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平成21年12月18日議会改革特別委員会理事会−12月18日-01号

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  1. 宝塚市議会 2009-12-18
    平成21年12月18日議会改革特別委員会理事会−12月18日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成21年12月18日議会改革特別委員会理事会−12月18日-01号平成21年12月18日議会改革特別委員会理事会   開会 午前 9時32分 ○江原 委員長  おはようございます。本会議も終わった後でお疲れのところすみません。議会改革特別委員会理事会を開会いたします。  最初、本会議終了後の定例の理事会ということですので、各部会ごと進捗状況確認やら調整項目があればという形で本日は行いたいと思います。  副委員長はちょっとおくれるということなので連絡がありました。  それでは、議題に沿って各部会進捗状況ということでお願いしたいと思います。  じゃ、第一部会から。 ◆大島 委員  第一部会では、この間、11月25日と12月16日に部会を開催いたしました。25日のほうでは、先進自治体取り組みについて各委員のほうから報告を受けて、各自治体議会基本条例でどういうことが課題になっているかということで、その課題を整理して、それから例えば反問権とか、議員同士の討議の制度化など19項目を、それで新たに議会基本条例、なぜ制定したのかということを課題にそのとき加えまして、市議会議会改革取り組みについての検討課題として調査を順次していくというふうに決めました。  きょう、お手元に配付をされていると思います。裏面を見ていただくと、丸と黒丸がついてる部分が、三角と4つついてるのとあるんですけれども、この丸が基本条例に明記されているということ。それから、三角形が会議規則等に明記をしている。どちらにも明記されているのは黒丸ということで、ただし実情では実際はやっている、明記されていないけれどやっているとか、それぞれの市によってまた違いますので、その都度報告をしていただくということをまず取り決めて、まずは3課題上3つをやりましょうということで決めました。  それと、部会進め方について議論がありまして、第一部会というのは、第二部会とかなりかぶるところがある。議会活性化という意味で、第一部会役割としては調査研究だということを共通認識としてわかるということで、それで理事会のほうにその調査の結果をお示しして、そして第二部会のほうでその内容に関しては検討するという、そういう役割で第一部会はいいのではないかというふうに共通認識として改めて確認をしたところです。  第一部会としては、20項目ごとにずっと調査していって、それで16日の部会にはそれぞれの委員から報告を。大体、1項目ごとに見ていくと、どこの市にも共通して出てくる問題とか、それからここに力を入れてるだろうというところも見えてきますんで、まずは3題。どれぐらいで時間かかるかわからなかったんで3つやりましたけれども、次回はもうあと12番までやってしまって、もうあと2回でこの調査研究の、調べる、調査の、発表だけはもうあと2回でやってしまおうという。それで、その後は、それを終わった後、来年1月に今後の進め方、それからもう一回全部に関して洗い直しをして、何が課題になっているかということとかをまとめていきたいというふうに思っています。  以上です。 ○江原 委員長  部会ごとにやりますか。とりあえず、全部一回聞きましょうか。各部会全部。  はい、じゃ第二部会報告お願いします。 ◆小山 委員  第二部会報告する、この前からありませんから、報告内容は変わりません。まず、ここで少し、どうしてもこれ決定事項というのが書いておりますが、これはこの前ここへ報告したとおりで、特に国民健康保険運営協議会環境審議会等4つの件については、あくまでもそれは審議会出ることを決めたわけではなくて、要するに出ないのは決めた。それで、決められなかったのがこの4つですよという考え方ですんで、改めてその辺だけは確認しておきたいんですが、そこでとまっております。それで、これからどうするのかということですが、きのうの本会議で総計の審議会に出るというふうなことが決まりましたから、第二部会進めようがないといった実態です。本当は、ここで96条2項の議決事件をどうするか等、具体的に入っていきたいところですが、もう入りようがないというのが実態です。  ちょっと参考に報告しますが、この前、私、11月21日、22日の2日間、京都で同志社大学で、日本自治学会というので、これは本当に学会ですからあれなんですが、基本的なテーマ地域力再生ということがテーマですけれども、そのために地方自治体議会も含めてどういうふうに活動していくのかということがテーマでしたけれども、そこに栃木市議会の議員さん何人か来ておりまして、前々からどこへ行ってもよく顔合わせていろいろ話ししてたんですが、急遽23、24と向こうが研究会するというんで行きました。前々から言ってたので、もう行こうかどうしようか迷ってたんですが、それで、栃木市議会の場合は、基本条例1年余り前に決めております。それで、議決案件どうなのかというふうなことで、審議会はどうなんですかというような、当然に一切審議会は入りませんよと。それでなかったら、基本条例なんかに書けないやないですかと。そんな話でした。だけれども、うちのほうはまだきのうそういうふうに出るということを決めましたから、多分ちょっと議論しにくかろうな。議論、何をどうすんねんと、一番重要なところが決められない状態ですから、進めようがないだろうなというふうに思いますが、一応年変わって部会を開いて、どうしましょうかという方向性についての声かけはさせてもらいたいと思います。それから、組み直ししないと、どうも皆さんの認識余り外のほうの情報を得ずに議論しているようですから、それではやっぱりちょっと。別に、時代おくれでもなんでもいいのはいいんですけれどもね。今なぜ議会基本条例をつくろうとしてるのかということについての、まずその辺の原点からお互い認識し合わないと、この今の議会改革特別委員会、進めようがないというふうに、今のところ感想は持っています。  以上です。 ○江原 委員長  次、第三部会。 ◆となき 委員  前回以降ということで、前回10月28日に高槻市に視察に行くということを報告してたかと思うんですが、28日に高槻市視察行きまして、ここの場合、政治倫理条例の中で資産公開といったことも定めておられるということで、その状況を聞いてきました。
