◯議長(
市川 熙君)
日程第2、会期の決定を議題といたします。
お諮りいたします。この度の
定例会の会期は、きょうから9月22日までの17日間といたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
市川 熙君) 御
異議なしと認めます。よって、この度の
定例会の会期は、きょうから9月22日までの17日間と決しました。
───────────・────・────────────
日程第3.
認定第23号〜
認定第25号
◯議長(
市川 熙君) 次に、
日程第3、
認定第23号から
認定第25号までの3件を
一括議題といたします。
これらの事件につきまして、
市長の
説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君) 皆様、おはようございます。
認定の
議案説明に入ります前に、少しお時間をいただいて、台風14号について若干の御報告をさせていただきたいなと思います。
この台風の対策につきましてでございますが、先週の金曜日に
部長会議、そして、昨日13時からは、
警戒態勢本部部員を招集しまして、台風に対する
対策会議を実施いたしておるところでございます。本日早朝には、第二
警戒態勢である
災害警戒本部態勢をしいておるところでございます。
この台風14号でございますけれど、大型で非常に強い台風であります。先週の末から準備できることは実施をいたして、厳重な注意を促し、被害が出たにしても最小限に食い止めるよう指示をいたしておるところでございます。明日の朝までに予測される雨量が、山口県で、総雨量で600ミリを超えるであろうというような予測もございまして、本日昼過ぎ頃から
暴風域に入り、大きな被害も想定をされるところでございます。昨夜からもう市民の避難の問合せがあってございますので、各
地区公民館を開放しながら、本日午前8時に12カ所の
自主避難場所を開設し、
広報等を行っておりまして、現在、各
公民館など、もう既に37名の方が
自主避難をされておるところでございます。
予想によりますと、これから先、明日の午後にかけての影響が
大変心配をされるところでございます。今後も警戒を行い、できる限り、可能な限りの対策をしいてまいりますので、
皆様方におかれましても、十分な御指示、御支援、御協力をぜひ
お願いをしておきたいなと思います。
また、具体的な災害の情報が入ります折にはお知らせもしたいと思いますし、また、昨日未明からのうしま丸の欠航でありますとか、本日9時からのJR山陽本線全面運転見合せというような情報も入っておるところでございます。
なお、本
会議の参与でございます各所管の課長については、開会中も部長に代わる災害への
情報収集でありますとか指揮を、今、指示をいたしておりますので、これまたよろしく御理解をいただきたいと思います。
以上、冒頭、御挨拶を申し上げまして、早速
認定議案の
説明に入らせていただきます。
認定第23号から
認定第25号までは、
公営企業会計の
歳入歳出決算の
認定についてお諮りするものであります。これら各
会計の
決算につきましては、
監査委員の審査に付し、
別冊意見書のとおり送付を受けましたので、議会の
認定に付するものでございます。
まず、
認定第23号、
平成16年度光市
水道事業決算についてであります。
収益的収支におきましては、
水道事業収益4億5,421万円に対し
水道事業費用4億3,017万円となり、
損益計算では708万円の純
利益となりました。
資本的収支におきましては、
収入4億299万円に対し
支出4億9,994万円で、差引9,694万円の
不足額を生じましたけれど、これは
当年度分損益勘定留保資金等で補填をいたしました。
次に、
認定第24号、
平成16年度光市
病院事業決算についてであります。
収益的収支におきましては、
病院事業収益35億6,558万円に対し
病院事業費用35億2,221万円となり、
損益計算では4,193万円の純
利益となりました。
資本的収支におきましては、
収入4億4,373万円に対し
支出は3億1,457万円で、差引1億2,915万円
収入が
支出を上回りました。これは、
合併前の
事業に係る
企業債を
合併後に受け入れたことによるものであります。
合併後最初の
決算でありますが、お蔭をもちまして、
黒字決算とすることができました。
次に、
認定第25号、
平成16年度光市
