○
御手洗吉生議長 御異議なしと認めます。 よって、各案件は委員長の報告のとおり決定しました。 次に、第112号議案について、起立により採決します。 本案は
地方自治法第244条の2第2項の規定により出席議員の3分の2以上の者の同意を必要とします。出席議員は43人であり、その3分の2は29人です。 本案に対する委員長の報告は可決であります。 本案は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
御手洗吉生議長 ただいまの起立者は所定数以上でであります。 よって、本案は委員長の報告のとおり可決されました。
-------------------------------
△日程第2 第118号議案及び第119号議案(議題、提出者の説明、質疑、討論、採決)
○
御手洗吉生議長 日程第2、第118号議案及び第119号議案を一括議題とします。
-------------------------------第118号議案
教育委員会委員の任命について第119号議案
公害審査会委員の任命について
-------------------------------
○
御手洗吉生議長 提出者の説明を求めます。広瀬知事。 〔
広瀬知事登壇〕
◎
広瀬勝貞知事 ただいま上程された人事議案について説明します。 第118
号議案教育委員会委員の任命については、林浩昭氏の任期が来たる12月21日で、鈴木恵氏の任期が令和4年1月31日で満了するため、両氏を再任することについて、第119
号議案公害審査会委員の任命については、大分県
公害審査会委員の任期が令和4年1月7日で満了するため、原口祥彦氏、井田雅貴氏、中山裕佳氏、貞永明美氏、斉藤功氏、影山隆之氏、平田誠氏及び大上和敏氏を再任し、並びに前原理佳氏及び安部茂氏を新たに任命することについて、それぞれ議会の同意をお願いするものです。 何とぞ慎重御審議の上、御賛同いただきますようお願いします。
○
御手洗吉生議長 以上で提出者の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 別に御質疑もないようですので、質疑を終結します。 お諮りします。両案は
委員長付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
御手洗吉生議長 御異議なしと認めます。 よって、両案は
委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入りますが、ただいまのところ通告がありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結し、これより採決に入ります。 両案はこれに同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
御手洗吉生議長 御異議なしと認めます。 よって、両案はこれに同意することに決定しました。
-------------------------------
△日程第3 議員提出第18号議案から議員提出第20号議案まで(議題、提出者の説明、質疑、討論、採決)
○
御手洗吉生議長 日程第3、議員提出第18号議案から第20号議案までを一括議題とします。
-------------------------------議員提出第18号 大雨などによる災害対策の充実強化を求める
意見書議員提出第19号
地球温暖化に伴う気候変動、
新型コロナウイルス感染症拡大下における持続可能な営農支援を求める
意見書議員提出第20号
選択的夫婦別姓制度の議論を求める
意見書 -------------------------------
○
御手洗吉生議長 順次、提出者の説明を求めます。羽野武男君。 〔
羽野議員登壇〕
◆
羽野武男議員 ただいま議題となった議員提出第18号議案及び第19号議案について、あわせて提案理由を説明します。 まず、第18
号議案大雨などによる災害対策の充実強化を求める意見書についてです。 近年各地で記録的な豪雨が発生する中、本年7月3日に、熱海市伊豆山地区で大規模な土石流が発生するなど、幅広い地域で土砂崩れや河川の氾濫が引き起こされ、人的被害とともに、
住宅被害等が発生しています。 今後も予測される大雨や台風をはじめ、あらゆる災害に対する万全の備えを講じる必要があることから、国等に対し、既に発生した災害に対する対応や、盛土に起因する
土石流災害に対する総合的な
発生防止対策、コロナ禍における災害時の避難等に関する政策の確立など、災害対策の充実強化を図るための諸事項について、特段の措置を講じるよう強く求めるものです。 次に、議員提出第19号議案、
地球温暖化に伴う気候変動、
新型コロナウイルス感染症の拡大下における持続可能な営農支援を求める意見書についてです。 近年、
地球温暖化の進行に伴う気候変動を背景に、自然災害の激甚化が進むだけでなく、猛暑、低温等の異常気象による農作物の
品質低下等が見られ、これら気象の影響による農作物への被害は、営農意欲の減退につながるほか、農産物の価格高騰により、消費者への食料供給にも影響を及ぼしています。 こうした状況が続けば、将来的に
農林水産業、農山漁村の存立を危うくする懸念があります。 また、
新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響により、特定の産品供給を外国に依存することのリスクが明確となった一方で、様々な
農林水産物が国内での消費の機会を失ったことで価格が低下し、再生産を阻害する要因にもなりました。 以上のことから国等に対し、農業者の経営努力では避けられないリスクを広く補償する収入保険、農業共済への加入促進や、災害の発生防止と営農継続に向けた防災・減災事業の積極的推進、将来予見性を高めた営農の継続及び安定に向けた取組など、地球環境問題に向き合い、持続可能な
農林水産業の経営を目指すための諸事項について、特段の措置を講じるよう強く要請するものです。 案文はお手元に配付していますので、朗読は省略します。 説明は以上です。何とぞ御賛同くださるよう、よろしくお願いします。
○
御手洗吉生議長 河野成司君。 〔
河野議員登壇〕
◆
河野成司議員 公明党、河野です。 ただいま議題となった議員提出第20
号議案選択的夫婦別姓制度の議論を求める意見書案について提案理由を御説明します。 平成30年2月に内閣府公表の世論調査で、夫婦同姓も夫婦別姓も選べる
選択的夫婦別氏(姓)制度の導入に賛成または容認すると答えた国民は66.9%に上り、反対の29.3%を大きく上回りました。 しかし、現行民法では、婚姻時に夫婦のいずれか一方の姓を選択することと規定されており、社会的な信用と実績を築いてきた方も、自己同一性を喪失し苦痛を伴う場合が生じていたり、一部の資格証で旧姓使用が認められていないことから、姓を維持するために法的な保障の少ない事実婚を選択するという事実も指摘されているところです。
