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11月24日-01号

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  1. 大分県議会 2021-11-24
    11月24日-01号


    取得元: 大分県議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-13
    令和 3年 第4回定例会(12月)     令和3年第4回大分県議会定例会会議録(第1号)令和3年11月24日(水曜日)  -------------------------------議事日程第1号            令和3年11月24日              午前10時開会第1 会議録署名議員の指名第2 会期決定の件第3 第105号議案から第115号議案まで   (議題、提出者の説明)第4 議員派遣件  -------------------------------本日の会議に付した案件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 会期決定の件日程第3 第105号議案から第115号議案まで     (議題、提出者の説明)日程第4 議員派遣件  -------------------------------出席議員 43名  議長        御手洗吉生  副議長       三浦正臣            志村 学            井上伸史            吉竹 悟            清田哲也            今吉次郎            阿部長夫            太田正美            後藤慎太郎            衛藤博昭            森 誠一            大友栄二            井上明夫            鴛海 豊            木付親次            古手川正治            嶋 幸一            元吉俊博            麻生栄作            阿部英仁            成迫健児            浦野英樹            高橋 肇            木田 昇            羽野武男            二ノ宮健治            守永信幸            藤田正道            原田孝司            小嶋秀行            馬場 林            尾島保彦            玉田輝義            平岩純子            吉村哲彦            戸高賢史            河野成司            猿渡久子            堤 栄三            荒金信生            末宗秀雄            小川克己欠席議員 なし  -------------------------------出席した県側関係者  知事        広瀬勝貞  副知事       尾野賢治  副知事       黒田秀郎  教育長       岡本天津男  公安委員長     石田敦子  代表監査委員    長谷尾雅通  総務部長      和田雅晴  企画振興部長    大塚 浩  企業局長      浦辺裕二  病院局長      井上敏郎  警察本部長     松田哲也  福祉保健部長    山田雅文  生活環境部長    磯田 健  商工観光労働部長  高濱 航  農林水産部長    佐藤 章  土木建築部長    島津惠造  会計管理者会計管理局長            森山成夫  防災局長      梶原文男  観光局長      秋月久美  人事委員会事務局長 法華津敏郎  労働委員会事務局長 稲垣 守  -------------------------------     午前10時 ○御手洗吉生議長 おはようございます。 開会に先立ち、先般新たに代表監査委員に就任された長谷尾雅通君及び公安委員に再任された板井良助君から御挨拶があります。長谷尾雅通君。 ◎長谷尾雅通代表監査委員 10月1日付で代表監査委員に就任した長谷尾雅通です。どうぞよろしくお願いします。(拍手) ○御手洗吉生議長 板井良助君。 ◎板井良助公安委員 10月12日付で大分県の公安委員に再任された板井良助です。どうぞよろしくお願いします。(拍手)  -------------------------------     午前10時 開会 ○御手洗吉生議長 ただいまから令和3年第4回定例会を開会します。  -------------------------------御手洗吉生議長 これより本日の会議を開きます。  ------------------------------- △諸般の報告 ○御手洗吉生議長 日程に入るに先立ち、諸般の報告をします。 まず、監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定により、9月及び10月の例月出納検査の結果について、文書をもって報告がありました。 次に、去る10月4日に人事委員会から、地方公務員法第8条第1項、第14条第2項及び第26条の規定に基づき、職員の給与等に関する報告及び勧告がありました。 なお、文書は、その写しを既に各議員に配付しております。 次に、知事から、損害賠償の額の決定について報告がありました。 なお、報告書は、お手元に配付の議案書の末尾に添付してあります。 次に、会議規則第125条第1項ただし書の規定により、お手元に配付の表のとおり議員を派遣しました。 以上、報告を終わります。 本日の議事は、お手元に配付の議事日程第1号により行います。  ------------------------------- △日程第1 会議録署名議員の指名 ○御手洗吉生議長 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第123条の規定により、木付親次君及び原田孝司君を指名します。  ------------------------------- △日程第2 会期決定の件 ○御手洗吉生議長 日程第2、会期決定の件を議題とします。 お諮りします。今期定例会の会期は、本日から12月10日までの17日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○御手洗吉生議長 御異議なしと認めます。 よって、会期は17日間と決定しました。  ------------------------------- △日程第3 第105号議案から第115号議案まで(議題、提出者の説明) ○御手洗吉生議長 日程第3、第105号議案から第115号議案までを一括議題とします。  -------------------------------第105号議案 令和3年度大分県電気事業会計補正予算(第1号)第106号議案 大分県使用料及び手数料条例の一部改正について第107号議案 当せん金付証票の発売について第108号議案 大分県の事務処理の特例に関する条例の一部改正について第109号議案 大分県病院事業に係る料金条例の一部改正について第110号議案 工事請負契約の締結について第111号議案 工事請負契約の変更について第112号議案 大分県立学校の設置に関する条例の一部改正について第113号議案 大分県立学校の設置に関する条例の一部改正について第114号議案 工事請負契約の変更について第115号議案 警察署の名称、位置及び管轄区域条例等の一部改正について  -------------------------------御手洗吉生議長 提出者の説明を求めます。広瀬知事。  〔広瀬知事登壇〕 ◎広瀬勝貞知事 令和3年第4回定例県議会の開会にあたり、県政諸般の報告を申し上げ、あわせて今回提出した諸議案について説明します。 新型コロナウイルス感染拡大の第5波がようやく収まり、感染の流行は小康状態にあります。目先の危機が遠のいた今こそ、これまでの対策を検証し、得られた知見や反省点を今後に生かしていくことが大事です。 まずは、変異株への対応です。第5波では、驚異的な感染力を有するデルタ株が主流となり、ガイドラインを遵守する事業所等でもクラスターが発生しました。専門家からはエアロゾル感染のリスクも指摘されています。そこで感染再拡大が心配される冬場の備えとしても、現在、不織布マスクの着用や十分な換気など、エアロゾル対策をより重視した取組を徹底しているところです。 第2は、医療提供体制の確保です。デルタ株の出現で感染者が急増し、本県でも医療の逼迫が危惧されました。そのため入院病床を急ぎ追加確保し、軽症者等に対応する宿泊療養施設も随時開設していきました。そして、この双方を適切に使い分けながら患者を受け入れ、その過程では重症化を防ぐ中和抗体療法もあわせ導入することで、病床回転率の向上を図ったところです。患者対応にあたっては、このように施設や治療法などを柔軟に組み合わせることが効果的であり、こうした学びを今後にも生かします。 第3は、防疫対策の最前線を担う保健所の機能強化です。これまでも感染拡大期には、適宜、応援職員の派遣などでしのいできましたが、これからは、いざというときの即応体制を平時より整えておくことが肝要です。そのため、市町村や医療機関との適切な役割分担の下、関係者間の連携体制を拡充します。また、クラスター発生時の現地調査や陽性者への積極的疫学調査などで得られた情報は、保健師等に配備するタブレットや即時データベース化が可能なクラウドシステムを使い、迅速に関係者と共有することで業務効率を高めていきます。 