○
議長(
森口忠俊君) 御
異議なしと認めます。よって、
議案第20
号平成19年度おおい
町一般会計予算の
原案修正については承認することに決定いたしました。 (承認 午後2時10分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△
日程第3
議案第20号
平成19年度おおい
町一般会計予算 議案第21号
平成19年度おおい
町老人医療事業特別会計予算 議案第22号
平成19年度おおい
町国民健康保険事業特別会計予算 議案第23号
平成19年度おおい
町国民健康保険診療事業特別会計予算 議案第24号
平成19年度おおい
町介護保険事業特別会計予算 議案第25号
平成19年度おおい
町介護サービス事業特別会計予算 議案第26号
平成19年度おおい
町簡易水道事業特別会計予算 議案第27号
平成19年度おおい
町農業集落排水事業特別会計予算 議案第28号
平成19年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算
○
議長(
森口忠俊君)
日程第3、
議案第20
号平成19年度おおい
町一般会計予算から
議案第28
号平成19年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算までの9
議案を一括して議題といたします。 本案に対する
提案理由の説明は既に終了しておりますので、これより
質疑に入ります。 9番勝山君。
◆9番(
勝山欣一君) それでは、この第20
号議案についての
質疑を行います。 先回
全員協議会でも説明を求めましたが、これは
総務費のいわゆる
負担金補助金及び
交付金の欄の
集落ぐるみ町民指標活動事業交付金ということで、これの法的な根拠をということを全協で申し上げました。これについて、
町長の口から御答弁を
お願いします。
○
議長(
森口忠俊君)
町長。
◎
町長(
時岡忍君) この
集落ぐるみ町民指標に係ります
法的根拠に対する御質問でございますけれども、順次、順を追ってと申しますか、根拠の属する各法令について御説明申し上げたいと思います。 まず、
協定事項の第8号に
条例規則等の
取り扱いという項目がございます。この
取り扱いの3番目に、合併後一定の地域に暫定的に施行する必要があるものについては、
合併協議会で協議、承認された
各種事務事業等の
調整方針に基づき、次の区分により新町における
事務事業が支障がないよう調整しなさいという項目がありまして、この合併後の一定の地域に暫定的に施行するものにつきましては、
合併協において施行するというふうに定められております。 そうして、そういったことから、合併後に一定の地域に暫定的に施行するもの、これは
地方自治法施行令の第3条に基づくものでございますけれども、新町において条例、
規則等が制定されるまでの間の
暫定措置として、
合併関係町村で施行されていた従来の
条例規則等を新町の
条例規則等として、引き続き施行するということになっておるところでございます。こういったことに基づきまして決定された
暫定措置を、
議会において認めていただいておるところでございまして、この
町民指標の法的な根拠につきましては、存するものと理解をいたしておるところでございます。 以上です。
○
議長(
森口忠俊君) 勝山君。
◆9番(
勝山欣一君) 一応今
町長から法的な根拠ということで、また
合併協議会を出していただきましたが、決して
地方自治法はしなければならないとは書いてないと思います。することができるって書いてあるんじゃないでしょうか。やはり、することができるっていったら、1年間も放置してはこれはだめやと思います。
一般質問でも申し上げましたとおり、365日以上の時間があるんですから、幾らでもやり直せる、もとへ戻せる、統一できるということになるんじゃないでしょうか。 そしてまた、先程も全協の場で、いや、いろんな説明の場で、
ごみ袋の件もうちの
同僚議員からいろいろ
質疑が出ておりました。これについても、今の論法でいけば当然5年ぐらいは出してもいいんじゃないですか。これだけは国から指摘されたから出さないとか、そういうことでなくして、やはり引き継ぎ事項の中に
ごみ袋も入ってたはずです、去年1年間施行したんですから。今年だけぽんと切って、いや5年、6年あるからというんで一方は残すというようなこと、不公平なことをせずに、やはり、私は思いますが、この法律を適用してこれをやられるんでしたら、
ごみ袋の件もどこかに紛れ込ませて
交付金を捻出して、せめて
大飯地域だけでも
ごみ袋を、現在有料にするという分を無料にしていただいたらいかがと考えますが、
町長の御答弁を
お願いします。
○
議長(
森口忠俊君)
時岡町長。
◎
町長(
時岡忍君)
法的根拠について
お尋ねになりましたので、御説明申し上げました。その根拠以外に、なぜ今日までそのような制度を続けておるのかと、こういうことにつきましては、先日の
一般質問でも
お答えいたしましたように、大変長い歴史の中で住民の
コンセンサスを得なければならない事項が多くあるので、今すぐに全地域に及ぼすことはできないと
お答えをさせていただいたところでございます。その時にも申し上げましたけれども、いつまでもそのままというのも余り芳しくない、好ましくないということは
重々承知をいたしております。早急に検討をいたしたいと、このように
お答えをさせていただいたとおりでございますので、御理解を賜りたいと思います。 なお、
ごみ袋につきましては、本来、なるべくごみの
減量化、
資源化というのが現在住民の
方々に御協力をいただいておるところでございまして、そういったことに基づきまして、現在まで広報、
安全等にかかる
交付金が
ごみ袋の
無料配布に適用できないかということで、適用してもよいということで続けてきたわけでございますが、3年ほど前から厳しくなってまいりまして、18年度で打ち切るという国からの指示をいただいたわけでございます。
当該交付金につきましては、国のいろいろな
使途制限等々に対しまして、御理解をいただきながら続けてきたわけでございます。そういったことで、6月いっぱい分ぐらいは既に配布はしておるところでございますが、それが終わり次第、お話ししておりますように
資源ごみについては今までどおり、
皆さんの御努力で
減量化に御協力いただく予定としております燃えるごみについては有料というふうに
予算化をさせていただいたところでございます。 しかしながら、これは、政策につきましては、まだ住民に
十分コンセンサスをいただいているわけではございません。しかしながら、他の議員も御指摘のように、漏れ聞かれておる住民から
