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  1. 宗像市議会 2017-12-15
    宗像市:平成29年第4回定例会(第6日) 本文 開催日:2017年12月15日


    取得元: 宗像市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-31
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット)                  平成29年 12月15日(第6日)                   開  議    10時00分 ◯花田議長  おはようございます。ただいまの出席議員は20人で、全員であります。よって、平成29年第4回宗像市議会定例会は成立いたしましたので、再開します。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。  ここで、市長から追加議案の申し出がありましたので、事務局に議案等を配付させます。  暫時休憩としますので、自席でお待ちください。                      休憩 10時00分                      再開 10時01分 ◯花田議長  会議を再開します。  お諮りします。ただいま配付をいたしました第106号議案 宗像市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてから、第113号議案 平成29年度宗像市下水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの8議案を追加議案として日程に追加し、直ちに議題とすることに御異議ございませんか。                    〔「異議なし」の声あり〕 ◯花田議長  異議なしと認めます。よって、第106号議案 宗像市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてから、第113号議案 平成29年度宗像市下水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの8議案を日程に追加し、追加日程として直ちに議題とすることに決しました。  追加日程. 第106号議案  追加日程. 第107号議案  追加日程. 第108号議案
     追加日程. 第109号議案  追加日程. 第110号議案  追加日程. 第111号議案  追加日程. 第112号議案  追加日程. 第113号議案 ◯花田議長  提案理由の説明を求めます。谷井市長。 ◯谷井市長  それでは、ただいま追加提案いたしました議案について御説明申し上げます。  第106号議案は、平成29年の人事院勧告等に伴い、一般職、特別職の給与及び議員の報酬を改めるため、関係条例を改正するものであります。  第107号議案から第113号議案までの7議案は、一般職、特別職の給与及び議員の報酬の改定に伴い、宗像市一般会計ほか合わせて7会計の平成29年度予算について増額補正するもので、7会計で総額2,898万7,000円を増額するものであります。  以上、重要な案件でありますので、何とぞよろしく御審議くださいまして議決を賜りますようお願い申し上げます。 ◯花田議長  ただいま提案のありました第106号議案 宗像市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてから、第113号議案 平成29年度宗像市下水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの8議案について一括大綱質疑を許します。質疑ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  お諮りします。第106号議案 宗像市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例については総務常任委員会に、第107号議案 平成29年度宗像市一般会計補正予算(第4号)については予算第1特別委員会に、第108号議案 平成29年度宗像市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)から第113号議案 平成29年度宗像市下水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの6議案を予算第2特別委員会に付託し、審査することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。                    〔「異議なし」の声あり〕 ◯花田議長  異議なしと認めます。よって、第106号議案 宗像市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例については総務常任委員会に、第107号議案 平成29年度宗像市一般会計補正予算(第4号)については予算第1特別委員会に、第108号議案 平成29年度宗像市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてから第113号議案 平成29年度宗像市下水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの6議案を予算第2特別委員会に付託の上、審査することに決定いたしました。  ここで暫時休憩といたします。再開は追ってお知らせいたします。                      休憩 10時05分                      再開 11時45分 ◯花田議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより日程に入ります。  日程第 1.第 75号議案  日程第 2.第 76号議案  日程第 3.第 77号議案  日程第 4.第 78号議案  日程第 5.第 79号議案  追加日程. 第106号議案 ◯花田議長  日程第1、第75号議案 宗像市個人情報保護条例及び宗像市情報公開条例の一部を改正する条例についてから、日程第5、第79号議案 義務教育学校設置に伴う関係条例の整備に関する条例について及び追加日程、第106号議案 宗像市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてまでの6件を一括議題といたします。  委員長の報告を求めます。総務常任委員会委員長、吉田議員、どうぞ。 ◯吉田総務常任委員長  本委員会に付託された事件の審査結果を報告します。  第75号議案 宗像市個人情報保護条例及び宗像市情報公開条例の一部を改正する条例について。  行政機関等の保有する個人情報の適正かつ効果的な活用による新たな産業の創出並びに活力ある経済社会及び豊かな国民生活の実現に資するための関係法律の整備に関する法律が施行されたことに伴い、条例の一部を改正するものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  行政機関の保有する個人情報の保護に関する法律等の改正に合わせて条例を整備するものであり、主な改正の内容は、個人情報と要配慮個人情報の定義を明確にするものである。従来の定義の範囲や運用についての変更はない。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  第76号議案 宗像市災害派遣手当等の支給に関する条例の制定について。  災害対策基本法等の規定に基づき、災害応急対策、災害復旧等のために本市に派遣された職員に対し災害派遣手当等を支給するため、条例を制定するものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  災害派遣手当の額については、国の基準のとおりとする。本条例の制定後は、派遣元自治体と本市が派遣協定を締結することにより、派遣された職員に災害派遣手当の支給が可能となる。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  第77号議案 宗像市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について。  雇用保険法等の一部を改正する法律等が施行されたことに伴い、条例の一部を改正するものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  1、非常勤任用職員育児休業期間は、現行では原則として子が1歳に達するまでで、状況に応じて、最長で子が1歳6カ月に達するまでと規定されているが、1歳6カ月に達した時点で、保育所に入れない等の場合に再度申請することによって、育児休業期間を最長で子が2歳に達するまで延長できるように改正するものである。  2、今回の改正の対象は、期限付職員のうち、一般職の職員の1週間の勤務時間の4分の3を超えない範囲で任用される非常勤任用職員である。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  第78号議案 機構改革に伴う関係条例の整備に関する条例について。  本市の組織機構の見直しに伴い、関係条例の一部を改正するものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  1、組織機構改編の概要。  (1)市民の安全安心を担う危機管理体制の強化。防災対策の強化、市民が安全で安心して生活できる環境の整備、公共交通の利便性等の向上を図るため、総務部に危機管理交通対策部長を新たに配置し、地域安全課と交通対策課を所管する。  (2)まちの再生を担う組織の強化。都市建設部に団地再生に係る企画及び調整、公共施設の保全や長寿命化に関する取り組みを行う都市再生課を新設する。都市再生担当部長を新たに配置し、新設する都市再生課と建築課を所管する。  (3)子ども相談支援機能の一元化。教育子ども部で、現行の子ども家庭課の一部の業務と発達支援センター業務、教育政策課の一部の業務を新たに配置する子ども支援課に統合し、子どもと家庭の心配事に係る相談窓口のワンストップ化を図る。  2、都市戦略室は、平成25年4月に設置され、市長直轄の特命業務に迅速に取り組んできたが、一定の成果が上がったことにより廃止する。廃止に伴い、秘書政策課は総務部に移管する。秘書政策課が所管していた定住施策は経営企画部の経営企画課へ、団地再生は都市建設部の都市再生課へ移管する。  3、経営企画部の世界遺産登録推進室は、世界遺産登録が決定し、室としての目的が完了したため廃止する。市民協働環境部に新たに世界遺産課を新設し、保存係、活用係の2係体制として、世界遺産に係る史跡等の保存・活用に取り組む。  4、今回の改編に伴い、10部1室43課75係が、10部44課79係となる。  意見。  賛成意見。  状況が目まぐるしく変わる時代においては迅速な対応が必要な政策もあり、横断的に調整を行う組織が必要となるので、今後の機構改編については柔軟に対応してほしい。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  第79号議案 義務教育学校設置に伴う関係条例の整備に関する条例について。  宗像市立の義務教育学校を設置することに伴い、関係条例の一部を改正または廃止するものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  1、宗像市立義務教育学校の設置等に関する基本方針に基づき、新たに大島に義務教育学校を設置することとなったため、七つの条例の一部改正と一つの条例の廃止を行うもの。  2、主な改正内容は、各例規中の「小中学校」等の規定に、「義務教育学校」を加えるもの、大島小・中学校の名称が規定された部分を新校名に変更するもの、大島小・中学校の給食の調理場が「共同調理場」ではなくなることによるものである。  3、本市で平成18年度から実施してきた小中一貫教育をベースにして、子どもたちにとって最も大切なことは何なのかを考え、それを実行するために、大島小・中学校義務教育学校とするものである。義務教育学校を設置することにより、地域の実情に応じて、学習指導要領の枠組みを超えた教育の実施等に柔軟に対応できるようになる。また教職員の定数については、義務教育諸学校の標準定数を定める国の法律に基づき、学級数に応じて決定する。義務教育学校に移行することにより校長は1人になるが、これに伴う教職員の定数の削減はない。  4、平成30年4月からの義務教育学校の設置に向け、昨年度2月に総合教育会議義務教育学校の制度説明を行い、その後、先進地視察、調査研究プロジェクト会議の開催、基本方針の策定、大島小・中学校教職員大島小・中学校拡大運営評議委員会への基本方針の説明、大島小・中学校保護者・地域説明会、設置検討委員会の開催、各部会での協議等の取り組みを行ってきた。来年1月に第2回設置検討委員会を開催、2月の大島小・中学校保護者・地域説明会で最終報告を行う予定である。  意見。  賛成意見。  市の教育は変革の時を迎えている。この時を逸することなく、義務教育学校の大島学園を全国に発信し、大島の教育を受けさせたいと思われるような特色ある学園にしてほしい。  義務教育学校を導入するに当たり、教員免許の認定講習を受講することによる教職員の負担増加、校舎の一体化など課題が多くある。今回は大島に限り認めるが、市内のほかの学校に導入する場合は、慎重に進めるべきである。  義務教育学校の導入が、よりよい教育の機会の提供につながるのであれば応援するが、目指す子ども像をどう設定するかが重要である。大島への移住者も含め、住民が主体的に教育のカリキュラム作成に入っていけるよう、一体となって義務教育学校をつくり上げてほしい。  