○議長(
浜上雄一君) 日程第19、議案第14号おおい
町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について
提案理由の説明を求めます。
中塚町長。
◎町長(中塚寛君) ただいま議題に供していただきました議案第14号おおい
町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案は、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、放課後児童支援員の資格要件の拡大や基準の明確化等、所要の改正を行うものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第14号は、総務常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、議案第14号は総務常任委員会に付託することに決定いたしました。
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△日程第20 議案第15号 おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例の一部改正について
○議長(
浜上雄一君) 日程第20、議案第15号おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について
提案理由の説明を求めます。
中塚町長。
◎町長(中塚寛君) ただいま議題に供していただきました議案第15号おおい
町母子家庭等の
医療費助成に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案は、
医療費助成の対象となる一人暮らしの寡婦の定義等について所要の改正を行うものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第15号は、総務常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、議案第15号は総務常任委員会に付託することに決定いたしました。
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△日程第21 議案第16号 おおい
町企業振興条例の一部改正について
○議長(
浜上雄一君) 日程第21、議案第16号おおい
町企業振興条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について
提案理由の説明を求めます。
中塚町長。
◎町長(中塚寛君) ただいま議題に供していただきました議案第16号おおい
町企業振興条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案は、現在取り組んでおります産業団地の造成に当たりまして、時代に沿った幅広い業種の進出を促したいことから、助成金等の対象事業者を拡大するため、所要の改正を行うものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第16号は、産業建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、議案第16号は産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
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△日程第22 議案第17号 おおい
町農業集落排水処理施設等の設置及び管理に関する条例の一部改正について
○議長(
浜上雄一君) 日程第22、議案第17号おおい
町農業集落排水処理施設等の設置及び管理に関する条例の一部改正についてを議題といたします。 本案について
提案理由の説明を求めます。
中塚町長。
◎町長(中塚寛君) ただいま議題に供していただきました議案第17号おおい
町農業集落排水処理施設等の設置及び管理に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 本案は、既存の農業集落排水処理区域の一部を統合することに伴い、不用となる農業集落排水
処理施設を廃止するものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第17号は、産業建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、議案第17号は産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。 この際、暫時休憩いたします。 午後3時31分 休憩 午後3時45分 再開
○議長(
浜上雄一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
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△日程第23 議案第18号 平成31年度おおい町
一般会計予算
△日程第24 議案第19号 平成31年度おおい町
後期高齢者医療事業特別会計予算
△日程第25 議案第20号 平成31年度おおい町