大変ブーイングの声も出ておるのも事実でございます。そういったことから、これからも
コンセンサスをいただく、御理解をいただく努力をすると同時に、どうしてもということになれば、またそのようにいろいろと考えていかなければならないというふうに思っておるところでございます。 以上でございます。
○
議長(
森口忠俊君) 勝山君。
◆9番(
勝山欣一君) 今大変な前向きな御回答をいただきました。ここで、またまたこれを修正するというようなことは絶対に避けたいと思いますので、6月の
議会には
補正予算として、今の2つが何とか上がってくるかというようなことを期待して、
質疑を終わります。
○
議長(
森口忠俊君) ほかに
質疑ありませんか。 古石君。
◆7番(
古石實君)
大飯ふるさと振興公社が解体して、
株式会社おおいに移行する関連の
予算に関連した質問を二、三、したいと思います。 この件については、さきの2月の
臨時議会だったと思いますが、それになるに当たっての
指定管理者制度、要するに
指定管理者の変更に伴う
議案が出されまして、その折にも私は、少し考える順序が逆ではないかというような立場で質問をさせていただきましたが、私の期待する
お答えがなかったもんですから、あの折はあの時期での
指定管理者変更の
議案には反対の立場をとらせていただきました。決して
株式会社おおいが
指定管理者として不適であるから反対という立場ではございませんでした。 その根底は前も申し上げましたように、単に公社から
会社にすんなり移行するというだけではだめですよと、ねらうところは何でしょうかというようなことから質問させていただいたはずなんです。
ちまたでは、私があの当時言いましたように
株式会社、新しい
会社については特に現在働いておられる
方々とか、そういうような
方々がすんなり移行することについては、何ら問題はないと思うんですが、やはり
経営陣がどういう考え方を持って経営に当たるのかというのが大変、
株式会社になると重要な要素であるという立場から質問させていただきまして、余りいい
お答えがなかったと。
ちまたでは、いやいや、現在のある
株式会社おおいの役員さん、特に
代表取締役たる
社長さんの方がひょっとしてやめるんではないかと。その後に、
時岡町長が就任されるんではないかといううわさが早くから飛び回ってまして、
ほんまかいなということでおりましたが、今日、同僚の議員さんの御質問に絡んだ形で、実は新しい
会社になったときの
社長には
町長、
時岡忍がなるということを内々に了解いただいておりますというような
お答えがありました。これについても、私は初めて正式に聞きましたんで、大変びっくりしたところなんですが、まず1つには、現在はまだ違うと思うんですけど、
株式会社おおいの
経営陣をどういうふうに考えておられるのか、もう一度お聞かせ願いたい。したがって、
町長が仮に4月から
代表取締役社長になるなら、じゃ、その他の役員の
方々はどうなるんとかというのはまだ聞いてません。そこら辺も含めて御説明願いたいと、これが1点目。 もう一つは、仮にこの
株式会社おおいに移行させるという分については、私も実は
株式会社した方がいい
事業もありますよということで、推進してた立場ですが、そのねらいは、いつも三セクで町の
予算におんぶにだっこのような形で経営してるという時代は済みましたと。したがって、
指定管理者制度という分で、なるべく経費がかからんような形で民間のノウハウを使っていくと、こういうことなんで、当然その目指すべきところは、無理な
事業は
事業としてあると思いますが、トータル的な
補助金あるいは
委託料、これについては削減されていく方向が少しでも見えなければだめですよということで言ってました。幸いにも、今回の
予算の中での
質疑等の中で、現在
予算立てしてる金額については、約3%の削減だったと思うんですけど、金額で言うと960万円ほどの対前年
比削減をして計上していると、この点はある程度評価できると思いますが、何せそれから、今言いましたように
会社がやっぱり求めるべき方向に進まなだめなんで、そうしていくと、先程申しましたことと関連しますが、
民間会社の
社長っちゅうのは
大変お忙しい立場に私はあるんじゃないかと思うんです。特に危ない
会社には、やっぱりそれなりのちゃんとした
社長が真剣にその
会社を見て、改善なり何なりを努力されて生きていくもんだと、こういうふうに短く言うと思います。したがって、
町長の
株式会社おおいとしての
社長像はどのような形を、ことを描いておられるのか。 それから、私は非常にびっくりするんですけど、
町長は現在の
大飯マリンワールド株式会社の
社長でもあられます。それで今度は
町長でもあると。もう一つ含めて、今までも公社の
理事長ですけども、
株式会社の
社長として
大変スーパーマンの能力をお持ちなんかなと、こう思いますんです。そこら辺のことも含めて、御回答
お願いします。 それから、もう一点目は、この
株式会社おおいに向かって、これは単に
一般の、民間が参入する
会社じゃなくて、町民が育てる
会社にできるだけしたいと、そのようなことで、私も
町民株式の取り組みもどうでしょうかというようなことをお聞きしまして、それも考えてるということで、当時配付された資料の中には町民の
株主化、
株主募集というのが出てましたけど、そういうふうな形で株主の募集とか、そこら辺の部分についてどういうふうに考えておられるのか、以上3点について御質問いたします。
○
議長(
森口忠俊君)
時岡町長。
◎
町長(
時岡忍君) まず、
経営姿勢でございますが、あわせて私の、あちこちの
社長をやっておると、
スーパーマンかというような
お尋ねもあるわけなんですけれども、2つに関連するかとも思うんですけれども、まずこの
(株)おおい、差し当たっての主たる仕事といいますのは、やはり公の施設の適正な
管理運営であるというふうに認識をしております。加えて、この
株式会社が今まで
振興公社としてなし得なかった、目の前にありながら手が出せないといった
営利事業に取り組んでいただくというのが、この
株式会社おおいの現在の
方向性でございます。したがいまして、この
(株)おおいにつきましては、方向を先程も御説明申し上げましたけども、しっかりと足を地につけた形で進んでほしいというふうに申し上げて、今手綱をちょっと引き締めながら進んでおるといったのが実情でございます。 そういったことでございまして、今実際に運営に携わっておる
スタッフというものは、大変若い方も多うございまして、暴走とまではいかなくても、あれもやりたい、これもやりたい、このようにしたいという、大変意欲的な意見をお持ちでございます。そういった意見に対しまして、十分将来性、あるいは計画の
