詳細につきましては、
次長並びに
除染推進室長より
説明いたしますので、よろしくご
審議の上、
議決を賜りますようお願い申し上げます。
◎
環境部次長 では、
平成30
年度福島市一般会計補正予算(第7号)中、
環境部所管分についてご
説明いたします。
配付資料の4ページをお開き願います。まず、
歳出のほうからご
説明を申し上げます。まず、上の段、
上段部分でございますが、4
款衛生費、1項
保健衛生費、6目
環境衛生費、
環境衛生諸費追加、
環境基金積立金2億5,000万円につきましては、
福島市環境基金条例に基づき、
環境保全あるいは
廃棄物の
減量化、
環境関連施設整備を
目的に毎年3月に
補正を行っているものでございます。この
積み立て額は、
あらかわ
クリーンセンター資源物売払収入の5割
相当額に
余剰電力売電収入の
全額相当額を足したものを
補正額として計上してございます。
続いて、
除染推進室長よりご
説明を申し上げます。
◎
除染推進室長 配付資料の3ページをお開き願います。歳入の部について申し上げます。
16
款県支出金、1項
県負担金、2目
災害復旧費県負担金、
原子力災害復旧費負担金172億400万円の
減額につきましては、
除染対策事業交付金172億400万円を
減額し、147億円とするものです。
全額交付金措置であることから、次にご
説明する
歳出補正と同額を
減額するものです。
次に、4ページをお開き願います。
歳出の部について申し上げます。11
款災害復旧費、1項
原子力災害復旧費、1目
原子力災害復旧費、
除染事業費減額、
除去土壌搬出等推進事業費172億400万円の
減額につきましては、現場保管されている
除去土壌の仮
置き場への
搬出に係る
経費等を
減額するものであります。
除染対策事業交付金は
年度途中の
追加補正が認められないことから、当初
予算については
事業進捗に影響が出ないよう、最大限の
事業量を見込んだところであります。しかし、結果として
減額幅が大きくなりましたのは、1つには
平成29
年度からの
繰り越し分が約140億円あったこと、もう一つには県の
指導もあり、今
年度においては
年度間予算の
原則に立ち返り、明らかに
繰り越しを前提とした
発注方法を見直し、
平成31
年度予算による
早期発注に切りかえたことなどにより、当初
予算分の
執行額が大幅に下がったものでございます。
なお、
除去土壌の仮
置き場への
搬出は、今
定例会議本会議でもお答えしたとおり、おおむね順調に進捗しております。
次に、
繰越明許費補正について
環境部次長よりご
説明いたします。
◎
環境部次長 私からは、5ページの
資料についてご
説明を申し上げます。
5ページは、
平成30
年度繰越明許費補正追加分でございます。上段、新
斎場外構工事につきましては、
契約額4,557万6,000円のうち、
前払い金として2,278万円を支出し、加えて
変更増額分を約150万円と見込み、2,430万円を
平成31
年度に繰り越すものでございます。
次の段、
除去土壌搬出等推進事業につきましては、
補正後の額147億円のうち71億6,000万円を
支出見込み額として、75億4,000万円を
平成31
年度に繰り越すものでございます。
除去土壌の
搬出分とこれに伴う仮
置き場における
積み込み業務分を繰り越すものでございます。
説明は以上になります。
○
石原洋三郎 委員長 ご
質疑のある方はお述べください。
◆
佐々木優 委員 4ページのところの
あらかわ
クリーンセンターの
資源物売払収入の5割に相当する額と、
あとプラス売電収入の
全額に相当する、これ5割の額って
幾らなのかと、
売電収入の
全額に相当する額というのが
幾らなのかと分けて聞きたいなと
思いますけれども。
◎
環境課長 資源物の
売払収入につきましては7,398万2,000円でありまして、こちらは
収入の5割
相当額でございまして、もともとは1億4,796万5,000円でございます。
売電収入の
見込み額につきましては1億8,224万6,000円でございます。
◆
佐久間行夫 委員 先ほど減額172億円ということで、
事業のほうは予定どおり進んだということだけれども、
幾ら県の
指導だといっても
繰り越しはっきりわかっていた中でこれ目安ってあるの。
予算なのだから、余りにもかけ離れたものは果たしてよかったのかなと思うのですけれども、その辺はどういうことだったのですか。
◎
除染企画課総務広報係長 予算計上時点で実際に明らかになっていない
部分もありまして、国による
中間貯蔵施設への輸送の実費と
輸送対象となる仮
置き場の詳細が調整中ということなどもありますので、県からは万一
予算が不足して
搬出作業におくれが出ないよう十分配慮するようにという
指導は受けておりますが、
委員さんのご指摘のとおり、支出するにあたってはやはりどれくらい見込めばいいという
部分について
安全率を見てしまったという
部分があります。
◆
佐久間行夫 委員 それは、
安全率見るのは誰でも
安全率見たほうが楽だよね。でも、
幾ら何でも
自分たちの計画があって、
仕事量も大体最初から計画していたものに対して、その倍以上のものが
予算化して、
繰り越しもするというのは、
予算として
皆さんにお示しするときに、こんなアバウトで明確ではないものを税金でやるのだから、そんなことは本当に正しいことなのかなというふうに普通疑問を持ちますよね。それ
裏づける
予算をつくらなくてはいけないのだから。
幾ら県の
指導とか、ある程度
事業進捗をもっと
