須賀川市議会 2005-10-26
平成17年 10月 予算決算特別委員会−10月26日-01号
平成17年 10月
予算決算特別委員会−10月26日-01号平成17年 10月
予算決算特別委員会
午前10時00分 開議
○委員長(桐生傳一) おはようございます。
10月25日に審査を行いましたが、終了しませんでしたので、続行いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
出席委員は定足数に達しております。
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○委員長(桐生傳一) 次に、242ページから255ページまでの4款衛生費、1項保健衛生費、1目
保健衛生総務費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(鈴木正勝) ページ数247ページの
健康診査事業費なんですが、これの13節委託料の関連なんですけれども、こちらの
運用状況報告書の43ページに一応詳しく各健康診査の内訳が載っておるんですが、実際にこれ見てみますと、受診対象者に対しての受診者の受診率なんですが、過去、平成8年からの推移を見ていきますと、数字的にはほとんど変わらない形で動いている状況になっております。どちらかというと、分類的には受診率が低下している部分もあるんですが、現実的に疾病の予防、それから病気の早期発見と早期治療を図っていく中では、結果的な医療費を抑えるという部分では、健康診査というので非常に大事な部分だと思うんですけれども、それでこの健診の受診率の当初予算の中で計画的にされていると思うんですが、計画の段階と実際に16年度での受診率の結果の違いの部分についてどのような内容なのか。
あと、それから、この受診者の中で要精検者というのがいるんですが、例えば基本健康診査でいいますと、受診率34%に対しまして、8,419人のうち要精検者が5,523名で65%なんですね。健康診査を受けた中でいろいろ見つかっているという部分で、実際にこの要精検者がその後、実際しっかりとした要検査をしているのかどうかの確認、フォローまで進んでいるのかどうか一応お聞きいたします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの鈴木正勝委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼市民健康課長(山口秀夫) 健診の件でお答え申し上げます。
計画の段階と結果の違いということでございますが、予算につきましては、やはり今までの健診の率、そういったもので計画をしておりますから、計画の段階と受診結果とはそう大きな違いはございません。
もう一つの要精検者ですね、こちらは確かに8,411人のうち5,523人というのはかなり多い数字でございますが、これにつきましては、医療機関からの要精検の通知を出しまして、医療機関から返答いただくことになっておりますが、約半数ぐらいしか来ていない現状です。詳しい数字を今ここに持っておりませんが、概算で申し上げますと、半数程度しか返ってこないという状況があります。
ただし、その要精検の判断の基準といいますか、これがかなり厳しくて、厳しいというのは、余り重くないと普通思われるようなものでも要精検になる部分があるということで、受診者自体が軽く見られているという傾向はあるかもしれません。今後こういったものに啓発をしまして、要精検になった方の受診、もう一度精密検査を受ける受診というものを啓発していきたいと考えております。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかに。
◆委員(鈴木正勝) 受診者に対しては、計画の段階では一応毎年同じような推移で計画している段階になっているんですが、実際に中身を見てみますと、今までの経過を踏まえまして、17年度予算以降、受診の啓蒙に対しての努力の数字というのは見られていると思うんです。それをさらに受診率アップにつながるような方策も、今練られていると思うんですが、さらに強力に推し進めていただくように、これについては要望したいと思うんです。
それから、この要精検者に対しましては、実際に今、基本健康診査の部分でのお話ししたわけですが、実際に一日
人間ドックあたりだと受診率が32%で、要精検者が40何%、それから歯周疾患検診だと実際に69%の方が要精検者なんですね。そういう意味では、さらに悪化というか、そういう方向で進めないためにも、要精検者に対しては、何らかのやはりちゃんとしたアクションを持ったフォローをしていかないといけないのかなという気がしますので、これについてもさらに強力に進めていただくように要望しておきます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(丸本由美子) 同じく247ページの
健康診査事業費の中にあります
肝炎ウイルス検診委託料なんですが、前年度と数値的には実施回数等は変わってはいないんですが、委託料のところがちょっと本年度アップしておりますので、その事業内容についてさらにそういった部分があればお聞かせいただきたいと思います。
もう一点、次の249ページの(6)の
寝たきり老人等訪問歯科診療事業費なんですけれども、今回、13節委託料が減っておりますので、どういった形の事業になったのかの事業内容についてお聞かせいただきたいと思います。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ただいまの
丸本由美子委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼市民健康課長(山口秀夫) 1番目の
肝炎ウイルス検診の件ですが、大きく変わっているところはございません。
肝炎ウイルス検診の方は、年齢の刻みといいますか、40歳、全員ではなくて年齢の刻みごとにやっておりますので、その年によって少しの変化はございます。基本的に検診の体制であるとか、委託先とか変わっておるものではございません。
もう一点、
寝たきり高齢者の歯科診療でございますけれども、これは3年前に歯科医師会に対する委託料をなくしました。往診でやっていただくという形で、市から助成をしたりということは、医師会に対して助成をする、歯科医師会に対して助成をすることはなくなりました。私の方で現在は、委託料につきましては、特に委託料としていないと思いますが、
寝たきり高齢者に対して歯科医師が検診をするという体制は今も続いておりまして、私の方はその歯科衛生士を派遣したりとか、一緒に診療に行くとか、事前指導をする、事後指導をするというのは変わりはありませんが、委託料をなくして往診という、診療報酬でやっていただくようになったということが大きな違いでございます。
以上です。
◆委員(丸本由美子) 了解しました。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、254ページ中段から257ページ下段までの4款1項2目予防費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、256ページ下段から263ページ中段までの4款1項3目環境衛生費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、262ページ中段から265ページ上段までの4款1項4目休日
夜間急病診療所費、5目
保健センター費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、264ページから269ページまでの4款2項清掃費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
当局説明者入れかえのため、しばらくそのままお待ちください。
次に、270ページから273ページ中段までの5款労働費、1項労働諸費、1目
勤労青少年ホーム費、2目
労働福祉会館費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、272ページ中段から277ページまでの5款1項3目労働諸費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(塩田邦平) 275ページの下段ですが、環境マップの作成事業費でございますが、内容について御説明いただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの塩田邦平委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 環境マップの内容でございますけれども、須賀川市環境基本計画の基本目標の一つに貴重な動植物を保護するというふうな項目が掲げられておりますけれども、現在までそのような調査をしなかったというようなことで、動植物等の市の分布動向について把握するために、
緊急雇用創出基金を利用しまして今回実施したものでございまして、河川、森林、里山等の動植物などの自然環境などについての現況把握調査を行って、それを基礎資料とした環境マップを作成したものでございます。
これらにつきましては、動植物の生息、分布状況などを調査しまして、大気汚染や水質汚染、さらには都市開発の動向などを把握しまして、今後の環境方策事業の立案に役立てるというような内容でございます。分布動向につきましては、須賀川市を細かくメッシュの形に切りまして、どの辺にどの動物が分布しているかというふうな内容になってございます。これらにつきましては、現在、CD−ROMの形になっております。それから、市のホームページの方にも全部掲載されておりますので、ごらんいただきたいと思っております。
以上でございます。
◆委員(塩田邦平) 了解しました。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(森新男) ただいまの塩田委員と関連するんですが、275ページの4、
緊急雇用対策事業費ということで、かなりの事業が展開されているわけですが、これらの事業を総合して、どの程度雇用の効果があったのか。それらについて、例えば失業されている方を雇用したとか、あるいは雇用している会社を使ったとか、いろいろあるかとは思いますが、緊急雇用対策ですから、どの程度の効果が上がっているのかということが一番大事だと思いますので、今私が申し上げた中で、それ以外でもいいですから、具体的にわかりやすく説明できる内容で説明していただきたいと思います。その効果等を説明していただきたい。
○委員長(桐生傳一) ただいまの森新男委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三)
緊急雇用対策事業につきましては、記載の各課所管の事業をやっておりまして、平成16年度におきましては14事業を展開しております。この中には、ここに記載のとおり
観光PR推進事業であったり、
阿武隈高原散策ルート整備事業であったり、さらには北部工業団地、そういった各所管課で対応していただいておりますが、この14事業のうち新規雇用トータルいたしますと、まず雇用数が実人数で80人、
うち新規雇用人数でありますが、これにつきましては58名、延べ人数に直しますと6,108人ということになります。
以上でございます。
◆委員(森新男) それでは、これらの雇用された方々に、当然賃金支払われているんだと思いますので、それらにかかっている人件費はこの中で幾らなんですか、それを。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) この
緊急雇用創出事業でございますが、これにつきましては、採択に当たりまして、その人件費割合というのが定められておりまして、一般枠で
緊急雇用創出事業を展開した場合、総事業費の7割が人件費ということになります。また、
中小企業特別委託事業枠というのがございまして、これにつきましては人件費割合が5割以上ということになります。ただ、個別的な人件費については、各事業ごとにトータル的な数字は出しておりませんので、御理解いただきたいと思います。
◆委員(森新男) ただいまの説明ですと、かなり効果はあるように見受けられるわけですが、今、政府等の行う新市の動向については踊り場を脱したと、上向いているということを言っているわけで、今後、私は須賀川においてはまだまだだと思っておりますので、福島県も同じだと思いますが、今後こういった事業について当然継続され、もうしばらくは継続すべきだろうと私は思っているので、当局としてその辺をどのように考えているのか、それをお伺いして終わりたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) この福島県の
緊急雇用創出事業でありますが、これにつきましては、国の交付金を得て基金を造成いたしまして、平成11年度から実施しているものであります。これが1期、2期にわたりまして、現在2期が平成16年度で終息いたしました。平成14年、15年、16年の3カ年で第2期のこの
緊急雇用対策事業は終わっておりまして、これにかわる事業が、これに類する事業が、今、厚生労働省の方で廃止されまして、この基金事業に基づく
緊急雇用対策事業というのは今現在なされておりません。それにかわるものとして、緊急雇用の
バックアップ事業とか、さらには
パッケージ事業とか、要は緊急雇用の効果が上がり得る、そういった事業を各自治体が企画、立案いたしまして、それを厚生労働省の方に申請し、採択した後に対応するというようなことでございますから、直接的に緊急雇用すると、そういうふうな事業展開は現在なされておりません。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(市村喜雄) 273ページの人生の達人活用事業についてお伺いをさせていただくわけですが、前にも質問したんですが、これはもともと高齢者の生きがい対策で始まった事業が、今、名前が変わって人生の
達人活用事業費という名目に変わっているんだろうと思うんですが、これは国・県あたりの交付税措置等々はなくて、まるきり一般財源で賄っているのかどうか、まず1点お伺いをいたします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの市村喜雄委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) ただいまの質疑ございました人生の達人活用事業でございますが、これにつきましては、具体的に申し上げますと、
シルバー人材センターに対する補助金であります。この
シルバー人材センターにつきましては、現在621名の会員を擁していまして、その高齢者の能力を活用し、対応しようということになっておりますが……
