春日市議会 2019-02-28
平成31年市民厚生委員会 本文 2019-02-28
1: 開議 午前10時02分
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◯委員長(米丸貴浩君) おはようございます。全員出席であります。ただいまから
市民厚生委員会を開議いたします。
なお、本日は春日高校の皆さんが、
インターンシップ事業の一環として議会事務局補佐として同席しておりますことをお知らせいたします。
初めに、本定例会の委員会記録の署名委員を指名いたします。署名委員に吉居恭子委員を指名いたします。お願いいたします。
2: ◯委員(吉居恭子君) はい。
3: ◯委員長(米丸貴浩君) 次に、審査に入ります前に、本定例会における審査日程等についてお諮りいたします。皆様の席に付託議案と審査日程案を準備しておりますが、ありますかね。
(「はい」と発言する者あり)
今回は、
市民厚生委員会に付託を受けております案件が、人事案件2件、それから、条例案件が8件、予算案件が7件あります。
本日2月の28日、これより平成30年度の国保特会等3特会の補正予算の審査、その後に
一般会計補正予算の関連説明、その後に市民部の審査、同じく一般会計の関連説明、後に福祉支援部の審査を2件、報告事項1件、最後に関連説明をお受けする予定にしております。
翌3月1日金曜日に、先ほどの3特会の補正の部分の採決を行いたいと思います。採決終了後、委員長報告案の調整を行った後、健康推進部の条例案件等の審査に移ります。
3月7日木曜日に、平成31年度の春日市
一般会計補正予算(第1号)、これの関連説明をお受けした後に、先ほどの4特会の審査を行いたいと思っております。
3月18日月曜日に、補正予算を除く全ての案件の採決を行い、その後に委員長報告案の調整を行いたいと思っております。
3月20日水曜日に、議会閉会中の調査事件の調整を行いたいと考えております。
ただいま説明しました日程案について何か御意見等はございませんでしょうか。前田委員。
4: ◯委員(前田俊雄君) 今回、非常に付託議案もたくさんありますので、お互い簡潔明瞭な質疑応答に努めたいと思いますので、その旨提案いたします。
5: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員、ありがとうございます。17案件ありますので、かなり見ていただいてわかるように、内容も深いものがたくさんありますので、どうか御審議のほどよろしくお願いします。あわせて、執行部の皆さんもそれに対する明確な答弁に努めるようにお願いいたします。
ほかにありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
6: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、審査日程についてはお手元の案を消していただいて、以上のとおりとすることに決定いたします。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
7: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、ただいまから健康推進部の議案審査等を行います。
なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は、挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。
初めに、第23号議案「平成30年度春日市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。
佐々木健康推進部長。
8: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 改めまして、おはようございます。健康推進部でございます。よろしくお願いいたします。
本日は、今定例会におきまして
市民厚生委員会に付託をされております健康推進部関連の議案のうち、特別会計の補正予算3件を説明させていただきます。
お手元の次第に沿いまして、順次担当課長が説明いたします。
9: ◯委員長(米丸貴浩君)
高尾国保医療課長。
10:
◯国保医療課長(高尾徳久君) では、第23号議案、平成30年度春日市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)の御説明をいたします。
先日お配りいたしました表紙の下に「国保医療課」と書いてあります資料、こちらを使いまして御説明をさせていただきます。よろしいでしょうか。
11: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、お願いいたします。
12:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 資料の3ページから4ページが総括表になっております。なお、
補正予算説明書のページを総括表の一番右側に記載しておりますので、後ほど御確認をお願いします。
それでは、歳入から御説明いたします。3ページをごらんください。
まず、太枠の縦に引いてあるところの一番下ですね。3月の補正額になります。補正の概要は、3ページの一番下、1億3,573万3,000円の増額補正でございます。
それでは、3款1項1目
保険給付費等交付金の1節普通交付金の
一般医療給付費分につきましては、歳出で御説明いたします、一般被保険者の療養給付費と高額療養費の増額分と同額を県から受け入れるものでございます。
続きまして、2節特別交付金の県繰入金(2号分)につきましては、交付決定額に基づき減額補正をするものでございます。知事が別に定める率を乗じますけれども、この率が減となっておりますので、減額となっております。
続きまして、4款1項1目
一般会計繰入金の1節
保険基盤安定繰入金(保険税軽減分)及びその下2節
保険基盤安定繰入金(保険者支援分)につきましては、ともに交付申請額に基づき減額補正するものでございます。理由といたしましては、被保険者の減少に伴って、軽減世帯数、軽減被保険者数ともに減少したためでございます。なお、全体の世帯数に占める軽減世帯数の割合は、平成29年度とほぼ同じ割合となっております。
続きまして、その下3節
職員給与費等繰入金につきましては、人件費、郵便料、委託料等の減に伴うものでございます。
次に、
財政安定化支援事業繰入金も、国民健康保険の基盤が弱いということで創設されている繰り入れでございますけれども、県が繰り入れ基準額を算定し増額となっております。理由といたしましては、この計算には軽減世帯が多いと所得も低く負担能力が不足するという考えから、
基盤安定繰入金の保険税軽減分をもとに計算し繰り入れるものと、高齢被保険者の割合をもとに計算し繰り入れるものがあります。
先ほど、
基盤安定繰入金は当初に比べ減額となっておりますので、その分につきましては少し減額となっておりますが、高齢被保険者の割合が当初より少し高くなっておりますので、その分が増となり、あわせて増となっております。
歳入は以上でございます。
13: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。高尾課長、軽減世帯数は平成29年度とほぼ同じということでしたけれども、数字は、29年度実績は58.2%であると思いますけれども、数字はそれでよろしいでしょうか。
高尾国保医療課長。
14:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 割合は、同じ58.2%でございます。ちなみに数字申し上げましょうか。
15: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。
16:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 世帯数でいけばですね、29年度は8,169世帯、1万3,589人となっておりますけども、30年度は8,051世帯、1万3,190人になっております。率的には同じ58.2%が軽減世帯、割合的にですね、という形になっています。
17: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、歳入の説明が終わりましたので、歳入に関し質疑はありませんでしょうか。前田委員。
18: ◯委員(前田俊雄君) 特別交付金、県の交付決定額ですけれども、知事が定めるところの率とありましたけども、この知事が定めるこの率のね、変動によって、かなり影響があるわけですけど、この率というのはどういった形で決められたんですか。やはり国の基準があったのでしょうか。
19: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾課長。
20:
◯国保医療課長(高尾徳久君) これは県のですね、予算がありまして、その予算の範囲内での振り分けという形になりますので。で、ちなみに当初ではですね、0.774が率だったんですけど、これが0.579にかなり下がっております。この関係でかなり減額という形になっております。
21: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。
22: ◯委員(前田俊雄君) そうなってきますとね、その年度によって県全体を見て決めるんでしょうけど、だったら、県の状況がちょっと変動すれば、当然のことながらこの率も変わってくるという理解でいいんですか。
23: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾課長。
24:
◯国保医療課長(高尾徳久君) そのとおりでございます。
25: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。
26: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。前田委員。
27: ◯委員(前田俊雄君) もう一度聞いていいですか。先ほどの、補足説明いただきました軽減世帯なんですけれども、減ってきてるというのは国保から後期高齢に移られた方が多くなってきた影響ということでよろしいですか。
28: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾課長。
29:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 全体の数がかなり減っておりますので、その影響でございます。
30: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。よろしいです。
31: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
32: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、歳出の説明をお願いいたします。
高尾国保医療課長。
33:
◯国保医療課長(高尾徳久君) それでは、歳出のほうの御説明をさせていただきます。4ページをお願いいたします。
1款総務費につきましては、先ほど歳入の
一般会計繰入金で御説明いたしました職員給与費等の人件費の減と郵便料の執行見込み残を減額するものでございます。
続きまして、2款1項1目一般被
保険者療養給付費につきましては、一般被保険者の療養給付費に不足が見込まれるため増額するもので、先ほど歳入で御説明いたしましたとおり、同額を県から受け入れます。
続きまして、5目審査支払手数料につきましては、執行見込み残を減額するものでございます。平成29年度の国保連合会の剰余金を充当したため、同額が執行見込み残となっております。
続きまして、2項1目一般被
保険者高額療養費につきましては、一般被保険者の高額療養費に不足が見込まれるため増額するもので、先ほど歳入で御説明いたしましたとおり、同額を県から受け入れます。なお、高額療養費につきましては、12月にも増額補正をしておりましたが、11月まで高い水準が続き、不足が見込まれるため、今回も増額補正をさせていただくものでございます。なお、11月、1月の執行額はかなり下がっておりますので、月々でかなり差があるというのが現状でございます。
続きまして、6款1項2目
医療費適正化特別対策費につきましては、
レセプト点検委託料等の委託料の執行見込み残を減額するものでございます。これは単価契約をしておりますので、最後に精算になりますので、執行見込み残が出る見込みでございます。
続きまして、2項1目
特定健康診査等事業費につきましては、特定健診未
受診者医療情報収集業務委託料等の執行見込み残を減額するものでございます。
続きまして、7款1項1目
事業費納付金等支払準備基金につきましては、基金積立金を減額し、全体の調整を図っております。その結果、30年度末で3億9,961万5,000円を基金に積み立てます。
続きまして、9款1項1目から3目還付金及び還付加算金につきましては、執行見込み残を減額するものでございます。
国民健康保険事業特別会計の歳出につきましては、以上でございます。
34: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。歳出の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。前田委員。
35: ◯委員(前田俊雄君) 毎回同じ質問をして大変申しわけないんですけども、やはり
一般高額療養費の増ということでありますので、やはり当然のことながら治療を受けてもらう必要があるわけですけど、やっぱりそういったことを考えると、より一層重症化予防ということが重要になってくるという認識でいいんですかね。
36: ◯委員長(米丸貴浩君)
高尾国保医療課長。
37:
◯国保医療課長(高尾徳久君) そうですね。今回、特に今年度高額の医療費、1人当たりのですね、高額の医療費というのがかなり出ております。そのあたりは心臓関係とかですね、そのあたりの高額の医療費、手術代とか出てますので、そういう意味では生活習慣病の予防とか、そういう医療費適正化に取り組むっていうのはひとつの、やはり取り組まないといけないものであるとは考えております。
以上でございます。
38: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。
39: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。
40: ◯委員(前田俊雄君) はい。
41: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。
高尾課長、12月の委員会の中でも、今、前田委員がおっしゃったとおりなんだけど、高額の治療が必要な方がふえてきているという傾向ですと。そのときに心臓の手術を同じ月に2件重なったという、たしか答弁をいただいております。今回もそのような傾向があったんですか、具体的には。
高尾課長。
42:
◯国保医療課長(高尾徳久君) そうですね、同じような傾向はですね、11月までちょっと続いたというのがあって。で、先ほど申しましたけど、12月、1月はまたかなり下がってるというとこなので、本当に月によってですね、かなり差があるというかですね、ばらつきがあるという状況はありますので、なかなかちょっと見込みがですね、非常に難しいというのはあります。特に心臓の疾患になりますと、1人当たりの医療費というのは500万、1,000万っていう形になってきますので、その方が1人出るとですね、かなり医療費が変わってくる。で、高額療養費につきましては、結局限度額を超えるとですね、そこの部分が3割負担部分の部分が全部高額療養費で払い戻しというふうに制度上なっておりますので、そのあたりがまたかなり変動があるというふうな形ではございます。
43: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。このような傾向がしばらくは続いていくというふうに考えてよろしいんですか。これ、もう3月補正ですから、30年度の最後ですから、今後もやはりこのような傾向で推移していくんではないかと、そのように捉えてよろしいですか。
高尾国保医療課長。
44:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 29年度までは被保険者の減少もありまして、医療費全体としてはですね、減少傾向というふうに見込んでたんですけど、今年度がこういう形で少し伸びておりますので、31年度につきましてもちょっと伸びるだろうと。当然1人当たりの医療費というのは自然増分もありますので、少し伸びるのかなというふうなことで考えてはいます。ただ、決算額から見るとですね、これでもそこまで大きな伸びではないのかなと。自然増分ぐらいかなというふうな感覚ではあるんですけど、ただ、どうしても被保険者が下がってますので、1人当たりの医療費と、やっぱりちょっと伸びが大きいのかなというふうには見てますね。
45: ◯委員長(米丸貴浩君) そうですね。たしか対前年度比で見たら、比べましたけれども、一般被
保険者高額療養費のところが8億8,700万ぐらいあったんですかね。ですから、7,200万ぐらい、今年度のほうが少ない。さっき課長がおっしゃったとおりですね。わかりました。
まずはこういう傾向を、国保の傾向をつかんだ後に、また後日の予算審査に臨みたいと思っておりますので、お聞きしました。
ほかに質疑はありませんでしょうか。前田委員。
46: ◯委員(前田俊雄君) 特定健診の部分なんですけども、未
受診者情報収集件数の減というのは以前も聞いたかもわかりませんけど、未受診者情報というのは具体的にはどういう情報ですかね。
47: ◯委員長(米丸貴浩君)
貴島健康スポーツ課長。
48:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 特定健診に関することですので、健康スポーツ課のほうでお答えさせていただきます。
こちらの事業についてはですね、国保連合会のほうに委託してる事業になるんですけれども、治療中とかいう理由で特定健診を受けられてない方のみ、御協力のお願いをいたしまして、治療中の医療機関で情報提供票であるとか、質問とか、同意書を提出してもらって、不足する項目をその医療機関で測定してもらった後にデータをいただくような形になっております。
こちら、今回補正で減をしておるんですけれども、どの時期をとってみても被保険者の中で治療中という方は大体約3,000件ということを聞いております。で、こちらで事業を開始したのが、筑紫地区共同で実施しておりまして、1月に対象者の方に郵送なりで送ってるんですけれども、その時点で、例えば治療中だけども、特定健診を受けられた方とか、その時点でもう受診されてた方とかを除外した結果、全体の件数が減っていることで委託料の減を計上させていただいているところでございます。
それに伴いまして、当然御本人宛てに送る郵送料であるとかも、リンクして減額させていただいているところでございます。1月時点にお送りしている分が733件をお送りしているところでございます。1月から実施の事業でございますので、まだデータとして戻ってきている件数というのはまだゼロ件になっております。
以上です。
49: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。
50: ◯委員(前田俊雄君) あと、それから、この未
受診者情報収集件数の減というのは、いい傾向なんですか。
51: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島課長。
52:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 一概にいい傾向かどうかというのは断言することはできないんですけれども、当然通知を送ったときにいろいろ反応が返ってきたのをお伺いした感触を、ちょっと職員のほうから聞きますと、これまでいろんな受診勧奨をしても無反応だった方がこの通知をきっかけに受診されたというのは何人かいらっしゃるということでしたので、やはりちょっと今までやってきた受診勧奨と違った形の効果は──本来考えてた効果ではないんですけれども、出ているということは聞いております。どうしても今年度からの事業になりますので、今後どのぐらいそのデータが戻ってくるのかなというのはちょっと手探りな状態です。
あと、どうしても個人病院だとスムーズに行くんでしょうけど、その不足する項目を測定する際にですね、行ってらっしゃる方は治療のために行ってらっしゃるので、また別のフロアに行ったりとかですね、そういった御案内がなかなか煩雑になってるということは、ちょっと医療機関のほうからお伺いしておるところでございます。なので、ちょっと本年度どのくらいデータが集まってくるかはちょっと様子を見させていただきたいと思っております。
以上です。
53: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。
54: ◯委員(前田俊雄君) では、もうこの件についてはもう少し効果の測定、評価する点が時間がかかるということでよろしいですかね。
55:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) はい。
56: ◯委員(前田俊雄君) じゃ、見守っていきます。
以上です。
57: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。ほかにありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
58: ◯委員長(米丸貴浩君) 質疑がないようですので……。前田委員。
59: ◯委員(前田俊雄君) 国保のほうも制度が変わってきたんですけど、制度が変わって、事務をやられる上で負担増になったとか、逆に財政的に安心ができてるというとか、もし、ちょっと雑駁で申しわけないですけど、いかがですか。
60: ◯委員長(米丸貴浩君)
高尾国保医療課長。
61:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 通常の業務の中ではですね、ほぼ窓口での受付業務等変わっておりませんので、そのあたりは変わってないんですが、ただ、どうしても県とか、国保連合会との連携、このあたりで、例えば、エラーが出たりとかですね、資格のエラーが出たりとかいうのを調整、これに若干時間がかかられてるというのはあります。
それとあと、例えば、予算の面でいきますと、当初予算のほうでちょっと御説明しようかなと思ってたんですが、事業費納付金、これを県が算定するようになります。で、2年目にして、県のほうがうまく算定をできないという状態になってきてまして、当初予算のほうでまた御説明をしますけど、平成30年度と同額を31年度に計上させていただいてるという現状があります。また、そのあたりが実際早くても1月の初旬にならないと、市が県に納める事業費納付金が幾らになるのかというのがわからない現状がありますので、当然その事業費納付金を納付するために必要となる保険税、これをどうするのかという議論がなかなか進められないというふうな、ちょっと弊害が出てるのかなというのはちょっと感じるところではあります。
62: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。済いません。ちょっと雑駁な聞き方で申しわけなかったんですけども、今後のね、状況があったもんですから、お聞きしました。
63: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
64: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、第23号議案 「平成30年度春日市
国民健康保険事業特別会計補正予算(第4号)について」の審査を終了いたします。
次に、第24号議案「平成30年度春日市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。
高尾国保医療課長。
65:
◯国保医療課長(高尾徳久君) それでは次に、第24号議案、平成30年度春日市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)の御説明をさせていただきます。
同じく先ほどの資料を使い御説明をさせていただきます。5ページから6ページが補正予算の総括表となっておりますので、お願いします。
なお、
補正予算説明書のページを総括表の一番右側に記載しておりますので、後ほど御確認をお願いします。
では、歳入から御説明をします。まず、太枠の縦に引いているところの一番下が3月の補正額になります。金額的には2,052万3,000円の増額補正でございます。初めに、1
款後期高齢者医療保険料につきましては、被保険者数の増によりふえております。
続きまして、3款1項1目事務費繰入金につきましては、5款3項1目の預金利子の収入と歳出1款の郵便料の減額に伴い、一般会計から繰り入れる事務費繰入金を減額するものでございます。
歳入は以上でございます。
66: ◯委員長(米丸貴浩君) 歳入について質疑はありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
67: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き歳出の説明をお願いいたします。
高尾国保医療課長。
68:
◯国保医療課長(高尾徳久君) では次に、歳出のほうの御説明をします。6ページをお願いいたします。
