あと、市庁舎だけではなくて、図書館とか小学校にも、ことしつけていくということも考えているというふうにおっしゃっていましたが、市庁舎はもう
太陽光発電でできた電気でトントンやということで、図書館は売っているということをおっしゃっていました。
あとは、公用車に
ハイブリッドカーとか
電気自動車を使ったりということを考えておられるということ。
それと、あと、
バイオマス利用をされていまして、
バイオディーゼル、食用油を回収して、それと
あと菜種を
スキー場の、利用していない
スキー場がありまして、そこに菜種と連作でソバを植えておられるんですが、すごいNHKの
連続テレビドラマの「おひさま」で使われた畑で、本当に一面の
菜の花畑なんですけれども、その菜種を使われてオイルにされて、
ごみ収集車に使っているということ、これはもうNPOさんと一緒になってやっておられます。
それと、あと、
ペレットストーブというのが、ごめんなさい、今4番のことを言っているんですけれども、
ペレットストーブを使っていくということで、それは結局、すごい森林というか山がやっぱりあって、そこの中の端材ですよね、下刈りというか、やっぱり森林を守るために木を切っていかないといけないということもあって、それの利用、端材を利用した
ストーブを使っておられます。まきのまま入れたらいいんと違うんかと言っている人もいましたけれども、ペレットに加工してということで、これをすることによって仕事も生まれるんじゃないかなというふうに思っていますし、それから、あと、利用する器具が、普通の
まきストーブと
電気ストーブとちょっと違うので、そちらを使うことによるいろんな効果というのが出てくるようで、それで
ペレットストーブを使っておられる家庭なんかにも補助を出すという、
ボイラーを使っているところにも補助を出すということで。
市が温泉、本当は
温泉施設ではなくて、道の駅に温泉があって宿泊ができるという場所があるんですが、そこの温泉の
ボイラーなんかも考えておられたようですけれども、ちょっとこれは国の補助金がおりないということで、それはちょっと使っていないというふうに、後になって調べてみたら書いてありました。
今の
ペレットストーブの補助金のことなんですが、同時にやっぱり
太陽光発電を使う家庭でも、やはり補助をしておられる、15万円までということですけれども、それも市民に向け、
事業者向けに補助をしておられるということでした。
あと、私たちが見学にその後行ったんですが、3番の③のところですけれども、
水力発電所、小
水力発電所で、高低差がそんなにないんですが、16メートルだったかな、16メートルの高さのところから、もともとは
農業用水で、大町市の隣のところに、隣の土地に供給する、ずっと流れていく川の
農業用水を、とてもごみがまじっていないきれいな水らしくて、しかもそれだけ高低差があるもんですから、これを発電に利用してみようということで、考えられてつくった、
フランシス水車というので、写真をせっかくもらったのに、きょう置いてきてしまって。
実際に水車は見えないんです、カバーがしてあって。でも、水が本当にきれいなのと、それから高低差があるということで利用されて、その電力は何に使ってはるかというたら、売電するとか、そんなんではなくて、すぐ近所に
し尿処理施設があるんですが、
し尿処理場で全部使われるということでした。
それと今、建設中なのが東京電力の、これはもっと大きい1千キロワット級の発電所なんですけれども、こちらはもう今、建設中やということをおっしゃっておりました。
それともう一つ、NPOが、先ほど申し上げたNPOなんですけれども、
菜の花プロジェクトをやっているNPOなんですけれども、そこが小水力で4つぐらい水車をつくっておられたんですが、実際稼働をしているのが2つだったんです。これはその大きい、本当に大きい水車ではないので、
啓発程度の水車でしたけれども、それは実際にちょっと見に行っていないんで、写真だけで見せていただいたんですが、こういうNPOと協働というのが、なかなかここの地域はおもしろいなというふうに思っていました。
以上です。
○たぶち 委員長 次に、野田市。
(「参考にする資料のコピーをしてもらっていると思ったら、配っていただいていませんよね」の声あり)
まだですね、今、コピーしていただいているから、そしたら、
寺本委員のほうから資料がそろっていますので、お願いします。
寺本委員。
今、ごめんね、それぞれ、今、資料を、大町と野田のほうはいただいた資料を回しています。こっちとこっち両方。今、ここでとまっているのかな。
もし、もう1カ所、久喜市と江東区の資料があれば、またちょっと回してもらったらいいのかなと思うんですけれども。ごめんなさい、発言途中で。
(「5種類」の声あり)
すみません。ごめんなさい、お願いします。
寺本委員。
◆寺本 委員 私たちの班は2カ所、埼玉県の久喜市と東京都の江東区に行ってきました。
初日の久喜市、埼玉県の久喜市のほうをごらんください。
久喜市というところ、私たちは
東日本大震災による
被害状況と、それから
防災対策というところに注目して、この2つの地を選んでいます。
この、まず久喜市というところなんですけれども、東京の都心から北側に50キロぐらい行ったところで、茨城県とも隣接しているようなところです。埼玉県の東北部というところなんですけれども、今回のこの
東日本大震災によって、市内では最大で震度5強の揺れが観測されています。
