○議長(
本多勝実)
本多俊昭君。 (
決算審査特別委員長 本多俊昭 登壇)
◆
決算審査特別委員長(
本多俊昭) 令和4年第7回9月定例会に当たり、当
決算審査特別委員会に付託されました議案16件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当
特別委員会では、初めに、9月15日及び16日の2日間にわたり、
関係部課長等の出席を求め、施策の重点事項に掲げた施策の目標ごとに、主な
事務事業について、その事業の成果・効果を主眼に、
総括審査を行いました。 審査の中で、
総務部所管事項においては、
地域づくり推進事業について、市民との協働による
地域づくり補助金のソフト分とハード分の申請額と補助額は。また、予算額に対して決算額が約1,000万円少なくなった理由はとの質疑に対し、
ソフト事業の申請額は2,080万2,000円、
補助実績額は1,359万2,000円、
ハード事業の申請額は3,489万円、
補助実績額は1,578万4,000円となった。各
地域選定委員会での選定結果や各地域での補助金の枠、
補助率等の関係で残額が生じたものと考えているとの答弁がありました。 また、
訴訟法務事務について、
弁護士委託料282万7,000円の内訳と相談件数はとの質疑に対し、内訳は
年間委託料が66万円、
損害賠償請求事件ほか2件の着手金、及び成功報酬として216万7,000円である。市からの相談は14件であったとの答弁がありました。 また、
保健福祉部所管事項においては、
高齢者等生活支援事業について、
高齢者等の
ごみ出し支援戸別収集業務負担金の予算額216万円が、決算額では126万6,000円と約半分になった要因はとの質疑に対し、
収集業務は
安達地方広域行政組合で行っており、負担金として支出しているが、当初予算では76件を見込んでいたが、利用実績が30件となったことによるとの答弁がありました。 また、
産業部所管事項においては、
企業誘致推進事務について、
企業誘致サポート事業委託料154万円の内容と成果はとの質疑に対し、
日本立地センターへ業務委託して、国内企業1万4,000社にアンケートを実施し、回収は1,361件であった。その中で、
長命工業団地のパンフレットを同封し、本市に興味があると回答した19社を中心に、
企業訪問等を通じて積極的に販売活動を行っているとの答弁がありました。 また、
建設部所管事項においては、
道路照明整備事業について、街路灯は設置工事により増えているはずだが、予算額と比較して、電気料の決算額が減少している理由はとの質疑に対し、工事での設置数は新設の街路灯が22基、蛍光灯などをLEDに取り替えたものが74基、合計96基であった。灯数が増えているのに電気料が下がっているのは、LED化した効果と考えられるとの答弁がありました。 また、
教育委員会所管事項においては、
安達給食センター運営経費について、
学校給食費負担金5,119万4,000円に対して、賄材料費が5,668万9,000円と乖離が大きいのではとの質疑に対し、地産地消の
県補助金や
給食費負担金の
滞納分等の要素が大きいと考えているとの答弁がありました。 次に、当
特別委員会では、
総括審査終了後、3つの分科会を設置し、分野ごとの重点的に検証を行う事業を選定し、20日及び21日の2日間にわたり、
詳細審査を行ったところであります。
総務市民分科会では17事業、
産業建設分科会では33事業及び
文教福祉分科会では21事業を
重点審査事業に選定し詳細に質疑を行い、また、分科会での質疑終了後には、委員による討議を行い、事業の成果・効果等の
事業評価を行ったところであります。 次に、
分科会長から各分科会における
審査内容が委員会に報告され、
総務市民分科会からは、
総務部所管事項の審査の中で、SNSによる道路不具合などの
通報事業について、46件の不具合の通報があったとのことだが、通報を受けた後の情報の取扱いはどのようになるのかとの質疑に対し、通報内容に応じて、直接担当課へ情報が届くので、通報があった担当課において、現地の確認及び補修等の対応をしているとの答弁がありました。 討議においては、多くの市民から
不具合等の情報が集まり、いち早く現場を認知できることで補修等の
スピード化につながるので、さらに周知を進めてほしいとの意見がありました。 また、
市民部所管事項の審査の中で、
防災対策について、
備蓄用品購入の積算根拠と
施設用備品の配置場所はとの質疑に対し、
備蓄用品である
アルファ米及びクッキーを例にすると、本市人口の約5%に当たる2,750人の3日分を想定している。また
施設用備品の
簡易ベッドについては、
指定避難所47か所と
福祉避難所5か所へ各5台分の計260台を購入したものであるとの答弁がありました。 討議においては、緊急時の
備蓄用品や
ベッド等の
備品整備が盛り込まれており、
防災対策の取組が進んでいるが、さらに市民の防災意識の高揚を図ることとの意見があったことなどが報告されました。 次に、
産業建設分科会からは、
産業部所管事項の審査の中で、
農業機械保守点検補助の討議において、
補助対象がコンバインだけであるが、
トラクター等の
各種農機具についても、種類に応じた補助額を設けた上で
補助対象とするなど、幅広く活用できるよう拡充していくべきであるとの意見がありました。 また、
建設部所管事項の審査の中で、
道路橋補修事業について、
点検調査を行った結果はとの質疑に対し、令和3年度においては、市で管理している542橋のうち、160橋の点検を行った。点検結果は、健全、
予防保全段階、
早期措置段階、
緊急措置段階の4段階に診断されるが、橋梁の機能に支障が生じている
