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  1. 神戸市議会 2008-03-06
    開催日:2008-03-06 平成20年予算特別委員会第1分科会〔20年度予算〕(教育委員会) 本文


    取得元: 神戸市議会公式サイト
    最終取得日: 2019-09-06
    本文へ移動 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1   (午前10時3分開会) ◯主査(芦田賀津美) おはようございます。ただいまから予算特別委員会第1分科会を開会いたします。 (教育委員会) 2 ◯主査(芦田賀津美) それでは,日程によりまして,教育委員会関係の審査を行います。  当局におかれては,説明,答弁とも簡明にお願いします。  それでは,当局の説明を求めます。  局長,着席されたままで結構です。 3 ◯久寳教育委員会委員長 おはようございます。  教育委員長の久寳と申します。  本日,教育委員会の平成20年度予算案に対する特別委員会が開催されますに当たり,一言ごあいさつを申し上げます。  国におきましては,教育三法の成立をはじめ,新しい教育基本法の理念を踏まえた諸改革が名実ともにスタートし,学習指導要領の全面改定も行われようとしております。  一方,教育現場に目を向けますと,昨年より実施されました全国学力学習状況調査の結果,児童・生徒の基礎・基本の知識や技能の確実な定着といった課題をはじめ,特別支援教育の充実,安全・安心な教育環境の整備など,教育的課題への対応が求められております。  こうした課題を解決し目標を達成するためには,信頼される学校づくりと,家庭・地域の教育力の向上を車の両輪として推進していかなければなりません。次代を担う子供たちが確固とした個人の人格を形成し,社会の一員としての規範意識を確立するために,これからも家庭や地域と連携してまいりたいと考えております。  以上のようなことを踏まえ,平成20年度予算案において,引き続き特色ある神戸の教育推進アクティブプランを着実に進めていくとともに,(仮称)兵庫区北部西統合小学校整備,北神教育相談所開設,学校国際交流支援事業をはじめ,さまざまな具体的な施策に取り組んでまいります。  委員各位におかれましては,どうかその意とするところをお酌み取りいただけたらと存じます。  また,不十分である点には,ご指導,ご助力もいただきながら進めてまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。 4 ◯小川教育長 それでは私から,平成20年度神戸市一般会計予算のうち教育委員会所管分,第40号議案神戸市立体育施設条例の一部を改正する条例の件,第41号議案神戸市立婦人会館条例の一部を改正する条例の件,第42号議案神戸市立自然の家条例の一部を改正する条例の件及び第43号議案神戸市生涯学習支援センターその他の施設条例の一部を改正する条例の件につきまして,一括してご説明をさせていただきます。  お手元にお配りしております予算説明書の1ページ目をお開き願います。  まず,予算編成方針でございます。
     教育委員会では,社会の変化を背景に,子供を取り巻く教育環境が大きく変わり,教育行政におけますさまざまな制度改革が進められようとしている中,市民の方々から寄せられる期待や責任を自覚し,家庭や地域との連携を深めながら,特色ある教育を創造していくことが重要であると考えてございます。  平成20年度の教育委員会予算編成に当たりましても,豊かな神戸の創造と神戸2010ビジョンの実現を目指すという観点から編成をさせていただきました。  なお,1ページの下段から5ページにかけましては,予算編成方針の骨子に係ります事業について記載をしてございます。これらの事業につきましては,次の主要施策にも掲載しておりますので,そちらの方でご説明をさせていただきます。  では,6ページをお開きください。  主要施策でございます。教育委員会の主要施策につき,それぞれの項目におきまして,二重丸は新規事業,一重丸は拡充事業でございます。ここでは新規事業及び拡充事業を中心にご説明させていただきます。  なお,資料では金額を1,000円単位としてございますが,万円単位で説明をさせていただきます。  まず,1の学校教育の充実では65億86万円を計上いたしてございます。  (1)の分かる授業の推進といたしまして,授業がわかるという児童・生徒の割合について,具体的な数値目標を設定し,児童・生徒の基礎・基本の学力の定着,みずから学び考える力の育成を図るため,分かる授業推進プランを実施いたします。  次に,(2)の特色ある神戸の教育推進でございます。  1)の国際理解教育の推進では,英語教育の充実を図るため,中学校,高校,高専,全校に配置しております外国人英語指導助手の人数を拡充いたします。  また,5)の体験型環境学習では,自然の中で命の営みを知り,豊かな心を身につけるという観点から,小学校3年生におきまして実施しております体験型環境学習の実施校を拡充いたします。  6)の学校国際交流支援事業では,シアトル市との高校生の相互派遣とともに,小・中学校及び高等学校が独自に実施をいたします国際交流事業への支援などを行います。  (4)特別支援教育推進でございますが,1)の特別支援教育推進事業では,特別支援教育支援員を小・中学校全校に配置をし,小・中学校での特別な教育的支援を必要とする児童・生徒への支援の充実を図ります。  また,こうべ学びの支援センターにおきまして,医療教育相談員及び専門相談員の配置を拡充し,LD・ADHDなどの児童・生徒への支援体制を充実いたします。  7ページお開きください。  (5)の青少年健全育成におきましては,1)のいじめ・不登校対策といたしまして,スクールカウンセラー中学校全校に拠点配置を行いますとともに,新たに小学校の重点校に配置を拡充いたします。  また,不登校児童・生徒への相談適応指導を行い,学校復帰を支援する体制を充実するため,北神地域に教育相談所を開設いたします。  8ページをごらんください。  2の学校施設の整備では106億5,255万円を計上いたしてございます。  (1)の学校園整備では,1)学校園建設といたしまして,兵庫区の菊水,鵯越,夢野,東山の4小学校を統合し,平成21年4月に夢野小学校を仮校舎として開校した後,東山小学校校地を拡張し,新校舎を建設し,平成23年春に移転をいたします。  次に,3の生涯学習の振興では9億5,784万円を計上してございます。  (1)生涯学習の振興では――9ページをお開きいただきたいと思いますが,5)の放課後子ども教室推進といたしまして,放課後などに小学校の施設を活用して,子供たちの安全・安心な活動拠点を設けます放課後子ども教室を拡充いたします。  4の文化環境の整備では15億6,802万円を計上いたしてございます。  (1)の文化財保護・啓発でございますが,1)の文化財の保存・保護におきましては,近代化遺産の保存・活用・啓発といたしまして,幕末から終戦にかけまして,市内各所で建造,築造されました近代化遺産について保存活用を進め,当時の神戸から阪神間におけます建築や美術,ライフスタイルといった,今も伝わる魅力を展示会などで紹介し,市民意識の醸成を図ってまいりたいと思ってございます。  (2)の文化施設の運営でございますが,1)の博物館運営におきましては,「ルーヴル美術館展―フランス宮廷の美―」など,3つの特別展を,2)の小磯記念美術館におきましては,「小磯良平 聖書のさしえ展」など,4つの特別展を開催いたします。  10ページに参りまして,5のスポーツの振興では5,747万円を計上してございます。  (1)のマラソンを核とする健康を楽しむまちづくりといたしまして,神戸全日本女子ハーフマラソンを継続開催するほか,大会当日に幅広い層が参加できますランニングイベントを開催し,健康なまち神戸,ランニングに最適なまち神戸を発信,体感できる機会を提供いたしたいと考えてございます。  以上,平成20年度の主要施策につきましてご説明を申し上げました。  続きまして,11ページをお開きください。  2の歳入歳出予算一覧でございます。  先ほど,主要施策でご説明いたしました内容を盛り込みました教育委員会の平成20年度予算は,表の一番下の欄にございますように,歳入合計が180億1,329万円,歳出合計が639億4,427万円となってございます。  続きまして,12ページをごらんください。  歳入予算の内訳につきまして,ご説明をいたします。  まず,第15款使用料及手数料は19億6,652万円でございます。主なものといたしましては,幼稚園の保育料,高等学校高等専門学校の授業料・入学金,博物館,青少年科学館並びに生涯学習支援センター,各公民館,13ページに参りまして,異人館,体育施設等の使用料及び高等学校等の入学選抜料などでございます。  第16款の国庫支出金は17億2,594万円でございます。主なものといたしましては,第1項の負担金では,中学校及び特別支援学校の建設並びに校舎改築に係ります負担金,第2項の補助金では,私立幼稚園の就園に対します助成費補助。スクールカウンセラー事業に対する補助,耐震補強などの学校施設整備に対する補助がございます。  14ページをごらんいただきまして,第3項の委託金は,教育の調査研究に係ります委託金でございます。  次に,第17款県支出金は2億521万円でございます。主なものといたしましては,トライやる・ウィーク事業,自然学校,文化財整備費に対する補助でございます。  次に,第18款財産収入は4,170万円でございます。主なものといたしましては,15ページに参りまして,教員住宅の貸し家料でございます。  第19款寄附金は1,702万円でございまして,工業高等専門学校の研究振興のために,企業等からご寄附をいただくものなどでございます。  第20款繰入金は2,014万円でございまして,学校国際交流支援事業のための基金からの繰入金などでございます。  第22款諸収入は140億3,673万円でございます。主なものといたしましては,第1項の納付金は,日本スポーツ振興センターへの加入に係ります保護者からの納付金。第4項の受託事業収入は,16ページに参りまして,埋蔵文化財調査に対する受託事業収入。第5項の貸付金元利収入は,学校の先行建設に伴う都市整備公社に対する貸付金の返還金。第7項の雑入は,第5目といたしまして,学校給食実施の高熱水費などの償還金。  17ページに参りまして,第6目の各種講座等の受講料,第10目の博物館図録販売収入などの雑入でございます。  次に,18ページをごらんください。  歳出予算の説明でございます。  表の一番上の欄に記載しておりますように,第13款教育費は639億4,427万円でございまして,平成19年度と比較いたしまして,52億506万円の減となってございます。  なお,この教育費の減少につきましては,主に小学校建設事業の進捗に伴います建設費及び貸付金の減でございます。  歳出の内容及び債務負担行為につきましては,18ページから42ページまで記載をしておりますが,主な内容につきましては,先ほど主要施策でご説明いたしました内容と重複をいたしますので,省略をさせていただきたいと思ってございます。  続きまして,予算関連議案につきましてご説明を申し上げます。  まず,45ページをお開き願いたいと思います。  第40号議案神戸市立体育施設条例の一部を改正する条例の件につきましてご説明をいたします。  本条例は,神戸市立体育施設の使用料を改定するに当たり,条例を改正しようとするものでございます。  55ページから78ページにかけまして,参考として条例の抜き書きを掲げておりますが,改定の主な内容につきましては,現行の使用料を10%程度増額するというものでございます。  それから,79ページをお開き願いたいと思います。  第41号議案神戸市立婦人会館条例の一部を改正する条例の件につきましてご説明を申し上げます。  本条例は,神戸市立婦人会館の使用料を改定するに当たり,条例の一部を改正しようとするものでございます。  80ページには,参考といたしまして,条例の抜き書きを掲げてございますが,改定の内容につきましては,現行の使用料を10%程度増額するものであります。  それから82ページをお開きください。  第42号議案神戸市立自然の家条例の一部を改正する条例の件でございますが,本条例は,神戸市立自然の家の施設等の使用料を明確にするに当たり,条例を改正しようとするものでございます。  これにつきましても,85ページから90ページにかけまして,参考といたしまして条例の抜き書きを掲げてございますが,その主な内容につきましては,現在,教育委員会規則で定めてございます使用料を改定いたしますとともに,条例において明確に定めようとするものでございます。  91ページをお開きください。  第43号議案神戸市生涯学習支援センターその他の施設条例の一部を改正する条例の件でございますが,本条例は,神戸市生涯学習支援センターその他の施設の使用料を改定するに当たり,条例の一部を改正しようとするものでございます。  それから,93ページをお開きください。  参考といたしまして,条例の抜き書きを掲げてございますが,改定の内容につきましては,現行の使用料を10%程度増額するものでございます。  次に,95ページをごらんください。  報告といたしまして,区と連携いたしまして事業を実施します,地域の力を活かしたまちづくり事業(区局連携事業)の教育委員会関係分といたしまして,灘区のスポーツフェスティバルこうべ2008in王子,北区の北区の歴史遺産を活用した魅力アップ,垂水区の大歳山遺跡等の魅力アップ及び垂水健康いきいきウォーク2008,それから,西区の西区地域学の実施の5点を掲げてございます。  以上,簡単ではございますが,平成20年度神戸市一般会計予算のうち教育委員会所管分及び第40号議案から43号議案に至ります予算関連議案につきましてご説明を申し上げました。何とぞよろしくご審議のほど,お願い申し上げます。 5 ◯主査(芦田賀津美) 当局の説明は終わりました。  引き続いて,順位により質疑を行います。  なお,委員会運営の効率化のため,答弁は適当なものについては担当部課長からも答弁されるよう,この際,特に申し上げておきます。  また,質疑者が要望にとどめた項目についてはコメントを要しませんので,念のため申し添えておきます。  また,委員各位におかれては,質疑の要点をおまとめの上,簡明にお願いいたします。  それでは,段野理事,発言席へどうぞ。 6 ◯副主査(段野太一) おはようございます。  それでは,数点にわたりまして質疑をさせていただきたいと思います。  1つ目は,少人数学級に関する問題でございますが,我が党としては,従来から子供たちに行き届いた教育が必要だ,そういう観点から,少人数学級,これは小・中学校ともに実施をしてほしい,広げてほしいということは一環して申し上げてまいりました。現在,神戸市の到達点というのは,来年度から小学校4年生まで広げると,こういう段階ですけれども,全国的に見てまいりますと,少人数学級を取り入れるという自治体が非常にふえてまいりました。そういう点から言いますと,神戸市の実態,残念ながら極めておくれているというふうに言わざるを得ないと思います。  例えば,福島県だったと思うんですが,教育特区というふうな扱いをしまして,大量に教師を採用すると。年次計画で,短期間の間に,もう既に小・中全学年にわたって少人数学級実施をしているというふうに言われています。そこで,私はきょうの質問の中では,最近,文部科学省が,今後の学習編成及び教職員配置についての最終報告,こういう形で紹介されておりますアンケート――これ小・中学校に対するアンケートなんですが,この中から質疑をしていきたいと思います。  このアンケートというのは,平成16年度に少人数指導を実施をしております小・中学校,全国的にはかなりの数に上りますが,この中から約900校。それから少人数学級を実施している小・中学校のうちから600校余りを抽出して行ったアンケートでありまして,少人数教育として実施されているこの2つの方法を比較検討するということがされているわけで,非常に興味深い問題でありますが,今,問題になっているいじめ問題,あるいは不登校,こうした問題行動や,あるいは生活習慣に対する回答で際立った違いが出ております。  これちょっとグラフにしてまいりましたけれども,これグラフは後で見てもらいますが,どういうアンケートをとっているかといいますと,1つは学習の学力が向上したかどうか,こういう点では両方とも変わりありません,ほとんど変わりありません。それから,ただ,違いは生活という項目ですね。これ2つ項目ありまして,1つは不登校やいじめなどの問題行動が減少したかどうか,この点を小学校も中学校も少人数指導と少人数学級の比較をしています。これはグラフで見ますと一目瞭然でありまして,この不登校やいじめの問題行動が減少したというふうにしているのが,この少人数学級の方は88.9%に上ってるんです。とてもそう思うとそう思うと2つ合わせた数字ですが88.9%です。それから,少人数指導の方は63.9です,これは小学校です。中学校になりますと,もっと差がつきます。