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平成22年第6回定例会(第3日) 本文 開催日:2010年12月21日
平成22年第6回定例会(第3日) 名簿 開催日:2010年12月21日

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  1. 宮若市議会 2010-12-21
    平成22年第6回定例会(第3日) 本文 開催日:2010年12月21日


    取得元: 宮若市議会公式サイト
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    2010年12月21日:平成22年第6回定例会(第3日) 本文 ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  午前10時00分開議 ◯議長(寳部  勝君) おはようございます。本日の出席議員は20名で定足数に達しております。これより平成22年第6回宮若市議会定例会を再開いたします。  それでは会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配布したとおりであります。よって、この議事日程に従って、本日の会議を進めて参ります。       ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(寳部  勝君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、12番、中島議員、13番、谷口議員を指名いたします。       ────────────・────・────────────   日程第2.議案第54号・議案第56号 ◯議長(寳部  勝君) 日程第2、議案第54号及び議案第56号、以上の2件を一括して議題といたします。  この2件に対し、総務委員長の報告を求めます。総務委員長◯総務常任委員長(中島 健三君)〔登壇〕 皆さんおはようございます。総務委員会に付託になりました、議案第54号と議案第56号の審査の経過と結果についてご報告申し上げます。  まず、議案第54号の宮若市若宮コミュニティセンター条例の制定についてでございます。  審査は、12月9日、12月10日、それから12月14日、3日間に亘って審査を行いました。  まず、12月9日は、コミュニティセンターの現場に議員全員が赴きまして、つぶさに建築の様子、それから外構工事の模様等を視察いたしました。内容等については、本会議でも色々ご指摘ありましたが、色んな指摘事項が目につきました。それが主なものでございますが、議員が色々指摘しましたのが、後で附帯要求を申し上げますけれども、建物だけで11か所指摘がございました。そして、外構工事はまだ工事途中でございますので、色々不備な点があり、もう総合支所が開設しておりますので、市民の方には迷惑が掛かっておると。そういう現状を、議員各位から厳しい指摘がございました。  まず、指摘の内容ですが、建物の壁。これが非常に仕上げがまずいと。それで、どうなっているのかという指摘。それから、授乳室のドアの凹み。それから、屋上の防水の不手際、これが凹みがありますので水が溜っているということも指摘がございました。それやら、2階観覧席の転倒の防止はどうなっているのかと。つまり、何席ですかね。2階に多目的ホールの2階部分で壁がしてありますが、これの強度は大丈夫なのかというような指摘がございました。それから、玄関横の壁の仕上げとか、談話室の鴨居の継ぎ目はどうなるのか。根本的なことは、これは修復はできないと思いますが、玄関入ってからの廊下の床ですね。床が結局木を使っているけど、これは大丈夫かと。雨降り、或いは基本的に土足で上がる訳ですが、雨降りにこれを土足で上がったり、物を運んだりしたら傷がついたり汚れが付くのではないかと、その指摘がございました。木目を壁に持って行って、床はそういうのに対応できるように逆にすべきじゃなかったかと、そういうような指摘がございました。総務委員会にも、建築に詳しい議員さんが何名かおられますので、そういう厳しい視点から工事に対しての指摘が9日にございました。9日はそういう具合で、ちょっとした議論で終わりました。続きまして次の日の12月10日に視察を基にした審査を行いました。その審査の審査模様を申し上げたいと思います。  まず、大建設計というのが工事監督をされた訳ですが、その大建設計に行政のほうから不備を指摘して修正させると。そういう内容を、総務委員会に文章で示してほしいと。そういうような、まず要望がございました。  そして、組織の内容についても二、三質問がございました。総合支所組織体制はどういうふうにやっていくのかということに関しましては、2課2係か或いは1課2係か、まだ未定であると、そういうふうな回答がございました。更に、コミセンの申し込みは何時からかということに関しては、来年の3月1日から申し込み受け付けを開始して、4月1日から供用を開始したいと、そのような説明がございました。  また、この日も主にやはり工事の不手際に対する指摘が、やはり続いた訳でございます。それに対しては、後日13日に大建設計と行政が会って、きちんと修正部分を指導すると、そういう旨の回答があっております。更には、運営費は幾らぐらいになるのかということで、人件費を除いて年間に1,400万円から1,500万円程度になるであろうと、そういうような話がございました。更には、老人福祉センター、旧若宮町の老人福祉センターは利用者も多かったと、その人達が負担のかからないような料金にしてほしいと。囲碁や絵画等の利用等も非常に多かった、そういうのも継続しなければならないと、そういうような話がございました。これは、減免の規定があるので、それで対応していきたいと。では、冷暖房はどうだという話がございましたが、冷暖房は減免の対象にはならないと、そのような話がございました。
     更に、音響のスタッフ等、或いは健康増進の部屋がある訳ですが、それのスタッフはどうなるのかということに関しては、音響のスタッフについては中央公民館と協議しながら対応していきたいと、そういうことでございます。また、運動教室については、スポーツ推選で採用した職員がおるのだから、その職員を指導に当たらせたらどうかというような話がございましたが、別の形で指導者を配置させたいと、そのような話がございました。  色々話がありましたけれども、この日は結論を見ず13日の大建設計と行政との話し合いの結果を見て、14日にまた再度委員会を開いて結論を出すというところで、この日は終わりました。  続いて、14日の結論でございます。  14日は、大建設計との打ち合わせの具体的な内容の報告がございました。  まず、大建設計からは設計管理室長の大石氏、それから福元氏2氏が出席し、本庁からは副市長を始め、総務部長産業建設部長、それから支所長等が、それから課長を含めて話し合いを行い、色んな議員が現場で指摘をした内容をまとめたものを大建設計に指示し、また双方で一緒に現場を確認をしたと、そのような報告があり、必ず現場で対応させるようにしていきたいというような説明がございました。  このことにつきまして、意見として継続にしてはどうかと、まだそういう修正箇所を見ないまま結論を出さずに、私達議員が修正を申し込んだ結果を見てから、或いは外構工事の結果を見て、これだったら市民には迷惑がかからないと。そういうところを見極めた時点で結論を出してもいいんじゃないかという意見もございましたが、あくまでもこれは条例は条例であって、これは運用の条例であって現場の工事の進捗状況とは別に考えてほしいと、そういうことでした。また一方では考え方がございまして、色々喧々諤々議論をいたしましたけれども、結果的には附帯要求をきちんとした文章を付けて、そして議決をしたらどうかということに至りまして質疑を終えました。その結果、討論もございませんでしたので採決を行った結果、附帯要求を付けて全員一致で賛成というふうになりました。  なお、附帯要求でございますけれども、附帯要求を申し上げます。  内部の指摘事項が1つ、これは議員各位には文章が渡ってないと思いますので、これは全員にお渡ししたいと思います。11項目ありまして、授乳室のドアの凹み、外部デッキ部分の横の外壁の浮き、3番目が屋根防止の浮き、水溜り、4番目が階段部分の壁の処理、5番目がキッズルームガラスブロック目地コーキング、それから6つ目が行政窓口の端の柱の造作、7番目が廊下壁の処理、これはひずみが出ていることです。8番目が塗装むらの修正、9番目が2階観覧席の転倒防止の表示、10番目が、玄関横の壁の仕上げ、11番目が談話室・和室鴨居の継ぎ目。それらに加えまして外構工事に伴う駐車場の安全確保、それから利用者の通路の確保、並びに安全確保のためにガードマンを置くこと、それから案内板を設置して来訪者に迷惑をかけないようなこと。このようなことを、附帯要求として付けました。  以上のようなことで、全員一致で賛成となりましたことをご報告申し上げたいと思います。  続きまして、議案第56号の宮若市ひとり親家庭等医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定についての審査の経過と結果をご報告申し上げます。  これは、新たに父親家庭も含まれるようになった訳ですが、補正後の予算額が4,082万8,000円ということでございます。  内容は、簡単な質問が二、三ありましたが、その1つをご紹介いたしますと、児童扶養は何歳までかということで、これは18歳になって次の3月31日迄が対象になるということでございます。更に、出生の推移はどうなっているかということで、国保世帯で平成18年度が259人、19年度が284人、平成20年度が281人、21年度が303人と推移しているということでございます。ひとり親世帯は増えているのかということに関しましては、極端には増えていないけれども、昨年3月末迄で母子が347人、児童数では441人と、そのような質疑・応答がございました。  簡単でございますが、質疑を終えて討論に入り、討論はございませんでした。採決を行いまして、全員賛成総務委員会は可決すべきものと決しました。  以上で、議案第54号と議案第56号の審査の経過と結果をご報告申し上げました。よろしくお願いいたします。 ◯議長(寳部  勝君) ただ今の委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 総務委員長にお尋ねします。非常に指摘事項が多い中の建物だったと思うんですけれども、検査態勢の問題、そしてそれだけ手直しが多いのに引き取ることができたのか、できないのか。本来なら手直しが終わって受け取るべき話だろうと思うんですが、手直しとか検査の完了がきちんと行われて手直しが完了して、そして引き継ぎができたのかどうか、そこのところ審議されましたでしょか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務委員長◯総務常任委員長(中島 健三君) 具体的には、そのことについては審議はなかったように記憶しておりますけれども、検査に対しての評点といいますか、評価点といいますか、その点についての質問はございまして、確か評価点は私の記憶では72点ぐらいを付けたというような評価点がございまして、そういう評価で引き受けたというような説明があったと記憶しております。 ◯議長(寳部  勝君) 外に質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 質疑なしと認めます。  それでは、これを以って質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず、議案第54号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  次に、議案第56号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  これより順次採決いたします。まず、議案第54号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第54号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第56号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第56号は委員長報告のとおり可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第3.議案第55号・議案第57~議案第60号・22年陳情第5号 ◯議長(寳部  勝君) 日程第3、議案第55号、議案第57号、議案第58号、議案第59号及び議案第60号並びに22年陳情第5号、以上の6件を一括して議題といたします。  この6件に対し教育民生委員長の報告を求めます。教育民生委員長◯教育民生常任委員長(塩川 恭子君)〔登壇〕 ただ今議題となりました、議案第55号宮若市立火葬場条例の全部を改正する条例の制定については、去る14日と17日に、議案第57号宮若市社会福祉センター条例の一部を改正する条例の制定については、去る14日に、議案第58号宮若市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定については、去る10日に、議案第59号及び60号工事請負契約の締結については9日、14日、17日の3日間に亘り、また22年陳情第5号人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書につきましては、去る9日に、それぞれ所管課同席の下、審査をいたしましたので、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  まず、第55号ですが、本件は原田地区に建設中の宮若市火葬場を、平成23年4月1日より供用を開始するに当たり、地方自治法第244条の2の規定に基づき、火葬場の設置及び管理に関し必要な事項を定めた条例の改正をするものであります。  環境保全課より、2度に亘り詳細に説明を受け、質疑及び討論を受け付け、採決をいたしました。質疑では、使用料2万円の根拠はとの質問に対し、火葬場建設に多額の経費が掛かっていることから、今回利用者の方に対して一定の負担をお願いするもの、手数料の考え方は維持管理費の50パーセントを受益者負担として金額を設定する。これに当てはめて算出すれば、本市の場合3万円となるが、県下の状況も見て今回2万円と設定したとの答弁がなされました。  また、第6条使用料の減免に関する項目で、市長が特に必要があると認める時とは、どのような場合を想定しているのか具体的に上げるべきではないかとの質疑がありました。行旅病人及び行旅死亡人取扱法や、災害対策基本法の適用については、規則に項目として規定する孤独死等様々なケースに柔軟に対応するため、条例にはこのように記載しているとの回答を受けております。  その外、火葬場と隣接して建設される公園や管理等に関する質疑もなされております。質疑を終了し討論に入りました。討論では、長年税金を払ってきた市民に対し、その最期に使用料の負担を求めるのは、行政サービス施策の誤りであると考えるとして反対討論もありました。賛成討論はなく、討論を終結し採決に入りました。採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しております。  次に、第57号ですが、本件は、宮若市社会福祉センターの使用料について、市内居住者市外居住者を区別した料金体系に改めるため、条例の一部を改正するものであります。市内か市外かの区別には、社会福祉事務所利用者証を発行するとのことだが、住基カードの利用は考えられないかとの質問に対し、利用者証外住基カード、免許証や保険証、障害者手帳などが考えられる。これでなければという限定はしないとの答弁がありました。  その外、料金体系が変わったこととサービス充実の上でも、受付カウンターの設置が必要では等の意見が出されております。質疑を終了し討論に入りました。市外居住者に対し一律に400円としたのでは、障害のある方や高齢の方に対し余りにも配慮がなさ過ぎるとの反対討論がありました。賛成討論はなく、討論を終結し採決に入りました。採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しております。  次に、議案第58号ですが、本件は、宮若市学校等整備計画に基づき、若宮南小学校を平成23年4月より若宮小学校と統合するに当たり、宮若市立学校設置条例の一部を改正するものであります。  教育委員会より、若宮南小の児童の通学方法等について資料の提出と詳細な説明を受けております。通学については、既存の乗合タクシーの路線を増便し対応すること。また、それに伴う通学費用については、当分の間教育委員会で負担を行うことなどについて説明がなされております。質疑では、補助はどのくらいの期間を想定しているのか。また、先々の中学校等学校整備でも同様な対応を考えているのかといった質疑がありました。期間については、今後の小学校の整備の時期と併せて検討していく。中学校等学校整備での対応は、準備委員会の中で協議・検討していくとの回答でありました。質疑を終了し討論に入りましたが、討論はなく、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しております。  続いて、議案第59号及び60号は一括して審査を行いました。本件は、宮若市図書館を核とする生涯学習拠点施設新築建築工事及び新築機械整備工事で、指名競争入札の結果により落札した特定建設工事共同企業体と、それぞれ仮契約を行っており議会の議決により、この契約を締結しようとするものであります。  所管課である社会教育課より、詳細な説明を受けた外、指名選考と入札について確認のため管財課の出席も求めまして、3日間掛けて審査を行いました。質疑では、現在の施工管理体制で大丈夫かとの意見が出されたことを受け、執行部より第三者機関を入れ、施工管理会社と二重のチェック態勢を取り入れるとの回答を頂いております。  その外、指名選考の条件が運用で随時変わっている。このような状況で、入札参加機会の平等が図られていると言えるのかとの質疑に対しては、地元業者に幅広く参加機会を付与するために見直し等を行いながら、修正すべきところは修正して行っているとの答弁がありました。質疑を終了し討論に入りました。討論では、施設については担当が時間を掛け積み上げてきた、また議論もなされてきたもの、6月の予算審議の際には、着工迄の間に工事施工方法の見直しや建築コスト及び経費削減に向け見直しを行うとの執行部の答弁により賛成した。しかし、今回入札のあり方自体に疑問が残る。新たな入札制度見直しが確約できない限りは反対として、反対討論がなされ、これに対し、宮若市が行った今回の入札は、市が地場企業育成を主眼に置いて行った結果であり法的にも問題ない。図書館は合併して5年の宮若市の文化・教育の拠点となる公共施設であり、総合計画に掲げた都市基盤中心的役割を果たす施設である。これに反対する理由はないとして、賛成討論もありました。討論を終結し採決に移りました。採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しております。  なお委員会では、この審議内容と結果を受けまして、附帯決議を採択しております。内容は、1、施工管理に当たっては第三者機関を入れ、二重の管理体制で行うこと。1つ、今後入札制度の改革を行うこと。  以上を、教育民生委員会附帯決議として、この報告につけ加えさせて頂きます。  最後に、22年陳情第5号人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書ですが、これは6月議会から継続となっていたものです。人権福祉課より、現在の法案提出に関する動き等を参考に伺った上で検討を行いました。不適切な表現や文言もあり、陳情者、団体の真意が不明瞭であるとして反対討論がなされました。賛成討論はなく、採決の結果、全会一致で不採択と決しております。  以上、報告を終わります。議員各位のご理解、ご決定をよろしくお願いいたします。 ◯議長(寳部  勝君) ただ今の委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 教育民生委員長にちょっとお尋ねしますけど、附帯決議での内容でございますけれども、もう少しできましたら詳細に述べて頂きましたら幸いかと思います。それで、その検査体制とか、そういうことについて附帯決議というのは分かりますけれども、これ執行部としたら執行権の範囲どこまでするかということをきちんと明確にしたんでしょうかね、そこのところだけ済みませんけど。 ◯議長(寳部  勝君) 教育民生委員長◯教育民生常任委員長(塩川 恭子君) 先程報告申し上げましたように、審査を行った後に附帯決議を行いまして、これも3対2で採決をされております。今後、これは一応こういうふうにできておりますので、皆さんの元に届けたいと思います。それから、執行部のほうにも届けていきたいと思います。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) その附帯決議の内容ですけど、そういうことをしっかりしなさいということなんですか。それとも、附帯決議の内容がこれはこうしないと駄目ですよということなのか。今後それをこういう具合にしなさいよという内容なのか、附帯決議の内容について、そこのところは。 ◯議長(寳部  勝君) 教育民生委員長◯教育民生常任委員長(塩川 恭子君) 附帯決議というだけで、拘束力はないのではないかと私は思います。 ◯議長(寳部  勝君) 外に質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 質疑なしと認めます。  それでは、これを以って質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず、議案第55号に対する討論はございませんか。7番、和田議員。 ◯議員(7番 和田 善久君) 議案第55号について、反対の立場で討論いたします。  火葬料金2万円の根拠が、未だに納得できませんのと、減免についての規則の整備が整っていません。