ツイート シェア
  1. 天理市議会 2024-03-01
    03月21日-05号


    取得元: 天理市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-19
    令和 6年  3月 定例会(第1回)      令和六年 第一回天理市議会定例会会議録(第五号)---------------------------------------  令和六年三月二十一日(木曜日) 午前十時零分 開会---------------------------------------議事日程(第五号)一 日程  日程第一 諮問案第一号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて  日程第二 同意案第一号 天理市教育委員会の教育長の任命につき同意を求めることについて  日程第三 同意案第二号 天理市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて  日程第四 議案第二号 令和五年度天理市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)  〃 〃  議案第三号 令和五年度天理市介護保険特別会計補正予算(第二号)  〃 〃  議案第四号 令和五年度天理市後期高齢者医療特別会計補正予算(第一号)  〃 〃  議案第二十号 天理市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について  〃 〃  議案第二十一号 天理市学童保育条例の一部改正について  〃 〃  議案第二十二号 天理市ひとり親家庭等医療費助成条例等の一部改正について  日程第四 議案第二十三号 天理市立地域活動支援センター条例の廃止について  〃 〃  議案第二十四号 天理市性の多様性の尊重に関する条例の制定について  〃 〃  議案第二十六号 天理市国民健康保険条例の一部改正について  〃 〃  議案第二十七号 天理市介護保険条例の一部改正について  〃 〃  議案第三十一号 天理市消防団員等公務災害補償条例の一部改正について  〃 〃  議案第三十五号 財産の無償貸付けについて               (文教厚生委員長報告)  日程第五 議案第五号 令和五年度天理市土地区画整理事業特別会計補正予算(第三号)  〃 〃  議案第二十五号 天理市火葬場条例の一部改正について  〃 〃  議案第二十八号 天理市観光物産センター条例の廃止について  〃 〃  議案第二十九号 天理市営住宅条例の一部改正について  〃 〃  議案第三十号 天理市空家等対策協議会条例の一部改正について  〃 〃  議案第三十二号 天理市上下水道局に勤務する企業職員の給与等の種類及び基準に関する条例の一部改正について  〃 〃  議案第三十三号 天理市水道事業給水条例の一部改正について  〃 〃  議案第三十四号 奈良広域水質検査センター組合規約の変更について               (経済産業委員長報告)  日程第六 議案第一号 令和五年度天理市一般会計補正予算(第十一号)  日程第六 議案第十三号 天理市監査委員に関する条例及び天理市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正について  〃 〃  議案第十四号 天理市一般職の任期付職員の採用等に関する条例及び天理市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について  〃 〃  議案第十五号 天理市職員の育児休業等に関する条例の一部改正について  〃 〃  議案第十六号 公益的法人等への天理市職員の派遣等に関する条例の制定について  〃 〃  議案第十七号 天理市特別職の職員の給与に関する条例及び天理市教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部改正について  〃 〃  議案第十八号 天理市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について  〃 〃  議案第十九号 天理市税賦課徴収条例の一部改正について  〃 〃  議案第三十六号 財産の無償貸付けについて               (総務財政委員長報告)  日程第七 議案第六号 令和六年度天理市一般会計予算  〃 〃  議案第七号 令和六年度天理市国民健康保険特別会計予算  〃 〃  議案第八号 令和六年度天理市介護保険特別会計予算  〃 〃  議案第九号 令和六年度天理市後期高齢者医療特別会計予算  日程第七 議案第十号 令和六年度天理市土地区画整理事業特別会計予算  〃 〃  議案第十一号 令和六年度天理市水道事業会計予算  〃 〃  議案第十二号 令和六年度天理市下水道事業会計予算              (予算審査特別委員長報告)  日程第八 議案第三十七号 令和五年度天理市一般会計補正予算(第十二号)  〃 〃  議案第三十八号 令和五年度天理市介護保険特別会計補正予算(第三号)  日程第九 決議案第一号 若者のオーバードーズ(薬物の過剰摂取)防止対策の強化を求める意見書について  日程第十 発議案第一号 天理市議会委員会条例の一部改正について---------------------------------------本日の会議に付した事件 議事日程のとおり---------------------------------------出席議員(十六名)                  一番   今西康世議員                  二番   東田匡弘議員                  三番   榎堀秀樹議員                  四番   大橋基之議員                  五番   鈴木 洋議員                  六番   藤本さゆり議員                  七番   西崎圭介議員                  八番   鳥山淳一議員                  九番   内田智之議員                  十番   寺井正則議員                 十一番   神田和彦議員                 十二番   村木 敬議員                 十三番   石津雅恵議員                 十四番   井上伸吾議員                 十五番   山田哲生議員                 十六番   市本貴志議員---------------------------------------欠席議員(なし)---------------------------------------説明のための出席者              市長           並河 健              副市長          藤田俊史              教育長          伊勢和彦              市長公室長        上田茂治              総務部長         上田義之              くらし文化部長      西辻健一              危機管理監        上土居能一              健康福祉部長       加藤道徳              健康・こども家庭局長   山本年秀              環境経済部長       谷 文広              建設部長         井上典正              教育委員会                           奥村紀一              事務局長              教育次長         山口忠幸              会計管理者        奥村良子              上下水道局長       前田典昭議会事務局職員ほか出席者              事務局長         松原茂幸              事務局次長        青木一朗              事務局係長        上田泰司              書記           生駒健太---------------------------------------                      午前十一時二十分 開議 ○議長(大橋基之議員) 休会前に引き続き会議をいたします。