妥当性といったものを見きわめながら、皆と相談し、協議して進めていきたいと、このように思っておるところでございます。 それから、株主の募集につきましては、一番最初に
(株)おおいという名前をつけたのも、1株運動と申しますか、住民の
方々に1株ずつでも持っていただこうと、住民が育てる企業になってほしいというような意味で、
株式会社おおいという名前をつけたわけでございますが、今のところ
資本金は9,000万円余りなんですけれども、それにとどめて、実績が上がり、だんだんと自立してきた段階で募集をして、
皆さんにも株を持っていただきたいという気持ちでおるところでございます。そういったことで、方針として、
経営陣としては株主であります現在の
金融機関関係の
方々、役員の
方々の御意見を聞きながら進めていきたいと、このように思っておるところでございます。よろしく
お願いをいたします。
○
議長(
森口忠俊君) 古石君。
◆7番(
古石實君) 後の方の、
町民株主のことは理解、そんなにあれなんですけど、何か私は頭が悪いんかもしれませんが、理解が非常にできないんです。端的に聞いたのは、それは今現在は
町長は
町長で、あっちが
株式会社、代表まだ決まってないわけです、ある方、言われてますように。それから、
取締役さんもあと3人さん、現在現職です。 今の答弁を聞きますと、現在の株主である
方々に御相談しながら、役員を考えたいということを言っとったんですけども、
社長は
町長がなるというふうに内々の承諾を受けてるように、先程
全員協議会の中で
町長自らもおっしゃられたんですけど。町と
株式会社おおいとは違いますので、
町長にすかっとした答えが出しにくいと思いますが、理解もできるんですけど、
会社の意思、答えもありますから、だから、ただ
町長自身が先程考えて、こういう形で
経営陣というのはあるべきであると私は考えているとか、その方向に向かってやろうとしているとか、そういうなんは聞こえてこないんですよ。 それから、
スタッフは皆優秀な
方々がおられるんでしょう。それはそのとおり、私もそう思います。でも、
経営陣の意思を受けて進むんとはまた違うと思うんです。例えば、4月1日から
会社が変わるんです。どういう指示を出される、それも
株式会社おおいが出すんか、私はまだ知りません言うかもしれませんけども、
町長としてはどういう答えを各職員、今度は社員になりますね、に訓辞されるんですか。そういう部分がやっぱりなかったら、そりゃ、この
事業についてはこれこれ、今までのやり方で組んでいいぞと、この処理、ちゃんと住民に満足していけれる
サービスを保ってくれと、この
事業についてはせっかく
株式会社になったんだから、もう少し工夫をして、
経営側とすればこれこれこういう案があるから、これについてやってみいと、こういうことがやっぱりなけりゃあそろそろならんじゃないかと、私は思うんですが、だからそういうことをしよう思うと片手間ではちょっとやっていけん、大変なんでしょうと。だから、いましばらくの間というのは、いつまでがしばらくか知りませんけど、いやいや、やっぱりどこそこ
観光会社とかいろんなとこがやってますように、優秀な人材を
全国公募でもかけて、ほって
経営体制をあと半年ぐらいの間に何とかしたいんやというような熱意が聞こえてこないんですよ。このままいったら、先程の
全員協議会の中で
同僚議員さんがこのままいって、ずるずるずるずるいったら赤字、赤字、赤字と。それで、なろうとされてる
町長は全部責任を持って、責任とられるんですか、もし何か失敗したら。全部町に
補助金を下さいということになるんですか。だから、そこら辺を心配して言ってますんで、もう一度答弁を
お願いします。
○
議長(
森口忠俊君)
時岡町長。
◎
町長(
時岡忍君) 先程も申しましたように、主たる
営業収益というものは、公の施設の
管理運営に係るものでございます。この
管理運営費、いわゆる町からの
委託料というものはだんだんと減らすように、方向に向かうというふうに考えておるところでございます。理由といたしましては、
指定管理者制度が事実上、あと3年の後に
民間会社が参入することができるということになって、入札ということになれば、当然その入札に勝ってもらわなければならないわけでございまして、そういった意味におきまして、私は皆に
親方日の丸ではないというふうに話をしておるところでございます。
2つ目には、やはりそれをもととしながら、今まででき得なかった
収益事業を進めていただきたいと、こういったふうに申し上げておるところでございます。何と申しましても、現場におられる支配人以下の
方々が、
自分達の
汗かき賃がもらえるように努力をしようという意欲を持ってやっていただくということが、一番大事だと思っております。
株式会社になりましたんで、収益が上がれば上がったで、やはり
運営コストの
低廉化、あるいは
汗かき賃の獲得という方向に向かうようにというような方針を立てておるところでございます。 以上です。
○
議長(
森口忠俊君) 古石君。
◆7番(
古石實君) まだ私はなかなか納得できないんですけど、一番心配してるのは、先程から何遍も言ってますように、やっぱりそれは今いる
スタッフ、現在おられる支配人以下の
スタッフさんの知恵もいっぱい出てくるでしょう。けども、
会社の経営意思を決定するのは
経営陣であるんで、そこら辺の分をきちっとしないと、結局無責任な形にしかならんのやないかということを指摘しまして、質問を終えます。
○
議長(
森口忠俊君) ほかに
質疑ございませんか。 東君。
◆6番(東茂正君) 教育長に
お尋ねいたします。 教育振興費、中学校、小学校を含めてのことですが、新年度も学習指導要綱に基づいて、総合学習の時間が取り組みを行うというふうに
予算計上をされております。そういった中で、現在国の方では、教育改革がいわゆる最重要課題として、政治課題として上がっておる中で、ゆとり教育がいわゆる学力低下につながるという傾向が見られております。そういった中で、現在見直しの動きが出ている中で、本町の小・中学6校の学力の低下にいわゆる格差、拡大が、そういったものがあらわれてないか。現在、町内6校の学力の実力は、教育長はどうとらえておられますか。
○
議長(
森口忠俊君) 教育長吉田尚司君。
◎教育長(吉田尚司君) ただいまの東議員の御質問に
お答えいたします。 総合学習と学力の関係でございますけれども、総合学習は総合学習としてのねらいがございます。心配されております学力の面につきましては、おかげさまで本町の場合、それぞれ正規の県の教職員のほかに、TTであるとか少人数ができるような講師の配置を