反対意見。  小中一貫教育の真摯な総括がないまま、義務教育学校の設置をすることには問題がある。また、目指す子ども像をどう設定するのかという点も議論が必要である。学校を中心とした教育に関心が高い大島だからこそ、住民が本当に納得するまで、粘り強く説明をする等の手だてを惜しみなく行うべきであり、来年4月の施行は時期尚早である。  審査結果。委員会は、賛成多数で原案のとおり可決しました。  附帯決議案の提案。本議案に対して委員から下記のとおり附帯決議案が提案された。  附帯決議(案)。  大島小学校・中学校が小中一貫教育から義務教育学校に移行するに当たっては、大島島民の皆様に対して十分な説明を行い、理解を深めていただくことが不可欠である。  大島小学校・中学校は、島民の絆の中心的な役割を果たしてきた学校であり、義務教育学校として教育環境を向上させるためには、これまでと同様に島民全体で支えていく必要がある。  よって行政においては、義務教育学校に移行するに当たり、次の事項を実施すること。  (1)1月に予定されている設置検討委員会の前までに、保護者や地域の方の不安を払拭するため、さらなる説明会の開催などにより島民全体に丁寧な説明責任を果たすこと。  (2)義務教育学校設置後においても、保護者・地域の意見を聞く場を設けて、学校運営に反映させること。  審査結果。委員会は、附帯決議案については賛成多数で可決した。  第106号議案 宗像市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について。  平成29年の人事院の職員の給与の改定に関する勧告を受け、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律が施行されたこと等に伴い、条例の一部を改正するものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  1、人事院勧告に係る改正。  (1)職員の給料表の引き上げ。若年層(給料表1級、2級)に重点を置いた平均0.2%の給料表の引き上げを行う。任期付職員、再任用職員、臨時的任用職員についても適用する。  (2)賞与の引き上げ。三役及び議員は期末手当を平成29年12月は0.05月分、平成30年度以降は6月と12月に0.025月分、職員は勤勉手当を平成29年12月は0.10月分、平成30年度以降は6月と12月に0.05月分、再任用職員、任期付短時間職員は勤勉手当を平成29年12月は0.05月分、平成30年度以降は6月と12月に0.025月分引き上げる。  (3)初任給調整手当の引き上げ。大島診療所の医師に係る初任給調整手当を月額500円引き上げる。  (4)今回の改定による影響額は、三役分は期末手当13万円と共済費2万円、議員分は期末手当54万円、職員分は給料、勤勉手当、共済費等で2,536万円程度である。  (5)前述の(1)から(3)は、平成29年4月に遡及して適用する。
     2、勤務1時間当たりの給与額の算出方法の見直し。国家公務員に準じた現行の算出方法から、労働基準法による一般的な算出方法に改正する。年間の総労働時間数計算において祝日や年末年始の休日を除算して算出するように改めるものである。改定により、年間7%、1,400万円程度増加する見込みである。  意見。  賛成意見。  地方公務員の給与引き上げが牽引となり、地域経済に反映できるような仕組みをつくるべきである。またあわせて、民間企業の賃金引き上げのためにも公契約条例の制定を含めて検討してほしい。  反対意見。  本議案は人事院勧告に基づいたものであり、本市の実情を考慮したものではない。人事院勧告そのものが官民格差を正確に捉えたものではなく、勧告自体にも疑問が残る。国、地方自治体における財源が減少していく状況の中で、議員を含め、公職にある者が身を切らずに給与を引き上げることに関しては、認めることはできない。  審査結果。委員会は、賛成多数で原案のとおり可決しました。  以上です。 ◯花田議長  これより質疑に入ります。  ただいまの報告に対し一括質疑を許します。質疑ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  ここで暫時休憩といたします。再開は13時ちょうどといたします。                      休憩 12時00分                      再開 13時00分 ◯花田議長  休憩前に続き会議を開きます。  これより討論に入ります。  第75号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第75号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第75号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第76号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第76号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第76号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第77号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第77号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第77号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第78号議案について討論を許します。御意見ございませんか。まず、原案に反対の方の討論を許します。ないですか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  では、原案に賛成の方の討論を許します。  安部議員。 ◯8番(安部議員)  私は、78号議案に賛成の立場で討論させていただきます。  機構改革が市民サービスの向上と職務の効率化につながるように努力していただきたいと思います。  具体的に中身についてですが、本市の将来に大きく影響すると言える企業誘致につきましては、近年、産業振興部、それから都市戦略室へ移管され、今回、総務部へと移っております。責任の所在を明確化し、将来的な専門部署の設置検討を要望しておきます。  また、公共施設の情報収集、保全の総合調整に関する業務については、都市再生係の事務に新たに設置されました。このことは評価するのですが、公共施設の有効活用などの調査、分析については、いまだに各施設を所管する部署で判断していることになっております。全ての施設経営において、調査、分析を行い、有効活用策を講ずるような責任部署の設置を改めて求めて、賛成といたします。 ◯花田議長  ほかにございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第78号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第78号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第79号議案について討論を許します。御意見ございませんか。  植木議員。 ◯18番(植木議員)  私は、この第79号議案 義務教育学校設置に伴う関係条例の整備に関する条例について、反対の立場で討論を行いたいと思います。  この学校教育の問題については、一般質問でも取り上げられました。その中で、当局の回答としては、小学校や中学校という制度上にも問題があるんだと、こういった答弁がなされたようであります。  この小中一貫校については、若干、経過も含めて述べたいと思うんですが、実は河東小学校が平成2年、3年から1,200人を超えるマンモス小学校になりました。このとき、河東小学校を二つに分けようという、PTAとか、そうした保護者の皆さんの声が出されてまいりました。  なぜ分けるかという一つは、大きくなり過ぎたのが一つという問題と、小学校から中学校へ上がる子どもたちがそのまま中学校に上がるという状況の中で、ここに子どもたちの停滞があるんではないかという問題が提起をされました。もう一つは、ひかりヶ丘などの子どもたちがバスなど活用して通学をしなければならない、こういった問題の中で出されたのが、いわば小学校から中学校まで同じメンバーがそのまま9年間続けて行くというところに、子どもたちの成長に大きな影響があるんではないかと、こういった意見が出されたことを、私は今、記録をしています。  今の小学校から中学校に上がる場合には、二つあるいは三つの小学校の子どもたちが中学校に上がる。そこで、子どもたちが今まで6年間の人間関係とか力関係、こういったのを中学校に上がることによって御破算にしてしまって、新しい人間関係をつくるんだと、これが小学校から中学校へ上がる大きなメリットだと、こういったことが言われてまいりました。  ところが、宗像市は、この問題ではなくて、別な観点から小中一貫校を入れてまいりました。この小中一貫校が宗像市に導入される前の教育委員会の議事録などを見ておりますと、小学校と中学校との間での連携がいかに大事かと、こういった論議がなされていました。ところが、あるとき、教育委員の方から、小中一貫校というのがあるよという意見が出されて、そのまま、広島県の呉市の小中一貫教育をそのまま宗像に持ち込んできたと。ですから、宗像市と呉市との印刷を変えれば、あるいは日にちを変えれば、内容が同じような内容で論議がされてきたという、私は記録をしています。  そういった問題が、この宗像市での小中一貫教育を進めてきた。この10年間近く、小中一貫教育が行われてきましたけれども、相変わらず学校の中では、この小中一貫教育がいいのかという論議が解決されないまま、今日まで来ているというのが状況ではないかと思っています。  こういった中で、大島の場合、小学校と中学校が近くにあるというようなことで、義務教育学校に、これを移行すると、しかも、9年間一貫した教育を行っていくと、こういったことが提案をされているわけであります。  ですから、私は、この提案をされる前に、本当に、この小中一貫教育が宗像市としてよかったのかと、子どもたちのためにもどうだったのか、あるいは教職員のためにもどうだったのか、こういった総括が十分なされた上で、こういった問題は提案されるべきだということで、共産党のほうは考えています。  また、こういった義務教育を導入するというのは、地元からの意見とか、あるいは本当に大島小・中学校の問題を解決するために十分論議されたのかというよりも、国の方針をそのまま受け入れてきたんではないかと、こういった疑問が私は地元にも残っているということで、この義務教育学校設置については、時期尚早であるし、早過ぎるし、また十分検討がなされていないということで、反対をしたいと思います。 ◯花田議長  次に、原案に賛成の方の討論を許します。  神谷議員。 ◯13番(神谷議員)  79号議案に賛成の立場で討論します。  28年度、学校教育法の一部を改正する法律が28年4月に改正されたことにより、学校教育制度の多様化及び弾力化を推進する小中一貫教育を実施することを目的とする義務教育学校の制度が創設されました。  小中を9カ年で教育プログラムを作成することで、学力の向上や生徒指導上の諸問題の解決に向けた取り組みなどが期待でき、いち早く小中一貫教育を進めてきた施設一体型の大島小・中学校で進めていくことには大いに期待するものがあります。  ただし、今回の進め方には少し問題があったのではないでしょうか。委員会での説明資料によりますと、来年度開校に向けての取り組みが7月から始まり、保護者、大島地区島民の皆様への説明が10月末にあったと。進めていくことが前提のような説明会で、今後の課題や地域での取り組みはどうなるのか、不安視されている方も多いと聞きます。  今後、開校までに考えていくでは、島民の皆様全員の賛同を得ることはできません。小学校、中学校、子どもたちを見守る体制づくり、島独特の文化、行事、小学校、中学校の名称、入学式、卒業式、地域との合同運動会、それぞれの形が変わる、島民の皆さんでどのように変えていけるのか、議論する時間が必要であったのではないでしょうか。  義務教育学校とすることで、大島の子どもたちにとって、さらによい教育の場で学んでもらいたいと考えるのであれば、地域島民の協力、一体となった教育環境が今まで以上に必要だと思います。  委員会でも、島民の皆様に十分な説明を要望する附帯決議が出ております。一人一人の方に、義務教育学校とは何ぞや、義務教育を進めることで、これからの地域の活性化につながる、そのぐらいの気持ちで説明を行ってもらいたい。  大島地区での義務教育学校を進めることで、さらなる地域活性化につながることを期待して、賛成意見といたします。 ◯花田議長  ほかに、反対意見の方はありますか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  では、賛成意見。  北崎議員。 ◯11番(北崎議員)  第79号議案 義務教育学校設置に伴う関係条例の整備に関する条例について、賛成の立場で討論させていただきます。  明治5年、1872年、学制令が発布され、アジアの小国であった日本は、人づくりを国の柱として、それ以前からの藩校教育、寺子屋教育とも相まって、世界に類のない教育立国になってきました。  今回の義務教育という言葉は、明治19年、1886年の小学校令に初めて登場しました。その後、幾度かの改定を経て、就学年数が4年、6年、8年と変わり、昭和22年、1947年、教育基本法及び学校教育法の施行に伴い、6・3制の義務教育、9カ年が確立されてきました。  しかし、現行の義務教育も70年がたち、子どもたちの発育、成長、変化する社会への対応など、さまざまな課題が生まれてきていることも事実であります。  そこで、文部科学省では、平成28年4月、学校教育法等の一部を改正する法律、改正学校教育法を施行し、8校種から、義務教育学校を加えた9校種を認めるようになりました。