国民健康保険事業特別会計予算
△日程第26 議案第21号 平成31年度おおい町
国民健康保険診療事業特別会計予算
△日程第27 議案第22号 平成31年度おおい町
介護保険事業特別会計予算
△日程第28 議案第23号 平成31年度おおい町
介護サービス事業特別会計予算
△日程第29 議案第24号 平成31年度おおい町
簡易水道事業特別会計予算
△日程第30 議案第25号 平成31年度おおい町
農業集落排水事業特別会計予算
△日程第31 議案第26号 平成31年度おおい町
特定環境保全公共下水道事業特別会計予算
○議長(
浜上雄一君) 日程第23、議案第18号平成31年度おおい町
一般会計予算から日程第31、議案第26号平成31年度おおい町
特定環境保全公共下水道事業特別会計予算までの9議案を
一括議題といたします。 本案について
提案理由の説明を求めます。
中塚町長。
◎町長(中塚寛君) ただいま議題に供していただきました議案第18号から議案第26号までの平成31年度当初予算案の提案に当たり、私の町政に臨む所信を申し述べ、
議員各位並びに広く町民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 まず、新年度予算の編成方針についてでございますが、広く町民皆様の御支援をいただき、2期目のスタートを切らせていただきましてからはや1年を迎えようとしておりますが、マニフェストに掲げさせていただきました、こども・子育て応援日本一とわかさ・チャレンジ応援日本一という大きな目標や、第2次総合計画並びに未来創生戦略に基づきまして新規事業も含めて展開する方針としておりますが、特に子育てに優しい町として多くの政策が町内外から注目され、評価も高く、平成29年度から移住者が増加し、転入超過となっておりますことから、引き続き町に活力をもたらす魅力あるまちづくりに力を入れてまいります。 一方、歳入では関西電力大飯発電所1、2号機が廃炉となった影響により、電源交付金が大きく減少しております。さらに、合併特例法の規定により交付されておりました普通交付税が平成28年度から段階的に縮減されております。このように経済、財政や人口など右肩下がりとなることによって、多様化する住民ニーズを行政だけで担うことは困難となりつつありますことから、単に予算規模の圧縮だけではなく、固定概念にとらわれない柔軟な発想と町民参加のまちづくりや皆様の支え合いによって持続可能なまちづくりを進める必要があると考えておりますので、皆様の深い御理解と御協力に加えまして、新たな可能性を創造する提言など、建設的な御意見を賜りますようお願い申し上げます。また、直接予算を要するものではございませんが、引き続き町内のさまざまな団体の皆様との意見交換や各地区の皆様との町長と語る会の開催にもしっかり取り組んでまいります。 これらを念頭に編成いたしました平成31年度当初予算でございますが、ことし10月に予定されています消費税及び地方消費税率の引き上げに対応した予算としておりまして、予算の規模は
一般会計では101億2,200万円となっており、前年度の当初予算は骨格予算であったことから、肉づけをいたしました6月補正後予算額103億3,229万円と比較しますと2億1,029万円の減、2.0%のマイナスとなっております。 また、8つの
特別会計の総額は29億2,548万5,000円となり、前年度6月補正後予算額30億2,064万8,000円との比較では9,516万3,000円の減、3.2%のマイナスとなっております。
一般会計と
特別会計を合わせました全体予算では130億4,748万5,000円となり、前年度6月補正後予算額との比較では3億545万3,000円の減、2.3%のマイナスとなっております。 次に、
一般会計予算における歳入でございますが、町税の固定資産税は大飯発電所で実施中の安全対策工事等の竣工に伴う資産の増から、前年度の6月補正後予算額と比較して3,265万7,000円増の35億9,115万8,000円と見込み、町税としては前年度6月補正後予算額と比較して4,600万6,000円増の41億6,288万9,000円となっております。
地方交付税の普通交付税においては、平成28年度から段階的に縮減されており、前年度6月補正後予算額と比較して2億3,459万7,000円減の3億400万円を、
特別交付税はこれまでの実績から1億円と見込み、普通交付税と
特別交付税を合わせました
地方交付税では、前年度6月補正後予算額と比較して2億1,059万7,000円減の4億400万円としております。
国庫支出金においては、電源立地地域対策交付金13億6,538万円や、廃炉に伴う立地自治体の影響を緩和するための制度である原子力発電施設等立地地域基盤整備支援事業交付金6億1,595万6,000円などを見込み、前年度6月補正後予算額との比較では9,300万7,000円の増となっております。 繰入金においては、減債基金繰入金1億円や
財政調整基金繰入金5億6,400万円を計上しておりますが、前年度6月補正後予算額との比較では1億6,616万円の減、14.1%のマイナスとなっております。 それでは、当初予算における重点施策と各分野の事業につきまして、その概要を申し上げます。 まず、子育てに優しい町の充実を図るため、新たに進学サポート事業として、国内の大学や専門学校などに在学する方の保護者等を対象に給付型奨学金の給付を開始いたします。子育て世代の支援とともに対象となる学生に対し、情報発信を行い、ふるさとおおい町への愛着を醸成しながら、Uターンにつなげていくための事業展開をしてまいります。加えて、子育て支援
