広島県議会 2005-09-06
平成17年9月定例会(第6日) 本文
なお、宮島町白糸川における土石流被害の復旧に当たっては、周辺環境に配慮した整備を行われたいこと。
さらに、ダムの管理等については、今回の台風災害を教訓として、危険箇所の点検や情報の共有化などにより、県民の安全・安心の確保に一層努められたいこと。
第二に、アスベスト対策については、県民の不安を解消するため、県有施設はもとより、住宅など民間施設への対応が求められるが、その処理には多額の費用を必要とするため、これに対する国の財政的支援措置が早期に実現するよう努められたいこと。
第三に、国庫補助に係る街路事業において、国の認証減により全体計画への影響が懸念されることから、国へ積極的に働きかけるなど、事業のおくれが生じないよう努められたいこと。
第四に、PFI事業により整備した施設についても、他の公の施設と同じように指定管理者制度の導入が図られているが、利用者に対し、管理に当たっての責任の所在を明確にするとともに、指定管理者の選定理由や基準の公平性・透明性を確保されたいこと。
このほか、県内中小建設業者に対する育成対策、広島港湾振興局の旧被爆庁舎及び現庁舎のあり方、また、ビル解体現場で発生した外壁崩落事故に起因して、解体業者等に対する指導・監督の徹底などについて問いただされたところであります。
以上、審査の概要を申し述べ、建設委員会の報告といたします。(拍手)
6:
◯議長(
新田篤実君) 次は文教委員会の報告を求めます。文教委員長
松岡宏道君。
【文教委員長
松岡宏道君登壇】
7:
◯文教委員長(
松岡宏道君) おはようございます。文教委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会に審査を付託されました議案は、補正予算一件であります。
審査の結果、付託議案は、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、県立学校において、現在、アスベストが飛散する可能性があるため、一部を使用禁止にしている施設については、代替施設を確保するなど、授業や学校行事等に支障が生じないような対応策を講じる必要があること。
また、アスベストの含有についての分析調査を早急に行い、アスベストの飛散防止工事が必要な場合は、早期に工事に着手されたいこと。特に、学校は子供たちが安心して学び、生活できる場であることが何より大切であり、安全対策には万全を期す必要があること。
第二に、学校教育の直接の担い手である教職員は、子供たちの人格形成に大きな影響を及ぼすことから、指導力不足教員に対する対策に加え、教職員の資質の向上対策に全力を挙げて取り組む必要があること。
第三に、民間からの校長の採用など長期的な視野に立って実施すべき施策については、本県教育界にもたらした影響など、施策ごとにその成果や課題を検証する必要があること。
また、いわゆる民間人校長のみならず、すばらしい教育効果を上げている校長の取り組みについては、その成果等を公開し、県内の学校に広く展開させていく必要があること。
第四に、学校運営等の状況把握に当たっては、関係機関とのより緊密な連携のもと、事実関係を正確に把握した上で、責任ある対応をされたいこと。
このほか、児童生徒が犯罪等からみずからの身を守るための教育の充実、教職員の健康管理に係る対策の実施などについて問いただされたところであります。
以上、審査の概要を申し述べ、文教委員会の報告といたします。(拍手)
8:
◯議長(
新田篤実君) 次は警察商工労働委員会の報告を求めます。警察商工労働委員長
小島逸雄君。
【警察商工労働委員長
小島逸雄君登壇】
9:
◯警察商工労働委員長(
小島逸雄君) おはようございます。警察商工労働委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会に審査を付託されました議案は、補正予算一件、条例案二件の合計三件であります。
審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、広島県不当な街宣行為等の規制に関する条例については、不当な街宣行為等による被害や暴力団とのつながりなどの実態や、新たな条例制定の必要性について県民に十分に説明し、周知を図ること。
また、取り締まりの対象になる街宣行為等については、その定義や行為の範囲を明確にし、不当な行為の事前抑止と基本的人権の保障に努めるとともに、県民の安全を守るために、善良な住民に恐怖感や危害を加える不当な街宣行為等を徹底的に排除し、毅然とした取り締まりを行うこと。
第二に、自動車産業の新たな課題である自動車部品の電子化を支援するために、車載機器用電磁波測定検査機器等整備支援事業を進めると同時に、自動車の安全性向上などに対応した次世代技術の研究開発のさらなる支援を検討されたいこと。