(「そんなことは聞いていないよ。聞かれたことに対して答えてください」と呼ぶ者あり)
◎
商工観光課長(柳沼直三) 失礼いたしました。この金額については、すべて一般財源であります。
◆委員(市村喜雄) 高齢者の労働能力を活用するのも大事かと思うんですが、今、ニートとか若者の職業離れというふうなものも含めて、高齢者以上にそちらの方が大事じゃないのかなというふうには思うんですが、そういう政策等々に関しては今までどのように考えて、これからどのように考えていくのかお伺いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) 若年者の未就業者が増加しているという部分と、さらには若年者の就業状況が非常に低下しているというような状況は、まさにあらわれております。
平成16年度まで須賀川市におきましては、離職者相談所の開設等々につきまして対応させていただきまして、その中でそういった就職相談等々も相談窓口を開設して対応していたというような経緯があります。
さらには、若年者という意味では
就職ガイダンスと商工会議所との、またハローワークとのタイアップの中でガイダンス等を実施いたしまして、その中での就業者の雇用機会の拡大ということでの対応もさせていただいていると。現在のところそういった状況で対応させていただいています。
◆委員(市村喜雄)
シルバー人材センターは、全国的な国の指導で始まったものだとは思うんですが、そういう意味では市独自で、シルバー人材は高齢者向けのそういうサポートが効果があるなら、若者向けにもこのような組織を例えばつくって、職業をあっせんするという、一時的なことじゃなくて継続的にできるようなことも考えていただければと、要望して終わります。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
当局説明者入れかえのため、しばらくそのままでお待ちください。
次に、278ページから281ページ中段までの6
款農林水産業費、1項農業費、1目農業委員会費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、280ページから293ページ上段までの6款1項2目農業総務費、3目農業振興費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(鈴木正勝) 287ページの
特産品育成事業費なんですが、
地域特産物育成事業費の補助金なんですが、これについては内容なんですけれども、ナシ、リンゴ、あんぽ柿が対象になっているかと思うんですが、どのような形で補助金を出しているのか、その内容と、それから当初予算から比べまして補正はたしか組んでいるかと思うんですが、その辺で成果が非常に上がると感じておるんですが、その辺についてお聞きいたします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの鈴木正勝委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎農政課長(藤田栄一) 特産品の内容でございますが、大きく分けまして
地域特産物育成事業費と
新規作物導入費と、あと加工・販売直販の3つに分かれておりまして、地域特産につきましては、ナシとかリンゴを対象といたしましたフェロモン剤の導入、これはJAの果樹部会の方に交付金を交付しております。あと米の方でございますが、
ライスグレーダー、「ぼたん姫」、昨年から入れておりますが、これの1.9mm以上に選別するための
ライスグレーダー。あと米の方でございますが、やはり米の買い先から収穫時期までの積算を図るための積算温度計、それを5個、あと先ほど言いましたブランド米の方で販売するためにブランド米の推進事業費ということで精米機を買っておりますが、これをJAの稲作部会の方に交付しております。
次に、新規作物導入ということで、あんぽ柿を導入しておりますが、これは平成14年から導入しておりますが、JAの果樹部会の方に交付しております。
あとは加工・直売育成事業ということで、須賀川市
農産物加工振興会という団体がございますが、こちらの方に10万円ほどやっておりまして、あともう一つ、
開発PR促進事業といたしまして、JA農産と共同でやっておりまして、いわゆる須賀川の物産といいますか、特産品の販売、あとこのための促進費ですか、これに交付しております。
以上でございます。
◆委員(鈴木正勝) 実際に補助金出しているのはわかるんですが、実際に地域特産品の育成としてどのような成果というか、出荷増につながっているか、そういう状況というのはどういう状況なんですか、お聞きしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎農政課長(藤田栄一) 交付することによって、金額が幾ら、販売額伸びたというような精査は今の状況でできませんが、現在、フェロモン剤については安心・安全という観点から、全国の消費者の皆様から、まず安全・安心を第一に問われますので、その時点では果樹の生産の基礎的な栽培技術について大変役立っているのではないかなと考えております。
あとブランド米につきましては、昨年から始まったばかりなものですから、これらについて去年から出発点といたしまして、これから数年かけて須賀川のブランド品として支援してまいりたいと考えております。
ちなみに、ブランド米の方の昨年の「ぼたん姫」につきましては、6,000俵扱わせていただきました。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(森新男) 289ページなんですが、7の農業経営基盤
強化促進対策事業費の中で(3)の
新規就農者経営開始支援事業費160万円あるわけですが、この160万円、新規就農者ですから、就農したということにかかわると思いますので、何名の就農者がいて、それぞれにどの程度の貸付金をして、さらにはこれが何年こういった支援事業を同一就農者に対して継続しているのか、その辺のことについてお聞きしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの森新男委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎農政課長(藤田栄一) この制度につきましては、新規就農者に対して5年間、県の方の補助金60万円と、1人当たり市の方40万円になりますが、1人計100万円ですか、5年間貸し付ける制度ということでございまして、5年後に当初の目的に達成していれば返済の免除というような制度でございます。
平成16年の実績でございますが、新規学卒者が1名、Uターンが3名、合計4名ということで、1人当たり40万円なものですから、160万というような数字になっております。
以上です。
◆委員(森新男) わかりました。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、292ページから293ページの6款1項4目畜産業費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、294ページから301ページ中段までの6款1項5目農地費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、300ページ中段から303ページまでの6款2項林業費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
当局説明者入れかえのため、しばらくそのままでお待ちください。
次に、304ページから313ページ中段までの7款商工費、1項商工費、1目商工総務費、2目商工業振興費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(村山廣嗣) 305ページ、貸付金がありますが、須賀川市小企業無担保無
保証人融資事業並びに須賀川市
緊急経済対策資金融資制度貸付金、もう一つが、須賀川市商業活性化・
共同事業資金融資制度貸付金ですが、これらの実績についてお尋ねをしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの村山廣嗣委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) ただいま御質疑ございました須賀川市の融資制度のうち、須賀川市小企業無担保無
保証人融資制度でございますが、これにつきましては、実績が平成16年度、1件、融資額が1,000万円であります。
続きまして、須賀川市
緊急経済対策資金融資制度でありますが、これにつきましては4件の融資をしておりまして、その融資総額は2,700万円であります。
また、須賀川市商業活性化・
共同事業費資金融資制度でありますが、これにつきましては1件の融資件数でありまして、その金額は3,900万円になっております。
以上でございます。
◆委員(村山廣嗣) いずれも件数をお聞きしたところ、1件ないし一番多いところで4件だということでありますけれども、非常に審査が厳しいという声が聞こえてきております。
銀行審査になるわけでありますけれども、銀行間によっても、ある程度の査定の審査の基準といいますか、厳しさといいますか、融資制度のクリアできる部分が銀行間によっても多少違いがあるというふうなことも聞かれておりますが、銀行の思惑でその融資の貸し付けを決定しているんじゃないかなというような部分がありまして、担保並びに根抵当担保権があってもなかなか借りられないと。それらについて市として銀行側にどういう指導といいますか、権限を持って御指導されているのか。また、借りたい人がなかなか借りられないというような部分も聞いております。以前もこのような質問を
予算決算特別委員会でもあったと思いますが、その後どのように改善されているのかお聞きしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎商工観光課長(柳沼直三) 市の融資制度の利用がなかなか伸びないというような御指摘でございますが、その理由として考えられますのが、まず1点はなかなか地域経済が回復に至っておらず、設備資金とか、資金需要が伸びていないというのも1つとしてあるんだろうと思います。あと今、委員御指摘のとおり、金融機関、さらには信用保証協会等の融資に対する審査が厳しいという、そういった利用者からの考え、または声も聞いております。
市といたしましては、まずこの融資制度を知っていただくという意味での融資制度の周知の徹底を図るほか、さらには各金融機関を回りまして、その融資制度担当者、さらにはその上部の方に市の融資制度の活用について、要は各銀行が有している自分の方の融資、貸し付け事業ではなく、あくまでも市の融資制度に対応してぜひ門戸を開いてくれというような指導は何回も私の方で対応させていただいております。ただ、残念ながら須賀川市が融資制度という形で対応している中では、その原資となる金額を預託して、各金融機関にその金融取り扱いをしているというふうな状況がございますので、なかなかこの辺、我々金融のプロになれない部分がございますから、その辺は各金融機関にその判断をゆだねているというのが現実にございます。
今後とも各金融機関を回りまして、須賀川市の融資制度の活用について顧客の方に御案内いただいて、かつ利用促進を図るようにお願いしてまいりたいと思っております。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(森新男) 311ページの(16)あきない広場管理経費の中で13節委託料、アトリウム管理委託料、14節の使用料及び賃借料についてお聞きしたいと思います。
まず、13節の委託料、アトリウムの管理委託料480万4,000円、これは私、あえて聞くのは、これから指定管理者制度がかなり導入されるわけで、やはりいろいろな指定管理者制度を導入する行政側の目的を考えた場合に、その委託のあり方というものはよく精査をしなくてはならないだろうと、こう思っているわけです。そういった意味でお聞きしますので、これがいいのか悪いのかということではありませんので、誤解しないでください。
それで、実は私なりにこの決算の内容と当初の計画を考えたときに、これはさきの一般質問でも答弁いただいたわけですが、16万円という使用料等で調整している形になっているんですよ、当局が。それを私は悪いとは言わないんだけれども、もしもこの制度を有効に活用して行政側の経費を節減するとか、あるいは効率効果的に事業を運営していただくという観点からいけば、この取り扱いの仕方というのが諸経費の方で調整されてくるとすれば、極端に言えばですよ、消耗品とかそういうもので。それでこの数字を例えば480万4,000円という契約と、実績として496万4,000円と報告があって、この差が16万円と、こうなっているわけですが、これでいくと、本当に委託しているのが、受けた側も、出した側もいいのか悪いのかというのは、私らから見ればわからないわけです、内容が。
そういう意味で、極端な言い方をすれば、売り上げがあったらあったなりにどこかに反映されて、市の例えば施設管理委託というのは368万1,000円を計画していて、契約も368万1,000円で、実績もこれで上がってきます。こういうものの軽減が図れるという、例えばですよ。利潤があった場合に、それから差し引いて市の方で出すものが少しでも軽減されるというのであれば、いろいろな意味でいいんだなということがわかります。そういう意味で、非常に私は、今のこの実績の報告のあり方というのは、私から見たらあいまいだなと、こう感じているわけですが、当局はその辺はどのように感じているのか、それをお聞きしたいです。
○委員長(桐生傳一) ただいまの森新男委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎商工観光課長(柳沼直三) あきない広場の指定管理者については、御案内のとおり、須賀川TMOでございます須賀川商工会議所にその管理をいただいておりますが、その中にあって、指定管理者の制度を導入して関与していくという部分につきましては、今、委員御指摘のとおり、少しでも須賀川市の一般財源的な支出を低減していきたいというふうなものも一つの目的にあるということは御案内のとおりであります。
ただ、あきない広場の委託料の基本的な金額の積算ベースにつきましては、あの建物をその使用目的に沿った形で管理運営するために必要とする最小限の、例えば光熱水道費であったり、警備であったり、そういった部分について、当然あそこに常駐する人員の雇用等々もございますが、そういったものの経費を算定して委託をしていくということでございます。
