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  1. 宝塚市議会 2008-05-23
    平成20年第 2回定例会−05月23日-01号


    取得元: 宝塚市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-17
    平成20年第 2回定例会−05月23日-01号平成20年第 2回定例会                    応 招 議 員 1 開会当日応招した議員      石 倉 加代子             井 上 きよし      伊 福 義 治             江 原 和 明      大 島 淡紅子             梶 川 みさお      金 岡 静 夫             菊 川 美 善      北 野 聡 子             北 山 照 昭      草 野 義 雄             小 山 哲 史      坂 下 賢 治             多 田 浩一郎      田 中 こ う             たぶち 静 子      近 石 武 夫             寺 本 早 苗      となき 正 勝             中 野   正      浜 崎 史 孝             深 尾 博 和      藤 岡 和 枝             三 宅 浩 二      村 上 正 明             山 本 敬 子
    2 応招しなかった議員(なし)          平成20年第2回宝塚市議会定例会会議録(第1日) 1.開  会  平成20年5月23日(金)   午前 9時51分   開  議      同  日        午前 9時51分   散  会      同  日        午後 2時 5分 2.出席議員(26名)        1番 井 上 きよし            14番 坂 下 賢 治        2番 田 中 こ う            15番 藤 岡 和 枝        3番 梶 川 みさお            16番 菊 川 美 善        4番 中 野   正            17番 草 野 義 雄        5番 三 宅 浩 二            18番 となき 正 勝        6番 山 本 敬 子            19番 北 野 聡 子        7番 金 岡 静 夫            20番 近 石 武 夫        8番 たぶち 静 子            21番 深 尾 博 和        9番 大 島 淡紅子            22番 小 山 哲 史       10番 浜 崎 史 孝            23番 石 倉 加代子       11番 伊 福 義 治            24番 北 山 照 昭       12番 寺 本 早 苗            25番 江 原 和 明       13番 多 田 浩一郎            26番 村 上 正 明 3.欠席議員 (なし) 4.職務のため出席した事務局職員職氏名   事務局長      坊   則 正      議事調査課係長   津 田 裕 司   次長        前 西 秀 雄      議事調査課     麻 尾 篤 宏   議事調査課長    村 上 真 二      議事調査課     松 下 美 紀   議事調査課係長   酒 井 正 幸      議事調査課     岩 崎 正 明 5.地方自治法第121条の規定により説明のため出席を求めた者の職氏名   ┌──────────┬───────┬──────────┬───────┐   │  役     職  │ 氏   名 │  役     職  │ 氏   名 │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市長        │阪 上 善 秀│消防長       │乾 谷   登│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │副市長       │坂 井   豊│病院事業管理者   │妙 中 信 之│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │副市長       │山 下   稔│病院事業管理者  │酒 井 伸 一│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │会計管理者     │吉 良 章 二│教育委員会委員   │脇 舛 訣 子│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │企画財務部長    │井 上 輝 俊│教育長       │岩 井   宏│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │行財政改革担当部長 │横 田 宗 親│選挙管理委員会委員 │岡 田   進│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │総務部長      │小 中 和 正│代表監査委員    │村 野 一 郎│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │市民安全部長    │前 川   猛│農業委員会会長   │中 奥 光 治│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │環境部長      │松 藤 聖 一│上下水道事業管理者 │南     