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06月15日-03号

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  1. 塙町議会 2020-06-15
    06月15日-03号


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    令和 2年  6月 定例会(第4回)          令和2年第4回塙町議会定例会会議録議事日程(第3号)                     令和2年6月15日(月)午前9時開議日程第1 一般質問日程第2 承認第9号 専決処分について(専決第9号)日程第3 議案第40号 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税等の減免に関する条例の制定について日程第4 議案第41号 塙町税条例等の一部を改正する条例の制定について日程第5 議案第42号 塙町地方活力向上地域における固定資産税課税免除及び不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第6 議案第43号 塙町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について日程第7 議案第44号 塙町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について日程第8 議案第45号 塙町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について日程第9 議案第46号 塙町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について日程第10 議案第47号 塙町辺地総合整備計画の変更について日程第11 議案第48号 令和2年度塙町一般会計補正予算(第2号)日程第12 議案第49号 令和2年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)日程第13 報告第1号 令和元年度塙町繰越明許費繰越計算書について日程第14 報告第2号 法人の経営状況について日程第15 報告第3号 法人の経営状況について日程第16 同意第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第17 同意第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について日程第18 同意第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任について---------------------------------------本日の会議に付した事件 1 一般質問 2 承認第9号 専決処分について(専決第9号) 3 議案第40号 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税等の減免に関する条例の制定について 4 議案第41号 塙町税条例等の一部を改正する条例の制定について 5 議案第42号 塙町地方活力向上地域における固定資産税課税免除及び不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定について 6 議案第43号 塙町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定について 7 議案第44号 塙町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について 8 議案第45号 塙町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について 9 議案第46号 塙町介護保険条例の一部を改正する条例の制定について10 議案第47号 塙町辺地総合整備計画の変更について11 議案第48号 令和2年度塙町一般会計補正予算(第2号)12 議案第49号 令和2年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)13 報告第1号 令和元年度塙町繰越明許費繰越計算書について14 報告第2号 法人の経営状況について15 報告第3号 法人の経営状況について16 同意第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について17 同意第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について18 同意第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任について追加日程第1 委員会の閉会中の事務調査件追加日程第2 議員派遣の件---------------------------------------出席議員(12名)     1番  金澤太郎君      2番  菊地哲也君     3番  鈴木元久君      4番  吉村守広君     5番  七宮広樹君      6番  下重義人君     7番  吉田広明君      9番  吉田克則君    10番  鈴木 茂君     11番  藤田一男君    12番  鈴木孝則君     13番  割貝寿一君欠席議員(1名)     8番  青砥與藏---------------------------------------地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名  町長        宮田秀利君     副町長       佐藤要一君  教育長       秦 公男君     総務課長      白石憲男君  町民課長      生田目敏夫君    健康福祉課長    藤成寛味君  農林推進課長    江田一寛君     まち振興課長    吉成知温君  まち整備課長    藤田衛昌君     生活環境課長    鈴木義房君  会計管理者     星 忠吉君     農業委員会事務局長 小野 浩君  学校教育課長    佐藤光一君     生涯学習課長    金澤祐介君  選挙管理委員会書記長          代表監査委員    金澤忠良君            白石憲男---------------------------------------職務のため出席した者の職氏名  議会事務局長    藤田淳一      書記        根本雅士               開議 午前9時00分 △開議の宣告 ○議長(割貝寿一君) ただいまの出席議員は定足数に達しておりますので、これから本日の会議を開きます。---------------------------------------議事日程の報告 ○議長(割貝寿一君) 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配りました。--------------------------------------- △諸般の報告 ○議長(割貝寿一君) これから諸般の報告を行います。 本日付にて町長から追加議案3件が提出されました。その議案をお手元に配りました。 次に、8番、青砥與藏君から本日の会議を欠席する旨、届出がありました。 これで諸般の報告を終わります。---------------------------------------一般質問 ○議長(割貝寿一君) 日程第1、12日に引き続き、一般質問を行います。---------------------------------------下重義人君 ○議長(割貝寿一君) 6番、下重義人君、登壇願います。 持ち時間は10時までです。 下重義人君。     〔6番 下重義人君登壇〕 ◆6番(下重義人君) 6番、下重義人でございます。 これから一般質問を行う前に、先月13日水曜日、経済常任委員会所管事務調査の中で現地調査を行った上渋井守崎堰のゴムの袋体交換工事が終了したことをここでご報告申し上げたいと思います。また、守崎堰の水は、上渋井にとっては農業用水でもあるし、大字塙にとっては防火用水でもありますし、今後やはり重要な堰だと思っております。 また、昨日、塙町消防団1分団が堰及び各水門の点検確認を行い、火災とか水害等に関しても大いに尽力していることをここの場を借りて感謝申し上げたいと思います。 それでは、通告順に沿って質問に入りたいと思います。 まず、1番から質問いたします。 令和2年3月定例会において、施政方針で述べた最小の経費で最大の効果を上げるという地方自治の基本を堅持し、町民の福祉の増進に努めるとあるがどのように努めていくのか、まずは町長にお聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それでは、下重議員の質疑にお答えを申し上げます。 自治法第2条第14項には、地方公共団体は、その事務を処理するに当たっては住民の福祉の増進に努めるとともに、最小の経費で最大の効果を上げるようにしなければならないと、地方公共団体事務処理についての原則が規定されております。これが実現できますよう組織拡充を目指していくということで、塙町行財政改革大綱を策定しております。役割を効果的に果たす方策として、効果的・効率的な行政運営の推進、健全な財政運営の確立、組織力、職員の能力向上、町民参加と協働の町づくり推進を基本項目といたしまして、将来を見越しつつ自主性・主体性を持ってそれぞれの方策を活用し、行財政改革を推進してまいります。 地方自治体の使命であります住民福祉の増進と行政運営の効率化を踏まえた行政改革を行うことで、総合計画に上げる将来像の「みんなが主役しあわせ実感のまち はなわ」の実現を目指します。また、行政改革、これは一過性ではなく継続して取り組んでいく必要がありますので、大綱に上げていない項目であっても、今後の社会経済情勢の変化に対応すべき項目について、これは十分な協議検討を重ね、追加変更等を加えながら実効性のある改革を目指していきたいと、このように考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 福祉とは町民の福祉の増進に努めるとありますけれども、この福祉とは、国家において国民に等しく保障されるべき安定した生活及び社会環境とあるものの、現在、また、塙町で新型コロナウイルス感染症問題で、町民はこの安定した生活に至っていないかなと、町民全体ですね、商工会に関する町民の方とか、至っていないのではないかと思われますので、町長、この今の状況をどういうふうに感じているかお聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 過日の質問の中でもお答えを申し上げました。この新型コロナウイルス禍ですか、この対応、大変しっかりとした対策と申し上げますか、国としての薬ですか、そのワクチン等々の薬がないということもあって大変な不安を抱いておることは事実でありますし、町としての対応も県・国の施策と申し上げますか、動向と申し上げますか、この方針に従って、沿ってやっていかざるを得ないと、それだけの高いアンテナを持っているわけでもありませんし、研究機関を持っているわけでもありませんから、本当に国・県頼りの部分もあるんですけれども、町としてできること、これはしっかりとみんなで考えながら、個々、今この町でできる対策ということで、その対応はしっかりと考えていくべきだろうと、こんなふうに思っております。個々の町ができることは町でやっていこうというふうな思いは持っております。そんなつもりでこれからの対応は進めていきたいなと思っておるところであります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) このコロナの問題に関しては、何人もの議員さんが質問しておりますので避けますが、町独自の支援を推し進めてもらいたいとお願いして、次にまいりたいと思います。 次に、産業面でございますけれども、産業面ですが、ふくしま森林再生事業が今年最終年度を迎え、県からの継続の方向性が示されているとありましたが、これ間違いなく継続されるのか、また、町長自ら県に出向いて陳情もしくは要望等を行ったのかお伺いしたいと思います。
    ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 このふくしま森林再生事業、塙町にとりましては、事業内容が町にとっては大変なプラスになるというふうな、そういう意識を私は持っております。その中にありまして、この継続は最大限求めていかなければならないということで、これ私一人の仕事ではございません。東白川郡、これも県内で有数の森林地帯ということもありますから、郡内4町村が歩調を合わせまして、4町村の首長さん、それぞれに考えを持っておるところでありますけれども、思いは一つということで一緒に行動しておるところであります。 陳情先といたしましては、中央官庁の中では林野庁、そして大きなお金を握っておりました復興庁、これにも行ってまいりました。そして、県の農林水産部、これは県に出向くたびに、4町村の首長さん、一緒に要請、要望活動ということで進めておるところであります。これからも気を抜かずに、この10年ぐらいはやってほしいと私はっきり国の中央官庁に行ったときはお話はさせていただきました。10年以上やらなければ完全な形にはならないということで、意識していただきたいというか、それをしっかり認識していただきたいということではお話はさせていただいております。だから決して、先々それほど厳しいものではない、厳しいのかもしれませんけれども、私としては継続をしっかりとお願いしていくということで進んでおるところであります。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 我が町は、やはり「木のまち、はなわ」でございますので、やはりこの森林再生事業が、まずこれが継続にならなかったら、今後のことを考えれば、ぜひとも町長の手腕の見せどころかなと思うところでございます。ぜひとも県に出向いて、要望等などをしてもらいたいと思います。 同じ林業に関する質問ですが、令和元年9月4日から、これは昨年ですね、9月4日から塙町林業振興協議会を立ち上げております。この協議会の設置目的は林業の担い手、人材育成の確立、そして林業、県林業アカデミー誘致を図り、地域の活性化に寄与することを目的とするとありますが、この9月20日に、県の林業アカデミー誘致要望活動に県に要望に行ったと思いますけれども、その後の林業振興協議会の活動をお聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おただしの今後の町林業振興協議会の在り方についてということでありますが、この先、林業アカデミーは残念ながら郡山の県有施設の場所に決定してしまいました。