31番 半沢正典 32番 黒沢 仁
33番 渡辺敏彦 34番 真田広志
35番 宍戸一照
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説明のため出席した者
市長 木幡 浩 副市長
紺野喜代志
副市長 山本克也
政策調整部長 川村栄司
総務部長兼
危機管理監 横澤 靖 財務部長 遊佐吉典
商工観光部長 西坂邦仁 農政部長 斎藤房一
市民・
文化スポーツ部長横田博昭 環境部長 清野一浩
健康福祉部長 加藤孝一
こども未来部長 橋信夫
建設部長 菊田秀之
都市政策部長 遠藤徳良
会計管理者兼
会計課長 佐藤博美
総務課長 松崎 剛
財政課長 松田和士
水道事業管理者 八島洋一
水道局長 安藤善春 教育長 古関明善
教育部長 山田 準
代表監査委員 井上安子
消防長 阿蘓 武
農業委員会会長 宍戸 薫
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議会事務局出席者
局長 下田正樹 次長兼
総務課長 安藤芳昭
議事調査課長 渡邉洋也
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議 事 日 程
1
会議録署名議員の指名
2 会議の期間の決定
3 議案第127号ないし第148号、報告第23号の提出
議案第127号 令和元
年度福島市
一般会計補正予算
議案第128号 令和元
年度福島市
水道事業会計補正予算
議案第129号 令和元
年度福島市飯坂町財産区
特別会計補正予算
議案第130号 令和元
年度福島市
後期高齢者医療事業費特別会計補正予算
議案第131号
福島市部設置条例の一部を改正する
条例制定の件
議案第132号 福島市職員の分限に関する条例等の一部を改正する
条例制定の件
議案第133号 福島市
無料低額宿泊所の設備及び運営に関する基準を定める
条例制定の件
議案第134号 福島市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定の件
議案第135号 福島市
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定の件
議案第136号 福島市
幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する
条例制定の件
議案第137号 福島市
夜間急病診療所条例の一部を改正する
条例制定の件
議案第138号 福島市
下水道条例の一部を改正する
条例制定の件
議案第139号 福島市
水道条例の一部を改正する
条例制定の件
議案第140号 福島市消防団員の定員、任免、服務及び給与に関する条例の一部を改正する
条例制定の件
議案第141号
民事調停申立ての件
議案第142号 字の区域の変更の件
議案第143号
工事請負契約の件
議案第144号
工事請負契約の件
議案第145号
工事請負契約の件
議案第146号 財産処分の件
議案第147号
指定管理者の指定の件
議案第148号
指定管理者の指定の件
報告第 23号
専決処分報告の件
4 市長の
提案理由の説明
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本日の会議に付した事件
議事日程に記載のとおり
午前10時01分 開 会
○議長(
梅津政則) 定足数に達しておりますので、これより12
月定例会議を開会いたします。
会議録署名議員の指名をいたします。
7番
梅津一匡議員、29番
粕谷悦功議員を指名いたします。
会議の期間の決定をいたします。
会議の期間は、
議会運営委員会の決定のとおり、すなわち本12月2日から17日までの16日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
【「異議なし」と呼ぶ者あり】
○議長(
梅津政則) ご異議ございませんので、会議の期間は本12月2日から17日までの16日間と決定いたしました。
なお、本会議の議事日程、
質問通告等の締め切りは、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので、ご了承願います。
議案等の説明を求めるため、会議の期間中、市長以下、必要と認める執行機関の職員の出席を求めることにいたします。
諸般の報告をいたします。
報告の内容は、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので、ご了承願います。
ただいま市長から議案及び報告の提出がありました。
議案及び報告は、さきにお手元に配付しておきましたので、ご了承願います。
日程に従い、議案第127号ないし第148号、報告第23号を一括して議題といたします。
市長の
提案理由の説明を求めます。
◎市長(木幡浩) 議長、市長。
○議長(
梅津政則) 市長。
【市長(木幡 浩)登壇】
◎市長(木幡浩) おはようございます。
提案理由を申し上げるに先立ち、あらかわ
クリーンセンターにおける火災についてご報告いたします。
去る11月28日、台風19号に伴う水害ごみを一時保管していた
ストックヤードより出火し、建物の一部を損傷いたしました。
周辺住民の皆様には、多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、深くおわび申し上げます。
