商業労政課長兼
計量検査所長 石井幸嗣
商業労政課商業振興係長 齋藤善也
産業創出推進室長兼
企業立地課長 村田泰一
産業創出推進室次長 須藤淳一
観光コンベンション推進室長 清野良彦
観光コンベンション推進室次長 柳澤正俊
観光コンベンション推進室次長 佐藤健治
観光コンベンション推進室観光企画係長 齋藤智博
観光コンベンション推進室室次長補佐兼
温泉地振興係長 高橋克明
〇
案件
1
議案審査(
商工観光部)
議案第56号
令和元
年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分
─────────────────────────────────────────────
午前11時32分 開 議
○
二階堂武文 委員長 た
だいまから
経済民生常任委員会を開会いたします。
審査日程についてお諮りいたします。お
手元に
配付の印刷物のとおり
審査を行いたいと思いますが、ご
異議ございませんか。
【「
異議なし」と呼ぶ者あり】
○
二階堂武文 委員長 ご
異議ございませんので、そのように進めます。
商工観光部の
審査を行います。
議案第56
号令和元
年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分についてを議題といたします。
当局の
説明を求めます。
◎
商工観光部長 説明に先立ちまして
資料を
配付させていただきたいと存じますが、よろしいでしょうか。
○
二階堂武文 委員長 お願いします。
【
資料配付】
◎
商工観光部長 令和2年3月
市議会定例会議に
追加提出をしております
商工観光部所管の
案件は、
議案第56
号令和元
年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分であります。
内容につきましては、
次長より
説明をいたしますので、よろしくご
審査の上、
議決を賜りますよう
お願いを申し上げます。
◎
商工観光部次長兼道の
駅整備室長 議案第56
号令和元
年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分についてご
説明いたします。
補正予算説明書と本日
配付させていただきました
委員会資料でご
説明いたします。初めに、
補正予算説明書の8
ページ、9
ページをお開き願います。歳出でございます。下のほうになりますが、7
款商工費、1項
商工費、2目
商工業振興費、右の
ページに移りまして、
新型コロナウイルス感染症対策費1億9,534万4,000円、内訳としまして、
緊急経済対策資金融資制度信用保証料補助金1億1,000万円、同じく
緊急経済対策資金融資制度利子補給事業費7,684万4,000円、
ピンチを
チャンスに
プロジェクト事業費850万円となっております。
各
事業の
概要につきましては、お手数ですが、
委員会資料の1
ページをお開きください。
委員会資料1
ページでございますが、まず
緊急経済対策資金融資制度信用保証料補助金1億1,000万円につきましては、
新型コロナウイルス感染症によりまして
事業活動に影響を受けた
中小企業者が
事業の
資金繰りに必要な
資金を
福島県
緊急経済対策資金融資制度新型コロナウイルス対策特別資金の
資金融資により調達する際の
信用保証料を全額補助するものでございます。
また、この
予算額全額を翌
年度に繰り越して使用することとし、
繰越明許といたします。
次の丸ですが、
緊急経済対策資金融資制度利子補給事業費7,684万4,000円は、た
だいま申し上げました
福島県
緊急経済対策資金融資制度の
資金融資により調達する際の2年間の
融資残高に対する
利子相当額を全額補助するものでございます。
また、
補正予算額7,684万4,000円のうち、翌
年度に繰り越して使用することが見込まれる分を
繰越明許といたします。
委員会資料2
ページをお開きください。た
だいま申し上げました
利子補給事業につきましては、
債務負担行為を設定することとし、
福島県
緊急経済対策資金融資制度資金として
金融機関が8,000万円を限度として
融資した
資金の
融資残高に対する
利子相当額を
令和3
年度までの期間で設定することといたします。
続きまして、3
ページを御覧ください。
ピンチを
チャンスに
プロジェクト事業費850万円、
①、小規模事業者持続化支援事業費750万円は、国が
小規模事業者に対して
新型コロナウイルス感染症の
収束後を見越した
販路拡大等に向けた取組を支援する
小規模事業者持続化補助金の採択を受けた
小規模事業者に対して市が
上乗せ補助を行うものでございます。
対象は
記載のとおりであり、
国補助申請締切りが今月31日までのもの及び本年6月5日までのものでございます。
補助額等につきましては表中に
記載がございますが、一番上の
国補助の
補助率が3分の2、
上限50万円の場合、
市補助は
補助事業の全体
対象経費から
国補助を除いた額の2分の1、
上限12万5,000円とするものであり、
事業者負担額が3分の1から6分の1
程度に
軽減となるものでございます。
続きまして、4
ページをお開きください。
②、企業スキルアップ支援事業費100万円でございます。これは、
経営方法の改善、
生産能力の
向上等を目的として、
従業員に対し、業務に係る
研修もしくは
通信教育を受講させる場合、または
中小企業者が自ら
研修等を企画し、
講師依頼などを行う場合の
費用を補助するものであり、1
企業当たり5万円を
上限に全額補助するものでございます。