1款の総務費につきましては、1項1目の郵便料の執行見込み残を減額するものでございます。
次に、2項1目も郵便料の執行見込み残を減額するものでございます。
次に、2款の
後期高齢者医療広域連合納付金につきましては、歳入予算で補正増をした保険料をそのまま
同額保険料負担金として広域連合へ納付するものでございます。
後期高齢者医療事業特別会計の補正は以上でございます。
69: ◯委員長(米丸貴浩君) 歳出の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。
前田委員。
70: ◯委員(前田俊雄君) 後期高齢者医療事業の場合はですね、福岡県の連合会がやるわけなんですけども、例えば、本市における医療費の適正化という視点で見たときに、この後期高齢者医療制度はですね、保険料をいただいて県に納付するというこの作業、あと一部事務があるんですけども、やはり適正化でという視点で見たときに春日市に何かできることがあるもんなんですかね。ちょっと難しい話になりますけど。
71: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾課長。
72:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 例えば、国保のほうでやってる医療費適正化の取り組みとして、例えば、医療費通知の送付とか、ジェネリックとか、そのあたりにつきましては、県単位で広域連合のほうでやってるものを市のほうで郵送するとか、そういう事務系関係はやってます。あと、例えば、保険健事業につきましては、広域連合のほうでも一部やっておりますけども、市町村のほうであわせて取り込める分につきましては、取り組んでいるというふうな話もありますので、今後はそのあたりがですね、市のほうで取り組めるのかどうか、そのあたりを検討していくという形になってくるのかなというふうには考えておりますね。
以上です。
73: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。
74: ◯委員(前田俊雄君) ちょっと済いませんね。意地悪な質問をして申しわけなかったんですけども、やはりどうしても健康保険の事業主体がですね、県連合になりますと、市のほうが、これは春日市だけやなくて傘下の全部の自治体でしょうけど、徴収する事務だけになってしまうとですね、どうしてもそこら辺のですね、意識というものがですね、どうなったかと、ちょっと意地悪な質問したんですけど。ぜひともね、全体として医療費は適正化というのは大事なことでしょうからね。また、国保と切り離してはできないでしょうから、全体として取り組んでいただきますようお願いいたします。
75: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾課長。
76:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 大変医療費の適正化、大切なことだと思います。特に福岡県の場合は、後期の1人当たり医療費というのは全国一高いという状況がずっと続いておりますので、これは春日市だけではなくてですね、県内全域で取り組まないといけないもんであるというふうには考えております。
77: ◯委員(前田俊雄君) よろしくお願いします。
78: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。西川委員。
79: ◯委員(西川文代君) 今の答弁でですね、福岡県が医療費全国1位って、そこらあたりっていうのは何か理由、分析ってできてるんですか。
80: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾課長。
81:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 一応広域連合のほうで考えてるというか、分析してる内容ですればですね、やはり福岡県の場合は医療環境がかなり整ってるっていうところと、あわせて入院の病床数が多いというのもあります。
あとは、高齢者の単身世帯の比率が高いというところで、どうしても退院がなかなか難しい社会的入院が多いんじゃないかというのも一部言われてはいます。
82: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。
83: ◯委員(西川文代君) 医療環境が充実してるんですけども、やはりなるべく医療よりですね、それで在宅で介護とか、あとはやっぱり介護になる前の介護予防とか、やはりその居場所が、そして、地域での助け合いとか、そういうところに重点をやっぱり置いて、医療費が膨らまないような施策が。全体として、健康推進部として必要なのかなというふうに思いました。
(「御意見でしょう」と発言する者あり)
84: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木部長。
85: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 御意見でよろしいですかね。西川委員がおっしゃったようにですね、当然医療の視点だけじゃなくて、おっしゃいましたように介護とか、介護予防とか、そういったことも含めてですね、健康推進部として意識をしながら取り組んでいきたいと思ってます。ありがとうございます。
86: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
87: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾課長、被扶養者の軽減割合が7割から5割に変わったことがありましたよね。この影響というのは、この今の広域連合の納付金が増、それから、保険料が補正で今回も増になっているところにはやっぱり関連があるんですか。
高尾国保医療課長
88:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 当然そのあたりが収入としてですね、ふえてるというのは一部あるとは思います。ただ、それ以上にですね、やはり被保数がふえてるというのがですね、一番の理由ではあると思います。ただ、全く、じゃ、軽減割合が変わってるとかですね、そのあたりが影響ないかというと、それはやっぱり影響……。
89: ◯委員長(米丸貴浩君) それも含まれてるということですね。
90:
◯国保医療課長(高尾徳久君) そうです。
91: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。ほかに質疑はありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
92: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、第24号議案、「平成30年度春日市
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第4号)について」の審査を終了いたします。
次に、第25号議案「春日市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。武末高齢課長。
93: ◯高齢課長(武末竜久君) それでは、第25号議案「春日市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について」説明いたします。
高齢課の定例会の資料ですね、の2ページ目をごらんください。補正予算に基づく内訳表になっております款項目の区分にかかわらず、予算の内容、性質ごとに区分し、歳出と歳入を対比させた内訳表でございます。単位は千円単位。表の外側にある数字は、補正予算書の該当ページになっております。
補正の主な理由でございますが、歳出においては、介護給付費、地域支援事業費、介護認定審査会費などの執行見込み残額の減額、歳入においては事業費の減額などに伴う国・県交付金などの特定財源の減額と高齢者数の伸びなどによる第1号保険料の収入増額、また新たな財源として保険者機能強化推進交付金がございます。この交付金に基づく交付金額は1,726万8,000円でございます。3月に交付の予定でございます。交付金の資料につきましては、3ページに資料を添付しておりますので、後ほど御確認ください。
資料の2ページにまたお戻りください。
Aの給付系の黄色い部分の右側の歳出につきましては、現在の第7期介護保険事業計画に基づいて算定しております、当初予算の編成時から給付額が上回る見込みとなった居宅介護サービス費、居宅介護(予防)福祉用具購入費、居宅介護(予防)住宅改修費、居宅介護(予防)サービス計画費の必要額を増額するとともに、地域密着型介護サービス費、施設介護サービス費、高額介護予防サービス費の執行見込み残額を減額するものでございます。
平成29年度決算と比べますと、給付費全体は伸びておりますが、当初予算編成時からの見込みからは全体として下回った結果、給付系の歳出の2)の合計部分で、当初予算に比べて2億8,628万1,000円の減額となっております。
続けていいですかね。その下のBの枠、地域支援事業の右側、歳出のオレンジ色の部分は、総合事業における介護予防・生活支援サービス事業費、介護予防ケアマネジメント事業費、一般介護予防事業費のそれぞれの執行見込み残額を減額するものでございます。
その下の緑色の部分、任意事業費は、配食サービス業務、あんしんコール事業、介護用品給付サービス費、これは紙おむつの給付になりますけど──のそれぞれの執行見込み残額を減額するものでございます。
その下の生活支援体制整備事業費は、執行見込み残額を減額するものでございます。
以上のAの給付系とBの地域支援事業の左側の歳入の部分、黄色とオレンジ色、緑色の部分につきましては、基本的に国・県支払基金からの交付金の交付見込みなどを踏まえ、それらの金額の減額補正を行うものでございます。
なお、先ほどの保険者機能強化推進交付金につきましては、B枠の左側の地域支援事業のオレンジ色の総合事業に70万1,000円、緑色の総合事業以外に1,656万7,000円、財源充当しております。
また、1号保険料については増額となっております。納付義務者数が増加したことが主な要因となっております。
また、オレンジ色の一番下の一般介護予防事業受益者負担金につきましては、いきいきプラザとスポーツセンターで行っております事業について、高齢者の参加が見込みより多かったことにより増額となるものです。
緑色の一番下の雑入の部分は、配食サービスの利用実績が当初予算編成時の想定の食数を下回ったことから、利用者負担金の収入見込みを減額したものであります。
次のCの大枠、過年度精算金の右側、グレーの支払基金償還金、国費償還金、県費償還金に関しましては、平成28年度の地域支援事業において多目の交付を受けていたものがありましたので、返還金が生じたものでございます。
その左側、歳入のグレーの保険料延滞金等の項目は、過誤調整等により発生した返還金を受け入れたものでございます。
その下のDの大枠、右側のピンク色の項目は、介護給付費準備基金でございます。これまで御説明いたしました介護給付費などの事業費の減額の一方、国・県支払基金の交付金等の交付見込みによる減額、保険料収入の増額などを見込んだ結果として、取り崩しをやめ、基金積み立てを2,336万2,000円減額することで、事業系の収支の調整を行っております。その結果、3月補正後の積立金の金額は、予定では5億4,679万円となる見込みです。
Dの調整資金の左側、歳入のピンク色の項目の2段目は、介護給付費準備基金運用収入の増額でございます。
以上が事業系の収支でございます。
続けまして、次にその下のFの事務系の右側、青色の歳出の総務管理費につきましては、職員手当等の執行見込み残額でございます。その下の介護認定審査会費につきましては、認定審査件数が見込みよりも減っていることなどから、医師の意見書作成手数料、訪問調査業務委託料を減額しております。その下の国費償還金は、平成20年度に介護報酬改定等に伴うシステム改修費について、実績報告後の精査により還付額が発生したものでございます。
左側の歳入の青色の部分の国庫補助金につきましては、平成30年度の介護保険制度改修に伴うシステム改修事業である介護保険事業費補助金でございます。手数料などの項目は、預金利子について、介護保険事業特別会計の運用利子でございます。
最後に一番下のGの枠をごらんください。
以上のことから、歳入歳出の総計はそれぞれ2億5,017万5,000円を減額し、67億10万円となっております。
このほか予算の中では、国・県交付金等の特定財源の歳入見込みを踏まえ、必要な科目で財源振替を行っております。以上で説明を終わります。
94: ◯委員長(米丸貴浩君) 高齢課長の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。前田委員。
95: ◯委員(前田俊雄君) 補正予算説明資料31ページ、説明の最後のほうにちょっと言われたんですけど、この財源振替がちょっと三つぐらい続いて目立つんですけども、これ一般財源のものがこの国・県支出金になるという理由はですね、どうなんだろうかと思って。ちょっともう少し詳しく説明いただければ。わかりますか、私の言ってる意味が。
96: ◯委員長(米丸貴浩君) 例えばというところで31ページに地域包括支援センターの運営事業費も当初一般財源……。
97: ◯委員(前田俊雄君) ちょっともう少し補足しますとね、国・県支出金の対象になるんだったら、最初からそうしときゃいいんじゃないのかという部分があったんですけども、一般財源振替ですから、なぜそうなのかなと思ってですね。
98: ◯委員長(米丸貴浩君)
佐々木健康推進部長。
99: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 基本的に先ほどの、こちらの総括内訳表を見ていただきたいんですけれども、この内訳表とですね、見比べていただきまして、内訳表のほうで財源はずうっと変わっていっております、この内訳はですね。この内訳をちょっと見比べていただきたいんですが、内訳表の左側が歳入でございまして、介護保険の場合はそれぞれ、例えば、給付系と地域支援事業で国、県、そして支払基金のほうの割合が決まっております。で、そちらのほうは、これは補助を受けるとかじゃなくて、もう基本的に給付でしたら、給付の何割がこちらのほうの国からということで、歳出が変わってきますと、それに合わせて今度は歳入のほうの計算によって変わってくると。その変わってくることで、今度はその分を減ると、一般財源といいますか、いわゆる保険料のほうの分から充てて一般財源を充てる形にするとかいうことで、計算上の問題でございます。
最終的には、国なり、県なり、あるいは支払基金交付金のほうの額が全部この率によって固まりますので、それに合わせて一般財源といいますが、一つは介護の保険料の分からと、あるいは一般会計の繰り入れのほうからと、そういったことで全部整理をされていくということですので、補助金が受けれる、受けれないとかいう話ではちょっとないと思います。
100: ◯委員(前田俊雄君) 今ので理解できました。一般会計におけるところのですね、国・県支出金という、この発想がですね、固定概念があるもんですから、どうしてという素朴な疑問があったんですけど、要するに負担割合によって、国県でやるか、市でやるかという部分が変わってくるわけですね。変動するんで、そういうことが起きる。ということは、今後もこの財源振替ということは、補正予算の中では多々起こり得るということですよね。
101: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木部長。
102: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 過去の補正も見ていただきますと、おわかりになると思いますが、必ずこういうのは出てまいりますので、計算上そういう形で整理をさせていただいているということでございます。
103: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。認識が不足しておりました。申しわけありません。理解できました。
104: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。前田委員。
105: ◯委員(前田俊雄君) 介護保険の場合には、7期の計画に従って、こうやるわけですけども、増額補正なんですけども、逆に言えば、地域包括ケアシステムのですね、概念を見ると、できるだけ居宅でという方向を持ってるわけですけども、そういった意味でより居宅が進んだという理解でよろしいんですか。
106: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。
107: ◯高齢課長(武末竜久君) そのとおりですね。在宅サービスが伸びてるのと、あわせて下のほうにある居宅介護の福祉用具の購入とか、住宅改修とかもあわせてふえてます。これ、やはり家で暮らすために家の中を改造したりとか、お風呂入るのに手すりをつけたりとか、トイレの手すりをつけたりとか、そういった部分のですね、ところもふえてますので、ちょっと在宅サービスがちょっとふえてきてるという傾向ではございます。
108: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。
109: ◯委員(前田俊雄君) ですから、国を挙げて言えば、居宅で居宅でという、ついの住みかはという形で、地域包括ケアシステムが進められておるわけですけど、そういった意味では春日市は望ましい方向には行ってるという理解でいいんですかね。
110: ◯委員長(米丸貴浩君) 佐々木部長。
111: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 基本的に、今前田委員がおっしゃって、高齢課長が回答したとおりですけれども、この施設サービスのところは施設がオープンした時期の問題ですとか、ちょっと見込んでた部分がですね、例えば、年度当初から新たにオープンした市外の特別養護老人ホームのほうに春日市の方が入居をする見込みで予算を上げとったのが、ちょっと入居がおくれたりですとか、見込みよりも、そういった部分もございます。ですから、この分が翌年度になりますと、そこに入居されると、また施設サービスの分が上がってくるということもございますので、施設の開設時期とか、そういったことによっても変わってくる分はございます。ただ、居宅がふえてることはもう間違いございませんので。
112: ◯委員(前田俊雄君) 理解しました。
113: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんか。西川委員。
114: ◯委員(西川文代君) 歳出のほうでですね、5款ですね、2項1目ですかね、一般介護予防事業費、オレンジのとこですね。これが執行残ということですよね。こちらの説明の資料見るとですね、やっぱり介護予防普及啓発事業費ということで、先ほどからやっぱりなるべくこの啓発、なかなか難しいでしょうけれども、やっぱり一人一人の方に意識をしていただいて、やっぱり健康に介護を予防するという意識でですね、やはり生活していただくのが一番だと思うんですよ。御本人も幸せだし、市にとってもいいと。なので、やはりここがちょっと執行残になってですね、報酬、嘱託保健師等とかですね、人件費とかでしょうけども、委託料の介護予防教室業務とかですね、書いてますけど、この残になった理由は、教えてください。
115: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末課長。
116: ◯高齢課長(武末竜久君) 人件費のところはですね、保健師を2名雇う予定だったんですけど、嘱託の保健師を。1名が看護師になっております。で、看護師と保健師の給与の、こちらの報酬の差がございますので、その分の差額が出てる分とですね。あと印刷費を落としてますけど、介護予防教室のチラシをですね、作成するに当たり、印刷を予定してましたけど、もう職員のスキルも上がってきてですね、チラシをつくる自体もですね、こちらでもチラシができるということで、もうあえて発注せず、自前でチラシをつくって配布したということです。
で、委託料の減はですね、転ばん塾、おたっしゃ塾で、送迎の方、車で送迎する分の送迎費を見込んでたんですけど、逆に送迎使わずに来られる方がふえてきたということで、その分の送迎料、利用者の負担がちょっと減ってるというところで減額になってます。
以上です。
117: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員。
118: ◯委員(西川文代君) 何かですね、そういうことであれば、とてもいいことだなと、自分たちで自前でチラシをつくって、安上がりにしていただいたんですね。送迎も必要なくなったということでしたら、そういう教室をもっと活性化するというような形で上がってますんでですね、それを使い切るような形でもうちょっとそういう事業をふやすとか、そういうことできないんですか。
119: ◯委員長(米丸貴浩君) これ、武末課長、ちなみに執行率どのくらいかな。武末高齢課長、当初予算が、たしか六百五、六十万あったと思うんだけど、それを考えたら、もう9割を超えた執行率があるじゃなかったかな。
佐々木部長。
120: ◯健康推進部長(佐々木康広君) ちょっと執行率調べます。西川委員のおっしゃっているの、非常にありがたいことでですね。介護予防事業を進めないといけないというのは、もうそのとおりなんですけど、ただ、予算が余っているものを全部使い切るというのは、基本的にいうと行政としてはなかなか難しゅうございますので、年度当初から財政当局とですね、すり合わせをしながら必要な予算をつけておりますので、また、その分は余ったものはきちんと落としていくということが原則になりますので、使っていきたいという気持ちはありますけれども、財政上の原則としては、やはり残額が出ればきちんと落としていくというのは基本かなとは思っています。お気持ちはもう十分……。
121: ◯委員(西川文代君) いやいや、済いません。わかりました。でも、内容はわかりました。残の理由はわかりました。ありがとうございます。
122: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。前田委員、どうぞ。
123: ◯委員(前田俊雄君) 任意事業の配食サービスの傾向としては。やっぱり減ってきてるんですか。減ってきてるから補正減なんだろうけど、必要な人が必要な配食サービスを受けれているかどうかという視点があるんですけど。
124: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。
125: ◯高齢課長(武末竜久君) 配食サービスの食数に関してはですね、確かに年々減ってきている傾向ではあります。でも、最初に皆さん御存じのように、春日市の社協が全国的に老人給食というか、配食の作業を始めて、それが広がりを見せてですね、今では一般のお弁当を配達する事業でもありますし、コンビニエンスとかでもですね、やっぱりお弁当の配達はできているというところでございますので、食数的には減ってはいますが、特に食が食べられないとか、そういったことはないというふうに認識しております。
126: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。
127: ◯委員(前田俊雄君) この配食サービスだけで相当な時間がかかるそうなんで、これ以上言わないようにさせていただきますけど。できるだけね、かつてあって、申し込んでもですね、受けれなかったというようなことがないようにですね、ひとつ以前一部でそういう声もありましたんでですね、ぜひそこら辺の配慮は、受けれる方がきちっと受けれるような体制だけは。これがヘルプについてはね、これは民間事業者もありますからね。いろいろありますから。先ほど言いましたように、配食サービスを今後どうするんだという議論を始めたら、もうそれだけで相当の時間かかるでしょうから、僕らは補正予算ですから、それは差し控えさせていただきます。
以上です。
128: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。武末高齢課長。
129: ◯高齢課長(武末竜久君) 済いません、先ほどの執行率ですけど、一般介護予防事業費の執行率ですけど、94.7%です。
130: ◯委員長(米丸貴浩君) 結構執行してるよね。ありがとうございます。ほかにありませんでしょうか。
131: ◯副委員長(近藤幸恵君) 委員長を交代いたします。米丸委員。
132: ◯委員(米丸貴浩君) 第7期介護保険事業計画を策定して、これがちょうど1年目になりますよね。本当にいいのをつくっていただいたと思っております。今から春日市が目指していく介護保険事業のあり方というのは、これまで事業計画の中にうたわれたことだと思っておりますので、では30年度を総括して、ちょうどこの概要版もつくってもらいましたけれども、概要版見るとですね、「それでは、市では」とこう書いてありまして、「目指す春日市の将来像を実現するための三つの基本目標があります」、ありますね、部長。
133: ◯健康推進部長(佐々木康広君) はい。
134: ◯委員(米丸貴浩君) 概要版でいきましょうか。部長いいですか。よろしいですかね。