     それで、中身としては書かれているとおりなんですが、その資産公開がされる場合の条件、そしてその倫理審査会に疑わしいなり、そういう理由を述べて調査請求をした場合に、認められれば、その資産について調査されて公開されるという、そういう仕組みでされてました。  実際には、まだできたばっかりの条例ですんで、実際の運用はまだないという報告がありました。形としてはそういう形もあるのかなということで勉強をしてきました。  その次に、それ受けて、この前12月7日に部会を開きまして、そのときの議論では、協議事項ということで挙げてますけれども、その公開方法とか、あと特に意見として出されてたのが市税とか公共料金とか滞納について、はその状況をちゃんと報告すべきではないかと、そこがみんなの意見として一致した見解として出されてました。  それで、政治倫理条例の中については、高槻市の例から、調査請求をする場合、どういう条件でするのがいいのかということで、若干の議論になりました。  それで、あとうちょっと、前回部会流れでいくと、市税納付状況、それで資産公開方法あともう一つは服装ということが若干意見として出されてまして、それ会議規則である程度規定されてるもんということもあって、今後の議論の中では倫理という意味、品位とかいう意味で言えば議論する課題なのかもしれないけれども、会議規則にかかわる問題なんで、ちょっと置いとこうかというような話で、また倫理の中で出てくれば、そういうことも含めて考えていくべきなのかなということも思いますが、今後の議論です。  それで、税の滞納状況ですね。それについてはもう、一般的な資産公開とは別に、それだけはきっちりしようということでは見解が一致してます。どういう形でそれを報告公開するのがいいのかということは、細かい部分についてはまた今後決めていくということ。方向性としては、それは滞納状況については公開という方向でいこうという話になっています。  資産公開については、調査までを条件とするかはわからないんですが、請求があった場合、全面的にみずから、例えばホームページで公開するとか、何らか広報の媒体で公開するとかいう形ではなくて、何らかの請求があった場合に公開ようと。一応、そういう形の公開方法でいこうと。その点については、方向性として前回確認をいたしました。それで、そのやり方とか条件とかいうことについては、細かい部分はこれから決めていこうということになっています。  それで、次回1月20日に開く予定なんですが、倫理条例の中で、こんな項目を入れてほしいとか、こういうことを定めるべきだとかいう意見があれば、そのときに議論したいいうことで、それ以前に、それぞれ各委員が持ち寄りで出してもらいたいということにしてます。  次回は、そういう部分について話を進めていこうかなと考えております。  以上です。 ○江原 委員長  都合、1、2、3、それぞれ部会の現状と今後の予定等報告いただきました。  ちょっと、私のほうからも気になる点で確認をしたい。              (「報告についてよろしいか」の声あり)  はい、じゃ北山委員。 ◆北山 委員  最近、この間の議会での議論を聞いてて、非常に大事なことなんですけれども、やっぱり決めつけた議論はやめていただきたいと思うんですよね。何が進んでて、何が進んでないかという評価は、多様な評価があるわけですから、だれかがどう言うたから、改革が進んでる市でやね、この市は改革が進んでないとかね。全国的なことからいえども、議会基本条例があるから進んでるという尺度で私たちは考えてなかったと思うんです。もちろん、私は、最初議会基本条例を制定してほしいというもの3年前に会派の要望で出しましたし、96条2項のことについても、3年前に実はもう明快にやっぱりするべきだと、こういってきたわけですよ。それを、だれがさぼってきたのかね。こういう形で、失礼ですけれども。私は、当時の私なりに研究して、1つの大きな要素だと思うから指摘したわけでね。しかし、私は、かといってそれを決めつけてはおりませんから。それができてるから改革が進んでる市でやね、それができてないから改革が進んでないとか。審議会の問題でも、全部抜けてるから改革が進んでる市で、抜けてないとこは全部おくれた市だと、こういう評価をしてたら、この議論は、僕は、進まないと思う、1つと。  2つ目は、もう少し民主的な方法をきちっととっていただきたい。第二部会の中でも、私は、きちっとなぜ4つ審議会を残さないかんとかいうことはきちっと意見出してるんです。いろんな、多様な意見ありますよ。委員長報告するときに、自分の意見言われるんだったら、これもう議論ならないですよ。委員会全体の議論をきちっとこの場でだれにも知らすことは、すごく私は大事だと思うんで、やっぱり民主的なルールいうのは、お互いの意見も尊重しながらしていかないと。私は、この議会は、過去一貫として、だれかががばっと押し切ったことは一度もないんですよ。よく話し合って、しかし全国的に見ても、かつて1年前のときにも全国で4番目、早いこと改革が進んだ市になってきとるわけです。何も急ぐ必要ないんです。議論を尽くして積み上げると。これを、僕、守っていただかないとね、もう今も、どうも私は気になってる。そのことだけ申し上げておきます。 ○江原 委員長  それを言ったら、また小山さんの話、切りがないんで。        (「いや、ちょっと待つ。論点だけ言わせてください」の声あり)  はい、どうぞ、小山委員。 ◆小山 委員  私もね、基本条例が進んだからといって、基本条例目的ではないですよね。議会をどう変えていくのかということで、今の流れからいうと、基本条例とか議会改革ということが非常ににぎやかに言われてるんですが、議会改革がどうだというのが目的でもないし、基本条例をつくるのが目的でもないし、徐々に議会の責務というのが非常に強くなってる。2000年に地方分権一括法でずっと流れができてきてるわけですから、そういう意味で、今これからの時代の議会がどうあるべきかを議論していくということだろうと思います。ですから、第二部会の中で方向として、私の意見も言いましたけれども、やっぱりそれは第二部会の中で、今北山委員が言われたことを、もう一度原点からきっちりと議論して、何が目的でどうするんやと、この辺を議論したいと思います。