医療費助成の対象年齢を高校生世代まで拡大し、4月の診療分から適用してまいります。現在取り組んでおります子育てに優しい町の施策として、平成29年度から県内初となる第2子以降の保育料無料化や妊婦等を対象とする医療費の助成、1歳から小学6年生までの小児インフルエンザ予防接種の助成、また高校生等を対象とする通学費助成などがありますが、これらに加えて、子供が生まれる前から大学世代まで切れ目なく子育て世代を支援する子育てに優しい町をさらに進め、あわせてしっかり内外に発信してまいります。 重点施策の2つ目でございますが、町ににぎわいと活気をもたらすうみんぴあ大飯において、初期投資等起業のハードルを下げ、創業体験ができる起業・創業支援施設チャレンジショップの整備に向け、商工会の皆様の御意見をいただきながら進めてまいります。また、合わせて起業を気軽に体験できる移動可能な小規模店舗を購入し、新規起業・創業機運の醸成を図ってまいります。 重点施策の3つ目でございますが、企業誘致の促進でございます。産業の多様化を目指し進めております産業団地の造成につきましては、地質調査の結果や交通や流通など立地条件をもとに、大飯高浜インターチェンジ近傍となる石山地係において進めさせていただいておりますが、約4.3ヘクタールの用地取得に着手させていただきたいと考えております。 重点施策の4つ目でございますが、路線バス利用者の利便性向上を図るため、現在自宅からバス停までの間をタクシーにより送迎する乗継支援モデル事業を大飯地域において試行的に実施しておりますが、昨年のアンケート調査を踏まえ、公共交通再編の具体的な内容を検討し、高齢者や交通弱者に優しい新たな政策の検討を進めてまいります。 続いて、各分野の事業概要を申し上げます。 まず、原子力行政ですが、ことしは旧大飯町議会が昭和44年に誘致決議されましてから50年、大飯1、2号機が運転を開始してから40年の節目の年に当たります。これまで長年にわたり、国策であるエネルギー政策に協力し、電力消費地の生活と産業を支えると同時に町は振興発展を遂げてきましたが、その道のりは非常に厳しいものであり、誘致当時の町を二分する激論と内外からのバッシング、時の町長のリコールや工事の中断など、先人諸先輩方の大変な御労苦と御尽力に私自身改めて思いをいたし、誘致の歴史とその経過を決して風化させてはならないとの思いを持って、今後の原子力政策と事業者並びに関係機関への対応に臨んでまいります。特に、今日の町の礎とも言える1、2号機の廃炉によりまして、町財政、地域経済や雇用に甚大な影響が及び原子力誘致以来最大の窮地を迎えております。今後、30年を超える長期にわたり廃炉作業が行われますが、事業者には廃止措置等に関する協定に基づき、その安全確保とともに持続的な地域振興について万全の態勢で取り組むべき責務があります。私の提案により、今月15日に設置しました町と事業者との大飯発電所立地地域振興等連絡会におきまして、地元企業や商工業を営む皆様が広く廃炉ビジネスにさまざまな機会を通じて参入可能となるよう、事業者の最大限の努力を促し、廃炉の影響回避に全力を尽くす決意であります。あわせて、大飯発電所においては、稼働と廃止措置が同時に進行されることから、最優先である安全性の確保とたゆまぬ安全性、災害制圧能力の向上について、国、県とともに事業者の取り組みをしっかりと指揮、監視してまいります。さらに、原子力政策に一元的責任を有する国に対し、引き続き全国原子力発電所所在市町村協議会や福井県原子力発電所所在市町協議会等を通じ、安全の進化、廃炉の影響回避を含めたさまざまな課題の解決、原子力・エネルギー政策方針の早期明確化や国民理解の促進等について強く要請をしてまいります。 次に、災害に強いまちづくりとして、現在、原子力災害時の一時集合施設として指定しております町民センターにおいて、放射線防護対策工事を進めているところでございますが、今年度事業の繰越措置により、新年度は災害対策拠点施設となる役場庁舎にも放射線防護対策工事を進めてまいります。このほか、水防法の改正による総合防災マップの更新や国のガイドラインに基づく避難勧告等判断・伝達マニュアルの修正、防災士の資格取得のための受験料等の助成や自主防災組織が活動する経費を支援し、自主防災活動のさらなる活性化と地域防災リーダーの養成を図り、地域・団体・人との連携を強化して、災害に強いまちづくりを進めてまいります。 次に、海の安全を守る漁港施設整備の宮留防波堤でございますが、2020年度の完成に向け、整備してまいります。また、畑村防波堤につきましても、実施設計を進めてまいります。 次に、放送・通信網の多重化や町内における通信環境の統一を図るための、名田庄地域のFTTH整備でございますが、今年度からインターネット利用世帯を対象に引き込み工事を行い、順次利用可能となっているところですが、新年度には名田庄全地域の供用開始に向け整備を進め、通信環境の向上はもとより、企業誘致や若者移住・定住の促進にもつなげてまいります。 次に、保健・医療でございますが、将来的な町民皆様の健康意識の向上を目指し、ウオーキングによる運動習慣の継続・定着化を図るため、歩数計や体組成計、血圧計などで計測したデータを専用ウエブサイトによって見える化を図り、行動の変容を促す健康プログラム事業を開始いたします。