まずですね、「自分らしく生き生きとした暮らしを継続できる体制」というのがありますね。これは、より多くの人が介護予防に取り組みたいという身近な場所で介護予防に取り組むことができる体制づくりを進めましょうと。そのためにはということが下に書いてありますよね。もうおっしゃるとおりですよ。そうであればですね、リハビリ専門職等が早期にかかわる自立支援型の地域ケア会議の実施、私はこれが一つのポイントだと思っておりますが、地域ケア会議のこれまでのこの1年間の取り組みの成果というのは、どのように執行部は考えておられるのか。多分いいことも悪いことも課題もいろいろあるんじゃないかなと、1年間やってこられて。一つのポイントになる、この地域ケア会議、これはどのように評価されてありますか。
135: ◯副委員長(近藤幸恵君) どうですか、課長。武末高齢課長。
136: ◯高齢課長(武末竜久君) 地域ケア会議につきましては、30年度の6月から自立支援型も始めております。自立支援型は月2回始めて、初期というか軽度の方を対象に、なるべく自立につながるようにといった形で進めてます。また、それとはまた別に、ケア会議として、重度の方に対しても進めております。また、認知症に対しては初期集中チームとしての、今の……。
137: ◯副委員長(近藤幸恵君) 成果としては……。
138: ◯高齢課長(武末竜久君) 成果としては、今年度はですね、6月から始めまして、開催の回数が20回で、協議を行った件数が31件、困難事例としては5件対応したところでございます。
139: ◯副委員長(近藤幸恵君) よろしいですか。武末高齢課長。
140: ◯高齢課長(武末竜久君) 実績、すぐさま、なかなかこう見える結果というのがですね、なかなか難しくて。やはり継続的に追っかけていって、何カ月か前に話した事例がやっぱりもう一回上がってきたりとか、それが自立のほうにつながっていったというケースはあんまり多くは聞かないんですけど、やはりなるべく今ある能力が保てるような形で、他職種というか、いろんな専門職の意見を取り入れながらですね、やっぱり地域ケア会議で一番勉強になったのは、ケアマネジャーというか、包括支援センターがこういう方たちのプランをつくるんですけど、専門職の意見を聞いて、やっぱり今まで自分たちが思えてなかったプランのつくり方というか、ケアの仕方、自立につながるというか、高齢者の体を向上させるような仕組みというか、動きというか、働きというか、そういうのはやっぱり新たな視点で学ぶことができたというのは聞いてます。
141: ◯副委員長(近藤幸恵君) よろしいですか、米丸委員。済いません、健康推進部長。
142: ◯健康推進部長(佐々木康広君) 基本、昨年6月から始めておりますので、直ちにその効果が出る、見えるというものがなかなか難しいかなと思いますけれども、私も課長と一緒に1回会議に入らさせていただきましたけれども、いろんな他職種の専門職が、今、課長が説明しましたように、ケアマネにある意味でアドバイスをしていくと。個別の事例を通して自立の視点と、自立支援の視点ということからアドバイスをしていくということで、着実に市内のケアマネジャーの皆さんのノウハウというかですね、そういったところは上がっていってるのかな、スキルがですね。それが時間をかけないと、なかなか効果としては見えないと思いますけれども、次の事業計画を策定するぐらいまでは、ある程度そういった効果を見ながら、また次のですね、展開を考えていくことができるのかなというふうには思っております。きょう、課長が説明したとおりでございます。
143: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。
144: ◯委員(米丸貴浩君) 私が成果と言ったのがちょっときつかったのかなと。おっしゃるとおり、ここで、どこにこれが波及していくかというと、やっぱりケアマネさんの質の向上につながれば、当然そこではいい今度はプランが、今までなかったようなプランがまた展開されていく。そうなれば、今度はプランを実際に利用される利用者の皆さんにとって、また質のいい介護予防、もしくは介護保険サービスが受けられるのかなと思ったので、お聞きしたまでであります。
私たちも、これ和光市に行ったときかな、和光市に行ったときの事例も、委員会として、たしか御報告をさせていただいておりますので、このケア会議、地域ケア会議の重要性はもうひしひしと感じておりますので、今後の展開を期待しております。ケアマネさんの質の向上につなが……。
続けてよろしいでしょうか。
145: ◯副委員長(近藤幸恵君) どうぞ。
146: ◯委員(米丸貴浩君) 次に、あんしんコール事業。これは、たしか新規事業であったと思いますので、あんしんコール事業はですね、予算の措置されている数字だけしかわからないんですが、あんしんコール事業も当初予算が403万5,000円、今回の補正減が215万7,000円、約半分が執行されなかったということであれば、これはあんしんコール事業は目玉の一つではなかったかな。先ほどの概要版の中にも、これやりますよというのが、たしかうたってありますよね。ありますよね。そうであればですね、ここはこれも去年のですから、いろんな使いにくさとか、それから周知とか、問題があったのかもしれませんが、そのあたりはどういうふうに捉えてありますか。
147: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。
148: ◯高齢課長(武末竜久君) 周知につきましてはですね、こちらに載せさせてもらってるのもあれですし、市長の出前トークにおいても、1回一応お話というか、宣伝はさせていただいております。市報にも載せておりますし、特にサービスを調整するケアマネジャー、地域包括支援センター、そういったあたりにもですね、十分な周知はしてるところではあります。
(「民生委員……」と発言する者あり)
民生委員さんにも。民生委員さんも協力員として、していただいているので、民生委員さんにも。
で、こういったサービスを受けるのが必要じゃないかという人を気づくような方にはですね、こういうサービスがあるから、本人というよりも、やっぱり周りの人がちょっと気遣って、こういうのがあるよ、どうっていうふうな形でいけるようにですね、こちらとしては、周知はしておいたところではあります。
ただですね、やはりこちらが想定していたよりも利用者ですね、通常今まで大体60名前後ぐらいで、今まで緊急通報装置時代から来ていました。それに大体上乗せして、30件ぐらいの上乗せで予算を組んではいたんですが、実際には平均して60人をちょっと超えるぐらいの利用者ですね。ただ、30年度の短期だけで見れば、新たに設置された方が一応21件ありましたので、やはり利用者を見ると60人ちょっとではありますけど、そこが仮になんですけど、重度になって要介護になると、ほかの介護のサービスのほうにつながったりするので、トータル的な利用者としては60人をちょっと超えるぐらいですけど、新規としては、一応21件あったというところはあります。
149: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員。
150: ◯委員(米丸貴浩君) あんしんコール事業で私言ってしまったので、旧、昔の緊急通報、これはおたすけコール、先ほど言われた60人というのは、あんしんコール事業、いわゆるみまもりコールも合わせての60人だったのか。済みません、確認をお願いします。──課長、わかった。ごめん。おたすけコールが90人で、みまもりが35人だな。
151: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員、今のはあれですか。前年度の分なんですか。新規事業の予算ですね。
152: ◯委員(米丸貴浩君) 新規事業の当初のときに説明を受けたときに、私、書いてた。
153: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。
154: ◯高齢課長(武末竜久君) おたすけコールがですね、平成31年の1月末で一応65人、今利用ですね。で、みまもりコールが4人利用になっております。
155: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員、どうぞ。
156: ◯委員(米丸貴浩君) 予算措置上は、さっきの90人というのは旧緊急通報システムのほう、いわゆるおたすけコールの分で、みまもりコールは予算措置上は35人で、今4人ということでいいですよね。
157: ◯高齢課長(武末竜久君) はい。
158: ◯委員(米丸貴浩君) そういうことですね。大事なことはですね、新しい事業を始めて、それが先ほどの前田委員じゃないですけど、必要な方にこれが届いてない、それで予算措置が半分程度であれば、これは課題として捉える必要がありますけれども、そうでないのであれば、先ほど言われるように、それをつけたんだけれども、もう別のサービスに移行しなきゃいけない。だから、これが残ったんであればいいんですけれども、そのあたりのところはまだわかりませんね。
159: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。
160: ◯高齢課長(武末竜久君) そうですね。そういったところの潜在的な利用者、この人はつけたほうがいいだろうというのは、やはりその人その人のやっぱり生活の中に、その危険度というか、そういうのがありますので。仮に周りからの情報でですね、私たちが危険度を察知したときはやはりお勧めするというところはあります。ただ、本人さんの意思もありますので、受け入れていただいて利用につながれば一番いいんですが、そういったところをですね、こちらも情報を察知するのと、こちらからまたこういうのがありますよというサービスをPRするのと両方の面でですね、十分にやっていきたいと思いますので。
161: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。
162: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員、続けてどうぞ。
163: ◯委員(米丸貴浩君) 概要版のですね、基本目標の2の在宅の話がある。在宅医療の話がここに出ている。
そこでですね、認知症高齢者及びその家族が孤立しないための支援、入院、退院、在宅生活を通じて、切れ目のない医療、介護サービスの提供体制の整備に取り組みますよと。これも、たしか地域包括ケアシステムの中核のところに沿ってあるのかなと思っております。
そこでですね、医療連携のところというのは、どのようにこれ今進んであるんですか。医療との連携。
164: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。
165: ◯高齢課長(武末竜久君) この医療と介護の連携事業につきましては、筑紫地区で委託している事業で、医師会に委託している事業ではありますが、今年度においては他職種ですね、病院のソーシャルワーカーであるとか、こちらでいえば介護のケアマネジャーさんであるとかが、一堂に会して、どういったところでお互いの情報のやりとりがどういうふうにやれば、1人の高齢者というか、その利用者の方がスムーズに入院できて、退院した後に在宅での介護につながるのかというのも問題点を洗いながら、みんなでグループ討議しながら、最後にまとめるというのを本年度2回やっております。これ、委託事業ですので、それを各市でやっていますので。うちでは2回やっています。そこで出てきたポイントをですね、整理した上で、こういうふうな形で情報の伝達をしたらいいんじゃないかというのを一応用紙にまとめた形で、そういうのを一応31年度から取り組んでみようということで話は進んでいるところではあります。
166: ◯副委員長(近藤幸恵君) 米丸委員、よろしいですか。
167: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。31年度からの分はまた当初予算のところですけれども、もう一つ、地域包括ケアシステムの中核だということで、これは部長もよく言ってありました、定期巡回、随時対応型、訪問介護・看護、今1カ所やってあって、7期計画の中ではもう一カ所ふやそうかという計画はたしか入れてあると思います。これも大事な話ですよね。これも大事な話。これはあくまで市が指定するだけでありますけれども、これの状況の報告というんですかね。サービスを受けられれば、当然その額が上がってくるかはわかるでしょうけれども、これは順調に伸びていると考えてよろしいんですか。
168: ◯健康推進部長(佐々木康広君) ちょっと、委員長済いません。補正のどこの部分にちょっとかかわってくるかがですね、ここは決算ではありませんし……。
169: ◯副委員長(近藤幸恵君) わかりました。申しわけありません。そうです。米丸委員、申しわけありません。
170: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。また予算で聞きます。
171: ◯副委員長(近藤幸恵君) 補正予算のときお願いします。
172: ◯委員(米丸貴浩君) では、最後に総括して、市が目指すところの介護保険サービス事業というのは、まずは在宅で、居宅でということで、今、補正予算書を見ると、居宅が、居宅……。
173: ◯副委員長(近藤幸恵君) 居宅サービスですね。
174: ◯委員(米丸貴浩君) が、ふえて……。そうですよね。で、先ほど言ったように、福祉用具、住宅改修も順調に伸びていく、その方向性で、まずこれは間違いないですね。これでよろしいですね。
175: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。
176: ◯高齢課長(武末竜久君) はい、おっしゃるとおりでございます。
177: ◯委員(米丸貴浩君) であればですね、地域密着型介護サービスが、これは3月の補正でも減、たしか12月も減ではなかったかなとは思っているんですけれども、この要因は12月のときは聞きましたけれども、今回の最終の3月の補正でも減というのは、12月の同じ要因がまた引きずっているということでいいんですか。
178: ◯副委員長(近藤幸恵君) 武末高齢課長。
179: ◯高齢課長(武末竜久君) こちらでもですね、検討しましたけど、やはり要因については変わらないと。
180: ◯委員(米丸貴浩君) 変わらない。わからないじゃなくて、変わらない。
181: ◯副委員長(近藤幸恵君) よろしいですか。
182: ◯高齢課長(武末竜久君) いいですか。12月の補正のときに一応お話させていただいた、私たちもやっぱり仮説ですので、それが事実かどうかはわからないです。ただ、傾向として、やはりその事業所が……。
183: ◯委員(米丸貴浩君) 事業所数の減少。
184: ◯高齢課長(武末竜久君) はい。事業所数の減少というのは、やはりどうしてもやっぱり物理的にやっぱりそこが減れば人数は減ると。ただ、地域密着型ですから、広域型に通うこともできますので、そちらに行けばサービスは受けれるといったところですね。
185: ◯委員(米丸貴浩君) わかりました。
186: ◯副委員長(近藤幸恵君) 委員長交代いたします。
187: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。前田委員。
188: ◯委員(前田俊雄君) 予算説明資料の29ページ。最初の丸のこの枠の下から2番目の通所型サービス費が856万7,000円と。単独に現予算とは別に、この額だけ見ると856万7,000円と大きいんですけども、これはどういった要因ですかね。単なる見込み過ぎだということですか。わかりますか──説明資料の29ページ、上の枠。下から2行目、通所型サービス費856万7,000円の減。これは単純に見込みが大きかったというだけなんでしょうか。
189: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。
190: ◯高齢課長(武末竜久君) こちらで考える原因はやはりその見込みが多かったというところであります。
191: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。
192: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
193: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、以上で第25号議案「春日市介護保険事業特別会計補正予算(第4号)について」の審査を終了いたします。
補正3特会の審査が終わりましたけれども、ほかには何かありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
194: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいですね。それでは、議案審査については以上とさせていただきます。
次に、第22号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第7号)について」の関連説明をお受けいたします。
佐々木健康推進部長。
195: ◯健康推進部長(佐々木康広君) それでは、関連説明といたしまして、第22号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第7号)について」御説明いたします。
一般会計補正予算書の24ページをお願いいたします。一般会計の補正予算書の24ページでございます。そこから担当課長のほうで説明をさせていただきます。
196: ◯委員長(米丸貴浩君)
高尾国保医療課長。
197:
◯国保医療課長(高尾徳久君) では、24ページ、14款1項の1目民生費国庫負担金、説明欄の上から2行目、国民健康保険基盤安定国庫負担金でございます。一般会計から国保特会に繰り出す国保の
保険基盤安定繰入金の保険者支援分の2分の1が国庫から入るもので、変更交付申請に基づき減額するものでございます。
1目は以上でございます。
198: ◯委員長(米丸貴浩君) この目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
199: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。高尾課長。
200:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に同じページ、3目衛生費国庫負担金、説明欄の一番下、養育医療費国庫負担金でございます。交付決定額に基づき減額補正するものでございます。なお、交付決定額については、年度途中で交付申請を行い、国の予算の範囲内で決定されております。
3目は以上でございます。
201: ◯委員長(米丸貴浩君) 3目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
202: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。
高尾国保医療課長。
203:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に26ページをお願いいたします。15款1項の1目民生費県負担金、説明欄の1行目、国民健康保険基盤安定県負担金でございます。一般会計から国保特会に繰り出す国保の
保険基盤安定繰入金の保険税軽減分の4分の3と同じく国保の
保険基盤安定繰入金の保険者支援分の4分の1が県から入るもので、変更交付申請に基づき減額するものでございます。
1目は、以上でございます。
204: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
205: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。高尾課長。
206:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に、同じページ2目衛生費県負担金、説明欄の下から2行目、養育医療費県負担金でございます。交付決定額に基づき減額補正するものでございます。なお、交付決定額については国庫負担金と同様、年度途中で交付申請を行い、県の予算の範囲内で決定されております。
2目は以上でございます。
207: ◯委員長(米丸貴浩君) 2目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
208: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。高尾課長。
209:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に、27ページでございます。2項1目民生費県補助金、説明欄の一番上、重度障害者医療費県補助金でございます。補助率2分の1でございます。交付決定額に基づき減額補正するものでございます。なお、交付決定額については年度途中で交付申請を行い、それまでの実績で県が決定しております。
210: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長。
211: ◯高齢課長(武末竜久君) その下の社会福祉法人等利用者負担対策県補助金については、実績見込み額に応じて減額しております。詳細は、歳出予算で御説明いたします。
212: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾課長。
213:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に説明欄の上から5行目、子ども医療費県補助金でございます。交付決定額に基づき減額補正するものでございます。なお、交付決定額については、これも年度途中で交付申請を行い、それまでの実績で県が決定しております。
次にその下、ひとり親家庭等医療費県補助金でございます。交付決定額に基づき減額補正するものでございます。なお、交付決定額については、これも年度途中で交付申請を行い、それまでの実績から県が決定しております。
1目は以上でございます。
214: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
215: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。
貴島健康スポーツ課長。
216:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、35ページをお願いいたします。20款5項5目雑入、説明欄一番下の健康診査本人負担金でございます。後ほど歳出で御説明いたします集団での健康診査業務の執行見込みの減に基づき、受診者本人に御負担いただく負担金を合わせて減額補正するものでございます。
5目及び歳入は以上です。
217: ◯委員長(米丸貴浩君) 5目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
218: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、歳出に移りましょうか。
高尾国保医療課長。
219:
◯国保医療課長(高尾徳久君) それでは、歳出のほうの御説明をさせていただきます。50ページをお願いいたします。よろしいですか。
220: ◯委員長(米丸貴浩君) どうぞ。
221:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 3款1項1目社会福祉総務費、説明欄の下から2番目の丸、
国民健康保険事業特別会計繰出金でございます。これにつきましては、先ほど御説明いたしました国保特会の繰入金の補正額と同額でございます。内訳といたしましては、国保特会の
保険基盤安定繰入金、保険税軽減分、保険者支援分、それと職員給与費とその他繰入金は減でございます。それと財政安定化支援事業分については増でございます。
1目は以上でございます。
222: ◯委員長(米丸貴浩君) この目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
223: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。武末高齢課長。
224: ◯高齢課長(武末竜久君) 51ページをお開きください。3款1項2目老人福祉費、説明欄一番上の丸、老人保護施設措置費の扶助費、老人保護措置費でございます。12月補正時点で新規の措置を見込んでおりましたが、その後、新規の措置がなく、執行見込み残額を減額するものです。
その下の次の丸、老人在宅福祉費につきましては、高齢者祝金の執行見込み残でございます。
その下、あんしんコール事業は、機器の設置、撤去、移設、交換等の委託料の執行見込み残でございます。
その下、あんしんコール・ペンダント機器は、あんしんコール事業で使用する機器の備品購入費の執行見込み残でございます。
その次の丸、介護保険事業費の繰出金については、介護保険事業特別会計の補正に伴い、市費からの繰出金を減額するものであります。
その次の丸、保険給付事務費につきましては、介護サービスに係る社会福祉法人等利用者負担対策補助金の執行残額でございます。低所得で特に生計が困難な利用者に対して、利用者負担の軽減を行った社会福祉法人への補助金で、交付申請見込み額に基づき減額するものでございます。県が4分の3を負担することから、その分歳入の県の補助金についても減額しております。
225: ◯委員長(米丸貴浩君) 高尾課長。
226:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に、その下の丸、
後期高齢者医療事業特別会計繰出金でございます。これにつきましても、先ほど御説明いたしました後期特会への繰入額の補正額と同額でございます。内訳といたしましては、後期特会の事務費繰入金の減でございます。
