二本松市議会 > 2022-09-27 >
09月27日-05号

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  1. 二本松市議会 2022-09-27
    09月27日-05号


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    令和 4年  9月 定例会(第7回)          令和4年9月27日(火曜日)---------------------------------------出席議員(22人)    1番 安齋政保   2番 三木 剛   3番 高宮正彦    4番 武藤清志   5番 坂本和広   6番 斎藤 徹    7番 佐久間好夫  8番 佐藤運喜   9番 鈴木一弘   10番 加藤建也  11番 本多俊昭  12番 熊田義春   13番 小野利美  14番 堀籠新一  15番 佐藤 有   16番 菅野 明  17番 小林 均  18番 平 敏子   19番 野地久夫  20番 斎藤広二  21番 佐藤源市   22番 本多勝実欠席議員(なし)---------------------------------------事務局職員出席者   議会事務局長   塩田英勝     総務係長     遊佐真理   議事調査係長   鴫原久勝     書記       久保 賢   書記       田神 亮     書記       安田史椰   書記       安齋友裕     書記       藤原和也   書記       志田祐一---------------------------------------地方自治法第121条による出席者   市長          三保恵一   副市長         齋藤源次郎   教育長         丹野 学   監査委員        守岡健次   総務部長        中村哲生   秘書政策課長      安田憲一   財政課長        阿部史隆   人事行政課長      岡村 厚   税務課長        土屋健二   市民部長        佐藤吉浩   生活環境課長      伊藤雅弘   市民課長        高橋祐子   国保年金課長      佐藤隆嘉   保健福祉部長      早川 東   福祉課長        阿部清久   子育て支援課長     佐藤英明   高齢福祉課長      騎西東五   健康増進課長      福田なおみ   産業部長        荒木光義   農業振興課長      石井栄作   商工課長        遊佐清作   観光課長        移川直弥   建設部長        磯川新吾   土木課長        鈴木喜代一   都市計画課長      菊地 智   建築住宅課長      福山佳男   上下水道課長      佐藤紀行   会計管理者       加藤珠美   選挙管理委員会事務局長 熊田博樹   監査委員事務局長    伊藤 茂   農業委員会事務局長   高根功幸   教育部長        内藤徳夫   教育総務課長      大内真利   学校教育課長      太田孝志   生涯学習課長      関  博   文化課長        鈴木啓樹   安達支所長       佐藤幸夫   安達支所地域振興課長  鈴木達也   岩代支所長       遠藤吉嗣   岩代支所地域振興課長  下村 覚   東和支所長       佐藤秀大   東和支所地域振興課長  橋本浩幸---------------------------------------議事日程第5号 令和4年9月27日(火) 午後2時開議 日程第1 議案第57号から議案第84号までの28件、並びに請願第5号及び請願第6号の2件      (委員長報告委員長報告に対する質疑、討論、採決) 日程第2 追加議案上程市長提案理由説明追加議案に対する質疑、討論、採決)  会議事件  〔市長提出追加議案〕   第85号 二本松市茂原財産区管理委員選任の同意について 日程第3 人権擁護委員候補者の推薦について 日程第4 委員会提出議案上程提案理由説明、議案に対する質疑、討論、採決)  会議事件  〔委員会提出議案〕   第3号 「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書の提出について 閉会---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程に同じ---------------------------------------会議の経過 〔開議前机上配付資料 議事日程第5号、委員長報告市長提出追加議案及び提案理由説明書人権擁護委員候補者の推薦について、委員会提出議案〕 ○議長(本多勝実) これより本日の会議を開きます。                           (宣告 午後2時00分) ○議長(本多勝実) なお、本日、報道機関等から議場内の写真撮影の申し出がありましたので、許可することにいたしました。 ○議長(本多勝実) 議員の出席状況を報告いたします。 現在出席議員22人、全員であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、本会議は成立いたしました。 ○議長(本多勝実) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしました日程第5号のとおりであります。 ○議長(本多勝実) 議事日程に従い、議案第57号から議案第84号までの28件、並びに請願第5号及び請願第6号の2件を一括議題といたします。 ○議長(本多勝実) 本件に関し、所管常任委員会及び決算審査特別委員会に付託しておりましたので、審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 初めに、文教福祉常任委員長、8番佐藤運喜君。 ◆文教福祉常任委員長佐藤運喜) 議長、文教福祉常任委員長、8番佐藤運喜。 ○議長(本多勝実) 佐藤運喜君。          (文教福祉常任委員長 佐藤運喜 登壇) ◆文教福祉常任委員長佐藤運喜) 令和4年第7回9月定例会に当たり、当文教福祉常任委員会に付託されました議案2件及び請願1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会では、9月12日に机上審査、13日に机上審査及び現地調査の日程で、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 初めに、議案第77号令和4年度二本松市一般会計補正予算のうち、当委員会に関わる事項の説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、各施設の電気料金の増額について、現在の社会情勢を鑑みると、今後もエネルギー価格の高騰は想定されるが、その場合も、現在契約している電気事業者との契約を継続するのかとの質疑に対し、各施設の電気調達の契約は、入札により行っており、現在の電気事業者との契約は、令和4年3月から令和6年2月までの2年間であり、その期間は、継続して当該電気事業者から電気の供給を受けることとなる。今般の原油価格の高騰等に伴い、当該電気事業者電気料金が上がったことから、補正に至ったものであるとの説明がありました。 また、安達地方特別支援学校敷地造成事業について、今回整備する駐車場予定地が、学校建設予定地から離れており、児童・生徒の送迎のために利用することを考えると利便性がよくない。学校の敷地内に駐車場のスペースが取れないのかとの質疑に対し、今後、県において校舎等の実施設計が行われ、建物等の配置が検討される予定となっているとの説明がありました。 討議においては、児童・生徒を送迎する車が、玄関前で乗降できる形で整備するなど、送迎の在り方を検討するよう県に要望してもらいたいとの意見がありました。 なお、議案第80号令和4年度二本松市介護保険特別会計補正予算については、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第77号のうち当委員会に関わる事項及び議案第80号の2件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、請願についてでありますが、請願第5号「国の『被災児童生徒就学支援等事業』の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書」の提出を求める請願書について、紹介議員の説明を受け、審査いたしましたが、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、請願第5号については、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。 以上、文教福祉常任委員会の報告といたします。 ○議長(本多勝実) 次に、産業建設常任委員長、9番鈴木一弘君。 ◆産業建設常任委員長鈴木一弘) 議長、産業建設常任委員長、9番鈴木一弘。 ○議長(本多勝実) 鈴木一弘君。          (産業建設常任委員長 鈴木一弘 登壇) ◆産業建設常任委員長鈴木一弘) 令和4年第7回9月定例会に当たり、当産業建設常任委員会に付託されました議案7件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会では、9月12日及び13日に机上審査の日程で、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 初めに、議案第77号令和4年度二本松市一般会計補正予算のうち、当委員会に関わる事項についての説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、畑作生産振興事業について、原セ地内のキュウリ共選場に、機械選果ラインを1系列増設するとのことだが、昨年、共選場ができたことにより生産量が増えたということなのか。また、1系列増設することで現在の生産量に対応できるのかとの質疑に対し、市として新規就農支援でもキュウリを推奨していること等から、近年、キュウリの作付面積は増加しており、昨年度時点で既に、最盛期には共選場は深夜まで稼働している状況であった。今年度は、JA管内にある別の共選場で対応したものもあるが、運送時間等による品質の低下を防ぐことも含め考慮した結果、1系列増設するものである。なお、1系列増設することで、現在の生産量への対応は可能であり、引き続き生産拡大を呼びかけたいとの説明がありました。 また、運輸業等事業継続支援事業について、燃料サーチャージ制度があるにもかかわらず、事業を実施する必要性はとの質疑に対し、中小の事業者においては燃料サーチャージ制度の導入が進んでいないこと、また、国が燃料油価格激変緩和対策を実施してもなお燃料価格が高騰していることから、事業者側において、運賃を燃料費の上昇分を反映した適正な価格に見直すなどにより収益増加が図られるまでの間、市において燃料費の一部に対し支援金を交付することで、事業継続に寄与するため実施するものであるとの説明がありました。 また、運輸業の性質上、車両が必ずしも市内で事業を営んでいるものではないと考えるが、対象車両の考え方はとの質疑に対し、市内に本社または営業所等のある事業者が使用し、かつ車検証の使用の本拠の位置が市内の車両のみを対象とする考えであるとの説明がありました。 また、対象車両について、トラックの積載容量等の違いによる取扱いの考えはとの質疑に対し、予算積算上は大型トラックを基準としているが、積載容量等により燃費も違うことから、車種ごとの区分に応じた単価設定等について検討したいと考えるとの説明がありました。 