平成16年 9月 旧原町市定例会(第4回)日 時 平成16年9月27日招集場所 原町市
議事堂出席議員(21名) 1番
古小高祥浩君 2番 櫻井勝延君 3番
荒木千恵子さん 4番
土田美恵子さん 5番 山田雅彦君 6番 水井清光君 7番 小川尚一君 8番 平田 武君 9番 横山元栄君 10番
渡部一夫君11番 坂本恒雄君 12番 湊 清一君13番
斎藤政子さん 14番 小林チイさん15番 高江和衛君 16番 嵐 勝義君17番 菅野秀一君 18番 小武海三郎君19番 小林一成君 20番 藤原 実君21番
宝玉義則君
欠席議員(なし)出席した
事務局職員の
職氏名局長 阿部敏夫君 次長 関場英雄君係長
小林総一郎君 係長 遠藤隆行君説明のため出席した者の
職氏名市長 渡辺一成君 助役 三瓶博文君収入役 櫻井清一君
教育委員長 菊地清人君教育長 渡邉光雄君
監査委員 千葉良則君
総務企画部長 中川康弘君
生活福祉部長 遠藤金定君
建設部長 遠藤和夫君
経済産業部長 佐藤仲男君
市立病院水道事業所長 林 一重君 馬場昌利君
事務長教育委員会 次長(兼)まち 風越清孝君 渡部定幸君
事務局長 づくり企画課長次長(兼) 次長(兼) 西 広清君 坂下昌弘君
生活環境課長 福祉事務所長次長(兼) 次長(兼) 米津教喜君 中野康之君
都市計画課長 農林課長次長(兼) 次長(兼) 鈴木利弘君 中央生涯学習 西内利幸君
総務課長 センター所長 参事(兼)
監査農委事務局長 門馬公一君 田中義之君
委員事務局長選管事務局長 福崎隆典君
文書広報課長 鈴木好喜君
議事日程 第5号平成16年9月27日(月)午前10時開議 第1
委員長報告(質疑、討論、表決) 第2 議員の派遣 第3 議案第73号 原町市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定について (質疑、討論、表決) 第4 議案第74号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて (質疑、討論、表決) 第5 議案第75号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて (質疑、討論、表決) 第6
議員提出議案第10号
日本郵政公社の
経営形態の堅持を求める意見書 (荒 木 千恵子
議員提出) (質疑、討論、表決) 第7
議員提出議案第11号 北方領土の
解決促進を求める意見書 (坂 本 恒 雄
議員提出) (質疑、討論、表決) 第8
議員提出議案第12号
地方分権推進のための「
国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書 (小 林 一 成
議員提出) (質疑、討論、表決) 第9
議員提出議案第13号
高速自動車国道の
整備促進に関する意見書 (菅 野 秀 一
議員提出) (質疑、討論、表決) 第10
議員提出議案第14号 政府米の買入れと備蓄の充実を求める意見書 (小武海 三 郎
議員提出) (質疑、討論、表決) 第11
議員提出議案第15号 アメリカ産牛肉の
輸入解禁の中止を求める意見書 (横 山 元 栄
議員提出) (質疑、討論、表決) 閉 会本日の会議に付した事件 日程第1
委員長報告(質疑、討論、表決) 日程第2 議員の派遣 日程第3 議案第73号 原町市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定について (質疑、討論、表決) 日程第4 議案第74号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて (質疑、討論、表決) 日程第5 議案第75号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて (質疑、討論、表決) 日程第6
議員提出議案第10号
日本郵政公社の
経営形態の堅持を求める意見書 (荒 木 千恵子
議員提出) (質疑、討論、表決) 日程第7
議員提出議案第11号 北方領土の
解決促進を求める意見書 (坂 本 恒 雄
議員提出) (質疑、討論、表決) 日程第8
議員提出議案第12号
地方分権推進のための「
国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書 (小 林 一 成
議員提出) (質疑、討論、表決) 日程第9
議員提出議案第13号
高速自動車国道の
整備促進に関する意見書 (菅 野 秀 一
議員提出) (質疑、討論、表決) 日程第10
議員提出議案第14号 政府米の買入れと備蓄の充実を求める意見書 (小武海 三 郎
議員提出) (質疑、討論、表決) 日程第11
議員提出議案第15号 アメリカ産牛肉の
輸入解禁の中止を求める意見書 (横 山 元 栄
議員提出) (質疑、討論、表決) 午前10時00分 開 議
○議長(
宝玉義則君) これより本日の会議を開きます。
出席議員は定足数に達しております。 これより本日の議事に入ります。本日の議事は
議事日程第5号をもって進めることといたします。
△日程第1
委員長報告
○議長(
宝玉義則君) 日程第1、
委員長報告を行います。 議案第65号 平成16年度原町市
一般会計補正予算についてを議題といたします。 本件について
総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長、
斎藤政子さん。 (
総務常任委員長 斎藤政子さん 登 壇)
◎
総務常任委員長(
斎藤政子さん) 平成16年度原町市
一般会計補正予算のうち、他の委員会に属する部分を除いた部分の第1表、
歳入歳出予算について及び第2表、
債務負担行為、第3表、
地方債補正について、審査の経過及び結果をご報告いたします。 まず、はじめに歳入についてでありますが、審査の過程では市民税の中で、給与分が増額となった要因をただしたところ、前年度比で7%弱の所得減少で見込んでいたが、退職者がそれなりの所得があり、
納税義務者として残ったこと、さらに常用雇用からパートに変わっても
納税義務者はそれほど減らず、結果として見込額より6,500万円ほど増加となったものとの答弁があり、さらに
自主財源確保の視点、税の徴収を今後どのように捉えていくかとただしたところ、当市の所得割の傾向をみると、国の景気の動向、県の動向と相関関係が必ずしもないということも伺えるので、大きな事業所の閉鎖とか、人員削減があると大きく減少する受け身的な立場であるが、課税環境が悪い中にあっても、可能な限り
課税客体の適正な把握を図りながら自主財源の確保に努めたいとの答弁がありました。 次に、
固定資産税の中で、火発の
償却資産の減少を
財源確保の視点からどう捉えているのか、また家屋の推移についてもどうかとただしたところ、
火発関連償却資産は、毎年11から12%の範囲で減価していく状況で、税額にして約3億円の減と想定しているとの答弁。 また、家屋の
課税客体の今後の動向については、家屋の新築は一時的なもので、内容的には木造の注文住宅は減少し、
ハウスメーカーの新築が増加傾向にあるが、全体的には大きな伸びにはなっていないのが現状で、今後の
経済状況に左右されるのではと考えているとの答弁がありました。 さらに、地価は
下げ止まりとの見方もあるが、土地の課税における評価をどのように捉えているのかとただしたところ、土地の価格は下落してきているが、
下げ止まりにはなっていない状況。市街地の一部では前年度の
課税標準額に据え置くところもあり、地価の下落に伴って、
課税標準額を据え置くところが今後拡大するものと捉えている。 一方、郊外においては、
負担水準が上がってきている状況もあるものの、地価の下落によって上昇幅も狭まってくるものと推測しているとの答弁がありました。 次に、諸収入についてですが、今回
広報紙紙面掲載料7万3千円が計上してあるが、他市町村では
財源確保の点から、広報紙に広告を載せているところもあるが、本市にもそのような考えはあるかとただしたところ、有料広告については掲載の選定基準が非常に難しい点もあるので、これらを整理した上で考えていきたいとの答弁でありました。 次に、歳出でありますが、まずはじめに
財産管理費の中で、
基金積立金を組み替えた理由をただしたところ、減債基金については、市債の総額を抑制することから、高率の借入金の繰上償還に充ててきたが、2%を超えるものがなくなったことや、後年度にみる
市町村合併に伴う
電算システムの統合経費や
図書館建設経費などの支出が見込まれることから、
財政調整積立金を手厚くしシフト替えするものであるとの答弁がありました。 次に、
情報管理費の中で、
市町村合併に伴い、
電算システム統合調査で4
市町村システムの違いや
調査委託先をただしたところ、4市町村の
システムも全部違い、方式もホストコンピューター型、クライアントサーバー型と方式自体も違う。 委託先については、原町市の現
システムに統合することになるので、現
システムを開発した日立情報
システムズに委託するとの答弁がありました。 次に、衛生費の病院費についてでありますが、
病院会計累積欠損金も多額にのぼるようであるが、
一般会計からの
繰出基準の考え方についてただしたところ、
地方公営企業法に定める
繰出基準に基づいたもので、
病院事業における
建設改良費の
特定財源分を除いた部分について平成15年度から2分の1となったため、このルールに基づき
一般会計から支出しているとの答弁。 さらに、今後
持ち出し分が多くなるのではないかとただしたところ、今後、経年劣化による更新が主たるものと考えている。今回購入する機器は、
起債対象にならないものである。
起債対象になるものについては、
元利償還金について、別途
繰出基準に基づいて支出しているとの答弁がありました。 次に、第2表、
債務負担行為補正についてでありますが、審査の過程で戸籍
システム導入し、平成17年9月合併時から稼働の計画であるが、合併との関連でただしたところ、基本的には合併とは関係なく戸籍を電算化する時期にきているもので、合併時には効果は極めて大きいと捉えている。時間をかけずに戸籍の届け出や交付が受けられ、メリットは大きく、合併時の利便性は絶大であると答弁がされました。 次に、第3表、地方債についてでありますが、執行部の説明があり了としたものです。 審査の結果、本案は原案どおり可決すべきであると決しました。 以上でございます。
○議長(
宝玉義則君) ただいまの
総務常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって
総務常任委員長の報告に対する質疑を終わります。 次、
建設経済常任委員長の報告を求めます。
建設経済常任委員長、
渡部一夫君。 (
建設経済常任委員長 渡部一夫君 登 壇)
◎
建設経済常任委員長(
渡部一夫君) 平成16年度原町市
一般会計補正予算について、第1表中、
歳出予算のうち、5款労働費、6
款農林水産業費、7
款商工費、及び8款土木費について、その審査の過程と結果についてご報告いたします。 審査の過程では、まず
農林水産業費において、岩部ダムの補修工事全体の金額と進捗状況及び竣工時期と沈砂量の調査についてただしたところ、全体事業費は3億7,200万円、予定は平成13年度から19年度までの事業である。 平成15年度までの事業費は6,100万円投入し、16.4%の進捗率である。竣工時期は昭和37年で42年経過している。沈砂量の調査はやっていないとの答弁がありました。 次に、土木費の