2目は以上でございます。
227: ◯委員長(米丸貴浩君) 2目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。西川委員、どうぞ。
228: ◯委員(西川文代君) このあんしんコール事業でですね、ペンダント費といってありますけど、そのペンダント──済いませんね。何か実態が見えないので。ペンダントって、大体一つ幾らぐらいのものですか。もし、あれば。後でも。
229: ◯委員長(米丸貴浩君) では、後ほど。
(「調べて……」と発言する者あり)
では、部長、またわかり次第、お願いします。
では、引き続きお願いいたします。
高尾国保医療課長。
230:
◯国保医療課長(高尾徳久君) では、次に57ページをお願いいたします。よろしいですか。
231: ◯委員長(米丸貴浩君) どうぞ。
232:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 3款2項6目こども医療費、説明欄の上から三つ目の丸、こども医療費でございます。執行見込み残を減額するものでございます。
次に、その下の丸、こども医療事務費でございます。審査支払手数料と郵便料の執行見込み残を減額するものでございます。
6目は以上でございます。
233: ◯委員長(米丸貴浩君) 6目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
234: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。
高尾国保医療課長。
235:
◯国保医療課長(高尾徳久君) 次に58ページをお願いいたします。11目ひとり親家庭等医療費、説明欄の一番下の丸、ひとり親家庭等医療事務費でございます。審査支払手数料の執行見込み残を減額するものでございます。
11目は以上でございます。
236: ◯委員長(米丸貴浩君) 11目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
237: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。
貴島健康スポーツ課長。
238:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、60ページをお願いいたします。4款1項1目保健衛生総務費、説明欄上から2番目の丸、保健衛生総務事務費でございます。11節需用費の印刷費の減額補正を計上させていただいております。毎年印刷しております春日市健康づくりという冊子を、31年度版は市報へのとじ込みにより対応することとなり、印刷が不要となったため、減額補正するものでございます。
次に、説明欄上から4番目の丸、健康診査費でございます。健康診査における8節報償費の託児謝金、12節役務費の郵便料、13節委託料の健康診査業務個別健診分及び集団健診分の執行見込み残を減額補正するものでございます。
次に、説明欄下から2番目の丸、がん検診推進事業費でございます。13節委託料のがん検診推進事業分の検診業務の執行見込み残を減額補正するものでございます。
1目は以上になります。
239: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。前田委員。
240: ◯委員(前田俊雄君) 60ページ、上から4番目の丸、健康診査費ですけれども、健康診査業務委託費のほうですね。735万8,000円というのは、ここら辺はちょっと見込みが多かったということですかね。
241: ◯委員長(米丸貴浩君) 貴島課長。
242:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 見込みは毎年、当初予算のほうでは少しちょっと高目には計上させていただいております。委託料がないから受けられなかったというのは、ちょっとまずいことになりますので。
それと、30年度に関しては、個別健診で胃の内視鏡の検診を新たに始めた分で、かなりちょっと多目に予算を計上しておったところなんですけれども、これがちょっと実際のところ、見込みよりも数字が伸びておりませんで、予算では1,100件を見込んどったところが、現時点で317件という受診になっております。ちょっと要因として、いろいろ所管のほうでも考えておるところなんですけれども、どうしてもやっぱり個別健診になりますので、病院に行って申し込んで受けていただく形になるんですが、どうしてもやっぱり大きい病院に申し込まれる方が多いんですが、私どもの市の健診が6月から開始になるんですが、その時点で結構事業所等の健診で予約が埋まっているというケースが多いというふうに聞いております。
それともう一点、最近ちょっと担当のほうで、こうじゃないかと思っているのが、これ筑紫地区同時に実施している事業なんですが、ほかの4市はですね、個別のがん検診を行っておりませんので、今回この健診は胃がんの内視鏡の検診が始まりますという形でのお知らせになっております。ただ、春日市におきましては、市民健康診査は以前から個別健診を行っておりましたので、その通知の中に新たに1項目、胃の内視鏡を始めましたという項目になっているんで、少しちょっと埋もれてしまったのではないかということをちょっと考えております。なので、ちょっと今後、その予約のとり方であるとかですね、PRの仕方であるとかは、ちょっとせっかく始めた事業ですので、少しちょっと考えないといけないかなと思っているところです。補正減の一番大きな要因としては、そこになるかと思っております。
以上です。
243: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。
244: ◯委員長(米丸貴浩君) よろしいですか、前田委員。
245: ◯委員(前田俊雄君) はい。
246: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。
貴島健康スポーツ課長。
247:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、次の61ページをお願いいたします。
4款1項7目いきいきプラザ費、説明欄一番下の丸、いきいきプラザ管理費でございます。14節使用料及び賃借料で複合機の賃借料及び15節工事請負費、こちらは次の62ページにまたがって記載されております。いきいきプラザ施設維持補修の執行見込み残を減額補正するものでございます。
7目は以上になります。
248: ◯委員長(米丸貴浩君) 7目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
249: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。
貴島健康スポーツ課長。
250:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) それでは、少し飛びまして82ページをお願いいたします。10款5項1目保健体育総務費、説明欄一番上の丸、各種大会行事等事業費でございます。13節委託料のスポーツフェスタ運営業務の執行残を減額補正するものでございます。こちらスポーツフェスタ3日間日程を予定しておりましたうちの9月30日の1日分、ここで台風の接近に伴いまして中止をさせていただいております。協力員の中の費用弁償であるとか、バザーで使用予定だった電源設置の分が減額となっております。
1目は以上です。
251: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
252: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。貴島課長。
253:
◯健康スポーツ課長(貴島宏一君) 同じく82ページでございます。10款5項2目体育施設費、説明欄上から2番目の丸、スポーツセンター管理費でございます。13節委託料の若葉台中央公園テニスコート整備業務の執行残を減額補正するものでございます。
次に、その下の丸、春日運動広場管理費でございます。13節委託料の除草業務の執行残を減額補正するものでございます。
2目及び歳出は以上でございます。
254: ◯委員長(米丸貴浩君) 2目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
255: ◯委員長(米丸貴浩君) 武末高齢課長
256: ◯高齢課長(武末竜久君) 済いません。先ほどの緊急通報装置のペンダントですが、緊急通報装置とペンダントセットでですね、4万6,000円の消費税で4万9,680円ですね、1台。
257: ◯委員(西川文代君) わかりました。
258: ◯委員長(米丸貴浩君) 西川委員、よろしいですか。
259: ◯委員(西川文代君) はい、大丈夫です。
260: ◯委員長(米丸貴浩君) 全般を通じてお聞きしたいことはありませんでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
261: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、それでは、関連説明については以上とさせていただきます。
ここで執行部退席のため、暫時休憩いたします。執行部の皆さんは退席されて結構です。どうもお疲れさまでした。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午前11時42分
再開 午後0時59分
──── ─ ──── ─ ────
262: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
それでは、ただいまから市民部の議案審査等を行います。なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。
初めに、第1号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」を議題といたします。説明員の説明を求めます。
冨永市民部長。
263: ◯市民部長(冨永 敬君) 市民部でございます。よろしくお願いいたします。
264: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。
265: ◯市民部長(冨永 敬君) 今定例会に提案いたしております議案のうち、
市民厚生委員会に付託されております市民部関連の案件につきましては、第1号議案及び2号議案の「人権擁護委員の候補者の推薦について」、第3号議案「春日市印鑑条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」、以上の3件でございます。
また、関連説明を行う議案につきましては、第22号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第7号)について」でございます。
それでは、第1号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」から順次説明をさせていただきます。
266: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木人権市民相談課長。
267: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 第1号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」でございます。議案の要旨の1ページ及び議案書の1ページと2ページをごらんください。
本案は、人権擁護委員前任者の任期満了に伴い、後任委員の候補者として、新任の齋藤留美子氏を推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、市議会の御意見を伺うものでございます。
齋藤氏は、昭和54年4月に保育士として春日市に入庁され、現在、昇町保育所所長として活躍されておられますが、今年度末で退職なさいます。女性や子どもの人権擁護について深い理解があり、人格、識見にすぐれ、人権擁護委員として適任であると判断しているところでございます。詳しい略歴につきましては、議案書の2ページを御確認ください。
第1号議案の説明は以上でございます。
268: ◯委員長(米丸貴浩君) 第1号議案の説明を終わりましたので、これより委員の皆さんの質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。前田委員。
269: ◯委員(前田俊雄君) これは人権擁護委員だけには限らないとですけど、こういった委員さんたちは、人選というのはもう直接行政のほうで人選をしてお願いに行くという形なのか、それともどこからか推薦があって検討してお願いに行くという形もあろうと思うんですけど、どういった形で人選されるんですかね。
270: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木課長。
271: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 現在は、人権市民相談課で適任者を探して依頼をしているという状況になります。ただ、情報につきましてはいろんな方、所管からですね、情報をいただいたりというのは行っております。
272: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。結構です。
273: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
274: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、以上で第1号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」の審査を終了いたします。
次に、第2号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。柚木人権市民相談課長。
275: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 第2号議案、同じく「人権擁護委員の候補者の推薦について」でございます。
議案の要旨の1ページ及び議案書の3ページと4ページをごらんください。
本案は、第1号議案同様、人権擁護委員前任者の任期満了に伴い、その後任委員の候補者として、新任の白水和幸氏を推薦することについて、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、市議会の御意見を伺うものでございます。
白水氏は、昭和52年4月に春日市に入庁され、人事法制課長補佐、こども未来課長、健康福祉部長を歴任され、平成27年3月に退職されました。現在は、春日市卓球協会会長や社会福祉法人はるかぜ福祉会の評議員として活動されておられます。高齢者や子ども、障害者の人権擁護について深い理解があり、人格、識見にすぐれ、人権擁護委員として適任であると判断しているところでございます。詳しい略歴につきましては、議案書の4ページを御確認ください。
第2号議案の説明は以上でございます。
276: ◯委員長(米丸貴浩君) 第2号議案の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。前田委員。
277: ◯委員(前田俊雄君) 前任者がお二人、1期目、2期目というふうに、経験的にはまだまだお願いできなかったのかという部分があるんですけど、特段何か御本人から健康上の理由とかなんかあってのことなんですか。
278: ◯委員長(米丸貴浩君) 柚木課長。
279: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) お一方はですね、御家族の健康上の問題がございまして、退任をしたいという御希望がございました。
ただ、具体的に言いますと、西村優子委員ですけれども、こちらは昨年の12月31日までの任期でございましたが、その以後もちょっと後任がなかなか見つからないということで、半年間6月30日まで継続して人権擁護委員活動を行っていただいているところです。
もう一方につきましては、自治会活動のほうに注力したいということで、人権擁護委員としての活動を辞任したいということで、任期1期でございますが、退任をなさることになりました。
280: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。
281: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
282: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、第2号議案「人権擁護委員の候補者の推薦について」の審査を終了いたします。
それでは次に、第3号議案「春日市印鑑条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。内藤市民課長。
283: ◯市民課長(内藤厚幸君) それでは、第3号議案「春日市印鑑条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」御説明いたします。
議案書は5ページ、議案の要旨は2ページ、新旧対照表は1ページでございます。議案の要旨で御説明させていただきます。議案の要旨の2ページをお開きください。
1、改正の趣旨でございます。利用者操作用端末機に係る市場の状況を踏まえ、当該端末機の利用開始時期を変更するものでございます。利用者操作用端末機とは、コンビニに設置されている多目的プリンターと同じ操作で住民票等証明書の交付申請が可能な機械でございます。証明書コンビニ交付の利便性を啓発するため、平成31年2月1日をめどに、証明書発行コーナーに配置するよう調達のほうを進めておりました。ところが、利用者操作用端末機として使用されるタブレット端末機の部品の一部、中央演算装置、いわゆるCPUという部品でございますが、アメリカのメーカーでの新製品の開発のおくれなどにより世界的に供給不足となり、年度内のタブレット端末機の調達が見込めない状況でございます。このため、利用者操作用端末機の利用開始時期を変更するものでございます。
2、改正の内容でございます。春日市印鑑条例の一部を改正する条例において、附則中、施行日を「公布の日から起算して6月を超えない範囲において規則で定める日」としていたもの「規則で定める日」に改めるものでございます。
3、施行期日は交付の日としております。
説明は以上でございます。
284: ◯委員長(米丸貴浩君) 第3号議案の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。
内藤課長、そのCPUが開発のおくれで手に入らないということですから、いつになるか明確な日にちはわからないんでしょうけれども、大体いつぐらいになりそうとかいうのは、何か情報あるんですか。
内藤市民課長。
285: ◯市民課長(内藤厚幸君) ネット上の専門誌の情報でございますが、2019年度後半には回復するというふうなめどが立っておりますので、今年中には何とか配置できるんではないかと、今のところ考えております。
286: ◯委員長(米丸貴浩君) 年度内ではなくて、年内ぐらいをめどにということですね。
前田委員。
287: ◯委員(前田俊雄君) そのタブレットというのは、もうそれしか使えないような、要するにタブレットにもたくさんありそうな気がするんですけども、今回購入しようとしている、そのタブレットしかだめだというのは何か理由があったんですか。
288: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。
289: ◯市民課長(内藤厚幸君) 実は、このシステムがですね、J-LISが提供しております無償のシステムを使って構築するような形で考えておりまして、そちらの推奨機器のほうがインテル社製のCPUを使用したタブレット端末ということでございますので、そちらのほうで調達のほうを進めとったわけでございます。
290: ◯委員(前田俊雄君) そこまで話聞いたら、よくわかりました。はい。
291: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
292: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、第3号議案「春日市印鑑条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について」の審査を終了いたします。
それでは、議案審査については以上とさせていただきます。
次に、第22号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第7号)について」の関連説明をお受けいたします。冨永市民部長。
293: ◯市民部長(冨永 敬君) それでは、補正予算書の9ページをお開きください。9ページでございます。順次各担当課長が説明をいたします。
294: ◯委員長(米丸貴浩君) 大坪納税課長。
295: ◯納税課長(大坪寛治君) 第2表、繰越明許費でございます。一番上の行でございます。2款総務費2項徴税費、事業名税務総務事務費13万円でございます。これは、12月議会で議決いただきました訴えの提起である過払金返還訴訟業務の委託料でございます。裁判の結審が年度を越す見込みですので、本年度予算を繰り越しさせていただくものでございます。
繰越明許費についての説明は以上でございます。
296: ◯委員長(米丸貴浩君) 繰越明許費についてお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
297: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。久原税務課長。
298: ◯税務課長(久原徳子君) 歳入を御説明します。17ページをお開きください。
299: ◯委員長(米丸貴浩君) どうぞ。
300: ◯税務課長(久原徳子君) 2、歳入、1款1項1目個人、1節現年課税分、市民税個人(現年分)2,907万2,000円の増額でございます。増額の主な理由は、退職所得による税額などが見込みよりも増加したためでございます。
1目、以上でございます。
301: ◯委員長(米丸貴浩君) この目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。前田委員。
302: ◯委員(前田俊雄君) 退職所得が多いというのは、退職者が見込みより多かったという意味なんですかね。
303: ◯委員長(米丸貴浩君) 久原税務課長。
304: ◯税務課長(久原徳子君) 1人の税額が多かったものです。退職所得がその人によって全然違うので、見込みが立てにくいところではありますが。
305: ◯委員(前田俊雄君) もちろん、そうでしょうね。特に例年に比べて人数が多かったとかじゃなくて、結構高額所得者が多かったということなんですね。
306: ◯税務課長(久原徳子君) そうです。
307: ◯委員(前田俊雄君) 理解しました。
308: ◯委員長(米丸貴浩君) この目、よろしいでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
309: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。柚木人権市民相談課長。
310: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 24ページをお開きください。14款1項1目民生費国庫負担金、説明欄1段目一番下の生活困窮者自立相談支援事業費等国庫負担金でございます。減額補正でございます。詳細は、関連する歳出で説明させていただきます。
1目は以上でございます。
311: ◯委員長(米丸貴浩君) この目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
312: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。内藤市民課長。
313: ◯市民課長(内藤厚幸君) 25ページをお願いいたします。14款2項9目総務費国庫補助金です。説明欄一番下の行、社会保障・税番号制度整備費国庫補助金、減額補正でございます。内容につきましては、関連する歳出の項目で御説明いたします。
9目は以上でございます。
314: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。また、歳出のほうでよろしいかね。
(「はい」と発言する者あり)
では、引き続き説明をお願いいたします。柚木人権市民相談課長。
315: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 27ページをお開きください。15款2項1目民生費県補助金、説明欄1段目一番下の人権・同和問題啓発事業費県補助金でございます。減額補正でございます。詳細は、関連する歳出で説明させていただきます。
1目は以上でございます。
316: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。大坪納税課長。
317: ◯納税課長(大坪寛治君) 32ページをお開きください。20款1項1目延滞金、市税延滞金でございます。決算見込みに伴い、増額補正をさせていただくものでございます。
1目は以上でございます。
