南相馬市議会 > 1998-09-16 >
09月16日-05号

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  1. 南相馬市議会 1998-09-16
    09月16日-05号


    取得元: 南相馬市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    平成10年 9月 旧小高町定例会(第3回)招集月日 平成10年9月16日(水曜日)場  所 議会議事堂出席議員 (20名)    1番  熊 坂 荘 平 君    2番  島 尾 清 助 君    3番  藤   正 昭 君    4番  佐 藤 良 一 君    5番  佐々木   功 君    6番  黒 木 久 一 君    7番  高 野 光 二 君    8番  梅 田 利 彦 君    9番  志 賀 稔 宗 君   10番  半 谷 敬 一 君   11番  渡 部 寛 一 君   12番  志 賀 丈 彦 君   13番  安 部 常 晴 君   14番  井 理   庸 君   15番  松 本 泰 行 君   16番  梅 田 秀 夫 君   17番  今 野 喜四松 君   18番  藤 田 貞 男 君   19番  半 谷 克 夫 君   20番  西 山 光 男 君欠席議員 (なし)説明のため出席した者の職氏名   町長         永岡 雄幸 君   助役         江井  績 君   収入役        本田 信夫 君   教育長        荒川  登 君   総務課長       小林 茂志 君   企画振興課長     松本 孝英 君   税務課長       井戸川徳義 君   住民課長       小谷津静枝 君   健康福祉課長     星  義弘 君   農林課長       発田 栄一 君   建設課長       末永 善英 君   水道事業所長     松坂 俊明 君   教育次長       佐藤 政宜 君   公民館長       太田 隆章 君   病院事務長      木幡 俊信 君   病院経営改善対策室長 佐藤 俊美 君   農業委員会事務局長  佐藤 周一 君   監査委員       水谷 堯宣 君   病院長        高橋哲之助 君出席した事務局職員の職氏名  議会事務局長  島  俊身 君   書  記  佐藤 則子                          天野  徳議事日程第5号     平成10年9月16日(水曜日)  午前9時開議     別紙議事日程のとおり  本日の会議に付した事件    議案第58号 平成9年度小高町立病院事業決算認定について    議案第59号 平成9年度小高町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について    議案第60号 平成9年度小高町水道事業決算認定について               午前9時1分開議 ○議長(半谷克夫君) ただいま、出席議員が定足数に達しております。これより直ちに本日の会議を開きます。 本日の日程につきましては、別紙議事日程第5号をもってお手元に配布してありますので、この順序に従い、議事を進めることにいたします。 日程に先立ち、諸般の報告を行います。 町立病院事業決算にあたり、病院長の出席を求めております。 以上で諸般の報告を終わります △日程第1 議案第58号 平成9年度小高町立病院事業決算認定について ○議長(半谷克夫君) 日程第1、議案第58号、平成9年度小高町立病院事業決算認定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 ◎病院事務長(木幡俊信君) 議案第58号についてご説明申し上げます。 決算書の14ページをお開きいただきたいと思います。 最初に概況を申し上げ、平成9年度小高町立病院事業会計決算をご説明申し上げます。 ご存じのように医療を取り巻く環境は、時々刻々変化している背景において、少子高齢化社会の到来、社会経済の急速な進展、変化等や社会保険診療報酬の制度的なこともありまして、病院事業は自ら収支に見合った料金の設定をすることもできず、病院事業の収益は、国で定める診療報酬が大層を占めているところであります。 平成9年度は消費税が3%から5%引き上げに伴い、診療報酬改定は薬価基準の引き下げ等もあり、実質的には0.38%の引き上げとなりましたが、人勧による引き上げが1.02%のアップ等もあり、全国公立病院連盟では平成9年度4月改定の診療報酬影響力調査結果を発表しております。発表によりますと、55床から99床までは0.23%のマイナス改定となり、規模の小さい病院ほど引き下げ率は大きいと発表されました。 そのような状況の中で、平成9年9月施行の健康保険法の改正により、社会保険本人等の一部負担割合が引き上げられ、さらに投薬については薬剤の一部負担が新設されるなど、患者負担の増加に伴い、多くの病院診療所で患者数の減少傾向にあり、病院経営にも影響が表われていると報告されております。 当町立病院においても影響があらわれておるところであります。 次に、診療体制について申し上げます。常勤医師は6名であります。内訳は内科3名、外科2名、産婦人科1名であります。非常勤医師は4名、内科医師1名、毎週木曜日、福島医大からの派遣であります。小児科2名、毎週月曜日、木曜日、東北医大からの派遣であります。整形外科1名、毎週金曜日、福島医大からの派遣であります。 以上の医師により患者の診療に対応してきたところであります。 次に、医療機器等の整備でありますが、人工呼吸装置、全自動電気泳動装置一般撮影用X線装置や回診用撮影装置など、年次計画に基づきましてリースで整備を図ったところであります。 また、院内に喫煙所を設け、それに伴う換気扇の取付工事、トイレの換気扇取付工事、玄関口の下駄箱取付工事や浄化槽や高架槽等の改修工事を行い、院内外の環境整備をあわせて図ったところであります。 次に、患者の動向でありますが、入院患者数では年間延べ2万1873人で、一日平均にいたしますと59.9人となり、前年度に比べまして987人、パーセントで4.7%の増となっております。 外来患者数では、年間延べ7万1181人で、一日平均にいたしますと241.3人となり、前年度に比べまして4158人、パーセントで5.5%の減となったものであります。 診療科別の患者数について申し上げたいと思います。16ページをお開き願います。診療科別の入院患者数について申し上げます。内科が1万3044人、入院患者全体に占める割合が59.6%となります。前年度と比べましては1296人、パーセントで11.0%の増となっております。 外科では4317人で、占める割合は19.7%、前年度より496人、パーセントで10.3%の減であります。 整形外科は78人で、前年度より17人、パーセントで17.9%の減。 産婦人科では4434人、占める割合は20.3%、前年度より204人、パーセントでは4.8%の増となっております。 外来患者数では内科が3万9442人、外来患者数全体に占める割合は55.4%、前年度に比べまして2463人、パーセントで5.9%の減となります。 小児科は1222人、占める割合は1.7%、前年度より303人、パーセントで33.0%の増。 外科は1万5288人で、占める割合は21.5%、前年度より24人、パーセントで0.2%の増。 整形外科は5098人で、占める割合は7.2%、前年度より2322人、パーセントで31.3%の減。 産婦人科では1万131人、占める割合は14.2%、前年度より300人、パーセントで3.1%の増となっております。 また、14ページにお戻りいただきたいと思います。 収支の状況でありますが、収益的収支の決算では、総収益で10億9265万9809円、前年度に比べまして7054万5873円、パーセントで6.1%の減になっております。総費用では11億8991万6783円となりまして、前年度に比べまして5363万2020円、パーセントで4.3%の減となっております。 常に収益の増、費用の節減に院長はじめ職員一同鋭意努力してまいりましたが、残念ながら収入支出差し引きいたしますと9725万6974円の純損失が生じたところであります。 収益費用の主な内容を申し上げたいと思います。19ページをお開き願います。収入について申し上げます。入院収益では4億799万1881円で、前年度より40万193円、パーセントで0.1%の増。外来収益は5億376万3092円で、前年度より2815万8266円、パーセントで5.3%の減となっております。 その他、医業収益では各種健康診断等の増により前年度より、111万4741円の増で4512万2002円となり、医業収益合計では9億5687万6975円で、前年度より2664万3332円、パーセントで2.7%の減となっております。 医業外収益合計では1億3578万2834円となります。これは前年度より4390万2541円、パーセントで24.4%の減となっております。 主なものでありますが、他会計補助金は前年度より2547万3000円増の8567万6000円となっております。これは土地購入利子分病院運営補助分であります。 負担金交付金は前年度より6948万7000円の減で、3612万9000円となっております。これは企業債償還金にかかる利子分の負担金であります。のちほど4条予算の資本的収入及び支出でご説明申し上げますが、前年度までは4条予算で支払いする企業債償還金の元金分まで3条予算に計上していたところでありますが、企業法に基づき、平成9年12月定例会で資本的収入支出のバランスを図るため、資本的収入に負担金交付金の予算から1861万円を減額補正を行っております。 次に、支出の主なものについて申し上げます。次のページをお開き願います。医業費用全体で11億980万9848円となり、前年度に比べまして5600万682円、パーセントで4.8%の減となっております。内訳でありますが、給与費では人事院勧告等もありまして、前年度より360万1555円、パーセントで0.6%の増で6億1817万7490円となります。 材料費では、薬品費が前年度より17.0%の減、診療材料費では9.1%の減等で5595万443円の減額となり、3億636万7721円となります。 次の経費でありますが、全体で1億2649万1036円となり、前年度より83万2484円、パーセントで0.7%の減となっております。 前年度と比較いたしまして増減の大きいものと、金額の大きい主なものといたしましては、中ほどに光熱水費が1492万7118円となり、前年度より192万1835円、パーセントで14.8%の増となっております。これは病院とデイサービスにかかる電気料と水道料であります。 それから、下から2番目の修繕費でございますが、病院が現在地に新築移転され17年目を迎え、建物や医療機器等がかなり修繕を必要としておりますが、本年度は先ほど申し上げました喫煙所換気扇取付工事、トイレの換気扇取付工事、玄関口の下駄箱取付工事や浄化槽、高架槽の改修工事、給排水、冷暖房、医療機器等にかかる修繕費であります。 修繕費で762万1564円となり、前年度より80万3086円、パーセントで11.8%の増となっております。 次に、21ページの賃借料は3663万2498円、前年度とほぼ同額であります。これは病院敷地にかかる賃借料と医療機器等にかかるリース分であります。 次の委託料では4591万1223円で、前年度より145万7749円、パーセントで3.1%の減となります。主なものとしては、検査等にかかる委託料の減によるものであります。 次の2の医業外費用について申し上げます。医業外費用全体では8010万6935円となり、前年度に比べまして236万8662円、パーセントで3.0%の増となっております。主なものは、支払い利息及び企業債取扱諸費が前年度より373万8690円、パーセントで6.2%の減で、5663万8139円となったものであります。これは企業債利息の減によるものであります。 次に、22ページを見ていただきたいと思います。22ページの雑損失でありますが、一番下のその他雑損失の1987万6542円は、仮払い消費税による振替分であります。前年度より602万92円が多くなっておるところであります。 次に、3ページをお開き願います。4条予算の資本的収入及び支出であります。 まず収入でありますが、補助金の371万4000円は土地購入借入金の元金に対する一般会計からの補助金であります。 次の負担金でありますが、先ほど申し上げました企業債償還金の元金は、当初予算では3条予算に計上されておりましたので、4条予算には当初計上されておりませんでした。12月定例会で企業法に基づき2791万5000円を補正したものであります。資本的収入の合計が3162万9000円となります。 次のページをお開き願います。支出について申し上げます。建設改良費の371万4000円は、土地購入借入金の元金分であります。次の企業債償還金の2930万8024円は、病院建築に伴う償還元金分であります。資本的総支出は3302万2024円となり、収入支出差し引きで不足する額139万3024円は、繰越利益剰余金処分額で補てんを行ったものであります。 なお、企業債明細書は一番最後の24ページにその内訳を記載されておりますので、後ほど見ていただきたいと思います。 次に、6ページから7ページにかけましては、病院の経営成績を明らかにする損益計算書であります。7ページの下を見ていただきます。医業収益と医業外収益から医業費用と医業外費用を差し引きますと、当年度の純損失が9725万6974円となったものであります。 なお、8ページは剰余金計算書、次のページは欠損金処理計算書、10ページから12ページまでは貸借対照表であります。 以上が平成9年度の決算の主な概要でありますが、経営の原則であります入るを図りて出ずるを制すると言われておりますが、そのようなことを常に目標にし、院長を中心に収益とそれに対応するすべての費用の均衡が保持できるよう職員一同努力してまいりましたが、それにもかかわらず、不本意ながら赤字決算となったものであります。 このことにつきましては、経営検討会議、病院基本問題審議会病院運営委員会にも説明申し上げ、病院として真剣に受けとめているところであります。 また、平成9年度は医療体制の確立と病院経営の健全化、安定化を含めた改善策を図るため、社団法人病院管理研究協会と業務委託契約を行い、専門調査役から病院経営診断の結果報告を議会全員協議会病院基本問題審議会経営検討会議等において説明を受けたところであります。 なお、平成10年度におきましても社団法人病院管理研究協会と、引き続き経営改善等にかかる指導を受けることになっております。今後も制度的な諸問題等もあろうかと思いますが、小高町立病院としてのあり方を含めた経営改善の一環として療養型病床群を導入した一般病棟とのケアミックスを平成11年4月からの実施を目指して準備を進めているところであります。 今後は病院事業の基本であります公共性と経済性を相ともに発揮し、地域住民に頼りにされる町立病院づくりのために鋭意努力してまいりたいと思いますので、ご理解をいただきながら、よろしくご審議くださるようお願い申し上げます。 ○議長(半谷克夫君) 休憩をいたします。                午前9時23分休憩                午前9時39分再開 ○議長(半谷克夫君) 再開をいたします。 これより本件につきまして質疑を行います。 ◆20番(西山光男君) 対策室長に質問しておきたいのですが、一年間病院対策のために努力されてきたわけでありますが、その中で町立病院が膨大な赤字を抱える原因について、どのように分析をしてきたのか、それと問題点はどこなのか、室長から見て、その考え方をお聞きしたいと思いますし、それから、それに対する対策についてどういうふうな対応をしてきたのか、その辺等をお聞かせいただきたいと思います。 それから、これは企業経営の分析は今さらいろいろ言うまでもなくて、いかに収入を高めるかという点での努力、特に病院の場合はお医者さんの対人の信頼関係が基本だ。医者の数が何人いても、患者がさっぱり来ないのでは病院は赤字が増大するばかりであります。そういう面で、同じ内科医が3人、こういう医師の数の問題についてもどういうふうに判断をしたのか。 それから経営全体として、一時借入金の処置の問題をどういうふうに処理する気なのか、今年の決算では赤字が合計幾らですか、それ以外に一時借入金があるように聞いているわけですが、それを入れると膨大な金になる。こういう経営は、全く全然問題にならないという状態に陥っているのが現状だと思うのです。 ですから、そういう厳しい病院経営を、町立病院の位置づけがありますから、私は必ずしも採算を優先するみたいには考えておりませんが、ことこんなに病院が赤字を抱えているということについては、やはり抜本的な体質改善を図るしかない。 その結果として、先ほど事務長が言ったように、一般病棟と療養型病院に切り替えるということ、11年から。しかし、私は切り替えても経営はそんなに効果的に改善されるという保証はないと思うのです。 ですから、その辺について整形の常勤の医師が確保できないという大きな問題はありますが、そういうところも含めて、どういうふうに一年間室長はそのことの調査なり分析なり、それなりの対策を出してきていると思いますので、もう一度この点についてお伺いしておきたい。 ◎病院経営改善対策室長(佐藤俊美君) 大変大きな難しい問題でありますので、私の立場で的確な答えができるかどうか、はなはだ自信はないわけでありますけれども、私なりの考えについて申し上げておきたいと思います。 