介護老人保健施設事業決算についてであります。
収益的収支におきましては、
施設事業収益1億8,402万円に対し、
施設事業費用1億7,176万円となり、
損益計算では1,226万円の純
利益となりました。
次に、
資本的収支におきましては、
収入はなく、
支出は1,938万円で、その
不足額は
過年度分損益勘定留保資金で補填をいたしました。
なお、水道及び
病院事業の詳細につきましては、
担当参与から
補足説明をさせますので、よろしく御審議の上、御
認定賜りますよう
お願い申し上げます。
以上でございます。
◯議長(
市川 熙君) 続いて、
補足説明を求めます。
福島水道局長。
◯水道局長(福島 正君) それでは、
認定第23号、
平成16年度光市
水道事業決算について、
市長説明を補足いたします。
恐れ入りますが、
決算書の1ページを
お願いいたします。
収益的収入及び
支出について、まず、上段の
収入から申し上げます。
平成16年度の
水道事業収益は、
予算額4億5,420万1,000円に対し
決算額は4億5,421万5,418円でございます。
次に、
支出における
水道事業費用は、
予算額4億5,420万1,000円に対し
決算額は4億3,017万4,728円でございます。
なお、ただいま申し上げました金額は
消費税込みの
決算数字でございまして、
予算額と
決算額を比較するために、その計数を
税込みで比較しているものでございます。
備考欄には
収入、
支出それぞれ仮
受消費税、仮
払消費税の額を記載いたしております。
2ページを
お願いいたします。
資本的収入及び
支出につきましては、
収入から申し上げますと、
予算額5億4,551万8,000円に対し
決算額4億299万8,309円でございます。
支出につきましては、第4次
拡張事業の5年目で、
浄水場の
老朽化した
水道施設の
更新事業を
継続事業といたしまして、
受変電設備工事、
中央制御設備工事、
ポンプ設備工事及び
薬品注入設備工事を推進中であります。さらに、
清山配水池改良工事といたしまして、
敷地造成工事を施工中であります。また、未
給水地域の解消及び
老朽配水管の
更新事業等企業債の
元利償還などでございまして、
予算額7億2,403万9,000円に対し、
決算額4億9,994万1,487円でございます。
事業の内容につきましては、
決算書の15ページに記載いたしております。
以上によりまして
資本的収入が
資本的支出に対しまして不足する額9,694万3,178円は、末尾に記載いたしておりますように、
過年度分損益勘定留保資金などで補填をいたしました。
3ページを
お願いいたします。
これは
平成16年度の
水道事業の
営業成績を表す
損益計算書でございます。
営業収益から申し上げます。今年度の
給水収益は4億111万4,928円となりました。
決算書の17ページを
お願いいたします。
ここには
事業収入に関する事項を記載いたしておりますが、下段のロの項の
給水収益の
平成16年度
有収水量は約507万9,000立方メートルでございます。
給水戸数につきましては、16ページにありますように、1万8,158戸となり、上水道の
給水普及率は81.3%となりました。
3ページにお戻り願います。
その他の
営業収益は3,058万7,291円でございまして、これは、
水道新設加入金、
簡易水道に係る
維持管理費及び
消火栓維持管理費など他
会計の
負担金でございます。
営業収益の合計は4億3,170万2,219円であります。
次に、
営業費用でありますが、原水及び
浄水費以下3億6,607万2,029円で、差引6,563万190円の
営業利益となります。
次に、4ページを
お願いいたします。
営業外収益は
受取利息及び
雑収益で、合計203万5,146円であります。これに対し、
営業外費用は、
支払利息など合計6,057万5,520円であります。したがいまして、
営業外収支では5,854万374円の不足でありましたが、
営業収支の
利益から
営業外収支の
不足額を差し引きますと、
当年度純
利益は708万9,816円となりました。
当年度の純
利益に前年度
繰越利益剰余金6,810万3,872円を加えますと、
当年度末未
処分利益剰余金は7,519万3,688円となりました。
8ページを
お願いいたします。
これは
平成16年度
剰余金処分計算書(案)でございます。先ほど申し上げました
当年度未