318: ◯委員長(米丸貴浩君) 引き続きお願いいたします。大坪納税課長、どうぞ。
319: ◯納税課長(大坪寛治君) 35ページをお開きください。20款5項1目滞納処分費、
市税滞納処分費でございます。内容につきましては、歳出の項目で説明させていただきます。
1目は以上でございます。また、歳入予算につきましても以上でございます。
320: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。では、引き続き歳出のほうの説明をお願いいたします。大坪納税課長。
321: ◯納税課長(大坪寛治君) 続きまして、歳出を御説明いたします。43ページをお開きください。2款2項1目税務総務費、説明欄一番上の税務総務事務費でございます。過払い金返還請求の訴訟代理業務に係る委託料でございます。執行見込み残に伴う減額補正でございます。
1目は以上でございます。
322: ◯委員長(米丸貴浩君) この目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
323: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。久原税務課長。
324: ◯税務課長(久原徳子君) 同じページ、2目賦課徴収費、説明欄の上から四つ目の丸、市税賦課事務費、需用費、印刷費執行見込み残による減額。役務費、郵便料、執行見込み残による減額。委託料、給与支払報告書総括表作成及び封入封かん業務、執行残による減額。固定資産路線価評価業務、執行残による減額。44ページをお開きください。納税通知書等印刷及び封入封かん業務、執行見込み残による減額。確定申告等受付業務、執行見込み残による減額。使用料及び賃借料、パソコン賃借料、執行見込み残による減額でございます。
325: ◯委員長(米丸貴浩君) 大坪納税課長。
326: ◯納税課長(大坪寛治君) 続きまして同じページ、説明欄2番目の市税徴収事務費でございます。郵便料、インターネット公売システム利用料及び相続財産管理人選任申立予納金に係る役務費でございます。執行見込み残に伴う減額補正でございます。なお、先ほどの過払い金返還請求、インターネット公売システム利用料及び相続財産管理人選任申立予納金に伴うこれらの減額補正につきましては、35ページをお開きください。
20款5項1目滞納処分費、
市税滞納処分費を同額減額補正させていただいております。
44ページにお戻りください。同じく市税徴収事務費のうち、口座振替データの伝送業務に係る委託料でございます。執行見込み残に伴う減額補正でございます。その下、市税の過誤納金の還付金に係る償還金利子及び割引料でございます。執行見込み残に伴う減額補正でございます。
2目は以上でございます。
327: ◯委員長(米丸貴浩君) 2目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
328: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。内藤市民課長。
329: ◯市民課長(内藤厚幸君) 45ページをお願いいたします。2款3項1目戸籍住民基本台帳費、説明欄上から一つ目の丸、戸籍住民基本台帳費です。3行目、事務補助員につきましては賃金の執行見込み残額を減額補正するものでございます。5行目、印刷費につきましても、執行見込み残額を減額補正するものでございます。7行目、郵便料につきましても、執行見込み残額を減額補正するものでございます。9行目、戸籍システム賃借料につきましては、戸籍システムの更新に伴う賃借料の執行残額を減額補正するものでございます。
続きまして、説明欄上から二つ目の丸、住民基本台帳ネットワークシステム整備・管理費でございます。4行目、システム機器賃借料につきましては、執行見込み残額を減額補正するものでございます。
続きまして、説明欄上から三つ目の丸、社会保障・税番号制度事務費でございます。3行目、事務補助員につきましては賃金の執行見込み残額を減額補正するものでございます。
この予算項目につきましては、関連する歳入予算がございます。25ページをお開きください。
330: ◯委員長(米丸貴浩君) どうぞ。
331: ◯市民課長(内藤厚幸君) 14款2項9目総務費国庫補助金です。説明欄一番下の行、社会保障・税番号制度整備費国庫補助金、歳出の減に合わせ同額を減額補正するものでございます。
45ページにお戻りください。続きまして、説明欄上から四つ目の丸、証明書コンビニエンスストア交付事務費です。3行目、印刷費につきましては執行残を減額補正するものでございます。5行目、コンビニ交付システム導入業務につきましても、委託料の執行残を減額補正するものでございます。7行目、コンビニ交付システム使用料は執行見込み残を減額補正するものでございます。9行目、J-LIS運用負担金につきましても、執行見込み残額を減額補正するものでございます。
1目は以上でございます。
332: ◯委員長(米丸貴浩君) この目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
333: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。柚木課長。
334: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 50ページをお開きください。
3款1項1目社会福祉総務費、説明欄一つ目の丸、人権啓発事業費の印刷費でございます。執行残による減額でございます。あわせて、これに伴う歳入を説明いたします。27ページをお開きください。
15款2項1目民生費県補助金、説明欄1段目3行目の人権・同和問題啓発事業費県補助金でございます。歳入減額17万1,000円のうち、6万5,000円が人権啓発事務費分でございます。50ページにお戻りください。
説明欄二つ目の丸、男女共同参画センター管理費、複合機賃借料でございます。執行残による減額でございます。
1目は以上でございます。
335: ◯委員長(米丸貴浩君) この目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
336: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。柚木人権市民相談課長。
337: ◯人権市民相談課長(柚木智子君) 52ページをお開きください。
3款1項8目生活困窮者自立支援費、説明欄一番下の丸、住居確保給付金でございます。執行見込み残による減額でございます。あわせて、これに伴う歳入を説明いたします。24ページをお開きください。
14款1項1目民生費国庫負担金、説明欄1段目一番下の生活困窮者自立相談支援事業費等国庫負担金でございます。
8目は以上でございます。あわせて歳出も以上でございます。
338: ◯委員長(米丸貴浩君) 8目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
339: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。それでは、関連説明については以上といたします。市民部を通じて、全般的にお聞きしたいことはありませんでしょうか。
前田委員。
340: ◯委員(前田俊雄君) コンビニの証明書の交付なんか順調ですか。
341: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。
342: ◯市民課長(内藤厚幸君) コンビニのですね、証明書の交付ですが、5月1日に始まって、きのう現在で合計で158通の申請があっております。申請で多いものはですね、住民票が68通、印鑑証明が55通。あとですね、利用者の50件抽出でですね、調べたところですね、約半分が市外の方の利用、約半分が市役所の時間外の利用という結果が出ております。
343: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員、よろしいですか。
344: ◯委員(前田俊雄君) ということはやはり、もともと庁舎に来れない方に対して、非常にサービスが向上したという評価をしとっていいわけですね。
345: ◯委員長(米丸貴浩君) 内藤市民課長。
346: ◯市民課長(内藤厚幸君) 市外といってもですね、意外ととられるのは福岡市の博多区とか、南区の方が多いです。で、あと戸籍に関してはですね、奄美大島とか、そういうところからもですね、請求があっておりますので、市民の利便性の向上に十分役に立っていると考えております。
347: ◯委員(前田俊雄君) よかったです。わかりました。結構です。
348: ◯委員長(米丸貴浩君) ほぼ当初の想定どおり、うまく行っているということですね。よかった。
349: ◯副委員長(近藤幸恵君) 国の思いどおりよ。
350: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
351: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、市民部の議案審査並びに関連説明については以上とさせていただきます。執行部の皆さんは退席されて結構です。
ここで執行部退席のため、暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後1時27分
再開 午後1時33分
──── ─ ──── ─ ────
352: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
ただいまから福祉支援部の議案審査等を行います。
なお、委員並びに説明員の皆さんに申し上げます。発言の際は挙手で発言を求め、委員長の指名を受けた後、一問一答形式で簡潔明瞭に発言を行ってください。
初めに、第19号議案「春日市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。筒井福祉支援部長。
353: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 福祉支援部でございます。よろしくお願いいたします。
今期定例会におきまして、福祉支援部関連で
市民厚生委員会に付託され、本日説明いたします議案等につきましては、第19号議案「春日市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、第20号議案「春日市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について」の条例案件2件、報告事項である報告第1号「専決処分について(児童扶養手当等の返還金の請求に係る訴えの提起について)」と、このほかに関連説明として、第22号議案「平成30年度春日市
一般会計補正予算(第7号)について」がございます。
それでは、議案書の議案番号順に説明をいたします。
まず、第19号議案「春日市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」、福祉支援課長が説明いたします。
354: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉福祉支援課長。
355: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) それでは、第19号議案の説明をさせていただきます。議案書は57ページから58ページ、議案の要旨は11ページ、新旧対照表は37ページから38でございます。よろしいですか。
356: ◯委員長(米丸貴浩君) どうぞ。
357: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) それでは、議案の要旨に沿って説明させていただきます。1、改正の趣旨でございますけれども、災害弔慰金の支給等に関する法律等の一部改正により、災害援護資金の貸し付けに係る利率の改定などを行うものでございます。
まず、災害援護資金の貸し付けとはどのような制度かを説明させていただきます。これは、都道府県内で災害救助法が適用された市町村が一つ以上ある災害で、これにより負傷または住居、家財に被害を受けた方を対象として、所得制限はありますが、生活の立て直しに資するため350万円を限度として市町村が貸し付けることができる制度であります。同資金貸し付けの原資負担は、国が3分の2、県が3分の1です。市の負担はございません。なお、現在まで本市での貸付申請の事例はございません。
2番、改正の内容ですが、(1)は災害援護資金の貸し付けにおける保証人についてであります。これまで貸し付けを受ける際は保証人を立てることが同法施行令により義務づけされておりました。今回の改正により、その要件を緩和し、保証人を立てることが困難な被災者の実情を考慮し、条例の定めにより保証人を立てることを任意の設定としたものでございます。
次に(2)災害援護資金の貸し付けに係る利率の変更であります。同資金の貸し付けに係る利率は、今まで災害弔慰金の支給等に関する法律により、3%の一律でありました。同法の改正により、その利率を3%以内で条例で定める率となり、市町村の判断により3%より低い利率で貸し付けをすることが可能となりました。今回の条例改正案では、表中のとおり、保証人を立てる場合はゼロ%、無利子とし、保証人を立てない場合は1%とするものであります。
(3)のア、イは、同資金に係る保証人の債務の内容であります。この債務の内容は、同法施行令の第9条の保証人の規程の中に規定しておりましたが、この条文が削除され、保証人を立てることは条例の任意となったため、改めて、この条例で規定するものであります。
(4)は、同資金の貸し付けの償還方法に年賦償還と月賦償還を追加したものでございます。現在は、半年賦償還──半年に1回の償還のみですが、借受人の償還を容易とし、あわせて、より確実な債権回収をするため、年賦償還及び月賦償還を加えるものでございます。
(5)は、同法施行令の改正に伴い、根拠条例の移動により、所要の規定の整備をするものでございます。
3、施行期日でございますが、同法が施行される日と同日の本年4月1日から施行するものでございます。
次に、新旧対照表での説明をいたします。37ページをお開きください。
初めに、第14条の見出しを、「(保証人及び利率)」に改めます。その第14条に「災害援護資金の貸し付けを受けようとする者は保証人を立てることができる」を新たに第1項として加えます。
次に、現行第1項が改正後の第2項となり、1行目の「災害援護資金は」の次に「、保証人を立てる場合は、無利子とし、保証人を立てない場合は」を加え、「3パーセント」を「1パーセント」に改めます。改正後、第3項に「第1項の保証人は、災害援護資金の貸付けを受けた者と連帯して債務を負担するものとし、その保証債務は、令第9条の違約金を包含するもの」。これは、先ほど申しました施行令のほうに書いてありましたが、その施行令、保証人の部分で削除され、改めてこの条例に載せるものでございます。
次に、第15条第1項において、「、年賦償還」「又は月賦償還」を加えます。38ページをお開きください。
同条第3項については、保証人を定める施行令の部分が削除となり、保証人については任意となったため、「償還免除」の次に「、保証人」を加え、あわせて対象規定が繰り上がり、第12条を第11条に改めるものでございます。
第19号議案の御説明は以上でございます。
358: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。課長、説明にはありませんでしたけども、ちなみに据え置き期間はどのくらいでしょうか。それとあわせて、償還期間もあわせて報告をお願いいたします。
渡邉福祉支援課長。
359: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 据え置き期間でございますが、原則3年でございます。償還期間のほうは10年でございます。これは据え置き期間も含んだところの10年でございます。
以上です。
360: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。第19号議案の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。
質疑はありませんでしょうか。白水委員。
361: ◯委員(白水和博君) 先ほど説明の中で、限度が350万円までというふうな説明があったと思うんですけど、例えば、350万ということはもう限度がそれっていうことはもう全壊とか、半壊とかありますよね。そこら辺の全壊、半壊とか、例えば、けがをしたとか、しないとかで金額とか違ってくると思うんですが、そこら辺の細かなあれ、金額ってあるの。
362: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉課長。
363: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) ございます。これは大体五つぐらい、ちょっと分かれているんですけれども、世帯主が1カ月以上の負傷が、限度としたら150万となります。
364: ◯委員(白水和博君) 1カ月負傷で150万。
365: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 限度が150万ですね。で、次に、家財の3分の1以上の損壊も同額でございます。半壊の場合が170万、全壊が250万、最後に住居の全体が滅失または流失、これが350万。もう一つが、それぞれ複合する場合がございます。例えば、世帯主が1カ月以上負傷して住宅が半壊とかですね。それでも、またちょっと小刻みには金額が変わってまいります。それだと1カ月以上の負傷と、例えば、家財が3分の1とかなった場合が合わせたら250万が限度とかですね。もし、あれでしたら、後でコピーとか、こういう形で……。
(「条例13条……」と発言する者あり)
条例のほうに文字で載っています。
366: ◯委員(白水和博君) ああ、こっちにないけど、条例には。ああ、わかりました。じゃ、条例見ます。
367: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 申しわけございません。
368: ◯委員(白水和博君) わかりました。
369: ◯委員長(米丸貴浩君) 条例の13条に記載があるとのことですので、委員の皆さんはそれぞれ確認をしてください。白水委員、よろしいですか。
370: ◯委員(白水和博君) はい。ありがとうございます。
371: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。前田委員。
372: ◯委員(前田俊雄君) 保証人を立てない場合の利率なんですけども、今回提案では1%。福岡県下、他市の場合は大体どこでも1%ぐらいですか。
373: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉課長。
374: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) まちまちでございます。ちょっとこの、まだ議案に上げてないところもあるようでして、1%が一番低いんじゃなかろうかとは思いますが、はい。
375: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。
376: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。渡邉課長。
377: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) つけ加えで申しますと、ちょっとこの1%の根拠なんですけれども、この法律改正点に、平成23年ですかね、東日本大震災がございました。その際、国はこの法律の特例をつくっております。その特例がですね、保証人を立てる場合はやはりゼロでした。この法律が改正前であってもですね、特例を使って。そして、保証人を立てない場合がですね、母子寡婦貸付資金の率を参考にしておりました。その利率が1%ということでございます。それで1%という形をとっております。
さらにつけ加えますと、これは春日市での話になるんですけれども、春日市の災害援護資金の貸付けに対する利子補給金交付要綱というのがございます。これはどういうものかというと、利子支払い後に利子相当額が春日市の場合は戻ってくるということで、実際の負担はゼロとなります。これはほかの市町村も余りない制度でございます。
378: ◯委員長(米丸貴浩君) 追加の説明ありがとうございました。前田委員、よろしいですか。
379: ◯委員(前田俊雄君) よろしいです。
380: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑はありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
381: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、第19号議案「春日市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の審査を終了いたします。
では次に、第20号議案「春日市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。筒井福祉支援部長。
382: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 第20号議案「春日市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について」、こども未来課長が説明いたします。
383: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
384: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは、第20号議案「春日市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について」御説明をいたします。
議案書は59ページと60ページ、議案の要旨は12ページの上段でございます。新旧対照表は議案説明資料の39ページでございます。よろしいでしょうか。
385: ◯委員長(米丸貴浩君) どうぞお願いいたします。
386: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 議案の要旨に沿って御説明いたします。
1、改正の趣旨でございますが、社会福祉法等の一部を改正する法律、これが平成29年4月1日から施行され、社会福祉法人が所轄庁に届け出る事業報告書類について、毎会計年度終了後2月以内に作成しなければならないとされていたものが、提出書類等大幅に見直され、3月以内に作成することと改正されております。
現在、春日市におきましては、岡本保育所と春日原保育所は指定管理者制度を導入し、それぞれ異なる社会福祉法人に管理をさせております。指定管理者は、毎年度の終了後、業務に関する事業報告書を市長に提出していますが、この報告書類にはさきの社会福祉法に基づき、社会福祉法人が所轄庁に届け出る書類と重なるものがあり、春日市保育所設置条例第13条第2項の規定にある60日以内の期間では提出が非常に難しい状況と、社会福祉法人の負担も重くなっており、この改正社会福祉法に合わせ、同条例についても3月以内に改正することとし、2の改正内容のとおり、同条例第13条第2項の条文中、指定管理者が作成をし、提出しなければならない期限を60日以内から3月以内と改めるものでございます。また、指定管理者の指定が取り消された場合は、取り消し後3月以内となります。
なお、3番の施行期日については、公布の日といたしております。
続いて、新旧対照表について御説明いたします。議案説明資料の39ページになります。対象規定、左手が現行で、右手が改正法ですが、現行の13条第2項下から2行目の60日以内の「60日」を改正後の同じく下から2行目の「3月」に改めるものとなります。
以上で第20号議案の御説明を終わらせていただきます。
387: ◯委員長(米丸貴浩君) 20号議案の説明が終わりましたので、これより質疑をお受けしたいと思います。質疑はありませんでしょうか。前田委員。
388: ◯委員(前田俊雄君) 念のために、指定管理の場合にはですね、例えば、歳出の場合もありますけども、また別の指定管理者に移る場合があるんですけども。とか、途中で、あってはいけませんけど、指定を取り消しとかいう処分があったりしますけど、これは、このときでもやはり取り消し後3月以内になるわけですか。
389: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
390: ◯こども未来課長(久保山竜治君) そのとおりでございます。
391: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。
392: ◯委員(前田俊雄君) 根拠にされている法の改正が平成28年ですね。(発言する者あり)法律の21号ですね。それから、これ施行日はいつやったですか、29年ですか。
(「29年4月1日」と発言する者あり)
なぜ言いたいかというと、今回、条例提案が31年の2月なんですけども、法のところのずれがね、ちょっと気になるもんでお聞きします。
393: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