それによって進め方が決められるのかなというふうに思います。  以上です。 ○江原 委員長  各一、二、三部会も、これはこの特別委員会部会制に敷いたときからの懸案事項がそろそろ動き出して出てきているのかなという、全体の考え方で。  ちょっと気になったのは、第一部会については、議会基本条例調査研究のみをする、極端に言いますと。それで、それの具体的な議論等は第二部会にやるというよう共通認識ができつつあるというのか、それでいいのかどうかわからないけれどもという表現になってるわけやね、第一部会が。だから、第一部会はそういう話し合いがされてる、まさしくここに。第一部会と第二部会が大分ダブる部分があるというよう議論部会の中で、きのうおとといでしたかね、何か出てました。それで、要は第一部会が所管する議会基本条例調査は、第二部会が所管する議会活性化を追求するための手段としての調査研究だよと。第一部会では先進市等調査にとめ、その調査結果を理事会に示し、議会基本条例案の作成はその必要性も含め、第二部会が検討するのがよいのではないかとする意見があったと。一方で云々ということで、調査を見守りながら、必要によって両部会との調整を図ればよいのではないかという意見もあった、ということになっとるんですけれども、この辺はどうなのかな。ごもっともですけれどもね。第三部会は、一応資産公開自分たち原案等はつくっていこうという方向性はあるわけですね。第一部会は、調査だけ、いろいろ調べました、はい、どうぞ、第二部会にという感じなんですか。実際はどうなんですか。  大島委員。 ◆大島 委員  実は、その3日前の委員会のとき、部会のときでも意見が出たんですけれども、ある委員はどんどん第二部会で、第一部会調査、まだ研究してないこともどんどん進んで、すごく議論になって、全体的な議論になっているということがちょっと焦りというかね、そういうことを思っている委員さんも実はいらしたんですね。  それで、こちらと、第一部会と第二部会議論した中身が全然違う方向に進んでいく可能性というのもちょっと最初やっぱりあるんじゃないかなと、すごく心配してたんです。その辺やっぱり、ある程度すみ分けをしないと、どうでしょう、同じようなことを議論、今後ね、今後です、まだどういうところでどういう事例が出てきて、実際はどういうふうに動いていて、それはどういう理由でそういうふうな動きになったのかということを検討していく中で、幾つか課題点も出てくると思うんです。どこの市で、どこの町でも一番議論になっているところというのは、ある程度大体決まってるんじゃないかなと思うんですが、それについて、内容について諮ってしまって、出てきて、じゃ第一部会はこういう意見ですっていうことが出てきた場合に、例えば第二部会とは全く違う結果になってしまうという可能性もなきにしもあらずかなということで、少し中の内容もやっていくことも、やはりちょっとすみ分けしないといけないんじゃないかなという議論にはなっているので。逆に、すごく、先ほど言ったような同時にという形の意見が少数に、傍聴に来ていただいたらわかると思いますが、同時に議論していけばいいのではないかという意見少数意見です、うち部会の中では。それで、ある程度納得して共通認識というふうに持ってはいきました。 ○江原 委員長  いや、それは進め方の話で、僕が言ってるのは、第一部会はどこまでやるのという方向性。  大島委員。 ◆大島 委員  調査研究以外に。 ○江原 委員長  調査研究だけをする。  大島委員。 ◆大島 委員  ええっ、調査研究。 ○江原 委員長  第一部会で、ある程度先進市を20近く調べてもらって、報告会もやり、問題課題も洗い出していると。その上で、そこでこういうことでしたよという調査研究でとめることなのか、第一部会議会基本条例をつくる目的は、各市いろいろあるけれども、こういうところの目的が大体共通してありましたよとか、それをつくるときにはこういう課題がありますよというようなこととか。それらを理事会に上げていただいて、原案、文章をつくるということじゃなくて、そういう議会基本条例をつくってきたとこ、またつくろうとしているところはまだちょっと調べてないと思うんですけれども、つくったとこだけを今調べてるようなんですけれども、つくろうとしているところもどういう目的で、どういうことなんだというのをいっぱい調べた上で、共通的なこういうところの目的を持ってると。そこに向けて、こういう課題があって、こういう課題もこういうふうに乗り越えてるところもあると。こういう課題、こういう課題もあるので、この件について第一部会がやるのか、第二部会がやるのか、第三でやるのか、全体でやるのかを協議してくださいというふうに持ち込んでくれたらできるんだけれども、その方向性がどうなのかなというのがわからないんです、第一部会の進み方が。  大島委員。 ◆大島 委員  そうですか。多分、今おっしゃったような、先が見えないということで出てきてると思うんですが。ただ、実際のところ、私たちもちょっと先が見えてないのが実は確かなんですね。それで、やはりここに議論されて、どこの市でもやっぱり問題になってきてるよというのは、ここに挙げなくてはいけないなということは思ってます。 ○江原 委員長  だから、理事会から何か言われるのを待ってる状態ではなくて、第一部会なりにいろいろ調べて、ほかのとこでもどこでも調べてもらってるんで、そこに見えてきてるものを随時ちょっと上げてもらう形にしないと、この全員25人のテーブルにのっけてもらわないと、それを第一部会だけで独自に方向決めましたんで、第二部会さんお願いしますというわけにいかないじゃないですか。  大島委員。 ◆大島 委員  もちろん、ここの理事会に諮るというのは思っているので。それと、今ちょうど途中、まさに途中なのでね、先ほど委員長がおっしゃったみたいに、今調べるだけ調べて、次は実際にやってるところをね。次は、ひょっとしたらそういう、さっきおっしゃったように、今後取り組んでいるところまで調査できれば、そういう形でするとかいうふうに決まっていけばね、またそういう、そのときにはそれを調べた上でもう一回また結果を上げるという形にはしていこうと思っていますけれども、ちょっと今中間報告的な形になってしまうのでね。 ○江原 委員長  ですから、その辺がやっぱりスピードぐあいがそれぞれ違ってきて、その第一部会の進みぐあいが、今のスピードでいくと、来年春ぐらいまでは調査研究で何もこの理事会に上がってこないと気がしてるんです、実はしてます。