また、土木施設単独災害復旧事業について、被災箇所126か所の地域ごとの内訳はとの質疑に対し、二本松地域が道路80か所と河川1か所、安達地域が道路12か所、岩代地域が道路19か所と河川1か所、東和地域が道路13か所であり、合計で道路124か所と河川2か所の126か所であるとの説明がありました。 討議においては、運輸業等事業継続支援事業について、事業の執行に当たっては、対象車両審査基準等を明確にし、予算の範囲内で適切に執行すべきであるとの意見がありました。 また、各種災害復旧事業については、迅速かつ適切に、被災箇所の復旧に向けて努めるようにとの意見がありました。 なお、議案第71号令和3年度二本松市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定についてのうち当委員会に関わる事項、議案第75号二本松市営住宅設置条例の一部を改正する条例制定について、議案第76号二本松特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第81号令和4年度二本松市公設地方卸売市場特別会計補正予算、議案第83号令和4年度二本松市水道事業会計補正予算及び議案第84号令和4年度二本松市下水道事業会計補正予算については、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第71号のうち当委員会に関わる事項、議案第75号、議案第76号、議案第77号のうち当委員会に関わる事項、議案第81号、議案第83号及び議案第84号の7件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、産業建設常任委員会の報告といたします。 ○議長(本多勝実) 次に、総務市民常任委員長、17番小林均君。 ◆総務市民常任委員長(小林均) 議長、総務市民常任委員長、17番小林均。 ○議長(本多勝実) 小林均君。          (総務市民常任委員長 小林 均 登壇) ◆総務市民常任委員長(小林均) 令和4年第7回9月定例会に当たり、当総務市民常任委員会に付託されました議案6件及び請願1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当委員会では、9月12日に机上審査の日程で、関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 初めに、議案第73号二本松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定についての説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、育児休業取得要件緩和具体的内容と休業中の報酬についてはどうなるのかとの質疑に対し、この条例改正については、主に男性の会計年度任用職員を対象とした、子の出生日から8週間以内の期間に取得できる育児休業が、これまでの1回から2回取得可能となったこと等が主な改正点である。また、育児休業中の報酬については無報酬となるが、加入している健康保険からの育児休業手当金により6割程度収入が保障されるとの説明がありました。 討議においては、非常勤職員育児休業が拡充され、休業中の報酬についても収入が保障されるとのことなのでよいことだが、育児休暇は取得しにくいと言われているので、取得しやすい雰囲気づくりも進めてほしいとの意見がありました。 次に、議案第77号令和4年度二本松市一般会計補正予算のうち、当委員会に関わる事項について説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、災害廃棄物処理事業について、被災家屋等撤去処理費償還金に係る建物の内訳と面積はとの質疑に対し、申請者が2件で、主に鉄骨造の建物であり、旅館の面積が2,728平米で、旧結婚式場の面積が1,703平米であるとの説明がありました。 討議においては、消防施設設備等維持管理経費について、市内には老朽化している施設があると思うので、点検を実施して早めの対応をしてほしいとの意見がありました。 次に、議案第82号令和4年度二本松市石平財産区特別会計補正予算の説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、ふくしま森林再生事業森林整備等業務完了に伴い売却した原木の樹種はとの質疑に対し、主に杉の間伐材であるとの説明がありました。 なお、議案第74号二本松税条例等の一部を改正する条例制定について、議案第78号令和4年度二本松市国民健康保険特別会計補正予算及び議案第79号令和4年度二本松市後期高齢者医療特別会計補正予算は、審査において特に報告すべき質疑、意見等はありませんでした。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第73号、議案第74号、議案第77号のうち当委員会に関わる事項、議案第78号、議案第79号及び議案第82号の6件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、請願でありますが、請願第6号国に対し、「再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の提出を求める請願書について、紹介議員の説明を受け、審査いたしました。 討論の中で、再審における検察手持ち証拠の全面開示については、厳格な裁判を行う上で全ての証拠を開示することで、被告人に有利に働くおそれがある。また、再審開始決定に対する検察の不服申立ての禁止については、安易に禁止してしまうと裁判が長期化する可能性があるので、悪用されるのが危惧されるため反対である旨の討論がありました。 一方では、冤罪被害を守り無実の人は無罪という請願である。裁判で十分に審議されても無実にならなかった人が再審請求するわけであり、無実の人が被告人になっているのは人権が守られるべき日本社会においてはよくないと考えるので賛成である旨の討論がありました。 また、趣旨には賛同できるため趣旨採択を提案したい旨の討論もありました。 以上のような経過を踏まえて採決を行った結果、請願第6号については、可否同数となり、委員長裁決により趣旨採択とすべきものと決した次第であります。 以上、総務市民常任委員会の報告といたします。 ○議長(本多勝実) 次に、決算審査特別委員長、11番本多俊昭君。 ◆決算審査特別委員長本多俊昭) 議長、決算審査特別委員長、11番本多俊昭