これは議員も承知のことと思いますが、町といたしましては、今後はフィールドワーク実習場所の選定、これに力を入れていきたいと、こういうふうに方針を決めております。今後は実習場所にぜひ、元笹原財産区の町有林を活用していただくように誘致活動も必要になるかと思いますし、今後とも議員の皆様にはお世話になっていきますので、よろしくお願いをいたしたいと思います。 なお、現況についての詳細については、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長江田一寛君) 下重議員おただしの今後の塙町林業振興協議会でございますが、その県有施設の場所に決定して以降はちょっと活動が止まっていたんですけれども、町長が申し上げましたとおり、今後フィールドワーク誘致活動のバックアップをお願いしていくことになると思っております。 具体的にですが、今年5月22日に、副町長と私が県南農林事務所森林林業部の部長からお話をいただきまして、今年度に林業アカデミーカリキュラム、授業課題というのでしょうか、授業のカリキュラムを策定することになっているので、9月頃までに塙町のフィールドワーク地としての樹種の多様性であったり、湯遊ランドを含む宿泊場所の優位性であったり、林業体、いろいろ多くたくさん塙町にございますけれども、それらの林業体の技術者の指導力などの優位性をぜひ整理して、もし照会があった場合は、すぐに対応できるように準備をしておいてくださいとのご指導をいただきました。 今後は、林業体の皆様とのヒアリングなどを行っていきまして、その辺の塙町の優位性を確立していきたいなというふうに思っております。そして、できましたら、この協議会のほうで陳情活動なども行っていければなというふうには思っております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 林業振興協議会、この名簿を見るとそうそうたる委員さんでありますので、林業アカデミー誘致が幾ら駄目になっても今後の活性化につながる、今、課長が言われたように要望活動、そして町長自ら、やはり足を県に運んでお願いしたいと思います。この林業振興協議会というのは、任期は令和3年9月3日までだと思いますので、これまだありますんで、1年以上ありますからぜひとも委員さんにもお骨折りを得て、こういう「木のまち、はなわ」のためにも活動を活発に行ってもらいたいと思います。 続いて、家庭と地域に安全な町とありますが、町長のこの塙町は家庭と地域に安全な町だと言えるのか、認識しているのか、安全であるかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 質問内容、大丈夫ですか。 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 町民と町にとって安全な町かということでありますけれども、いろんな見解はあると思うんですけれども、一つ私、特筆すべきこと、これは組織の称賛ということにもなりますけれども、特に消防団ですね。去年の台風19号の際、本当に消防団の活躍というのが大変目覚ましく、町の方々が本当にこの組織力、これをしっかり認識をいただきまして、すばらしい組織であると、そしてその行動力、それから処理能力も含めて、本当に県下の誇れる消防団ですねというお話もいただきました。 そういうことも含めて、それから地域の方々がしっかりと自分たち自分たちの地域を守っていこうという意識も含めて、この町、安全な町100%とは申しませんが、かなり住みやすい、しかも意識のしっかりとした、ある程度完成度が高い町であると私はそんなふうに思っているところでございます。いい意味でみんなが協働で生きていくという、それから町をまもっていく等々のそういうふうな形はしっかりとできてきているんではないかなと、こういう意識は持っておりますし、これからも町としてもしっかりと、その部分をしっかりして、守りながらというんですか、つくり上げていくというんですか、手助けをしながらもっともっと住みやすい、そして安全な町になっていけるよう努力を重ねていきたいなと、こんなふうには思っております。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) そうですね、やはり昨年あれだけの災害に見舞われたんですから、施政方針の中でも雨水排水対策のために調査に着手しますとありました。今これから、やはり梅雨時期に入りましたので、調査ではなく、実行に移る時期だと考えております。この雨水排水のために何か、町長、何か考えがあるのか。昨年の災害の教訓を生かして考えがあるのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 昨年の台風19号、本当にビル川の内水面ですか、この水の氾濫によって床上浸水等、大変な被害を受けたわけであります。大変私も昔からビル川のあれですか、川上川の排水口と申し上げますか、そこに何度も立ったことがある人間でありますから、今度の水のその量の多さにはただただ驚いた、これが現実でもあります。 ただ、これ手をこまねいているわけではございません。担当課の職員共々、この水の流水経路、注入経路というか流水経路というんですか、この水路の全般を見てまいりました。その中で、効果的というか、かなり期待できる施策というんですか、のやり方ができるんじゃないかということで、今検討を重ねておるところであります。と申し上げますのは、最初、守崎堰でいいんですよね、ゴム堰ですね、先ほどお話があった守崎堰。ここの水門、これを完全に閉じることで、ビル川の一番水源になるわけですけれども、その水をある程度調整できる。 それから、その流れがずっと下りてきて、処理場の上流部に久慈川に直接放流できる水門がございます。これは、その箇所から見ると、かなり高い位置で排水ができるということで、その水門を開けることで、また二次的にその水を逃がすことができる、これが第2点。 そして、第3点は、いろいろ調べましたと申し上げますか、守崎堰の工事を実際やっているところを私は見に行ってきました。そのときに、水ですね、農業用水をその用水路に流すために、堰が壊れているわけですから水中ポンプで上げておったんですが、水中ポンプ、200ミリ管を3台をフル稼働させることで、その水量の大きさにびっくりしました。これならば最悪の場合、ビル川の一番下流に水中ポンプをセッティングすることで、ある程度水ははけるだろうということで、これからは空振りでもいいと、しっかりそういう大きな災害が予想されるときには水中ポンプをセッティングしようと、それで排水をやろうと、こういう方向で担当課とは話しておるところであります。これは、実際にそういう方向で、台風の予測等でかなりの雨が予測できるときには、もう電源ですか、ディーゼルの発電機と排水ポンプ3台、これをきっちりセッティングして空振りでもいいからと、そういうふうなことで、これからの内水面の対策、内水の対策はやっていくと、こんなつもりでおります。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 一番初めに、私これ述べましたよね。昨日、塙町消防団第1分団がやはり各水門、堰と言ったのは、これ守崎堰なんですけれども、守崎堰の各水門、その下流にあった、今、町長話した水門なんですけれども、その点検に要するに去年の災害、水害に関して、やはり上流部で何とか水の処理をすれば災害が最小限で抑えられるということで、その消防団、第1分団があそこの堰を確認したということは一番初めに述べたんですけれども、やはり水害に関しては、去年、ビル川に流れる代官町付近の水はやはり下流部の雨水の処理ですから、どうしてもやはり最終的にはポンプアップとか、私も今年、さっき町長が話した水中ポンプですか、を見たときには本当にかなりの、実際は本当に、最大には5基使うというわけだったんです。水がやはりどうしても上がってこなければ、5台使うという最終判断はしたんですけれども、200パイというホースで3基で十分水が間に合ったということは、あれはやはり災害等に使えればと思ったんですけれども、町長は恐らく現地を見れば同じ考えを持ったと思います。今後、やはり台風なんかは前もって分かることですので、災害に向けた対策には十分使えるのではないかなと私は思っております。ぜひとも、これは本当に考えて、先ほど話した空振りでも構わないんです。やはり何らかの対策を考えてほしいと思います。 次にまいります。 子育て若者定住化促進住宅さくらタウン末広ですね、早期完売に向けたPRと施政方針には載っていましたけれども、どのような販売促進に向けた宣伝をしていくのか、また、どうしても残る、今あと5棟、5棟というのではないですね、5区画ぐらい残っていますね。今後、今どうしても残っている場所をどのように販売していくのか。どうしても売れない場合は販売価格で解決するのか等々、お聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 おかげさまで、22区画の中で17区画が契約されたということで、本当に上々の出来かなとは思っております。5区画に関しましても、私、営業しているわけではないんですけれども、それらしいお話も又聞きではあるんですけれども、欲しいという方もいらっしゃるみたいですよという話もあります。 ただ、今の状態で様子を見たいなと思っておるんですが、これからどんな方法で販売していくと申し上げますか、契約まで持っていくかというのはこれからの課題でもありますが、それでもどうしてもというときには、町で賃貸住宅の形で建物を造って、ある程度の年数をそこでお暮らしいただいたらば安価にお譲りする等々の方法で、その空いている分譲区画を整理していければなというふうな思いもありますが、まだこれも、この先々もうちょっと様子を見た上で判断はしていきたいと、このようには思っておるところでありますし、また担当課のほうでも、それなりに考えていることもあると思うんでご披露いただければと思います。担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長藤田衛昌君) さくらタウンの販売ということでございます。これにつきましては、3月定例会だったかと思いますが、そこでも申し上げたところでございますが、災害の対応とかでちょっと遅れてしまったということで、仕切り直しをして進めようということで、今、進めておるところでございますが、先ほど町長が申し上げましたように、そんなに多くはないんですが、二、三、ぽつりぽつりと問合せがございますので、大々的な以前やったようなPRというところにまではまだ至っておりませんが、いずれは、今やっておりますのはホームページ等々でやっておりますし、あとは広報にも今後出していこうということで話はしております。あと1つは、企業回りをしようということで話を、これは当初から話がありまして、何件かは回ってきたところでございますが、そこを重点的に進めてまいりたいというふうに考えておるところでございます。まだ実現には至っておりませんが、そのようなことで計画しているということで、ご理解いただければと思います。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 企業回りとか、早く言うと営業ですね。ぜひとも、ただ、どうしてもやはり売れ残った場合、そのときには販売価格を下げるとか、そういう考えはあるのか。これでいいですか。もし、あるのかはお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長のほうがよろしいんじゃないですか。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 正規の価格と申し上げますか、当初設定した価格でお買いになっている方が全てでありますので、そこで値引きして売るというのはやっぱり周りに与える影響というんですか、これも例えば大きく響きがあるかなと思いますので、値引き等のことは今のところ考えてはおりません。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 分かりました。 続いて、町民みんなが主役の町の中で、信頼される行政サービスを実施するために各種システムの有効活用とあるが、作成率の低いマイナンバーカードに何か利活用できないか。 また、マイナンバーカードの作成率、どのくらい町民の皆さんが作成したのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細については担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(生田目敏夫君) マイナンバーカードの発行関係につきましてでございますが、国、総務省のほうの施策もありまして、今後、発行が増えることが予想されております。 現在の塙町の発行率でございますが9.79%、10%までいっていないというような状況でございます。町といたしましては、マイナンバーカード、スマートフォンや自宅のパソコンなどからも申請はできるんですが、そうした申請ができない方、今回の定額給付金のオンライン申請なんかでも分かるように、なかなか難しい面もございますので、そちらのほうの支援をするためにマイナ・アシストというオンライン申請補助端末、タブレットのほうを購入しました。 国がマイナンバーカードの普及を見込んで実施するマイナポイント事業というのがあるんですが、そちらが7月1日から実施予定ということもありまして、そちらのマイキーID、こちらのほうの発行支援も先ほどのマイナ・アシスト、これを利用できることもありますので、そちらのほうの発行支援業務と併せて、マイナンバーカードの申請支援の本格的な開始ということで、そちらのほう7月1日から実施をしていきたいというふうに考えてございます。現在、必要なネット環境の整備など、こちらのほうを進めている状況にございます。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) これからの時代、時代の流れとともに、ますますマイナンバーカード、これ重要視されます。自分の身分証明、確定申告、相続等々と問題等々と、ぜひともこのようなシステムを活用してマイナ・アシストというのですか、ちょっと私はあまり詳しくはないので、ぜひともこれ7月1日からと言わずに、ますますこれPRして、皆さんにこのマイナンバーカードは絶対に必要ですから、これからますます。このシステムを活用して、マイナンバーカードの作成に力を入れてもらいたいと思います。 あと、この次に農業振興に関してですけれども、ダリア、キノコ、竹パウダーだけではなく農業振興のほうですね。