長年市民税を納めてきた市民の最期に火葬料を徴収することは、行政サービス提供のあり方であり、宮若市の施策の問題であります。  以上の理由で反対します。 ◯議長(寳部  勝君) 外に賛成討論はございませんか。15番、安永議員。 ◯議員(15番 安永 友則君) 15番です。今の反対討論がありましたが、意味は十分に分かる訳でございますが、長年の市民の要望でありました。この火葬場の整備は、今の状況は、とても非常に両火葬場とも厳しい状況にある訳でございます。今後の管理体制、運営上の問題から、宮若市の財政状況を初めとし、色んな市の状況を考えますと、施設管理にそれ相応の市民の負担をお願いするのは、これはやむを得ないものだと思っております。それ以上に、市外の方々の負担はそれ相応の負担をして頂くという、こういう差がある訳でございます。他市町の状況も考えまして調査をされておる訳でございますが、他市町におきましても相当な市内、或いは市外ということで差が出ておる状況でございます。施設自体は、どうしても早急に要る施設でございますので、そういった立場から賛成をするものであります。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 外に討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  それでは、これを以って議案第55号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第57号に対する討論はございませんか。8番、弓削田議員。 ◯議員(8番 弓削田 敬君) 8番、弓削田です。私は、ただ今議題となっております、議案第57号宮若市社会福祉センター条例の一部を改正する条例の制定に対し、反対の立場として討論を述べさせて頂きます。  この条例は、市外利用者の利用料金を一律400円とする改正案でございます。本市の福祉施設なので、納税者である市内居住者の方に対しての優遇措置については理解はできますけれども、今回市外の方々に対し、特に高齢者や障害を有する方に対しても健常者の方と同じ、一律400円に設定することに対しては、余りにもそういった方々に対しての配慮がなさ過ぎるというふうに感じております。  また、この料金設定では、市外利用者が極端に減少するのではないかというふうにも感じております。私は、もっと細かい料金設定が必要であると判断し、社協の理事という立場ではございますが、本議案に反対します。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 賛成の討論はございませんか。15番、安永議員。 ◯議員(15番 安永 友則君) この議案につきまして、所管の委員会で十分討議・討論をされておるということで委員長報告も聞きました。使用料につきましても、市内の方々については以前と変わりはありませんし、市外の方々についてはそれ相応の負担を願うということは、これは当然なことと思います。他の市町村の例を見てもそのようになっておるところが多いようでございます。やはり、施設の管理上、必要な措置であろうと思っております。  以上、賛成をするものであります。 ◯議長(寳部  勝君) 外に反対の討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  それでは、これを以って議案第57号に対する討論を終結します。  次に、議案第58号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  次に、議案第59号に対する討論はございませんか。2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 2番、中尾。私は、議案第59号に反対の立場で討論をさせて頂きます。  現在の宮若市の財政は決して潤っている状態ではないと思います。確かに、これは合併協議での決定事項であること、本工事は合併特例債を一部活用することも伺い知るところであります。これが完成すれば、本市における文化・教育の拠点になると、都市基盤の中核をなすということも分かります。しかし、職員の定数の削減、業務の一部を民間に委託するなど、経費の節減に今努力されている中、延床面積約3,180平米、工事請負金額6億3,000万円が果たして身の丈に合った施設と言えるのでしょうか。私は、図書館を否定するものではありません。私も本は大好きであります。読者の気持ちも十二分に分かります。しかし、この財政の厳しい中、私達の今誤った将来判断で、孫達の将来につけを残してはいけないと思うのであります。  故に、この本案に反対をいたします。 ◯議長(寳部  勝君) 賛成討論はございませんか。7番、和田議員。 ◯議員(7番 和田 善久君) 議案第59号工事請負契約の締結について、宮若市図書館を核とする生涯学習拠点施設新築工事について、賛成の立場で討論いたします。  今、反対の理由は述べられました。しかし、これはもう既に特別委員会を設置して、十分審議をされてきた訳であります。今、議案に上がっているのは、工事の請負締結についての議案であります。確かに、私共の委員会の審議の中で、業者の指名選考に対する指摘がありました。本市、宮若市は議会も執行部も本市が発注する工事は、地元業者育成を主眼に置いて行った結果であり、法的にも問題はないと聞いております。合併して5年の宮若市に、文化・教育の拠点となる公共施設であり、総合計画に掲げた都市基盤中心的役割を果たす施設でもあります。反対する理由はありません。
     以上の理由で賛成といたします。 ◯議長(寳部  勝君) 反対討論はございませんか。10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。私は、反対の立場で討論させて頂きます。  この図書館建設については、非常に多くの血税をつぎ込み、借金を重ねることになります。特例債がある、この10年間に造ってしまおうということは、後の世代につけを回すことになります。今、考えなければならないのは、欲しいから造るということではなくて、将来の宮若市がどうなるかということではないでしょうか。議会は、子供や孫達の世代にとって、今、非常に重要な決議をしておるということを認識しなければならないと思います。責任を持って決議をしなければならない。私は、その責任において、この議案に対して反対をいたします。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 賛成討論はございませんか。11番、遠藤議員。 ◯議員(11番 遠藤 嘉昭君) 私、議案第59号に対し賛成討論をさせて頂きます。  図書館を核とする生涯学習拠点施設の整備については、合併協議会での協議を踏まえ新市建設計画でその整備を図ることが位置付けられ、総合計画にもその整備が明確に定めてある中で、図書館を核とする生涯学習拠点施設の整備の必要性について或いは規模について等々、議員各位意見があると思いますが、本施設の整備に関してはこれまでに議会としても調査研究特別委員会を設け、長期間に亘り慎重審議を行い、執行部に対し整備計画については委員長名で提案書を呈していることは各議員承知のことと思います。執行部は、この特別委員会提案内容を尊重し、幾つかの計画見直しを図り、整備計画に取り組まれてきたものと私は思っております。このことを踏まえ、昨年9月議会では本施設の計画地である土地の取得議案、また市議会改選後の本年6月議会での22年度予算審議でも賛成多数で本施設の関連予算も可決しており、本年度から施設建設に着手するため入札が施行され、また仮契約締結までされ、本議案が上程されたものであり、私は以上のことから本議案に賛成するものであります。  以上です。 ◯議長(寳部  勝君) 外に討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  それでは、これを以って議案第59号に対する討論を終結いたします。  次に、議案第60号に対する討論はございませんか。2番、中尾議員。 ◯議員(2番 中尾ハギ子君) 2番、中尾。本件につきましても、先の議案59号で反対討論を申し上げたことと同様、本市の財政状況を勘案すれば、議案第59、60号合わせました工事請負金額は身の丈に合った施設とは私は思いません。したがって、本件についても反対を申し上げます。 ◯議長(寳部  勝君) 賛成の討論はございませんか。7番、和田議員。 ◯議員(7番 和田 善久君) 議案第60号は、59号と同じ理由で賛成といたします。 ◯議長(寳部  勝君) 外に討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  それでは、これを以って議案第60号に対する討論を終結いたします。  次に、22年陳情第5号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  これより順次採決いたします。まず、議案第55号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに賛成の方のご起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(寳部  勝君) ご着席下さい。賛成多数でございます。よって、議案第55号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第57号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに賛成の方のご起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(寳部  勝君) ご着席下さい。賛成多数でございます。よって、議案第57号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第58号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第58号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第59号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに賛成の方のご起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(寳部  勝君) ご着席下さい。賛成多数でございます。よって、議案第59号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第60号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することに賛成の方のご起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(寳部  勝君) ご着席下さい。賛成多数でございます。よって、議案第60号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、22年陳情第5号について採決いたします。本件に対する委員長報告は不採択でございます。