) 続きまして、市長からご挨拶があります。  清水市長。 ◎市長(清水聖義) 3月定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  2月17日から長期間にわたり慎重な審議をいただきました。来年度予算を初め全ての議案を可決いただきました。本当にありがとうございます。  今、議長の言葉の中に選択と集中という言葉がありましたが、非常にいい言葉だと、まさにこれからはそういう時代を迎えようとしている。人口減少は避けられないことでありまして、私たちは人口について云々言っても、最終的にはゼロサムといいますか、隣から人口を連れてくるとか、そういう人の行き来だけでありまして、日本全体としての人口はとにかくふえない。何をやってもふえないという状態でありまして、私たちは太田に住む人たちが、先ほどの市民サービスの話ではありませんが、全体としてサービスの高い行政を感じていただけるようなことを懸命にやっていくことがいいことだと思っておるわけであります。  東京へ出かけることもあるのですが、行くたびに思うのです。私は、都市センター等々はちょうど歩く距離にいいものですから行くのですが、あの駅をおりて郵政ビル、あるいは昔は丸ビルと言いましたが、あるいは東京海上日動ビル、そして皇居に向かって歩いていきますが、人が絶えることはありません。本当に大勢の人たちがあそこで経済活動をし、まさに日本の人口をみんな吸い寄せてしまうかのような環境にあります。それに引きかえ地方はどうかといいますと、先ほど言ったように、人口が都会へみんな吸い寄せられていくという環境の中で地方は非常に苦しんでいるわけであります。地方分権とか地方主権とか、口ばかりの話はずっとありました。しかしながら、それが具体化したためしは1つもありません。非常に厳しい環境に地方は置かれているということであります。  今、また地方創生ということで、人、物、金を地方に移したいというような話がありますが、これとても短期間で一時期やるだけではとても無理な話でありまして、では、具体的にどうするかということですが、我々自身が立ち上がらなければいけない。国が何かをやってくれるだろうということを待つだけで私たちが幸せになれるわけではないと私は思っております。私たちが何をするか、先ほど議長が言った選択と集中というのは非常にいい言葉でありまして、我々が何をするかということをこれから市民と一緒に考える時期だと思っています。  今回提案した予算793億8,000万円は、今回は本当にいい予算が組めたと自分たちでみんなそう思っているわけです。この予算は、中身的にも太田市が将来目指すような環境にあります。しかしながら、これからごみ処理施設の大きな事業が控えておりまして、あるいは今の斎場全体の改修、人口増がありますので、あと高齢化社会を迎えておりますので、何とか対応しなければいけないという非常に大きな事業等々を抱えています。また、先ほど議論がありましたような陸上競技場も、トップリーグ対応もできるような競技場にもつくり直さなければいけないという非常に大きな事業も片方では抱えているわけで、今後とも今回成し遂げられたような健全な財政を継続していくために何をすべきかということをこれから考えていかなければいけないと思っています。これは市民も少しの我慢というのは当然必要になってくるわけでありまして、やはり市民と行政と議会全体が一体となって次の10年間に向かって太田市の指針をしっかりとつくって前進していきたいと思っております。  今回、議員の皆さん方にたくさんいろいろな意見をいただきました。私も、市長室等々でよく聞かせていただきました。議員の皆さん方がいろいろな考え方で対応してくれていることに心から感謝申し上げ、また、その意見等々も十分に尊重しながら、これから行政を進めていきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いしたいと思います。  本当に一言でありますが、心からのお礼を申し上げまして、ご挨拶にさせていただきます。ありがとうございました。      ◎ 閉     会 ○議長(大川陽一) 以上をもちまして今定例会の議事全てを終了いたしましたので、これをもって閉会いたします。                                       午後0時34分閉会      地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。        太田市議会議長   大   川   陽   一        太田市議会副議長  木   村   康   夫        太田市議会議員   水   野   正   己        太田市議会議員   岩   崎   喜 久 雄...