道路維持費についてのうち、
歩道設置工事の関係で、
交通事故多発についてただしたところ、場所は
大木戸陣ヶ崎2号線の
交差点部分で、現在まで表示点滅を付けるとか、いろいろ行ってきたが、事故がなくならず、歩道と車道を完全に遮断としてほしいと、地元区長などからの改良の要望があり、路肩が2メートルほどあるので、歩道と車道を分離しても歩道としての機能を果たすだろうということから、今回、
歩車道境界ブロックを設置しながら、歩道として整備するとの答弁がありました。 次に、商工費にうち、
周遊観光拠点施設整備費の道の
駅建設事業中、道の
駅登録案内要項の
国土交通省の
管理運営問題についてただしたところ、道の駅には国でつくる施設、市でつくる施設の2つの施設があるが、管理については、国から市が受けて、市が株式会社に管理を委託することになることから、
管理運営はあくまで株式会社ということであり、そこで発生する債務について市は責任を負わないということになると思う。 また、最終的な施設の管理者は設置者という捉え方になり、市の施設はもちろん国の施設についても、市が
管理運営することから、例えば経営がうまくいかなかったとなれば、市もある程度、応分の責任を取らなければならないと判断しているが、国がつくったトイレや休憩所、
道路情報施設の
維持管理費の一部、電気料とかは国が直接支払う形になるので、経費的には清掃等ぐらいしか負担しない状況になるとの答弁がありました。 また、原町市道の駅騒音に関する資料のうち、交通渋滞では、高見町及び道の
駅交差点改良工事についてと、駐車場から国道までの距離、及び1日1,700台の利用車の想定があり、駐車場から出る場合の渋滞についてただしたところ、
国土交通省では道の駅の専用右折、
左折ラインをつくるということと、高見町
交差点専用左折ラインを検討し、交通解析をやり直すらしいという話は伺っている。 また、基本的に朝夕の渋滞が一番ひどく、道の駅の出入りは土日、昼間が主体であることと、高見町と道の駅両方の信号が連動することになっており、駐車場から出る場合の渋滞については問題ないと考えるとの答弁がありました。 次に、音は上にも伝わることから、市立病院の最上階の騒音についてただしたところ、実際音を出して測定はしていないが、科学的な根拠に基づいた計算式によるものであること。また、交差点や6号線の方が音源としては強いものがあり、道の駅から出る音源がうるさいとかということにはならないのではないかと予測しているとの答弁がありました。 さらに、道の
駅運営組織について(案)のうち、まず
商工会議所から原町市への要望事項と運営の
収支バランス崩れによる行政への援助の要請についてただしたところ、
立ち上げ金として500万円程度の助成依頼があり、補助金として捉え、現在検討中である。また、経営上の云々ということはない。500万円は中に備える
什器関係等の助成での要望であるとの答弁がありました。 次に、出店者の人数と
収支計画書のうち、1期から9期までの計画書と駅長との関係、及び
減価償却費の「
償却資産については、耐用年数が経過しても、新規購入はしないものと想定」についてただしたところ、出店者は確定していないが、計画書については会議所でつくった人がアマとは言わないが、なかなか難しいと思うことから、公募による駅長につくってもらい、それに基づいて出店者を募るということで十分と考える。 また、
減価償却費であるが、一つ一つの細かい数字については、承知していない部分がある。会議所の内部のことまで承知していないので、ここで答えることはできないとの答弁がありました。 次に、手順については、民間であれば、本来要となる駅長を押さえておいて、
経営計画を立て、銀行にお金を借りにいく形になる。しかし、要となる駅長が全国から探せばきっといい人が見つかるといった
希望的観測が先に立っており、逆ではないか。 また、目玉商品はこれから開発するようだが、道の駅を立ち上げる話から、今日のでの期間、特産品の開発をいままでしてこなかったことについてただしたところ、売れる販路がなければ、なかなか
製品開発はできない。本市に売るものがたくさんあり、何ら支障がなければ道の駅はいらないと思う。多珂うどんとか旧来のものはあるが、それだけではだめと考えている。
管理運営会社の
製品開発の部分と一緒になって進めていくとの答弁がありました。 次に、委員会で判断するには、資料に基づき判断する以外はないということを前置きし、会社が行政に払う使用料の計画、及び商品開発における
研究開発費が見あたらないことについてただしたところ、研究開発は生産者と市が十分タイアップし、売る側のアドバイスなどを受けながら一体的なもので進める。黒字になれば、株主への配当だけでなく、使用料は当然払うものと考えており、道の駅の
受け皿会社としての考え方は、そうあるべきだと思うとの答弁がありました。 また、原町市と相馬市の20キロメートル圏内に同じような道の駅を立ち上げる構想についてただしたところ、本市の場合は、道の駅、まちの駅を連動させることで、
中心市街地にまで人を集めたいというのが基本だ。相馬市は、海産物がメインで、本市は地元産品、農産物の加工を含めたことで住み分けをしているとの答弁がありました。 次に、
広域周遊観光拠点施設整備事業補助金制度についてただしたところ、この事業の財源は、
電源移出交付金であり、ある程度相乗効果を出すために、同じ観光という使用目的で
相馬地方一体となって使うことで決定した経過がある。いつまでも事業費を温めておかず、早く事業を完成し効果を出すこと。平成18年度までに必ず竣工する事業の組み立てをするという2つの条件が付された。本市では、道の駅と
大正ロマン保存事業に使っていきたいということだが、道の駅については、今の場所で建設を早期に着手したいということで、タイムリミットはそろそろ限界かと捉えているとの答弁がありました。 ここで、本委員会に対し、付託になった
一般会計補正予算の質疑を終結したあと、
小川尚一委員より修正の動議が提出されましたので、直ちにこれを議題とし、提出者から説明を求めたところ、本委員会に付託となった
一般会計補正予算のうち、第1表中、
歳出予算の7
款商工費、1項商工費、7目
周遊観光拠点施設整備費8,651万円を、14款予備費に組み入れ修正するとの内容でありました。 その理由としては、
国土交通省の道の駅設置の目的である
道路利用者の利便性の向上と施設の
利用促進を図り、安全で快適な
道路交通環境の形成並びに地域の振興に寄与することとしていることから、立地について地域住民と市民との合意形成(9月21日現在、
反対陳情署名1,800人以上)が完全でない。 建設後の
運営委託組織については、その
収支計画の内容が十分でなく、将来の採算面での不安などから、
行政負担が強いられる可能性が強いと考えます。 また、地域の活性化を考えた場合、原町市としての独自性や特色を出すことが利用者の増加につながり、本来の目的が達成されると思われます。 そのためには、原町市の特色ある商品の開発や、独自性のある施設の
ソフトづくりを十分に行い、立地と運営に関してさらに慎重に検討すべきとの説明がありました。 修正に対する質疑がないことから、直ちに討論に入り、修正案に反対の立場で7月20日
付け議長宛に
原町商工会議所会頭からの要望書からすると、受け皿をつくったという感じがする。 次に、8月10日付けで議長宛に原町市
ひがし地区行政区長9名の連名による要望書は、地元住民の大方の意見だろうと判断するとの意見がありました。 また、8月30日
付け議長宛に
原町地区経営者協会会長をはじめ、他の団体の責任者の連名による要望書では、6号線の4車線化、高見町交差点の改修などにより、渋滞が緩和され、市街地の姿が形成されると思われますとなっているとの要望内容の紹介がありました。 さらに、市長が本会議の議案質疑での答弁で、7月15日の広報で内容をきちんと説明をしている。反対の方がいれば話し合いに応じて、いろいろとご理解をいただくような努力をするということを言っている。したがって、大方の市民の世論というのは、私は賛成であると判断するものである。 運営の内容については、今回委員会に出された資料は不十分な点もあるように見受けられるが、執行部の提案の中では、駅長を中心として、しっかりした運営の収支計算はもちろんのこと、運営のあり方を検討したい。 採算がとれるかどうかという問題については、今後の問題であり、関係者の努力如何によって払拭できる課題であると判断すると同時に、商品の開発問題については、行政がその音頭を取って十分対応できるような状況をつくるというふうに感じられたところである。 道の駅の独自性の問題は、道の駅あるいはまちの駅、金場の開発の問題もあったが、海、山の駅の問題を考えた、独自の発展を今後追及されて、必ずや道の駅が将来市民から評価される状況になるだろうと考え、よって修正案に反対するとの意見がありました。 これに対して、修正案に賛成の立場で、道の駅は
道路利用者の利便性の向上と施設の
利用促進を図り、安全で快適な
道路交通環境の形成並びに地域の振興に寄与するという目的がある。 現在、相双地区に2つの道の駅があり、当市の今回の計画では、独自の特色ある道の駅が見出せないこと。また、建設後の運営に大変不透明な部分がある。それから、地元中心に1,800人からの反対者が陳情を出したこと。さらに、この地区は病院、
特別養護老人ホーム、中学校、警察署、消防署等の公共施設があり、土地利用については、もっと慎重に検討せざるを得ない。 また、当市としては、生涯
学習都市宣言をいち早くしており、市民が生涯にわたっていつでもどこでも勉強できるような施設については、別にきちんと考え、手当すべきと考える。 よって、修正案に賛成するとの意見がありました。 討論を終結後、修正案については異議がありましたので、採決を行った結果、可否同数のため、
原町市議会委員会条例第17条第1項の規定による
委員長裁決により、修正案は可決すべきであると決しました。 続いて、修正可決された部分を除く原案について採決を行ったところ、本案は修正可決された部分を除くその他の部分は、原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上であります。
○議長(
宝玉義則君) ただいまの
建設経済常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 8番、平田武君。