お願いして、それが認められておりますので、そういう面でほかの市町よりはきめ細かな指導ができておるんじゃないかというふうに、私は自負しております。 そんなことで、ほかの市町との学力の比較っていうのは、端的にはできないんですけれども、一応昨年度行いました学力調査によりまして、おおい町のそれぞれの学校の学力の状況っていうのは把握しておりますし、これは県の平均も出ております。そういうものと比較いたしますと、決して低位ではございません。学力のことでございますんで、教科により、または学年によって少々の違いはありますけれども、一応、中の上というふうな認識をしてもいいんじゃないというふうに思っております。なお、今後ともそういう御心配もございますんで、総合学習が決して学力の低下に及ぼすというようなことのないよう、取り組んでいきたいと思います。 以上です。
○
議長(
森口忠俊君) 6番東君。
◆6番(東茂正君) 今の本町の状況は中の上という答弁でございましたので、いささか安心してるわけですが、何と言いましても次世代を担う、将来のある子供達のことですので、総合的な学習は私もこれは必要だと思っております。そういった面から、いわゆる総合的な学習と学力実践
事業、これらのあわせたバランスのよい教育を推進していただきたいということを申し上げておきます。 以上です。
○
議長(
森口忠俊君) ほかに
質疑ございませんか。 1番中塚寛君。
◆1番(中塚寛君) それでは、教育関連
予算について
お尋ねを申します。 まず第1点目に、図書館
事業費ですけれども、大飯、名田庄双方に図書館がございます。これにつきましては、生涯学習の観点から、今後大いに活性化を図られるべき、あるいは住民さんの参画意識を高められるべきだと思いますが、若干名田庄地区の図書館活動の方が活性化してるんじゃないかというような声が聞こえてまいります。こういったことは、大飯地区からも名田庄地区の図書館に、少数ではない方が来られているというような現状もあるようでございます。交流ももちろん大切ではございますが、近くに、あるいは日常的に利用できるということも非常に大切でございますので、大飯地区図書館
事業の活性化並びに全体の活性化が今後とも重要だと考えますが、教育長の思いはいかがですか。 それから2点目に、中学生の海外派遣
事業でございますが、来年度より、以前ありました、父兄が以前に行っておられる場合には選考に漏れる場合があるというようなルールが撤廃されたようでございます。まことに歓迎すべき改正ではないかなというふうに思いますが、いわゆる中学生、2年生限定であるということ、それから
予算措置も17名に限定されているということということが多少気にかかるわけでございます。応募者多数の場合、先程同僚、東議員お話にもございましたが、次世代を担う子供達の国際感覚を養うという意味におきましては、幼少の折に海外から日本を眺めてみる、あるいは広く視野を求めるというようなことは大変重要かと思いますが、ホームステイ対応が多少困難な部分もあるんだというようなことを、全協の場で教育課長からお聞きをいたしました。しかしながら、応募が多数であった場合には、例えば
予算総額をすべての子供達、17人を超える子供達で、応分の負担をいただきながら参加させてあげる、あるいはホームステイについても、例えば国際交流協会、ドイツへの派遣なんかについては、応募者が多くても何とか対応できるようにというようなことも、民間では既に考えられております。そんな中で教育長の思いは、今後の
方向性についてどのようなことを考えておられるのかについて、お聞きをいたします。 3点目、心の相談員でございますが、心の相談員活用調査研究
事業の中で、特に大飯地区を対象にしながら、現在日本全国で話題に上っております子供達のいじめ、不登校の問題、我が町にも数は少ないとはいえ、そういう問題を抱えている子供達がいる中で、大いに結構なことではないかなと、あるいは評判もすこぶるよいというようなこともお聞きをいたしますが、これに対する名田庄地区の
予算措置におきましては、不登校児童・生徒適応支援
事業で若干盛られてはおりますが、まだまだ今後双方において拡充されるべき
予算だと思うわけですけれども、この点につきましても教育長の近い将来、あるいは将来にわたる構想としてはどのようなことをお考えであるのかというようなことについて、
お尋ねをいたします。
○
議長(
森口忠俊君) 吉田教育長。
◎教育長(吉田尚司君) それでは、順を追いまして御回答いたします。 まず、図書館
事業でございますが、今議員御指摘の大飯図書館と名田庄図書館がございまして、それぞれ今までの取り組みの中で本年度、18年度もそれぞれの
事業をやってきたわけですが、ひょっとすると、今議員御指摘のような評判があったかもわかりません。主な取り組みが一方では読書人口の拡大ということを示し、取り組んできたところと、その他もろもろのそれに関連する
事業を取り組んでこられた経緯がございまして、そういうことで18年度には、大飯図書館の活性化ということで、いろいろな取り組みをさせてまいりました。 その1つは図書館協
議会の立ち上げによって、図書館運営に住民の
方々の御意見を聞かせていただいて、そしてそれを取り入れていくということ。なお、学校と図書館との連携ということで、学校図書館主任の会を図書館でも持ちまして、今までから学校の図書館との連携は図っておりますけれども、より一層児童・生徒のこの段階に読書の意欲を喚起するという意味で、大変重要であろうと思いますので、そういう連絡会を設けて、より一層の児童・生徒の読書活動を推進するというようなこと、従来から行ってきました読み聞かせ講座であるとか、ブックスタート
事業であるとか、押し花教室等々、図書館の関連するものも、本年度は従来に増して取り組んできたと思います。お互いが刺激し合って、よい意味で向上に努めるよう、今後も指導を行っていきたいと考えております。 続きまして、中学生の海外派遣
事業でございますが、いろいろなお考えがございますが、来年度から、今議員御指摘の内容の変更をいたしましたので、少なくとも応募を予定しておる人数は確保できるんじゃないかというふうに考えておりますが、やはりこの問題につきましても、今がよしとしないで、いろいろな検討をこれからも図っていきたいと思います。当面は引率者であるとか、現地の受け入れの問題がございますので、多数の場合でも選考するなど、現状で
お願いしたいというふうに思っております。 それから、第3の心の相談員の配置
事業でございますが、この問題につきましてはいろんな今までの
議会の
皆さん方の御指摘等がございまして、いじめや不登校などにつきまして、保護者や子供の相談に先生とは違った立場で対応できるのが、この
事業の相談員であろうと思います。