経営改善対策室ということで、昨年一年間いろんな面で取り組みをしてきたわけでありますが、もともと私だけで経営改善できるというふうなほど簡単な問題ではないわけでありまして、いうならば事務局職員が1人増えたような実態になったのかなと、こんなふうな考えをして、私なりに取り組んでまいりました。 といいましても、病院事業について全くの素人でありましたので、まず病院の実態といいますか、数字的なことについてのいろんなデータの集計、それを見ながら、なんでこうなるのかなという事務的な理屈上での私なりの理解ということでだいぶ時間をとったのも事実であります。 いろいろ事務局の方の応援を受けながら、取り組みをしてきたわけでありますけれども、その中でいわれております病院経営における問題点としては、一つは社会保険診療報酬という全国一律の料金システムで、ほとんどのサービスについて料金を自主的に設定することができないシステムになっているということで、地域的な医療需要、そういう関係の差による料金調整というのがほとんどできない仕組みになっていると、こういうことがまずあげられるのかなと思います。こういう構造上の問題というのが大きなことかなと思います。 次は、一般にいわれております給与費の増大という問題であります。その中には公務員ですから、給与水準と職員数と、そういう両方あわせた問題があろうかと思います。 次は、材料費の増大であります。これは公営企業という受益者負担の原則ではありますけれども、一般行政との総合的なサービスというか、そういう面での負担区分の確立、こういうことが問題点としてはあげられるかもしれません。 次は、ややもすると公共団体が経営する病院の経営に対する危機意識の希薄といいますか、ともすれば公共性のほうが優先して、経営というものがその次に来がちになっていたと、こういうことがあげられるかと思います。 そういうふうなことが相まって、公立病院をめぐる環境というものが日々悪化してきていると、こんなふうに考えております。 これらについての改善方策でありますけれども、それぞれ部門ごとに改善項目がいろいろいわれております。まず診療部門では、診療科の構成がこれでいいのかどうか。あとは良い医師の確保定着、そういうことが大きな問題だと思います。 次は、看護部門としては業務内容の見直しと看護基準の見直し、勤務体系の見直し、これはいずれも関連はしてくるわけでありますけれども、そういうふうなことがいわれております。 次は、薬剤部門といたしましては、当病院は材料費のパーセントが比較的大きな病院のほうに属しておりますので、それらの最たるものであります薬品の在庫管理の徹底。 次は、給食部門におきましては、適宜適温給食の導入、栄養指導業務の推進。 次は、事務部門におきましては、まずは意識の改革、これは事務部門は日々の医事会計とか庶務を行うだけの部門ではなくて、経営の最先端を走る部門でありますので、ここの意識改革がまず重要だといわれております。 あとは、診療報酬請求は請求書を出して、査定を受けて計上されるわけでございますので、請求漏れ、査定減の防止対策であります。 次は、やはり事務処理の効率化のための委託の推進。 あと、患者サービス上の問題として待ち時間対策など、それぞれの部門で問題点を抽出しまして、それらに対して今後どう対応できるか、こういうふうなことについていろいろそれぞれの部門と話し合いをしてきたところであります。 それらを踏まえて、平成9年度におきましては、現体制でできる改善というふうなことで、種々の改善をとってきたところであります。 これまでも再三申し上げておきましたように、私のようなレベルではなくて、専門的なレベルで問題点の洗い出しをしてもらい、それに対する方策等まで指導を受けるために経営診断を専門家に委託しておりましたので、日常のできる改善については、日々取り組むとして、経営診断の本格的な答申を受けた取り組みについては、今年4月以降、本格的に開始しているところであります。 これを受けまして、現在、来年4月からの療養型病床群を導入したケアミックスについて検討しているところでありますが、今後もあの答申書で指摘をされました改善項目については、すべて検討課題として検討を続けていく考えをしております。 こういうふうなことで、現在まで続けてまいりました。その結果、何点かの項目については、すでに改善の取り組みを進めておりまして、現実に今進んでいる項目もあるわけであります。 そういうふうな改善が始まったばかりでありますから、それによってどうなったということは総合すると、まだ大きな成果にはなりませんけれども、今後それらを総合して改善を推進していくことでより住民から信頼される頼りにされる町立病院ができ、それが経営改善につながっていくものだと、このような考えをして、現在取り組みをしているところであります。 ただ、私ども事務レベルで取り組みのできる分野と、開設者レベルで取り組みする分野といろいろございます。それらにつきましては、その改善の一環としていろんな会議を新たに設けましたので、その会議の中で検討し、それぞれのレベルで適切に取り組んでいくように今後努力していきたいと考えております。 その中の一つに、一時借入金対策ということでご質問ございましたので、これらについても現在いろんな方法を考えております。 国では法再建制度と、法律に準じた準用再建制度という制度をとっております。さらに、福島県では、準用再建制度に準じた、法律にも規定にも適用しない準じた改善制度というのも採用しております。 町立病院はその一番最後に申しました法律ではなくて、準用再建に準じた改善方策を小高町立病院はとったらどうだと、こういうふうな指導を受けて、平成9年度から現在まで10年度まで引き続き指導を受けております。 その中では、やはり一番問題になるのは、不良債務といいますか、一時借入金対策であります。国、県、そして準用再建に準じた制度を採用されますと、まずは一番先に大きく取上げられるのが一時借入金、不良債務でありますので、それに特別に一般会計からの繰り出しも別枠で検討する必要があるのではないかというふうな制度になっています。 別枠で繰り出しをした分については、特別交付税で何らかの、全額とまではいかなくても何らかの対応をするという内容になっております。 ただ、その特別交付税で何らかの対応をしてもらう制度が採用になりますと、特交そのものをもらうことについてはよくなるわけでありますが、その他の分の運営についての指導が大変厳しくなりまして、まだまだ厳しい改善計画をつくらなければならなくなると、こんなふうな状況になっております。 その計画の適用については、現時点では県市町村課では来年4月からのケアミックス実施の推移を見守ったうえで最終的に取り組ませることの指示をするか、さらに続けて推移を見守るかの判断は、その後にする状況になっております。 そんなふうなことから、ぜひとも来年4月からのケアミックスについては成功させなければならないと、こんなふうな考えをしております。 その中では、一時借入金の返済につきましては、財政当局と何らかの、これまでのやり方ではなくて、上積みした繰り出しなど、何らかの方法がないかについても現在協議を進めているところであります。 以上、取りとめのないことを申し上げましたが、昨年一年間実施してきたこと、あるいは考えていたことについて述べさせていただきました。 医師の数のことでありますけれども、これは経営診断報告書にも指摘をされておりますので、今後検討しなければならない項目なのかなというふうに考えております。 ただ、現時点では先の全員協議会でも申し上げましたように、療養型病床群を実施するためには、現在の常勤医6人ではまだ足りません。8人の医師を確保しないと許可はもらえませんので、現時点ではまず8人をどうやって確保するかというのが、先に検討しなければならない項目だというふうには院内で検討しております。 その後で、今後の診療科構成、医師の構成等についても、引き続き改めた検討項目としてこれまで以上の大きな課題として取り上げなければならないのかなというふうに考えておりますが、私のレベルでどうこうできるという問題でもございませんので、院内さらには経営検討会議等で議論を重ねて検討を続けていきたいと考えております。 ◆20番(西山光男君) 室長の話で一年間のいろんな調査や資料収集等の中身はわかりましたけれども、設置者は町長なのですが、町長は病院の中身を全部わかるわけにはいかない。そのために職員が張りついている。 ですから、事務レベルで解決できないことは当然あります、経営者ではありませんから。しかし、問題点はきちっと設置者あるは病院長に報告をしながら、どういうふうな手立てをすべきかというか、私は事務職員の任務として当然考えていると思いますが、しかしながら、私が一番に問題にしたいのは、1年とか2年かかってこうなったのではなくて、長年ずっとこういうものが続いてきたことに対する、抜本的な対策ができなかったと、こういうことだと思いますので、半年や1年でうまくいくとは私も考えていませんけれども、問題点はやはりきちっと明らかにしておく必要がある。 そこの中で、みんなに言われているのは、これは水野院長がここを去るときにいみじくも言っていったわけでありますが、お医者さんの選定に福島医大から押しつけられるようなことではだめだから、お医者さんを選定しなくてはならない。患者のつくお医者さんということでなければならない。こういうことを水野院長は去るにあたって、ここで話をしていったわけです。 しかし、自分のときにはどうだったのかというと、そういう考えはあったのでしょうけれども、言葉にはしなかった。この辺がやはり一番問題だったと思う。 簡単に言いますと、経営の点からいきますと、お医者さんの働き、一人お医者さんがどれだけ働いてくれているのか、経営の分析からすればやはりここに一番問題があるわけです。診療報酬の問題とか、あるいは薬代の問題とか、看護婦の対応、事務改善があってもやはり基本的にはお医者さん、そのお医者さんは立派なお医者さんを確保する。 しかし、同じ内科から3人も来ているわけでしょ。これも問題になっても改善できない。これは事務当局としても何の矛盾も感じなかったのか、そういうのはやはり設置者に進言をして対応策を考えると、こういうふうにしないと、これは改善にならない。 それから、外科のお医者さんについてもいろいろ言われてまして、手術をするときには1人でなくて2人いたほうが、2人より3人いたほうがいいわけですから仕方がない。今の町立病院の実態からして、全く経費にも満たないような状況があってはならない。 そのためにはどういう努力をしているのか、病院の事務サイドとしてどういう提案なり意見を出しているのか。あるいは病院自体としてこれは大変なんだと意識して、患者との信頼関係を深め、あるいは広げて、患者数を増やす努力など、これは一般開業医はまさに巧みにやっているわけでしょ、なぜ町立病院ができないのかということです。そこの点をどう事務長は考えているのか。 それからこの資料を見て、一目でわかるように、病院の人件費が62%にもなっている最大の原因は、お医者さんの給料です。これは長年このままなのです。病院が赤字になろうが何しようが、ずっとこういう体制を崩さなかった。 お医者さんにはそれなりの私は給料は支払うべきだというふうには当然でありますから、しかしながら、他の公立病院なり、大きな病院には考えられないような手当をあげてきた。今度は何か20%ほどですが、そういう問題についてもやはりきちっと立証できる、病院経営のそういう実態を先生方に理解していただいて、これ自分の稼ぎがどれぐらいあるかわからないと思うのです。そういう自覚が、これは町長だけの責任ではなくて、お医者さんの経営感覚だって、私は当然反映してくる。 いままでは、こういう話はあまり議員の皆さんも議会でもやってこなかった。いろんな人間関係とかありましたから、しかし、ことここに来てはやはりきちっと町民の声、あるいはそれぞれ経営に参加している人、その中身を知っている人はきちっと私は言うべきだと思う。 そういう点について、事務長なり室長が設置者に提案指摘をした項目は、先ほど総花的な話ありましたが、これは事務的なサイドで調査をした項目だと思うのです。こういう調査をした結果、設置者にどういう意見を具申しているのか、そこをお聞きしておきたいというふうに思います。 それから、一時借入金はそのままこげついていったと、私はよくわからないのです。今年の累積赤字にプラス3億3000万という、これが病院の本当の経営の赤字の数字になるのか、それを教えていただきたい。 ◎病院事務長(木幡俊信君) それでは私のほうからお答えさせていただきます。 最初に医師の関係が出てきましたけれども、患者のつく医師ということで、そういう医師を確保し、それで充実を図って決着ということだと思いますけれども、医師に関しては常に町長のほうとはお話をし、そして福医大以外ということでは対応はしておりませんけれども、医大のほうには町長それから私、院長ということでいろいろなお話はしてまいっております。 それから大きな問題だと思いますけども、同じ科内から3人と、それを何年か前にありましたとおり、専門的に循環器なら循環器、それから胃腸科なら胃腸科、呼吸器系なら呼吸器系ということには、いろいろなことではお話を、入っていくためには、学長のほうには町長はじめお話はしてますけども、かなり細部に入ってくると教授ということになりますので、その辺は私自体ではちょっと難しいかなという考えをしております。 それから、事務としてのいろいろな取り組みですけども、病院に対策室が設けられ、その前からも病院職員全体としては研修してますけれども、特にそういうことで経営改善対策室が設けられて、病院の経営状態が細かく全職員にいろんな面において研修しております。 接偶の研修も専門的な先生を呼んでやってみたり、それから中身としての経営の分析をしてみたり、それから今後の改善策の取り組みなども、これは全体職員に対してはやっております。今の中では、かなり意識的に職員に浸透されていると私は思っております。 それから、人件費のことで、医師の人件費ということでございますが、これは前に言ったとおり20%の削減をされて7月から実施されております。 それから、一時借入金の問題ですが、先ほど対策室長からも答弁ありましたですけれども、一時借入金については真剣に私たちも受けとめて、その中で平成9年12月1日から、町のお計らいで市中銀行から町で病院にお借りするということになりまして、その中身としては12月からですけども、その中のリスク分としては軽減されております。 そのようなことにいろいろ取り組んでおりますが、中身として一時借入金が3億3000万確かにあります。現在2000万は一応町のほうに何とか努力いたしまして、実は2000万お支払いいたしまして、今現在は3億1000万の一時借入金で病院運営をしております。 できるだけ、確かに一時借入金の限度額4億円にしたときも、各議員さんからもいろいろのご指摘なりご指導いただきましたので、それまでにいかないように、病院の中でも職員一同いろいろなことを取り組みながら、やってきて、一応は患者減それから収入減の中において、2000万を一応はお支払いしたところであります。 できる限り収入の増えるような方向、それから費用を節減できるような方法をやっていますけども、それも限度でありますので、逆に費用を全面的に少なくすれば職員の中でも働く意欲もなくなっては困りますので、最低限の費用ということで、その辺も職員全体の中でもお話ししながら病院経営は進めております。 進める中においても私のほうの立場と、それから経営改善対策室長としての立場もあって、いろいろなお互いに相談しながら、改善されるところは改善したということで、いろいろなものとして、病院の中にも運営委員会がありますので、院長おりますけれども、月必ず1回ということで、どんな小さな問題でも、各課各所からあがってますので、問題を提起し、お互いに論議し、そして良好にもっていくということでやっております。 中身としても、一つの例を出せば、患者をいかにして病院の中に引き込むかと、そういうことも先生方にもお話しています。それも患者の動向を見ながら先生方とお話する。それから収益面においても皆さんの前に出しながら、そして論議してやっております。 あと、中身として経営検討会の中においても、町の三役はじめ総務課長も入って、うちらほうも院長はじめ入って、その辺もいろいろなご説明申し上げ、いろいろと取り組んできているところであります。 以上であります。 ◎病院長(高橋哲之助君) 9年度の決算報告の中で、10年度に来た私が発言するのはどうかと思うのですけれど、医者の立場で2、3お話申し上げたいと思います。 まず、病院のドクターの患者数とか、稼ぎ方とか、こういったものは数字で出しますと、かなり凹凸が出てくるのはどこでも当然の話であります。 本来はそういう意味では、全体として見てほしいというのが、病院長という立場ではそういうふうに見てほしいところなのです。 では結果として悪いではないかと言われれば、確かにそういうことなのですけれども、そのドクターの働きというのは、それぞれ能力とそれから得意な技術だとか、得意な分野だとかというのは、それぞれ同じ課であってもそれぞれにあります。 ですから、それぞれの得意な分野、得意な技術を十分に発揮させるというところが院長の腕になるわけですけども、そういうことで、普通の病院においてもこういう数字は院内の会議でも出さないのが普通なのです。出せば、かえって悪いのはますます悪くなってしまって、だめになってしまうのです。働かなくなるのです。 ですから、それがこういう議会に出されまして、外からこういう話が院内の当該のドクターのほうに伝わりますと、いい結果はおきないのが普通なのです。 ですから、普通の病院ではこういうのは出さないのが普通です。