◆8番(平田武君) 今般の建設経済常任委員会における道の駅関係に対する修正案に対して、3点ほどお聞かせいただきたいと思います。 まず第1点として、道の駅建設後における波及効果等について、どのように審査をされてきたのか。特に、今原町市の活性化のために交流を主体に活力をという大義名分が、道の駅に私は求められているのだろうと思います。そしてまた、情報発信についても、影響力が非常に大きいのではないかとそういうふうに考えるものでありますが、そしてまた、雇用環境を含め、道の駅の必要性を総合的にどのように検討されたのかお聞かせをいただきたいと思います。 次に、2点目でありますが、国県に対して、道の駅のこの予算要求確保されての提案であり、その後の影響等について、もし、否決とした場合の影響についてどのように審議されてきたのかもお聞かせをいただきたいと思います。 この件に対しては、3月議会において取り下げをして予備費に計上された案件であります。大変事態としては不名誉なことだというふうに考えておりましたけれども、その後、設置地区住民に対し何回か説明会を実施され、経営問題も、あるいは運営問題も含めて事務局が努力されてきているわけであります。 何よりも県、国の予算を確保した上でのことであり、以後の原町市に対する影響はないのかどうか、その点についてどのように審査をされたのかもお聞かせをいただきたいと思います。 3点目でありますが、市民各層の賛成意見と、また平成7年から道の駅設置運動が展開されてきているわけであります。そうした点をどのように審査されてきたのか、お聞かせをいただきたい。必要性については、実験事業を通して模索されてきたわけでありますし、そうした中で、反対、賛成、陳情、要請のある中で、道の駅設置予定地区の原町市ひがし地区の行政区長会の名で設置要望が出されております。 また、
商工会議所並びに原町地区経営者協会ほかからの要請をどのように検討されてきたのかもお聞かせをいただきたいというふうに思います。
○議長(
宝玉義則君)
建設経済常任委員長。
◎
建設経済常任委員長(
渡部一夫君) まずはじめに、波及効果の部分でございます。特に波及効果という項目をあげての審査はありませんでしたが、次のような執行部の考え方が示されたところでございます。 行政として、新商品の開発と販売、商店や農家への働きかけをどうするのかという質問に対しまして、研究開発を行い、土づくりから始めて、農産物や地場産品の販売により農家の所得を増やし、道の駅に従業員の雇用が確保でき、すべてを広げていくことによって、市が少しでも活力が出てくるのではないのか、このような内容の質疑がされたところでございます。 2点目の、いわゆる否決の内容でありますけれども、正直な話、そのような観点での審査はしておらないところであります。 ただ、前段申し上げましたけれども、広域周辺観光拠点施設整備事業補助金制度の説明が求められ、それに対する執行部より答弁がされている。このようなことについてお知らせをしておきたいと思います。 3点目の市民各層の賛同の関係でございますけれども、ただいま2点目でも申し上げさせていただきました。市が用意されました3つの資料に基づきながら、縷々説明をされ、審査を進めてきたとこのような内容でご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
宝玉義則君) 他に質疑ありませんか。 2番、櫻井勝延君。
◆2番(櫻井勝延君) 議案質疑の中でもこの議案については、私もただしましたのでその部分について詳しく審査されたのかどうかについてただしたいと思います。 つまり、道の
駅建設事業についての市民の理解と納得の部分についてどの程度詳しい審査がされたのか、その部分についてのおただしをしたいと思います。
○議長(
宝玉義則君)
建設経済常任委員長。
◎
建設経済常任委員長(
渡部一夫君) 今の市民への理解の関係でございますけれども、執行部の説明資料として私どもに指し示されております、いわゆる道の駅登録案内要綱、さらには騒音に関する資料、そして運営組織と、大きくいって3点が示されているところでございます。 特に、その中でも騒音に対する資料という部分の中で、詳しく市民に対して理解を求めるよう働きかけをしてきていると、このような話がございました。 その部分に対して、審査を進めてきたところでございますけれども、皆さんもご存じのとおり、陳情2号、6号、10号という3つの陳情が提出をされている中で、後ほど、ご報告の中でお話しますけれども、残念ながら、この陳情の内容については審査をする間がございませんので、しなかったわけであります。 そういう意味では、騒音に対する問題、さらには渋滞の問題、そういう観点での議論を審査をした。それでもって住民の皆さんにご理解をいただいてきているようなそのような審査内容になっているところでございます。 以上でございます。
○議長(
宝玉義則君) 他に質疑ありませんか。 5番、山田雅彦君。
◆5番(山田雅彦君) ただいまの
建設経済常任委員長のご報告に関しまして1点ご質問させていただきます。 道の駅建設問題にかかる修正案というものを採択した理由の1つとしまして、独自性のある施設の
ソフトづくりというようなことが含まれておりました。現在建設しようとするこの施設を、1つの拠点として、本市の独自性というものをこれから創造していくことについて、委員会においてどのような審査をされたのかお伺いをいたします。
○議長(
宝玉義則君)
建設経済常任委員長。
◎
建設経済常任委員長(
渡部一夫君) そこのところは非常に重要な部分であろうと推察されるところでございますけれども、冒頭、私の報告の中でお話を申し上げました。いわゆる修正案に対する質疑がございませんでした。 したがいまして、建設する施設を1つの拠点として本市の独自性を創造していくという、今質問者からそのような内容のご提起がございました。したがいまして、そこを抽出をして審査をしたかと言われますと、そういうものを抽出しながらの審査については至らなかったというのが実際でございます。 ただ、縷縷審査の過程の中では、今質問者が求めているような、おそらくこのようなことを求めているのではないのかということについては、執行部から次のようなご説明があったところでございます。ご紹介をしたいと思います。 ハード的、ソフト的な両面の独自性があります。ハード面の独自性は郊外型でなく市街地型がこの施設の独自性になると思う。 ソフト面での
管理運営での独自性は、商品開発なり、この地域の特性をいかしたものを進めていくといった独自性の発揮を考えています。 また、市街地ということでの地域間交流、地域の方々と来訪者の交流が深められることと、いろんな利用によって独自性が発揮できるのかと考えている。 それと、報告の中で触れておきましたけれども、いわゆる道の駅が相馬市にあります。相馬は海産物がメーンで、いわゆる本市が今度つくろうとする道の駅は、地元産品、さらには農産物の加工を含めたそのような物販、そういう住み分けをするということがいわれているところであります。 以上でございます。
○議長(
宝玉義則君) 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって
建設経済常任委員長の報告に対する質疑を終わります。 次に、文教福祉常任委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員長、小林チイさん。 (文教福祉常任委員長 小林チイさん 登 壇)
◎文教福祉常任委員長(小林チイさん) 平成16年度原町市
一般会計補正予算について、第1表中、
歳出予算のうち、2款総務費、3款民生費、4款衛生費、9款消防費及び10款教育費についてその審査の過程及び結果についてご報告いたします。 審査の過程では、まず戸籍住民基本台帳費について、戸籍を電算化することでスピード化が図られるということだが、費用対効果、事務事業の評価という面から、IT自治を取り入れても、職員数が変わらないのでは財政全体からみた投資額が大きいと思う。住民サービスが時間短縮されるということは良いが、窓口体制はどうなるのかシミュレーションもされて事業計画を進行すべきでないかとただしたところ、戸籍電算化に要する経費は約1億6千万円、効果については、事務処理に要する時間は推計の結果、約3分の1で済む。 現在戸籍係は3名いるが、主に戸籍に携わっている職員が2名で、それを1名にできると思う。窓口の来られる市民から、届けをしてすぐに抄本等を交付してほしいという要望も多くあり、現在タイプで処理しているが、電算化することにより、よりスピーディーな効果が可能になり、市民のニーズに応えることができるとの答弁がありました。 次に、老人福祉費について、高齢者総合計画策定事業の今後のタイムスケジュール、さらに介護保険は制度上、3年毎に改正することは理解するが、今
市町村合併の協議が進んでいるなか、合併に今回の見直し作業がどういう形で反映されていくのか、方向性についてただしたところ、今年度はまず調査集約を行い、新しい介護保険事業計画並びに高齢者総合計画を策定する。事業計画は平成18年度からスタートするので、原案から審議会等々を踏まえ成案となるが、遅くとも平成18年3月議会までには提案になると現在のところ考えている。 また、介護保険制度については、平成12年度からスタートということで、合併を目指している他町村も制度上大きな差異はない。合併の事務レベルの協議の中でも、当面現自治体での連携をとりながら、現自治体でスケジュールをつくっていき、来年の秋以降、それを新市の方向性にマッチングすることで、取り敢えず今回の調査は各自治体で足並みをそろえるとの答弁がありました。 次に、清掃総務費について、不法投棄撤去後の後管理についてただしたところ、地ならしして看板を設置し、地元事業者においても掲示板を貼りながらパトロールをしているとの答弁がありました。 さらに、原町市内で撤去作業をしなければならない特定箇所はあるかとただしたところ、不法投棄について、現在大きなところはエコトピア事業ということで撤去している。今後、そういった箇所がないかどうか、さらに不法投棄監視員等を含めながらそういった場所を監視し、もしあればさらに撤去活動をしていきたいとの答弁がありました。 さらに、保健衛生総務費について、ほっと悠の設立の経過と150万円の補助基準についてただしたところ、精神障がい者の小規模作業所については、ポニークラブが北町に平成13年度に開設されており、定員が25名で利用者が年々多くなり、そこで収容しきれなくなったことから、新たな作業所ほっと悠が今年から開設された。 補助基準は、小規模作業所の運営要綱で、対象基準がA、B、Cとランクがあり、Aランクについては3人以上、Bランクについては5人から9人、Cランクについては10人以上となっており、ほっと悠については13人でCランクとなり補助金が150万円であるとの答弁がありました。 次に、消防施設費について、軽可搬消防ポンプ2台更新ということだが、ポンプの経過年数がどのくらい経っているのか、また、今年度の火災件数と被害状況についてただしたところ、軽可搬消防ポンプは婦人消防隊用であるが、防災訓練等にも活用している。昭和60年に2台購入しており、19年経過している。経年劣化に伴い、更新の時期である。 火災の発生状況については、平成16年1月1日から平成16年8月31日までの発生件数は23件、内訳は建物火災10件、林野火災3件、その他の火災、河川敷の枯れ草を含み10件となっている。損害額は8,684万3千円となっているとの答弁がありました。 次に、博物館費について、賃金194万円補正増について、なぜ当初計上でなく補正計上なのかとただしたところ、これは学芸員の賃金であるが、学芸員については県や各市から割愛の要望があり、優秀な人材が流出する可能性があることにより、3月に急遽見直しを行ったところである。当初予算が12月にヒアリングが入るため、当初予算に間に合わせることができなかったことから補正となったとの答弁がありました。 討論として、小規模作業所に関する運営補助について、これら補助制度のあり方について、当初目的、対象者が真に自立、自活という目的を達成できるような内容で補助のあり方というものを再考されるよう意見を付して賛成するとの意見もあり、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上でございます。
