○副議長(
堀籠新一)
動議提出者、9番
本多俊昭君の説明を求めます。
◆9番(
本多俊昭) 議長、9番。
○副議長(
堀籠新一)
本多俊昭君。 (9番
本多俊昭 登壇)
◆9番(
本多俊昭) それでは、ただいまから
本多勝実議長に対する
議長不信任案の
提案理由の説明をいたします。 議長は、令和3年12月定例会における議案第129号令和3年度二本松市
一般会計補正予算についての私の
反対討論について、
本多議長は、
議会運営委員会申合せにより、議長が
発言取消しを留保し、令和4年1月14日の
議会運営委員会に諮り、
反対討論の文言の一部を議事録から削除しましたが、今さら言うまでもなく、議会並びに
委員会における議員の発言は原則自由であり、不穏当、
不規則発言に限り取消し、文言の訂正が認められておるわけであります。私の
反対討論の文言には、判例等にある不穏当、
不規則発言に該当する言葉は一切入っておらず、単に耳障り、都合の悪い文言にへ理屈をつけて削除したものであり、議長の職権を逸脱しており、
職権乱用そのものであります。 また、
芝生広場整備事業につきまして、令和3年10月に議長自らが
二本松商工会議所に出向き、役員に対して事業の概要等を説明した上で、令和3年12月定例会に
補正予算を提出したいので、
芝生広場整備事業推進に関する要望者の提出を依頼しております。市当局が行うのであれば、まだ分かりますが、議長が行うことは、まさに職責を逸脱した行為であります。 改めて申し上げるまでもなく、議会には議長としての在り方に関し、基本となる
公正指導の原則があります。 その第1は、議長は中立公平に徹し、議会の代表として議会の権威と地位の向上、
住民ニーズの実現のために職務を遂行する義務があります。いやしくも支持した議員やそうでない議員を区別するような言動をしてはならず、その疑いを求められるようでは、あってはならないのであります。 第2は、議長は議会の
秩序保持権、
議事整理権、
事務統理権、
議会代表権の広範な権限を与えられていますが、これらの権限は住民や議会全体がプラスになるように行使することが基本で、議長の偏向した見解や乱用は
政治的責任を伴うものになります。 第3は、議長は広範囲かつ強力な権限を持っていますが、軽易な事項を除き、通常は
議会運営委員会に諮問して取扱いを協議し、その結果に基づいて行使することが必要であります。 このように議会において、議長は不偏不党で、あくまでも公正に議事を指導すべき立場にあります。
本多議長は、日頃から開かれた議会、魅力ある議会を唱えられておりますが、現実には議長の
独断専行という、非民主的な手法が多々見受けられます。 今、本市は厳しい
財政状況の中、
長期総合計画の実現に向け、住民が一体となり、魅力ある
まちづくりに取り組んでいる中にあって、議会側がまともで公正な運営ができないようなことでは、市民にとっても不幸な結果を生むおそれがあることを危惧するものであります。 以上のことを踏まえ、市民の信頼と期待に応える議会とするために、
本多勝実議長の
不信任決議案の動議を提案するものであります。
議会運営の正常化に向けて、どうぞ多くの皆様のご賛同をお願いしたく存じます。
○副議長(
堀籠新一) 説明が終わりました。
○副議長(
堀籠新一) これより
動議提出者の説明に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○副議長(
堀籠新一) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。
動議提出者の説明に対する質疑を終結いたします。 (「
議事進行」との声あり)
◆17番(
野地久夫) 議長、
議事進行。
○副議長(
堀籠新一) 17番
野地久夫君。
◆17番(
野地久夫) 採決に入る前に、
人事案件ですので、大変重要な問題であります。 協議の時間をいただきたいと思います。休憩を願います。
○副議長(
堀籠新一) ただいま17番
野地久夫君から、今の動議についての考え方をしたいということで、時間をいただきたいということでございます。 協議の結果、4時10分再開にしたいと思います。 よろしくお願いしたいと思います。 暫時休憩いたします。 (宣告 午後3時53分)
○副議長(
堀籠新一) 再開いたします。 (宣告 午後4時10分)
○副議長(
堀籠新一) 休憩…… (「
議事進行」との声あり)
◆8番(
加藤建也) 議長、
議事進行。
○副議長(
堀籠新一)
加藤議員。
◆8番(
加藤建也) 私もルールについては、そんなに詳しくないんですけれども、議長の対応について伺います。 ただいまの時間帯、
地方自治法117条により、
本多勝実君は退席の身であると私は思っております。その退席の身の
本多勝実君が、休憩時間に議場に入って、議長といろいろお話されているということは、これは正しい対応なのでしょうか。議長の見解を伺います。
○副議長(
堀籠新一) 暫時休憩いたします。 (宣告 午後4時12分)
○副議長(
堀籠新一) 再開いたします。 (宣告 午後4時14分)
○副議長(
堀籠新一) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま8番
加藤建也君の
議事進行についてお答えいたします。 私はただいまは休憩中でしたので、大丈夫かなと思いまして、入っていただいたのかなというふうに思っております。 以上です。
◆8番(
加藤建也) 議長、8番。
○副議長(
堀籠新一) 8番
加藤建也君。
◆8番(
加藤建也) それで大丈夫だったんですか。
○副議長(
堀籠新一) お答えいたします。 私は、問題はないというふうに認識しましたので、問題ないと思っております。
◆8番(
加藤建也) 議長、8番。
○副議長(
堀籠新一) 8番
加藤建也君。
◆8番(
加藤建也) 分かりました。
○副議長(
堀籠新一) 続いて、討論に入ります。 討論なさる方ございますか。 (「討論あり」との声あり)
○副議長(
堀籠新一) 討論なさる方がございますので、
討論通告を受けるため、暫時休憩いたします。
討論通告書は、休憩中に事務局までご提出願います。 (宣告 午後4時15分)
○副議長(
堀籠新一) 再開いたします。 (宣告 午後4時17分)
○副議長(
堀籠新一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
討論通告がございますので、発言を許します。 なお、
討論通告者は1人であります。 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。
○副議長(
堀籠新一) これより討論に入ります。 議題に対して、反対者、18番
平塚與志一君。
◆18番(
平塚與志一) 議長、18番。
○副議長(
堀籠新一) 18番
平塚與志一君。 (18番
平塚與志一 登壇)
◆18番(
平塚與志一)
議長不信任案事件に対して、
反対討論を行います。
本多議長は、旧
岩代地区の多
目的広場の討論に対して、削除したのがまずいということが一つの原因でありました。この件に関しては、議会のルールに従い、
議会運営委員会に諮問し、
委員会にて決定したものであり、何ら議長に非があったものものではないと考えます。 また、
議会運営に偏重が多々見受けられたとのこと。
議員皆さんご存じのように、
地方自治法第104条に議長の職責が規定されておりますとおり、議長は議会の代表権など、議会全体が議長によって統括されることが明らかにされております。議長の
公正指導の原則として、
地方議会における
基本原則として確立されておりますこと、ご案内のとおりであります。
本多議長におかれましては、何らこの道を外れていることはなく、
議長不信任案に反対するものであります。
○副議長(
堀籠新一) 以上で、討論は終わりました。 討論を終結いたします。
○副議長(
堀籠新一) これより
議長不信任決議案について、採決いたします。 (「議長」との声あり)
◆15番(小林均) 議長、15番。
○副議長(
堀籠新一) 15番小林均君。
◆15番(小林均) 単記無
記名投票でお願いします。 (「議長」との声あり)
◆2番(
坂本和広) 議長、2番。
○副議長(
堀籠新一)
坂本和広君。
◆2番(
坂本和広)
記名投票でお願いいたします。
○副議長(
堀籠新一) 暫時休憩いたします。 (宣告 午後4時21分)