隆│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │健康福祉部長    │山 口 誠 一│管理部長      │徳 田 逸 男│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │子ども未来部長   │新 谷 俊 広│学校教育部長    │小 谷 一 良│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市産業活力部長  │谷 本 政 博│社会教育部長    │鷹 尾 直 人│   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │都市整備担当部長  │秋 山   守│選挙管理委員会   │小 林 武 則│   │          │       │事務局長      │       │   ├──────────┼───────┼──────────┼───────┤   │建設部長      │土 橋 壽 雄│監査委員公平委員会│加 治 一 博│   │          │       │事務局長      │       │   ├──────────┼───────┼──────────┴───────┘   │総務部室長     │東 郷   薫│   └──────────┴───────┘ 6.議事日程  次ページに記載 7.本日の会議に付議した事件  ・議事日程分  ・日程追加   議案第64号 宝塚国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について 8.会議のてんまつ  ── 開 会 午前9時51分 ──  ───── 開   会 ───── ○小山哲史 議長  おはようございます。  ただいまから平成20年第2回宝塚市議会定例会を開会します。  直ちに本日の会議を開きます。  ── 開 議 午前9時51分 ── ○小山哲史 議長  日程に入る前に、阪上市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。  ─── 市長あいさつ・諸報告 ─── ○小山哲史 議長  阪上市長。 ◎阪上善秀 市長  本日ここに平成20年第2回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には御健勝で御出席を賜り、厚く御礼を申し上げる次第でございます。  また、平素は市民福祉の向上と市政進展のために御精励を賜っておりますことに対し衷心より敬意を表するものでございます。  今回の市議会定例会には、専決処分した事件の承認を求める報告補正予算案条例改正などの諸議案を提出しておりますので、よろしく御審議をいただきまして、それぞれの御決定を賜りますようお願い申し上げます。  また、予算の繰り越しなどの諸報告につきまして、市議会議長あて報告いたしておりますので、よろしく御了解賜りますようお願いを申し上げます。  なお、この機会に職員異動について御報告申し上げます。  病院事業管理者の辞任に伴い空白となっておりました管理者の後任として、市立病院院長妙中信之を4月23日付で選任いたしましたことを御報告申し上げますとともに、御紹介申し上げます。  病院事業管理者の妙中信之でございます。 ◎妙中信之 病院事業管理者  どうぞよろしくお願いいたします。 ◎阪上善秀 市長  よろしく御指導賜りますようお願いを申し上げます。  4月1日付人事異動に伴いまして新たに部長級及び室長級に就任いたしました職員につきましては、後ほど坂井副市長から御紹介をいたさせます。 ○小山哲史 議長  次に、坂井副市長から発言の申し出がありますので、これを許可します。
     坂井副市長。 ◎坂井豊 副市長  4月1日付の人事異動におきまして、新たに部長級及び室長級に就任いたしました幹部職員を御紹介申し上げます。  まず、部長級に就任いたしました建設部長土橋壽雄でございます。  会計管理者吉良章二でございます。  次に、室長級に就任いたしました企画財務部政策室長の樋之内登志でございます。  市民安全部市民安全推進室長北芝芳己でございます。  環境部クリーンセンター所長山本幸男でございます。  子ども未来部子ども室長東郷ミチ子でございます。  都市産業活力部産業国際文化室長酒井善久でございます。  都市産業活力部都市整備室長前田准平でございます。  建設部道路整備室長の渡辺 忠でございます。  以上、よろしく御指導賜りますようお願い申し上げます。  ───── 会期決定 ───── ○小山哲史 議長  会期についてお諮りします。  今期定例会の会期は、本日から6月25日までの34日間としたいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小山哲史 議長  異議なしと認めます。  したがって、会期は34日間と決定しました。  ─── 会議録署名議員指名 ─── ○小山哲史 議長  次に、会議規則第122条の規定により、会議録署名議員を指名します。  12番寺本議員、13番多田議員、以上両議員お願いします。  ただいまから日程に入ります。  日程第1、議席の変更についてを議題とします。 △───── 日程第1 ───── ○小山哲史 議長  今回、会派の異動所属議員の変更に伴い、議席の一部を変更します。  変更する議席番号及び議員名職員に朗読させます。 ◎村上真二 議事調査課長  それでは、朗読いたします。  議席番号2番に浜崎議員、3番に小山議員、7番に北野議員、8番に寺本議員、9番に伊福議員、10番に梶川議員、11番に田中議員、12番にたぶち議員、17番に金岡議員、18番に深尾議員、19番に近石議員、20番に大島議員、21番にとなき議員、22番に草野議員。  