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) これより日程に入ります。 日程第一、諮問案第一号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。 ただいま上程になりました諮問案については、朗読を省略して直ちに提案者の説明を求めます。 市長。     〔市長 並河 健 登壇〕 ◎市長(並河健) ただいま上程されました諮問案第一号、人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて御説明をいたします。 本案は、委員九名のうち、本年六月三十日をもって任期満了となります米田豊一さんを引き続き人権擁護委員に推薦しようとするものであります。 人権擁護委員の推薦につきましては、人権擁護委員法第六条第三項の規定に基づきまして、議会の御意見を賜るように規定をされております。よろしく御賛同賜りますようお願いを申し上げます。 ○議長(大橋基之議員) ただいま提案者より説明があったとおりであります。 本案に対し、御意見等ございませんか。---別に御意見がなければ、本案を原案どおり承認することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本案は原案どおり承認することに決しました。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) 日程第二、同意案第一号、天理市教育委員会の教育長の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。 ただいま上程になりました同意案については、朗読を省略して直ちに提案者の説明を求めます。 市長。     〔市長 並河 健 登壇〕 ◎市長(並河健) ただいま上程されました同意案第一号、天理市教育委員会の教育長の任命につき同意を求めることについて御説明をいたします。 本案は、本年三月三十一日をもって任期満了となります伊勢和彦さんを引き続き教育委員会の教育長に任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定に基づき、議会の御同意を求めるものでございます。御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大橋基之議員) ただいま提案者より説明があったとおりであります。 本案に対し、御意見等ございませんか。---別に御意見がなければ、本案を原案どおり同意することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本案は原案どおり同意することに決しました。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) 日程第三、同意案第二号、天理市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについてを議題といたします。 ただいま上程になりました同意案については、朗読を省略して直ちに提案者の説明を求めます。 市長。     〔市長 並河 健 登壇〕 ◎市長(並河健) ただいま上程されました同意案第二号、天理市固定資産評価審査委員会の委員の選任につき同意を求めることについて御説明をいたします。 本案は、委員三名のうち、久保善史さんの後任として、新たに守目堂町の北井良典さんを固定資産評価審査委員会の委員に選任しようとするものでございます。 北井さんは、人格識見ともに優れ、固定資産評価審査委員として適任者であると考え、地方税法第四百二十三条第三項の規定に基づき、議会の御同意を求めるものでございます。御同意賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(大橋基之議員) ただいま提案者より説明があったとおりであります。本案に対し、御意見等ございませんか。---別に御意見がなければ、本案を原案どおり同意することにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本案は原案どおり同意することに決しました。 ただいま同意いたしました各氏より御挨拶がございます。     〔天理市固定資産評価審査委員 北井良典氏 入場〕 ◎教育長(伊勢和彦) 失礼します。おはようございます。貴重なお時間を頂き、一言お礼を申し上げたいと思います。 ただいま天理市教育委員会教育長の任命に御同意いただきました伊勢和彦でございます。引き続き誠心誠意この命を使い切る覚悟で職務に専念したいと願っております。どうぞ御指導、御鞭撻賜りますようよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。(拍手) ◎固定資産評価審査委員(北井良典氏) ただいま固定資産評価審査委員に選出をしていただきました北井と申します。 この職務に誠心誠意取り組んでまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。(拍手)     〔天理市固定資産評価審査委員 北井良典氏 退場〕--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) 日程第四、議案第二号、令和五年度天理市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)ほか、議案第三号、議案第四号、議案第二十号から議案第二十四号まで、議案第二十六号、議案第二十七号、議案第三十一号及び議案第三十五号の十二議案を一括議題といたします。 ただいま上程になりました議案については、去る六日の本会議において文教厚生委員会に付託されておりますので、審査の経過並びに結果について委員長の報告を求めます。 文教厚生委員長。     〔文教厚生委員長 石津雅恵議員 登壇〕 ◆文教厚生委員長(石津雅恵議員) 去る六日の本会議におきまして、文教厚生委員会に付託になりました議案第二号、令和五年度天理市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)ほか十一議案について、休会中の七日、委員会を開催し、理事者並びに関係部課長の出席を求め、審査いたしました経過並びに結果について報告いたします。 まず、議案第二号、令和五年度天理市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)についてでありますが、今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ七千四百四十三万一千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ六十五億三千四百三万一千円に定めようとするものであります。 歳出の内容といたしましては、人件費の補正、保険料軽減額の確定等に伴う各種納付金及び国・県交付金の額確定に伴う精算返納金等であります。 一方、歳入の内容といたしましては、一般会計繰入金及び繰越金等の増額により収支の均衡を図ったものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第三号、令和五年度天理市介護保険特別会計補正予算(第二号)についてでありますが、今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ三百四十九万八千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ六十五億七千七百二十八万円に定めようとするものであります。 歳出の内容といたしましては、令和六年四月より介護報酬の改定が行われることに伴う介護保険被保険者管理システム及び介護認定システムに係る改修委託料等の増額であります。 