○議長(
宝玉義則君) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって文教福祉常任委員長の報告に対する質疑を終わります。 以上で
委員長報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。討論ありませんか。 18番、小武海三郎君。
◆18番(小武海三郎君) 私は先ほどの建設経済委員長の修正案可決というような報告がありましたので、この修正案に反対し、そして原案どおり可決すべきであるという立場で討論に参画したいと思います。 最初に、7月20日付けでありますが、
原町商工会議所会頭名による原町市道の駅早期建設のお願いということについて要望書が出されております。その中身は、7月13日開催した
商工会議所の臨時議員総会において、原町
商工会議所役員、議員及び原町
商工会議所が株主となる株式会社で
管理運営を行うことが了承されたという内容で、早期建設の要望書が議長宛に提出されていること。 もう1つは8月10日付け、原町市
ひがし地区行政区長9名による原町市道の駅早期建設ついてが、議長宛に提出されております。内容は、かいつまんで申し上げますと、ひがし地域における地域住民との懇談会が開かれ、種々の問題点や不安な点が住民から出されておりましたけれども、その1つは交通の渋滞、2は防犯対策、3は騒音、振動対策、これまでこれらの点について数回にわたり地域住民と市が話し合いがされまして、その中から詳細なデータや資料に基づき説明を受けた。 その結果、これまでの不安が取り除かれ、地域住民の道の駅建設に対する理解が得られたものと考えておりますという内容になっているようであります。 もう1つは、8月30日付け原町市道の駅早期建設について、
原町地区経営者協会会長などから出されました要望書であります。 今回計画されている建設場所は6号線から市街地への入り口であり、6号線の4車線化、高見町交差点の改修などにより渋滞が緩和され、市街地の姿が形成されることと思われます。 新興の住宅地とも隣接しており、地域住民の活用も可能となるという状況から早期建設を要望いたしますというふうに、これらの要望書を考えたときに、当然地域住民の理解も得られ、早くつくるべきであるということが良く伝わってきているというふうに思うわけであります。 私は運営においては、
国土交通省も
商工会議所による株式会社設立を認めていること、駅長を中心にしまして、これから経営方針をつくるということは大変期待されると考えます。 市民の合意については、7月15日の市政だよりの全世帯周知、あるいは市長の議会答弁等がありまして、十分市民との意見の対話が期待されるという点が評価されると思います。 独自性については、周遊観光拠点施設整備事業として道の駅はじめまちの駅、あるいは海、山の連動した、そして金場の地域の開発というような連動性を考えたときに、
中心市街地の活性化に大きな影響を与えることができるというふうに判断するわけであります。 また、商品開発については、当然行政として生産者、あるいはお菓子の製造業者など、今後これらの点について十分な配慮がされるものと期待をするところであります。 以上述べまして、
委員長報告における道の駅の修正部分については反対をし、原案に賛成する討論とするものであります。
○議長(
宝玉義則君) 他に討論ありませんか。 9番、横山元栄君。
◆9番(横山元栄君)
建設経済常任委員長の報告に対し、私は修正案に賛成し、修正案を除く原案に賛成の立場で討論に参画いたします。 道の駅は、
道路利用者の利便性の向上と施設利用の促進を図り、安全で快適な
道路交通環境の形成並びに地域の振興に寄与するという目的がありますが、現在相双地域には2つの道の駅がある中で、今回当市が計画されている道の駅は、独自性及び特色が見出せない点。また、建設後の運営及び経理について不透明な部分がある点。この地区を中心とした1,800名弱の建設反対の陳情が出されていること。また、地区には病院、
特別養護老人ホーム、中学校、警察署、消防署、県家畜保健所等の公共施設があり、土地利用についてはもっと慎重に検討すべきだと考えております。 そして、地区の行政区長から出された要望書の中での生涯学習機能については、別途に考え検討し、手当すべきと考えます。 よって修正案に賛成し、修正案を除く原案に賛成いたします。
○議長(
宝玉義則君) 他に討論ありませんか。 17番、菅野秀一君。
◆17番(菅野秀一君) 私は、先ほどの
建設経済常任委員長の報告の中、修正案には反対をいたし、原案については賛成の立場で討論の参画いたします。 道の
駅建設事業でありますが、当市の市経済の向上のためには、交流人口の拡大、農産物の販路の拡大、原町市のPR、さらには雇用の創出、さらに高見町交差点の交通渋滞の解消にもつながる、そんな事業であると判断いたします。 当市の最も大きな経済団体であります
商工会議所の皆さんや、地元の区長会の皆さんが、道の
駅建設事業を期待をし望んでおるわけであります。まして、
商工会議所の皆さんが、自分たちの力で、自分たちの責任で事業をしようとして、機関決定をいたしております。さらに、原町地区経営者協会の皆さんも強く要望を、この建設を望んでいるわけであります。 原町市民が自らやろうとするこの事業を、やはり行政の責任で応援するのは行政の責任であろうと判断をいたします。 よって修正案には反対をいたし、原案に賛成をいたすものであります。
○議長(
宝玉義則君) 他に討論ありませんか。 7番、小川尚一君。
◆7番(小川尚一君) 私は修正案に賛成、修正案を除く原案に賛成の立場で討論に参画いたします。 道の駅建設にあたっては、
国土交通省が目的と定めている
道路利用者の利便性向上並びに地域振興に寄与するものであるべきことから、利用者の増加と運営施設の継続運営が地域経済に結びつき、効果のあるものとしなければならないと考えます。 現状において、地域特性を生かす独自性のある商品の開発や、
ソフトづくりの具体性が見えないことは、その立地が最適地でないことから、収益をあげて継続していくことに大きな不安を感じます。 運営については、運営会社の責任でありますが、管理責任は市にあることからすれば、さらに具体的な目玉づくりと立地について慎重に検討すべきと考え、修正案に賛成し、修正案を除く原案に賛成いたします。
○議長(
宝玉義則君) 他に討論ありませんか。 11番、坂本恒雄君。
◆11番(坂本恒雄君) 私は、
建設経済常任委員長の修正案に反対をする立場で、原案に賛成の立場で討論に参画をいたします。 道の駅建設は、
国土交通省の利便性いわゆる中長距離乗務者の安全運転をはじめ、高齢運転者などの増加にあり、安全で快適な交通環境のために交通安全対策基本法で、環境の整備条件、安全の施設整備等の中で、車輌の安全な運転の確保を図るため、運転管理の改善、運転者への労働の適正化など必要な措置を講ずることが位置づけられ、運転4時間で30分以上の休憩、または2時間ごと15分以上の休息をとり、交通の安全と労働者の健康管理が図れる道路利用形態型をもつための休息施設であるという観点と、地域の利便性を考慮した中で、道路の交通安全と円滑化策、財政対応は国の関与から、公設民営を巡り、体制に入ったものであり、当駅は隣接の生涯センターとの地域交流連携型と、特色ある元気な浜通り当市の顔として、地域の活性化及び観光交流の発信と、高い頻度や地域の繁栄を確信し、
委員長報告の修正案に反対し、原案に賛成の立場で設置に賛成するものであります。
○議長(
宝玉義則君) 他に討論ありませんか。 16番、嵐勝義君。
◆16番(嵐勝義君) 私は修正案に賛成し、修正案を除く原案に賛成の立場で討論に参画いたします。 まず1つは、8月10日の
ひがし地区行政区長連名による要望書だが、各行政区の住民の総会を開いて、その総意を決定しての要望書を出してきたのかということについて未だ疑問が残る。 もう1点は、原町市道の駅管理
収支計画書によると、什器備品の初期投資1,400万円の減価
償却資産について、耐用年数が経過しても新規購入はしないものと想定しているが、こんなことは実際にはあり得ない。ずさんな
収支計画を出してもらって、それを鵜呑みにして、市ではこういう会社に
管理運営を委託する姿勢こそ問題があり、市民の血税を使うわけにはいかない。 よって修正案に賛成し、修正案を除く原案に賛成するものであります。
○議長(
宝玉義則君) 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。
建設経済常任委員長の報告は、原案修正であります。 初めに、
建設経済常任委員長の報告の修正案について採決をいたします。 本修正案についてはご異議がありますので起立により採決いたします。
建設経済常任委員長報告の修正案に賛成の諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
宝玉義則君) 起立多数であります。 よって、
建設経済常任委員長の報告の修正案は可決されました。 次に、ただいま修正議決をした部分を除く原案について採決いたします。 修正議決された部分を除くその他の部分については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第65号 平成16年度原町市
一般会計補正予算についての修正議決された部分を除くその他の部分は原案のとおり可決されました。 暫時休憩をいたします。 午前11時04分 休 憩 午前11時23分 再 開
○議長(
宝玉義則君) 休憩前に引続き会議を開きます。
委員長報告を続行します。 次に、議案第52号及び議案第72号の議案2件並びに請願第6号の請願1件を一括議題といたします。 本件について
総務常任委員長の報告を求めます。
総務常任委員長、
斎藤政子さん。 (
総務常任委員長 斎藤政子さん 登 壇)
◎
総務常任委員長(
斎藤政子さん) 総務常任委員会に付託になりました議案第52号、議案第72号並びに請願第6号についての審査の経過及び結果について報告いたします。 まず、議案第52号 原町市税特別措置条例の一部を改正する
条例制定についてでありますが、審査の過程では、今回の改正で該当する特別工業導入地区の場所と奨励を2年間延長した理由はとただしたところ、南原町工業団地約81ヘクタールであり、
経済状況を鑑み、企業支援のための期間延長しているようであるとの答弁。 さらに提案が9月になった理由と税収への影響はとただしたところ、6月定例会までに改正内容が把握できず、今回の提案になったと答弁。 また、税収への影響であるが、これらの課税免除は当該自治体の財政力指数との関わりがあり、財政力指数が3か年平均0.6以下の自治体は適用になる。当市の場合、0.87であるため課税免除に該当しないため影響はないが、これまでも法改正に合わせ条例改正をしてきたことから同様の対応をしているとの答弁があり、審査の結果、本案は原案どおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第72号 字の区域の変更についてでありますが、地方自治法第260条1項の規定に基づき、字の区域を変更するものであり、高平地区経営体育成基盤整備事業の換地計画を定めるにあたり、大字上北高平、大字下北高平、大字下高平及び大字泉の一部について字の区域の変更を行うもので、当該区の区域の変更は地方自治法施行令第179条の規定に基づき、土地改良法第54条第4項の規定による換地処分の公告があった日の翌日から施行するものであるとの説明があり、本案は原案どおり可決すべきであると決しました。 次に、請願第6号