以上でございます。 ○小山哲史 議長  お諮りします。  ただいま朗読しましたとおり、議席の一部を変更することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小山哲史 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  それでは、ただいま決定しました議席にそれぞれお着きを願います。  しばらく休憩します。  ── 休 憩 午前9時57分 ──  ── 再 開 午前9時58分 ── ○小山哲史 議長  ただいまから会議を再開します。  日程第2、議案第59号及び議案第60号の以上2件を一括して議題とします。 △───── 日程第2 ─────     …………………………………………… 議案第59号 平成20年度宝塚特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号) 議案第60号 平成20年度宝塚特別会計老人保健医療事業費補正予算(第1号)     …………………………………………… ○小山哲史 議長  提案理由説明を求めます。  阪上市長。 ◎阪上善秀 市長  議案第59号及び議案第60号の以上2件につきまして、一括して提案理由説明を申し上げます。  まず、議案第59号平成20年度宝塚特別会計国民健康保険事業費補正予算(第1号)についてでありますが、本件は、平成19年度宝塚特別会計国民健康保険事業費におきまして、歳入歳出に対して4億9,000万円不足する見込みでありますので、地方自治法施行令第166条の2の規定により、平成20年度の歳入を繰り上げてこれに充てるものであります。 その内容は、平成20年度宝塚特別会計国民健康保険事業費歳入歳出予算の総額にそれぞれ4億9,000万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ200億7,480万円にしようとするもので、款項の区分ごと補正予算金額は第1表のとおりであります。  次に、議案第60号平成20年度宝塚特別会計老人保健医療事業費補正予算(第1号)についてでありますが、本件は、平成19年度宝塚特別会計老人保健医療事業費におきまして、歳入歳出に対して3億1,000万円不足する見込みでありますので、地方自治法施行令第166条の2の規定により、平成20年度の歳入を繰り上げてこれに充てるものであります。  その内容は、平成20年度宝塚特別会計老人保健医療事業費歳入歳出予算の総額にそれぞれ3億1,000万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ31億4,750万円にしようとするもので、款項の区分ごと補正金額は第1表のとおりであります。  以上2件につきまして、よろしく御審議をいただき、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○小山哲史 議長  提案理由説明は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。  22番草野議員。 ◆22番(草野義雄議員) 議案第59号国民健康保険事業費補正予算について、まず、要するに歳入歳出の収支、決算を打ったところが、要するに4億9,000万円ほど歳出に対して歳入が少なくなったと。その財源を平成20年度から繰上充用をするということになっておりますけれども、この歳入の内訳を見ますと、一般被保険者国民健康保険税で補てんをするということになっておりますね。  もう端的にお聞きしますけれども、これまで2分の1ルールというものがあったように思うんですけれども、この2分の1ルールという問題について一体どうなっているんでしょうか。 ○小山哲史 議長  前川市民安全部長。 ◎前川猛 市民安全部長  2分の1ルールの件でございますけれども、過去、たしか平成8年度ぐらいからだったと思いますけれども、2分の1ルールということで、被保険者一般会計で折半をいたしましてその赤字解消をやっていくと、こういうルールがございました。平成16年度に、平成17年度から5年間かけて赤字解消をしていこうと、こういったやりとりの中で、17年度からのその値上げ分がたしか被保険者の方には12億円相当値上げを、御負担をいただくと、こういうことになりまして、その半分を一般会計の方からそのまま出していくということは非常にちょっと厳しい部分があります。当時、たしか約9億円程度赤字がございまして、それを例えば、その当時ありました基金が3億3,000万円か4,000万円あったと思うんですけども、まずその9億4,000万円に3億4,000万円の基金を投入をいたしまして、残りの6億円について、その3億円分、市の一般会計から出していこうと。ただ、3億円といいましても非常に高額な経費でございますので、5年間かけまして赤字解消スキームに沿って6,000万円ずつ出していこうと。ただ、平成16年、17年からの取り組みに際して、過去の赤字解消の2分の1ルールそのものも根本的な見直しがあったものと、そういう認識をいたしております。 ○小山哲史 議長  草野議員。 ◆22番(草野義雄議員) 平成16年の、これ6月議会だったと思うんですけれども、公明党の馬殿議員がこの2分の1ルールの問題について質疑をされております。この中で、国保に対する一般会計からの繰入金のルールについて、福祉医療波及分及び赤字補てん額として赤字額の2分の1を補てんすると、こういうルールが確立をしているということを言われているわけですね。この分につきまして、すべてこのルールが外されたときに、一挙に全額もう被保険者、こういう被保険者保険税で、いわば赤字を解消するというこういうスキームですね。だから、今回も20年度から繰上充用する歳入の内訳というのは保険税が充てられることになっているわけですよ。