よって、原案について採決いたします。本件に対して原案のとおり決することに賛成の方のご起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(寳部  勝君) 賛成少数でございます。よって、22年陳情第5号は不採択と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第4.議案第53号 ◯議長(寳部  勝君) 日程第4、議案第53号を議題といたします。  本件に対し産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。 ◯産業建設常任委員長(島本 昌典君)〔登壇〕 ただ今議題となっております、議案第53号民事調停の申し立てについて、去る8日に委員会を開催し、所管課同席の下審査いたしましたので、その経過と結果のご報告を申し上げます。  本件につきましては、市営住宅家賃の納付指導に応じない者、提案理由では9名が対象となっておりましたが、その後1名が納付されましたので、実質8名に対し民事調停の申し立てをするものであります。  質疑の主なものとしましては、滞納に至る原因についての質問に対し、裁判所で事情を聞かないと何共言えないが、主な原因としては過剰債務による滞納であるとのことでございました。質疑を終結し討論に入りましたが、反対討論もなく、全員異議なく可決すべきものと決しております。  以上で報告を終わりますが、議員各位のご理解、ご決定をよろしくお願いいたします。 ◯議長(寳部  勝君) ただ今、委員長の報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第53号は委員長の報告のとおり可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第5.議案第61号 ◯議長(寳部  勝君) 日程第5、議案第61号を議題といたします。  本件に対し教育民生委員長の報告を求めます。教育民生委員長◯教育民生常任委員長(塩川 恭子君)〔登壇〕 ただ今議題となりました、議案第61号平成22年度宮若市一般会計補正予算(第2号)中、教育民生委員会に付託になりました歳出3款民生費中1項1目28節繰出金、2目国民年金事務費、5目後期高齢者医療費、2項5目乳児医療対策費、6目ひとり親家庭等医療費を除く民生費、4款衛生費中2項4目合併浄化槽整備事業費、3項水道費を除く衛生費、10款教育費につきまして、去る8日に委員会を開催し、所管課同席の下審査をいたしましたので、その審査の経過と結果をご報告申し上げます。  なお、審査につきましては、先の第5回臨時会で可決されました、宮若市職員の一般職の給与に関する条例改正に伴います人件費の減額に関係する補正につきましては、説明と質疑を省略して進めております。  今回の補正の主なものは、3款では3款1目19節で地域介護・福祉空間整備等施設整備費補助金1,604万5,000円の増額、これは市内の6施設分のグループホームにスプリンクラーを設置するための補助金であります。4項2目20節で更生医療給付費4,202万4,000円の増額、これは身体障害者の更生に必要な手術等の内、今回心臓、腎臓病等手術の増加により追加補正されるものであります。5項2目20節の扶助費2億566万5,000円の増額、これは生活保護人員の増により本年度の推移から試算して不足が見込まれるため追加補正されるものであります。  次に4款では、1項2目23節で県支出金返還金614万5,000円の増額、これは平成21年度の新型インフルエンザワクチン接種助成費臨時補助金の精算金であります。  次に10款では、5項3目19節で文化財保護費補助金20万円の増額、これは県の文化財に指定されております宮永と乙野の野舞台修復に係る設計業務委託の補助金であります。  質疑の主なものとしましては、2項1目児童福祉総務費の15節工事請負費719万3,000円について、学童保育所を新設するとのことであるが、ここは以前にプレハブを建てたのでとの質問に対し、前回のプレハブは元々学校の教室として建てられたもので、ここが空き教室となったため学童保育所が利用していた。来年度、宮田東小学校の新1年生が2クラスとなり、現在よりクラス数が増えるため、教室として利用される。このため、学童保育所を新たに設置するものとの答弁がありました。  この案件に関しましては、その外にも利用者は何人か、設置場所は何処か、プレハブで700万円以上の経費が掛かるのか等の質問がなされております。これに対しまして、執行部より12月1日現在の東学童保育所利用者は27名であり、宮田東小学校体育館横の一画に建設予定。経費については本体工事の外エアコン、電気、給排水等の付帯工事まで含めたものであるとの回答を受けております。  また、委員から、若宮総合支所の移転の際に出る備品関係等再利用できるものは利用するなどして経費の削減に努めて頂きたいとの意見がありました。  質疑を終了し討論に入りました。討論では、本議案は人事院勧告に伴う人件費の削減が主であり、臨時会の本会議上でも反対討論を行ったとおり、反対するとして反対討論がなされております。賛成討論はなく採決に移りました。採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しております。  以上で報告を終わります。議員各位のご理解、ご決定をよろしくお願いいたします。 ◯議長(寳部  勝君) 次に、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。 ◯産業建設常任委員長(島本 昌典君)〔登壇〕 ただ今議題となっております、議案第61号平成22年度宮若市一般会計補正予算(第2号)中、産業建設委員会に付託されました4款2項4目合併浄化槽整備事業費、4款3項水道費、5款労働費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、11款災害復旧費につきまして、去る8日から14日までの休日等を除く5日間を費やし、所管課同席の下審査いたしましたので、その経過と結果のご報告を申し上げます。  付託されました予算の主なものといたしましては、11月の臨時会で可決されました一般職の職員の給与改定に伴う人件費の補正及び4款2項4目19節合併浄化槽設置補助金1,119万円の増額、5款1項3目15節原田・沼口線の事業費確定に伴う工事請負費800万円の減額、並びに8款2項3目13節有木第2橋滑落防止工事を含みます委託料4,500万円の増額であります。  質疑の主なものといたしまして、8款2項2目工事材料費とはとの質問に対し、道路愛護推進活動の材料費及びグレーチングの盗難によるものとの回答でございました。  また、合併浄化槽設置補助金について、現在一般住宅のみの補助金なのかのとの質問に対し、営利を目的としているところには、国、県の補助はあるが、予算枠があるので、まずは一般住宅を優先するとの回答でございました。  質疑を終結し討論に入りました。討論では、8款2項3目13節委託料の内道路改良工事委託料について反対討論がなされ、採決の結果、賛成多数で可決すべきものと決しております。  以上、報告を終わりますが、議員各位のご理解とご決定をよろしくお願い申し上げます。 ◯議長(寳部  勝君) 次に、総務委員長の報告を求めます。総務委員長◯総務常任委員長(中島 健三君)〔登壇〕 総務委員会に付託になりました、議案第61号の一般会計補正予算(第2号)の歳入と総務委員会に係る歳出、並びに債務負担行為等についての審査の経過と結果についての報告を申し上げます。  審査日は、12月の14日にコミュニティセンター条例の制定の審査の後に行いました。今回の補正は、3億10万9,000円を追加して、歳入歳出の合計が174億83万6,000円とするものでございます。  執行部から説明を受けた後、審査に入った訳ですが、主な内容は民間委託、これについての論議がございました。内容につきましては、民間委託契約が23年の3月1日から24年の2月29日までの1年間ということで、23年の4月より本格稼働するというものでございますが、4月前の1か月間は研修期間ということになります。予算につきましては、約2,500万円ということでございますが、この1年間の予算につきましては、緊急雇用創出事業ということで県の基金から出るということでございます。業者選択は競争入札方法を前提とすることでございます。  また、窓口につきましては、対象の係は市民生活課、それから国民年金、それから収納対策、それから総合窓口です。それから支所のほうでは、市民課の市民グループと、そういうところに民間委託が合計9名と入る訳でございます。また、9名はそれぞれ各箇所につきましてチーフを設けて行政が要望・指摘する場合は、そのチーフを通じて指摘をするということになりますが、因みに国民年金、収納対策、或いは支所と3か所に分かれますので、今のところでは3か所のチーフ、それぞれ3名がチーフになって、そのチーフと行政のほうが色々やり取りをするということになるそうでございます。  その他につきましては、財政基金ですね。これにつきまして今の残高は幾らかということで、補正後の残高は12億8,400万円で、減債基金の残りは3億7,300万円で、合計しますと16億5,700万円が基金として今残っていると、そのような内容でございました。  簡単ではございますが、ご報告を申し上げます。  討論を終えまして、採決を行った訳でございますが、討論で反対がございました。民間委託には反対であると、また職員給与の大幅な減額などには賛成できないと。そういう理由で反対討論がございました。賛成討論はございませんでした。採決を行い、賛成多数で総務委員会としては可決するものと決しました。  以上で報告を終わります。 ◯議長(寳部  勝君) ただ今の所管委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。4番、茅野議員。 ◯議員(4番 茅野  勝君) 総務委員長にお尋ねしますけど、行政窓口の業務委託費のことでございますが、個人情報がこの間も新聞に載ってような事態が生じておりますが、まだ執行部のほうから市民に対してもきちんとした対応もお詫びもないようで、ただ議会に説明があっただけでございますが、個人情報の漏えいとか色んな問題についての管理態勢とか、色んな問題についての管理態勢とか、民間委託にした時に執行部側からどうする、こうするとか、議会のほうからそういうところの説明とかそういう話ございましたでしょうか。 ◯議長(寳部  勝君) 総務委員長◯総務常任委員長(中島 健三君) 今度の議案に対しての質疑の中では、そういう討論は敢てなかったと記憶しておりますが、その前の閉会中の特別委員会の時に、そういう個人情報についての話が出ました。その時は、民間の方には扱わせないと。そして、管理は先程申しましたチーフを通して管理態勢を行っていくと、そういうような説明がございました。 ◯議長(寳部  勝君) 外に質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 質疑なしと認めます。  それでは、これを以って質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。討論はございませんか。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) 本議案の最大の理由は、守秘義務が課せられる部署における業務の民間委託、いわゆる債務負担行為がなされていると。これは、公の職場におけるワーキングプアへの道を開くものであるということから反対いたします。  以上です。