当局は
防災行政無線というのがあるんですが、これで市民に状況を知らせて、すぐに20分ぐらい、もう30分後ですね、にはもう
防災無線で状況を知らせると同時に、
防災対策本部が設置されました。ところが、これにちょっと書いていますけれども、この市では
災害対策本部を設置すること自体が初めてだったということで、たくさんの課題が認識されることになりました。
このちょうど背景としては、22年3月に
市町合併がされていまして、新しい
地域防災計画をまさに策定中で、本当この日の4日後の15日に策定される予定であったというタイミングで起きたもんですから、その後、
暫定防災計画に基づいて、今、動いておられるということでした。ちょうどこの日は議会中で、委員会で共産党さんの請願を審議中で、皆でぐらぐらと揺れてきたというふうなことを最初に議長さんから御説明をいただきました。
被害状況なんですが、
人的被害は震源地からちょっと離れているということもありまして、死亡お一人、市民の方ですけれども被災されたのは
宮城県内で。重症の方がお二人、
住宅被害は大体書いていますが、全壊12棟、大
規模半壊42、半壊60、一部破損が424棟ということで、
罹災証明の
発行申請は大体574件というふうにお聞きしました。そのほかの市内、震度5強ですから、結構建物、構造物については倒壊であったり、陥没、沈下、いろんな河川の水路の破損なんかも確認されています。
ライフラインも、当日は1万5千件で停電とか、15万人の市なので1万5千件、大体1割弱なんですけれども停電をしたと、まだすぐ結構早い時期に
ライフラインが復旧しています。
この建物の
罹災状況、これを結構聞くための大きな項目になっていましたので、ちょっと資料はあるんですけれども、
視察用資料なので、またもし必要だったらお回しします。
この市の特徴的な課題は何だったのかということを次に書いていますが、
液状化現象が起きました。これは、
利根川下流域の旧の町と合併したために、そこにまた市が
土地区画整理事業をしたところなので、一定市の責任を問われることになったということをお聞きしています。5地区あるんですけれども、5地区の中で、
南栗原地区というところにほとんどの被害がここで出ました。液状化によるものということで、ただ防災策については講じることができないでいるというふうなことでした。
2つ目が
計画停電です。この、関東なので東電の配信下によりまして、
計画停電が行われたんですけれども、これが
暫定地域防災計画に想定していなかったもので、この周知や問い合わせなんかの対応が苦慮されたということでした。
3点目が放射能の問題です。この
空中放射線量という測定は被災直後から毎日実施して、ホームページで公表されています。これからの課題としては、決めた定点観測はしているんですけれども、
ホットスポットの測定と除染についてどうするのかというような深刻な問題が、今後検討されることになります。
4点目は、
帰宅困難者の発生でした。
避難者が、私たちはこの市は住宅地みたいな、都心からの通勤圏内なので、住宅街なので、そんなに帰宅困難というような、映像では
新宿あたりが映っていたので、余り知らなかったんです。お聞きするまでわからなかったんですけれども、ピーク時、避難所での避難者が1,138人いた中で、900人が鉄道の運行停止によっておろされてしまった人たちということで、これが鉄道会社のほうから避難所に入れてくれというふうなことになりまして、かなり想定外の市民以外の避難者をどうするのかということが、今後の課題となっています。
東北からも近いので、いろんな親戚なんかのつてで43世帯、148人の方が避難をされているということでした。
それと、
視察項目の一つにしていました災害時の応援協定については、近隣6市町と締結していまして、同じ圏内の結城市とも協定を結んでいましたが、給水車の出動を要請したら、そっちも困っていて来なかったという話もお聞きしました。
視察の大きな2点目なんですけれども、
危機管理の体制と
防災対策について。これはどんなふうにされていますかということでお聞きして、箇条書きにしています。
地域防災計画の作成・見直しについては、
市民税務部というところの
地域防災計画策定特命参事という、何かすごい名前の位があります、が行う。日常の備えについては、
くらし安全課の
危機管理係さんが、食料・毛布の備蓄や避難所の
運営管理などを行う。
地域防災計画の
進捗状況については、同じ、この日常の備えをする
くらし安全課の所管になっていますが、実際にはしていないということでした。
災害時の役割分担なんですが、何せ初めての
災害対策本部ということでしたが、市長が本部長、副市長と教育長が副本部長になっています。現地の
災害対策本部を置くことができるというふうにされていました。
質疑応答の主なものを挙げています。
この中で、読んでいただいたらいいんですけれども、
液状化地域の
罹災証明の問題についてなんかがちょっと難しいようでした。
ちょっとQ3に書いてありますけれども、
指定避難所の役割というところで、
帰宅困難者が今回メーンだったこと、それで夜になって駅の近くから順番に開設をされたということで、困ったと。それと、
指定避難所が
教育施設とは限らないで公民館などになってきますので、職員の配置や備蓄の問題が出てくるということでした。
それと、この5点目の、避難所で今回要求されたものというのは、これが意外だったんですけれども、携帯用の電源である