394: ◯こども未来課長(久保山竜治君) この改正社会福祉法が成立したのは、平成28年3月でございます。法律につきましては、同日公布をされて、平成29年4月1日より施行されております。今回、4月1日、29年度分の事業報告ということが、平成30年3月末で、今年度初めてこの改正社会福祉法に伴いまして、社会福祉法人さんが事業報告をされている状況で、そこで非常に御苦労をされているような状況があるように思います。この法律に基づきます新しい事業報告書類等は今年度初めて提出をするものとなっておりますので、時期が若干ちょっとずれているようなイメージが抱かれると思いますけれども、そういうふうな流れになっております。
395: ◯委員(前田俊雄君) 施行されたから……。
396: ◯委員長(米丸貴浩君) こども未来課長。
397: ◯こども未来課長(久保山竜治君) そこで、今年度初めて改正法による事業報告が行われて、今年度のその初めての結果に基づいてですね、あわせて改正を行うものでございます。
398: ◯委員(前田俊雄君) 29年4月やろ。だから、29年4月1日やないですか、施行がね。だから、29年の報告を30年の3月で締めて……。
399: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 3月以内ですね。法のほう……。
400: ◯委員(前田俊雄君) 3月以内だから、6月末までに報告しなさい。だから、1回はもう報告されてるんですね。
401: ◯こども未来課長(久保山竜治君) そうですね。
402: ◯委員(前田俊雄君) 報告されてるんですね。
403: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 今年度ですね。はい。
404: ◯委員(前田俊雄君) で、春日市は従来どおり2月以内だったから……。
405: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 改正前が60日です。
406: ◯委員(前田俊雄君) あ、60日、2月ですね。おおむね、60日。だから、逆に言えば、社会福祉法に基づいては60やったけども、その前に、じゃ、1カ月前倒しで一生懸命つくられたという実態がかいま見えるんですけども、そうなんですかね。
407: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
408: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 新しい法律に基づいた書類を作成をして、実際は指定管理に該当しました社会福祉法人さんは1カ月早目に作成をしなければならなかったという状況がございました。そこを踏まえて改正を行うものでございます。
409: ◯委員(前田俊雄君) ということは、そこで御苦労されたんで、ああ、やはり春日市も変えないかんなということで変えたという理解でいいですかね。
410: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
411: ◯こども未来課長(久保山竜治君) そうでございます。
412: ◯委員(前田俊雄君) よく理解できました。
413: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかに質疑ありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
414: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、第20号議案「春日市保育所設置条例の一部を改正する条例の制定について」の審査を終了いたします。
それでは、議案審査については以上とさせていただきます。
ここで暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後1時57分
再開 午後2時00分
──── ─ ──── ─ ────
415: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
次に、報告事項1、「専決処分について(児童扶養手当等の返還金の請求に係る訴えの提起について)」を議題といたします。
説明員の説明を求めます。筒井福祉支援部長。
416: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) それでは次に、報告事項1、「専決処分について(児童扶養手当等の返還金の請求に係る訴えの提起について)」、こども未来課長が説明いたします。
417: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
418: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは、報告事項1、専決処分について御説明をいたします。
平成31年第1回春日市議会定例会報告事項一覧の1ページから3ページとなっております。こちらに沿って御説明をさせていただきます。では、まず1ページをお願いいたします。
内容は、民事訴訟法第395条の規定により、提起があったものとみなされた児童扶養手当等の返還金の請求に係る訴えについて、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしたので、同条第2項の規定により御報告させていただくものでございます。
2ページをごらんください。
まず、何の訴えかということでございますが、1、事件名にございますとおり、児童扶養手当等返還金請求事件に係る訴えの提起となります。児童扶養手当等となっておりますのは、児童扶養手当及び春日市ひとり親家庭等医療費でございます。
訴訟当事者は、2番、訴訟当事者のとおり、原告は春日市、被告は報告書記載のとおりでございます。
訴えの要旨ですが、(1)被告に対しては児童扶養手当の返還金8万2,280円、春日市ひとり親家庭等医療費については1万6,664円、合計9万8,944円を、(2)の訴訟費用と合わせて支払いを求め、その判決と仮執行宣言を求めるものでございます。仮執行宣言は、一審で敗訴した被告が控訴、上告で裁判を引き延ばすことを防止するための措置でございます。一審の判決に基づいて、仮に強制執行することができる旨の宣言のことでございます。
4の経過の概要でございますが、まず(1)のとおり、被告の児童扶養手当の受給資格の認定について、受給の要件であります居住の実態が届け出の住所では確認がとれず、これを取り消したため、この取り消しにかかる支給済みの児童扶養手当について返還請求を行いましたが、当該請求に応じず、さらにその後の督促にも応じなかったものであります。
また、(2)の被告の春日市ひとり親家庭等医療費の受給資格についても同様でございます。この両返還金につきましては、地方自治法第231条の3、第1項及び同法附則第6条に基づき、公債権ではございますが、非強制徴収債権であり、地方税のような滞納処分や自力執行権がなく、督促や催告によって支払いに応じない場合は、裁判所を通じ手続をとる必要がございます。強制執行を行うためには、民事訴訟法第22条によりいわゆる債務名義を取得する必要がございます。具体的に申しますと、同条第1項第4号の仮執行の宣言を付した支払いの督促を裁判所に申し立て、その申し立てに異議申し立てがなされないときは仮執行宣言付き支払督促により債務名義を取得できることとされています。ただし、その申し立てに対し、相手方より督促異議申し立てがあったときは、訴えの提起があったものとみなされることとなっております。
3ページの(3)は、原告春日市による支払督促申し立ての、(4)は、それに対する被告からの督促異議の申し立ての経緯でございます。(5)は、この経緯によりまして、原告春日市の支払督促の申し立ては、民事訴訟法第395条の規定に基づき、訴えの提起があったものとみなされたものでございます。今後は、この手続に基づいて訴訟手続に移っていくこととなります。
報告事項1については以上でございます。
419: ◯委員長(米丸貴浩君) 報告事項1の説明が終わりましたので、これより委員の皆様から説明に対しましてお聞きしたいことがあれば、お受けしたいと思いますが、お聞きしたいことはありませんでしょうか。白水委員。
420: ◯委員(白水和博君) 済いません。この経過の概要のところで、最初は平成26年3月25日付で被告に対し返還請求を行ったというふうにあるんですけど、5年ぐらい前ですよね。このぐらいかかるもの、かかるものというか……。
421: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
422: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 平成26年3月25日はですね、届け出た住所に居住の実態がないためですね、それまで当然窓口等にお呼びしてですね、いろいろお話も聞いてたんですけど、最終的に実態の確認がとれないということで、児童扶養手当の資格喪失を決定しております。その後ですね、当然のことながら返還について請求、督促等行ってまいりましたが、請求の時効が5年となりますので、このままであればですね、時効により消滅をしてしまいますので、裁判上の債務名義を取って、今後、訴訟の手続に移りたいということでございます。
423: ◯委員長(米丸貴浩君) 時効の前に。
424: ◯委員(白水和博君) なる前にやったということよね。
425: ◯委員長(米丸貴浩君) 白水委員、どうぞ。
426: ◯委員(白水和博君) 済いませんね。ちょっと僕が、裁判とか詳しくないんであれなんですけど、詐欺ですよね、実態がないっていうことは。そしたら、変な話、これ民事ですけど、そういう、やっぱり人のお金を取るということは詐欺で、本来なら刑事事件になってもいい──そういう実態がないとかですね、はっきりわかればですね、そういうふうに思うんですけど……。
427: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
428: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 児童扶養手当法の中にはですね、不正であることを知りながらですね、得た利得であれば不正利得ということで、法に基づいて非強制徴収債権ではなく、自力執行権のある強制徴収債権とはなるんですけれども、こちらの方の経緯の中ではですね、もう明らかにちょっと不正とか、例えば、搾取をしたという状況までは、経緯の中では明らかにはなっておりません。
429: ◯委員(白水和博君) なるほど。
430: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。西川委員、どうぞ。
431: ◯委員(西川文代君) 私が4年間議員してきてですね、何かこれは初めての事例だったなと思うんですけど、やっぱり以前にもこういうような、児童扶養手当とか、ひとり親家庭医療ですかね、そういうのでこういう不正受給というかですね、実態がないというので訴えの提起とかいうのはあったんでしょうか。
432: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
433: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 児童扶養手当のですね、返還につきましては、こういったケースもあればですね、例えば、年金を受給してですね、年金の場合は遡って認定をされますので、遡って返還になるとかいうケースがございますし、現在も同じようなケースでも分割で返還をしていただいている実情がありますけれども、全く納付に応じずですね、時効完成間近になって、そのような裁判上での手続になるというのは初めてのケースだと思います。
434: ◯委員(西川文代君) わかりました。
435: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。
436: ◯委員(前田俊雄君) 本市においても、今、債権管理上で持ってるわけですけど、そういった条例に基づいた行動をとってるという理解でよろしいですか。
437: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
438: ◯こども未来課長(久保山竜治君) おっしゃるとおりでございます。
439: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。
440: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
441: ◯委員長(米丸貴浩君) いいですか。
最初に白水委員からあったように、平成26年から始まった事件なんでしょうけれども、その間、被告の方に対しては誠心誠意払ってくださいという努力を重ねられたものの、残念ながら今回の措置になったという理解でよろしいですか。
久保山こども未来課長。
442: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それで結構でございます。
443: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員。
444: ◯委員(吉居恭子君) 聞き漏れたかもしれないんですけど、結局何カ月分という感じなんですね。例えば、3月25日にはっきりわかったかなんか……。
445: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
446: ◯こども未来課長(久保山竜治君) これ、児童扶養手当のほうがですね、支給が4カ月に1度ということで、この方の場合はですね、平成25年9月に転入をされております。その後、10、11月分を12月にお支払いした分がですね、その後に判明した居住の実態がないというところで、2カ月分となります。児童扶養手当については2カ月分です。
447: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員。
448: ◯委員(吉居恭子君) それは転入したけど、いなかったということなんですか。済いません。
449: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
450: ◯こども未来課長(久保山竜治君) ちょっと詳細にはなりますけど、もともと児童扶養手当というのは法律ですので、全国同じ制度になりますけども、転入前の市町村で受給資格を持ったまま春日市に転入という状況ではあったんですけれども、そういった中でですね、お住まいになられたところが、よく母子家庭の方にはケースとして珍しいことではないんですけど、お友達のところ、どうしても借りるお金がないので、お友達のところに同居ということでお届けをされてありました。そういった場合は民生委員さんのほうに確認をしていただいたりとかですね、そういった調査も認定の前に行うんですけれども、その中でですね、その同居されてるお友達がですね、「申しわけありません。うそをつきました」ということで、「実際にはここにおりません」ということで、うちの窓口のほうに申し出をされました。その後、もちろんその申し出のみではなくて、本人さんをお呼びして状況調査等も行ったんですけれども、実態のほうがはっきりしないというところで、その後も何度も接触して居住地を確定してくれということでお願いはしたんですけれども、実態がはっきりしなかったというところであります。
451: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員、よろしいですか。
452: ◯委員(吉居恭子君) はい。
453: ◯委員長(米丸貴浩君) 児童扶養手当は2カ月分、それから、これもう一つ、ひとり親家庭等医療費もあるんですよね。今、吉居委員が聞かれたので、医療費のほうはいかがですかね。
高尾課長。
454:
◯国保医療課長(高尾徳久君) ひとり親家庭等医療費につきましては、25年の11月からですね、26年の1月の間の医療費になります。実際に受診している期間もちゃんと確認しています。
(「受診があったんですね」と発言する者あり)
455: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員、よろしいですか。
456: ◯委員(吉居恭子君) はい。
457: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
458: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。また、経過がわかりましたら、委員会のほうに報告をお願いいたします。よろしいですかね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
459: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、報告事項については以上とさせていただきます。
ここで執行部退席のため、暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後2時15分
再開 午後2時17分
──── ─ ──── ─ ────
460: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
次に、第22号議案、平成30年度春日市
一般会計補正予算(第7号)についての関連説明をお受けいたします。
筒井福祉支援部長。
461: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 次に関連説明として、第22号議案、平成30年度春日市
一般会計補正予算(第7号)について補正予算書に基づき説明いたします。なお、説明の関係で用地課の副島係長に同席いただいております。よろしくお願いいたします。
462: ◯委員長(米丸貴浩君) お願いいたします。では、お願いします。
463: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) まず、補正予算書の9ページをお願いいたします。
464: ◯委員長(米丸貴浩君) どうぞ。
465: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 第2表繰越明許費でございます。こども未来課長が説明いたします。
466: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
467: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは、9ページ、第2表、上から2段目でございます。3款2項民生費児童福祉費、私立春日市中央保育園費でございます。この追加の主な理由は、春日中央保育園費の用地取得費で9月補正予算で既に計上させていただいたところですが、本年1月に出ました不動産鑑定評価書結果により予算に不足を生じることとなり、3月補正予算にて増額計上、あわせて、その後の契約締結から移転登記のためのスケジュールについて、その期間が非常に短いため、翌年度への明許繰越を計上させていただくものでございます。詳細は歳出予算において御説明いたします。
繰越明許費は以上でございます。
468: ◯委員長(米丸貴浩君) 繰越明許費についてお聞きしたいことはありませんでしょうか。歳出で聞きましょうかね。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
469: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。
筒井部長。
470: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 次に歳入補正予算の説明をいたします。23ページをお開きください。
12款分担金及び負担金2項負担金1目民生費負担金の説明欄から順次各担当課長が説明いたします。
471: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
472: ◯こども未来課長(久保山竜治君) それでは、23ページ、上から1行目から3行目までになります。まず、1行目と2行目、市立と私立の保育所保育料で、今年度のこれまでの保育料の賦課徴収の実績を踏まえた調定額の見込みに合わせて補正するものでございます。
3行目は、直営の保育所で実施しています一時預かり事業の利用者負担金で、こちらも今年度のこれまでの実績を踏まえた見込みに合わせて補正するものでございます。
1目は以上でございます。
473: ◯委員長(米丸貴浩君) この目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
部長、債務負担行為のところと、それから歳出が出てくると思うんですけど、用地の話。まだ先ですかね。
474: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 先ですね。
475: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。
渡邉福祉支援課長。
476: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次のページ、24ページをお開きください。
1目民生費国庫負担金です。説明欄1行目、障害者医療費国庫負担金です。これは、更生医療等の自立支援医療費の増額に伴う国庫負担金分で、関連歳出予算のほうで説明いたします。なお、国庫負担率は2分の1です。
続いて次の行、3行目、障がい者自立支援給付費国庫負担金です。こちらは施設介護給付費等の障がい者自立支援給付費の増額に伴う国庫負担金分で、関連歳出予算のほうで説明いたします。こちらも国庫負担率は2分の1です。
以上です。
477: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。
478: ◯保護課長(吉田徹也君) では、続きまして、説明欄、上から4行目、中国残留邦人等生活支援給付金国庫負担金でございます。これは歳出事業の減額補正に伴う減額であります。内容につきましては、歳出予算であわせて説明いたします。国庫負担金の負担率は4分の3です。
以上です。
479: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。
480: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に説明欄、その一つ下の行、2節の私立保育所委託費国庫負担金でございます。私立保育所委託費国庫負担金は、私立保育所に支弁する委託費から保育料徴収基準額を差し引いた額の2分の1に相当する額が交付されます。これは私立保育所に支弁する委託費の執行見込みに伴う減額補正ですので、内容は関連歳出予算のところで御説明いたします。
次に、説明欄、その一つ下、児童福祉入所施設措置費国庫負担金です。これは、助産施設と母子生活支援施設の措置費の執行見込みに伴う減額補正ですので、内容は関連歳出予算のところで御説明いたします。なお、国庫負担金の負担率は2分の1となっております。
以上です。
481: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉課長。
482: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次の行、8行目です。障害児通所給付費国庫負担金です。こちらは放課後等デイサービス等の障害児通所給付費の減額に伴う国庫負担金分で、関連歳出予算のほうで説明いたします。こちらも国庫負担率は2分の1です。
以上です。
483: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
484: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に説明欄、その一つ下の行、9節の児童扶養手当国庫負担金です。これは児童扶養手当費の執行見込みに伴う減額補正ですので、内容は関連歳出予算のところで御説明いたします。なお、国庫負担金の負担率は3分の1となっており、県負担はございません。
次に説明欄、その一つ下の行、15節児童手当国庫負担金でございます。これは、児童手当の支弁額の執行見込みに伴う減額補正ですので、内容は関連歳出予算のところで御説明いたします。なお、国庫負担金の負担率は6分の4、または45分の37となっております。
1目は以上です。
485: ◯委員長(米丸貴浩君) あとは歳出のほうでまた聞きましょうかね。引き続きお願いいたします。
久保山こども未来課長。
486: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に25ページ、説明欄は下から三つ目の行、放課後児童健全育成事業費等国庫補助金でございます。これは放課後児童健全育成事業、障害児受け入れ推進事業、放課後児童支援員等処遇改善事業の財源となる国の補助金で、国からの交付決定通知に伴う増額補正です。なお、補助率は3分の1でございます。
次に一つ下の行、次世代育成支援対策施設整備国庫交付金でございます。これは、本年度に実施しました光町児童センターの空調更新工事及びけかつ児童センターの屋上防水改修工事の実績に伴う減額補正ですので、内容は関連歳出予算のところで御説明いたします。なお、交付率は3分の1となっております。
7目は以上でございます。
487: ◯委員長(米丸貴浩君) 引き続きお願いいたします。
488: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 26ページをお開きください。1目民生費県負担金です。
