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平成28年第88回定例会(第2日 9月 5日)
平成28年産業建設常任委員会( 9月 5日)

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  1. 丹波市議会 2016-09-05
    平成28年産業建設常任委員会( 9月 5日)


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    最終取得日: 2021-08-07
    平成28年産業建設常任委員会( 9月 5日)                産業建設常任委員会会議録 1.日時   平成28年9月5日(月)午後4時44分~午後5時30分 2.場所   議事堂第3委員会室 3.出席委員   委員長        垣 内 廣 明  副委員長        足 立 克 己   委員         岸 田   昇  委員          土 田 信 憲   委員         荻 野 拓 司  委員          臼 井 八洲郎 4.欠席委員   なし 5.議会職員   事務局長       安 田 英 樹  書記          藤 井 祐 輔 6.説明のために出席した者の職氏名   なし 7.傍聴者   0人 8.審査事項   別紙委員会資料のとおり
    9.会議の経過                開会 午後4時44分 ○委員長垣内廣明君) 委員皆さん御苦労さまです。  ただいまから産業建設常任委員会を開催いたします。  日程第1、付託請願審査を行います。  本日は、本会議において産業建設常任委員会付託を受けました請願第5号「水道施設耐震化推進に対する支援充実強化等を国に求める意見書提出請願」及び請願第6号「臨時国会TPP協定批准しないことを求める請願」の審査方法について協議をお願いします。まず提出された請願2件について事務局に朗読させます。  事務局書記。 ○事務局書記藤井祐輔君) 請願第5号、請願者阪神淡路大震災20年事業水道災害シンポジウム実行委員会委員長より提出をされております。  件名、「水道施設耐震化推進に対する支援充実強化等を国に求める意見書提出請願」  請願趣旨阪神淡路大震災水道に対する多くの教訓を残しました。とくに水道地震対策は、「水道施設の構造を耐震化し強くする」ということに加え、「被災された市民の皆様に対し、救命用復旧支援のため、生活用に必要な量の水を届けるシステムをつくる」ことが阪神淡路大震災以後の目標になりました。その結果、配水管が破壊されて漏水しても、配水池が空にならない緊急遮断施設の整備、水道事業者同士が相互に応援する体制づくりなど、ハード・ソフト対策充実に努めてきました。  しかし、水需要の減少に伴う経営環境の悪化や職員の高齢化大量退職など、水道事業を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。水道施設耐震化率も低レベルで遅遅として進みません。  されに東日本大震災では津波災害や地盤の液状化被災地広域化など新たな課題も浮かび上がりました。このような状況下において、水道事業者は今後、南海地震に備えていかなければなりません。  このため、私ども阪神淡路大震災20年事業水道災害シンポジウム実行委員会は、総務省厚生労働省兵庫市長会兵庫町村会・(公社)日本水道協会・(公社)水道技術研究センターのご後援をいただき、阪神淡路20年を契機として、平成27年1月22日、23日の両日「水道災害シンポジウム」を開催し、その成果として巨大地震に備えるため、5つの提言①耐震化推進をするための水道事業者経営努力と政府の国庫補助制度充実②耐震化事業の効率的かつ効果的な実施③広域連携強化④市民の参画と協働⑤震災体験の継承をとりまとめました。  ついては、この提言を踏まえ、巨大地震に備えるために、下記事項内容とする意見書を国に提出するよう要望します。  1.水道施設耐震化推進に対する支援充実強化について  水道事業者は、水需要の減少による厳しい経営環境の中自ら経営改善を進め、耐震化事業の財源を確保し、選択と集中を図り事業推進している。  こうした状況を踏まえ、国においては、危機管理に備えるため耐震化推進に対する支援充実強化に努めること。  2.巨大地震に対する減災、防災に関する必要な措置の実施について  阪神淡路大震災東日本大震災では復旧復興にあたって地方自治体間等相互応援体制の力が発揮された。巨大地震に備えるためにも、国、都道府県、市町村等を含めた復旧復興体制、組織、支援方策等水道事業者間の広域連携について、国をはじめ関係機関等において、早期に必要な措置を検討し実施すること。  