テーブルタップが欲しいということで、こういうのを用意しておかなければいけないのかなということを私たちも考えさせられました。
空中放射線量の測定の決断が早かったのは、このあたりやっぱり関東のほうですから、かなり住民からの不安の声も上がったらしくて、要するに手配をしようとしたけれども、なかなか、もうその時点で在庫切れだったというふうにお聞きしました。
それと除染については、これが国ではなくて市町村の判断となっているらしいので、どの程度どういうふうにしたらいいのかというのは、これが悩んでいるというふうなことでした。
それと、この
災害対策本部の設置が初めてというのが、私たち年に何回も出るところとすれば意外だったんですけれども、これまで昭和29年に利根川が決壊したとき以来で、ほとんど今まで
自然災害というか地震がなかったということで、
危機管理については御自身でいまいちなんだというふうにおっしゃっていました。
液状化については非常に地盤をどうするかってできないんですけれども、市長が支援を訴えていくことと、国の支援だけでは本当に一部の人しか支援が行き届かないこともあって、市独自で1億円の基金の設立されたことで、これって結構大変なことかなと思いますし、早い対応でした。
それでも、どこまでの人を対象にするのかという判断が非常に難しくて、あそこの傾いている家をどうするかということについて、心苦しいようなお話でした。市が基金まで設立してやっているんだから県も動くと思っていたのに、何か消極的で、液状化については埼玉県の中ではこの市だけのようで、ちょっと困っておられるようでした。
学校給食の安全性については、食材の
放射能測定を行う方向だということでお聞きしています。
次も行ってしまっていいですか。
○たぶち 委員長 はい。
寺本委員。
◆寺本 委員 2日目が、東京都の江東区に行ってきました。
東京都は、もともとは関東は震災、
防災対策というのは昔から早いんですけれども、今回も想定された
被害想定をきちっとつくっているところということで、視察をしてきました。
大きく4項目なんですけれども、ざっとこの背景を見ますと、江東区は人口47万6千人なので、宝塚市の倍ほどの規模のまちです。
場所は東京都の湾に面した、東京湾に面した本当に湾を持ったところなんですけれども、埋立地がある、結構占めていまして、そこに住宅と工場が建ち並んでいます。ここの特徴としては、区民の8割が
集合住宅に住んでいるというところで、
視察項目にもありますけれども、
高層マンションの問題とか、あとその
集合住宅防災ガイドブック、今回っていますけれども、
集合住宅特有の問題について皆さんに知ってもらおうということで、こういうこと、すごくこの
ガイドブック関係が充実しているんです。
これをつくっておられるのと、あと、区の
防災マップ、これは大体どこの自治体もあると思うんですけれども、区の
防災マップ以外に、荒川のはんらんに備えた
洪水ハザードマップというのがあるんです。これの写真がすごくて、本当に何かこの昭和39年ですか、こんなふうにこのまちがなったんだということが写真で示されているので、めちゃめちゃリアルなんですね。ダムになっている、ゼロメートル地帯だということで、その危機感を忘れないようということで、非常に写真をわざとこんな表紙に取り上げているものと、あと、この中身も避難の心得という非常にわかりやすい、見やすいイラストで書いてあるんですけれども、もう一つ、例えば洪水が起きたときに、どこが危険かということを、このように、地下鉄だったらこんなふうになるよとか、地下室のドアがどうなるか、もう水圧であかなくなるんだということを、こういうふうに書いてあると、自分の身の回りの
状況判断がしやすいというのと、それと、なかなか水の高さってイメージしにくいんですけれども、よく知っている公園だとか小学校の写真の中に赤線を引いて、ここまで来るよという、写真に線が引いてあるんですね。このことによって、非常に使えるマップになっているというか、見た人がもうイメージ、共通の、頭に残るようなつくりに、物すごいこれはよく考えてあるなというふうに思いました。
あと、特徴的なのが、
町会単位で
防災マップをつくっているんですよ。これはすごいなと思うんですけれども、これはその区の
防災マップ、これは割に広域の、こういうのは私たちももらいましたね。これ以外に、この
スターコート豊洲というのは
マンションなんですね、1つの
マンションの自治会でこんな
防災マップをつくっているんです。そうすると、このように、自分の住んでいるエリア、どこにどういうものがあって、どのように避難するのかというのが、本当に自分の近所のことがわかるような、皆、住民がつくっているので、とてもわかりやすい。どこに救済所ができるとか、
災害協力隊というのもあるんです。協力隊も
町会単位でつくっているんです。この協力隊がここに設営されるよということまで、しているんです。
すごいなと、これはちょっと本当に感激したんですけれども、その
集合住宅防災ガイドマップと
洪水ハザードマップ、町会、町とかと
マンション単位の
防災マップ、あとは
災害協力隊という
自主防災組織、この辺がすごく特徴的な
取り組みでした。
それ以外に宝塚と違うなというところは、まず、首都の直下地震による東京の
被害想定、東京都で出しているんですけれども、それに基づいて、区内の
