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平成28年第3回定例会(第7日) 本文 2016-09-30
平成28年第3回定例会(第7日) 名簿 2016-09-30

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  1. 筑紫野市議会 2016-09-30
    平成28年第3回定例会(第7日) 本文 2016-09-30


    取得元: 筑紫野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    1:                 午前10時00分開議 ◯議長赤司 泰一君) 皆様、おはようございます。出席議員が定足数に達しておりますので、ただいまから本日の会議を開きます。  それでは、お手元に配付しております議事日程の順序に従いまして、本日の会議を進めます。       ────────────・────・────────────   日程第1.議案第61号 2: ◯議長赤司 泰一君) 日程第1、議案第61号設計施工契約締結の件を議題といたします。  本件に関し、委員長から御報告願います。21番、市庁舎建設特別委員長。 3: ◯市庁舎建設特別委員長(大石  泰君)〔登壇〕 おはようございます。議案第61号設計施工契約締結の件について、審査経過と結果を報告いたします。  執行部から、本件は、筑紫野市庁舎建設設計施工一括発注プロポーザル募集要項に基づき、筑紫野市庁舎建設設計施工一括発注プロポーザル審査委員会による審査の結果を受け、最優秀者である前田建設九州建設・久米設計匠建築特定建設工事共同企業体と59億5,620万円で、市庁舎建設に係る設計施工契約締結するものとの説明を受けました。  委員会では、契約相手方業務実績はどのようなものがあるのかとの質疑があり、執行部から、設計実績として、水戸市庁舎紀の川市庁舎山鹿市庁舎施工実績として、熊本合同庁舎豊後大野市庁舎安曇野市庁舎が挙げられるとの答弁を受けました。  1委員から、契約金額は当初見込みより大幅に減額になったことに対する今後の財政計画についての質疑があり、これに対して、執行部から、建設事業費が下がった結果、当初見込みと比べて財政指標はよくなることが考えられるが、基金の取り崩し額、地方債借入額等の具体的な財源については、今後の予算編成の中で検討を進めるとの答弁がありました。  また、別の委員から、今後、変更増がないのか、立体駐車場の見直しは行うのか等について質疑があり、執行部から現在市が求める水準は、この契約金額実施できることを確認している、駐車場あり方については、設計を進める中で協議を行う旨の答弁を受けました。  討論では、市庁舎の建てかえについては反対するものではないが、建設予定地敷地狭隘交通渋滞の懸念、立体駐車場建設費増嵩等理由本件賛成することができず、反対するとの討論がありました。  また、別の委員から、市庁舎建設は、市における一大事業であり、また、開かれた議会ということから、本日に至るまで、各会派代表による幹事会を含め、全議員で構成した市庁舎建設特別委員会を開催し、十分に慎重審議を積み重ね、意見交換を行ってきた経緯を踏まえ、本議案賛成であるとの討論がありました。  採決の結果、賛成多数をもって可決すべきものと決しました。  以上、報告を終わります。 4: ◯議長赤司 泰一君) ただいまから委員長報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 5: ◯議長赤司 泰一君) 質疑を打ち切ります。  ただいまから討論を行います。討論される方はありませんか。まず、反対討論される方は挙手願います。2番、城間議員
    6: ◯2番(城間 広子君)〔登壇〕 2番、日本共産党城間広子です。  議案第61号設計施工契約締結について、反対立場討論いたします。  本議案は、市庁舎建設事業基本設計実施設計施工を一括発注する契約案件で、今議会会期を4日間延長し、9月28日に本会議に上程されたものです。  契約相手方は、前田建設工業株式会社九州支店契約金額は59億5,620万円です。市の上限提案価格76億149万7,000円の78.35%になります。  市庁舎建設については、我が党は、現庁舎施設老朽化耐震性の不足、狭隘なためバリアフリー化が困難などの理由から、建てかえに反対するものではないことを表明してきました。  しかしながら、建設地については、九州森永乳業跡地最適地とする市の決定については、当該地狭隘であること、進入路が1カ所しかないこと、交通渋滞が懸念される等を理由に、賛成できないことを表明しました。  5月10日の市庁舎建設特別委員会で、事業者選定方法プロポーザル方式報告され、6月議会補正予算で、新市庁舎建設設計施工業務に係る債務負担行為の追加76億149万7,000円が計上されました。我が党市議団は、敷地内への立体駐車場建設は、建設費増嵩災害時の市民避難場所としてスペース確保が十分できない等を理由反対いたしました。  今議会が始まり、選定結果が公表されない8月31日、「新庁舎建設前田建設工業決定か」という差出人不明の文書が配布され、我が党市議団にも届きました。9月5日、市庁舎建設特別委員会協議会で、市より、「選定の結果、最優秀者優秀者決定しました」との報告を受けましたが、審査委員会審査内容は公表されませんでした。当初、契約議案を9月議会中に上程するとの市の説明でしたが、9月26日の会期末を控えた9月23日に至っても契約議案が上程されませんでした。同日、我が党市議団は、市長に対し、文書で、「市庁舎建設業者選定契約に関する申し入れ」を行い、プロポーザル方式契約方法随意契約であることから、業者選定には、一層の透明性客観性公正性が求められること、市庁舎市民財産であり、建設事業には莫大な税金が投入されること、市民の関心も高いことから、速やかに業者選定契約に関する全容を議会及び市民に明らかにし、説明責任を果たされるよう求めました。