少人数学級の方は,いじめや不登校が減少したと答えてるのは77.1%に対して,指導の方は43.2%なんです。それほど大きな効果がないというふうに言われてる。これは非常に際立った特徴なんです。  もう1つ,これはもうグラフつくりませんでしたけれども,同じような傾向が,基本的な生活習慣が身についたかどうかという問いに対して,少人数指導の方は,これはとてもそう思うというのは6.5%しかないんですね。そう思うというのは59%。それから中学校に至っては,生活習慣が身についたというのは,とてもそう思うというのは2.9%しかないという実態です。それに対して,この少人数学級の方は,基本的な生活習慣が身についた,とてもそう思うというのは31.4%,そう思うというのは59.3あるんですね。両方合わせますと,これ90%基本的な生活習慣が身についたと言っています。中学校でも,とてもそう思うとそう思う合わせますと,これ80%超えます。ですから,非常に大きな違いがここで出てるということははっきりしてると思うんです。  ですから,この点を踏まえて,まず皆さん方にどうしてもこの実態を踏まえて,今いじめの問題が大きな問題になっておりますから,少人数学級の方への移行というのがやはり望まれるところだというふうに思います。  それから,神戸市でも多分こういうアンケートをおとりになったかどうかわかりませんが,同じような傾向になってるんではないかというふうに私予測をするんです。教員を計画的にふやして,1人1人に,きちんと子供たちに配慮した教育に一刻も早く転換していっていただきたいと思いますので,ご見解をひとつお伺いしたいと思います。  それから2点目です。  特別支援教育の体制強化及び対策についてお聞きをしたいと思いますが,本予算案の中で,こうべ学びの支援センターの運営に2,200万円の予算が計上されております。これでいわゆるLD――学習障害とか,ADHD――注意欠陥多動性障害なり,あるいは高機能自閉症,こうした子供たちへの対策,特別な教育支援に当たるというふうなことになっておりますが,これによって,専門の指導員が1名増員されるというふうにお聞きしたんですが,しかし,実態を見ますと,学びの支援センターの状況というのは,こうした特別な支援を要する児童が非常にふえ続けています。その中で,センターでの相談が増加をしておりまして,面談するまでに約5カ月待たなあかんというのが実態だとお聞きをしました。こんな深刻な事態というのは,非常に憂慮すべき問題でありまして,抜本的な改善が必要だというふうに思っています。  仮に5カ月を待って面談したとしても,これですべて解決をするわけではありませんから,果たしてこの予算の中でどの程度できるんかと,下手すると焼け石に水になってしまうというおそれ,なきにしもあらずでありますから,実態にふさわしい思い切った予算措置が必要ではないかと思います。  特にこうしたいろんな障害に苦しむ子供たち1人1人の実情に合った教育ができるように,必要な人材の確保とか,あるいはその他の配慮,きちんとした勉強ができる教育環境,これは障害のあるなしにかかわらず一緒に学習をするわけですから,子供たち全体への配慮が必要だろうと思います。教育委員会としても実態を把握されていると思いますので,どうした対策を検討されているのか,この点についてお聞きしたいと思います。  それから3点目ですが,兵庫区の小学校の統廃合に関してお伺いしたいと思います。  先ほど説明をお聞きしましたけれども,この問題は兵庫区北部西というんですか,そのあたりに位置する4カ所の小学校を統廃合すると。そして,平成21年度から2年間は,一たん夢野小学校へ統合して,その間に東山小学校に新しい庁舎を建設して,そこに統合するという計画になっています。これによりまして,菊水,それから鵯越,東山,各小学校の生徒は,21年4月から2年間は夢野小学校に通学するわけです。その後,東山へ行くことになるわけですが,この問題が提案されてから,地元の自治会,いろいろと話し合いがされてきたと伺っています。ただ,地域や保護者の中から,これに関する詳しい説明がまだまだ不十分だというふうな意見が出ておりまして,不安だという声が上がっています。  先日,私もこの地域歩いてまいりました。北端部に,いわゆる滝谷町があるわけですが,そこから鵯越町,それから菊水町,東山と歩いてまいりました。私は南から北へ歩く勇気はありませんでした,物すごい坂ですから。北から南へ歩いたんですが,それでもかなりかかります。30分ぐらいかかりました。特に驚いたのは,交通量が非常に多いということと,それから同時に細い道が非常にたくさんある。トンネルがあるし,それから陸橋が数カ所あります。まるで迷路みたいな状況になってるわけですね。こういう危険なところが随所にありまして,狭い路地,あるいは急勾配の坂道,こういう点を考えますと,非常にやっぱり保護者は不安だというふうに思います。こんな状況を,長い道のりを通学をする生徒たちの安全をどう守っていくのか。いろいろ議論はされてると思うんですけれども,この地域の関係者としっかり協議すると。そして,住民との合意形成に全力を尽くしていただきたいと。同時に任せてしまったらだめやと思うんです。対策を自治会,あるいは住民任せにしてしまってはだめですから,自治体としてどのような責任をとろうとしているんか,この点についてお聞かせいただきたいと思います。  4点目です。  学校の施設設備の改善問題についてお尋ねしたいと思いますが,耐震化問題については,この間,年次計画で実行されておりまして,約78%達成をされているようであります。一刻も早く全学校に実施をしていただきたいと思いますが,そこで,子供たちの学校での教育環境の改善に関してでありますが,1つ懸案になっておりますのは,いわゆる空調設備,冷暖房設備であります。これを整備するように,ぜひ努力をしていただきたいし,予算もつけていただきたいと思うんです。近年,空調設備がない家庭というのはほとんど見当たりませんが,なぜか学校だけがいつまでも昔のままであります。猛暑や,あるいは酷寒の寒さの中でも教育をする,学ばないかん。これで学習意欲がわくはずがありません。家庭よりも悪い環境のもとで,落ちつかない,学力も向上しないと,こういう状況になるわけですから,余りにも現状がひど過ぎます。  聞くところによりますと,埼玉県でしたか,一部の都市では,もう独自に予算化して,全学校で実施に踏み切るというところも遅まきながら出ているようでありますけれども,今回,耐震化が進んでいるわけですから,この外壁工事,補修,こういう工事とあわせて空調設備を各教室に配置をして,教育環境の改善を図っていただきたいと思いますが,これについての見解を聞きたいと思います。  最後ですが,使用料改定問題についてであります。  このたび,教育委員会関連で,婦人会館,あるいは生涯学習支援センター,自然の家,博物館,こうした数々の使用料の引き上げが提案されております。中には一気に50%アップすると,これ自然の家,それから博物館パスポートは25%アップというものもありまして,体育館とかスポーツセンター,あるいは地区体育館,こういうところは,市民の健康やスポーツを楽しむ,あるいは文化に親しむと,こういうことで,日常の市民の暮らしにかかわるところばかりであります。こういうところを一気に一様に受益だということで引き上げるというのはやはり問題やと思います。ちなみに,10%値上げとなる体育館,スポーツセンター,利用者は一体どれぐらいあるかと,いろいろ資料を調べていただいて見たんですが,年間で102万人利用をしてるわけですね。それから生涯学習支援センター,婦人会館,こうした利用は件数だけで1万4,000件あります。29万人の市民が利用しているわけであります。最近の市民の生活水準というのはどんどん低下しています。特に,社会保険料上がる,税金が上がるという状況の中で,せめてこうしたスポーツとか文化というのは,市民のささやかないやしの場のはずですけれども,こういうところまで受益と負担という,いわゆる採算性の理念を持ち込んでやるというのは,私はいかがなものかと思います。ですから,使用料の値上げはぜひもう中止していただきたいと思いますので,その点についてもご見解を聞かせていただきたいと思います。  質問少し多くなりましたので,簡潔によろしくお願いします。 7 ◯小川教育長 私から数点お答えさせていただきます。  まず,少人数学級の推進についてということでございますが,これは何回か私ども基本的な考え方説明させていただいておるわけでございまして,その点におきまして,考え方に変更はないわけでございますけれども,今,先生から少しお話ございましたけども,やはり教育を進めていく上で,子供たちのいろんな発達段階といいますか,そういうようなものに合わせて,学級編制でございますとか教員配置の工夫といいますか,そういうようなものをやっていく必要があるというふうに考えてございます。  例えば,小学校におきまして,小学校の低学年から中学年にかけましては,まず子供たちを集団生活になれさせて,集団のルールでありますとか決まりとか,そういうようなものを守ることでございますとか,先生の話でありますとか,友達とのそういうような話とか,そういうようなものを落ちついて聞いたり,また,自分から発表していこうというようなことでありますとか,そういうような基本的な学校でのルールでありますとか生活習慣,そういうようなものを身につけていく重要な時期だというように思ってございますし,学習面を考えましても,より基本的な,きめ細かいといいますか,そういうような形での定着というものを図っていく時期だというように思ってございまして,こういうような意味から,特に学級担任の目がより行き届いて,1人1人のできるだけ子供たちに濃密にといいますか,かかわっていけるような少人数学級のシステムというのが,やはり有効なのではないかなというように思ってございます。  一方,小学校から中学校にかけていきますと,教科の内容が当然専門的になってございます。また,これは正直言いまして,個人間の学習の定着状況の違い,そういうようなものがやはり随分出てくるというようなこともございますし,ちょうどやはり心というか精神的にも思春期に入ってくるわけでございますから,お話があります不登校でありますとか問題行動等々が増加してくるというような時期でもあろうかと思ってございまして,これについては,いろいろ考え方あると思いますけれども,こういうような時期には,できるだけ複数の教員がかかわるとか,複数の目で子供たちに対応していくといいますか,そういうようなことが大事なんではないかなというように思ってございます。  そういうような意味では,より専門性が増すということで,その教科担任でございますとか,そういうようなシステムですね,そういうようなものが小学校の高学年あたりには適切なのではないかなというように思ってございまして,この辺につきましては,県の方も既にそういうようなことでの考え方の方針を出しておるところでございまして,今お話がございましたように,小学校4年までは35人学級を進めていく。それから小学校の高学年につきましては,教科担任制を導入していくというふうな方針を既に立てておるわけでございますから,そういうようなことを着実にできるだけ早く対応していただけるように私どもからお願いもしておりますし,こういうような人的配置等につきましては,やはり教育を進めていく上で,国・県・市がさまざまな役割・責任を持ちながらやっていく必要があろうかと思ってございまして,中心はやはり国・県が責任を持っていただくということが大事なのではないかなというふうに私は考えてございます。  また,いじめの問題とか不登校対策のお話がございました。もちろんその学級指導でございますとか,そういうような点もあるわけでございますけれども,やはりこのことについては多面的に対応していく必要があろうかと思ってございまして,例えば,スクールカウンセラー,こういうようなものを全中学校配置してございますし,来年度は重点的に小学校にも10校程度配置をしたいというように思ってございまして,そういうような観点からの対応でございますとか,また,私どもスクールサポーターを随分学校に入れてございます。これは大学との連携をしながら,大学の学生さんを配置させていただいておるわけでございまして,年間を通じて子供たちに対応できるようにしておるわけでございまして,そのような中で,そういうような若い先生の卵といいますか,そういうような方々の感覚を持った子供たちの接し方でございますとか,いろんな意味での生活習慣ですとか,生徒指導,そういうような点からも,随分メリットがあるのではないかなというようにも思ってございます。
     そのような学級の基準ということもございますし,教員の指導の入り方といいますか,そういうようなものもございますし,今申しました,人的な意味での少し多様な対応といいますか,そういうような面の一部をお話ししたわけでございますけども,いじめ・不登校につきましては,それ以外にさまざまな観点から対応しておるわけでございまして,そういうようなものと相まって,子供たちのよりよい教育環境といいますか,そういうようなものの充実に,さらに努めてまいりたいというように思ってございます。  それから,学校の空調設備の設置についてでございます。これも従来からお話ししてございますように,私どもも今の自然状況といいますか,そのような中で暑い夏が続いてございますし,いろいろ頭を悩ませておるところではございますけれども,現状は空調設備につきましては,これは騒音,排ガス対策として普通教室を含め整備している学校があるわけでございますけれども,それ以外の学校では,保健室でございますとか職員室等々の管理諸室でございますとか,コンピューターの教室,音楽室や図書室等に重点的に整備をしておるということでございます。  特に,学校等ともよく話をいたしまして,特別室の中でも,例えば音楽室については窓をあけるとか,他の授業への影響とか近隣への影響,そういうようなこと等もございますから,これは耐震補強工事にあわせまして,優先的に整備をしておるというようなところもございますし,また,これは当然でございますけども,特別な支援を必要とする体調調整が難しい子供たちがおるような場合につきましては,当然のことですが,特別支援教室でございますとか普通教室にも空調整備をしておるというような工夫もしておるところでございます。  それで,お話の普通教室への全校への空調設備ということであろうかと思いますけれども,今,小・中学校210校ほどが,そういうような設備がされてないということでございます。これは経費の面で言いますと,初期の設備投資の経費,これも随分大きな金額になりますし,何よりも維持管理費が随分大きな金額になるということでございまして,少し具体的に言いますと,初期の設備経費で160億を超えるような金額がかかるということでございますし,特に維持管理費が1校220万円ほど,全体で言いますと4億7,000万ほど,これ毎年かかるというようなことでございまして,今の光熱費に比べまして約40%ぐらい増加するという数字もございますけれども,そのような状況が1つございます。  また,さらには,これはそういうような子供たちの環境とよく調和を図っていかなくてはいけないわけですけども,やはり地球温暖化防止の観点,特に京都議定書を受けまして,本市におきましても地球温暖化の防止,第2次行動計画というのを立てておるわけでございますけれども,この中でも,平成16年度に比べまして,平成22年度までに,全市では15.5%,学校園におきましては,少しなかなか難しいところもございますので4%の温室効果ガス削減,こういうようなものを目標に取り組んでいるところでございまして,こういうような点につきましても配慮をしていく必要があるというようなことでございます。  また,さらには,私ども,今,施設整備的には,先ほどもお話がございました耐震補強工事を17年度からの10カ年計画ということで,最重要課題として取り組んでございますし,また,エレベーターの設置等につきましても,少し計画を持ちながら重点的に取り組んでおるところでございまして,そういうような多面的な対応といいますか,そういうようなものが必要と考えてございますので,そういうような中で少し優先順位といいますか,そういうようなものも考えながら対応をしておるところでございまして,この点等につきましては,ぜひともご理解をいただきたいと思ってございます。  また,他都市の状況等につきましては,よく調査等もしてまいりたいというように思ってございます。  以上でございます。 8 ◯岡教育委員会事務局総務部長 私の方から使用料の関係でご答弁させていただきます。  使用料・手数料というのは言うまでもないことでございますけれども,サービス提供に要する経費の一部を,受益をされる方から徴収するものでございまして,この額が低廉に設定されますと,もちろん受益者にとっては負担が少ないということでございますけれども,一方で残りの費用を市税など市民全体で負担していただくということになります。そういうことで,応益負担の原則に従いまして,受益者には適正なご負担をお願いしていかなければならない,そういうふうに考えておるところでございます。  また,昨年6月の神戸市行財政改善懇話会の受益と負担に関するワーキンググループの報告書におきまして,人口減少,少子・高齢社会では,現在の行政サービスと税・使用料などの市民負担との関係,いわゆる受益と負担の関係を将来的にわたって維持することは困難になるというようなご指摘も受けているところでございます。