御指摘のとおり、このあきない広場からのあがった収入等については、指定管理者の収入ということで見越しておりますので、今回の対応につきましては使用料収入が15万9,800円ということでございますけれども、これにつきましては今後とも利活用の促進が図られれば、この使用料収入が増大するということになりますが、全体的な指定管理の中での協定額等の減額には今後ともつながるような形で、その利用促進を図っていきたいと思っております。
以上です。
◆委員(森新男) 大変前向きな発言で大変ありがたいんだけれども、そうした場合に、じゃ、当初、私が前にも質問したときに答弁された内容で、この協定というか、基本的な指定管理者を進める上での協議の中で、足りなくなっても出さない、余っても戻すことは求めない、そういう基本的な姿勢でやっているということを変えるという考えでいるということなのかどうかということが1つ、今の答弁だと。
それと、私は別に指定管理者制度がいいとか悪いとかではなくて、受けている方にも迷惑かけてはならないと思う。両方がよくならなくては制度の役目を果たさないと思いますので、別に市の方だけがよくなればいいということで言っているんじゃないんです。だから、私は利潤があったらあったでいいと思っているし、なかったらなかったで、正直出ていいと思うんです。そういうやり方が私は望ましいんじゃないかなと思っているんです。最初から、先ほど言ったような内容で協議をしたとすればね。あえてこういうふうに数字を合わせたとは言いませんが、ぴったりするような数字が出てくるから、私はこれではいいのか悪いのか、私らから見ればわからないということです。
あと1つは、今後、赤トリヰを行政で買い取りたいと、こういう表現をされているんだけれども、仮に将来の考え方として、赤トリヰを買い取った場合に、あの隣にあるあきない広場を指定管理者制度でやっていくことがいいのかどうかというのが私は疑問に思っているんです。赤トリヰの管理と一緒くたで市がやった方が、より効率的にできるんじゃないかという考えを私は持っているので、その辺も含めて将来的に当局として、担当部署としてどんなふうな考えをしているか。
あと1点は、これは参考にお聞きしておきますが、恐らくこの使用料、賃借料というのは、第2センターパーキングの借上料かと思います。これ240万円上がっているわけですが、これは巷の声ですから紹介しますと、例えば市で今の「よりあい」とかいろいろ借りているけれども高いんじゃないか、非常に貸し手に有利な金額でやっているんじゃないかといううわさも耳に入るんです。そういった意味で、私は高いのか安いのかわかりませんが、センターパーキングはどの程度の面積を借り上げているのかわかりませんけれども、1年に240万円というのはばかにならない数字なので、その内容等についてお聞きをしたい。もし土地を借りているだけだとすれば、平米幾らで借りているのか。あと、それ以外のことも含まれているとすれば、それらも加えて説明をいただきたい。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎産業部長(石澤雄吉) まちなかプラザの件なんですが、あきない広場につきましては、先ほど課長から御説明がありましたように、指定管理者制度ということで、市としてはこれまで運営を見守り、時には指示をするというふうな対応できたところでありますが、しばらくはこれによってある程度近年だんだん成果も、効果も出てきておりますので、駐車場とか、利活用も大分ふえてきたところでございます。したがって、しばらくは現方法によって運営をしてまいりたいと。
ただ、赤トリヰとの関係につきましては、当然今後、赤トリヰの施設の利活用とか、そういう面でいろいろ検討段階に入るというふうなことになろうかと思いますので、そういう中で当然やはりあきない広場も隣接しておりますので、一体的な利活用というような方向になる可能性は当然あると思います。したがいまして、その段階でいろいろとよりよい効果的な、かつ円滑なその管理の方法については検討してまいりたいというように考えております。したがいまして、現段階ではまだその辺については不確定要素が強いものですから、現方法により運営を図っていきたいというふうなことで考えているところでございます。
◎商工観光課長(柳沼直三) 指定管理者制度を導入しての委託金額の変更が、そういうふうに簡単にあり得るのかと、今後、それはどういうふうに考えているのかというお話でございますが、これにつきましては、指定管理者と委託額の協定額を締結する際に、各その都度精査をして対応してまいりたいと思います。したがいまして、御指摘のとおり須賀川市がいいばかりということではなくて、指定管理者が不利にならないような、そういったことも指定管理者制度の施設の管理運営の中においては、よりいい方向だというふうに考えておりますから、その辺十分協定額締結の際に精査していきたいというふうに考えております。
それと、第2センターパーキング使用料につきましてでございますが、これにつきましては、あきない広場といいますか、まちなかプラザの利活用を促進するに当たっての駐車場の確保、さらには中心市街地に非常に駐車場が少ないと、そういう意味合いからの駐車場の確保というふうな意味合いがございまして、これにつきましては1カ月24万円というふうな使用料を払いまして対応させていただいているということでございます。御理解いただきたいと思います。
◆委員(森新男) 大体わかりましたけれども、ただいま私の質疑に対して、そんなことを言うなら税金取るなという声が聞こえたんだけれども、そんなこと言い始めたら、農業だっていろいろな面で考えたら減反で田んぼつくれなくなる。そこからも税金取られている。そういう私は短絡的なことで物を言っているんじゃない。税金を使ってやっているから、税金は大切に使わなくてはならないと思うから聞いているのであって、そんなことで私の言うことに異論があるなら大きい声で言ってくれよ。私は、そんなの税金使うからどうのこうのじゃないんだよ。みんなそういう状況の中でやっているんじゃないですか。だから、私は素直に市民の声としてそういうことがあるよということを聞いている。そんなこと言ったら、農業だって工業だってみんなそうじゃないですか。自分の方が、我田引水的な物のとらえ方するのが一番悪いということを申し上げて、最後に言いたいのは、ただいまの質疑の中で、当局の方の考えはよくわかりましたので、とにかくお互いがよくなるように、どうして経費をかけなくていいことができるかと、こういったことで議会も行政も一生懸命考えていくべきだと、こう思いますので、よく答弁されたことを吟味していただきたい。要望しておきます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(橋本健二) 先ほど村山委員の方からも質問があったわけですが、商工業振興費の問題についてでありますけれども、ここに貸付金ですね。平成16年もさしたる件数がなかったというふうな報告があったわけです。先ほどの説明を聞いていますと、銀行業務と違って、市はいわゆるノウハウがないみたいなことをおっしゃっています。しかし、この貸付制度ができてかなり年数がたつわけです。それで、ノウハウがないとか言って、今、市民の一番困っていることに対して80数件の件数でよしとするという姿勢は、私は大変大きな問題があるかと思うんです。今のやはり市民の置かれている状況を考えていけば、今の86件の融資で市民のために役立っていると、こういうふうには言えないと思うんです。
市のこの貸付制度に訪ねて来る人たちは、銀行から大半の人たちが見放されてくるわけです。大変な状況で来るわけでしょう。そのときに銀行に行ってくださいという、そういう話はないわけです。これしかノウハウを積み上げることができなかった。平成16年度でもそういう立場にあったということであるならば、これは大きな問題だろうと思うんです。本当に市民のために、営業のために支援したいということであれば、ノウハウを積み上げていくための努力をしなくてはいけないと思うんですけれども、この平成16年は今までどおりのやり方でやってきた、そういうふうにしかとれないわけです。平成16年度というのは非常に大事な年だったと思うんです、市民の営業の暮らしの問題から言ってみても。そのときに従来のノウハウ、従来の方法でこの貸付制度を生かしていく、その立場しかなかったのかどうなのか、その辺は聞いておきたいなと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの橋本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎産業部長(石澤雄吉) この融資の件に関しましては、委員おただしのように、先ほど課長の方から御答弁しましたように、大変利活用が、いわゆる利用の伸びが少ないという状況を踏まえまして、具体的な対策といたしましては、先ほど課長が申し上げましたほかに、平成16年度から我々も試行錯誤を考えまして、市の融資制度につきましては、一応現段階では中小企業経営合理化資金保証融資のほかに4つほど、全部で合わせますと5つほどの市の独自の融資制度がありますが、これの利子に、いわゆる現行利子に1%台の利子をいわゆる補給するというふうなまず措置を講じたところでございます。
さらには、その信用保証料の補助を10万円、これを20万円に引き上げたというこの2つの方策により、何とかこの利用を伸ばしたいというふうな措置を行ったところでありますが、それでもなお、まだまだ利用が少ないというふうな現状を踏まえまして、やはりこれからもっと知恵を絞りながら、特に金融機関、こういった関係とよく協議を重ねて、今後この融資の利活用については積極的に努めていきたいというふうに考えている段階でございます。
以上でございます。
◆委員(橋本健二) 16年度そういう取り組みをされたということも評価するんです。いわゆる保証金の積み上げをしたりして、何とか借りられるような、窓口を広げる努力はされていることは評価するんです。しかし、それでもなおかつ銀行が協議されている中で動かない。いわゆる市民の方を向かない。できれば、今、部長がおっしゃられた銀行のやりとりの中で何がネックになっているのか。その辺はリアルに議会の中ですから明らかにしていいのではないかなと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎産業部長(石澤雄吉) いわゆる銀行サイドで当然審査する前に、市の窓口の方でも、できるだけその借り入れに際しては、その立場に立っていい方向の整理をしながら指導して、銀行に移行するような手順で指導をしているところでございますが、そういう中で銀行側ではやはり経営状態という、これがやはり大きい一番のネックだと思うんです。いわゆる貸し倒れというのは、今、当然こういう厳しい状況なので、その辺の問題、いわゆる返済できるかどうかということだと思うんですが、その辺が一番の課題でありまして、今後、やはり銀行サイドと年2回ほど具体的な協議をしている状況でございますが、その辺の問題をどうするかというふうなことを今後よく詰めていかなくてはならないのではないかなと、そういう過程の中で保証協会の補助の方も10万円ほど引き上げたというふうなことでございますので、今後はそれなりの課題についても、どういうものが実際あるのか、平成16年度一応そういった制度を改正して、この業務について進めてまいりましたので、今年度そういったものをまた新たに課題を注視して銀行サイドとよく協議をしながら、この融資の充実に向けて検討してまいりたいというふうに考えているところでございますので、御理解のほどをよろしくお願いしたいと思います。
◆委員(橋本健二) 私は、もちろん税金ですから、皆さんから預かっている税金ですから、返せない人に貸すなんていうことは、これはできないとは思うんですけれども、いわゆるそこで行政の役割が非常に大きなものがあるというふうに私は理解するわけです。いわゆる銀行の貸付制度ではなくて、自治体の貸付制度というのは、そういう点での役割、任務を持っていると思うんです。そこのところはやはり十分に考えていくということが大事だと思うんです。
ですから、ノウハウの問題、先ほど言いましたけれども、そういう状況に追い込まれるまでにいかない状況の中での、いわゆる産業部としての対策も必要だと。それを今までは貸付制度で救ってこられなかったことの反省からすれば、当然やらなくてはならない仕事だろうと私は思うんです、16年度においても。そうでなければ、もう払えそうもないようなところで駆け込んでくるのが実際にあるわけですから、このときのそういう状況を生み出さないためにも、やはり日ごろからの業者の皆さん方との対応なり、貸付制度の意義なりを宣伝する努力をするとか、あとは銀行に対しても、いわゆる市が責任を負って貸し付けを希望されている人と話し合って、こういうことで方向を決めるということもできる、示すことができるような、そういうきめの細かい指導なり援助なりができるように体制をつくらないと、この貸付制度は生きてこないのではないかなと思うんです。
そういうことについて、これからの対応の仕方として、市はそういう貸付制度を有効に使っていただいて、市民のために役に立ってもらえる制度にするために、そういうことを研究する、検討することの考え方について、16年度の実績を踏まえて、その辺の考え方についてお伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎産業部長(石澤雄吉) 市の方としても、せっかく市がつくった制度でございますから、委員おただしのとおり、できるだけ1企業でも多く利用していただくという、これは基本姿勢としては持っております。
そういう中で、先ほども申し上げましたように、銀行サイド、企業サイドとの協議の中で、平成16年度に1%の利子の補給、さらには保証料の補助の引き上げ、これをまずやってみようというふうな形では予算という一つの枠もございましたが、思い切って講じたところでございます。したがいまして、このPRという面の不足という面もあろうかと思いますけれども、今後は再度、銀行サイドともこれの利活用の促進についてはよく協議をして、その上でまた新たな面があればよく検討して、この融資の推進については対応してまいりたいというふうに考えております。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(市村喜雄) まず、1つ目が313ページの郡山地域テクノポリス推進機構の補助金についてなんですが、これはテクノポリスの中に郡山地域の医療産業化、名前はちょっとどういう名称だったかは定かではないんですが、それも含んでいるのか含んでいないのか、まず1点お伺いさせていただきたいと思います。
そしてもう一点は、先ほどの駐車場の件なんですが、市の方では24万円で積算していると。まず、その前に駐車場確保が必要なのかどうかということと、それは本来ならば市の方が全面的に確保しなければいけない問題であるのが、ある意味では組合で管理運営している。組合でも4万円プラスして地権者に払っているということもきちんと説明をしていただきたい。