公的病院はそこまでやるのかどうなのかわかりませんけども、結果としては出ておりますけども、そういうことも一応踏まえたうえでこの資料をご覧になっていただきたいと思います。 それから、内科3人も来ているという話でしたけれども、3人きりです、私から見ますと。それからほかの科、もちろんほかの大学からもほしいです。ただ、人数がこの程度の数ですから、現在6人でやっているような状態で、もう1人ほしいとか、もう2人ほしいとかというようなことも、それもできないような状況ですので、なかなか難しいことは確かです。 それから、大学のほうに人の派遣を要請に行く場合、これはどういう条件の病院か、向こうはかなり県内の場合ですと、よく噂とか何かでも知っていますから、多分給与が20%カットされた話なんていうのは、手当が20%カットされたなどと言う話は、もう大学のほうに伝わっていると思います。 ある研究会で、開業の福島の中通りの先生から、そういう意味のこと言われております。新聞にでも出ていたのかと、私は逆に聞いたのだけれども、そういう話はよく伝わっております。 ですから、そういう状況でいいお医者さんをすぐ派遣してください。しかもよく働くお医者さんを派遣してくださいというのは、非常に難しい条件であります。 それから、医師の人件費といいますけれども、職員の人件費が60何パーセントというのは、これは収入に対する何パーセントでありますから、収入が増加すれば、そういうふうになれば一番いいわけですけれども、そうすれば自然に給与費のパーセンテージは下がるのは当然のことです。 それから、結局あとは、院長のさっきのいかにお医師さんによく働いてもらうか、これは院長の腕次第だということを申し上げましたけども、院長には強制権がないのです。ではどうやって働かせるかというと、やはり働いてみせて、率先垂範それきりないのです。 そういうところで、今10年度は少しでもいい方向にと思っておりますけども、ただ、医療経済状勢は非常に厳しいものがあります。支払い基金の請求書の枚数を県内で見てますと、なかなか伸びてないのです。従来ですと、ずっと毎月伸びるような状況できていたわけですけれども、それが伸びていない。 それから、つい最近医師会のほうから来た情報ですと、5月分のトータルの診療費がずっと下がっている。それから開業の先生においても下がっているというようなデータが出ているというふうな情報がきております。 ですから、それは厚生省の指導が、厚生省としてはうまくいったと思っているのでしょうけれども、なるべく病院にかからない。それから入院もなるべくしないで何とかしなさいというような方向に向けているわけですから、これからどんどんよくなるというようなことは難しいかとは思いますけれども、ただ、ここの病院の設置目的、それからそういうことを考えますと、何とかいい方向に努力していきたいと思っているところであります。 ○議長(半谷克夫君) 休憩いたします。                午前10時20分休憩                午前10時42分再開 ○議長(半谷克夫君) それでは休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆20番(西山光男君) 院長の話、私はこの資料の提出について、名前出してくれればと思っていたが、名前は出さないと局長が言っていたにもかかわらず、名前出さずに1、2、3と、こういう形で出てくるのかと思ったら、ぱっと名前が出てきたから、これは思い切ってやってくれたと私は感じた。 いわゆるプライバシーの問題もいろいろある。だからこう名前が具体的に出てしまったから、病院側で都合があるとすれば、議会にはかって、議長にはかって名前出ているのは全部消すとか、資料をもう一回回収して名前を全部1、2、3として出すか、それはおたくたちの判断だ。 私は前の資料のような形で出てくると思っていたから、こんな名前が出るとは思っていませんので。 ○議長(半谷克夫君) 審議終わりましたら、皆さんにおはかりします。 ◆20番(西山光男君) それで、ひとつはお医者さんを頼んでいる非常勤の医師の問題で、一ヵ月で15人とか20人とかということになると、一日2人か3人ぐらいなのですこれ。たとえば東北大学から来ている。なぜこんなことを続けているのか、経費一日どれくらいかかるのですか、報酬と交通費を支払って幾らかかっているのですか、こういうことは速やかに対応できませんか。 そういう面でいままでの縁や何とか、そんなの病院の経営から考えたら、病院がこういう状況なんだから、非常勤の医師は病院としてやめることにした。率直にそういうふうに言ったほうがいいじゃないですか。 これ一日1人か2人のためにそういう非常勤の医師を確保するというのは、私は今の病院の実態からして全くなじまない、こういうふうに考えています。 それから、院長がこういう資料を提出するのは不本位だとか、あるいは超勤のカットが問題だと、こう話しましたけれども、今病院は一般会計から1億6000万、トータルして8億5000万の負債、水揚げが一年間で11億円か12億円、そういう病院で8億円も9億円も負債を抱えて、これでいいのだという判断は出てこないと思うのです。 だから、大変院長は経営能力があるという話でありますから、こういう病院の実態をどう改善しようと考えているのか。一ヵ月に100人そこそこの患者をみて、給料の話も出ましたけど、小高のお医者さんは公立病院でも最高でしょ、県内でも。 だから、そういう状況も、いわゆる公立病院、県内のと比較して、前にも出したことありますが、手取り100万も120万も保障されていて、病院がこういう10億近い赤字を抱えてもやむを得ないみたいな話では、私は全くなじまない。 これは今、昨日、一昨日ではなくて何年も継続してきたから、これは院長の責任ではありません。ところがそういうのがずっと長引いて対応が遅れていた。だからぎりぎりの線、だから抜本的な改善が必要だと思う。これは町民の世論です。 そういう面で、それはお医者さんにも能力があります、当然です。ただ、やはり経営という面でのお医者さんの自覚だって、たとえば自分でやったらこんなことはできません。そこのところの意識改革を基本的に私は、もちろん医者もそうでありますが、病院に携わっている人たちの意識改革を、せいぜい事務長が言っていますようにやっていますと、前よりは非常によくなったということですから、これは大変結構なことです。しかし、まだまだやはりお医者さん同士の問題や、あるいは事務職員とお医者さんの関係や、看護婦の問題も我々の耳には大変うまくない話が入っている。 そういう病院をたばねて、一致協力してやっていく体制が、非常にまずい側面が出ているのではないのかと、こういう話がある。 そういう意味では、いろいろ苦労をかけると思うのです。かなりの苦労です。それをどう乗り越えていくかという。我々は勝手なことばかり言っているようだけど、町民世論からいろんな病院に対する批判がある。それをやはり克服して、町民の期待にこたえられる病院の経営をどうするかということです。 それは患者との問題もあるし、それから経営の中身の問題もある。そこの点を院長に聞きたいと思う。ですから、私は院長が来るときに、赤字の病院にそんなに喜んでくる医者はいないのではないかと、少なくとも条件として一時借入金は町から全部出さないと私は来ないというたんかを切るのかなと、そんな心配もしていましたけども、院長が来て一生懸命やってくれていますし、今後病院の改革について、みんなから信頼される病院をどうしていくのかというふうな非常に大切な問題だと思います。 小高町では開業医の先生方が非常に若くなって非常に優秀だという信頼、そういう側面もありますから、確かに簡単にいかないことは承知していますけれども、今の病院の実態を考えた場合には、かなり思い切った対応の仕方と処置をしなければならないと、こういうふうに私は考えています。 それから、いわゆる設置者と病院とのかかわりあいですが、月に一遍経営者会議をやると、私は月に一遍なんかでは、こういう状況の際に足りないと、こう思っています。 それから病院が試算表を出しているでしょ、試算表の出し方が非常に遅れているという噂も、私は確認していませんから、試算表をつくるというのは、来月なり再来月に対するどういう手当てをするかという経営分析です。 そこをどういうふうにしているのか、普通の民間企業では試算表は毎月出す、それに基づいて営業努力や経営の分析をするわけですから、そういう側面も私は公的病院であってもすべきだと。そういう事務的な改善がなされてきているのかどうか。それから試算表を提出しただけでなくて、それをどう分析しているのか、こういうことだって私は大切だというふうに考えています。 それから、町長にも最後に、こういう実態はみんな憂慮をしているわけですから、たとえばさっき言った非常勤の医師を一日に2人ぐらい3人ぐらいの、なんでこれを継続しているのですか、町立病院としたら全くマイナスです。こんなのはしなくてもいい。どうしても小児科で町立病院でしたいということであれば、そういう患者については町内にだっているわけだし、それは相双2郡でも、そういうお医者さん紹介するとかなんかだって、私は対応することができるのではないかと、こういうふうに考えております。 それから、お医者さんの待遇の話は先ほど申し上げましたけれども、院長の考え方に私はちょっと疑問がある。県内の公立病院の平均給与、これを上回っていることは事実だと思う。かなりいいところ、トップではないかと思う。経営がそういう状況のときに、自らやはり意識改革が私は必要だと思う。こういうふうに考えていますので、その点を聞きづらいことを聞いていますが、見解をお聞きしておきたいと考えます。 ですから、医師の待遇のことで、こういうのが伝わったからうまくないみたいな話ではもちろん困ると思う。 それから医師確保の問題も、これは福医大に、整形外科を何年かかってもだめだ。前の町長時代、これは町長に設置者として、ほかの大学とも当然私はやるべきだと、福大にお願いしたって整形はだめなのです、5年も10年かかっても。そしたら、小高町の病院に整形が必要だとすれば、ほかの大学へ働きかけてお願いに行く。こういう努力をやるべきです。 医師確保の問題については、これは水野院長が言っていったのだ。私が言ったのではないのだけれども、執行者や病院長だけではだめだと。議会も一緒になってお願いしていかなければだめなのだと、こういうことを言った。私もなるほどな、これは議会だって責任あるし、そういう面では一丸となって医者捜しをするべきだ。こういうふうに私は考えていますが、町長の見解をお聞きしたい。 以上。 ◎病院長(高橋哲之助君) 小児科の問題なのですけども、小児科に関しては確かに患者さんは非常に少ないわけですけども、地域の要望があると思って診てきたのですけども、婦人科のほうもあることなものですから、生まれて間もなくの赤ちゃんの病態というのが、これは小児科専門の先生に時々相談して診てもらうということが必要なためと思って、必要経費と考えていたのです。 町内にも小児科をなさる先生もおいでになるということなので、それで住民の方々が安心できるのであれば、それはもちろん経営のほうから考えれば、そういうふうになるわけですけれども、そこは公的病院と、そうでない病院との違いになるところで、やはりそれで踏み切れないでいたところなわけです。それがコンセンサスを得られるというか、そういうことであれば話はまた別です。 それから、もうひとつ内科の医者が小児科をみられるのではないかという意識が根底にあると思うのですけれども、これがまた難しいのです。内科と小児科ではかなり違うのです。 私自身でいいますと、私が小児科の患者さんをみて、なかなか治らないのです。大人に比例した薬の量を使ったからといってなかなか治らないのです。その辺が小児科と大人とちょっと違うし、小児科の場合にはかなり変化が早いですし、なかなかもう3日もすれば治るだろうと思うのが、親ごさんにしてみれば1日か2日で治ってほしいと、治るか治るか、大丈夫か大丈夫かと大騒ぎになってしまうわけで、やはりこれは小児科専門の医者がそういう意味では地域として必要だと思っていままでお願いしていたわけです。 それからあと、ここのところは訂正してほしいのですけど、私が経営能力があるなんてことは申し上げたことはありませんので、そういうふうに努力したいということであって、希望的発言をしただけでありまして、ここは訂正していただきたいと思います。 以上です。 ◎町長(永岡雄幸君) 西山議員さんの設置者としての考え方等についてのおただしでありますが、給料の面から申し上げますと、確かに給料は県内でもトップのクラスに位置するだろうと考えております。 しかしこれは、なんていうのでしょう、地理的に小高町の病院に無理に来ていただくと、そういうハンディもございまして、これはずっと開設当時から、小高に来てください。大変不便なところだし小さな病院なのだけれども、給料の面で埋め合わせをさせていただきますからというような、そういう配慮もあったのだろうというふうに考えられますが、それがずっと続いて今日まできているというようなことでありまして、この点についても、人件費比率が62%、大変な高い比率になっておりますので、少なくともこれを50%ぐらいまで下げていかなくては健全な経営はできないというようなことでありますから、今後はそういうことも踏まえまして、対応してまいりたいというようなことで、先般の手当の20%削減というようなことに踏み切ってやっているところであります。 それから、あと小児科、整形外科等についての非常勤の先生の問題でありますが、小児科の先生につきまして、特に今ほど院長先生からもお話がありましたが、何か産婦人科関係とのきずな、つながりというのができているのだそうであります。 小児科に診ていただいた患者さんが、今度は産婦人科のお世話になると、そういうつながりみたいなものがあるというふうなこともございまして、たいへん数字的には不経済のような数字になっているわけでありますが、いままでそんなことでやってまいったわけであります。 それから、整形外科の先生の確保等につきましては、常勤というまではいかなくても、少なくとも週に2回、あるいは3回ぐらいということをこの前、議長さんもご同道いただきましてお願いをしてまいったところでありますが、このことも右から左、はいわかりましたというようなご返事はいただけない状況でございました。 それとあと、福島医大オンリーということではなくて、もっと別な大学なり、病院なり系統のお医者さんの交渉はというようなご質問でございましたが、そのことにつきましても、可能な限り対応してまいりたいというふうに考えておりますので、ご理解のほどをお願いします。 ◎病院事務長(木幡俊信君) 私のほうから試算表の遅れということで、毎月の提出をということでご指摘ありましたけれども、確かに何ヵ月間は大変遅れて申しわけなく思っております。 今回は正直に1ヵ月遅れということでいます。今監査委員さんもおりますけれども、6月までは提出されております。現在7月を調整していますので、今提出されると思います。 それから、それに対してコンピューターのほうの稼働ということで試験的にやってますので、それもあれすれば、今度はコンピューターで提出するようになろうかと思います。 あともう一つ、補足になりますけれども、非常勤医師のことですけども、院長先生がおっしゃらなかったですけども、小児科の先生が来月から1人減るような予定になっております。中身としては、向こうのほうには小高町立病院の内情なんかをお話ししてきますけれども、そんなようなことでなくても、小児科を1名来月から減にさせてくださいということで文書が入っておりましたです。 それに基づきまして、議会の全員協議会の中でもお話されたと思いますけど、対策室長のほうから、今後、療養型とケアミックスをやった場合には、今は医師8名ですから、その説明の中では1名ということでなんとかしなければならないということで考えておったと思います。 今回は非常勤医師も減りますので、その中で2名ほど何とかしなければならないという問題が出てきております。 これも、院長、町長ともお話ししながら中で対応していかないと、来年の4月から出発するためには必要条件とされてますので、その辺も院内でも検討し、町でも検討して進めていきたいと考えております。 小児科についてはそんなような状態になっております。 確かに議員ご指摘のとおり、試算表を提出し、その中身において町のほうにご説明あまりしなかったということは私の責任ですので、私ここでお詫びいたします。 それから、院内の中では趣旨はお話しています。 それから、検討委員会のほかに月1回以上に町長、助役、それから総務課長とはいままでは協議は重ねてきております。その中で、今おっしゃった試算表の中の経営分析ということでは、若干説明不足があったことは確かなことであります。今後そういうことのないようにご説明申し上げたいと思います。