    ○議長(本多勝実) 本多俊昭君。          (決算審査特別委員長 本多俊昭 登壇) ◆決算審査特別委員長本多俊昭) 令和4年第7回9月定例会に当たり、当決算審査特別委員会に付託されました議案16件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当特別委員会では、初めに、9月15日及び16日の2日間にわたり、関係部課長等の出席を求め、施策の重点事項に掲げた施策の目標ごとに、主な事務事業について、その事業の成果・効果を主眼に、総括審査を行いました。 審査の中で、総務部所管事項においては、地域づくり推進事業について、市民との協働による地域づくり補助金のソフト分とハード分の申請額と補助額は。また、予算額に対して決算額が約1,000万円少なくなった理由はとの質疑に対し、ソフト事業の申請額は2,080万2,000円、補助実績額は1,359万2,000円、ハード事業の申請額は3,489万円、補助実績額は1,578万4,000円となった。各地域選定委員会での選定結果や各地域での補助金の枠、補助率等の関係で残額が生じたものと考えているとの答弁がありました。 また、訴訟法務事務について、弁護士委託料282万7,000円の内訳と相談件数はとの質疑に対し、内訳は年間委託料が66万円、損害賠償請求事件ほか2件の着手金、及び成功報酬として216万7,000円である。市からの相談は14件であったとの答弁がありました。 また、保健福祉部所管事項においては、高齢者等生活支援事業について、高齢者等ごみ出し支援戸別収集業務負担金の予算額216万円が、決算額では126万6,000円と約半分になった要因はとの質疑に対し、収集業務安達地方広域行政組合で行っており、負担金として支出しているが、当初予算では76件を見込んでいたが、利用実績が30件となったことによるとの答弁がありました。 また、産業部所管事項においては、企業誘致推進事務について、企業誘致サポート事業委託料154万円の内容と成果はとの質疑に対し、日本立地センターへ業務委託して、国内企業1万4,000社にアンケートを実施し、回収は1,361件であった。その中で、長命工業団地のパンフレットを同封し、本市に興味があると回答した19社を中心に、企業訪問等を通じて積極的に販売活動を行っているとの答弁がありました。 また、建設部所管事項においては、道路照明整備事業について、街路灯は設置工事により増えているはずだが、予算額と比較して、電気料の決算額が減少している理由はとの質疑に対し、工事での設置数は新設の街路灯が22基、蛍光灯などをLEDに取り替えたものが74基、合計96基であった。灯数が増えているのに電気料が下がっているのは、LED化した効果と考えられるとの答弁がありました。 また、教育委員会所管事項においては、安達給食センター運営経費について、学校給食費負担金5,119万4,000円に対して、賄材料費が5,668万9,000円と乖離が大きいのではとの質疑に対し、地産地消の県補助金給食費負担金滞納分等の要素が大きいと考えているとの答弁がありました。 次に、当特別委員会では、総括審査終了後、3つの分科会を設置し、分野ごとの重点的に検証を行う事業を選定し、20日及び21日の2日間にわたり、詳細審査を行ったところであります。 総務市民分科会では17事業、産業建設分科会では33事業及び文教福祉分科会では21事業を重点審査事業に選定し詳細に質疑を行い、また、分科会での質疑終了後には、委員による討議を行い、事業の成果・効果等の事業評価を行ったところであります。 次に、分科会長から各分科会における審査内容が委員会に報告され、総務市民分科会からは、総務部所管事項の審査の中で、SNSによる道路不具合などの通報事業について、46件の不具合の通報があったとのことだが、通報を受けた後の情報の取扱いはどのようになるのかとの質疑に対し、通報内容に応じて、直接担当課へ情報が届くので、通報があった担当課において、現地の確認及び補修等の対応をしているとの答弁がありました。 討議においては、多くの市民から不具合等の情報が集まり、いち早く現場を認知できることで補修等のスピード化につながるので、さらに周知を進めてほしいとの意見がありました。 また、市民部所管事項の審査の中で、防災対策について、備蓄用品購入の積算根拠と施設用備品の配置場所はとの質疑に対し、備蓄用品であるアルファ米及びクッキーを例にすると、本市人口の約5%に当たる2,750人の3日分を想定している。また施設用備品簡易ベッドについては、指定避難所47か所と福祉避難所5か所へ各5台分の計260台を購入したものであるとの答弁がありました。 討議においては、緊急時の備蓄用品ベッド等備品整備が盛り込まれており、防災対策の取組が進んでいるが、さらに市民の防災意識の高揚を図ることとの意見があったことなどが報告されました。 次に、産業建設分科会からは、産業部所管事項の審査の中で、農業機械保守点検補助の討議において、補助対象がコンバインだけであるが、トラクター等各種農機具についても、種類に応じた補助額を設けた上で補助対象とするなど、幅広く活用できるよう拡充していくべきであるとの意見がありました。 また、建設部所管事項の審査の中で、道路橋補修事業について、点検調査を行った結果はとの質疑に対し、令和3年度においては、市で管理している542橋のうち、160橋の点検を行った。