少子高齢化による
一人っ子同士の結婚や、子連れ再婚、高齢での結婚が増え、改姓を望まないと考える人、また、現行の民法では改姓しなければならないことから結婚を諦めてしまう人がいると、一層非婚や少子化につながる要因にもなっていると指摘されています。 このような状況から、国連の
女子差別撤廃委員会は日本政府に対し、女性が婚姻前の姓を保持する選択を可能にするよう再三にわたり民法の改正を勧告しています。 さらに、平成27年12月の最高裁判決に引き続き、本年6月の最高裁決定においても
夫婦同姓規定が合憲とされる一方、夫婦の氏に関する制度の在り方については、国会で論ぜられ、判断されるべきであるとされたものの、依然として国会での議論は進んでいない状況にあります。 両性が生きづらさを感じることのない社会を目指す上で、重要課題であるとの認識が広がっているところです。 よって、国会及び政府に対し、国民の価値観の多様化及び世論の動向等を踏まえ、
選択的夫婦別姓制度の議論を行うよう強く要望します。 文案はお手元に配付のとおりですので、朗読は省略します。 何とぞ慎重御審議の上、御賛同いただくようよろしくお願いします。
○
御手洗吉生議長 以上で提出者の説明は終わりました。 これより質疑に入ります。 別に御質疑もないようですので、質疑を終結します。 お諮りします。各案は
委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
御手洗吉生議長 御異議なしと認めます。 よって、各案は
委員会付託を省略することに決定しました。 これより討論に入ります。ただいまのところ通告はありませんので、討論なしと認めます。 これをもって討論を終結し、これより採決に入ります。 まず、議員提出第18号議案及び第19号議案について起立により採決します。 両案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
御手洗吉生議長 起立少数であります。 よって、両案は否決されました。 次に、議員提出第20号議案について起立により採決します。 本案は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 〔
賛成者起立〕
○
御手洗吉生議長 起立少数であります。 よって、本案は否決されました。
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△日程第4 閉会中の継続審査及び調査の件
○
御手洗吉生議長 日程第4、閉会中の継続審査及び調査の件を議題とします。
------------------------------- 閉会中の
継続審査事件農林水産委員会 請願12 コロナ禍による米の需給改善と米価下落の対策の意見書の提出について
------------------------------- 閉会中における
常任委員会、
議会運営委員会の
継続調査事件総務企画委員会 1、職員の進退及び身分に関する事項について 2、県の
歳入歳出予算、税その他の財務に関する事項について 3、市町村その他公共団体の行政一般に関する事項について 4、条例の立案に関する事項について 5、県行政の総合企画及び総合調整に関する事項について 6、国際交流及び文化振興に関する事項について 7、広報及び統計に関する事項について 8、地域振興及び交通対策に関する事項について 9、出納及び財産の取得管理に関する事項について10、他の委員会に属さない事項について
福祉保健生活環境委員会 1、社会福祉に関する事項について 2、保健衛生に関する事項について 3、社会保障に関する事項について 4、県民生活に関する事項について 5、環境衛生、環境保全及び公害に関する事項について 6、男女共同参画、青少年及び学事に関する事項について 7、災害対策、消防防災及び交通安全に関する事項について 8、県の病院事業に関する事項について
商工観光労働企業委員会 1、商業に関する事項について 2、工・鉱業に関する事項について 3、観光に関する事項について 4、労働に関する事項について 5、情報化の推進に関する事項について 6、電気事業及び工業用水道事業に関する事項について
農林水産委員会 1、農業に関する事項について 2、林業に関する事項について 3、水産業に関する事項について
土木建築委員会 1、道路及び河川に関する事項について 2、都市計画に関する事項について 3、住宅及び建築に関する事項について 4、港湾その他土木に関する事項について
文教警察委員会 1、市町村教育委員会の指導に関する事項について 2、県立学校の施設及び設備の充実に関する事項について 3、教職員の定数及び勤務条件に関する事項について 4、義務教育及び高校教育に関する事項について 5、へき地教育及び特別支援教育の振興に関する事項について 6、社会教育及び体育の振興に関する事項について 7、文化財の保護に関する事項について 8、治安及び交通安全対策に関する事項について
議会運営委員会 1、議会の運営に関する事項について 2、議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項について 3、議長の諮問に関する事項について
-------------------------------
○
御手洗吉生議長 各
常任委員長及び議会運営委員長から、会議規則第73条の規定によりお手元に配付のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申出がありました。 お諮りします。各委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
御手洗吉生議長 御異議なしと認めます。 よって、各委員長から申出のとおり、閉会中の継続審査及び調査に付することに決定しました。
-------------------------------
○
御手洗吉生議長 以上をもって今期定例会に付議された諸案件は全て議了しました。
-------------------------------
○
御手洗吉生議長 これをもって令和3年第4回定例会を閉会します。 午前10時31分 閉会
------------------------------- なお、閉会後、永年勤続議員に対する表彰が行われたので、参考のためその氏名を掲載する。 全国都道府県議会議長会表彰 勤続30年以上 阿部英仁 勤続10年以上 尾島保彦 馬場 林 小嶋秀行 古手川正治 原田孝司 藤田正道 守永信幸 三浦正臣 議会表彰 勤続30年以上 阿部英仁 勤続10年以上 尾島保彦 馬場 林 小嶋秀行 古手川正治 原田孝司 藤田正道 守永信幸 三浦正臣 知事感謝状 勤続30年以上 阿部英仁 勤続10年以上 尾島保彦 馬場 林 小嶋秀行 古手川正治 原田孝司 藤田正道 守永信幸 三浦正臣...