    ◆11番(渡部寛一君) 一つは診療科目ごと、あるいは仕事のデータがない、分析していないと、このこと事態が私は重大な問題だというふうに思っているのです。いわゆる10年度から始まったというものの、これまでやってこなかったところの問題点、これはやはりその分析は確かに膨大な事務量になるかもしれませんけども、こういうふうな経営状況の中では必要不可欠な分析だというふうに思うのです。 これは公開するかしないかは別問題ですけれども、いずれこれは事務レベルの問題でもあり、開設者自身もそういう分析をしていないことに対する指摘、あるいは病院長のこれまでのそういう点での姿勢の問題等も、やはりあったのではないかというふうに思いますので、強くその点は指摘をさせていただきたいと思います。 そこで、給与費が60%を上回るという実態になっておりますが、特に9年度においては突出して多くなってきているのです。これがどういう点が問題なのか、まずこの点の比較で町長なり病院長にお伺いをしておきたいと思います。病院長は昨年度は着任しておりませんから、専門的な医師といいますか、そういう立場でのご意見でけっこうでございます。 それから、町立病院の医師の給与レベルの話は出ましたけど、手当の20%をカットさせていただいた。このカット後における医師の給与レベルというのが県内の公立病院の中でどういうレベルにあるのか、その点について確認をさせてください。 それから、まずなんといっても問題なのが、町民、患者の信頼を大きく失ってきている問題なんだと思う。それは、もう建物が古いからとか、町長が気に食わないとかなんていう問題ではなくって、やはり医師そのものに対する信頼が最も大きなものだというふうに思うのです。 ここに議員が20人、執行部の皆さんそれ以上の数がおられますけど、そのご本人あるいは家族を含めてどれだけの人が病気、けがのときに町立病院に頼っているのかはなはだ疑問なんです。私自身も正直なところ、必ずしも町立病院だけに行っているわけではない、家族の一部はお世話になっておりますけど。 そういう、直接町立病院の経営に対して困った困ったという立場にある人たちですら、さあいざ自分でかかろうというとき、本当に行っているのか信頼しているのかというと、していない部分が相当あるのではないかと私は思っているのです。 そういう点を改善しないで、健康保険法の改悪があった、全国的にも県内的にも収入が減っているのだ、患者数も減っているのだと言ったところで比較にならないと思うのです。小高の町立病院の場合、論外だというふうに思うのです。 この信頼がなくなってしまった問題、さらにこれをどう回復するのかということで、根本的な問題にかかわってでございますが、これは町長と病院長のほうに見解を賜りたいというふうに思います。 ◎町長(永岡雄幸君) 11番渡部寛一議員さんのただいまの質問についてでありますが、私のほうからは町民と患者の信頼関係がどうなっているのだというようなことについて申し上げたいと思いますが、議員ご指摘のとおり、ここにいらっしゃる議員さんをはじめ、担当の方々ご本人はもちろんご家族の方々、病気なさったときに必ずしも町立病院に100%かかっているということはちょっとないのかなというふうに考えております。 いつかも申し上げましたが、やはりなんというのでしょう、大きな病気をすれば大きな病院に行ってしまうというようなこともございますし、それとあと、小高町の町内の開業医の先生方、親子2代にわたるほとんどの先生方がそういう立場で町内の患者さんとのかかりつけといいますか、そういうかかりつけのお医者さんとしてのきずながもうできていらっしゃるというようなことで、どうしても全部が全部町立病院には足を運んでくれないのかなというふうに考えているところでありますが、そんなこんなもございまして、町立病院が完全に行き詰まった状況になった。 そういうこともありまして、今回の川島診断にはぜひケアミックスを図っていけというふうなことでございますので、今その準備を進めているところでありますが、なかなかそういう方法でもとらない限り、いままでのようなやり方では人件費の62%、これを下げていくのはなかなか口では簡単ではありますが、実際問題としては面倒なことであるというふうに考えざるを得ないわけであります。 手当をカットしたあとのレベル、県内と比較したレベルについては私はまだつかんでおりませんので、ご勘弁を願いたいと思いますが、いずれにいたしましても、議会も町も一体となって今後の病院経営の健全化に向けて努力をしてまいる所存でございますので、特段のご指導のほどをお願いします。 ◎病院長(高橋哲之助君) 患者さんとそれから医者との信頼関係、これが医療における一番基本的な問題でありますから、これが非常に大切なことであることは確かです。それを信頼を得るというのは、一朝一夕にはなかなかいかないと思います。ただ、誠意のある丁寧な診療を日々やっていくほか方法はないと思います。 それから、患者さんを増やすということの方法としては、普通のある程度の利用人口のある地域ですと、新しい機械、新しい先端的な機械を入れますと、そうするとある時期患者さんが増えます。ただ、それは新たなそういう専門のドクターも招聘しないとなかなか難しいし、それで患者さんが増えるほどの利用人口もないということになると、ちょっとそれが難しい。 そういうことで川島専門調査官もそれを勧めないで、むしろ町立病院にかかればなんとかなる。つまり町立病院に来れば専門の医者のほうに紹介するなり、町立病院で治せる病気は町立病院で治してやる。そういうような立場をとるのがいいのではないかという指導でした。 それが私も正しいと思うのですけども、ただ、現代は病院、医者を選ぶときに、患者さんたちは基本的には大病院指向というのがあるわけなのです。大病院指向というのは、大病院に行くとどの医者にかかるかほとんどわかりません。ただ、その病院を信頼して行く。それから、どういう設備があるかというのを信頼して、こういう設備が入ったというのを新聞で見た、テレビで見たといって集まっていく、そういう傾向があります。 とりあえず、ここの病院は大変な状況ですから、設備投資だとかドクターの増員というのは望めないものですから、ハイレベルなことは希望できないし目ざさないわけですけど、そういうネックが大きな病院と勝負するというところでは、患者さんを引き付けるというところでは、そういう弱みがあります。 それから、もう一つの弱みというのは、こういう町立病院に行けば何とかなるという程度のことをしていると、だんだんと医療のレベル低下が日々起きていく可能性があるものですから、そういう意味で、日々中にいる医者が、それから技師が看護婦がレベルアップできるようなシステムにしていかないと、今は何とか大変だからといって切り抜けるにしても、その後がもう続かなくなってしまうというような、そういう問題は含まれております。 そして、そういう意味ではさっきも申し上げましたけど、能力のある医者とそれほどでない医者というのは、これはもうみんな千差万別、顔や容貌が違うようにいろいろあります。それをやはり病院でもちろん育てる話さっきしましたけれども、地域の方々もそういう意味でお医者さんを育てていくようなつもりがないと、どんどん悪くなる。 新たな医者というのは、これが試験でもして優秀な医者を採用できるなんていうふうな時代であればまた話は別なのですけれど、お願いに行って、ではこの方を派遣しますと言われた方をいただいてくるというか、そういう状況ですとなかなか、今いる職員を育てていくというような姿勢でないと、いい病院でしかも継続させることは難しいのではないかというふうに思います。 ◎病院事務長(木幡俊信君) 私のほうからお答えします。 給与費が60%を上回っているということでの指摘ですが、給与費を60%を、普通は50%をもってとなっていますので、50%に保つためには、そのパーセントを算出するためには収益面の問題で増えれば給与費は下がるという考えであります。 それから、医師の給与、県内の中身ということですが、カット後のことですが、県内の自治体病院の中でも事務長会議というのがあるのですけれども、お互いの給与に関してのいろいろな面というのは情報交換をするようにはしているのですけれども、なかなか教えてもらえないということがひとつの点であります。 ではどうするのだと言われれば、病院関係の統計が出ていますので、その中から拾わせていただきまして、たぶん3月の議会でも申し上げたと思いますが、確かに給与関係は小高町は上位でした。その中身で前もお話したと思いますけども、すべてを合わせると県内でも3番目だということでお話した経緯があると思います。 今回、その中においてカットした金額で単純に計算してみれば、今度県内で2ランク下がって5番目ぐらいになるだろうと思っております。その統計の表を使って計算した限りですから、そのようになっております。 以上です。 ◆11番(渡部寛一君) 確かに給与は高いにこしたことはないと思いますが、それでも20%カットしても中位に位置しているということを確認させていただきましたけど、信頼関係についてもせめて中位ぐらいにもっていければというふうに思います。 確かに、開業医はかかりつけだということありますけど、何も町立病院だってかかりつけになって悪くないわけですから、まさにこれも信頼関係だろうし、こと病気、命にかかわることですから、自社製品にこだわるなんていうことはなかなかできませんけど、一般的にトヨタのセールスマンがニッサンの車に乗っているとか、ナショナルの社員がサンヨーの電化製品ばかり買っているということはあり得ない。 我々も信頼して町立病院にかかれるということを何とか取り戻してもらいたいのですが、これはただ単に病院の形態を、療養型の病床群を半分入れるということだけでは決してすまされない問題だと思うのです。 病院長はただいま誠意のある丁寧な診療をしていくことだと、こういうことをおっしゃいますけれども、そうしますと、それと今のお医者さんをそれぞれぜひ育てなくてはならないということですけど、病院長自らが率先垂範をして一生懸命丁寧な誠意のある診療をするということだけではすまされないのではないかと、皆さんにどうご指導申し上げ、あるいは援助を申し上げるのか、病院全体をどうするのかということを病院長の立場で、日夜ご指導をお願いをしたいわけですが、その辺について病院長の再度ご見解をお伺いしておきたい。 今の信頼関係は、これまでの経過でそのまま町立病院にかかっているという人もいますけど、一部の町民の中からは、町立病院に行ってもどうせ治らないのではないか、あるいはあそこに行ってしまうと死んで帰ってくるかもしれない。こういう話も露骨に話が出されているのが実態なのです。 そこから取り戻すのは容易なことではないと思いますけど、やはり信頼関係ができれば、必ずしも大きな病院とは限らないわけでありまして、整形となれば町立病院よりは大きいかもしれませんが大野の県立病院に行けばいいのだとかということで、なんぼ建物が古かろうが、お医者さんの名前知らなくても、あっちに行ったり、泌尿器科は公立病院がいいそうだということでわざわざ相馬に行ったり、これはただ単に大きい病院指向だけではないと思うのです。あそこに行けば確実に治してもらえる。こういう期待感が、信頼感ができあがっているからこそ、そういうふうな患者の動きが出てくるのだろうと思うのです。 大変答えるほうも容易ではないと思いますけれども、ぜひご見解を賜りたいと思います。 ◎病院長(高橋哲之助君) かなり難しい問題で、さっき申し上げた以上の方法がないものですから、むしろお教えをいただきたいところです。 ◎町長(永岡雄幸君) 私のほうからもこのことにつきまして若干お答えをさせていただきますが、先ほど申し上げるのを落としてしまいましたが、町内の開業医の先生方と密接な連携を取りながら、病院の経営にそれを生かしてまいりたいというようなこともございまして、町立病院の医師会の先生方とは月1回ですか、いろいろお話し合いの会を開いてございます。 町内の先生方も皆さん町立病院の大変厳しい状況を認識してくださっておりますので、極力、町立病院と連携を取れる分については、極力努力をしてご協力をいただいているようでありますので、その辺からも病院経営の健全化に少しでも近づいていけるのかなというふうに期待をしているところでございます。 ◆11番(渡部寛一君) ぜひ信頼を取り戻すための医師としての専門的な立場から、病院長さんには最大限の努力をお願いをしたい。これは医師を育てるということも先ほどのお話でありましたけど、そういう点も含めて、ぜひ強くお願いをして、ただ単に病院長自身も相当な診察をこなしながらですから、大変だとは思いますけど、専門的な立場で現場での統率をしていただくという立場でのご配慮をさらに強くお願いをしておきたい。そのことだけ強くご要望申し上げて質問を終わります。 ◆9番(志賀稔宗君) 国保会計のうち、町立病院を利用している割合が20%程度だと聞いておりますが、これはよその例等を見ますと、どの程度に位置するのかと、そういう立場でお伺いをしたいと思います。特に町立だけが低いのかというふうな観点であります。 それから、国の第4次再建ということで原町病院等はその指定を受けているようでありますが、本町においてはそれは受けてないと聞いておりますが、どういったことで、助成等を受けられるとのメリットがあると聞きますけれども、その理由等について、あるいはその内容等についてお伺いをしたいと思います。 それと医師確保が、これは9年度決算からは少し発展いたしますが、8名必要だといわれておりまして、小児科が1名減ということになると、なお確保の点で大変だというふうに思いますが、その見通し等について、あるいはこれからの手だて等についてはどのように考えておられるのか。 それから、人件費等が6割を超えて大変という指摘もあるのですが、ケアミックスにもっていった場合に人員の増加ということが計画されておりますけれども、そういう際にはそれらの動きはどのようになっていくのか、お伺いをしておきたいと思います。 ◎病院事務長(木幡俊信君) 国保の利用率ということ20%ということでのおただしでありますが、確かに国保の中身を見ますと町立病院は20%になっております。 その中で、私のほうもちょっと国保の申請の中を見させていただいているわけですけれども、あと残りはどうなっているのだということも、たぶん疑問に思うと思いますけども、町内の入院関係でも割合として20.9ですから、約21%ということ入院関係では、その中身においては、あと残りは各近隣の病院のほうに分散されているようでございます。 では例として市立病院に何パーセントぐらい行っているのかとなれば、市立病院は9.1%です。そのように各病院に分離されているようであります。 それから外来関係は、町内の中の医師のほうには外来関係は20%ですので、近隣の市町村の病院に関して、市立をあげて申しわけないですけども、市立は約4%の外来が行っているようになっております。あとの残りは各分離されることと、それから町内の各医療機関にかかっているようでございます。 それから、私のほうからは医師確保と見通しということですが、確かに先ほど申し上げましたが、療養型ケアミックス型を取り込むためには医師の必要条件ということがありますので、それを院内でなんかも検討し、今後の対策としては、町とも町長はじめ皆さん方とも検討しながら進めていきたい考えであります。 ◎病院経営改善対策室長(佐藤俊美君) 国の第4次経営健全化計画について申し上げます。 第4次計画は、平成7年から5ヵ年計画で実施されているものであります。該当する条件というのは、不良債務の比率が10%以上で経営改善の努力をすることでその不良債務を解消する見込みのある病院、こういうふうな条件になっております。 現在の小高の9年度決算後の不良債務の比率は、19.1%で大変高くなっております。果たして12年度から第5次経営健全化計画というものが始まると予想されますけれども、その段階になった際に、現在の経営状態を続けたままというふうに仮定しますので、その辺はご了承いただきたいと思うのですが、その場合、小高が不良債務比率では該当するけれども、経営改善される可能性があるかという面からいうと、現時点の県の話を総合的にいろいろ解釈しますと、無理ではないかなと、こんなふうな悲観的な見方をされております。 経営改善に指定されますと、まず5ヵ年でその不良債務を解消するための経営健全化計画をまず病院でつくりまして、それを自治体の案として当然議会にも説明を申し上げて、自治体の案として県に出します。それを県は今度は国に出しまして、国の了承を得て計画の推進に取り組む。 推進の中には、冒頭の説明でも申しましたように、一般会計からの繰り出しというものが別枠で出てまいりますので、その別枠の分について特別交付税で財源措置を国がすることになります。 従いまして、国も財政大変厳しいおりから、別枠で出すということですので、国が出した投資が無駄になったのでは国自体でも困りますので、この計画の実施については大変厳しい規制をかけております。 年何回か自治省に直接呼ばれまして、進み具合をチェックされ、その間に県にさらに呼ばれまして、県独自でチェックをされる。計画どおり進んでいない場合については、その進まない理由についての釈明を求められる。 年次中にどうしても達成が不可能と判断されれば、その時点で指定を打ち切る。打ち切った場合、それまでもらった特別交付税どうなるのだということになりますが、現時点で原町は打ち切る可能性が出てきて、これまでの交付税の返還を命じられると、こういう騒ぎになっております。 そういうふうに、事業再建になりますと、大変厳しい規制が出てきますので、できることであれば、ここまでいかない段階で何らかの経営改善方策を検討すべきであると、こういう指導で、県ではさらに1ランク下の自主的な健全化計画をつくれというような指導を何年か前から実は町立のほうに来ていたわけでありますが、それがたまたま今回までまだつくらないことで、毎年の経営状況等については実態を出して、それに基づく指導は受けてきたわけであります。 ただ、今回経営診断を受けることについても当然県には話は通してありますし、こういう診断結果が来たということについても話はいっておりますから、その中で今回のケアミックス実施について大変注目しておりまして、その成り行きを若干見守ると、こんなふうな形になっているものであります。 次は人件費関係で、ケアミックスをした際の人件費増はどのくらいになるかと、こういうことだと思いますが、全員協議会でも申しましたように、ケアミックスは一般病床45床の中で30床ぐらいは入っていたただきたい。