そういったことから,平成20年度予算編成におきまして,他都市の類似施設の使用料も参考にいたしながら,体育施設等,おおむね10%程度の改定をさせていただこうとするものでございます。  一方で,収支均衡が図られておりますポートアイランドホール等は,負担の適性化がなされてるということで,今回,改定を見送っているところでございます。  ご質問の中で,自然の家が50%アップというようなお話ございました。自然の家につきましては,確かにアップ率としては50%アップでございますけど,単価が200円ということで,それを300円にさせていただくということでございますし,基本的な1泊2日のプログラムですと,今現在2,500円ほどの費用がかかってございますが,それが小・中学生の学校教育が利用する場合は半額免除といったことがございますんで,わずか2%程度のアップ率というふうに認識をしておるところでございますし,ご指摘もう1点ございました博物館のパスポート――定期券でございますけれども,これはご承知のとおり,常設展はもちろんでございますけど,特別展も自由に1年間入れるという定期券でございまして,特別展の観覧料が,当初から比べますと50%ぐらい上がっておるということもございまして,そういったことで改定をしようとしたものでございますが,50%アップということもなかなか難しいということで,ご指摘ございました25%アップ,さらには中・高生,学生につきましては,さらに抑えた20%と一定の配慮をさせていただいてるところでございます。  また,一般的に教育関係の施設,小・中学生が利用する施設多うございます。体育施設なんかで小・中学生が個人利用する場合につきましては,原則として使用料を据え置きとするといった配慮もさせていただいてるところでございます。  いずれにいたしましても,将来にわたって安定的に市民サービスを確保するため,利用者にとって過大な負担とならないように,市民生活に配慮しながら受益者負担の適性化を図っているものでございまして,ご理解を賜りたいと思います。  以上でございます。 9 ◯池内教育委員会事務局指導部長 学びの支援センターについての運営状況のことでございますけれども,もう現在ご指摘ございましたように,LD・ADHD,高機能自閉等の教育的支援が,求められております子供たちが,これまで1,500名ほど相談申し込みを受け付けまして,面接検査の後,相談,判定ということで,それぞれ1人1人のニーズに応じた指導のためのガイドラインを作成いたしまして,それぞれの学校での巡回相談等々をしてまいったわけでございますが,近年のLD等への理解・啓発が随分進んでまいりましたこともございまして,学校での1人1人に応じた――年々その相談申し込みがふえてございまして,本年度はその件数が開設当初の16年度と当初以上に増加いたしまして待機時間が長引いてございます。そのために20年度では,この相談体制を拡充いたしまして,臨床心理士等の専門相談員の配置時間を,現在の週64時間から週80時間にふやすことに。それとまた,専門相談員のそういう複数配置が常時可能となります。そしてまた,小児神経科とか児童精神科の医師による医療教育相談員の配置を8名から9名に増員させていただきまして,相談体制を充実して,迅速できめ細やかな指導が,保護者また学校への支援ができますようにしていきたいと,こう思ってございます。  このたびのこうした拡充によりまして,1日2件しか対応できなかった専門指導員による面接検査から,配置時間がふえます関係で,週2回ないし3回は3件当たり対応できる予定でございます。そういったことから,待機時間の相当の短縮が図られる予定でございます。  また同時に,保護者への説明とか学校への巡回相談も丁寧に行えるようになりますので,保護者への支援の充実ということと,学校での取り組みの強化が期待できるのではないかなと,こう思ってございます。  また,昨年の秋でございますが,子ども家庭センターに発達障害ネットワーク推進室が設置されました。神戸の学びの支援センターでは,子ども家庭センターと,また,総合療育センターとの相互の連携を進めてきておるわけでございますが,今後とも,こうした保健福祉との一層の連携の強化を図る中で,情報交換と――保護者の了解を得てでございますが,情報交換を進めて,検査等の重複実施を避けるような形で相談期間の短縮化を図るなど,今後の学びの支援センターの相談業務の円滑化を図ってまいりたいと,こう思ってございます。 10 ◯山本教育委員会事務局参事 兵庫区北部西小学校統合における通学路の対策,安全対策についてでございます。  先ほども委員おっしゃっていましたが,平成21年4月に菊水,鵯越,夢野,東山小の4小学校につきまして,21年4月,夢野小学校を仮校舎として統合し,平成23年春に,東山小学校跡地に新校舎完成後移転をする予定になってございます。  この統合後の通学路につきましては,原則といたしまして,現在の4小学校の通学路を踏襲いたしましてやるということで,交通量の多い幹線道路の平面横断をなるべく避けまして,地下連絡道や歩道橋を利用して安全を図る方向でございます。  通学路の安全性,安全対策につきましては,非常に大事なことと考えてございます。そこで,保護者,学校の代表からなる統合推進委員会,あるいはこの小学校4校区の地域代表からなる兵庫区北西部まちづくり協議会の場においても,重要な課題として現在検討をしてもらったところでございます。  そういった中で,保護者と地域とで通学路を実際に歩いて検討もされまして,保護者のアンケート結果ともあわせまして,この2月末日に建設事務所,警察など,関係の部局への要望書を提出,改善依頼がなされたところでもあると聞いてございます。  教育委員会といたしましても,こうした動きに加えまして,保護者や地域とこれまで以上に連携を深めまして,見守り活動などについても従前に引き続き支援をしていきたいと考えてございます。  以上でございます。 11 ◯副主査(段野太一) それじゃあ,数点再質問をさせていただきますが,最初に少人数学級問題なんですけれども,教育長,最初に言われましたけれども,考え方変わってないとおっしゃったとおり,話の中身余り変わってません,確かに。あえて私は文科省のこういう比較を出させていただいたんですが,実は基本的にこの少人数教育のあり方については,相当やっぱり国レベルでも考え方変わってきてると思うんです。第6次,あるいは第7次の公立義務教育,学校教職員定数改善計画というのがありまして,第7次は平成17年度までですけれども,それとあわせて,こうした少人数学級の問題が議論をされてきたと。  それと同時に,以前は国のレベル,それに全部右へ倣えしていた。国の許可がなかったら教職員の配置もできない,増員もできないという制約があったと思うんですが,それはそれぞれの個性に合ったやり方をしていいですよと,都道府県なり,ある自治体で。ですから,その権限が大幅に地方自治体におりてきたという大きな違いがあります。これはもう釈迦に説法ですから,それ以上言いませんが,そういう状況の中で,この今,最初に申し上げました2つの方法があるんですが,教育長おっしゃった,その複数の目でというの,これも1つの考え方かもわかりませんが,これよりも,この複数担任制というよりも少人数学級の方が,いじめ問題や不登校に効果的だったというのが結果なんですよ,これね。ですから,そういうことから考えますと,そこへ移行していく,すぐには無理かもわかりませんよ。しかし,そういう考え方を,とりあえず考え方から変えてもらわないと,従前と変わりませんよということでは1歩も前進しないと思います。  ですから,そこの違いをしっかりと認識していただきたい。これほど大きな違いがある中で,いじめ問題というのはスクールカウンセラーでとおっしゃいますが,スクールカウンセラーというのは,いじめが起きて,いわば後処理になってしまいがちなんですよ。そうでなくて,未然に防いでいく,子供たちに対して,先生が落ちついてしっかりと目が行き届くというのは少人数学級の方がいいですよということを,このアンケートの結果が示してるんですね。  何でこうなるのか,ほかにもこの結果で見ますと,例えば教師間の情報交換が低調になり連携・協力が図られていない,このことについて少人数学級はどう思いますかという問いがあるんですが,いや,そうは思わないと言ってるんです。これはきちんと連携強化が図られる方向というのは少人数学級の方がいいという,これも結論になってます。先生が落ちついて対応できると,そういうメリットがあるわけですから,今,状況が日本全国で変わってきてます。そこのところしっかりと見ていただきたい,考え方は変わらないと言い切ってしまうと,もうどうしようもないんで,検討するということぐらいはきちんと答えていただきたいと思います。  それから,余り時間がありませんので,特別支援教育の問題は,いろいろ動き始めているようですが,現場は非常に苦労されてるというのがよくわかります。私も先だって1度行かせてもらったことがあるんですが,非常に苦労されてると思います。そういう中で,少しは前進ですけれども,やっぱりまだまだ解決するところまでほど遠い状況があります。こういう1人1人の子供たちの問題と同時にクラス全体の問題になってきますから,これは要望だけにしておきますが,ぜひ,より充実をさせる方向というのは神戸市としてとっていただきたい。現場の実態をきちんと把握していただきたいと思います。  それから,設備の問題も時間ありませんので言いません。ぜひ,空調問題については努力をしてもらいたい。  それから,兵庫区の小学校の統廃合問題なんですが,これとの関連でいきますと,新しくできる東山小学校というのは,新しくできるから,これは空調設備というのは完備されてるんですしょうね。これちょっと確認しておきたい。  それからもう1つは,さっき細い道で大変だと言いましたけども,街路樹はこの道の真ん中に出てるわ,電柱も道の真ん中にあります。これ大変です。だから,今,通学してる子供たちも大変なんで,地域からは必要に応じてバスなんかを認めてもらえないかと。これは単なる一般のバスに乗車するというだけでなくて,この送迎用のバスなんかも検討してもらえないかという意見が出てるようですけれども,これはぜひ地域と相談していただいて,必要であればそういう方向をとってほしいというふうに思います。それで,解決せなあかん問題は,緊急に解決せなあかん問題は何なのかということについては,ぜひ聞かせていただきたいと思います。  もう時間がありませんから,使用料問題についても,これは一言だけ言っておきますが,今ちょうど春闘のさなかなんですが,天下のトヨタでも1,000円のベースアップ苦しんでるんですよ。1,000円や1,500円の攻防になってるときに軒並み上げていく。受益と負担というのを,この経営感覚で全部やられますと,そりゃあ自治体は楽かもわかりませんよ,しかし市民の暮らしは本当大変ですよ。こんな状態でやられたらたまらない。せめて教育委員会の関係のところはじっと我慢すると,この際。それぐらいの決意はぜひしていただきたい。これは要望にしておきます,時間ありませんので。 12 ◯小川教育長 少人数学級のお話でございますけども,子供たちの,また,学校での教育的なニーズといいますか,そういうようなものは随分さまざまでございます。もちろん学力を子供たちにきっちりとつけさせていくということもございますし,当然のことながら,いじめでありますとか不登校の問題でありますとか,子供たちがいろんな状況の中でさまざまな課題を抱えているわけでございますから,そのようなものに的確に対応していく必要があるというように思ってございます。  そんな中で,やはりいろんな少人数学級がございますし,また,機動的に少人数指導というような形で対応していっておる部分もございますし,また,1つのクラスで複数担任というような形のやり方もあるわけでございますし,先ほど申しました教科担任と,制度を投入していくというような,いろんな方法があるわけでございます。いずれもやはり人的な措置の問題がそれぞれ出てくるわけでございまして,そういうような観点から,こういうような多様なやり方を県等とも相談もしながら対応を図ってきておる。ですから,かなりのそういうような意味での人的配置というのは,ほかの分野に比べますと配慮してきたというところもございます。  もちろん今の社会状況の中,子供たちを取り巻く状況の中で,学校が,また,教員が随分多忙化しておるという状況もございますし,そういうような実態もいろいろあるわけでございますけども,さらにそういうようなものに対応を図っていく必要が私どももあるというようには考えてございますけども,そのような中で,やはり実態にあわせた優先順位といいますか,そういうようなものも当然考えながらやっていく必要があるわけでございまして,先ほど申しましたように,兵庫県下におきましては,小学校におきましては35人学級,4年生までの35人学級,それから高学年については教科担任制を導入するというやり方が,いろんな観点から今の選択としてよいというようなことでございますので,そういうような方向で考え,対応していっておるということでございます。  以上のようなことでございます。 13 ◯山本教育委員会事務局参事 兵庫区北西部の統合の部分でございますが,要望に――先ほど申しましたように,2月29日にしてございまして,その中で歩行者用地下道,交差点,歩道等で要望がございますので,この件について,建設局,先ほど申しました関係局にも申しておりますので,例えば地下道の段差ということになりますと,一部もうできたところもございますので,そういうことでやっていきたいというふうに,こちらもお願いをしていきたいと思ってございます。  それと冷房の方でございますが,これについては,現在の東山小学校につきましては,神鉄の騒音対策等のために空調がもうございます。そういうことでございますので,当然にそういう形のものにつきましては,施設・設備も将来的には4小学校の方でも検討を当然するということになろうかと思ってございます。  それからバス通学につきましては,これについては保護者の方からもバス通学を認めてほしいという要望が出されてございますので,学校側と相談いたしまして,これは路線バスになると思いますが,通学の方を検討していくことになろうかと思います。  以上でございます。 14 ◯副主査(段野太一) もう時間来ましたので終わりますが,国家百年の計ですけれども,きちんと対応できるかどうかというのは本当に大変大事な問題なんで,ぜひ努力していただきたいと思います。 15 ◯主査(芦田賀津美) 次に,橋本 健委員,発言席へどうぞ。 16 ◯分科員(橋本 健) おはようございます。  本日は本会議に続きまして教育委員会所管事項について複数ご質問させていただきたく思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。  まず冒頭に,2月29日付の新聞に,県の財政難に伴う教員給与の減額という記事を拝見しました。今まで以上に多くの要求がされている教育現場におかれて,このような状況は非常に私も残念だなと感じております。苦渋の決断とはいえ,余りあってはならない行革プランだなという個人的な感想を受けておりますが,あくまで現場の教員というのは,直接子供と対峙している場所でございますので,すべて教員の仕事は子供のためだと思って,こういうあらし――逆風に負けずに頑張っていただきたいなと,このように感想だけ述べさせていただきたいと思います。  さて,教育についてですが,私は大変強い思いを持ってこの市議会に臨んでおります。  まず1つは,神戸の子供たちの成長,つまり神戸の未来を担うのはまさに子供たちであると,その彼らを教育する,その結果というのは丸々神戸の未来にはね返ってくるということでございます。これがまさに教育の意味するところであり,それだけ現場教員の責任,あるいは教育行政を担ってらっしゃる教育委員会の皆様方の仕事というのは非常に重いものであると,このように感じております。  もう一方が,私残りの20%と,勝手にパーセンテージを区切ってるんですが,これは1つ,神戸の魅力という点で,神戸ブランドの1つとして,他都市に負けない教育をやってると,これは教育というその意味そのものではございませんが,神戸市政として見た場合に,ほかのまちに負けない教育というの,これもやっていかなければいけない。これは余り現場の教員は考えなくていいのかもしれませんけども,教育行政を担っていらっしゃる皆様方が,これぜひとも考えていただかないかん点だと思っております。私はこの2点,なかなか現場と乖離する部分はあると思いますが,あわせて質問をしていきたいなと,このように考えております。  今,教育現場というの本当に大変だと思っております。ゆとり教育だと言われてみたり,いや,脱ゆとりだと言われてみたり,反抗型学級崩壊が起きたと思って先生が優しくなれば,なれ合い型学級崩壊が起こってみたりとか。英語力が大切と言われたり,いや日本語が大切と言われたり。本当にもう右往左往するのが現状じゃないかなと思います。  