○副議長(
堀籠新一) 再開いたします。 (宣告 午後4時22分)
○副議長(
堀籠新一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
投票準備のため、暫時休憩いたします。 再開時間については、追ってご連絡いたします。 (宣告 午後4時22分)
○副議長(
堀籠新一) 再開いたします。 (宣告 午後4時50分)
○副議長(
堀籠新一) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、お諮りいたします。 本日の会議時間は、本日の
議事日程が全部終了するまで、あらかじめ時間を延長いたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○副議長(
堀籠新一) ご異議なしと認めます。 よって、本日の会議時間は、本日の
議事日程が全部終了するまで、あらかじめ時間を延長することに決しました。
○副議長(
堀籠新一)
議事運営の都合上、暫時休憩いたします。 再開時間は追って連絡いたします。 (宣告 午後4時50分)
○副議長(
堀籠新一) 再開いたします。 (宣告 午後5時40分)
○副議長(
堀籠新一) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま15番小林均君から、
議長不信任決議案の採決については、無
記名投票によられたいとの発言がございました。また、2番
坂本和広君から、
記名投票によられたいとの発言がございました。 したがって、いずれの方法によるかを
会議規則第71条第2項の規定により、無
記名投票により決することになっております。
投票準備のため、暫時休憩いたします。 (宣告 午後5時40分)
○副議長(
堀籠新一) 再開いたします。 (宣告 午後5時41分)
○副議長(
堀籠新一) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議長不信任決議案の
採決方法について、15番小林均君の無
記名投票によられたいとの要求について、採決いたします。
○副議長(
堀籠新一) 議場の閉鎖を命じます。 (
議場閉鎖)
○副議長(
堀籠新一) ただいまの
出席議員数は、議長を除いて20人であります。
投票用紙を配付いたさせます。 (
投票用紙 配付)
○副議長(
堀籠新一)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。 (「なし」との声あり)
○副議長(
堀籠新一)
配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (
投票箱点検)
○副議長(
堀籠新一) 異状なしと認めます。
○副議長(
堀籠新一) 念のため申し上げます。 無
記名投票によることを可とする諸君は賛成と、無
記名投票によることを否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 繰り返します。無
記名投票によることを可とする諸君は賛成、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
○副議長(
堀籠新一) なお、重ねて申し上げます。 投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明かでない投票は、
会議規則第73条第2項の規定により、否とみなします。
○副議長(
堀籠新一) 点呼を命じます。 (点呼に応じ2番議員から投票)
○副議長(
堀籠新一)
投票漏れはありませんか。 (「なし」との声あり)
○副議長(
堀籠新一)
投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。
○副議長(
堀籠新一) 議場の閉鎖を解きます。 (
議場閉鎖解除)
○副議長(
堀籠新一) これより開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に2番
坂本和広君、9番
本多俊昭君、16番平敏子さん、以上3名を指名いたします。 よって、3名の立会いをお願いいたします。 (開票)
○副議長(
堀籠新一) 投票結果を報告いたします。
投票総数20票、これは先ほどの
出席議員数に符合いたしております。 そのうち賛成11票、反対9票であります。
○副議長(
堀籠新一) 以上のとおり賛成多数であります。 よって、
議長不信任決議案の採決については、無
記名投票で行うことに決しました。
○副議長(
堀籠新一) これより
議長不信任決議案を採決いたします。 この採決は、無
記名投票をもって行います。
○副議長(
堀籠新一) 議場の閉鎖を命じます。 (
議場閉鎖)
○副議長(
堀籠新一) ただいまの
出席議員数は、議長を除いて20人であります。
投票用紙を配付いたさせます。 (
投票用紙 配付)
○副議長(
堀籠新一)
投票用紙の
配付漏れはありませんか。 (「なし」との声あり)
○副議長(
堀籠新一)
配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (
投票箱点検)
○副議長(
堀籠新一) 異状なしと認めます。
○副議長(
堀籠新一) 念のため申し上げます。
議長不信任決議案を可とする諸君は賛成と、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。 繰り返します。本決議案を可とする諸君は賛成、否とする諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。
○副議長(
堀籠新一) なお、重ねて申し上げます。 投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、
会議規則第73条第2項の規定により、否とみなします。
○副議長(
堀籠新一) 点呼を命じます。 (点呼に応じ2番議員から投票)
○副議長(
堀籠新一)
投票漏れはありませんか。 (「なし」との声あり)
○副議長(
堀籠新一)
投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。
○副議長(
堀籠新一) 議場の閉鎖を解きます。 (
議場閉鎖解除)
○副議長(
堀籠新一) これより開票を行います。
会議規則第31条第2項の規定により、立会人に3番斎藤徹君、10番
熊田義春君、17番
野地久夫君、以上3名を指名いたします。 よって、3名の立会いをお願いいたします。 (開票)
○副議長(
堀籠新一) 投票結果を報告いたします。
投票総数20票、これは先ほどの
出席議員数に符合しております。 そのうち賛成10票、反対10票であります。
○副議長(
堀籠新一) 以上のとおり
可否同数であります。 よって、
地方自治法第116条第1項の規定により、議長において裁決いたします。
○副議長(
堀籠新一) 議長は、
議長不信任決議案は否決といたします。 よって、
議長不信任決議案は否決されました。
○副議長(
堀籠新一) 以上で、
議長不信任決議案の採決は終わりました。 22番
本多勝実君の除斥を解きます。 (22番
本多勝実 復席)
○副議長(
堀籠新一)
議長職交代のため、暫時休憩いたします。 (宣告 午後6時09分)
○議長(
本多勝実) 再開いたします。 (宣告 午後6時10分)
○議長(
本多勝実) 休憩前に引き続き会議を開きます。
議事日程に従い、議案第39号から議案第53号までの15件、並びに請願第4号の1件を
一括議題といたします。
○議長(
本多勝実) 本件に関し、
所管常任委員会に付託しておりましたので、審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。 初めに、
文教福祉常任委員長、16番平敏子さん。
◆
文教福祉常任委員長(平敏子) 議長、
文教福祉常任委員長、16番平敏子。
○議長(
本多勝実) 平敏子さん。 (
文教福祉常任委員長 平 敏子 登壇)
◆
文教福祉常任委員長(平敏子) 令和4年第4回6月定例会に当たり、当
文教福祉常任委員会に付託されました議案6件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当