日本郵政公社の
経営形態の堅持を求めることについてでありますが、中央と地方でのこの問題は混迷しているようであるが、これまでの形態を堅持していただきたいという内容であり、地方の各議会も賛意を表しているところが多いようであるので採択すべきであるとの意見もあり、本請願は採択すべきであると決した次第であります。 以上でございます。
○議長(
宝玉義則君) ただいまの
総務常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって
総務常任委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第52号 原町市税特別措置条例の一部を改正する
条例制定について、及び議案第72号 字の区域の変更についての議案2件並びに請願第6号
日本郵政公社の
経営形態の堅持を求めることについては、
総務常任委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案2件並びに請願1件については、
総務常任委員長の報告のとおり可決されました。 お諮りいたします。
総務常任委員長から閉会中における調査活動として、市有財産の現況調査についての申出書が提出されております。 本申出書のとおり閉会中の調査活動を許すことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、総務常任委員会の閉会中の調査活動はこれを許すことに決しました。 次に、議案第67号、議案第70号及び議案第71号の議案3件並びに請願第7号、請願第8号の請願2件、及び陳情第2号、陳情第6号及び陳情第10号の陳情3件を一括議題といたします。 本件について
建設経済常任委員長の報告を求めます。
建設経済常任委員長、
渡部一夫君。 (
建設経済常任委員長 渡部一夫君 登 壇)
◎
建設経済常任委員長(
渡部一夫君) 建設経済常任委員会に付託になりました議案第67号、議案第70号、議案第71号の議案3件と請願第7号及び請願第8号の請願2件並びに陳情第2号、第6号及び第10号の陳情3件について、その審査の過程と結果についてご報告いたします。 まず、議案第67号 平成16年度原町市下水道事業特別会計補正予算についてであります。 まず、歳入についてのうち、受益者負担金の区域と雇用対策として下水道有収率向上の事業の人数及び補助金の増額についてただしたところ、負担金の区域は中太田本陣前1丁目、2丁目である。雇用対策については、今回の調査は4人のパーティーを組み、1人が請け負ったところの社員、3人が新規雇用である。今回6地区にわたり約1,500戸予定している。4人のパーティーで十分と考え、県の方にも要望したとの答弁がありました。 次に、歳出についてのうち、今後市税同様前納報奨金の制度の廃止についてただしたところ、前納者が75%ほどいる。受益者負担金については、順次下水道が整備された地区について、建設費の一部として負担してもらう趣旨のもので、5年に分け納めていくものだが、一度納めれば受益者負担金については終了となる。順次下水道の整備がなされてくるということからすると、これまでの公平性の観点から継続していきたいとの答弁がありました。 討論として、緊急地域雇用創出特別交付金事業ということで、トータルで198人の雇用創出ということだが、雇用創出には今後とも意を用いて、公共事業としての役割をもっと広げた形での事業をやっていく必要がある。 排水路問題であるが、水害で困っている地域については、今回の調査結果を踏まえ、来年度から予算化して、地元の要望に応えられる事業化ができるよう努力をすべきだという意見を付して賛成するものであるとの意見もあり、審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第70号 訴えの提起についてでありますが、訴訟後、退去するまで一般的にどの程度の日数がかかるかについてただしたところ、10月には弁護士との訴訟行為、提訴、口頭弁論、来年1月が判決、それを受け強制執行となるとの答弁がありました。 討論として、事情はよくわかるが誠意を示し指導すべきだ。今回は裁判をする措置も仕方がないと思うが、今後の問題として十分配慮して説得を重ね、やむを得ないという状況を説明できるような内容を付して提案すべきだという意見を付して賛成するとの意見もあり、審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第71号 訴えの提起についてでありますが、こういう提案になる前に早い時期の対応についてただしたところ、6人のうちの何人かは昨年も訴訟対象となっていたが、滞納額の半分ほど納めたものは訴訟を取りやめている。2、3か月滞納すれば電話や訪問などで納入を促し、長期にならないようにしている。訴訟の波及効果があり、収納率は98.11%であり、目標としていた98%は超えている。 今後、2、3か月の滞納者の指導を徹底すれば、こうした長期滞納者は出ないのではないかと考えるとの答弁がありました。 討論として、税の公平負担の観点から、悪質なものに対して法的措置をとるべきであるが、一市民でもあり、行政としても雇用、就労対策に意を用いるとともに、訴訟の方法等も十分検討していただきたいという意見を付して賛成するとの意見もあり、審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、請願第7号 アメリカ産牛肉の
輸入解禁に反対することについては、請願の趣旨を踏まえ採択すべきであると決しました。 次に、請願第8号 政府米の買入と備蓄の充実を求めることについては、請願者の趣旨を踏まえ採択すべきであると決しました。 次に、陳情第2号 道の駅建設計画の見直しについて、陳情第6号及び陳情第10号 道の駅の国道6号線フローラ南側への立地に反対することについては、異議がありましたので採決を行った結果、可否同数のため、
原町市議会委員会条例第17条第1項の規定による
委員長裁決により採択すべきであると決しました。 以上でございます。
○議長(
宝玉義則君) ただいまの建設経済委員長の報告に対する質疑に入ります。 8番、平田武君。
◆8番(平田武君) ただいまの報告の中で、陳情案件2号、6号、10号、道の駅関連でありますが、その採択された内容についてお聞かせいただきたいと思います。 まず、3月時点との環境も大きく変わってきているだろうと推察しますし、また、市民の多くも心を動かして理解を得ているのかという観念もあるわけでありますが、その中で反対者が3月では1,203名、9月に及んでは574名と提起されております。その後の変化等もあると考えられますけれども、どのようにその内容等に審査をされてきたのか。また、陳情の中身を見ますと年齢問題、そして原町市以外のメンバーも、また一部ダブりという問題も入っているのかと想定されるわけですが、そういう点でどのように審査をされてきたのかお聞かせをいただきたいと思います。
○議長(
宝玉義則君)
建設経済常任委員長。
◎
建設経済常任委員長(
渡部一夫君) まず前段、お断りをしておきたいと思いますが、いわゆる補正予算の関連もございまして、この陳情3件について質疑が行われなかったその辺についてまずご報告をし、ご理解をいただいてまいりたいと思います。 その上に立ってでありますけれども、今ご指摘の環境の変化と、市民の多くも心を動かしとそういう理解がされていると、この部分でございます。非常に委員会審査の中では、前もって賛成の立場とか、反対の立場とか、それを明言しながらの審査にはならないということでございます。 したがいまして、委員長として質問している委員が賛成なのか反対なのかは最終の採決の場になって初めて判明するということにならざるを得ないと思います。 したがいまして、今ご質問の環境の変化が大きく建設に傾いていくとか、建設をしないとかいう内容については、なかなか判然とした審査には私はならなかったという推察をするところであります。 しかしながら、補正予算の中でも縷々ご報告をさせていただきました。ご承知のとおり、執行部の用意されました3つの資料に基づきながら鋭意審査をして、ご理解を得られるようなそういう委員会審査に努めてきたということについてご報告をしてご理解をいただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
宝玉義則君) 他に質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって建設経済委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 18番、小武海三郎君。
◆18番(小武海三郎君) 私は
委員長報告において提起されております、陳情第2号、陳情第6号、陳情第10号について不採択をすべきであると考えますので、
委員長報告に反対の立場から討論に参画したいと思います。 最初に、議案第67号、議案第70号、議案第71号、請願第7号、請願第8号については
委員長報告に対して賛成をするものであります。 道の駅関連の陳情第2号、第6号、第10号についてでありますけれども、
国土交通省が高見町2丁目地内を適地として予算の箇所付けを行っていること。もう1つは
広域周遊観光拠点施設整備事業補助金制度の活用ということから、建設を決定しなければならないタイムリミットにきている状況であること。もう1点は、
商工会議所において事業を実施し、結果がよかったということにされていること。そして、
商工会議所においては、受け皿としての株式会社を設立することになっているわけでありますけれども、当然、これらの条件としては、高見町2丁目地内が適地であるという判断をされているという内容から、これらの点について判断をしまして、陳情第2号、第6号、第10号については反対の態度を表明したいと思います。
○議長(
宝玉義則君) 他に討論ありませんか。 9番、横山元栄君。
◆9番(横山元栄君) 私は委員長の報告に対して賛成の立場で討論に入ります。 道の駅の登録案内要綱、それから原町市の道の駅の騒音に対する資料の説明、それから、高見町交差点の交通渋滞の問題、それから道の
駅運営組織等について議論した中で、私はこの陳情第2号、第6号、第10号に対しましては、陳情者の意をくみまして賛成ということで委員長の報告に対して原案のとおり賛成をいたします。
○議長(
宝玉義則君) 他に討論ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第67号 平成16年度原町市下水道事業特別会計補正予算について、議案第70号 訴えの提起について、及び議案第71号 訴えの提起についての議案3件並びに請願第7号 アメリカ産牛肉の
輸入解禁に反対することについて、及び請願第8号 政府米の買入と備蓄の充実を求めることについての請願2件については、
建設経済常任委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案3件及び請願2件については、