ダリア、キノコ、竹パウダーではなく観賞用にコンニャクを鉢植えなどを用いて町の活性化につながらないか、この塙町は、昔からコンニャクの大生産地でもありましたので、私の友達で塙町のお土産はと言われたら、もしコンニャクがあればコンニャク玉をもらってくれと、それを鉢植えにして観賞にするんだという友達がいましたので、もしこれ、こういうのも活動できないか、3年から4年にかけて観賞して、最後は加工して食べられますので採用されないか、考えがないかお聞きします。考えがないかでも結構ですから。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 コンニャクの花は私も何度か拝見をしており、面白い花だなとは思うんですけれども、そういうふうなことでやってみたいという方がいらっしゃるようであれば、ぜひ何かの形で支援できればと思いますし、町の一つのPRになれば、それはまた一つの策ではないかなと、このようにも思っておりますので、ぜひお話をしていただければと思います。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 大変失礼なんですけれども、これ余談になっちゃったんだかもしれませんけれども、今回の施政方針は大変よくできていると思います。ぜひとも絵に描いた餅にならないよう町長自ら頑張るよう切にお願いして、次にまいります。 大きい2番にいきます。 東白衛生組合の道路利用状況、4月から5月にかけての利用者増大によりアクセス道路の現状を把握していたのか。 これは、東白衛生組合のアクセス道路に面しての私自身が4枚の田んぼを作付を今現在しております。この私の実体験ですけれども、この4月から5月にかけての道路状況が新型コロナウイルスの影響もあってか、例年よりかなり利用者が増大しました。農作業にどうしてもあそこの道路は狭いので、機械で行くのにも何でもやはりちょっと苦労しましたので、また、利用者も国道118号線からアクセス道路に入って出てくるまでに1時間近くかかったとも聞いております。東白衛生組合の代表管理者として今後何らかの考えはあるのか、また、構想があるのかお聞きしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君、交通量の増えた理由というのは、言わなくても大丈夫ですか。 ◆6番(下重義人君) 交通量の増えた理由、これは…… ○議長(割貝寿一君) ごみ捨てが多くなったとか。 ◆6番(下重義人君) そうです。新型コロナウイルスの問題も影響もあったのか、やはりどうしても各家庭にいるとごみも増えますので、その理由といっても今後の経営内容とかそういうのではないので、この道路に関して代表管理者である町長でありますので、一応今後の道路というのをもし聞ければ、いいですか。 ○議長(割貝寿一君) 一応、代表管理者として答えをいただくで、いいですか。町長というよりどちらが。町長でいいですか。 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今ほど議員さんおっしゃるように、この5月の連休、すごくごみの量が多かったと。車の出入りが多かったという報告は処理場事務局長よりお話は聞いております。これは、どうも外に出られないということで、断捨離というんですか、自分の家の片づけをやろうということで、随分それにせっせと専念した方がおったようで、前年比で約24%ほど車両の出入りが多かったというふうな報告は受けておりますが、処理のほうは確実にこなしたということで安堵しておるところであります。 今、お話しのように、国道118号から東白衛生組合まで町道北野・松岡線、それから松岡・棚倉線及び農道で約1キロの距離があります。本当に全体的に幅員が狭く、ごみ収集車1台がやっと通れるぐらいのところもあります。したがって、家庭のごみの搬入が多くなる年末などは、相当に混み合うものと認識もいたしておりますし、また今年の連休は、今ほどお話ししたような状況でありました。 今後の対応ですが、これは一番大きな力になるだろうと思っておりますのは、北野・松岡線の改良工事、今進めております。その改良工事に併せて、松岡・棚倉線の延長を含めこの地域の道路計画、しっかり検討してまいりたいと考えておりますし、そのときにその搬入路ですか、進入路と申しますか、搬入路の拡幅等も十分に検討の一つになるだろうと、このようには認識しております。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 今後、何かしらの対応は考えていかなければならないんじゃないかなと、要するに衛生組合に行くと、施設は今かなり中も大型化していますので、その出入口がやはり普通の車が交差できないような道路であります。あれが果たしていいものなのか、今後、やはり絶対考えていかなくちゃならないと思います。私自身も東白衛生組合の議員でありますので、これ以上の質問は避けます。 大きい3番にいきます。 県では、昨年10月の東日本台風の教訓を生かし、各ダムの事前に放流とありますが、ダムの放流とありますが、町では、昨年の水害に対して事前に対応を考えていくのか。先ほど、町長、水中ポンプの話とかしていますけれども、もし、そのほかの考えがあるのかお聞きします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 昨年の大字塙地内の水害を踏まえまして、町と関係機関とでの協議を行い、対策を進めるということにいたしました。あと、先ほど、私の話した内容と重複する部分もありますけれども、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 生活環境課長。 ◎生活環境課長(鈴木義房君) それでは、下重議員さんのご質問にお答えしたいと思います。 まず、先ほど町長が回答したとおり、水中ポンプを設置するということにはなりましたが、町では検証しまして、大字塙地内の内水氾濫の防止の策として、大字塙地区に上渋井方面から流入する用水路や各沢の経路を調査した結果、昨年の大字塙地内の水害を踏まえたときに、まず大字塙地内に流入する雨水等を少なくするため、大雨が予想されたときは、事前に災害対策本部、または生活環境課より上渋井の農事組合長さんへ守崎堰の水門の閉鎖、そして塙町消防団第1分団には、上渋井の用水路の水門の操作を行い、久慈川へと排水するということで現地で打合せをしております。 さらに、内水処理につきましては、事前の予報降水量により排水ポンプを設置し、排水処理を行いたいと考えております。 昨年は、久慈川流域で総雨量200ミリ、川上流域では300ミリでしたので、これを---、川上流域では333ミリの降雨がございました。基準としまして、久慈川流域は総雨量200ミリ以上、川上流域では300ミリ以上を基準として考えたいとしております。しかし、総雨量が多く河川氾濫が予想される場合は、事前に避難のお願いをするということになると思います。これ河川氾濫は町全域に想定されますので、その点もよろしくお願いしたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 下重義人君。 ◆6番(下重義人君) 先ほどの質問とダブりましたよね。昨年の10月の東日本台風19号などの災害を教訓に再発防止に向けた対応をお願いし、また今回は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために、持ち時間はまだ15分ぐらい残っていますが、これをもちまして、6番議員、下重義人一般質問を終了させていただきます。ありがとうございました。 ○議長(割貝寿一君) これで、6番、下重義人君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前9時46分               再開 午前9時56分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △鈴木元久君 ○議長(割貝寿一君) 次に、3番、鈴木元久君、登壇願います。 持ち時間は10時55分までです。 鈴木元久君。     〔3番 鈴木元久君登壇〕 ◆3番(鈴木元久君) 3番、鈴木元久。初めてなので緊張しています。よろしくお願いします。 まず、地籍調査の進捗状況について伺います。町では、現在何%ぐらい実施していますか。町長、お願いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 数字的なものでありますので、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長藤田衛昌君) 塙町の地籍調査の進捗率というおただしでございますが、現在のところ57%でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 57%、了解しました。2年前、町の担当課に、国調はどうなっているんですかと聞いたところ、予算がないから進んでいないと答えられました。私は何も言えませんでした。 町が実施する場合、調査に必要な経費2分の1は国が補償、4分の1が県が補償、町の負担は残り4分の1となりますが、さらに町や県が負担する経費については80%が特別交付税措置の対象となっていますので、実際的に、町は5%の負担で実施することが可能になるそうです。 なお、調査が行われる地域の住民、地権者などは個別に負担が生じない仕組みとなっているそうです。 そこで質問ですが、現在の調査地点、今後の実行する予定の地域はどこですか。町長、お願いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今年度の調査箇所は、川上地区、湯岐地区、片貝地区の予定であります。川上地区につきましては、従来の計画に沿って地籍調査負担金事業により実施しておりますが、湯岐、片貝地区は円滑化地籍調査事業、これは起債事業により実施予定であります。円滑化地籍調査事業は、道路整備事業など公共事業実施の前段として、あらかじめ地籍調査を行う事業であります。今回の補正予算に計上しているところであります。 それと、今後の予定でありますが、地籍調査負担金事業によって、従来からの計画に沿って行う箇所と、道路整備事業とその時々の公共事業を円滑に進めるために行う箇所によりまして、計画的に進めてまいりたいと考えております。 なお、調査未了地区は笹原山間地区で対象面積は約51キロ平方メートル、全体の約4割となっておるのが現況であります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 今51キロ平方メートルと言われましたが、それはどの地区のことを言っているんですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 ただいま申し上げましたとおり、笹原山間地区が対象面積51平方キロということになります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) では、調査未了地区、調査していない区と調査終了まで予定は何年くらいかかりますか。町長、区ごとに教えてください。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 事務的な内容でありますので、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長藤田衛昌君) まず、行政区ごとの調査終了年ということでのおただしでございますが、これについては現在といいますか、今の段階では予定は具体的に、何年にこの区は終わるということでの予定は立てておりません。と申しますのは、先ほど来申し上げているとおり、議員さんもおっしゃっているとおり予算が少ないということでございますが、それは町の予算をつければその事業ができるというものではなくて、国の補助金をもってこの事業を進めようとしてきたところでございます。そういった中で、例えば川上地区ですと、3年、4年で終わらせるということで予定していたところでございますが、最終的には11地区までできて11年かかってございます。ということは、今このぐらいだろうという予想を立ててもその終了年につきましては、予想が今の段階ではもうできない状況であるということで、総くくりで全体をどうしようということで今考えているところでございます。 そういった中で、例えば今の進捗状況でいきますと、年間約0.5平方キロメートルぐらいの実績でございますので、それが51平方キロメートルあるということは、100年かかるということが現在言えることでございます。ただ、100年かけてやる、それでいいのかというところは、これは我々も重々考えているところでございます。 そういった中で、予算を獲得するためにどうすればいいかということで、いろいろと検討しているところでございますが、そういった中で出てきましたのは、円滑化事業ということで、道路事業、あるいは砂防事業とか、そういった事業を入れなければならない地域は、率先して予算をつけるというふうに国で言っておりますので、そういった場所を探して、今は虫食い的に進めているということでございます。ですので、湯岐につきましては、県道高萩・塙線、これが県で改良計画があるということでございますので、じゃ、それと併せて国土調査をやりましょうということで、予算をつけてもらっているというのが現状でございます。 そういう意味では、以前のように何々地区終わったら、次、何々地区という進め方は全体ではできないというのが現状でございます。そういった意味で、どこどこ区、いつ終わるんだということは申し上げられないとお話をさせていただいております。例えば木野反につきましては、県道高萩・塙線の改良工事に伴いまして、木野反地区の一部は実施しました。ただ、全体はまだまだ終わりません。そういったことで、今、進めざるを得ないということでご理解をいただければというふうに思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 3番の今後スピードを持って調査する必要があると思いますが、町長の考えをお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 地籍調査スピード感を持ってということであります。地籍調査は、土地の面積や境界など、土地の基本的な要素を明らかにするための調査で、土地取引や公共事業の円滑化に資する重要な調査でもあります。できるだけ早く完了すべきと認識はいたしております。先ほど課長も申し上げましたが、このまま進めば100年以上かかると申し上げました。これを何とか実質あと20年程度で現地調査を終了できないか、検討を加えているところであります。 地籍調査は現地の公図の整合性を保ちながら行いますので、一定の時間を要しますが、特に優先しなければならない道路沿いなどを除いた山林については、取りあえず境界の確認と簡易測量を行えば、それほど時間もかからず土地の境界ははっきりとします。地籍調査を要望される大部分の方は、今、境界確認をしておかないと、後で分からなくなるというご意見が大半であります。