また、本県の自動車部品産業が、自動車製造会社が進めている世界最適調達戦略の中で調達率を向上させるとともに、九州北部に集積している部品産業との競争に打ち勝つために、競争力の強化に向けて一層の支援が必要であること。
第三に、地域を守る住民活動を活性化し、「減らそう犯罪」県民総ぐるみ運動をさらに展開するために、防犯パトロールや交通マナーアップに効果を上げた警察支援要員を参考に、住民の自主防犯活動や交通安全運動を支援する来年度の事業や、警察と知事部局等が連携した緊急プロジェクトの次の事業を検討されたいこと。
このほか、空き交番を解消する対策として、交番相談員の増員、テレビ電話や不在時電話転送システムの導入などについて問いただされたところであります。
以上、審査の概要を申し述べ、警察商工労働委員会の報告といたします。(拍手)
10:
◯議長(
新田篤実君) 次は総務委員会の報告を求めます。総務委員長
浅野洋二君。
【総務委員長
浅野洋二君登壇】
11:
◯総務委員長(
浅野洋二君) 総務委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会に審査を付託されました議案は、補正予算二件、条例案四件、その他の議決案件一件の合計七件であります。
審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、台風十四号災害の復旧事業等については、県民が安心して暮らせるよう、できるだけ早く実施されたいこと。
第二に、県、市町ともに義務的経費が増加し、投資的経費が減少しているが、厳しい財政状況のもとにあっても、納税者である県民に夢を与える施策並びに本県の中枢拠点性をさらに向上させる施策が必要であること。
また、新たな総合計画の推進に当たっては、行政需要の変化に即応した組織の思い切った見直しを検討されたいこと。
第三に、広島空港アクセス鉄道の整備を推進するためには、当該鉄道の整備により沿線地域の活性化が図られ、JRにとっても在来線の利用者増などのメリットがあることについての理解を得るよう、JRと協議していく必要があること。
このほか、成果重視の行政への転換を目指した取り組み、市町の決算報告における合併効果の整理、施策点検システムにおける評価のあり方などについて問いただされたところであります。
以上、審査の概要を申し述べ、総務委員会の報告といたします。(拍手)
12:
◯議長(
新田篤実君) 次は生活福祉保健委員会の報告を求めます。生活福祉保健委員長児玉 浩君。
【生活福祉保健委員長児玉 浩君登壇】
13:
◯生活福祉保健委員長(児玉 浩君) おはようございます。生活福祉保健委員会における付託議案及び請願の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会に審査を付託されました議案は、補正予算三件、条例案二件の合計五件であります。
審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、県有施設におけるアスベストの使用実態調査及び対策工事の早急な実施に努めるとともに、県民への健康対策として実施される医療関係者への研修については、できる限り多くの医師等の参加を得て、将来的にも継続して実施に努める必要があること。
また、アスベストが原因とされる健康被害について、吸引時の状況等を可能な限り把握し、今後の対策の充実に努めること。
さらに、アスベスト廃棄物の処理については、国等関係機関とも連携して、処理方法等の調査・研究を進め、安全で確実な処理体制の整備に努めること。
第二に、国民健康保険法の改正に伴って創設される市町への県調整交付金の交付に当たっては、市町とも十分な協議を行い、円滑な財政運用が図れるよう、事務処理基準の作成など、早急な体制づくりに努める必要があること。
第三に、広島県分権改革推進計画に基づき、来年四月を目途に、安芸太田町など四町への福祉事務所設置に向け体制の整備等が図られているが、他の未設置町にあっても、分権改革の推進、福祉の総合的推進体制の整備を図る観点から、福祉事務所の設置促進に向け、町との協議を引き続き進める必要があること。
このほか、地域における子育て相互援助活動の拠点となるファミリーサポートセンターの設置促進、台風第十四号の被害状況を踏まえた今後の防災体制の整備などについて問いただされたところであります。
次に、請願の審査につきましては、お手元に配付されております「請願の審査結果表」のとおり決定いたしました。
以上、審査の概要を申し述べ、生活福祉保健委員会の報告といたします。(拍手)
14:
◯議長(
新田篤実君) 次は農林委員会の報告を求めます。農林委員長
