日程第２、推薦第１号 宝塚市
農業委員会の
委員推薦についてを議題とします。
△───── 日程第２ ─────
……………………………………………
推薦第１号 宝塚市
農業委員会の
委員推薦について
……………………………………………
○
江原和明 議長 本件は
地方自治法第１１７条の規定により除斥の対象となりますので、１３番
三宅議員、２５番たぶち議員の退席を求めます。
（１３番
三宅浩二議員、２５番たぶち
静子議員退席）
本件は、議会推薦の
農業委員に欠員が生じたので、
農業委員会等に関する法律第１２条第２項の規定により、新たに１３番
三宅議員、２５番たぶち議員を推薦しようとするものです。
お諮りします。
本件については、質疑、
委員会付託及び討論を省略して直ちに採決したいと思います。これに異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
江原和明 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
お諮りします。
本件については原案のとおり推薦することに異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
江原和明 議長 異議なしと認めます。
したがって、本件については原案のとおり推薦することに決定しました。
しばらく休憩します。
── 休 憩 午前９時３５分 ──
── 再 開 午後１時００分 ──
○
江原和明 議長 ただいまから会議を再開いたします。
日程追加についてお諮りします。
議案第４８号平成２３年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費補正予算（第１号）を日程に追加して議題としたいと思います。これに異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
江原和明 議長 異議なしと認めます。
したがって、そのように決定しました。
議案第４８号平成２３年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費補正予算（第１号）を日程に追加して議題とします。
△─────
日程追加分 ─────
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議案第４８号 平成２３年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費補正予算（第１号）
（
総務常任委員会付託）
……………………………………………
○
江原和明 議長 本件については、さきに
総務常任委員会に付託をして審査が終わっておりますので、委員長の報告を求めます。
１４番
中野総務常任委員会委員長。
◎１４番（
中野正議員）
総務常任委員会の
委員長報告を行います。
議案第４８号平成２３年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費補正予算（第１号）についてです。
本議案は、平成２３年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費の
歳入歳出の総額にそれぞれ６億２千万円を追加し、補正後の
歳入歳出の総額をそれぞれ２２５億１，５２０万円とするもので、平成２２年度事業費において歳入が歳出に対して６億２千万円不足する見込みのため、
地方自治法施行令第１６６条の２の規定により平成２３年度の歳入を繰り上げてこれに充てるものです。
まず、
国民健康保険会計は単
年度赤字決算が続いている。
国民健康保険税の滞納状況とその対策についてただしたところ、平成２２年度末の
累積滞納額は２８億円、督促や納付相談に努めるとともに
支払い能力がありながら納付を怠る方には法的な措置で対応している。
国民健康保険制度は、高齢者や所得の少ない被保険者で構成されており、徴収率の向上に努めているが、賦課される税額が減少しているのが実情。他の税や
保険料徴収部門との情報を共有し適切な対応に努めているが、
制度そのものが疲弊していると認識しており、
健康保険制度の一元化を国に要望しているとのことです。
次に、徴収率を向上しても６億２千万円の
赤字解消は困難、行き過ぎた徴収にならないような配慮が必要。
国民健康保険は、国・市・被保険者それぞれの負担で成り立っており、国の支援の強化が必要ではとただしたところ、負担の公平性の観点から
滞納徴収は必要、国には支援の強化を求めているとのことです。
次に、３月
補正予算で措置しておきながら、今なぜ６億２千万円もの赤字が生じるのか、その根拠を明らかにするようにただしたところ、３月
補正予算は１月時点での
決算見込みにより行った、
医療給付に影響が出ないよう余裕をもって計上し、一定の給付財源を確保しておく必要等があったとのことです。
それに対して、国の交付金などはわかるはず、
補正予算の見積もりに甘さがあったと見られるおそれがある。しっかりと数値を把握し、その根拠を明らかにした資料を提供して議論ができるようにしていただきたいとの意見がありました。
次に、
生活保護や失業者が増加しており、徴収に工夫が必要とただしたところ、新しくコンビニによる収納を実施しており、利用率は増加してきているとのことです。