療養型のほうは54床の中で50床、スタート時点で45床、これだけは入っていただきたい。こういう前提で計算をすれば、11年度ほぼ収支均衡するくらいの経営状況になることを期待している。こんなふうな腹づもりでいま計画を進めているものであります。 その段階で、当然看護婦は現体制でやるものの、看護補助者いわゆる介護職の方たちが増えることになります。この関係だけでいいましても、約5000万近くの人件費が増えることになります。人件費総額では増えますけれども、先ほど人件費の問題として大きな問題をあげました収入を増やすという面からいいますと、収入はもっと大きく増える計算をしておりますので、人件費率的に言いますと、現在のパーセントから6%ぐらいの伸びきりみておりませんので、ほぼ1年度だけでこれは改善される問題ではないわけでありますが、今後順調な利用状況が進むというようなシュミレーションから言えば、改善していくことができると、こんなふうに考えております。 ◆9番(志賀稔宗君) 初めにお伺いをしました国保のパーセントでありますが、私はたとえば原町であれば、原町の公立的な病院には、どの程度原町市の市民の方が利用するのかな、あるいは相馬であればどうなのかなと、そういう観点でお伺いをしたわけです。 つまりどこの市町村であっても、自分のところの公立病院にはこの程度の人がかかり、そのほかの人はよその病院に行ったり、あるいは民間に行っているのだということなのか。あるいは小高の町立の場合が極端な数字なのかなという点の傾向性的なものをお伺いしたいということであります。 いずれにしましても、かかってくれる人を増やしていくことが重要なわけですから、これまでもそのための努力をされてきているわけですが、なかなか思うようにいかない。先ほどは信頼関係という話も出ましたけれども、病院側としましては、そこのところの要因をどのように考え分析をされておるのか、これからケアミックスに移ったとしましても、それは非常に大切なことでありますから、今後はどんなふうに考えておられるのか、重ねてお伺いしたいと思います。 それから、国の制度等の活用の方法でありますが、今の説明ですと、むしろ受けないほうがいいという判断にたってのことだったというふうな説明でありますが、しからば、今後国全体としてもこの公立病院あるいは私立も大変な状況になっているということをいわれております。 とりわけ公立が大変だと、そういう中では援助策がこれからも期待されるのでないかというふうにも思うのですが、そこの見通し等について、あるいはただいまの第4次にも何らかの形で食い込んで、その恩恵を受けられないものかどうかというふうな観点でお伺いしたいと思うのです。 それから、医師確保ですが、あまり具体的な答弁はありませんでしたが、これまで大変難しかった当病院が、それは整形の先生ということに限っていたので難しかったということであって、ほかのお医者さんなら大丈夫だというならば、それはそれで大丈夫なのですけれども、これまで大変だったことを考えますと、来年4月からはその体制で進みたいという、今の時期になってのことですから、非常勤の先生も1名減になるという状況ですから、果たしてこれ来年4月に間に合うのか、大丈夫かなという心配をいたします。 そういう観点では、いままでなじんできてもらっていた小児科の先生に来年4月まではもう少しの間ですから、さらにとどまってもらったほうが経営的にもいいのかどうか、あるいは先ほどその採算があまりよくないので、むしろその部分は減にしたほうが経営的にもいいのだというふうな質疑もありました。そういう観点から、その辺の医師の確保という観点ではどう見通しが立つのでしょうか。 ◎病院事務長(木幡俊信君) 国保の利用率でございますが、先ほど申し上げました小高町の町民に対しての国保ということで先ほど申し上げたのです。他町村からのということでは、資料私のところには入っておりませんので、他町村からどのぐらい入っていると言われれば、ちょっとお答えできないのですけれども。 それから、中身としては小高に近い部落、それから浪江の小高に近い方は町立病院をご利用されております。それから婦人科関係は、どちらかというと双葉郡内からの患者さんもかなり入っているということが現状です。 先ほど申し上げた小高町の国保だけでということで私のほうも調べておいたわけですけれども、他市町村のほうは、私のほうでは申しわけなかったですけども、調査しておりませんので。 それから、医師確保でございますが、確かに整形外科、先ほど町長さんがおっしゃったとおり、整形外科についてはいままでも町長はじめ院長といろいろな折衝をしてまいりました。かなり難しいということで、議会の中でも、議員の方も議会としてもということで、今回議長さんにもご同行願って、かなり無理にお願いしてきているところであります。 その結果については、まだよい方向に進展はしておりませんけれども、そのうちまた整形についてのことでは、お伺いする予定を立ててみたいと思います。 それに対して医師ということで、先ほどいろいろなご指摘ありましたけれども、内科だとか、それから外科だとかの中身で検討すれば、同じ系列だけが入ってくる可能性が大であるということが一番の問題ではないかと思います。 ということは、前の回答で申し上げたとおり、教授間によってかなり難しいと、私のほうとしては申し上げたとおり、呼吸器系がほしい、胃腸科がほしいとなってお話申し上げても、その辺もかなり難しい。方法としてどうだと聞かれれば、確かに別の医大との関係も折衝していかなければならないのではないかなという考えもあろうかと思います。 それから、今の段階において、4月からやるとすれば、やはり福医大に頼らざるを得ないのではないかなと考えております。 今先ほど申し上げましたように、小児科が現在非常勤医師が1名減りますので、その辺も経営的には、確かに先ほど決算書や何かを見ていただければ、患者数的には少ないです。 そのようなことを考えればそうなるのですけれども、4月から開設するケアミックス型を取り入れるとなれば、取り入れるということで進めておりますので、その辺は今後議会が終わったあと、町とも相談し、院長とも相談し、積極的に何らかの方法を考えていきたいというふうに考えております。 以上であります。 ○議長(半谷克夫君) 休憩します。                午前11時48分休憩                午前11時50分再開 ○議長(半谷克夫君) 再開をいたします。 ◎病院事務長(木幡俊信君) 答弁にならなくて申しわけなかったです。 事務長会の中でお互いの資料というのは細かくは出さないのです。ただ、言葉上ではやっているのですけれども、市立病院も確かに原町市として5万人ちょっとぐらいの人口はおりますけれども、病院の数がかなり多いというのと、診療所もかなりあるということで、市立病院を利用している方も大体小高よりもちょっと多いぐらいだということだけの回答、お話では承っております。 以上でございます。 ◎病院経営改善対策室長(佐藤俊美君) 第4次改善計画に関してでありますけれども、でき得ることであれば、国の指定は受けないで、独自の改善策で改善をすることができればと考えております。 ただ、その場合、国の財政上の援助策というのはなくなります。ただ、期待を抱いておりますのは、独自の改善計画をつくる場合、経営改善の一番の問題は、いわゆる焦げつきになっている不良債務をどういうふうに解消するかと、こういうことであります。 純然たる事務的に申しますと、これを改善するためには、町立病院が黒字にならない限り、あるいは一般会計で全額もってもらわない限りは改善にはならないわけでありますが、そういうことは現実的には不可能に近いことでありますので、現在持っている不良債務について、一たんたな上げといいますか、数字上別に整理をいたしまして、現在あるものを年次計画で、何とか別枠で何分の1ずつか繰り入れをしてもらうことができないかどうか、それらについて財政当局と現在打合せを進めております。 そうしまして、その別枠で繰り出しをしてもらった分、してもらうことができたとすれば、その出してもらった分について、県のほうに特別な財政需要ということで、応分の特別交付税の需要額にあげてもらうことができないかということについて県の市町村課のほうにじっくり説明をして、理解をしてもらえば、いくらかでも恩恵を得ることができるのかなと、こんな考えをしております。 ◆9番(志賀稔宗君) 国とのからみのことを伺いますが、今の答弁で新たな財政的なことがあれば、県なり国からの援助が受けられる策もあるように理解をいたしましたけれども、そういう観点では、財政側の考え方としてはどんなふうに考えておられるのか。 つまり、新たな病院への一般会計からの繰り出しと、この必要が生ずるわけですが、これがかなえば、国なり県なりからの病院への援助策、これが期待できる可能性があると、こんなふうにただいまの答弁で理解をいたしました。 ○議長(半谷克夫君) 休憩します。                午前11時55分休憩                午前11時56分再開 ○議長(半谷克夫君) 再開をいたします。 ◆9番(志賀稔宗君) 少し理解が違ったようでありました。 そういうことであれば、今回来年4月から新しい形でスタートをするというふうなことが計画されていますけれども、こういう区切りの時期になるわけですが、財政的にそういう形でのすっきりした形でスタートすると、そういうことも考えられるわけですけれども、こういったことについて町長としましては、どのようにお考えをもっておられるのでしょうか。 ◎総務課長(小林茂志君) 事務的にお答え申し上げますが、病院経営はご承知のように内部留保資金をみていただければ非常事態であることはご承知のとおりでございまして、これをどうやって解消するかということでありまして、選択肢は2つしかございません。議員さん質問のような方法がありますし、先ほど改善対策室長が言ったように、自力でやるという方法もあると思います。 町といたしましては、事務的にはいろんな2つある選択肢のほか、事務的には町の一般財源で何とか補てんできないものかというふうには考えております。 事務的には大変難しい財政運営ですが、この内部留保資金の状態をみたときに、このまま放置できない。かといって国に頼れる状態は大変難しいので、事務的には町の全体の会計の中でやりくりしたいと、事務的には考えております。 以上です。 ◎町長(永岡雄幸君) 第4次の財政補助等の関係については、先ほど来室長から申し上げたとおりでありますし、またその対応につきましては、いまほど担当の課長から申し上げたとおりであります。 困ったからすぐにお借りできるとか、帳消しにしてもらわれるとか、そういう簡単な問題ではございませんで、その辺を十分踏まえて対応してまいりたいと思っておりますので、ご理解をお願いします。 ○議長(半谷克夫君) 休憩します。                午前11時58分休憩                午後1時30分再開 ○議長(半谷克夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◆15番(松本泰行君) 過年度一部負担金の未納について監査委員から指摘をされているわけですが、すでに15年ぐらい経過した昭和59年や60年ごろの未収金があるわけですが、それだけでなくて、全体の未収金の内容を、特に59年、60年あたりの未収金については、徴収できる可能性がある未収金なのか、いままで未収金になっていたということは、もはや不納欠損にせざるを得ない状況になっているのか、その辺の中身についてお願いをしたいと思います。 それから、先ほど来院長さんからいろいろお話もございましたが、大変厳しい経営状況の町立病院に赴任されて、これはとんでもないところに来たわいなんて思わずに、どうぞひとつ小高町というところはいいところなのですから、大いにがんばっていただきたいのですが、それにしても私は個人的に前の院長時代から思って感じていたことなのですが、ひとつお願いがあるのですが、やはり小高町に住民票を移して、奥さんともども、特別立派な医師住宅ではなくても、普通の家庭生活は営なまれる住宅は提供しているわけですから、そこからやはり院長ともなれば医者と患者との信頼関係だけではなくて、町民と院長との信頼関係、こういうものがそこから生まれてくるのではないかと私は考えますので、家庭の状況が特別なことがない限り、ひとつそういう方向で検討していただきたいなと。 あるいは今奥さんと二人で来ているのかどうかその中身わかりませんが、前院長は単身赴任であったので、感じていたことを申し上げさせていただいたので、院長の考え方をお聞かせを願いたいと、こんなふうに思う次第でございます。 ◎病院事務長(木幡俊信君) 未収金についてのおただしでありますのでお答えさせていただきますが、未収金、確かにこの監査資料の中に昭和59年から平成9年ということであります。 その中で、今現在文書あるいは電話等であたっていまして、本来ならばいろいろな相談も受けながらやっているのですけれども、現在古い方で亡くなっている方なものですから、不納欠損の対象にもなるのではないかなと、今院の中でも種々検討しているところであります。 それから、参考までに申し上げますけども、ここは3月31日現在なものですから、今回の8月までに納付された方の金額、758万3000円ほど入っております。 そのようなことで今未収金については監査委員さんからもご指導いただいておりますので、院内でいろいろ種々検討して、未収金を少なくしようということで検討しながら進めているところであります。 ◎病院長(高橋哲之助君) ちょっとプライバシーにわたることなのでお答えすべきかどうかと思いますけども、応援の声援もいただきましたので、4月1日に住民票をこちらに移させていただいております。 それから、家内と母を二本松においてきております。たぶん住民税はこちらで所得に比例した分がこちらに納付されて、二本松では年寄りと女房が二本松市から世話になっているような状況かと思います。一番町にとっては恵まれた状況ではないかと思います。 ◆15番(松本泰行君) プライベートなことはあまり質問しないほうが適当なのですが、今院長確かにそのとおりでありまして、ありがたい話であります。 ただ、奥さんも含めた家族が小高町に住んでいて、町民との出会いを通して、患者との信頼関係はもちろんのこと、町民との信頼関係を確保するという意味で、そのほうがふさわしいのではないかというような私の考え方を申し上げましたので、家庭の事情でなかなかそれが思うようにいかないとなれば、それはそれでけっこうでございますが、できればそういう方向でできるだけ長く小高にいて、そして病院経営の健全化に努力していただきたいということをご要望申し上げておきたいと思います。 ◆14番(井理庸君) 院長先生の送り迎えはどうなっているのですか。今日は台風なのに院長先生は自分で来たのです。私は帰り際に見て驚いたけれども、傘さして荷物1つだけ持って歩かせて、これで待遇いいなんていわれるのかな。事務局ではどうなっているのですか。 院長先生が体のために、健康のために歩くのはけっこうだけれども、この台風のときぐらい送り迎えしてくれて、ちゃんとここに来てもらうというのが大体常識中の常識ではないですか。台風のときに傘さして歩かせて、ひとしょいも持たせて、そして送り迎えしていない。 こういう大事な人は公務にかかわるにしても、やはりきちんと送り迎えしてくれるような、そのぐらいの心がこもっていていいはずですよ。そういうことできないものなのですか、まずこのことについてひとつ町長の考え方をお聞きしたいと思います。 たいした待遇のいいことを語っていて、この雨の時に、そんなに病院忙しいのか、ひまでひまでしょうがないのではないのか。もう少し心を尽くすべきだと思うけれども、その点についての見解をお聞きします。 それから町立病院がこれまで100床になるまでの過程として、これ開業医の皆さんと相談して病床100床になってきたと、こういう背景があるわけです。 そして今は医療体系が変わってしまって、結局のところ一般で入院できるのは50人そこそこだということです。町の開業医のところには入院のそういう措置はないのですから、小高町では50人さえ入院確保できていればいいというような環境にあるわけです、結局。 今は医療機関もずい分発達してますから、これ通院でも相当入院しなくても治るような方々も出てきましょうし、小高に開業医さんだいぶあるのですけれども、入院措置はどこにもありません。赤坂病院だけです。 つまり周囲の原町なり、浪江も若干ありますけども、そういうふうに吸収できるような環境になっている。つまり町民さえよければいいわけですから、本来は。町民が健康に対して心配ないような病院の管理さえしてもらえばいいのに、さき風呂敷を広げてしまっているから、そこのところにリストラを完全にかけてないから。 何か私らから率直に言わせてもらえば、小高町立病院�「�「�「�「�「みたいなものです、これは。だって入院する患者さんがいないのですから、原町なり、いわきなりにとられて、それ以上のことをやろうとすれば、相当の医療機器、医師の確保というのは大変でしょ、やはり実際には。町立病院程度では追いつけるような問題では、私はないと思うのです。 そういうときに先生に来てもらってからやはり、今の院長先生が責任あるわけでもなんでもないのです。やっぱりそういう機関からの応援を要請しているから、来てもらって本気になってここでやってもらおうと、こういうわけですけれども。 現実的には50人きり、小高町ではどこの病院も適応しない。これ以上の病気の場合は大きな病院に行くと、こういうような環境になっているのですから、病院自体がやはりそれなりにふさわしい、やっぱりやり方をしなければならないと思う。 