したがって、境界を確定して復元できる状況が欲しいとのことですので、地籍調査に先行いたしまして境界調査を行う、これを含めて20年程度で完了できないかということで、検討を加えておる状況であります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 5月27日の新聞で、国では10か年計画で調査進捗率を上げる、これ閣議決定されました。それで、その中で、国としてあと10年後78%を見込んでおるというような新聞の報道がありました。 現在、町では57%、10年であと21%、目標を達成できますか。お願いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 国の10か年計画では、全体の進捗率を上げるということでお示しをいただいております。特に、人口集中地区の道路改良等、公共工事のために、必要な箇所などを重点に実施するといたしまして、それらの箇所は10%程度進捗率を上げようとしているようですので、それ以外のところはそれを下回ることになるかとは思います。 町の計画といたしましては、今後10年間で15%程度進捗率を上げる、これを目標としておりますが、国の予算配分等で変わらざるを得ないということも考えております。先ほど申し上げましたように、様々な手法で、地籍調査まではいかなくても土地、境界を確定していくと、このように考えております。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長藤田衛昌君) それでは、若干、事務的に補足をさせていただきたいと思いますが、国の10か年計画で、先ほど議員、78%とおっしゃいましたが、78%は全体ではなくて優先的に実施すべきところの目標面積ということで理解をしております。全体では、現在52%、国全体で52%ですが、それを57%、5%上げるというのが国の目標でございます。 したがいまして、町といたしましては、既に57%はクリアしているということになろうかというふうに思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 分かりました。今、町長は福島県国土調査推進協議会の会長をやっている。あと、東北ブロック国土調査推進協議会の幹事の役職に就いていると思います。予算確保のために、町長自ら陳情したことがありますか、お伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今、お話しのように、私、県の会長をやっております。この中で当然、県の担当部署の皆さんとは職員さんとはお話をいたしますが、やはり県も町も、国がどの程度お金を出すかということで町の負担、県の負担が決まっているということもありますので、これは東北6県では福島だけだろうと思うんですけれども、県職員と私とで、国交省の地籍調査を担当する課長とお話をさせていただいておりますし、その現況の説明をしながらもっと予算をつけてほしいということで、ここ2年ほど毎年、国へ、国交省へ出向いてお話をさせていただいております。 余談ではあるんですけれども、去年、課長さん、これがたまたま栃木県出身の方で、かなり急峻な山をお持ちのその息子さんだということで、その調査のご苦労は十分に分かるということで、しっかり頑張りますというお話はいただいたことはいただいたんですが、その後大幅に国の補助率が上がったというあれはないんですけれども、どうしても、これは国の方針に従ってやっていかざるを得ないという方向であります。 それから、東北6県の東北ブロックでの要望書の提出、これも毎年、国交省に出かけていって何とかしてほしいということでお話をさせてはいただいておるところであります。ただ、国のほうでも、今までみたいに実測調査ばかりではなくて、今度は電子的な調査、これも考えていくべきだろうというふうなことでお話はいただいております。これは、特に山が急峻なところは、とてもとてもお金幾らつぎ込んでも、国土調査というか、あるいは地籍調査を終了というのは難しいというふうなお話もあって、これを真剣に取り組んでいただきたいと。そうすると、随分進捗率は上がるんではないかということで、これも国の担当課にお願いはいたしておりますので、これがもうちょっと実行されれば進むのではないかなというような思いもありますので、これからも地道ではありますけれども、真剣に要望活動を進めていきたいと、このように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 100年たてば、我々ここにいる人は誰もいないと思います。 最後に、今、若者たちは土地に無関心です。どこに山があるのか、また境がどこなのか、全く分からない状態です。高齢者世帯も多くなっています。ぜひ、早急に地籍調査をお願いします。 では、2番に入ります。 新型コロナウイルスについて。町内ではいまだ感染者は出ていませんが、今後2波、3波と来るおそれが十分あると思います。 町内のテイクアウトを実施した14店舗に口頭で聞いたところ、「ほとんど売れていない」が10店舗、「弁当だけ少し売れている」が3店舗、「そこそこ売れている」が1店舗、そして昨年4月、5月の売上げと比較した結果では、30から40%減少が3店舗、50%減少が5店舗、60から80%減少が5店舗、そして90%減少が1店舗ありました。 その他、自主的に休業した店舗もありました。夜間においては、14店舗全店舗が客の出入りがほとんどなかったということでした。町でも調査したと聞きましたが、何店舗、また幾つの事業者に聞いたかお尋ねします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 事務的な内容でありますので、担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ただいまのおただしの件でございます。 町と商工会が連携を取りまして、アンケート調査、2回やってございます。まず、2月13日、緊急アンケートを実施しております。商工会会員272件、非会員21件、293件にアンケートを依頼してございます。 回収件数ですが97件、回収率が33%となっております。 2月の段階では、経営に影響が生じているとお答えいただいたパーセントですが32.3%、前年同月比で20%以上売上げが減少している事業所ということで、39.4%となってございます。 また、緊急事態宣言後のアンケートも実施しておりまして、5月11日、こちらも商工会会員中心ですが、272件の事業所にアンケートを依頼してございます。回収件数が82件、回収率は30%となってございます。 この段階で、経営に影響が生じているとご回答された方が61%、前年同月比で20%以上減少している、売上げ減少している事業所数ですが、70%ということになっております。 減少の要因の主なことをちょっと述べさせていただきますが、不要不急の外出自粛の影響、これが29%と一番多い状態でございました。あとは、予約のキャンセル、来客数の減少、イベント、行事等催物の中止ということで18%のご回答を得ております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 昨日の新聞で、補正予算にエールで3,000万円の補正予算と書かれていましたけれども、これは20%減少の店舗、事業所に対する1件当たり10万円の給付金と考えてよろしいんですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その考えで結構だと思います。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) あと、11日に、10番議員のときに言った町民1人1万円の給付をするということに対しても、それでよろしいのかお尋ねします。
    ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 その給付金ですか、町活性化支援金と申し上げますか、これは検討を進めております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) ぜひよろしくお願いします。 あと、5月10日の6時半のIPで、福島県協力金支援のお知らせを流しました。そこで、これは県の事業であるので、町の10万円とは関係ないですよね。お伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 今お話しのように、町とは関係ございませんが、詳細については、担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ただいまのおただしの件ですが、福島県の休業協力金の関係で、IPのほうで周知を図っているところでございます。特に、やはり電話等のお問合せが町のほうにも来てございまして、国のほうでもいろいろな給付金、申請書の書き方が複雑、分かりづらい、こういう声も多く出ております。県についても、当然、減少率の計算とか必要になってきますので、また休業についても10万円プラス、5月7日以降、休業に協力したところについてはプラス10万円ということで支給になります。そのときに、どういうものが必要なのかというところで、県ではホームページとか、そういうところに載っていますというお知らせはしておりますが、実際、町のほうで、県の申請書の様式、こちらと書き方を全部準備いたしまして、担当係のほうでお問合せがあったときには、町のほうで書き方の指導ではないんですが、書き方についてはこういうことですよとか、そういう部分について、こういう形で申請書類を県のほうに提出してくださいということで、できるだけ町民の事業者の方がスムーズに、県の給付金になりますが、受け取れるような対応を図ったということで、IPのほうにもお知らせをさせていただいたところでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 今の県の協力金、支援金について、7月31日まで申請をすれば大丈夫というようにうたっているんですけれども、実際に休業した店があるんですけれども、ここでは、少なくとも4月28日から5月6日までの間とあるんですけれども、4月29日から5月8日まで休んだと、あと5月の連休3日間休んだという人も該当になるんですか。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 県の協力金の内容でございます。 まず、4月29日から5月8日まで休んだ場合には、まず5月6日までの分で10万円、5月7日以降も休業に協力いただいたお店については、プラス10万円ということで20万円、5月の連休だけ休業にご協力いただいたお店については10万円ということになろうかと思います。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) IPだけでは恐らく事業者は分からないと思います。その関係する店舗、業者には、資料、文書をもって配布したほうがより明確かなと思います。向こうが来るのを待っていないで、町のほうで出向いて、こういうことがありますというように文書でやったら余計分かると思います。その辺お願いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 町といたしましては、これはせっかくの県の補助と申し上げますか、助成金でありますので、有効に活用するという意味合いも含めて、町で窓口をつくっておりますので、ご相談に来ていただければ書類の作成等までぜひお手伝いしたいと、スムーズな受領を目指したいということで考えております。ですから、この後そういうご案内を出しまして、その該当する方はぜひ町に出向いていただいて、その場で指導をいただきながら記入をして出せればいいなと、ぜひ担当事務職員にはお願いをしていきたいと、そのようにやってほしいという要望は出したいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 5月10日以降、IPでこの福島県の協力金、支援金のことは、私6時半に起きていますけれども一回も聞いたことはないです。IPのほうでも何度も繰り返し、町民に連絡してもらえれば幸いです。よろしくお願いします。 ○議長(割貝寿一君) 説明求めますか。 ◆3番(鈴木元久君) はい。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 了解をいたしました。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) あと、11日に同じ10番議員が言っていましたけれども、福島県で5月8日以降の新聞ですが、福島県では59市町村のうち福島県と40市町村は何らかの給付金、支援金を援助しています。その中で、期末手当減額が26市町村ありました。近辺の町村では棚倉町、浅川町、石川町の町長が50%減額、副町長、教育長が20%減額、そして鮫川村は、以前から期末手当25%を減額していると聞きました。そして、矢祭町には、今日から定例議会が始まるのでそういう話はないと。しかし、特別積立給付金は、臨時議会を開いて、町の預貯金を崩して、町民に10万円ずつ給付したというように言っています。 それで、町長、副町長、教育長、三役の人に聞きますけれども、そういう減額の考えはありますか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) 過日の質問の中でもお答えを申し上げましたが、これやはり特別職としての問いだと思っておりますので、特別職にある方々のご意見を聞きながら進めるべくが順当であろうと、このように思っております。 そして、この減額、これ今のところ考えておりません。その分、しっかりと町の中でお金を消費することで、町の活性化につなげていければと、これはこの三役のほかに、職員さんにもぜひお願いしたい。このボーナスと申し上げますか、期末手当、これはぜひその部分をしっかりと町で消費することで町の活性化につなげていただきたいと、こういう要望はしっかりとしていきたいと思いますし、そばにいる方にはそのお話はさせていただいております。私は今そういう考えでおります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) では、町独自に特別給付金条例を制定し、町民のための基金として積立てる考えはありますか。よその町村では、来月から10%減給で積立てるとかいう町村も多数ありました。お伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 給付金に関しての町独自の基金条例の制定については、現状では考えておりません。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 今、町長は考えていないと言いましたけれども、町長、給料78万円、副町長62万4,000円、教育長58万9,000円、これに掛ける何%だと思いますけれども、ぜひ三役だけでも基金としてお願いをしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 先ほどお答えした内容のとおりであります。