白河市議会 > 2020-12-18 >
12月18日-05号

  • "縄田角郎総務常任委員長"(/)
ツイート シェア
  1. 白河市議会 2020-12-18
    12月18日-05号


    取得元: 白河市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-23
    令和 2年 12月 定例会          12月白河市議会定例会会議録 第5号---------------------------------------             令和2年12月18日 (金曜日)---------------------------------------議事日程 第5号         令和2年12月18日(金曜日) 午前10時00分開議第1 議案第113号 福島県市民交通災害共済組合規約の変更について第2 議案第105号 白河保育園条例の一部を改正する条例第3 議案第112号 白河総合運動公園及び白河市しらさかの森スポーツ公園指定管理者の指定について第4 議案第115号 令和2年度白河介護保険特別会計補正予算(第3号)第5 議案第106号 白河市旧脇本陣柳屋旅館建造物群条例の一部を改正する条例第6 議案第111号 白河中心市街地市民交流センター及び旧脇本陣柳屋旅館建造物群指定管理者の指定について第7 議案第116号 令和2年度白河水道事業会計補正予算(第2号)第8 議案第117号 令和2年度白河下水道事業会計補正予算(第2号)第9 議案第103号 白河長期継続契約を締結することができる契約に関する条例の一部を改正する条例第10 議案第104号 白河税特別措置条例の一部を改正する条例第11 議案第107号 本庁舎耐震補強及び大規模改修建築工事請負契約の一部変更について第12 議案第108号 本庁舎耐震補強及び大規模改修電気設備工事請負契約の一部変更について第13 議案第109号 本庁舎耐震補強及び大規模改修暖冷房衛生設備工事請負契約の一部変更について第14 議案第110号 動産の取得について第15 議案第114号 令和2年度白河一般会計補正予算(第7号)第16 請願第5号 「国の制度として『20人程度学級』を展望した少人数学級の実現を要望する意見書」の送付を求める請願第17 陳情第3号 白河市立公立小中学校給食費を無料にすることを求める陳情第18 委員会の閉会中継続審査・調査第19 議案第118号 白河教育委員会委員の任命について第20 議案第119号 白河公平委員会委員の選任について第21 議案第120号 白河固定資産評価審査委員会委員の選任について第22 議案第121号 白河固定資産評価審査委員会委員の選任について第23 議案第122号 白河固定資産評価審査委員会委員の選任について第24 議案第123号 白河固定資産評価審査委員会委員の選任について第25 議案第124号 白河固定資産評価審査委員会委員の選任について---------------------------------------◯本日の会議に付した案件 議事日程第5号のとおり---------------------------------------◯出席議員 (24名)    1番 大木絵理     2番 吉見優一郎    3番 鈴木裕哉    4番 高畠 裕     5番 戸倉宏一     6番 荒井寿夫    7番 根本建一     8番 室井伸一     9番 緑川摂生   10番 柴原隆夫    11番 北野唯道    12番 水野谷正則   13番 佐川京子    14番 藤田文夫    15番 大花 務   16番 縄田角郎    17番 石名国光    18番 高橋光雄   19番 大竹功一    20番 筒井孝充    21番 山口耕治   22番 須藤博之    23番 深谷 弘    24番 菅原修一---------------------------------------◯説明のため出席した者   市長 鈴木和夫           副市長 圓谷光昭   市長公室長 鈴石敏明        総務部長 鈴木 正   市民生活部長 邊見正則       保健福祉部長 伊藤公一   産業部長 井上賢二         建設部長 鈴木由起彦   建設部文化財担当理事 鈴木 功   表郷庁舎振興事務所長 角田喜一   東庁舎振興事務所長 秦 啓太    会計管理者 森 正樹   水道部長 山崎 聡         参事兼総務課長 佐藤 伸   教育長 芳賀祐司          教育委員 北條睦子   選挙管理委員長 大浜幹雄      農業委員会長職務代理者 深谷宏光---------------------------------------◯事務局職員出席者   事務局長 齋藤 稔         事務局次長 佐川一広   事務局次長補佐庶務調査係長 星 嘉一   事務局次長補佐議事係長 鈴木雄二---------------------------------------     午前10時00分開議 ○菅原修一議長 おはようございます。定足数に達していますので、ただいまから会議を開きます。 