最後に、やはり肝腎なのは、ワクチン接種の促進です。 第5波に際しても、重症化予防などのワクチン効果は明らかでした。今月中には希望する県民への2回目接種がおおむね完了する見込みであり、来月から開始する3回目接種にも万全を期していきます。 このような県の取組に加え、国に対しても、緊急事態措置まん延防止等重点措置の適用の在り方などに関する課題を提起し、今後に向けた具体的な検討を求めているところです。 こうして新型コロナウイルスへの対応力を強化し、次なる感染拡大に備える中、次は社会経済の再活性化です。 まずは、生活困窮者等への支援です。なかでも生活福祉資金については、これまでに再貸付等を含む延べ約3万7千件、約145億円の特例貸付を行い、収入が大きく減少した世帯等の生計維持と自立をしっかりと応援しているところです。県内企業の大宗を占める中小企業小規模事業者事業継続と雇用維持も欠かせません。そのため、国による月次支援金雇用調整助成金などに加え、融資等を受けながら将来に向けて努力する事業者には、県独自の応援金も用意しました。県内企業の約半数にあたる1万9千者に約105億円の資金を給付し、新しい生活様式への対応などを支援したところです。 今後とも、このほど閣議決定された国の経済対策による様々な給付金なども生かしながら、コロナの影響で生活に苦しむ方や疲弊する中小企業小規模事業者への支援には重きを置いて取り組んでいきます。 このような中、行動制限緩和のツールとなるワクチン・検査パッケージの導入が決まり、また、経口治療薬年内実用化も現実味を帯びてきました。いよいよ世の中が本格的に動き出そうとしています。そこで大事なのは、やはり人と仕事の好循環で地域を活性化する大分県版地方創生の加速前進です。 とりわけ観光業は、宿泊や飲食、物販、交通など関連産業の裾野が広く、その復興は県経済の浮揚に重要な役割を果たします。まずは、観光需要を喚起する新しいおおいた旅割や再開が待たれるGoToトラベルなどもフル活用し、おんせん県おおいたを早期に復興させていきます。 さらに、日本唯一のホーバークラフトや令和5年のツール・ド・九州といった、大分ならではのコンテンツによる誘客を促進します。また、アウトドア需要の高まりやサイクルツーリズムなど新しい旅のかたちも取り込みながら、誘客の幅を広げます。大規模観光キャンペーンの誘致活動なども、官民一体で展開していきたいと考えています。 地方創生には、県内各地に仕事の場をつくり出す農林水産業も重要であり、その成長産業化が急がれます。まず農業では、先月、大分県農業総合戦略会議が行動宣言を取りまとめました。これは、本県の顔となる園芸品目の産地拡大や、産地が主体となった担い手の確保、育成などについて関係団体が一致団結して取り組むことを表明したものです。県としても、農業再生の最後のチャンスという気持ちで支援していきます。 林業では、循環型林業の確立に向けて、林業・木材産業の振興を図るほか、来年11月の全国育樹祭大分県大会を契機に、次代につながる森林(もり)づくりを県民総参加でさらに拡大していきます。 水産業の関係では、つくり育てる漁業を推進するため、その一翼を担う大分県種苗生産施設の建て替えに着手しました。令和5年度には、機能強化を果たした新たな施設を本格稼働させ、次いで翌年の全国豊かな海づくり大会を迎えたいと思っています。 こうした中、人々の生活様式コロナ禍で非対面、非接触へと大きく変化したこともあり、日常のあらゆる面でデジタル化が急速に進展しています。ポストコロナ社会における県勢発展のためにも、この流れに乗り遅れることなく、生活や経済、そして行政など多様な分野でDX、デジタルトランスフォーメーションを推進していかなければなりません。 特にこれからの企業活動においては、DXによる生産性向上競争力確保が不可欠です。地域社会の主役である中小企業等も例外ではありません。例えば、直接的な利益を生まない経理や庶務などのバックオフィスをデジタル技術で効率化し、時間・資金・労力を本業のフロントオフィスに集中させていくという考え方は大変重要です。また、さきほど述べた観光分野では、来県客の移動手段となる2次交通について、その利便性を高めるMaaSの導入に期待が集まっています。これから県内企業の皆さんが構造改革へとつながるDXを実践し、そして新たな活力分野を切り拓けるよう、県もきめ細かに支援していきます。また、コロナ禍で行政のデジタル化の遅れが露見したことを踏まえ、県民の利便性向上行政事務の効率化の基盤となる、マイナンバーカードの活用促進や公金収納のキャッシュレス化に取り組み、あわせて各種行政手続の電子化を進めていきます。 加えて、AIやドローン、アバターなど発展著しい先端技術も、地域課題の解決や新産業の創造に向けて積極的に活用していく必要があります。特に目を離せないのが宇宙技術です。