出火原因は調査中でありますが、市民生活に支障を来さぬよう復旧を急ぐとともに、ごみの分別や保管方法などに十分意を用い、火災予防に万全を期してまいります。
続いて、市政の近況等についてご報告いたします。
初めに、
令和元年台風19号による11月25日現在の
被害状況と対応等について申し上げます。
まず、家屋等の
被害状況につきましては、
罹災証明書の発行申請が1,158件あり、その約99%にあたる1,149件について
家屋被害判定を完了し、その内訳は床上浸水が522件、床下浸水が516件、その他が111件であります。そのうち、
被害判定完了分の約94%にあたる1,087件について交付を完了しております。
また、
罹災証明書発行の電子申請や、
生活再建手続きの一部について
罹災証明書の添付を省略とするなど、手続きの簡素化に新たに取り組んだほか、
災害見舞金の速やかな交付を進めるなど、被災された方々の
生活再建支援に努めているところであります。
次に、
農林業被害につきましては、農地の冠水や土砂流入による
農作物等への被害のほか、
農業用水路や農林道における
法面崩壊等の甚大な被害が発生しており、本市における被害額は約9億円となっております。
また、道路や河川等につきましても、法面や路肩の崩落、土砂崩れ、護岸崩落や河床洗掘など多くの被害が発生いたしました。
さきの
緊急会議においてご議決をいただきました
補正予算の速やかな執行により、農業の担い手の
営農再開支援や農業、
土木施設等の
早期復旧に努めているところであります。
近年、自然災害は激甚化しており、今回の災害による諸課題について速やかに検証を進めるとともに、ハード、
ソフト両面からの被害の未然防止や災害時の対応強化が必要であります。
ハード面におきましては、国の防災・減災、
国土強靱化のための3か年
緊急対策と連携し、今年度創設された
緊急自然災害防止対策事業を活用し、本
定例会議に、
農業排水路の洪水による
災害防止のための護岸改修、大雨時の
浸水被害を未然に防ぐ河川の河道掘削、祓川溢水時の初期対応時間の確保と
浸水被害の軽減を図る
雨水貯留施設整備の
補正予算を提出いたしました。
ソフト面におきましては、地域における防災訓練や
防災講話等を通じて、市民の皆様がみずから情報を得、自分の命は自分で守るという自助の意識の醸成を積極的に進めてまいります。
また、来年2月には、改訂しました
吾妻山火山防災マップを全戸に配布するほか、
内水ハザードマップについても、現在、全戸配布に向けて作成中であり、さまざまな災害に対する備えと防災意識の向上に努めてまいります。
災害対策につきましては、昨今の異常気象に鑑み、国を挙げてグレードアップし取り組んでまいらなければなりません。このため、
関係省庁等に対し、
被災者支援や
早期復旧の推進とあわせて、河川整備など
災害対策の強化を強く働きかけているところであり、今後、国、県等の関係機関と連携しつつ、自助、共助、公助のバランスのとれた
災害対策の強化を推進してまいります。
一方、台風19号による衝撃が冷めやらぬ中、第31回ふくしま駅伝において、
本市チームが気持ちを一つにたすきをつなぎ、一度もトップの座を渡すことなく、14年ぶりに総合優勝を果たしたことは、市民に大きな感動と力強いエールを届けてくれました。
また、本市出身の
佐々木真菜さんが、先月ドバイで開催された
世界選手権の女子400メートルで好成績を残し、東京2020
パラリンピック代表に県勢第1号として内定いたしました。
佐々木選手の大舞台での活躍を大いに期待するとともに、年が明ければ2020年、いよいよ東京2020大会本番、そして
古関裕而ご夫妻をモデルとした朝ドラ、エールの放送が始まります。こうした明るい話題を弾みとして、東京2020大会に向けた準備と福島の新ステージに向けた
取り組みを加速してまいりたいと存じます。
東京2020大会に向けた
取り組みにつきましては、10月末、
福島商工会議所と商店街が、
オリンピックエンブレムをあしらった
街灯フラッグを福島駅周辺に掲出いたしました。
11月には、ふくしま・
ベトナム友好協会をはじめとする民間団体との連携により、スイス、
ベトナム両国の食や文化など、それぞれの特色を生かしたホストタウンフェスティバルを開催し、多様な交流を実施したところであります。
また、10月には
スイス連邦を相手国として、共生社会の実現を図る
共生社会ホストタウンに応募いたしました。誰にでも優しい
まち福島の実現に向けた
取り組みも進めてまいります。
次に、
古関裕而氏を生かした
まちづくりについて申し上げます。
現在、
古関裕而のまち・ふくしまシンフォニーに基づき、古関氏をレガシーとした
まちづくりと文化、観光振興の
取り組みを進めているところでありますが、本
定例会議に、
仮称古関裕而ストリートとして位置づけた駅前通りから
レンガ通りにおける同氏の
楽曲再生装置整備や
古関メロディーが楽しめる福島駅発着の
仮称古関メロディーバスの導入に向けた
補正予算を提出いたしました。
また、11月には、歌手の
加藤登紀子さんなど一流の音楽家を招いて、市音楽堂で
古関裕而記念音楽祭を開催し、1,700人以上のお客様にご来場いただき、すばらしい
古関メロディーを心行くまで堪能していただいたところであります。