次に、現年度の
歳入予算を前年度の予算に充用する方策は近隣市でも行われているのかと確認したところ、同様の充用をしているのは
赤字決算の都市、充用していない都市では
黒字決算となっているとのことです。
それに対して、
黒字決算となっている都市の対策に学ぶことが大事、本市は
赤字解消計画を作成しているのかをただしたところ、毎年、
赤字解消計画を作成しローリングにより見直しを行っているとのことです。
それに対し、他都市では
ジェネリック医薬品の活用促進や
健康増進施策を充実し
国民健康保険医療費の支出削減に努めている、本市も見習うべきではとただしたところ、本市においても
健康増進施策の充実等に取り組んでいるが、今後、他都市の取り組みも参考にしていきたいとのことです。
それに対して、現実に即した
赤字解消計画を作成し取り組みを進めていただきたいとの意見がありました。
次に、近隣都市と比べ
一般会計からの繰入金はどうかを確認したところ、例えば本市独自の
福祉医療の施策があり、それに伴う給付費は
一般会計から繰り入れている事情もある、
保険給付の内容や保険者の規模に違いがあり比較は難しいとのことです。
採決の結果、本議案は全員一致で可決しました。
以上で
総務常任委員会の
委員長報告を終わります。
○
江原和明 議長 委員長の報告は終わりました。
ただいまから質疑に入ります。
質疑はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
○
江原和明 議長 以上で質疑を終結します。
ただいまから討論に入ります。
討論はありませんか。
（「なし」と呼ぶ者あり）
○
江原和明 議長 以上で討論を終結します。
ただいまから、議案第４８号平成２３年度宝塚市
特別会計国民健康保険事業費補正予算（第１号）を採決します。
本件に対する委員長の報告は原案のとおり可決することが適当とするものです。本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。
（「異議なし」と呼ぶ者あり）
○
江原和明 議長 異議なしと認めます。
したがって、本件は原案のとおり可決することに決定しました。
日程第３、報告第１号及び報告第２号、議案第４７号及び議案第４９号から議案第５４号までの以上９件を一括して議題とします。
△───── 日程第３ ─────
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報告第 １号 専決処分した事件の承認を求めることについて（宝塚市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について）
報告第 ２号 専決処分した事件の承認を求めることについて（宝塚市
市税条例の一部を改正する条例の制定について）
議案第４７号 平成２３年宝塚市
一般会計補正予算（第１号）
議案第４９号 宝塚市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第５０号 宝塚市
福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第５１号 宝塚市
療育センター条例の一部を改正する条例の制定について
議案第５２号 宝塚市
建築事務及び
住宅事務手数料条例の一部を改正する条例の制定について
議案第５３号
宝塚市立宝塚文化創造館（
宝塚音楽学校旧校舎）条例の一部を改正する条例の制定について
議案第５４号 財産（
災害対応特殊救急自動車・
高度救命処置用資機材）の取得について
……………………………………………
○
江原和明 議長
提案理由の説明を求めます。
中川市長。
◎
中川智子 市長 報告第１号及び第２号並びに議案第４７号及び議案第４９号から議案第５４号までの以上９件につきまして、一括して
提案理由の御説明を申し上げます。
まず、報告第１号宝塚市
国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について専決処分した事件の承認を求めることについてですが、本件は、
健康保険法施行令等の一部を改正する政令が平成２３年３月３０日に公布され、同年４月１日に施行されることに伴い、
国民健康保険条例の一部を改正するため同年３月３１日に専決処分したものです。
改正の主な内容についてですが、
国民健康保険条例の附則の規定により、平成２１年１０月から本年３月までの間の特例として
出産育児一時金の支給額を３５万円から４万円引き上げ３９万円にしていましたが、本年４月から特例としての取り扱いを改め、本則の規定により
出産育児一時金の支給額を３９万円にするものです。
次に、報告第２号宝塚市
市税条例の一部を改正する条例の制定について専決処分した事件の承認を求めることについてですが、本件は、地方税法の一部を改正する法律が平成２３年４月２７日に公布され同日に施行されることに伴い、
市税条例を改正するため、同日に専決処分したものです。
改正の内容についてですが、市民税において、
東日本大震災によって資産に受けた損失の金額について所得割の
納税義務者の選択により平成２２年において生じた損失の金額として条例の規定を適用することができるよう、平成２３年度以降の市民税の