一方、歳入の内容といたしましては、国庫補助金及び一般会計繰入金により収支の均衡を図ったものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第四号、令和五年度天理市後期高齢者医療特別会計補正予算(第一号)についてでありますが、今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ七百八十一万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ九億五千三百六十一万円に定めようとするものであります。 歳出の内容といたしましては、事業費確定に伴う後期高齢者医療広域連合負担金の増額及び繰越金の精算に伴う一般会計繰出金の増額であります。 一方、歳入の内容といたしましては、後期高齢者医療保険料の決算見込みに伴う保険料の増額、一般会計繰入金の減額及び繰越金の増額により収支の均衡を図ったものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十号、天理市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでありますが、本案は、内閣府令の一部改正により、特定教育・保育施設の運営規程の概要等、書面の提示を義務付けている規定に加え、その内容をホームページ等により公衆の閲覧に供する義務が加えられたこと、及び磁気ディスク、CD‐ROM等の記録媒体について、新たな情報通信技術の導入・活用に円滑な対応ができるよう電磁的記録媒体と表現が改められたことに伴い、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十一号、天理市学童保育条例の一部改正についてでありますが、本案は、山の辺学童保育所における入所者が増加していることから、新たに山の辺第二学童保育所を設置すること、及び学童保育所がない福住小学校区において新たに福住学童保育所を設置するため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十二号、天理市ひとり親家庭等医療費助成条例等の一部改正についてでありますが、本案は、福祉医療費助成制度における現物給付の対象年齢について、令和六年八月診療分より、現行の未就学児から高校生世代にまで拡大するため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十三号、天理市立地域活動支援センター条例の廃止についてでありますが、本案は、天理市立地域活動支援センターについて、利用者の減少及び施設設備の老朽化に伴い、令和六年三月三十一日をもって同センターを廃止するため、この条例を廃止するものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十四号、天理市性の多様性の尊重に関する条例の制定についてでありますが、本案は、天理市において多様な性が尊重される社会を実現するため、性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律の趣旨を踏まえ、性の多様性に対する理解を深める施策を推進するため、新たに本条例を制定しようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十六号、天理市国民健康保険条例の一部改正についてでありますが、本案は、国民健康保険法施行令の改正により、国民健康保険料の賦課限度額の引上げ、保険料軽減措置の対象となる所得基準の引上げ及び退職者医療制度の廃止に伴い、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十七号、天理市介護保険条例の一部改正についてでありますが、本案は、令和六年度から令和八年度までの介護保険料の額を改定するため、並びに第一号被保険者の介護保険料について、介護保険法施行令の改正により、標準段階の多段階化及び標準乗率の見直しが行われたことを踏まえ、本条例における当該保険料の算定等に係る根拠規定を改めるため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第三十一号、天理市消防団員等公務災害補償条例の一部改正についてでありますが、本案は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の改正に伴い、消防団員の処遇改善の観点から、損害補償額の算定基礎である補償基礎額の引上げを行うため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第三十五号、財産の無償貸付けについてでありますが、本案は、社会医療法人高清会天理市立メディカルセンター東側で運営する天理メディカルイーストの駐車場用地として令和三年十月から無償貸付けを行っている本財産について、同法人より引き続き天理市立メディカルセンターに無償で共同利用させる旨の申出があったことから、当該駐車場の設置が天理市立メディカルセンターの利便性向上に資すると認め、本財産の無償貸付けを行うものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、本委員会に付託になりました議案第二号、令和五年度天理市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)ほか十一議案についての結果報告といたします。議員各位におかれましては、よろしく御賛同くださいますようお願いいたします。 ○議長(大橋基之議員) ただいま委員長より報告されたとおりであります。 これより討論を行います。討論通告が来ておりますので、発言を許します。 ○議長(大橋基之議員) 十二番、村木敬議員。     〔十二番 村木 敬議員 登壇〕
    ◆十二番(村木敬議員) 議案第二十六号、天理市国民健康保険条例の一部改正について反対討論を行います。 本議案は、二〇二四年度の国民健康保険料後期高齢者支援分賦課限度額を二十万円から二十二万円に引き上げようとするものです。合計賦課限度額は百二万円から百四万円になります。市民の負担限度を超えている保険料をさらに引き上げるもので、これ以上の負担増をするべきではありません。二〇二三年度の保険料は、営業収入の四人家族で所得額七百二十五万円で、賦課限度額百二万円に達しており、所得の一四%にもなっています。全国消費者物価指数は、二〇二〇年を一〇〇とすると、二〇二三年は一〇六・九となっています。奈良県の勤労者給与総額は、同じ時期の二〇二〇年と二〇二三年を比較する指数は九十九・三となっています。 物価高騰の中で収入が増えない中で、市民生活を圧迫する国保料のこれ以上の引上げは行うべきではありません。国保制度県単位化されても、被保険者から見れば、保険者は天理市から奈良県と天理市に変わっただけで、国民皆保険制度を担う公的責任は変わりません。所得の一割を超える、払いたくても払えない高過ぎる保険料を引き下げ、収入のない子どもの均等割軽減の拡充を図り、市民の負担軽減をさらに実施するべきです。 以上で、議案第二十六号、天理市国民健康保険条例の一部改正について反対討論を終わります。 ○議長(大橋基之議員) 以上をもって討論を終わります。 これより採決を行います。 議案第二十六号、天理市国民健康保険条例の一部改正について、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋基之議員) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決確定いたしました。 お諮りいたします。 議案第二号、令和五年度天理市国民健康保険特別会計補正予算(第二号)ほか、議案第三号、議案第四号、議案第二十号から議案第二十四号まで、議案第二十七号、議案第三十一号及び議案第三十五号の十一議案については、委員長の報告どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本十一議案は原案どおり可決確定いたしました。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) 日程第五、議案第五号、令和五年度天理市土地区画整理事業特別会計補正予算(第三号)ほか議案第二十五号、議案第二十八号から議案第三十号まで及び議案第三十二号から議案第三十四号までの八議案を一括議題といたします。 ただいま上程になりました議案については、去る六日の本会議において経済産業委員会に付託されておりますので、審査の経過並びに結果について委員長の報告を求めます。 