     この義務教育学校を設置することによって何が変わるのか。私自体は、すぐに目立った変化は生まれてこないと思いますが、教務主任として教育課程の編成を携わってきた者として、次のようなことが言えるのではないかと考えます。  一つ目は、先生方の組織を柔軟に運用できることです。よく中1ギャップと言いますが、私は小学校期間の中でも、特に4年生以降が学習のつまずきが目立つようになる重要な時期と考えます。そこで、考えられる解決法として、例えば、小学校課程の中、特に4年生以上のところに教科担任制を導入したり、特に専門性を考えて、音楽、図工、理科、そして授業時数がふえている英語科など、また少人数学習やTT授業などの体制づくり、これは特に国語、算数などが考えられると思います。  このことは、先生方がそれぞれ持っておられる特徴を生かすことによって、また、それぞれの先生方に空き時間ができ、その時間を活用して学級事務を行うなど、効率のよい学校運営が考えられます。長時間労働が問題視されている先生方の働き方改革にもつながるものだと考えます。  2点目は、独自の教科設定ができるということです。以前、私は、全国へき地研究大会が大島であったときに、参加者に昼食が振る舞われました。ワカメ御飯やサザエ御飯、アジの開きやなますの酢の物など、まさに子どもたちがとってきたり釣ってきたりした海の幸でした。都会の子どもたちに味わうことのできないことができる大島ならではの学習課程が世界遺産学習とともに教育課程が組めると考えます。つまり、6・3制の学校単位を9カ年で捉えることの価値がここにあると考えます。  ただし、先ほど神谷議員も言われましたけど、今回の総務常任委員会に出された附帯決議案が指摘されているように、今まで培ってきた大島での学校文化をどう尊重しながら、新しい義務教育学校の効果をより高めていくのか。確かに、先ほど言われましたように、校歌はどうするのか、制服はどうするのか、つまり、そういう問題を一つ一つ解決することによって、地域に根差した新しい文化をつくり出していくのではないかなと思っております。  教育界ではよく、なすことによって学ぶという言葉があります。つまり、進めていく中で、一つ一つ課題を解決していくことの大切さを言うものです。今後、宗像市として、教育委員会として、学校長を中心に、この課題を解決しながら成果を検証されることを強く要望として、この議案には賛成とさせていただきます。 ◯花田議長  ほかにございませんか。  安部議員。 ◯8番(安部議員)  79号議案に賛成の立場で討論させてもらいます。  義務教育学校について、PTAが臨時で総会を開くような事態になっておると聞いております。私も一PTAの役員をしておる立場上、臨時で皆さんが集まっていく、そして今後のことを数カ月で決めていくことには不安な点も多々あると思います。スケジュールのほうには若干無理があって、大島島民への丁寧な説明がなされなかったのではないかという疑問も生じております。  執行部が答弁のほうで言われたように、義務教育学校が今まで以上に地域に根差した学校を目指すというのであれば、なおさら、今後はより丁寧に進めていっていただきたいと思います。そして、進めるに当たりまして、何よりも優先しなければならないのは、子どもたちのことであります。協議のときには、ぜひ、将来、学校に入学する子どもたち、保護者含めて、学校のあり方について検討していっていただきたい、反映させていただきたいということをお願いして、要望とさせていただきます。 ◯花田議長  ほかにございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第79号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第79号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第106号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第106号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第106号議案は原案のとおり可決されました。  次に入ります。  日程第 6.第80号議案  日程第 7.第81号議案  日程第 8.第82号議案  日程第 9.第83号議案  日程第10.第84号議案  日程第11.第85号議案  日程第12.第86号議案  日程第13.第87号議案  日程第14.第88号議案  日程第15.第89号議案  日程第16.第90号議案  日程第17.第91号議案  日程第18.第92号議案  日程第19.第93号議案  日程第20.第94号議案  日程第21.第95号議案  日程第22.第96号議案 ◯花田議長  日程第6、第80号議案 宗像市農村女性の家の指定管理者の指定についてから、日程第22、第96号議案 宗像市大島福祉センターの指定管理者の指定についてまでの17件を一括議題といたします。  委員長の報告を求めます。社会常任委員会委員長、北崎議員。 ◯北崎社会常任委員長  本委員会に付託された事件の審査結果を報告します。  第80号議案 宗像市農村女性の家の指定管理者の指定についてから、第91号議案 宗像市コミュニティ・センター大島会館の指定管理者の指定についてまでの12議案は、12地区のコミュニティ・センターの指定管理者を各地区コミュニティ運営協議会に指定をするに当たり、議会の議決を求めるものであり、関連があるため、一括して審査を行った。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  コミュニティ・センターは、地域住民の教養の向上及び健康の推進を図るとともに、コミュニティづくりを進めることを目的に設置された施設である。コミュニティ運営協議会を主体として、各地区の特性に応じた利用者の増加につながる取り組みを継続して実施しており、コミュニティ活動の拠点施設としての機能向上に積極的に取り組んでいることから、現指定管理者である各地区コミュニティ運営協議会を非公募で選定し、指定するものである。指定の期間は、いずれも平成30年4月1日から平成34年3月31日までの4年間とする。  審査結果。委員会は、12議案とも全員賛成で原案のとおり可決した。  第92号議案 宗像ユリックス総合公園及び宗像総合市民センターの指定管理者の指定について。  宗像ユリックス総合公園及び宗像総合市民センターの指定管理者を公益財団法人宗像ユリックスに指定をするに当たり、議会の議決を求めるものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  宗像ユリックスは芸術・文化及び市民活動の拠点施設であり、従来の管理者の経験・事業実績等を生かすために、引き続きその管理者に施設の管理運営を委ねることが、最も事業効果が期待できる。また現指定管理者は、第3期に地域創造大賞(総務大臣賞)を受賞しており、その事業実績が評価されている。これらのことから、第4期も公益財団法人宗像ユリックスを非公募で選定し、指定するものである。指定の期間は、平成30年4月1日から平成34年3月31日までの4年間とする。  意見。  賛成意見。  公共施設は市民の税金で管理運営されているので、できるだけ市民が利用しやすいように、そしてよりよいサービスが受けられるように、指定管理者も努力してほしい。その際に、市民が利用する公共施設は、市民の利便性が高くなるように考えていくという基本を精査し、利用料金等に反映できるよう検討してほしい。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決した。  第93号議案 宗像市民体育館、宗像勤労者体育センター、宗像市玄海B&G海洋センター及び宗像市運動広場の指定管理者の指定について。  宗像市体育施設(宗像市民体育館、宗像勤労者体育センター、宗像市玄海B&G海洋センター及び宗像市運動広場)の指定管理者を一般社団法人宗像市体育協会に指定をするに当たり、議会の議決を求めるものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  1、宗像市体育施設は、スポーツ活動の拠点施設である。従来の管理者の経験・事業実績等を生かすために、引き続きその管理者に施設の管理運営を委ねることが、最も事業効果が期待できるため、第4期も一般社団法人宗像市体育協会を非公募で選定し、指定するものである。指定の期間は、平成30年4月1日から平成34年3月31日までの4年間とする。  2、第3期は玄海小学校の移転に伴う整備のため、宗像市運動広場を指定管理から外していたが、整備が終了したことから第4期はこれを加えるものである。  意見。  賛成意見。  利用者がふえていることは評価する。利便性をもっとよくすれば、さらに利用者がふえると思うので、インターネットで予約のキャンセルができるシステムを構築できるのであれば、早急に取り組んでほしい。また、勤労者体育センターに洋式トイレを設置してほしい。予算の問題もあるだろうが、高齢者の利用も多く、市民の健康寿命を延ばすことは医療費の削減にもつながるので、使い勝手のよい施設に改善するよう検討してほしい。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決した。  第94号議案 宗像市弓道場の指定管理者の指定について。  宗像市弓道場の指定管理者を吉武地区コミュニティ運営協議会に指定をするに当たり、議会の議決を求めるものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  宗像市弓道場は、同地域内の他施設の指定管理者が一体的に管理運営したほうが、事業効果が相当程度期待できることから、吉武地区コミュニティ運営協議会を非公募で選定し、指定するものである。指定の期間は、平成30年4月1日から平成34年3月31日までの4年間とする。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決した。  第95号議案 ふれあいの森総合公園の指定管理者の指定について。  ふれあいの森総合公園の指定管理者の指定をするに当たり、議会の議決を求めるものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  公募による応募は、瀧口観花苑株式会社と宗像緑地建設株式会社の2者。指定管理者選定委員会は、宗像緑地建設株式会社を指定管理者候補者として市に答申した。これを受けて、これまでの管理実績や提案内容等から、選定委員会の答申と同様、宗像緑地建設株式会社を指定管理者として指定するもの。指定の期間は、平成30年4月1日から平成34年3月31日までの4年間とする。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決した。  第96号議案 宗像市大島福祉センターの指定管理者の指定について。  宗像市大島福祉センターの指定管理者を社会福祉法人宗像市社会福祉協議会に指定をするに当たり、議会の議決を求めるものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  宗像市大島福祉センターは、市民の保健福祉の向上を図ることを目的として設置された施設である。現指定管理者は、同センターの開館以来、当該施設の管理を担っている。適切に施設の管理運営が行われており、運営のノウハウも蓄積されている。このため、社会福祉法人宗像市社会福祉協議会を非公募で選定し、指定するものである。指定の期間は、平成30年4月1日から平成34年3月31日までの4年間とする。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  以上でございます。 ◯花田議長  これより質疑に入ります。  ただいまの報告に対し一括質疑を許します。質疑ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  第80号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長