日程に先立ち、去る12月11日の柴原隆夫議員一般質問中、私の発言について誤解を招くことになりましたので、申し訳ございませんが、この発言を取り消させていただきます。 なお、さきの一般質問議事進行に際して御迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。---------------------------------------日程第1 ○菅原修一議長 日程第1を議題とします。 委員長報告を求めます。 藤田市民産業常任委員長。     〔藤田文夫市民産業常任委員長 登壇〕 ◆藤田文夫市民産業常任委員長 おはようございます。 御報告を申し上げます。 本委員会は、去る12月16日に委員会を開き、付託案件審査を行いました。 その審査経過の結果について御報告いたします。 議案第113号については、採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 討論の通告はありません。 これより採決します。 議案第113号に対する委員長報告は可決であります。 本案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。---------------------------------------日程第2~日程第4 ○菅原修一議長 日程第2から日程第4までの3案を一括して議題とします。 委員長報告を求めます。 佐川教育福祉常任委員長。     〔佐川京子教育福祉常任委員長 登壇〕 ◆佐川京子教育福祉常任委員長 おはようございます。 御報告申し上げます。 本委員会は、去る12月16日に委員会を開き、付託案件審査を行いました。 その審査経過の概要と結果について御報告いたします。 初めに、議案第105号については、現在建設中のひがし保育園の完成後の入園定員について質疑があり、増加になる入園定員は建設中の床面積などから算出したもので、年齢ごと増員人数については、入園の申込みを受け、その後の入園調整の結果により決定するため、現時点では園全体として5名の定員増加になるとの答弁がありました。 質疑終了後、採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第112号及び第115号については、採決の結果、全会一致でいずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 討論の通告はありません。 これより採決します。 議案第105号、第112号及び第115号の3案を一括して採決します。 3案に対する委員長報告はいずれも可決であります。 3案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、3案はいずれも原案のとおり可決されました。---------------------------------------日程第5~日程第8 ○菅原修一議長 日程第5から日程第8までの4案を一括して議題とします。 委員長報告を求めます。 大花建設水道常任委員長。     〔大花務建設水道常任委員長 登壇〕 ◆大花務建設水道常任委員長 御報告を申し上げます。 本委員会は、去る12月16日に委員会を開き、付託案件審査を行いました。 その審査経過の概要と結果について御報告をいたします。 初めに、議案第106号について、採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第111号については、指定管理者指定期間、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間の経費について質疑があり、およそ年間3800万円、総額1億9000万円程度を見込んでいるとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第116号及び第117号の2案については、採決の結果、いずれも全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 討論の通告はありません。 これより採決します。 議案第106号、第111号、第116号及び第117号の4案を一括して採決します。 4案に対する委員長報告はいずれも可決であります。 4案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、4案はいずれも原案のとおり可決されました。---------------------------------------日程第9~日程第14 ○菅原修一議長 日程第9から日程第14までの6案を一括して議題とします。 委員長報告を求めます。 縄田総務常任委員長。     〔縄田角郎総務常任委員長 登壇〕 ◆縄田角郎総務常任委員長 おはようございます。 御報告を申し上げます。 本委員会は、去る12月16日に委員会を開き、付託案件審査を行いました。 その審査の経過の概要と結果について御報告いたします。 