処分利益剰余金7,519万3,688円の処分についてお諮りするものでございます。このうち1,500万円は
企業債の償還のための
減債積立金に、また、1,000万円は
建設改良積立金に積み立て、残りの5,019万3,688円を翌年度に繰り越すこととするものでございます。
9ページから12ページまでは
平成16年度光市
水道事業貸借対照表でありますが、これは
財政状態を明らかにするもので、
資産合計及び負債、資本の合計は、10ページ及び12ページの末尾に記載いたしておりますように、63億8,096万1,924円となっております。
以上、
平成16年度の光市
水道事業決算の概要であります。
なお、13ページ以降、
決算附属資料といたしまして、
業務概要、
工事内容、また、別冊の
参考資料を添付いたしておりますので、御参照賜りたいと存じます。
今後の
水道事業の運営につきましては、
監査委員さんの御指摘を十分踏まえ、経費の節減及び効率的な経営に努め、
住民福祉の向上に努力してまいる所存でございます。
以上で
補足説明を終わらさせていただきます。
◯議長(
市川 熙君) 次に、
田中病院局管理部長。
◯病院局管理部長(田中 修君) それでは、
認定第24号、
平成16年度光市
病院事業決算の
認定について、
市長説明を補足いたします。
恐れ入りますが、別冊の
平成16年度光市
病院事業決算書をご覧いただきたいと思います。
平成16年度
決算につきましては、期間は
合併後の10月4日から3月31日までの約半年間であり、
決算報告書、
損益計算書、
貸借対照表、
収益費用明細書等については、2病院合算した数値を表示しております。
事業報告等につきましては、できる範囲内で
病院ごとに表示をしております。
まず、
決算書の1ページを
お願いいたします。
収益的収入及び
支出でございます。
収入の
病院事業収益は
予算額39億5,221万5,000円に対し
決算額は35億6,558万2,940円であり、また、
支出の
病院事業費用は
予算額39億5,221万5,000円に対し
決算額は35億2,221万6,673円となっており、
損益計算では4,193万8,399円の純
利益を生じたものであります。
次に、2ページを
お願いいたします。
資本的収入及び
支出について申し上げます。これは主として
企業債や
設備投資等に係る経費でございまして、
資本的収入は
予算額4億4,373万円に対し
決算額は4億4,373万円と同額であり、また、
資本的支出は
予算額3億2,930万1,000円に対し
決算額は3億1,457万6,869円となりました。今回の
決算では、
合併前の
事業に係る
企業債を
合併後に受け入れることになったこと等の影響により、
資本的収入額が
資本的支出額を1億2,915万3,131円上回ることになりました。
以上が
決算報告書でございます。
次に、3ページを
お願いいたします。
これは
病院事業の
経営成績を示す
損益計算書でございます。
1の
医業収益は、
入院収益、
外来収益など
医業活動に伴う
収入で28億7,631万3,324円となり、対する2の
医業費用は、
給与費、
材料費、経費など
医業活動に必要な
支出額で34億1,521万1,491円となり、差引5億3,889万8,167円の
医業損失が生じました。
3の
医業外収益は、直接
医業活動に関わらない
受取利息や
一般会計からの
負担金、
交付金など1億5,367万2,843円の
収入となり、対する4の
医業外費用は、
企業債の
支払利息など1億90万7,045円の
支出となり、この収支の差額に
医業損失を加えた
経常損失は4億8,613万2,369円となりました。
5の
特別利益5億2,956万9,778円は、山口県
市町村職員退職手当組合からの
脱退精算金及び
合併前の
薬品取引に係る
遡及値引きで、6の
特別損失は、2月、3月の
診療報酬に対する
査定減の149万9,010円でございます。その差額5億2,807万768円を
経常損失に加えた4,193万8,399円が
当年度の純
利益となり、
合併により引き継いだ
繰越欠損金に加えました9億6,389万3,620円が
当年度未
処理欠損金となったものでございます。
次に、6ページを
お願いいたします。
平成16年度光市
病院事業欠損金処理計算書でございます。これは、ただいま申し上げましたが、新光市
病院事業が
合併により引き継いだ
欠損金に
平成16年度の純
利益を加えた
当年度未