     これをもちまして討論を終結いたします。  第80号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第80号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第81号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第81号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第81号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第82号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第82号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第82号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第83号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第83号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第83号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第84号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第84号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第84号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第85号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第85号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第85号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第86号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第86号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第86号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第87号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第87号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第87号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第88号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第88号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第88号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第89号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第89号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第89号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第90号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第90号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第90号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第91号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第91号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第91号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第92号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第92号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長
     全員賛成であります。よって、第92号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第93号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第93号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第93号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第94号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第94号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第94号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第95号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第95号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第95号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第96号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第96号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第96号議案は原案のとおり可決されました。  次に入ります。  日程第23.第97号議案 ◯花田議長  日程第23、第97号議案 宗像市東部観光拠点施設の指定管理者の指定についてを議題といたします。  委員長の報告を求めます。建設産業常任委員会委員長、神谷議員。 ◯神谷建設産業常任委員長  本委員会に付託された事件の審査結果を報告します。  第97号議案 宗像市東部観光拠点施設の指定管理者の指定について。  宗像市東部観光拠点施設の指定管理者の指定をするに当たり、議会の議決を求めるものである。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  1、施設の名称。宗像市東部観光拠点施設。  2、団体の名称等。赤間地区コミュニティ運営協議会。会長、飛鷹修氏。宗像市赤間二丁目3番1号。  3、指定の期間。平成30年4月1日から平成34年3月31日まで。  4、非公募による選定理由。地域の活性化が期待される施設であって、その地域に根差した団体に管理運営を委ねることにより、事業効果が相当程度期待できることから、前回に引き続き赤間地区コミュニティ運営協議会を非公募で選定し、指定するものである。  なお、指定管理料は、年間1,450万円を予定している。  意見として、賛成意見。  東部観光拠点施設、赤馬館の運営に関しては、職員研修等も行い、地域の活性化や回遊性につながる事業を実施していただきたい。  商工会、観光協会と連携をとり地域の活性化に努めてほしい。また、世界遺産になった宗像の魅力をアピールできるように観光ルートを構築してほしい。  企業的な意識を持って1年ごとにPDCAサイクルでしっかり事業評価を行ってほしい。赤馬館を拠点にして、観光にこれだけの成果が上がったと言えるように数値化して臨んでほしい。  地域の活性化のためには、地域の方の知恵とエネルギーを引き出すことが大きな課題であり、空き店舗や観光の回遊性についての展望も慎重に検討してほしい。  運営に関しては、かかわる若い人材の育成、交通安全対策、評価指標の確立、第三者の意見も取り入れながら、行政としても継続的な支援を行っていただきたい。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決をしました。  以上で報告を終わります。 ◯花田議長  これより質疑に入ります。  ただいまの報告に対し質疑を許します。質疑ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  次に、第97号議案について討論を許します。御意見ございませんか。まず、原案に反対の方の意見。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  では、賛成の方。  井上議員。 ◯9番(井上議員)  第97号議案 宗像市東部観光拠点施設の指定管理者の指定について、賛成の立場で討論を行います。  宗像市東部観光拠点施設赤馬館は、地域のさまざまな方々の頑張りで、赤間宿通りの活性化の機運を高め、空き店舗の物件化と新規出店に大きく貢献しており、継続的なまちの魅力創出やにぎわいづくりに向けて、ようやく自発的な動きが始まったところではないかと思います。  しかしながら、観光拠点施設として東部4地区及び世界遺産構成資産のある北部地域等を結ぶ市内の回遊性を高めていくという当初の目的を達成するには、地域住民任せではなく、これまで以上に行政や専門的な知見を有した適切な指導が赤馬館に携わる方々に対して今後も密に行われていくべきであります。  その上で、赤馬館をこれまで支えてこられた方々の思いを次世代に無理なく継承し、宗像のまちづくりの本拠地となることを期待し、賛成といたします。 ◯花田議長  ほかにございませんか。  末吉議員、どうぞ。 ◯19番(末吉議員)  第97号議案に賛成の立場で討論をしたいと思います。  当初、私ども日本共産党議員団は、この東部観光拠点施設の設置のあり方について問題ありということで反対の立場に立ってまいりました。運営が赤間地区のコミュニティ運営協議会に委ねられる中で、先ほど井上議員のほうからも討論の中で述べられましたけれども、地元の住民の皆さんの献身的なボランティアや、あるいはさまざまなかかわりの中で運営がされてきているところであります。  当初、この東部観光拠点施設としてのイメージあるいは市が目指すものを今後とも、やはり追求していかなければ、地元の住民のボランティアや、あるいは頑張りといったものが、そう永続的に長く続くものではないということを指摘したいと思います。  一番心配なのは、当初、赤間宿の宿場のまちの振興等について、まちづくりとして市は取り組むんだという中で、この拠点施設としての東部拠点観光施設を位置づけたと思うんですけれども、いつの間にか、まちづくりの観点が地元任せと申しますか、宗像市行政として赤間宿を本当に中心に腹据えてやっていくんだという意欲がなかなか感じられない。  1点、事例を申しますと、一方で、歴史的な、そういう宿場の風情を守っていく、あるいはつくり出していこうという中で、簡単に14階建てのワンルームマンションが建設されると、そのことに対しても役所の内部で一貫していないんですよ。何か、人ごとみたいに、それぞれの部署がですね。宗像市として、この赤間宿街道を本当にどうするのかという根幹的なものをしっかりと据えて、私はこの事業を進めていかなければならないということを要望として付して、賛成をしたいと思います。  以上です。 ◯花田議長  ほかにございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第97号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第97号議案は原案のとおり可決されました。  次に入ります。  日程第24.第 98号議案  追加日程. 第107号議案 ◯花田議長  日程第24、第98号議案 平成29年度宗像市一般会計補正予算(第3号)について及び追加日程、第107号議案 平成29年度宗像市一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。  委員長の報告を求めます。予算第1特別委員会委員長、岡本議員。 ◯岡本予算第1特別委員長  本委員会に付託された事件の審査結果を報告します。  第98号議案 平成29年度宗像市一般会計補正予算(第3号)について。
     歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ5億826万6,000円を増額し、361億6,922万2,000円とする。また、繰越明許費、債務負担行為、地方債の補正を行う。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  1、歳入の主なもの。  (1)市税の増額(4,700万円)。固定資産税は土地の価格の下落が想定よりも少なかったこと、軽自動車税は保有台数の増、都市計画税は固定資産税の増により増額する。  (2)ふるさと寄附金の増額(3億円)。今年度の目標額を10億円から13億円に変更し、これに伴い歳出で経費を1億7,873万3,000円増額する。  2 歳出の主なもの。  (1)障害者福祉費の増額(1億2,456万2,000円)。障害者サービス事業所の増に伴うサービス量の増に伴い、扶助費が増加したことが主な要因である。  (2)漁港整備事業費の増額(5,500万円)。地島泊漁港の浮桟橋実施設計委託を行うため業務委託料を1,800万円、神湊のプレジャーボート係留施設の補修工事、全国豊かな海づくり大会鐘崎会場として使用された漁港グラウンドの復旧工事を行うため漁港改修工事費を3,700万円増額する。  (3)学校教育一般事務費の増額(842万4,000円)。小中学校空調施設のPFI導入可能性調査を行う。  (4)小学校施設改修事業費の増額(2,300万円)。来年度のクラス増に対応するため、東郷小学校に2学級分のプレハブ建設を行う。  (5)世界遺産保存管理事業費の増額(1,500万円)。福岡県と共同で海の道むなかた館に大型スクリーンを設置するもので、事業費3,000万円の50%を負担金として計上する。この大型スクリーンは移設可能なことを条件としている。  (6)市民スポーツ活動推進事業費の増額(1,766万5,000円)。スポーツサポートセンター工事に関連し、市民体育館の増改築を行うに当たり、建築基準法の日影規制を満たすため、市民体育館と宗寿園を結ぶスロープを設置するものである。  3、繰越明許費。  漁港整備事業費と市民スポーツ活動推進事業費については、工期が年度末までに間に合わないため繰り越しを行う。  4、債務負担行為。  (1)来年度4月1日からの契約に伴うもの、複数年契約の指定管理に係るものなど45件を追加している。  (2)大規模国際大会トレーニングキャンプ受入業務委託費は、ロシア7人制女子ラグビー及びブルガリア柔道のキャンプ受け入れに係るものであり、今年度中に協定を締結するため、3カ年で4,800万円を計上している。ロシア、ブルガリアとの国際交流については、国のホストタウン推進事業に登録し、事業費の2分の1が国から財政措置される予定である。  5、地方債。  借入限度額を4,040万円増額し、36億6,390万円に変更する。  意見。  賛成意見。  大規模国際大会トレーニングキャンプ受け入れについては、本市ではグローバル人材の育成に力を入れているので、ぜひ子どもたちに一流のプレーを観てほしい。またオリンピックへ向けて広報にも力を入れていただきたい。  海の道むなかた館の大型スクリーン設置については、単なる観光ということではなく、世界遺産と人とのつながりが感じられる映像を流すことによって、また次に来てもらえるようなものにしてほしい。市が世界遺産に対してどう取り組んでいくかについての周知の仕組みを整備していただくよう要望する。大規模国際大会トレーニングキャンプ受け入れについては、国際交流が選手のトレーニングの負担とならないようにしてほしい。またALT派遣業務については、新学習指導要領における英語の教科化等により、教職員のスキルアップが課題となるため、予算を措置するのではなく現状の中で工夫して対応するよう検討してほしい。  歳入については、世界遺産登録などで市の知名度が上がり、ふるさと寄附金などがふえたことを大変評価している。歳出については、大型スクリーン設置、大規模国際大会トレーニング受け入れなどの結果が今後の成果につながるよう、しっかりと取り組んでほしい。  世界遺産関連予算の支出については、暫定的な対応をするのではなく、一度立ちどまって総合的に検討することが必要である。大規模国際大会トレーニングキャンプ受入業務委託費については、市が渡航費等を全額負担することは市民の理解を得にくいため、再度、相手方と十分な交渉をしてほしい。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決した。  続きまして、本日追加議案として出された事件の審査結果を報告いたします。  第107号議案 平成29年度宗像市一般会計補正予算(第4号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,508万5,000円を増額し、361億9,430万7,000円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおり。  人事院の職員給与の改定に関する勧告を受け、職員人件費等を増額補正するもの。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決した。  以上です。 ◯花田議長  これより質疑に入ります。  ただいまの報告に対し一括質疑を許します。質疑ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  第98号議案について討論を許します。御意見ございませんか。まず、反対意見の方からお願いします。  笠井議員。 ◯4番(笠井議員)  第98号議案に対して反対の立場で討論します。  海の道むなかた館の改修工事費1,500万円が上がっていますが、この大型スクリーンの設置のための改修工事が来訪者にとって展示内容がより充実する効果を与えられるのか、納得できる説明がありませんでした。県からの提案ということで急に決まり、計画が十分検討されたとは思われません。また、来訪者がふえる春休みを含む1カ月が工事期間となっており、その間、展示を不十分な状態で見てもらうことも問題です。  海の道むなかた館と世界遺産ガイダンス施設の整備について、私は11月29日に一般質問しました。同じ日にパブリックコメントの募集が始まった歴史的風致維持向上計画案には、歴史文化資源ガイダンス拠点整備事業として四つの棟で約6,000平方メートルの整備を行うと明記してあります。  一般質問での答弁は、中長期的な検討を進めている段階で、具体的には決まっていないという内容で、この歴史的風致維持向上計画案については、全く説明がありませんでした。このような対応は、おかしいと思います。担当課でなくても、策定に深くかかわっている庁内の部署なので、途中の経過としてきちんと説明すべきだったと考えます。  次に、市民体育館スポーツサポートセンター整備工事の渡り廊下をつくる2期工事費1,766万円は、関係課の連携やチェックなどがあれば必要なかった無駄な支出であると考えます。財政状況が厳しい本市にとって痛い出費です。  今回、建築基準法違反状態を解消するためには、やむを得ない事業ですが、きちんと責任の所在を明らかにし、二度とこのようなことが起こらないように、市の中での連携やチェック体制を見直し、事業を進めることを要望します。  以上の理由により反対いたします。 ◯花田議長  次に、原案に賛成の方の意見。  吉田議員。 ◯6番(吉田議員)  第98号議案 平成29年度宗像市一般会計補正予算について、賛成の立場で討論いたします。  1点、意見を述べたいと思います。  大規模国際大会トレーニングキャンプ受入業務委託費ですが、3カ年で4,800万円、1年間で1,600万円の予算となります。ここから、まず、現在では金額は未定ですが、県からの補助もあり、一部を県が負担します。その残りの金額の半分を、ブルガリア、ロシアともにホストタウンとして登録されておりますので、国からの財政措置があります。実質、年間800万円から、さらに県の補助を差し引いた額、これが2カ国分のキャンプ受け入れの予算となります。  ほかの都市を見てみますと、ブルガリアの新体操キャンプ地誘致で本市と競った村山市、ここは平成29年度の単年度予算で、東京オリンピック・パラリンピックキャンプ地誘致事業として2,953万円を計上しております。ここから2分の1のホストタウンの補助、国の補助、幾らかの県補助はあるでしょうが、これを比較しますと、本市は2カ国合わせて1年で800万円以下の予算という、かなり抑えた金額であり、逆に、これで本当にやれるのかとさえ感じております。  また、契約を代行するエージェントを通した場合は、相場では数百万円から数千万円かかると言われており、本市においてはグローバルアリーナの人脈と功績によって無料で行われております。  このように、金額の話をしましたが、本来は高い、安いの議論ではなく、価値があるか、ないかの議論をすべきだと考えております。キャンプ地誘致とは、都市間の競争であり、そこで勝ち抜き、ナショナルチームを迎えるということは、オリンピアンへのリスペクトが不可欠です。それがあるからこそ、交流に価値が出てきます。  今回の調印に尽力しました担当課の力を評価し、そして今後の市民の盛り上がる仕組みづくりを期待しております。  最後に、本市の柔道指導者の声を紹介いたします。  ブルガリア代表がキャンプを行うことで、子どもたちは体を直接ぶつけて国際交流の体験ができる大きな価値になる。子どもは純粋に強くなりたいと思い、その最終目標はオリンピックです。あこがれや目標と交流ができることで、今、自分の打ち込んでいるスポーツが海外の異文化でどのような形になっているかを知ることが、将来の海外へのチャレンジにつながっていくだろうとのことでした。  以上で賛成の討論といたします。 ◯花田議長  次に、反対意見の方、ございませんか。  新留議員。 ◯16番(新留議員)  第98号議案 平成29年度宗像市一般会計補正予算(第3号)について、反対の立場で討論いたします。  しかし、今回の予算計上では、国からの保育士処遇改善のための保育単価の改正で、ベースアップ分を含め3.7%の上昇分を含めて5,868万6,000円が計上されている点は、保育士確保のためには必要な事業だと考えます。こういった予算を初め、本来なら共産党市議団でも補正予算には反対の立場をとることは余りないのですが、今回は提案された予算計上の中に、どうしても税金の使われ方として市民が納得できないものが含まれているために、反対の立場で問題点を指摘しておきたいと思います。  共産党市議団として、幾つかあるのですが、討論では、分担して討論したいと思います。  私は、今回、債務負担行為として大規模国際大会トレーニングキャンプ受入業務委託料、先ほど討論がありましたけれども、3年間で4,800万円、1年間で1,600万円もの予算が計上されています。この事業は、グローバルアリーナを使って、柔道ブルガリア代表選手、スタッフ15人、女子ラグビーロシア代表選手、スタッフ25人の渡航費及び宿泊代を全額、本市が一旦負担するものです。  委員会では、なぜ全額、本市が負担しなければならないのかといった質問に対し、それぞれの自治体で判断できるものだと考えている、本市はお招き、御招待するということで、渡航費と宿泊代をサポートすることにしていると答弁がありました。  なお、国の内閣府のホストタウン推進事業の対象になれば、国が2分の1の拠出をすると言いますが、今の段階では確定ではありません。  公金の使い方として適切なのか、国際交流といっても一部の人に限られた交流になるのではないか、なぜ本市が全額、こうした費用を賄うのか、市民が納得できる公金の使い方とは思えません。  また、今後、既にグローバルアリーナが独自で行っている、ほかのチームのラグビーなどのキャンプ誘致にも同じような理由で本市がキャンプ地誘致事業をやる道を開くことになるのではないかと懸念もあります。  こういった点を指摘して、反対討論といたします。 ◯花田議長  次に、賛成意見の方。  石松議員。 ◯17番(石松議員)  私は、本議案については賛成の立場から意見を申し上げたいと思います。  もう、1点だけ、この大規模国際大会トレーニングキャンプ受け入れの件についてのみ意見を申し上げたいと思います。  先ほど昼休みの間に、このブルガリア柔道トレーニングキャンプで来られているブルガリアの柔道選手、ナショナルチームの方々が、監督さんも含めて8人来られていまして、谷井市長、久芳副市長、また花田議長とともに私も出席をさせていただいて、表敬を受けたところでございます。約30分の語らいでしたけれども、もちろん言葉は私たちは全然わかりません。ですけれども、顔の表情ですとか、また通訳の方を通しての、いろんな感想等をお聞きしまして、私が思うのは、平和、平和と言ったとしても、このようなスポーツですとか、また文化等を通した民間外交とか民間交流ということが、非常に大事なんだなということをつくづくと感じた30分でございました。  私ども公明党は、山口代表を中心として、先月、11月に中国を訪問し、また韓国も訪問して、公明党議員団として、ずっと毎年、毎年、継続して中国にも韓国にも、そういう形で表敬をしております。こういった積み上げが、本当に、世界はいろんなことが、今、起こっておりますけれども、やっぱり平和等につながっていくんだろうと思うし、また今回、ブルガリアの選手が宗像市で約10日ほどトレーニング等々されております。これはトレーニングが中心でありますけれども、地元の大島にも渡って、12月8日金曜日には大島のほうで餅つき大会をされております。多くの子どもたちを中心とした島民挙げて、いわゆるウエルカムをされていらっしゃるという形で紹介もされていますし、また12月11日月曜日には、吉武小学校に赴いて書道を子どもさんたちと一緒にやっているという、こういった機会をつくることが、恐らく、私どもにグローバルアリーナという、そういったスポーツ施設があるからこそ、こういうナショナルチームをホストタウンとして受け入れることができているんだろうと思います。  また、今度は28日でしたか、ロシアの女子7人制のラグビーチームが宗像市との協定ですね、トレーニングキャンプ地の協定を結ぶという運びになっておりますけれども、こういったことを通しながら、ただ、ここでキャンプをするということだけではなくて、地域住民の方、子どもさんたち、次世代の方々と触れ合うこと、それが将来の平和とかいうことにつながってくるんであって、もちろん、お金はお金としてかかりますけれども、先ほども吉田議員のほうからも細部にわたって内訳については話がありました。これも、やっぱり宗像市が、いわゆるトレーニングのホストタウンというんですか、国のホストタウン推進事業に登録はできておるということで、全国に何カ所、こういったホストタウンというのがあるか、私は細部については承知しておりませんけれども、これは全て、グローバルアリーナという、そういったスポーツ施設を有しているということで、こういったことができているんだろうと思います。  ですから、必ずしも、お金だけを、ものを考えるんではなくて、やっぱり次世代のことを考えるんであれば、そういった子どもさんたち、生徒の皆さん、また大島等の離島の皆さんたちの、どれだけ、こういった方々をお招きして、ウエルカムして、喜ばれたことか。ほかの地域では、恐らく感じることができない、感想を得ることができないようなものを持っていらっしゃる。そういった方々が将来、大きくなったときに、また逆にブルガリアに行く機会もあるかもわからない。そのときに、そういったことも話をする。人間対人間という、言葉は違いますけれども、顔の表情ですとか、通訳の方を通しての、いろんな感想をお聞きしましたけれども、私はこれが真の平和につながるのだろうということを感じた30分でございました。  そういうことを紹介しながら、この議案については賛成とさせていただきます。  以上です。 ◯花田議長  ほかにございませんか。  植木議員。 ◯18番(植木議員)  先ほど新留議員のほうから、共産党議員団、分担して反対討論を行うということで、私の反対の理由というのは二つあります。  一つは、世界遺産保存管理事業の関係の大型スクリーンの問題であります。  先日、海の道むなかた館に行ってまいりました。