経済産業委員長。     〔経済産業委員長 榎堀秀樹議員 登壇〕 ◆経済産業委員長(榎堀秀樹議員) 去る六日の本会議におきまして、経済産業委員会に付託になりました議案第五号、令和五年度天理市土地区画整理事業特別会計補正予算(第三号)ほか七議案について、休会中の八日、委員会を開催し、理事者並びに関係部課長の出席を求め、審査いたしました経過並びに結果について報告いたします。 まず、議案第五号、令和五年度天理市土地区画整理事業特別会計補正予算(第三号)についてでありますが、今回の補正は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ二百十三万三千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ一億二千三十万八千円に定めようとするものであります。 歳出の内容といたしましては、山の辺第一工区土地区画整理事業費のうち、土地移転補償額の同意が得られない際に奈良県収用委員会へ申請する損失補償裁決の手数料の増額、都市計画道路天理停車場線の整備の遅延に伴う測量設計等業務委託料の減額及び保留地処分金、基金積立金の増額であります。 一方、歳入の内容といたしましては、保留地処分金及び一般会計繰入金の減額、繰越金等の増額により収支の均衡を図ったものであります。 また、地権者との交渉に不測の日数を要したことにより年度内に完了が見込めない山の辺土地区画整理事業について、繰越明許費の設定をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十五号、天理市火葬場条例の一部改正についてでありますが、本案は、天理市聖苑の使用料に係る焼却区分の種別の表記について、適切な表記へと変更するため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十八号、天理市観光物産センター条例の廃止についてでありますが、本案は、令和六年四月から天理駅南団体待合所が天理大学サテライトキャンパスとして運用され、新たな情報発信の拠点として活用が開始されることから、天理市観光物産センターの指定管理者の指定が令和六年三月三十一日をもって満了することに合わせて同センターを廃止するため、この条例を廃止しようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第二十九号、天理市営住宅条例の一部改正についてでありますが、本案は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律が改正されたことに伴い、引用条項の見直しが行われたため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第三十号、天理市空家等対策協議会条例の一部改正についてでありますが、本案は、空家等対策の推進に関する特別措置法が改正されたことに伴い、引用条項にずれが生じたため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第三十二号、天理市上下水道局に勤務する企業職員の給与等の種類及び基準に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、令和五年人事院勧告に基づき、国において国家公務員への住宅勤務等手当が新設されたこと及び地方自治法の一部改正により会計年度任用職員への勤勉手当の支給が可能となることを受けて、本市上下水道局に勤務する企業職員においても同様の措置を講ずるため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第三十三号、天理市水道事業給水条例の一部改正についてでありますが、本案は、生活衛生等関係行政の機能強化のため、関係法律の整備に関する法律が公布され、令和六年四月一日より、水道法等による権限が厚生労働大臣から国土交通大臣及び環境大臣へ移管されることに伴い、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第三十四号、奈良広域水質検査センター組合規約の変更についてでありますが、本案は、生活衛生等関係行政の機能強化のための関係法律の整備に関する法律が公布され、令和六年四月一日より、水道法等による権限が厚生労働大臣から国土交通大臣及び環境大臣へ移管されることに伴い、奈良広域水質検査センター組合の規約を変更することについて、地方自治法第二百九十条の規定により議会の議決を求めるものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、本委員会に付託になりました議案第五号、令和五年度天理市土地区画整理事業特別会計補正予算(第三号)ほか七議案についての結果報告といたします。議員各位におかれましてはよろしく御賛同くださいますようお願いいたします。 ○議長(大橋基之議員) ただいま委員長より報告されたとおりであります。 質疑等ございませんか。---別に質疑がなければ、ただいま議題となっております八議案を委員長の報告どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本八議案は原案どおり可決確定いたしました。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) 日程第六、議案第一号、令和五年度天理市一般会計補正予算(第十一号)ほか議案第十三号から議案第十九号まで及び議案第三十六号の九議案を一括議題といたします。 ただいま上程になりました議案については、去る六日の本会議において総務財政委員会に付託されておりますので、審査の経過並びに結果について委員長の報告を求めます。 総務財政委員長。     〔総務財政委員長 内田智之議員 登壇〕 ◆総務財政委員長(内田智之議員) 去る六日の本会議におきまして、総務財政委員会に付託になりました議案第一号、令和五年度天理市一般会計補正予算(第十一号)ほか八議案について、休会中の十一日、委員会を開催し、理事者並びに関係部課長の出席を求め、審査いたしました経過並びに結果について報告いたします。 まず、議案第一号、令和五年度天理市一般会計補正予算(第十一号)についてでありますが、今回の補正は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ六億二千九百六十三万八千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ二百九十六億八千九百九十万九千円に定めようとするものであります。 歳出の主な内容といたしましては、定年前早期退職者等の増加による退職手当の増額、各種基金への積立金の増額、令和五年度事業執行見込み等による福祉関連事業費及び建設事業費等の調整、新クリーンセンター建設に伴う山辺・県北西部広域環境衛生組合分担金の増額、国の補正予算により前倒しで実施するため池防災対策関連事業に要する経費の増額、小学校、中学校の特別教室への空調設備設置及びトイレの改修に要する経費の増額等であります。 これらの歳出に見合う財源につきましては、地方交付税、国庫・県支出金、寄附金、市債、繰入金等により収支の均衡を図ったものであります。 また、学童保育の利用者の増加等により新たに学童保育所を設置することに伴い、学童保育所指定管理料を増額する必要があることから、学童保育運営事業に係る債務負担行為の限度額を八億一千八百四十四万九千円に変更し、年度内に完了が見込めない十七事業について、繰越明許費の設定をしようとするものであります。 委員中より、小中学校の体育館について、災害時の避難所としての使用等も想定されることから、空調設備の設置やトイレの洋式化に加え、国の予算を活用した非構造部材の耐震化も進められるよう要望が出されました。 本案については、去る七日の文教厚生委員会及び八日の経済産業委員会においてそれぞれ予備審査が行われ、慎重審査の結果、両委員会ともに了とされました。 本委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十三号、天理市監査委員に関する条例及び天理市水道事業及び下水道事業の設置等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方自治法の一部が改正されたことに伴い、引用条項にずれが生じたため、所要の改正をしようとするものであります。 