被害想定がすごく明確になっているんですね。何人死ぬとか、何人けがをするとか、こんなふうになるとか、ちょっと表現が悪いんですけれども、そこまで想定して、そうならないような対策を打たれているというところが、これが私たちのところは津波も起こらないだろうし、なんですけれども、この
被害想定というのがなかなか想定できない市なので、対策についても難しいところを感じました。
先方では
都市型災害の参考になるのは、今、皆関心が東北に向いていますけれども、津波とかそういうことに向いていますけれども、江東区さんからすれば、
都市型災害の参考になるのは
阪神淡路大震災なんだということで、非常にその後の
災害状況だとか対策について、よく研究されていました。それで質疑については、もう一方通行ではなく、
情報交換状態で、そちらはどうだというふうな充実したやりとりを持てたかなと思います。
被害については、ここも震度5強の揺れが観測されました。その後も
東京都内そうでしたけれども、1週間ちょっとの間に大きな震度4の揺れが3回と、その後も震度3の地震は10回程度記録されていると。また、東京って、もともと震度3ぐらいの地震がずっと来ているので、私たちが思うほどではないのかもしれないなという気がしました。
被害も、
人的被害は2人亡くなっています。これは工場にいた方が亡くなっています。それとエレベーターの閉じ込め、火災が1件と、それから建物、ハード面についてはいろんなところが被害が出ているということですけれども、この中で、小学校の中でも液状化を伴う被害なんかが出ているというのは、1つ海辺であったり、荒川という川もありますので、水辺のまちの大変さかなと思いました。
高層マンションの地震による揺れと対策、
危機管理体制と緊急時の対応という、ちょっとたくさんあるものですから、資料もつけてどこかに報告すればいいと思っていたので、ちょっとここは書き抜いていません。回ってきたところに書いてありますので、またよかったらごらんください。
質疑応答の主なものと、ここは区役所の隣に立派な
防災センターという別の建物があるんです。ちょっと、ここ小さくて見えないんですけれども、この後ろにかなり大きな規模の建物です。ここからは無線なんかも出すようになっています。
応対してくださった
危機管理課と、
あと防災課がここの
防災センターの所管の課なんですけれども、警察や消防やらが入っているということと、それと、ここは
住宅耐震化にも補助金を出していたりとか、結構、手厚いんですね。150万なのでなかなか少ないと言われると、ちょっと言えない感じになってしまって、非常によそはもっと出しているんだけれどもというふうなことで、ちょっと下を向いていました。
これは私たちは関係ないんだけれども、洪水時には海を向いて逃げろということも徹底していまして、何か海のほうというのはあれなんですけれども、もともとが海抜の低いところなので、埋立地というのは高いらしいんです。行ってみるとそうなのかなと思いましたけれども、それを
ハザードマップなんかにも書いてありました。非常に痛い目に遭ってきたということがよくわかるような
取り組みでした。
あと、先ほど簡単に説明したような内容で書いてあります。
Q11のところで、区と
自主防災組織の協力隊というのは、結構密に連絡をとっているというのを聞かされました。
情報交換の場としては年1回なんですけれども、それ以外にも協力隊を通じた
住民組織との啓発の機会というのも結構ありまして、
災害協力連絡協議会というのも100人ぐらい来られるそうです。
あと講習会や訓練の場、あとは防災士の養成なんかも取り組んでおられました。
ちょっと、ここの写真でお見せしたかったんだけれども、
災害情報配信システムというのがありまして、これぐらいの小さいテレビみたいなものがありまして、それを協力隊の隊長さんのお宅と、小・中学校に備えていました。議員にも備えられてしまうみたいです。ふだんはニュースとかが流れているんだけれども、いざ、この
防災センターから
災害状況が発信されたときに、ばっと切りかえるようになっていて、これのための経費で5,680万組まれているというのは、本当に真剣な、本当に防災の先進市という感じがしました。
避難所については、私たちの非常に関心の高いところなので、結構
情報交換をしたんですけれども、避難所の耐震化ももう終わっているので、大体78カ所ぐらい一応つくっているそうです。ここは、三宅委員が今、非常に避難所のマニュアルについて熱心に取り組んでおられるので、私たちも濃い話を聞かせていただきました。
避難所の備蓄もこれ結構かなと思うに、1日分で56万食を3日分用意しているということで、18万8千人分を備蓄しているということでした。これは職員さんも結構多いですし、
帰宅困難者の分も、区民でないとやらないというわけにはなかなかいかないでしょうから、想定しているということで、逆に、各家庭にはもう当分の間の自分のところの備蓄を行うような啓発を常にしているということでした。ただやっぱり計画と実際は違ってくるからねというふうなお話でした。
あと、要援護者の把握については、ちょっと私、メモに自信がないんだけれども、70歳以上の高齢の方、独居高齢者の方、障がい1・2級の方の4万人のリストを作成して、福祉、防災担当課と警察、消防に渡してあるそうです。その方々に情報だけでも届ける方法はどうすればいいのかということを検討されているというふうにお聞きしています。この4万人のリスト、ここも人口が47万人ですから、1割ちょっとの把握をされているということで、本当に本気の