    ◯議長(寳部  勝君) 賛成の討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  それでは、これを以って討論を終結します。  これより採決いたします。本件に対する各所管委員長報告は可決でございます。所管委員長報告のとおり決することに賛成の方のご起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(寳部  勝君) ご着席下さい。賛成多数でございます。よって、議案第61号は委員長報告のとおり可決と決しました。  ここで10分間の休憩をいたします。                  午前11時03分休憩       ………………………………………………………………………………                  午前11時13分再開 ◯議長(寳部  勝君) 休憩前に引き続き会議を開きます。       ────────────・────・────────────   日程第6.議案第62号・議案第63号 ◯議長(寳部  勝君) 日程第6、議案第62号及び議案第63号、以上の2件を一括して議題といたします。  この2件に対し、総務委員長の報告を求めます。総務委員長◯総務常任委員長(中島 健三君)〔登壇〕 議案第62号平成22年度宮若市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)と第63号平成22年度宮若市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の審査の経過と結果についてをご報告申し上げます。  まず、議案第62号の国民健康保険ですが、8,044万5,000円を追加しまして、歳入歳出の総計が35億3,553万3,000円となるものでございます。  本会議と同様の説明が執行部からございました。その後質問に入った訳ですが、主な質問は、ちょっと国民健康保険とはこの予算書とはちょっと関係ないんですが、国保の今後の広域化、これについてはどうなのかということで、後期高齢者が廃止になって県単位で国保加入ということになって、国保会計は一般会計から繰り入れしないでやっていくというようなことを国が言っていると。ということは、税できちんと運営する国内統一の保険料の設定等は今後必要になってくるであろうと、そのようなことが詳しく行政のほうから説明がありました。外に少し意見がございましたけれども、ここでは省略させて頂きます。  慎重審議を行いました結果、全員賛成で可決するものと決しました。  続きまして、議案第63号、これは後期高齢者医療特別会計でございます。これは、386万6,000円を補正追加し、総額で3億8,083万5,000円となるものでございます。これは、繰入金の確定や連合会の負担金などの増減が主なものでございます。  慎重な質疑の後、採決を行い、全員一致で可決するものと決しました。  以上で、62号、63号の報告を終わらせて頂きます。 ◯議長(寳部  勝君) ただ今の委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。まず、議案第62号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  次に、議案第63号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  これより順次採決いたします。まず、議案第62号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第62号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第63号を採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第63号は委員長報告のとおり可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第7.議案第64号~議案第66号 ◯議長(寳部  勝君) 日程第7、議案第64号、議案第65号及び議案第66号、以上の3件を一括して議題といたします。  この3件に対し、産業建設委員長の報告を求めます。産業建設委員長。 ◯産業建設常任委員長(島本 昌典君) ただ今一括して議題となりました、議案第64号平成22年度宮若市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)、議案第65号平成22年度宮若市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、議案第66号平成22年度宮若市水道事業会計補正予算(第2号)の内、議案第64号及び議案第66号については去る10日に、議案第65号については去る8日に委員会を開催いたしましたので、その審査の経過と結果のご報告を申し上げます。  まず、議案第65号ですが、本件は補正予算前予算額2億1,580万円に1,472万6,000円を増額し、6億799万9,000円とするものであります。  歳入では、一般会計からの繰入金151万6,000円の減額及び繰越金354万2,000円、並びに市債1,270万円、また歳出では公共下水道建設費1,472万6,000円であります。第2表地方債補正では、限度額を4,480万円から5,750万円に変更するものであります。  質疑の主なものといたしましては、下水道事業の今日迄の投資額の質問に対し、22億円程度であるとの回答でございました。また、起債残が増えているがとの質問に対し、計画区域の見直しを県と打ち合わせし、他市町村共協議をしていく。過疎地域も含んでいるので、住宅密集地を中心にやっていく考えでいかなければならないとの回答でございました。  質疑を終え討論もなく、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しております。  次に、議案第64号及び議案第66号についてですが、まず議案第64号は、補正前予算額1億1,797万9,000円から22万2,000円を減額し、1億1,775万7,000円とするものでございます。  歳入では、職員の給与改定に伴う一般会計からの繰入金22万2,000円の減額。また、歳出におきましても人件費を同額減額となっております。  質疑、討論もなく、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しております。  次に、議案第66号でありますが、収益的支出において459万2,000円の減額となっております。これは、職員の給与改定に伴うものであります。また、資本的収入及び支出でありますが、収入では1,767万円の追加となっておりますが、これは県が施工する道路改良事業外の配水管布設替えによります県からの工事負担金であります。支出では、施設改良費で2,470万円の追加となっておりますが、収入で申し上げました道路改良に伴う工事費でございます。  質疑の主なものといたしましては、布設替えに伴う市の負担金はあるのかとの質問に対し、703万円の負担があるとのことでございました。  質疑を終結し討論もなく、採決の結果、全員異議なく可決すべきものと決しております。  以上で報告を終わります。議員各位のご理解とご決定をよろしくお願い申し上げます。 ◯議長(寳部  勝君) ただ今の委員長報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 質疑なしと認めます。  それでは、これを以って質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。まず。議案第64号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  次に、議案第65号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  次に、議案第66号に対する討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  これより順次採決いたします。まず、議案第64号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第64号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第65号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第65号は委員長報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第66号について採決いたします。本件に対する委員長報告は可決でございます。委員長報告のとり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議案第66号は委員長報告のとおり可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第8.議案第28号 ◯議長(寳部  勝君) 日程第8、議案第28号を議題といたします。  本件に対し、宮若市自治基本条例制定審査特別委員長の報告を求めます。特別委員長。 ◯宮若市自治基本条例制定審査特別委員長(中島 健三君)〔登壇〕 自治基本条例制定特別委員会の報告を申し上げますが、その前にお手元の議案第28号の修正案の提出の議案書の提出者の欄で私の名前が総務常任委員会となっておりますが、これは自治基本条例制定審査特別委員会というふうに訂正をお願いしたいと思います。  今年の6月の定例議会に市長から、自治基本条例が上程され、審査のために自治基本条例審査特別委員会が制定されました。制定以来6か月半が経過いたしましたが、全ての審査が終わりましたので、審査の内容と結果をご報告申し上げたいと思います。  ご存じのように、この条例は上程の理由といたしまして、市民参加を推進し開かれた市政の実現を目指し、個性豊かで活力に満ちた地域社会の実現のために市政運営の最高法規であり、市の憲法として位置付けられる条例を制定すると。そういうような大変重要な条例案でありましたので、6か月以上という審査の時間を要しましたことをまずお詫び申し上げたいと思います。  まず経過でございますが、6月定例議会で6月4日に上程の後、同日第1回目の委員会が行われまして、正副の委員長互選を行いました。委員長に私中島、それから副委員長に神谷議員が決まった訳でございます。  続けて、第2回の委員会を6月18日に開催をいたしました。この開催は、執行部から条例の内容についての詳しい説明が行われ、全体につきましての質疑を行いました。