また、この健康プログラム事業を核とし、各地域の健康ロードやノルディックウオーキング教室などを合わせた、おおいに歩こうプロジェクトを展開し、健康の保持と増進を図ってまいります。このほか、保健事業につきましては、各種健診の受診率向上に向けた啓発活動や健康教室等による栄養改善の普及、子育て支援にもつながる乳幼児健診などの母子保健事業等を引き続き進めてまいります。また、診療体制につきましては、両地域で充実した医療が提供できるよう、医療機器等の整備を図るとともに、医師不足等の地域医療を取り巻く課題の解決に努めてまいります。 次に、児童福祉でございますが、児童福祉法の改正により、子育て世代包括支援センターの設置が努力義務となりましたことから、子育て世代包括支援センター利用者支援専門員を新たに配置し、妊娠・出産・子育てを保健部門などと横断的に連携し、子育てを切れ目なく、包括的に支援する体制の整備を図ってまいります。また、福井県こども家族館は町民の皆様を初め、県内外から多くの皆様の御利用によりまして、開館から約250万人の方々に御来場いただいているところでございます。来年度においても、ものづくり工房や企画展など、一層の魅力向上を図るとともに、専用のホームページを作成し、イベント予約などの利便性向上に努め、さらなる親子・家族の触れ合いの場として環境の充実と交流人口の増大を図ってまいります。このほか、大島認定こども園の施設において、経年劣化による屋根・外壁の塗装、空調機などの改修に助成し、保育環境の充実を図ってまいります。 続いて、障害者及び高齢者福祉でございますが、障害者の介護給付認定につきましては、新年度から小浜市と若狭町、おおい町、高浜町の3町で構成する若狭広域行政事務組合において認定審査を行うこととしております。また、高齢者福祉につきましては、介護保険事業の総合事業におきまして、自立した日常生活を継続できる支援の体制整備や担い手となる高齢者等のリーダー育成を図ることにより、介護予防に積極的に取り組んでまいります。介護保険事業につきましては、第7期の介護保険事業計画の2年目となりますが、介護予防事業に積極的に取り組み、高齢者の生き生きと自立した日常生活の継続はもとより、介護保険料の抑制にもつなげてまいります。このほか、介護従事者の資格取得等に対し助成する制度を新設し、介護従事者の資質向上と町内事業所における人材確保を図ってまいります。 次に、廃棄物対策でございますが、広域化による財政的なスケールメリットを図るための若狭広域行政事務組合による広域的な可燃物焼却施設整備につきましては、高浜町内で整備するための生活環境影響調査などを行ってまいります。広域化によって、環境の悪化や住民サービスの低下を招くことがないよう、広域事務組合においてしっかり議論を進めてまいります。また、町内の既存の清掃センターやえこあいらんど、し尿前
処理施設等の各廃棄物
処理施設につきましては、適正な管理運営に努めてまいりますので、今後とも地元区の皆様を初め、関係者の御理解と御協力をよろしくお願いいたします。このほか、新年度から、ごみの減量化を図るため、生ごみ処理機の購入に助成してまいります。ごみの減量化や分別など、皆様の御理解と御協力をお願いいたします。 続きまして、農業振興でございますが、おおい町未来創生戦略に基づき、若者を対象とした第1次産業の担い手を育成するため、認定農業者等の協力を得ながら、第1次産業の体験者の募集・受け入れを積極的に行い、新規就業につなげたいと考えております。また、米の生産調整につきましては、国の制度改革により見直しがなされ、大きな転換期に直面しているところでございますが、今年度から新たに開始いたしました米の品質向上に対する助成や認定農業者や農業生産法人等を対象に、機械整備等に対する支援を引き続き行い、農業経営の安定化や生産性の向上、農業所得の向上につなげてまいります。このほか、特産品の生産拡大や商品開発の促進等を、引き続き進めてまいります。 次に、地籍調査事業でございますが、2023年度の事業完了を目標に、国・県の補助金を活用しながら、引き続き進めてまいりますので、皆様の御協力をお願いいたします。 林業振興では、森林施業に不可欠な森林境界の明確化を図るための森林整備地域活動支援交付金事業やれいなん森林組合、町内生産組合が行う育林・保育事業などを引き続き支援してまいります。また、特産品奨励支援策では、シイタケ菌床の購入助成や出荷奨励等を継続してまいります。このほか、地球温暖化や災害の防止、国土の保全、水源涵養など、森林の公益的機能が再認識され、長年の懸案でありました森林環境税の創設が予定されております。この税をもとに、森林環境譲与税が各市町村に交付され、森林整備への活用が検討されておりますので、動向を注視し、有効に活用してまいります。 水産業振興では、漁業の安全性の向上を図るレーダー、サテライトコンパスの整備や漁業の効率化を図る高感度魚群探知機など、船舶機器類の整備に助成し、もうかる漁業を推進してまいります。このほか、漁場となる海底耕うんや海底清掃、アマモ場の造成など、漁業の漁場の保全活動に引き続き取り組んでまいります。 次に、商工・観光振興についてですが、商工振興では、うみんぴあ大飯に昨年オープンしました立地企業に対する借地助成の継続や企業誘致用地への誘致活動を進めてまいります。