処理欠損金が9億6,389万3,620円でありますが、
利益剰余金及び
資本剰余金からの繰入れは行わず、そのまま翌
年度繰越欠損金として繰り越そうとするものでございます。
次に、9ページを
お願いいたします。
平成16年度の
事業の概要について申し上げます。
平成16年10月4日、光市
病院事業は、
合併により、210床と280床の2つの
総合病院を有することとなりました。運営に当たりましては、
地方公営企業法の全部を適用し、11月には
初代事業管理者が任命され、これまで以上に
地域中核病院としての役割を担い、
病院経営の
効率化、
経営基盤の強化を図っていくこととなりました。しかし、
合併により
事業の形態には変化はありましたが、
病院経営環境はますます厳しさを加速させているように感じられるる面もございます。
患者数を
病院別で見ますと、
光総合病院では、1日
平均入院患者数154.9人、1日
平均外来患者数464.6人となり、前年度の同期間と比較すると、入院、外来とも減少となりました。
大和総合病院では、1日
平均入院患者数205.1人、1日
平均外来患者数472.8人となり、前年度の同期間と比較すると、入院では若干の増加、外来では大幅な減少となりました。減少の主たる要因は、
医療保険制度改定による
自己負担額の増加、薬の
長期投与の緩和による
受診回数の減少などと考えております。
平成16年度、いわゆる
合併元年に、光市
病院事業は、幸いにして
黒字決算とすることができました。しかし、今後の
医療状勢を楽観できる要素はどこにもなく、今後ますます厳しさを増すことは誰もが想定していることと思われます。そうした状況の中で、
地方公営企業法の全部を適用し、
病院事業管理者の下、
職員一丸となって、
経営基盤の確立や
病院機能の充実など、市民に安全で良質の
医療サービスを提供することに取り組んでまいりますので、御協力、御指導賜りますよう、よろしく
お願いを申し上げます。
なお、
病院事業決算の詳細につきましては、9ページ以降の
決算附属書類及び別冊の
決算審査意見書を御参照賜りますよう
お願い申し上げまして、
認定第24号の
補足説明を終わらせていただきます。
◯議長(
市川 熙君) 以上で
説明は終わりました。
これらの事件に対する質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
これらの事件につきましては、お手元に配付いたしております
議案付託表のとおり、それぞれ所管の各
常任委員会に付託し、休会中に審査を
お願いいたします。
───────────・────・────────────
日程第4.
議案第91号
◯議長(
市川 熙君) 次に、
日程第4、
議案第91号を議題といたします。
この
議案につきまして、
市長の
説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君)
議案第91号は、
平成17年度光市
一般会計補正予算(第3号)の
専決処分について報告をし、御承認を
お願いするものであります。
これは、本年8月8日に
衆議院が解散をされたことに伴いまして、9月11日に
衆議院議員選挙が執行されることになりましたので、
歳入歳出それぞれ2,897万6,000円を追加し、
予算の総額を200億7,176万4,000円といたしました。
以上、よろしく御審議の上、御承認賜りますよう
お願い申し上げます。
◯議長(
市川 熙君)
説明は終わりました。
この
議案に対する質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
お諮りいたします。この
議案は
委員会付託を省略いたしたいと思います。これに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
市川 熙君) 御
異議なしと認めます。よって、この
議案は
委員会付託を省略いたすことに決しました。
この
議案については討論の通告はありませんので、討論を終結し、これより採決いたします。
お諮りいたします。
議案第91号は、承認いたすことに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
市川 熙君) 御
異議なしと認めます。よって、
議案第91号は承認されました。
───────────・────・────────────
日程第5.