本案については、去る八日の経済産業委員会において予備審査が行われ、慎重審査の結果、了とされました。 本委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十四号、天理市一般職の任期付職員の採用等に関する条例及び天理市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、令和五年人事院勧告に基づき、国において、在宅勤務等を中心とした働き方をする国家公務員への光熱水費等の負担軽減を目的とした在宅勤務等手当が新設されたことを受け、本市の職員においても同様の措置を講ずるため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十五号、天理市職員の育児休業等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方自治法の一部改正により会計年度任用職員への勤勉手当の支給が可能となったことに伴い、一般職の育児休業取得者に勤勉手当を支給する際に適用している算出方法を会計年度任用職員に対しても適用させるため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十六号、公益的法人等への天理市職員の派遣等に関する条例の制定についてでありますが、本案は、本市の職員を公益的法人等へ派遣するに当たり、公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律に基づき、職員派遣の適正化、派遣手続及び職員の身分の取扱いの明確化等、必要となる事項を定めるため、新たに本条例を制定しようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十七号、天理市特別職の職員の給与に関する条例及び天理市教育委員会の教育長の給与等に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、市長、副市長及び教育長の給料月額について、現行の特例減額措置の期間を延長するため、所要の改正をしようとするものであります。 本案については、去る七日の文教厚生委員会において予備審査が行われ、慎重審査の結果、了とされました。 本委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十八号、天理市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についてでありますが、本案は、地方自治法の一部改正により会計年度任用職員への勤勉手当の支給が可能となったことに対応するため、また、令和五年人事院勧告による給与改定を受け、本市の会計年度任用職員についても、一般職の職員と権衡を考慮し、同様の措置を講ずるため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十九号、天理市税賦課徴収条例の一部改正についてでありますが、本案は、軽自動車税の減免に必要な申請手続について、同一車両が継続して減免の適用を受ける場合における毎年度の申請を不要とするため、所要の改正をしようとするものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第三十六号、財産の無償貸付けについてでありますが、本案は、本市における持続可能な観光、農業振興を図ることを目的に、(仮称)天理大学・モンベル共同体が飲食及びアウトドアショップの事業を展開するとともに、学生が観光案内や飲食店経営の実践的な学びを通して、観光、農業の発展につながる研究活動及び人材育成の場として活用するため、当該財産の無償貸付けを行うものであります。 委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、本委員会に付託になりました議案第一号、令和五年度天理市一般会計補正予算(第十一号)ほか八議案についての結果報告といたします。議員各位におかれましてはよろしく御賛同くださいますようお願いいたします。 ○議長(大橋基之議員) ただいま委員長より報告されたとおりであります。 質疑等ございませんか。---別に質疑がなければ、ただいま議題となっております九議案を委員長の報告どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本九議案は原案どおり可決確定いたしました。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) 日程第七、議案第六号、令和六年度天理市一般会計予算ほか、議案第七号から議案第十二号までの七議案を一括議題といたします。 ただいま上程になりました議案については、去る六日の本会議において予算審査特別委員会に付託されておりますので、審査の経過並びに結果について委員長の報告を求めます。 予算審査特別委員長。     〔予算審査特別委員長 内田智之議員 登壇〕 ◆予算審査特別委員長(内田智之議員) 去る六日の本会議におきまして、予算審査特別委員会に付託になりました議案第六号、令和六年度天理市一般会計予算ほか六議案について、休会中の十二日、特別委員会を開催し、理事者並びに関係部課長の出席を求め、審査いたしました経過並びに結果について報告いたします。 まず、議案第六号、令和六年度天理市一般会計予算についてでありますが、本会計予算は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ三百二十六億一千万円とし、前年度当初予算と比較して五十九億円、二二・一%の増となっております。 歳出予算の性質別概要といたしましては、扶助費、人件費、公債費の義務的経費が百四十五億八千六百三十万円で、予算全体の四四・八%を占め、前年度と比較して一・九%の増となっております。 内訳は、扶助費として、児童手当の増加等により、前年度と比較して一・九%の増、人件費は、人事院勧告に合わせた給与改定の影響等により、前年度と比較して六・五%の増、公債費は、前年度と比較して七・八%の減となっております。 投資的経費につきましては十六億四千四十二万円で、予算全体の五・〇%、前年度と比較して二九・五%の増加となっております。 その要因は、(仮称)櫟本北こども園建設工事費や(仮称)天理市清掃管理事務所等建設工事費の増加等によるものであります。 その他の経費については百六十三億八千三百二十八万円で、予算全体の五〇・二%、前年度と比較して四七・二%の増となっております。 その要因は、山辺・県北西部広域環境衛生組合分担金、標準化システムへの移行に係る経費等の増加によるものであります。 これらの歳出に見合う財源は、国・県支出金などの特定財源、市税、地方交付税、繰越金等の一般財源及び財源不足への対応として基金からの繰入れを行い、収支の均衡を図ったものであります。 なお、委員より種々意見、要望が出されたのであります。 その主な内容についてでありますが、天理駅前駐車場について、利用料金を細分化するなど工夫を行い、利用者の増加に努められるよう意見が出されました。 生理の貧困支援事業について、小中学校での生理用品の配置に合わせ、児童生徒への当該事業への理解を促すとともに、今後の利用状況により予算を増額するなど、事業の継続に努められるよう意見が出されました。 会計年度任用職員の来年度からの処遇の変更について、対象職員への丁寧な説明に努められ、理解と納得が得られるよう意見が出されました。 アピアランスケア支援事業について、医療用ウィッグ等の購入費の一部補助に加え、がんサロンへの参加の促進等、心のケアにも取り組まれるよう意見が出されました。 保育料第二子無償化事業について、子育て世帯のさらなる経済的負担軽減のため、無償化の範囲拡大を検討されるよう意見が出されました。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第七号、令和六年度天理市国民健康保険特別会計予算についてでありますが、本会計予算は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ六十億二千六百六十万円に定めようとするものであります。 