点検結果は、健全、予防保全段階早期措置段階緊急措置段階の4段階に診断されるが、橋梁の機能に支障が生じている緊急措置段階と診断された橋はなかった。なお、早期措置段階と診断された橋は26橋あり、これらについては順次、補修を行う予定であるとの答弁があったことなどが報告されました。 次に、文教福祉分科会からは、保健福祉部所管事項の審査の中で、障害福祉サービスの充実について、障害児通所給付費の支給額が前年度に比べ約26%も増加している要因はとの質疑に対し、保護者のニーズの高まりや、新規事業所の開設に伴う支給量の増であると考える。相談支援体制の整備・充実により、障がいを持つ児童・生徒が通所支援事業所を利用しやすくなっているとの答弁がありました。 討議においては、生活弱者である障がい者への支援策として今後も必要な施策であり、引き続き継続すべきとの意見がありました。 また、教育委員会所管事項の審査の中で、安全・安心で質の高い教育環境の整備について、学校適正規模等調査事業の状況はとの質疑に対し、令和元年度から検討を進めているが、令和3年度は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、適正規模等調査検討会の開催を見送り、次年度での適正規模の検討について準備を進めたとの答弁がありました。 討議においては、児童・生徒数の減少を考慮し、早急に学校規模の検討をして、子どもたちにとって学びやすい学校運営ができるよう進めてもらいたいとの意見があったことなどが報告されました。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第57号から議案第70号まで及び議案第72号並びに議案第71号中、当特別委員会に関わる事項の16件については、全員異議なく原案のとおり認定すべきものと決した次第であります。 以上、決算審査特別委員会の報告といたします。 ○議長(本多勝実) 以上で、委員長報告は終わりました。 ○議長(本多勝実) これより、ただいまの委員長報告に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。          (「なし」との声あり) ○議長(本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。 委員長報告に対する質疑を終結いたします。 ○議長(本多勝実) これより議案に対する討論に入ります。 討論なさる方ございますか。          (「なし」との声あり) ○議長(本多勝実) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。 議案に対する討論を終結いたします。 ○議長(本多勝実) これより議案に対する採決に入ります。 議案第57号から議案第84号までの28件について、順次採決いたします。 初めに、議案第57号から議案第72号までの16件のうち、議案第71号の1件を除いた15件について、一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第57号から議案第72号までの16件のうち、議案第71号の1件を除いた15件については、これを原案のとおり認定することにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第57号から議案第72号までの16件のうち、議案第71号の1件を除いた15件については、原案のとおり認定することに決しました。 ○議長(本多勝実) 次に、議案第71号令和3年度二本松市水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算の認定についての1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第71号の1件については、これを原案のとおり可決及び認定することにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第71号の1件については、原案のとおり可決及び認定されました。 ○議長(本多勝実) 次に、議案第73号から議案第84号までの12件について、一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第73号から議案第84号までの12件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第73号から議案第84号までの12件については、原案のとおり可決されました。 ○議長(本多勝実) 以上で、市長提出議案の採決は終わりました。 ○議長(本多勝実) 会議中途でありますが、ここで暫時休憩いたします。 再開は14時50分といたします。                           (宣告 午後2時40分) ○議長(本多勝実) 再開いたします。                           (宣告 午後2時50分) ○議長(本多勝実) 休憩前に引き続き会議を開きます。 続いて、請願に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。          (「討論あり」との声あり) ○議長(本多勝実) 討論なさる方がございますので、討論通告を受けるため、暫時休憩いたします。 討論通告書は、休憩中に事務局までご提出願います。                           (宣告 午後2時50分) ○議長(本多勝実) 再開いたします。                           (宣告 午後2時51分) ○議長(本多勝実) 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論通告がございますので、発言を許します。 なお、討論通告者は1人であります。 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。 ○議長(本多勝実) これより請願に対する討論に入ります。 請願に対して、賛成者、18番平敏子さん。 ◆18番(平敏子) 議長、18番。 ○議長(本多勝実) 平敏子さん。          (18番 平 敏子 登壇) ◆18番(平敏子) 私は、日本共産党二本松市議団を代表し、請願受理番号第6号国に対し、「再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の提出を求める請願について、賛成の立場から討論を行います。 本請願は、無実の人を誤った裁判から迅速に救済するために、①再審における検察手持ち証拠の全面開示と、②再審開始決定に対する検察の不服申立ての禁止を内容とする刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書を政府に提出することを求めるものです。 罪を犯していない人が、犯罪者として法による制裁を受ける冤罪は、その人の人生を壊し、人格を否定し、その家族にも重大な被害をもたらし、ひいては法制度そのものに対する信頼や正当性を失わせることとなるものです。 したがって、冤罪は、憲法が保障する自由や名誉といった基本的人権を脅かす深刻な人権侵害であって、その加害者は国家権力でありますから、政府関係機関は直ちに問題点を明らかにし、是正措置を講ずるべきであります。 ところが、その取組は遅々として進むことなく、冤罪などはあってはならないと万人が認めることでありながら、今日において、いまだそれはなくなることなく、次々と新たな問題が明らかとなっています。 そのため、日本弁護士連合会は、令和元年10月に「えん罪被害を一刻も早く救済するための再審法の速やかな改正」を求め、様々な団体・個人が立ち上がり、刑事訴訟法の再審規定を見直すべきと声を上げています。 近年の冤罪事件の状況にあっては、足利事件、布川事件、東京電力OL事件、東住吉事件、袴田事件などの重罰事件の再審無罪が続いたことが特徴的でありますが、いずれの事件においても、再審開始決定から無罪となるまでの過程において、常に検察による甚大な妨害が立ちはだかり、被害者とその家族、支援する人たちの労苦は、筆舌に尽くし難く、置かれた環境は過酷を極めてきました。 長い年月をかけて再審開始決定を得た後も、検察による不服申立てが審理の長期化及び再審開始決定の取消しで、振出しに戻り、さらに再審請求、再審決定、検察による不服申立てと繰り返され、冤罪被害者の救済は長期化しています。これは諸外国と比べても極めて異常かつ深刻な状態であり、早急に改善すべきです。 再審を阻む最大の壁の一つは、検察が捜査で集めた証拠を隠し、開示しないことです。 再審請求では、無実を主張する請求人と弁護側から、新規・明白な無罪証拠を提出することが求められますが、証拠のほとんどは、強制捜査権を持つ警察や検察の手にあり、さらに当事者主義を根拠とし、それらの開示義務はないとされ、無罪証拠が隠されたまま、有罪が確定する事例が後を絶ちません。 再審により無罪となった事件において、新証拠として提出されたものの多くは、実は当初から検察が隠し持っていたものであったことが次々と明らかにされており、この事実には多くの人々が恐怖を覚え、マスコミにおいても重大な問題として取り上げられてきました。一昨日も民間放送で、30年前の冤罪事件が疑われる飯塚事件を放映していました。 もし、これらの証拠が当初から開示されていたとしたら、冤罪事件で苦しんだ被害者の人たちの人生は、大きく変わっていたことは間違いありません。 通常審では、公判前整理手続きを通じ、不十分ながらも一定の要件で証拠開示が制度化されています。しかしながら、再審における証拠開示には、何一つルールがないままであり、その結果、証拠が開示されるか否かは裁判官の個別判断や警察官の任意に委ねられることとなり、法の下の平等原則さえも、踏みにじられているのが実情です。 よって、請願者が言うところの再審における検察手持ち証拠の開示請求に応じることの制度化は、早急に解決すべき課題であることは間違いありません。 もう一つの壁は、再審開始決定に対する検察による不服申立てが許されていることです。 前述のとおり、再審開始決定までの道のりは、過酷かつ極めて高いハードルが設定されているにもかかわらず、これを得たとしても、検察による不服申立てが許される現状にあっては、審理の長期化は避けられず、多くの事件において被害者の高齢化、獄中死が相次いでいます。 今から58年前に起こった名張毒ぶどう酒事件では、1964年の一審無罪判決、1969年の控訴審逆転死刑判決、1972年の最高裁上告棄却による死刑確定、以後、再三にわたる再審請求を経て、2005年、実に41年目にして、再審開始決定を得ながらも、検察の控訴、異議申立てにより、当事者は89歳で無念の獄死を遂げました。ほかにも同様の例は多々あり、今も苦しみながら戦い続けている人たちがたくさんいます。 公益の代表者という検察官の法的地位からしても、裁判所の決定にいたずらに逆らい、こうした悲劇を繰り返すことには、法的な制限を加える必要があることを多くの有識者も指摘しています。 総務市民常任委員会の審査での討論では、証拠の全面開示と検察官の不服申立てが、裁判を長期化させるとの発言がありましたが、それは全く逆であり、証拠の全面不開示と検察官の不服申立て、上訴が裁判を長引かせる原因となっています。都合の悪い証拠は隠し、裁判所が再審開始決定を出しても従わないことこそが、裁判の長期化をもたらしています。 以上のことから、再審における全面的な証拠開示制度の確立、検察官の上訴制限は、罪のない人の救済のための1秒1分を争う問題であり、私たち二本松市議会は、国に対し、速やかに問題解決に向けた検討を始め、しかるべき措置を講じるよう意見書を提出することが求められています。 この問題は、当事者だけのものではありません。全ての国民がその対象であり、全ての市民が被害者となりうるものです。悲劇を繰り返さないために、無実の人々を誤った裁判から迅速に救済するために、議員皆さんの賢明な判断をお願いして、賛成討論といたします。 ○議長(本多勝実) 以上で、討論は終わりました。 請願に対する討論を終結いたします。 ○議長(本多勝実) これより請願に対する採決に入ります。 請願第5号及び請願第6号の2件について、順次採決いたします。 初めに、請願第5号「国の『被災児童生徒就学支援等事業』の継続と、被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書」の提出を求める請願書の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております請願第5号の1件については、これを採択することにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、請願第5号の1件については、採択することに決しました。 ○議長(本多勝実) 次に、請願第6号国に対し、「再審法(刑事訴訟法の再審規定)の改正を求める意見書」の提出を求める請願書の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております請願第6号について、所管常任委員長の報告は趣旨採択であります。 よって、委員長報告のとおり、趣旨採択とすることに賛成の諸君の起立を求めます。          (起立多数) ○議長(本多勝実) 起立多数と認めます。 よって、請願第6号の1件については、委員長報告のとおり、趣旨採択することに決しました。 ○議長(本多勝実) 次に、議事日程に従い、市長提出追加議案第85号二本松市茂原財産区管理委員選任の同意についての1件を議題といたします。 ○議長(本多勝実) 市長の提案理由の説明を求めます。 ◎市長(三保恵一) 議長、市長。 ○議長(本多勝実) 市長。          (市長 三保恵一 登壇) ◎市長(三保恵一) 議案第85号茂原財産区管理委員選任の同意について、提案理由をご説明申し上げます。 財産区管理委員の任期は、地方自治法上4年と定められているところであり、茂原財産区の管理委員の任期につきましては、令和元年5月5日から令和5年5月4日までとなっております。また、管理委員は、条例の定めにより、市長が議会に諮って選任することとされており、定数は7人であります。 茂原財産区管理委員の人選につきましては、従来から茂原行政区の中で協議をいただき、推薦された7人を選任させていただいておりますが、過日、1名の欠員が生じましたので、今般、補充委員を選任させていただくものであります。 補充委員につきましては、これまでと同様の考え方で、茂原行政区から推薦いただいた方を選任いたしたく、議案書記載のとおり、高本隆一さんをご提案申し上げる次第であります。 なお、補充委員の任期は、選任の日から前任者の残任期間となります。 ご賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。 ○議長(本多勝実) 以上で、市長の提案理由の説明は終わりました。 ○議長(本多勝実) これより追加議案に対する質疑に入ります。 質疑なさる方ございますか。          (「なし」との声あり) ○議長(本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。 追加議案に対する質疑を終結いたします。 ○議長(本多勝実) この際、お諮りいたします。 ただいま議題となっております議案第85号の1件については、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第85号の1件については、委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(本多勝実) 重ねてお諮りいたします。 議案第85号の1件については、討論を省略の上、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第85号の1件については、討論を省略の上、直ちに採決することに決しました。 ○議長(本多勝実) これより追加議案に対する採決に入ります。 ただいま議題となっております議案第85号の1件については、原案に同意することにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第85号の1件については、原案に同意することに決しました。 ○議長(本多勝実) 以上で、市長提出追加議案の採決は終わりました。 ○議長(本多勝実) 次に、議事日程に従い、市長より意見を求められた人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 市長から議長宛ての文書につきましては、お手元に配付いたしました写しのとおりであります。 ○議長(本多勝実) これより市長の推薦理由の説明を求めます。 ◎市長(三保恵一) 議長、市長。 ○議長(本多勝実) 市長。          (市長 三保恵一 登壇) ◎市長(三保恵一) 人権擁護委員は、国民の基本的人権が侵されることのないように監視し、もしこれが侵された場合には、その救済のため、速やかに適切な措置を取るとともに、常に自由人権思想の普及高揚に努めることを使命としております。 市長は、市議会議員の選挙権を有する住民の中から、人格、識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に理解のある候補者を議会の意見を聞いて、法務大臣に推薦することになっており、その推薦に基づいて法務大臣が委嘱するものであります。 当市の現在の人権擁護委員は、二本松地域が5名、安達地域が4名、岩代地域東和地域が3名、計15名であります。 今般、本年12月31日をもって二本松地域の渡邉一郎さんが4期目の任期満了、同じく二本松地域の渡邊公子さんが2期目の任期満了を迎えることになりますが、お二方とも再任として、推薦しようとするものであります。 