もし、そういうものを考えるとすれば全体として考えたいと、このように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) よく分かりました。 次、台宿北原町営住宅の老朽化について修繕スケジュールを伺います。 入居者35世帯に聞いたところ、7世帯が空き家、5世帯は取れませんでした。28世帯中18世帯が雨漏れ、床の沈み、壁が落ちる等、修繕が必要と聞きました。特に、7から8世帯が強く要望されました。中には自費で修繕したという人もいました。 北原住宅は築何年ですか、町長。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 北原住宅、これは昭和54年から昭和58年にかけて建築したものであります。約40年が経過しています。全部で8棟、35戸ありますが、現在のところ、建て替えをしないで修繕等によって長寿命化を図ろうと、このようには考えております。今年度、長寿命化計画も策定予定であります。 今後、これらの計画に基づいて修繕を進めていくと、こういう予定でおります。また、屋根や外装については、昨年度から修繕に着手をしておるところでもあります。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 私は、今、築何年と聞いたのです。2番の答えまで言ってしまい……今後、修繕する考えとスケジュールも今聞きましたので、削除します。 いろいろと予算等もあると思いますが、早急にお願いします。皆さん、困っています。よろしくお願いします。 続いて、4番の台宿南原町営住宅の一部撤去と周辺道路整備、その際の入居者の対応について問います。 1棟が2年前に道路ができるので撤去すると聞きました。本当にそういう計画があったのですか、町長。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) その内容につきましては、担当課長のほうで資料を持っておりますので、説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長藤田衛昌君) 南原住宅のところにあります町道でございます。町道を拡幅するために住宅を撤去するということでのおただしでございますが、これにつきましては、道路を整備するために住宅を撤去するというふうに言いますと、乱暴な感じに聞こえるように感じるところでございますが、実はもう数年前から、地域の方々からあの付近の道路、台宿・南原線といいまして、県道矢祭山・八槻線から台宿南原に上がる町道でございますが、途中までは歩道が整備されておりまして、途中から歩道がないということと、あとあの付近に、路上駐車をされる方もたまにあるというような話を地元の方々からお話をいただいておりました。それで、一部通学路にもなってございますので、歩道を整備してほしいという要望が台宿1区、台宿2区から上げられてきたところでございます。 町といたしましては、この南原住宅、これにつきましてもかなり古くなってございますので、いずれ取壊しをしなければならないと、そのときに歩道を設置するというようなことでの回答をしておったところでございますので、今の住んでいる方を何となく改良するから出ていってくれみたいな感じで進めているわけではございません。 なお、実は昨年度、町営住宅の、先ほども町長答弁しましたように、長寿命化ということで、全体の長寿命化を図ろうということで耐震診断をいたしました。以前にも、もう何年も前にも耐震診断はしておりますが、そのときは簡易診断でございましたので、一応オーケーということでありましたが、細かい診断をした結果、今、取壊し云々という台宿・南原線に面した町営住宅2棟が耐震診断上、耐震改修が必要ということになってきました。ですので、あそこについては古いということと、耐震改修が必要だということを考え合わせますと、あそこは取壊しをして、道路として拡幅して地域の皆さんの通行の安全を確保したほうがいいかということで、今検討しているという状況でございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) では、撤去の時期、いつ撤去し、いつ道路ができるのか、その際の入居者の対応、入居者に直接そのことを伝えて、周りの町民の皆様にもそういうことを伝えていただきたいなと思います。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長藤田衛昌君) 住宅取壊し等に関する入居者へのお話ということでのおただしかと思います。 今現在、道路に面している住宅には3世帯のスペースがございまして、そのうち1世帯は空き家になっております。残り2世帯がお住まいになっているということでございまして、実はこういう計画もあるんですが、移転とかというのは可能でしょうかという、やんわりとした打診はさせていただいております。そのうち1件の方には大丈夫ですよというお話はいただいておりますが、もう一件の方は、いろいろちょっと事情があって、すぐにはちょっと難しいですねというお話をいただいておりますので、最終的に私どものほうとしては、どちらを優先するかというのはございますが、基本的スタンスとしては入居者の同意、理解を得られれば進めたいというふうに考えております。ただ一方で、昨年度、先ほどもご説明しましたように、昨年度の調査結果、耐震上よろしくないという判断がされておりますので、これはできるだけ早く、新しいところに引っ越していただくような働きかけをしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。仮に、引っ越しをして新しいところに住むというところになれば、いろんな問題が出てきます。新しいところに行くと家賃とかも変わってきますので、その辺は今ある条例の中で、粛々と対応していくのが筋だろうというふうには考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 今、言われたとおり、取壊す棟には2人入っています。その奥にも2人入って、1つ空いています。そして、道路の右側に今モギさんという人がいますけれども、その横は空いています。そこに移行して、そういう形でやればスムーズにいくんじゃないかなと私は考えています。ぜひ、そのようにお願いします、課長。 ○議長(割貝寿一君) 答弁求めますか。 ◆3番(鈴木元久君) はい。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長藤田衛昌君) できれば、近くにということで考えていきたいと思います。ただ、先ほど申しましたように、耐震の診断の結果、今、隣接しているところともう一棟、2つが耐震診断上まずいということになってございますので、例えば、それについは耐震改修をするかとか、そういう判断も出てこようかと思います。耐震改修をするとすると、若干また時間を要する可能性がありますので、今現在は南原に限らず、北原とか胡桃下も空いてございますので、そちらも含めてどうですかというような打診をしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) よろしくお願いします。 続いて、5番の県道塙・大津港線の冬期間路面凍結防止について。 生活道路の安全確保のため、大蕨、那倉地区の皆様より通勤、買物等で大変ですと、雪が降った場合、2か所あるんですけれども、そういう言葉を多数聞いています。 日陰解消のため、支障木伐採等の考えをお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 日陰解消のための支障木伐採については以前から取り組んでおります。冬期間の路面凍結対策としては非常に有効であると、このように認識はいたしております。 平成30年度以降は、日陰解消ばかりでなく視距の確保、景観改善等、目的に沿道整備事業として道路沿線の立木伐採を進めております。しかし、この事業で取り組むのは町管理道路が原則であります。日陰解消が始まった当初は、県道沿いも町が実施をいたしましたが、その後、県道沿いは県が実施することとなって以降、塙町が実施するのは町道沿いとしております。日陰解消のための支障木伐採と今おただしの県道塙・大津港線、大蕨地内、この立木伐採、県が取り組もうと調査を進めておりましたが、県の事業区分の変更に伴いまして、伐採事業は縮小されまして、調査したものの手つかずの状況にあります。 町は、再三、調査箇所の実施を強く要望してきましたが、依然として実施には至っておりません。今後もしっかりと要望してまいりたいと考えております。また、現在これらの問題を解消するため、昨年、制度化されました森林環境譲与税、これなどを利用しながら沿環整備と併せた沿道整備をできないか、国・県等に着手をいたしておるところであります。今後、町独自の事業展開ができればと、このように考えております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 林野庁、棚倉土木事務所にちょっと、林野庁には電話できないんですけれども、特例があるそうです。これを県のほうに要望していただければ通るかなという面もありますので、よろしくお願いします。 あと、現状把握のため、職員や町長自らパトロールを実施してほしいなと、また、よその地区にもこういう場所があると思います。地権者が承諾しないと伐採はできないというところも聞いています。町長は、町内の国県道改良促進期成同盟会の会長として、ぜひパトロール等、お願いします。どうですか。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 道路のパトロールということでありますが、町道については、職員が定期的、または随時実施をしておるところであります。また、昨年度からは、道路補修員2名が週2回道路を巡回しながら側溝清掃、それから倒木処理など、道路安全のために努めておるところであります。ご承知のように、町の町道の延長ですか、211キロ、200キロ以上ございます。なかなか追いつかないのが現況にありますが、地域の方々のご協力をいただきながら道路維持に努めてまいりたいと、このように考えております。 おただしの県道等についても、県がパトロールを行い、異状箇所の早期発見に努めておるようでありますが、なおしっかりと取り組んでいただけるように要望はしていきたいと、それから、冬場の路面凍結等、これは自分で車で走ったときに、気がついたところは職員等に相談をしながら、何か方法はないかとか、そういうことで随所、この道路に限ったことではなく、目は通しておるつもりでありますが、なかなか至らない部分もあろうかと思いますけれども、これからもしっかりと努めていきたいと、このように思っております。 ○議長(割貝寿一君) 鈴木元久君。 ◆3番(鈴木元久君) 冬、今、暖冬であまり雪は降らないですけれども、雪が降っては遅いと、今のうちから陳情しておきたいなという考えでしました。 以上で質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(割貝寿一君) これで、3番、鈴木元久君の一般質問を終わります。 休憩します。               休憩 午前10時51分               再開 午前11時00分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △承認第9号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第2、承認第9号 専決処分についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 今回、5月1日、専決ということでありますが、専決した理由はスピーディーに行うということで、事務処理を行うということで話は聞いたんですが、その中でちょっと確認したい、聞きたいことがあるものですから、まず資料については、3ページの14、2項1目の地方創生臨時交付金であります。990万円なんですが、これについて補正のほうでも同じ地方創生臨時交付金ということで載っているんですが、この基準等、どのようなことで国庫補助金が塙町に来ているものなのか、基準ですね、特別定額給付金については、4月27日現在での住民票を基に支払うということでありますが、この地方創生臨時交付金。 それと、あとは4ページにある需用費、10番、150万円ということで、消耗品と印刷製本費ということでありますが、国会でも、これらについての入札関係でいろいろ問題になっているものですから、当塙町については、需用費の消耗品費と印刷製本費の見積りというんですか。それは決定の方法はどのように考えて予算化したのか、それについてお伺いします。2点です。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 事務的な内容でありますので、担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) それでは、議員さんおただしのまず3ページの歳入の関係、総務費国庫補助金の中の地方創生臨時交付金、どのような基準で交付金が来るのかという部分ですが、定額給付金についてはご存じのとおり、町民1人当たり1万円給付に係る費用ということになります。 地方創生臨時交付金、これはやはりコロナの感染症対策に係る各自治体が対策に伴う費用に関して、交付金が対象になるという事業でございます。そういう中で金額を計上しておるところでございますが、対象としては、臨時交付金に関しましては子育て世帯への給付金として、その下、民生費で来ておりますが、町独自の部分なんかの給付に関する部分についても、対象となる部分については計上させていただいているというところでございます。 歳出のほうの消耗品に関しまして、契約等がどのようになっているのかという部分でのおただしですが、印刷製本費の関係につきましては、給付に係る申請書等の印刷に係る費用ということで、これは町のほうで契約しておりますベンダーのほうに申請書のほう作成を依頼していますので、1社からの見積りの随契での契約というふうな形での対応になります。 消耗品費につきましては、必要な消耗品の内容に応じ、それぞれ事業者等から見積りを取って決定をしているというような形で契約をしていると。ですから、入札等によって一気に消耗品を買っているという形よりは、それぞれ個々に紙代であったりとか、そういう必要なものであったりという部分で、見積りを取って契約をしているというような形の処理をしております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) よろしいですか。 ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) なしと認めます。 これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから承認第9号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 承認第9号は原案のとおり承認されました。--------------------------------------- △議案第40号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第3、議案第40号 新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者等に係る国民健康保険税等の減免に関する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第40号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第40号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第41号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第4、議案第41号 塙町税条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第41号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第41号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第42号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第5、議案第42号 塙町地方活力向上地域における固定資産税課税免除及び不均一課税に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第42号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第42号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第43号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第6、議案第43号 塙町後期高齢者医療に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第43号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第43号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第44号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第7、議案第44号 塙町国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕
    ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第44号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第44号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第45号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第8、議案第45号 塙町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 今回、健康保険税の算定でありますが、医療部分については昨年、前年度よりも所得割については上がって、あるいは均等割についても上がっている、あと世帯割についても上がっているということでありますが、それで、この算定基準というんですか、町村によって裕福な町村と、それによっても金額が、算定率が違ってくると思うんですが、当町については算定するに当たって、支出予定額によって計算して税率を決定したとは思うんですが、各市町村とのバランスが崩れてくると、また、どこどこの町村では掛金、税金が高いと、そんなふうに見受けられると思うんで、言われると思うんで、塙町の実態、今言った内容についての考えというんですか、それを含めて算定するに当たっての基準をお伺いいたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 町民課長。 ◎町民課長(生田目敏夫君) それでは、国民健康保険税の算定について、私のほうからご説明を申し上げたいと思います。 まず、基本的には、医療費給付分、こちらのほうにつきましては、過去3年医療費の給付実績、これを基に今年度の医療費の見込み、こちらのほうをまず算定をいたしまして、そこから県から来る負担金等、それらを差引いて、残り必要な保険税分というようなことを今年度の被保険者数、それから世帯数、それからあとは被保険者、該当する方の所得、これを基に所得割、均等割、平等割というようなことで算定をするというようなことになります。 あと、後期高齢者支援金、それから介護納付金、こちらのほうについては、県のほうより今年度の納付金額というものの通知がございますので、その金額を基に先ほどの所得割等がということで、そちらのほうを算定しているところであります。 他町村とのバランスというようなこともご質問の中でされましたが、今年度、だんだん国民健康保険のほうの加入者が減ってきているという状況がございます。それに伴って、医療費給付費が減っているかというと、そうはなっていない現状がございます。というようなこともございまして、当初、素直に算定をさせていただいたときには、ちょっとかなり今年度は上がってしまうというような状況もありまして、他市町村の状況なんかを見ますと、前年度とそれほど変わりなくしたいというような話もございましたので、今年度につきましては、後ほど予算のほうでも出てきますけれども、国民健康保険保険給付費準備積立基金という基金を持ってございます。そちらのほうから4,000万円ほど、その基金を取崩して、そちらのほうに、この保険税のところに充てるというような形で、前年度とそんなに、ある程度大差がない数字にというようなことで、今回の数字で算定をしたいというようなことでございます。 以上であります。 ○議長(割貝寿一君) よろしいですか。 ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第45号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第45号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第46号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第9、議案第46号 塙町介護保険条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第46号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第46号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第47号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第10、議案第47号 塙町辺地総合整備計画の変更についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第47号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第47号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第48号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第11、議案第48号 令和2年度塙町一般会計補正予算(第2号)についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 7番、吉田広明君。 ◆7番(吉田広明君) 7番、吉田広明です。 一般会計の補正予算の説明書の歳出、4ページ、2款1項15目18節の特別定額給付金の件ですけれども、まだ届けられない家庭があろうかと思いますので、今の実施状況……     〔発言する人あり〕 ◆7番(吉田広明君) 専決のほう、すみません。 ○議長(割貝寿一君) じゃ削除。 10番、鈴木茂君。 ◆10番(鈴木茂君) 10番、鈴木茂です。 何点かあるんですが、一応まとめて質問をしておきます。 まず、8ページ、6款1項4目農業振興費の補助金交付先、これが消毒機2台とイチゴハウス3棟、この交付先をお聞きします。 次に、9ページなんですが、エール(応援)給付金関連で、その他に、町民1人当たり1万円の商品券を出すという話があったんですが、先ほども質問あったが検討するという話になって、1人1万円でも8,500万円のお金がかかるんですが、これ出すか出さないか、はっきり五分五分なのか、町長の今検討中というのは出すのか、それとも出すことは決まっているのか、その辺をはっきりと、これは議会報に出す都合もございますので、この辺をお聞きします。 次に、11ページ、8款2項3目、川上東河内線のNTT柱移転工事に関連しまして、川上東河内線の完成予定は来年度というように担当課から伺っているんですが、この工事の進捗状況に変わりはないのかどうかをもう一点お聞きします。 次に、13ページ、10款4項1目、はなわこども園のエアコン室外機防音対策工事及び園庭維持補修工事、これまだ6月なのにクーラーが恐らく全開をしていると思うんですが、騒音がうるさくて室外機の防音工事をしなくちゃならないという話なんですが、この苦情があった家との室外機とどのぐらい距離が離れているのか。 それから、この防音工事というのはどのような工事をするのか。まだ6月というのにクーラー全開、我々開園式にも行ったんですが、本当に総ガラス張りですね、総ガラス張り。ずっと上までガラス張りで、普通なら欄間の場合とかは塞ぐんです。これ屋根が出ているから外は見えないし、ガラスにする必要はないんですけれども全て上までガラスになっている。言わばガラスの箱みたいなもの、そこに屋根かけてあるの。こんなものでは、通称、私から言えばガラス温室ですよ。ガラス温室には、普通は人間は住みません。野菜作ったり、花作ったりするんですが、そういうところですから、冷房、暖房、非常に効率が悪くて、冬場にもかなりガラスは冷えますからかけなくちゃならない、そういうことで今クーラーが全開している。それから、西日が当たったり、南から入ったところは変色するんじゃないかという、そういうとんでもないものを私から言えば造ったなと思っています。 それで、我々7月に議会のほうで、所管事務やりますが、6月の光熱費はどのぐらいかかったかきっちり聞きますから、ちゃんと出していてください。 それから、園庭工事についてですが、私が聞いた情報では、この室外機の脇にぎっちり庭木が植えられていると、これはもう邪魔でどうしようもないんじゃないかという、全てこれ、設計図に従ってやっているんですが、私も今朝見てきたんですが、園庭の樹木に関しては普通の2倍から3倍の本数が入っています。これ全て設計どおりに入れたんでしょうが、あんなにぎちぎちに入るのは、誰がお金もうけするためにやったんだか知らないですが、3倍ぐらい樹木がこのぐらいのスペースに、20センチぐらいで植えてあるんですね。木って大きくなるんですから、そんなに近く植える必要はないんですけれども、非常に設計上というか、私は一応プロですから、こんな植え方ってあるのかなと私もはっきり見てきましたが、これらのことに関しても、どのようにこれから考えているのかをまとめてお伺いします。 ○議長(割貝寿一君) 全部で4点ですか。 ◆10番(鈴木茂君) 4点。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) それぞれに、担当課で説明できるものは担当課に説明を願いたいと思います。 1万円の地域活性化支援金ということでお尋ねをいただきました点でありますが、これ国の2次補正これが決定されました。このお金の動向をこれを見ながら、できればこのお金を利用しながらやりたいということもありますので、実施に向けて検討を進めていると、このようにお答えを申し上げます。 ○議長(割貝寿一君) 農林推進課長。 ◎農林推進課長江田一寛君) 初めに、実り豊かなふくしまの産地整備事業補助金の交付先ということでございました。 まず、キュウリの防除機各1台をフジタマサヒコさん、スズキケンさんという方ですね。イチゴ栽培のハウス3棟は、コンドウノリオさんという方になっております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) まち整備課長。 ◎まち整備課長藤田衛昌君) 川上東河内線の完成予定はいつかということでのおただしでございます。 国からの予算配分の関係で延び延びとなっているのが現状でございますが、今のところは令和4年完成ということで今進めております。若干延びておりますが、例えば予算配分もあるんですが、あとは、昨年度は台風の関係で工事を一時中止しておりました。今、実際、工事進行しているんですが、今の工事は、本年度工事ではなくて去年の工事の繰越したやつをやっているという状況でございますから、その分ちょっと1年延びるということで、令和4年ということで今進めようとしているところでございます。 なお、今後また、国からの配分等々によってはまた延びる可能性ありますが、我々といたしましては、予算配分されたものをここに集中させて、まずはこれを完成させるという方向で今検討しているところでございます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、ただいまの質問についてお答えいたします。 まず、室外機との距離ということですが、こちらでまず騒音を測定した距離でいいますと、約6メートルが隣のお宅までの距離となっております。 それと、工事の内容でございますが、防音の仮囲いでございます。これらは通常、大きな工事等で使っております防音仮囲いというものがございます。それらを室外機のじき隣に設置をして防音するというような工事でございます。     〔「植栽」と言う人あり〕 ◎学校教育課長(佐藤光一君) あとは、植栽の件でございましたね。植栽については、やはり議員さんのおっしゃるとおり、設計どおりには設置をしております。 