緊急措置段階と診断された橋はなかった。なお、
早期措置段階と診断された橋は26橋あり、これらについては順次、補修を行う予定であるとの答弁があったことなどが報告されました。 次に、
文教福祉分科会からは、
保健福祉部所管事項の審査の中で、
障害福祉サービスの充実について、
障害児通所給付費の支給額が前年度に比べ約26%も増加している要因はとの質疑に対し、保護者のニーズの高まりや、
新規事業所の開設に伴う支給量の増であると考える。
相談支援体制の整備・充実により、障がいを持つ児童・生徒が
通所支援事業所を利用しやすくなっているとの答弁がありました。 討議においては、
生活弱者である障がい者への支援策として今後も必要な施策であり、引き続き継続すべきとの意見がありました。 また、
教育委員会所管事項の審査の中で、安全・安心で質の高い
教育環境の整備について、
学校適正規模等調査事業の状況はとの質疑に対し、令和元年度から検討を進めているが、令和3年度は
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、
適正規模等調査検討会の開催を見送り、次年度での
適正規模の検討について準備を進めたとの答弁がありました。 討議においては、児童・生徒数の減少を考慮し、早急に学校規模の検討をして、子どもたちにとって学びやすい学校運営ができるよう進めてもらいたいとの意見があったことなどが報告されました。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第57号から議案第70号まで及び議案第72号並びに議案第71号中、当
特別委員会に関わる事項の16件については、
全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。 以上、
決算審査特別委員会の報告といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、
委員長報告は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより議案に対する討論に入ります。 討論なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。 議案に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより議案に対する採決に入ります。 議案第57号から議案第84号までの28件について、順次採決いたします。 初めに、議案第57号から議案第72号までの16件のうち、議案第71号の1件を除いた15件について、一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第57号から議案第72号までの16件のうち、議案第71号の1件を除いた15件については、これを原案のとおり認定することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第57号から議案第72号までの16件のうち、議案第71号の1件を除いた15件については、原案のとおり認定することに決しました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第71号令和3年度二本松市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分及び決算の認定についての1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第71号の1件については、これを原案のとおり可決及び認定することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第71号の1件については、原案のとおり可決及び認定されました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第73号から議案第84号までの12件について、一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第73号から議案第84号までの12件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第73号から議案第84号までの12件については、原案のとおり可決されました。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長提出議案の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 会議中途でありますが、ここで暫時休憩いたします。 再開は14時50分といたします。 (宣告 午後2時40分)
○議長(
本多勝実) 再開いたします。 (宣告 午後2時50分)
○議長(
本多勝実) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、請願に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。 (「討論あり」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため、暫時休憩いたします。 討論通告書は、休憩中に事務局までご提出願います。 (宣告 午後2時50分)
○議長(
本多勝実) 再開いたします。 (宣告 午後2時51分)
○議長(