委員会では、6月22日に
机上審査の日程で、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 初めに、議案第50号令和4年度二本松市
一般会計補正予算のうち、当
委員会に関わる事項の説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、新型コロナウイルスワクチン接種事業における予防接種委託料について、今後増額する可能性はあるのか。また、4回目接種の予約について、これまでは自ら予約することが困難な方の対応を各支所等で代行予約していたが、今回はどのように対応するのかとの質疑に対し、委託料については、接種の対象となる2万2,000人全員分を計上しているため、減額することはあっても増額することはないと考えている。また、自ら予約することが困難な方の予約対応としては、これまで同様、各支所、各住民センター、各保健センターで代行予約を行うとの説明がありました。 討議においては、4回目のワクチン接種に当たり、スムーズに予約ができるよう体制を整備してもらいたいとの意見がありました。 また、英語指導外国青年招致事業について、一般財団法人自治体国際化協会特別会員会費のうちオリエンテーションの負担金は32万6,500円とのことだが、オリエンテーションは何日間行われるのか。また、この金額は参加人数によって変わるものなのかとの質疑に対し、東京都で10日から2週間程度実施する。この金額は1人当たりの金額であるとの説明がありました。 また、特別支援教育振興事業における通級指導教室について、今年4月に、岳下小学校と油井小学校に新設されたとのことだが、それぞれの教室に通う児童の数はとの質疑に対し、岳下小学校の教室には、6校の16人が、油井小学校の教室には、3校の10人が通っているとの説明がありました。 次に、議案第53号工事請負契約の締結についての説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、本体整備工事以外で、今後、追加工事の発注や追加予算の計上が出てくるのかとの質疑に対し、今年度中に照明施設の整備工事と便所等新築工事の二つの工事を発注するほか、その二つの工事の工事監理業務委託も併せて発注する予定であり、全て継続費の中で行う計画であるとの説明がありました。 なお、議案第39号専決処分の承認を求めることについて(令和4年度二本松市
一般会計補正予算)、議案第43号二本松市東日本大震災による被災者に対する市民税等の減免に関する条例の一部を改正する条例制定についてのうち当
委員会に関わる事項、議案第44号二本松市新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したこと等による国民健康保険税及び介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例制定についてのうち当
委員会に関わる事項及び議案第52号令和4年度二本松市介護保険特別会計
補正予算については、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。 その後、討論に移り、議案第53号については、(仮称)二本松市多目的運動広場本体整備工事については、事業自体に反対のため、契約の締結についても反対する旨の討論がありました。 一方で、入札方法や手続きに問題はないため、賛成する旨の討論がありました。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、当
委員会に付託された議案第39号の1件については、全員異議なく原案のとおり承認すべきものと決し、また、議案第43号のうち当
委員会に関わる事項、議案第44号のうち当
委員会に関わる事項、議案第50号のうち当
委員会に関わる事項及び議案第52号の4件については、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決し、議案第53号の1件については、賛成多数により原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、
文教福祉常任委員会の報告といたします。
○議長(
本多勝実) 次に、産業建設常任委員長、11番
小野利美君。
◆産業建設常任委員長(
小野利美) 議長、産業建設常任委員長、11番
小野利美。
○議長(
本多勝実)
小野利美君。 (産業建設常任委員長
小野利美 登壇)
◆産業建設常任委員長(
小野利美) 令和4年第4回6月定例会に当たり、当産業建設常任
委員会に付託されました議案1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当
委員会では、6月22日に
机上審査の日程で、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 議案第50号令和4年度二本松市
一般会計補正予算のうち、当
委員会に関わる事項の説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、商店街等活性化推進事業について、電子商品券ではなく紙の商品券とすることは検討しなかったのかとの質疑に対し、電子商品券とすることにより、商品券の購入時と利用時の両方で非接触が実現できるため、新型コロナウイルス感染症拡大防止にも効果が見込めること。自動的にデータが集計・管理されるため、店舗等では利用された商品券を集計し換金するなどの時間的・人的コストが削減できること。時代の潮流であり、将来的な目標でもある地域経済のデジタル化の推進が図れること。1円単位で利用することができることから、生活必需品や買回り品、さらにはタクシー利用など、幅広い商品やサービスでの利用が見込めること。
二本松商工会議所において、同時期に紙の商品券の販売が計画されており、利用者並びに店舗等の両方で混乱が生じるおそれがあり、さらに店舗等では、別々の商品券ごとに仕分けて換金する必要が生じ、手間が増えてしまうことなどを考慮し、電子商品券のみとしたとの説明がありました。 また、電子商品券だと利用することができない高齢者等がいるのではないかとの質疑に対し、事務費の中には、対面でスマートフォン操作のサポートを受けながら商品券の購入ができる特設窓口や、購入者や参加店舗等の支援を行うコールセンターの設置経費が含まれており、高齢者やスマートフォン操作に不安のある方に対しても、丁寧なサポートをする計画であるとの説明がありました。 また、日山キャンプ場のバンガロー4棟について、解体ではなく修繕で対応できないのかとの質疑に対し、建物の傾斜角が基準値を超える勾配であるため、修繕での対応はできないことから解体し、近年需要が伸びているテントサイトとして利用できるよう、芝生を張り整備する予定であるとの説明がありました。 また、霞ヶ城公園に設置する防犯カメラは、どのような場所に設置するのかとの質疑に対し、三ノ丸上段トイレが放火されたため、主に施設やトイレ周辺を撮影できる角度の場所に、合計5基の設置を予定しているとの説明がありました。 討議においては、商店街等活性化推進事業については、高齢者等の利便性を考慮すると、やはり紙の商品券が望ましいのではないかとの意見や、今後も利用できる、二本松市独自の地域通貨の制度設計についても検討する必要があるのではないかとの意見がありました。 また、霞ヶ城公園等への防犯カメラの設置については、市民の安全を守るためにも、積極的に進めるべきであるとの意見がありました。 その後、討論に移り、議案第50号のうち当
委員会に関わる事項について、商店街等活性化推進事業を電子商品券で実施することにより、紙の商品券に比べ、総事業費に占める割合の多くを事務費として委託業者に支払うことになる。新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用するに当たっては、財源に限りもあることから、市民に対してより多く還元できる方法を選択することが適切であると考えるため、反対する旨の討論がありました。 一方では、事務費には、高齢者等の利用を促進するための特設窓口やコールセンターの設置経費も含まれており、デジタル化が進む社会において、電子商品券の利用方法等を周知することは、今だけでなく将来にわたり必要な経費と考える。市民並びにコロナ禍で最も影響を受けている事業者に対して、この時期だからこそ必要な事業と考えるため、賛成する旨の討論がありました。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第50号のうち当