建設経済常任委員長の報告のとおり可決されました。 次、陳情第2号 道の駅建設計画の見直しについては、ご異議がありますので起立により採決いたします。 本案に対する委員長の報告は採択であります。 本案は
委員長報告のとおり決することに賛成諸君の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
宝玉義則君) 起立多数であります。 よって、ただいまの陳情第2号については、委員長の報告のとおり採択されました。 次、陳情第6号 道の駅の国道6号線フローラ南側(高見町2丁目)への立地に反対することについて、及び陳情第10号 道の駅の国道6号線フローラ南側(高見町2丁目)への立地に反対することについての陳情2件は、既に議決された陳情第2号と同一趣旨のものでありますので、議決不要といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの陳情第6号及び陳情第10号の陳情2件については、採択されたものとみなすことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、陳情第6号及び陳情第10号の陳情2件については、採択とみなします。 お諮りいたします。
建設経済常任委員長から、目下建設経済常任委員会において審査中の陳情第3号 堆肥センターの建設計画の見直しについて、陳情第4号 民間の堆肥化事業に対する運営補助について、陳情第5号 深野堆肥化センターの設置計画の中止を求めるこつについて、陳情第7号 第6街区への複合施設の早期建設と
中心市街地への定住化政策を図ることについて、陳情第8号 深野字入龍田地区の環境悪化に対する対策並びに木材工業団地内への異業種の進出に反対することについて、及び陳情第9号 深野字入龍田地区の環境悪化に対する対策並びに木材工業団地内への異業種の進出に反対することについて、継続審査の申出書が提出されております。 本申出書のとおり閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの陳情6件については、閉会中の継続審査に付することに決しました。 お諮りいたします。
建設経済常任委員長から閉会中における調査活動として、産業支援センターの設置事業について、CCZの利用及び
管理運営状況調査について、及び橋梁の実態調査についての申出書が提出されております。 本申出書のとおり閉会中の調査活動を許すことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、建設経済常任委員会の閉会中の調査活動はこれを許すことに決しました。 次に、議案第66号、議案第68号及び議案第69号の議案3件を一括議題といたします。 本件について文教福祉常任委員長の報告を求めます。 文教福祉常任委員長、小林チイさん。 (文教福祉常任委員長 小林チイさん 登 壇)
◎文教福祉常任委員長(小林チイさん) 文教福祉常任委員会に付託になりました議案第66号、議案第68号及び議案第69号の議案3件について、その審査の過程と結果についてご報告いたします。 まず、議案第66号 平成16年度原町市育英資金貸付特別会計補正予算についてであります。 審査の過程では、債権管理用プログラムを作成してどのようなメリットがあるのかただしたところ、いままでは口座振替だけ電算委託という形であったが、今回は債権、督促、催告などすべてできるような形で整備し、事務効率化が図られるとの答弁がありました。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第68号 平成16年度原町市介護保険特別会計補正予算についてであります。 審査の過程では、基金積立の考え方について、平成12年度から3年経過した時点での見直しもあったと思うが、そのときは半額を基金積立とするということであったと思う。それで、今回このように繰越金が出たことに伴い、3,096万3千円基金積立することに対して、前と同様の視点に立った処置をとることは考慮されなかったのかとただしたところ、介護保険料については、3年間同じ金額となるので取り崩しは次期改定のときとなる。そういうことから、今回は差引分を積み立てるという内容である。平成18年度からの保険料改定にあっては、これらを取り崩すことも視野に入れ検討しなければならないと考えているとの答弁がありました。 審査の結果、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 次に、議案第69号 平成16年度原町市
病院事業会計補正予算についてであります。 審査の過程では、当初予算2千万円で検討されていた機器はどんな種類だったのか。また、1,800万円追加することになった機械はどういうものかただしたところ、当初2千万円の範囲内で購入しようと考えていたものは14種類の機種であり、概ね総額2,300万円になった。主なものは、3階病棟の産婦人科検診台、外科の手術用カメラなどである。さらに、新たに購入が必要としたものは、外科X線装置、輸液ポンプ、電子スパイロメーターなどであるとの答弁でありました。 さらに、今後の拠点病院としての方向性を目指すときに、耐用年数を迎えた医療機器の更新は、今後どの程度見込まれるのかただしたところ、医療機器の多くは市立病院が現在地に移転した平成4年とその直後に整備したものが多く、現在のMRI、CT等については平成6年度、7年度に整備している。法定耐用年数は6年で、既に耐用年数は経過しているが、これまでメンテナンス、保守点検を行い、現在のところ、診療には何ら支障がない。 しかしながら、法定耐用年数が経過しているので、まだ、院内でのコンセンサスは得ていないが、年内にも医療機器の総点検を行い、財政状況も考慮し、それらを踏まえながら計画的な更新に努めてまいりたいとの答弁がありました。 討論として、病院経営については、累積赤字が多額であるという現状を認識され、病院経営の健全化計画が確実に実行されるよう意見を付して賛成するとの意見もあり、本案は原案のとおり可決すべきであると決しました。 以上でございます。
○議長(
宝玉義則君) ただいまの文教福祉常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって文教福祉常任委員長に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第66号 平成16年度原町市育英資金貸付特別会計補正予算について、議案第68号 平成16年度原町市介護保険特別会計補正予算について及び議案第69号 平成16年度原町市
病院事業会計補正予算についての議案3件については、文教福祉常任委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案3件については、文教福祉常任委員長の報告のとおり可決されました。 お諮りいたします。 文教福祉常任委員長から閉会中における調査活動として、産業廃棄物処理施設の現況調査についての申出書が提出されております。 本申出書のとおり閉会中の調査活動を許すことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、文教福祉常任委員会の閉会中の調査活動はこれを許すことに決しました。 お諮りいたします。 議会運営委員長より閉会中における調査活動として、次期議会(臨時会を含む)の会期日程に関する事項について、議会運営に関する事項について及び議長の諮問に関する事項についての申出書が提出されております。 本申出書のとおり閉会中の調査活動を許すことにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、議会運営委員会の閉会中の調査活動はこれを許すことに決しました。
△日程第2 議員の派遣
○議長(
宝玉義則君) 次に、日程第2、議員の派遣についてを議題といたします。 本件は、地方自治法第100条第12項及び原町市議会会議規則第158条の規定に基づき議員を派遣するものであります。 お諮りいたします。 お手元に配付いたしております資料のとおり、議員を派遣することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、議員の派遣については可決をいたしました。
△日程第3 議案第73号 原町市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定について
△日程第4 議案第74号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
△日程第5 議案第75号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて
○議長(
宝玉義則君) 原町市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定について、日程第4、議案第74号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて、及び日程第5、議案第75号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについての議案3件を一括議題といたします。 市長より提案理由の説明を求めます。 市長、渡辺一成君。 (市長 渡辺一成君 登 壇)
◎市長(渡辺一成君) 本日、ここに議案3件を追加提案いたし、ご審議をお願い申し上げる次第であります。 議案第73号 原町市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定については、人事院勧告に基づく国の給与改定に準じた寒冷地手当の改定に対応するため必要な改正を行うものであります。 議案第74号及び議案第75号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについては、委員のうち2人の委員の任期が本年9月30日をもって満了となるので、その後任の委員として増岡篤信氏及び渡部光明氏を再び任命するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第1項の規定により議会の同意を求めるものであります。 よろしくご審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
宝玉義則君) これをもって市長の提案理由を終わります。 暫時休憩をいたします。 午前11時59分 休 憩 午後1時10分 再 開
○議長(
宝玉義則君) 休憩前に引続き会議を開きます。 これより議案第73号 原町市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定について質疑に入ります。質疑ありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第73号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第73号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第73号 原町市職員の給与に関する条例の一部を改正する