本多勝実) 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論通告がございますので、発言を許します。 なお、討論通告者は1人であります。 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。
○議長(
本多勝実) これより請願に対する討論に入ります。 請願に対して、賛成者、18番平敏子さん。
◆18番(平敏子) 議長、18番。
○議長(
本多勝実) 平敏子さん。 (18番 平 敏子 登壇)
◆18番(平敏子) 私は、日本共産党二本松市議団を代表し、請願受理番号第6号国に対し、「再審法(
刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の提出を求める請願について、賛成の立場から討論を行います。 本請願は、無実の人を誤った裁判から迅速に救済するために、①再審における
検察手持ち証拠の全面開示と、②
再審開始決定に対する検察の
不服申立ての禁止を内容とする
刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書を政府に提出することを求めるものです。 罪を犯していない人が、犯罪者として法による制裁を受ける冤罪は、その人の人生を壊し、人格を否定し、その家族にも重大な被害をもたらし、ひいては法制度そのものに対する信頼や正当性を失わせることとなるものです。 したがって、冤罪は、憲法が保障する自由や名誉といった基本的人権を脅かす深刻な人権侵害であって、その加害者は国家権力でありますから、政府関係機関は直ちに問題点を明らかにし、是正措置を講ずるべきであります。 ところが、その取組は遅々として進むことなく、冤罪などはあってはならないと万人が認めることでありながら、今日において、いまだそれはなくなることなく、次々と新たな問題が明らかとなっています。 そのため、日本弁護士連合会は、令和元年10月に「えん罪被害を一刻も早く救済するための再審法の速やかな改正」を求め、様々な団体・個人が立ち上がり、
刑事訴訟法の再審規定を見直すべきと声を上げています。 近年の冤罪事件の状況にあっては、足利事件、布川事件、東京電力OL事件、東住吉事件、袴田事件などの重罰事件の再審無罪が続いたことが特徴的でありますが、いずれの事件においても、
再審開始決定から無罪となるまでの過程において、常に検察による甚大な妨害が立ちはだかり、被害者とその家族、支援する人たちの労苦は、筆舌に尽くし難く、置かれた環境は過酷を極めてきました。 長い年月をかけて
再審開始決定を得た後も、検察による
不服申立てが審理の長期化及び
再審開始決定の取消しで、振出しに戻り、さらに再審請求、再審決定、検察による
不服申立てと繰り返され、冤罪被害者の救済は長期化しています。これは諸外国と比べても極めて異常かつ深刻な状態であり、早急に改善すべきです。 再審を阻む最大の壁の一つは、検察が捜査で集めた証拠を隠し、開示しないことです。 再審請求では、無実を主張する請求人と弁護側から、新規・明白な無罪証拠を提出することが求められますが、証拠のほとんどは、強制捜査権を持つ警察や検察の手にあり、さらに当事者主義を根拠とし、それらの開示義務はないとされ、無罪証拠が隠されたまま、有罪が確定する事例が後を絶ちません。 再審により無罪となった事件において、新証拠として提出されたものの多くは、実は当初から検察が隠し持っていたものであったことが次々と明らかにされており、この事実には多くの人々が恐怖を覚え、マスコミにおいても重大な問題として取り上げられてきました。一昨日も民間放送で、30年前の冤罪事件が疑われる飯塚事件を放映していました。 もし、これらの証拠が当初から開示されていたとしたら、冤罪事件で苦しんだ被害者の人たちの人生は、大きく変わっていたことは間違いありません。 通常審では、公判前整理手続きを通じ、不十分ながらも一定の要件で証拠開示が制度化されています。しかしながら、再審における証拠開示には、何一つルールがないままであり、その結果、証拠が開示されるか否かは裁判官の個別判断や警察官の任意に委ねられることとなり、法の下の平等原則さえも、踏みにじられているのが実情です。 よって、請願者が言うところの再審における
検察手持ち証拠の開示請求に応じることの制度化は、早急に解決すべき課題であることは間違いありません。 もう一つの壁は、
再審開始決定に対する検察による
不服申立てが許されていることです。 前述のとおり、
再審開始決定までの道のりは、過酷かつ極めて高いハードルが設定されているにもかかわらず、これを得たとしても、検察による
不服申立てが許される現状にあっては、審理の長期化は避けられず、多くの事件において被害者の高齢化、獄中死が相次いでいます。 今から58年前に起こった名張毒ぶどう酒事件では、1964年の一審無罪判決、1969年の控訴審逆転死刑判決、1972年の最高裁上告棄却による死刑確定、以後、再三にわたる再審請求を経て、2005年、実に41年目にして、
再審開始決定を得ながらも、検察の控訴、異議申立てにより、当事者は89歳で無念の獄死を遂げました。ほかにも同様の例は多々あり、今も苦しみながら戦い続けている人たちがたくさんいます。 公益の代表者という検察官の法的地位からしても、裁判所の決定にいたずらに逆らい、こうした悲劇を繰り返すことには、法的な制限を加える必要があることを多くの有識者も指摘しています。
総務市民常任委員会の審査での討論では、証拠の全面開示と検察官の
不服申立てが、裁判を長期化させるとの発言がありましたが、それは全く逆であり、証拠の全面不開示と検察官の
不服申立て、上訴が裁判を長引かせる原因となっています。都合の悪い証拠は隠し、裁判所が