それで、また4月以降もずうっと今度は取り組んでるとこをずっとやると。ですと、来年秋まで何もこの理事会に上がってこないから、そのスピードでやろうということなのか、来年の3月にはこのぐらいのこと上げたいということで、めどでやってるのかどうかがわからないんで、逆に言うと理事会から「もうちょっと早くスピード上げてよ」ということを言わないといかんのかなと思いながらね。  大島委員。 ◆大島 委員  今回、このちょうど中間ぐらいの間、3分の1ぐらいかな、終わりますので、それが12月中に終わって、1月はその最後までいきますのでね。ここはね、まずちょっと委員長でちょっと報告をつくらないといけないんですけれども。じゃ、それを理事会というか、うち部会のほうで検討結果は上げようということになったんですけれども、同時にやはりこちらの理事会のほうにも上げるという形にして、もんでいただくという形にします。 ○江原 委員長  うん、いや、だからあくまで部会の中である程度一定の方向性が出たものについて理事会に上げてもらうというふうですから、部会でまだいろいろ途中のものは上げられませんよね。だから、部会長として、いつまでにまず今先進市でこれを持ってるところの調査を今やってるという報告なんで、持ってるところを調べた結果、わかったことを報告してほしいわけですね。それは議論じゃないと思うんです、調査した結果なんで。調査した結果だけの報告やったら、すぐ上がってくるのかなと、僕は思ってるんです。逆に言うとですよ、調査しただけの結果なんでね。その調査した結果を受けて、部会内で何らかの議論がされて、それが上がってくるまではちょっと時間がかかると思うんですけれども、調査結果はいつ上がってくるのかな。  大島委員。 ◆大島 委員  じゃ、まず調査結果を上げるようにします。それは、1月12日に8項目しますので、その終わった時点で全部報告書をきちっとつくって、この理事会に上げるようにします。 ○江原 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  基本条例、これ1から20まであるんですけれども、ちょっとその議論に入る前に、ちょっと、私もね、うち会派で少しなかなか説明をしても説明し切れないところは、第二部会が突出してるんじゃないかということ。いや、決してそうではなくて、第二部会は例の報酬等のことがありましたから、それに必要に迫られたというとか、私的な感じはそういう認識やったんですよ。かといって、それだけじゃないんですけれどもね。当然、必要だったと思うんですけれど、それでそのことを先に少し整理しようかということで議論して、それに関連して96条の2項を改めてどうするかという、これそれなりの順序立ててやってるわけですけれども。  もちろん、私は、議会というのが、これほな何のためにこの改革をやってるんかというのは、確かに市民との関係をどうしてつくり上げるかというのが非常に、僕は、どんなときもしっかり考えとかないかんと思うんですけれども、この前の神野先生のお話を聞いてて、やっぱり二元代表制ということになった場合に、やっぱり宝塚市政という地方制度を担ってるのは、市長、執行側であり、議会であると。ということは、議会側もすべてのことに対して、それだけの責任ときっちりした認識を持って対応せないかん。だから、単に、私は、議会はマル・ペケだけでもいかんし、ある面では車の両輪という説もあるわけですから、やっぱり今のこの市政をよくするのも悪くするのも、ある面では一体やなと。だから、協力するとこは協力して、言うべきとこは言うと。しかし、ほんなら我々が市の執行部と同じようにすべてのデータを持って、すべての分析をしてというのは非常に多難なんで、やっぱり議会改革の中でそうはいっても、その辺もう少しバランスよくというのかな、3つの部会は確かにそんなことも考えながらバランスよくやっていくことが大事なんかなと思って、あの話を聞いてて。  それと、議会責任というのは、僕の思うたように、非常に重要な時期に来てるというのは、もう小山委員さん言いはることなんで、その辺をしっかり押さえてみなあかんと。そう見た場合に、この基本条例ずうっと見てみたら、我々の議会としては、もう相当方向性を出してきたことが、実際は積み重ねてきたことがあるんで、あとはどうするかと、最後の決断の問題がほとんどだなと。ただ、問題は17番の議会報告会をどうするんか。それから、18番の議会への住民参加の機会をどうすんのか。ここが、やっぱりこれを基本条例で明記するか明記せえへんかとか、基本条例の中にどこまで入れるんかという、もう条例で明記されてるもの相当ありますから。ほんなら、基本条例つくるかつくらへんのかということがありますけれども、つくるんだったら、何を明記して何に特徴持たすかということになった場合、私は、最大の、第一部会議論してほしいのは、議会報告会をすることが好ましいのか。ほんまに、具体的にどういう形で本当にするという方向に持っていくかどうか。この前、市立病院の特別委員会でもいろんな議論ありましたけれども、今だったらもう懇談会というのもなかなかする方法はない。結局、参考人というみたいな形でせないけませんから、広く議会側も市民の意見を聞くという方法を持たないと、執行側と本当にきちっとある意味では対峙したり、同等の意見を言うことは難しいと思うので、私は、この17番、18番いうのはもう少し深めていただいて、むしろそこをしっかりやってほしいなという思いで今の報告聞いてたのと、今委員長言わはったように、とにかく第一部会から素案というのか、素案を出していただかないと、この場での議論ということにはならんのかなと、こう思いますけれども、そんなことで。 ○江原 委員長  大島さん、僕のほうから。  第一部会は、議会基本条例に関することというのと、もう一つ、開かれた議会について、2つ行ってるんです。この開かれたというのは、どこのことを指して、どういうことなのかというのが、最初うちに何か議論をされたんですか。  大島委員。 ◆大島 委員  その目的自体は、私も、何回か皆さんやってるので理解をしてもらってると思うんです。 ○江原 委員長  だから、具体的にそういう提唱する開かれた議会というのを、何を検討しようかというのはまだ決まってない。  大島委員。 ◆大島 委員  開かれた議会って2つ分けてるんでなくてね、議会基本条例の中にいろんな項目ありますよね。その中で開かれた議会というのは、今おっしゃった、まさに17とか18番とかは特にそうだと思うんです。 ○江原 委員長  いや、だからそれが部会長認識で、ちょうど僕2つ上げたのは、議会基本条例の中に開かれたのが入ってるんじゃなくて、開かれた議会というのは基本条例をつくろうとつくるまいと、開かれた議会のあり方はどういうことなんだということを本当は検討してほしいという思いで上げたんじゃないんかなと。  大島委員。 ◆大島 委員  ああ、なるほど。 ○江原 委員長  基本条例、全部入れ込んだらできるんじゃなくて、開かれた議会にするべく、今からでもどういうことができるかということもやっぱり議論をしていかないといけないんじゃないかと。基本条例の条文つくるのならどうにでもできるわけで、その進行形の中でどういう形の議会のあり方とか、基本条例議会のあり方とか議員のあり方とか、いろんなことがやっぱり議題として出ている。議論していただいてということだと思う。  今、北山委員の指摘の部分は開かれた部分にかかわることなので、それは当然調査項目にあったはずやなと。議会基本条例の中のことでもあるけれども、さらに現時点でもそこは議論できることなんじゃないんかな。それが、まず基本条例やったらおのずと開かれた部分も入ってるんだなと、今部会長の話聞いて何となくわかったんだけれども、ところがもう1本、2本線で行ってるのかなと思ったんです。2つの調査項目が。  大島委員。 ◆大島 委員  これ、第一部会基本条例の研究だけにとどまらないで、開かれた議会であるということは、開かれた議会調査研究していくということは、私も、何回も部会の中で、これだけはわかってくださいよと言いながら、やっぱり話をしているので、ちょっとその先がどうなっていくというところまで考えてなかったですね。それで、条例の中に、話をしている中に、それぞれずっと項目ごとに、市ごとにずっと話していく中で見えてくる課題があるんじゃないかなというふうな形で、ちょっと何ていったらいいのかな、余りそれについての結果を出すという形では思ってなかったんです。自然とそちらのほうに行くならばという、割と共通、皆さんの考え方の中でちょっと共通点があるんじゃないかなと思うんですね、部会の部員の中でね。だから、この2つがテーマなんだよということは、やっぱり何回か言ってるんですね、私も。調査研究だけではありませんということ。でも、皆さんの認識としては、それを別に取り出して、並行して話をしていくというのではなくて、全体の中で出てくるんだろうという形で、今のところは議論も進んでるんですね。 ○江原 委員長  調査研究という言葉が多いんですけれど、第一部会はね。  大島委員。 ◆大島 委員  そうですね。 ○江原 委員長  確かに、特別委員会でずっとこうやってるの、調査研究なんですけれども、今の第一部会とほかの部会の違いは大きく一つあって、ずっと個々人で調べてくる、それで報告してという流れが第一部会で今とってる。ほかの部会議論している、議員同士で。調べた者を含めて、議員同士でいろんな議論を深めて、その中でまず生まれてきてるものを積み上げていこうというやり方をしてるように思うんです、第二と第三は。第一は、それぞれ調べてる、報告してる。それで、議員同士のこの議論してる時間がすごくほかの部会に比べて少ないということがあるんですね。その議論する時間がいつするかによって、スピードがやっぱり、調べた結果を報告して、それから議論するということになると、春までにどこまで進むんかなと。さっきの話じゃないけれど思ってるんで、そこの部会の運営の仕方はどうなのかなと、ちょっと心配をして聞いてるんですけれども。  大島委員。 ◆大島 委員  ちょっと、最初のスタートが確かにおっしゃるように遅いかもしれませんね。まだ、今この1月の初めでやっとこ調査研究があって、これから議論という形になってしまうのと。ただ、報告をし合っている中で、部会の中で温度差というのがその中でなくなってくるのでね。こことことここをやっぱり中心に、例えば先ほどおっしゃったよう議会報告会のこととか、それからあと議員同士の討議ですね、の件ですけれども、これの制度化をどうするかとかいうことに、その先はなっていくだろうとは思うんです、もう。大体、出している中で、一番どこの議会もそれに対しても、やっぱり議会としての務めということである程度出てるので。だから、幾つかの課題には絞られるとは思いますけれども、調査研究が終わった後はやっぱり議論になっていくとは思ってるんですが、大体春までにちょっと結果を出せればという形ぐらいにしか私は思ってなかったので、3月ぐらいがめどという形でしか思ってませんでしたので、今のところ大体最低1カ月に2回ぐらいはしましょうねということは呼びかけてるんですけれども、最低ですよ。そのスピードで、じゃちょっと間に合わなくなってくると、最後のほうになると毎週やってかないといけないかもしれません。 ○江原 委員長  石倉委員。 ◆石倉 委員  第一部会長さんの話の報告を聞いてた中で、ちょっと気になったことあるんですけれども。今、調査研究をやった後は議論になっていくとおっしゃったんですけれども、その前の報告のときは、議論をやったことをまた部会で討論してもらって、意見をやってもらったらというふうにおっしゃったと思うのね。きょうの中で、ちょっとスタートにおっしゃったことと今言ったことと、ちょっと意見が変わってきてるのと、それは今気がついたことなんですけれども。第一部会さんが調査研究をしていく上で、それぞれ個々であってもそれぞれの課題とか、他市がどういう問題があるんだとか、具体的なこと勉強しておられますよね。それで、それはやっぱりしっかり第一部会議論していただいたほうが。自分たちがもう課題をやっぱりちゃんとしっかり持ってやってるわけですから、しっかりご議論をしていただいたらいいと思うんです。  それで、その次に、じゃ議論をしていく中で、今度ほかの部会と対立するんじゃないかという発言があったんですが、もし対立するようなことがあっても、それはそれで仕方がないじゃないですか。当然、あるかもしれないし、同じ方向に行くかもしれないし、それはもう全くどっちの方向に行くというのは、それがやっぱり議会改革1つであって、またそういう中で議論を、いろんな意見を出していけばいいと思うんでね。対立していくということを別に気にすることはないと思うし、それから先の見えないという発言もね、今の時点で幾らこれぐらいというめどはやっぱり立てることは必要なんですけれども、今の時点で先々見ていかなくても、見ていくことも大事なんですけれどもね。12月、1月というふうにあれしてやっていただけたらいいなと思って。