条例制定については原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。 次、議案第74号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第74号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第74号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題になっております議案第74号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについてはこれに同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、本案については同意することに決しました。 次、議案第75号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについて質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第75号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案第75号は、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第75号
教育委員会の委員の任命につき同意を求めることについてはこれに同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、本案については同意することに決しました。
△日程第6
議員提出議案第10号
日本郵政公社の
経営形態の堅持を求める意見書
○議長(
宝玉義則君)
日本郵政公社の
経営形態の堅持を求める意見書を議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、3番、
荒木千恵子さん。 (3番
荒木千恵子さん 登 壇)
◆3番(
荒木千恵子さん) 意見書の朗読をもって議案の説明に代えさせていただきます。
日本郵政公社の
経営形態の堅持を求める意見書(案) 最近の行財政改革の議論の中において、
日本郵政公社の民営化の主張が見受けられます。行財政改革は21世紀の我が国社会発展のための極めて重要かつ積極的に取り組むべき課題であるが、その際には都市部のみならず地方の地域住民の日常生活に与える現実の影響を十分に検討する必要があると考えます。 郵便局は、山間僻地を含め全国2万4千余のネットワークを通じ、郵便、貯金及び保険サービスのほか、年金支払い等の公的窓口サービスなど、市民の日常生活に深く関わりのあるサービスを提供し、地域経済の安定と福祉の増進に大きく貢献しております。 仮に
日本郵政公社が民営化されることとなれば、郵便局のサービスは大都市など採算性を重視した収益の高い都市部に集中し、不採算地域においてはサービスの低下や料金の値上げが行われ、多くの地域が切り捨てられることが懸念されます。 さらに、郵便局は特に過疎地においては地域社会の中心としての役割を果たしており、今後とも地域を支える拠点として一層の活用が期待されております。 しかし、
日本郵政公社が民営化されることとなれば、過疎地の郵便局は廃止され、過疎化に一層の拍車がかかることとなり、地域住民の生活にもマイナス要因となることが危惧されます。 よって、今後とも郵政事業は現行の公社
経営形態を堅持されるよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 以上です。
○議長(
宝玉義則君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第10号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第10号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第10号
日本郵政公社の
経営形態の堅持を求める意見書については原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第10号については、原案のとおり可決されました。
△日程第7
議員提出議案第11号 北方領土の
解決促進を求める意見書
○議長(
宝玉義則君) 北方領土の
解決促進を求める意見書を議題といたします。 本件について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、11番、坂本恒雄君。 (11番 坂本恒雄君 登 壇)
◆11番(坂本恒雄君) 朗読をもって提出といたします。 北方領土の
解決促進を求める意見書(案) 我が国固有の領土である歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島の北方4島は、今日もなおその返還が実現しておりません。 昭和20年、当時のソ連邦が不法占拠をして以来、50数年間の長きにわたり希望と落胆の交差する中、本島4島を故郷とする元島民も平均年齢70歳を超え、1日も早くこの問題が解決されることを熱望しています。 よって、政府においては、これまでの北方領土返還要求を国民総意の運動として展開してきましたが、戦後59年を迎えた今、返還実現をめざし、全国民のより一層の運動の盛り上がりを図り、この問題の解決に向けてこれまで以上の強力な外交交渉により、日本国民の長年の悲願である北方領土の1日も早い返還の実現と、日露平和条約を締結し、真の日露友好関係を確立するよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
○議長(
宝玉義則君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第11号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第11号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第11号 北方領土の
解決促進を求める意見書については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第11号については、原案のとおり可決されました。
△日程第8
議員提出議案第12号
地方分権推進のための「
国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書
○議長(
宝玉義則君)
地方分権推進のための「
国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書を議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、19番、小林一成君。 (19番 小林一成君 登 壇)
◆19番(小林一成君) 朗読をもって提案に代えます。
地方分権推進のための「
国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書(案) 平成16年度における国の予算編成は、三位一体の改革の名の下に、本来あるべき国、地方を通ずる構造改革とは異なり、国の財政健全化方策に特化されたものと受け取らざるを得ず、著しく地方の信頼関係を損ねる結果となりました。 こうした中、政府においては、去る6月4日経済財政運営と構造改革に関する基本方針2004が閣議決定され、三位一体の改革に関連して、概ね3兆円規模の税源移譲を前提として、地方公共団体からの具体的な国庫補助負担金改革を取りまとめることが要請されたところであります。 地方6団体は、この要請に対し、去る8月24日に国と地方公共団体の信頼関係を確保するための一定条件をもとに、地方分権の理念に基づく、行財政改革を進めるため、税源移譲や地方交付税のあり方、国による関与、規制の見直しに関する具体例を含む国庫補助負担金等に関する改革案を政府に提出したところであります。 よって、国においては三位一体の改革の全体像を早期に明示するとともに、地方6団体が取りまとめた今回の改革案と我々地方公共団体の思いを真摯に受け止められ、以下の前提条件を十分踏まえ、その早期実現を強く求めるものであります。 記 1.国と地方の協議機関の設置。地方の意見が確実に反映されることを担保とするため、国と地方6団体との協議機関を設置することをこの改革の前提条件とすること。 2.税源移譲との一体的実施。今回の国庫補助負担金改革のみを優先させることなく、これに伴う税源移譲、地方交付税措置を一体的同時に実施すること。 3.確実な税源移譲。今回の国庫負担金改革は確実に税源移譲が担保される改革とすること。 4.地方交付税にかかる確実な財政措置。税源移譲額が国庫補助負担金廃止に伴い、財源措置すべき額に満たない地方公共団体については、地方交付税により確実な財源措置を行うこと。また、地方交付税の財源調整、財源補償の両機能を強化するとともに、地方財政全体及び個々の地方公共団体にかかる地方交付税の所要額を必ず確保すること。 5.施設整備事業に対する財政措置。廃棄物処理施設、社会福祉施設等は、臨時的かつ巨額の財政負担となる事業であることから、各地方公共団体の財政規模を考慮しつつ、地方債と地方交付税措置の組み合わせにより、万全の財政措置を講じること。 6.負担転嫁の排除。税源移譲に伴わない国庫補助負担金の廃止、生活保護負担金等の補助負担率の引き下げ、単なる地方交付税の削減など、地方への一方的な負担転嫁は絶対に認められないこと。 7.新たな類似補助金の創設禁止。国庫補助負担金改革の意義を損ねる類似の目的、内容を有する新たな国庫補助負担金等の創設は認められないものであること。 8.地方財政計画策定にあたっての地方公共団体の意見の反映。地方財政対策、地方財政計画の作成にあたっては、的確迅速に必要な情報提供を行うとともに、地方公共団体の意見を反映させる場を設けること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
○議長(
宝玉義則君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第12号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第12号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第12号
地方分権推進のための「
国庫補助負担金改革案」の実現を求める意見書については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第12号については、原案のとおり可決されました。
△日程第9
議員提出議案第13号
高速自動車国道の
整備促進に関する意見書
○議長(
宝玉義則君)
高速自動車国道の
整備促進に関する意見書を議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、17番、菅野秀一君。 (17番 菅野秀一君 登 壇)
◆17番(菅野秀一君)
高速自動車国道の