どういったスクリーンをつくるのだろうかということで、現地を見ておったほうがいいんではないかということで見てまいりました。御承知のように、海の道むなかた館には3Dの映画をスクリーンで上映するところがあります。30人近くの人が一緒に見れると。もう一つは、ロビーの展示室の中に大型テレビですか、これが設置をされて、約6人分ほどの椅子が設置をされています。二つともスクリーンとしては非常に鮮明度の高いといいますか、非常にわかりやすい映像が流されておりました。これにもう一つ、大型スクリーンをつくると、どのくらいのスクリーンなのかと、担当者にも聞いてみますと、このホールの中に二つの、外側の展示室と中側の展示があるんですが、中側の展示の直径が15メートルあると。ここに大型スクリーンをつくると、そういった考え方だと。これをそのまま計算してみますと、直径が15メートルですから、これの半分の広さに大型スクリーンをつくるとなりますと、23メートルの大型スクリーンがここに登場すると。そして、10メートルぐらい離れたところから皆さんは見なきゃならないと。恐らく想像してもいただけると思うんですが、余りにも大きな大型スクリーンで、気分の悪くなる人が出てくるんではないかというような内容であります。これは同じようなのがディズニーランドにも、私、昔行ったときに、大型スクリーンがあって、余りの大きさに圧倒されて気分が悪くなったという話を聞くと。こんな状況が計画をされているんではないかということなんです。  ここに、こうした大型スクリーンが本当に必要なのかということが私は疑問だと。余りにも無謀な計画が、この1,500万円、全体として3,000万円のお金で計画をされているということになると、これは無駄という以前の問題として、私は感覚が問われるのではないかなということを気にしてまいりました。  こういった計画がこのまま進むということになっていいのかというのが、まず反対の理由であります。  もう一つは、市民スポーツ活動推進事業の関係での、いわゆる宗寿園と体育館を結ぶ廊下、スロープの関係であります。これは、法律上、こういう措置をとらなければならないという説明を何度も受けてまいりました。本当に、こうしたことをやらなきゃならないのかと、いろんな角度から、これが検討されたのかということを私は疑問だと思っています。これは市民の人たちから見て、ほとんど使う価値のないようなスロープを1,700万円も使ってつくると、市民感覚からしてもおかしいと。私は、このことについてはもう少し、いろんな法律的な角度から検討し直す必要があると、こういった立場から、この問題については賛成するわけにはいかないと。  ついでですけど、トレーニングキャンプの受け入れの問題、いろんな賛成、反対の討論がなされました。私は、外国の一流の選手が宗像に来て、宗像の子どもたちや私たちにすばらしい練習状況とかを見せてくれるということについては賛成であります。問題は、こうした受け入れる国の経済状況あるいはそういった問題がどうなのかと。例えば、発展途上国なんかの選手たちが東京オリンピックを目指して、何とかやりたいと、しかし、旅費が大変だということで、宗像市あたりが一定の援助をしていくということについては、私は理解ができると思うんです。ところが、ロシアとかブルガリアがこういった国なのかということも含めて、私は見ていかないと、市民の人たちが見て、このお金の使い方、招待の仕方、このことに疑問が必ず出てくるということを私は思っています。
     そういった意味から、十分、こうした検討がなされた上での問題なのかということを指摘して、この予算案については、残念ながら反対をしたいと思います。 ◯花田議長  ほかにございませんか。  安部議員。 ◯8番(安部議員)  第98号議案に賛成の立場で討論させていただきます。  スポーツサポートセンターの委員会での議論の中で、1点、オリンピック関連の影響によって、建材、人件費の高騰があったという説明がありました。であるならば、ほかにも本市の工事等に関する予算に対しては、そういう人件費、それから建材費の高騰の影響があるのかというふうな疑問もございますので、そこの見直しやチェックを積算部門のほうに要望をいたします。  それから、海の道むなかた館の大型スクリーンの予算についてです。おもてなし対策ということは、これは非常に重要であるとは思います。ただ、私は、宗像市を訪れていただいた方々にまず最初に感じていただきたいのは、やはり映像等ではなく、辺津宮や高宮祭場の空気感であったり、神宝館の宝物の数々を直接見ていただくというところが私自身は感じていただきたいところでありますので、今後は修景とか参道の整備とかのほうにも、ぜひ力を入れていただきたいと要望して、賛成といたします。 ◯花田議長  ほかにございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第98号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第98号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第107号議案について討論を許します。御意見ございませんか。まず、反対の意見の方。  岩岡議員。 ◯1番(岩岡議員)  私は、この第107号議案について反対の立場で討論させていただきます。  今後、地方自治体において地方分権というものがより一層大切になってまいります。その目指す地方分権とは、地方のことは地方で決めることができるシステムのことであります。本議案においては、人事院勧告に基づいた国家公務員の給与引き上げに準拠するものであり、本市の実情を考慮したものではない議案だと思っております。費用面からの課題はあるものの、やはり各自治体の民間給与をしっかりと調査、反映した上で、当該自治体職員の給与を算出することが望ましいものであると思っております。  また、人事院勧告そのものが50人以上の事業所を対象とした調査に基づくものであり、これは日本の全企業の三百八十数万社のうち、わずか上位1%にしか当たらない会社にしか調査を行っておらず、そのこと自体では官民格差を正確に捉えることができていないものだと思っております。  また、本市において、例えば、50人以上の事業所の数を数えると、やはり実態から乖離しているのではないかと、そのように思いますし、また、人事院による調査では、民間の平均給与は高くなるのは当然のことではありますけれども、例えば、国税庁の民間給与実態調査の結果を見れば、その人事院が出した結果と約200万円ほどの乖離があるわけでありまして、なぜ、そういった実態から目をそらした上で法改正が行われるのかということに対しては、非常に疑問を感じております。  また、もう一つ、一番重要な点ではありますけれども、国あるいは自治体が、地方自治体において、人口減少も相まって、財源がどんどん減少していく中で、その中では全ての住民サービスを充実させることは、なかなか難しくなっていくと、そういった意味では、住民の皆様にも痛みを伴う思いをしていただかなければならないときに、どうして公職にある者が給料を上げることができるのかと、それでは住民の皆様になかなか説明がつくものではないと、そのように思っております。  そして、特に本議案においては、私たち公職の最前線にいる議員の給与の引き上げも入っております。そのことをもちましても、より強く反対をさせていただこうと思っております。  以上です。 ◯花田議長  ほかに賛成の方の意見ありませんか。ほかにありませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第107号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第107号議案は原案のとおり可決されました。  ここで暫時休憩といたします。再開は14時40分といたします。                      休憩 14時24分                      再開 14時40分 ◯花田議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  次に入ります。  日程第25.第 99号議案  日程第26.第100号議案  日程第27.第101号議案  日程第28.第102号議案  日程第29.第103号議案  日程第30.第104号議案  日程第31.第105号議案  追加日程. 第108号議案  追加日程. 第109号議案  追加日程. 第110号議案  追加日程. 第111号議案  追加日程. 第112号議案  追加日程. 第113号議案 ◯花田議長  日程第25、第99号議案 平成29年度宗像市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)についてから、日程第31、第105号議案 平成29年度宗像市下水道事業会計補正予算(第2号)についてまでの7件及び追加日程、第108号議案 平成29年度宗像市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)についてから、追加日程、第113号議案 平成29年度宗像市下水道事業会計補正予算(第3号)についてまでの6件を一括議題といたします。  委員長の報告を求めます。予算第2特別委員会委員長、井上議員、どうぞ。 ◯井上予算第2特別委員長  本委員会に付託された事件の審査結果を報告いたします。  第99号議案 平成29年度宗像市国民健康保険特別会計補正予算(第2号)について。  事業勘定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ1,580万3,000円を減額し、125億5,648万6,000円とする。直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ333万8,000円を増額し、8,239万6,000円とする。また、事業勘定の債務負担行為を追加する。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  事業勘定。  1、歳出で、職員の異動等に伴い職員人件費を減額し、歳入で一般会計繰入金を減額する。  2、債務負担行為については、今年度末までに契約手続を完了する必要がある特定健診委託費の1件を追加する。  直営診療施設勘定。  歳出で、職員の異動等に伴い職員人件費を増額し、また大島診療所の患者数増加により、医療用消耗器材費、医療品衛生材料費を増額する。歳入で、同じく患者数増加により診療収入を増額し、一般会計繰入金を減額する。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  第100号議案 平成29年度宗像市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ110万7,000円を増額し、15億9,508万4,000円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  職員の異動等に伴い、歳出で職員人件費を増額し、歳入で一般会計繰入金を増額する。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  第101号議案 平成29年度宗像市介護保険特別会計補正予算(第2号)について。  保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2,032万6,000円を増額し、80億6,178万7,000円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  歳出で、職員の異動等に伴い職員人件費と、介護保険制度改正に伴うシステム改修委託料等を増額し、また介護認定審査会運営のための福津市との共同サーバーに関するシステム改修経費として、介護認定審査会特別会計への繰出金を増額する。歳入で、国の補助金と一般会計繰入金を増額する。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  第102号議案 平成29年度宗像市・福津市介護認定審査会特別会計補正予算(第1号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ334万8,000円を増額し、5,441万7,000円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  1、歳出で、介護認定審査会のシステム改修委託料を増額し、歳入で介護保険事業費負担金(福津市負担金)と介護保険特別会計繰入金を増額する。  2、介護認定審査会のシステムは福津市と共同で設置しており、システム関連経費は審査件数にかかわらず折半することとしている。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  第103号議案 平成29年度宗像市渡船事業特別会計補正予算(第2号)について。  歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ213万1,000円を減額し、7億4,743万1,000円とする。また、債務負担行為を追加する。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  歳出で、大島航路旅客増加に伴う時間外勤務手当の増加等により、職員人件費を増額する。また、地島航路船長退職により新たな船長を募集しているが、採用できなかった場合に備え、派遣業務委託料を増額する。また、地方債の借入額と借入利率が確定したことに伴い公債費利子を減額する。歳入で、運賃収入増加により事業収入を、また旧フェリーの売却額が確定したことにより財産売払収入を増額し、一般会計繰入金を減額する。  意見。  賛成意見。  安定した人材確保のため、仕事に誇りを持てるような状況をつくってほしい。  技術職員の退職は、長期的に投資してきたものがなくなることなので、新たな雇用について力を入れてほしい。本市は人づくりでまちづくりと言っている以上、元気な職員もつくっていかなければならない。危機感を持って今後も取り組んでほしい。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  第104号議案 平成29年度宗像市漁業集落排水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ133万3,000円を増額し、4億7,237万4,000円とする。また、繰越明許費と債務負担行為を追加する。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  1、歳出で、職員の異動等に伴い職員人件費を増額し、地方債の借入額と借入利率が確定したことに伴い公債費利子を減額する。歳入で、一般会計繰入金を増額し、消費税還付金を減額する。  2、繰越明許費は、大島下水処理場の改築更新に係る建設費で、汚泥施設ホッパー棟の建築工事に係る入札不調が2回続き、契約時期が遅延したことにより、建物内の機械電気設備の設置が年度内に完了しないことが見込まれるため計上するもの。  3、債務負担行為については、今年度中に入札で業者を決定する必要があるため、以下2件を追加する。漁業集落排水処理施設水質検査費。漁業集落排水処理施設電気保安業務委託費。