取り組みを学ばせていただきました。
結構、マップ類がおもしろいので、ぜひごらんになってください。
以上です。
○たぶち 委員長 ありがとうございます。
最後に、藤岡委員。
◆藤岡 委員 配付資料のコピーをおくれてしまって申しわけありません。私のほうからは、委員長のグループということで、11月2日の2日目の日に行かせてもらった千葉県野田市での視察の報告をさせていただきます。
レジュメに沿ってご説明をさせていただくんですが、今、回していただいた防災ハンドブック及び
洪水ハザードマップの作成、資料はちょっとマジックのところをマジックでそのまま行政資料をコピーしたのをお配りしていますけれども、一番上に入っています防災ハンドブックの作成について、これは今お手元に回していただいた、こういうめくりやすい、これはすごくわかりやすいなということで、私たちもこれはなるほどなと思いながら見させていただいたんですけれども、こういう一応フォーマットがあるみたいですね。こういう専門の会社がこういうふうにやっていますということに則して、野田市の特色を持ちながらやっているということで、お聞きをいたしました。
その1ページ目に、①と書いています資料にこの防災ハンドブックの作成についての御説明を受けた内容を添付させてもらっています。
その1行目に書いていますように、やっぱり今、寺本さんからも報告があった東京とかのほうが、この阪神大震災を受けての反応がいいと、やっぱりこれを受けて、この間私も一般質問をさせていただいた渋谷区もそうなんです。
やっぱり東京自身が昔の関東大震災の、随分、大正時代ですけれども、それを受けての平成7年の
阪神淡路大震災ということを受けて、やっぱり危機感を持って取り組んでいるというのが大きな特徴で、やはりここの野田市もしっかり取り組まないといけないということで、その下に書いています関宿町という、市の北部に当たるところなんですけれども、そこと合併したところで一緒に、関宿町はもともとハンドブックを何かつくっていたみたいで、野田市というところはちょっと見えにくいんですけれども、こんな三角州なんですね。川が利根川と江戸川と利根運河という、この3つの川に囲まれているという。今、開いていただいた洪水マップを見ていただいたら、本当に川に挟まれている市なんです。
だから、この洪水マップに関してはすごく手を入れてつくられていまして、これが、今お見せしたのが、こっちが北部で、色が濃いのがわかりますね、北部。この辺がざっと合併した関宿町の北部でしたね、ここがもう水浸しになって、紫色が水位がすごい、液状化もすごかったですし、そういう対応を迫られたということで、2枚目のナンバー2の資料に書いていますように、
洪水ハザードマップの作成についてということで、今申し上げた詳しい内容を書かれています。
1番上に書いていますように、はじめにというところで、今お話しした3方をこの一級河川に囲まれているということで、非常に洪水に対しての対策を熱心に取り組まれているなというふうに感じました。
この
洪水ハザードマップの作成についてと、真ん中の2番目の丸ポチの3段落目のところに
洪水ハザードマップ作成に当たって、洪水の規模は200年に1回程度の確率で起こる大雨、これは昭和22年9月に発生したカスリーン台風というのがすごかったみたいで、それを想定して作成していますという計画ということを、説明を受けました。
その後ろに、これのナンバー2の2枚目のところにも、これの詳しい説明が書かれてありますので、これはちょっとまた皆さんに読んでおいていただいて、先ほどの
防災マップは全戸数、1ページ目のところに全戸配布で4万7,300部、費用はそこに書いていますような491万4千円。この洪水マップも印刷部数が8万部ということで、平成19年度に8月に市内全戸、関係機関に配布、約4万8千部ということで、野田市報の配布に合わせて配布していますということです。
また追加ということで下に書いていますように、年間の配布数は大体その後4,500部ぐらいは配布していますということで、御説明を受けまして、かなりやっぱり危機感を持って、特にここは洪水に対しての対策に非常に熱心に取り組んでいるというのが大方の感想でした。
3番目というか、
視察項目の2番目の
自主防災組織の活動については、資料のナンバー3に、その内容の御説明をおつけしております。
ここの市に関しては、野田市に関しては、
自主防災組織の組織化率が非常に低いということをおっしゃっていまして、このナンバー3のところに組織化率が42.6%、これはちょっとすごくあちらの当局のほうも、何とか頑張りたいということだったんですが、やはりその課題としては、組織化率の課題に関しては、ここにも課題に書かせていただいておりますけれども、自治会の構成員の高齢化に伴い、地区によっては
自主防災組織の活動を継続させることが困難になっているというのが現実で、これが大きな課題ですというお話でした。それが
自主防災組織の活動について。
お配りした、すみません、レジュメのところちょっと飛ばしましたけれども、その防災ハンドブックのところにも書いてあるのが、今回の3.11の
東日本大震災を経験しての課題で、先ほどの報告にもありましたように、やはり
計画停電の対応とか、液状化の問題とか、市民の皆さんへの周知の仕方というのをこれからどうしていくのかというようなことが課題ですというふうにおっしゃっていまして、野田市は、この3.11の震災での