そして、更に後日委員会で逐条ごとに審査をすることを決めまして、閉会中に近隣の先進地の視察を行いその後に逐条ごとに審査を行おうと、そういうふうなことを第2回で確認を行いました。その2回目と3回目の途中に、市議会の6月定例会がありましたが、途中経過を本議会で報告を行いました。  更に、閉会の6月議会が終わりまして、第3回の委員会を8月の20日に行いました。この間、6月18日から本会議を挟んで8月迄2か月間あった訳ですが、この間に審査を行わなかった理由といたしましては、ご存じのように第22回の参議院選挙が7月11日に行われたために、研修先の自治体が多忙を極め、なかなか訪問先が見つからなかったということがおくれた理由でございました。  3回目を8月20日開いた訳ですが、これは嘉麻市に訪れまして、嘉麻市の自治基本条例を学びました。特徴と中身は、嘉麻市から議会事務局長や企画財政課長などが親切に対応してくれまして、色々検収した訳ですが、特に気がついた点は、住民投票が、これは常設ということになっておるところが、我が市の提案されたところと大きな違いだと思います。その点についての経緯のメリット・デメリット等が視察先で論議されました。  続きまして、第4回は8月23日にこれも行いましたが、これもうきは市に現地視察に参りました。うきは市は、人口が3万2,000人で、しかも2町が合併したという経緯がありまして、宮若市と類似点が非常に多く、その後の私達の自治基本条例の審査特別委員会におきましても、大変参考になった訳でございます。特に感じましたのは、この条例の制定は、市民が自ら作り上げたというところが大きな特徴であったろうかとも思います。委員会への提案なども全て市民の方々がインターネット等を利用しながらやって作り上げたということでございまして、完全に市民の手による条例作りが行われたということが特徴であったかと思います。  更に特徴的なのは、一番最後の条に5年を区切りにし見直すということがはっきり明記されていたということでございまして、運用していく中で不備な点がありましたら、5年先に見直すということが特徴的であったと思います。  続きまして、4回の委員会が終わった後に、9月定例議会を迎える訳でございますが、その旨の途中経過の報告をさせて頂きました。  第5回委員会を10月7日に行いまして、これから逐条ごとに入った訳でございます。まず、前文から第2条までの審査を行いまして、特に前文の中で旧産炭地区からの脱却という言葉がございますが、この文言は石炭産業の負のイメージが強調されてあると。これは、自治基本条例で今からのまちづくりには相応しくないのではないかということで、むしろ現在は石炭産業から学ぶ点が多いと。そういうふうに前向きな姿勢で捉えてほしいと、このような意見がございました。  続きまして、第6回の委員会を10月20日に開催しました。これは、第3条から第19条のパブリックコメント迄を審査いたしました。  続きまして、第7回委員会は11月の2日に行いました。これは第19条の途中から第20条の住民投票までの審査を行いました。  第8回は11月16日に行いまして、21条から最後の28条までの審査を行いました。これの中には、地域担当制が含まれておりまして、宮若市を8ブロックに分けまして、それぞれボランティアで募集した職員がそこで活動すると、そういう内容でございます。  第9回の委員会は11月の26日に行いまして、今迄審査した中の全体を含めまして訂正等を取りまとめ審査をいたした訳でございますが、その中で市長の責務というのを別立てで条を設けて課すべきじゃないかと。やはり、市長の責任というのは非常に重いもので、当然市の責務とかぶる訳ですが、それにしても市長の責任は非常に重いものがあるので、別条立てでやるべきだということで9回委員会は終わっております。  続けて、第10回の委員会を12月15日に開催しました。第9回で提言がありました、市長の責務を別条にて追加して審査を行いました。この中で、第8条の特別職の市長に更に別条立てする中で、倫理というものを課すべきじゃないかという意見がございました。これは、第7条の議員の責務にも同じように倫理ということが共通する訳でございますけれども、我が市には日本一厳しい政治倫理条例というものがある訳でございますから、その中で不備な点は更に論議を深めていくべきということになりまして、本委員会で委員長報告の時にそれを申し述べまして、ご理解を頂いた訳でございます。  以上が、簡単な経過報告でございますが、それでは条例の修正案の説明に入らせて頂きます。  お手元に宮若市自治基本条例の制定議案に対する修正の案が届いておりますので、それに従って説明を申し上げたいと思います。  まず、条の修正ですが、第9条を第10条に変えます。それから、第10条から14条を第11条から15条に、更に第15条から20条を第16条から21条に変更され、第21条から24条を第22条から25条に変更、25条から27条を26条から28条に、28条を29条に改めていくものでございますが、これは新旧対照表で説明をしたいと思いますので、新旧対照表をお開き頂きたいと思います。まず、前文は先程申し上げましたが、傍線の部分ですね。修正で新しくは継承されたまちです。また、明治、大正、昭和と国の発展を支えてきた石炭産業に変わり、自動車関連企業を中心とした商工業など多様な産業が集積するものですというふうに修正して文言を変えております。  続きまして第2条です。第2条は、これは3号では協働という言葉が謳ってある訳ですが、原案では市民等々議会と市又は市民等々とはという文章になっておりますが、非常にこれは分かりにくいと。市民等と市民等で何を言っているのか分からないということで変えたのは、市民等と議会と市とがそれぞれの役割と責任を果たすというふうに自発的なことに修正した訳でございます。そういうふうに、分かりやすく多少意味は変わりますけれども変えさせて頂きました。
     更に続けて参りたいと思います。第8条です。これは、先程申しました市長の責務を新たに設けました。第8条、市長は市民の信託に応え、宮若市の発展と市民福祉の増進を図るため、公正かつ誠実に市政を執行しなければならない。2項では、市長は宮若市の代表者として、この条例の理念に従い協働によるまちづくりを推進しなければならない。3項で、市長は職員の育成と能力の向上を図り、効果的に市政を運営しなければならないと、この3つを新たに市長の責務として設けました。  次に、第10条です。第10条は、改正前は職員は市民等のために働く者としてという文言が入っておりましたが、これはもう分かり切っておることですので、職員は公正かつということで、市民等のために働くという文言を省いておりまして、全体的には職員は公正かつ誠実に勤務を遂行しなければならないというふうに改めました。  続いては、修正案では第21条です。旧が20条です。これは、市は市政に関する重要事項について市民等の意見を直接問う、これは住民投票なんですが、その市民等というのが、今度は市民ということに「等」ということを削りました。その理由としましては、第2条に市民等の定義というのが書いてありますが、ここでは市内で在住する者プラス市内で外部から通勤して来られた働く人、或いは不動産を有する人、或いは宮若市で事業活動をする人等も含まれた意味で市民等という言葉が使われておりますので、実際宮若市の重要な事項を決める場合は、やはり「等」という言葉を削って、在住している市民というふうに限定すべきだということで、これは「等」という言葉を削りました。  次に、第29条になります。修正前は、これは年限のことは謳ってなく、市はこの条例の見直しについて検証し、必要に応じて見直すと。必要に応じてということを期間を限定しまして、新しくは市はこの条例の見直しについて4年を超えない期間ごとに検証し、必要に応じて見直すというふうに年限を付しました。これは、4年ごとに市長を含め、議会の皆さんの選挙がある訳ですが、4年ごとに新しい市長、或いは議員さんの意見で審査すべきだということになりまして、こういうことに改めるようになりました。  更に、附則では交付の日から施行するということを、この条例は23年4月1日から施行するというふうになりました。  以上が簡単ではございますが、修正案の内容でございます。議員各位のご協力をよろしくお願い申し上げます。  以上で報告を終わらせて頂きます。 ◯議長(寳部  勝君) ただ今の特別委員長の報告に対する質疑をお受けします。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。まず、原案に対する賛成討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  次に、原案に対する反対討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  次に、修正議案に対する反対討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  次に、修正議案に対する賛成討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  それでは、これを以って討論を終結します。  これより採決いたします。まず、修正議案について採決いたします。修正議案のとおり決することに賛成の方のご起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(寳部  勝君) ご着席下さい。賛成多数でございます。よって、修正議案は可決と決しました。  次に、修正議決部分を除く原案に対し採決いたします。修正議決部分を除く原案に賛成の方のご起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(寳部  勝君) 有難うございます。ご着席下さい。賛成多数でございます。修正議決部分を除く原案は可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第9.議員提出議案第8号 ◯議長(寳部  勝君) 日程第9、議員提出議案第8号を議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めます。6番、塩川議員。 ◯議員(6番 塩川 恭子君)〔登壇〕 今回提出しています、この病気は国が長い間九州沖縄の風土病として自治体任せにしたことにより、現在全国的に大きな問題となっています。県においても、約6万7,000人が罹患されているとされております。読み上げて提案に替えさせて頂きます。  ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)総合対策を求める意見書、ヒトT細胞白血病ウイルス1型は、致死率の高い成人T細胞白血病や進行性の歩行、排尿障害を伴う脊髄疾患、ハムと言われておりますが、を引き起こします。国内の感染者数キャリアは100万人以上と推定され、その数はB型・C型肝炎に匹敵します。毎年、約1,000人以上がATLで命を落とし、ハム発症者は激痛や両足麻痺、排尿障害に苦しんでいます。一度感染すると、現代の医学ではウイルスを排除することができず、いまだに根本的な治療法は確立されておりません。