藤井正已君。
【農林委員長
藤井正已君登壇】
15:
◯農林委員長(
藤井正已君) 皆さん、おはようございます。農林委員会における付託議案の審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。
本委員会に審査を付託されました議案は、補正予算二件、その他の議決案件二件の合計四件であります。
審査の結果、付託議案は、いずれも全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、審査の過程におきまして各委員から指摘された事項のうち、その主要なものを申し上げますと
第一に、本年、コイヘルペスウイルス病が発生したにもかかわらず、関係者の迅速、適切な対応により蔓延を防ぐことができたことから、引き続きコイヘルペスウイルス病の蔓延防止事業を適切に実施するとともに、平素から蔓延防止及び風評被害防止対策に努める必要があること。
第二に、台風十四号により草津漁港へ流木等が漂着し、漁船の入港や水産物の水揚げに多大な支障を来した。今回、関係者の努力により速やかに使用可能になったところであるが、今後、同様の被害を未然に防ぐため、流木等の流出元の調査が必要であることに加え、引き続き、今後の台風などによる災害に対して、迅速で的確な対応による危機管理に努める必要があること。
第三に、市町村合併により新たな枠組みとなった市町の行政区域と農協、漁協、森林組合のそれぞれの区域との整合性について、今後十分に検討する必要があることなどについて問いただされたところであります。
以上、審査の概要を申し述べ、農林委員会の報告といたします。(拍手)
16:
◯議長(
新田篤実君) 以上をもちまして各常任委員長の報告は終わりました。
直ちに一括して採決いたします。上程中の各案並びに請願は、各常任委員長報告のとおり決するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
17:
◯議長(
新田篤実君) 起立多数であります。よって、右各案並びに請願はいずれも各常任委員長報告のとおり決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
副議長辞職の件
18:
◯議長(
新田篤実君) この場合、報告がありますので、書記をして朗読いたさせます。
【書 記 朗 読】
辞 職 願
私儀
今般一身上の都合により、平成十七年十月五日付をもって広島県議会副議長を辞職いたしたいので、御許可くださ
るよう願い出ます。
広島県議会副議長 宇 田 伸
広島県議会議長 新 田 篤 実 殿
19:
◯議長(
新田篤実君) ただいま報告のように、宇田 伸君から副議長を辞職したい旨の願い出がありました。
お諮りいたします。副議長辞職の件を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
20:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。それでは、副議長辞職の件を議題といたします。
直ちに採決いたします。宇田 伸君の副議長辞職を許可するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
21:
◯議長(
新田篤実君) 起立総員であります。よって、宇田 伸君の副議長辞職は、これを許可するに決しました。
この場合、宇田 伸君から発言を求められておりますので、これを許します。宇田 伸君。
【宇田 伸君登壇】
22: ◯宇田 伸君 副議長を辞任するに当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。
昨年十月六日に、先輩、同僚議員の御推挙により、副議長の重責につかせていただきました。
自来一年間、大過なく職責を全うすることができたと思っております。これもひとえに、議長を初め、議員各位並びに知事、執行部の皆様方の御支援、御指導のたまものと厚く御礼を申し上げます。
御案内のとおり、県政を取り巻く環境はまことに厳しいものがありますが、本県議会がその機能を十分発揮し、今後ますます発展しますことを心から祈念いたしまして、簡単ではございますが、お礼のごあいさつといたします。大変ありがとうございました。(拍手)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
副議長の選挙
23:
◯議長(
新田篤実君) お諮りいたします。副議長が欠員となりましたので、この際、副議長の選挙を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
24:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
それでは、これから副議長の選挙を行います。選挙は投票をもって行います。
この場合、議場を閉鎖いたします。
【議 場 閉 鎖】
25:
◯議長(
新田篤実君) ただいまの出席議員は六十八名であります。これより書記に投票用紙を配付いたさせます。
【書記 投票用紙を配付】
26:
◯議長(
新田篤実君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。─配付漏れなしと認めます。
この場合、選挙立会人を指名いたします。
宮 政 利 君
宮 本 新 八 君
直ちに立会を願います。
【立会人立会】
27:
◯議長(
新田篤実君) この際、投票箱を改めます。
【書記 投票箱を改め示す】
28:
◯議長(
新田篤実君) 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、書記の氏名点呼に応じて、順次投票願います。
これより投票に移ります。書記をして点呼いたさせます。
【書記 氏名を点呼】
緒 方 直 之 君
河 井 案 里 君
安 井 裕 典 君
小 林 秀 矩 君
吉 井 清 介 君
日 下 美 香 君
栗 原 俊 二 君
田 川 寿 一 君
高 橋 雅 洋 君
東 保 幸 君
杉 西 加 代 子 君
大 井 哲 郎 君
杉 原 秀 明 君
高 山 博 州 君
児 玉 浩 君
藤 井 正 已 君
武 田 正 晴 君
松 岡 宏 道 君
天 満 祥 典 君
安 木 和 男 君
中 原 好 治 君
宮 政 利 君
藏 田 義 雄 君
下 原 康 充 君
松 井 直 資 君
川 上 征 矢 君
砂 原 克 規 君
木 山 耕 三 君
冨 野 井 利 明 君
門 田 峻 徳 君
冨 永 健 三 君
竹 鶴 寿 夫 君
中 本 隆 志 君
浅 野 洋 二 君
芝 清 君
辻 恒 雄 君
岡 崎 哲 夫 君
宮 本 新 八 君
坪 川 禮 巳 君
城 戸 常 太 君
松 浦 幸 男 君
多 賀 五 朗 君
宇 田 伸 君
中 津 信 義 君
佐 々 木 弘 司 君
山 崎 正 博 君
山 木 靖 雄 君
平 浩 介 君
林 正 夫 君
石 田 幹 雄 君
田 辺 直 史 君
大 曽 根 哲 夫 君
小 島 敏 文 君
檜 山 俊 宏 君
奥 原 信 也 君
山 田 利 明 君
大 山 広 司 君
神 川 正 紀 君
窪 田 泰 三 君
新 田 篤 実
間 所 了 君
平 田 修 己 君
蒲 原 敏 博 君
渡 壁 正 徳 君
木 曽 真 理 行 君
小 島 逸 雄 君
中 村 良 三 君
河 原 実 俊 君
29:
◯議長(
新田篤実君) 投票漏れはありませんか。─投票漏れなしと認めます。投票は終了いたしました。
これより開票いたします。
【投票数を計算】
30:
◯議長(
新田篤実君) 選挙の結果を報告いたします。投票総数六十八票、出席議員数と符合いたします。有効投票六十八票、無効票なし。
有効投票中
多 賀 五 朗 君 三十四票
平 浩 介 君 三十四票
以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は十七票であり、多賀五朗君と平 浩介君の得票数は、いずれもこれを超えておりますが、両君の得票数は同数であります。よって、この際、地方自治法第百十八条第一項において準用する公職選挙法第九十五条第二項の規定により、くじによって当選人を決定することにいたします。
くじは、被選挙人が議場におられますので、被選挙人にお引き願うことにいたします。
くじは、二回に分けて行います。第一回目のくじは、くじを引く順位を決めるためのものであります。第二回目のくじは、くじの順位に従い、当選人を決定するためのものであります。くじは、抽選棒によって行います。
立会人に立ち会いを願います。
【立会人立会】
31:
◯議長(
新田篤実君) まず、くじを引く順位を決めるくじを行います。くじは、議席順に引いていただきます。
多 賀 五 朗 君
平 浩 介 君
くじをお引き願います。
【くじを引く】
32:
◯議長(
新田篤実君) くじを引く順位が決定いたしましたので、報告いたします。まず初めに多賀五朗君、次に平 浩介君、以上のとおりであります。
ただいまの順位により、当選人を決定するくじを行います。
多 賀 五 朗 君
平 浩 介 君
くじをお引き願います。
【くじを引く】
33:
◯議長(
新田篤実君) くじの結果を報告いたします。くじの結果は、平 浩介君が当選人と決定いたしました。
当選人は御承諾願います。(拍手)
この場合、議場の閉鎖を解きます。
【議 場 開 鎖】
34:
◯議長(
新田篤実君) ただいま副議長に当選されました平 浩介君を御紹介いたします。平 浩介君。