次に、請願第6号、「臨時国会TPP協定批准しないことを求める請願」、提出者兵庫農民運動連合会から提出をされております。  請願趣旨安倍政権は、臨時国会TPP協定批准させようとしていますが、  衆議院選挙で農業を基幹とする選挙区において、野党統一候補が勝利したことに見られるように、TPP反対の国民の意思は明らかです。  先の通常国会では、交渉過程を示した資料はタイトルと日付以外はすべて黒塗りで、国民への説明情報公開も十分ではありませんでした。  その不十分な情報の下での審議ですら、①TPP協定には関税の撤廃・削減をしない「除外」規定が一切存在しないこと、②付属書で、日本だけが農産物輸出大国5カ国との間でさらなる関税撤廃に向けた見直し協議を特別に義務付けられていること、③一切手を付けさせなかったという155の細目も、品目で見れば「無傷」のものはただ一つもないという事実を、石原TPP担当相森山農相は、認めざるをえませんでした。  これらの内容が「農林水産分野の重要五品目などの聖域の確保を最優先し、それが確保できないと判断した場合は、脱退も辞さないものとすること」とした国会決議に違反していることは明らかです。  また、TPP12カ国で国内手続きが完了している国はひとつもありません。特にTPP協定の発効にはアメリカ批准が必須ですが、アメリカの動向は、両大統領候補TPP反対を表明するなど、ますます混迷を深めており、TPP発行自体、危ぶまれています。このような中で日本が先んじて批准すべきではありません。  以上の趣旨に基づき、下記の事項について求めます。  1、臨時国会TPP協定批准は行なわないこと。 ○委員長垣内廣明君) 以上で請願の朗読は終わりました。まず請願第5号、水道施設耐震化推進に対する支援充実強化等を国に求める意見書提出請願」について、どのように審査していくのか、皆様のご意見を伺います。  荻野委員。 ○委員荻野拓司君) 昨年も同趣旨請願を受けて審査した経過があると、このように思っています。この記以下の内容も昨年の請願事項に挙がっておるものと思われますし、また、この内容については、請願を国に出すということについては、大きな問題はないと思うので、一応このまま委員で審議してしかるべき措置をとればいいのではないかと思います。 ○委員長垣内廣明君) ほかないですか。  岸田委員。 ○委員岸田昇君) 前回は継続審査としましたけれど、これ委員長が今度は変わられとるねんね。前の人から違う人になっとるね。それで、この請願趣旨なり内容が変わりましたか。それチェックしてください。それと、この請願意見書提出を求めるということなんだけども、シンポジウムをやって、その時、総務省厚生労働省兵庫市長会兵庫町村会日本水道協会水道技術研究センター、ここで十分に国に意見が言える機関ですやん。これがなぜ、請願意見書を出せというんかなというので継続にしたという覚えがあるんですけどね、何も疑義が変わらんのやけども、その辺のところ、紹介議員にきっちり聞いてさせてもろたらどうです。ただただ、良いことといえども、何も水道だけじゃないガスもあれば下水もある色んな阪神間とか都会なら、ライフラインいっぱい入っている。その中で、水道だけ何を言っているのかと。同じやるなら、みんなまとめてやったらという考え方の中でわざわざせんなんねんから、こういう大きな総務省までついてるのに国に意見書を出してくれと言われる趣旨を理解せんことには、ちょっと気持ちが継続になるんちゃうかなと想像するので。そこらも我々は継続した限りは、やっぱり、それなりの物をもってやらねば同じことを繰り返したんでは、するならするの説明がいるので。以上です。 ○委員長垣内廣明君) ほか、意見はないですか。  荻野委員。 ○委員荻野拓司君) 岸田委員意見もそのように思いますし、ただこれを出してきとるところが、水道災害シンポジウム実行委員会という名目のところが出してきとるので、一応この範疇の中では水道部分意見書を出してくれというふうに読み取りますので、そこの扱いは当初私が言うたように。 ○委員長垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員岸田昇君) せやから、紹介議員に聞いたら分かることでね、シンポジウムを開いとるねんからね、そこで皆で決議を出してね、それで皆でやればね、総務省もいれば、厚生労働省もいてるんやから。それを受けて帰っていくのは当たり前のことやから。シンポジウム請願を、意見書を出しましょうというシンポジウムするもんあらへんわね。大概そこで決議文を読んで、みんなそこで決議をするとか、決議朗読して、それに対して異議ございませんか。