現在の主な感染経路は、母乳を介して母親から子供に感染する母子感染と性交渉による感染があり、その内母子感染が6割以上を占めています。このウイルスの特徴は、感染から発病までの潜伏期間が40年から60年と期間が長いことです。そのため、自分自身がキャリアであると知らずに、子供を母乳で育て、数年後に自身が発症し初めて我が子に感染させてしまったことを知らされるケースがあります。この場合、母親の苦悩は言葉では言い表せません。一部自治体では、妊婦健康診査時にHTLV-1抗体検査を実施し、陽性の妊婦には授乳指導を行うことで、効果的に感染の拡大を防止しています。平成22年10月6日、厚生労働省は官邸に設置された特命チームにおける決定を受け、抗体検査を妊婦健康診査の標準的な検査項目に追加し、妊婦健康診査臨時特例交付金に基づく交付負担の対象とできるよう通知を改正し、各自治体に発出しました。これにより、全国で感染拡大防止対策が実施することになります。我が町でも、1月より公費により抗体検査が実施される運びとなっております。そのためには、医療関係者のカウンセリング研修やキャリア妊婦等の相談態勢の充実を図ると共に、診療拠点病院の整備、予防、治療法の研究開発、国民への正しい知識の普及啓発等の総合的な対策の推進が不可欠です。  よって、政府におかれましては、ヒトT細胞白血病ウイルス1型の感染拡大防止に伴う総合対策を推進するため、以下の項目について早急に実現するよう強く要望いたします。  1から7まで、以上よろしくお願いいたします。 ◯議長(寳部  勝君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本件については、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、本件について委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。本件に対し、原案のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第8号は原案のとおり可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第10.議員提出議案第9号 ◯議長(寳部  勝君) 日程第10、議員提出議案第9号を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君)〔登壇〕 10番、浜崎です。読み上げて提案に代えさせて頂きます。  公契約に関する基本法の制定を求める意見書、厳しい財政状況を背景に国や地方自治体では、公共サービスの効率化・コストダウンが求められている。このような中、公共工事や委託事業などの公契約の価格は過当競争とあいまって、低価格・低単価の契約や受注が増大している。このため、受注先である民間企業の経営悪化と労働者の賃金、労働条件の著しい低下を招くという問題が生じている。  更に、業務委託に係る人件費は物件費と扱われるため、労働基準法や最低賃金法等が遵守されているかどうか発注者には関与しにくい構造となっており、委託業務を担う労働者は、社会保険の不適用、賃下げや解雇の脅威にさらされている。  こうした状況を打開する新の豊かさを実現できる、よりよい社会を実現するためには、不公正な取引関係を改善すると共に、公正労働基準の確保や労働関係法の遵守、社会保険や労働保険の全面適用を徹底させることが必要である。  更に、男女平等参画社会の構築や障害者雇用の促進など、社会的価値を高めるため積極的に施策を講じることが求められている。  また、ILO94号条約公契約における労働条件に関する条約を早期に批准すると共に、地域における公契約条例の制定に向けた環境整備のために、公契約基本法の制定が急務である。  よって、宮若市議会は国会及び政府に対し、早期に下記の事項を実施するように強く要請する。  1、良質な公共サービスの安定的提供とその事業に従事する者の労働条件の改善、並びに職場の安全の確保のため公契約に関する基本法を早期に制定すること。  2、公契約に関する基本法を制定する際には、厚生労働基準と労働関係法の順守、社会保険の全面適用等を公契約の必須条件とすること。  以上であります。 ◯議長(寳部  勝君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本件について、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  これより採決いたします。本件に対し、原案のとおり決することにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、議員提出議案第9号は原案のとおり可決と決しました。       ────────────・────・────────────   日程第11.議員提出議案第10号 ◯議長(寳部  勝君) 日程第11、議員提出議案第10号を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。9番、島本議員。 ◯議員(9番 島本 昌典君)〔登壇〕 ただ今議題となっております、議員提出議案第10号TPP(環太平洋経済連携協定)への対応に関する意見書につきまして、提案理由をご説明申し上げます。  本案は、今期定例会で産業建設委員会に付託されておりました、22年請願第3号環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加に反対する請願書、並びに22年請願第4号TPP(環太平洋経済連携協定)への対応に関する請願書について去る14日に審査いたし、賛成多数で採決すべきと決しましたので、今回両請願の趣旨に添って国及び政府に対し意見書を提出しようとするものであります。  TPPは原則として、全ての物品について関税の撤廃を目指しており、仮にTPPが締結されれば地域経済、社会、雇用が大打撃を被ることは必至であります。我が国は、食料の60パーセントを海外に頼っておりますが、更に食料需給率が低下することになれば安心・安全な食料の安定供給が脅かされ、国民に大きな不安を与えることとなります。このことから、我が国及び本市の農業に対する壊滅的な打撃を与えるTPP交渉については断固として参加しないこと。TPPについては、全品目での関税撤廃だけではなく、様々な分野での包括的な交渉が行われ、農林水産分野以外にも国民の経済や生活に関わる多様な分野について影響があることを国民に十分説明すること。多様な農業の共存を基本理念として、農業・農村の多面的機能の発揮や食料安全保障の確保など食料自給率の向上、農業・農村の振興などを損なわないように対応するよう、地方自治法第99条の規定により意見書を提出したく、提案するものでございます。  以上、提案理由を申し上げましたが意見書につきましては、お手元に皆さん配布されておると思いますのでご参照して頂ければ幸いでございます。どうぞ、議員各位のご理解とご決定をよろしくお願い申し上げます。 ◯議長(寳部  勝君) これより質疑に入ります。質疑はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本件についても、委員会付託を省略することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、本件については委員会付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。討論はございませんか。10番、浜崎議員。 ◯議員(10番 浜崎 稔哉君) 10番、浜崎です。私は、この意見書提出に反対の立場で討論をさせて頂きます。  確かに、このTPP参加を検討するという発表は唐突ではありましたが、しかしながら日本の農業が壊滅的打撃を受けるというこの文言。そして、断固反対をするという文言に対して、私は非常に疑問を持つところであります。日本の農業の製品というのは、非常に品質がよく、世界のそれと比べても遜色がないものであります。新しい農業のあり方を考えれば、発展していく可能性が大であります。この数字においては、非常に極端な条件の下での試算であるということを聞いております。また、世界的な流れの中で、工業製品の日本だけが門を閉ざすということになれば、工業製品の競争力を低下を招き、またトヨタ自動車という、この宮若市には世界に成らざる企業の子会社がある訳であります。その企業に足かせをつけるということにも成りかねません。  よって、以上の理由により私はこのTPPの反対に対する意見書に対しての反対をいたします。 ◯議長(寳部  勝君) 賛成の討論はございませんか。3番、藤嶋議員。 ◯議員(3番 藤嶋  厚君) 本意見書案に賛成の立場で意見を述べさせて頂きます。  本交渉参加国は、太平洋を囲む9か国で構成されようとしている。その中には、世界最大の農産物輸出国アメリカ、オーストラリアが含まれていると。現民主党政権の農林水産省の試算、これによるとTPP参加による影響が特に受けられるのが農業分野と。それから何ですか、その中でも厳しい試算をしているんです。端的な例が、唯一100パーセント自給がなされている米の例。アメリカ産米の価格は国産の4分の1程度です。これが、実際に協定が締結されると、国内総生産量823万トン、約半分以上の400万トンが輸入され、大体残れるのが1割程度と、こういうふうな試算がされております。また、カロリーペースで40パーセントの自給率が13パーセントで後退する。これは、国民の胃袋の殆どが外国産に委ねられるということになる。地方の場合はどうでしょう。北海道の畜産業は、既にEUレベルを超えています。1戸当たりの比較では、酪農経営ではEU平均10頭なのに、北海道では64頭。経営耕地面積EU平均14ヘクタールなのに、北海道では21ヘクタール。この北海道でさえも、このレベルが高いと言われる北海道でさえも2兆1,254億円のマイナス影響があり、農家戸数が3万3,000戸減少すると警告を発しています。  私は、かつてタケノコ工場が各地にあったことを懐かしく思います。しかし、輸入が全面的に解禁されると、現在では見る影もありません。国の豊かさには、複合的産業の足腰の強さが必要です。就労条件の壁がなくなるなど、難民問題も多く発生するでしょう。TPP交渉参加問題は、慎重な国民的合意が必要です。  以上で賛成討論を終わります。 ◯議長(寳部  勝君) 外に討論はございませんか。                〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ◯議長(寳部  勝君) 討論なしと認めます。  それでは、これを以って討論を終結いたします。  これより採決いたします。本件に対し、原案のとおり決することに賛成の方のご起立を求めます。                   〔賛成者起立〕 ◯議長(寳部  勝君) ご着席下さい。賛成多数でございます。よって、議員提出議案第10号は原案のとおり可決と決しました。  ただ今、議員提出議案第10号が可決されたことに伴い、今期定例会で産業建設委員会に付託しておりました、22年請願第3号及び22年請願第4号は採決されたものとみなし処理したいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。  