そして,きょうも私この後,民間人の校長先生を登用してみればどうかという無理難題を問われてみたりと,大変多種多様な要求があるところなんですが,もちろん私は教育委員会に対して,いろいろサジェスチョンをしたりとか要望したりしますが,これは先ほど言ったように,本来の教育の意味と,神戸市としてほかの都市との違いを明確に出していくために,必ずしも考えていかなければならないことであって主張するわけであって,教育現場では本来の教育の目的が見失われたりぶれたりすることのないようには,切に心より願っております。  それでは,早速質問させていただきたいと思います。  まず最初に,さきの本会議でも質問させていただきました,民間人校長の登用について,神戸市はどのような見解を持っていらっしゃるのかという問いをさせていただきました。本会議では余り時間がなくて,教育長にお気遣いいただきまして,大変コンパクトにまとめていただきましたが,きょうはもう少し深く議論をさせていただきたいと思います。  教育長のご答弁の中には,本市がまだ民間人校長を登用しない理由として,教員のコンセンサスを得ないトップダウン方式によって現場が混乱すると,これがまず1点。もう1点,教科知識に乏しい校長先生が来ることで,なかなかうまく運営ができない。あるいは主に高等学校での採用例が多くて,小・中学校では例が少ないこと。行政職の出身が多いという点。あるいは,政令市でたった2つしか例がない。確かにもっともらしい反対の理由というか,採用できない理由だとは私も思います。  これ1つ1つを言うと,実は私も1つ1つ実は反論があるわけですね。教員のコンセンサスを得ないトップダウン方式,もう少し適切な人材を選べばいい。あるいは,校長先生の言うことに従えない現場の教員って,これも非常に問題がある。これはこんな感じ。教科知識に乏しい,そんなことはないと思うんですよ。私,現場の教員に負けない教科知識持ってると,私自身も自負してます。そういう方たくさんいらっしゃると思います。主に高等学校での採用が多い,神戸市にも市立高等学校がございます。これは採用検討できるんじゃないかなと思う。行政職の出身が多い。これは別に行政職の出身であっても私は構わないと思います。あくまで,これ今までにない新しい風をと,あるいは新しい発想という観点で私は提案しておりますので,別に例えば環境局の出身の職員の方が教育現場に立って,環境が大事だという指導をしても,これはおもしろいかもしれないですし,あるいは保健福祉の方が福祉の精神をしっかりと取り入れた学校運営をされてもいいのではないかなと思っております。政令市で2つしか例がないという答弁もありました。3つ目になればいいじゃないか。あるいは本来1つ目になるべきなんじゃないかなという思いも私は持っております。  一応種々の理由というのは,私もある程度納得するものでありますので,それは検討の余地は多分に残ってるかとは思いますが,一方で成功例ができてしまったわけですね。東京都杉並区立和田中学校を私は例に挙げておりますが,これが成功例として挙がってしまった。デメリットもたくさんある中で,なかなか新しいことをするには不安があるかもしれませんが,全国1万校ある中で,民間人の中学校の先生というのはたった12人しかいないんです,今現在。その12人のうちの1人が,日本国じゅうが注目する変革を起こしちゃったわけですよね。これは単純に確率論で計算した,あるいは期待値というものを求めてみると,これは恐ろしい数字だと。デメリットとてんびんにかけた場合,私はメリットの方が大きいんじゃないか。あるいはやる価値のあることじゃないかなというような思いを私自身は持っております。  もちろん,私は必ずしも民間人校長じゃないといけないとは思っていないです。現実問題,京都市の場合は,民間人校長ではなくて教育長が強いリーダーシップをとられて,すばらしい教育,公教育って,公立学校教育の変革がなされているわけでありまして,私はこれができるならば,わざわざ民間人校長という問いをするつもりは全くございません。  だから,神戸市は一体今後どのような教育改革を行っていくのか,民間人校長登用を私は例に挙げましたが,それではないんだと。教育長みずからリーダーシップをとって,すごい教育改革ができるんだという思い等があれば,その見解も聞きたいと思いますし,今後,神戸市は独自性を求めずに,無難な平均的な教育をそれとも目指していくのか,後追いの教育を目指していくのか,それでも,私自身はよくないと思いますが1つのご答弁だと思いますので,見解をお伺いしたいと思います。  2つ目に,ちょっと前段とも絡む部分がございますが,そのさきの和田中学校の校長先生がつくっちゃったモデル,学校支援地域本部と言われるモデルですね。新聞,ニュースでは,夜の学習塾ばかりが取り上げられておりますが,その土台となった地域本部,この組織づくりが文部科学省が注目して,来年度から全国1,800カ所で随時導入していくという見解がなされております。文部科学省は,この学校支援地域本部に関して,地域住民が積極的に学校支援活動,例えば,学習支援活動,部活動指導,環境整備,登下校安全確保,学校地域との合同行事の開催等に参加し,教員を支援することにより教員の負担軽減が図られるだけでなく,地域住民と児童・生徒との異世代交流を通して,弱まった地域のきずなを回復させ,地域の教育力を活性化させようとするものであると説明し,平成20年度から全国で1,800カ所実施するように予算を組んだ。これは手挙げ方式でやりますと,地方公共団体が手を挙げてやっていくものだと伺っております。その締め切りがもう3月31日に迫っております。審査,内示,事務手続が終わって事業が始まるのが6月下旬からと。かなり切迫したスケジュールでありますが,神戸市はどのように取り組まれるのか,参加するのか,参加しないのかも含めてご答弁をお願いしたいと思います。  3つ目,神戸の特色ある教育について伺いたいと思います。  新学習指導要領が変更になって,ご存じように円周率3から3.14になったり,小学校で台形の面積を求めたり,社会では47都道府県の名称と位置をやっと小学校でもう1回教えたとか。ちょっと考えてみると,ゆとり教育って非常に恐ろしいなと。こんなことも教えていなかったのかと,今,思うと思うわけですが,とにかく勉強することがふえてまいります。そして,ついに英語教育も,高学年で週1こま導入されるようになる。現在,小学校3年生以上,本市では年間7こま程度,外国人教師を配置して,英語のチームティーチングを行っている。新学習指導要領が,これもし施行されてしまえば,もう今の特色は埋もれてしまうということも考えられると思いますし,最後に私知らなかったんですが,具体的なパーセンテージ調べてみると,小学校5年生で英語活動実施されている学校,全国の学校の時間時数,パーセンテージとると,年間1時間から3時間やってるところは15.2%,年間4時間から11時間やってるのが42.4%,最後,12時間から22時間やってるところは26%,23時間から35時間が13.2%,36時間以上が3.1%。これを見ると,実は余りこの英語教育って,神戸の特色ある教育ではなかったのかなと,ちょっと疑問に思ったりもするわけですが,そこで1つ質問です。他都市に類を見ない,これは神戸の特色ある教育だという点,1つでも構いません,あれば教えていただきたいなと思います。  4つ目,これはもうちょっと先に質問が出てしまいましたので,余り詳しくは聞かないでいようと思いますが,兵庫区の東山,菊水,鵯越,夢野の4小学校統合に対し,住民から通学路の安全確保,新築校舎の設備充実,教職員の配置,閉校する小学校の跡地利用ということで要望書が提出されたと。我が会派の方からも,しっかりと住民の要望を酌んでいただいて,しっかりと今後も地域住民の方と話し合いをしていただいて,ここで教育長も言ってらっしゃいます,神戸で一番いい学校をつくれるようにしたいと,そうなるように協議いただけるように,切にご要望願いたいと思います。もし,コメントがありましたら添えていただいても結構です。  最後に,きょうは私これだけはどうしてもやって帰りたくて,中学校のクラブ活動についてご質問したいと思います。  一番教育委員会についても,子供のことを考えると頭を悩ませることじゃないかなと思いますが,あえて重ねて質問したいと思います。  全国的な問題として,少子化の影響で,中学校のクラブ活動が廃部となるケースがふえている。さらに,もう1つの理由として,これが本市に当てはまるかどうかはわかりませんが,教職員のクラブ指導者がいないこと,つまり顧問になる人材がいないことということでクラブが廃部になったり,あるいは顧問の高齢化と言ったらおかしいですが,そろそろちょっと現場でなかなか指導ができなくなって,クラブ活動を教えることができない,いろんな理由で顧問がいなくなる,人材不足という理由で廃部になったり,あるいはクラブが創設できないという現状があると思います。  本日,私が挙げる例というのは,中央区にあります市立なぎさ小学校,これは中央区にありますけど,ここに少年野球チームがあると。ところが,灘区にある,この子らが進学する渚中学校には野球部がない。これを1つ例に挙げて,ちょっとお話をさせていただきたいと思います。  なぎさ小学校には少年団野球があって,週末などはグラウンドで多くの子供たちが白球を追いかけている。ところが,私が行くと,そのチームの輪から外れて,校舎の壁に球をぶつけている子供がいるわけですね。見ると小学生よりは少し大きい。話を聞いてみると,渚中学校の子供なんだと。この子はこの少年団野球のOBで,今,渚中学校に進学しておるんだが,渚中学校に野球部がないんだと。仕方なくほかのクラブには所属してるが,やっぱり野球がやりたいから,週末,少年野球のチームに合流して,でも小学校の子たちと一緒に球を投げるわけにはいきませんから,1人で壁に向かってボールを投げていると,このような現状を見ました。私はこれは非常に悲しい現状だし,残念だし。一方で,これを解決できない行政に対して憤りも感じております。  教育委員会の言い分は非常によくわかります。わかるというのは,理解ができるという意味ではなくて,そういう理由が存在しているということはわかるということです。少子化で子供が減っている,教員も数が減少して顧問のなり手がいない。外部指導員を入れても公式戦に出ることができない,いろんな理由を私は伺いました。私はさきの委員会でも,常に学力,学力ということを全面に出して言うんですが,それだけではいけないことも重々承知しております。中でも,中学校におけるクラブ活動は,公教育のエッセンスがぎっしり詰まっている教育でございます。集団生活,規律・規則の遵守,上下関係という社会構成,健康増進,新たな目標の発見,才能の発掘,数えれば切りがない最高の公教育が中学校のクラブ活動であると私は考えております。だから,きっと我々が中学校のときはクラブ活動が必須だったはずでございます。それがいつからか子供の選択の自由なのか何なのかわかりませんが,今90%ぐらいはあると言ってますが,必須ではなくなったという声も聞いたり,そして今では,クラブの廃部・創設に大した手だてもなく解決できていない,この状況を手をこまねいて見ている現状がある。一体,何をやってるんだと,このような思いを感じるわけでございます。  話を少しもとに戻します。神戸市が特色あるアクティブプランに掲げてあります項目を読んでみると,中学校の部活動を充実させるために外部指導員を増員する。または,ブロック拠点校方式の部活動,複数校の合同部活動を引き続き実施する。外部指導員が大会に参加する生徒を引率することや,複数校合同チームの大会参加の要件緩和について関係団体に強く要望していく。各学校では,生徒の減少による廃部・休部などが増加しているが,外部指導委員制度の充実や合同部活動,ブロック拠点校など,多様な部活動のあり方が模索されなければならない,このように書かれておるわけです。  議事録をあさると,ちょうど1年前の19年度予算特別委員会でも,私と同じような質問をしている議員がおりました。そこでの答弁も読ませていただきました。ブロック拠点校方式の部活動ということで,これにつきましては個人種目が対象で云々,自校に希望する部活動がない場合につきまして,拠点校に申請して,活動して,自校より公式試合に出場できる制度を利用,14年からやっていると。18年度で103人が利用している,これはすばらしいことだと思います。  例えば,複数校の合同部活動,これはアクティブプランに掲げてはいるが,余りゲートがないのか,ちょっと私が調べても神戸市の状況がわかりませんでしたが,こういうものも取り組もうとはしているが取り組めていない。なぎさ小学校の野球チームは,この合同部活動の可能性もだめかと,少年団野球の監督,あるいはコーチが,教育委員会はじめ行政の方に問い合わせてるそうです。ところがだめだと,外部指導員をうちから派遣してもだめかと,だめだと。私も非公式にではありますが,教育委員会の職員にお話を伺ったところ,きっと無理でしょうと。なぜならば,そこに野球部を創設するということは,ほかの野球部を1個つぶしてしまわなければならない,教員がいないんだから,野球を教える教員をこっちに持ってくれば1個がつぶれてしまう,だから難しいでしょう。渚中学校に関して言えば,今後,飛躍的に生徒数がふえていくところですので,もちろん何年後かほってれば教員はふえていくだろうし,ひょっとしたら,そこに野球を教えれる先生ができるかもしれない。でも,それというのは行政って実は何もやっていないわけですよね,前向きに。それが自然にふえて,偶然野球のコーチが,できるだけそれは配置しようというぐらいの動きはあるかもしれないですけど,行政がやったと言うからには,この現状でこのパイを動かして,こまを動かして,いろいろ考えて,私は何か施策をしていただきたいなと思ってます。  渚中学校にはすごい地盤が整っております。地域のチームが存在し,そこが全力でバックアップすると言っております。校長先生から私が直接聞いたわけではありませんが,野球チームの方が言っておりました。渚中学校の校長先生は,顧問さえいれば私はいつでも判を押すと。あとは人材なんだと。これはもう教育委員会の采配1つで可能なことだと私は考えております。だめだという理由は後で聞かせていただきますが,可能だと思う。これはもうどうぞ私のお願いでございますが,渚中学校に野球部ができる環境をぜひとも整えてやっていただきたい,これは切に願います。これができればこそ,日本に誇られる神戸の教育と言えるんではないかと,私はこのように考えております。  過去にいただいた説明ではなく,例えば中体連への具体的な働きかけとその結果,これも私は聞きたい。あるいは別に実現できない理由があるならば,それも聞きたい。打開策があるならば,ぜひともそれを提示していただきたい。  以上,私の質問とさせていただきます。ご答弁の方よろしくお願い申し上げます。 17 ◯小川教育長 私から少しご説明させていただきます。  まず,民間人校長の導入でございますけども,これも基本的には本会議の方で私どもの考え方を説明させていただきました。消極的ではないかというお話でございます。教育をしていくときに,私ども神戸の教育の理念としまして,人は人によって人になるというような理念を掲げてございますけども,やはり教育は人でございますから,これは学校長をはじめ,教頭にしても教員にしても,それぞれやはりそれぞれの人間性といいますか,そういうようなものがかなり大きな,子供たちの影響も含めて持ってるということでございます。  そんな意味では,学校の中に多面的な経験を持った方々たちがいるということも大事でございますし,また,いろんな意味で外部からゲストティーチャーとか地域の方々にいろいろ入っていただいたりとか,そういうことしてございますけども,そういう形で,そういうような仕組みも含めて対応していくということも,もちろん私は大事なことだというように思ってございます。  それで,ただ,少し視点の置き方をどうするかというところもございまして,私どもとしては,やはり特色ある神戸の教育推進アクティブプランの話をいたしましたけれども,個々の学校がそれぞれ校長を中心に努力をしていくと,特色あるそれぞれの地域性であったりとか,子供の状況にあわせた学校づくりをしていくということも,もちろん大事でございますけれども,やはり神戸市全体として,そういうようなものが総合化された上で,全体の教育水準を高めていく,高まっていくということが大事だというように思ってございます。そういうようなことの中で,私どもとしましては,アクティブプランを中心に学校全体で取り組むと。その中で個々の学校の水準をさらにアップさせる。さらにはそういうようなものが全体的な子供教育の水準をアップさせるというような仕組みの中で,今,努力をしておるということでございます。  ですから,そんな中で,アクティブプランの中では,随分先進的な取り組みでございますとか,モデル的な取り組み,こういうようなものをやってございまして,そういうようなモデル校的な取り組みとして,拠点校26校,小・中学校合わせまして,そういうようなものを,わかる授業というものを進めていく中で,大学との連携でございますとか,そういうようなものをそこに導入しながら対応を図ってきておりますし,重点推進校というような形で指定をして,こういうふうなところから,いろんな取り組みをある意味では情報発信していく。そういうようなものを各学校がある意味では取り入れていくというような,そういう少し全体的な仕組みを考えながらやっておるということでございます。