一般会計からの繰り入れというのは全くゼロですね。2分の1ルールというものが一挙にゼロということにされたのか、そこらの経過についてちょっと教えていただけませんか。 ○小山哲史 議長  前川市民安全部長。 ◎前川猛 市民安全部長  私どもの方も、この件につきましては国保運営協議会の方でもかなりの御審議をされた経過がございます。ひもといてみますと、確かにその2分の1ルールは完全になくなったとかというふうな表現のくだりはちょっと見当たらないわけでございますけど、ただ、当時財政担当も入りまして、この2分の1ルールを堅持していくことは非常に厳しい、こういうやりとりがあったと、こういうふうなことの中で、結果、2分の1ルールではなくて、先ほどの3億円の出し方でもって、結果として財政の方での負担が非常に厳しくなったものと、こういう認識をいたしております。 ○小山哲史 議長  草野議員。 ◆22番(草野義雄議員) またいずれ議論があると思うんですが、要するに今の国保会計の大きな問題も、滞納額もすごく抱えてますし、非常に厳しい国保会計の状況というその大もとには、いわゆる国の補助金補助率の削減、これが大きく響いていることは間違いないと思うんですね。その上に立って、やはりもう一度国の負担率の引き上げ、これを強く求めてもらうと同時に、やっぱり一般会計からの繰り入れという問題をぜひ真剣に考えなきゃいかんと思うんです。宝塚はこういった点で、平成8年度から14年度までですか、この2分の1ルールを確立してくる努力というのは相当いろいろ努力してきたわけですよ。にもかかわらず、私はこれ一挙に多分なくされたんじゃないかと思うんですが、その点明確な答弁なかったんですけれどね。この問題については、やはり議会挙げていろいろ取り組んできた経過もあるわけですから、やはり2分の1ルール、少なくともそうした点で一挙になくすということではなくて、こういう精神というものをきちんと酌んで予算編成に当たっていただきたい。結局、例えばこの質問の中でも指摘されてますけれども、国保会計に対するシビアな対応というものが、要するにこの2分の1ルールがあるおかげで非常に当局としても真剣に対応するというようなことも指摘されておりますので、そうした点、要望を述べて質問を終わっておきます。  以上です。 ○小山哲史 議長  ほかに質疑ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○小山哲史 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○小山哲史 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから議案第59号及び議案第60号の以上2件を一括して採決します。  お諮りします。  本件は原案のとおり可決することに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小山哲史 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。 ○小山哲史 議長  日程第3、議案第64号宝塚国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを議題とします。 △───── 日程第3 ─────     …………………………………………… 議案第64号 宝塚国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について     …………………………………………… ○小山哲史 議長  お諮りします。  本件については、提案理由説明及び質疑を省略して、直ちに文教生活常任委員会に付託の上、審査したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小山哲史 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。  しばらく休憩します。  ── 休 憩 午前10時11分 ──  ── 再 開 午後 1時41分 ── ○小山哲史 議長  ただいまから会議を再開します。  日程追加についてお諮りします。  ただいま、さきに付託した議案第64号宝塚国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、文教生活常任委員会委員長から、審査が終わっており、委員長報告をしたいとの申し出がありました。これを日程に追加して議題としたいと思います。これに異議ありませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小山哲史 議長  異議なしと認めます。  したがって、そのように決定しました。
     議案第64号宝塚国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを日程に追加し、議題とします。 △───── 日程追加分 ─────     …………………………………………… 議案第64号 宝塚国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について         (文教生活常任委員会付託)     …………………………………………… ○小山哲史 議長  委員長報告を求めます。  12番たぶち文教生活常任委員会委員長。 ◎12番(たぶち静子議員) それでは、文教生活常任委員会委員長報告を行います。  議案第64号宝塚国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてです。  本件は、後期高齢者医療制度の創設に伴い、後期高齢者支援金等課税額制定し、賦課限度額並びに税率及び税額を改正するとともに、保険税軽減措置等を行おうとするものです。  