それでは、そのように処理いたします。       ────────────・────・────────────   日程第12.宮若市議会常任委員会及び議会運営委員会並びに議会広報調査特別委員会の閉         会中の所管事項調査について ◯議長(寳部  勝君) 日程第12、宮若市議会常任委員会及び議会運営委員会並びに議会広報調査特別委員会の閉会中の所管事項調査についてを議題といたします。  お諮りいたします。宮若市議会常任委員会及び議会運営委員会並びに議会広報調査特別委員会よりお手元に配布いたしておりますとおり、閉会中の調査の申し出があっておりますので、これを許可することにしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(寳部  勝君) ご異議なしと認めます。よって、これを許可することに決しました。       ────────────・────・────────────   日程第13.宮若市学校整備調査特別委員長報告(中間) ◯議長(寳部  勝君) 日程第13、宮若市学校整備調査特別委員長の中間報告をお受けします。特別委員長。 ◯宮若市学校整備調査特別委員長(中尾ハギ子君)〔登壇〕 宮若市学校整備特別委員会の中間報告を申し上げます。  本会は、6月24日設置以来、今日迄7回に亘り委員会を開催して参りました。  まず、教育委員会よりこれまでの経過や学校整備に向けた取り組みについて関係資料の提示を頂き、詳細な説明を受けております。当初、委員会の中で学校整備の必要性についても質疑がなされましたが、少子化の進む中、総合計画に掲げられた将来人口での子供の人口推移を考慮した上でも、このままでは教職員の配置も難しく、学校行事やクラブ活動等ができにくい、交友関係も限られるなどの諸問題を考えますと、将来を担う子供達のためには、その教育環境と教育内容の充実を図る上で学校整備について十分な協議が必要であるとして、委員会ではこれまで調査・研究を行ってきたところであります。協議を重ねる中で、学校整備に向けた主たる課題としては、1、通学路の整備、2、通学の手段、3、跡地利用の3つが掲げられるとしまして、この3項目をテーマに絞り、その後の委員会を進めて参ったところでございます。  1の通学路の整備につきましては、想定される通学路の視察を行い、防犯灯や歩道の設置がない、狭いといった状況を踏まえ、教育委員会に対し、このような状況では児童生徒の安全確保が図れられない。年次的な整備が早急に必要であるとして、まず整備計画を示してほしいという書類を請求しましたが、教育委員会では他の機関の兼ね合いがあるとして、関係各課とは協議を十分に行う、しかるべき時に報告するとの回答を受けるに今とどまっております。  残る通学手段と、跡地利用につきましては、これから準備委員会で検討がなされるとのことでした。  それらの3項目は、地域と保護者の関心や要望が大変高いと思われるものであり、特に1の通学路の整備、それと2の手段につきましては、安全面の確保、保護者の費用負担への配慮が必要であるとして、多くの質疑がなされております。  また、本委員会では準備委員会についての資料を求めて、公募を含め23年2月に設置予定であることや、委員構成、検討の内容及びスケジュールと詳細な説明を受けました。  その他、校区ごとの住民説明会が終了したことを受け、アンケートの集計結果やその意見について資料の提出を求め説明を受けました。この住民説明会で出された意見や質問では、学校整備に伴う具体的なものが多かったことから、一定の理解を得られたと受け取られるものの、一方では参加者573名中、市職員及び教員を除いた一般の参加は196名であり、この結果が市民の声を反映したものとは言い難いと、地域やグループを対象に実施されております個別の座談会・説明会の結果につきましても報告を求めるところでございます。  なお、委員からは、数年前から西中学校に通う生徒が減少している。来年以降も減少することが予想される。現状でもクラブ活動ができにくい状況がある。学校運営に支障を来す前に、平成25年度開校という縛りに捉われず進めてはどうかという意見もございました。  委員会といたしましては、これまで調査・研究して参りました問題点や意見を踏まえて、更なる論議を重ね中学校の整備が本当に否か可か精査し、教育委員会に対し提言を出す考えであります。  以上で、学校整備調査特別委員会の中間報告を終わります。       ────────────・────・──────────── ◯議長(寳部  勝君) 以上、今期定例会で予定しておりました議事は全て終了いたしましたので、これをもちまして閉会したいと思いますが、閉会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。  平成22年も残すところ10日余りとなりました。議員の皆様には今日迄議案を始め諸案件の審議を頂きましたことを、心から感謝を申し上げます。特に、本年は宮若市コミュニティセンターを始め、建設中の火葬場、毛勝総合公園、豪雨災害箇所の現地調査、また自治基本条例制定審査特別委員会、学校整備調査特別委員会の委員長を始め、委員の皆様におかれましても先進地視察を含む重要案件にご尽力を頂きましたことを深く敬意を表します。  さて、国内では長引く不況に未だ回復の糸口が見出せない状況下にあって、平成23年度の国家予算では特別会計にも事業仕訳のメスが入ったことにより、本市の23年度予算は大変厳しいものになると覚悟しなければならないと思っております。市長を始め、執行部の方々におかれましては、一丸となって個々の英知を集結し、事務事業の遂行に当たって頂くと共に、議員各位におかれましても、議員としての自覚を持って執行部共々安心して住みよい活気ある宮若市の構築に努めて頂くよう切にお願いする次第であります。  これから寒さが厳しくなりますが、議員の皆様並びに執行部の皆様におかれましても健康に十分留意され、新たな気持ちで輝かしい新年を迎えられますことをお祈り申し上げまして閉会のあいさつといたします。  ここで、市長からご挨拶の旨の申し出があっておりますので、これをお受けします。市長。 ◯市長(有吉 哲信君) 大変貴重なお時間をお借りいたしますけれども、市議会の最終日に当たりまして一言お礼とご挨拶を申し上げさせて頂きます。  まず、議員の皆様には、今定例会に提案をいたしました議案につきまして慎重、審議をして頂きまして、全ての議案を可決をして頂きました。この場を借りまして、厚くお礼を申し上げる次第でございます。  さて、今年の3月の選挙におきまして、議員の皆様と共々に市民の皆様より2期目の信託を受けて早9か月が経ちます。まちづくりの基礎である都市基盤整備を中心に、第一次宮若市総合計画に基づきまして進めて参りました事務事業や、様々な行政課題の解決に向けた取り組みに一定の成果を得られましたことは、議員の皆様方のご理解とご協力の賜のであると、重ね重ねお礼と感謝を申し上げる次第でございます。特に、今年につきましては、西鞍の丘総合運動公園芝生化事業を初め、若宮コミュニティセンターの建設、更には火葬場は毛勝総合運動公園野球場、仮称でございますけれども宮若スマートインターチェンジ、更には今議会で可決して頂きました図書館を核とする生涯学習施設の着工など、皆様と正に侃々諤々の議論を重ねて参りました結果、様々な都市基盤がようやく形となって整い始めました。合併の効果も、目に見える形で表れてきているのではないかと感じておるところであります。  さて、国におきましては、一括交付金制度、税制改革、子ども手当の創設等々新たな施策も次々と打ち出されて参りました。経済状況は、15年ぶりの高値水準と言われる円高やデフレ等の影響で、依然として低迷をいたしておりました。エコポイント制度などの経済対策や、雇用対策が実施をされましたけれども、景気は改善の兆しは見えず、経済の立て直しに至っていない現状であります。  宮若市におきましても、不況の影響による税収の減少等から、平成21年度決算における経常収支比率が103パーセントとなるなど、厳しい財政状況が続いております。国から地方、そして地域へ、国の地域主権戦略の下、基礎自治体と取り巻く環境が大きく変わりつつありまして、地方の判断とその責任は極めて重大なものとなって参ります。私共は、将来に向けたまちづくりのために、足腰の強い財政基盤の確立を目指しながら、23年度から実施を予定しております、第2次行財政改革集中プランの策定を初め、今後も間断ない行財政改革を推進して参る所存であります。  また、今議会で可決を頂きました自治基本条例に基づきまして、市民、企業、行政が更なる連携を深め、一体となって協働する新たなまちづくりを目指して取り組んで参りますので、どうぞ議員の皆様方におかれましては、力強いご支援とご協力を賜りますよう切にお願いを申し上げる次第でございます。  年が明けまして、2月には宮若市が誕生いたしまして5年という節目を迎えます。宮若市の今後更なる発展と、議員の皆様方、並びに市民の皆様方の益々のご健勝とご多幸をお祈りいたしますと共に、平成23年が皆様方にとりまして飛躍の年に、そしてより良き年になりますよう心からご祈念を申し上げましてお礼の言葉に代えさせて頂きたいと思います。本当に、今年1年有難うございました。お世話になりました。       ────────────・────・──────────── ◯議長(寳部  勝君) それでは、これにて平成22年第6回宮若市議会定例会を閉会いたします。                  午後0時17分閉会       ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃ 会議の経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。      ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃   平成22年12月21日                           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                宮若市議会議長  寳部  勝           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                会議録署名議員  中島 健三           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                会議録署名議員  谷口 重隆           ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┃                                         ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ Copyright (c) MIYAWAKA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....