被害状況は亡くなられた方がお一人、ただこれは外に出てつまずいて頭を打って亡くなられたということで、軽症が5名、全壊が1棟、半壊が6棟、一部損壊が813棟、やはり液状化ということだったんですが、道路陥没が96カ所というような話もありました。
また戻りまして、
自主防災組織への活動については、そういう程度で、ちょっとここ、あちらも、これはこれからの課題ですという中で、一番今回、その次が3番のまめメールの利用について。
これは今お配りしたコピーの4番目ですね。まめメールの活用というところに、市民への情報発信まめメール、これは宝塚市でも安心メールと準じた形ですけれども、安全・安心メール配信という拡充を、この集中改革プランに沿って実施をしていますということです。
この、まめメールの発信内容に関しては、この登録者数のところにありますけれども、子ども安全情報、防犯情報、防災情報、そして光化学スモッグ情報と、あと火災情報も入れています。ただ、それぞれの申し込み数、登録者数が、ごらんになっていただいたらおわかりのように、やはり3月11日の震災後に急増したということで、平成22年3月末は総数が5,528件だったところが、平成23年3月末で1万925件の登録者数ですということです。なので、この3月11日の震災というのが、大きく市民の皆さんにとっても、防災に対する関心というか、意識が高まっているということでのお話がありました。
まめメールの費用に関しては、そこの3番目に書いていますように、こういうところに委託をして稼働していますということです。
まめメールに関しては、何でまめなんですかといったら、ここは枝豆の産地で、シェアが全国で2番目でしたっけ。
(「キッコーマンの」の声あり)
キッコーマン、大豆なんでね。枝豆って、大豆が特産ということで、豆バスなんかも走っているということで、だからキッコーマングラウンドですか、何かありましたし、病院もありましたね。というようなことです。
それで、最後に4番目の災害時要援護者支援計画、これが一番聞きたかったんですけれども、時間が迫っていて、もう本当に焦って、余り詳しく聞けなかったんですけれども、今お配りした資料には、ここは野田市が災害時の要援護者の支援計画を特別にまたつくっておられるということで、その支援計画指針のコピーを皆さんにおつけしました。
とにかく、パワーポイントで説明を受けたんですけれども、皆さんで協力し、要援護者の方々を支援しましょうということで、非常にこれも熱心にかかわっておられて、ここにちょっとレジュメにも書かせていただいておりますけれども、同意された方は当然なんですけれども、やはり高齢者とか、それなりの疾患を持たれている方とか、障がいをお持ちの方とかには、なかなか同意をするということも理解をされていない場合もあって、御本人はそういうことだったらお願いしますと思われていても、さあ、どうしますかというだけではわからないので、市の職員がとおっしゃっていました、市の職員の方がわざわざ訪問調査をして、ぜひともこの登録名簿に登載してくださいということを働きかけをしているということで、すごく一歩踏み込んだ対応をされているなということで、感心をしながら御説明を受けておりました。
その内容はおつけしていないんですけれども、災害時の要援護者支援計画、こういうレジュメに沿ってパワーポイントの御説明を受けたんですけれども、非常に細かく同意をしている人とか、自治会によっては、この要援護者支援制度に登録しているところ、していない、
自主防災組織がまだまだ組織化率が低いということもあるんですけれども、未実施地区ではこうしましょうとか、幾ら同意をしていなくても、同意されているもされていないもかかわらず、要援護者の名簿が副本をこの自治会組織にまで、一応災害時にはおろすというようなことで、いざというときの対応をしっかりと取り組んでいるということで、非常に熱心に取り組まれているということが非常に印象的でした。
というところで時間が来たので、もう電車の時間が迫ったので、それ以上はちょっとお聞きできなかったんですけれども、非常に丁寧な対応をして、何とか一人でも多くの人たちをいざというときには助けていこうというか、救助をしていこうという意識を非常に持って対応をされていたということが印象的でした。
以上です。
○たぶち 委員長 ありがとうございます。御苦労さまでした。
今、3名の方に報告をしていただいたんですけれども、それに加えて報告事項があれば、ぜひ、参加された委員、印象的、特徴的な、これは参考にできるかなというのもいろいろあったと思うんですけれども、ありませんか。ないですか。
(「行っていないんで、聞いていいですか」の声あり)
井上委員。
◆井上 委員 野田市のやつ、福祉避難所の設置・活用による支援と、一番最初の資料をもらった最後に書いてあるんだけれども、レジュメには福祉避難所は設置していないとなっている。このしていないのはどういう意味なのか。
◆大島 委員 していないと言うてはりましたね。
(「言っていました」の声あり)
(「地図にはいっぱい福祉施設と書いてあったので。マークがいっぱい書いてあったので」の声あり)
◆井上 委員 その言葉とこれとが、どないになっているのかなというのが。
(「せなあかんなという」の声あり)
(「一応書いているけれども、福祉避難所としては整備されていない」の声あり)
計画立てたけれども、だから、計画がうまくいっているのか、どうかなと聞きたかっただけです。
(「マップにもう既に要援護者施設が」の声あり)