大飯地域で従来から配置しております心の教室相談員やさわやか教室支援員などの
事業につきまして、ある程度の成果が上がっているものと考えますので、名田庄地域におきましても両校と話し合いを進めております。なお、学校の希望や相談員の人選等の条件が整いましたら、補正で対応させていただきたいと考えております。 以上でございます。
○
議長(
森口忠俊君) 1番中塚寛君。
◆1番(中塚寛君) 1点目、3点目については了解をするところでございます。 2点目につきまして、中学生の海外派遣
事業については現在の枠でというような御答弁がございました。非常に17名あるかないかということは、これはまだふたをあけてみないとわからないわけでございますが、おおい町においては、中学生に対する国際感覚を磨くための
予算を頑張ってとっているんだというようなことを、当然前向きにアピールをいただきまして、よりたくさんの中学生が応募されるように配慮をしていただきたいし、また数がふえた場合には、同じ権利として応募されているわけでございますから、その要望にこたえるべく考慮をしていただくことが非常に重要であるというようなことを指摘させていただいて、私の
質疑を終わります。
○
議長(
森口忠俊君) ほかに
質疑ございませんか。 17番土井君。
◆17番(土井清司君) ちょっと
予算全体のことについて、確認をさせていただきたいと思いますけれども、今いただいておる
予算に関する説明資料の中で、人件費が14.8%という数字になっておるわけなんですけれども、この14.8っちゅうのがどういう水準にあるのかよくわからないんですけれども、例えば地方公共団体の場合ですけれども、おおい町
一般会計ベースで100億円の
予算が上がっておるわけなんですけれども、おおい町あたりの類似団体1万人未満9,000までですけども、こういう町であれば50億円の
予算も組めないと思うんですけれども、これはたまたま100億円上がっておると。そういう中で、単純に計算すると50億円であった場合、この人件費の14.8というとこの倍の数字になるわけやね。28%になるわけなんですけども、ほいで、この今現在の14.8っちゅうのが、これはどういう水準にあるのか、ちょっと。 それと、今のおおい町の人件費というものが、水準的にこれでいいのかどうか、実際問題、おおい町の定員管理が何人でどうのこうのというようなこと、まだはっきりと聞いてはおらんのですけれども、実際町の職員は何名が適当なのかどうかということも、まだ何年間かかって何人減らすとかという漠然な話しか何も聞いてないんですけれども、この数字がこれでいいんかどうか、そこら辺ちょっと
お願いしたいと思いますし、あと投資的経費なんですけども、28.8%と極めて低い数字なんです。前年に比べても相当落ち込んでおるわけなんですけれども、町の
予算の活性化のバロメーターはここへ来るんじゃないかと、40%を切ればある程度硬直化した
予算ということになるんですけれども、当初
予算ですからこういう数字なのか、あるいは将来
補正予算で肉づけされて、この数字がどの辺まで上がる余地があるのかどうか、補正のことですから今わからんかもしれませんけれども、このままもし28.8でいくということになりますと、極めて硬直化した
予算で、おおい町の活性化というものが図れないんじゃないかというふうに思いますけど、この点1つ。 それと、もう一つなんですけれども、この資料で見ますと、1,000万円以上の
事業でも300近うあるわけです。これは
事業ですから何ですけど、これ以下も入れると相当な数字になると思うんですけども、それぞれ
事業がありまして、それぞれ
補助金なんかも出しておられると思うんですけれども、大変いろいろと多岐にわたりまして補助施策がありまして、その監督等大変やと思うんですけれども、いずれも町民の福祉の向上とか、そういうことに対する
予算措置をされておりますので、それはそれで結構なんですけども、これが果たしてきちっと目的どおり運用されているのかどうか、そこら辺の町の指導、監督ですか、そこら辺徹底していかないとだめじゃないかというふうに思うわけなんですけど、その点大丈夫なんかどうか、大丈夫ですよというお言葉があれば、この場で一つ聞かせていただきたい。 以上です。
○
議長(
森口忠俊君) 松宮総務課長。
◎総務課長(松宮利廣君) 今資料の中で人件費14.8%がこれが適当なのか、おおい町、類似団体と比べてどんな水準にあるんだというようなことでございます。 類似団体、2-2という類似の団体に入るわけでございますけれども、それにつきましては人件費が20.8%でございます。ですから、今のおおい町としてはそれより低いところにございます。それから、それは類似団体ということなんですけども、県内の、嶺南におけるその率でございますと、17年度の決算でちょっと比較しますと、美浜が33.2、高浜が16.3、おおいが10.9、若狭が12.4という数字になってございます。 それから、投資的経費が28.8%ということでございますけども、これにつきましても、類似団体、こう見てみますと18.7ということでございます。ほかの類似団体につきましては非常に低いパーセントになってございます。また、この嶺南で見ますと、美浜が21.9です。高浜が24.1、それからこれは17の決算の数値でございますけれども、おおいが42.7、それから若狭町が30.2というふうなことでございます。高いところにつきましては、繰り入れとか起債とか、そういったものを利用してございますけども、おおいの場合はそんだけ起債につきましては高くはございませんので、その辺御理解賜りたいと思います。 それから、
補助金、いろいろと交付をしてございます、各
事業にわたりまして。これにつきましては、最初に事務の協議をしていただきます。それで協議書を出していただいて、その協議書が適当であるか、その
事業に沿ったものであるか、まず最初にチェックをさせていただきます。それから、オーケーであれば交付申請をしていただきまして、その交付申請に基づいて
事業を実施していただくことになるわけでございますが、その
事業が実施されましたら実績報告を出していただくことになります。その実績報告がまた適当かどうかっていうことで、現地等の調査も含めまして書類等、帳簿も見させていただいて、適当であれば交付決定という形で次に
補助金の請求を出していただいて、支出ということになります。そこで今おっしゃった、そこでのチェック体制がどうなっているのかというようなことでございますけれども、まず協議書の段階、それから交付申請の段階、それから実績報告の段階、この3段階でチェック体制をしてまいりますので、中には訂正をしていただくものもございます。それから、途中で変更されるような