対象につきましては
記載のとおりでございます。
また、本
事業につきましても
補正予算額全額を翌
年度に繰り越して使用することとし、
繰越明許とするものでございます。
続きまして、
補正予算説明書の10
ページ、11
ページをお開きください。上段の7
款商工費、1項
商工費、3目
観光費、右の
ページに
記載しております
新型コロナウイルス感染症対策費1,500万円を計上するものでございます。
あわせまして、
委員会資料は5
ページをお開きください。
ピンチを
チャンスに
プロジェクト事業費1,500万円中、
①、観光客等受入環境整備緊急対策事業1,000万円は、
観光地や
中心市街地等における
観光客などの
受入れ環境整備のため、国が
新型コロナウイルス感染症の
収束後を見越した
訪日外国人旅行者受入れ環境の
整備を支援する
訪日外国人旅行者受入環境整備緊急対策事業を活用して取り組む
事業者に対し、市独自の
上乗せ補助を行うものでございます。
事業概要にも
記載してございますが、
補助対象経費は
案内表示の多
言語化など、
補助率は市が3分の1を
上限とするものであり、
事業者負担が3分の2から3分の1
程度に
軽減となるものでございます。
次の
②、フリーランス活用による
商品開発等支援事業500万円は、
全国の
フリーランスとの
マッチングにより、朝ドラ、
エール等を活用した
商品開発や
改良、
パッケージデザインの考案、
改良等を希望する
事業者を支援するものでございます。
また、本
事業につきましても
補正予算額全額を翌
年度に繰り越して使用することとし、
繰越明許とするものでございます。
説明は以上です。
○
二階堂武文 委員長 それでは、ご
質疑のある方はお述べください。
◆
山岸清 委員 聞くはいっときの恥で伺いますが、5
ページのこの
フリーランスって何
だい。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 個人事業で、
全国で活躍されている方です。例えば
デザイン開発に優れた方とか、
パッケージ、新
商品を
開発するために
個人でやっている
方々を主に
フリーランスという形で呼んでいます。
◆
山岸清 委員 そういう人は、
福島でこういう
フリーランスの人を
対象にこういう
パッケージとか
商品開発の
デザインを求めていますなんていうのはどうやって分かるの
だい。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 今回の
事業につきましては、主に
首都圏を、
全国的に
フリーランスの
方々が非常に仕事がなくなっている
現状がございまして、そういった
方々を
観光コンベンション協会を
中心に
ヤフーニュースとか、
あとPR TIMESという形で
全国に
公募をかけまして、一度
募集をかけて、その中で希望する
事業者の
方々と
マッチングさせていた
だいて、それから
事業を推進していくという
スタイルで
事業を構成しています。
◆
山岸清 委員 その
マッチングというのはどうするの
だい。そっちの
事業者と
フリーランスの人どうやって、お見合いでもするのかい。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 まず、
事業所の
方々は何をしたいのかという
部分とか、例えば自分の
商品で
パッケージデザインをもうちょっとクオリティーの高いものにしたいとかといった場合につきましては、
フリーランスの
方々の
募集があった中で、そういった分野が得意な
方々を会わせて、そういった形でよりよい
方向の
商品開発、
パッケージデザインの
開発とかをするような
支援スタイルという形の
マッチングとなります。
◆
山岸清 委員 何件くらい見込んでいるの
だい。500万円だけれども。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 おおむね30
事業者を
想定しております。
◆
川又康彦 委員 関連してなのですけれども、30件、
フリーランスの方ということで、この
費用についての具体的な出す
内容については、
マッチング関係ということはありましたけれども、インターネットなんかだと
フリーランスとの
事業者との
マッチングサイトなんていうのも数多くあって、それに対する
手数料をこっちで
負担するということですか。それとも、
事業者と
フリーランスと実際
商品開発、
パッケージング等の
商品について、例えば
フリーランスにお支払いするのが、この
商品開発をやってもらったら20万円かかりましたという
部分の
事業の実際の
発注費のほうを面倒見る形なのか、
マッチングサイトに係る
手数料を
中心に考えているのか、それはどちら側なのですか。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 フリーランスの
方々に対する
報償費と、こちらに来ていただくための
旅費関係と、あとこちらに、
想定的には短期間での集中という形の
事業開発という
部分を
想定しておりますので、そちらの
宿泊経費とか、そういった
部分について
フリーランスに関わる
部分の
経費分と、あと
想定しているのは、
事業者側のほうで
活動のための
消耗品とか、そういった
部分の一部
事業費の
負担という
部分で一応
想定はしております。
◆
川又康彦 委員 その
フリーランスの方を、大変な
状況なので、その
部分は十分分かるし、
全国から
公募するという
部分も