○委員長(桐生傳一) ただいまの市村委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎商工観光課長(柳沼直三) まず、郡山地域テクノポリス推進機構への補助金の中で、医療産業化に向けた取り組みもやっていくのかということでありますが、これにつきましては、その推進機構の中で日大との共同研究、さらには関連企業との共同事業推進等々で、この事業の中にテクノポリスとしても取り組んでいるということを御理解いただきたいと思います。
あと、先ほどの駐車場の件でございますが、一月当たり24万円というようなお話をさせていただきましたが、これにつきましては、委員御指摘のとおり、あそこの駐車場については中心市街地活性化、さらには、まちなかプラザの利用促進のためにもどうしても必要な施設というふうに須賀川市の方としては考えておりまして、そのための駐車場の確保ということでございます。その実際の管理運営等につきましては、中央商店街振興組合の方にお願いしておりまして、それの土地の造成、さらには舗装、そしてパーキングメーターといいますか、入庫管理用の機械の設置等々につきましても、すべて中央商店街振興組合の方で対応いただいているような状況であります。したがいまして、実際の一月あたりの土地の借上料等につきましては、委員のお話のとおり、中央商店街振興組合の方では、さらに私どもの方の算出基礎、1カ月当たり24万円に、さらに4万円をプラスして地主から借りているというふうな状況でございますので、その旨お話し申し上げました。
以上でございます。
◆委員(市村喜雄) テクノポリスの件なんですが、日大とあとは会津大学も含めてですが、今、ジョンソン・エンド・ジョンソンの件もありまして、その辺もあわせて須賀川市もかかわり、積極的に情報を収集して地元に落とすようにお願いをいたします。
○委員長(桐生傳一) 終わりですか。要望ですか。
◆委員(市村喜雄) 要望です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、312ページ中段から315ページ最上段までの7款1項3目企業誘致対策費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(丸本由美子) 企業誘致の推進事業として、工場立地奨励金等交付事業費についてお伺いいたします。
年々報告書で細かいところまで報告されているわけですけれども、15年度が日本工営パワー・システムズ、そして16年度が江信特殊硝子ということで、今、北部工業団地もほぼ企業誘致がうまくいったという経過を見ますと、この工場立地の奨励金制度自体が功を奏しているということも見られると思うんですが、長年やってきた中で、企業誘致をする、工場を建てる、それから地元雇用という部分での積算がされているわけなんですけれども、その後の企業が雇用も地元のところから行っているんだというような流れをきちっとおつかみになっている事業として、今後も継続した方がいいというような評価は今後もできるかどうか。
以前、私、議員になった当時は、やはり大変バブルが崩壊した後だったものですから、当初、せっかく奨励金を出しても、それが十分な活用ができないまま倒産してしまったり、撤退してしまったりというようなことも経験していると思うので、今後この事業が有効に、今度まだもう少し継続せざるを得ないとか、する必要があるとかという、その事業の評価についてもちょっとお聞かせいただきたいと思うので、お願いいたします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの丸本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎商工観光課長(柳沼直三) この工場立地奨励金交付事業でありますが、これにつきましては、御案内のとおり今お話ありました江信特殊硝子、日本工営パワー・システムズで、県外からの企業が須賀川市に立地をし、それに対する奨励金ということで交付しているものでありますが、これにつきましては、立地する企業側においても全体的な計画の中で、この奨励金の交付金額等については折り込み済みというような状況でございますが、これがこの制度があるなしでは相当、須賀川市への企業誘導に大きな影響が出てくるんだというふうに考えております。したがいまして、今後ともテクニカルリサーチガーデンの工業地域といいますか、誘導地域への企業立地につきましては、現在の制度をさらに活用しながら対応してまいりたいというふうに考えております。
◆委員(丸本由美子) いい制度として、立地条件がとても合えば企業としてもこういう制度があれば利活用して、いい場所に建ちたいという意見が整うんだと思うんですけれども、雇用の拡大のところから見たときに、今は工場などもラインに乗っているとか、あとは機械化が進んで人が余りいなくても大丈夫だというところのバランスが、また崩れつつあるんじゃないかなと思うものですから、どちらかというと、工場立地というのは雇用の促進ということで、市長もまずはそこに力を入れてきた経過を見ているものですから、そのことで言えば、この企業の立地の奨励金が雇用に対する拡大にもつながっているんだということで、継続の方向が必要なのかどうなのか、その工場が建っても雇用が拡大しなければ、なかなかこの奨励金制度も、大きな会社は大きく建てれば、その立地面積によっては奨励金がいただけるものですから、そう思ったのも、前年度、日本工営パワー・システムズがかなり大きな工場を建てて、それなりの雇用をやっているんですけれども、やはり江信特殊硝子の場合は、工場の規模からいっても、雇用の部分ではもう少し規模をふやしていただけたらよかったのになというふうな評価もしているものですから、そこについての評価についてもう一回お伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎商工観光課長(柳沼直三) 企業誘致につきましては、委員御指摘のとおり、新たな雇用の創出という大きな課題がございます。今回、この工場奨励金交付事業としてこの金額を報告させていただいていますのは江信特殊硝子でございまして、この中に雇用促進奨励金の中で何人の市内居住者が雇用されているかということでございますけれども、そういったことから考えますと、江信特殊硝子の場合は14名の就業者のうち7名が須賀川市内の住所を有する者であったということであります。
また、日本工営パワー・システムズの場合でございますが、こちらの方につきましては、横浜事業所の方から須賀川市の方に立地したということでございますけれども、日本工営パワー・システムズにつきましては、昨年の9月に本社機能を須賀川市に移したというふうな状況でございまして、その社員等も当然須賀川市の住民になり得るというふうなことでございますから、そういった意味では雇用創出とあわせまして須賀川市への人口規模の拡大にもつながっているというふうにも考えております。
また、御案内のとおり、本年4月に操業開始いたしましたSUS株式会社でございますが、これにつきましては現在、操業人員は70数名だというふうに、ちょっと詳しい数字は覚えておりませんが、そのうちの約7割から8割は地元雇用ということでございますから、これにつきましても地域の雇用創出に大きくつながっているというふうに考えております。
したがいまして、この奨励金制度につきましても、今後とも継続して活用していきたいと思っております。
以上です。
◆委員(丸本由美子) これは今度の春に卒業する高校生なんかの今、就職活動なんかも活発で、試験等も行われている中ですから、地元の皆さんが地元に残って仕事がしたいという要望にこたえられるように、やはり市としてもその道筋をつけていく上では、地元の企業に対するいろいろなPRからあっせんが必要だと思うんです。そのときにやはりこういう形で手厚くというか、お越しいただいたり、いろいろな部分で支援をしてきたところの企業がこの数年間の間にあるわけなので、できるだけそういうところには、その立地するときだけではなくて、長いスパンにわたり協力いただけるように行政の方からも力を注いだり、アプローチしていただきたいと思いますので、雇用促進に対するこれからも事業展開も要望していきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、314ページから319ページまでの7款1項4目観光費、5目産業会館費、6目フラワーセンター費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(蕪木政寿) 317ページ、須賀川観光協会補助金、19節の負担金、補助及び交付金4,632万5,000円となっておりますが、内訳ですね。それぞれ花火大会とか松明あかし、そういった観光事業等に対しての補助金だと思うんですが、それに対しての内訳。それと……
(「大きい声で」と呼ぶ者あり)
○委員長(桐生傳一) もうちょっと大きな声で。
◆委員(蕪木政寿) もう一度、須賀川観光協会補助金の4,632万5,000円、負担金、補助金及び交付金となっておりますが、これらは花火大会とか松明あかし、そういったものに対しての補助だと思うんですが、これの内訳をお聞かせいただきたいと思います。
それから、下段のフラワーセンター費の管理運営費です。3,143万円何がしになっていますが、この内訳を聞かせていただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの蕪木委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎商工観光課長(柳沼直三) まず、第1点でありますが、須賀川観光協会補助金4,632万5,000円を支出しております。その内訳という御指摘でございますけれども、観光協会につきましては、観光に関する宣伝事業やイベントの実施ということで、観光協会という組織をつくりまして、今その運営をしているところであります。したがいまして、観光協会としての活動につきましては、会員数の出資金を持って対応している部分がございますが、その部分につきましては、総額で会費収入が約400万円程度にとどまっているということでございます。須賀川観光協会そのものが約5,000万円ぐらい事業費の中で対応しているという中で、その事業を展開するに当たりましては、その大部分を須賀川市の補助金によっているということでございます。
御案内のとおり、その観光協会の支出内訳でございますが、大きなものでは、そのうち松明あかし2,000万円程度であります。また、釈迦堂川全国花火大会には1,400万円ということになります。ただ、釈迦堂川全国花火大会につきましては、これは別に実行委員会を組織し、実行委員の中で協賛金を集約しながら実施しているということでございますから、花火大会につきましては約1,800万円程度の協賛金を集約しながら、観光協会からの補助金を得ながら実施しているというような状況でございます。大まかなところは、そういうふうな支出内訳になっております。
あと、フラワーセンターの管理運営費3,143万2,391円というふうなその内訳ということでございますが、これにつきましては、まずフラワーセンターの役務費がここに記載のとおり37万4,000円ほどであります。これにつきましては、フラワーセンターで販売している、花卉販売部門に委託しておりますが、それの業務の手数料としてお支払いしているもので、また、フラワーセンター管理委託料ということで、フラワーセンターそのものを管理運営するための委託をしておりまして、それが財団法人須賀川牡丹園保勝会の方に委託する内容であります。これが2,833万5,000円ということになっております。
それと、フラワーセンターを建設するに当たりまして、土地を借地いたしまして対応している関係から、フラワーセンターの土地使用料ということで272万3,000円を支出させていただいたと。
以上が内訳でございます。
◆委員(蕪木政寿) 御答弁をいただいたわけですけれども、須賀川の観光事業の中で数少ない花火大会、松明あかし、そういった中で、こういった資金を持って運営されているわけですけれども、花火大会なども今やかなりの集客人数を集めておりますし、青森の花火大会、あれにも匹敵するような観光事業だと思うんですが、今後、協賛金がもっと大枠いただければ、増額できるようなあれであれば、今後、この花火大会をもう少し大きくしてやっていくという、そういった考えはございますか。
それと、フラワーセンターの件なんですが、これは市内にふれあい花壇というのがございますね。ふれあい花壇でいろいろな挿し花を各町内に配布しまして、植栽してもらっているわけですが、これもフラワーセンターで育成されたものを配布しているわけですね。そこのふれあい花壇の挿し花、ふれあい花壇に配布した花、これは金額に換算しますと、大体幾らぐらいになっているのかお聞かせいただきたい。これはちょっと難しいですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) まず、花火大会につきましてでございますが、御案内のとおり花火大会、東北地区でも有数の花火大会というふうに大きく成長してまいりました。これにつきましては、各事業所からの協賛金によるところが非常に大きいというふうにも考えております。ここまで大きくなった花火大会でありますから、これを規模縮小することのないように、今後とも継続してまいりたいと思っております。ただ、これが規模を拡大するのかということにつきましては、何分その年その年、各事業所を回りながら協賛金の集約の中で左右される部分がございますから、これについてはそういった努力をしてまいりたいというということで御理解をいただきたいと思います。
また、フラワーセンターの中でのふれあい花壇事業等に対する草花等の供給に係る金額換算でございますが、数字持ち合わせておりませんので、御了承願いたいと思います。
◆委員(蕪木政寿) 後で調べてお知らせください。
◎
商工観光課長(柳沼直三) ふれあい花壇事業に限っての数字というのは、把握が難しいだろうと思いますので、御理解いただきたいと思います。
◆委員(蕪木政寿) 須賀川市の観光事業の中で、花火大会、松明あかし、また牡丹園もあるわけですけれども、この花火大会、松明あかし、須賀川に対しての、市にとっての経済的な効果ですか、金額に換算しますと、その花火大会が大体幾らぐらい、この花火には20万から30万くらいの人出があるので、市内の町内とか育成会とか、そういった団体ですね、出店をされてかなりの売り上げを上げているようにも聞いております。そういった中でも経済効果もかなり大きいと思うんです。そういったものわかる範囲で結構ですから、花火大会、また、松明あかしについての経済効果というものをお聞かせいただきたいと思います。