歳出の主な内容といたしましては、一般被保険者療養費や高額療養費などの保険給付費、医療給付費や後期高齢者支援金等に係る国民健康保険事業費納付金、特定健康診査等事業費等であり、これらに見合う歳入といたしましては、国民健康保険料、保険給付費等交付金及び一般会計繰入金等により収支の均衡を図ったものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第八号、令和六年度天理市介護保険特別会計予算についてでありますが、本会計予算は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ六十二億六千百六十万円に定めようとするものであります。 歳出の主な内容といたしましては、介護サービス、介護予防サービス及び高額介護サービス等の保険給付費、介護予防・生活支援サービス費及び包括的支援事業等に要する地域支援事業費等であり、これらに見合う歳入といたしましては、介護保険料、国庫負担金・補助金、支払基金交付金、県負担金・補助金及び一般会計繰入金等により収支の均衡を図ったものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第九号、令和六年度天理市後期高齢者医療特別会計予算についてでありますが、本会計予算は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ十億五千三百万円に定めようとするものであります。 歳出の主な内容といたしましては、奈良県後期高齢者医療広域連合に対する納付金であり、これらに見合う歳入といたしましては、後期高齢者医療保険料及び一般会計繰入金等により収支の均衡を図ったものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十号、令和六年度天理市土地区画整理事業特別会計予算についてでありますが、本会計予算は、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ一億六百八十万円に定めようとするものであります。 歳出の主な内容といたしましては、山の辺第一工区土地区画整理事業に係る測量設計委託料及び公債費等であり、これらに見合う歳入といたしましては、一般会計繰入金及び保留地処分金、基金繰入金等により収支の均衡を図ったものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十一号、令和六年度天理市水道事業会計予算についてでありますが、本会計予算は、業務の予定量を給水戸数二万五千戸、年間総有収水量六百九十四万二千八百六十七立方メートルとし、収益的収入及び支出について、支出総額を十七億五千四百四十九万九千円、収入総額を十九億八百十七万二千円に定めようとするものであります。 支出の主な内容といたしましては、受水費及び原水・浄水設備の運転、維持管理に要する費用、配水に係る設備及び給水装置の維持管理に要する費用、固定資産の償却費用及び企業債、利息等であります。 一方、収入については、水道料金、配水管移設工事等に伴う受託工事収益及び固定資産の取得に伴う補助金等の償却相当額などであります。 また、資本的収入及び支出についてでありますが、支出総額は十三億八千六百三十五万円で、主な内容といたしましては、配水管改良工事費及び企業債償還金等であります。 一方、収入総額は四億五千五百三十二万一千円で、主な内容といたしましては、配水管布設工事負担金、施設分担金、補助金及び投資償還金等であります。 また、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額九億三千百二万九千円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填するものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第十二号、令和六年度天理市下水道事業会計予算についてでありますが、本会計予算は、業務の予定量として排水戸数二万二千二百六十戸、年間総排水量七百十二万二千七百九十三立方メートルとし、収益的収入及び支出について、支出総額を二十二億八千八百二十二万八千円、収入総額を二十六億八千六百九十四万円に定めようとするものであります。 支出の主な内容といたしましては、下水道管及び付属設備の維持管理に要する費用、農業集落排水処理施設の維持管理に要する費用、県汚水処理施設への排水処理負担金、減価償却費及び企業債、利息等であります。 一方、収入については、下水道使用料、一般会計からの補助金及び固定資産の取得に伴う補助金等の償却相当額等であります。 また、資本的収入及び支出についてでありますが、支出総額は十六億七千五十五万三千円で、主な内容といたしましては、下水道管整備工事費、雨水ポンプ場整備工事費、県汚水処理施設建設負担金及び企業債償還金等であります。 一方、収入総額は五億七百十六万九千円で、その主な内容といたしましては、企業債及び一般会計からの補助金等であります。 なお、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額十一億六千三百三十八万四千円は、過年度分損益勘定留保資金等で補填するものであります。 本特別委員会といたしましては、慎重審査の結果、理事者の説明を了とし、本案を原案どおり可決すべきものと決しました。 以上で、本特別委員会に付託になりました議案第六号、令和六年度天理市一般会計予算ほか六議案についての結果報告といたします。 なお、令和六年度予算の執行に当たっては、各委員より出された意見、要望等を十分に反映されるよう要望いたしておきます。議員各位におかれましては、よろしく御賛同くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋基之議員) ただいま委員長より報告されたとおりであります。 これより討論を行います。討論通告が来ておりますので、発言を許します。     〔十二番 村木 敬議員 登壇〕 ◆十二番(村木敬議員) 議案第六号、令和六年度天理市一般会計予算に対する反対討論を行います。 まず、デジタル主権及び個人情報保護等の観点から問題があるガバメントクラウド接続事業及びシステム標準化事業に対する反対討論を行います。 ガバメントクラウド接続事業及びシステム標準化事業は、国の法律を基に進められている政策です。住民の個人情報を自治体ごとのシステム管理から外資系の会社のクラウド上で住民の個人情報を管理するシステムに改変する作業の一環です。住民基本台帳や戸籍をはじめ、二十項目に及ぶ個人情報をガバメントクラウド提供事業者の外資系企業に天理市が保存しようとしていることについて、これまでは天理市が天理市民の個人情報を保護する立場であったのに、天理市民の個人情報を提供する立場になっていくことになります。この天理市の立ち位置の変化は、デジタル主権及び個人情報保護の観点から危険があることを指摘して、この予算に反対します。 次に、窓口証明書発行業務におけるコンビニ交付サービス活用事業について反対討論を行います。 二〇二三年第三回定例会において、議案第三十六号、天理市印鑑条例の一部改正についての質疑及び反対討論で以下のように指摘しました。印鑑登録の申請が代理人によってできること及び印鑑登録証明書の交付が代理人によりできること、並びに印鑑登録証明書のマイナンバーカードでのコンビニ交付には、暗証番号の漏えいにより、本人の関与なく印鑑証明書が交付される危険があり、さらに、スマホを使い、コンビニの店舗など、匿名性の高い場所での印鑑証明の交付が個人情報にアクセスしやすい環境を生み、結果、高齢なため、精神病のため、知的障害のため事理弁識能力に支障を来したそれらの方が経済的な被害に遭う危険がある。このたびの窓口証明書発行業務におけるコンビニ交付サービス活用事業の予算についても同様の理由で反対し、反対討論とします。 次に、みんなの学校プロジェクト推進に向けたセキュリティー向上事業に対する反対討論を行います。 地域の子どもを地域の人と連携して育てていくことは、いままでもそのようなことは行われていたのではないでしょうか。このような標語の下、行われるのは、結果的には公民館の財政的理由による閉鎖ではないでしょうか。公共施設は、地方自治法第二百四十四条に次のように規定されています。「住民の福祉を増進する目的をもつてその利用に供するための施設であり、正当な理由がない限り、住民が公の施設を利用することを拒んではならない。