整備促進に関する意見書(案)、朗読をもって提案理由の説明とさせていただきます。
高速自動車国道の
整備促進に関する意見書(案) 我が国は国土が狭く、環境問題や危機管理対策など大都市の問題をより一層呼び込むような一極集中の国土づくりではなく、多軸型国土構造の形成を図るために、都市部と地方部の相互連携を高める交流、広域基盤の構築を進め、特色ある地域づくりを目指す国土のグランドデザインが必要であります。 そのため、
高速自動車国道は現代における最も基本的な社会資本として整備を進め、高速交通のネットワーク化を図ることが極めて重要であります。 このような中、政府においては、先般、道路関係4公団を民営化する関連4法案が国会審議を経て成立し、整備計画の残事業区間約2千キロメートルは、新会社における有料方式と新
直轄方式との併用で事業着手することとなったところでありますが、国土開発幹線自動車道建設法で定められた予定路線すべてを整備対象とした検討がなされておらず、依然不透明な状況であります。 しかし、このまま整備計画区間以外の法定予定路線の整備が遅延されることとなれば、地方の長期計画や振興計画も高速道路の整備を前提に策定されていることから、地域の発展や住民の福祉に大きな影響が出ることが懸念されます。 よって、政府においては
高速自動車国道の整備にあたっては、国民総意である法定予定路線1万1,520キロメートルについて、これまでの整備の進度を確保しながら、着実に推進するとともに、新
直轄方式導入に伴って生じる地方負担については、地方道路譲与税の都道府県への配分方法を見直し、地方の実質的な負担が生じないよう財政措置を講じるよう強く要望いたします。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出をいたします。
○議長(
宝玉義則君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第13号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第13号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第13号
高速自動車国道の
整備促進に関する意見書については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第13号は、原案のとおり可決されました。
△日程第10
議員提出議案第14号 政府米の買入と備蓄の充実を求める意見書
○議長(
宝玉義則君) 政府米の買入と備蓄の充実を求める意見書を議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、18番、小武海三郎君。 (18番 小武海三郎君 登 壇)
◆18番(小武海三郎君) 政府米の買入と備蓄の充実を求める意見書(案)朗読をしまして提案に代えさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 政府米の買入と備蓄の充実を求める意見書(案) 昨秋以来、一部の大手業者による買い占めに始まった米価の一時暴騰は、一転して大暴落し、底なしの様相となっています。この要因は米不足が明らかになった昨年9月以降、政府が不足分を大幅に上回る105万トン以上の備蓄米を放出し、未だに放出を続けていることです。 また、政府の平成15年産米の買入は、目標10万トンに対し6千トンに過ぎません。この結果、備蓄米は60万トンまで減少し、その年産内訳は平成9年から11年産米が95%を占めるという状況です。政府米を買い入れず、必要以上に古米を放出し続けていることが、市場に米をあふれさせ、深刻な米価暴落を引き起こしているのです。 しかも、放出している米は超古米で、今は平成9年産が主力です。これが消費者の米離れを加速させ、卸・小売も在庫が計画どおり減らないという、深刻な悪循環を引き起こしています。産地は価格暴落におおのき、流通業者は米が動かないと嘆き、経営の打撃は深刻です。 今年は米改革の初年度ですが、こうした状況を放置するならば、政府が育成の対象としている担い手農家をはじめ、担い手からはずれる多数の農家でも経営が破綻し、あらゆる改革の土台を突き崩すことは明白です。 よって、米を巡る異常事態に際し、下記の事項について関係機関に意見書を提出されるよう強く要望いたします。 記 1.政府は米の需給と価格の安定に責任を果たすこと。また、未だに放出し続けている政府米の売却を中止し、政府自身が決めた備蓄計画に見合う米の買入を直ちに実施すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。
○議長(
宝玉義則君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第14号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第14号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第14号 政府米の買入と備蓄の充実を求める意見書については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第14号は、原案のとおり可決されました。
△日程第11
議員提出議案第15号 アメリカ産牛肉の
輸入解禁の中止を求める意見書
○議長(
宝玉義則君) アメリカ産牛肉の
輸入解禁の中止を求める意見書を議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、9番、横山元栄君。 (9番 横山元栄君 登 壇)
◆9番(横山元栄君) 朗読をもって提案理由の説明に代えたいと思います。 アメリカ産牛肉の
輸入解禁の中止を求める意見書(案) 昨年末にアメリカでBSEが発生して以来、政府は日本と同水準の検査を要求し、輸入停止の措置をとっていることは極めて適切な判断でした。 しかし、アメリカ政府は日本が求めている検査はもとより、アメリカ産の食肉業界が全頭検査を実施していくことについても拒否するという態度で臨んでおります。 アメリカのBSE検査率は1%程度であり、感染の疑いのある牛の4分の3を検査していません。危険部位の除去も30か月齢以上というずさんなものであり、これでは到底安全は保障されません。 日本では、BSE発生以来、安全対策を最優先し、340万頭の全頭検査や特定危険部位の除去、肉骨粉の焼却などの対策を講じてきました。 若齢牛の検査は無駄であるかのような論調がありますが、こうした努力があったからこそ21か月、23か月齢牛を含む13頭のBSE牛を発見することができたのです。 BSE病原体発見者でノーベル賞受賞者のプルシュナー米カリフォルニア大教授も、日本が行っている全頭検査のみが牛肉の安全性を確保し、消費者の信頼を回復すると述べています。 安全対策が不十分なまま、アメリカ産牛肉の輸入を解禁することは、食の安全にとっても重大な問題であり、BSEによる影響を乗り越えて、懸命に頑張っている畜産農家にも重大な影響をもたらします。 私たちは、安全対策を最優先し、BSEを一掃することを基準にした日本の検査体制こそ世界に誇れるものであり、日本と同水準の検査体制の実施は当然のことと考えています。 よって、下記事項について関係機関に意見書を提出されるよう強く要望いたします。 記 1.日本と同水準の全頭検査や特定部位の除去等の実施がない限り、アメリカ産牛肉の輸入禁止を継続すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 以上です。
○議長(
宝玉義則君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより本案に対する質疑に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第15号については、委員会の付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第15号については、委員会の付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております
議員提出議案第15号 アメリカ産牛肉の
輸入解禁の中止を求める意見書については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、ただいまの
議員提出議案第15号については、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。 ただいま意見書が議決されましたが、その字句等の整理を要することにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宝玉義則君) ご異議なしと認めます。 よって、字句等の整理は議長に委任することに決しました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 この際、市長から発言を求められておりますのでこれを許します。 市長、渡辺一成君。 (市長 渡辺一成君 登 壇)
◎市長(渡辺一成君) 第4回原町市議会定例会が閉会されるに当たり、一言ごあいさつを申し上げます。 9月13日に開会されました今期定例会におきましては、提出議案のうち、議案第65号 平成16年度原町市
一般会計補正予算中、第7款第1項第7目の
周遊観光拠点施設整備費の道の
駅建設事業費8,651万円を減額して、予備費へ組み入れる一部修正が可決されたことは、市民要望を重く受け止め、活力あるまちづくりを推進しようとする私の真意に反するものであり、遺憾に堪えない次第であります。 私といたしましては、今後とも今回の道の駅整備を始め、市政の諸課題につきまして、市民の合意を得ながら市政の執行にあたってまいる考えであります。 その他の決算審査特別委員会に付託となった平成15年度各会計の決算認定に係わる議案12件を除く議案及び報告の案件については、ご審議をお願いいたしましたところ、いずれも適切なる御議決を賜り厚く御礼申し上げます。 本会議あるいは委員会においてお寄せいただきました貴重なご意見と、適切なるご助言につきましては、今後の市政執行に当たり十分尊重いたし、職員共々一層効率的な行政運営に努め、ご期待に沿うよう努力してまいりたいと思います。 また、飯舘村の南相馬合併協議会離脱問題については、9月17日飯舘村議会が協議会離脱の議案を否決したことから、引き続き4市町村による合併協議が早期に再現できることを期待いたしますとともに、私も合併協議会長として平成17年3月の合併申請に向けて最大限の努力を尽くしてまいりたいと考えております。 さて、今年の水稲の作柄は生育期間中の天候に恵まれるとともに、台風などの災害にあうこともなく、例年並み以上の実り多い収穫が迎えられるものと期待しております。 日一日と秋の気配も深まってまいりましたが、議員の皆様には健康にくれぐれもご留意され、市政発展のため、なお一層のご活躍とご尽力を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たりましてのごあいさつといたします。
○議長(
宝玉義則君) 以上をもちまして平成16年第4回原町市議会定例会を閉会いたします。 午後1時48分 閉 会...