事業もございます。そういういろんな段階がございます。その段階、段階でチェックをさせていただいておりますので、
事業が適正にされているというふうには考えております。
○
議長(
森口忠俊君) 土井君。
◆17番(土井清司君) 課長、
補助金が適正に支出されとるとかされてないとか、そういうことじゃなしに、数が多いんで、プロセスは全部わかっとんですよ、それは申請して何してなんて、そんなことは一々聞きたくないんやけど、結果としてきちっとできておるのかということではなしに、できるようにきちっと指導、監督しなさいよと、こう言うたんで、それは町がきちっと指導、監督していただけばそれでいいわけなんです。それはこれ以上何も申しませんので。 それから、投資的経費の話で、今いろいろと数字が上がって御説明いただいたんですけれども、よそと比較されての数字を聞いてもこれ何の意味もないんです。今のおおい町の財政力からいけば、よその数字は余り聞いてもこれは参考にはならん。ただ、おおい町としては、少なくとも40%ぐらいなパーセンテージでないと、町の活性化として勢いがつかないんじゃないですかということを申し上げておったわけなんですけども、いや、もうそうやないんや、もう金もないなってもうあかんのやということなら、これはもういたし方ないわけですけれども、現実には類似団体に比べれば倍から3倍の
予算を組んどるわけですから。ですから、そんだけの
予算を組んどんのやから、どんどんどんどん町が活性化するような
予算を組んでくださいということを
お願いしとるんです。こんなことを言うとなんですけど、やっぱりおおいの建設業会はもう干上がってますし、それを救出せえとかなんとかということではないんですけれども、やっぱり原発立地の町ですから、それに類似するような
予算を組んでいただいて、どんどんどんどん活性化を求めたいということなんで、これも一つ、余った金は基金に積んでというようなこともあるか知らんけども、そうやなしに、
予算でいらえるもんは全部使うてしまうと。全部使うという言い方はおかしいけれども、それが活性化なんですよ。余ったさかい皆基金に積んどきゃええんやというたら、それは何もせんでええんで。基金に積むのもいいんですけども、できるだけ町が活性化するような
予算にしていただきたいということで、この数字も補正で肉づけされて、最終的にもう少し上がるんじゃないですかということを聞いておったんですけども、それに対する
お答えもなかったわけですけれども、そこら辺、再度、活性化してやりますよ、どんどんやりますよという力強い御返答をいただきたい。
○
議長(
森口忠俊君)
時岡町長。
◎
町長(
時岡忍君) 御指摘のとおり、19年度の
予算では投資的経費を前年度に比べますとかなり落としております。これは大きな
事業を進めてきた反動というふうにとらえておるわけでございますが、おおい町は御指摘のとおり、他の類似団体に比べますと多額の
予算を計上し、またその中でもパーセンテージはかなり多いつもりでおるんですけれども、今のおっしゃいますように流れといいますか、また準備段階といいますか、現在計画中のものがまだ工事、あるいはそういった面に出てこないといった、谷間にあるというふうに理解をしておるところでございます。現在計画しておる
事業がそれぞれ建設、あるいは工事等々に入ったら、またふえてくるものと理解をしております。 また加えまして、いろいろな御批判のある、いわゆる箱物といいますか、そういったことにつきましても、現在設計あるいは計画段階というふうな、時期的なものもあるというふうに御理解をいただきたいと思います。交付された金を基金に積む、計画的に基金に積んで、また一時的にそれを活用するというものもございますけれども、政策的に基金に積もうと、あてもなしにやっておるわけではございませんので、そのように御理解をいただきたいと思っておるところでございます。
○
議長(
森口忠俊君) よろしいか。 土井君。
◆17番(土井清司君) あてもなしに基金に積んどるというふうに申し上げたんではございませんので、よく御理解いただきたいと思うんですけれども、国の
交付金がある、それを基金に積んでおくと、それに対して
事業が決まっておるというものを5年や6年基金に積んでおくと、これは当然積んで処理して、使っていくわけですから、それでいいわけなんですけれども、そうやなしに、歳入の全体の中で、例えば固定資産税があり、いろいろあるわけなんですけども、そういう普通に使える金はどんどん使っていただくと。全部使えばええというわけではないですけど、それで決算ベースで余った分については、それは基金に積んでいただくというのは、これは当然結構なんですけれども、要するに財政硬直化を招かないように、できるだけ活性化するように
事業をやっていただきたいですよという趣旨で申し上げたんで、訂正しておきます。 以上です。
○
議長(
森口忠俊君)
町長。
◎
町長(
時岡忍君) よく理解をいたしております。今後とも限られた財政ではございますけれども、積極的にいろいろな面で投資的にも、福祉向上にも使っていくと、またせっかく特例債等々もありますので、計画が実行段階に移れば、非常に有効な活用ができる、またしたいと、このように思っておるところでございます。 以上です。
○
議長(
森口忠俊君) ほかに
質疑ございませんか。 浜田君。
◆23番(浜田勝美君) これ、区長会等でもよく取り上げられる問題でございますけども、防犯灯等の防犯に係る問題でございますが、今年度の
予算では防犯灯の維持経費はかなり増額をしております。さきの集中審議においての説明では、この増額分は名田庄地域の防犯灯の維持管理という点での増額というふうに理解をしておるところです。これはこれで大切なことだと思うんですけれども、昨今非常に治安の問題が大きく取り上げられておる中で、とりわけ大飯地区だけを取り上げる問題じゃございませんが、学校の通学路の防犯灯、これは
皆さん大方の
方々も見られておると思いますけども、極めて形だけっていいますか、全く防犯灯の明るさがない、非常に暗い防犯灯、言葉は悪いですが昼あんどんのような感じ、これでは子供達の通学等々も含めて、非常に危険が伴います。こうした点についても、もう少し現状を把握して、対策を講じる必要があるんではないか、さきの集中審議の時にも、その点については話として出させていただいておりますけれども、本年度
予算は既に提案されておりますのですが、現状をよく把握されて今後の対策も検討いただきたい。 あわせて、防犯灯に絡みましては、地区やら各区と区との接点、どちらにも存在しないようなブラックボックスのようなところが各所に存在しております。そういうような盲点になっているところ、これをあわせて今後の防犯上の問題点から一度把握をして、