説明欄2行目、障害者医療費県負担金です。これは更生医療等の自立支援医療費の増額に伴う県負担金分で、関連歳出予算のほうで説明いたします。なお、県負担率は4分の1です。
続いてその下の行、3行目、障害者自立支援給付費県負担金です。施設介護給付費等の障害者自立支援医療給付の増額に伴う県負担金分で、関連歳出予算のほうで説明いたします。こちらも県負担率は4分の1です。
以上です。
489: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
490: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に説明欄は上から4行目、2節児童福祉費国庫負担金の私立保育所委託費県負担金です。私立保育所委託費県負担金は、私立保育所に支弁します委託費から保育料徴収基準額を差しい引いた額の4分の1に相当する額が交付されます。委託費の執行見込みに伴う減額補正ですので、内容は関連歳出予算のところで御説明いたします。
次に説明欄、その一つ下の行、児童福祉入所施設措置費県負担金です。これは、助産施設と母子生活支援施設の措置費の執行見込みに伴う減額補正ですので、内容は関連歳出予算のところで御説明いたします。なお、県負担の負担率は4分の1となっております。
以上です。
491: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉課長。
492: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 説明欄、その次の行、6行目、障がい児通所給付費県負担金です。放課後等デイサービス等の障害児通所給付費の減額に伴う県負担金分で、関連歳出予算のほうで説明いたします。なお、県負担率は4分の1です。
以上です。
493: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
494: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 先ほどちょっと御説明しました26ページでございますが、上から4行目、2節のところ、児童福祉費県負担金を、私、児童福祉費国庫負担金と読み間違えましたので訂正させていただきます。
次に26ページ、下から3行目、児童手当県負担金でございます。これは児童手当の支弁額の執行見込みに伴う減額補正ですので、関連歳出予算のところで御説明させていただきます。なお、負担率は6分の1、または45分の4となっております。
1目は以上でございます。
495: ◯委員長(米丸貴浩君) では、次をお願いします。渡邉課長。
496: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 説明欄、最後の行、県事務移譲交付金です。こちらは県福祉労働部関係権限移譲事務交付金です。県から権限移譲により市町村で事務処理をしている身体障害者手帳の再交付事務に加え、今年度から精神通院医療の支給認定の申請に係る所得確認事務も交付金の対象となったため増額するものでございます。
5目は以上です。
497: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。次をお願いします。
498: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に27ページをごらんください。説明欄は上から4行目、2節児童福祉費県補助金の放課後児童健全育成事業費当県補助金でございます。
これは、放課後児童健全育成事業、障害児受け入れ推進事業、放課後児童支援員等処遇改善事業の財源となります県の補助金でございます。この3事業の執行見込みに基づく減額補正です。なお、補助率は3分の1でございます。
次にその三つ下の行、延長保育事業費県補助金でございます。これは私立保育所における延長保育事業の執行見込みに伴う減額補正ですので、内容は関連歳出予算のところで御説明いたします。なお、補助率は3分の1でございます。
次にその一つ下の行、児童厚生施設等整備費県補助金です。これは、本年度に実施しました光町児童センター空調更新工事及び毛勝児童センター屋上防水改修工事の実績に伴う減額補正ですので、内容は関連歳出予算のところで御説明いたします。なお、補助率は3分の1でございます。
次に、その一つ下の行、保育補助者雇用強化事業費県補助金です。この事業については、国の補助要綱の改正により補助基準額が減額されたこと、春日やよい保育園と春日どろんこ保育園が12月末までに保育補助者の任用がなかったことにより歳出予算を減額し、あわせて歳入予算の減額を行うものです。
なお、補助率は国が4分の3、県が8分の1ですが、間接補助方式のため、合わせて8分の7が県補助金として交付されます。
次に、さらにその一つ下の行、放課後児童クラブ利用料減免事業費県補助金でございます。福岡県が29年度から始めた事業で、事業の執行見込みに伴う減額補正ですので、内容は関連歳出予算のところで御説明いたします。なお、補助率は2分の1となっています。
1目は以上です。
499: ◯委員長(米丸貴浩君) はい、どうぞ、次。今福子育て支援課長。
500: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次に同じページ、説明欄は一つ下の行、2目の風しん予防接種助成費県補助金でございます。これは、以前、閉会中の委員会でも御報告いたしておりましたが、市が先天性風疹症候群予防対策事業として実施いたします予防接種の助成に対し、今年の1月から福岡県が新たに補助金の交付を始めたため、本定例会において補正予算を計上するものでございます。本市では、昨年10月中旬に風しんが全国的な大流行となり、厚生労働省が警報を発する事態となったことを踏まえ、御報告いたしておりましたとおり、11月から先天性風しん症候群予防対策・予防接種を開始いたしております。必要な予算につきましては対策の必要の緊急性に鑑み、予算の修正で対応いたしております。これに後追いで福岡県が補助金の交付を始めたものです。なお、県補助金の補助率は2分の1で、接種1件当たり5,000円が上限額となっております。
2目は以上でございます。
501: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉課長。
502: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 同じページ、下から2行目、7目の労働費県補助金です。説明欄、若年者専修学校等技能習得資金県補助金です。歳出予算の若年者専修学校等技能習得資金貸付金の減額に伴う歳入予算の補正減でございます。なお、県補助率は10分の10です。
7目は以上です。
503: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。
504: ◯保護課長(吉田徹也君) 続きまして35ページをお願いいたします。説明欄、上から5行目、20款5項5目2節の生活保護費返還金(過年度)でございます。
返還金とは、保護費の計算において収入認定をした額以外の収入がさかのぼり発生、また発見された場合、これを返還させるもので、返還が分割納付などにより年度をまたいだものが過年度となります。現時点での返還実績額に合わせて増額補正するものです。
該当件数は前年度とほぼ同数の307件になります。
以上です。
505: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
506: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に説明欄、その二つ下の行、上からですと7行目、児童手当返還金です。過去にさかのぼって受給権が消滅、または特例給付に切りかわったことに伴い、既に支払った手当てが過払いとなった場合はこれに相当する金額の返還を求めています。当初予算では頭出しの1,000円を計上しておりましたが、3月補正予算編成時点で返還があった実収入額に基づき今回、増額補正するものです。
次に、説明欄、その一つ下の行、児童扶養手当返還金でございます。年金の支給や所得など支給に関する要件が過去にさかのぼって変更されたことに伴い、既に支払った手当が過払いとなった場合はこれに相当する金額の返還を求めています。当初予算では頭出しの1.000円を計上しておりましたが、3月補正予算編成時点で返還があった実収入額に基づき今回、増額補正するものでございます。
以上です。
507: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。
508: ◯保護課長(吉田徹也君) その一つ下の行になります。生活保護費返還金でございます。これは返還金の現年度発生分になります。当初予算では頭出しで1,000円を計上していましたが、実績に基づき補正するものです。該当件数は現時点で91件でございます。
以上で歳入補正予算の説明を終わります。
509: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。歳入でここは聞いておきたいというところがありましたらお受けしますが、よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
510: ◯委員長(米丸貴浩君) では、歳出をお願いいたします。
筒井福祉支援部長。
511: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) 続いて歳出補正予算の説明をいたします。50ページをお願いいたします。
3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費の説明欄から順次、各担当課長が説明いたします。
512: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉福祉支援課長。
513: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 説明欄上から三つ目の丸、社会福祉総務事務費であります。これは平成30年12月21日に開催いたしました、いきいきフェスタの実績額の確定に伴う補正減です。
続いてその下の四つ目の丸、民生委員・児童委員・福祉相談員費でございます。こちらは福祉相談員の報酬及び費用弁償の執行見込み残を減額するものです。
以上です。
514: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉田保護課長。
515: ◯保護課長(吉田徹也君) その一つ下の丸、中国残留邦人等支援費です。執行見込み残になります。この事業は中国残留邦人等に対し生活保護に類似した仕組みで支援を行うもんです。支給実績はありませんが、転入による支給も想定されますので、必要見込み分を残し減額するものです。これに合わせまして歳入予算4分の3の国庫負担金についても同様に減額補正を行います。歳入は24ページになります。
1目は以上です。
516: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
517: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。
渡邉福祉支援課長。
518: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 次の51ページでございます。一番下、5目障害者福祉費でございます。説明欄、一番下の丸、福祉ぱれっと館管理費です。これは福祉ぱれっと館の外壁改修工事の入札執行残を補正減するものです。なお、これに対しての補助はございません。
次に、52ページ、説明欄一番上の丸、障がい者自立支援給付事業事務費でございます。こちらは前年度、平成29年度分の障がい者自立支援給付費の国庫負担金及び県負担金の確定に伴う返還金でございます。
続いて次の二つ目の丸、障がい者在宅福祉費です。これは心身障害者福祉手当給付の執行見込み残を減額するものでございます。減少の要因につきましては、受給者の減少によるものと考えています。これは、平成28年8月を規則改正で、国の制度に準じて対象者の範囲を変更したことと、心臓機能障害1級の等級基準が見直され、支給基準に非該当となった方が多いため人数の減少となり、減額補正をしています。こちらは市独自の制度であるため国県補助はございません。
次に三つ目の丸、次の丸ですね、障がい者自立支援給付事業費でございます。障がい者自立支援給付事業費で二つの給付費の補正増を計上しています。一つ目の施設介護等給付費においては、当初予算の伸び率を約5%と見込んでおりましたが、就労継続支援A型・B型や、共同生活援助──グループホームですね、の給付費の増加により対前年度比で8.8%近く伸びており、増額補正するものです。
次の自立支援給付自立支援医療費につ受給者が319名から334名と15名ほど増加したことによるものと考えています。なお、対応する歳入は24ページの障害者医療国庫負担金及び障がい者自立支援給付費国庫負担金、それと26ページの障害者医療費県負担金及び障がい者自立支援給付費県負担金でございます。
次に、説明欄上から四つ目の丸、障がい者地域生活支援事業費でございます。三つの給付費の執行見込み残の減額補正をしております。このうち障害者等移動支援費支給事業ですが、平成30年4月からの報酬改定等により視覚障害者の移動支援については、より充実したサービスである法定給付の同行援護給付へと受給者が移行しており、市町村の任意給付である移動支援費は減少しているものと考えております。
5目は以上でございます。
519: ◯委員長(米丸貴浩君) この目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
520: ◯委員長(米丸貴浩君) では引き続き説明をお願いいたします。
今福子育て支援課長。
521: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 次に53ページをごらんください。2項1目の児童福祉費総務費です。説明欄一番上の丸、障がい児療育訓練事業費でございます。これは嘱託保育士の報酬、託児所のための保育士の賃金、療育訓練専門士派遣業務の委託料、3件ございますが、3件ともにくれよんクラブの事業に関するもので、執行見込み残になります。
以上でございます。
522: ◯委員長(米丸貴浩君) 渡邉課長。
523: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 同じページの次の丸、障害児通所給付費でございます。こちらは放課後等デイサービスなどに係る障害児通所給付費でございます。過去3年間は毎年度、約1億ずつ伸びたため、当初予算では対前年度決算見込み比で約20%ほど伸びるのではないかと見込んでおりましたが、実際の対前年度決算見込み比では約15%の増であるため、執行見込み残を減額するものでございます。なお、対応する歳入は24ページの同名の国庫負担金、26ページの同名の県負担金でございます。
1目は以上でございます。
524: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目でお聞きしたいことはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
525: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いします。
久保山こども未来課長。
526: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に同じページ、2目児童措置費です。説明欄は上から3番目の丸、助産施設措置費です。措置の実績に扶助費として3人分を計上しておりました。現在までの措置の利用実績は1名でございます。このため、利用実績に加え、今後の緊急対応のための1名分の予算を残して、残りを執行見込み残として減額するものです。
次に説明欄、その下の丸、母子生活支援施設措置費です。措置の実績に基づく執行見込み残を減額するものでございます。こちらは、12月末現在の入所は2世帯となっています。当初予算では昨年度からの継続分と新規分の合わせて5世帯を計上しておりましたが、今後の緊急対応のための1世帯分の予算を残して執行見込み残を減額するものでございます。この二つの歳出予算の補正により助産施設分、母子生活支援施設分合わせて、24ページと26ページ国県負担金の歳入予算も減額いたしております。
2目は以上でございます。
527: ◯委員長(米丸貴浩君) 2目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
528: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き、お願いいたします。
今福子育て新課長。
529: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 次に3目子ども・子育て支援事業費です。説明欄、同じページの一つ下の丸、乳児家庭全戸訪問等事業費で、嘱託保健師の報酬の執行残でございます。
次に一つ下の丸、子育て世帯包括支援センター事業費(基本型)で、乳児家庭全戸訪問事業など子ども・子育て支援法第59条各号に規定する地域子ども・子育て支援事業で本市が実施しているものについて、昨年度分の国庫補助金の額が確定しましたので、受け入れ済み額との差額を返還するため計上するものです。
以上です。
530: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
531: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に、説明欄はその一つ下の丸、一番下から一つ目の丸になります。保育所管理事務費でございます。内容は4点ございます。一つ目は1節の嘱託保育士の報酬で、12月までに任用できなかった嘱託職員の保育士報酬の執行見込み残を減額するものでございます。
次に二つ目は、54ページにまたがりますが、7節の代替保育士等の賃金で、職員の代替や入所児童が増えた場合などに順次雇用していく臨時保育士賃金の執行見込み残を減額するものでございます。
三つ目はその一つ下の行、12節の役務費で、午睡用の寝具類の乾燥殺菌及び丸洗い殺菌乾燥のクリーニング代、嘱託職員、臨時職員の保育士の雇い入れを行う際の健康診断料及び消防設備保守点検料の執行残を減額するものでございます。
四つ目は、その四つ下の13節委託料で、直営の昇町、指定管理の春日原、岡本保育所の警備業務の執行残を減額するものでございます。
次にその一つ下の丸、昇町保育所管理費で14節の需用費です。入札による電力会社の変更により電気量の支出見込みが減ったため執行見込み残を減額するものでございます。
続いて同じページの一つ下の丸の岡本保育所費から次の55ページの一番下から二つ目、公私連系型保育所大和保育所費のところまでは、保育事業関係経費について予算の内容ごとに御説明いたします。
まず、保育の提供に係る経費であります保育所運営に関する予算でございます。保育所運営に係る経費は、指定管理者を指定する公立保育所、いわゆる指定保育所2カ所、岡本、春日原保育所ですが、こちらについては委託料として、また公私連系型保育所を含みます私立保育所の8カ所、これは若竹、春日中央、あいあい、まみぃ、春日やよい、春日どろんこ、春日白水、大和ですが、こちらについては扶助費として歳出予算を計上しております。そのほかに保育関連事業としまして、延長保育や一時預かり保育などの事業に対しては別に委託料または補助金を支出しているところでございます。
まず市直営の2保育所、昇町と須玖を除く保育所運営費の減額補正についてでございます。
当初予算においては最大値を目標値としまして児童数を見込んでおりましたが、今回の減額は実際に入所した児童の年齢構成による保育単価の違いなど、実際の入所状況に基づく執行見込み残を減額するものでございます。春日どろんこ保育園につきましては今年度新設の園ということもあり、3歳以上児の実際の入所児童の伸びが見込みよりも少なくなったこと、春日白水保育園につきましては、定員増に対応する保育士の確保に関し採用者が新卒であったこと、出産のため休みに入った職員の代替要員の確保ができなかったことなどから児童数伸びが少なくなり、保育所運営費である扶助費の減額の規模が大きくなっております。この扶助費の減額に伴いまして24ページと26ページの国県の負担金も減額補正いたしております。
なお、この保育士確保の課題は市内全保育所に共通するものであるため合同就職説明会などの採用活動の際には保育士養成の学校の就職課を訪問するだけではなく、卒業生を伴いまして指導担当教授を訪問し、説明課への参加を強く呼びかけていただくなど有効と考えられる対策を実施しています。また、市直営保育所においても来年度の臨時嘱託保育士の確保が十分ではないため、賃金・報酬額の見直しを図らせていただくところです。嘱託保育士の報酬額の改定については、昨年度新たに設けたグループ担任をしている保育士を対象に担当リーダー保育士を19万5,700円から21万1,000円へと、主担任保育士を20万1,100円から22万7,000円と引き上げる予定とさせていただいています。
新たに昨年、設置しました担当リーダー保育士のもとで主担当となる担当保育士の枠を設けさせていただいております。うちの場合は19万6,900という枠で計上させてもらっています。これにより業務や責任に応じたよりきめの細かい報酬の段階となるのではと考えています。
なお、筑紫地区の5市においては、那珂川市の19万2,700円に次いで2番目に、一般の保育士ですけれども、高くなっている状況でございます。ただ、他市の嘱託保育士さんのニーズとは若干条件が違いますし、春日市ほどたくさんの区分を設けられていないようですので、単純比較は難しいと思っています。
その他、保育士の確保策としまして、これは県事業でございますが、保育士就学資金の貸付事業や保育士就職支援資金の貸付事業、こちらの周知にも努めさせていただいています。また、福岡県も保育士の確保は重要課題と捉えておりまして、保育士、保育所支援センター、これは福岡県の保育協会に委託をされていますが、こちらの機能強化としまして、保育所の求人情報や雇用条件等をデータベース化して、求職者とのマッチング機能を強化するため、ことしの1月15日から福岡県保育士就業マッチングサイト「ほいく福岡」などを開設しております。このサイトでは、求人者は求人登録や施設情報の提供、また求職者は求職登録や求人情報の閲覧、面接の申し込みをサイト上で行うことができるようになっています。
次に保育所運営費以外でございます。こちらは4項目ございます。1項目めにつきましては、延長保育事業に係る委託料または補助金の減額補正で、執行見込み残を減額するものでございます。当初予算において、委託料、補助金ともに国県の補助要綱に基づく基準額で計上しておりましたが、対象経費の実支出額が基準額を下回る見込みであることにより減額補正するものでございます。
延長保育の利用者につきましては、平成25年度から29年度まで約5万5,000人前後で推移をしておりましたが、今年度の人数につきまして各園からの報告書などにより年度末までの利用見込みを積算しましたところ、4万8,000人前後となっており、年間利用延べ人数自体が減ってきていることも一因であると考えています。また、これにつきましては、企業のほうでの働き方改革も進んで、残業自体、ニーズそのものが減ったのであればいいことではないかと考えています。
該当箇所につきましては54ページの上から2番目の丸、岡本保育所費、一番下の丸の春日中央保育園、次のページ一つ目の丸、あいあい保育園費、五つ目の丸、公私連系型保育所春日白水保育園費、その次の丸、公私連系型保育所大和保育所費でございます。なお、市立保育処分の延長保育促進事業補助金の減額により、27ページ、県補助金の歳入予算を減額しております。2項目めにつきましては、障害児保育事業補助金でございます。これは障害児保育を実施する保育所に対して補助金を交付することにより障害児の保育の充実を図るもので、加配した保育士のそれぞれの賃金月額の合計額に2分の1を乗じて得た額、もしくは補助事業のために加配した保育士の数に6万6,825円を乗じて得た額のいずれか少ないほうの額を月額の基準として交付するものでございます。平成30年度は、春日原、大和、若竹、各園1人計3名ということで、年度末までの新規入所などを見込んだ春日市を減額するものでございます。
3項目めにつきましては、保育補助者雇用強化事業費補助金でございます。54ページの説明欄、上から二つ目の岡本保育所費、その次の春日原保育所費、55ページ、上から三つ目の春日やよい保育園費、次の丸、春日どろんこ保育園費、その次の公私連系型保育所春日白水保育園費の保育補助者雇用強化事業補助金につきましては、国の補助要綱の改正により補助基準額が減額されたこと、また、春日やよいと春日どろんこ保育園につきましては、補助者の採用に関し打診などが上がっていたため、12月定例会の際には減額補正しておりませんでしたが、3月補正予算編成時までに採用ができませんでしたので、執行見込み残を減額するものでございます。こちらも、この減額補正に合わせまして27ページ、県補助金の歳入予算を減額しております。