自分たちの計画以上に倍ぐらい進むというふうなことを予期しているならばいいけれども、予定どおり進むということならば果たしていいのかなと疑問に思うのですけれども、これは率直な
意見なので、今さらあとは
減額すればいいのだと、あと精査して
繰り越し等新
年度で調整すればいいのだといえばそれはそうなのだけれども、ただ
予算の
制度として、
皆さん専門家なのだから、県も国も
皆さん税金の使われ方として
予算で
裏づけもないものが、
裏づけというか、
事業としてのきちんとした
裏づけがないものをやっていいものなのかと思って。
◎
環境部長 平成30
年度の当初
予算の見積もりにつきましては、
正直見込みが甘かったなというふうには我々も認識しております。ただ、実態としては、今回170億円ほど
減額しましたけれども、無理やり例えば1月ごろにばんばん契約をしてどんどん繰り越せば、ある程度の
執行はできた
部分はあるのですけれども、これもこれまで
年度間予算の
原則をはみ出してどんどんいつの時期でも契約ありみたいな
執行の仕方をしてきましたけれども、今回きちんと
年度間予算の
原則に立ち返って、4月、新
年度予算できちんと
予算化して、4月早々に発注をして、切れ目ない
事業の進捗を図れるような形で今回取り組みましたので、その分が新
年度の
予算の190億円にスライドしたという言い方も若干できる
部分はあるのですけれども、いずれにしても当初
予算では少し過大だったというふうには認識しております。
◆
佐久間行夫 委員 1月、2月で
執行できて発注できるならやったほうがいいのではないの。だって、進捗するのだもの。今
部長言うように残さないで1月、2月でもし本当にできるならばやれたのではないかと私逆に思うよ、今
部長がそこまで言うならば。
◎
環境部長 この点についても県のほうの
指導もあって、
繰り越しありきではなくて、今回きちんとした
執行をしてくださいという
指導もあったものですから、そういうふうな形に切りかえたということです。
◆
渡辺敏彦 委員 補正組みたくなかったからみたいな話でしょう。
補正組みたくなかったから、県のほうにいっぱいとっておいたほうが困らないよと。
補正組むと時間かかるから。そうすると、今
年度については
予算組んだのだろうけれども、それは例えばペース上げてしまってなくなってしまったりするでしょう。すると、
補正組めない格好になるでしょう。そのときにはすぐとれるような体制はとってあるのかい。
◎
環境部長 平成30
年度の319億円という
予算については、その当時は県のほうからは、当然財源が県からの除染交付金が財源になりますので、県としては
市でこれ以上追加するといっても、それは県のほうの今度議会のほうで
補正組むようになりますので、途中の
補正は認めないよというのが
平成30
年度の当初のときの話で、今の時点ではそのことはもちろん我々も承知しながら、ただ進捗に影響がないような形で
平成31
年度については
予算を計上させていただいています。つまり
補正の追加をしなくてもいいような、あるいは過大なものでない190億円という数字で当初
予算を計上させていただきました。
◆
渡辺敏彦 委員 190億円、例えば250億円ぐらい組んでしまって、来年の今ごろどういう状況だかわからないけれども、どんどん、どんどん先の仕事したほうがいいとすれば、県の
予算、国から来ているのだけれども、いっぱい
予算を置いておいたほうがいいだろうと思うのだよ。途中で
補正組まないような形で発注してしまって、
平成32年ごろまで食うぐらいの
予算とったほうがどんどん仕事進むのかなと思うのだけれども、何とかなるのだろうけれども。
◎
環境部長 平成31
年度の
予算については、
平成30
年度の反省もひとつ踏まえて、なおかつ
平成31
年度にやる
事業というのは
搬出作業、現場保管から仮
置き場への
搬出、それと仮
置き場の原状回復、そういったものに限られてきますので、業務が。なので、ある程度
事業費の見通しが立つものですから、それで十分だろうという
予算を組んでいます。
○
石原洋三郎 委員長 ほかございますでしょうか。
【「
なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ほかに発言がなければ、
質疑を終結いたします。
次に、
自由討議、討論に移ります。ご
意見のある方はお述べください。
【「
なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご
意見がなければ、以上で
自由討議、討論を終結いたします。
これより
採決を行います。
採決の方法は
簡易採決といたします。
お諮りいたします。
議案第33
号平成30
年度福島市一般会計補正予算中、
環境部所管分について、原案のとおり可決すべきものとすることにご
異議ございませんか。
【「
異議なし」と呼ぶ者あり】
○
石原洋三郎 委員長 ご
異議ございませんので、
議案第33号中、
環境部所管分については原案のとおり可決すべきものと決しました。
常任
委員会を休憩し、
予算特別
委員会経済民生分科会を開会いたします。
午前10時36分 休 憩
─────────────────────────────────────────────
午後2時27分 再 開
○
石原洋三郎 委員長 経済民生常任委員会を再開いたします。
環境部の
審査は以上で終了いたしました。
以上で
経済民生常任委員会を閉会いたします。
午後2時27分 散 会
経済民生常任
委員長 石原 洋三郎...