それぐらいですね。よろしくお願いします。 ○江原 委員長  小山委員。 ◆小山 委員  そこを、今問題点ですけれども、私も、先ほど第二部会方向性議論した上でということですが、今やってる自由討議の形が1つの今までになかった形で随分進んでいるわけですが、そこがこれまでの議会の中で問われていた部分ですよね。議会の中で、議員間でほとんど議論なしで、ただ行政側に質問するとか、そういうことだけで終わってるみたいに、そうではないですよというところでは、今その辺のここで実験といったらおかしいですけれども、随分進んできてると。そういうことからいえば、第二部会に諮った上で、第二部会の立場からいえば、今のいう、やっぱり議会の中で共通認識がなかったら、第二部会の者だけがその部分について認識しておって、その部分について現にほかの議員さんは全く理解できないというか、わからないというような発言もあるわけで、私は、やっぱりちょっと人数多いけれども合同の話し合いをする必要性があるんではないかと。別に、進度調整をするということではないけれども、やっぱり少なくとも先ほどからあるように、基本条例をつくるのは目的ではないけれども、だけれども議会改革すれば、基本条例をつくるのは適当かなというのは、宝塚はまちづくり基本条例がある。ところが、議会については何もない。だから、そういう意味ではやっぱり議会基本条例という形をとらないかんのと違うかなと。そうなってくると、その辺のところをやっぱり共通認識としてやっていかないと、ちょっと何か第二部会でやっとるでというような形ではやっぱりぐあい悪いと。その辺、そんな気がします。だから、これは、それが望ましいかどうか、第二部会は第二部会で話し合ってそれをしたらいい。第一部会のほうも、皆さんがそれを了承ならば、ちょっと人数多いけれども、今ちょっとその辺のところを少し話し合う必要性があるん違うかなと、こんなふうに見えますね。 ○江原 委員長  あと、第三部会については、御報告ありましたけれども、何かほかの部会の方から御意見はありませんか。  政治倫理も含めながらずっとやってもらってるようなんで。ちょっと気になったのは、会議規則の件が入るので、それはやらないかどうかは別にして、ちょっとうち部会じゃないのかなというニュアンスがあったんやけれども、その後突っ込んである程度やってくださいね。多分、全部会会議規則に絡むことはやっとるんです。それぞれやってもらった上で上げてもらったほうがいいんじゃないかなと、僕は、運営上ですからちょっと思いました。  となき委員。 ◆となき 委員  今の件、服装いう問題で、今回問題提起がされたんですけれどもね。別に、全く議論しないつもりではないんですよ、やっぱり。全体の流れの中でかかわってくる問題で、いずれ会議規則にも触れて、そこの改正なりということも出てくると思うんで、それは倫理議論の中で進めながら、必要であれば、その会議規則ということを提起しながらやっていきたいとは考えています。 ○江原 委員長  これ、いつからスタートやったんですか。7月、6月……。                  (「6月」の声あり)  6月……、そろそろ半年たってきました。それぞれ部会のいろんな進みぐあいもありますので、一応理事会でこういう部会間調整ということでやっておりますが、第一部会で、それにかかわっているメンバーがいろんな先進市見てわかってきていると。第二部会は、それぞれ1つ、2つのテーマをぐっと絞り込んでやっている。第三部会も、それぞれやっている。それぞれの部会に入った人は、大分それの共通認識でいったら、あれが出てきてるんですけれども、25人全員の共通認識はやっぱり持たないといけない時期がそろそろ。それぞれの進みぐあい、結論じゃないですよ。それぞれ進んできてる部会を、ほかのそれに入ってない全員も共通認識をしていくタイミングをはからなきゃいかんので、理事会だけで、部会長の代表だけがこうだな、ああだなというんではなくて、こういうことをある程度決めた上で、全員に対してこういう報告を、進捗ぐあいの報告をするとか。そこでちょっと議論があったら、そうやってやってもらうとかいうような、25人での特別、まさしく特別委員会での議論をして、一応ここまでちょっと1段上がって、ここですよと、皆さんこれ共通認識ですよみたいな場所もね、来年からは少しずつ始めないといかんのかなというふうに思いますけれども、それは大体皆さんうんうんと言ってるんで、大体。どのタイミングでどういうふうにやるか、この理事会で諮りたいと思うんですけれども。今までよりも25人でやる、今までだと、全員の25人の特別委員会理事会で何か決まったのをやるとかいうことは、とりあえず1回はやりましたけれども、今後は決まる決まらないじゃなくて、一応共通認識を皆さんがほかの部会のこともわかってもらういう意味合いでの25人の特別委員会もちょこちょこ開いていかないかんのかなということが、一応きょうはそういう認識が一応あるということで、これはその都度相談しながら。だから、第一部会が1月中に何らかのあれが出たら、問題提起みたいな形でね、一番大きなテーマなんで、ほかの部会も含めて議会改革ということの考え方とか、議会基本条例、なぜ議会がそんなことを今やるんかとかいうようなことを、ある程度25人がまず入り口論ですけれども、今度は25人全員で大きなテーマをちょっと議論する場、共通認識を持つ場というのは、そろそろ1回ぐらいはやらないといかんのかなと思うのが、私の提案の1つ。  それと、幾つかの市に視察した方も何となくわかってると思いますけれども、時期とお金の問題があるんですけれども、全員で何かどっかの議会に聞きに行ってるということがあるんですね、議会全員で。これ、すごい共通認識持ってんなと思ってね。ただ、それぞれのとらえ方は違いますよ。同じことを聞くんだけれども、とらえ方は若干違うんですけれども、そういう認識の場を設けてるという、会津若松でも聞きましたけれども。だから、議会の研修もそうですし、いろんな形で25人が1つテーマについて、だれか講師の話を聞くというのも当然大事なことだし、近場でもどっか行って全員で聞くというのも1つ共通認識の場にもなろうと思うので、その辺もまた理事の皆さんと協議しながら、そういう共通認識で25人で何か話を聞いたりする場も設けられたらなというのはちょっと考えてますので、またご提案があれば言っていただければなと思います。  小山委員。 ◆小山 委員  これ、今先ほどのね、栃木市議会へ行ったときの話ししたんですが、目的は実は今の議会改革の勉強会を開くと、議会が開くと。