今後の対応といたしましては、植物ですので、だんだん伸びてきますので、それを剪定等しながら管理していきたいというふうには考えております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) よろしいですか。ただいまの質問で、1万円給付の件に関しては、予算書に書いていないことは原則質疑できませんので、ただ、町長が前向きに、好意に説明いただきました。それだけ注意をお願いします。 以上です。 ほかに。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 何点か質問させていただきます。まず補正予算説明書の7ページの3款1項3目の18節に高齢者外出支援タクシー料ということで説明はあったんですが、8月からスタートということで始まるんですが、議員活動の中ではやはり、議員活動の中で早くそういう高齢者に対する足ですね、それの確保を一日も早くやって欲しいんだという話も聞いておるんで、前倒しで7月から、今定例会が終わって可決すればすぐさまできるような事業でなければ、スムーズな事業とは言えないような感じがするんで、その点、7月からでも早くできないものなのか、ちょっとお尋ねいたします。 あと、9ページでありますが、9ページの7款1項6目関係で、今回、湯遊ランドの工事請負費等、かなり高金額というんですか、補正されているんですが、なぜ今回、補正として出てきたものなのか。通常、こういう大きな金額については、やはり町の振興計画、そういうものに沿って当初予算の中で計画されるべきだとは思うんですが、今回、かなり大きな空調設備やらボイラーの更新とか出てくるわけなんで、なぜ今回、そういう補正でやるように計画になったのか。 それと、この工事に当たっては、財源として、その他ということで何だか繰入金ではなくて、公有施設等整備基金繰入金を、基金を繰入れして工事をするということの計画みたいなんですが、整備基金ということで積んでやったのはそれは分かるんですが、その残高等は今度はどのようになっていくのか、補正後ですね、要するに。どのようになっているのかお伺いいたします。 あと、11ページから、学校教育費関係なんですが、この中に新型コロナウイルス感染症対策消耗品ということで、学校管理費やら放課後児童健全育成事業とか、あるいはずっと感染症に対する消耗品ということで、数多く項目が需用費ということで補正されているんですが、これらのそれぞれ科目も違うということでありますけれども、その内容を消耗品の内訳、あるいは購入するに当たっての事務手続というんですか、入札関係、これはどのようになっているのか。これ13ページのほうまで続くものですから、一括して入札とか、そういうふうにやっていくものなのか、支払いはそれぞれの款項目によって分かれるとは思うんですが、一括してやるものなのか、別々にやるものなのかお尋ねいたします。 あと…… ○議長(割貝寿一君) 一旦、切っていただけますか、分からなくなるから。 ◆9番(吉田克則君) はい。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 それぞれに、質問内容によりまして各担当課の課長より説明をいたさせますが、先ほどご質問のありました湯遊ランドの熱対策と申し上げますか、熱源対策と申し上げますか、これは振興計画に掲載されております。そして、緊急的に予算を計上したと、これは補助金の交付内容によりまして、できるだけ有効な補助金を使いたいということで、臨機応変に対応をしたということでありますので、その辺はご理解をいただきたいと思いますが、詳しくは担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 湯遊ランドの関係の工事関係でございます。 先ほど、町長のほうでご答弁いたしましたが、令和2年度に1億5,000万円の振興計画のほうを計上させていただいております。 議員おただしのこれだけの金額ですと、やはり当初予算というのが通常じゃないかということではないかと思うんですが、CO2削減、いわゆるパリ協定に基づく2030年度までに公共施設、40%の削減をしなければいけないということになってございます。これまでCO2関係の計画策定、あの施設にどれだけいろいろな重油、ガス、あとは木質バイオマス、太陽熱と、いろいろな検討を重ねました。その結果、重油関係のボイラーについては補助金がございましたが、ボイラーだけで40%の削減ができないと駄目だということで、あの施設、もうLEDとか、いろいろな部分入れておりますので40%がなかなか難しいということで、なかなか補助採択がならないということで、今回も3つほど環境省関係でございますが、使える補助金をいかに町の一般財源を使わないでやるかということで、今回、昨年度来から補助金のほうを探してまいりまして、今回、該当する補助金がありましたので、補正予算として計上させていただいたところでございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 健康福祉課長。 ◎健康福祉課長(藤成寛味君) それでは、私のほうから高齢者外出支援タクシーの部分なんでございますけれども、時期を早めて実施をできないかということでございますので、安全圏という部分では8月ぐらいが事務的にもとは思っておりましたけれども、できる限り早く対応するように進めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 学校教育課長。 ◎学校教育課長(佐藤光一君) それでは、10款関係のコロナウイルス感染対策の消耗品の内容でございますが、これらにつきましては、消毒用エタノール、コロナ対策用のマスク、非接触型体温測定器、あるいはソリューション・ウオーター、そういったものを買うという計画でございます。 なお、一部につきましては、第2波、第3波に向けての備蓄品となっていく予定でございます。 あとは、その中で幼稚園費の需用費なんですが、そこが歳入でございます、15款2項7目の教育費県補助金でございますが、この中で福島県教育支援体制整備事業費補助金というのがございまして、その中で各幼稚園には空気清浄器、こちらのほうを配備する予定となっております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) まだ、ちょっと答弁がないやつがあるんですが、それは湯遊ランド関係の財源ですね。それで、この補正予算書を見ると、4ページのほうには、こういう施設等整備事業基金繰入金ということで、基金の残高はどんなふうになっているものなのかと、あと今回、集会所の建設に当たっての補助金の補正がございます。 6ページなんですが、6ページの中の2款1項6目と諸費の関係で、集会所関係の補助金と地域振興と、あとは諸費の中で補助金ということであるんですが、以前、集会所については、各地区で陳情とかいろいろあって、金額が1地区不公平にならないように何か基準があったように、私も区長をやっている頃に、そういう要望をしたときにそういう話も聞いたものですから、その集会所関係の補助金に対しての補助に対応する補助金については、補助要領とかいろいろあると思うので、それはどうなっているのかをご質問いたします。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) ただいまおただしの説明書の6ページのまず6目地域振興費、18節の負担金、補助及び交付金ということで、コミュニティセンター助成事業補助金(集会所)となってございます。こちらにつきましては、いわゆる宝くじ助成金、水元集会所、2年前からですか、地縁団体を設けまして、現在、地縁団体にならないとこの補助金はなかなか該当にならないということで、通常、集会所の場合はなかなか採択にならなかったんですが、申込んだ翌年にもう採択になったということで、3分の2の助成でございます。 同じく9目の諸費、こちら町単独の補助金で500万円ということになってございます。 議員おただしの集会所の補助金の交付基準、こういうものがあるのかというおただしでございます。まず、地域集会所の補助金交付基準というのがございます。この中で、建設費補助金につきましては、第3条になりますけれども、事業費の3分の1以内の額として500万円まで補助することができるということになってございます。 なお、補助金の支出に当たりまして、いわゆる世帯数で床面積の上限が定められておりまして、今回、水元集会所さん、108.89平方メートルの床面積になりますので、今回20世帯以上50世帯未満というところに該当しまして、500万円の基準以内ということで、今回予算のほう計上させていただいております。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 全部説明ありましたか。     〔「残高」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 今、調べておりますので、後で。 7番、吉田広明君。 ◆7番(吉田広明君) 先ほどはすみませんでした。 それでは、3ページのところと、14款2項1目の特別給付金事務費補助金と関連してくるんですけれども、それと同じく歳出のほうでも、2款1項1目、これは3節、職員対応超過勤務手当ということで、残業をしてコロナの給付金を出されたと思うんですけれども、その実施状況、実績が分かれば教えていただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 担当課の課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) それでは、議員さんのご質問ですが、3ページの14款2項1目総務費国庫補助金の特別定額給付金事務費補助金ということで、専決のほうで会計年度任用職員等の予算は計上しておったんですが、社会保険分が計上漏れしていましたので、その分、定額給付金の補助金として対象になりますので歳入を計上し、2款のほうの歳出のほうで上げている部分ではあるんですが、それと2款1項1目の3節、職員手当等の超過勤務手当という部分ですが、これは定額給付金に係る超過勤務ではなくて感染症対策ということで、休日にソリューション・ウオーターの配布等をやったりとか、あとは感染症対策の部分で準備等で係る超過勤務に関しての計上ということで、定額給付金とは別な形の超過勤務ということになります。 特別定額給付金の状況ですが、対象戸数が3,279世帯になっております。給付予定額は8億5,240万円ということで、6月9日現在の数字でございますが、申請がありまして給付の手続が済んでいるのが3,146世帯ということで、95.9%の手続が済んでおります。金額にしまして8億3,140万円ということで、給付の額でいいますと、97.5%については手続が済んでいるという状況になっております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) それと、先ほどの吉田克則議員さんの基金の残高ということのおただしですが、7款1項のその他の財源ということで、7款1項6目、湯遊ランドはなわで、1億3,059万3,000円、その他の財源ということで見ていますが基金からの繰入れが8,758万3,000円、補助金が4,301万円ということで、これは公有施設等整備基金ということで、今年度、公有施設等整備基金で繰入れをした残り、基金残高としましては10億8,552万7,000円が一応残高という形になっております。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) 吉田議員、大丈夫ですか。 ◆9番(吉田克則君) はい。 ○議長(割貝寿一君) 11番、藤田一男君。 ◆11番(藤田一男君) 11番、藤田です。 予算説明書7ページ、3款1項3目老人福祉費の中の18節、負担金、補助及び交付金、これ説明では75歳以上、これも条件付で出すということでなっているんですが、今70歳以上の方でも免許証のない方というのは結構いるんですよ。だから、ぜひこれ70歳以上から助成できるような制度にならないものかどうかをちょっとお伺いしたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 議員おただしのように、実際に足がなくて、大変ご不自由な方というのは多々いらっしゃるわけでありますから、このハードルを下げることには全く問題がないかと思いますので、その70歳から、これぜひ検討を加えていきたいと、このように思っておりますのでご了承いただきたいと思います。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑ありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第48号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第48号は原案のとおり可決されました。--------------------------------------- △議案第49号の質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第12、議案第49号 令和2年度塙町国民健康保険特別会計補正予算(第1号)についてを議題とします。 これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから議案第49号を採決します。 お諮りします。 本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議案第49号は原案のとおり可決されました。 休憩します。               休憩 午前11時54分               再開 午後1時10分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △報告第1号の上程、説明、質疑 ○議長(割貝寿一君) 日程第13、報告第1号 令和元年度塙町繰越明許費繰越計算書についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 町長。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、報告第1号 令和元年度塙町繰越明許費繰越計算書、一般会計及び公共下水道事業特別会計について、地方自治法施行令第146条第2項の規定に基づきご報告申し上げます。 本報告書は、令和元年度の歳出予算のうち、令和元年度中に支出が終わらない見込みのため、去る12月及び3月定例議会、1月29日の臨時議会、1月10日付及び3月30日付専決処分において繰越明許費予算を定めたところでありますが、令和2年度に繰越して使用する額が決定したものであります。 