また、議長及び市庁舎建設特別委員会委員長文書で、市長業者選定資料の全てを議会に提出するよう求めること、業者選定契約に関する集中審議を行うよう求めました。  28日の市庁舎建設特別委員会筑紫野市庁舎建設設計施工一括発注プロポーザル審査結果報告書が提出され、1、選定結果、最優秀者前田建設代表とする共同企業体優秀者は、戸田建設代表とする共同企業体、2、選定概要、3、審査委員会の構成、開催経過、4、審査講評が明らかにされました。その中で、各項目ごとの配点及び参加企業3社の中で、1位、2位、3位の総合評価点は明らかにされました。しかし、我が党市議団が求めた一次審査実績・体制の評価、二次審査技術提案評価について、小項目ごと参加企業3社の評価点資料は提出されず、口頭で説明を受けたものの、評価が妥当であったかどうか、客観的にチェックすることはできませんでした。  市庁舎は、今後60年以上、市民が活用する第1級の行政財産となる施設です。設計施工具体化に当たって、職員、議会市民意見が十分に反映されるべきです。平成30年11月末工期完了という中で、それが確保できるのでしょうか。選定では、早期の事業完了を目途に、具体的な工期短縮案が示された工程計画が最も優先されたかの感があります。市庁舎建設業者選定契約をめぐって、市民の納得が得られるような、透明性公正性客観性が確保できたのか、ということに疑念が残ることから、本件賛成できないことを表明し、討論終わります。 7: ◯議長赤司 泰一君) 次に、賛成討論される方は挙手願います。22番、横尾議員。 8: ◯22番(横尾 秋洋君)〔登壇〕 皆さん、おはようございます。私は、会派つくし野代表横尾秋洋であります。  議案第61号市庁舎に係る設計施工契約締結について、賛成立場から討論を行います。  市庁舎建設につきましては、長年にわたり、施設老朽化狭隘建物分散などの課題解決のためさまざまな議論がなされてまいりました。今から20年前の平成8年、田中範隆市長時代庁舎建設基金条例が制定され、平成14年度までの間に約19億円を積み立て、また当時、新庁舎建設基本構想(案)も策定されたところであります。  その後、平原四郎市長時代平成15年に、新庁舎建設問題は、一旦凍結され、基金積立も見送られてきました。藤田陽三市長就任後、平成23年に実施した市民アンケートの結果、建てかえを望む声が約7割を超えていたことから、本格的な議論が再開され、市庁舎建設基金平成27年度までに約23億8,000万円まで積み立てられました。議会としても、市民サービスの向上とあわせ、防災拠点としての市庁舎あり方等について調査研究を行うことを目的として、平成27年3月に22名の市議会議員全員で構成する市庁舎建設調査研究特別委員会を設置し、本年3月までに10回の委員会を開催してまいりました。本年3月には、市庁舎建設特別委員会に名称を改め、今日まで6回の委員会を開催し、市庁舎建設基本計画を初めとする、さまざまな検討課題について執行部協議を重ね、さらに熊本県玉名市や長崎県諫早市へ新庁舎建設に関する視察を実施するなど、慎重審議を行ってまいりました。また、各会派代表者を含む10名の議員で構成する市庁舎建設特別委員会幹事会を組織し、より細かな具体的検討を進めてきたところであります。  建設場所設計施工一括発注による整備手法概算事業費財源プロポーザルによる事業者選定方法についても、執行部からの説明を受けながら、真摯に検討を進めてきたところであります。  今回、提案庁舎建設にかかる設計施工契約締結については、プロポーザル審査委員会報告に基づき契約相手方を適切に選定しており、また、契約金額についても、当初計画を大幅に下回る金額契約に至ったことは、華美でなくコンパクトな庁舎を目指す執行部の努力の成果として、素直に評価すべきで、市民の理解も得られるものと考えます。  以上、事業者選定方法契約金額についても、適正なものであると認められることに加え、議会執行部がお互いに協議を重ね、活発な意見交換慎重審議を行ってきたこれまでの検討経緯を踏まえ、本案賛成立場を表明し、討論を終わります。  以上です。 9: ◯議長赤司 泰一君) 次に、反対討論をされる方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 10: ◯議長赤司 泰一君) 次に、賛成討論をされる方はありませんか。18番、上村議員。 11: ◯18番(上村 和男君)〔登壇〕 おはようございます。市民会議上村和男でございます。  私は、議案第61号新市庁舎建設に係る設計施工契約について、賛成立場討論を行います。  市庁舎建設は、市民皆さんが注目する議案であります。言うまでもなく、市民期待要望に沿って新市庁舎建設が推進されることが大切であります。  今日までの市庁舎建設に係る経緯議論内容については、既に、委員長報告のとおりであります。また、さきの賛成討論でも詳しく触れられていますので、この点は私は省略をさせていただきます。  議会全員で取り組んでいる議会報告会でも、また、各議員市政報告会などでも市庁舎建設問題は説明が行われ、市民皆さん意見要望をたくさんいたただいてまいりました。それらを踏まえて、特別委員会でも活発に議論されてまいりました。こうしたことから、市民皆さん要望意見を大切にしてきたことは、市執行部はもとより、私たち議員がそれぞれ誇りに思う点であると確信をいたします。  筑紫野市の今後の地域福祉、とりわけ地域包括ケアシステムの構築では各コミュニティセンター地域包括支援センターなどの連携が重要だと言われていますが、市役所はそのセンターとしての機能を持つものでなければなりません。そうした機能を持つ新市庁舎建設は、今後の行政運営のかなめとなるものであります。  自然災害の発生は、本市にとどまらず、熊本震災など近隣の自治体での被害状況などを聞くたびに、「筑紫野市は大丈夫でしょうか」との市民皆さんの心配の声がいつも頭をよぎっております。  障がい者の皆さんからは、「心のバリアフリーは他市に比べると整っているように思いますが、市庁舎はねえ」と言われ続いてきました。