再審開始決定を出しても従わないことこそが、裁判の長期化をもたらしています。 以上のことから、再審における全面的な証拠開示制度の確立、検察官の上訴制限は、罪のない人の救済のための1秒1分を争う問題であり、私たち二本松市議会は、国に対し、速やかに問題解決に向けた検討を始め、しかるべき措置を講じるよう意見書を提出することが求められています。 この問題は、当事者だけのものではありません。全ての国民がその対象であり、全ての市民が被害者となりうるものです。悲劇を繰り返さないために、無実の人々を誤った裁判から迅速に救済するために、議員皆さんの賢明な判断をお願いして、賛成討論といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、討論は終わりました。 請願に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより請願に対する採決に入ります。 請願第5号及び請願第6号の2件について、順次採決いたします。 初めに、請願第5号「国の『
被災児童生徒就学支援等事業』の継続と、
被災児童生徒の十分な
就学支援を求める意見書」の提出を求める請願書の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております請願第5号の1件については、これを採択することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、請願第5号の1件については、採択することに決しました。
○議長(
本多勝実) 次に、請願第6号国に対し、「再審法(
刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の提出を求める請願書の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております請願第6号について、所管常任委員長の報告は
趣旨採択であります。 よって、
委員長報告のとおり、
趣旨採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
本多勝実) 起立多数と認めます。 よって、請願第6号の1件については、
委員長報告のとおり、
趣旨採択することに決しました。
○議長(
本多勝実) 次に、
議事日程に従い、
市長提出追加議案第85
号二本松市茂原財産区
管理委員選任の同意についての1件を議題といたします。
○議長(
本多勝実) 市長の提案理由の説明を求めます。
◎市長(三保恵一) 議長、市長。
○議長(
本多勝実) 市長。 (市長 三保恵一 登壇)
◎市長(三保恵一) 議案第85号茂原財産区
管理委員選任の同意について、提案理由をご説明申し上げます。 財産区管理委員の任期は、地方自治法上4年と定められているところであり、茂原財産区の管理委員の任期につきましては、令和元年5月5日から令和5年5月4日までとなっております。また、管理委員は、条例の定めにより、市長が議会に諮って選任することとされており、定数は7人であります。 茂原財産区管理委員の人選につきましては、従来から茂原行政区の中で協議をいただき、推薦された7人を選任させていただいておりますが、過日、1名の欠員が生じましたので、今般、補充委員を選任させていただくものであります。 補充委員につきましては、これまでと同様の考え方で、茂原行政区から推薦いただいた方を選任いたしたく、議案書記載のとおり、高本隆一さんをご提案申し上げる次第であります。 なお、補充委員の任期は、選任の日から前任者の残任期間となります。 ご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより
追加議案に対する質疑に入ります。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。
追加議案に対する質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第85号の1件については、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第85号の1件については、委員会付託を省略することに決しました。
○議長(
本多勝実) 重ねてお諮りいたします。 議案第85号の1件については、討論を省略の上、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第85号の1件については、討論を省略の上、直ちに採決することに決しました。
○議長(
本多勝実) これより
追加議案に対する採決に入ります。 ただいま議題となっております議案第85号の1件については、原案に同意することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第85号の1件については、原案に同意することに決しました。
○議長(
本多勝実) 以上で、
市長提出追加議案の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 次に、
議事日程に従い、市長より意見を求められた
人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から議長宛ての文書につきましては、お手元に配付いたしました写しのとおりであります。
○議長(
本多勝実) これより市長の推薦理由の説明を求めます。
◎市長(三保恵一) 議長、市長。
○議長(
本多勝実) 市長。 (市長 三保恵一 登壇)