議案第92号〜
議案第98号
◯議長(
市川 熙君) 次に、
日程第5、
議案第92号から
議案第98号までの7件を
一括議題といたします。
これらの
議案につきまして、
市長の
説明を求めます。
末岡市長。
◯市長(末岡 泰義君)
議案第92号は、
平成17年度光市
一般会計補正予算(第4号)についてお諮りするものであります。
第1条、
歳入歳出予算の補正におきましては、
歳入歳出それぞれ3億2,325万6,000円を追加し、
予算の総額を203億9,502万円にしようとするものであります。
それでは、歳出から御
説明を申し上げます。
まず、
総務費では、本市のホームページ上の
セキュリティ対策等の強化を図るため、
職員研修の一層の充実が必要となったことから、これに係る
負担金50万円を追加いたしました。
また、
合併に伴い、
大和地域からの
防犯灯の
設置申請が当初の想定より増加したことから、犯罪のない明るい住みよい
まちづくりを推進するため、光市
防犯協会への
補助金50万円を追加いたしました。
次に、
民生費では、本年10月から
介護保健施設などの
居住費や食費を
給付対象外とする
制度改正に伴い、
介護保険特別会計への
繰出金、
保険料負担金でありますが、775万6,000円を減額いたしました。
また、この度の
介護保険制度改正により、
平成18年4月から地域における
総合相談支援介護予防マネジメントを担う
中核的機関として
地域包括支援センターを創設することになっておりますが、
センターの適切な運営と公平・中立の
確保等を図る観点から、新たに
運営協議会を設置することとし、
報償費など合わせて13万3,000円を計上いたしました。
この他、下松市にある
知的障害者更生施設第1しょうせい苑の
施設老朽化に伴い、大
規模改修工事が実施されますので、
関係市町で基準に応じて補助することとし、143万6,000円を計上いたしました。
さらに、島田川の
河川改修事業に併せ、
三島温泉を活用しながら新たな市民の交流や
健康づくりの場として
三島温泉健康交流施設の建設に向けた
準備作業を進めておりますが、
基本構想の策定に当たって、
建設用地等の詳細な図面が必要となったこと及び、既存の泉源が島田川河床に位置し、管の
老朽化も進んでいることから、今後の安定的な泉源の確保や
維持管理、
運営面等を総合的に勘案した結果、新たな泉源の
開発調査を実施することとし、
委託料462万円を計上いたしました。
次に、
衛生費では、後畑の
一般廃棄物処理施設の建設に伴い、現在、道路や
側溝整備など
周辺環境対策事業に取り組んでおりますが、地元より、本
年度事業として
市道新内線の
拡幅整備の要望がありますので、これに係る
委託料300万円を追加いたしました。
次に、
農林水産業費では、この度、束荷の
石原地区が中
山間地域等直接
支払制度における
知事特認地域に指定されたことから、農事組合法人つかりが中心となって実施する
耕作放棄地等の防止や水路、
農道等の管理など
農地保全活動に対して支援を行うこととし、
交付金115万5,000円を計上いたしました。
また、昨年の台風18号により白砂青松の虹ケ浜・
室積海岸の
松林等が多大な被害を受けましたが、
自然環境に恵まれた本市の
有位性等を踏まえ、その保全・保護が一層求められていることから、
市民憲章が制定されるこの機に、その理念や趣旨を踏まえ、海・山・川などの
自然環境保全や共生への意識の高揚を図るために、新たに
自然敬愛推進検討委員会を設置することとし、
報償費22万8,000円を計上いたしました。
この他、7月の
集中豪雨により被災した
浅江徳満地区など3カ所の
隣地崩壊防止のための
治山工事費として943万円を追加いたしました。
次に、
商工費では、
仮想商店街ほっと
ショップひかりの
利用拡大を図るため、このほど
商工会議所が
商店街競争力強化推進事業の
補助採択を受けたことから、市として
一定額を補助することとし、19万1,000円を計上いたしました。
次に、
土木費では、
開発行為等に伴い、
市道長尾台1号線などの
市道改良工事費及び
道路用地購入費として、合わせて523万円を追加いたしました。
また、
早期完成が待ち望まれております浅江・島田間の
虹ケ丘森ケ峠線のうち、
光大橋につきまして、現在、開通に向けて
整備が進められておりますが、本年11月21日に開通する運びとなりましたので、
開通式実行委員会への
交付金40万円を計上いたしました。
次に、
教育費では、
地域公共ネットワーク基盤整備事業に基づき、
大和地域の小・中学校の
コンピュータの
整備を進めておりますが、年次的に
整備を予定しておりました
コンピュータ教室の
改修工事につきまして県等との協議が整いましたので、早急に情報教育の環境
整備を図ることとし、工事請負費2,100万円を計上いたしました。なお、この財源につきましては、