いやいや、載っているけれども、だから協定ができたとか、準備ができているのかなという意味で聞いただけ。
(「いや、まだまだそこまでできていないということ。それであえて」の声あり)
ほかも何かそんなこと、ほかの答申にもあったような気がするのやけれども。
(「そこがやっぱり課題ですかね。最終的にはうたっているのはうたっているんですけれどもね」の声あり)
どこもうたっているんやけれどもね。何せ行っていないので、ようわからないのやけれども。
○たぶち 委員長 ほかありませんか。
(「結構です」の声あり)
いいですか。
(「はい」の声あり)
では、今、大変視察はよかったと、今、報告を聞いていてよかったと思います。強行な、Aチーム。まあ、でも2チームともいい視察ではなかったかと思います。
それでそれについてこれからも、我が市においても、いい面についてはやっぱりどんどん取り上げて、提案も行っていけばいいのかなと思うんです。
それでは、次に、12月定例会での
中間報告についてなんですけれども、今、1枚の防災に関する
調査特別委員会の
中間報告というのを副委員長のほうから出していただいているんですけれども、きょう出して検討しろと言っても、なかなか検討は、ここをこういうように直したらええんと違うかとか、この辺を入れたらええんと違うかとか。
これは今までにも出されてきた分で、継続というか、引き続き、きょうの議題にのせていただきました。
北山副委員長。
◆北山 委員 皆さんのほうからこの前出されたことを大体、なおかつ視察に行った上で、視察先のいろんな施策も反映させて、一応文章としては大体一部修正してきました。
例えば6のところで、
東日本大震災後に、どういう表現をするかちょっと迷ったんですけれども、大きな紀伊半島を中心として台風の被害がありましたんで、そのことも、今の時期ですから、少し改めて入れておきました。
それから7で、コミュニティ、
マンション、福祉施設、災害時要援護者ごとの防災マニュアル、今でいうそれぞれの対象者及び地域ごとの防災マニュアルをつくることと、学校体育館などの避難所の点検、環境整備を進めること。これは広い意味での環境なんで、耐震化とあわせて、受け入れ態勢をしっかりせえということで、これはもう出ていましたんで、そうしておきました。
8に、例の原発群の表現を若狭湾原発群と、こういう形で一般的にそう言われているようなんで、最初は総称して言ったつもりなんですが、これが一番適切であろうということで、ちょっと名称変更をしておきました。
あとはちょっと先進自治体という形で、前のときには、一定の部長云々という言葉でちょっと提案していたんですが、そこまで書くのもそれぞれ、あとは行政側の判断もありますんで、先進自治体などを参考にして
危機管理体制などと云々と、こういうふうに、大体この前に出た内容については文章に反映させるようにしておきました。
あとちょっと前文を考えようと思ったんですが、ちょっと少しいろいろとありまして、要は時間がなかったんで、また委員長とも相談して、前文を少し、前文が大事かなと思っていたんですけれども、きょうのいろんな報告を受けて、もし前文を少し簡単に触れて、以下のことをぜひ行政として、積極的に取り組んでほしいみたいな形での
中間報告をできるだけ早い時期に出すことかなと、こう思っています。
以上です。
○たぶち 委員長 という説明なんですけれども、この
中間報告について、ここをもうちょっと加えてほしいとか、ほかにもプラスアルファ、いや、これは要らんのと違うかとか、そういう意見がありましたら、今出していただければ、また後で修正をして、皆さんにお諮りしたいと思いますので、いかがでしょうか。
坂下委員。
◆坂下 委員 方針においては、各自治体単位で自主防災をつくれと言ってますけれども、ただ消防が自主防災に対してのどれだけ教育というんですか、指導しているか、それが見えないんですよ。それちょっとやっぱりすべきでないかと思うんです。
つくれつくれとつくらせておいて、何か年に1回ぐらいの幹部講習があるぐらいで、それではいかがなものかなと思うんで、その辺、もうちょっと連携を密にするように上げたいですが。
◆北山 委員 自主防災に対する支援、指導支援。
それなら5の後のほうに加えましょうか。5の後のほうに加えるようにちょっと後、委員長と相談します。ごもっともです。5の中にちょっと加える。
確かにごもっともです、物すごく組織率は高いんです。それまでは頑張りはったんで、あとはもうほったらかして。そういうのが得意で。
(「支援ね」の声あり)
三宅さんのところは、公立学校単位でやってはるんでしょう、今。
○たぶち 委員長 三宅委員。
◆三宅 委員 学校というか、はい。
自主防災組織なんですけれども、組織率は非常に高いですね。実際その自主防災に入っておられる方にとると、あれもこれもそれも自主防災に持ってくるなという感覚が結構あります。
そういう意味では、例えば今回の江東区みたいに、
災害協力隊、要はその
マンションであったり、本当の小さな町とかの単位で自治会へ、大きな自治会がありますよね。でも、そこにも自主防災が1つなんですよ。
そうではなくて、もう少し小さな単位での、いざというときに協力し合う体制みたいなものを、やっぱり宝塚も災害ということに関しては考えないといけないのではないのかな、そのほうが動きやすいのかなというふうに、自治会に未入会の方も含めたそういった新たな何か
取り組みというのは必要なんと違うかなということを感じたんですけれども。