ですから,そのような中で,例えば教師と子供役といいますか,教師役と子供役というような形で分かれて,模擬授業,そういうようなものを行って,お互いに先生が批評をして授業力をアップさせようというような,授業道場というようなものの仕組みをつくって取り組んでいる学校もございます。  また,読書というのはいろんな意味で大事だというように考えておるわけでございますけれども,そういうような意欲を喚起していくというか,そういうようなことのために,例えば読書マラソンというようなことをやったり,これ読書貯金通帳ですか,そういうようなものをつくって取り組みをしたりとか,そういうような中に地域のボランティアの方々の支援といいますか,そういうようなものを得ながら,図書館の蔵書管理でありますとか,読み聞かせでありますとか,そういうようなものを導入してるというところも多うございます。  そういうような,今は1つ2つの例を言いましたけれども,さらに例えば国際的な関係で言いましたら,北区の桂木小学校というのがございますけども,これはオーストラリアの小学校と姉妹校提携を結んでございまして,ですから,今の時代ですから,お互いにインターネットを活用して,お互いの文化の紹介でございますとか,テレビを使ってテレビ交流というようなものをやっておったり,また,場合によっては,先ほどの国際交流基金を使って私どもも対応したいなと思っておるんですけども,児童・教諭がお互いに姉妹校の交流をするというような,行ったり来たりするというような,そういうことも実施をしてございますし,また,北の山田中学校というところでは,北区ですから,いろんな文化財とか,地域の芸能でありますとか,そういうようなものが随分残っております。そういうようなものを少しまとめて,山田中学校の財産というようなもの,見出しをつけて,そういうものを知ったりとか活用したりしていくというような,地域の歴史とか文化財,そういうものを大事にしていこうというような取り組み等もしておるところでございます。  そんな中で,私はそういうようないろんな取り組みが,そういうような全体の中で出てくるということが大事だというように考えてございまして,この和田中の取り組みというのは,私はそれはそれで物すごくすばらしいことだというように思ってございますし,藤原校長さんの個性といいますか,そういうものが物すごく出ていると。  それと,目標がある意味でははっきりしているといいますか,これは東京の特有――特有ではございませんけれども,当然考えていかなくちゃいけないところでございますけども,いわゆる私学に負けない新学校をつくるという,はっきりとした,ある意味では目標といいますか,そういうようなものを持たれてるのではないかなというように思ってございます。そういうような特化した取り組みの1つではないかなというように思ってございますが,先ほど来話がありますように,学力も大事ですし,子供たちのいろんなさまざまな課題に対応していくということも必要ですし,その地域性にあわせた学校の特色づくり,そういうようなものもしていく必要もあるでしょうし,やはりさまざまな多様な取り組みといいますか,そういうようなものが,私は必要なのではないかなと。先進性のある取り組みで,私どもも先進性のある取り組みをできるだけその中で入れて――工夫しながら入れてきておるつもりでございますけども,これはいろんな見方があると思います。1つの学校でそのようなことを特化的に強力にやることによって,周りに対するその影響,自分たちもいろんなことをやろうというような意味での,そういうような力といいますか,そういうようなものになってくるというところもあろうと思いますけれども,反面,これは現実のいろんな学校事情の中で,それが非常に――これは今,和田中のことを言ってるわけじゃございませんけれども,一般的な一つの傾向として,非常に反発といいますか,副作用といいますか,そういうようなものが極端に出てきているというようなケースもございます。  ですから,民間人校長が退職してしまったり,場合によったら自殺してしまったりという例だって,その中にはなきにしもあらずというようなことでございますから,やはり両面,そういうようなものはあろうかと思いますし,先ほど申しました人次第というところも,かなりあるのかなというようには思ってございますけども,私の方としましては,今申しましたように,やはり全体の神戸の教育水準を高めると,そんな中で個々の学校の力といいますか,そういうようなものを,それぞれが発揮していただくというような形で,校長のリーダーシップを持ちながら,それとまた,やはり学校でのいろんな意味での共通理解といいますか,そういうようなものがやっぱり教育進めていく上では必要なのではないかなと。教員がばらばらでは,これはいい教育はできないというように思ってございまして,そういうような観点から,今,進めておるというようにご理解をいただきたいというように思ってございます。  また,少し時間もあるようですから,補足的に本会議でのお話もさせていただきますけども,私どもも先ほど来申しておりますように,いろんな多様化する教育ニーズといいますか,そういうようなものに対応していかなくちゃいけない。また,学校の組織の活性化ですね,そういうようなものを図っていかなくてはいけないということは当然でございまして,そんな中で,先ほど来言ってますように,さまざまな経歴とか知識とか,そういうようなものを持った人材を確保していくということは,非常に大切なことだというように思ってございまして,そういうようなものの1つとして,18年度からは教員採用選考試験に社会人経験者等を対象としました特例措置選考,こういうようなものを実施しておるところでございます。  こういうような制度によりまして,現実に例えばIT関連事業に勤めておった方でございますとか,建設関係でありますとか,商事関係でございますとか,医療関係等のいろんな経歴を持った人たちが,神戸の教員として採用されているというようなこともございます。こういうような経験を1つ土台にしながら,さらに教員としての経験といろんな実績といいますか,人間関係といいますか,そういうようなものも積みながら,やはりそれぞれの学校でその能力を発揮していただくと。また,教員,大学を卒業してストレートに入ってきた人と,また,そういうような経験を持った人が少しいろんな意味で融合していくというか,そんな中で,さらに学校としてのトータルの力といいますか,そういうようなものが発揮されていったらいいなというようにも思ってございます。  こういうような方たちが,当然のことながら主任でございますとか主幹でございますとか,教頭とか校長とか,そういうような形になっていくわけでございますから,あわせ持ったそういうことが,学校の活性化とか学校運営に,さらなる力といいますか,そういうようなものが持てるようになっていったらいいなというように思ってございます。  また,この選考試験では,受験資格のうち,今現在,年齢40歳未満ということになってございますけども,これを10歳程度まで,10歳程度引き上げる,50歳未満の方でも,それは全般的にですけども採用が可能というような形にしたいというように思ってございまして,そういうような中で,より幅広く,また,場合によっては即戦力といいますか,そういうようなことになる人の人材の確保を,これも検討しておるところでございます。  先ほど来申し上げておりますように,民間人校長の取り組みというのも,周辺校にもいろんな意味での意識改革といいますか,そういうようなものを与えるといいますか,好影響の部分もあろうかというように思ってございますけども,私どもとしましては,現時点で,先ほど来言っておりますように,アクティブプランの推進,これをしっかりとやっていく。これもPDCAサイクルでやっておるわけでございますから,そういうようなものの成果をきちっと評価・検証,そういうようなものもしながら,全体としてのレベルアップ,次のステップを目指しながらやっておるわけでございますから,そのような形で取り組んでまいりたいというように思っているところでございます。  それから,中学校の部活動の関係でございますけども,教員の人事のお話もございました。教員人事は,やはり多面的な面から人事異動を考えて当然おるわけでございまして,教科の指導力でございますとか,生徒を指導していく生徒指導力でございますとか,また,部活に当たっての指導力,そういうようなもろもろを含めまして,やはり人事異動に当たっては,総合的に教員の力,そういうようなものを判断しながら,また,それぞれ教員も個性があるわけでございますから,そういうようなものも含めまして,各学校の必要な能力といいますか,そういうような方を,できるだけその学校の実情に合わせて,学校の円滑な運営が――これもいろんな人材配置の中でトータルとしてやはり円滑な運営ができるように,そういうようなことも考えながら人事異動を行っておるところでございます。  教員の部活動の顧問歴といいますか,そのようなものにも,これはできるだけ配慮をさせていただきながらやっておるつもりでもございます。ただ,現実問題として,多数の先生の人事異動といいますか,そういうようなことでございますから,例えば1つの学校に同じクラブ種目の経験がある先生が,場合によっては配置されるようなこともあろうかと思いますし,逆にその経験者がいないと,特に学校の子供が少ない学校につきましては,やはりそういうような傾向がそこで出てくるというようなこと等もございますが,その辺につきましても,できるだけこれは配慮をしながらやってきておるつもりでございますし,今後ともそういうようなつもりでやっていきたいというように思ってございます。  先生からいろんなところで話をしてるから,余り同じような話聞きたくないみたいなお話もございましたけれども,少しその辺のところも改めて丁寧に説明させていただきますけれども,そういうような中で,教員だけの人事異動といいますか,そういうようなものではなかなか対応がしにくい部分も,難しいケースもやはり随分多くなっておるわけでございます。これは先生の数もありますし,先ほど申しました経験といいますか,そういうような点からもいろいろあるわけでございまして,そういうような意味で外部指導員制度,そういうようなものを私どもも積極的に導入をしてきたわけでございます。今のお話のように,どう言うんでしょうか,部活の専門的な力,その協議種目についての力を持っていない,やはりほかに先生がおられるようなところ等につきまして,外部指導員を積極的に入れさせていただくと。その中で技術的な指導でありますとか,そういうようなものを特にやっていただく。これは制度上やはり教員の方を補佐していただくというような形にならざるを得ないわけでございますけれども,そういうようなことで外部指導員を入れてきておるわけでございます。  これはもう平成10年度から実施をしてきておるわけでございまして,特に平成18年度からは,外部指導員のそういうようなモデル事業といいますか,そういうようなものとして,市の大会におきましては,審判でありますとか引率,そういうようなものもできますよというような形にいたしました。また,部活動の範囲も拡大して,指導回数,そういうようなものも大幅に増加をさせたところでございまして,平成19年度は,中学校83校中72校に155人の方をお願いしておるということで,随分円滑な部活動といいますか,そういうようなものに協力をいただいておるということでもございます。  ただ,これもご存じのように,この近畿大会とか全国大会では外部指導員の引率は認められているんですけれども,県大会については,これはそれぞれの地区に分かれてございまして,各地区のいろんな事情といいますか,そういうようなものもあるようでございますけども,そのような中で,今,引率が認められていないというのが現状でございまして,この辺につきましては,各地区の事情もございますけれども,私どもの事情等もいろいろ説明しながら,県中体連に要望もしてきておるところでございますし,さらに要望していきたいというように思っておるところでございます。  また,これも1つの工夫でございますけれども,希望する部活動が,進学して中学校にない場合がもちろんあるわけでございまして,この点につきましては,現在は個人種目でございますけども,これは卓球とか柔道とか剣道,体操等々の8種目ほどの個人種目でございますけども,この個人種目につきましては,拠点校をつくりまして,拠点校部活動ということで,これも新たに実施をしてきたところでございまして,これ19年度は,これも拡大してきまして,22校で実施をしてございまして,参加人数も年々ふえてございます。現在140――失礼,110数名ということでございます。こういうような中から,例えば体操競技とか水泳競技というようなことで,全国大会にも出場するというような力をつけているという子供も出てきておるわけでございまして,そういうような実績は少し出てきておるのかなというようにも思ってございます。  この拠点校部活動の運営をするということになりますと,当然施設的にそれなりのちゃんとしたものを持った学校施設ということにもなりますし,また,やはりその学校に専門的指導力の強いといいますか,経験の豊富な,そういうような先生がおるわけでございまして,そういうような顧問の配置につきましても,そういうようなことも考慮しながら進めておるところでございます。ですから,この外部指導員は,少し試行的にもやってきたわけでございますけれども,有効な方法だなというように私どもも考えてございまして,この拡充を図っていきたいなと,集団種目につきましても,これはバスケット部あたりからというふうに思ってるんですけども,これはバスケットは5人で1チーム編成できますから,やはり少人数のところから出発しなければ,なかなか人が難しいというようなこともございますので,そういうようなことも考えながら,さらにはこういうところに外部指導員も少し重点的に配置していくとか,そういうようなことの工夫もしながら対応していきたいというように思ってございます。  先生からお話がございましたように,生徒数の減少でございますとか,それに伴う教員の減少,また,当然のことながら,それが部活動の数の減少ということにつながっておるわけでございまして,そういうような意味では,部活動を取り巻く環境というのが必ずしもいいことでなくして,悪い循環といいますか,少しそういう循環傾向があるわけでございますけども,この中でも先ほど言いましたいろんな工夫といいますか,そういうようなものをしながら,子供たちのできるだけ希望に沿った取り組みを進めていきたいというように思ってございますし,これも先日ちょっとお話ございましたけども,学校のほとんどが,今の状況の中で子供たちの数が減少傾向ということでございますけども,子供たちの数がふえる学校ももちろんあるわけでございます。そういうような,まず小さな学校から大きな学校になっていく段階では,やはり小さなクラブでも成立できるような,少人数の,対応できるようなクラブといいますか,そういうようなものから出発していっておるわけでございますから,大きくなっていけば,またそれは――そういうことを待つんかというお話ございましたけども,そういうような対応とか,そういうようなことなんかも,これはいろんな子供たちの状況でありますとか,地域の皆さんの意向でありますとか,そういうようなこと等もいろいろ相談しながら考えていくというようなこともあろうかと思ってございますので,それは個々の学校状況といいますか,そういうようなものも加味しながら,やはり対応していく必要があるんではないかなというように思ってございます。