それを今回は療養型をいれてなんとかやっていこうかと、こういう姿勢はもっているのですが、実質的には入院する必要のある患者の人はいくらかということでしょ。一般の外来だったら、それより好きな医院に行きます。医師との信頼関係といったら何かといったら、その人が一生この町に住んで私の体を診てくれられるかということ、はっきりした関係がなかったら、医師との信頼関係をどうしょうかなんて、こんなことは出てこないのです。 やはり開業医の先生に行ってれば、その辺で悪ければどこに入院するとか、最悪の場合はこうなってくる。そういう関係で信頼関係が出てくるのであって、町立病院の場合はそういう関係が成り立たないのでしょ今のところ、50人ばっかりでは。 そうすると、そういう関係でどうしても必要なことは、町内にある医院の先生方との、医師会との話し合いというのをずっと重要視してきたわけなのです。その関係が私は何かあやふやになってくるのではないのか。やはり外来をお互いに取ろうとするしかなくなるわけですから、入院施設がないわけですから。そうでもなければ何か患者さんを取り合っているみたいな感じになりかねないのではないかと。 そういう意味では、私らもいろんな町内の医院の先生方のいろいろ状況を聞いてみても、そうやって原町あたりとかいわきに重病の患者さんを送っている。そしてまた帰って来られたときにはそういう病院に帰ってもらう。こういう関係になっているから、町立病院との関係からすると、なかなか医師会との関係がしっくりいかないような条件もあるし、そういう環境にあるのではないかと思うのですが、もう少し整理して病院の運営方法を、50人体制なのですから、なんだかんだ言ったって、周囲がそういう環境になっているのですから、そこにしっかりした考え方をもって整理していくのか、あるいは医師会との話し合いで入院する患者さんを町立病院を中心にして、いままで100床を、取り返したといったら変だけれども、町に100床にするための協力体制はあったわけですから。そうして町立病院で治ったら、その各医院に対しお返しするとか、そういう体制だったけど、今の体制は50人きりしか必要としない状況の中では、やはり外来がお互いの競争相手なのだ。 そういう関係での医師会との話し合いというか、これもっと私らから言えばもっとリストラするべきだと、身軽にするべきだと、こういうふうに考えるのですが、町長さんの考えを2つについてお聞きしておきたい。 ◎町長(永岡雄幸君) 14番井理庸議員さんのただいまの質問についてでありますが、まず第1点の今日の話です。この歩いてこられたと、何か事務局でその辺対応できなかったのかなと思って私も、大変な台風6号、しかもちょうどあの時間帯に通過するような事態になりまして、ひどいあれだったわけですから、何とかお送りできなかったのかなと思って、今考えているところであります。 今初耳でございましたので、今後もしそういう今日のような状況がありましたら、なんとか車のほうの手配をお願いしたいと思います。 それから、入院患者が50人そこそこでというふうなことにかかわってのご質問でありますが、そういうこともございまして、今回ケアミックスを採用したいというようなことで今準備を進めているところでありますし、このことにつきましては議員の皆さん方も理解をいただいたというように思っておるところでありますので、十分そういうご提言のほどを踏まえて、今後の病院経営に努めてまいりたいと思っておりますし、それからあと、町内の開業医の先生との連携といいますか、信頼関係といいますか、私の見ている限りでは、どんどんいい方向に進んできているようだというふうに拝見をしているところでありまして、町内の先生方からの紹介やなにかの患者さんもけっこう増えてきたというふうにお聞きをしておりますので、一朝一夕に100点満点の状況にはならないとしても、だんだんとそういう方向に進んでいけるのではなかろうかというふうに期待をしているところでありますので、もう少しの間いろいろ各方面からの判断をもって、注目をしていただきたいというふうに思いますし、議員さん方につきましても、何か開業医の先生方ともしご一緒するような機会がありましたら、ひとつ町立病院も皆さんの病院なのだからというようなことで、特段のご支援を賜りますようにお力添えをいただきたいと、こんなふうに考えているところであります。 ◎病院事務長(木幡俊信君) それから送り迎えの件ですけれども、議員さんおっしゃっておる今朝はすごい風と雨でしたものですから、職員の方に玄関まで送っていただきましたです。院長先生を送り届けました。確かに帰りがけにはちょっと私も連絡しなかったものですから、そのまま院長先生と私たちが帰ったという経緯でございます。 ◎病院長(高橋哲之助君) どうもいろいろとご心配ありがとうございます。先ほど事務長のほうから申し上げましたように、来るときには雨の中だったものですから送ってもらいました。帰りは時間決まっておりませんでしたので、特にお願いはいたしませんでした。 ただ、病院がこういう状況ですし、それから職員の数も少なくしている状況なものですから、なるべく自分でできることは自分ですると、率先垂範というのは診療だけではなくて、いろんな面でやっているつもりでございます。 それから、開業医の先生と病院との関係ですけど、これ非常に大切なことでありまして、医師会を通じまして、開業の先生方とは非常に親しくさせてもらっております。それで、入院の必要な患者さんとか、特別な病院の機械が必要な検査を必要とするような患者さんは、開業の先生から何人も送っていただくようになっております。入院患者さんもかなりの方が、そういう方で埋まっておるような状況です。 あと、もう一つなんですけども、そういうわけで開業の先生方ベッドを持っていないものですから、重症の患者さんももちろん紹介してよこしてくださいます。ただし、その重症の患者さんというのは亡くなるぐらい重症の方が多いものですから、町立病院に入ると死んでしまうというような悪口をいう人もいるかもしれませんけれども、それはそれなりに重症な方をお引受けしている。それで開業の先生がそれだけ信頼して、重症の方も送ってくださったのだというふうに理解しています。 ◆14番(井理庸君) 単純なことのようですけれども送り迎えするなんてことは、医師の信頼関係なんていうのは、ある専門家筋から話を聞いてみると、信頼関係にあるのだ、尊敬の念です。あんなに一緒になって雨の中呼んでおいて、心で尊敬しろなんてことは、先生の尊い気持ちがあるから今日はそういう態度をとったと思うけれども、そういう尊敬されるような立場に町はつくっていかなくてはなりませんよ、これは。そんなガソリンいたましいわけでもあるまい。 それぐらいの気兼ねはして、そして尊重していかなかったならば、先生に世話にならなかったら町立病院なんてなかなか大変でしょ。そのぐらいの冗談でなくて配慮あって、お互いに尊敬して敬って、そしていくという姿勢は、病院の経営がどうあろうとやらなければならない重要な課題です。 医師会との関係も、現実的には50人しか入れないでしょ。いままで100床あっていた時代はそれなりにあったけれども、現実的には原町周辺でも医療機器がきちっと伸びてきているし、入院体制も整っているし、完全看護だし、そういったところに患者さんひかれるのは当然のことです。 それで、なおかつこれが小高町の医療機関として、これでやはり私は十分充足していると思うのです、そういう意味では。それ以上のことをやろうとすれば、やはり高度な医療機器を取り入れるとか、これは相当の医師を求めていくと、こういうことになろうと思いますけれども、大した医療機器もないところに先生方、さっきも先生がおっしゃっていたけれども研究する余裕もないような、患者もないようなら、来っこない、これどうしたって。そこのところはもう少し合理性を追及していくのが必要でないか。 議会なんかでも決めてきた今回の方針として、病院の経営としては、こういう方法は確かにそうせざるを得ない方向にきているからそうしてるわけであるけれども、実質的には病院経営というのは、町単位では成り立たない。私はそう思うのです、状況からみて。今回の経営診断からみてもそうでしょう、明らかなのですから。だから、そういう面ではもっともっと合理的にやっていく必要があるのではないのか。 何か私らからは町立病院�「�「�「�「�「みたいなものになってしまうので、実際に町民自体がすでにそういう要求をしていないわけです。50人ぐらいしか入院する人は引き受けない。 そういう意味では、もう少し合理性を追及していくべきだと思いますけども、再三にわたって申しわけございませんが、町長のご答弁をお願いいたします。 ◎町長(永岡雄幸君) そういうこともございまして、何回も申し上げておりますが、一般病棟と療養型の病床群とのケアミックス、そういう姿にして病院の経営を安定化させていきたいというふうなことでございますので、ご理解のほどをお願いします。 ○議長(半谷克夫君) その他ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(半谷克夫君) なければ、質疑を終わります。 これより討論を行います。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(半谷克夫君) なければ、討論を終わります。 これより本件について採決をいたします。 議案第58号は、認定することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(半谷克夫君) 異議なしと認めます。よって議案第58号、平成9年度小高町立病院事業決算認定については認定することに決定いたしました。 △日程第2 議案第59号 平成9年度小高町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定について ○議長(半谷克夫君) 日程第2、議案第59号、平成9年度小高町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定についてを議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 ◎教育次長(佐藤政宜君) 議案第59号についてご説明を申し上げます。 決算書236ページになります。平成9年度の奨学資金特別会計の決算の状況でございますが、まず歳入の総額が2056万7903円でございます。 次をお開きください。238ページでございます。歳出の総額は2056万5050円でございます。この結果、歳入歳出差し引き残高2853円を次年度に繰り越すこととしたものであります。 主な内容について申し上げます。240ページでございます。歳入でございますが、まず一般会計からの繰入金が882万2000円でございます。このうち教育振興基金を充当しておりますのは351万6000円でございます。 一番下、奨学資金貸付金元金収入でございますが1174万3200円でございます。118名分の償還となっておりますが、内容を申し上げますと、大学生が72名、短大専修学校生が24名、高校生が20名、看護婦が1名、準看護婦が1名となっております。 次に、歳出の状況でございます。242ページでございます。 歳出の中で、報酬から負担金補助及び交付金までは本事業運営のための諸経費でございます。 最後に貸付金でございます。2048万2000円でございます。内訳を申し上げますと、大学生に40名、短大専修学校生に3名、高校生に1名、看護婦4名の状況になってございます。48名でございます。 ちなみに平成9年度の新規の貸付者の状況でありますけれども、大学生に13名、短大専修学校生に1名、看護婦に1名の15名分となっております。 以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(半谷克夫君) 本件について質疑を行います。 ◆11番(渡部寛一君) 福島県の特に大学進学率が全国レベルの中では最下位に近い、こういう状況にあります。そういうふうな中で、これまでもそうですけど、奨学資金が重要な役割を果たしてきていますけれども、ここにきて、大学に進学を希望する子供たちが増えてきておりまして、この成果表にもございますけれども、申込者数が暫増の傾向にございます。9年度は特に申し込みが多くて、これまでの決定数からみますと、確かに決定数は多いわけですけど、希望に応じきれていないということに残念ながらなってしまいました。 これは、それぞれ家庭の家計状況も容易でない。一方で今大学生を養うといいますか、通わせるのには大変にお金のかかる時代になってきておりまして、そういう意味では希望者に全員なんとか貸し出せる方向で補正を組むなりなんなりで対応できないのかどうか、確かに金額的には大学生は多く貸し出すことになっていますから大変だと思いますけれども、この辺の配慮がひとつ必要なのではないだろうかと、このように思いますが見解をお伺いします。 ◎教育次長(佐藤政宜君) 確かに平成9年度はいままでになく希望者が多いという状況でございました。 ご指摘、お考えの趣旨は十分に理解は申し上げますが、やはり予算というものがございます。そういう関係でできるだけ多く貸したいというふうな意向は奨学委員会の中でもあるわけでありますが、いかんせんそこはひとつ予算の歯止めでもって対応しなければならないということがございます。 また、加えて奨学資金の運営そのものは、先ほど歳入でもちょっと申し上げましたが、教育振興基金の果実を半分近く充当してやってまいります。しかしながら、その果実も10年度をもってほぼ使い果たすという状況でございました。平成11年度からは全額一般財源を充当するような予定になると見込まれております。その額は今考えても1300万台ぐらいになるだろうというふうに見込んでおるわけでありまして、ご趣旨は十分に踏まえて考えてはまいりますが、その辺の財源等の調整によって思うがままにならないという事情もあることもご理解いただければと思います。 以上です。 ◆11番(渡部寛一君) 町長にお伺いしておきます。 姿に見えるいろいろなハード事業がありますけど、やはりいますぐ効果が、子供たちをどう教育していくかということについては表われることではありませんから、なかなか容易ではありませんけど、やはり小高町の子供たちによりよい環境で学んでいただけるということでは非常に重要な事業だというふうに思っているわけで、ますます進学率は、子供の数は減りますけど、進学率は高まるというのははっきりしている数値でございまして、確かに予算の制約はあるというものの、ことこの部分にかかわっては柔軟に対応すべきだというふうに思いますが、これは確かに予算があるといっても、町長の政治的な判断として考え方でも大きく変わる分野でございますので、その辺での立場に立っていただけないかどうか見解をお伺いします。 ◎町長(永岡雄幸君) 渡部寛一議員さんの質問でありますが、先ほど教育次長から申し上げましたように、教育振興基金の果実で対応してまいったというような経過がございましたが、しかし、いまほど渡部議員さんがおっしゃるように、進学率がどんどん伸びてきた。果実は全然増えてこないというようなことでありまして、小高町は申し上げるまでもありませんが、文教の町をうたっている町でございます。 次代を担う大切な青少年の学力向上、勉学向上、教養の高め方というようなことに直結している事業でもありますので、十分予算関係につきまして、今後担当との打合せ検討を重ねて善処したいというふうに考えておりますので、ご理解のほど賜りたいと思います。 ◆11番(渡部寛一君) 大体、今基金の果実の運用なんてできる状況にない時代なのです。そのときはしようがないから一般会計から繰り出すなり、あるいは基金そのものを取り崩すなりして当面対応するということで、希望者にはぜひ貸し出すと、こういう姿勢で今後ぜひとも臨んでいただきたい。強く要望しておきます。 ○議長(半谷克夫君) ほかにご質疑ございますか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(半谷克夫君) なければ、質疑を終わります。 これより討論を行います。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(半谷克夫君) なければ、討論を終わります。 これより本件について採決をいたします。 議案第59号は認定することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(半谷克夫君) 異議なしと認めます。よって議案第59号、平成9年度小高町奨学資金特別会計歳入歳出決算認定については認定することに決定しました。 △日程第3 議案第60号 平成9年度小高町水道事業決算認定について ○議長(半谷克夫君) 日程第3、議案第60号、平成9年度小高町水道事業決算認定についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) 議案第60号の決算内容についてご説明申し上げます。 決算書の1ページをお開きください。決算報告書であります。まず収支関係からご説明申し上げます。 収益的収入及び支出のうち、収入についてでありますが、金額は消費税を含んだ額であります。 第1款の水道事業収益、予算額合計1億7532万2000円に対し、決算額が1億7619万7545円で、差し引き87万5545円の増、前年度決算額対比では89.5%となり、2071万7409円の減となっております。 第1項営業収益は、予算額1億2733万4000円、決算額1億2816万5850円、差し引き83万1850円の増、対前年度決算額対比では98.9%となり、148万5820円の減。 第2項営業外収益では、予算額4798万8000円、決算額4803万1695円、差し引き4万3695円の増、対前年度決算額対比では71.4%となり、1923万1589円の減となったものであります。内訳はのちほど21ページの収益費用明細書でご説明させていただきます。 次に、2ページの支出でありますが、第1款水道事業費用、予算額合計1億7172万8000円に対し、決算額は1億7021万182円、前年度決算額対比では90.1%、1869万2213円の減となっており、不用残額は151万7818円となっております。 第1項営業費用は、予算額1億1695万円に対し、決算額1億1553万813円で、前年度決算額対比では100.1%、15万6367円の増となっており、不用額は141万9187円となっております。 第2項営業外費用は、予算額5477万8000円、決算額5467万9369円で、対前年度決算額対比では109.4%、470万9065円の増、不用額は9万8631円となったものであります。 次に、3ページの資本的収入及び支出のうち収入についてでありますが、第1款の資本的収入、予算額合計7801万9000円、決算額7791万1000円で、差し引き予算額に比べ決算額は10万8000円の減となり、前年度決算額対比では27.2%となり、2億891万2991円の減となっております。内訳といたしましては、第1項企業債の4100万円は第三次拡張事業分でありまして、前年度に比べ9910万円の減となったものであります。 第2項負担金の3691万1000円は、他会計負担金で公共下水道補償工事に伴うもので、前年度に比べ1117万9991円の減となったものであります。 次に4ページの支出でありますが、第1款の資本的支出でありますが、予算額合計1億874万4000円に対し、決算額が1億855万5760円で、差し引き不用額18万8240円となったものであります。前年度決算額対比では31.6%、2億3456万1156円の減であります。 第1項の建設改良費の決算額9843万9375円の内訳は、第三次拡張事業で6078万570円、吉名第1浄水場施設整備事業分として141万7500円、下水道補償工事で3537万9750円、量水器の購入費で93万3255円であります。 また、不用額18万7625円については、第三次拡張事業分で19万7430円、吉名第1浄水場施設整備事業費で500円、下水道補償工事でマイナス1万750円、量水器購入費で445円となったものであります。 第2項企業債償還金は予算額1011万7000円、決算額1011万6385円、不用額615円で、前年度決算額に比べ110.8%、98万5185円の増となったものであります。これら資本的収入額に不足する額3064万4760円は、過年度分消費税資本的収支調整額540万6826円、過年度分損益勘定留保資金2218万8906円、及び当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額304万9028円で補てんし、収支の均衡を図ったものであります。 当年度の準利益は7ページの右側下から3番目にありますように、285万9468円となり、前年度剰余金とあわせ8ページの剰余金計算書の最後にありますように、当年度未処分利益剰余金は3276万1322円となったものであります。 次に、事業報告書の主なものについてご説明申し上げます。18ページをお開きください。 建設改良工事の概要でありますが、この表には収益的支出、資本的支出にかかわる工事契約の額のうち、消費税込みで100万円以上のもののみを記載しております。 なお、100万円に満たない工事等については、消火栓の取替工事、管路敷の改良工事、量水器の交換業務委託、配水管の設置工事、それから配水池及び沈殿池の清掃業務委託などがございます。 次に、19ページの業務量についてでありますが、年度末給水件数1706件で、前年度より29件の増、年度末給水人口は1536戸で、前年度より39戸の増、給水人口は4880人で、前年度より208人の増で、区域内普及率は76.9%となったものであります。 給水量は前年度に比べ100.9%、4334立方メートル増の51万1386立方メートルとなり、有収水量は前年度に比べ約101.2%、5585立方メートル増の47万5589立方メートルとなっております。有収率は前年度に比べ93.0%となり、前年度より0.3%の増となったものであります。 次に、20ページの会計でありますが、(1)は重要契約の要旨で300万円以上のものを掲載しております。 (2)は企業債の概要であります。前年度末企業債残高は12億6915万3261円で、9年度企業債借入高は4100万円で、償還額が1011万6385円、9年度末企業債残高は13億3万6876円となっているものであります。 次に、21ページをお開きください。収益費用明細書でありますが、これは消費税を抜いた額となっております。収入総額の1億7060万5386円は1ページの決算報告書の第1款水道事業収益の決算額1億7619万7545円から、仮受消費税559万2159円を控除した額であります。 水道事業収益総額は1億7060万5386円で、前年度に比べ89.4%、2018万9702円の減でありますが、増減のありました主なもののみを申し上げます。 給水収益は南部地区の上浦及び神山の一部、耳谷畑中地区に給水が開始されたことにより、前年度に比べ101.7%、183万3187円増の1億1087万5195円となっております。 受託工事費は下水道工事に伴う給水管の補償工事収益でありますが、前年度に比べ36万6717円減の553万4000円となっております。 加入金は前年度より496万7000円減の237万円となっております。平成9年度における新規加入件数では39件が増えております。 営業外収益の預金利子は、前年度対比で3万5650円の減の23万2209円となったものであります。 次に、22ページの支出でありますが、水道事業費用の総額は1億6774万5918円であります。前年度に比べ89.1%、2047万7926円の減となったものでありますが、各費用において増減がありますので、主なものについて申し上げます。 1の原水及び浄水費の決算額は1599万9398円で、前年度に比べ120.9%となり、276万5930円の増となったものでありますが、主なものは配水量の伸びと逆栓の回数を増やしたことなどにより、動力費で122万4012円の増、薬品費で191万9966円の増となっております。 次に2の配水及び給水費の総額では、前年度に比べ192.4%、216万3328円の増で450万4695円となっておりますが、これは委託料で60万286円の増、これは計量法で定められている8年ごとの量水器の交換業務に伴うものであります。 また、修繕費で85万174円の増でありますが、これは漏水修理工事や消火栓の修繕移設工事に伴うものであります。 それから、補償金の82万8450円でありますが、これは上町1丁目地内の民地の中に埋設してありました配水管の撤去工事に伴うものであります。 次に、23ページの3受託工事費の532万4000円は、前年度に比べ87.8%で、74万2637円の減となっております。これは公共下水道補償工事のうち、給水管にかかる工事費用であります。 次に、総係費の3844万9555円でありますが、これは水道事業にかかる総務費で給与費等を含む事務費であります。前年度に比べ76.9%、1156万8121円の減となっております。主な要因といたしましては、職員1名の給与費、手当、厚生福利費等を浦尻簡易水道特別会計でまかなうこととしたことによるものであります。 次に、24ページの減価償却費の4971万8501円でありますが、前年度に比べ119.1%、798万7661円の増となっております。 次に、6の資産減耗費の14万742円でありますが、配水管の布設替えに伴う8年度における公共下水道補償工事費11件分の除却を行ったものであります。 次に、営業外費用で1の支払利息の4698万4475円は、企業債支払利息は前年度に比べ108.4%、364万2778円の増となっております。 次に、繰延勘定償却の647万3245円でありますが、これは平成5年度に第三次拡張事業変更認可申請基本構想設計委託料ほか2件に要した経費にかかるものであります。5年以内に毎年度均等額以上を償却するものであります。 次に、雑支出の15万1307円でありますが、これは平成2年度から平成4年度までの水道使用料の不納欠損処分額であります。 6ページに戻りまして、損益計算書であります。金額は消費税抜きであります。 収益勘定におけるすべての収入とすべての支出により算出されます。下から5行目の営業利益843万7380円より、7ページの営業外費用557万7912円を差し引き、当年度純利益は先ほど申し上げましたけど、7ページ下から3行目の285万9468円となったものであります。 次に、8ページの剰余金計算書でありますが、末尾に当年度未処分利益剰余金として3276万1322円が出ております。 次に、11ページの剰余金計算書であります。1の当年度未処分利益剰余金3276万1322円は、前年度未処分利益剰余金3003万1854円のうち、減債積立金13万円を差し引いた2990万1854円と、当年度純利益285万9468円をあわせた額であります。 2の利益剰余金処分額の減債積立金は、1の当年度未処分利益剰余金3276万1322円に対し、法定積立金の15万円を積み立てるものであります。 3の翌年度繰越利益剰余金2990万1854円は、10年度の補てん財源として使用するため繰り越すものであります。 次に、12ページの貸借対照表でありますが、25ページには固定資産の明細がございます。25ページでありますが、固定資産の当年度の増加額は表の左から3番目のところであります。構築物の増加分8048万1839円は、下水道の補償工事分、及び浮舟橋の取付道路工事に伴う配水管の取替え分であります。 減少分といたしましては、平成8年度の下水道の補償工事分11件の除却分であります。 機械及び装置の増加分1176万7508円の内訳は、第1浄水場の電気計装工事と照明設備工事費及び量水器の購入費であります。 建設仮勘定の増加分5914万9252円は、平成9年度中に実施した資本勘定にかかる工事費分であります。 減少分は平成9年度中に竣工した工事で各勘定に振り替えた分で、主に構築物と機械及び装置分であります。 年度末の残高155万円については岡田の天神前地区の配水管施設工事の測量設計委託費で、これは平成10年度に工事を予定しているものであります。 固定資産明細の年度末現在高20億277万7531円と、12ページの決算書のイ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、トの合計が符合いたします。これは有形固定資産取得価格の計になっております。 減価償却費は地方公営企業法第40条の2の関係業務の状況の公表で、少なくとも年2回以上、業務状況の資料を提出しなければならないとなっておりますが、今回、年度末において一括予算執行を行ったものであります。 先ほどの科目のイ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、トの取得価格から減価償却費の償却の累計額を差し引いたものが現在残っている資産の価値となりまして、17億2124万987円は、決算書25ページ年度末償却未済高と同じく12ページの有形固定資産合計と一致いたします。 (2)の無形固定資産の72万円でありますが、これは電話加入権であります。現在水道事業所内で各施設を監視できる仕組みになっておりまして、これが各施設ごとにつながっているため、その権利が無形固定資産により計上されており、これは減価償却を行わないことになっております。これは4回線ございます。 この無形固定資産の計72万円と有形固定資産の計17億2124万987円の合計、17億2196万987円は固定資産の合計と一致いたします。 次に、13ページの流動資産の1億5672万3012円の内訳でありますが、これは現金及び預金で1億4918万3383円、それから未収金の749万29円、貯蔵品の4万5600円となっております。 現金預金の内訳としましては、定期預金の減債積立金11本458万7000円、それから建設改良積立金の12本で3573万4397円、合計4032万1397円と、それから普通預金で資料残高証明の計1億886万1986円となっており、合計で1億4918万3383円となっております。 次に、負債の部でありますが、流動負債での未払金でありますが、電気料、薬品代、電算委託料等の営業未払金で153万2369円、それから消費税の納付分、消耗品とその他の未払金で115万3225円、合計268万5594円であります。 次に、預り金でありますが、水道使用料の誤納金及び二重納付等で3件がございまして、5435円となっております。 以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議くださるようお願い申し上げます。 ○議長(半谷克夫君) 本件について質疑を行います。 ◆20番(西山光男君) 上水道で1ヵ月にどれくらいの資金があれば経営ができるのか。 流動資産が予算は1億幾らだとなるわけです。それで普通預金が8500万もあるなんていうのは、経営上なんでこんなことをやっているのか。 それから、動力費と薬品費が前年度より大幅に増えている。機械の濾過器壊れているのをそのままにしておくわけにはいかない。こういう手あてはどうなっているのか、現在。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) ただいまの1番目のご質問がちょっと聞き取れなかったので、2番目はわかったのですけれども、2番目のほうから答えさせていただきます。 監査意見書の動力費と薬品費が大幅に増えたというご指摘だと思うのですけれども、この件につきましては、ご承知のとおり平成9年度には上浦のほうまで給水を行いました。 それで、動力費とか薬品費は当然水をつくればつくるほどかさむものでありますが、大きな要因といたしましては、第1浄水場の2号濾過器の老朽化によりまして、パックという凝集剤を入れるわけですけれども、それでフロックが濾過砂に詰まりまして、自動逆栓装置がしょっちゅう動くというような故障というか老朽化に伴うものでありまして、本年度におきまして濾過砂の交換を行うなど、施設の整備を行いたいと思っています。 また、第2浄水場、ここでも書いてあるのですけれども、第2浄水場は、特に第1と違いまして鉄、マンガンの除去にだいぶ薬品費がかかるということで、これは第1と第2両方稼働すればこのような状況が続くというふうなもので、できる限り施設の整備を図って、その辺の削減に努めたいと考えております。 ○議長(半谷克夫君) 休憩いたします。                午後2時36分休憩                午後2時40分再開 ○議長(半谷克夫君) 再開をします。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) 普通預金の残高ということで8578万8000円ということで、一月の運用費用というか、それは幾らかかるのかといいますと、月々ばらつきはあるのですけど、平均しますと3000万程度かなというふうに計算されます。 それで、普通預金ということで監査意見のほうで指摘されておりますけども、ご指摘の件につきましては、本年8月5日付け6ヵ月定期ということで5000万円と3000万円の2口を定期預金に積み立てております。 ◆20番(西山光男君) 水道会計は黒字で、金があるからこういうことができるのだ。これが怖いのです。 いわゆるこういう会計処理をしてきたこと自体が問題だ。監査から指摘されるまでもないでしょう。一ヵ月3000万か3500万あれば大体できるというのだから、こんなにおくことはなかったわけなのでしょ、処理したからいいけど。ただ、この企業感覚というか、認識をもっと、私は病院だけでなくて水道会計においても私は対応していくべきだと思っている。 それから、人件費が浦尻簡水特別会計に983万9000円人件費、これを出しているというわけでしょ。上水道からはこの分へったわけだ。これは今後続くのか。こういう会計処理をしていけるのか。これは一人分水道会計から出すこと。こっちの利益なんか出ないわけでしょ、285万ぐらいだから。 いわゆる継続的に、浦尻簡水に人件費を900万なり1000万なりを恒久的にやっていけるのか。暫定的に水道料金の関係でこういう処理をしたのだと思うのだけれども、本来の姿ではない。それをどうするのか聞いておきたい。 それから、貸借対照表の流動資産で現金預金が1億4900万もあったのだ。このうち普通預金が8500万で、その他は何ですか。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) 人件費の予算措置のご指摘でありますけれども、先ほど決算の中でも申し上げましたけど、浦尻簡易水道が現在、平成9年度、10年度において基幹的施設改良事業ということで国庫補助を行っております。 そういう関係で、この事業費に見合う分の人件費を浦尻簡易水道でもたせていただいたわけですけども、監査意見書の中にもございますけど、企業会計は継続性をもった企業会計でないと、年度ごとに上がったり下がったりというふうなことでは好ましくないというご指摘を受けましたけども、当面浦尻については10年度までは基幹的改良事業が続くわけでありますけども、その後、浦尻の山手のほうに井戸を新たにボーリングしまして、そちらの山手の分にも給水を図るということで、平成14年度ころまでには区域拡張というふうな事業が続くというふうな計画がございます。 