合併特例債を充当することとしております。
次に、災害復旧費では、先の議会でも報告を申し上げましたように、7月の
集中豪雨により市内の河川や水路等が増水し、また、耕地や山地で土砂災害が発生し、各所に被害をもたらしましたので、応急的な対応が必要な
事業を中心に補正を
お願いしたところであります。この度の補正では、本復旧に向けた
事業費等を計上することとし、農林水産施設災害復旧費では、佐田中水路や生野水路、藤谷農道などの補助債14件及び単独
事業の工事請負費、機器借上料として、合わせて7,552万円を追加いたしました。
また、土木災害復旧費では、岩田川や横尾川、鹿ノ石1号線や川園線などの補助債29件及び単独
事業の工事請負費など、合わせて7,830万円を追加いたしました。
次に、予備費では、9,312万6,000円を追加し、今後の財政需要に備えることといたしました。
続きまして、歳入について御
説明を申し上げます。
地方交付税や地方特例
交付金の確定に伴いまして、1億863万9,000円を追加するとともに、災害復旧に伴う国庫
支出金7,827万2,000円、市債1億2,310万円などを充当いたしました。
なお、地方交付税につきましては、基準財政需要額において、社会福祉費などの国庫補助
負担金の一般財源化による単位費用の改定などによりまして、増額となったものであります。
次に、第2条、地方債の補正につきましては、市債の補正に対応して、限度額を追加及び変更しようとするものであります。
続いて、
議案第93号、
平成17年度光市下
水道事業特別
会計補正
予算(第3号)は、
平成16年度の消費税の確定申告に伴い、
平成17年度の中間申告分として公課費600万4,000円を追加するとともに、この財源として予備費等を充当しようとするものであります。
議案第94号、
平成17年度光市
介護保険特別会計補正
予算(第2号)は、先ほど御
説明申し上げましたように、本年10月から、
介護保健施設などでの利用料の変更など、介護保険制度の改正に伴い、保険給付費6,756万6,000円を減額するとともに、
平成18年4月から新たな判定ソフトに基づく要介護
認定を円滑に実施するため、本年11月から要介護
認定モデル
事業を実施することとし、これに伴うシステム変更経費や情報機器の購入経費など、合わせて136万7,000円を計上いたしました。
続きまして、
議案第95号、光市部制条例等の一部を改正する条例は、別号
議案でお諮りする光市立石城苑の廃止に伴い、光市部制条例等の関係条例を
整備しようとするものであります。
続きまして、
議案第96号、光市立救護施設設置条例を廃止する条例は、
平成17年9月30日限りで光市立石城苑を廃止しようとするものであります。
本施設は生活保護法に基づく救護施設で、身体上又は精神上に障害があり、単独では日常生活を営むことが困難な要保護者の入所、生活扶助を行うことを目的に、昭和28年に開設されたもので、以来、50年以上の長きにわたり、福祉行政の一翼を担ってきたところでありますが、今後、民間の活力を導入することにより、入所者の処遇の一層の向上を図るとともに、効率的な行政運営を推進するため、本施設を周防大島町の社会福祉法人松風会に移管しようとするものであります。
続きまして、
議案第97号、光市病院等
事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例は、ナイスケアまほろばの病床数に定めた専門棟の名称を「痴呆専門棟」から「認知症専門棟」に改めようとするものであります。
最後になりますが、
議案第98号、光市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例は、水防法の一部改正に伴い、所要の条文
整備をしようとするものであります。
なお、
一般会計補正予算の詳細につきましては、
担当参与から
補足説明をさせますので、よろしく御審議の上、御議決賜りますよう
お願い申し上げます。
◯議長(
市川 熙君) 続いて、
補足説明を求めます。前田財政担当次長。
◯財政担当次長(前田 桂志君) それでは、
議案第92号、
平成17年度光市
一般会計補正予算(第4号)について、
市長説明を補足させていただきます。
まず、歳出から御
説明を申し上げます。
恐れ入りますが、補正
予算書の9ページを
お願いいたします。
上から3行目の17万4,000円は、市民ニーズ等を踏まえ、旧光市の
会議録をホームページ上で検索できるようシステムの修正を行うための経費でございます。
下から2行目の33万8,000円は、白蟻により被害のあった岩田の旭ケ丘自治会館の床の修繕に係る
補助金でございます。
次に、10ページを
お願いいたします。
上から3行目の1,068万3,000円は、
平成16年度の重度心身障害者医療費助成
事業に係る国県
支出金の精算返納金でございます。