○たぶち 委員長 あれですよね、江東区の。
三宅委員。
◆三宅 委員 はい、
災害協力隊という。
○たぶち 委員長 協力隊でさっき
町会単位、町会ごととか、
集合住宅やったらその
マンション1つにしてやるとかというような、もっときめ細かいというのが。
北山委員。
◆北山 委員 わかりました。
○たぶち 委員長 三宅委員。
◆三宅 委員 どうかなと。僕もわからないですよ。わからないですけれども。
○たぶち 委員長 北山委員。
◆北山 委員 ごもっともです。要は特に江東区はすごく、努力がそこまでできるところはなかなか財政、大分事情が違うみたいですね。
○たぶち 委員長 井上委員。
◆井上 委員 財政事情は大分いいんですか。お金のほうは随分いいんですか。
○たぶち 委員長 北山委員。
◆北山 委員 東京というのは皆お金に比較的余裕があります。
○たぶち 委員長
寺本委員。
◆寺本 委員 東京でも、23区の中で上のほうということはないと思うんですけれども。
○たぶち 委員長 北山委員。
◆北山 委員 そうそう、そないに言っていたね。
○たぶち 委員長
寺本委員。
◆寺本 委員 それでも会社があったりするとかね。
○たぶち 委員長 北山委員。
◆北山 委員 耐震化1戸に150万円出しておる。300万ぐらいあったら大体耐震化できるんですって。それでも半分でもせえへん、うちはゼロでもあかん。えらい違いです。
マンションでもたしか3千万やったかな。
(「3千万以上、もっとかかる」の声あり)
もちろん
マンションの場合はもうちょっとかかりますけれども、それでもやっぱり50%、進まへん。なかなかそれはやりませんよ。
(「来ないかもしれないとか、どこかで思っちゃったり」の声あり)
○たぶち 委員長 では、今ちょっと言われた、坂下委員の言われた消防、自主防災に対する支援の5番目に文言を入れていくのと、
災害協力隊、今、三宅委員が言われた地域ごとのもっと小さい地域で、隣保というのかね。
(「共助のね」の声あり)
ことの
取り組みなんかを積極的に行っていくような文言をプラスアルファしていく。
ほか、ありませんか。
藤岡委員。
◆藤岡 委員 前回の当局からの聴取も含めてやったときも申し上げたんですけれども、男女共同参画の視点というか、市の防災会議の構成員が充て職で、市長は女性ですけれども、あと部長も、たまたま女性が部長から入っていたと、そこにプラス本当に女性という観点で入っているのは婦人会の会長さんですかね、だけなので、ちょっと女性の視点での
防災対策をやっぱりそこにだれかが入らないと、たまたま今、部長2人と市長と3人入っていますけれども、その方だけになれば、女性の視点での、女性だけではなくて、やっぱり要援護者とか子どもとかのニーズというか、身近な生活での
防災対策の視点の提言ができるようなメンバー構成にすべきではないかなというふうに思っていて、この間も当局からも市長もそれをソウルか何かの女性会議でおっしゃっていましたかね、そこでも、何か行かれていたんですかね、ちょっとその辺のところは詳しくわからないんですけれども。そういう女性の参画の拡大というか、防災分野におけるというか、防災会議も含めてそういうところへの参画も推進をしていただきたいなというのは非常に思うんです。
○たぶち 委員長 北山委員。
◆北山 委員 正式な会議でしたかね、防災会議は正式な名称ですか。
○たぶち 委員長 藤岡委員。
◆藤岡 委員 そうです。市の防災会議というのは全部条例で決まっていて、国の防災会議から全部そこに集約されていくということで、全部設置条例はどこの市町村もあるんです、防災会議に関しては。
指定もされていまして、宝塚市の防災会議のメンバーを見てみたら、そういう市の職員としての位置づけで、樋之内部長とか、森本部長が入っていた。たまたま女性だから部長が入っていたと。
(「まだ入っているほうです」の声あり)
まだ入っているほうですね。合計4名。
(「それと、婦人会の会長さん」の声あり)
そうです、婦人会の会長さん。その方は婦人会という女性ということで入られるけれども、市長も部長2人とも、この3人は充て職なので、全員が男性になってしまったら、その婦人会の会長さんだけが女性なので、ちょっとその辺のところは今後の避難所の設置の仕方とか、そういうプライバシーの問題とか、この間お話しした、乳幼児の赤ちゃんのお乳の温めとか、着がえの場所とか、お手洗いの設置とか、やっぱりそういうふうな細かい配慮というのが必要ではないかなというふうに思うんです。
女性の視点に立った
防災対策というか、防災会議にも入れてもらいたいですし。
(「何かNPOとかの人がかかわったら、もっと女性が入りそうなものなのにね」の声あり)
仙台なんかは、この震災の前から、ちょっと今回も調べて入っていますし、横浜市も女性の特有のそういう対策も立てているし、松江市も女性防災検討委員会というのをやっているみたいで、いろいろちょっと調べたら、割とそういう視点で、今回3.11までもやっている、あるみたいですね。
(「皆、阪神に学んだと言われているんですけれども、女性の参画は」の声あり)
○たぶち 委員長
大島委員。
◆大島 委員 でも、かなり前に私もそれを言って、言ったんだけれども全然だめだわ。
○たぶち 委員長 井上委員。
◆井上 委員 それ言うんやったら、災害弱者当時者としての障がい者、防災計画の中に入れてほしいからというのやったら。
○たぶち 委員長 藤岡委員。