委員会に関わる事項の1件については、
可否同数となり、委員長裁決により原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以上、産業建設常任
委員会の報告といたします。
○議長(
本多勝実) 次に、総務市民常任委員長、7番石井馨君。
◆総務市民常任委員長(石井馨) 議長、総務市民常任委員長、7番石井馨。
○議長(
本多勝実) 石井馨君。 (総務市民常任委員長 石井 馨 登壇)
◆総務市民常任委員長(石井馨) 令和4年第4回6月定例会に当たり、当総務市民常任
委員会に付託されました議案12件及び請願1件について、その審査の経過と結果についてご報告申し上げます。 当
委員会では、6月22日に
机上審査の日程で、
関係部課長の出席を求め、慎重に審査いたしました。 初めに、議案第49号財産の取得についての説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、今回取得する用地を含め、安達支所周辺整備事業で計画されている公園と駐車場の配置はどのようになるのかとの質疑に対し、県道安達停車場線側を駐車場とし、その東側を公園として整備する計画であるとの説明がありました。 次に、議案第50号令和4年度二本松市
一般会計補正予算のうち、当
委員会に関わる事項についての説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、情報ネットワーク系システム管理経費について、新型コロナウイルス感染症対策のためオンライン会議等の環境整備を行うのはどこの施設なのか。また、いつから利用可能となるのかとの質疑に対し、整備予定の施設は、二本松住民センター、岳下住民センター、二本松中央公民館、安達・岩代・東和の各地域公民館、勤労者研修センター、安達保健福祉センターの8か所であり、7月中には利用可能となる予定であるとの説明がありました。 また、災害廃棄物処理事業について、被災家屋等撤去委託料増額の積算根拠はとの質疑に対し、1戸当たりの撤去委託料を300万円とし、家屋等撤去の希望調査の結果から55戸の解体・撤去を見込んで積算したものであるとの説明がありました。 討議においては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を市民に対して有効に活用してほしいとの意見がありました。 次に、議案第42号二本松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について及び議案第51号令和4年度二本松市国民健康保険特別会計
補正予算についての説明を受け、審査いたしました。 審査の中で、傷病手当金について、今回の補正で120万円となるが、その内訳はとの質疑に対し、1日6,000円の20日分で、1人当たり12万円見込み、10人分を想定しているとの説明がありました。 討議の中で、令和4年度国民健康保険税について、税額の引下げが提案されたことは、市当局が、相当検討されたものだと考える。今後、疾病等が増加すると次年度以降の税額の増額も想定されるので、健診等も含めて当初計画された事業を的確に進めてほしいとの意見がありました。 なお、議案第40号二本松市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第41号二本松市税特別措置条例の一部を改正する条例制定について、議案第43号二本松市東日本大震災による被災者に対する市民税等の減免に関する条例の一部を改正する条例制定についてのうち当委員会に関わる事項、議案第44号二本松市新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少したこと等による国民健康保険税及び介護保険料の減免に関する条例の一部を改正する条例制定についてのうち当
委員会に関わる事項、議案第45号二本松市広域的減容化事業に伴う地域振興基金条例を廃止する条例制定について、議案第46号財産の取得について、議案第47号財産の取得について及び議案第48号財産の取得については、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、議案第40号、議案第41号、議案第42号、議案第43号のうち当
委員会に関わる事項、議案第44号のうち当
委員会に関わる事項、議案第45号、議案第46号、議案第47号、議案第48号、議案第49号、議案第50号のうち当
委員会に関わる事項及び議案第51号の12件について、全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 次に、請願についてでありますが、請願第4号
地方財政の充実・強化を求める意見書提出請願書について、紹介議員の説明を受け審査いたしましたが、審査において報告すべき質疑、意見等は特にありませんでした。 以上の経過を踏まえ、採決を行った結果、請願第4号については、全員異議なく採択すべきものと決した次第であります。 以上、総務市民常任
委員会の報告といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、
委員長報告は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより、ただいまの
委員長報告に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。
委員長報告に対する質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) 続いて、議案に対する討論に入ります。 討論なさる方ございますか。 (「討論あり」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございますので、
討論通告を受けるため、暫時休憩いたします。
討論通告書は、休憩中に事務局までご提出願います。 (宣告 午後6時29分)
○議長(
本多勝実) 再開いたします。 (宣告 午後6時31分)
○議長(
本多勝実) 休憩前に引き続き会議を開きます。
討論通告がございますので、順次発言を許します。 なお、
討論通告者は3人であります。 また、討論は1人1回に制約しておりますので、ご了承願います。
○議長(
本多勝実) これより議案に対する討論に入ります。 議案に対して、まず、反対者、6番
鈴木一弘君。
◆6番(
鈴木一弘) 議長、6番。
○議長(
本多勝実)
鈴木一弘君。 (6番
鈴木一弘 登壇)
◆6番(
鈴木一弘) 議案第50号令和4年度二本松市
一般会計補正予算のうち、商店街等活性化推進事業に反対の立場で討論をいたします。 新型コロナウイルス禍からの経済活動再開の中、ロシアのウクライナ侵攻の影響による原油、穀物価格の高騰と、それらに伴う物流費、原材料費の値上がり、急激に進む円安等によるコストの増加が続いております。食料やエネルギーの多くを輸入に頼る日本にとっては、世界的な価格高騰は受け入れざるを得ない状況であると考えます。そして、円安はそのまま輸入物価を上昇させております。 政府も石油元売への補助金、低所得子育て世帯への給付金など、様々な物価高騰対策を行っているところであり、本事業で使用する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金もその大きな柱の一つであります。感染拡大の影響を受けた地域経済や市民生活の支援を行うために創設された国の本市に向けた大切な交付金なのです。もう、本市の残りも3億円程度となっておりますので、大切に市民生活の支援に充てていきたいと願うものです。 さて、そこで今般提出された商店街等活性化推進事業について考えてみますが、新型コロナウイルス感染症の拡大により影響を受けた二本松市の経済の回復と活性化等を図るため、プレミアム付きデジタル商品券発行事業を実施するというものであり、内訳としては、プレミアム分の30%に当たる9,000万円、運営委託費用としてシステム構築費用1,200万円、決済手数料4%として1,400万円、特設窓口、コールセンターなど2,800万円、その他合計で7,700万円です。