障害者差別解消法が求める合理的配慮議論になっておりますが、新庁舎建設はこの点からも急がれていると思います。  ワンストップサービス市役所の今日では当たり前のようなシステムでありますが、本市では駅前まで行ったり道路を隔てたところに行ったり来たりです。市民皆さんから、「たまにしか行かない市役所だが、本当に不便ですね」と言われてまいりました。こうした点も特別委員会だけでなく本会議でも議論をされてまいりました。  市民の声、要望は豊富化され、この契約設計施工の中で具体化され、新市庁舎市民皆さん要望期待に応えるものになると確信いたしております。  以上、申し上げて、私の賛成討論といたします。 12: ◯議長赤司 泰一君) 次に、反対討論される方はありませんか。                 〔「なし」の声あり〕 13: ◯議長赤司 泰一君) 次に、賛成討論をされる方はありませんか。7番、宮崎議員。 14: ◯7番(宮崎 吉弘君)〔登壇〕 改めまして、おはようございます。議案第61号設計施工契約締結について、賛成立場討論いたします。  私は、公明党市議団宮崎吉弘です。  市議会においては、庁舎建設調査特別委員会として計10回、庁舎建設特別委員会を計6回、さまざまな精査検討が行われてきました。  市庁舎建設基本計画(案)については、市民説明会を計7回、パブリックコメント実施とさまざまに周知が図られてきたと考えます。  そして、市庁舎整備基本理念、それから、基本方針として、市庁舎は、行政サービスコミュニティ拠点としての役割が求められる一方で、少子高齢化人口減少化社会を見据えたコンパクトで市民に親しまれる庁舎であることが求められております。また目指すべき市庁舎の姿として、地域コミュニティとの連携拠点、安心安全の防災拠点行政サービス拠点として、市民が集える将来を見据えたコンパクトな市庁舎となっており、また、執行部から特別委員会においてのプロポーザル審査委員会審査結果報告説明を受けましたが、本契約における最優秀者優秀者選定に当たって一次審査、二次審査を慎重にかつ適正に審議されているものであると認められます。  以上をもって、本案に対する賛成立場討論として終わります。 15: ◯議長赤司 泰一君) これにて討論を打ち切ります。  これより採決を行います。議案第61号設計施工契約締結の件を可決することに賛成の方は御起立願います。                   〔賛成者起立〕 16: ◯議長赤司 泰一君) 起立多数と認めます。よって、本件は原案のとおり可決されました。       ────────────・────・────────────   日程第2.議会閉会中の継続調査付託について 17: ◯議長赤司 泰一君) 日程第2、議会閉会中の継続調査付託の件を議題といたします。  各常任委員長及び市庁舎建設特別委員長から、閉会中の継続調査申し出があっております。  お諮りいたします。各常任委員長及び市庁舎建設特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付すことに御異議ありませんか。                〔「異議なし」の声あり〕 18: ◯議長赤司 泰一君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長及び市庁舎建設特別委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続調査に付すことに決しました。       ────────────・────・──────────── 19: ◯議長赤司 泰一君) これにて、本日の議事は全て終了いたしました。  これをもちまして、平成28年第3回筑紫野市議会定例会閉会いたします。お疲れさまでした。                 午前10時22分閉会       ────────────────────────────── ┌─────────────────────────────────────────┐ │                                         │ │                                         │ │                                         │ │  会議経過を記載して、その相違ないことを証するため、ここに署名する。     │ │                                         │ │                                         │ │    平成28年 9月30日                          │ │                                         │ │                                         │ │                 筑紫野市議会議長    赤司 泰一       │ │                                         │ │                                         │ │                 会議録署名議員(9番) 西村 和子       │ │                                         │ │                                         │ │                 会議録署名議員(15番) 田中  允       │ │                                         │ │                                         │ │                                         │ └─────────────────────────────────────────┘...