それから、フラワーセンター、4月、それから夏場までは、かなり花木を求めて訪れる方もかなり多いわけですが、牡丹園の隣の花屋さんも最近店を閉めたようなぐあいなんですが、ボタンの花とか、それに関する花なんかも求められる方が多いわけですが、事業をもう少し拡大する、そのフラワーセンターの花木の事業を拡大するようなお考えはないですか、それをお聞きしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) 花火大会及び松明あかしの経済効果というふうな御質問がございますが、今、委員御指摘のとおり、花火大会等におきましては、露天商、当然市内の町内会、各種団体、そういった方々も含めまして露天出店いたしまして、従来から大変売り上げがよかったというふうな好評はいただいておりますが、そういった部分の売り上げ集約等については、何分私の方としても実行委員会として実施しておりませんので、それが経済効果としてどういう形で数字に上げるかというのは、はっきり申し上げて計数的に把握しておりませんので、御理解いただきたいと思います。
さらに、フラワーセンターにつきまして、4月、5月、6月の時期におきます草花等の頒布でございますが、これにつきまして大変好評は得ておりますけれども、基本的にはフラワーセンターは花いっぱい運動の供給基地であったり、さらにはボタンの抑制栽培、さらには促成栽培、そういったところの研究室であったりということでございますから、今の中でのさらに拡大した販売というのは、なかなか業務内容的には厳しいのかなという感じがいたしますので、その辺、今後検討してまいりたいと思っております。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(鈴木正勝) 317ページの観光費、その中で須賀川牡丹園保勝会運営費の補助金なんですが、これは派遣職員の人件費補助ですけれども、何名分なのかお聞きします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの鈴木正勝委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) 牡丹園保勝会の運営費補助金でありますが、これにつきましては、派遣職員2名であります。
◆委員(鈴木正勝) 今、2名分ということなんですが、当初予算で一応そういった予算が2名分で1,174万1,000円、今回、決算では1,622万円になっているんですが、500万円近く増額しているんですが、その辺の要因について。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) 当初予算と決算額の差でございますが、これにつきましては、平成16年度は須賀川市制50周年記念事業という形での牡丹園の市民招待券の配布をいたしました。したがいまして、その部分について須賀川市が牡丹園保勝会の入園券を交付したものですから、その部分について補てんしてもらったということでございます。したがいまして、人件費が当初一千百数十万円の金額になっておりますが、その部分についての変更はございませんので、その旨報告しておきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(橋本健二) 317ページですが、市制50周年記念事業として牡丹園内にある「花神亭」の改築が行われております。約2,000万円かけてやられているわけですが、この花神亭の一般市民への利用はどういうふうになるのか、その辺教えてほしいです。
私は古いときに何回か使わせていただいて、春、秋と、今の時期なんか借りればすごくいい場所でして、市民の人たちが使えるのかどうかということを知らない施設の一つかなと思っているものですから、その辺の管理運営を含めて教えていただきたい。
○委員長(桐生傳一) ただいまの橋本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) 市制50周年記念事業として改築いたしました花神亭でございますが、これにつきましては、財団法人牡丹園保勝会の方にその管理をお願いしておりますけれども、牡丹園保勝会事務局の方に一般の市民の方が申し込みいただければ、あいていればお貸しするというふうな施設でございます。
以上です。
◆委員(橋本健二) 聞いたついでですから、中身の今回の改修によってどういう設備があるのか、この辺もちょっと知らないと、どの程度まで利用できるのかわかりませんので、例えば今回改修した点ではどういう点が従来と違ってあるのか、その辺を含めて教えてほしいんですけれども、今回改修で変わってきた部分、新たに。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎
商工観光課長(柳沼直三) 花神亭の改築したといいますか、新たに建設された内容でございますが、御案内のとおり従来の花神亭につきましては、昭和30年代の建物でございまして、それが老朽化し、一般の使用になかなか耐えられない状況になってきたということで、この市制50周年の記念事業として新たな改築事業として取り組んだところであります。
その中身でございますが、花神亭は純和風の趣の建物になっておりまして、その間取りにつきましては、8畳、8畳、曲がりになって6畳という3間がつながっている和室の建物であります。従来の建物につきましては、従来の花神亭、古い旧花神亭につきましては、その中にトイレ等はございませんでしたものですから、大変使用に当たっては一般利用者が不便を窮していたというような関係から、今回はその中にトイレも設置し、その利便性に供するような形で対応させていただいたということでございます。その中には、さらに水屋等もございまして、コンロ等も設置してございますから、お茶会等の実施、さらにはそこでのお湯等のそういった簡単な飲食もできるような、そういった施設というふうになっております。
また、従来ありました花神亭につきましては、室屋等もあったわけですが、新しい花神亭につきましても室屋を設置し、さらにその面積も拡大をして対応させていただいております。したがいまして、今後何らかの形でその室屋を活用したイベント等も考えられるのではないかというふうにも思っております。ぜひ一般市民の方に御利用いただきければというふうに考えております。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
暫時休憩いたします。
午前11時32分 休憩
───────────────────────────────────────
午後1時00分 再開
○委員長(桐生傳一) 休憩前に復し会議を開きます。
決算審査を続行いたします。
次に、320ページから321ページ下段までの8款土木費、1項土木管理費に移ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、320ページ下段から327ページ上段までの8款2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費、2目道路維持費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、326ページ上段から333ページ上段までの8款2項3目道路新設改良費、4目橋りょう維持費、5交通安全施設費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に移ります。
次に、332ページから335ページ中段までの8款3項河川費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、334ページ中段から339ページ下段までの8款4項都市計画費、1目都市計画総務費、2目土地区画整理費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、338ページ最下段から343ページ中段までの8款4項3目街路事業費、4目下水道費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に移ります。
次に、342ページ中段から347ページ中段までの8款4項5目公園費に移ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に移ります。
次に、346ページ最下段から351ページまでの8款5項住宅費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(鈴木正勝) 349ページの住宅維持管理費の中で、歳入の部分の65ページの住宅使用料、これの不納欠損額と収入未済額の部分なんですが、これについてたしか前年度お聞きしたときに、不納欠損額と滞納未済額の内訳、とりあえずお願いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの鈴木正勝委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎建築課長(岩瀬孝) ただいまの質疑にお答えいたします。
まず、不納欠損額でありますが、これにつきましては死亡者2名、行方不明者3名の額であります。
それから、収入未済額、この内訳としましては、現年分が1,105万3,092円で、繰越滞納分が2,624万2,724円となってございます。
◆委員(鈴木正勝) その中で、収入未済額の中で、前年度的に57カ月滞納しているという方がいらっしゃったと思うんですが、これから12カ月経過しまして、その辺督促できたのかどうかお伺いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎建築課長(岩瀬孝) その後の経過なんですが、本人及び保証人にそれぞれ催告書、これを通知を出しまして、その後に戸別訪問をしております。
それで、一番多かった方が去年では57カ月というようなことだったんですが、戸別訪問をしているんですが、その方については納入がなされておりません。
以上です。
◆委員(鈴木正勝) 今の方もそうなんですが、一応保証人ついているかと思いますので、その辺の保証人への共同責任になるわけですので、どの辺まで徹底しているのか。あと徹底した経過と、あと保証人による返済というか、終了の納付がどの程度の金額になるのかという部分で、前年度の場合はそれが把握できないという答えだったものですから、16年度ではどうなのか。あともしそれが16年度でも難しいようであれば、その辺きちんとした形で数字でやはり明確にしていくことが必要だと思うんです。あくまでもやはり税負担の公平という部分からしますと、その辺きちんとした形でやっていかないといけないのかなという気がしますので、その督促による納付の部分については数字であらわせるように、もしなければしていただきたいということで、それは要望も含めてお願いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質問に対し、当局の答弁を求めます。
◎建築課長(岩瀬孝) 保証人にも含めまして、催告書及びその保証人に対しましては完納指導依頼書というふうな文書を発送しまして、あと直接お会いして、そのような方に納入されることを指導してくださいというお願いをしております。その効果としまして、現に保証人の方が市役所に問い合わせ、もしくは来庁しまして、その額の一部、もしくは全額を納入されたケースもございます。ただ、入ってくる金額がそれぞれ一遍に本人も含めて入ってきますので、保証人が幾ら納めた、それから本人が幾ら納めたという内訳は、今のところは私の手元にはございません。そういった形で今後、戸別訪問なり保証人の方にお願いしながら、なるべく収納率が上がるように努めていきたいと考えております。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(市村喜雄) 349ページの庁舎管理のときにもお伺いしたんですが、エレベーターの保守管理業務委託料ですが、これはやはり随意でやっているのか、それで何カ所でこの金額なのかをお伝えください。
○委員長(桐生傳一) ただいまの市村委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎建築課長(岩瀬孝) エレベーターの管理についてのおただしですが、これは随意契約で三菱エレベーターサービスと契約しておりまして、この内容につきましては、山寺北団地の3号棟、1棟1号棟の2基エレベーターがございまして、毎月1回の点検、それから地震等の起きた場合の随時において点検してもらうように契約しております。
以上です。
◆委員(市村喜雄) 庁舎管理のときに総務課長からお答えをいただいたんですが、総務部長にお願いをしたいんですが、このエレベーターの保守管理、公病の当初予算のときにも入札できるのかどうか検討していただきたいという話をいたしました。それは、病院で検討して導入をしたのかどうか。それと今後、今、保守管理をしている業者に聞けばできないと、うちがやるのが当たり前だと多分言うはずですので、よその業者が自分のところのメーカーじゃないものの保守管理点検ができるのかどうかという確認をとっていただけないかお伺いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務部長(酒井茂幸) ただいまの御質疑でございますが、私どもの総務課長は、実際その辺の点検をして、万やむを得ず随意契約をしたと、16年度は、というようなことでございます。
なお、そういったその後の経済情勢とか、技術とか、いろいろな面で変化がございますから、改めてこの辺のことにつきましては、例えば三菱が日立をやったりとか、東芝をやったりということは可能かどうかを含めまして検討はさせていただきたいと思います。
以上でございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
当局説明者入れかえのため、しばらくそのままでお待ちください。
次に、352ページから359ページまでの9款消防費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(鈴木保) 旧市内の須賀川の消防団員が748人という数字になっていますけれども、今の定数と、353ページの団員報酬の件なんですが、約3,500万円という形で、これは748人を単純に割っていくと、1人年間4万6,000円、月にすると3,800円というような形になるんですけれども、そのような形の見方でよろしいのかまずお伺いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの鈴木保委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 団員の報酬でございますけれども、これはそれぞれ法改正によって報酬額が変わっております。それで、16年度におきましては746名で団長1名、それから副団長7名、分団長13名、副分団長13名、部長が40名、団長53名、団員632名分の報酬となっております。