【平 浩介君登壇】
35: ◯平 浩介君 ただいまの選挙で皆様方の御推挙をいただき、広島県議会副議長に選任され、まことに光栄に存じます。
分権改革が進む中で、地方議会の役割は、今後ますます重要なものになっていくものと考えます。もとより微力でございますが、議長を補佐し、県民の期待にさらにこたえ得る県議会を目指して努力を重ねてまいる決意でございます。
皆様方の御支援と御協力をよろしくお願いいたしまして、就任のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
36:
◯議長(
新田篤実君) この場合、暫時休憩いたします。
午前十一時三十一分休憩
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午後零時三十三分開議
37:
◯議長(
新田篤実君) 出席議員六十五名であります。休憩前に引き続き会議を開きます。
第三十二 常任委員会委員選任の件
38:
◯議長(
新田篤実君) 次は日程第三十二、常任委員会委員選任の件を議題といたします。委員会条例第五条の規定により、直ちに選任を行います。
まず、部属と氏名を書記をして朗読いたさせます。
【書 記 朗 読】
総務委員会委員
河 井 案 里 君
栗 原 俊 二 君
児 玉 浩 君
竹 鶴 寿 夫 君
芝 清 君
岡 崎 哲 夫 君
城 戸 常 太 君
平 浩 介 君
石 田 幹 雄 君
檜 山 俊 宏 君
神 川 正 紀 君
蒲 原 敏 博 君
生活福祉保健委員会委員
安 井 裕 典 君
藤 井 正 已 君
安 木 和 男 君
宮 政 利 君
松 井 直 資 君
多 賀 五 朗 君
佐 々 木 弘 司 君
山 崎 正 博 君
窪 田 泰 三 君
間 所 了 君
木 曽 真 理 行 君
農林委員会委員
小 林 秀 矩 君
高 橋 雅 洋 君
大 井 哲 郎 君
杉 原 秀 明 君
松 岡 宏 道 君
木 山 耕 三 君
冨 野 井 利 明 君
田 辺 直 史 君
新 田 篤 実
平 田 修 己 君
小 島 逸 雄 君
建設委員会委員
吉 井 清 介 君
日 下 美 香 君
川 上 征 矢 君
砂 原 克 規 君
門 田 峻 徳 君
宮 本 新 八 君
宇 田 伸 君
中 津 信 義 君
山 田 利 明 君
渡 壁 正 徳 君
中 村 良 三 君
河 原 実 俊 君
文教委員会委員
田 川 寿 一 君
東 保 幸 君
杉 西 加 代 子 君
高 山 博 州 君
中 原 好 治 君
下 原 康 充 君
冨 永 健 三 君
辻 恒 雄 君
松 浦 幸 男 君
林 正 夫 君
小 島 敏 文 君
警察商工労働委員会委員
緒 方 直 之 君
武 田 正 晴 君
天 満 祥 典 君
藏 田 義 雄 君
中 本 隆 志 君
浅 野 洋 二 君
坪 川 禮 巳 君
山 木 靖 雄 君
大 曽 根 哲 夫 君
奥 原 信 也 君
大 山 広 司 君
39:
◯議長(
新田篤実君) お諮りいたします。各常任委員は、ただいま朗読のとおり指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
40:
◯議長(
新田篤実君) 起立総員であります。よって、各常任委員は指名のとおり選任するに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第三十三 常任委員会委員長及び副委員長選任の件
41:
◯議長(
新田篤実君) 次は、日程第三十三、常任委員会委員長及び副委員長選任の件を議題といたします。委員会条例第七条の規定により、直ちに選任を行います。
まず、委員長についてお諮りいたします。
総務委員会委員長に
芝 清 君
生活福祉保健委員会委員長に
安 木 和 男 君
農林委員会委員長に
杉 原 秀 明 君
建設委員会委員長に
砂 原 克 規 君
文教委員会委員長に
高 山 博 州 君
警察商工労働委員会委員長に
武 田 正 晴 君
以上の諸君を、それぞれの委員長に指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
42:
◯議長(
新田篤実君) 起立総員であります。よって、各委員長は指名のとおり選任するに決しました。
続いて、副委員長についてお諮りいたします。
総務委員会副委員長に
河 井 案 里 君
生活福祉保健委員会副委員長に
安 井 裕 典 君
農林委員会副委員長に
高 橋 雅 洋 君
建設委員会副委員長に
吉 井 清 介 君
文教委員会副委員長に
田 川 寿 一 君
警察商工労働委員会副委員長に
緒 方 直 之 君
以上の諸君を、それぞれの副委員長に指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