市民のために、9,000万円を使うために運営費として7,700万円を使うという制度設計となっております。 18歳以上の自己申告の市民2万人を対象として、11月から1月までの3か月間で1万円コース、2万円コースで、3億円分の購入をしていただき、30%のプレミアムをつけて実施するというもので、期間が過ぎれば購入後の残金については市に没収となりますので、強制的に3か月間で、二本松市内で3億9,000万円が動くことになりますので、構想としては大変魅力的な事業であると思いますが、売れ残りが出た場合はシステム構築費用、決済手数料の一部を減額した同様の運営費用が再度発生するというものです。 しかし、前の議会で承認して補助金を出している市内97.27%もの利用率もある従来の紙ベースのプレミアム商品券が同時期に商工会議所で発行されますが、その事業はどのようになってしまうのか。その紙ベースの件とはかぶらないように、市ではデジタル商品券を発行するという考えはいかがなものかと考えます。仮に商工会議所で実施するプレミアム商品券に、プレミアム分を追加すれば、運営費用は1,000万円程度で済みますので、6,700万円が浮くことになります。そっくりプレミアム分に上乗せすれば、50%のプレミアムになり、期限も3か月と言わず、5か月、またはそれ以上に延ばすことも可能になります。そして、市内には短期間で3億9,000万円どころか、4億5,700万円余りが流通することになるのです。 しかも、今回設計されているデジタル商品券の場合、市民のために使うはずの7,700万円は市内には事業者がありませんので、公募型のプロポーザル方式とのことで、市外の事業者に支払われることとなり、市民に還元はされません。仮に商工会議所で実施予定のプレミアム分を市で補助をしたプレミアム商品券に上乗せをすれば、運営費用の1,000万円程度も市内の印刷事業者など、7,700万円全てが二本松市内に流通をいたします。もちろん、同僚議員の一般質問でもあったように、給食費に充てるのも可能です。現に福島市では、この交付金を利用して、給食費を期間限定で2分の1補助として、実施をしております。口で言うことがパフォーマンスでなければ、この無駄とも言える費用を抑えることで捻出することが可能になり、実現に一歩近づきます。 また、デジタル化の理由についてですが、非接触型となる。自動的に換金できる。1円単位で使用できる。
小規模店舗にも利用できるとのことでしたが、今まで実施のプレミアム商品券では、これらの全てについて問題提起はされておりませんので、デジタルにする必要性は考えられません。 それでも、「にほんまつPAY」を実施したいと言うのであれば、今先進地で進めておりますのは、同僚議員と共に先進地の市議会議員に直接お聞きをいたしましたシステム構築費用200万円程度、決済団体を例えばDMOや商工会議所に設定をすれば、システム会社へ支払う4%の決済手数料は、システム会社へ1%、決済団体へ1%、本市へ2%となり、チャージ窓口を駅構内のDMOとすれば、コールセンターなども不要となりますので、幾らもかからないで、にほんまつコインのシステムを構築できます。そして、半永久的に3%が本市に還元されるシステムが構築されるのです。 まさに、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の四つの柱のうちの、次の段階の官民を挙げた経済活動の回復、強靱な経済構造の構築、ポストコロナに向けた経済構造の転換、高循環の実現に値するものと思います。 これらのことを考えると、今回の制度設計は、あまりにも検討が足りないと言わざるを得ません。 私は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は二本松市民へ直接の物価高騰の対応などのために使われるべきであり、緊急であれば運営費を抑えての紙ベースの対応とし、金券として市内を循環させるべきであると考えます。 「にほんまつPAY」、にほんまつコインの創設については、緊急の物価高騰対策ではなくてよく比較検討を行い、システム構築費用を抑えて、市内はもちろんですが、むしろ市外からの金銭の誘導を考えて、可能な限り無駄がなく高循環を生めるものとして制度設計を行った上で再提出をすべきであると考えます。 市民に流通することができる7,700万円もの金を、単発の事業でもあるのに、今後の高齢者へ向けた授業料だなどと言って、他市に流す議員がいるとすれば、資質を疑うものです。私たち市議会議員は、二本松市民の目線で考えなければいけません。まさに今の物価高騰の対策で市民に直接使われるべき資金であるはずです。 今、企業だけではなく行政も含めSDGsの時代です。ESGの取組を怠ることは、リスクを高めるという意識は広まっているはずです。行政も持続的な価値創造を支える先行投資を考えなければいけないのです。間違いや検討が足りないと思えるものを、しっかりとした判断をして是正をしていく。そして、市民の幸せを考えて予算を執行していくことが、私たち市議会議員としての最も大切な仕事です。 本事業については、一旦削除の上、よく検討を加え、再提出をすべきと考えます。それで、市民のためにも緊急で明日にでも臨時会を行うべきです。 よって、私見ですが、市民に不利益をもたらす本議案には反対をいたします。本当に市民の幸せを考える議員の賛同を賜りたく、反対の討論といたします。
○議長(
本多勝実) 次に、賛成者、2番
坂本和広君。
◆2番(
坂本和広) 議長、2番。
○議長(
本多勝実)
坂本和広君。 (2番
坂本和広 登壇)
◆2番(
坂本和広) 私は、ただいま議題となっております議案第50号令和4年度二本松市
一般会計補正予算に賛成の立場から討論を行います。 今回の
補正予算は、コロナ禍における原油価格の高騰や物価高騰への対応を含む新型コロナウイルス感染症対策経費や、本年3月に発生した福島県沖地震に係る災害復旧経費などが計上されており、一刻も早く経済回復を図り、市民生活を安定させ、市民の暮らしを守るため、大変重要な予算であります。 この
補正予算の主なものについて申し上げますと、新型コロナウイルス感染症の影響を受けている住民税非課税世帯に対し1世帯当たり10万円を給付する給付事業、国保会計に対し未就学児均等割保険料軽減分を支援するための繰出金、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために4回目のワクチン接種に係る事業費、3月の福島県沖地震により被災した家屋等の解体撤去の事業、同じく福島県沖地震により被災した農道や林道をはじめとした公共施設の復旧事業、児童生徒の教育振興に係る事業、そして、新型コロナウイルス感染症の拡大により影響を受けた地域経済の回復と活性化を図るためのプレミアム付きデジタル商品券発行事業などであり、大変重要な予算であるとともに、一刻も早い事業実施が求められております。 今回、当局から提案がありました商品券事業につきましては、デジタル化をすれば、自動的にデータが集計・管理されるため、店舗等では利用された商品券を集計し、換金するなどの時間的・人的コストが削減できること。また、時代の潮流であり、将来的な目標である地域経済のデジタル化の推進が図れることなどの効果もあると考えております。 また、現在、福島県で実施しております飲食店で利用できるデジタル商品券事業に参加している市内の飲食店からは、設備投資の費用や利用代金精算の手数料や手間もかからず、大変好評であります。 なお、事業実施に当たって、先輩議員からの質疑や
委員会での質問にも上がっておりました高齢者様やスマートフォン操作に不慣れな市民への対応につきましても、専門の窓口設置やコールセンターの開設など、十分に行っていくと当局からの答弁があったこともあり、県事業よりも、このご高齢の方々への手厚いサポートがなされることが確認できました。 また、事業の実施に当たっては、高齢者や生活困窮者や子育て家庭の方々を限定しての先行販売や限定販売など、対象を絞っての販売方法も選択可能とのことでもあり、物価高騰に悩む市民の皆様への助けとなる事業であることは間違いありません。 私は、プレミアム付きデジタル商品券発行事業が、市内経済回復に向けて大きく寄与する事業であり、早急に取り組まなければならない事業であると確信をしております。 また、デジタル化の流れは、時代の潮流であり、世代を問わず、この利便性を最大限生かしていくためにも、この事業がきっかけとなり、慣れ親しんでいただけることを期待しております。 以上の理由をもちまして、議案第50号令和4年度二本松市