異議なしと言って、そういうシンポジウムでやっていくのに、これシンポジウム実行委員会、今度は下請けに回していくようなことで、この兵庫県とかそこらへんはどうです。あのこれに対する採択とか、そういう状況やね。よその市町村はどういう状況になっとるのかというのを調べてもらっとるやろ。発表して下さいな。 ○委員長垣内廣明君) 事務局書記。 ○事務局書記藤井祐輔君) こちらで把握しとる分については、兵庫議長会及び篠山市、明石市等が既に請願採択されて意見書提出されています。 ○委員長垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員岸田昇君) 他の自治体。西脇市とか神戸市とか、一番大事なのは神戸市やわ。そこらへんがどう採択しとるかというのが、まあよろしいわ。平井議員を呼んでやったらいいやないの。紹介議員として参考人として出席を求めて、こういうことを求めたらいいわけ。今のようなこと聞いとったか。              (発言する者あり) ○委員長垣内廣明君) 暫時休憩いたします。                休憩 午後4時55分               ───────────                再開 午後5時8分 ○委員長垣内廣明君) 再開いたします。  事務局書記。 ○事務局書記藤井祐輔君) 今から採択をされた市町村を述べます。まず最初に姫路市、洲本市、南あわじ市、淡路市、加西市、篠山市、市については以上です。              (発言する者あり) ○委員長垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員岸田昇君) ほかの自治体請願が出とるんやろ。           (「出とります」という者あり) ○委員岸田昇君) 出とってしとるんやろ、みんな。これ審議して不採択にしとるところが結構あるわけやな。不採択のところが多いやないかい。              (発言する者あり) ○委員長垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員岸田昇君) 皆さん賛成いただいたら結構ですけども、採択の問題やけども、近隣なり兵庫県の自治体ではあまりこれは不採択という自治体が多いように思いますので、私もあまり深くは意味分かりませんけども、まあほかの方に従ってということで、不採択ということで意見を言わしていただきたいと思います。 ○委員長垣内廣明君) 今、岸田委員が言われた近隣の市町村は不採択出しとるという話なんですけど、これはそういうことじゃなしに、この請願が挙がってないという状況じゃないんですか。           (「そうです」と言う者あり) ○委員長垣内廣明君) そういうことですね。  岸田委員。 ○委員岸田昇君) ちょっと、疑義が出たのは、何で丹波市をこういう形で請願を求められてきたのかなと。その意味が分かりにくいなと思うのやけども。これ何で、たまたまこの請願紹介議員さんを御存じやったのかな石井孝一さんという方は。           (「それは違う」という者あり) ○委員岸田昇君) だから、丹波市に矢が当たったのは何でかなと思うのやけども。まあ意味分からんね。とりあえず、うちの市長やら副市長やらは、これは採択してくれと力を入れて言ってたわ。前出た時、議運の時やったかな。 ○委員長垣内廣明君) ほかどうですか。            (「なし」という者あり) ○委員長垣内廣明君) 挙手多数です。  それでは、請願5号に対して平成28年3月定例会付託を受けておりました内容と一緒ですので、これより、討論を省略して直ちに採決に入ってよろしいか。  岸田委員。 ○委員岸田昇君) 賛成討論反対討論をさせてください。 ○委員長垣内廣明君) 岸田委員。 ○委員岸田昇君) この請願については、前回審議をさせていただいて、慎重審議したわけですが、あまりにも大きな団体が総務省とか厚生労働省とか、ましてまた県の市長会とか、その相当の方たちシンポジウムが国に請願を出してくれと。それも兵庫県内市町村に、それぞれに出されて請願採択を求められたかといえば、一部の自治体ということで、その中に丹波市が入っておると。なぜ、こういうことが丹波市で求められたかということが、ひとつ疑義がありました。それと、この意見書を国に出すといっても、国の組織に言われて国に出すということはいかがなものかと。これ請願権にも接触してくるのやないかということも感じました。ようするにここで、シンポジウム実行委員会というのは、よろしいけども、その中の趣旨としてこのシンポジウムに参加された、その方たちとか、国の方たちとか、その請願権を行使できるかどうか。