観光振興では、道の駅を中心としたうみんぴあ大飯のにぎわいをさらに促進するとともに、きのこの森のローラー滑り台の改修や頭巾山青少年旅行村ではホテル流星館の老朽化した浴室の改修やグラウンドゴルフ場を整備し、誘客力の向上を図ってまいります。また、若狭おおいのスーパー大火勢や名田庄星のフィエスタ、うみんぴあフェスタなどのイベントや観光協会が実施する出向宣伝などの各種事業を引き続き支援し、観光の推進に取り組んでまいります。 次に、土木費関係でございますが、公共土木施設においては、防災・減災の観点に重点を置き、道路事業は危険箇所の解消や老朽化した施設の改修を、河川、排水路においては豪雨時における浸水被害等の防止を図るための護岸等施設の改修と排水路の整備等を、また、急傾斜地においては崩壊防護対策を実施してまいりたいと考えております。毎年、区長の皆様を初め、町民の方々からの要望を多くいただいております生活道路の整備・改修でございますが、その重要性については深く認識しているところでございます。特に、集落内における道幅の狭い路線や経年劣化による路面の傷みなどへの対応は防災の観点からも重要であると認識しており、その緊急性などを考慮しながら計画的に進めたいと考えておりますので、新年度におきましても限られた予算での対応となりますので、御理解を賜りたいと存じます。 次に、住宅取得のための住まい支援制度でございますが、県産材を活用した住宅の新築及び改修に対する助成やU・Iターン者に対する新築や改修に対する助成、住宅分譲地購入に伴う住宅の新築に対する助成など、移住・定住の促進を引き続き図ってまいります。また、土地開発公社において分譲しております大島南浦分譲地並びに名田庄三重分譲地につきましても、引き続き販売促進に努めてまいります。 このほか、うみんぴあ大飯エリアの継続的なにぎわいを維持・発展させるため、グランドビジョンに基づく実施計画を進めてまいります。 次に、教育費関係でございますが、まず、学校教育では全国的に大きな課題となっておりますいじめや不登校への対応につきましては、気がかりな子供たちを見守り、育んでいくため、町費負担講師や専門的知識と経験を兼ね備えた適応支援員、スクールソーシャルワーカーなど、引き続き各小・中学校に配置し、対応してまいります。また、学校施設の今後の方向性や適正な維持・管理のための長寿命化計画の策定を進めており、各学校施設における児童・生徒の教育環境の充実を図るため、必要に応じ、施設の改修等を進めてまいります。 次に、社会教育分野では、昨年寄贈を受けました渡辺淳先生の絵画作品を中心とした美術品を最適な保管状態で一元管理するため、若州一滴文庫エリア内に収蔵庫を整備いたします。ことしは水上勉先生生誕100年に当たることから、これまでの企画展やイベントを拡大し、文化の振興を図ってまいります。加えて、台湾淡水区にある一滴水紀念館との相互交流を進めてまいります。また、老朽化の著しい図書館・史料館の屋根・外壁の改修や図書館情報管理システム機器の更新を、文化財保護では歴史的な位置づけを明確にするため、石山城跡の範囲や構造の調査を開始いたします。このほか、各公民館において、生涯学習推進委員による住民ニーズに沿った授業が実施されておりますが、新たな地域リーダーの発掘・育成に力を入れ、生涯学習の充実を図るとともに、スポーツや文化の振興、青少年の健全育成、中学生の海外派遣、保健体育施設の適正な管理運営等に引き続き取り組んでまいります。 続きまして、
特別会計における主な事業を申し上げますと、
簡易水道事業特別会計では、名田庄地域において老朽化した東部送水ポンプ場と中部送水ポンプ場を廃止し、新たな統合施設を整備してまいります。また、簡易水道事業、農業集落排水処理事業、特定環境保全公共下水道事業各
特別会計では、上下水道施設の異常を監視する遠方監視装置において、総務省の周波数割当計画の改正に伴い、アナログ無線局の使用が2022年11月末までとなりますことから、更新に向けた設計を行い、異常の早期発見に努め、飲料水の安定供給や施設の適正管理に努めてまいります。 以上、平成31年度の町政運営並びに予算の概要につきまして、私の所信を述べさせていただきましたが、事業推進には議員の皆様を初め、町民の皆様の御理解と御協力なくして実現できるものではございません。これからもまちづくりの活動の活性化を図り、さらに次代につなぐまちづくりの魅力を創出し、みんなが誇れるふるさとおおいを目指して、誠心誠意努めてまいりますので、御理解、御協力を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 それでは、関連する条例案なども含めまして、慎重なる御審議の上、御議決を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 まず、議案第18号平成31年度おおい町
一般会計予算について質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで議案第18号の質疑を終わります。 次に、議案第19号平成31年度おおい町
後期高齢者医療事業特別会計予算について質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで議案第19号の質疑を終わります。 次に、議案第20号平成31年度おおい町