一般会計補正予算に対する賛成討論といたします。 議員皆様方のご賛同をよろしくお願いを申し上げます。
○議長(
本多勝実) 次に、反対者、15番小林均君。
◆15番(小林均) 議長、15番。
○議長(
本多勝実) 小林均君。 (15番 小林 均 登壇)
◆15番(小林均) 議案第53号工事請負契約の締結について、令和創生の会を代表し、反対の立場から討論させていただきます。 本件は、二本松市多目的運動広場本体整備工事に対して、5月12日に執行された制限付一般競争入札の結果、菅野・アンサード特定建設工事共同企業体が落札した工事請負契約の締結に関する議案であり、本来、入札結果に不備や不正があったわけではなく、契約の締結については何ら問題を指摘するものではありません。 しかし、そもそも二本松市多目的運動広場、人工芝サッカー場の整備事業については、昨年の12月定例会での本多会長の
反対討論でも述べたように、東日本大震災、東京電力福島原子力発電所事故からの復興が道半ばであり、いまだ風評被害が続いていること。また、台風19号災害、昨年2月と本年3月16日に起きた福島県沖地震の復旧作業も急がれる中、新型コロナウイルス感染症拡大といった自然災害が途切れることなく発生している現状の中にあって、深刻な影響を受けられた市民の命と健康、暮らしを守ること。そして、地域経済の立て直しが急務であり、最優先すべきであることから、二本松市多目的運動広場、人工芝サッカー場の整備事業については、どうしても今やるべき事業ではないとの結論に達したところであります。 したがって、教育費で人工芝サッカー場の本体工事に5億4,340万円もの費用をかけるのではなく、まず、二本松市の未来を担う大切な役目を持っている子どもたちの環境の充実こそが最優先されるべきではないでしょうか。特に、教育施設の充実、子どもたちの生活する場の安全対策は待ったなしであります。これらの事業こそが、市民の皆様が願っている本来の事業の在り方ではないでしょうか。 以上を申し上げ、議案第53号工事請負契約の締結についての
反対討論といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、討論は終わりました。 議案に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより議案に対する採決に入ります。 議案第39号から議案第53号までの15件について、順次採決いたします。 初めに、議案第39号から議案第53号までの15件のうち、議案第39号、議案第50号及び議案第53号の3件を除いた12件について、一括採決いたします。 ただいま議題となっております議案第39号から議案第53号までの15件のうち、議案第39号、議案第50号及び議案第53号の3件を除いた12件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第39号から議案第53号までの15件のうち、議案第39号、議案第50号及び議案第53号の3件を除いた12件については、原案のとおり可決されました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第39号専決処分の承認を求めることについてを採決いたします。 ただいま議題となっております議案第39号の1件については、これを原案のとおり承認することにご異議ございませんか。 (「異議なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、議案第39号は承認されました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第50号令和4年度二本松市
一般会計補正予算の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第50号の1件については、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
本多勝実) 起立多数と認めます。 よって、議案第50号の1件については、原案のとおり可決されました。
○議長(
本多勝実) 次に、議案第53号工事請負契約の締結についての1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております議案第53号の1件については、これを原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(
本多勝実) 起立多数と認めます。 よって、議案第53号の1件については、原案のとおり可決されました。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長提出議案の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 続いて、請願に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。 請願に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより請願に対する採決に入ります。 請願第4号の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております請願第4号の1件については、これを採択することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、請願第4号の1件については、採択することに決しました。
○議長(
本多勝実) 以上で、請願の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 次に、
議事日程に従い、
委員会提出議案第2号
地方財政の充実・強化を求める意見書の提出についての1件を議題といたします。
○議長(
本多勝実) これより議案提出者の
提案理由の説明を求めます。 総務市民常任委員長、7番石井馨君。
◆総務市民常任委員長(石井馨) 議長、総務市民常任委員長、7番石井馨。
○議長(
本多勝実) 石井馨君。 (総務市民常任委員長 石井 馨 登壇)
◆総務市民常任委員長(石井馨)
委員会提出議案第2号
地方財政の充実・強化を求める意見書の提出について、
提案理由の説明をいたします。 新型コロナウイルス感染症の拡大や大規模災害の対応で、地方自治体では多くの需要が発生しています。加えて、医療・介護などの社会保障への対応、子育て支援の充実、地域交通の維持など、行政サービスに対する需要も高まっています。 こうした災害やデジタル化への人材確保は急務であり、また、中国を発祥とする新型コロナウイルスへの対応や、ロシアによるウクライナへの軍事侵略によってもたらされた世界的な物価高騰への対応など、今後、巨額の財政出動が必須となる中、令和5年度以降の地方における財源確保が必要であります。 以上の趣旨から、
地方財政の充実・強化を求めて政府関係機関へ意見書を提出しようとするものであります。 以上、
提案理由の説明といたします。
○議長(
本多勝実) 以上で、
提案理由の説明は終わりました。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する質疑を許します。 質疑なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 質疑なさる方がございませんので、質疑なしと認めます。
委員会提出議案に対する質疑を終結いたします。
○議長(
本多勝実) なお、ただいま議題となっております
委員会提出議案第2号の1件につきましては、
会議規則第37条第2項の規定により、
委員会付託を省略いたします。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する討論を許します。 討論なさる方ございますか。 (「なし」との声あり)
○議長(