ですから、せめて14年度ごろまでは1名分というか、それぐらいの予算措置はさせていただきたいというふうに考えておるところであります。 やはり議員さんご指摘のような、上水道の経費の削減という意味合いからもそのようなことをいたしたわけであります。 それから、流動資産の中の4000円でございますか。 休憩お願いします。 ○議長(半谷克夫君) 休憩いたします。                午後2時46分休憩                午後2時49分再開 ○議長(半谷克夫君) 再開をします。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) 13ページの1億5672万3012円の内訳でありますけれども、先ほど申しましたように、現金及び預金で1億4918万3383円、未収金で749万29円、それから貯蔵品4万5600円、これは次亜塩素酸ソーダ等の薬品の残でありまして、その他の流動資産4000円でありますけども、これは浄化槽協会の支払金で二重の分があったために還付されたお金でございます。 以上であります。 ○議長(半谷克夫君) 現金預金の1億4900万はどういう性質で今貯金されているのかということですね。普通が幾ら、定期が幾らだと、そういう意味でしょ。さっき説明したでしょ、そのとおりやってもらえばいい。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) 現金預金の内訳でございますけども、先ほど申し上げましたけども、定期預金の減債積立金は11本ございまして458万7000円、それから建設改良積立金が12本で3573万4397円、合計4032万1397円と、それから普通預金の計、残高証明もらっていますけれども、それで1億886万1986円であります。普通預金が1億886万1986円であります。 ◆20番(西山光男君) そうすると私の考え方が間違っているのかどうかわからないけれど、監査が指摘しているように普通預金の平均残高が8578万8000円あるのだ。今の報告だと普通預金が1億800万あるというのでしょ。 ○議長(半谷克夫君) 期末残高と平均残高という言葉があるわけだ。それとの使いわけなのでしょ。期末残高が1億幾らあって平均残高が8千何がしであったということ、そういうことなのでしょ。 ◎監査委員(水谷堯宣君) 私が言っていますやつは平均の残高で、結局4月に幾ら、5月に幾らというやつを集計して12で割ったやつが今の8578万8000円なのです。 期末残高、結局今水道所長が言っているのは期末残高で1億886万何がしということなのです。 私が言っているのは、平均して8500万円ほどあるということなのです。あと水道所長が言っている流動資産の中の預金は、それは結局決算時点の10年3月31日の金額でございます。その辺ご理解いただきたい。 ◆20番(西山光男君) それはわかる。わかるんだけど、聞いているのは、1ヵ月の水道会計するのにおおよそ自まかないが何ぼかかる。そうしたら所長は3000万と言ったでしょ。3000万あれば何とか自まかないできると。そうなれば、ぎりぎり3000万では運転資金や何かで大変だから、2ヵ月ぐらい確保すれば十分だというふうに私は判断しているわけ。 そこにそんなに普通預金におくのは、資金運用としてはうまくないのではないかと言っている。効率的な運用ということはどういうことだか、あなた達は実際携わっているわけだから、普通預金の残高をこんなにおくことはないのではないかと。もう少し資金のやりくりに対する工夫があってもいいのではないかと、こういうことを私質問している。 ○議長(半谷克夫君) 休憩します。                午後2時56分休憩                午後3時19分再開 ○議長(半谷克夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) 先ほどのご質問の中で運転資金として3000万円というふうなことを申し上げましたけども、ちょっとオーバーでありまして、1300万程度ということに訂正させていただきたいと思います。 監査委員の指摘のように、普通預金のこのようなものを持っていたということで大変申しわけございませんけども、本年度の8月に先ほど申し上げましたように定期預金に2口で8000万円を積み立てたということでお許しを願いたいと思います。 また、普通預金に積んでいるということは、平成10年度において企業債を借り入れをしないというふうなことでのことでございますので、誠に申しわけなく思っていますけれども、そんなところでお許し願いたいと思います。 ◆9番(志賀稔宗君) 平成9年度は39件の新たな加入があったという報告でありますが、各新規に入られた家庭での負担がどの程度であったのかをお伺いをいたします。 それから、水道の普及についてですが、これからさらに水道の普及率を上げていくということを町としては目指しているわけでありますが、その際に住宅の密集地とそうでない在方とで費用等のかなりの差が出てくるということが考えられるわけですが、そういったことに対する今後の取り組みと考え方についてお伺いをしたいと思います。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) 39件の新規加入があったというふうなことでございますけども、これらの費用については、いろいろ口径別に加入金というのはございますけども、13ミリでは3万5000円程度でございますけども、いろいろ口径別で違いますけど、15万から20万ぐらいかかるのが普通で、費用負担といいますと、自分の給水管を引くわけですから、その程度の費用がかかるかと思います。 それから2番目の普及率を上げるのにはどうしたらいいのかというふうなことで、現在三次拡張を進めておりますけども、市街化区域についてはほぼ普及率というか、昨年度の議会でも申し上げましたけど、91.5%程度の普及率でございます。 全体からみますと76.9%、まだまだ市街地以外に延ばすという計画がございますけども、それを負担金、よその町では加入負担金、地域別な負担金を設けているところございますけど、うちのほうは上水道にしても簡易水道にしても、それぞれの管の延長に対する加入金というか、そういう地域別な負担金は設けていないのが、現在の条例でもそうですけども、なかなか大変な費用がかかるというふうなことでございます。 ですから、加入希望のある地区ですか、そういうところを優先にやっていかないと利用率が上がらないと思われますので、その辺の動向を見ながら拡張を進めてまいりたいと思います。 以上であります。 ◆9番(志賀稔宗君) 町長にお伺いをしたいと思いますが、これまでの水道の普及を図ってきたことでもって、かなり町全体としての普及率も上がってまいりました。特に密集地域においては、比較的進んでいるのではなかろうかと思います。 これから残されたところは在方のほうが多いわけですが、現在上水道とそれから地域地域の簡易水道をもって普及率を上げていますけども、その各地域あるいは各家庭での負担にかなりの差が出てきている実態があります。 これからますますそういう差が開くということも当然考えられます。その際に、考え方として同じ町民が同じ行政の水道のサービスを受ける場合に、差が現段階ですと、ごく最近の西部が37万円程度であると聞いておりますし、ただいまの答弁ですと15万から20万ということもございますし、先日の北部の場合は20何万円だったと記憶をいたしております。あるいは浦尻の場合はたまたま電力関係で。 こういうことを考えますと、行政の施策として何らかの策をもって幅を縮めるということが必要かと考えますけれども、いかがでしょうか。 ◎町長(永岡雄幸君) 9番志賀稔宗議員さんのただいまの質問についてでありますが、住宅の密集地とそれから在方のように過疎地といいますか、同じような加入金をということでは問題がありはしないかというようなおただしだと思いますが、なかなか線引きがそう簡単にはいかないと思うのです。 ここからは過疎、ここから密集地だという線引き、今一歩で密集地に入れたったのにとか、過疎地に該当して町で何かやるということだと思うのですが、その辺については大変面倒な部分も出てきはしないかというふうに考えられます。 また、うちのほうにも水道、水道というご要望がいっぱいありますね。そして、それではということで町の水道行政、もちろん全域に及ぶのが理想ではありますしということで水道をもっていく。そうしますと、本当に蛇口一つぐらいはお付き合いでつけておくけれども、あとは自分の水を飲んで、とにかく水道料金はあまり払いたくないみたいな、実際問題としてはそういうこともあり得るわけであります。 ですから、なかなか面倒な問題だと思いますし、このことについても先ほど来同じような答弁になってしまいますが、やはり今少し時間をかけて検討をさせていただきたいというふうに考えております。 ただ、今の時点ではそういう分けた考え方はもっておりません。 ◆9番(志賀稔宗君) 考え方ですけれども、確かに技術的にはどの程度の水準にするかとか、負担をです。あるいは線引きをどうするというふうなことは、難しい点もあろうかと思います。 しかし、根底には単に地域の状態で負担が高負担になったり、低負担であったりするのだから、それはしようがないと、そういう立場に立つのか。それとも同じ小高町に住んで、同じく税金払っているのであれば、たまたま在方に住んだがために高負担、密集地に住んだがために負担が少なくてすむと、こういったものをその行政の力でもって少しなだらかに差を縮めると、こうあるべきだという立場には立てないものでしょうかと、こういうことです。 たとえば、国の交付税の考え方などもそういうことでしょう。結局、稼ぎのある東京と稼ぎのない小高と、そんなもの放っぽっておいたのでは小高に住んでいる人は気の毒だ、大変だ、だから同じ水準にするために交付税でもってすこしなだらにする、こういうことですよね。 政治の働きといったらいいか、役割の大きな大きな一つだと思うのです。それを考えると、その水道の場合にもそういうことが言えると思うのです。 ですから、町長先ほどの答弁ですと、そういう考えは現段階では持っていないということは、しょうがないと。たまたま本管の近くに住んだ人がどう、遠かった人はどうと、それは個人の都合だということに極論するとなってしまうのです。 そうではなくて、それを少しなだらにすることが適切であろうと、こういうふうに申し上げますが、再度お聞かせいただきます。 ◎町長(永岡雄幸君) ただいまのご質問についてでありますが、大変面倒な部分もあろうかと思います。 そういうことでありますので、十分検討をさせていただきたいと思います。 ◆11番(渡部寛一君) 水道設置審議会の委員の一人になっておりまして、内容としては全体としてはおおむね了解をしたところでございましたが、消費税について詳しくお話を聞く機会もないままでございましたので、あえて質問させていただきます。 この資料に出てきます消費税だけでみますと、仮払消費税と仮受消費税との兼ね合いでいきますと、仮払いのほうが3条予算の関係で大きくなってまいりまして、この資料上だけからいえば消費税の還付が40万程度出ることが計算されるわけですが、それがどこに出てくるのか見えないものですから、消費税の仮払納付あるいは還付の関係がどのようになったのかお伺いをしておきたい。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) 今の決算書の中では詳しくは見えなくなっているわけなのですけれども、消費税の仮払い、仮受けの関係でございますけども、支払った消費税が3条と4条、それから貯蔵品というようなことで仮払い消費税が611万2778円になっております。 それで、あと給水収益の中でのもらった消費税としましては559万2159円がございます。 それから、下水道からの負担金で、その消費税といたしまして払った消費税で159万1000円程度ございます。 税務署に申告した課税標準額では経過措置もございまして、3%の分と5%の分に分れるわけですけども、その中では消費税が、もらった消費税が559万2120円となっております。 そのほか、今度支払った消費税として452万1770円というふうな計算になりまして、差引額、本年の6月30日に支払った、納付した消費税といたしましては107万381円となっておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆11番(渡部寛一君) そうしますと、たとえばですよ、この資料の3ページに、今ちょっと変な感じしたのですけど、負担金のところにあった仮払消費税が下水道の関係で仮払いということなのですけれども、それがいわば水道事業にとっては仮受けになるのですか、その辺ちょっと今のごっちゃにならないように教えてください。 それで、そうしますと、この3ページの資本的収入及び支出の収入の部の負担金の中にもうち仮受消費税何がしというふうに入ってくるというのが本来なのです、かっこ書きで。そのことをひとつお伺いしたい。 それから、貯蔵品と今言ったのですけれども、貯蔵品の意味が飲み込めない。3条予算での仮払いが139万3000円、建設改良費で460万円で、このほかに貯蔵品、その貯蔵品という考え方、どういうことなのか教えてください。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) 先ほど申し上げました負担金、これは4条関係で下水道の補償金でありますけれども、その下水道の補償工事に伴う支払った仮払いの消費税という意味で159万1000円と申し上げました。 それから貯蔵品でありますけれども、これは薬品費の購入費にかかわる貯蔵品です。 ○議長(半谷克夫君) 休憩します。                午後3時40分休憩                午後3時45分再開 ○議長(半谷克夫君) 再開をいたします。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) ただいまのご指摘の件でありますけれども、先ほどの下水道の負担金ということで、これは仮払消費税ということで、消費税法でそのような言葉で取り扱っているということで、実際には仮受けで下水道より負担金としていただいております。 その特定収入ということで、この欄に負担金の備考の中に仮受けと書くべきではないかとのことでしょうが、これ記載しなくてもいいというふうなことになっています。 ◆11番(渡部寛一君) その点はわかりました。 それから貯蔵品ですけど、その分がちょっとわからないのですが、それだけ最後に確認させてください。 逆算しますと7万何がし分の消費税が出てくるわけですけど、消費税の仮払いと、それは貯蔵品だから、あくまでも前年のたな卸しをしたとき全く手つかずのもので、次の年にまわすのだということで、平成9年度で処理をする。こういうことで処理しているのかどうか。 そうすると貯蔵品として10年度に持ち越してやった金額が幾らで、何パーセント掛けてなんぼの消費税があったのか、その点だけ確認しておきます。 いろいろ考えていくと何となく合わないというか、理解できないのです。理解できるように教えてください、お願いします。 ○議長(半谷克夫君) 休憩します。                午後3時47分休憩                午後3時59分再開 ○議長(半谷克夫君) 再開をいたします。 ◎水道事業所長(松坂俊明君) ただいまの貯蔵品のご質問でありますけども、当初予算で定められたたな卸し資産の限度額のうち、薬品費のうち貯蔵品でありますが、平成9年度中に購入した薬品157万7000円のうち、仮払消費税が7万8828円となったものであります。 3月から繰り越した貯蔵品といたしましては、決算書に書いてございますように4万5600円となったものでございます。 ○議長(半谷克夫君) その他ご質疑ありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(半谷克夫君) なければ、質疑を終わります。 これより討論を行います。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(半谷克夫君) なければ、討論を終わります。 これより本件について採決をいたします。 議案第60号は認定することにご異議ありませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(半谷克夫君) 異議なしと認めます。よって議案第60号、平成9年度小高町水道事業決算認定については認定することに決定いたしました。 この際、14番から発言を求められておりますので、これを許します。 ◆14番(井理庸君) 議案第58号、平成9年度小高町立病院決算認定にかかわる問題について、私の発言の中で病院のいわゆるベッド数が100床、その中において50床しか役割を果たしていないと、そういう意味の心配から、�「�「�「�「�「�「な役割を果たす部分があるのではないのかというような不適切な発言がありましたので、その発言については取り消すことを申し出ておきます。 よろしくお願いします。 ○議長(半谷克夫君) これを了承することご異議ございませんか。             (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(半谷克夫君) 異議なしと認めます。 ○議長(半谷克夫君) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。                午後4時3分散会...