◆
吉村健治 委員 ありがとうございます。
新たな
盛土を造られるときとか、そういうのがまだ今後とも出てくると思いますので、引き続きチェックしていって、悲惨な事故がないようにお気をつけいただきたいと思います。
以上です。
◆
津田征士郎 委員 所管事務報告の(3)、
令和3年8月
豪雨による
農水産業の
被害状況について、ちょっとお聞きしたいと思いますけれども、非常に長雨が続いて、その後、猛暑。非常に照ったもんですから、特に、園芸もそうですが、
果樹関係については、
果樹が非常に軟弱になって、そこに
炭疽病菌が入って、恐らく
果樹農家の方は、ほとんど極わせ、わせについて
被害が出ているというようなことだろうと思います。
現地調査もなされておりましたが、その結果をちょっと御
報告願いたいと思います。
分かりますか。行かれてなかったら……。
それでは、私の方から、この件について、
農家の方は大変で、
炭疽病といいますか、長雨の
被害が出てきておったもんですから、
白河部委員あたりは
関係されておられた
農業共済ですが、
果樹共済には何%ぐらいが。また、
果樹共済に入っておられない方、
果樹共済ではなくて
収入保険、これにどのくらい入っておられるか。この率をちょっと教えていただけたら幸いです。
◎
宮本政司 農業支援課長 まず、
共済と
収入保険制度への
加入率ですが、
熊本市
果樹産地推進協議会の
資料によりますと、
令和3年度は、
果樹共済への
加入戸数は4戸、
収入保険制度への加入数は187戸で、26.5%になります。
現在は、
果樹共済から
収入保険制度へ移行されている
農家が多く、
本市としましても
農業共済組合や県、
JA等で、
農業経営収入保険制度普及推進
協議会を設立し、加入推進を図っているところでございます。
以上でございます。
◆
津田征士郎 委員 ありがとうございました。
もう1点、先ほど大塚
総括審議員から話がございました
新規就農者、64名というようなことでございました。非常に意を強くいたしましたけれども、やはり現在は、園芸
農家にしろ
果樹農家にしろ、高齢化で担い手不足が顕著になってきております。イコール耕作放棄地というようなことが相当増えてきつつあるわけですが、私の家の近くに
農業実習生として外国人、特にタイからの方が相当増えつつあります。
熊本市で今、何名ぐらいの
農業実習生の方が入っておられるのかをちょっと教えていただきたいと思います。
◎
宮本政司 農業支援課長 外国人労働者の件についてですが、これは先月、農協の方に聞き取りした分がございます。それでいきますと、外国人受入
状況につきましては、大体60人程度と聞いております。
以上です。
◆
津田征士郎 委員 分かりました。ありがとうございました。
○
光永邦保 委員長 ほかにありますか。
◆大石浩文
委員 すみません、確認なんですけれども、先ほど
所管事務の
報告の中で、一番最初に
説明していただきました新型
コロナウイルスによる
農漁業者への
影響と
支援ということなんですが、
農業の現状については、ここ数か月の
価格的には堅調に推移しているということで、ここ数か月の
影響は、さほど大きな
影響ではないと。いわゆる需給が安定しているということで受け止めたんですが、ただ、
コロナ禍の
影響での
漁業者の
状況ということになってくると、
支援制度の中で幾つかそういった、例えば高級食材等の消費が少ないとかいうことの
影響で
支援をということだったと思うんですが、今、津田
委員からもお話がありました外国人の実習生について、一般的には今入国が規制されて、人手不足の問題もあったりとか、例えばそういった飲食業等の
影響から取引先の
減少とか、あと観光も当然減っているわけですから、観光
需要、いわゆるああいう直営所なんかもということで、
熊本市の
農漁業者に対しての
影響というのは、変わらずやはり続いているという認識でいいのかどうか、ちょっとその辺を少し答えていただけますか。
◎
大塚裕一 総括審議員兼
農政部長 漁業につきましては、別途担当課長からお話しさせていただきまして、まず全般的なお話につきまして、やはり人流の抑制というものはかかっておりますので、直接
熊本に来ていただいての
販売という
部分については、
影響はずっと続いているものと思っております。それを打開するために、やはり直販という