43:
◯議長(
新田篤実君) 起立総員であります。よって、各副委員長は指名のとおり選任するに決しました。
この場合、新任の委員長を代表して、総務委員長の発言を許します。芝 清君。
【芝 清君登壇】
44: ◯芝 清君 ただいま御選任をいただきました各常任委員会の委員長並びに副委員長を代表いたしまして、一言ごあいさつを申し上げます。
私ども一同、御選任をいただき、まことに光栄に存じますとともに、その責任の重大さを痛感しているところであります。
景気は緩やかに回復しているとはいえ、本県を取り巻く社会経済情勢は依然として厳しいものがございます。議長を初め、先輩、同僚議員並びに知事部局、行政委員会など関係各位の御協力をいただきながら、活力ある広島県を構築するため、最善を尽くす所存であります。
何とぞ、皆様方の御協力と御支援を賜りますよう、心からお願いを申し上げまして、簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第三十四 議会運営委員会委員選任の件
45:
◯議長(
新田篤実君) 次は、日程第三十四、議会運営委員会委員選任の件を議題といたします。委員会条例第五条の規定により、直ちに選任を行います。
まず、選任する委員の氏名を書記をして朗読いたさせます。
【書 記 朗 読】
議会運営委員会委員
吉 井 清 介 君
日 下 美 香 君
田 川 寿 一 君
杉 西 加 代 子 君
藤 井 正 已 君
中 原 好 治 君
下 原 康 充 君
砂 原 克 規 君
中 本 隆 志 君
宮 本 新 八 君
平 田 修 己 君
渡 壁 正 徳 君
46:
◯議長(
新田篤実君) お諮りいたします。議会運営委員会委員は、ただいま朗読のとおり指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
47:
◯議長(
新田篤実君) 起立総員であります。よって、議会運営委員は指名のとおり選任するに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第三十五 議会運営委員会委員長及び副委員長選任の件
48:
◯議長(
新田篤実君) 次は、日程第三十五、議会運営委員会委員長及び副委員長選任の件を議題といたします。委員会条例第七条の規定により、直ちに選任を行います。
お諮りいたします。
委員長に
平 田 修 己 君
副委員長に
下 原 康 充 君
を指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
49:
◯議長(
新田篤実君) 起立総員であります。よって、議会運営委員長及び副委員長は指名のとおり選任するに決しました。
この場合、議会運営委員長を御紹介いたします。平田修己君。
【平田修己君登壇】
50: ◯平田修己君 ただいま、議会運営委員会委員長に御選任をいただき、まことに光栄に存じますとともに、その責任の重大さを痛感いたしているところであります。
御承知のとおり、本委員会は、議会の円滑な運営と各会派の連絡調整を図るため設置されたものでありまして、私といたしましても、委員各位並びに各会派の御協力をいただきながら、円滑かつ効率的な議会運営実現のために下原副委員長ともども最善を尽くす所存でございます。
何とぞ、皆様方の御協力と御支援を賜りますよう心からお願いを申し上げまして、まことに簡単ではございますが、就任のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
特別委員会委員辞任の件
51:
◯議長(
新田篤実君) お諮りいたします。この際、特別委員会委員辞任の件を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
52:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
それでは、特別委員会委員辞任の件を議題といたします。
平 浩介君から、本日付をもって合併後の地域づくり対策特別委員会委員を辞任したい旨の願い出があります。
お諮りいたします。右特別委員会委員の辞任は、これを許可するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
53:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。よって、辞任は許可するに決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
特別委員会委員選任の件
54:
◯議長(