まず、法定の課税限度額47万円に対し、本市は44万円にしているが、市独自の負担軽減策を行うのかただしたところ、平等割、均等割については、国の法令によらず市独自で決めることとなっており、加入者負担等種々の状況を考慮し、課税限度額を下回る額としているとのことです。  次に、本来の国民健康保険制度法定軽減に合わせて、後期高齢者医療制度の創設に伴う国保税軽減措置等について説明を求めたところ、従来どおり国保税軽減の判断が行われるとともに、後期高齢者医療制度に移行する者がいる世帯世帯構成及び収入に変更がなければ、5年間、移行前の加入者による判断を行うとのことです。  また、現在、2人世帯後期高齢者医療世帯に移行する人がいる特定世帯においては、国民健康保険に1人残る世帯に5年間の平等割を半額とする措置があるとのことです。  なお、特定世帯については、高齢者夫婦を想定し、高齢者夫婦障害者がいる世帯等を想定していないことについて疑義が呈せられました。  次に、被用者保険の本人が後期高齢者医療制度に移行することにより、国民健康保険に加入することになる被用者保険の被扶養者に対する減額措置について説明を求めたところ、本来は申請主義ですが、資格異動届出書を本人あて通知するときに制度の説明を行うとともに、資格の届け出により、何ら申請手続を必要とせず減額が行われるとの説明がありました。  また、従来の国民健康保険制度軽減制度における2割軽減についても、申請主義から職権で軽減措置になるとのことです。  次に、国保会計において従来行われていた2分の1ルールに対する市の現在の考え方についてただしたところ、市の厳しい財政状況を受け、平成17年度からは適用していない。現行ではこのルールの復活については難しいが、国保会計は性格上財政基盤が弱いこともあり、市財政からの何らかの手だては行ってきているとのことです。  採決の結果、議案第64号については賛成多数で可決しました。  以上で文教生活常任委員会委員長報告を終わります。 ○小山哲史 議長  委員長報告は終わりました。  ただいまから質疑に入ります。  質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○小山哲史 議長  以上で質疑を終結します。  ただいまから討論に入ります。  討論はありませんか。  11番田中議員。 ◆11番(田中こう議員) それでは、日本共産党議員団を代表いたしまして、議案第64号宝塚国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、反対の討論をさせていただきます。  時間が余りなかったんで十分な準備ができないんですが、まずこの条例制定というのが後期高齢者医療制度に伴うものであります。皆さん御承知のとおり、4月の実施以降、4月15日には年金の天引きが始まりました。世間では、うば捨て山制度と言われるように、この制度に対して全国で怒りの声が広がっています。そして、きょう国会では野党4党、日本共産党を含む社民党、民主党、国民新党の4党がこの廃止法案を提出しているところであります。  そもそも国民健康保険の中で、これまで介護分と基礎課税分といった形の2本立てだったのが3本立てになる、その一つとして新たに入ってきたのが後期高齢者支援金等課税分であります。こういった新たな課税というのが差別医療につながるものだと考えています。こういって若い世代にも、どれだけ高齢者に医療費がかかっているのかということを負担を明らかにしていくことで差別医療につなげていこうというのがねらいであります。  そして、今回の改正の中で賦課限度額が3万円上がり、その分所得割税率が0.05%下がりました。全国的には後期高齢者医療に伴って便乗値上げがされていっている中で、全体的には1世帯の額で見ると16万3,000円、これまで16万5,000円であったのが平均16万3,000円、2,000円ではありますが、値下げをされたという点では一定の評価はできると思います。所得税率が下がったということも評価はできます。しかし、全体的に見ると、わずかではありますが、1,200万円市民負担はふえているということであります。  そして、加入者で見てみると、所得ゼロの世帯がやはり30%近くもいる中で、1世帯平均16万3,000円というのがどうなのかと考えたときに、やはりもっと引き下げる必要があるんではないかというふうに考えます。国庫負担をふやす、あるいは一般財源からの繰り入れをふやす、そういった努力をこれからもしていただきたい、そのことを要望いたしまして、議案第64号に対して反対の討論といたします。 ○小山哲史 議長  ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○小山哲史 議長  以上で討論を終結します。  ただいまから議案第64号宝塚国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定についてを採決します。  本件に対する委員長報告は、原案のとおり可決することが適当とするものです。本件は委員長報告のとおり可決することに賛成する議員の起立を求めます。     (賛成者起立) ○小山哲史 議長  起立多数であります。  したがって、本件は可決することに決定しました。 ○小山哲史 議長  日程第4、報告第1号から報告第4号まで、議案第58号、議案第61号から議案第63号まで、及び議案第65号から議案第77号までの以上21件を一括して議題とします。 △───── 日程第4 ─────     …………………………………………… 報告第1号 専決処分した事件の承認を求めることについて((平成19年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第2号))) 報告第2号 専決処分した事件の承認を求めることについて((平成19年度宝塚市特別会計老人保健事業費補正予算(第4号))) 報告第3号 専決処分した事件の承認を求めることについて(宝塚市市税条例の一部を改正する条例制定について) 報告第4号 専決処分した事件の承認を求めることについて(宝塚市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について) 議案第58号 平成20年度宝塚一般会計補正予算(第1号) 議案第61号 宝塚市市税条例の一部を改正する条例制定について 議案第62号 宝塚市都市計画税条例の一部を改正する条例制定について 議案第63号 宝塚市手数料条例の一部を改正する条例制定について 議案第65号 宝塚市立自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定について 議案第66号 宝塚市パチンコ店等及びラブホテルの建築の規制に関する条例の一部を改正する条例制定について 議案第67号 宝塚市立小学校及び中学校の設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について 議案第68号 宝塚市立幼稚園の設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について 議案第69号 宝塚市私立学校助成条例の一部を改正する条例制定について 議案第70号 宝塚市奨学金条例の一部を改正する条例制定について 議案第71号 宝塚市立勤労市民センター条例の全部を改正する条例制定について 議案第72号 宝塚市立末広駐車場条例制定について 議案第73号 宝塚市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について 議案第74号 訴えの提起について 議案第75号 訴えの提起について 議案第76号 公の施設の指定管理者の指定について 議案第77号 町の区域の変更について     …………………………………………… ○小山哲史 議長  提案理由説明を求めます。  阪上市長。 ◎阪上善秀 市長  報告第1号から報告第4号まで、並びに議案第58号、議案第61号から議案第63号まで、及び議案第65号から議案第77号までの以上21件につきまして、一括して提案理由の御説明を申し上げます。  まず、報告第1号から報告第4号までの専決処分した事件の承認を求めることについてでありますが、報告第1号平成19年度宝塚市特別会計農業共済事業費補正予算(第2号)につきましては、本件は、平成19年度宝塚市特別会計農業共済事業費の歳入歳出予算の総額にそれぞれ60万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ7,380万円とするため、平成20年3月31日に専決処分したもので、款項の区分ごと補正金額は第1表のとおりであります。  次に、報告第2号平成19年度宝塚特別会計老人保健医療事業費補正予算(第4号)についてでありますが、本件は、平成19年度宝塚特別会計老人保健医療事業費歳入歳出予算の総額にそれぞれ7,100万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ165億3,420万円とするため、平成20年3月31日に専決処分したもので、款項の区分ごと補正金額は第1表のとおりであります。  次に、報告第3号宝塚市市税条例の一部を改正する条例制定について及び報告第4号宝塚市都市計画税条例の一部を改正する条例制定につきましては、本件は、地方税法等の一部を改正する法律が平成20年4月30日に公布され、その一部が同日から施行されたことに伴い、市税条例及び都市計画税条例の一部を改正するため、平成20年4月30日に専決処分したものであります。  その主な改正の内容についてでありますが、個人市民税につきましては、住宅借入金等特別税額控除の申告受付期間の延長などの措置を、固定資産税につきましては、新築住宅に対する固定資産税減額措置を延長し、平成20年1月1日以前から存する家屋につきましては、平成20年4月1日から平成22年3月31日までの間に一定の要件を満たす省エネ改修工事を行った既存住宅に係る固定資産税を減額する措置を新たに講じております。  また、公益法人制度改革に伴い所要の措置を講ずる等、地方税法の一部改正に伴う所要の改正を行っております。  また、都市計画税につきましても、地方税法の一部改正に伴う所要の改正を行っております。  次に、議案第58号平成20年度宝塚一般会計補正予算(第1号)についてでありますが、本件は、平成20年度宝塚一般会計歳入歳出予算の総額にそれぞれ1億8,400万円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額をそれぞれ635億7,900万円にしようとするもので、款項の区分ごと補正金額は第1表のとおりであります。  歳出予算の主なものは、福祉金・給付金支給事業費、償還事業費、母子保健健康診査事業費、小学校施設整備事業費、幼稚園施設整備事業費等を増額する一方、阪神福祉事業団分担金、地域福祉推進事業費、情報ネットワークシステム管理事業費等を減額しようとするものであります。  歳入予算の主なものは、妊産婦健康診査費補助金、既存住民基本台帳システム改修費交付金、安全・安心な学校づくり交付金、財政調整基金取り崩し、市債管理基金取り崩し等を増額する一方、地域児童育成会育成料、ボランタリー活動支援事業補助金等を減額しようとするものであります。  次に、議案第61号宝塚市市税条例の一部を改正する条例制定について及び議案第62号宝塚市都市計画税条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、本件は、地方税法等の一部を改正する法律が平成20年4月30日に公布されたことに伴う所要の整備等を行うものであります。  