まず初めに、議案第103号及び第104号については、採決の結果、いずれも全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第107号については、本庁舎耐震補強及び大規模改修建築工事請負契約の一部変更に係る増額の内訳と建築工事進捗状況について質疑があり、ひび割れ補修及び防水形外壁塗装への仕様変更で2204万5800円の増額、サッシ改修等で394万5000円の増額、総額として2599万800円の増額である。また、建築工事としては、12月10日現在で91%程度の進捗であるとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致原案のとおり同意すべきものと決しました。 次に、議案第108号から第110号については、採決の結果、いずれも全会一致原案のとおり同意すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 討論の通告はありません。 これより採決します。 議案第103号、第104号及び第107号から第110号までの6案を一括して採決します。 6案に対する委員長報告はいずれも可決、または同意であります。 6案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、6案はいずれも原案のとおり可決、または同意されました。---------------------------------------日程第15 ○菅原修一議長 日程第15を議題とします。 委員長報告を求めます。 藤田市民産業常任委員長。     〔藤田文夫市民産業常任委員長 登壇〕 ◆藤田文夫市民産業常任委員長 御報告を申し上げます。 議案第114号中、本委員会に付託された部分について申し上げます。 初めに、産業部所管では、農業振興費産地生産基盤パワーアップ事業産地パワーアップ計画と補助の具体的な内容について質疑があり、表郷地域キュウリ農家パイプハウス施設を整備し、栽培面積を0.03ヘクタールから0.14ヘクタールに拡大しようとするもので、対象事業費の2分の1を県が、10分の1を市が補助するものであるとの答弁がありました。 次に、市民生活部所管では、戸籍住民基本台帳費社会保障税番号制度導入事業で、マイナンバーカードの本市での交付枚数は12月6日現在1万1532枚で普及率19%、国が23%とのことであるが、この普及率を見ると、マイナンバーカードメリット市民に認識されていないのではないかとの質疑があり、普及率が飛躍的に伸びないのはメリットが見いだせない市民がいると認識している。本市では広報紙やホームページを活用し、継続的にPRを行ってきているが、マイナンバーカードの普及は国のデジタル社会推進の第一歩でもあることから、今後予定されている免許証保険証との共通化やマイナポイントなど、国の普及施策と歩調を合わせて、市においても加入率をさらに高めていきたいとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 佐川教育福祉常任委員長。     〔佐川京子教育福祉常任委員長 登壇〕 ◆佐川京子教育福祉常任委員長 御報告申し上げます。 議案第114号中、本委員会に付託された部分について申し上げます。 初めに、保健福祉部所管放課後児童クラブ運営費で、民間事業者運営主体となり、補助金の対象になる施設の概要について質疑があり、高山西地内において来年1月からの利用開始を予定している施設は定員が40名で、入会を見込んでいる学区はみさか小学校白河第二小学校の児童としている。現在、両校の公設児童クラブでは3年生まで入会しているため、4年生から6年生の高学年を対象としているとの答弁がありました。 次に、教育委員会所管では、多子世帯給食費助成金対象人数及びその小学校中学校の内訳について質疑があり、本年12月7日現在の多子世帯給食費助成金の対象となる第3子以降の人数は325人、内訳として小学校293人、中学校32人との答弁がありました。 採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 大花建設水道常任委員長。     〔大花務建設水道常任委員長 登壇〕 ◆大花務建設水道常任委員長 御報告を申し上げます。 議案第114号中、本委員会に付託された部分について申し上げます。 社会資本整備総合交付金の減額に伴い、予定していた事業が翌年度以降に先送りになることについての質疑があり、あらゆる機会を捉えて国へ予算を要求し、事業の推進に努めるとの答弁がありました。また、omocha(おもちゃ)フリマ事業中止の理由について質疑があり、この事業は、子育て世代対面形式で実施し、情報交流を行い、町なかへにぎわいを創出することが目的であったが、感染症の影響により中止したとの答弁がありました。 採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 縄田総務常任委員長。     〔縄田角郎総務常任委員長 登壇〕 ◆縄田角郎総務常任委員長 報告を申し上げます。 議案第114号中、本委員会に付託された部分については、採決の結果、全会一致原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 討論の通告はありません。 これより採決します。 議案第114号に対する委員長報告はいずれも可決であります。 本案を委員長報告のとおり決定することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。---------------------------------------日程第16 ○菅原修一議長 日程第16を議題とします。 委員長報告を求めます。 石名議会運営委員長。     〔石名国光議会運営委員長 登壇〕 ◆石名国光議会運営委員長 おはようございます。 御報告を申し上げます。 本委員会は、去る12月15日に委員会を開き、付託案件審査を行いました。 その審査経過の概要と結果について御報告いたします。 本請願は、国の制度として20人程度学級を展望した少人数学級の実現を要望し、関係機関に対して意見書の提出を求めるものであります。 各委員からは、国際的にも30人学級が適切な人数児童生徒数が少な過ぎると学校の運営上、問題が出るため、不採択とすべきであるとの意見がありました。 採決の結果、不採択とすべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。 深谷弘議員。 ◆深谷弘議員 おはようございます。 それでは、請願第5号「国の制度として『20人程度学級』を展望した少人数学級の実現を要望する意見書」の送付を求める請願に対し、賛成の立場から討論を行います。 本請願は、コロナ禍の中、いわゆる3密を避けるために実施された分散登校時差登校、また、おおよそ20人以下の授業体験を通し、子供たち教職員から、さらに、保護者からも肯定的な声が多く上がっていることを紹介し、少人数学級の授業、学校規模の縮小などが必要であり、そのためには20人程度学級を展望した少人数学級への前進が求められていると指摘しています。 また、この間、福島県をはじめ全国多くの自治体では独自に少人数学級が導入されてきました。しかし、国の学級編成基準は、小学1年生だけが35人学級で、小学校2年生から中学3年生までは1学級40人が基準となっております。ただし、小学校2年生は、基礎定数とは別に教師を追加で配置する加配によって35人学級となっております。 自治体独自の少人数学級導入には、独自の財政措置財政負担)が必要となっており、国の責任において少人数学級を実現することが強く求められております。 40年間変わらなかった公立小中学校の40人学級編成。世界的にも遅れた基準の見直しへ向け、急展開が起きております。11月13日、衆議院文部科学委員会、少人数学級早期実現を迫った日本共産党畑野議員萩生田光一文部科学大臣が「不退転の決意で臨みたい。勇気をもらった」と答弁をいたしました。その背景にあるのは世論と運動の急速な高まりであります。 本請願が指摘しているように、コロナ禍の下で教室での社会的距離の確保や一人一人に向き合う教育の必要性を多くの人が実感いたしました。「子供たちのためにも、先生のためにも少人数学級を」と教育研究者有志が始めた署名は約4か月で18万人に賛同が広がりました。500を超える自治体意見書を採択し、全国知事会校長会も少人数学級の実現を政府に要望しております。 12月16日の新聞報道で「公立小学校、全学年35人学級に 5年で実施、標準法改正へ」という記事が載りました。その内容は、「公立小中学校の少人数学級化を巡り、政府は16日、小学校の1学級当たり上限人数を引き下げ、全学年で35人とする方針を固めた。2021年度から5年かけ、学年ごとに段階的に実施する。関係者への取材で分かった。麻生財務大臣萩生田文部科学大臣が17日に来年度予算案について折衝し、正式決定する。一律の引下げは約40年ぶりで、文科省は来年の通常国会上限人数を定めた義務教育標準法改正案を提出する」という記事でありました。 今お聞きになって分かりますとおり、本請願はこうした政府が少人数学級に足を踏み出したその瞬間に提出をされております。議会としては、この政府の方針を後押しする意味でも本請願を採択し、意見書を提出することが求められていると思います。議員の皆さんの賛同をお願いし、私の討論を終わります。 ○菅原修一議長 室井伸一議員。 ◆室井伸一議員 おはようございます。 請願第5号「国の制度として『20人程度学級』を展望した少人数学級の実現を要望する意見書」の送付を求める請願について、不採択の立場から討論いたします。 現在、小中学校学級編成は40人が標準となっており、教職員の定数もこれに準じて決まる仕組みになっています。このため、少子化児童生徒数が減少した場合は、クラス数を減らすことで対応をしています。 ただ、子供たち一人一人は、性格も異なれば学力にも差があります。また、いじめや不登校といった様々な問題を抱える子供たちに細かく目配りをしなくてはなりません。こうした背景から、40人学級では対応が困難との声が教育関係者から出ている状況にあります。 経済協力開発機構、いわゆるOECD加盟国の大半は1学級当たり児童生徒数は30人以下であります。少人数学級の実現には、教職員の増加が必要になりますが、少子化を踏まえて計画的に教職員定数を改善すれば、新たに大量採用しなくても30人以下の少人数学級を実施することは十分に可能と見られています。 このことを踏まえ、まずは30人以下学級の実現に向けて取り組むことが先決であると考えます。請願では、20人程度学級としていますが、全国的に30人以下学級の体制が整ってから改めて議論すべきものであると申し上げ、請願第5号「国の制度として『20人程度学級』を展望した少人数学級の実現を要望する意見書」の送付を求める請願の不採択討論といたします。議員の皆様の御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○菅原修一議長 これにて討論を終了します。 請願第5号に対する委員長報告は不採択であります。 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○菅原修一議長 起立少数であります。よって、本請願は不採択とすることに決定しました。---------------------------------------日程第17 ○菅原修一議長 日程第17を議題とします。 委員長報告を求めます。 佐川教育福祉常任委員長。     〔佐川京子教育福祉常任委員長 登壇〕 ◆佐川京子教育福祉常任委員長 御報告申し上げます。 本陳情は、令和3年度から白河市立公立小中学校給食費を無料にすることを求める陳情であります。 委員からは、子育て支援少子化対策の重要な施策として全国でも給食費無料化を実施している自治体が増えてきている。コロナ禍で収入が減少し、生活が困窮している世帯も多くある。そのため採択すべきとの意見と、今回市内の小中学校全ての児童生徒給食費を無料にすることには多くの課題があるため、今後段階的に取り組むことが必要である。なお、本市では多子世帯給食費負担軽減事業で第3子以降の児童生徒の学校給食費は全額助成されている。よって、不採択とすべきであるとの意見が出されました。 採決の結果、賛成少数で不採択とすべきものと決しました。 以上であります。 ○菅原修一議長 委員長報告に対し、質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 これより討論に入ります。 深谷弘議員。 ◆深谷弘議員 それでは、陳情第3号白河市立公立小中学校給食費を無料にすることを求める陳情に賛成の立場から討論を行います。 本陳情は、若い父母の教育費負担の大きな部分を占めている給食費を無料にし、子育てしやすい白河市を実現してほしいという願いに基づくものであります。その根拠として、憲法第26条で義務教育費無償の原則を掲げていることを指摘し、それを学校給食にも生かしてほしいと述べております。 義務教育費無償の原則は、個々の制度・法律により運用され、教科書無償給付制度は1962年(昭和37年)3月31日公布、同年4月1日に公布された義務教育諸学校の教科書用図書の無償に関する法律等で実施されることになり、現在では国民の間に深く定着しております。また、陳情では、食の教育は現在重要な教育活動に位置づけられており、その健全な運用が求められると述べております。 学校における食育の中心は給食であります。食育基本法は、食育を生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づけ、子供に対する食育を重視しております。また、地域を理解することや食文化の継承、自然の恵みや勤労の大切さを理解する上で、食は重要な教材にもなります。 給食費無料化は、保護者の負担を軽減することであります。日本では、長引く景気の低迷により、家計の中での教育費の占める割合が高くなっており、コロナ禍がそれに追い打ちをかけております。子育て環境の悪化が懸念されているわけであります。 日本では、教育は親の責任という考え方が支配的でありますが、欧米では社会が育てるという発想で教育費に税金を充当する割合が高く、日本でもこうした考え方に基づく施策が求められております。こうした考え方は、国よりも地方自治体レベルで進んでおります。 福島県内では、59自治体のうち既に38の自治体給食費無料化・補助を行っております。白河市も昨年度から独自に18歳以下の子供3人以上いる世帯のうち、義務教育を受けている第3子以降の給食費を全額免除としたことは大変評価できると思います。しかし、まだ十分とは言えません。段階的に無料化を図っていくことが求められているのではないでしょうか。 最後に、陳情は給食費を無料にすることを表題にしておりますが、すぐに無料を求めるものではなく、その趣旨は教育の負担軽減であり、段階的に無料化の実現を要望するものと理解し、本陳情を採択とすべきであると思います。 以上を申し上げ、賛成の討論を終わります。 ○菅原修一議長 これにて討論を終了します。 これより採決します。 陳情第3号に対する委員長報告は不採択であります。 本陳情を採択することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○菅原修一議長 起立少数であります。