一般会計は、3款民生費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費の計20事業で、7億80万5,000円、公共下水道事業特別会計で1款総務費、2款事業費の2事業で600万円を財源とともに令和2年度に繰越ししましたので報告をいたします。 以上であります。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 9番、吉田克則です。 繰越明許費でありますが、例年に比べると、かなり件数も金額も多いように見受けられるんですが、主立った原因と、あと特にと申しますか、事業でちょっと分からない面があるんで、7款1項、事業名が自然公園管理事業、これは事業の内容と原因ですね、特にお願いをしたいというふうに思います。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) お答えを申し上げます。 詳細につきましては、担当課長のほうより説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) 総務課長。 ◎総務課長(白石憲男君) 吉田議員の例年よりも繰越しが多いのではないかというおただしですが、主に、6款、8款、11款に関しましては、台風19号の関係の部分で事業が完了を見込めないという部分で繰越しているものについて多いということで、ご理解いただければと思います。 なお、7款については、まち振興課長のほうよりご説明申し上げます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 7款1項商工費の自然公園管理事業432万1,000円の繰越しでございます。 こちらは台風19号災によりまして、河川の氾濫により蒼ケ島、特に東屋、あとはトイレの関係が被害に遭ってございます。昨年度、蒼ケ島までの道路については復旧してございますが、本年度、トイレ関係、東屋の修復をやるということで繰越しとなってございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 報告第1号についての報告が終わりました。--------------------------------------- △報告第2号の上程、説明、質疑 ○議長(割貝寿一君) 日程第14、報告第2号 法人の経営状況についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 町長。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、報告第2号 法人の経営状況についてであります。 本報告は、塙町が出資しております白河地方土地開発公社の令和元年度経営状況につきまして、地方自治法第243条の3第2項の規定により報告をいたします。 以上であります。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 報告第2号についての報告は終わりました。--------------------------------------- △報告第3号の上程、説明、質疑
    ○議長(割貝寿一君) 日程第15、報告第3号 法人の経営状況についてを議題とします。 内容の説明を求めます。 町長。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、報告第3号 法人の経営状況についてであります。 本報告は、塙町が資本金の2分の1以上を出資している株式会社塙町振興公社の第23期事業年度が終了しましたので、その経営状況について地方自治法第243条の3第2項の規定により報告いたします。 以上であります。よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) 法人の決算報告ということでありますが、42ページのほうに貸借対照表があるんですが、固定資産のほうで、湯遊ランドについては町が施設等全部、町で建設というか、建物、みんな町費でやっているということなんですが、この貸借対照表に建物、あと構築物ということで、決算額、資産名が載っているんですが、これはそうすると、塙町振興公社のほうで持っている資産ということであるとすればどんなものなのか、もし分かればお尋ねします。 あと、指定管理料関係で、今期というんですか、44ページのほうに、損益計算書の中に施設管理費と売上高ということで、この売上げの中に指定管理料が入っているみたいなんですが、これ経理上なぜ売上げの中に指定管理料が入っているのか、ちょっと分からないものですから内容を照会いたします。 ○議長(割貝寿一君) 町長。 ◎町長(宮田秀利君) ご説明を申し上げます。 内容につきましては、担当課長より説明をいたさせます。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) おただしのまず固定資産の関係でございます。42ページ、有形固定資産ということで、右側、決算額2,607万9,399円ということで、どういう主な内容の固定資産かというおただしでございますが、まず車両及び運搬費、あと器具、あとソフトウエア、建物についても一部、湯遊ランドで持っていますパイプハウスとか、そういうものがございます。金額にしたら29万円ぐらいなんですが、主にそういうような固定資産となってございます。 次に、44ページ、売上高のほうに指定管理料が含まれているのではないかというおただしでございますが、今回、第23期でございますので、指定管理料については、本年4月から第24期ということになりますので、こちらの損益計算書のほうには指定管理料は含まれてございません。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) そうすると、この報告になっている44ページの管理料、売上高についてはちょっと意味が分からないんですが、指定管理料は入っていないという意味なんだか。 あと、この事業報告書が48ページ、49ページにあるんですが、「営業利益については指定管理料、委託料を受領したこともあり」ということで、指定管理料は平成31年4月から令和2年3月31日までに指定管理料としてここに入っているんですが、今の説明ではちょっと違ったようなふうに取れたんですが、再確認お願いします。 ○議長(割貝寿一君) 少々お待ちください。 休憩します。               休憩 午後1時23分               再開 午後1時24分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 先ほど答弁した内容をご訂正させていただきたいと思います。大変申し訳ございません。 指定管理料ですが、令和元年度、昨年度からの振興公社のほうへの支出となってございます、2,500万円ですが。先ほど、吉田議員からおただしのありました44ページ、売上高の部分になぜ指定管理料が入るのかというご質問でございますが、指定管理は契約行為でございますので、こちらの売上高に指定管理料という形で計上をしてございます。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) 9番、吉田克則君。 ◆9番(吉田克則君) あと、49ページの一番下段に、「年度末純資産額については186万9,000円まで縮小しており、不本意かつ憂慮すべき状況となっております」と、これは塙町振興公社が報告として株主に報告した内容なのかの確認だけであります。 ○議長(割貝寿一君) まち振興課長。 ◎まち振興課長(吉成知温君) 49ページの年度末純資産額の186万9,000円の件でございます。 資料ですと、46ページの株主資本等変動計算書とございますが、一番下の当期末残高186万8,960円、この数字になってございます。こちらにつきましては、株主総会のほうでこちらの全ての表を見て承認をいただいて、今回の議会でご報告をさせていただいているということになります。 以上でございます。 ○議長(割貝寿一君) ほかに質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) これで質疑を終わります。 報告第3号についての報告は終わりました。--------------------------------------- △同意第2号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第16、同意第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、同意第2号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を申し上げます。 本案は、塙町大字東河内字荒屋86番地、藤田主計氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 藤田主計氏は、人格、性格ともに温厚にして公平な方で地域の信望も厚く、適任であると存じますので、ご審議の上、ご同意くださるようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから同意第2号を採決します。 お諮りします。 本案はこれに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 同意第2号については同意することに決定しました。--------------------------------------- △同意第3号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第17、同意第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、同意第3号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を申し上げます。 本案は、塙町大字那倉字岩下3番地、小峰栄良氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 小峰栄良氏は、人格、性格ともに温厚にして公平な方で地域の信望も厚く、適任であると存じますので、ご審議の上、ご同意くださるようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから同意第3号を採決します。 お諮りします。 本案はこれに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 同意第3号については同意することに決定しました。--------------------------------------- △同意第4号の上程、説明、質疑、討論、採決 ○議長(割貝寿一君) 日程第18、同意第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題とします。 本案について提案理由の説明を求めます。 町長。     〔町長 宮田秀利君登壇〕 ◎町長(宮田秀利君) それでは、同意第4号 固定資産評価審査委員会委員の選任について、提案理由を申し上げます。 本案は、塙町大字植田字坂ノ下35番地、金澤正人氏を選任したいので、地方税法第423条第3項の規定により議会の同意を求めるものであります。 金澤正人氏は、人格、性格ともに温厚にして公平な方で地域の信望も厚く、適任であると存じますので、ご審議の上、ご同意くださるようお願い申し上げます。 以上です。 ○議長(割貝寿一君) これから質疑を行います。 質疑はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 質疑なしと認めます。 これから討論を行います。 討論はありませんか。     〔「なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 討論なしと認めます。 これから同意第4号を採決します。 お諮りします。 本案はこれに同意することにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 同意第4号については同意することに決定しました。--------------------------------------- △日程の追加 ○議長(割貝寿一君) お諮りします。 ただいま総務、経済、広報及び予算決算常任委員長並びに議会運営委員長から、閉会中の継続調査申出書の提出がありました。これを日程に追加し、追加日程第1として議題にしたいと思います。 また、議員派遣の件を日程に追加し、追加日程第2として議題にしたいと思います。 これにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 よって、これらの件を日程に追加し、議題とすることに決定しました。 休憩します。               休憩 午後1時33分               再開 午後1時34分 ○議長(割貝寿一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。--------------------------------------- △委員会の閉会中の事務調査の件 ○議長(割貝寿一君) 追加日程第1、委員会の閉会中の事務調査の件を議題とします。 総務、経済、広報及び予算決算常任委員長並びに議会運営委員長から、会議規則第75条の規定によって、お手元に配りました調査事項について、閉会中の継続調査の申出がありました。 お諮りします。 各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続調査をすることに決定しました。--------------------------------------- △議員派遣の件 ○議長(割貝寿一君) 追加日程第2、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。 議員派遣の件については、お手元にお配りしましたとおり派遣することにしたいと思います。ご異議ありませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○議長(割貝寿一君) 異議なしと認めます。 議員派遣の件は、お手元に配りましたとおり派遣することに決定しました。--------------------------------------- △閉会の宣告 ○議長(割貝寿一君) これで本日の日程は全部終了しました。 会議を閉じます。 令和2年第4回塙町議会定例会を閉会します。               閉会 午後1時35分地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 令和  年  月  日        議長      割貝寿一        署名議員    金澤太郎        署名議員    菊地哲也...