◆委員(鈴木保) なぜそんなことを聞いたかというのは、こういう場で意見を述べることを悩んだんですが、最近いろいろな団員の報酬関係、いろいろ活動費とか、何かだんだん下がる傾向があるんですよね。こんな世の中だからと言われればそれまでなんですが、消防団員というのは、やはり汗水たらして朝から晩まで、夜中、寝ているときまで団員というのはやっているわけです。そういう中で今、少子化の問題で団員も減ってきている。要するに、団員確保等にいろいろと方策、苦慮しているかと思うんですが、そういう中でやはり下げるというのは、いささか抵抗を感じるんじゃないかなというふうに私自身思っています。むしろ逆にアップして、やはり団員の士気を高揚するためには、金でつるわけではないですけれども、そういう形では予算にきちんともう少し上げていただければなというように思いますので、その辺はひとつ要望として言っておきます。
それから、2点目、消防の屯所、今ここには消防屯所改築工事、各屯所を見ますと、大分古くなっているんですね。畳が腐っていたり、壁が崩れ落ちたり、それから飲み物、食べ物、飲み食いもするわけですけれども、流し台があったりなかったりという形で、その屯所の改築関係ですね。これは今後どういうような形で見ていくのかお聞きしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 屯所の改築につきましては、年次計画に基づきまして、古くて、そしてなおかつ損傷がひどいというようなものを順に改築を行ってきております。そのような形で今後も進めていく予定ですけれども、今回、合併によりまして長沼、岩瀬地区も入りましたので、その辺の状況も踏まえながら均衡ある改築を実施していきたいという考えでございます。
◆委員(鈴木保) 今答弁でわかったんですが、合併して岩瀬、長沼と広範囲になりましたけれども、やはり屯所を改築するには、年間きちんと何カ所、何カ所と決めていかなくてはならないのではないかなと、予算の都合もあるでしょうけれども、やはりきちんと今度、屯所は何カ所やる、ことしは何カ所やる、そういうような形でしていかないと、これはますます屯所もガタついている屯所というのも結構ありますので、その辺をひとつ予算にきちっと入れていただいて、改築できるようにぜひやっていただきたいなという要望をしておきますので、よろしくお願いいたします。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
当局説明者入れかえのため、しばらくそのままでお待ちください。
次に、360ページから369ページ上段までの10款教育費、1項教育総務費の質疑に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(丸本由美子) 365ページ備考欄の下段にあります(3)基礎学力向上推進事業費ということで、報告書の中には事業内容が細かく書かれているわけですけれども、今、学力の低下ということなども言われている中で、年々こういうところに予算をつぎ込みながら、何とか学力向上をということだと思うんですが、授業研究会の実施や学力テストの実施等があって、教職員にかかわる学力向上の推進のプログラムとか、それから子供にかかわる部分があるんですが、この予算の中で教職員にかかわる指導の部分にかかわる事業と、それから子供にかかわる事業という予算配分というのはどうなっているのか、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
それから、あと367ページ中段にあります不登校児童生徒サポート事業費ということで、名称が前年度から変わっているわけですけれども、実際、各学校では今この対策に苦慮しているということもお聞きしておりますし、現在では学校教育の現場などをサポートするサークルや、それからいろいろな専門家がいるところに子供をやるとか、いろいろあるんですけれども、情報としては、ここに通ってくる子供たちが更生をしてきちっと学校に行けるようになるケースが多いのか、それともまたセカンドという感じで違う対処の仕方をしなければいけないケースが出ているのか、事業評価ですね、その辺をちょっとお聞かせをいただきたいと思います。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ただいまの丸本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委学校教育課長(八木沼智恵子) それでは、お答えいたします。
ただいまの丸本委員さんの最初の質問ですが、学力向上についてなんですけれども、基礎学力向上というふうなことで、事業費の方125万6,640円計上しておるわけですが、これについては児童・生徒の学力テストの費用としてあてがっております。それですべてになります。教職員に対する学力向上の対策費というふうなことでは、特に計上はしておりません。
あと2点目についてなんですが、不登校のサポート事業というふうなことで、事業費188万9,587円とっているわけなんですが、これについては今御指摘のありましたセカンドの対応というふうなことでは、こちらの方では具体的にどこに行っているというふうなことでは把握しておりません。ただし、現在不登校の児童が通っているすこやか教室については、待機をする子供たちもいまして、学校に戻っているというふうなケースもございます。
以上でございます。
◆委員(丸本由美子) 基礎学力向上推進事業費の中身が今示されたわけなので、ちょっとお伺いしたいと思うんですが、実際子供を通わせていますと、学力診断テストの費用というので徴収される場合があるんですね。それと、こういうところに上がっている費用というのは、親負担、保護者負担もプラスアルファで実施されているのか。そして、これ年々何かいろいろ事業所が違ったりして、前年度行った事業所、それから今年度行った事業所などというので、実施している事業所が違うと、いろいろなつながりというのが本当にとれるのかどうなのか。実際に学年度末に行われたものは、次の学年にしっかり引き継がれているのかどうか。実施をすることは、子供の現状をつかむという意味ではとても効果のあるものなのかもしれませんが、その実施された後の評価が出たときの後のフォローとか、学年、学校、それから進学、小学校から中学校に上がったことなどのつながりというんですか、その部分では推進事業の中ではどのようにとらえているのか、費用の面と今の事業の中身についてお聞きしたいと思います。
それから、これは要望になりますけれども、不登校児童・生徒のサポート事業ということで、これまで西袋児童クラブ館の午前中の場所をお使いになったりしていたいろいろな部分では、子供たちが通いやすいような施設とか、スペースをということで改善がいろいろされてきていると思うんです。今後もやはりそのスペースの確保という部分では、どういったところが一番サポートしやすいのかという部分もいろいろあると思うんですけれども、今後、ちょうど今話題になっています総合福祉センターの構想の中にも、こういうやはり子供たちのケアや、それから情報発信ですね、先ほどセカンドと言いましたけれども、いろいろなケースが考えられるので、情報の発信の基地というか、そういう部分も今後取り入れられるような検討をお願いしておきたいと思います。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ただいまの丸本委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委学校教育課長(八木沼智恵子) それでは、ただいまの丸本委員さんの方の質問にお答えいたします。
第1点目の学力診断テストの費用でございますが、これについては3つの方法がございまして、1つは、県の方で実施しております学力テストの診断、2つ目は、市で実施しております学力テストの診断、3つ目については、保護者負担というふうなことで3種類ございます。
現在行われていることについてなんですが、県の方で行われている事業といいますのは、小学校6年生の国語と算数、そして中学校の2年生の数学と英語、さらには市で行われておりますのが5年生の──失礼いたしました。訂正させていただきます。申しわけありません。県の方で行われておりますのが、5年生の国語と算数、そして中学校の2年生の数学と英語でございます。市で行われておりますのが、6年生の国語と算数、そして中学校の1年生の国語と数学と英語、そして中学2年生の国語を実施しております。さらには、2年生以上、あと中学校の3年生、そのあいている部分については、大半の学校で保護者の負担で行っております。
あと2点目についてなんですが、つながりがとれるかどうかというふうなこととあわせて、対策の方での内容でございますが、まず学力向上を図るための対策としましては、授業時数を確保することが第1点だと思います。それと第2点目としては、指導方法の改善を行うというふうなことがございます。その中で、授業時数を確保するというふうなことについては、やはり学校の中で教育課程を改善し、見直ししていくというふうなことが1つございます。
次に、指導方法の改善としましては、この学力テストを通して子供たち一人一人の学力の実態を把握し、よりこの実態を把握した上で陥没点等、さらには向上させたい部分についてきめ細かな指導を図るというふうなことが第1点だと思います。
あと2点目については、少人数の学習を通し、子供の興味・関心、そして習熟の程度に応じた指導課程の工夫や指導方法を改善していく。これが2点ございます。
あと3点目については、学力テストの結果をもとに、それぞれの学校での基礎・基本学力向上計画、教育課程の改善を図っていくこと、これが3点目だと思います。
4点目について、先ほどありました小・中学校の連携についてなんですが、そこについては系統性や発展性を理解した上で、学習内容や指導の方法について小・中の方でデータをもとに連続性をとりながら向上を進めているところでございます。
以上、学力テストについて申し上げました。
第2点目の不登校については要望というふうなことなので、それについてはお答えできません。すみません。
◆委員(丸本由美子) 今細かく御説明いただきました。ありがとうございます。
学力向上の推進事業ということですから、子供の今、学力をつかむことで、先ほどの学力テストいうのがあると思うんですが、先ほど細かく言っていただいた県、市、保護者負担という部分では、それぞれの家庭で子供たちが行われていることの把握が余り、私自身もそうですけれども、できていないと思うんです。どういったことでそういったことが行われているのかみたいなところが、やはり丁寧な学校からの説明が必要だと思うので、これについては実施するに当たり、県とか市とかの目的ですね、そこも少し明らかにしながら、もう少し丁寧な実施の仕方をしていただければと思って要望したいと思います。
それから、小・中間の連携、小学校6年生の場合は市が実施しているものは6年生で行っていくということなので、そのデータというのは中学校に進学するときにはデータを中学校の方に送って、その発展性のもとで継続した指導をいろいろな状況を把握して取り組めるという状況になっているということで確認させていただきたいんですが、そこだけもう1点お願いいたします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの丸本委員の再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委学校教育課長(八木沼智恵子) ただいまの質問にお答えいたします。
小・中の連携を通して生徒指導上の問題やら学力の問題について、すべて学校間の方でやりとりをしている現状でございます。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(塩田邦平) 全く同じ項目だったものですから、学力テストの件でお伺いをしたいと思うんですが、今答弁がございまして、各学年ごとにやられているのではなくて、何年生ということで抽出されておるというふうなお話、今伺ったんですが、これで間違いはございませんでしょうか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの塩田邦平委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委学校教育課長(八木沼智恵子) それではお答えいたします。
各学年ともにすべての学校で実施しておりますので、抽出ということではございません。
以上です。
◆委員(塩田邦平) 教科書の選定の項目が実はなかったものですから、ここで質問していいかということでちゅうちょしたんですが、教科書の選定について、その経費等々については計上してございませんが、それについてもしお話しいただければ、内容が違うのか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの塩田委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委学校教育課長(八木沼智恵子) それではお答えいたします。
16年度には教科書の選定は実施しておりませんので、計上はされておりません。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、368ページから375ページ上段までの10款2項小学校費、1目学校管理費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(丸本由美子) 375ページ、学校のごみ処理費についてお伺いいたします。
今、ごみの回収の業務委託がされていて、一小についてはごみ焼却というか、堆肥化の機材が入っていると思うんですけれども、これから堆肥になった使い方がということで、この間何度も伺ってはいるわけですけれども、現在、生ごみの回収の業者とか、それから環境を考えるということで廃油などの回収などもされているんですが、学校の廃材というか、給食から出る生ごみのごみ処理のお金を考えますと、何かしら対策がとられる必要も出てきているのではないかなと思うものですから、今の事業評価として、それから今後どういった方向にお考えがあるのかどうかお聞きしたいと思います。
それから、既存の焼却炉の撤去が毎年上がっているわけですけれども、今後の見通しはどうなっているかお伺いをしたいと思います。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ただいまの丸本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教育次長兼総務課長(藤島敬一) 生ごみの処理の関係でございますが、平成16年度の決算状況で見ますと、1kg当たり生ごみの運搬料が24.8円というふうな形になっております。それに関しまして、一小の生ごみ処理機の場合の単価が大体146円ほどかかるというようなことで、大分処理に単純に言われると比較があるというようなことで、生ごみ処理機の導入については、やはりやれないというようなのが現実でございます。
ただ、地球環境に優しくというようなことがございますので、本年の11月からですか、学校から出る残飯、生ごみの残飯でございますが、それにつきまして東部地区におきまして、東側に堆肥の処理加工施設、生ごみがございますので、そこに試行的に運ぶというようなことを考えております。
以上です。
◆委員(丸本由美子) 焼却炉について。
◎教育次長兼総務課長(藤島敬一) あと、焼却炉につきましては、これですべて終了というような格好になります。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、374ページから379ページ中段までの10款2項2目教育振興費、3目学校建設費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(橋本健二) 379ページですけれども、教育振興費で上の方にあるわけですが、予備費から446万円何がしか流用されているわけです。これは補正予算ではなくて、予備費から流用ということになっているわけですけれども、この予備費からの流用の内容と、なぜ補正予算という形にならなかったのか、この辺についてお答えいただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの橋本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委学校教育課長(八木沼智恵子) それでは、ただいまの橋本委員さんの方の質問にお答えいたします。
この予備費についてなんですが、小学校の合奏及び吹奏楽振興費事業への充当というふうなことで見ていただければと思います。これについては、マーチングの大会の全国大会への参加というふうなことで充当しております。
以上です。
◆委員(橋本健二) 今の説明ですと、いわゆる子供たちの活躍が目立って、全国大会に出場するということになって、それの費用だということになるわけですが、旅費とかそういったものなのか、それとも機材なのか、その辺はお答えいただけるでしょうか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委学校教育課長(八木沼智恵子) これについては、全国大会に参加する費用、機材とか、そういったものだけというふうなことではなくて、旅費関係、子供たちが全国大会に出場するための旅費すべてが入っております。
以上でございます。
◆委員(橋本健二) そうすると、機材等のあれにはこれは含まれていないということで理解していいわけですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委学校教育課長(八木沼智恵子) 機材と申し上げますと、楽器を運搬する費用でございますか。そちらの方、もし楽器を運搬する費用というふうなことであれば、その楽器費用の運搬代は入っております。
以上でございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、378ページ中段から383ページ下段までの10款3項中学校費、1目学校管理費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(橋本健二) 中学校費ですよね。381ページ、どこで聞いていいかわからなかったんですが、この中に工事請負費、学校維持補修工事費ということで850万円が載っているわけですが、平成16年度でいえば学校の補修関係であれば、一中の部活動室の改修がこの中に含まれているのかどうかということが聞きたいところなわけですけれども、その件についてまずお伺いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの橋本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教育次長兼総務課長(藤島敬一) 工事請負費805万5,000円についての中身ということでございますが、これにつきましては大東中の校舎の給水管の改修工事の費用1件のみでございます。
それで、こちら工事請負費ということで年次計画でやるような工事請負費を積算する科目でして、修繕については需用費の中に修繕料(維持補修費)というものがございます。ここでいいますと、例えば379ページのちょうど右側ですが、修繕料(物件費)、修繕料(維持補修費)と、この中で緊急を要して、しかも小さい工事については行うというようなことでございます。
◆委員(橋本健二) 今お伺いしたいのは、いわゆる一中の部活の柔道場の改修がどちらに含まれるのかということでお尋ねしたかったわけですが、それはお答えをいただきたいと思いますが、残念ながらあの問題が今、刑事告訴されるという事態までいっているわけです。あの一中の部活のやられている部屋が、私が見ても、やはりあの当時見ても、いわゆる子供たちがけがをしても仕方のないような状況が私はあったのではないかなと思うんですね。その点では早目に対応していただいて、改修がなされたわけですけれども、いわゆる刑事告訴まで進んでしまったということについて、それが一連の工事も含めてですけれども、部活のあり方も問われてきたのではないかなと思いますので、その辺についての感想があれば、これは平成16年に起きている問題ですので、継続している問題ですので、それらについてお答えをいただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教育次長兼総務課長(藤島敬一) 一中の柔道場の改修につきましては、学校管理運営諸費の中の修繕料の中に含まれております。
あと次に、部活と刑事告訴といいますか、そちらとの関係ですが、刑事告訴というか、送検に現在なった段階で、これから起訴になるのか不起訴になるのか、まだわからないものですから、この場では今のところコメントを申し上げられません。
◆委員(橋本健二) 今度のそういった一連の経過から見て、いわゆる子供たちの部活動をされている場所、多分にこれは安全点検をされなければいけない問題が大きく含まれていると思います、柔道部に限らずですね。それらの点検が16年度において行われたのかどうなのか。それから、これからそういう点検を行いながら、改修、改善する計画があるのか、その辺についてお伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教育次長兼総務課長(藤島敬一) 学校の危険な箇所につきましては、それはクラブそのものに限らず、すべて学校の方から速やかに上げてきてもらって、できるだけ早く対応しているというふうな状況でございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、382ページ下段から389ページ上段までの10款3項2目教育振興費、3目学校建設費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、388ページから391ページ下段までの10款4項幼稚園費、1目幼稚園管理費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、390ページ下段から393ページ中段までの10款4項2目幼稚園振興費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、392ページ中段から405ページ中段までの10款5項社会教育費、1目社会教育総務費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(鈴木正勝) 403ページの(11)人材活用総合事業費についてでありますが、これについては参考資料の90ページに、講師派遣数と学習者数については出ておりますが、それについては各種団体に派遣しているかと思うのですが、どのような団体に派遣しているのか。また、あとその事業の成果についてお聞きいたします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの鈴木正勝委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委生涯学習課長(薄井輝雄) 16年度の実績でございますけれども、少年関係で3件、婦人関係で7件、PTA関係といろいろありまして、ここに書いてありますように延べ109件でございます。
実績といたしましては、毎年活用している団体が最近多くなっているものですから、この辺を見直さなければならないというような考え方もあります。あと例会として実施している活動のうち、何か1回分はこの費用を用いまして講師謝礼を払うというような団体も見受けられるものですから、その辺も見直していかなければならないと。
あとこのうちの方の総合人材活用に目的とする派遣の利用団体がなかなか減少していくことから、この辺もよく今後考えていかなければならないというようなことを思っております。
この事業の目的としましては、広く人材を発掘しまして、指導者を紹介しまして、市民に生涯活動の普及、発展を図ることを目的としている事業でございます。
以上です。
◆委員(鈴木正勝) 今なかなか希望する団体が減少している状況だということなんですが、この事業は非常に大事な事業だと思うんですけれども、実際に全体登録、名簿をつくっているかと思うんですが、これについては配布先はどのような形になっているのかお聞きします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委生涯学習課長(薄井輝雄) 配布先でございますけれども、やはり各種社会教育関係団体、公民館などを中心に行っております。
ただ、今、個人情報の問題がございますので、今後は非常に限定して人材名簿は配布したいなと考えております。基本的には生涯学習課で扱った方がよろしいのではないかと考えております。
以上です。
◆委員(鈴木正勝) 平成16年度の実績でいきますと、当初予算では139万1,000円とっていまして、実績では希望団体が少ないということで86万4,000円になっておりますが、実際に平成17年度の当初計画で見ますと229万8,000円一応予算とってあるんですね。この重要性をかんがみて、予算規模も大きくなっているかと思うんですが、やはり一つの事業計画に基づいて予算化しているかと思いますので、ぜひせめて予算の部分についてはしっかりとした執行体制をまたアピールしていただきたいと要望いたします。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(生田目進) 403ページなんですけれども、10の花いっぱい運動推進事業費515万2,881円の計上がありますが、これは花いっぱい推進事業と、この下の(2)の花いっぱいコンクール経費ということで計上になっていたと思いますが、それぞれ花いっぱい運動推進事業については、実施団体が7推進団体で7,913人の方が参加されてやっていらっしゃると。それから、花いっぱいコンクールは97参加数で、学校、一般、個人ということで最優秀賞授与ということでやられているそうでございますが、参加団体の皆さんからの感触といいますか、中には交通の妨げになって児童の通学に道路を狭隘にしてしまって不便だという地域もあって、去年だかおととしやめた地域もあるやに伺っているものですから、その辺の参加団体の皆さんがそれぞれぜひやってほしいというニーズなのか、それともふれあい花壇といいますか、ふれあい花壇事業は新しくやっていますね、そういったものと差しかえにならないのか、その辺の参加団体の皆さんの感触といいますか、どんな状況なのかちょっとその辺を聞きたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの生田目委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委生涯学習課長(薄井輝雄) 参加団体に対します正直なところの感想は聞いておりません。ただ、先ほど言われたように、もう手入れするのは大変だということでやめた団体もございます。また、特に老人クラブ関係なんですけれども、もう仲間が集まらなくて無理ですよということで減少している傾向にはございます。
あと、考え方なんですけれども、これの実施、考え方なんですけれども、ここまできました須賀川の花いっぱいコンクール運動なんですけれども、これを1回やめてしまいますと、もうどこでもできないというような考え方になってくるんじゃないかなと思います。継続すれば、何とか大変だ、大変だと言いながらもやっていけるような状態なのかなと思っています。ですから、今のところ、ふれあい花壇とこの事業を一緒にするというような考え方はございません。
以上でございます。
◆委員(生田目進) 今それぞれ交付税関係も毎年ですか、2億3,000万円近く削られてきたり、なかなか民生費の方に金がどんどん計上しなければならないという苦しい財政台所ではあるかと思うんです。