     審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  第105号議案 平成29年度宗像市下水道事業会計補正予算(第2号)について。  収益的収入及び支出において、支出を86万3,000円増額し、支出総額を24億7,822万1,000円とする。資本的収入及び支出において、支出を247万5,000円増額し、支出総額を16億7,393万2,000円とする。議会の議決を経なければ流用することができない経費において、職員給与費を338万3,000円増額し、総額を1億600万4,000円とする。また、債務負担行為を追加する。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  1、収益的支出と資本的支出で、職員の異動等に伴い職員人件費を増額する。  2、債務負担行為については、今年度中に入札で業者を決定する必要があるため、以下5件を追加する。宗像終末処理場水質検査費。薬品購入費。高分子凝集剤購入費。ポンプ場電気保安業務委託費。中継ポンプ場薬品購入費。  審査結果。委員会は、全員賛成で原案のとおり可決しました。  続きまして、追加議案の第108号から第113号までの審査結果を報告いたします。  職員人件費の補正について。  各議案の給与改定に伴う職員人件費の補正については、人事院勧告に伴うものであります。  第108号議案 平成29年度宗像市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について。  事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ53万9,000円を増額し、125億5,702万5,000円とする。直営診療施設勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ18万5,000円を増額し、8,258万1,000円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  給与改定に伴う職員人件費の補正によるもの。  意見。  反対意見。  全議案に共通するが、今回提案された議案は人事院勧告に基づいたものである。ラスパイレス指数の高低は公務員間の給与格差を示したものにすぎず、官民格差是正を目的とした人事院勧告とは趣旨が異なるので比較対象にはならない。財源が減少していく状況の中で、公職にある者が給与を引き上げることに関しては、認めるわけにはいかない。  審査結果。委員会は、賛成多数で原案のとおり可決しました。  第109号議案 平成29年度宗像市後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ16万7,000円を増額し、15億9,525万1,000円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  給与改定に伴う職員人件費の補正によるもの。  審査結果。委員会は、賛成多数で原案のとおり可決しました。  第110号議案 平成29年度宗像市介護保険特別会計補正予算(第3号)について。  保険事業勘定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ122万8,000円を増額し、80億6,301万5,000円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  給与改定に伴う職員人件費の補正によるもの。  審査結果。委員会は、賛成多数で原案のとおり可決しました。  第111号議案 平成29年度宗像市渡船事業特別会計補正予算(第3号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ109万9,000円を増額し、7億4,853万円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  給与改定に伴う職員人件費の補正によるもの。  審査結果。委員会は、賛成多数で原案のとおり可決しました。  第112号議案 平成29年度宗像市漁業集落排水処理施設事業特別会計補正予算(第3号)について。  歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ10万5,000円を増額し、4億7,247万9,000円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  給与改定に伴う職員人件費の補正によるもの。  審査結果。委員会は、賛成多数で原案のとおり可決しました。  第113号議案 平成29年度宗像市下水道事業会計補正予算(第3号)について。  収益的収入及び支出において、支出を35万3,000円増額し、支出総額を24億7,857万4,000円とする。資本的収入及び支出において、支出を22万4,000円増額し、支出総額を16億7,415万6,000円とする。  審査内容。明らかになった主な事項は次のとおりです。  給与改定に伴う職員人件費の補正によるもの。  審査結果。委員会は、賛成多数で原案のとおり可決しました。  以上です。 ◯花田議長  これより質疑に入ります。  ただいまの報告に対し一括質疑を許します。質疑ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして質疑を終結いたします。  末吉議員。 ◯19番(末吉議員)  議事運営についてなんですけれども、私は議運の委員長として、追加議案の第107号議案のときに、うっかりしておったんですけれども、追加議案が一般会計及び特別会計、追加されましたけれども、各議員の手元に配付されています議事日程表が変更されておりませんので、暫時休憩した後、議事日程表を再度、印刷し直して。そうしないと、討論、採決の結果を、委員長報告の横に私どもも記録するわけにはいかないんですが。いわゆる追加日程を行った議案について、正式に議事日程表として配付していただけませんでしょうか。 ◯花田議長  ここで暫時休憩いたします。                      休憩 14時57分                      再開 15時20分 ◯花田議長  休憩前に引き続き会議を開きます。  これより討論に入ります。  第99号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第99号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第99号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第100号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第100号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第100号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第101号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第101号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第101号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第102号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第102号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第102号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第103号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第103号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第103号議案は原案のとおり可決されました。
     次に、第104号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第104号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第104号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第105号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第105号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  全員賛成であります。よって、第105号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第108号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第108号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第108号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第109号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第109号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第109号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第110号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第110号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第110号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第111号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第111号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第111号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第112号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第112号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第112号議案は原案のとおり可決されました。  次に、第113号議案について討論を許します。御意見ございませんか。                     〔「なし」の声あり〕 ◯花田議長  これをもちまして討論を終結いたします。  第113号議案について採決を行います。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案について賛否の表決を求めます。どうぞ。                        〔表 決〕 ◯花田議長  賛成多数であります。よって、第113号議案は原案のとおり可決されました。  次に入ります。  日程第32.所管事務調査(行政視察)報告について(総務常任委員会) ◯花田議長  日程第32、所管事務調査(行政視察)報告について(総務常任委員会)を議題とします。  総務常任委員会委員長から報告を求めます。総務常任委員会委員長、吉田議員。 ◯吉田総務常任委員長  それでは、総務常任委員会の所管事務調査、行政視察の報告を行います。  お手元に報告書を配付しておりますが、要旨を報告させていただきます。  総務常任委員会は、平成29年10月11日から10月13日の3日間で視察を行ってまいりました。  