     決定的ななかなか方法というのがございませんで,私どもも苦労をしてございますし,十分なご意向に沿えたような形になってないわけではありますけれども,人的な面でありますとか,施設の面でありますとか,外部のそういうような力をかりるとか,そういうようなこと等も含めながら,できるだけそういうような子供たちの希望に沿ったような対応を図ってまいりたいというふうに思ってございます。  それから,兵庫区北部の関係でございますが,これもコメントがあったらという話でございました。これは私,地域の方,保護者の代表の方から,要望書も持ってきていただいて,随分いろいろ話をさせていただきました。要望の内容につきましては,特に通学路の安全確保,また,神戸1番の学校という話がございましたけども,新築校舎の設備の充実でありますとか,教職員の配置,そういうようなものについての今回は要望でございました。また,跡地の利用等につきましては,また,地域として活動拠点といいますか,そのようなものも当然のことながら機能的に確保できないかというようなお話等もございまして,そんなところにつきましては,地域の中でもいろいろ議論もし,地域の中で協議会つくってございますので,そんな中で少し議論もしていただいておりますし,そういうような希望も少しまとめながら,また,お話を聞く機会といいますか,そのようなものを設けながら,私ども内部でもよく検討しながら,それのすり合わせといいますか,そういうようなものを図りながら対応していきたいというように思ってございます。いい学校をつくりたいと思ってございます。  以上でございます。 18 ◯洲脇教育委員会事務局参与 私の方から,神戸の特色のある教育についてお答えさせていただきます。  ご承知のように,平成15年から特色ある神戸の教育推進アクティブプランをつくりまして,毎年見直しをしてきたわけでございます。その中でいろいろ育ってきてる部分もあると思うんですね。いろいろなもの育ってきてる部分もあると思います。例えばわかる授業・楽しい学校では,家庭や地域・大学等との連携で,先ほど教育長が申し上げました学力や学習意欲の向上を目指しました分かる授業推進プランの計画が行われました。また,震災の体験・教訓を踏まえました,命の大切さ,とうとさ,助け合いの大切さなど,心の教育にも重点を置いた防災教育であるとか,それから,企業,あるいは事業者等との連携・協力のもとに,子供たちの職業観,勤労観を養っていくキャリア教育。また,家庭や地域・学校の連携では,全小・中学校ですね,年間2日以上授業公開をやってございますし,その機会にアンケートなんかも――保護者アンケートなんかもとってございます。そういった活動を展開しておりまして,これらが先進的な実施であると思ってございます。  分かる授業推進プランでございますけども,新しい指導要領ができるわけでございますけども,私どもの考え方が,基礎的,基本的な知識・技能の習得,そしてその知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力,判断力,表現力,それから学習意欲と,学力に要素を新しく明示をしたと思ってるわけでございますけども,この点,我々の分かる授業推進プランでは,学力と学習意欲,それを同時に高めていく必要があるということで,ある意味では,国の考え方を先取りしたんじゃないかと思ってございますし,その方法もPDCAサイクルで実態把握をして改善計画を立て実践し,点検・評価して改善に資すると,そういうことですね,教育課程の中でもやっていこうということでございます。  それから,この間,さまざまな教材をつくってまいりました。それは言語活動の充実という点で,「ことばひろがる よみときブック」をつくりまして,ことしは5年生,6年生で使ってございます。活動力を高めるとか,言葉の大切,興味・関心を引き出すとか,多様な分野の題材をそろえてございまして,これは全国的にも注目をされてるということでございまして,今年度は3年生,4年生を開発をしてございます。  それから,あわせまして,中学校では言語力に関しまして,選択国語のテキスト,そういったものを開発しながら,それらを有効に授業に使っていこうということでございます。  それから,理数教育でございますけども,算数・数学の分野で,これも教員向けに重点指導事項集,これは児童・生徒のつまずきやすい箇所ですね,あるいは定着させておかねばならないような事項をまとめた重点指導事項集,そういったものを作成をしたり,それから算数ダッシュであるとか,今,全国学力学習状況調査の結果を踏まえまして,算数エースの開発をしてございます。  それから,学力が定着するように,より定着するようなものを目指したり,あるいは活用力を高めようと,そういうたぐいの教材を開発をしております。算数・数学につきましては,繰り返し学習,スパイラル学習で学力定着を図っていく必要があるんじゃないかと考えてございますし,また,理科の分野では,小学校での理科実験ガイドブックであるとか,中学校では実験カードを使いまして,理科の基本となる観察・実験を充実させていこうというような試みもやってございます。  また,大学との連携も広範囲に進んでおりまして,スクールサポーター制度については24大学と,今,協定を結んでやってございますし,また,わかる授業なんか大学の教員がかかわって,その事業の改善等を取り組もうと,そういうこともやってございます。  また,小学校の英語教育の問題でございますけども,英語活動を推進する中核教員というのを養っていく必要がある,養成する必要があるわけでございます。これにつきましては,来年度から神戸市の外大と連携・協力をして養成をしていこうと,こんなふうにも考えておるところでございますし,今そういった点で,地味ではあるかもしれませんけども,重点的に取り組みを進めていってると。平均点は割合高いんではないかと考えておりますけども。  今後,特色のある神戸の教育を進めていくということでございますけども,今まで伸びてきてるといいますか,今の実践で成果が上がってきたものをさらに伸ばしていくというのが第1点だろうと思いますし,それから,やはり先を見通して,重点的な取り組みを行っていく必要がある分野もございますので,今まで以上に特色ある教育課程の編成,充実した教育課程の編成であるとか,先見性を持った教育活動,これらを考えていく必要があるんじゃないかと思ってございます。  以上でございます。 19 ◯黒住教育委員会事務局社会教育部長 それでは,学校支援地域本部につきましてご説明させていただきたいと思います。(発言する者あり)  いや,学校支援地域本部ですね……(発言する者あり)  それでは,先ほどお話ございましたように,地域の教育力を向上させる,そしてまた地域全体で学校教育を支援するということで,教員の勤務負担を軽減させるというふうなことで,全国で1,800カ所,中学校単位に学校と地域の連携体制を構築するということで,この学校支援地域本部事業というものが予算化をされてございます。この点につきまして,神戸市の現状ということで,地域と学校の連携の実績のことを少し見てみますと,今,家庭と地域社会の連携を深めて,地域とともに歩む学校園づくりというようなことを重点目標の1つに今現在もしております。それで,例えば具体的に学校の支援という点で見ますと,先ほどからお話ございましたけども,例えば総合的な学習の時間でゲストティーチャーの支援を受ける,あるいは小学校の英語活動での学習補助を受ける,あるいは読書活動の支援とか,それから特に,今,小学校の方で地域の方に大変お世話になってますけども,登下校での見守り活動というふうなことでやってございます。それからまた,部活動では,先ほどの外部指導員というふうな制度でございます。  それからまた,2つ目に,地域の行事での交流という意味では,例えば防災福祉コミュニティと連携して防災訓練に……(「やるのかやらないのか教えてほしい。その制度に手を挙げるのか,挙げないのか。」の声あり)  これにつきましては,1,800カ所ということで,各市町村で1カ所程度できる,そういう今回予算が計上されているわけでございますけども,実際に今少し申し始めましたけども,今,地域住民の協力をいただいてるものもございますけども,片方では地域を越えたグループでいろいろご支援をいただいてるというふうなことで,必ずしも身近な地域の支援にとどまらない支援,特に,例えば大学でありますとか,あるいは一定の専門性を持った,皆さんにも支援をいただいてるというふうなことがございます。今,今回の地域支援本部の趣旨というのは,先生がおっしゃったように,地域の教育力の回復,向上ということとあわせて,学校,教員の負担軽減,この2つを目指すというふうな趣旨がございますので,実際に今,地域と学校のいろんなかかわりが,個別的にはいろんな形で支援を今いただいてますので,そういうものについて少し課題整理をして,その上でそれを踏まえながら,今回の総合的な支援の仕組みということで,非常に効果的な仕組みになるべく検討し,場合によってはモデル実施的なものを検討していきたいというふうに今考えてございます。ただ,今,来年度予算には計上しておりませんし,少しそういう検討を踏まえてモデル実施に向けた検討をしていくということで今考えてございます。(「やるのかやらないのかを……。3月31日までに……。」の声あり)  今は予定はしてございません。(「やらない……。」の声あり)  はい。 20 ◯分科員(橋本 健) ちょっと一番新しいところで,その予算には計上してないからやらないと。これそもそも文部科学省言い出したのがもう2月の話ですので,それはどこも多分予算計上されてないと思いますね,全国的に見て。これだけ私は神戸の特色ある,特色あるとずっと言ってきて,例えばもうじゃあこれがもう,別にこんなことはしなくても神戸であるよと,今ご説明だと私はそうとらえたんですが,別にここに手を挙げなくても類似した形は既に整ってるということを聞いたんですが,いや,私が聞いてるのはそうじゃなくて,わかりやすく端的に,文部科学省はやると言った,神戸市はそこに手を挙げるのかと,先ほど言ったように,各地方自治体1校ぐらい分の配分があるわけですね,1,800といったら。挙げないのかと。  例えば,僕ら市民というのはニュースで見るわけですね,和田中がモデルになって全国1,800カ所で手挙げ方式でやる。神戸やるのか,やりません,これは僕が先ほど一番最初に言った――内容は別です,教育という本来の意味は別ですから,その行政として,教育を掲げる行政として,これはやはり積極的でないような気がしてならない。消極的とまでは言わないですよ,積極的。和田中がやった,モデルになる,神戸もやろう,超えようとか,彼らよりもっとすごいモデルをつくって,次年度はそのモデル施行1,800校の中で神戸がモデルになって,さらに予算がついて,こういう仕組みを入れると。私はこれを求めとるわけです,教育委員会に,私は。その手法が,一例として私は民間人校長とか使えばやりやすいんじゃないかと。あるいは先ほど言ったように,京都市みたいに,教育長のすごい強力なリーダーシップでやっても構わない,私はそれを問うとうわけです,現状の説明は求めてません。それだけ,それがまず1点と。  もう1度,だから,それでもまだやっぱり予算を組み直す気はないのか,ちょっと難しい話になるでしょうけども,神戸としてはそれでいいのか,そこの話をちょっと1点伺いたいなと思います。  ちょっとまた最初に戻って,民間人校長の話ですが,それ私も今も言ったように,必ずしも民間人校長である必要はないと私も考えてます。とにかく,ただ,斬新なことといいましょうか,今までやってないことというのは,やっぱり民間人がやりやすい――やりやすいというかやるわけです。先ほど社会人経験の教員を採用して,それは積極的に取り組んで,これはすごい私評価します。実際社会人経験されて,しかも50歳まで年齢引き上げたことによって,本当の社会経験を積んだ方,中途半端な職業体験ではなくて,本来しっかりと専門性を持った,知識や経験を持った方が教壇に立たれるというのは非常にいいと思いますが,やっぱり私の今回テーマが校長なんです,私の中では。やっぱりトップが変える,システムを変える。社会経験がある人間が現場で教える,これは非常にいいことだけども,それというのは,実は本当の教育の部分しか変わらないんです。対生徒と接する部分でよく変わると思います。ほかの先生にはできない指導ができると思いますが,システム自体を変えようと思えば,やっぱりトップが変わらんと絶対無理だと私は考えてるんですね。だから,それだけリーダーシップを持った,先ほど言ったように,今の校長先生でも構わない,今の教員でも構わないんです。私がもしさせていただけるなら,神戸市,あるいは市内の公立小・中学校の現役の教員に,年齢は問わない,30歳,40歳でも構わない,校長に立候補さすとか,もうだれにも負けない意欲を持っとう先生って絶対おるはずなんです。これ民間人に負けない多分能力を持ってると思います。そういう方を校長に据えて好きにやらす,裁量権を与えてあげるんです。とか,いっぱい取り組む方法はあると思うんですが,そういうことを取り組まれるのかどうか。  先ほど,特色ある教育の話を非常に聞かせてもらって,これは全部いいことやと思います。やっていただいてること。これはどんどん伸ばしていただきたいと思いますが,ただ,ただというのは私が,これは先ほど言った私の80%の教育の部分で非常にいいと思う。対生徒に本当の意味の教育としてはいいんだと思います。20%の部分では弱いんですね,この神戸の教育ブランドとして。  例えば,京都が何でこれだけ注目されるかといったら,やっぱりわかりやすい結果を出すわけです。わかりやすい結果。市立堀川高校で国立大学合格した人20倍にして,京都大学現役トップ合格1位にしてとか,あるいは,藤原先生の場合,これだけ,もうニュースになるぐらいのことをやっておられる,こういう施策をこれは1つちょっと神戸市として考えていただけないか。これはもう要望にとどめておきます。  この民間人校長をはじめというところか,これ制度のところですので,一議員がやいやい言うても仕方がございません。これはもうあくまで要望というか提案というか,あるいは今後どのような動きをするか見させていただきたいんですが,クラブ活動はやっぱり私まだ納得がいかない。先ほども言いましたように,説明はすごいわかる。わかる。  じゃあちょっとここで1つ視点を変えて質問をさせていただきたいんですが,昨年度,この4月から赴任されるで構わないんですが,中学校の教員何名採用されたのか,何名採用されたか。その中で野球を教えれる人間はいるのか。あるいは,それがわからないというのであれば,教員採用時に野球を指導できる教員と問いを投げてないのかどうか,あるいはバスケットを教えれるか,ちょっとそれを伺いたいと思います。 21 ◯小川教育長 学校地域支援本部の関係でございますけれども,今,社会教育部長からも説明しましたように,学校の中でいろんな外部の力,皆さん方の力をかりて,さまざまな取り組みがされておるわけでございます。そういうような中で,私ども特に学校をできるだけ地域の方々に利用していただこうというようなところから出発して,学校開放の……(「やるかやらんかだけで。」の声あり)  まあ少し説明させてください。学校開放施設委員会とか,そういうようなものをつくったりとか,例えば総合型地域スポーツクラブで,子供たちにそういうようなスポーツを楽しむ力をつけるというようなことでありますとか,文化的な意味では,学びの広場といいますか,そういうようなものを学校の中につくって地域の方々に来ていただくとか。今,また新しく放課後子ども教室というような取り組みが始まってございますけども,この辺すべて地域の方々が中心になって活動をいただいているというようなことでございます。ですから,いろんな形で学校にそういうような組織もつくりながらやってきてるわけでございまして,ですから,私どももある意味では少し長期的に考えますと,こういうような多くの組織,地域の皆さんにつくっていただいてる組織みたいなものを,少し方向性を持って全体として対応していけるような,そういうような仕組みづくりみたいなものは,よく考えていかなくちゃいけないなというようにも思ってございます。  そういうような中で,学校地域支援本部というのは,ある意味ではそういうようなことを総合的にとらまえてということだろうというように思ってございます。1次の締め切りは3月末ということでございますが,今後,1次,2次というような形で,そういうような募集といいますか,そういうようなものもあるようでございますから,そういうようなことを含めましてよく検討しながら,モデル的な実施,そういうようなものについて考えていきたいというように思ってございます。 22 ◯岡教育委員会事務局総務部長 教員の採用で部活動の関係でお尋ねでございました。  20年度に――済みません,20年,この4月に採用予定してございます中学校の教員の数でございます,84名でございます。部活動につきましては,それぞれ部活動の――いわゆる本人の部活動歴は把握してございます。ただ,済みません,今ここで野球が何人というの,ちょっと把握,数字を持ち合わせてございません。  以上でございます。 23 ◯分科員(橋本 健) まさに私が言いたかったのは,ここ,84名も新規採用したんです,私知ってたんです。たくさん今回教員を採用したというのを。なぜ採用試験の面接で,あなた野球教えれますかと,ないんだろうかと。私はこれだけつくりたいクラブがあって,できない現状があって,先生がいないってわかっておったら,私が採用する側だったら,これはもう教科を教えることに匹敵するぐらい重要なポジションで,これは選考過程に入れますよ,ポイントに。それを把握されずに,ぽこっと部活動歴だけは見て,そんなの履歴書見たらわかるでしょう,それは部活動歴というところを見りゃわかるでしょう。ただ,それをわかって採用することも可能なわけですよ。まして人事権なんて採用権を神戸市が持ってるわけですから,県じゃなくて。できる。そういう努力はなぜできないのか,あるいは今後できるなら,ぜひともそれはやっていただきたいですし,配置することは可能だと思います。  もちろん総合的な判断があるでしょう。例えば科目の指導力だとか,性格,人物像,人物性,あると思いますが,私はそれも伴う,野球も教えれる。例えばですよ,あくまで野球を例に挙げてますが,野球も教える人物が多くいた受験者の中にもきっといたと思います。いなかったというご答弁があれば,それはそうなのかもしれないけれども,きっといると思います。現実問題,私,中学校のときを振り返ると,あの先生野球しか能ないなという先生ようさんいましたよ。勉強も大して上手に教えれへん,僕の方が英語よくできる,橋本君,むっちゃ賢いなと言われながら,いや,先生むっちゃ野球うまいですね,それだけの会話しとった。おったということは,採用の基準で重視したんだと僕は今考えたわけですよ,そのときにこの話を。