その主な改正内容についてでありますが、個人市民税につきましては、寄附金控除につきまして所得控除方式から税額控除方式に改め、控除率を寄附金額の6%とし、控除対象制限額を総所得金額等の25%から30%に引き上げ、適用下限額を10万円から5,000円に引き下げるものであります。  さらに、地方公共団体に対する寄附金につきましては、5,000円を超える金額について一定の限度まで所得税の寄附金控除と合わせて全額を控除するものであります。  また、公的年金からの市民税の特別徴収を平成21年10月以降の支給分から行う制度を創設するほか、地方税法の一部改正に伴い所要の改正を行おうとするものであります。  また、都市計画税につきましても、地方税法の一部改正に伴う所要の改正を行おうとするものであります。  次に、議案第63号宝塚市手数料条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、本件は、平成19年5月11日に公布された戸籍法の一部を改正する法律が平成20年5月1日に施行されたため、同法を引用している本条例との整合を図るため条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第65号宝塚市立自転車等駐車場条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、本件は、今年度中に新設する宝塚第二自転車駐車場及び山本北第二自転車駐車場を追加するため、また平成19年6月27日に公布された学校教育法の一部を改正する法律が同年12月26日に施行されたため、同法を引用している本条例との整合を図るため条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第66号宝塚市パチンコ店等及びラブホテルの建築の規制に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第67号宝塚市立小学校及び中学校の設置及び管理条例の一部を改正する条例制定について、議案第68号宝塚市立幼稚園の設置及び管理条例の一部を改正する条例について、議案第69号宝塚市私立学校助成条例の一部を改正する条例制定について及び議案第70号宝塚市奨学金条例の一部を改正する条例制定についての以上5件についてでありますが、本件は、平成19年6月27日に公布された学校教育法の一部を改正する法律が同年12月26日に施行されたため、同法を引用している条例との整合を図るため条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第71号宝塚市立勤労市民センター条例の全部を改正する条例制定についてでありますが、本件は、同センターの管理について平成21年4月1日から指定管理者制度を導入することに伴い、その指定の手続、管理の基準、業務の範囲、その他必要な事項を定めるために条例の全部を改正しようとするものであります。  次に、議案第72号宝塚市立末広駐車場条例制定についてでありますが、本件は、同駐車場について平成21年4月1日から指定管理者制度を導入することに伴い、その指定の手続、管理の基準、業務の範囲、その他必要な事項を定めるため条例制定しようとするものであります。  次に、議案第73号宝塚市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定についてでありますが、本件は、平成20年3月26日に公布された非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が同年4月1日に施行されたため、同令を引用している本条例との整合を図るため条例の一部を改正しようとするものであります。  次に、議案第74号及び議案第75号の2件の訴えの提起についてでありますが、本件は、市営池ノ島第2住宅に入居している名義人及び市営亀井第3住宅に入居している名義人が当該市営住宅の家賃を滞納しており、これまで再三再四にわたる納付指導、催告にもかかわらず、滞納家賃を支払おうとせず、不誠実な対応に終始するので、やむを得ず住宅の明け渡し請求を提訴しようとするものであります。  次に、議案第76号公の施設の指定管理者の指定についてでありますが、本件は、宝塚市営住宅を管理する指定管理者について公募による指定手続を行った結果、平成20年10月1日から平成25年3月31日までの間における当該施設の指定管理者の候補者として、兵庫県西宮市六湛寺町9番16号、日本管財株式会社を選定したため、その指定について地方自治法第244条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであります。  次に、議案第77号町の区域の変更についてでありますが、本件は、都市計画法に基づく宅地造成工事の進捗に伴い、中筋山手3丁目の一部及び中筋山手6丁目の一部の区域を中筋山手7丁目の区域に編入しようとするため、地方自治法第260条第1項の規定により議会の議決を求めるものであります。  以上21件につきまして、よろしく御審議をいただき、御決定を賜りますようお願い申し上げます。 ○小山哲史 議長  提案理由説明は終わりました。  お諮りします。  本日の会議はこの程度にとどめ、散会したいと思います。これに異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○小山哲史 議長  異議なしと認めます。  したがって、本日の会議は散会することに決定しました。  なお、次の会議は、来る6月5日午前9時30分から開きます。
     本日はこれで散会します。  ── 散 会 午後2時05分 ──...