新田篤実君) お諮りいたします。この際、特別委員会委員選任の件を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
55:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
それでは、特別委員会委員選任の件を議題といたします。
ただいま、合併後の地域づくり対策特別委員会委員が欠員となりましたので、委員会条例第五条の規定により、直ちに選任を行います。
合併後の地域づくり対策特別委員会委員に
宇 田 伸 君
を指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
56:
◯議長(
新田篤実君) 起立総員であります。よって、指名のとおり選任するに決しました。
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特別委員会副委員長辞任の件
57:
◯議長(
新田篤実君) お諮りいたします。この際、特別委員会副委員長辞任の件を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
58:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
それでは、特別委員会副委員長辞任の件を議題といたします。
議員定数・選挙区調査特別委員会副委員長平 浩介君から、本日付をもって副委員長を辞任したい旨の願い出があります。
お諮りいたします。右特別委員会副委員長の辞任は、これを許可するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
59:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。よって、辞任は許可するに決しました。
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特別委員会副委員長選任の件
60:
◯議長(
新田篤実君) お諮りいたします。この際、特別委員会副委員長選任の件を本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
61:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
それでは、特別委員会副委員長選任の件を議題といたします。
ただいま、議員定数・選挙区調査特別委員会副委員長が欠員となりましたので、委員会条例第七条の規定により、直ちに選任を行います。
議員定数・選挙区調査特別委員会副委員長に
渡 壁 正 徳 君
を指名するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
62:
◯議長(
新田篤実君) 起立多数であります。よって、指名のとおり選任するに決しました。
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意見書案(警察官の増員に関する意見書外五件)
63:
◯議長(
新田篤実君) この場合、意見書案の提出がありますので、書記をして朗読いたさせます。
【書 記 朗 読】
発議第十二号
発 議 書
警察官の増員に関する意見書
右別紙意見書の通り発議する。
平成十七年十月五日
県議会議員 平 田 修 己
外十一人
県議会議長 新 田 篤 実 殿
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発議第十三号
発 議 書
アスベストによる健康被害対策の強化を求める意見書
右別紙意見書の通り発議する。
平成十七年十月五日
県議会議員 平 田 修 己
外十一人
県議会議長 新 田 篤 実 殿
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発議第十四号
発 議 書
公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保に関する意見書
右別紙意見書の通り発議する。
平成十七年十月五日
県議会議員 平 田 修 己
外十一人
県議会議長 新 田 篤 実 殿
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発議第十五号
発 議 書
私学助成の充実強化を求める意見書
右別紙意見書の通り発議する。
平成十七年十月五日
県議会議員 平 田 修 己
外十一人
県議会議長 新 田 篤 実 殿
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発議第十六号
発 議 書
あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律並びに関係法令の遵守と指導の徹底強化を求める意見書
右別紙意見書の通り発議する。
平成十七年十月五日
県議会議員 平 田 修 己
外十一人
県議会議長 新 田 篤 実 殿
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発議第十七号
発 議 書
「リフォーム詐欺」から高齢者等を守るための対策強化を求める意見書
右別紙意見書の通り発議する。
平成十七年十月五日
県議会議員 平 田 修 己
外十一人
県議会議長 新 田 篤 実 殿
64:
◯議長(
新田篤実君) 別紙はお手元に配付しておりますので、朗読は省略いたします。
お諮りいたします。ただいま朗読の意見書案六件を、本日の日程に追加するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
65:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
それでは、発議第十二号 警察官の増員に関する意見書から発議第十七号 「リフォーム詐欺」から高齢者等を守るための対策強化を求める意見書までの六件を一括上程議題といたします。
お諮りいたします。この際、提案理由の説明は省略するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
66:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。質疑の通告はありません。
お諮りいたします。右意見書案六件は、この際、委員会への審査の付託を省略するに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
67:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
直ちに一括して採決いたします。右意見書案六件は、原案のとおり可決するに賛成の諸君は御起立願います。
【賛成者起立】
68:
◯議長(
新田篤実君) 起立多数であります。よって、右各案は、いずれも原案のとおり可決いたしました。
この場合、常任委員会並びに議会運営委員会の議会閉会中の調査についてお諮りいたします。地方自治法第百九条並びに第百九条の二の規定に基づき、お手元に配付しております調査事件を各常任委員会並びに議会運営委員会へそれぞれ付託し、調査終了まで議会閉会中の継続審査とするに御異議ありませんか。
【「異議なし」と言う者あり】
69:
◯議長(
新田篤実君) 御異議なしと認めます。よって、さよう決します。
この場合、知事から発言を求められておりますので、これを許します。知事藤田雄山君。
【知事藤田雄山君登壇】
70: ◯知事(藤田雄山君) 発言のお許しをいただきましたので、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま、今次定例県議会に御提案いたしました議案につきまして御議決を賜り、まことにありがとうございます。
さて、私の任期が間もなく終了いたします。本会議場で皆様方とお目にかかりますのも、おそらく本日が任期中の最後になろうかと存じます。知事就任以来、この三期十二年間、大きな時代の転換期の中で、元気な広島県づくりに微力ながら全力で取り組んでまいりました。この間、皆様方には格別の御指導とお力添えをいただきました。この場をおかりして厚く御礼を申し上げます。
十一月には選挙となりますが、再び皆様方の御指導をいただく機会を得ることができますれば、幸甚に存ずる次第でございます。まことにありがとうございました。(拍手)
【議長
新田篤実君起立】
71:
◯議長(
新田篤実君) 以上をもちまして、今次定例会に提出されました議案は、継続審査となりました決算関係議案を除き、ここにすべて議了いたしました。
各位におかれましては、会期を通じ、格段の御精励を賜り、台風災害関係補正予算を初め、県政の当面する重要議案について、いずれも適切な結論を得られましたことは、県民福祉向上と県勢伸展のため、まことに御同慶にたえません。
県当局におかれましては、被害箇所の早期復旧に努められ、もって県民の期待にこたえられますよう切望いたす次第であります。
また、常任委員会及び議会運営委員会の委員の選任等、議会構成上の重要案件につきましても、妥当な結論を得られましたことに深く感謝申し上げる次第であります。
なお、知事におかれましては間もなく任期を終えられるわけでありますが、再びこの議場でお会いできますことを期待するものであります。
これをもちまして九月定例会を閉会いたします。
午後零時五十六分閉会
発言が指定されていません。 広島県議会 ↑ 本文の先頭へ...