以上、候補者として推薦することについて議会の意見を求めたいので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(本多勝実) 以上で、市長の推薦理由の説明は終わりました。 ○議長(本多勝実) これより質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。          (「なし」との声あり) ○議長(本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 ○議長(本多勝実) お諮りいたします。 本件は、人事案件でありますので、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、委員会付託を省略することに決しました。 ○議長(本多勝実) 重ねてお諮りいたします。 本件については、討論を省略の上、直ちに採決いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、本件については、討論を省略の上、直ちに採決することに決しました。 ○議長(本多勝実) これより採決に入ります。 ただいま議題となっております人権擁護委員候補者の推薦については、原案を適任と認めることにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、人権擁護委員候補者の推薦については、原案を適任と認めることに決しました。 ○議長(本多勝実) 以上で、人権擁護委員候補者の推薦に関する議事は終わりました。 ○議長(本多勝実) 次に、議事日程に従い、委員会提出議案第3号「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書の提出についての1件を議題といたします。 ○議長(本多勝実) これより議案提出者の提案理由の説明を求めます。 文教福祉常任委員長、8番佐藤運喜君。 ◆文教福祉常任委員長佐藤運喜) 議長、文教福祉常任委員長、8番佐藤運喜。 ○議長(本多勝実) 佐藤運喜君。          (文教福祉常任委員長 佐藤運喜 登壇) ◆文教福祉常任委員長佐藤運喜) 委員会提出議案第3号「被災児童生徒就学支援等事業」の継続と被災児童生徒の十分な就学支援を求める意見書の提出について、提案理由を説明いたします。 東日本大震災から11年が経過し、経済的理由により就学等が困難な子どもたちを対象に実施されている被災児童生徒就学支援等事業は、被災した子どもたちが、学校で学ぶための極めて有効な支援事業として機能しております。 福島県では、令和3年4月1日時点で約5,600人もの子どもたちが県内外で避難生活を送っており、長期的な支援がなくてはならない状況にあります。しかし、本事業に係る予算措置は単年度のため、本事業が終了もしくは規模が縮小することとなれば、自治体負担となり、被災児童生徒就学支援に格差が生じることも危惧されます。 以上の趣旨から、東日本大震災によって経済的に困窮している家庭の子どもたちの就学・修学を保障するため、令和5年度においても全額国費による被災児童生徒就学支援等事業の継続と、就学に必要な予算確保を行うことを求めて政府関係機関へ意見書を提出しようとするものであります。 ○議長(本多勝実) 以上で、議案提出者の提案理由の説明は終わりました。 ○議長(本多勝実) これより委員会提出議案に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。          (「なし」との声あり) ○議長(本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。 委員会提出議案に対する質疑を終結いたします。 ○議長(本多勝実) なお、ただいま議題となっております委員会提出議案第3号については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会付託を省略いたします。 ○議長(本多勝実) これより委員会提出議案に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。          (「なし」との声あり) ○議長(本多勝実) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。 委員会提出議案に対する討論を終結いたします。 ○議長(本多勝実) これより委員会提出議案に対する採決に入ります。 委員会提出議案第3号の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております委員会提出議案第3号の1件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。          (「異議なし」との声あり) ○議長(本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、委員会提出議案第3号の1件については、原案のとおり可決されました。 ○議長(本多勝実) 以上で、委員会提出議案の採決は終わりました。 ○議長(本多勝実) 以上で、今期定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもちまして、令和4年第7回二本松市議会9月定例会を閉会いたします。                           (宣告 午後3時18分) 上記、会議の次第は事実と相違ないことを証明するためここに署名する。  令和4年9月27日     二本松市議会                     議長   本多勝実                     議員   鈴木一弘                     議員   加藤建也                     議員   本多俊昭...