あの先生は野球がすごい教えれるから,すごいその才能が買われて採用されたんだなとか思ったんだけども,そういうことというのをやっていると市民は納得しますよ,きっと。今回これだけ野球が教えれる人間ぼんっとふやした,だから配置しますよとか。これはぜひとも努力していただきたいし,一刻も早く,僕は今回渚中学校,渚中学校でいいですけども,野球部はつくっていただきたいと思いますし,もしここで,私は本当はここでご答弁もいただけると思って来てるんですよ。もう教育長がリーダーなんですから,市長の許可なんか要らないんだから。  私は今回,本会議で市長の感想も求めたんです。でも当局に言われました,教育委員会は別なんだと。だからあえて僕,市長の感想と聞いたんですけど,やっぱりだめでした。教育に関しては教育長の――すべて執行力があると。だから本当は,きょうここですごいいい答えがいただけるんではないかと期待して来てるんですが,やっぱりだめですかね。もう1度ご決断いただきたい。もし無理なら無理でも,検討するという答えでも構いませんが,再度いただけるとありがたいです。 24 ◯小川教育長 1点目の採用に当たっての活動歴といいますか,そういうようなものをしんしゃくしてるのかということですけども,これは採用に当たりましても,その方が例えば特別な資格でありますとか免許でありますとか,また技量,能力といいますか,そういうようなものを持ってるかどうかということなんかは,そういうような書類等でも確認するようになってるわけですね。スポーツの活動歴なんかも入ってる。そのようなものも入れてございます。そういうようなものも少し総合的に考えながら採用を決めておるわけでございまして,ですから,そういうようなことも考慮に入れておくということでございます。そういうようなことも少し参考にしながら,いろんな配置についても考えていくわけでございますけども。  ただ,部活動ということになりますと,新しい先生が入ってきて,やっぱりそこの学校でこれをやるというようなことから出発していくといいますか,そういうようなケースが多いのは,これは事実でございます。過去にそういうようなものをやっていたから,その学校に行って,それに関連するような部活を持ちたいということもありますけども,全体の中では,かなり新しくといいますか,一から取り組むと言ったらおかしいですけども,入ったときにはやはりそういうふうなケースが多いんではないかと。数が多くなればなるほど,やはりそういうようなことになるのかなというような気はしておりますけども,そういうような配慮もしながら対応はしてまいりたいというように思ってございます。  具体的なお話につきましては,先ほど言いましたように,もろもろの学校の状況でございますとか,どう言いましょうか,子供たちがおり,地域の方々がおり,現在の部活動をやっている中でのいろんな制約とか,そういうようなものなんかもいろいろあるわけでございますから,先ほど来申しておりますように,そういうようなことを総合的に考えながら,状況も見ながら対応をしたいというようには思ってございます。  以上です。 25 ◯分科員(橋本 健) まだ100%もちろん納得できるわけではございませんが,先ほど言ったように,アクティブプランにも合同部活動であったりとか拠点方式掲げられてるわけです。これでも構わない,事実地元はそれで構わないと言ってるんです,これは否定されてますけど,拒否されてますけど,それで構わないと言ってる。それでもいいから,ぜひとも取り組んでやっていただきたいし,教員が配置できる状況ができれば即座に配置して,部活動をつくってあげてください。あそこはもう数減りません,ふえる一方です,間違いなくふえる一方です。小学校みんなわかるんだから。私はもうこの点に関しては,きょうできますというお答えいただけないのですから,行きますよ,しつこく,日参させていただきます。  京都市門川大作さんの言葉,教育長から市長になられましたけれども,迷ったときは困難な道を選ぼう,迷ったときは困難な道,ぜひともこれ,神戸市におかれましてもなるだけ困難な道を通って,大きな成果を得ていただきたいと思います。学ぶの語源は「まねぶ」と聞きました,最近聞きましたけど,他都市もまねしてください。そして超えて,まねされるような教育を神戸がリードしていただきたいなと思います。  本日はどうもありがとうございました。 26 ◯主査(芦田賀津美) 委員の皆様に申し上げます。  午前中の審査はこの程度にとどめ,この際,暫時休憩いたします。  午後は1時20分から再開いたします。   (午後0時18分休憩)   (午後1時23分再開) 27 ◯主査(芦田賀津美) ただいまから予算特別委員会第1分科会を再開いたします。  午前中に引き続き,教育委員会に対する質疑を続行いたします。  それでは,大寺委員,よろしくお願いします。 28 ◯分科員(大寺まり子) では,大寺が質問させていただきます。  まず初めに,子供たちの作文能力の向上についてお伺いいたします。  神戸市では,平成18年度から,特色ある神戸の教育推進アクティブプランに基づいて,子供たちの基礎,基本の学習を定着させるため,わかる授業の推進に取り組み,20年度も継続して実施していくと聞いております。  わかる授業の推進の重要な目的の1つである,子供たちのみずから学び考える力の育成を図るためには,相手の意見を聞く,読んで理解する,自分の意見を言う,書く,このことを通じて考える力をつけるなど,人とコミュニケーションするための基礎となる読み書き能力を高めることが必要ではないかと思います。  教育委員会としては,現在,新たな教材を開発して,読解力育成に注力されているところですけれども,手紙を書くなど,読み書きの書く部分を,すなわち子供たちの作文能力の向上についても推進していく必要があると考えますが,いかがでしょうか。  また,このように子供たち自身の意見や考えを文章化し,家族や地域の方に手紙などの形で読んでいただくことで,周囲の人の理解を得たり,コミュニケーションを確立するなど,自分で考える力やいじめにも負けない心を育てることができるのではないかと考えますが,教育長のご見解をお伺いいたします。  2番目に,地域ぐるみの学校安全対策についてお伺いいたします。  ここ数年,全国各地で登下校時などに子供たちが犠牲となるような悲しい事件が多発しています。現在のところ,神戸市内で発生していませんが,ひょうご防災ネットでは頻繁に不審者情報が配信されています。子供たちが安心して登下校し楽しく学校生活を送るためには,学校安全を確保する施策が不可欠です。神戸市では文部科学省からの委託事業である,地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業を実施しているほか,市独自事業としても,小学校の通学安全対策,子ども見守り活動隊への支援事業を展開しています。両事業とも地域の方々と連携・協力して行う事業であり,実際,参加者や登録者も多くの数に上っています。あの黄色い安全パトロールのステッカーがついた自転車がまちを走っていると安心します。こうした事業は,息の長い取り組みが必要だと思います。今後,文部科学省からの委託がいつまで続くかわからない状況の中で,どのように継続していかれるのか,教育長のお考えをお伺いしたいと思います。  3番目に,教育相談体制について伺います。  いじめ問題や不登校の子供たちに対応するための方策の1つとして,神戸市ではスクールカウンセラーを全中学校に拠点配置していましたけれども,20年度から小学校にも拡大配置されることになり,より充実したサポートになると期待しています。また,新たに北神教育相談所が設置され,学校復帰に向けての支援が手厚くなると聞いています。こうした取り組みは,臨床心理士や教員OBの方による子供たちのサポートであり,一定の効果が期待できるものと考えておりますが,より効果的に運用するために,民間や地域の力を積極的に活用してはいかがかと思います。  学校に対して拒否反応を示している子供たちにとって,話し相手になってもらえるとか,心を開けるような人がいるとかいうことは,とっても大切なことだと思います。教育委員会は,そのようなチャンネルを1つでも多く設定することで,また,こういう子供たちを助けていくことができるのではないかなと思っております。  例えば,学校に協力的なフリースクールなどとの連携によりまして,子供たちの支援を充実させることが有効ではないかなと考えております。ご見解をお伺いいたします。  午前中にも出ておりましたが,兵庫区北部西統合小学校の整備について伺います。  通学路という問題ではなくて,跡地利用についてちょっとお伺いしたいと思います。  今回の統合は,単学級のため入学しても1度もクラスがえすることなく卒業してしまうといった状況が解消されて,子供たちが適切な学習環境のもとに小学校生活が送れるなどとメリットも多いと思います。でも,4校が統合することによって,最終的には現在の東山小学校以外の学校は教育施設としての機能を失ってしまいます。これによって地域の方々は,何かあったらどこへ避難したらええのとか,子供たちや私たちが運動する場は,このままなくなってしまうのかなとか,不安の声を多く聞きます。午前中にも出て,何回もでございますが,学校跡地活用については,地域の方々と一緒に入念にご検討いただく必要があると思うんですが,もしも教育長のご見解があればお伺いしたいと思います。  次に,国際交流支援について伺います。  平成18年度,篤志者からの寄附金を主な財源として,子ども交流支援基金が設立されました。20年度予算においては,シアトル市との派遣受け入れや,姉妹校同士の交流に活用されるとのこと,有効に基金が使われるのではないかなと期待しています。  一方,海外から神戸市へ訪問される際,神戸市の小・中学校と交流を望まれてるというか,希望されてることが多いと伺っております。こうした要望は突発的なケースが多くて,小・中学校にとっては,金銭面でも負担になることがあるかもしれません。ですが,せっかくの国際交流の機会ですので,ぜひこの基金を活用して,積極的な交流を図っていくべきだと考えます。ご見解をお伺いいたします。  次に,マラソンを核とする健康を楽しむまちづくりについてお伺いします。  平成13年から神戸全日本女子ハーフマラソンが開催されており,20年度予算においては,マラソンを核とする健康を楽しむまちづくりとして,ハーフマラソンに対する市補助金が2,700万円,それ以外に50万円がランニングイベントの経費として計上されています。  先日,東京で行われた東京マラソン2008は,市民参加型の大規模マラソンで,東京の一大イベントになっています。また,連動企画として,東京大マラソン祭りが開催されており,コース沿道では,地元の方々による応援イベントが展開されていました。こうしたイベントは,マラソンを盛り上げるだけではなくて,今までマラソンに無関心だった方々にも,ランニングやそのほかのスポーツに興味を持っていただける,よいきっかけになるのではないかと思います。今回の本市のランニングイベントは,50万円と,ちょっと金額は余り多くありませんが,東京マラソンのように市民が参加し,市民がスポーツを楽しむよい契機となるような仕組みづくりが必要だと考えます。ご見解をお伺いいたします。  次に,学校園の環境学習についてお伺いします。  皆さんご存じのとおり,ことし5月には,神戸でG8環境大臣会合が開催されます。この神戸会合では,主に地球温暖化,生物多様性,3Rの3つのテーマに焦点を当てて意見交換がなされる予定です。神戸市においても地球環境,地球温暖化をはじめとする今後の環境対策に大きな弾みをつけると期待しています。将来を担う子供たちが環境問題に関心を持ち,正しい理解を深め,みずから考え,責任を持って環境を守るための行動がとれる態度を育成することは,とっても非常に重要な教育であると思います。  そこで,これまでに各学校園で子供たちに対してどのような環境学習を展開されてきたのでしょうか。また,京都議定書で目標とされたCO2の6%削減,先ほど第2次行動計画で4%削減と伺いましたけれども,これを達成するために,各学校園ではどのような取り組みを行っておられるのかを伺いたいと思います。  最後に,段野理事も先ほど聞かれておりましたけれども,学校園の耐震化についてお伺いいたします。  耐震化工事では,先ほどもございましたけれども,補強工事にあわせてトイレ改修や外壁の補修,改築を行う学校では,エレベーターの設置などの工事が行われておりますが,いまだプールのない学校や体育館のない学校があります。こうした未整備の施設の設置を,大規模な耐震化工事の際に実施することは有意義であると考えます。いかがでしょうか。  また,新学習指導要領改訂案では,武道とダンスが男女ともに必須化されることになっておりますよね――失礼しました,耐震化工事に伴い,武道館の整備も視野に入れて検討すべきではないかと考えますけれども,ご見解をお伺いいたします。  以上,ちょっと8項目と多いですが,どうぞよろしくお願いします。 29 ◯小川教育長 私から幾つかお答えさせていただきます。  まず,子供の書く力の向上ということでございますけれども,この点につきましては,私どもも書く力と――作文能力でございますけれども,これは読む力とともにすべての学習の基礎となります大切な力の1つだというようにもちろん考えてございます。  今回の中央教育審議会の新しい学習指導要領の改善に向けての答申の中におきましても,発達段階に応じて,記録でありますとか,要約,説明,論述といった言語活動を行う能力を培うことの必要性が特に述べられておるところでございます。書く力の育成といいますのは,思考力とか判断力,表現力,そういうようなものの向上につながるものと考えてございまして,ご指摘のように,子供たちが自分の意見でございますとか,考え,そういうようなものを文章にあらわすということは,物事をじっくりと考えて,また,自分の考えを整理したりしながら,ある意味では自己の確立といいますか,そういうようなものを促していくための効果的な学習活動であるというようにも考えてございますし,他者といいますか人間関係コミュニケーションをとるための,それこそ基礎的な力を育てる学習として大切にしていただくというように考えてございます。  というのも,神戸市の学力定着度調査でございますとか,全国的に4月に全国の学力学習状況調査,そういうようなものがされたわけでございますけれども,この中でも,やはり全国と同様,神戸の子供たちにも記述式の問題にやはり課題が見られるということでございまして,このような状況から,読んで考えて書くというような活動の充実が重要であると考えてございます。これは全教科を通してやはり培っていくことは大切であるというように考えてございます。  そのような中で,例えば昨年度つくりました小学校の「ことばひろがる よみときブック」におきましても,これは子供たちがいろんなテーマといいますか,興味・関心を呼ぶようなそういうようなテーマの中の文章を読んで,内容を読み取って,それで自分で考えて,自分の言葉で書きまとめるというようなことを意図いたしまして編集をしてございまして,今これを活用しておるところでございます。こういうような中でも,書く力の伸長を願っておるということでございます。  また,各学校では,書く力を高めるためのさまざまな取り組みを進めておるところでございまして,例えば,国語科では小学校の低学年から漢字の読み書きをはじめといたしました基礎的な書く力の育成を図りますとあわせまして,伝える相手を意識させながら,日記でありますとか,手紙文,説明文,感想文,意見文,そういうようなものの書くことの指導を発達段階に応じて行っておるということでございます。  また,自分の意見でございますとか考えを作文にして周りの人たちに伝えるということで,コミュニケーションを確立させるような学習活動というのも随分やってございまして,例えば,地域で学習したことをまとめた新聞をつくるというようなことでありますとか,ゲストティーチャーでございますとかトライやる・ウィーク,そういうようなものの受け入れ先がありますけれども,そういうようなところへのお礼状を出すという活動でありますとか,運動会とか音楽会など,いろんな行事がありますけども,そういうような中で,地域の方々の招待といいますか,そういうようなものの招待状を書くとか,また,まとまった形では,自然学校とか修学旅行,そういう活動がございますけども,そういうような活動の先から家族とか知人へ手紙を書くとか,そういうようないろんなシチュエーションに応じたといいますか,そういうようなことの中で,そういうような活動も随分取り組んでおるところでございます。  さらには,神戸には小学校教育研究会でございますとか,中学校教育研究会というのがありますけども,先生方の集まりでございますけども,そういうようなものが中心になりまして,各学校から児童・生徒の作文を募集したり,それから児童文集「はぐるま」というのがありますけども,そういうようなものでございますとか,生徒の作文集「花時計」というようなものがございますけども,そんなものを編集をしてございます。  また,読書感想文コンクールでございますとか,中学生につきましては主張大会――中学生の主張大会というようなものを実施しながら,自分の考えを整理しながら,そういう中で書く力を高めていこうというような取り組みをしておるところでございます。  