補正予算等を組むなり対応策をぜひ一度考えていただきたい、これはひとつ
お願いしておきます。 それともう一点、防災対策
事業の中の洪水ハザードマップの作成で、約3,000万円の
予算計上がされております。これもさきの審議の時に申し上げておりますけれども、出された図面を見て、実は非常に理解しがたい内容でございました。と申しますのは、いわゆる国道27号線から海岸線の方は、これは御存じのとおり海抜ゼロメートル地点でございます。地図を見てて説明を受けた範囲、全く佐分利川のはんらん等々によって受ける災害の予想っていうものが現状とはかけ離れている。あわせて、昨今の温暖化によって、海水温が非常に上昇していきよるのもこれ事実でございます。そうしたことは、一昨年の災害が出た事例にもございます。こうしたハザードマップは非常に大事でございますし、今後の安全という面から積極的に取り上げていただきたいと思いますが、現状をしっかり把握した中で、デスクワークだけで物事を進めると現状とはかけ離れる。だから、過去の例もしっかり踏まえていただいて、いつ起こるかわからないそういう災害、不幸にも能登半島の地震というのは、想像していないようなことが起こって現実におります。 また、おおい町を振り返ってみますときに、旧大飯町を見ましたときに、昭和28年の13号台風や50年前のあの災害っていうのは、まさに未曾有の大被害をもたらしておる、こうしたものを経験した一人として、このハザードマップそのものの、机上計算でこの問題を取り上げて進めていくというのは、いささか疑問にも感じますし、もう少し慎重な対応が必要であろうと、こういうふうに思います。その点一つ、この
予算についてはもう上程されておりますのですけれども、今後進める中でそうしたものをしっかり議論されて、前向きな取り組みを一つしていただきたいと思いますが、いかがでございましょうか。
○
議長(
森口忠俊君) 質問要るんか。 松宮総務課長。
◎総務課長(松宮利廣君) 今3点ほど御指摘といいますか、御要望といいますか、ございまして、防犯灯のまず件で、学校の通学路についてる防犯灯について、設置はされてるんですけれども、余りにも暗いんじゃないかというような御指摘もございます。一度、現状把握をさせていただきたいと思います、教育委員会とも連携を図りながら。 それから、各区と区との接点といいますか、どちらの集落といいますか、区にも属さない場所での防犯灯について、もう一度見直しをしていただきたいというようなことであります。これにつきましては、全協でも御質問ございまして、もう一度しっかりと把握をしてまいりたいというふうに思っております。 それから、洪水ハザードマップの件でございますけれども、さきに資料としてお示しをしましたのは、県の方で作成しました、佐分利川で50年に1回の283日の総雨量想定をしたものでございまして、当然おっしゃるように、おおい町におきましては、これまで佐分利川だけのはんらんだけではありませんので、ほかの河川もございまして、そういったものを、過去の例もしんしゃくしながら十分に検討して、おおい町としてのハザードマップを作成してまいることとしておりますので、よろしく御理解賜りたいと思います。
○
議長(
森口忠俊君) 浜田君。
◆23番(浜田勝美君) ありがとうございました。前向きな答弁をいただきました。名田庄地区、大飯地区、両地区において、我々住民の生活に密着した安全安心対策という面からも、非常に大事なことでございますので、一つぜひ今の御答弁、具体化するように取り組んでいただきたいと
お願いして、終わります。
○
議長(
森口忠俊君) ほかにございませんか。 ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
森口忠俊君) これをもって
質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
森口忠俊君) 討論なしと認めます。 これより
議案第20
号平成19年度おおい
町一般会計予算を起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後3時18分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第21
号平成19年度おおい
町老人医療事業特別会計予算を起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後3時19分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第22
号平成19年度おおい
町国民健康保険事業特別会計予算を起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後3時19分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第23
号平成19年度おおい
町国民健康保険診療事業特別会計予算を起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後3時19分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第24
号平成19年度おおい
町介護保険事業特別会計予算を起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後3時20分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第25
号平成19年度おおい
町介護サービス事業特別会計予算を起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後3時20分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第26
号平成19年度おおい
町簡易水道事業特別会計予算を起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後3時20分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第27
号平成19年度おおい
町農業集落排水事業特別会計予算を起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後3時21分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第28
号平成19年度おおい