中ほどの52万5,000円は、総合福祉
センター「あいぱーく光」内の排煙窓のワイヤーやデイサービス
センターの浴槽ボイラー等の修繕に係る経費を計上いたしたものでございます。
下から2行目の
負担金補助及び
交付金の
説明欄上の122万8,000円は、
老朽化した光井保育園の外壁や保育室など、施設の大規模改修に係る
補助金でございます。
一番下の900万円は、母子家庭等へ支給しております児童扶養手当について、実績見込みにより追加しようとするものでございます。
次に、11ページでございますが、一番上の140万円は、昨年9月の台風18号により損壊した東江ノ浦児童遊園地の遊具について、地元より原形復旧の要望がございましたので、遊具を追加設置することとし、その所要額を計上したものでございます。
下から4行目の68万円は、農村婦人の家に設置してあります冷蔵庫及び加工用の豆すり機が
老朽化し、使用できなくなったことから、これら設備の更新に係る経費でございます。
次に、12ページを
お願いいたします。
一番下の89万7,000円は、職員の産休に伴う臨時職員の雇用に係る賃金でございます。
次に、13ページでございますが、上から2行目の190万円は、冠山総合公園の調整池内に設置してありますろ過施設への給水ポンプ2基が
老朽化したことにより、この更新に係る経費を計上いたしたものでございます。
中ほどの41万8,000円は、学校環境衛生基準の改定により、井戸水を飲料水として使用している塩田小学校及び束荷小学校の水質検査の回数が年2回から毎月1回に変更になったことなどから、これに係る検査
委託料を追加いたしたものでございます。
一番下の207万6,000円は、職員の産休に伴う臨時職員の雇用に係る賃金及び塩田・束荷両
公民館の円滑な運営を図るためのパート職員の雇用に係る賃金でございます。
続きまして、歳入について御
説明を申し上げます。
恐れ入りますが、前に戻っていただきまして、6ページを
お願いいたします。
上から3行目の2,580万9,000円は、法人市民税などの恒久的減税の影響分として交付されます地方特例
交付金の確定に伴い、当初
予算との差額を追加したものでございます。
その3行下の8,283万円は、
市長説明にもありましたように、
平成17年度の普通交付税の額の確定に伴い、当初
予算との差額を追加いたしたものでございます。
次に、7ページを
お願いいたします。
一番上の3,840万9,000円及び3行下の3,092万7,000円は、同じく
市長説明にもありましたように、本年7月の
集中豪雨により被災をいたしました岩田川や鹿ノ石1号線など29カ所の土木施設及び佐田水路や藤谷農道など14カ所の農林水産施設の災害復旧に係る国庫
支出金でございます。
また、下から3行目の550万円は、同じく
集中豪雨で被災をいたしました浅江徳満地域など3カ所の
隣地崩壊防止のための治山工事に係る県
補助金でございます。
次に、8ページでございますが、上から4行目の7,420万円は、恒久的減税等の影響額の確定に伴う減税補てん債の追加分でございます。
また、その下の300万円は、地方財政対策として地方一般財源の不足分に対処するため発行が認められております臨時財政対策債の確定に伴い、当初
予算との差額を減額したものでございます。
下から4行目の1,710万円及びその下の280万円は、
市長説明にもありましたように、
大和地域の小・中学校の
コンピュータ教室の改修に係る
地域公共ネットワーク基盤整備事業債でございます。
以上で
一般会計補正予算の
補足説明を終わります。よろしく御審議賜りますよう
お願いを申し上げます。
◯議長(
市川 熙君)
説明は終わりました。
これらの
議案に対する質疑がありましたら御発言願います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
◯議長(
市川 熙君) なければ質疑を終結いたします。
これらの
議案につきましては、お手元に配付いたしております
議案付託表のとおり、それぞれ所管の各
常任委員会に付託し、休会中に審査を
お願いいたします。
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散 会
◯議長(
市川 熙君) 以上で本日の
日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。
御協力ありがとうございました。お疲れさまでした。
午前10時50分散会
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地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
光市議
会議長 市 川 熙
光市議
会議員 磯 部 登志恵
光市議
会議員 土 橋 啓 義
光市議
会議員 熊 野 庄 悟...