住民が公の施設を利用することについて、不当な差別的取扱いをしてはならない」と。また、社会教育法第二十条「公民館は、市町村その他一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もつて住民の教養の向上、健康の増進、情操の純化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とする」、第二十一条「公民館は、市町村が設置する」として、公民館の設置者及び公民館の意義を規定しています。これは、憲法十三条、憲法二十六条に基づく権利であり、基本的人権の保障として尊重されなければなりません。 また、学校を地域に開くことについて、以下のような問題があります。まず、安全面での課題があります。これまで起こった学校に対する犯罪を考えるとき、学校の機能だけの場合と比べて閉鎖性は緩むので、危険があります。次に、学校に行きにくいという事情を抱えた子どもについても、地域の人が学校にいることでマイナスに作用することがあるのではないでしょうか。次に、教師にいま以上に何かと負担をかけることになります。以上のことに鑑みて、みんなの学校プロジェクト推進に向けたセキュリティー向上事業の予算に対する反対討論とします。 次に、子育て応援・相談センター~ほっとステーション~運営事業などに対する予算案に反対する討論を行います。 二〇二三年第四回定例会の一般質問で述べましたように、まず、保護者からの意見は、学校運営上、有意義なものは、その意見を参考にして、よりよい学校にしていくのが本来の姿ではないでしょうか。それが苦情の場合でも、第一には学校が対応することが主体的な学校運営の上では必要なはずです。そこへ行政が第一に乗り出すのは、その主体性を奪うことになります。学校からの要請があれば、行政が関与して問題に対応すればよいと考えます。また、教師の負担を軽減するには、教師の加配によってその軽減をするのが本筋の問題解決です。以上の理由から、子育て応援・相談センター~ほっとステーション~運営事業等に対する予算案に反対する討論とします。 次に、本予算に関する説明書、歳出、二款総務費、一項八目企画費、十八節負担金補助及び交付金のうち、二〇二五年大阪・関西万博市町村負担金について反対討論を行います。 共同通信社が昨年十一月に実施した万博に関する世論調査の結果では、「万博は不要」と答えた方が、三人に二人に当たる六八%にも上りました。いま、多くの国民の怒りの矛先は、物価高騰や暮らしの低迷をよそに、「いのち輝く」を掲げる万博や、その関連事業に巨額の公金が使われることに向けられています。万博に負担する予算があるのなら、能登地震の被災地支援に回すべきだと申し述べて、二〇二五年大阪・関西万博市町村負担金についての反対討論とします。 以上、議案第六号、令和六年度天理市一般会計予算に対する反対討論とします。 続いて、議案第七号、令和六年度天理市国民健康保険特別会計予算に対する反対の討論を行います。 総務省が発表した二〇二三年の家計調査によると、二人以上の世帯におけるエンゲル係数が二七・八%となり、比較可能な一九八五年以降で最も高い数値となりました。まさに食べるので精いっぱいという状況です。また、物価、原材料の高騰が、個人、個人事業主にさらなる追い打ちをかけています。こんな状況で、生活に困窮している個人、個人事業主に対する保険料限度額の増額をする予算案には反対します。 以上、議案第七号、令和六年度天理市国民健康保険特別会計予算に対する反対討論とします。 ○議長(大橋基之議員) 以上をもって討論を終わります。 これより採決を行います。 まず、議案第六号、令和六年度天理市一般会計予算について、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋基之議員) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決確定いたしました。 次に、議案第七号、令和六年度天理市国民健康保険特別会計予算について、起立により採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔賛成者起立〕 ○議長(大橋基之議員) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決確定いたしました。 お諮りいたします。 議案第八号、令和六年度天理市介護保険特別会計予算ほか、議案第九号から議案第十二号までの五議案については、委員長の報告どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本五議案は原案どおり可決確定いたしました。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) 日程第八、議案第三十七号、令和五年度天理市一般会計補正予算(第十二号)及び議案第三十八号の二議案を一括議題といたします。 ただいま上程になりました議案については、朗読を省略して直ちに提案者の説明を求めます。 市長。     〔市長 並河 健 登壇〕 ◎市長(並河健) ただいま上程されました議案第三十七号及び議案第三十八号について御説明をいたします。 初めに、議案第三十七号、令和五年度天理市一般会計補正予算(第十二号)でありますが、今回の補正は、歳入歳出ともに二百五十万円を追加し、予算の総額を二百九十六億九千二百四十万九千円にしようとするものでございます。 歳出の内容といたしましては、市内の経営者の方より寄附金の申出を受けまして、市庁舎内のトイレを洋式化するための改修費の増額補正であります。 これらの歳出に見合う財源といたしまして、ふるさと天理応援寄附金により収支の均衡を図った次第でございます。 また、年度内の完了が見込めないため、繰越明許費を設定するものでございます。 次に、議案第三十八号、令和五年度天理市介護保険特別会計補正予算(第三号)についてでありますが、今回の補正は、歳入歳出ともに二十七万八千円を追加し、予算の総額を六十五億七千七百五十五万八千円にしようとするものでございます。 歳出の内容といたしましては、令和四年度介護保険事業費補助金確定による国への精算のための増額補正となっております。 これらの歳出に見合う財源といたしまして、繰入金をもって収支の均衡を図った次第でございます。 以上、簡単でございますが、提案の説明といたします。何とぞ慎重な御審議を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(大橋基之議員) ただいま提案者より説明があったとおりであります。 これより本議案に対し質疑を行います。質疑等ございませんか。---質疑等がないと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております二議案については、天理市議会会議規則第三十七条第三項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本二議案は委員会の付託を省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 議案第三十七号、令和五年度天理市一般会計補正予算(第十二号)及び議案第三十八号の二議案を原案どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本二議案は原案どおり可決確定いたしました。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) 日程第九、決議案第一号、若者のオーバードーズ(薬物の過剰摂取)防止対策の強化を求める意見書についてを議題といたします。 ただいま上程になりました決議案については、直ちに提案者の説明を求めます。 十番、寺井正則議員。     〔十番 寺井正則議員 登壇〕 ◆十番(寺井正則議員) ただいま上程になりました決議案第一号、若者のオーバードーズ(薬物の過剰摂取)防止対策の強化を求める意見書について、提案者を代表して朗読をもって説明に代えさせていただきます。 若者のオーバードーズ(薬物の過剰摂取)防止対策の強化を求める意見書 近年、処方箋がなくても薬局やドラッグストアで購入できる市販薬の濫用・依存や急性中毒が、重大な社会問題となりつつある。