視察地及び調査事項は、1日目、宮城県名取市の震災復興の取り組みと防災・減災のためのまちづくりについて、2日目、岩手県西磐井郡平泉町の世界遺産登録後の取り組みについて、3日目に宮城県石巻市の子育て世代包括支援センターについての調査を行ってまいりました。  最初の視察地、名取市については、平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震により、死者が923人、建物被害が1万3,991件など甚大な被害を受けました。震災時は1万人以上が避難していましたが、現在は一時減少していた人口が震災前を上回るなど、着実な復興が進んでいます。  2ページ目の名取市震災復興計画について、計画の概要、主な事業、被災者の心のケアについては、記載のとおりであります。  委員の所感を抜粋して読み上げます。  深刻な被災状況であったが、市民、行政、議会が一丸となった震災復興計画の策定、そして実行があったからこその現状であることを実感した。住みよさランキングが北海道・東北エリアで7年連続第1位であった名取市が、今後どのような復興をしていくか、心から応援したい。  以下、各委員の所感を記載しております。御確認ください。  次に、3ページ、平泉町の世界遺産登録後の取り組みについてですが、平泉町では、「平泉-仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺産群-」が平成23年に世界遺産に登録されました。中尊寺を含む五つの資産で構成され、現世における浄土世界を表現した顕著な空間造形の傑作と評価されています。  また、世界遺産登録の際、一部資産については登録から除外されたため、現在も引き続き拡張申請を行っています。  次に、4ページの課題、世界遺産登録推進関連事業費、観光行政、幼保小中による平泉学への取り組みに関しては、記載のとおりであります。  ここで、委員の所感を抜粋して読み上げます。  もともと観光地であるため、世界遺産によって大幅に観光客がふえたという結果ではない。町のスケールや人間関係の密接さを利用して、じっくり観光行政を進めている感じがした。また、900年の歴史と仏教の精神性を心のよりどころにしている。宗像市においても歴史と神道の精神性を中心として、地元とともにじっくり宗像独自の観光スタイルを見出していくべきだと感じた。  以下、各委員の所感を記載しております。御確認ください。  最後に、石巻市の子育て世代包括支援センターについて。5ページ以降になります。  センターは、若い世代の就労、結婚、妊娠、出産、子育ての希望を実現し、安心して子育てができる環境を整備し、結婚、妊娠、出産、子育ての切れ目のない支援を行うため、石巻市版ネウボラとして平成28年11月に開設されたものです。  センターの概要、対象者、相談内容、主な支援事業、今後の課題に関しては、記載のとおりであります。  委員の所感を抜粋して読み上げます。  少子高齢化という日本共通の課題にも、東日本大震災からの復興が大きく影響しているのを感じた。公営住宅への入居や核家族化などから、さらに若い世代の結婚、妊娠、出産、子育てを各方面から支援する必要性を感じた。災害を乗り越えることで、生きることの大変さ、助け合うことの大事さが伝わってきた。支援を行う精神を学び、今後の宗像に生かしていきたい。  以下、各委員の所感を記載しております。  以上、簡単でありましたが、総務常任委員会の所管事務調査、行政視察報告を終わります。 ◯花田議長  総務常任委員会の皆様、御苦労さまでした。  次に入ります。  日程第33.所管事務調査(行政視察)報告について(社会常任委員会) ◯花田議長  日程第33、所管事務調査(行政視察)報告について(社会常任委員会)を議題とします。  社会常任委員会委員長から報告を受けます。社会常任委員会委員長、北崎議員。 ◯北崎社会常任委員長
     社会常任委員会の所管事務調査の報告を行います。  社会常任委員会は、平成29年10月17日から10月19日の3日間で視察を行ってまいりました。  視察地及び調査事項は、1日目、滋賀県草津市のスポーツ推進の取り組みについて、2日目、京都府宇治市の初期認知症総合相談支援事業について、3日目、滋賀県野洲市の生活困窮者支援事業についての調査を行ってまいりました。  最初の視察地、スポーツ推進の取り組みについて視察した滋賀県草津市では、平成23年4月に草津市スポーツ推進計画を策定し、見直しを経て、平成28年3月に草津市スポーツ推進計画が策定されました。ALLくさつでつくる「みんながスポーツ大好きなまち くさつ」を基本理念として、具体的な方向性を打ち出しています。  2ページ目のスポーツ推進に係る取り組みの事例の主なものを幾つか御紹介いたします。  まず一つ目は、小中学校体力向上プロジェクト事業です。小中学校の子どもたちの体力向上やスポーツ障害予防を目的に、バスケットボールチーム滋賀レイクスターズチアリーディングチームのメンバーが講師を務めるダンス教室や、立命館大学スポーツ健康科学部の協力による短時間運動プログラムの実施及び教員の資質向上に向けた講演会などを開催しておられます。  取り組みの二つ目は、スポーツイベントの実施です。視察では、市民スポーツ・レクリエーション祭と、くさつ健幸ウォークについて説明を受けました。  市民スポーツ・レクリエーション祭は、各学区の相互の連携と親睦を図るとともに、市民のスポーツ、健康づくりを目的に開催されておられます。学区対抗や自由参加によるニュースポーツを中心とした15以上の競技を実施し、今年度は997人の参加がありました。  くさつ健幸ウォークは、今年度、初めてとなるイベントで、目的は報告書に記載しているとおりですが、ウオーキング参加者以外も楽しんでもらえるように、ハロウィンイベントとの連携を図りながら、発着地点を会場としてブース出店や体験イベントが計画されていました。  このほか、市民のスポーツ環境の充実、地域コミュニティの醸成等を目的とした地域スポーツクラブ設立支援事業や、平成36年度開催予定の国民体育大会、全国障害者スポーツ大会の会場として、施設整備を目的とした野村公園整備事業などがありました。  各委員の所感の中から抜粋して読み上げます。  くさつ健幸ウォーク2017は、4キロメートル、8キロメートル、15キロメートルのコースと4キロメートルのノルディックコースを設定することで幅広く市民の参加を促しておられました。また、ハロウィンイベントと連携することでウオーキング参加者以外にも楽しんでもらえるよう工夫しているところが印象的だった。スポーツイベントと他のイベントを連携することで、より多くの参加者を募る工夫は、本市でも参考にできると感じた。  以下、各委員の所感を記載しておりますので、御確認ください。  次に、3ページ下段、京都府宇治市の初期認知症総合相談支援事業についてです。  宇治市では、平成13年度に京都府のモデル事業として認知症予防教室が開始されたことに始まり、4ページ上段に記載しているように、さまざまな取り組みが行われてきました。これまでは認知症の軽度から中度、重度の段階には支援があるが、認知症の疑いという初期段階には支援がないことから、認知症コーディネーターや病院、地域包括支援センター等が相互に連携し、初期集中支援チームを設置、認知症の初期段階でチームが介入し、支援を前倒しで行うことで、地域で継続した生活が可能になるように支援しておられました。  宇治市の特徴として、一つ目、認知症コーディネーター、二つ目、認知症初期集中支援チーム、三つ目、認知症コーディネーターの委託先が上げられます。  一つ目の認知症コーディネーターは、認知症対応専属として専門職を3人配置し、認知症関連事業の事務局機能を持たせて、事業間の連携を図っておられます。  二つ目の認知症初期集中支援チームは、厚生労働省指定のアセスメントシートに加え、宇治市独自のチェックシートを活用しておられます。チーム員会議には、必要に応じて家族や本人も参加、また、地区医師会の医師にも参加を呼びかけておられました。また、認知症対応型カフェ、れもんカフェと連動し、初期集中支援チームからカフェにつないだり、カフェの活動を初期集中支援チームが支援したりと、相互に連携しておられました。  三つ目の認知症コーディネーターの委託先としては、社会福祉士や作業療法士など多種職がいる事業所や介護予防事業経験が豊富な法人に委託しておられました。  これらの宇治市の取り組みについて、担当者の方によると、これまでは認知症予防をテーマに取り組んできており、例えば、市民向けの講座を開いたときには、認知症になりたくない人が参加する傾向にありましたが、認知症は嫌なもの、なりたくないものとして認知症を排除する世の中になってしまいがちなのを、また医師によると認知症の予防は難しいということで、現在は認知症になっても住みなれたまちで生活が続けられるようにするという方向での支援を行っており、目指すところは、認知症に優しい、すなわち人に優しいまちであるとのことでした。  ここで、各委員の所感の中から抜粋して読み上げます。  認知症は誰でも必ずなるということを前提に、早期発見、早期治療、また地域の受け入れ体制など、縦割り行政の立場ではなく、宇治市全体を含めたチームとして受け入れているとのことだった。これからの行政のあり方、地域のあり方を学んだ。  以下、各委員の所感を記載しておりますので、御確認ください。  最後に、滋賀県野洲市の生活困窮者支援事業についてです。  平成27年4月、生活困窮者自立支援法が施行され、福祉事務所設置自治体は自立相談支援事業を実施することとなりました。野洲市は、平成25年から国のモデル事業を行っており、先進的な取り組みで全国的にもよく知られておられます。  野洲市では、平成11年に消費生活相談を設置、悪質リフォーム詐欺や架空請求はがきなどの急増で相談件数が急増。平成18年にはヤミ金融対策法が成立し、相談件数は減ったものの、その後、多重債務の相談件数はふえ続け、市民生活相談室を設置。平成25年には生活困窮者自立促進モデル事業など国のモデル事業を開始。同年に市民生活相談課に昇格し、包括的な相談支援事業へと移行しました。  予算と職員体制は、報告書に記載しているとおりです。  相談事業の流れについては、相談窓口がたくさんあると相談者がたどり着けないと、野洲市では、「おせっかい」を基本に、どんな相談にも対応できるネットワークづくりをしておられました。  その他の野洲市の特色ある関連事業としては、学習支援事業YaSchoolと就労支援やすワーク、それから「わが事・丸ごと」の地域づくり推進事業の三つを上げさせていただいています。  一つ目の、学習支援事業YaSchoolでは、市内在住の中学生がいる生活困窮世帯、原則として生活保護世帯、児童扶養手当受給世帯を対象として学習支援を行っています。民間団体に一部委託し、また農業青年クラブおにぎり隊から、おにぎりの寄附を受け、子どもたちに配っておられます。児童扶養手当受給世帯や生活保護世帯に案内のチラシを送って生徒を募集しており、申し込み時には必ず面接を行い、子どもたちだけでなく親の相談にも乗っておられます。  二つ目、やすワークは、市役所内に設置されたハローワークとの一体的実施施設で、ハローワークの就労支援と市役所の生活支援を一体的に提供することで、就職したものの、すぐにやめてしまうということがないよう、よりよい就労を目指すものです。  3番目の「わが事・丸ごと」の地域づくり推進事業は、地域共生社会の実現を確実なものとするため、住民側では住民が主体的に地域課題を把握して解決を試みる体制づくりを、市側では複雑化した課題を包括的に受けとめる総合的な相談支援体制づくりを支援、推進するものです。住民側の体制づくりは未実施とのことでしたが、生活困窮者を地域包括的に支援していこうという考え方で事業に取り組んでおられました。  ここで、各委員の所感の中から抜粋して読み上げます。  生活困窮者の問題をどう解決すればいいのか、絡み合った糸をほぐすように就労支援、学習支援などに取り組み、少しずつ着実に解決していっていることに驚かされた。特に、野洲市のまちづくりの役割の考え方「1人を伸ばせない、救えない制度は、制度ではない」を具現化しようとしている市長、担当職員の思いを感じることができた。  以下、各委員の所感を記載しております。  以上、簡単ではありますが、社会常任委員会の所管事務調査の報告を終わります。 ◯花田議長  社会常任委員会の皆様、御苦労さまでした。  次に入ります。  日程第34.発議第5号 ◯花田議長  日程第34、発議第5号 議員派遣についてを議題といたします。  お諮りします。本件につきましては、別紙のとおり議員を派遣することに御異議ございませんか。                    〔「異議なし」の声あり〕 ◯花田議長  異議なしと認めます。よって、発議第5号につきましては、別紙のとおり議員を派遣することに決しました。  お諮りします。本会議中、誤読などによる字句、数字等の整理、訂正につきましては、会議規則第43条の規定により議長に委任いただきたいと思いますが、御異議ございませんか。                    〔「異議なし」の声あり〕 ◯花田議長  異議なしと認めます。よって、字句、数字等の整理、訂正は、議長に委任することに決しました。  以上で、本会議に付議されました案件の審査は全て終了いたしました。よって、平成29年第4回定例会を閉会いたします。諸案件の審査に当たられました御労苦に対し、深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。                      閉会 15時46分 このサイトの全ての著作権は宗像市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (C) MUNAKATA CITY ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved....