須賀川市議会 2005-10-25
平成17年 10月 予算決算特別委員会−10月25日-01号
平成17年 10月
予算決算特別委員会−10月25日-01号平成17年 10月
予算決算特別委員会
須賀川市議会予算決算特別委員会会議録
1 日時 平成17年10月25日(火曜日)
開会 10時00分
延会 14時44分
2 場所 須賀川市議会議場
3 出席委員 関根弘志 五十嵐 伸 佐藤辰雄
相楽健雄 川田伍子 塩田邦平
広瀬吉彦 生田目 進 森 新男
蕪木政寿 八木沼久夫 内山良雄
渡辺 修 佐藤暸二 小山 茂
坂本一彦 渡辺與吉 丸本由美子
市村喜雄 大越 彰 鈴木正勝
鈴木忠夫 菊地忠男 桐生傳一
塩田和幸 加藤和記 和田幸雄
鈴木勝夫 君島義孝 川田正二
宗方 保 村山廣嗣 橋本健二
吉田恒雄 鈴木 保 古寺 純
大内康司 関根助美 小林正博
円谷浅光 渡辺忠次 細谷松雄
矢部一郎 佐藤 茂 深谷直一
伊藤富士弥
4 欠席委員 なし
5 説明員 市長公室長 石井正廣 総務部長 酒井茂幸
市民生活部長 山崎利男 保健福祉部長 溝井正男
産業部長 石澤雄吉 建設部長 関根毅夫
水道部長 根本吉則 長沼支所長 圓谷政一
教育次長兼
岩瀬支所長 矢部周蔵 藤島敬一
総務課長
参事兼
議会事務局長 金澤幸男 小林正司
企画調整課長
職員課長 若林秀樹 総務課長 大峰和好
参事兼税務課長 山本久夫 参事兼収納課長 近内和彦
生活課長 阿部泰司 市民課長 中村隆弘
国保年金課長 國分良一 社会福祉課長 本多道雄
参事兼
小林良一 農政課長 藤田栄一
高齢福祉課長
商工観光課長 柳沼直三 地域振興課長 佐藤益美
都市計画課長 加藤憲二 会計課長 鈴木孝一
選挙管理委員会 監査委員
深沢和夫 鈴木英夫
事務局長 事務局長
6 事務局職員 議事係長 安藤基寛 主査 若林伸治
7 会議に付した事件 別紙
8 議事の経過 別紙
予算決算特別委員長 桐生傳一
午前10時00分 開会
○委員長(桐生傳一) おはようございます。
ただいまから
予算決算特別委員会を開会いたします。
───────────────────────────────────────
○委員長(桐生傳一) 直ちに本日の会議を開きます。
出席委員は定足数に達しております。
この際、議長からごあいさつを申し上げます。
◆議長(高橋秀勝) 皆さんおはようございます。
委員並びに理事者の皆様方におかれましては、何かと御多用のところ、4月1日合併以来、初めての決算審査を本日から行っていただくところでございますが、まことに御苦労さまでございます。
決算の認定が地方自治法において議決事件とされるのは、単に過去の財務行為をめぐる事実のある、なしだけを問題にするのではなく、同時に、予算の執行が市民の利益に合致するように行われたか否かを議会の判断にゆだねたものと言われております。
また、ここ数年の決算審査で、収入の確保を注視し、今後確実に厳しさが増す財政を踏まえつつ、事務事業を精査し、広く市民福祉の向上に努めることなどが委員会の意見として述べられており、やや厳しい指摘がなされておりますので、これらを踏まえまして審査に臨んでいただきたいと思います。したがいまして、審査に当たっては、慎重を期されますことはもちろんでございますが、なおかつ効率的に会議が進められるとともに、財務当局におかれましては、この審査を新年度予算編成に生かしていただくことを強くお願い申し上げましてごあいさつといたします。
御苦労さまです。
○委員長(桐生傳一) 次に、当局を代表して、総務部長からごあいさつをいただきます。
◎総務部長(酒井茂幸) おはようございます。
予算決算特別委員会の決算審査に当たりまして、助役にかわりまして一言ごあいさつを申し上げます。
委員の皆様には、大変お忙しいところ、本日から28日までの4日間にわたり、平成16年度の一般会計、特別会計及び水道事業会計の各決算について御審査をいただくことになりますが、特に、ことしは合併に伴い長沼町、岩瀬村の各会計につきましても御審査をいただくこととなり審査内容が大幅に増加しておりますが、よろしくお願い申し上げます。
平成16年度決算につきましては、須賀川市分では、一般会計の歳出決算規模で対前年度0.4%の伸びで、ほぼ前年度並みとなっております。しかし、経常収支比率におきましては86.7%を示しており、財政の硬直化が見られております。
また、長沼町、岩瀬村の決算につきましては、合併に伴いまして、出納整理期間がなく、3月31日での打ち切り決算となっております。したがいまして、例年ベースでの決算規模となっておりません。また、財政指標につきましても通常の値を示しておりませんが、経常収支比率につきましては80%台でありまして、須賀川市と同様の傾向となっております。
これら一般会計及び特別会計の決算の概要並びに財政指標についての詳細は、後ほど御説明申し上げます。
また、水道事業会計の概要につきましては、水道部長から御説明することとし、議員皆様のご質疑につきましては、各担当部課長から簡潔かつ明確に答弁するようにいたしますので、円滑な御審議をいただきまして、認定を賜りますようお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長(桐生傳一) ここで、議長が退席いたします。
本日からの議題は、去る9月定例会において当
予算決算特別委員会に付託となった報告第12号 平成16年度須賀川市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算について、報告第13号 平成16年度長沼町一般会計及び
特別会計歳入歳出決算について、報告第14号 平成16年度岩瀬村一般会計及び
特別会計歳入歳出決算について並びに報告第15号 平成16年度須賀川市
水道事業会計決算について、報告第16号 平成16年度長沼町
水道事業会計決算について、報告第17号 平成16年度岩瀬村
水道事業会計決算についての報告6件であります。
この際、お諮りいたします。
審査は、本日から28日までの4日間の予定で行うことといたします。
まず、本日から27日までの3日間で須賀川市一般会計及び特別会計並びに水道事業会計の決算について、当局よりそれぞれ概要説明を受け、
決算事項別明細書により順次審査を行います。最終日28日には、初めに、長沼町一般会計及び特別会計、水道事業会計について、当局より概要の説明を受け、審査を行います。次に、岩瀬村一般会計及び特別会計、水道事業会計について、当局より概要の説明を受け、審査を行います。
審査の方法は、それぞれの項目での当局の説明を省略し、各委員からの自席での質疑、これに対する当局の答弁の順で進め、意見、要望等があれば、質疑の中でその都度出していただくことにいたします。なお、質疑の回数は、単位ごとに原則1人3回までにいたしたいと思います。また、一般会計歳入のうち、個々の特定財源等については、担当課が入り組んでいるため、該当する歳出の際に質疑をしていただきたいと思います。また、意見、要望の集約については、それぞれ確認していただくための時間をおとりいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) 御異議なしと認めます。そのように進めます。
あらかじめお願いいたします。
審査を円滑に進めるため、各委員におかれましては、監査委員の審査意見書、主要施策についての報告書等を参考にして、予算の執行状況及びその適法性、あるいは決算年度における重点施策等の整理を事前に行った上で審査願います。
また、当局におかれましては、各委員の質疑に対し、簡潔、明確に答弁されるようお願いいたします。
最初に、報告第12号 平成16年度須賀川市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算について、あわせて、平成16年度財政状況について概要の説明を求めます。
◎総務部長(酒井茂幸) ただいま議題となっております報告第12号 平成16年度須賀川市一般会計及び
特別会計歳入歳出決算につきまして、その概要を御説明いたします。
別冊の主要な施策についての報告書により御説明いたします。9ページをごらんください。
この表は、一般会計及び特別会計における歳入歳出につきまして、それぞれの予算額に対する決算額の状況などをまとめた総括表であります。
まず初めに、一般会計の決算額でありますが、歳入は、Bの欄ですが216億4,307万3,000円で、予算額と比較し8,581万3,000円の増であり、収入率は100.4%であります。
予算に対する収入の増減の主なものとしましては、事業の繰り越しなどによる国庫支出金及び市債の減、それに財産収入が減となりましたが、市税及び地方譲与税などは増額となりました。
次に、歳出の決算額は、Dの欄ですが207億7,692万9,000円となり、執行率は96.4%であります。執行残は、歳入同様、事業の繰り越しなどによるものであります。
この結果、歳入歳出差引額は8億6,614万4,000円となり、全額平成17年度に繰り越しをしております。
なお、平成17年度への繰越事業に伴う繰り越すべき財源を除いた実質収支額は、EマイナスFの欄ですが、7億9,662万4,000円となっております。
次に、須賀川駅前
土地区画整理事業から介護保険まで16の特別会計につきましては、それぞれの特別会計設置の目的に沿って執行した結果、小計の欄ですが、歳入の決算額は173億2,473万3,000円、歳出の決算額は171億4,623万5,000円となり、歳入歳出の差引額は1億7,849万8,000円でありまして、いずれも平成17年度に繰り越しをしております。
次に、10ページをごらんください。
この表は、一般会計の歳入歳出について款別に決算額及びその構成比をあらわしたもので、前年度と比較できるものとなっております。
まず、左側の表、合計の欄ですが、歳入決算総額は216億4,307万3,000円で、前年度と比較し6,847万8,000円、0.3%の増となっております。
主な歳入項目及び前年度と比較して増減の大きな項目について御説明いたします。恐れ入りますが1ページをお開きください。
中段の2の(1)主な歳入項目の対前年度比較表をごらんください。
まず、市税の決算額は71億8,086万8,000円でありまして、前年度と比較し1億1,279万4,000円、1.6%の増となっております。これは、前年度と比較し、市民税は減でありましたが、固定資産税、都市計画税などがそれぞれ増となったことなどによるものであります。
次に、地方譲与税でありますが、決算額4億7,253万2,000円で、前年度と比較し1億4,946万2,000円、46.3%の大幅な増となっております。これは、平成16年度に所得譲与税が新設され1億1,171万9,000円の収入があったことなどによるものであります。
次に、地方交付税でありますが、決算額47億4,008万7,000円で、前年度と比較し2億8,861万1,000円、5.7%の減となっております。これは、普通交付税において、基準財政需要額中の社会福祉費、
高齢者保健福祉費等に係る単位費用は増となりましたが、企画振興費、
道路橋りょう費等に係る単位費用は減となりましたので減額となったことなどによるものであります。
次に、国庫支出金でありますが、決算額19億7,469万2,000円で、前年度と比較し1億6,394万5,000円、7.7%の減となっております。これは、山寺北団地建てかえに係る国庫補助金、それに
補助金一般財源化に伴う
保育所運営費国庫負担金などが減となったことによるものであります。
次に、県支出金でありますが、決算額8億4,655万6,000円で、前年度と比較し4,776万円、6.0%の増となっております。これは、合併市町村支援県交付金、
街なか賑わい創造事業費県補助金などの増によるものであります。
次に、2ページをごらんください。
繰入金でありますが、決算額6億5万3,000円で、前年度と比較し9,695万3,000円、13.9%の減となっております。これは、
庁舎等整備基金繰入金や
財政調整基金繰入金などが減となったことなどによるものであります。
次に、市債でありますが、決算額26億6,620万円で、前年度と比較し2億4,800万円、10.3%の増となっております。これは、住民税と減税補てん債について、借りかえをしたことにより増となったことなどによるものであります。
また、戻りまして10ページ、右側の表をごらんください。
この表は、歳出決算額を前年度と比較したもので、それぞれの構成比及び増減等を示しております。平成16年度決算額は、合計の欄ですが207億7,692万9,000円で、前年度と比較し8,038万1,000円、0.4%の増となっております。構成比におきましては、民生費が21.4%と突出しており、次いで公債費の15.9%、総務費の14.4%、土木費の13.7%、教育費の12.8%などの順になっております。
各款のうち、前年度と比較し増減の大きいものについて御説明いたします。恐れ入ります、2ページをお開きください。
(2)主な歳出項目の対前年度比較表をごらんください。
まず、総務費でありますが、決算額29億8,665万5,000円で、前年度と比較し3億1,614万5,000円、11.8%の増となっております。これは、一般職及び特別職に係る退職手当、それに、合併に伴うシステム統合等に係る全
庁的OA機器管理費が増となったことなどによるものであります。
次に、衛生費でありますが、決算額19億1,878万1,000円で、前年度と比較し1億2,673万3,000円、6.2%の減となっております。これは、上水道第4次
事業変更事業出資金負担金、
須賀川地方保健環境組合に係るごみ処理負担金、
公立岩瀬病院組合分賦金の減などによるものであります。
次に、商工費でありますが、決算額7億465万9,000円で、前年度と比較し1億3,645万2,000円、16.2%の減となっております。これは、
工場立地奨励金等交付事業費の減などによるものであります。
次に、土木費でありますが、決算額28億5,530万6,000円で、前年度と比較し8億4,897万9,000円、22.9%の大幅な減となっております。これは、市道1−20号線ほかに係る
地方道臨時交付金事業費が増となりましたが、山寺北団地建替事業費の完了によります減、さらに丸太翠ケ丘線に係る
緊急地方道路整備事業費の減などによるものであります。
次に、教育費でありますが、決算額26億5,851万9,000円で、前年度と比較し2億2,672万6,000円、9.3%の増となっております。これは、
須二中屋内運動場改築事業費の増などによるものであります。
次に、公債費でありますが、決算額33億847万8,000円で、前年度と比較し4億3,056万7,000円、15.0%の増となっております。これは、市債のところでも御説明しましたが、住民税と減税補てん債の借りかえに伴う元金の償還分として増となりましたが、
須賀川アリーナ建設事業や
地域体育館建設事業など、平成5年度に借り入れた
地域総合整備事業債に係る償還が完了したことにより減となったことなどによるものであります。
次に、11ページをごらんください。市税の状況について御説明いたします。
この表は、各税目の現年度分、滞納繰越分について、調定額、収入済額、収入率等をまとめたものであります。
一番下の合計欄になりますが、現年度分収入済額は、Bの欄ですが70億8,509万9,000円、収入率97.4%。
滞納繰越分収入済額は9,576万9,0000円、収入率12.4%となっており、これらの合計収入済額は、Fの欄ですが71億8,086万8,000円で、収入率は89.2%となっております。
次に、12ページをごらんください。
一般会計歳出決算性質別内訳についてであります。
この表は、一般会計の歳出について、財政分析の手法により性質別に分類したもので、義務的経費、投資的経費及びその他の3つに区分されております。その構成比は、小計の欄になりますが、義務的経費が45.6%、投資的経費が12.9%、その他が41.5%となっております。
恐れ入りますが、3ページをごらんください。
前年度比較で増減の主なものについて申し上げますと、義務的経費のうち、人件費38億8,647万5,000円でありますが、前年度と比較し1億9,117万3,000円、5.2%の増となっております。これは、一般職、それに収入役及び教育長に係る退職手当が増となったことなどによるものであります。
次に、扶助費でありますが、決算額22億8,387万6,000円で、前年度と比較し2億496万9,000円、9.9%の増となっております。これは、支給年齢の拡大などにより、
児童手当給付事業費などの増によるものであります。
次に、投資的経費でありますが、初めに、普通建設事業費のうち、補助事業につきましては、前年度と比較し7億1,931万4,000円、59.9%の大幅な減となっております。これは、山寺北団地建替事業及び
白鳩保育園改築事業の完了に伴う減などによるものであります。
次に、普通建設事業のうちの単独事業についてでありますが、前年度と比較し3億1,346万2,000円、14.2%の減であります。これは、丸田翠ケ丘線の池上町工区に係る整備事業費、
庁舎等空調設備工事等に係る庁舎管理費及び
白鳩保育園改築事業費などが減となったことなどによるものであります。
続いて、その他でありますが、初めに物件費でありますが、決算額28億5,437万9,000円で、前年度と比較し2億194万7,000円、7.6%の増となっております。これは、合併に伴うシステム統合等に係る全
庁的OA機器管理費などが増となったことなどによるものであります。
次に、補助費等でありますが、決算額24億5,971万4,000円で、前年度と比較し1億3,954万4,000円、5.4%の減となっております。これは、
工場立地奨励金等交付事業費などが減となったことなどによるものであります。
次に、繰出金でありますが、決算額19億16万4,000円で、前年度と比較し2億3,177万4,000円、13.9%の増となっております。これは、
国民健康保険特別会計への
保険基盤安定繰出金など、記載の特別会計への繰出金が増となったことなどによるものであります。
次に、4ページをごらんください。
市債の状況についてであります。
この表は、会計ごとに平成15年度末現在高、16年度借入額、16年度元金償還額、16年度末現在における未償還元金を一覧表にしたものであります。平成16年度末現在高で申し上げますと、一般会計が236億9,611万4,768円、
下水道事業特別会計では116億2,346万3,843円、
特定地域戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計が2,848万9,203円、
農業集落排水事業特別会計では5億7,408万766円となっております。
また、平成16年度における起債事業とその起債額は、下の一覧表に記載のとおりであります。
なお、平成16年度に借り入れをいたしました借入先の利率の主なものですが、財務省関係ですと0.90から1.80%、公営企業金融公庫で1.60%、市中金融機関は0.89%でありました。
なお、これら市債の事業別、会計別の詳細は、13ページから20ページまでに記載のとおりであります。
次に、普通会計の決算の概要について御説明いたします。5ページをごらんください。
平成16年度普通会計決算に基づく主な財政指標についてであります。財政指標の推移を棒グラフで示しておりますが、上の方の黒が16年度決算における指標となっております。
最初に、経常収支比率であります。この比率は、財政構造の弾力性を示すもので、人件費、扶助費及び公債費など、経常的に支出する経費に地方税や地方交付税、地方譲与税などの経常一般財源がどの程度充当されているかを示すものであります。一般的には70から80%程度が望ましいとされております。平成16年度の比率は86.7%で、前年度に比し2.4ポイント上がっております。これは、普通交付税など経常一般財源が減少し、さらに、歳出面でも人件費や扶助費が増となったことによるものであります。
次に、公債費比率についてであります。これは、標準財政規模に対する公債費に充当した一般財源比率で、この比率が高くなるほど財政硬直化の要因となります。平成16年度の比率は13.8%で、前年度に比し2.7ポイント下がっております。これは、先ほども御説明いたしましたが、平成5年度に借り入れました
アリーナ建設事業などに係る償還が完了したことなどによるものであります。
次に、起債制限比率であります。これは、地方債発行の制限の目安となる指標であります。この数値が20%を超えると一部地方債の発行が制限されるものであります。平成16年度の指標は11.2%で、前年度に比し0.7ポイント下がっております。
次に、実質収支比率であります。この比率は、計画的な財政運営を行うため実質収支の水準をあらわす指標でありまして、標準財政規模に対する実質収支額の割合で示されるものであります。一般的には3ないし5%程度が望ましいとされておりますが、地方自治体の財政規模や当該年度の景気の状況等によって影響を受けるため、近年は、どの程度が適当であるということは一概には言えない状況となっております。本市平成16年度の比率は6.0%で、ほぼ前年度と同程度であります。
なお、標準財政規模でありますが、標準税収入額等に普通交付税額を加えた額であります。平成16年度の標準財政規模は123億4,226万3,000円でありました。
次に、財政力指数であります。これは、財政力の強さを示す指標で、標準的な行政活動を行うのに必要な財源をどのくらい自力で調達できるかをあらわしたもので、具体的には、普通交付税の算定に使われる基準財政収入額を基準財政需要額で除した数値の当該年度を含む過去3カ年の平均値であらわしております。数値が1に近いほど財源に余裕があるとされております。平成16年度の数値は0.60であります。
なお、数値が1を超える市町村にあっては、普通交付税の不交付団体となります。参考までに、県内の平成17年度の不交付団体は、西郷村、広野町、楢葉町、大熊町、新地町となっております。
なお、財政分析の詳細は、6ページから8ページまでに記載しておりますので、御参照ください。
以上で、平成16年度須賀川市一般会計及び特別会計決算の概要の説明を終わります。よろしく御審議をお願いいたします。
○委員長(桐生傳一) 次に、報告第15号 平成16年度須賀川市
水道事業会計決算について、概要の説明を求めます。
◎水道部長(根本吉則) おはようございます。
ただいま議題となっております報告第15号 平成16年度須賀川市
水道事業会計決算についての概要を申し上げます。
お手元の須賀川市
水道事業会計決算書の14ページをごらん願います。
平成16年度水道事業報告書。
1、概況、(1)総括事項、イ、財政状況であります。14ページの下から4行目です。水道事業の企業としての経営状況を示す収益的収支においては、消費税及び地方消費税抜きで申しますが、営業収益が10億3,540万2,307円で、前年度と比較して642万3,298円の増加となりました。その主な要因は、給水収益の増加によるものです。
また、営業外収益は6,007万5,406円で、前年度と比較して786万5,915円の増となりました。主に加入金の増加によるものです。
一方、営業費用は8億622万7,407円で、前年度と比較して3,762万3,886円の増となりました。主な要因は、原水及び浄水費と減価償却費の増が挙げられます。
営業外費用は3億1,824万6,764円で、前年度と比較して1,783万1,734円の減となりました。主に支払い利息及び企業債取扱諸費の減少によるものです。
以上の結果、収益的収支は、収入総額10億9,547万7,713円、支出総額11億2,747万1,928円となり、当年度は3,199万4,215円の純損失となりました。この損失は、繰越利益剰余金をもって補てんいたしました。
なお、補てん後の未処分利益剰余金の残高は1,357万601円となり、平成17年度の水道事業会計予算の執行により残高がなくなる見込みで、今後の事業運営に大きな支障を来しかねない状況にあることから、須賀川地域水道事業の水道料金を改定するため、去る6月市議会定例会に須賀川市水道事業給水条例の一部を改正する条例を提案し、議決をいただいたところであります。
次に、資本的収支については、消費税及び地方消費税込みで申し上げます。企業債、出資金、工事負担金及び他会計負担金の収入総額が2億148万2,600円、建設改良費及び企業債償還金の支出総額が5億9,685万6,315円となり、収支差引不足する額3億9,537万3,715円については、記載のとおり、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額などで補てんいたしました。
なお、本年度の確定消費税及び地方消費税額は3,144万6,000円の納付となりました。
ただいま説明いたしました決算書の14、15ページのほか、決算書の各ページでは、地方公営企業法などに基づく様式により、平成16年度の須賀川市水道事業の決算状況を記載しております。よろしく御審議の上、認定くださるようお願い申し上げまして、説明を終わらせていただきます。
○委員長(桐生傳一) ただいまそれぞれ説明を受けたわけですが、本件については、これにて御了承願います。
(「委員長、今の説明の中でちょっと説明をもう一回求めたいことがあるんですけれども、いいですか」と呼ぶ者あり)
○委員長(桐生傳一) 後ではだめですか。
(「いや、今大事な問題だと思うんですよ。この決算書の数字が示されたわけですので、その中身についてちょっと確認をしたいので、よろしいですか」と呼ぶ者あり)
○委員長(桐生傳一) 長くかかりますか。
(「いや、そんなにかからない。いいですか」と呼ぶ者あり)
◆委員(橋本健二) 先ほど部長の方からこの資料に基づいて説明がされました。一般会計の実質収支額の数値が、最後の数値が「796,624」と説明されました。今回資料になっているのは、議案の中のこちらの厚い方が議案になっているはずだと思うんです。それで見ますと、この実質収支額は「796,625,109」なんです。1,000円違うわけですよね。これは四捨五入してやったとすれば、こちらの数値は、四捨五入した計算でいけば1,000円少なくなってきて、こちらが1,000円多くなるわけです。説明からすればですよ。こちらが正しいわけですね。その違いを説明しないで今説明されました。いわゆる、こちらの報告書を先にやって、こちらを見ていた人は、多分、違いが出てきたと思うんです。ですから、その辺の説明がなされないと、実質の審議は決算書ですので、報告書じゃありませんので、決算書ですので、この説明がないとおかしくなるのではないかと思いましたので、その辺の説明を求めたくて、今発言させていただいたんですけれども、いかがでしょうか。
◎総務部長(酒井茂幸) 基本的には、決算書に基づく御審議でございます。この参考資料として四捨五入でやっておりますので、1の端数が合わないで大変申しわけございませんが、その辺は御了承願いたいと思います。
◆委員(橋本健二) 委員長、ですから、その説明がなければいけないのではないかということの指摘をさせていただいているんですけれども、その辺についてはどうでしょうか。決算書で審議をするということでお願いしているわけでしょうから、その点で、参考資料では違いますよ、四捨五入されていますのでということが説明なければいけないのではないかと言っているんですけれども。
◎総務部長(酒井茂幸) 御指摘のとおり、御審議いただくのは、いわゆるこの決算書に基づく御審議でございます。私は、決算の概要ということで参考資料に基づき御説明いたしました。これは、委員御指摘のとおり、四捨五入に基づくもので、端数で1,000円の誤差が生じたものでございまして、その辺は御了承願いたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
◆委員(橋本健二) 最初に説明していただければいいということですので。
○委員長(桐生傳一) それでは、当局説明者入れかえのため、しばらくそのままお待ちください。
それでは、さきに決算審査予定表を配付しておりますが、この順序により審査を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
また、質疑に当たっては、初めにページを言ってから発言されるよう御協力願います。
なお、当局の答弁については、挙手にて発言を求め、委員長の指名を受けた後、着席にて答弁願います。
これより質疑に入ります。
初めに、
決算事項別明細書の54ページから57ページ中段までの1款市税であります。
質疑ありませんか。
◆委員(丸本由美子) 55ページ、市税の市民税のかかわるところの問題なわけですけれども、毎年お聞きしているので申しわけございませんが、不納欠損額についての中身、平成15年度との比較が必要になってまいりますので、お示しいただきたいと思います。
それから、滞納繰越分についても、その中身について少し明らかにしていただいて。それから、平成15年度では差し押さえ件数が234件と報告がありました。14年からすると50件減だったということの報告で前年度の決算では審査をしたわけですが、平成16年度に当たっては差し押さえの件数等も明らかにしていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ただいまの丸本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼収納課長(近内和彦) ただいまの委員の御質疑にお答えいたします。
最初に、欠損額の内容でございますけれども、全体的な理由で申し上げますと3つぐらいに分かれることになります。1つは差し押さえすべき財産がない、こういう状態のものが大体50.5%、108件、約900万円。次に、生活困窮で差し押さえするとさらに生活が容易でなくなる、こういう方が17.4%、78件、約300万円。あと、ちょっと市県民税なものですから、人税の関係もありまして、行方不明になってしまっている方が22.9%、約80件、400万円。こういう格好での欠損になっております。
あと、滞納繰り越しの内容でございますけれども、ちょっとこれ、個々的に分類をしておりませんので、どういう状況で滞納しているのかというのは、全体的にはちょっと把握しかねておりますので、この辺は御容赦いただきたいと思います。
ただ、条件的に言いますと2,500人ほどが滞納者に該当しているという格好になっております。全体の税目の26.1%ぐらいが未済額という格好でなっておりますので、内容等についてはちょっとお許しいただきたいと思います。
あと、差し押さえ件数の減でございますけれども、これは状況的に考えますと、1つは電話加入権ですね。以前ですと、家庭内に設置された電話には加入権がありまして7万幾らかで加入権が設定されたと思うんですけれども、今ほとんど携帯電話にかわりまして、最近、電話帳を見ていただくと大変わかるかと思いますが、名前を書いてあるものが全く少ない、こういう名簿にかわってきておりますので、電話加入権の差し押さえが不可能になっていること。あと、いま一つ、債権の問題でいきますと、給与の差し押さえとか預貯金の差し押さえ、この関係で大変──オレオレ詐欺とかがございますけれども、若い方でお金を持っている、あるいは預貯金をしている方が非常に少ないというのが現実でございます。
給与差し押さえの問題ですけれども、これも生活保護費が限度でございますから、最低10万円以上ということでございますが、昨今のリストラとか何かという問題からいいますと、昭和40年、50年生まれの方が非常にリストラに遭っていまして、給与の差し押さえが不可能になっているという状況もありまして、大変差し押さえ件数が減少しているということになっております。
あと、なおかつ、いま一つ困難な事例が起きておりますのは、預貯金の差し押さえにかかわって、徴税人手帳には調査権がついているのでございますけれども、これに各金融機関から調査に対して手数料をくださいと、こういうことが発生しまして、今ちょっと調査についてストップしております。したがって、全体的にいいますと、差し押さえについては件数的に言うと減少している、こういうことでお答えしたいと思います。
以上です。
◆委員(丸本由美子) 差し押さえ件数何件だったか、もう一度お伺いしたいと思います。
それから、法人税のところの不納欠損のところなんですけれども、前年度と比較しても倍増しているということで、そこの背景といいますか、今、景気も何とか踊り場を脱したのではないかというようなことも報告されておりますが、実際問題、須賀川市近郊にある法人の方々の状況がこういうところで見えてくると思いますので、中身についても少しお示しいただければと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの丸本委員の再質疑に対して、当局の答弁を求めます。
◎参事兼収納課長(近内和彦) 2回目の質問の第1点目でございますけれども、差し押さえ件数でございますが、全体で142件になります。不動産については59件、電話加入件が7件、債権が76件、以上でございます。
続いて、法人関係の不納欠損でございますけれども、これはちょっとあれなんですが、法人市民税については、1年交代で増額したり、減額したりという形になっております。というのは、予定申告といいますか、中間申告がございまして、2分の1だけ先に納めておくという制度がございます。最近の景気の動向からいいますと、予定どおりの収入が上がっていなくて、歳出還付が非常に増加しているという傾向がありますので、経済的にちょっと上向きになっていると言われていますが、須賀川市的にいいますとそうではないのではないかと感じています。
主な中身について言いますと、倒産状態が圧倒的、あるいは競売になってしまった。企業ですから、倒産が不納欠損の集中的な中身になっております。最高額的に言いますと、1社で20万円というのが最高ですけれども、そういう状況でございます。
以上です。
◆委員(丸本由美子) 財政状況をずっと見ていきますと、先ほど総務部長から報告があった中で、市税というか、入ってくる分については、この間、努力がかなりされているということで、年々、その数値でもそこのところが見えてくるわけですけれども、背景にあるもの、個人もそうですし、法人もということになれば、やはりまだまだ厳しい状況があるということですから、特に倒産とか、差し押さえもできないという状況の中で不納欠損せざるを得ないということになると、不公平税制とかいろいろな部分で毎年いろいろな御意見が出てくるわけです。こうせざるを得ないということの説明を今いただいたわけなので、私は、やはりこういう背景をきちんとつかんで、こういう処理もやぶさかにならないんだということが明らかになれば、この数値もこういう形で出てきたんだなということがわかりましたので、日ごろの努力の中でのこういう形だということが理解できましたので、結構です。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(生田目進) 毎年、管理職による徴収といいますか、夜間徴収がやられていると思うんですが、それらの平成16年度に対しての成果といいますか、それが1点と、あともう一つ、税収が、例えば市民税とか、固定資産税とかいろいろあると思うんですけれども、その内訳がもしわかればなんですが、その夜間徴収に当たって、税収が内訳としてわかればです。
あともう一つは、他の町村なんかでやられたかと思いますが、県民税関係と、あわせて県税関係、県職員なんかと同調して滞納の徴収だ何だということなどは、市民税ですから直接はかかわりはないんでしょうけれども、そういったことも何か、新聞等だったか、一緒に徴収しているなんていう記憶があったものですから、もしそんな関係で取り組んでいければ、その2件についてちょっとお尋ねしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの生田目委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼収納課長(近内和彦) 管理職応援の結果というか、成果、効果といいますか、始めたのが2年前で、平成16年度が2年目になります。これは、お互いになれたというのか、こちら側も管理職が応援に行くことになるが、相手も余りびっくりしない、こういう関係がありまして、初年度に始めたときの140%というような収納率から考えますと、そういった意味では、平成16年度についてはそんなに、初年度ほどの効果はなかったと考えています。
ただ、そういった意味で言うと、個人個人で毎日領収書を現場に行って切ってくることと、2つ目の質問とかかわるわけですけれども、その場では現金にならなくて、金融機関に行って納める、こういう関係がありますので、税目的に何が集まったのかと言われると、答えるのにちょっと苦しいところがあります。ただ、領収書で1年間切ってくるのは4,000万円ぐらいの収入で入れております。あと、県民税の関係でいいますと、平成17年度から県にお願いしまして、県職員を1名派遣していただきまして、7月から来年の2月まで、毎週木曜日に来ていただいて指導を受けています。これは税全体ではなくて、市県民税の関係なものですから、これの何件かをリストアップして、それについて1週間ごとにどこまで仕事を進めてきたか、こういうところに不備があるからもっと調査しなければならないのではないかとか、こういう指導を受けてやっていますから、それが一定程度終了した以降に、全税目的に行きたいと考えています。
ただ、先ほど丸本委員さんから言われましたけれども、最終的に私たちの仕事は、差し押さえをするのか、あるいは欠損にしてしまうのか、こういう判断をしなければならないということでは、調査活動が一番大事な中身になりますので、その部分では、県職員の方に来ていただいて、大変有効に、その調査の方法なり、どこまで詰めていくかということの指導では大変効果をいただいていると思っています。
以上です。
◆委員(生田目進) 了解。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、56ページから61ページ上段までの2款地方譲与税から10款交通安全対策特別交付金までの審議に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、60ページから127ページまでの13款分担金及び負担金から22款市債までにつきましては、そのほとんどが特定財源等でありますので、該当する歳出科目で質疑してください。
なお、特定財源等に該当しない事項については、決算審査予定表に記載のとおり、102ページ、17款財産収入のうち株式配当金及び土地売払代、機械売払代、104ページ、19款繰入金のうち
財政調整基金繰入金、106ページ、20款繰越金、同じく106ページ、21款諸収入のうち市預金利子、22款市債のうち、126ページ中段の住民税等減税補てん債及び臨時財政対策債となっております。
これより質疑に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(橋本健二) まず、使用料と手数料については、ここではやらないということですね。確認させてもらいますけれども。
○委員長(桐生傳一) 今説明したとおりです。
◆委員(橋本健二) この書いてあるこのそういうものだけで質疑するということですね。はい。
それで、17款の財産収入、103ページ中段の方に不動産売払収入と物品売払収入がそれぞれ計上されております。それぞれ土地と、それから機械を売り払ったということがここに記されているわけですが、それぞれの土地、機械、どんなものをどこに売却されたのか、まずお答えいただきたいと思います。
それから、21款の諸収入の中で──利子だけしかできないわけですか。
○委員長(桐生傳一) そうです。
◆委員(橋本健二) 次に、じゃ、22款の市債についてですが、127ページです。下段の方に臨時財政対策債ということで9億1,000万円余が支出されたということになっているわけですが、この中身、例えば、わかるものだけでもいいわけですけれども、この9億1,000万円のうち、どういうものに充てるためにこの債券を発行したかということをお答えいただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの橋本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) まず、103ページの財産収入の方の土地売払代金についてでございますが、これにつきましては、まず、法定外に公共物、いわゆるそういうものについての部分と、あとは普通財産についての売り払いというものでございます。これが13件ほどございまして、その部分が1,557万8,955円というものでございます。
次に、機械売払代金でございますが、こちらにつきましては、土木課で今まで所有していましたショベルローダーというものがございます。あとモーターグレーダーというものがございましたが、これが大変老朽化が進んだということでございまして売り払いしたものでございまして、売り払い先は、これは入札でやりましたから、市内の業者さんに売り払いを行ったというものでございます。
あと、127ページの臨時財政対策債の充当先でございますが、これは一般財源に充てるということでございまして、どこがどうだということではございません。
以上でございます。
◆委員(橋本健二) 私が聞いたのは、件数だけではなくて、土地の売り払いの13件の主な内訳を教えてくれと聞いたつもりなんですけれども、件数だけではなくて、その辺をひとつお願いしたいということです。それは機械も同じなんです。老朽化した機械、ショベルカーなんかも老朽化している機械なんです。それを業者に売り払ったということになるわけですね。つまり、使えなくなって売り払ったのか、それとも古くなってもまだ耐用年数があって、いわゆるまだ使用には耐えるというようなものを売り払ったのか。その辺をちょっと正確にしないと、老朽化したものを売ったということになりますと、いわゆる老朽化したというのは使えないものも含まれるわけですね。そういう点では、十分に使えるので業者の方に売り払った、こういう説明がなければ、市から譲り受けたショベルカーで何かが起きたということになると、これは大変な問題になるかと思いますので、その辺は明確にしていただきたいと思います。
それから、臨時財政対策債についてですけれども、それぞれが割り振られているのでわからないというお話が今されました。しかし、どういう点で財源が必要なのでこれを使うということになると思うんです。だから、目的があったはずだと思うんです。こういう手だてをするために債券を発行するんだということがあるわけですので、全体的に足りないからという説明のように今受けたわけですけれども、実際にこういったことで足りないということがあれば、わかる部分でいいですから、それは答えていただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) 土地売払代金ですが、法定外と言われる青道、赤道というもの、これにつきましては、13件のうち6件です。これは、希望のあった方、申し出ありました方に売り払いをしたものでございます。そのほかの残りは普通財産という形で売り払いを行ったものでございます。
あと、機械につきましては、ショベルローダーにつきましては、耐用年数がとっくに過ぎたということで、26年間使ってきたものでございますが、まだ一部大丈夫だ、使えるということで、払い下げを行ったところでございます。あと、モーターグレーダーにつきましては19年間使用してきたというものがございます。老朽化がしてきたというものがございます。あと、あわせて、これまでやってきた運転手さんも欠員になるというようなことでの売り払いを行ったものでございます。これにつきましては、市内の業者さんについて入札を行いまして、市内の業者さんに売り払いを行ったということでございます。
臨時財政対策債については、一般財源に充当する中味ということですが、全般的な財政の中での運用ということでございますので、御了解いただきたいと思います。
◆委員(橋本健二) 土地の売り払いの問題ですけれども、従前から残されてあったところだと思うんです。今回売り払いをしなければいけないわけがあったんだろうと思うんですよ。赤道、青道であれば、これは急いで売らなければいけない問題ではないのではないかと思いますので、どういう理由で今回土地を売り払うことにしようと決められたのか、その辺についてお答えいただきたいと思います。それは機械の方もそうでして、私ちょっと今遠かったので声が十分聞こえなかったんですが、運転されていた人もという話で、その後、私は払い下げということで聞いていたものですから、その辺ちょっと微妙な発言だったと思いますので、それは違うのではないかと思いますので、訂正があれば訂正していただいて。やはり、市から払い下げて、なおかつ使用されるものですから、それは市が責任を持って一定の安全基準をクリアしているものを売り払っているんだろうと思うんです。ですから、その辺はきちんと検査を受けられて、適正な価格を示して業者に売り払われたと思うんですけれども、その経過についてはどういう、検査をきちんとされて売り払ったのかどうか、その辺をお聞きしないとと思うんですが、いかがでしょうか。
それから、債権の問題ですけれども、全般的な財政の中での運用だということですが、やはり近年ですと総括の報告書の中にも書いてあるわけですが、扶助費や義務的な経費が増大している中でそういう問題が起きていると言われているわけですね。ですから、臨時対策債は発行しなければならないということになっているわけですので、見込み違いで少なくなっているものも義務的な経費の中であると思うんです。その辺をはっきりお答えいただかないと、全般的な、いわゆる土木なのか何だかわからないということになって、特に報告書で別冊の資料の中にはそれに触れられるような内容で答えられていますので、それの裏になるような話を聞かせてもらってもいいのではないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) 土地売払収入でございますが、こちらにつきましては、法定外公共物を青道・赤道という部分、あと、普通財産で処分したものでございますが、こちらはすべて隣接者、あとそういう方からの希望、申し出でございます。例えば、その土地を払い下げることによりまして、今まで使っていたより形状よく利用できるというようなことで希望があったものについて売り払いをしたというのが、この土地売払収入でございます。
あと、機械売り払いでございますが、こちらにつきましては、
運転士さんが欠員になったということで御理解いただきたいと思います。失礼いたしました。
それと、これにつきましては、うちの方で予定価格を定めながら、あと市内の業者さんによる競争入札により入札を執行した、そういうものでございます。機械等については、売り払いした先の業者さんの方が整備をして使用するということでございます。
◎総務部長(酒井茂幸) 臨時財政対策債の関係ですが、臨時財政対策債というものは、いわゆる地方交付税を補完するということで発行を認められているものでありますので、この使途につきましては、一般財源として借り入れているものでございますので、全体の財政運営上お借りしたということであります。どうぞ御理解いただきたい。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(丸本由美子) 104ページの繰入金、基金繰入金の中の1にあります
財政調整基金繰入金なんですけれども、今回、歳入の中で繰り入れて、現在の残高の報告書によりますと8億2,000万円程度残っているということなんですが、歳出のところでもまた改めて基金として、積立金として残っているものが1億5,000万円あるんですが、以前、決算審査のときには、大体本市としては14億円程度が望ましい財政調整基金の残高なんだということの報告を受けているんです。前年度は9億円あったものが、年々減ってくるわけなんですけれども、現状、この認識というか、評価はどのようにお考えになっているのか、お伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの丸本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務部長(酒井茂幸) 望ましい財調の現在高ということでありましょうが、もちろん、現在、財政調整基金は多いに越したことはありません。それは申し上げるまでもございません。毎年度の財調の繰り入れ、それから年度末での繰入金積み立てですか、そういったことをやって一定程度の財政調整基金の額は確保しているということで、適正な残高であるとは理解しております。
◆委員(丸本由美子) 国保でも、基金という部分では、備えあれば憂いなしという部分だと思うんですけれども、こういう基金も繰り入れしながら、歳入不足、先ほどの臨時財政対策債も含めてですが、なかなか入ってくるものがなければ、こういうところにきちんと手をつけながらということで努力されていると思うんですね。ですから、以前言われた14億円というものが基金に残っているものですから、それにとらわれて何か引き出せないような状況があったりということでは困るなと思ったものですから。ある額というものの最小限このぐらい必要なんだというものを持っていらっしゃって、毎年その中でこうしていらっしゃるのか、それとも、やっぱり必要なときにはそういうことを余り考えないで繰り入れする必要があるなということをお考えになっているのか、お伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの丸本委員の再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) 財政調整基金については、予算編成におきまして全体的に必要な額から必要になった措置だというものについて充てております。これが財政調整基金の目的でございますので、そういう中から、御指摘のように、確かに財政調整基金を取り崩さないでやれるのが一番望ましいのでしょうけれども、今の時点では、やはり大変厳しい財政運営ということで繰り入れをせざるを得ないという状況でございますので、この額、今回については2億9,400万円ほど繰り入れしましたが、これはやむを得ないものだと思っている次第です。
以上でございます。
◆委員(丸本由美子) 残っている残高がどの程度になるまでそういうことができるかどうかという認識を少しお伺いしたかったんですが、余りそういうものにとらわれなくて、やっぱり必要なときにはきちんと繰り入れをするというお考えなのかどうか、もう一度ちょっとお伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務部長(酒井茂幸) できれば、税、あるいはそういったものは、要するに公共の大抵の場合には、本来であれば財調としてストックするより、市民サービスの方に還元するのが本当はいいのかもわかりません。ただ、一定程度の財源の保留分等は、経理の動向とか、あるいはそういったいろいろな災害とかいった不測の事態がございますので、一定程度の残高は必要であるということです。ただ、いわゆる標準財政規模でどの程度の財調残高がいいとかという一般的な、全国的な統一した数値はございませんので、経験則上みたいなことになってしまいますが、一定程度を確保しながら、毎年度財政運営をしているということになります。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(市村喜雄) 105ページの花と緑のまちづくり基金ですけれども、これの使途目的を改めてお伺いいたします。
○委員長(桐生傳一) これは特定財源です。
ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
当局説明者入れかえのため、しばらくそのままお待ちください。
次に、一般会計、歳出に入ります。
初めに、
決算事項別明細書128ページから131ページまでの1款議会費であります。
質疑ありませんか。
◆委員(鈴木正勝) 129ページの13節会議録調製委託料ですが、平成15年度と比べますと150万円ほど減額になっておりますが、それの委託内容の変更の内訳について。
◎議会事務局長(金澤幸男) 平成15年まではいわゆる随意契約でやっていたものを平成16年から入札執行いたしました。その結果によって大幅な値下げということで、内容等については変わりございません。
◆委員(鈴木正勝) 現在、会議録調製につきましては、非常に事務局職員の方もテープの精査等で苦労されている姿がよく見受けられるんですが、今、やはりタイムリー的な会議録作成という部分では、しっかりと予算をとった中でタイムリーに出せるような、そういうシステムをこれから考えていく部分があるのかどうか、お聞きします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対して当局の答弁を求めます。
◎議会事務局長(金澤幸男) 今現在でもできるだけタイムリーに会議録を調製しておりますけれども、今後、検索システムとか、そういうものの動向を踏まえて、タイムリーにできるような形で検討は進めてございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、132ページから145ページ上段までの2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(広瀬吉彦) 143ページの職員提案制度の奨励金なんですけれども、平成15年度と比べると約倍近くになっていますが、何件ぐらいの提案があって、主だった内容はどのようなものがあったのか、お伺いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの広瀬委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎職員課長(若林秀樹) 職員提案の平成16年の件数でございますが、自由提案が6件、それから課題提案が8件となっておりまして、課題提案につきましては、コミュニティー活動の推進についてという課題でございました。その中で、自治会等活動支援事業というテーマで優秀賞が1点出ております。
それから、自由提案ということで3点ほど、優秀賞、佳作、努力賞がそれぞれ出ております。優秀賞につきましては、ごみ収集車での防犯活動について、それから佳作は1課1花・1鉢運動、努力賞は保存文書検索システムについてでございます。
以上です。
◆委員(広瀬吉彦) それらの提案が、行政の運営の中、あるいはその地域の活性化の中で、結果的にどのぐらいまで反映されたとかがもしわかれば、お伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎職員課長(若林秀樹) 職員提案制度につきましては、昭和60年度から実施しておりまして、入選回数としては、課題提案等で81件、そのうち施策化したものが22件、それから自由提案につきましては、過去、入選が63件、施策化が17件となっております。
以上です。
◆委員(広瀬吉彦) 大体の内容はわかったんですけれども、もうちょっと具体的に、追跡調査みたいなものがあって、結果が出ているようなものがあればお伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) 再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎職員課長(若林秀樹) 主なものは、例えば松明太鼓の創作とか、それから厄年の人間ドックの検診とか、いろいろと多岐にわたっておりまして、それぞれ施策化しておる件数が22件となっております。今の松明太鼓等が一番有名ですけれども、ああいう形で今、地元に定着してございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(丸本由美子) 132ページなんですが、133ページの備考欄を参照してお伺いしたいと思うんですけれども、一般管理費の中の2の全庁的経費、平成15年度よりほぼ半減しているということで、経費が半減しているということの是非は、いいことなのかもしれませんが、中身を少し知りたいと思います。特に、庁舎の管理費のところで大幅に減っているということがありますので、どういうところで減額になったのか、お示しいただきたいと思います。
それから、昨年度の決算のときに生田目議員の方から13節の委託料の細かい部分で、市内の業者か、市外の業者なのかということで、11件が市内、市外が8件ということでお伺いしていたわけですが、ここに業者の変更があればお聞かせいただきたいと思います。前年度、なるだけ市内の方でできる業者があれば市内の方で委託をしていただきたいというようなこともあったものですから、お伺いしたいと思います。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ただいまの丸本委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) 全庁的経費が半減したということですが、この中の部分の(2)の庁舎等管理費でございます。これは、先ほど総務部長が概要で申し上げましたとおり、平成15年度におきましては、市庁舎空調整備等、この部分の工事がございましたので、この部分の工事だけでも1億2,400万円ほどございましたので、この部分が平成16年度なくなったという部分で半減したというのが理由でございます。
あと、庁舎管理の委託料関係の市外か市内かということでございます。今回、この中に上がっています項目のうち、委託につきましては17項目上がっているんですが、このうち10項目の委託につきまして、これが市内の業者ということで、額にしますと3,538万2,833円ということになりまして、全体の、金額で約91%が市内の業者さんということでございました。
以上でございます。
◆委員(丸本由美子) 今、庁舎管理費の減については、空調設備が今年度、平成15年度にやられた中での減額が主ですということでお聞きしたので理解できたんですけれども、消耗品などもちょっと減っているような額になっているのではないかと思うんですが、その中で、庁舎の今の管理の部分で、以前から、自分たちでできるものは自分たちでやろうという中身で、いろいろな部分で経費の削減を図ってきていると思うんです。特に、平成15年、16年で努力された中身ということがあれば、お示しいただきたいと思います。
それから、先ほどの委託料のところでは、昨年、そういう形の成果が平成16年度に要望があらわれてきているのかと思うんですが、実際、平成15年度で指摘されてから、市内の業者への委託についての検討がされて、91%ほどの額が市内の業者に委託できたということになるのか、それともたまたまそういう状況になったのか、ちょっとその辺を聞きたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) まず、第1点ですが、職員の努力というか、そういう中で光熱水費がございます。この中で、一例を申し上げますと、例えば平成15、16年で比較しますと、庁内で使っています水道、これは量にしますと1,893立方メートル、金額で39万7,000円ほど減額された。同じく、そういう形で下水道も減額されています。あと、庁内で使っていますガスでございますが、平成15、16年度を比較してみますと、ガスの使用料につきましては約112立方メートル、金額にするとわずかですが、3万3,000円ほどの減額を行ったという内容でございます。
あと、委託料につきましては、自分たちでできることもございますので、できる限り、指名で行う場合、随意で行う場合につきまして、市内の業者さんを優先ということはないですけれども、十分それを考慮しながら委託業務に当たったというものでございます。
以上でございます。
◆委員(丸本由美子) 要望になりますけれども、必要なものについては、やはり経費というものは生じないと、いろいろな義務関係とか管理ができないとは思うんですが、今おっしゃっていただきました光熱水費などは、ことしはクールビズ、それから冬はウオームビズということで、節減、エネルギーの削減に努力をするということが、庁内でも全体的に市民に向けて発せられているわけなので、さらなる努力をお願いしたいと思います。
それから、委託料についても、昨年度の要望がこういう形で生きてきて、市内の業者に多くの委託部分ができたということは評価させていただきたいと思いますので、今後も、その随意契約等の問題点もいろいろ出てくるかとは思うんですが、随意にしても、それから指名にしても、公正公平な中で、そういう形で市内の業者が潤えば、またそれが税となって返ってくるという循環型になると思いますので、その努力はまた重ねてお願いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(市村喜雄) 135ページで、まずエレベーターの保守管理委託業務ですが、これは、この決算に反映されているかどうか。入札にしているのか、随意なのか。
それと、警備業務委託料ですけれども、これの内容。
143ページの12節役務費の中で共助会補助金ですけれども、これは補助率が幾らで、何年に制定したもので、今後見直しをしていく考えがあるのかをお伺いいたします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの市村委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) 最初のエレベーターの部分でございますが、こちらにつきましては随意契約1社でございます。
次に、警備料でございますが、2万6,250円の警備料ということでよろしいでしょうか。
◆委員(市村喜雄) はい。
◎総務課長(大峰和好) この内容でございますが、これは、昨年度、合併によりまして大町分庁舎が、旧須賀川信用金庫大町支店でございますが、こちらの警備を行うということで、平成17年2月7日から3月までの約2カ月間、こちらでのいわゆる機械警備というものについての料金で、委託料でございます。
◎職員課長(若林秀樹) 職員課関連の質問にお答えします。
143ページの共助会の関係ですが、補助率につきましては、平成16年度は本俸プラス扶養手当の1000分の6となってございます。
それから、須賀川市と職員共助会の制定でございますが、これは昭和35年度に創設したものでございます。
◎市長公室長(石井正廣) 共助会補助金関係でございますが、昨今の社会経済情勢でありますとか、大阪市に見られるような状況を勘案しまして、さらには県内他市の状況を見ながら、全体的な見直し作業を現在行っているところでございまして、平成18年度に向けてはその見直し内容が出てくると思いますが、かなり大幅な見直しを行う予定でございます。
以上です。
◆委員(市村喜雄) エレベーター補修管理業務委託、これは決算には反映されていないんでしょうけれども、翌年の予算にはその入札は反映されるのかどうか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) 平成17年度ということでよろしいですか。18年度でよろしいでしょうか。
◆委員(市村喜雄) ことしの予算には反映しているんですか。これは去年でしょう。平成17年の予算には反映しているのかどうか。
◎総務課長(大峰和好) 平成17年度の予算について反映したかどうかということですね。
エレベーターにつきましても、保守管理委託につきましては、前にもいろいろと検討したところでございます。まず、いわゆるエレベーターの保守に当たりましては、昇降機の恐らく技術的な問題があるだろうということでございます。これにつきましては、製造業者独自の独特な特許技術、あるいは昇降機全般に共通する技術等がございます。この特許的な技術につきましては、マニュアル的なものがなかなか表に出てこないという部分がございます。したがいまして、他の業者がなかなか扱えないという部分もございます。あと、2点目としましては、事故発生時の責任体制というようなことでございまして、機械故障等が発生した場合、それらの責任の所在をどうするのかということがございまして、現在のところ、清掃から保守まで1業者が行っておるというのが現状でございます。いわゆる責任の所在の明確化を求めることが必要だという考え方でございます。
このようなことから、平成17年度におきましても随意契約で現在行っているところでございます。庁内的には、委託料の値段等もございますが、やはり現実的には安全性を第一に考えていきたいということから、現在のような委託方式をとっているということでございます。
以上でございます。
◆委員(市村喜雄) 新聞報道で、他の自治体で他の業者が入札で保守点検、保守管理委託を受けているという記事を見たわけですけれども、じゃ、その自治体は、責任の所在とかそういうものの責任の問題と、あとは値段の問題と、ほかの自治体でやっているということに関しては、今の内容は、今受託している業者に聞いたのか、ほかの業者に聞いたのか、お伺いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) 内容的には、今受注している業者さん、あるいは他市でいろいろな委託をしていますので、そのような状況の中身を調査しながら、現在のようなスタイルをとってございます。これらについても、今後、保守専門会社等とも協議を進めながら比較検討していきたいと今考えているところでございます。
◆委員(市村喜雄) ほかの、今やっている業者以外の業者にも確認したのかどうか。
◎総務課長(大峰和好) 今のところは、まだしてございません。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(菊地忠男) 総務費総務管理費の137ページの、去年も質問したんですけれども、岩瀬市町村長会負担金の303万7,400円、これの負担金ですが、全体的にそれぞれ、天栄村、鏡石町、岩瀬村、長沼町ということで今までこれを負担されていたんですが、須賀川市を合わせると負担金が700万円近く、680万円ぐらいになるわけですね。そのうちの300万円を須賀川市で負担しているわけですけれども、実際には、市町村長会議の事務局の維持費にすぎないかと思うんです。市町村長会議は、まず1つに、年間に何回やっているのか。それから、研修等の行政視察があると思うんですけれども、その研修費にどのぐらいかかっているのか。それから、事務所の維持費に人件費として幾らになっているのか。それから、管理費そのものは、あそこの図書館のわきに事務所を持っているんですけれども、それの管理費だと思うんですが、そういうことで管理費は幾らぐらいになっているのか。まず、その辺をお伺いしたいということです。
それから、今後の負担もあるわけですけれども、今年度、合併しまして一緒になりましたが、今後の負担は、この須賀川、岩瀬、長沼を合わせた3市町村の負担を今までどおり、平成17年度はこれはなりますけれども、平成18年度以降はそういうことで、この3つ分を合わせて全部負担になるのかということなんですが、その辺を2つお聞きします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの菊地委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎職員課長(若林秀樹) 会議の開催回数ということですが、これは、ちょっと今調べますので、後でお答えしたいと思います。
それから、事務局の人件費という関係でございますが、これについては、平成16年度で見ますと、給料が332万円、職員手当172万円等となってございます。
それから、研修費でございますけれども、研修費につきましては、2回ほど研修をやっておりますが、65万円となっています。
それから、管理費でございますけれども、管理費は、維持管理費に関しては、1万円少し……。
○委員長(桐生傳一) はっきり答えてください。
◎職員課長(若林秀樹) すみません。
失礼しました。財産管理費ということであれば11万3,025円で営繕等が含まれております。
それから、今後の全体の合併した後の負担割合でございますけれども、平成17年度予算におきましては、須賀川市、長沼町、岩瀬村の今までの人口割、均等割、そういう計算に基づきまして481万9,908円でございます。今後につきましては、当面はこの形は継続していく考えでございます。
以上です。
◆委員(菊地忠男) 実際に会議をどのぐらいやっているのかわからないので、中身もわからないんですが、昨年もちょっと、この辺、非常に厳しいんですが、事務局が欲しいのか、欲しくないのかというところまで突っ込んでいかないと、行革だと言いながら、実際はその部分は残しておく、手をつけないというのはおかしいと思うんですよね。それならば事務職員をどこか、須賀川なら須賀川に1人置いて、そうすれば事務所も要らないし、会議をやるのなら持ち回りでも、今度は3町村ですから、持ち回りでも、市長室、町長室、村長室で、応接室で持ち回りでもある程度の会議はできるのではないかと思うんです。そういうことで、この負担金については非常に何年も不満に思って──不満というか、おかしいなと思っているわけですから、その辺は、去年も言ったんですが、その後はされているのかされていないのか、ちょっと一般質問みたいになってしまうけれども、何か一つもすっきりしない。あの事務所と事務職員をいつまでも残しておくために、こういう負担をせざるを得ないのではないかと感じるんですが、その辺はどうなのかということです。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎市長公室長(石井正廣) 金額のことがちょっと問題になっておりますが、問題は内容だと思います。首長会でどういう──回数については後でお答え申し上げますが、内容につきましては、昨年までですと、合併のあり方、さらには広域行政、ごみ、保健環境でありますとか、消防、さらには公病のあり方等も論議されていますし、あと補助金・負担金の内容についてもこの中で論議されております。ただ、表面的には、人件費と行政調査の経費が出ておりますが、会議の中身は、ただいま申し上げた内容で密度の濃いものもございますので、表面立っての経費と、あとその会議の中身もあるということで御理解いただきたいと思います。
なお、持ち回りで会議を開くという御提案でございますので、これは首長会議の中で今後いろいろ御協議いただければと考えております。
◆委員(菊地忠男) 前向きに検討していただければ。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◎職員課長(若林秀樹) すみません。会議の開催回数なんですが、平成16年度につきましては3回開いてございます。
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
暫時休憩いたします。
午前11時43分 休憩
───────────────────────────────────────
午後1時00分 再開
○委員長(桐生傳一) 休憩前に復し、会議を開きます。
決算審査を続行いたします。
次に、144ページから147ページ中段までの2款1項2目文書広報費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(森新男) 147ページの備考欄の5、市民相談等経費の中の(1)なんでも相談所及び無料法律相談経費、これの詳細については別冊でわかっているんですが、それぞれになんでも相談所、あるいは無料法律相談に476件、76件とありますが、これの主な内容、特に相談者側の困り事が大半だと思いますが、その中で主な内容としてどんなものがあったのか。これを聞く背景というのは、私は、大事なのは、相談を受けて対応するということはもちろん大事ですが、その後、相談者に対してどのようなフォローをしているのか、それらも含めて、概要で結構ですから教えていただきたいと思います。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) なんでも相談所の主な内容でございますけれども、一番多いのが消費関係の相談でございます。現在、いろいろな関係がありますので、そういう関係で214件、平成15年度中にございました。これが断トツといいますか、一番多くなってございます。2番目に多いのが債権債務関係です。これが2番目に多くなってございます。61件でございます。3番目には、夫婦問題の関係で35件という内容になっております。
それから、弁護士による無料法律相談の主な内容でございますけれども、一番多いのが債権債務で44件、2番目が相続関係で34件、3番目が夫婦の問題につきましてで27件というのが主な内容になっております。
なんでも相談所につきましては、相談員がいろいろなケースの中から、いろいろな参考図書の中から相談者に対して適切なアドバイスをしているところでございますけれども、その中で、やはり弁護士の方に相談した方がいいというものについては、無料法律相談の方に回して、法律的な観点からアドバイスをするというような措置をとってございます。
弁護士については、法律家という立場の中から、法律的な対応といいますか、問題に対する解決策をアドバイスするというような状況でございます。
以上でございます。
◆委員(森新男) 私が聞きたかったのは、そういったことも含めて、相談者が相談した内容について解決が図られているのか、図られていないのかということについて、行政として、この相談室として、その後、追跡調査と言ったらいいのかどうかわかりませんが、この事業が本当に市民のために役に立っているとは思いますけれども、さらに効率をよくするためには、本当に相談者のために問題解決になっているのかどうかということも含めて、いろいろな意味でのそういった追跡調査的なもの、そういったフォローをしながらやっているのかどうか、この辺についてお聞かせいただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 相談者に対してアドバイスした際に、また何か問題といいますか、なかなか解決が図れない場合は再度来てくださいというような指導をしております。そういう中で、中にはまたいらっしゃった方もいらっしゃいますけれども、そういう中で、その段階で来ないというものについては、追跡調査はしておりませんが、ある程度の解決の方向に向かっているのではないかとは推測しております。
◆委員(森新男) いろいろプライバシー等の問題がありますので、どこまで踏み込んでいいかということは行政としても注意しなければならない、これは十分承知しています。ただ、やはりこういった費用をかけてやっているわけですから、ある意味では、そういったものも勘案しながら、できるだけ相談者のフォローをするような、そういった方向でいろいろと検討を加えていただきたいということを要望しておきたいと思います。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(橋本健二) 今の森委員と重なる部分があるわけですが、この無料法律相談の件ですけれども、委託をしているわけですが、委託の中身、いわゆる報酬等で決まっている中身なのか、それとも、これは月2回ということですから、その回数なのか、それとも相談件数なのか、契約の中身についてちょっとお尋ねしたいわけです。というのは、これは1回当たりにしますと、弁護士と相談するというのが1回当たり8件ぐらいありますので、普通ですと、弁護士の報酬でいきますと5,000円が30分の相談料ということになるわけですので、契約の中身がどうなっているかちょっと知りたいものですから、教えてください。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 無料法律相談の弁護士との契約の内容でございますけれども、質問にもありましたように、弁護士連合会の方での標準報酬につきましては、一般的に30分5,000円というようなことで定められておりますが、本市の場合につきましては、白河市の方から弁護士に来ていただくというようなことで、出張相談というようなことで、30分6,000円の内容となってございます。
それで、回数というようなことでなくて、時間でやっておりまして、1時間であれしますと1万2,000円掛ける10時間で年間24回というような形でございます。
そのほか、交通費相当分ということで、白河市から須賀川市までの電車賃というようなことを加算して委託金を算定してございます。
以上でございます。
◆委員(橋本健二) 弁護士の費用についてはわかったわけですが、交通費もその中に含まれているということなんですけれども、別の項目を見ますと、食糧費ということで需用費の中で3万1,000円あるわけです。これが弁護士に対するものなのか、ほかの相談に関するものなのか、ちょっと知りたいものですから、その辺のかかわりを教えていただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 食糧費の内容でございますが、食糧費につきましては、年1回、なんでも相談所の相談員と当市と弁護士との懇談会ということで、2人と、当局側から3人、今までですと、市長と部長と課長という形で、いろいろ問題点とかも含めての懇談会の経費になってございます。1人当たり5,000円というようなことでございます。
◆委員(橋本健二) 結構でございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(菊地忠男) 153ページの新幹線新駅建設促進協議会の負担金ですが……。
○委員長(桐生傳一) この次です。
ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) それでは、次に進みます。
次に、146ページ下段から151ページ下段までの2款1項3目財政管理費、4目会計管理費、5目財産管理費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(市村喜雄) 149ページの25節積立金、花と緑のまちづくり。使途目的をお知らせください。
○委員長(桐生傳一) ただいまの市村委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) 須賀川市の花と緑のまちづくりの取り扱いでございますが、これは基金条例に定めておりまして、その使途につきましては、1つは、市民等が行う花と緑のまちづくり事業の推進及び花と緑の保全に対する助成に必要な経費ということがございます。もう一つは、本市が行います、同じく花と緑のまちづくりの事業の推進及び花と緑の保全、普及啓発等に必要な経費を充てると定めておりますので、これに沿って基金を充当しているところでございます。
◆委員(市村喜雄) 花と緑の設立当初、あとは、現在の花と緑に限定してまちづくりというものが今の時代に合っているのかどうか。これは今後見直すお考えはあるんでしょうか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) 今のところ、この基金条例の趣旨に沿って使用しておりますので、見直す考えはございません。
◆委員(市村喜雄) 寄附をする方の意見というか希望からしても、使途目的が花と緑に限定されてのまちづくりじゃなくて、もう少し、人材育成とか、違った面で活用できないかという意見もあるので、要望ですけれども、花と緑は、聞こえはいいんですが、もう少しその使途目的を広げられてもいいのではないかと要望しておきます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(蕪木政寿) 151ページ、財産管理費の中の3項市有林管理費の件なんですが、この市有林というのは、須賀川市のどの辺にあるのか、また、規模、大きさ、それをちょっとお聞きしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) 市有林でございますが、1つは、仁井田の日和久にございます仁井田の日和久市有林でございます。こちらは2.5haぐらいでございます。あともう一つは、銭神にございます東山市有林関係でございまして、こちらが56.3haございます。
以上でございます。
◆委員(蕪木政寿) これまでにこの市有林の管理、何年ぐらいにわたって管理されてきたのか。それと、この管理費の支払い先、これは地元の皆さんに対して協力をいただいて、それに対して費用を支払っていると思うんですが、その内訳をお知らせいただきたいと思うんですが。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) いつごろからということでございますが、市有林につきましては、昭和53年ごろから市の財産ということで取得しましたので、それ以降、管理に当たってきたと考えてございます。毎年、年1回、下刈り、除伐、間伐等を地元の皆さんにお願いしてございます。仁井田市有林につきましては、平成16年度は3日間お願いしまして、延べで地元の人たちで30人、1日1万円ということでお願いしてございます。あと、東山市有林につきましては、昨年度も3日間で、延べで96人、1日1万円で、地元の区長さんを通じてお願いしているという内容で管理を行っております。
以上でございます。
◆委員(蕪木政寿) その市有林なんですが、この目的、将来ある程度成木した時点でこれを売却するものと思っておりますが、いつごろ、どのような形で処分されるのか、お伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎総務課長(大峰和好) この市有林でございますが、植林につきましては、昭和53年ごろから平成13年ごろまで、ヒノキ、杉などを中心に植林してございます。現在もかなり育っておりますが、御存じのように、木材取引価格が非常に安いということでございますので、今のところ直ちに処分するという考えはございません。ただ、将来的には、須賀川市の財産でございますので、その時期が来たならば、通常ですと公売にかけながら処分していくという形になろうかと考えてございます。
以上でございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、150ページ下段から159ページ中段までの2款1項6目企画費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(広瀬吉彦) 153ページの21世紀FIT構想市町村連絡協議会の負担金なんですけれども、金額的には5万円という、さほど大きな金額ではないんですが、これはだれが出席して、年に何回ぐらいその協議会があって、その協議会の性格として、どのような内容で意見交換をしているのか、お伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼企画調整課長(小林正司) FIT協議会の内容でございますけれども、事務局が白河市にございます。事業内容といたしましては、幹事会、それから総会ということで、あとそれからPR活動ということで、会としての事業を年1回持っておりまして、それに対する負担金ということで5万円を支払っております。
◆委員(広瀬吉彦) FIT構想というものは、要はFITを利用していろいろ、首都機能移転の話は凍結しているような状況ですけれども、そのFITの中で、例えば広域観光とか、ルート観光とか、空港の利活用を含めてアクセスの問題とか、そういう部分を取り上げていったらどうかと思うんですが、協議会としての内容の中ではそういう話は出てこないんですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼企画調整課長(小林正司) FIT構想協議会を設立したときの状況と現在の状況が変わっているというようなこともございまして、県の段階においても、方向性をどのようにすべきかというような検討もなされておりますし、この協議会の中においても、総会の中でもそういった議論がなされております。その辺については、事務局の方からある程度の考え方を示して、今後とも検討していくというような内容にはなっております。
◆委員(広瀬吉彦) そういうことだと思うんですけれども、やっぱりそのテーブルの中で、栃木県、茨城県を要は利用する──と言っては言葉が悪いかもしれませんが、そういう機会があるわけですから、福島県、あるいは須賀川地域をアピールするための協議会にしてもらえればと思ってはいるんですが、要望として出しておきます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(生田目進) 153ページなんですけれども、大きい3番、総合交通整備推進事業費56万3,800円とありますが、この事業の中身についてちょっと聞きたいんですが。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼企画調整課長(小林正司) この事業費の中身ですが、56万3,800円支出しておりますけれども、大きい金額といたしましては、工事請負費がございますが、その中身といたしましては、小塩江駅の駐輪場が老朽化いたしておりまして、これを建てかえたというところが大きな金額になっております。
それから、ここに記載のとおり、旅費とか負担金となっております。
◆委員(生田目進) そうすると、平成15年度は8万5,768円で、14年度は1,425万4,434円と金額に、年度を追いかけていきますと、対比しますと大幅に動くものですから、それらの中身なんですけれども、手持ちにあればで結構でございます。要するに、平成14年度は1,425万4,434円というでかい金額だったんですね。平成15年度は8万5,758円、ことしは56万3,800円、そういう年度で金額の大きい差があるものですから、それでちょっとお尋ねしたんです。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼企画調整課長(小林正司) 平成14年度の1,400万円というものにつきましては、現在手持ちに資料がないのでちょっと御勘弁いただきたいと思いますが、通常ですと、この議案そのものが事務的な経費、いわゆる旅費であるとか負担金程度なんですが、昨年は、たまたまといいますか、小塩江駅の駐輪場が壊れたということで建て直しましたので、平成15年度に比して金額が上がっているということでございます。
◆委員(生田目進) じゃ、平成14年度のそれは後で、もしあれでしたらお知らせください。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(橋本健二) 153ページですが、阿武隈地域総合開発推進事業費3,000万円。(2)のTRGとか、(3)の記念の森の維持管理費とかについてはわかるわけですが、(1)の阿武隈地域開発事業費60万円何がしですけれども、この旅費であるとか、消耗品費であるとか、燃料費、食糧費、修繕料、これらの内容について教えていただきたいということが1つです。
さらには、この平成16年度に支出した60万円ぐらいかけてどういった成果があったのか、紹介していただければと思いますので、お願いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎地域振興課長(佐藤益美) 阿武隈地域開発事業費のうち、9節旅費につきましては、企業誘致等にかかわる関係の旅行に要する費用として執行したものでございます。
さらに、需用費の中で消耗品につきましては、業務に要する図書の購入費、あるいは企業誘致に当たりまして手土産等を持参された場合の手土産代金に使用してございます。さらに、燃料費については庁用自動車の燃料費、食糧費につきましては、このうち2万7,000円が企業誘致の際の来客者の食事代として、1人2,000何がしということでございますが、執行してございます。さらに、修繕費でございますが、これは、庁用自動車の修繕に要する費用として支出しております。
さらに、阿武隈地域総合開発事業費としてどのような成果があったのかということでございますが、これは、阿武隈地域総合開発事業費は、先ほど御説明申し上げたとおり、企業誘致等にかかわる部分の費用を多く執行しておるものでございまして、テクニカルリサーチガーデンに関する企業誘致の活動に寄与しているものと認識しております。
以上でございます。
◆委員(橋本健二) 今説明があったわけですが、阿武隈地域開発はテクニカルリサーチガーデンが中心のエリアと理解するわけです。ですから、のべつ(1)と(2)を分けている理由があるのかということが1つあるわけですけれども、今のお話ですと、企業誘致というための活動費だということであれば、当然、テクニカルリサーチガーデンの用地に対する企業誘致活動に使ったお金だろうと理解するわけですけれども、今の説明ですと、(1)と(2)が離れているようにしか理解できないんですが、その関連性についてお伺いしたいということがあります。
それから、燃料費ですけれども、庁用車を使われてかなり走られているわけですが、これは、庁用車を使って現地を案内するための費用なのか、それとも出かけていって、企業等訪問のために使われた燃費なのか、その辺についてちょっとお尋ねしたいんですけれども。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎地域振興課長(佐藤益美) まず、(1)、(2)の性格でございますが、(2)につきましては、記載のとおり、テクニカルリサーチガーデン整備事業特別会計へ直接繰り出している金額を(2)として計上させていただいております。特別会計の中で御説明させていただく場合があるかと思いますが、主に、特別会計の中で人件費に相当する費用を繰り出していただいております。そういうわけで、(1)については、その企業誘致等にかかわる事業費、あるいは当課で要する費用等について計上させていただいているものでございます。
それから、燃料費についてでございますが、当課に配置されております三菱のプラドという四輪駆動車がございまして、通常の乗用車に比べますとかなり燃料がかかる。さらには、テクニカルリサーチガーデンを往復する費用が、行程が主でございますが、距離を有しているというような事情があって、このような燃料費を要したものと考えております。
◆委員(橋本健二) その庁用車の問題については、前にテクニカルリサーチガーデン整備事業を進めるときに、どうしてもこの四輪駆動車が必要だというような説明で購入された経過があるわけですね。起伏の激しい、いわゆる造成地を見るのであれば話はわかるわけです。ところが、今は道路がよくなっているわけですし、そういう点では当然、四輪駆動車でなければならない理由は全くないわけですよね。それなのに高い燃費を使う車を使って、いわゆる開発事業推進のための事業を進めていくというやり方がちょっと理解できないので、四輪駆動車でなくても十分可能でしょうと思うんですが、その辺は、どうしても四駆の車でなければならない理由というものは、この平成16年度の事業の中ではあったんですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎地域振興課長(佐藤益美) 四輪駆動車が必要で購入されたということは、ただいま委員からお話のとおりであったろうかと思います。それ以降、当課に配置されております関係上、まだ耐用年数も来ておりませんので、まだ使用に耐えるということで、継続して当課に配属されて、当課で使用しているものでございます。ですから、これが耐用年数が来た場合、あるいは極端に燃料がかかるということで、車を買いかえてまでも別な車を配置されるということであれば、それらについてはそういったこともあるのかな、御指摘のような部分もあるのかと思いますが、現在は当課に配置されているものですから、その車を使用しております。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(菊地忠男) 153ページの新幹線新駅建設促進協議会負担金、これは非常にどうでもいいような動きだと思うんですけれども、実際は活動状況がどうなっているのか、それから、だれが委員長でやっているのか。それから、招集は委員長のところでやっていると思うんですけれども、招集はどこでやっているのか。それから、この新幹線をつくるのに、どこを目安にこういう促進協議会を設置しているのか。須賀川市が主催なのか、それともどこか、二本松市が主催なのかわかりませんけれども、その辺はどういう動きになっているのか、ちょっと内容的にお伺いしたいんです。回数も含めて。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼企画調整課長(小林正司) 新幹線新駅建設促進協議会の関係でございますけれども、事務局は町村会事務局で持っておりまして、会費はこちらの方で納めております。会長は須賀川市長が務めております。
それから、平成16年度の活動でございますけれども、新幹線新駅設置の促進についてということで、県知事及び県幹部に要望しております。
それから、場所については、特定ということではなくて、須賀川・岩瀬の管内ということで考えています。
以上です。
◆委員(菊地忠男) 須賀川・岩瀬管内でやるということでやっているんですけれども、恐らくこれは前からの考え方で、空港に直結してやるのには新幹線をということで、教育施設、西川の部分を含めた中で押さえていると思うんですが、その辺の動きが、積極的にやるならやる、やらないならやらない、はっきりしないと、こんなわけもわからないような経費でやっていたのではおかしいと思うんです。その辺は政策的なんだけれども、企画としてはこういう政策をどう進めていく予定を考えているのかと思っているんですが。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎市長公室長(石井正廣) この新幹線の新駅建設促進協議会につきましては、福島空港の3,000m旧滑走路と表裏一体として進んでおりましたが、県は、3,000m級については当面運動展開をしないということになりましたので、新幹線についても、それに連動して今休止の状況になってございます。ですから、空港がまた3,000m級の動きが出てくれば、それと一体的に運動展開をするような形になると理解してございます。
◆委員(菊地忠男) 了解。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(森新男) 153ページですが、19節、今、菊地委員の19節と同じ欄で、福島県の鉄道活性化対策協議会負担金と水郡線活性化対策協議会負担金とあるわけですが、平成16年度において、本市ではこの協議会の中でどのような活性化に向けての提言をされているのか、また、どのような運動といいますか、市民に対してやってきたのか、そのことについてお聞きしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼企画調整課長(小林正司) 負担金関係のおただしでございますけれども、須賀川市としては本協議会の構成員になっているわけですが、この協議会の現在の役割といたしましては、ダイヤを使いやすいようなダイヤにするというようなことを主な内容といいますか、協議会の主な事業にしておりまして、毎年度それぞれJRの方に陳情活動、要望活動を続けるというようなことで、より使いやすいダイヤにしてくる役割を果たしていると考えております。
以上です。
◆委員(森新男) 活性化とここにうたわれているわけですが、そのほかにはやっていないように今受け取ったんですが、そうであれば、活性化協議会というものがダイヤの関係だけでいいのかどうかと私は疑問を持っているんですよ。負担金云々というよりも、この協議会の中でダイヤも含めて、須賀川市として活性化に向けていろいろ提言しているというのであれば、また別ですよ。例えば、一例を言えば、水郡線の川東駅がありますね。駅前にしたって、私は、決して立派に整備しているとは言い切れないだろうし、そういった意味で、どうもこの協議会を、入っているというだけで、本当に生かしていないのではないのか。義理で入っているのかどうか私はわかりませんが、ただ、そうであっても、協議会の一員であれば、須賀川市としていろいろな問題を持っているわけですから、積極的に提言していくことぐらいはできると私は思っていますので、やはりダイヤのことも必要かもわかりませんが、そういったものも含めて、須賀川市として水郡線の活性化、あるいは東北本線の活性化、あるいはそういったものについてもいろいろ積極的に発言をしていくべきではないかと思うんですね。それらについて、くどいようですが、今までそういった意味を含めてやったという経過はないんですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎市長公室長(石井正廣) 森委員の御質疑にお答えしますが、1つは、福島県の鉄道活性化対策協議会につきましては、実は、北駅の整備について要望してきた経緯はございますが、駅周辺の開発がセットということになっておりまして、なかなか推進が難しかったという経緯はございますが、要望した経緯はございます。
また、水郡線の活性化につきましては、未来博の開催のときに、水郡線の川東駅を使ってかなりお客さんがおいでになるということで、かなり駅舎も老朽化しておりましたので、この改築に向けての協議をしましたが、改築については、すべて地元負担だということのJRの考え方で、なかなか実現に至らなかったという経緯もありまして、現在は、確かにダイヤがメーンになっていますが、過去にそういったことで動いた経緯はございます。
以上でございます。
◆委員(森新男) そうであれば、いずれも須賀川市においては、例えば北駅にしても、状況を見てということで、今休止している状況になっていますね。これは先ほどの菊地委員の言った新幹線についても同じようなことが言えると思うんですが、必要なときにまた起こしたらいいのではないかと私は思うんですね。そういった意味で、例えば東北本線にしても、鉄道関係にしても、南駅もあったわけですが、そういった一連の流れというものは、今のように聞かないとなかなかわからない。市民にはもちろんわからないわけです。そういった意味で、私はこの負担金について、多い少ないじゃなくて、中身のないものであったならば、私はしっかりと須賀川市としてこの協議会のあり方というものを含めていろいろな将来に向けての提言をすべきだと思いますので、このことについて当局で考えていただくことを要望しておきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(市村喜雄) 155ページのうつくしま未来博記念の森推進事業の中での環境整備業務委託料、これは何に使われているのかをお聞かせください。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎地域振興課長(佐藤益美) 環境整備業務委託料256万6,200円につきましては、テクニカルリサーチガーデン内に未来博の記念施設として増設されておりますからくり民話茶屋のこと、あるいはその外縁には果樹園がございますが、その果樹園等の剪定、それから消毒作業、あるいは管理事務所前に噴水とかがございますが、それらの除草や清掃、さらには21本のケヤキ広場あるいは森の学校等の緑地広場がございますが、こういったものの除草あるいは清掃、そういったものの維持管理に要する費用を業務委託しているものでございます。
◆委員(市村喜雄) 未来博のときに植樹した樹木がありますよね。それの維持管理は含まれていないということですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎地域振興課長(佐藤益美) 未来博の際に移植された樹木につきまして、1本1本について剪定等の管理をしているのかということになりますと、そこまでの手は行き届いていない部分がございます。ある程度独立して立っている木等の保存の状況やその植生の状況によっては管理対応している部分もございます。先ほど申し上げました果樹園等が残っている部分については、未来博の残された施設でございますが、これらについては対応している。そのものによって対応しております。
◆委員(市村喜雄) 1本1本の樹木じゃなくて、その地域の、例えば草刈りとか、剪定とか、そういうものは、この委託費に含まれているのか、いないのかをお伺いしたんですが。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎地域振興課長(佐藤益美) 私、1回目の御質問の答弁が不十分だったかもしれませんが、未来博で残された施設、あるいは未来博で整備された区域で、そのまま引き継がれた区域、あるいはその後若干の整備をして、そのままその状態を維持している施設等につきましての維持管理費用として充てられているものでございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◎参事兼企画調整課長(小林正司) 先ほど生田目委員の方から質問があった点の答弁漏れですけれども、平成14年度の支出でございますが、これは、在来線須賀川南用地費で1,416万1,379円を計上したものであります。
以上です。
○委員長(桐生傳一) いいですか。
◆委員(生田目進) ありがとうございました。
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、158ページ中段から161ページ中段までの2款1項7目支所及び出張所費、8目公平委員会費、9目交通安全対策費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、160ページ中段から161ページまでの2款1項10目空港対策費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、162ページから163ページまでの2款1項11目コミュニティプラザ費、12目外部監査費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、162ページ下段から169ページ上段までの2款1項13目諸費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(塩田邦平) 165ページ、防犯灯についてお伺いさせていただきます。
中段になりますが、15節の工事請負費、防犯灯新設工事ということでございますが、内容等について御説明いただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 工事請負費562万8,000円でございますけれども、平成16年度は2回の工事に分けて実施しました。1回目が74基を設置しまして、第2回目が35基設置いたしまして、合計で109基設置したものでございます。
◆委員(塩田邦平) 要望が多分にあろうかと思うんですが、今の数字で要望を満たしておられたかどうかについて、設置の数について再度お伺いいたしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 申請件数ということかと思いますけれども、申請件数でございますが、平成16年度第1回目の申請件数は332件中、74基の設置計画となっておりますが、これについては防犯関係でいろいろ話題になったものですから、学校関係の方からこういうことが上がってきた。学校から上がってきたものもあるんですけれども、相当ついている箇所への申請が多かったというようなことで、基準に合っているものについては、すべて設置したものでございます。その関係で332基の申請中、74基となっております。
後期分の第2回目は、62基の申請がありましたけれども、その中で設置したものは35基というようなことになっております。
以上です。
◆委員(塩田邦平) 幾つかはなかなか、要望があっても置かれないところもありますし、また、それについても予算等々の部分もございましょうから当然だと思いますが、今後とも積極的に推進していただくように要望しておきます。
以上です。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(橋本健二) 167ページの下段の方の生活バス路線維持対策補助金4,000万何がしかについてでありますが、説明資料を読みますと、24路線のためにこのお金が使われたということがあるわけですが、4,000万円かけてどれだけの人たちの足を確保されたのか、この実績について平成16年度でお答えいただきたい。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 実際の運行した人数についての把握はできません。これは福島県庁の方でもできないということで、国土交通省からの指示で年4回の乗降調査、それで乗車密度を算定して、その中でどれだけの利用頻度かというような算定の内容になってございます。
◆委員(橋本健二) そうすると、利用頻度はどのぐらいあったのかということの結果は出ているわけですね。
それから、大半がこの24路線は大体須賀川市街地に集中するような路線だと理解しているわけですけれども、例えば、一番遠い路線からお乗りになって市街地まで行った場合の利用料金は幾らになっているか御存じですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 運賃につきまして、今現在800円で打ちどめというような内容になっております。
◆委員(橋本健二) 平成16年度もそうした形で4,000万円支出されて、市民の利便を確保するための努力がされていることは理解するわけですが、市民の利便性を図るということになれば、別な交通手段を確保して市民に対する利便性を確保するということが必要な時期ではないかと思うんです。平成16年度の実績を考えてみて、そういった考え方があるのかについてお伺いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) 再々質疑に対し、答弁を求めます。
◎生活課長(阿部泰司) 平成17年度におきまして、地域住民全員ではないですけれども、その中でアンケートを今現在実施しているところでございます。どのような形での乗車必要性といいますか、バスの利用性といいますか、そういうようなものを現在アンケートしておりまして、それを本年度中に分析し、そして、今後は新しいシステムの事業化に向けての可能性調査について来年度は行って、その後、新システムの運行について検討していきたいと考えてございます。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
当局説明者入れかえのため、しばらくそのままお待ちください。
次に、168ページから173ページ中段までの2款2項徴税費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(鈴木正勝) 徴税費の中で聞いていいかと思うんですが、歳入の方の21款諸収入、107ページなんですが、2の加算金及び過料の中で、この不納欠損額と収入未済額についてでありますが、当初予算でいきますと存目計上になっておりまして、市税の申告及び過小申告加算金ということになっておりますが、ここに出てきた内容についてちょっとお伺いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼収納課長(近内和彦) すみません、もう一度ページと内容をお願いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) 再度質問してください。
◆委員(鈴木正勝) 繰り返しますと、歳入の107ページの諸収入、2、加算金及び過料の中の不納欠損額と収入未済額の内容。
○委員長(桐生傳一) ただいまの改めての質問に対し、答弁を求めます。
◎参事兼収納課長(近内和彦) 不申告加算金の中心的な中身、これは平成に入ってからになると思いますが、土地を動かしたときの特別土地保有税関係が、期日までに土地を動かしたものの報告をしなければならないという決まりが当時ございまして、その期日が過ぎた場合に、申告日を過ぎた場合に不申告加算金という形になっておりました。したがいまして、これは特別土地保有税と連動した形での不申告加算金になっております。
欠損額が1つ出ておりますけれども、それ以降、現在は特別土地保有税の課税というものがございませんので、過去にさかのぼった形での調定額になっておりまして、欠損額については、平成16年度1件だけ欠損をかけておりますので、特別土地保有税と不申告加算金の欠損額が出てきた、こういう形になっております。
◆委員(鈴木正勝) 不納欠損額については一応わかりました。収入未済額は今770万円あるんですが、これについての今後の見込みについて、もしわかれば。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼収納課長(近内和彦) 今になると大変難しいとは思っております。当時の法律ができたときの土地を動かしていたバブルの前のお話なものですから、今になってちょっと、企業の動きがほとんどない、不動産の取引もない、こういう中で動いていますので、いつごろまでにこのお金が入るかという見通しについては、非常に厳しいと思っています。ただ、物が土地でございますので、そのまま債権としては存在していると理解しております。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(森新男) 171ページですが、下段にあります14節使用料及び賃借料の中の(3)収納及び過誤納金等還付事務費2,656万4,920円とあるわけですが、ここに書いてありますように、当然、収納や納付について間違いがあって、それについての還付事務費だということでしょうけれども、かなり大きい金額なわけですが、これらの内容について御説明をお願いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼収納課長(近内和彦) 過誤納還付金の中身でございますけれども、午前中もちょっと申し上げましたが、法人市民税、中間申告をした上で2分の1納入している、こういうことは1つお話いたしました。その関係で、あと、最終的に確定申告という形でやるものですから、先ほど、経済的に言うと好転はしていないと私が答弁したと同じで、予定納税したよりも、そういった意味では確定の額が少なかった、こういう状況が非常に出まして、一番多く過誤納還付金を出しているのが法人市民税でございます。これが合計1,400万円ほどお返ししている、こういう格好になっております。次に、固定資産税が800万円、あと市県民税で190万円です。トータルで、税のほかに、日にちが過ぎた場合に還付加算金というものをつけておりますので、これは税の滞納の延滞金と同じですので、お返しするような格好になっていますので、それもあわせてつけますと大体2,400万円、こういう数字になっております。
以上です。
◆委員(森新男) そうすると、今言われた数字のトータルがここに出てきている数字だということですね。
◎参事兼収納課長(近内和彦) そうです。
◆委員(森新男) 私が今聞いたのは、還付事務費となっていたものですから、還付するために係る事務経費かととったもので聞いたわけです。こういう表現で間違いはないんでしょうか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼収納課長(近内和彦) 大きな見出し的に言うとそういう表現になっておりますけれども、中身的には、私の申し上げた金額が主な内容になります。
◆委員(森新男) 今説明を聞きましたから、それは私はわかります。こういう表現の仕方で誤解を受けないんですかということを私は聞いているから、これを今後改めるとか、ちょっと検討するということがあるのか、ないのかということも含めて答弁するのが答弁じゃないですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、はっきりした答弁を求めます。
◎参事兼収納課長(近内和彦) すみません、171ページの次の173ページにその説明が続いてなっておりますので、そういうことで御理解いただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◆委員(橋本健二) 徴税の部分で、関係でお聞きしたいんですけれども、例えば、税を課すのにいろいろ調査される、評価をされる人が必要なわけでして、歳入の項目の中にも関連するわけですが、土地評価精通者という者がいまして、市の方に謝礼が入ってくることになっているんですね。この土地評価精通者という人たちの職務の内容、土地とか、さまざまな税を賦課するために評価する際に、多分、意見を述べる人たちと理解するわけですが、この作業を行う人たちの職務内容と、当市におけるそういう精通者に登録されている人たちは何人いらっしゃるのか、教えていただきたい。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼税務課長(山本久夫) ただいまの御質問ですが、公的に、いわゆる市では土地取引精通者という方々を委嘱しているということはございません。
◆委員(橋本健二) それでは、歳入の部の諸収入の113ページに戻っていただきたいんですけれども、この中で土地評価精通者謝礼として11万9,480円が入っているわけです。いないということになれば、この収入はどうなるのかということなんですけれども、その関連をちょっと教えていただきたいんです。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼税務課長(山本久夫) ただいまの件は、税務署からの依頼によって、市の人間が、いわゆる土地の価格の問題であるとか、そういうものを報告しています。それに対する謝礼であります。
なお、詳しくは、後ほどお答え申し上げたいと思いますので、しばらくお待ち願えればと思っています。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
暫時休憩いたします。
午後2時05分 休憩
───────────────────────────────────────
午後2時16分 再開
○委員長(桐生傳一) 休憩前に復し、会議を再開します。
決算審査を続行いたします。
先ほどの橋本委員の質疑に対して、保留しておりました答弁をお願いいたします。
◎参事兼税務課長(山本久夫) 諸収入の金額11万9,480円については、税務署からの照会に対して報告している謝礼であります。この照会については毎年ございまして、1年当たり約50カ所の回答をしているところであります。
以上であります。
◆委員(橋本健二) ですから、先ほどから聞いているのは、いわゆる資格も必要なのかどうかということで、職務内容として聞いているわけです。というのは、個人の財産にかかわる問題について意見を述べられることですので、非常に大事な職務だろうと私は理解するんです。とすると、市が税務署の方からそういう形で問い合わせ、照会があった場合にお答えをする、こういうことになりますと、やはり一定の経験を有したりしないと十分な答えにならないのではないかと思うんです。ただ単に、農業委員会に所属しているから、それで答えになるということではないと思うんです。ですから、職務内容とその作業をする人たちがどのぐらいいるのかということを先ほどから聞いているわけですけれども、この人数についてはお答えいただけないので、その辺をお願いしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼税務課長(山本久夫) このいわゆる回答につきましては、税務課職員がやっております。
以上です。
○委員長(桐生傳一) 次に、172ページ中段から175ページ下段までの2款3項戸籍住民基本台帳費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、174ページ下段から183ページ上段までの2款4項選挙費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(橋本健二) この選挙費で179ページになるわけですが、これは前後するわけですけれども、市長選挙で123万円、県知事選挙で152万円、参議院選挙で185万円、この数値は、いわゆる公営ポスター掲示場の設置・撤去の業務委託料であります。この年には3つの選挙が行われていて、それぞれ今挙げた数値がこの委託料として支出されているわけです。この3つの選挙いずれも市内の業者だったのか、市外の業者だったのか。市外の業者だった場合には、なぜ市内の業者が受注できないのか、その理由についてお答えいただきたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎選挙管理委員会事務局長(深沢和夫) お尋ねの公営ポスター掲示場、今お尋ねのように、選挙が2つございました。
(「3つです」と呼ぶ者あり)
◎選挙管理委員会事務局長(深沢和夫) 市長選、参議院、ダブル選挙になりまして、この掲示場の発注につきましては、お尋ねのように、あわせた発注の方法で、市内280カ所に設置することで計画いたしました。
これの設置の内容でありますが、仕様書でありますが、従来までのリサイクルできる内容で進めておりまして、これを全国的に使っております。御承知のとおり、今、地球環境に優しいやり方ということで本市も使っております。この仕様につきまして対応できる業者につきましてそれぞれ精査をさせていただきましたところ、お尋ねのとおり、取り扱っている業者の中でやらせていただいたということでございます。
(「市外でしょう」と呼ぶ者あり)
◎選挙管理委員会事務局長(深沢和夫) 市内は1社、市外が3社でございます。
◆委員(橋本健二) ほとんどこれまで、平成16年度は1社が市内の業者が入られたということでありますけれども、ずっと見ていますと、市外の業者がほとんどこれを受注されているわけですね。それはなぜかといいますと、今言われたように仕様書の問題があるわけです。つまりリサイクル用品でなければいけない、いわゆる土に戻せるようなものでなくてはいけない。しかし、私は、公営ポスター掲示場はたかだか半月ぐらいの、長くても20日そこらですよね。そのときにリサイクルできるものでなければならないという理由は、公営ポスターにないのではないかと思うんです。そして、ほかの市町村を見ても、通常の合板ベニヤを使って公営ポスター掲示場をつくられるところがたくさんあるわけです。ところが、須賀川市だけは、なぜか須賀川市内に8つの看板業者の人たちがいるわけですけれども、いずれもこの仕様書のおかげで入れないということなわけです。
ですから、たまたま平成16年度は1社が入ったということを聞いているわけですけれども、それも、この仕様書のものでなければ、その業者はできないということなので、郡山市まで行って、この掲示板仕様書に合った掲示板を買ってきてつけられた、こういうことなわけです。
平成16年度の、この仕様書にこだわる理由は一体何だったのか。それから、市内の業者が、もしそういった仕様書が係るのであれば、そっちから買ってでもやらなければならない根拠というものは、そのリサイクルだけで片づけていいものなのかどうなのか、その辺についての、平成16年度3回も選挙があったわけですけれども、かなりの金が使われているわけですが、市内の業者には落ちなかった。やはりリサイクル用品の方に固執する理由というのは何かあるんですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、答弁を求めます。
◎選挙管理委員会事務局長(深沢和夫) ただいまお尋ねのボードの仕様につきましては、平成16年度だけ実施したわけではございません。従来、市が進めております地球環境に優しい市政運営の中で、一貫的にこの仕様に当たってきました。
なお、この仕様につきましては、須賀川市ばかりではなくて、例えば昨年の例ですと、ほとんどリサイクルのできるものに全国各市が取り組んでおります。特に今回須賀川市が取り組みましたそのボードにつきましても、福島県内ではほとんどの市が使用しております。したがいまして、須賀川市のみが固執してやっているわけではございません。特に、リサイクルの品物につきましても何種類かございます。何種類かありますし、中で一番使いやすいもの、例えば表面的な問題であるとか、仕様の問題、それから最終的な処分の問題、そういったものを総合的に判断いたしまして、この品物を私どもで選んでおります。
なお、それらの日進月歩、技術的な進歩がございますので、今後いろいろな面で技術革新があれば、そういったものも逐次検討していきたいと思っておりますが、今現在では、そのような形で選ばせていただきたいと思います。
◆委員(橋本健二) 平成16年度の実績が先ほど言った金額になっているわけですので、いわゆるリサイクルできる用品でなければだめだ、そのことが市外の業者に発注する大きな理由になっているとすれば、その用品を買ってでも市内の業者に発注できるような仕組みに変えていけばいいと思うんですよ。でなければ、市内の業者の人たちが、毎回市外の業者にとられている姿を見ているわけです。これはやっぱり改めるべきではないかと思うんです。地球に優しいと言いますけれども、もう少し市民に優しい方が大事な問題ではないかと私は思うんです。そういう点では、平成16年度の実績から見れば、地球よりも、やっぱり市民に優しい、そういう方向に考えを改めるきっかけになったのではないかと思っているものですから、その辺についての考え方を聞かせてください。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎選挙管理委員会事務局長(深沢和夫) 選択肢としましてはいろいろな資材を選ぶこと、御意見のとおりだと思いますので、今後ともいろいろな方面から検討するということで、御理解いただきたい。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、182ページから187ページ上段までの2款5項統計調査費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、186ページから187ページまでの2款6項監査委員費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
当局説明者入れかえのため、しばらくそのままお待ちください。
次に、188ページから199ページまでの3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(蕪木政寿) 197ページの13節委託料、民生児童委員事務委託料について、この内訳をお聞かせください。お願いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎社会福祉課長(本多道雄) 民生委員事務委託料でございますが、これは、民生委員が調査活動するための委託料でございます。方部会長が7名おりまして年間3万4,000円で23万8,000円、それから、方部副会長が7人いて、年間3万2,000円で22万4,000円、その他民生児童委員99名おりまして、年間3万円で297万円。その合計が343万2,000円でございます。
◆委員(蕪木政寿) その民生委員の方、また児童福祉に携わる方々の人数というものは、現在と以前とどのぐらいの、同じですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎社会福祉課長(本多道雄) 合併前と合併後ということでございましょうか。
◆委員(蕪木政寿) そうです。
◎社会福祉課長(本多道雄) 合併前は113名おりました。合併後は150名になってございます。
◆委員(蕪木政寿) 平成16年度、また15年度、14年度、13年度、そういった、5年前の時期と現在との人数の移り変わりはあるのでしょうか、ないのでしょうか。
◎社会福祉課長(本多道雄) 合併前の人数は変わりございません。
(蕪木委員「ずっと変わらないんですか」と呼ぶ)
○委員長(桐生傳一) 蕪木委員、指名になってから言ってください。もう一回言ってください。
◆委員(蕪木政寿) 5年前、また10年前と比べて、現在の民生委員、平成16年、だから、平成10年と16年度と比べて人数がふえているのか、減っているのか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎社会福祉課長(本多道雄) 10年前、5年前、データはございませんが、地区の見直しをしまして、人口が非常にふえているというところは、そのときそのときで県にお願いしまして増員して113名になっているわけでございます。
◆委員(蕪木政寿) ありがとうございました。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、198ページ最下段から205ページ中段までの3款1項2目社会福祉施設費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、204ページ中段から215ページ中段までの3款1項3目老人福祉費に入ります。
質疑ありませんか。
◆委員(市村喜雄) 207ページの家事援助サービスの中の配食サービス事業委託料ですけれども、これは利用実数で102名、この1回に係る配送費は幾らでこれだけ積算しているのでしょうか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) 配食サービスの配達料でございますが、1回当たり、税込みで157円お支払いしております。
以上です。
◆委員(市村喜雄) これは県支出金も出ておりますけれども、県の助成は何割程度の助成になるんですか。その事業に対してなのか、どういう割合なのかを教えてください。
○委員長(桐生傳一) 再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) 県補助金につきましては141万3,000円出ておるわけでございますが、こちらにつきましては4分の3でございます。
以上でございます。
◆委員(市村喜雄) 何に対して4分の3ですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) ただいまの1件当たりの配達料がございましたが、これに延べ掛けまして総事業費が出ます。188万5,413円という数字でございますが、それに対するものでございます。
◆委員(市村喜雄) それは、配送費に対しての4分の3の補助率ということでいいんですね。
○委員長(桐生傳一) 当局の答弁を求めます。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) 配送料でございます。
◆委員(市村喜雄) そうすると、現在は多分350円で配送料を設定していると思うんですが、これも県の方から4分の3の補助が来るんですか。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) ただいま、弁当代1つにつきまして390円ちょうだいしているわけですが……。
(市村委員「配送料」と呼ぶ)
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) 配送料は、先ほど申し上げましたが157円でございます。これにつきましての補助でございます。
◆委員(市村喜雄) 質問に対して答えていないでしょう。現在も配送料は157円でやっているんですか。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) 平成17年度につきましては、資料が手持ちにございませんので、後ほどお答え申し上げさせていただきたいと存じます。
○委員長(桐生傳一) じゃ、調べてきてください。
あと、ほかにありませんか。
◆委員(生田目進) 207ページの単位老人クラブ活動費補助金なんですが、市内の老人クラブ何カ所ぐらいあって、1老人クラブあたりどのぐらいの金額が補助になっているのか、ちょっとお尋ねしたいと思います。
○委員長(桐生傳一) ただいまの生田目委員の質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) 市内62団体でございます。1団体5万7,600円になりまして、357万1,200円の事業となってございます。
◆委員(生田目進) 実は、なぜお伺いしたかと申しますと、高齢者サロン事業がございますよね。高齢者サロン事業とこの老人クラブの事業がラップする部分がありまして、新市においては、高齢者サロンの方は20万円なり30万円の補助があります。そうすると、そこに老人クラブと高齢者サロンとの間でひずみといいますか、ぎくしゃくしている部分があるんですよね。だから、そういう事例などは、その62団体と、あと高齢者サロンの実施する事業が今何カ所あるのか。
あと、そういう事例があるのか、ないのか、ちょっとお伺いしたいんです。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) 高齢者サロン事業につきましては、平成16年度におきましては30団体でございます。こちらは、ただいま同じようなことがあるのではないかというお話でございますが、高齢者サロン事業におきましては、地域的にとらえているところがございまして、例えば単位老人クラブ2つが一緒に高齢者サロン事業に申し込んでおるとか、それから、1地域包含しましてサロン事業を実施しているとかしてございます。
質問ありましたとおり、こちらは18万円の補助金がございまして、その辺の工夫についての違いはございます。
以上でございます。
◆委員(生田目進) 金額の違いも今の話でわかったんですが、ただ、現場におりると、高齢者サロンの方は、例えば、今お話のように18万円の補助があるので、極端な話ですよ、その団体は18万円の年間予算で事業計画を立てる。ところが、老人クラブの方は、同じく、例えば18万円の事業費で予算を立てたとしても5万6,000何がしの補助ですよということになると、老人クラブの方は、そこで持ち出し分が出るわけね。そうすると、そこで老人クラブの方に入らないで、高齢者サロンの方に入った方が、自己負担なしで似たような事業をやっていらっしゃるという部分があるので、そういうトラブルみたいなものは現在掌握されているか、もしあればですよ。なければないでいいんですよ。その辺、ちょっとお伺いします。
○委員長(桐生傳一) ただいまの再々質疑に対し、当局の答弁を求めます。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) ただいまの御質問に関しますようなトラブルは、今のところは聞いてございません。
○委員長(桐生傳一) ほかにありませんか。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) 先ほど市村委員さんの平成17年度につきまして御質問がございました。平成17年度は300円になっております。これに消費税を加えておりまして315円の配達費でございます。
◆委員(市村喜雄) それも、その315円も同じように県支出金が4分の3出るんですかと聞いたんです。
◎参事兼高齢福祉課長(小林良一) はい、こちらも4分の3ということでとらえております。
○委員長(桐生傳一) 次に、214ページ中段から217ページ中段までの3款1項4目国民年金費、5目国民健康保険事業費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、216ページ中段から219ページ中段までの3款1項6目老人保健医療費、7目介護保険事業費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、218ページ中段から225ページ上段までの3款2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、2目児童措置費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、224ページから231ページ中段までの3款2項3目保育所及び母子生活支援施設費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、230ページ中段から237ページまでの3款2項4目児童福祉施設費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、238ページから239ページ中段までの3款2項5目母子福祉費、6目乳幼児医療給付金に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
次に、238ページ下段から241ページまでの3款3項生活保護費、4項災害救助費に入ります。
質疑ありませんか。
(「なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) なければ、次に進みます。
この際、お諮りいたします。
本日の会議はこの程度にとどめ、延会したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○委員長(桐生傳一) 御異議なしと認めます。
よって、延会することに決しました。
本日はこれにて延会いたします。御苦労さまでした。
午後2時44分 延会
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