それで、近隣の議会も集まって、100人集まりました。だから、そういう意味では、やっぱり情報……、関西どうしてもちょっとそういう方面の情報が弱くて、関東方面は非常にその辺は研究者も多いしということでの活動も強い、情報も早いということで、少なくともそういうところに議員が100人近隣から集まって勉強するって、これちょっと。特定の、東京に集まってならいっぱいありますけれどもね、そういう地方議会の主催ですよ、それで近隣も100人集まってきて勉強する、議論するって、やっぱり随分変わってるなというふうに、それは現場の状況見たかったもんですからね。それはもう、一応、私のずっと10年来つき合いの四日市大の先生がしゃべるとか、そういうあれがあるんですけれどね。やっぱり変わってきたなという感じはします。それはちょっと余談ですけれども、ちょっと状況報告します。 ○江原 委員長  ですから、いろんなやり方あると思うんですけれども、僕が、最近個人的にちょっと気になってるのは、同じ市にですよ、例えば栗山町というのに行かれた会派が宝塚でも2つ、3つ、4つあるんです。別々に行って、いろいろあるんです、行ってるんですけれども。それで、同じような話を聞いとるんですが、持って帰ってきて感じたことは多分ばらばらなんです。これ、おもしろいんですね。同じ話をほぼ1時間聞いてるんですけれども、ここが大事だと思って持って帰った人、ここが大事だと思って持ち帰った人と、ここが大事だと持ち帰ったところがあるんです、不思議なもんで。これは、今常任委員会でも何でも視察行きます。同じ話聞くけれども、ここだなと思って持ち帰る人と、ここだなという人いるんですよ。それが、それぞれのとらえ方で持ち帰ってるんです。そこを、要はここも大事で、ここも大事で、ここも大事だというこういう共通で認識をあれする場というのはないんです。それぞれが感じて帰ってきたもの。だから、自分はこう思うんであって、こう視察に行って、だからこう思ったんだというんだけれども、僕はこう感じたんだと、全然違うんです。それを議論してる場、共通で認識をする場というのはちょっとないのかなと。まさしく第一部会それやってくれてるんですけれども、本当にそういう意味なのかどうか、それぞれ別々に行っちゃってるから。1つとこに行っても、5人いたら5人全部違うとらえ方してるんです。それは、実は議会がこれからやろうというのは、25人全員でやろうとしてるんで、ばらばらのとらえ方のままではね、前に一歩進めないので、実は各部会ともそれをどうするかというのがやっぱり共通テーマであろうと思うので、そんな状況でございますが、一山二山越えていかないとね。議会改革というのは進まないと思います。緒についたばかりですので、皆さんの意見聞きながら、宝塚は宝塚なりの形で議会改革を進めなくてはいけないと思います。  寺本委員。 ◆寺本 委員  きょうちょっとおくれて、お話途中からなんですけれども、ざっとこの資料読ませてもらって思ったことと問題提起なんですけれども、うちの市の進んでる、進んでないというあれは別として、進む方向性がなかなか1つになってないんじゃないかなという気は前からしてたんです。改革というと、前よりよくする、前より何か変えるというところは何かしなきゃいけないというのがあるんでしょうけれども、どういう議会を目指して改革するのかというところのビジョンがなかなか共有できてないんじゃないかなと思います。  それで、議会改革、宝塚市はよその市が着手する前からやってるのは思うんですけれども、気がついたところから手を入れてきたというね、それが積み上げが確かにあるんでしょうけれども、今このよそも含めて議会改革の波というのが急ピッチに進んでるだけのやっぱり議会取りまく情勢の変化でもあるわけですやん。それから見たときに、1つのビジョンに向かって課題を整理しながら進めてきてるという改革の仕方ではないと。今までなく、本当に時期は早かったけれども、とにかく気のついたところから改革してきた。でも、それを一定やっぱり整理一回したほうがいいんじゃないかなと思います。  それで、今議会改革の目指すところというのは、先ほど北山さんがおっしゃったけれども、二元代表制の……、もともと二元代表制って、この自治法が変わる前から二元代表制であって、だけれどもやっぱり自治法変わってきて、いろいろ今政局も変わってくる中で、もう一回見直さなきゃいけないというか、制度をね、議会の制度を変えていかなきゃいけないし、自治法も変わるでしょうけれども、その時期に来て、もう一定の改革方向というのが全国的に見ても整理されてきてると思うんですよ。そしたら、例えば今第一部会でこんだけ課題を出してもらってますよね。本来、その改革方向性をみんなで共通認識をして、それで特に今議会活性化という……、活性化しなきゃいけない理由がやっぱりありますから、そこで第二部会において議論したことを条例に書き込んでいくというのが多分筋なんだろうけれども、うちの場合は第一部会で各いろんな市の研究をしてもらってますから、やっぱり課題が先に一定一覧できるわけですよ、こうしてもらうとね。だけれども、この課題を順番に全部が第一部会が順番に見ていくんではなくて、その中でどういう方向議会を変えていくか、市民の期待する議会にしていくかというところ。大きく分けたら、やっぱり3つぐらい議会改革の全体を見てるフォーラムとか見てると出てくるんですね。それで、討議する議会、活性化のとこです。それから、やっぱり開かれた議会づくり。これ、市民との関係性。それで、透明性の高い議会というところで、うまくうちは第一、第二、第三にこの一つ一つの大きな課題が割り当てられてる格好になってますんで、第一部会さんとしたら、この課題を整理してもらって、あとこ課題をそれぞれのところに落とし込んでいく作業もどっかで必要なんじゃないかと思うんですね。それで、その中で第一部会さんの場合は、この開かれた議会のあり方というところを、それを別に、全体の研究と別に特設されてるところありますので、この中でそれに当たるとこ。例えば、資料の公開とかもそうですよね。それで、第三部会だったら、例えば政務調査費のこととか、政治倫理のことというふうに、この中から幾つか整理ができると思うんです。なんで、この表とこの研究を生かしながら、各部会で自分ところはこれとこれという、一たん整理をして、それで進めていってもらうと少し効率よくなるんじゃないのかなと。