続いて4項目めでございます。私立春日中央保育園用地購入費でございます。54ページの説明欄、一番下の丸、春日中央保育園費の公有財産購入費でございます。春日中央保育園の用地取得費につきましては、用地取得単価を周辺地価等を勘案しまして1平方メートル当たり9万3,000円にて、買収面積が2,197平方メートルで積算をさせていただき、平成30年度6月補正予算にて2億432万1,000円を計上させていただいていたところですが、本年1月15日付で提出されました不動産鑑定評価書結果により予算に不足を生じることとなり、3月補正にて増額計上させていただくものです。9月補正予算時の積算時におきまして、国の公示価格、県地価調査価格における周辺地価の状況を勘案し積算をさせていただきましたが、鑑定結果による価格が、これは4地番ございまして、地番によって差はございますが、平均して1平方メートル当たり約2万円、鑑定結果と差が出ております。
鑑定書では、土地の形状や取り付け道路の状況、それから面積として一定の広さがあること、それから周辺環境において文化・スポーツ施設、小学校など立地のよさから、一定の大規模マンション等のディベロッパーからのニーズが考慮されていることが主な要因ではないかと考えております。なお、補正予算を御議決いただいた場合は購入についての契約締結から移転登記のためのスケジュールについて、その期間が非常に短いため9ページに翌年度への明許繰越を計上させていただいております。
次に55ページ、説明欄一番下の丸、子ども・子育て支援制度事業費でございます。内容は56ページにわたりますが、1節の報酬で子ども・子育て開議の開催の実施時期及び予定に基づきまして委員報酬の執行見込み残を減額するものでございます。今年度は2回の実施となる見込みでございます。
次に一つ下の丸、認定こども園等費で、市町村の確認を受けた認定こども園に支弁する施設型給付費の執行見込み残になります。市内に認定こども園はございませんので、1号認定、3歳以上の教育認定を受けた広域入所が主でございます。その場合、認定こども園に入所児童がある場合などに施設に支弁する給付費となります。
次に、その一つ下の丸、届出保育施設運営支援事業費で、3項目ございます。まず、届出保育施設児童健康診断事業費補助金と、届出保育施設職員健康診断事業費補助金で、市内の届出保育施設に入所しています児童及び施設職員の健康診断に必要な経費を補助することにより当該施設を利用する児童の安全及び衛生を確保するもので、年度末での執行見込み残を減額するものでございます。
三つ目の届出保育施設運営費補助金は、市内の届出保育施設であって認可外保育施設指導監督基準を満たしていると認められる施設に対して県知事がその旨を証明する証明書を交付されている施設でありまして、補助基準日、これは10月1日ですけど、こちらにおいて引き続き基準を満たしていると判断できる施設への運営費補助金を交付するものでございます。こちらも執行残を減額するものでございます。
3目は以上でございます。
532: ◯委員長(米丸貴浩君) 3目の説明が終わりましたので、これより質疑ではないですけども、お聞きしたいことがあればお受けしたいと思います。
吉居委員、どうぞ。
533: ◯委員(吉居恭子君) 届出保育施設で県のあれに適合しているのはどれぐらいあるんですか、現在。
534: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
535: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 現在、基準適合施設は15施設ございます。訂正いたします。ちょっとお待ちください。
536: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長
537: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 訂正いたします。11施設でございます。
538: ◯委員(吉居恭子君) 全部でですか。
539: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
540: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 企業主導型は除きますけれども、春日市内には届出保育施設が13ございます。そのうちの11です。
541: ◯委員長(米丸貴浩君) 吉居委員、よろしいですか。
542: ◯委員(吉居恭子君) はい、ありがとうございます。
543: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員、どうぞ。
544: ◯委員(前田俊雄君) 先ほどね、ちょっと説明の中で、県知事の、何と言いましょうか、認定を受けた者と。それについては基準適合届出保育所という言葉は使えないものなんですか。福岡県の場合には、届出保育所と基準適合保育所という用語を使われているんですけど、先ほどの説明は、県知事が云々というよりも基準適合届出保育所という言葉で説明するわけにはいかないんですか。そのように普通は言われているんですけど。
545: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
546: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 表現については非常に県にもかかわるところですので難しいんですけど、県のホームページを見ますと届出保育施設一覧という表が載っておりますが、さらに項目に1項目設けてありまして、基準適合の証明を受けている施設にきちんと丸がついていて、どなたが見てもはっきりとわかるようにはされています。呼称として証明書を受けている届出保育施設という言い方をされています。
547: ◯委員(前田俊雄君) 言い回しが基準適合届出保育所でいいのかなと思ってですね。いろいろな任意の団体を見てみますと、届出保育所協議会とか、基準適合届出保育所という形でやられているものですから、こういう回りくどい言い方ではなくて。どうなのかなと思って気になったものですからお聞きしました。
548: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
549: ◯こども未来課長(久保山竜治君) この証明書を受けておられても、その後もその状態を維持していただかないといけません。一度呼称としてつけてしまうと、途中で、例えば、維持してないので証明書の交付を取り消すとなった場合が非常に……。
550: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福課長。
551: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 私が前任のときも見ていたんですけど、なかなか、証明書を一旦取られて、その後、県がそれを返還を命じたりすることをやってないんですね。実態として基準適合の状態ではないんですけど証明書を交付されている施設がございました。それを基準適合届出保育施設と呼んでしまうと、今も基準を守っていると誤解を招く可能性があるので、証明書の交付を受けているところであって、私どもの補助を出すときはその水準を維持していると認められるという条件を付けているところです。
552: ◯委員(前田俊雄君) じゃあ、文言の中にその基準が含まれているわけですね。理解しました。
553: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは3目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。白水委員。
554: ◯委員(白水和博君) ちょっと教えてもらいたいんですけど、中央保育園を今度買いますよね。2,197平米、六百六十何坪ぐらいあります。あそこは園があって、横に側溝みたいなものが入ってますよね。
555: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 真ん中ぐらいですか。
556: ◯委員(白水和博君) 真ん中でしたかね。どこからどこまでを……。今あるところを全て購入するんですか。今、借地ですか。
557: ◯委員長(米丸貴浩君) 暫時休憩いたします。
──── ─ ──── ─ ────
休憩 午後3時08分
再開 午後3時14分
──── ─ ──── ─ ────
558: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
白水委員。
559: ◯委員(白水和博君) 春日中央保育園の今度買われる購入用地がわかる図面があれば資料請求していただきたいんですけど。
560: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりました。白水委員から、今回の購入予定地がわかる資料の請求があっておりますが、委員の皆さん、いかがしましょうか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
561: ◯委員長(米丸貴浩君) 部長、では、ただいまありました資料の請求をいたしますので、資料の提出をお願いします。
562: ◯福祉支援部長(筒井ひとみ君) わかりました。
〔資料配布〕
563: ◯委員長(米丸貴浩君) ただいま皆さんのお手元に資料が配られましたので、これに基づき引き続きお聞きしたいことがあればお受けしたいと思います。白水委員、よろしいですか、これで。
564: ◯委員(白水和博君) はい。今いただいた資料を見まして、もともと黄色い部分が市の持ち物で、ピンクで囲われたところを購入と。その購入する部分が2,197平米あるということですね。
565: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山こども未来課長。
566: ◯こども未来課長(久保山竜治君) そうでございます。
567: ◯委員(白水和博君) わかりました。
568: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員。
569: ◯委員(前田俊雄君) 地籍図で見ると、手前の右手の111、112、113というやつは、今、実際、中央保育所で使われていますけど、これは法人の持ち物ですか。
570: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
571: ◯こども未来課長(久保山竜治君) この字図の1001、1002番地は春日市所有の土地になります。
572: ◯委員(前田俊雄君) いやいや、違う違う。108、111、112、113。
573: ◯委員(白水和博君) これは宅地でしょう。
574: ◯委員(前田俊雄君) ここに家がありますかね。
575: ◯委員長(米丸貴浩君) 久保山課長。
576: ◯こども未来課長(久保山竜治君) ここは民地で、個人宅が4軒ほど建っています。
577: ◯委員(吉居恭子君) クリーニング屋さんとかが入ってるビル。
578: ◯委員(前田俊雄君) 失礼しました。わかりました。
579: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにお聞きしたいことはありませんでしょうか。
近藤委員。
580: ◯委員(近藤幸恵君) 今度こうやって補正から繰り越しが出てきましたけれども、あまりにも差額が大きいですよね。まずお尋ねしたいのが、最初に出したときから1月に出された、ここで大きな差が生じましたよね。その流れというか、そういうのはお尋ねできるんでしょうか。
581: ◯委員長(米丸貴浩君) 副島係長。
582: ◯用地課統括係長(副島健治君) お答えいたします。最初に9月補正時点で計算した方法は、近隣に県基準地価の場所と国の公示価格の場所がありまして、これを総合的に見て算出したものです。近隣で言いますと、紅葉ヶ丘西と下白水南に県地価調査の場所がありまして、国の小売価格が一の谷3丁目にあります。下白水南のほうが29年度の調査で8万1,000円、紅葉ヶ丘は9万3,000円という数字が出ておりました。これらから今回の場所を8万7,000円とし、これを時点修正、1年前の数字ですので、伸び率を勘案して6%を見込んで9万3,000円という数字にしました。ですが、今回の鑑定評価ではそれより大きい金額が出ております。これは、時点の伸びというよりも、この土地の面積の広さや土地の形状、周辺環境における立地のよさから、昨今のマンション需要の強さがありまして、マンションのニーズが考慮されてこの金額がついていると鑑定士から説明を受けております。
583: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。
584: ◯委員(近藤幸恵君) 最初、9万3,000円という価格を出された、そのときは行政だけの試算だったということでよろしいですか。
585: ◯用地課統括係長(副島健治君) そうです。
586: ◯委員長(米丸貴浩君) 近藤委員。
587: ◯委員(近藤幸恵君) そもそもそこから違っていたんだろうなと思います。今、春日市ってすごく高騰していますね。どこでも高騰しているわけですよ、春日原だけではなく。私が住んでいる惣利なんかも随分上がってきました。そういうところでは、やはり行政だけの知恵では足りないということに早く気づいておかなければいけなかったですね。そして、最終的に鑑定士に頼むとこういうふうになったということです。
こういうこともあるんですよね。契約がだんだんおくれてしまって、やり取りの中でおくれてしまって、数カ月ではあるけれども、9月から1月だと結構ありますよね。半年ぐらいある。その間に上がってしまったということもあるわけですけど、そういうものはなかったんですか。どうでしょうか。
まあ、いいです。自分たちで9万3,000円を決められたということ自体がちょっと足りなかったかもしれませんね。春日市の状況をしっかり見きわめながら値をつけていかなければならないということをお忘れなく。今大きい補正が出てきているわけですが、そのあたりはどうお考えになっていますか。
588: ◯委員長(米丸貴浩君) 副島係長。
589: ◯用地課統括係長(副島健治君) おっしゃるとおりだと思います。時点修正を6%見込んだのはいいんですけれども、実際は県地価調査が7.5%上がっていますし、たとえ7.5%を見込んだとしても足りない金額でありました。だから、最初のスタートの設定からまず見誤っているのは確かでありまして、委員がおっしゃるようにもっと周辺の取引事例などを検討した上で再算出すべきだったと思います。
590: ◯委員長(米丸貴浩君) これは審査ではないので。わからないところをお聞きするのは結構ですが。
前田委員。
591: ◯委員(前田俊雄君) 私の認識がふるいのかもしれませんけど、昔、同じような用地取得のときに、一般住宅の40坪、50坪当たりは非常に高いんだけれども、ある一定面積を超えると単価が少し下がってくるというような、当時、説明を聞いたことがあります。これは不動産鑑定士さんがそうったことも含めた形で出されたんでしょうか。
592: ◯委員長(米丸貴浩君) 副島係長。
593: ◯用地課統括係長(副島健治君) 委員がおっしゃることは私たちも思っておりまして、この金額が出たときに、その点に関して直接鑑定士のほうに確認しました。確かに広大地評価は一般の住宅よりマイナスの評価になることが多いので、その点確認しましたけれども、先ほど申し上げましたようなこの土地固有の特徴としまして、非常にマンション用地として価値があるということで高い金額を出さざるを得ないという説明がありましたので、この金額をそのまま採用させてもらっているところです。
以上です。
594: ◯委員(前田俊雄君) わかりました。まあ、鑑定士が言うんですからね。
595: ◯委員長(米丸貴浩君) ほかにありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
596: ◯委員長(米丸貴浩君) 用地は地域建設委員会の管轄です。今後にもこういう事例がたくさん出てくるやに思いますが、地域建設の皆さんにお任せすることになると思いますので、よろしくお願いします。
3目についてほかにお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
597: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。
久保山こども未来課長。
598: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に4目児童センター施設費になります。56ページ、同じページになります。説明欄は一番下の丸、指定児童センター施設維持補修費です。光町児童センターの空調更新工事及びけかつ児童センター屋上防水改修工事の執行残を減額するものです。なお、この減額に伴いまして、25ページの次世代育成支援対策施設整備国庫交付金、27ページの児童厚生施設等整備費県補助金の歳入予算も減額いたしております。
4目は以上です。
599: ◯委員長(米丸貴浩君) 4目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
600: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いします。
久保山こども未来課長。
601: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に5目児童手当費です。説明欄は57ページ、二つ目の丸、児童手当費です。内容は二つございまして、一つ目は児童手当の現況届、その他諸通知の送付のための郵便料で、執行見込み残となります。もう一つは扶助費の児童手当で、執行見込み残になります。減額の規模は当初予算に対し0.2%でございます。なお、この歳出予算の補正により24ページと26ページの国県の負担金の歳入予算も減額補正しております。
5目は以上です。
602: ◯委員長(米丸貴浩君) 5目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
603: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。
久保山こども未来課長。
604: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に同じページ、8目放課後児童健全育成事業費で、説明欄は下から三つ目の丸、放課後児童クラブ管理費になります。平成29年度福岡県放課後児童健全育成事業費補助金及び平成29年度福岡県放課後児童クラブ利用料減免事業補助金の実績報告に伴う返還金でございます。
次にその一つ下の丸、放課後児童クラブ運営費等補助金になります。放課後児童クラブ育成補助金で、放課後児童クラブの利用児童の保護者に対し、春日市放課後児童クラブ利用料金補助要綱に定める項目に該当する場合に利用料金の全額から半額の補助を行うもので、年度末までの執行見込み残を減額するものでございます。
8目は以上でございます。
605: ◯委員長(米丸貴浩君) 8目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
606: ◯委員長(米丸貴浩君) では、次をお願いします。
久保山こども未来課長。
607: ◯こども未来課長(久保山竜治君) 次に10目児童扶養手当費です。説明欄は57ページ、一番下の行の丸、児童扶養手当費になります。20節の扶助費の児童扶養手当の執行見込み残になります。減額の規模は当初予算に対し3.8%でございます。なお、この歳出予算の補正により24ページの国庫負担金の歳入予算も減額いたしております。
次に58ページ、説明欄は一つ目の丸、児童扶養手当及び特別児童扶養手当事務費です。12節役務費で、内容は児童扶養手当及び特別児童扶養手当の現況届、その他諸通知の送付のための郵便料で、執行見込み残になります。
10目は以上です。
608: ◯委員長(米丸貴浩君) 10目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
609: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続きお願いいたします。
吉田保護課長。
610: ◯保護課長(吉田徹也君) では、続きまして、下、59ページをお願いいたします。3款3項1目説明欄一番上の丸、生活保護認定支給事務費です。生活保護システム改修費で、当初予定していた額よりも契約額が下回ったため執行残を減額するものです。
1目は以上です。
611: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
612: ◯委員長(米丸貴浩君) では、次をお願いします。吉田保護課長。
613: ◯保護課長(吉田徹也君) では、続きまして、同じページ、2目、説明欄一番下の丸、生活保護費です。これは平成29年度から平成30年度にかけて保護世帯及び人員数が微増するものと見込んでおりましたが、実際は微減となったため、これに伴い保護費の執行見込み額を見直し、減額補正をするものです。減額の規模は当初予算に比較して6%です。
2目は以上です。
614: ◯委員長(米丸貴浩君) 2目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
615: ◯委員長(米丸貴浩君) では、次をお願いいたします。
今福子育て支援課長。
616: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 次に60ページをお開きください。4款1項1目保健衛生総務費になります。説明欄一番上の丸、母子保健費でございます。委託料が3件、助成金が1件ございますが、いずれも実績に基づく執行見込み残でございます。
次に説明欄3番目の丸、不妊治療日助成事業費で、執行見込み残になります。
1目は以上でございます。
617: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目でお聞きしたいことはありませんでしょうか。
前田委員。
618: ◯委員(前田俊雄君) 不妊治療費助成事業費なんですけども、何かうれしい話は出てなかったでしょうか。一生懸命治療して、成果といいましょうか。それがうれしい話なんですけどね。なかったかなと思いまして。
619: ◯委員長(米丸貴浩君) 今福子育て新課長。
620: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 20組程度がこの治療で妊娠が成立したという報告があっております。たしか主要な施策の成果で報告をさせていただいたと思います。9月定例会で報告させていただいたと思います。たしか20件程度だったと思います。
621: ◯委員(前田俊雄君) 29年度の話ですね。
622: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 30年度はまだ年度の途中ですので。
623: ◯委員長(米丸貴浩君) わかりましたらまた報告をお願いいたします。
624: ◯子育て支援課長(今福保幸君) 報告をさせていただきます。
625: ◯委員長(米丸貴浩君) 前田委員、よろしいですね。
626: ◯委員(前田俊雄君) はい。
627: ◯委員長(米丸貴浩君) では、引き続き説明をお願いいたします。
渡邉福祉支援課長。
628: ◯福祉支援課長(渡邉慎一君) 65ページをお開きください。1目労働諸費でございます。説明欄市場上の丸、シルバー人材センター事務費でございます。
シルバー人材センター研修室の空調機の老朽化に伴う更新工事で、入札執行残を補正するものでございます。その次の二つ目の丸、労働対策費でございます。これは若年者専修学校等技能習得資金貸付金でございます。必要額を残し減額補正をするものでございます。なお、対応する歳入は、27ページの同じ名称の県補助金であります。
1目は以上で、歳出補正予算の説明を終わります。
629: ◯委員長(米丸貴浩君) 1目についてお聞きしたいことはありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
630: ◯委員長(米丸貴浩君) 歳出を通じて全般的に聞き漏らし等はありませんか。よろしいですか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
631: ◯委員長(米丸貴浩君) ありがとうございます。
それでは、関連説明については以上とさせていただきます。
ここで執行部退席のため暫時休憩いたします。執行部の皆さんは退席されて結構です。
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休憩 午後3時32分
再開 午後3時34分
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632: ◯委員長(米丸貴浩君) 休憩前に引き続き委員会を再開いたします。
補正予算等を含め本日の審査等はこれにて終わりますけれども、委員の皆様から何かありませんでしょうか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
633: ◯委員長(米丸貴浩君) ないようですので、以上で本日予定されておりました日程は全て終了いたしました。
次回の委員会はあす3月1日に金曜日、午前10時から特別会計補正予算3議案の採決、委員長報告案の調整を行い、その後、健康推進部関係の付託議案について審査を行います。
以上ですけれどもよろしいですか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
634: ◯委員長(米丸貴浩君) それでは、以上で本日の
市民厚生委員会を散会いたします。どうもお疲れさまでした。
散会 午後3時34分...