よって、本陳情は不採択とすることに決定しました。---------------------------------------日程第18 委員会の閉会中継続審査・調査 ○菅原修一議長 日程第18、委員会の閉会中継続審査・調査を議題とします。 市民産業、教育福祉、建設水道、総務及び議会運営委員の各委員長から、現在、委員会において審査・調査中の事件につき、委員会条例第37条の規定により、お手元に配付の申出書のとおり、閉会中の継続審査・調査の申出がありました。 お諮りします。各委員長から申出がありましたとおり、それぞれ閉会中の継続審査・調査とすることに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、各委員長から申出がありましたとおり、それぞれ閉会中の継続審査・調査とすることに決定しました。---------------------------------------日程第19~日程第25 ○菅原修一議長 日程第19から日程第25までの7案を一括して議題とします。 提案理由の説明を求めます。 鈴木和夫市長。     〔鈴木和夫市長 登壇〕 ◎鈴木和夫市長 それでは、追加提案をしました議案について説明を申し上げます。 まず、議案第118号白河教育委員会委員の任命についてでありますが、現委員のうち1名がこの12月22日をもって任期満了となりますので、新たに高橋顕氏を任命いたしたく御提案を申し上げました。 同氏は、人格高潔で、教育、学術及び文化に関しまして豊富な経験と高い識見を有しており、委員として適任でありますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を得ようとするものであります。 次に、議案第119号白河公平委員会委員の選任については、現委員の藤田智一氏がこの12月25日をもって任期満了となりますが、同氏は、人格が高潔で、人事行政に関し識見を有しており、委員として適任でありますので、引き続き選任いたしたく、地方公務員法第9条の2第2項の規定により、議会の同意を得ようとするものであります。 次に、議案第120号から議案第124号までの白河固定資産評価審査委員会委員の選任についての5議案は、現委員の根本庸一氏、根本和次氏、鈴木政則氏、須藤政子氏、菊地正秋氏がこの12月31日をもって任期満了となりますが、5名の方々はいずれも人格、識見ともに優れており、委員として適任でありますので、引き続き選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を得ようとするものであります。 ○菅原修一議長 これにて提案理由の説明を終わります。 これより上程議案に対する質疑を行います。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 これにて質疑を終了します。 お諮りします。ただいま議題となっております議案は、会議規則第35条第3項の規定により、委員会付託を省略することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております議案は、委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。     〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○菅原修一議長 討論の通告はありません。 これより採決します。 まず、議案第118号を採決します。 本案を同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○菅原修一議長 起立全員であります。 よって、本案は同意することに決定しました。 次に、議案第119号を採決します。 本案を同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○菅原修一議長 起立全員であります。 よって、本案は同意することに決定しました。 次に、議案第120号から124号までの5案を一括して採決します。 5案を同意することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○菅原修一議長 起立全員であります。 よって、5案はいずれも同意することに決定しました。---------------------------------------菅原修一議長 以上で本定例会日程は全て終了しました。 これにて令和2年12月白河市議会定例会を閉会します。     午前10時41分閉会--------------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。              白河市議会議長   菅原修一              白河市議会副議長  水野谷正則              白河市議会議員   鈴木裕哉              白河市議会議員   高畠 裕              白河市議会議員   戸倉宏一...