部分が今は伸びている、実際に昨年よりも今年、徐々に直販の率・量ともに増えてきておりますので、こういったところで
農業者、
漁業者の方のカバーをしていきたいなとは考えているところでございます。
先ほどの
資料1の
制度概要のところにございましたが、こちらセーフティネット等の金融
支援の
部分で、手を挙げていらっしゃる方というのがぽつぽつと出ているというのは、それは一つの事実かと思いますが、全体の母数からすると、まだそこまで大きくなっていないということでございますので、引き続き、ここら辺は注視しながら、
状況に応じて
対応、整理させていただきたいと思っております。
◎東郷雅 水産振興センター所長
熊本市の水産業の
漁業産出額の大宗を占めますノリ養殖業でございますけれども、こちらにつきましては、
令和2年度のノリの産出額が対前年比で97%となっております。
新型コロナウイルス感染症による経済的な
影響を原因とした大きな
減少は見られなかったというところでございます。
ただ、今後も、大
都市圏によるコンビニでのおにぎりの
販売が
減少したりとかいうこともございますし、新型
コロナウイルスが長期化の様相を呈しているために、
令和3年度の漁期のノリ養殖の単価はまた下がっていく
可能性もあると考えているところでございます。
以上です。
◆大石浩文
委員 ありがとうございました。
こういった融資については、少しずつ件数も出ているというようなお話でした。ただ、大きく印象としては、それほど大きなキャッシュ不足というか、そういった
影響がいわゆる
農業者の方等に出ているような
状況ではないのかなというところですが、まだまだこの
影響というのは続いていくと思いますし、そういう意味では、こちらで上げていただいているような
支援について着実に、要は周知等ですね、そういった活用に努力していただきたいと思います。
○
光永邦保 委員長 よろしいですか。
◆大石浩文
委員 はい。
○
光永邦保 委員長 ほかにありますか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○
光永邦保 委員長 ほかになければ、以上で
農水局・
農業委員会事務局に関する
所管事務調査を終了いたします。
これより採決を行います。
請願第2号を採決いたします。
本件を採択することに賛成の
委員の挙手を求めます。
(賛成)
吉村健治委員、
緒方夕佳委員
(反対) 井本正広副
委員長、
荒川慎太郎委員
大石浩文
委員、
津田征士郎委員
白河部貞志委員
○
光永邦保 委員長 挙手少数。
よって、本件は不採択とすべきものと決定いたしました。
以上で当
委員会に付託を受けた
議案の
審査は全て終了いたしました。
これをもちまして
経済委員会を閉会いたします。
午前11時46分 閉会
出席
説明員
〔農 水 局〕
局長 岩 瀬 勝 二
総括審議員兼
農政部長
大 塚 裕 一
農業政策課長 宮 本 明 大 農水ブランド戦略室長
本 山 和 彦
森づくり推進室長 牧 野 真 次
農業支援課長 宮 本 政 司
農業支援課審議員兼鳥獣
対策室長
農政部首席審議員兼
農地整備課長
大 塚 一 徳 平 見 磨
北東部
農業振興センター所長 北東部
農業振興センター
農業振興課長
廣 岡 泰 章 小 林 賢 治
北東部
農業振興センター首席審議員兼 西南部
農業振興センター所長
基盤整備課長 石 原 元 晃 岡 本 岬
西南部
農業振興センター
農業振興課長 西南部
農業振興センター基盤整備課長
坂 本 耕 弘 坂 崎 真 一
水産振興センター所長
東 郷 雅
〔
農業委員会事務局〕
事務局長 森 田 一 孝 副事務局長 森 元 博 之
西南分室長 田 上 孝 一 富合・城南分室長 西 原 博 文
北区分室長 村 上 隆 弘
〔
議案の
審査結果〕
議第 228号 「
熊本市
中小企業融資制度の
損失補償に係る
回収納付金を受け取る権利の放棄に関する条例の一部改正について」
……………………………………………………………(可 決)
請願第2号 「
有明海再生の根源的な
解決を図るために、国が
福岡高裁による
和解協議の
提案を受け入れるよう求める
意見書」の提出に関する
請願
……………………………………………………………(不 採 択)...