何となくと言ったらあれなんだけれども、出てくるもの、第二部会なんかでも全体をというよりも、もう一つのところで深めないと仕方がない状況あったもんですからやってきてるんですけれどもね。なので、何かもうちょっと体系を一回示してみてしたらどうなのかと。それと、例えば期限のつけられるものもありますよね。私は、第三部会なんか一番期限的にはつけやすいんじゃないのかなと思うんですけれどもね、資産公開とかだったら。それで、どっかの時点で、それは基本条例じゃなくても条例化するか、会議規則で決められるか、今の政治倫理条例の中に入れられるかとか、割にわかりやすいんで、少しその期限を含めてやってもらったら手ごたえのあるもんになるんじゃないかというふうな、少し提案しておきたいと思います。  全体の共通認識を持つということに関しては、先ほど小山さんおっしゃってましたけれども、やっぱり関東の勉強会とか行くと、すごいそれが共通認識が持ちやすいものがありますし、だけれどもみんなで行くと、やっぱりお金もなかなかつきにくいというので、例えばいろんな会派で視察に行ったほうがいいと認識されるようなものは呼んでくるというのも手かなと思うんですね。東京財団なんかの先生方も、「宝塚市議会さん、そんなに来てくれるんだったら行きましょうか」と言ってくれたりもしてるとこもあるので、その全体の背景、議会を取り巻く情勢みたいなものを、この間は今の地方自治法からのお話がありましたけれども、どっち向いて改革進めてるのかというようなお話もね、どっかでみんなで聞けたらいいなと、それは私の思いですけれども、機会があれば考えていっていただけたらと思います。 ○江原 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  僕はね、関東が進んでて関西がおくれてるという議論は、僕はしたくないです。日本財団がね、もちろん、私は、一つの問題提起やと思うてますし、勉強会にも会派で行きました。僕は、幾つかやっぱり疑問を持ってますよ。今回の国の仕分けの方法についても、ここ1つのね、そういう公の場に持ち出したというのは評価、僕もしたいし、私は、もう大いに評価してますけれども。かといって、あの方式が地方自治体でどうなのか。あのことが本当に、本当の意味がどうなのかというのは、もうちょっとじっくり見ないかんと思うんで、私はそこで言いたいんです。だから、最初言うたように、決めつけた議論はやめてほしい。それから、やっぱり民主主義をもうちょっと守ってほしい。ルールですからね。私とこは、宝塚の姿勢でつくられたルールの中で改革をやろうということをしないと、何かどっか、私は、そういうものを、嫌なものを感じてます。  2つ目は、今話聞いてて、一度せっかく第一部会の方がこんだけ、僕、物すごい精力的にうち会派でも見に行ってきはったから、一回次の機会にそれぞれの何か2つずつテーマらしいんですけれども、一遍その、私も、これ自分なり頭の整理してしまってますから、そうではなくて、行かれた率直な思いを、一遍みんなで聞いたらどうでしょうか。       (「なるほどね。これマル・ペケだけだと全然出てこない」の声あり)  みんなで共通認識をつくる1つの土台かなと思うて、今ずっと思うてたんですけれどもね。 ○江原 委員長  ただ、これまだ途中の……、終ってないから、これが整理できたらやってもらいたいと思うんだけれども、一個一個の市が終わってたらいいんですけれども、横差しで行ってるんです。  北山委員。 ◆北山 委員  いや、せっかくやし、これちょっと一遍聞いてみたら、みんなで共通認識ができるんかなと、と思って今話聞いてたんですけれどもね。 ○江原 委員長  第一部会、みんな期待してるんですけれども。  大島委員。 ◆大島 委員  これ、もうこの表だけで見たら全然これね、やってないみたいになるけれども、実際は取り組んでるのね。これ、条文に明記されてるかしか書いてないんですよ、すみません。
    江原 委員長  北山委員。 ◆北山 委員  だから、その行かれた感想をね。条文をするのはあれで、行かれた率直な感想を聞くのも1つ方法かなと。解釈するんではなくて、素直に行ってこんなとこがよかったとかいうのが1つのきっかけかなと。要は、共通認識をつくるいうのは、そういうことから初めないと。こうだと決めつけると、なかなか共通認識ができひんので、一遍そういうことを考えていただいたら。いや、全部行くのもあれですけれども、素直に。素直というのは表現悪いね。行かれて率直に思われたことを聞くのもどうかなという気はしましたけれどもね。 ○江原 委員長  そういう意味で、第三部会でも高槻行ってもらったりね、いろいろしているのをやっぱり全員が聞くという場をね。さっきも言ったように、1月以降、議論する場になるか、とりあえず報告を聞く会になるかわかりませんけれども、25人の全員で聞いていくというものもちょこちょこやらないと。大分、すでに動いてきたんで、今までは何も聞くものがなかったけれども、これからはいろいろ報告をいただくものがいっぱいあるみたいなので、そろそろそういうものもやりながらいうことで、1つのアイデアもいただいたんで、第一部会だけじゃなくて、第三部会でもそういうタイミングがあれば、皆さんの前で、こういうことを聞いてきました、こう調べてきましたというようなことも大事かなと思います。        (「一遍ちょっと検討していただいて、適当な時期に」の声あり)  あと、寺本副委員長からもちょっと整理したよう感じテーマ考え方もありました。  大分、きょうはいい意味議論ができて、それぞれ悩んでいただきながら、また1月以降また続くと思うんですが。ですので……。  北山委員。 ◆北山 委員  3月のこの議会は、ほかの特別委員会は3月で何となしに報告するみたいな感じで進んでますけれども、ここはそこまで持ってくるんでしょうか。 ○江原 委員長  いや、多分当初委員会つくるときに2年間想定でというお話もしたので、何かできるものがあればやりますけれども、あえて3月にやるということでなくてもいいと思います。  北山委員。 ◆北山 委員  そうですね。その辺ね、今のスケジュール等のこともあるから、私も、それでいいかなと。 ○江原 委員長  そうですね。あせってやることでもないし。できるものがあれば行きますしね。  ほかに各委員さん。事務局、何かありますか。                 (「ありません」の声あり)  じゃ、そういうことで、本日の理事会はこれで終了します。ありがとうございました。                  閉会 午前10時39分...