町特定環境保全公共下水道事業特別会計予算を起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後3時21分)
○
議長(
森口忠俊君) ここで、この際暫時休憩をいたします。 午後3時21分 休憩 午後4時16分 再開
○
議長(
森口忠俊君) 再開いたします。 休憩前に引き続き会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~
△
日程第4
議案第29号
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴うおおい町関係条例の整備に関する条例の制定について
議案第30号 おおい町副
町長定数条例の制定について
○
議長(
森口忠俊君)
日程第4、
議案第29号
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴うおおい町関係条例の整備に関する条例の制定について及び
議案第30号おおい町副
町長定数条例の制定についてを議題といたします。 本案に対する
提案理由の説明は既に終了しておりますので、これより
質疑に入ります。
質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
森口忠俊君)
質疑なしと認めます。 これをもって
質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
森口忠俊君) 討論なしと認めます。 これより
議案第29号
地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴うおおい町関係条例の整備に関する条例の制定についてを起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後4時17分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第30号おおい町副
町長定数条例の制定についてを起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後4時18分)
~~~~~~~~~~~~~~~
△
日程第5
議案第31号 おおい町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について
議案第32号 おおい町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正について
議案第33号 おおい町課設置条例の一部改正について
議案第34号 おおい町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正について
議案第35号 おおい町
一般職の給与に関する条例の一部改正について
○
議長(
森口忠俊君)
日程第5、
議案第31号おおい町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてから
議案第35号おおい町
一般職の給与に関する条例の一部改正についてまでの5
議案を一括して議題といたします。 本案に対する
提案理由の説明は既に終了しておりますので、これより
質疑に入ります。
質疑ございませんか。 勝山君。
◆9番(
勝山欣一君) この
議案第31号の件なんですが、これについての現在の
町長の給料87万円を85万円というふうに改正をされておりますが、これの明確なる
法的根拠、何に基づいてこの単なる2万円減額というふうにされたのか、
町長の自身の口からお聞きをいたします。
○
議長(
森口忠俊君) 答弁を求めます。
時岡町長。
◎
町長(
時岡忍君) 特別職の報酬審
議会の御意見によりまして、決定したものであります。
○
議長(
森口忠俊君) 勝山君。
◆9番(
勝山欣一君) 審
議会で決定をされたので、2万円の減額でいいということで、審
議会が決定したということでございましたね。それで結構ですね。 それでは、その時に議員報酬については何らお話がなかったんでしょうか。私達はかなりの額、
町長の2万円以上に減額されておりますので、それについてのコメントをひとつ
お願いいたします。
○
議長(
森口忠俊君)
時岡町長。
◎
町長(
時岡忍君) 審
議会におきましては、私は出席をさせていただいておらんのですけども、出席をした者の話として、少し低いんではないかという意見は出ておったそうでございます。しかし、引き上げるというところまでには至らなかったということでございます。 以上です。
○
議長(
森口忠俊君) 勝山君。
◆9番(
勝山欣一君) 私達の分については、何ら考慮はされなかったというふうにして理解をしまして、新しく4月以後、そういう機会がありましたら、このようなことのないように、すべて公平に配分をしていただくよう、また重要な
議会でございますので、そういうところで格差をつけるというようなことが二度とないように、
町長に
お願いをいたします。終わります。
○
議長(
森口忠俊君) ほかに
質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
森口忠俊君)
質疑なしと認めます。 これをもって
質疑を終了いたします。 これより討論に入ります。 討論ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○
議長(
森口忠俊君) 討論なしと認めます。 これより
議案第31号おおい町特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正についてを起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後4時22分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第32号おおい町教育委員会教育長の給与、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてを起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後4時22分)
○
議長(
森口忠俊君) これより
議案第33号おおい町課設置条例の一部改正についてを起立によって採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○
議長(
森口忠俊君) 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 (可決 午後4時23分)