国民健康保険事業特別会計予算について質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで議案第20号の質疑を終わります。 次に、議案第21号平成31年度おおい町
国民健康保険診療事業特別会計予算について質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで議案第21号の質疑を終わります。 次に、議案第22号平成31年度おおい町
介護保険事業特別会計予算について質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで議案第22号の質疑を終わります。 次に、議案第23号平成31年度おおい町
介護サービス事業特別会計予算について質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで議案第23号の質疑を終わります。 次に、議案第24号平成31年度おおい町
簡易水道事業特別会計予算について質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで議案第24号の質疑を終わります。 次に、議案第25号平成31年度おおい町
農業集落排水事業特別会計予算について質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで議案第25号の質疑を終わります。 次に、議案第26号平成31年度おおい町
特定環境保全公共下水道事業特別会計予算について質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで議案第26号の質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第18号から議案第26号までの9議案は、予算決算常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、議案第18号から議案第26号までの9議案は予算決算常任委員会に付託することに決定いたしました。
~~~~~~~~~~~~~~~
△日程第32 議案第29号
町道路線の廃止について
○議長(
浜上雄一君) 日程第32、議案第29号
町道路線の廃止についてを議題といたします。 本案について
提案理由の説明を求めます。
中塚町長。
◎町長(中塚寛君) ただいま議題に供していただきました議案第29号
町道路線の廃止について御説明申し上げます。 本案は、町営長井住宅の整備に伴い、町道東浜2号線ほか7路線の廃止をお願いするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第29号は、産業建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、議案第29号は産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
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△日程第33 議案第30号
町道路線の変更について
○議長(
浜上雄一君) 日程第33、議案第30号
町道路線の変更についてを議題といたします。 本案について
提案理由の説明を求めます。
中塚町長。
◎町長(中塚寛君) ただいま議題に供していただきました議案第30号
町道路線の変更について御説明申し上げます。 本案は、町営長井住宅の整備に伴い、町道東浜1号線の路線の変更認定をお願いするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第30号は、産業建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、議案第30号は産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
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△日程第34 議案第31号
町道路線の認定について
○議長(
浜上雄一君) 日程第34、議案第31号
町道路線の認定についてを議題といたします。 本案について
提案理由の説明を求めます。
中塚町長。
◎町長(中塚寛君) ただいま議題に供していただきました議案第31号
町道路線の認定について御説明申し上げます。 本案は、町営長井住宅の整備に伴い、住宅地内道路2路線について、また、本郷地区における宅地開発に伴い、造成地内及び周辺の道路2路線について町道の認定をお願いするものでございます。 以上、よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。 これより質疑に入ります。 質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 質疑なしと認めます。 これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第31号は、産業建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、議案第31号は産業建設常任委員会に付託することに決定いたしました。