実際、市販薬の過量服薬(オーバードーズ)による救急搬送が、二〇一八年から二〇二〇年にかけて二・三倍に増加したという報告や、精神科医療施設を受診する患者において、市販薬を主たる薬物とする薬物依存患者が、二〇一二年から二〇二〇年にかけて約六倍に増加したといった報告がある。 国立精神・神経医療研究センターの二〇二〇年調査によると、全国の精神科医療施設で薬物依存症の治療を受けた十代の患者の主な薬物において、市販薬が全体の五六・四%を占めているとのことである。また、過去一年以内に市販薬の濫用経験がある高校生の割合は「六十人に一人」と深刻な状況にあることも明らかになった。 不安や葛藤、憂鬱な気分を和らげたいなど、現実逃避や精神的苦痛の緩和のために、若者がオーバードーズに陥るケースが多く、実際、市販薬を過剰に摂取することで、疲労感や不快感が一時的に解消される場合があり、同じ効果を期待してより過剰な摂取を繰り返すことで、肝機能障害、重篤な意識障害や呼吸不全などを引き起こしたり、心肺停止で死亡する事例も発生している。 市販薬は違法薬物とは違い、所持することで罪にはならないことから、濫用が発見されにくいという現実があると同時に、オーバードーズによる健康被害は、違法薬物よりも深刻になる場合もある。よって政府において、このような薬物依存による健康被害から一人でも多くの若者を守るために、以下の特段の取り組みを求める。 記 一 現在、濫用等の恐れがある医薬品の六成分を含む市販薬を販売する際、購入者が子ども(高校生・中学生等)である場合は、その氏名や年齢、使用状況等を確認することになっているが、その際、副作用などの説明を必須とすること。 二 若者への薬剤の販売において、その含有成分に応じて販売する容量を適切に制限すると同時に、対面かオンライン通話での販売を義務づけ、副作用などの説明と合わせて、必要に応じて適切な相談窓口等を紹介できる体制を整えること。 三 濫用の恐れがある薬の指定を的確に進めると同時に、身分証による本人確認のほか、繰り返しの購入による過剰摂取を防止するために、販売記録等が確認できる環境の整備を検討すること。 四 若者のオーバードーズには、社会的孤立や生きづらさが背景にあるため、オーバードーズを孤独・孤立の問題として位置づけ、若者の居場所づくり等の施策を推進すること。 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。 令和六年三月二十一日。天理市議会。 以上、朗読をもって提案説明といたします。議員各位におかれましては、よろしく御賛同くださいますようお願いいたします。 ○議長(大橋基之議員) ただいま提案者より説明があったとおりであります。 本案に対し、質疑等ございませんか。---別に質疑がなければ、本案を原案どおり決定いたしたいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本案は原案どおり可決確定いたしました。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) 日程第十、発議案第一号、天理市議会委員会条例の一部改正についてを議題といたします。 ただいま上程になりました発議案については、朗読を省略して直ちに提案者の説明を求めます。 十五番、山田哲生議員。     〔十五番 山田哲生議員 登壇〕 ◆十五番(山田哲生議員) ただいま上程になりました発議案第一号、天理市議会委員会条例の一部改正について、提案者を代表して提案説明をいたします。 本発議案は、本市の財政状況を鑑み、文教厚生委員会及び経済産業委員会の委員の定数を現行の六名から五名に変更しようとするものであります。 以上をもって、本発議案の提案説明とさせていただきます。議員各位におかれましては、よろしく御賛同くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(大橋基之議員) ただいま提案者より説明があったとおりであります。 本発議案に対し、質疑を行います。質疑等ございませんか。---質疑がないと認めます。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております発議案については、天理市議会会議規則第三十七条第三項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本発議案については委員会の付託を省略することに決定いたしました。 お諮りいたします。 発議案第一号、天理市議会委員会条例の一部改正についてを原案どおり決定したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、本発議案は原案どおり可決確定いたしました。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) お諮りいたします。 お手元に配付しております閉会中の継続調査申出一覧表のとおり、各委員長より閉会中の継続調査申出書が提出されております。 申出どおり、閉会中の継続調査とすることにいたしまして御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、そのように決定いたしました。--------------------------------------- ○議長(大橋基之議員) お諮りいたします。 本定例会の会期は、三月二十二日までの十九日間と決定いたしておりましたが、提出議案を議了いたしましたので、本定例会はこれをもって閉会したいと思いますが、御異議ございませんか。     〔「異議なし」の声あり〕 ○議長(大橋基之議員) 御異議がないと認めます。よって、これをもって本定例会を閉会いたします。 令和六年第一回天理市議会定例会の閉会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 議員各位におかれましては、四日の開会以来、本日まで長期間にわたり、多数の重要議案を終始熱心に御審議賜るとともに、議会運営に御協力を賜り、厚くお礼申し上げます。理事者各位におかれましては、これらの執行に当たり、各議員の意見、要望を十分尊重され、市政全般にわたり、より一層の向上を期されるよう希望するものであります。 最後に、会期中における理事者各位の御協力に対し厚くお礼申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。 市長より御挨拶がございます。 市長。     〔市長 並河 健 登壇〕 ◎市長(並河健) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 去る四日、令和六年第一回天理市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、本会議をはじめ常任委員会並びに予算審査特別委員会において終始熱心に御審議を賜り、厚く御礼を申し上げます。提出いたしました案件は全て原案どおり御議決を賜りました。ありがとうございます。各案件の執行に当たりましては、議員各位より賜った御意見、御要望等を十分尊重いたしまして、市政発展のため努力する所存でございます。 開会初日の施政方針で、人口減少社会適応都市を宣言させていただきました。人口減少社会を緩やかにする努力を尽くすことは当然でありますけれども、短期的、中期的にそれを避けるということは難しいという現実を直視いたしまして、適応したまちにいち早くなっていくこと、それこそが、厳しい変化の中で住み慣れた地域で暮らし続けられるまちに向けまして、天理市の市民サービスを守ることに結果的にはつながるというふうに確信をしております。市制七十周年の節目に当たる令和六年度は、改めてそのスタートと位置付けまして、引き続き天理市発展のため努力する所存でございますので、議員各位におかれましても一層の御鞭撻を賜りますようお願い申し上げて、簡単でございますが、閉会に当たっての御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。                      午後零時四十一分 閉会地方自治法第百二十三条第二項及び天理市議会会議規則第八十八条の規定により署名する。       天理市議会議長   大橋基之       天理市議会議員   今西康世       天理市議会議員   東田匡弘       天理市議会議員   榎堀秀樹...