そのような色んな意味があって、反対ということで、不採択の意思を投じます。 ○委員長垣内廣明君) 賛成討論はありますか。ないですね。  請願第5号、「水道施設耐震化推進に対する支援充実強化等を国に求める意見書提出請願」の採決を行います。  請願第5号を採択することに賛成委員は挙手願います。               (賛成者挙手) ○委員長垣内廣明君) 挙手多数です。  よって、請願第5号「水道施設耐震化推進に対する支援充実強化等を国に求める意見書提出請願」は採択すべきものと決定しました。  請願第5号に対する委員会審査報告書作成等につきましては、正副委員長に御一任していただきたいと思いますが、御異議ございませんか。           (「異議ない」という者あり) ○委員長垣内廣明君) 異議なしと認めます。よって委員会報告書の作成などにつきましては、正副委員長に一任いただくことに決しました。  次に、先ほど採択すべきものと決定しました請願第5号に対する意見書提出を議題としたいと思います。本請願意見書提出を求めています。つきましては、正副委員長意見書の案を作成しておりますので、これより配布いたします。  暫時休憩いたします。                休憩 午後5時18分               ───────────                再開 午後5時24分 ○委員長垣内廣明君) 再開いたします。  意見書につきまして、配布した案のまま提出することでよろしいでしょうか。           (「異議なし」という者あり) ○委員等垣内廣明君) それでは、そのように取り扱わせていただきます。  次に、請願第6号、「臨時国会TPP協定批准しないことを求める請願」について、どのように審査していくのか、皆様のご意見を伺います。  荻野委員。 ○委員荻野拓司君) TPPの問題はもう何年も議論されてきて、この度国会批准というところまできとるところです。今の状況なども踏まえて現在の状況も聞いておいたらという判断の中で一応紹介議員説明員として呼んだらとこういうふうに思います。 ○委員長垣内廣明君) よろしいでしょうか。  それでは、請願団体の芦田さんを……。  暫時休憩いたします。                休憩 午後5時25分
                  ───────────                再開 午後5時27分 ○委員長垣内廣明君) 再開いたします。  それでは、請願者説明を聞きたいと思います。  岸田委員。 ○委員岸田昇君) これ、請願者を呼んで説明を聞くのではないやろ。請願者に対して、こちらから質問をして、質問をしたことについてだけ答えられるというのが参考人なんです。というのは、べらべらしゃべっとるのではない。              (発言する者あり) ○委員長垣内廣明君) 事務局書記。 ○事務局書記藤井祐輔君) 委員会の開催時間なのですが、9月15日の9時30分の開催ということになるのでしょうか。 ○委員長垣内廣明君) 9時30分からやな。              (発言する者あり) ○委員長垣内廣明君) 暫時休憩いたします。                休憩 午後5時27分               ───────────                再開 午後5時29分 ○委員長垣内廣明君) 再開いたします。  それでは、請願者に出席を求め、請願審査を行うよう進めさせていただきます。  岸田委員。 ○委員岸田昇君) 事務局にお願いしときますけども、口述書を作成してほしいと思います。 ○委員長垣内廣明君) それでは事務局お願いします。  岸田委員。 ○委員岸田昇君) その他の項で言わしてほしいのは、皆様もう忘れられとるかもしれませんけども、閉会中の調査をした定住促進会議に関するまとめというようなものを、まあそんなに深く書かなくてもいいのですけども、作りあげて最終的に委員長から報告手続きに入らなあかんと思いますので、その点でご審議をしていただくならしていただきたいと思いますが。 ○委員長垣内廣明君) 9月15日にさせてもらったらどうでしょうか。          (「良いです」と発言する者あり) ○委員長垣内廣明君) 今の意見については、9月15日に協議したいと思います。  ほか何もございませんので、本日の議事は全て終了いたしました。本日の産業建設常任委員会閉会といたします。  副委員長より御挨拶をお願いいたします。 ○副委員長足立克己君) これをもちまして、産業建設常任委員会を終了いたします。御苦労さまでした。                閉会 午後5時30分...