雑損控除額の控除及び雑損失の金額の控除の特例を設けるものです。
次に、議案第４７号平成２３年度宝塚市
一般会計補正予算（第１号）についてですが、本件は、平成２３年度宝塚市
一般会計の
歳入歳出予算の総額にそれぞれ６，３０３万３千円を追加し補正後の
歳入歳出予算の総額をそれぞれ６８３億６，３０３万３千円とするもので、款項の区分ごとの
補正金額は第１表のとおりです。
歳出予算は、新たに地域支え合い
体制づくり事業及び２４時間対応の
定期巡回・
随時対応サービス等検証事業を計上するとともに、
暴力団追放推進協議会補助金、
乳幼児等医療費助成事業、
がん等検診事業を増額しようとするものです。
歳入予算の主なものは、
国庫支出金では、女性特有の
がん検診推進事業補助金を減額する一方、２４時間対応の
定期巡回・
随時対応サービス等推進事業費補助金及び
疾病予防対策事業費等補助金を増額し、
県支出金では地域支え合い
体制づくり事業補助金、
子ども医療費助成事業及び
事務費補助金を、繰入金では財政調整基金取り崩し及び暴力団対策基金取り崩しを増額しようとするものです。
次に、議案第４９号宝塚市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてですが、本件は、大阪府茨木市における
臨時的任用職員への
期末手当支給に対する住民訴訟の
最高裁判決を踏まえて、
臨時的任用職員または非常勤の職員に対する給与の額及び支給方法などの
基本的事項を定めるとともに、関連規定を整備するため宝塚市一般職の職員の給与に関する条例外２条例についてその一部を改正しようとするものです。
改正の主な内容についてですが、まず、宝塚市一般職の職員の給与に関する条例については、１週間の勤務時間が
正規職員の勤務時間の４分の３を超える
臨時的任用職員に対する給料の日額並びに時間
外勤務手当、休日
勤務手当、通勤手当及び
期末手当に関する規定を整備するとともに、１週間の勤務時間が
正規職員の勤務時間の４分の３以下の非常勤の職員に対する報酬及び所定の勤務時間を超える勤務時間に対する報酬の加算並びに通勤に係る
費用弁償に関する規定を整備しようとするものです。
この改正に伴い、職員の勤務時間その他の
勤務条件に関する条例については
臨時的任用職員等の
勤務条件を別に定める旨の規定を、宝塚市職員等の旅費に関する条例については
臨時的任用職員等に対する旅費または
費用弁償に関する規定をそれぞれ整備しようとするものです。
次に、議案第５０号宝塚市
福祉医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本件は、兵庫県が第２次
行革プランの一環として
子育て世代が安心して子育てできるよう、
こども医療費助成事業の対象を外来に係る医療費にも拡大したことにより、本市の
乳幼児等医療費助成制度について外来に係る医療費の助成を拡充するため、条例の一部を改正しようとするものです。
改正の内容についてですが、外来に係る医療費の
助成対象について、現行は小学３年生までであるものを、新たに小学４年生から小学６年生までを加え、一部負担金について自己負担をその医療費の２割とすることとし、平成２３年１０月１日から実施しようとするものです。
次に、議案第５１
号宝塚市立療育センター条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本件は、
宝塚市立療育センターにおいて平成２３年８月から
障害者自立支援法に規定する
児童デイサービス事業を開始するため、条例の一部を改正しようとするものです。
この事業は、発達のおくれがある児童に対し、日常生活における基本的な動作の指導や集団生活への適応訓練などを行うとともに、保護者の悩みや相談にも応じながら適切な
支援サービスの提供を行うものです。
次に、議案第５２号宝塚市
建築事務及び
住宅事務手数料条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本件は、新たに
建築基準法施行規則第１０条の１８に規定する計画書の写しの交付及び
建築基準法第４２条に規定する道路等の種別地図の写しの
交付事務を開始することに伴い
当該事務に係る手数料を徴収するため、条例の一部を改正しようとするものです。
次に、議案第５３
号宝塚市立宝塚文化創造館（
宝塚音楽学校旧校舎）条例の一部を改正する条例の制定についてですが、本件は、
宝塚市立宝塚文化創造館の２階にある展示室について、貸し館としての施設を新たに
宝塚音楽学校及び宝塚歌劇をテーマとした常設展示及び
企画展示を行う施設として整備し利用に供することに伴い、貸し館としての
利用料金を入場料としての
利用料金に改めるため、条例の一部を改正しようとするものです。
次に、議案第５４号財産（
災害対応特殊救急自動車・
高度救命処置用資機材）の取得についてですが、本件は、
救急業務の
対応能力の向上を図るために
災害対応特殊救急自動車を更新整備し、
西消防署栄町出張所に配置しようとするものです。
取得金額は３，１８１万５千円で、神戸市須磨区大池町三丁目１番１号、
兵庫トヨタ自動車株式会社特販営業所から取得しようとするものです。
以上９件につきまして、よろしく御審議をいただきますようお願いを申し上げます。
○
江原和明 議長
提案理由の説明は終わりました。