その関連産業は世界的な市場拡大が見込まれており、将来の地域経済を支える魅力的な柱になり得るものと考えています。そのため、宇宙産業を本県の新たな基幹産業とすべく、その足がかりとして現在、大分空港スペースポート化に向けた取組を、ヴァージン・オービット、ANAとともに、足並みをそろえながら進めています。こうした中、この両者が人工衛星事業の展開で基本合意に至りました。令和4年以降、10年間で20回の打ち上げという具体的な目標も示されたところです。プロジェクト実現に向け、大きな前進です。乗り越えるべき課題もありますが、未来を担う子どもたちと宇宙への夢を共有しながら、アジア初の水平型の人工衛星打上拠点「宇宙港」の開港を何としても成し遂げていきたいと思っています。 今月21日、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のオンラインによる御臨席の下、大分国際車いすマラソン第40回記念大会が開催されました。コロナ禍で海外選手の入国は限定的でしたが、東京パラリンピックでも活躍した世界のトップアスリートが、県民の期待に応え来県してくれました。節目の大会にふさわしいハイレベルのレースが展開され、マルセル・フグ選手が見事、世界新記録で優勝しました。車いすマラソンで世界をリードする大分県としては、今回も無事その役割を果たすことができ、大変よかったと思っています。 世界といえば、ユネスコ創造都市ネットワークの加盟都市に、このたび臼杵市が食文化の分野で認定されました。申すまでもなく、臼杵市は日本伝統の和食を支えるみそやしょうゆなど醸造・発酵産業が盛んです。質素倹約の精神を今に伝える郷土料理も代々受け継がれ、近年では、循環型社会の実現に向けた有機農業にも意欲的に取り組んでいます。こうした奥深い食文化が世界的に認められたことは誠に誇らしく、これを機に、臼杵市や県内各地の伝統ある食文化が、内外に広く発信されるよう応援していきます。 また、日中韓3か国による東アジア文化都市事業もいよいよ来年に迫ってきました。芸術文化に関する都市間交流をはじめ、県内各地でも多彩な関連行事が周年開催されることになっています。観光振興の面からもこれを盛り上げ、インバウンド復活のきっかけにもしていきたいと思っています。 次に、提出した諸議案について、主な内容を説明申し上げます。 第108号議案大分県の事務処理の特例に関する条例の一部改正についてです。 これは、農地法に基づく知事の権限に属する事務の一部を由布市が処理することとし、また、麻薬及び向精神薬取締法施行規則の一部改正に伴い、知事の権限に属する事務の一部を大分市が処理することとするものです。 第112号議案大分県立学校の設置に関する条例の一部改正についてです。 これは、生徒数の減少に伴い募集停止をしている県立国東高等学校双国校について、在校生が卒業する今年度末をもって廃止するものです。 以上をもって提出した諸議案の説明を終わります。何とぞ慎重御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○御手洗吉生議長 これをもって提出者の説明は終わりました。  ------------------------------- △日程第4 議員派遣の件
    御手洗吉生議長 日程第4、議員派遣の件を議題とします。 お諮りします。会議規則第125条第1項の規定により、お手元に配付の表のとおり議員を派遣したいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○御手洗吉生議長 御異議なしと認めます。 よって、お手元に配付の表のとおり議員を派遣することに決定しました。 次に、お諮りします。 ただいま可決された議員派遣の内容について、今後変更を要するときには、その取扱いを議長に御一任願いたいと思いますが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○御手洗吉生議長 御異議なしと認めます。 よって、そのように決定しました。  -------------------------------御手洗吉生議長 以上をもって本日の議事日程は終わりました。 お諮りします。明25日、26日、29日及び30日は議案調査のため休会としたいと思います。これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○御手洗吉生議長 御異議なしと認めます。 よって、明25日、26日、29日及び30日は休会と決定しました。 なお、27日及び28日は県の休日のため休会とします。 次会は、12月1日定刻より開きます。日程は決定次第通知します。  -------------------------------御手洗吉生議長 本日は、これをもって散会します。     午前10時23分 散会...