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△日程第35 諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて
○議長(
浜上雄一君) 日程第35、諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 本件について
提案理由の説明を求めます。
中塚町長。
◎町長(中塚寛君) ただいま議題に供していただきました諮問第1号
人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて御説明申し上げます。 本件は、
人権擁護委員の柿本京子氏が本年6月30日をもって任期満了となりますことから、その後任としておおい町名田庄下第13号7番地森美津子氏を候補者として法務大臣に推薦したいので、
人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき議会の御意見を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。
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△日程第36 同意第1号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第37 同意第2号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第38 同意第3号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第39 同意第4号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第40 同意第5号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第41 同意第6号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第42 同意第7号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第43 同意第8号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第44 同意第9号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第45 同意第10号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第46 同意第11号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第47 同意第12号 おおい
町農業委員会委員の任命について
△日程第48 同意第13号 おおい
町農業委員会委員の任命について
○議長(
浜上雄一君) 日程第36、同意第1号おおい
町農業委員会委員の任命についてから日程第48、同意第13号おおい
町農業委員会委員の任命についてまでの13件を
一括議題といたします。 本件について
提案理由の説明を求めます。
中塚町長。
◎町長(中塚寛君) ただいま議題に供していただきました同意第1号から同意第13号までのおおい
町農業委員会委員の任命について一括して御説明申し上げます。 これらは、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき議会の同意を得て農業委員会委員を任命するものでございます。 おおい
町農業委員会委員につきましては、本年3月31日をもって任期満了となりますことから、新たに組織する同委員会の委員におおい町三森第10号5番地、岩崎誠一氏ほか12名を任命したいと存じます。 以上、よろしく御賛同賜り、御同意くださいますようお願い申し上げます。
○議長(
浜上雄一君) これをもって
提案理由の説明を終わります。
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△日程第49 請願第1号
全国知事会の「
米軍基地負担に関する提言」の実行を求める
意見書提出に関する請願書
○議長(
浜上雄一君) 日程第49、請願第1号
全国知事会の「
米軍基地負担に関する提言」の実行を求める
意見書提出に関する請願書の件を議題といたします。 本日までに受理した請願はお手元に配付いたしました請願文書表のとおり、総務常任委員会に付託いたしましたので報告いたします。 お諮りいたします。 議事の都合により、2月27日から3月12日までの14日間を休会といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
浜上雄一君) 異議なしと認めます。よって、2月27日から3月12日までの14日間を休会とすることに決定いたしました。 以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会といたします。 御苦労さまでした。 午後4時31分 散会 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 おおい町議会議長
浜上雄一 〃 議員 辻 徹 〃 議員
尾谷和枝...