そういったことから考えれば、本来、今、各地でNPO法人であるとか、ボランティアとか、それぞれ地域にある意味では市民参加といいますか、そういった方々の熱意といいますか、そういったことで各活動をされていると思うんです。だから、48年度の高知国体のときにこの花いっぱいというか、そういった運動が展開されたように聞いておりますが、もうそろそろこの辺で、そういった参加団体の方々のお荷物になっているという声も実は聞いているんです。おれの段階でやめると歴史に残ってしまうと、例えば町内会長さんとか区長さんが言いますわね、だから継続してやっていると。そういうあれもあるので、その辺は今後やはりきのうの要するに、交流者サロンと老人クラブの補助と同じように、ある程度精査して今の社会情勢に合った内容の事業展開をすべきでないのかなと思うものですから、要望させていただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、404ページ中段から407ページ最上段の10款5項2目少年センター費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、406ページから413ページ中段までの10款5項3目公民館費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(市村喜雄) 公民館なんですが、常々市長がおっしゃっている1新1廃、公民館活動の中で16年度、1廃、廃止をした事業はあるのかないのか。それで16年度に新たに新規事業を立ち上げたものがあるのかないのかをお伺いいたします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの市村委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎中央公民館長(関根英一郎) 16年度事業の1課1廃1新の関係なんですけれども、公民館事業は大きく分けまして、青少年教育、それから女性教育、成人教育、それから高齢者教育ですね、それから国際交流事業、それから行事、それから広報、明るいまちづくり事業等を行っておりますけれども、須賀川市には7つの公民館がございます。それぞれ地域に密着した、地域住民とともに地域に密着した事業をやっております。それで相当な数の事業をやってございます。それぞれの今の分野におきまして、各地区公民館、あるいは中央公民館でもって精査しまして、これにつきましてはもう役目は終わったのではないかと。例えば公民館事業も予算、あるいは人員の兼ね合いもございますので、一つの目的としましては、ある程度の事業をやって、廃止をやりまして、例えば韓国語講座とかやってございますけれども……
(「いいんだよ、簡潔明瞭にやって」と呼ぶ者あり)
◎中央公民館長(関根英一郎) 精査しまして、それぞれの地区館でもって終わったものはやめております。それで新たな事業を展開しているということでございます。
◆委員(市村喜雄) 1カ年の中で具体的に廃止した事業、17年度の、この辺を聞いております。
○委員長(桐生傳一) もう少し質疑に沿った答弁を。
◎中央公民館長(関根英一郎) 中央公民館におきましては、韓国語講座、これを3年間持続しまして、愛好会が設立しました。目的を達成したということで、16年度はフランス語講座を実施してございます。
○委員長(桐生傳一) いいですか。
◆委員(市村喜雄) 17年度に新しい新規事業はないんですか。
(「もう一度お願いします」と呼ぶ者あり)
◆委員(市村喜雄) 17年度の新しく立ち上げた事業は、今言った事業だけですか。
◎中央公民館長(関根英一郎) 今のは16年度の事業でございます。
◆委員(市村喜雄) 委員長、私が聞いているのは、16年度に廃止をして、17年度に新しく新規事業として取り入れた……
○委員長(桐生傳一) 1新1廃の事例があるかということでしょう。
◆委員(市村喜雄) そうです。
○委員長(桐生傳一) その点。
◎中央公民館長(関根英一郎) 17年度ですか。17年度は今やっているところなんですけれども、例えば家庭教育、これにつきましてちょっと重点を置こうというふうなことを考えておりまして、親御さん、親の家庭教育を中央公民館とか、あるいは小塩江公民館等で行っております。
その年その年におきまして重点事業といいますか、掲げまして、じゃ、ことしはこれにつきましてちょっと模様を変えてやっていこうというようなことで、17年度におきましては家庭教育というものを重点的にといいますか、加えて実施しておるところでございます。
◆委員(市村喜雄) 要領を得ないんですが、今、中央公民館の話をされているので中央公民館の話をしますが、5月ごろ一小のPTAの方で読み書き計算学校というのを中央公民館が主体で、地域づくりの事業として要望していたかと思うんですが、それは今やっているのかやっていないのか。それが5月ごろから始めようとしていたのが、何かなかなか進めてもらえなかったという話があるんですが、その辺の原因は何かあるのかをお聞かせください。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎中央公民館長(関根英一郎) 初めての事業でございまして、東北大学の川島教授といろいろ相談しながら、あとは公文というふうな教室があるわけなんですけれども、そちらの方とどのように進めてすればいいのかといったようなことで、前の事前協議ですね、初めてなものですから、全国でも珍しいというようなことなんですけれども、その辺を事前協議ですね、これを十分しなくてはならないということで、5月からの開校はちょっと無理であったということでございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、412ページ中段から417ページ中段までの10款5項4目図書館費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、416ページ中段から421ページ下段までの10款5項5目博物館費、6目社会教育施設費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、420ページ下段から427ページ下段までの10款5項7目文化センター費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、426ページ下段から429ページ下段までの10款5項8目歴史民俗資料館費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(蕪木政寿) 歴史民俗資料館、博物館も含めてなんですが、普通の絵画とか収蔵品の燻蒸作業をやっておられるわけですけれども、これは去年まではフロンガスを使用しての燻蒸作業、ある業者に委託してなんでしょうが、ことしあたりから結局フロンガスが大気汚染につながるということで、燻蒸方法を変えておられると思うんですけれども、そういった経過についてちょっとお聞かせいただきたいんですが。
○委員長(桐生傳一) ただいまの蕪木委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎博物館長(横山大哲) 今の御質問にお答えいたします。
御質問ありました博物館の収蔵資料の収蔵庫、展示室等の資料でございますが、1つ目がエキボンという薬品でございますが、今、蕪木委員が御質疑をなされましたことでございますが、これは今オゾン層を破壊すると環境汚染になるということで、この薬品は使うのをやめようということで、17年度から変わりました。16年度は今までエキボンという薬品を使っておりました。17年度は別な薬品を使って虫よけを行う燻蒸をしたところでございます。
以上でございます。
◆委員(蕪木政寿) これまで環境に大変悪い影響を及ぼす燻蒸方法、本年からは改められたということなんですが、これはもっと早く、やはり改めるべきではなかったのかと思うわけですが、それと16年度に行われた燻蒸方法と、ことし行われた燻蒸方法、それによってかなりの委託料には差があるんですよね、確かに。それと現在収蔵されている収蔵品の補修とか、修理を必要としているようなものは、歴史民俗資料館並びに博物館における、こういったものは考えておられるんでしょうか、いないんでしょうか、お聞かせください。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎博物館長(横山大哲) 最初の質問でございますが、今まで使っていたエキボンという薬品の燻蒸液の効果でございますが、これは収蔵庫に入っている一般的に見えない虫といいますか、材木の中に入っている虫とか、あとはカビですね、そういうものを消滅するわけですが、普通の一般的なバルサンとかそういうものでは、死滅は完全ではないわけで、それでエキボンという薬品を使っていたわけでございます。
やり方としましては、業者が博物館に泊まりまして、完全に部屋を密閉いたしまして、そこにこちらから液体を空気といいますか、気化したものでその部屋を飽和状態といいますか、満杯にして、実は一昼夜置くわけでございます。そうしますと、中に入っている、木の中に虫が入っていたりすると、そういうものを死滅させるわけでございます。そういうことでやっておりました。
それで金額でございますが、エキボンが平成17年度の資料が1kgで安くなるんですが、変わりましたところ、単価がかなり高くなりました。1割から2割ぐらい高くなっております。これは今のところ変わるものとして17年度の基準額で薬品になったわけでございますが、同額で同じ効果のものは今のところ見つからないという状況でございます。
2つ目の質問でございますが、博物館に収蔵されている絵画等のいろいろな作品の修復でございますが、大変歴史上古いものでございますが、大変価値のあるもの、絵画の須賀川の近代画家の作品ですと大変大切ですので、一遍にはできませんので、予算をいただきまして、年次計画を立てながら修復をしているところでございます。
以上でございます。
◆委員(蕪木政寿) 今、横山館長からお答えをいただいたわけですけれども、これまで予算をとってそういった修復をされたようなことはあるんでしょうか、ないんでしょうか。あるとすれば、どんなものを修復したか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎博物館長(横山大哲) 主に修復しておりますのは、日本画の軸物です。掛け軸のひもといいますか、回りの傷んでいる部分、そういうものを修復。あともう一点は、額です。額がまくれていまして、額に入っていない作品で貴重な作品と判断いたしましたもの、そういうものを額等に入れてございまして、平均いたしますと、年に3点、多いときは4点近くを修復いたしております。
以上でございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、428ページ下段から431ページ上段の10款5項9目市民の森費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、430ページから433ページ中段までの10款5項10目芭蕉記念館費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、432ページ中段から433ページまでの10款5項11目ふれあいセンター費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、432ページ下段から435ページ上段までの10款5項12目ふくしま森の科学体験センター費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(橋本健二) 433ページですか、123ページの収入、歳入との関係でお聞きするわけですが、2つの電気料が収入として入るわけですね。太陽光発電で11円、そしてほかの発電で25万円何がしか入るわけですが、どういった施設から電気料として発生するのか、それをちょっと聞いておきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの橋本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委生涯学習課長(薄井輝雄) 太陽光の発電としまして11円、入として計上されました。この施設は、太陽光発電がございまして、使わなかった場合には売れるというようなシステムになっております。
◆委員(橋本健二) どういうふうに聞いていいかもわからないわけですけれども、つまり太陽光、あそこの場所でいうと、くるくる回って風力で動いているもの、その下にパネルがあって、太陽光の発電盤があってやっている、表に設置されているものというのが11円の収入で入る施設なのか、それとも別なところにある大きなパネルの方でのものなのか、その辺が区別がちょっとつかないもので、それは市の施設なわけでしょう。市の施設であって、売り買いがどういうふうにして出てくるのか、その辺がちょっとわからないので、その辺をちょっと説明してほしいんですけれども。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委生涯学習課長(薄井輝雄) 大変失礼いたしました。
まず、市の方の街灯関係なんですけれども、これは日本工営から寄附されたもので、街灯を照らすために風力と光の方で、太陽光で発電しておりまして、この料金等は関係ございません。
あと、ここの収入の11円につきましては、ムシテックの本体そのものについている太陽光発電におけます収入でございます。
以上です。
◆委員(橋本健二) もう一つ聞いていた25万円何がしかのものと2つ区別されているわけでしょう。その違いがちょっとわからないんです。今の説明は25万円の方はどうなのかということと、11円という費用を出すのに、かかる費用の方が大きいなと私は思ってしまうんです。25万円という話はわかるんですけれども、11円の収入を生み出すのに、計算するだけでも11円かかってしまうのではないかなと思ってしまうんです。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎教委生涯学習課長(薄井輝雄) 大変失礼いたしました。ここの収入にございます電気等の使用料25万4,208円、これにつきましては、中に入っているレストランと、あと電気を使うものがございます。それを精算した額でございます。
あと11円の算定基礎なんですけれども、これは今、私は手元には持っておりません。
以上でございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) 次に、434ページから437ページ中段までの10款5項保健体育費、1目保健体育総務費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、436ページ中段から439ページまでの10款6項2目体育施設費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に移ります。
それでは、当局説明者入れかえのため、しばらくそのままでお待ちください。
次に、440ページから441ページまでの11款災害復旧費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、442ページから447ページまでの12款公債費、13款諸支出金、14款予備費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
この際、お諮りいたします。
本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) 御異議なしと認めます。
よって、延会することに決しました。
本日はこれにて延会いたします。
御苦労さまでした。
午後2時14分 延会
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