方向性としては非常にいいのではないかなと思うのですが、もう決まっている
事業者に対してやるというイメージではないというふうに判断して構わないのですね。
◎
観光コンベンション推進室観光企画係長 工程的にはまだこれから
公募をかけて、
募集要項等も今整理している段階でございますが、早急に整理しまして、
公募をかけるという形で今
想定をしております。
◆
川又康彦 委員 要望的な
部分ですけれども、
公募をどのようにかけていくかというのが、
ネット関係で幾つか
マッチングサイトありますので、その
手数料を見るような、そういった
方向も少し考えていただきたいのを
要望としてお伝えいたします。
あと1つ。
緊急経済対策資金融資制度関係なのですけれども、これ県のほうの
部分について
保証料と
利子のほうを補助しておられるということだと思うのですけれども、
現状だと
福島県の
融資制度のほう、
申込みが3月末までというふうに
現状ではまだなっているみたいなのですけれども、これについて延びるとか、そういった話は県から聞いているとかというのはありませんか。
◎
商業労政課商業振興係長 県のほうの担当のほうと
確認の中では、当然この
状況ということで、引き続き延ばす
方向でいると
確認を取っております。
◆
川又康彦 委員 そうすると、これは
繰越明許で、
金額も非常に多いし、市としても
福島市内の
事業者のためにこれだけの
部分を補助するのは非常にありがたいと思っていますが、そうすると延びていくので、
先着順みたいな感じになる
可能性もあるということでしょうか。
◎
商業労政課商業振興係長 現状、今回上程させていただきました
金額につきましては、おおむね500
事業所ということで
想定で計上させていた
だいております。今後、
利用状況を踏まえまして、また
不足が見込まれるような
状況が発生するということが
可能性としてあるということになってくると、
令和2
年度の6月、時期がちょっと分かりませんが、
不足分を、見込まれる額をまた
追加で
補正のほう、
議決のほう
お願いに上程するというようなことも考えられるかというふうには思っております。
◆
川又康彦 委員 その辺については、部内のほうでもそういう話にもなっているというふうに考えていいのですか。
◎
商工観光部長 コロナのほうがやっぱり先が見えない
部分がございますので、必要なタイミングで
補正なり
追加で上程をしていくというのも考えながら対応してまいりたいと思います。
◆
川又康彦 委員 これは県の
事業のほうで、今
政策金融公庫のほうで特別の
融資の無
利子、無
保証という形でやっていますけれども、それが
通常だと、そのことをよく分かっていない人もあまりいないとも思えないのだけれども、
通常だと
マル経融資という形で
政策金融公庫のほうがあって、これは利率何か少し下がってはいますけれども、今回の
福島市でやるのは
マル経については該当しないということでよかったですか。
◎
商業労政課商業振興係長 今回上程させていた
だいた
金額については、あくまでも県の
融資ということで計上させていた
だいたものになってございます。
○
二階堂武文 委員長 ほかございますか。
【「
なし」と呼ぶ者あり】
○
二階堂武文 委員長 ほかに発言がなければ、
質疑を終結いたします。
続いて、
自由討議、
討論に移ります。ご
意見のある方はお述べください。
【「
なし」と呼ぶ者あり】
○
二階堂武文 委員長 ご
意見がなければ、以上で
自由討議、
討論を終結いたします。
これより
採決を行います。
採決の
方法は
簡易採決といたします。
お諮りいたします。
議案第56
号令和元
年度福島市
一般会計補正予算中、
商工観光部所管分について、
原案のとおり可決すべきものとすることにご
異議ございませんか。
【「
異議なし」と呼ぶ者あり】
○
二階堂武文 委員長 ご
異議ございませんので、
議案第56号中、
商工観光部所管分については
原案のとおり可決すべきものと決しました。
商工観光部の
審査は以上で終了いたしました。
引き続き
委員会の
まとめを行いますが、
当局退席のため、暫時休憩いたします。
午前11時50分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時50分 再 開
○
二階堂武文 委員長 委員会を再開いたします。
審査の
まとめを行います。
本日の
常任委員会審査を通して、
委員長報告に
要望事項として取り上げる
事項がありましたらお述べください。
【「
なし」と呼ぶ者あり】
○
二階堂武文 委員長 委員長報告案調製のため、暫時休憩いたします。
午前11時50分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午前11時51分 再 開
○
二階堂武文 委員長 それでは、
委員会を再開します。
委員長報告案を
配付させます。
【
資料配付】
○
二階堂武文 委員長 それでは、
委員長報告案を
書記に朗読させます。
◎
書記 それでは、今お
手元に
配付させていただきました
経済民生常任委員長報告(案)
追加分ということで読み上げさせていただきます。
さきの本
会議におきまして当
経済民生常任委員会に付託になりました
議案に対する
委員会の
審査の結果につきまして、ご報告申し上げます。
議案第56
号令和元
年度福島市
一般会計補正予算中、当
委員会所管分につきましては、
原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上、ご報告申し上げます。
以上でございます。