本多勝実) 討論なさる方がございませんので、討論なしと認めます。
委員会提出議案に対する討論を終結いたします。
○議長(
本多勝実) これより
委員会提出議案に対する採決に入ります。
委員会提出議案第2号の1件について、採決いたします。 ただいま議題となっております
委員会提出議案第2号の1件については、これを原案のとおり決することにご異議ございませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(
本多勝実) ご異議なしと認めます。 よって、
委員会提出議案第2号の1件については、原案のとおり可決されました。
○議長(
本多勝実) 以上で、
委員会提出議案の採決は終わりました。
○議長(
本多勝実) 会議の中途でありますが、暫時休憩いたします。 再開は19時10分といたします。 (宣告 午後6時59分)
○議長(
本多勝実) 再開いたします。 (宣告 午後7時10分)
○議長(
本多勝実) 休憩前に引き続き会議を開きます。 この際、6月30日をもって任期満了により退職されます議員諸君の挨拶を許したいと思います。 初めに、7番石井馨君、ご登壇ください。 (7番 石井 馨 登壇)
◆7番(石井馨) 二本松市議会議員として、2期8年間、何とか仕事を全うできたんじゃないかなというふうに思っております。 これもひとえに、市長はじめ、市の職員の皆様方、そして議会議員の皆様方のおかげと深く感謝を申し上げます。これから一市民として、また、市政のほうにできるだけ関心を持っていきたいと思います。 どうも8年間、大変お世話になりました。ありがとうございました。
○議長(
本多勝実) 次に、18番
平塚與志一君、ご登壇ください。 (18番
平塚與志一 登壇)
◆18番(
平塚與志一) 退任に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 市長、副市長をはじめ、市職員の皆様方には、長年にわたり、大変お世話になりました。ありがとうございました。また、同僚議員の皆様ありがとうございました。 最後に一言述べさせていただきたいと思います。 世界情勢及び日本周辺を考えますと、北は北方領土をロシアに占領されており、また、中国は我が国の尖閣諸島に毎日のように領海侵犯を繰り返して行っており、また、北朝鮮は国連の制裁に違反して、ミサイル実験、核兵器開発を進めております。ロシアが独立国家であるウクライナに攻め込んでも、国連は何もすることができないことが分かってまいりました。 我が国日本の安全保障は大丈夫なのでしょうか。自分の国は自分たちで守る。安全保障が確立しえなければ、経済の発展も食料の確立もできません。私たち日本人が再度確認、自覚しなければなりません。 結びに、7月から市議会議員に当選されました同僚議員の皆様、ますますのご活躍と、二本松市のますますの発展をご祈念いたしまして、退任の挨拶といたします。
○議長(
本多勝実) 次に、21番
平栗征雄君、ご登壇ください。 (21番
平栗征雄 登壇)
◆21番(
平栗征雄) ただいま議長の許可を得まして、退任の挨拶ということで大変ありがとうございます。 私が議員になったきっかけは、安達町時代に、安達
まちづくり協議会という安達町をこれからどうするかというような
委員会がありまして、そこに参画したわけであります。油井地区といたしましては、これからの安達駅周辺のにぎわいをどうしたらいいか、みんなと話し合ってまいりました。もう一つのコンセプトは、新旧の町民の交流がなかなか難しい。それをどうやって図っていくか、そういう議論を重ねてまいりました。そのことが、平成11年になりまして議員になろうとしたきっかけであります。おかげさまで第1期当選させていただきました。 妻はそのとき、乳がんという病魔に襲われまして、12月に手術をいたしまして、12年は何とか元気だったんですけれども、13年、14年と、やはり転々と病院を治療の関係で移るようになりました。しかし、13年に介護保険制度ができまして、やはり、それが一つの私の活動の基本になりました。デイサービスで皆さんが介護してくださる。その合間をもって、町民の皆さんを回ったり、そういうことを、また議会報告しなければいけないという昔の人たちの先輩の意見を聞いて、広報を作っては各地域に配って回ってまいりました。 15年になりまして、第2期目に入ろうとしたときには、彼女はもう動けない状態でありました。しかし、地域の皆さんの応援をいただいて、何とか当選しまして、夜病院に行きましたら、当選したよと話しましたところ、よかったわねという声を最後に、目を閉じてしまいまして、15年のその年に亡くなってしまいまして、それから私は一人でこう生活してまいりましたが、やはり地域の皆さん、友人、知人、そして関係者の皆さんの応援をいただきながら、ここ安達町議員から二本松市議会議員に代わりまして、自分なりに活動してまいりました。 そして15年、結局私は、社会福祉協議会の皆さんにお世話になったその思いを、平成14年から26年、体の具合が悪くなるまでは感謝の気持ちでボランティアの会をつくりまして、アルミ缶の回収ということで、安達の社会福祉協議会へ毎年要望があったものを、歩行器、車椅子、あるいはテレビ、そしてまた老人たちがみんな集まって楽しむための電子オルガン、そして動くためのバスケットセットなど、毎年それに皆さんと一緒に協力しながらプレゼントと言いますか、寄贈してまいりました。 振り返ってみますと、そういう皆さん方の協力があって、そして自分がここまで来れたんだなという感謝の気持ちでいっぱいであります。一番楽しかったのは、ここにおられる議会議員の皆様方といろんなところに研修に行ったり、そしてまた大いに楽しんできた。それが思い出にあります。そしてまた市長はじめ、行政の関係者の皆様方に大変細かいことを申し上げましてきましたけれども、一つ一つ、支所、あるいは公民館の皆さんがそれに対処してくださいました。大きい事業になりましては、やはり行政側としては予算がかかるので、事業化してくださいまして、それも少しずつ、自分の思うとおりにはいきませんでしたけれども、もう市民の皆さんが喜んでくださることに一生懸命取り組んでまいりました。それがこの22年、数えますと9か月、皆さんと共にこう活動してまいりました。 しかし、一番元気なときは50代、60代ですね。やはり70代に入ったら、ちょっと気持ちは充実しているんですけれども、足腰が弱くなる。これは私だけではなくて、皆さんそれぞれがそういう経験をされると思います。 しかし、一番は皆さんとお互いに協力しながら、この二本松発展のため、そして市民の皆さんが要望していることを少しずつかなえていってあげたい。そうしていただきたい。そのように切に思っております。 この席をお借りしまして、長い間のご厚情、ご支援、本当にありがとうございました。私のこの退任の挨拶としまして、皆さんに感謝をもってお別れしたいと思います。 誠にありがとうございました。
○議長(
本多勝実) 以上で、今任期をもって退職される議員諸君の挨拶は終わりました。
○議長(
本多勝実) 続いて、
議会運営委員会委員長、10番
熊田義春君から退職される議員の方々へ惜別の辞を申し上げます。
議会運営委員長、10番
熊田義春君。
◆
議会運営委員長(
熊田義春) 議長、
議会運営委員長、10番
熊田義春。
○議長(
本多勝実)
熊田義春君。 (
議会運営委員長
熊田義春 登壇)
◆
議会運営委員長(
熊田義春) 二本松市議会を代表し、今期限りで議会を去られる議員の皆様に、惜別の辞をお送りしたいと思います。本市議会の慣例によりまして、僭越ではありますが、私、
議会運営委員長より心を込めて申し上げさせていただきます。 今期議会4年間の最大の出来事は、何と申しましても、現在もなお続く、新型コロナウイルス感染症への対策でありました。 本市では、震災及び原発事故からの復興、また台風19号災害からの復旧に傾注しているさなかにおいての国際的な大事件であり、いかに市民生活の安心安全を維持していくのか、当局・議会共々議論を重ね、今日を迎えたところであります。そして、これまでこれらの苦難を共にしてきた3名の仲間が議会を去りますことは、引き続きこの職務を続ける私たちにとって、万感胸に迫るものがございます。これから皆さんとの活動を思い出にして、その一端を述べたいと存じます。 最初に、
平栗征雄議員であります。 合併前の平成11年、安達町議会議員選挙で当選され、以来22年を超える長きにわたり議員活動を続けられてきました。安達町議時代には、総務常任副委員長と議員会副会長を歴任し、合併後には、二本松市議会文教常任
委員会・市議会だより編集
委員会の各委員長、100条特別
委員会の副委員長・安達地方広域行政組合議会議員、さらには学校給食運営・青少年問題協議会・社会教育・観光協会・都市計画マスタープラン地域検討など、幅広い分野でご活躍をされました。また、受賞歴につきましては、安達町町政功労・二本松市市政特別功労・全国市議会議長会一般表彰を受賞されております。 平栗議員に対しましては、二つの大きな印象がございます。 一つ目は、発信力です。自分の広報誌で丹念に市民に周知し、信頼を得ていく。まさに議員活動の基本というものを学ばせていただきました。このたびの市議会議員選挙で投票者数が大きく減ったことは、市民からの議員に対する関心が薄まったことだと証左しておりますが、平栗議員のように着実に活動し、市民からの信頼を少しでも取り戻すことができるよう努力してまいることをお約束いたします。 そして二つ目は、その住まいです。昭和・平成の時代における本市の華やかしい住宅団地の一つが智恵子の森の団地で、そこにお住まいになりながら本市の時代の移ろいを間近に感じ、その思いを議会に届けてくださいました。 どうか勇退をされても、お体にご自愛くださりながら、令和という時代を見届けていただければ幸いと思います。 次に、
平塚與志一議員であります。 平塚議員は、本市合併前の平成16年に旧二本松市議会議員となられ、以来18年半にも及ぶ議員活動をされてまいりました。特に、震災を挟んだ平成22年から平成26年には副議長を務め上げられ、ほかにも
議会運営委員会副委員長・安達地方広域行政組合議会議員・監査・都市計画審議・緑化推進と、当議会のご意見番としてご活躍してくださいました。また、受賞歴につきましては、全国市議会議長会一般表彰・二本松市市政功労賞など、数々の受賞歴がございます。 平塚議員の印象につきましては、第一に、議会でのその圧倒的な存在感であります。 年齢も議会人としても、同じ旧二本松地域の先輩でありました平塚議員からは、議会内での有するべき態度、市政や議員はどうあるべきかを学ばせていただきました。そして、同じ意見で大いに盛り上がり、また時には大激論を交わしたりと、お互いに二本松をよくしていこうという立場から様々な意見を述べさせていただきました。本当に感謝しております。 また、平塚議員は一人の事業家としての大成功を収められており、これから、ますますその手腕を発揮されることでしょうが、どうかこれからも市政に関する本市のご意見番として、時折、私たちにアドバイスをいただけたら幸いと存じます。ありがとうございました。 次は、石井馨議員であります。 石井議員は、平成26年の初当選より2期8年の議員活動をなさってくださいました。産業建設常任
委員会と市議会だより編集
委員会の副委員長と総務市民常任
委員会の委員長、そして都市計画審議会委員を歴任してこられました。また、市政功労表彰を受賞され、まさに順風満帆の議員活動となっておりましたので、その早すぎるご勇退は返す返すも残念であります。 石井議員におかれましては、本市の生まれではございませんが、地元東和地域に溶け込み、また本市議会には今までになかったようなアイデアを提案してくださったことは、まさに新しい風でした。本当に惜しい限りです。 まだまだ気力・体力ともに充実していると思いますが、どのような活動をなさるとも、東和地域、ひいては二本松全地域をさらに盛り上げていってくださることと切にお願いを申し上げます。 以上、これまで3名の方につきまして申し上げさせていただきましたが、在職期間の違いはあれど、本市の発展を願っての活動をしていただいたこと、特に新型コロナウイルス対策については、誰も最適解を持っておらず、手探りの部分も多々ありますが、議会に残る全議員で最善の方法を検討してまいりたいと思います。 3名の皆様、本当に長い間ご苦労さまでございました。そして本当にありがとうございました。
○議長(
本多勝実) 以上で、惜別の辞は終わりました。
○議長(
本多勝実) ここで、市長より挨拶の申し出がございますので、これを許します。
◎市長(
三保恵一) 議長、市長。
○議長(
本多勝実) 市長。 (市長
三保恵一 登壇)
◎市長(
三保恵一) 6月定例市議会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は、議員の皆様にとりまして任期満了前の最後の定例会となりましたが、去る6月14日の開会以来、本日まで15日間にわたり、慎重かつ真摯にご審議を賜り誠にありがとうございました。また、提出をいたしました全議案を可決いただきましたこと、重ねて厚く御礼を申し上げます。審議を通していただきましたご意見やご要望につきましては、今後の市政運営の中で十分参酌し、執行してまいりたいと考えております。 さて、議員の任期も残すところあと僅かとなりました。今期限りで議席を離れられる
平栗征雄議員、
平塚與志一議員、石井馨議員に対しまして、誠に感慨深いものがございます。長年にわたり、市政推進のために、また市民の幸せと生活、福祉向上のためにご尽力を賜りましたことに対しまして、衷心より感謝と敬意を表する次第であります。どうか議席を離れましても、ご自愛の上、今後とも市政に対しまして、これまでと同様にご支援とお力添えを賜りますよう心からお願いを申し上げます。 以上、閉会に当たりましてご挨拶を申し上げ、感謝の言葉とさせていただきます。 誠にありがとうございました。
○議長(
本多勝実) 以上で、市長の挨拶は終わりました。
○議長(
本多勝実) 私からも本席より一言ご挨拶申し上げます。 今期定例会は、現議員における任期満了前の最後の定例会となりましたが、去る6月14日の開会から本日までの15日間にわたり、慎重にご審議をいただき、全議案を議了することができました。 この4年間、新たに制定した二本松市議会基本条例の下で、また、定数が見直しされて選出された22名の議員で、定例会、臨時会を合わせて36回の議会を開催するなど、二本松市発展の一翼を担ってまいりました。 振り返れば、元号が平成から令和に変わり、令和2年12月には、令和3年度から10年間の市政運営の根幹となる新たな二本松市総合計画が策定され、東日本大震災と原発事故による風評被害からの脱却や、地域経済のさらなる復興と発展のために、官民一体となり取り組んでまいりました。 しかし、この4年間の間には、多くの自然災害のほか、2020年1月には新型コロナウイルス感染症の国内感染が確認され以来、新型コロナは、現在においても収束の明確な見通しは立っていません。新型コロナは、国民や市民の生活及び経済活動に大きなマイナスの影響をもたらし、また議員の活動にも大きな障害となり、各種の制約を受けてきました。我々議会も市当局と共に、この難局を乗り越える努力をしてまいりましたが、この間のワクチンの接種をはじめ、各種の対応に積極的に努めてこられた市当局と市民の皆様に、改めて深く感謝を申し上げます。 我々議員は、議会の果たす役割と責任を自覚するとともに、さらなる議会改革も恐れることなく、市民の声を市政に反映できるよう一丸となって、与えられた議員活動に邁進しなければならないと考えて努めてきた4年間でもありました。 さて、今期定例会をもって議員を勇退されます3名の皆様には、これまでのご功績に心から敬意を表し、感謝を申し上げます。今後はこれまでの経験を生かし、健康に留意されながら、ご活躍いただきますようお祈り申し上げますとともに、今後とも私どもに叱咤激励を賜りますようお願い申し上げます。 また、議員活動を続けられる皆様には、市民本位の立場で、なお一層のご精進をご期待申し上げます。 結びになりますが、4年間の
議会運営に当たり、議員各位並びに当局の皆様のご協力に対しまして、衷心より感謝を申し上げまして、閉会の言葉といたします。 誠にありがとうございました。
○議長(
本多勝実) 以上で、今期定例会の日程は全部終了いたしました。 これをもちまして、令和4年第4回二本松市議会6月定例会を閉会いたします。 (宣告 午後7時35分) 上記、会議の次第は事実と相違ないことを証明するためここに署名する。 令和4年6月28日 二本松市議会 議長
本多勝実 副議長
堀籠新一 議員
加藤建也 議員
本多俊昭 議員
熊田義春...