◎市長(三保恵一) 人権擁護委員は、国民の基本的人権が侵されることのないように監視し、もしこれが侵された場合には、その救済のため、速やかに適切な措置を取るとともに、常に自由人権思想の普及高揚に努めることを使命としております。 市長は、市議会議員の選挙権を有する住民の中から、人格、識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある候補者を議会の意見を聞いて、法務大臣に推薦することになっており、その推薦に基づいて法務大臣が委嘱するものであります。 当市の現在の人権擁護委員は、
二本松地域が5名、
安達地域が4名、
岩代地域と
東和地域が3名、計15名であります。 今般、本年12月31日をもって
二本松地域の渡邉一郎さんが4期目の任期満了、同じく
二本松地域の渡邊公子さんが2期目の任期満了を迎えることになりますが、お二方とも再任として、推薦しようとするものであります。 以上、候補者として推薦することについて議会の意見を求めたいので、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長の推薦理由の説明は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) お諮りいたします。 本件は、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、委員会付託を省略することに決しました。
○議長(
本多勝実) 重ねてお諮りいたします。 本件については、討論を省略の上、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、討論を省略の上、直ちに採決することに決しました。
○議長(
本多勝実) これより採決に入ります。 ただいま議題となっております
人権擁護委員候補者の推薦については、原案を適任と認めることにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、
人権擁護委員候補者の推薦については、原案を適任と認めることに決しました。
○議長(
本多勝実) 以上で、
人権擁護委員候補者の推薦に関する議事は終わりました。
○議長(
本多勝実) 次に、
議事日程に従い、
委員会提出議案第3号「
被災児童生徒就学支援等事業」の継続と
被災児童生徒の十分な
就学支援を求める意見書の提出についての1件を議題といたします。
○議長(
本多勝実) これより議案提出者の提案理由の説明を求めます。
文教福祉常任委員長、8番
佐藤運喜君。
◆
文教福祉常任委員長(
佐藤運喜) 議長、
文教福祉常任委員長、8番
佐藤運喜。
○議長(
本多勝実)
佐藤運喜君。 (
文教福祉常任委員長 佐藤運喜 登壇)
◆
文教福祉常任委員長(
佐藤運喜)
委員会提出議案第3号「
被災児童生徒就学支援等事業」の継続と
被災児童生徒の十分な
就学支援を求める意見書の提出について、提案理由を説明いたします。 東日本大震災から11年が経過し、経済的理由により就学等が困難な子どもたちを対象に実施されている
被災児童生徒就学支援等事業は、被災した子どもたちが、学校で学ぶための極めて有効な支援事業として機能しております。 福島県では、令和3年4月1日時点で約5,600人もの子どもたちが県内外で避難生活を送っており、長期的な支援がなくてはならない状況にあります。しかし、本事業に係る予算措置は単年度のため、本事業が終了もしくは規模が縮小することとなれば、自治体負担となり、
被災児童生徒の
就学支援に格差が生じることも危惧されます。 以上の趣旨から、東日本大震災によって経済的に困窮している家庭の子どもたちの就学・修学を保障するため、令和5年度においても全額国費による
被災児童生徒就学支援等事業の継続と、就学に必要な予算確保を行うことを求めて政府関係機関へ意見書を提出しようとするものであります。
○議長(
本多勝実) 以上で、議案提出者の提案理由の説明は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。
委員会提出議案に対する質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) なお、ただいま議題となっております
委員会提出議案第3号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。
委員会提出議案に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する採決に入ります。
委員会提出議案第3号の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております
委員会提出議案第3号の1件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、
委員会提出議案第3号の1件については、原案のとおり可決されました。
○議長(
本多勝実) 以上で、
委員会提出議案の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 以上で、今期定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもちまして、令和4年第7回二本松市議会9月定例会を閉会いたします。 (宣告 午後3時18分) 上記、会議の次第は事実と相違ないことを証明するためここに署名する。 令和4年9月27日 二本松市議会 議長
本多勝実 議員
鈴木一弘 議員 加藤建也 議員
本多俊昭...