特に,今の社会というのは,情報化社会の中で,携帯とかメールとか,そのような随分簡略されたコミュニケーションツールといいますか,そういうようなものが随分大きくなってございますし,大きなウエートを占めるといいますか,子供たちの時間の中でも,結構大きなそういうようなウエートを占めるというような状況が出てきてございますので,そういうような状況もしっかりと考えながら,自分の考えでございますとか,意見とか,また,感情といいますか,そういうようなものをまとめて文章化をして,相手に伝えていくというような能力とか訓練が大事だというように考えてございますので,そういうことについて,子供の心に届くといいますか,そんな工夫をしながら対応してまいりたいというふうに思ってございます。  それから,兵庫区北西部の統合小学校の関係でございますけども,これは先ほど少しお話もさせていただきましたけども,4校を1つの学校に統合していくということでございまして,私も先ほどもちょっと申しましたけども,地域の皆さん,PTAの皆さんから要望をつい最近受けたところでございます。そういう中で,当然,学校施設の設備の問題でありますとか,教職員の配置でございますとか,通学路の安全確保ですか,そういうような話もございますし,学校の跡地についてのお話等もございますし,そういうようなことを,さらに地域PTAの中でよく議論をしながら,少し具体的にまとめてというふうなお話もお聞きしてますので,これからもそういうようなことをよくお聞きしながら対応を図ってまいりたいというように思ってございますけども,特に学校の跡地につきましては,これは1つの役所の中のルールといたしまして,まずそういうような跡地が出てきた場合,教育施設としての利用をまず検討いたしまして,教育委員会が直接利用する予定がないような場合は,これは市の財産管理を全体的に行財政局というところがやってございますので,そこへ移管をいたしまして,全市的な観点から検討していくというような1つのルールがございます。  それで,地域からの,今お聞きしているお話としましては,特に避難所でございますとか,今,地域の方々は,さまざまなグループで地域活動をやってございますけども,そういうような拠点にもやはりなってございますので,そういうような機能を何とか確保してほしいという声も随分強いというようにお聞きしてございます。これにつきましては,今申しましたように,4つの校区からなります地域64団体の代表の方々が,兵庫区の北西部のまちづくり協議会をつくって,そういうようなものを集約しておるというところでもございます。教育委員会といたしましても,地域のいろんな議論の推移といいますか,そういうようなものも見守らせていただきながら,兵庫区でございますとか,私ども市役所内部の関係局ございますので,そういうようなものと連携をとりながら,跡地活用についてもよく検討していく必要があると考えてございます。4地区の皆さんともよく議論しながら,そういうような調整を図ってまいりたいというように思ってございます。  それから,もう1点私から,学校への環境学習の関係でございます。  これはご指摘のように,環境教育は,児童・生徒が環境の問題でございますとか,これに関します資源の問題やエネルギーの問題等々が重要な課題になってきてございますけども,そういうようなことについて,正しい理解を深め,また,みずから考え,責任を持って環境を守るための行動がとれるような態度を育成したいということをねらいとしてやっておるところでございます。  また,環境問題はローカルにといいますか,足元から考えなくちゃいけない部分もありますし,当然グローバルに地球環境というようなことで考えなくちゃいけないという,かなり幅広い課題といいますか,視点が必要だというように思ってございますし,何よりも,子供たちがそういうような考えを小さいころから身につけていくという,そういうような取り組みとして,非常にこれから大事な課題であろうと思ってございます。  そんな視点で,各学校では身近な環境についていろいろ調べたり,ごみの削減でございますとか省エネでございますとか,特に体験型環境学習ですね,そういうようなものに取り組んでございますし,地球環境問題についても考える,そういうような機会を設けておると。これらにつきましては,発達段階にやはり応じまして,環境問題は随分多様性がございますので,環境局等々と連携しながら,取り組みを積極的に進めておるところでございます。  現在の取り組みを少しご説明いたしますと,例えば,各学校,全校的な取り組みといたしましては,教科書でございますとか副読本,そういうようなものを使って,当然のことですがいろんなことやってございます。  例えば,小学校の理科の6年生でありますとか中学校の社会の3年では,生物と環境でありますとか,地球市民として生きるというような形で,例えば二酸化炭素の割合と地球環境を考えてみようということでありますとか,自分たちの住む地球自体を考えてみようというような形での調べ学習といいますか,そういうようなものもやっておるところでございますし,特に体験的活動といいますか学習ということでは,これも各学校でやってございますけども,ふれあいごみスクールというような,これは環境のパッカー車が来て,いろんなことを教えていただくというようなことでありますとか,下水処理場,クリーンセンターですね,そういうようなものを必ず見学に行くとか,それから,エコチェック活動というものを随分やってございまして,これは家庭でその光熱費でありますとかごみの量の削減をするために,環境チェックをするというようなことを子供たち自身がやっておるというようなこと等ございます。
     また,学校のそれぞれ特色に応じた取り組みというのもいろいろありまして,例えば近くに身近な川といいますか,明石川であったりとか都賀川とか,そういうようなものございますね,そういうようなものを活用して,川の生態系というかそういうようなものを調べるとか,川と生活とがどういうふうにつながってるんだというようなこと等を,身近な目の前にあるそういうようなものとして学習していくというようなことでありますとか,神戸は自然に恵まれてますから,学校林でありますとか,近くに森林とか,そういうようなものもあるわけでございますけど,そういうようなものを例えば里山というような形の中で体験するとか,虫であるとか,草であるとか,そういうようなものを観察するとか,そういうようなことからやってございますし,また,学校の中にビオトープを随分つくってございます。これはビオトープ,小さなものでもつくりますと,随分たくさんのトンボが来たりとか,場合によってはメダカでありますとか,そういうようなものなんかは,いろんな動植物がそこの近くに繁茂したり何なりするわけでございますから,そういうようなことの中で子供たちの気づきとか,生き物に対する思いとか,そういうようなものなんかを感じれるような取り組みもしておるところでございます。  また,少し時間の関係もありますけども,新しい環境の取り組みとしましては,今年度から小学3年生を対象に,里山でございますとか田んぼとか畑,そういうようなフィールドといいますか,そんな中で自然に触れ合う体験,これも計画的に小学校全校で実施していけるよう――3年間ほどで全校実施したいと思いますけども,そういうような取り組みも新たに始めておるところでございますし,もちろん近隣での美化活動,そういうようなものが,もうほとんどの学校が近隣の方々と場合によっては一緒に,学期の時期とか,そういうようなものも考えながらやってるというようなことでございます。  それから,CO2の削減に向けての取り組みの話がございましたけれども,これは各学校園でも随分ごみを減らすとか,電球を小まめに消すとか,水を出しっぱなしにしないというような,身近なところからCO2削減,そういうようなものにつながっているんだよというようなことを意識させながら取り組んでおるわけでございますけども,特に今,これも平成19年度,今年度から学校版KEMSというのを導入いたしまして,これは私どもの環境局の大きな柱としていこうと思ってございますけども,学校ではごみの削減でございますとか,電気,水,ガスの使用料削減の月別目標値,そういうようなものをつくって,例えば,前年度比5%削減しようというような,そういうような目標をつくって取り組んで,その結果を例えば月別のグラフに落としていくとか,そういう具体的な進行管理といいますか,そういうようなものをする取り組み。  また,環境学習についての,やはり計画的に推進していこうというような思想のもとにやっておるところでございまして,例えば,給食の食べ残しでも減らしていこうとか,地域清掃,そういうようなものに積極的にもっと参加していこうというような,そういうようないろんな改善目標といいますか,そういうようなものを掲げながらやってございます。これも計画的に19年度から始めましたけども,23年度までに全校実施をしたいというように思ってございます。  また,お話ございましたように,5月にはG8の環境大臣会合があるわけでございますから,そういうような世界的な大きな催しがされるわけでございますし,こういうようなことを1つのチャンスといいますか,そういうようなものとしてとらまえて,開催時期にあわせまして,例えば,その各学校でも環境学習ウイークと,そういうようなものを設定して,このG8の環境大臣会合の意味ですね,なぜそういうようなものが開かれるんだと,今後どうなるんだというようなところについて考えさせたいと。そういうようなことの機会もつくりながら,環境を守るための子供たちの態度の育成,そういうようなものに取り組んでまいりたいというように思ってございます。  私からは以上でございます。 30 ◯洲脇教育委員会事務局参与 私の方から国際交流支援についてお答えします。  神戸市子ども交流支援基金は,惠後原文香氏からの寄附金を財源として造成されましたが,その目的は,神戸市の子供たちが諸外国との交流を通じて国際理解を深めて国際性を養うということにございます。  19年度の実績でございますけども,1つは,日中友好交流都市小学生卓球交歓大会,それから2つ目は,友好都市天津への教育スポーツ交流団の派遣,それから3つ目は,シアトル市への高校生派遣,これを行っています。  20年度の予定でございますけども,さきも申し上げました,友好都市とのスポーツ文化交流事業や,シアトルとの高校生相互派遣に加えまして,さらに国際交流事業を充実するために,海外との姉妹校提携による相互訪問交流,それから各学校と海外の児童・生徒との交流や訪問団の受け入れなどの事業への支援を計画してございます。  特に,各学校への教育支援につきましては,文部科学省が平成17年度にフレンドシップ・ジャパン・プラン――外国人青少年受け入れ倍増計画というのをつくってございますけども,それを受けまして,兵庫県訪日教育旅行促進協議会を通して,訪日教育旅行を積極的に受け入れ,各学校における国際交流,国際理解を促進していきたいと考えてございます。  ご指摘の教育交流というのが,兵庫県訪日教育旅行促進協議会をはじめ,JICAであるとか,あるいは市の国際交流課などを通しまして,突然の申し入れが多いというのも事実でございます。教育委員会としましては,学校に対して経費的な支援ができれば,急な要請であっても学校との調整はスムーズにいくんではないかと考えてございます。学校では,記念品の交換をしましたり,小学校では折り紙やけん玉などの日本伝統文化――伝統的な遊びの準備に経費がかかったり,中学校では茶道であるとか,あるいは華道,書道などの文化体験をするのに経費も必要であるわけでございます。海外からの教育交流等を受け入れて交流活動を行う学校に対しまして,この基金を活用して,1回当たり2万円の援助をしていきたいと考えてございます。そうしたことを通じまして,国際都市神戸の子供たちの国際性を高めるとか,それから積極的な交流を推進できるようにしていきたいと考えておるところです。 31 ◯岡教育委員会事務局総務部長 私の方から,耐震化の関係でご答弁をさせていただきます。  19年度の補正予算と20年度の当初予算で約55億円ほどいただく予定でございまして,これで工事を完了いたしますと,耐震化率78.1%の見込みとなってございます。  先生おっしゃっていただきましたように,その耐震補強等をする際に,トイレをはじめとしまして,教室や廊下の床の張りかえですとか,そういったこともできる範囲で実施しているところでございます。  プールとか体育館の整備をしたらどうかというご指摘でございました。確かに先生おっしゃっていただきましたように,校舎を改築するような大規模な耐震化工事を実施する際には,敷地の有効活用といったこともありますので,私どもとしても大変意義あるものというふうに考えてございまして,具体的には,もう既に東灘小学校なんかでは,校舎を耐震化のために改築する際にあわせまして,プールを校舎の屋上につくったり,あるいは,体育館を教室と一緒の棟で整備するなどしてございます。また,西代中学校でも,補強では耐震化できないということでございましたので,改築によりまして体育館を整備したというような実績もございます。  それと,学習指導要領の関係で武道場の関係でございます。  武道場につきましては,現在,独立のものとか,あるいは教室を改造したものの形のものを含めまして,中学校83校ございますけれども,65校既に整備がなされております。  一方,現行の指導要領は,柔道や剣道の武道につきましては,ダンスなんかの選択制ということになってございまして,今現在そういうことで,武道を授業で実施しております学校が74校ございます。そのうち59校は武道場を使って授業をしてございますが,その他の学校につきましては,今現在,体育館等を利用して授業を行ってるという状況でございます。  今後,ご指摘いただきましたように,指導要領が改定されまして,武道が必修化されるということもございますので,未整備の学校につきましては,校舎改築や,あるいは耐震補強工事を行う際などに,できるだけ整備できるよう検討してまいりたいと思ってございます。  以上でございます。 32 ◯池内教育委員会事務局指導部長 失礼いたします。  私の方からは,地域ぐるみの学校安全対策と,それから教育相談体制についての2点についてお答えしたいと思います。  児童・生徒の安全確保を図る取り組みとしましては,従来より教職員や児童・生徒の緊急時の対応能力の向上と,それから不審者侵入対策等の設備等の整備,それからまた,保護者や地域団体,関係機関と連携した地域ぐるみの安全対策の推進を,この3つを柱として取り組んでまいっております。  ご承知のとおり,地域ぐるみの学校安全体制の整備推進事業につきましては,平成17年から文科省からの委託を受けて実施してきておるものでございます。現在,防犯の専門家――スクールガードリーダーと申し上げますが――による,学校や通学路での子供たちを見守る学校安全ボランティアを要請するための講習会を――要請講習会を実施してございまして,この3年間にわたりまして,2,731名の方にご参加をいただいてございます。現在,そうした方々に学校安全ボランティアスクールガードとしてご活躍をいただいてございます。  それからまた,平成19年度につきましては,すべての小学校の子ども見守り活動隊の構成員の方々を対象とした防犯講習会とパトロール活動等の方法について指導していただいてございます。  また,校内外の巡回指導として,それぞれの学校の警備上のポイントであるとか,点検すべき,また,改善すべきような場所,そういったものについて,いわゆる各学校の防犯体制の指導と評価を,この3年間ですべての小学校中学校で実施してまいりました。  さらに,今年度はすべての幼稚園,それから小学校中学校の児童・生徒を対象に,危険予知能力といいましょうか,危険予測する力であるとか,不審者に遭遇したときの危機回避能力といいますか,そういった対応力を,実践的な対応する力を指導するための防犯教室を全部の幼・小・中の児童・生徒を対象に実施してございます。  また,先ほどご指摘ございました見守り活動隊につきましては,平成18年度より,保護者やPTA,それから地域団体の方々にご協力をいただきまして,すべての小学校168校で結成されておりまして,主に登下校における子供たちの見守り活動をしていただいてございます。立ち番していただいた中での子供たちへのあいさつとか声かけであるとか,また,地域巡視であるとか,また,中には下校時にあわせまして犬の散歩とか買い物に出ていただく,わんわんパトロールとかリンリンパトロールとか,そういった方たちで地域内の安全確保に動いていただいたり,また,中には玄関先での子供たちの見守り活動していただりといった活動で,その登録していただいております数は,全市で3万1,000人を超えてまいりました。これ,実に多くの市民の方に参加いただいております。もう心から感謝したいと思っております。  この活動につきましても,やはり学校だけでそうしたことで,子供たちの登下校の安全を見守ることは十分にはできませんので,こうした活動を,また特に地域によって特色のあるこういう活動をご紹介いたします形で,学校安全実践事例集のような形で,各校の取り組みを全市に発信してございます。そういったこれを活用していただきまして,見守り活動の充実を図っておるところでございます。  また,それ以外にも,市全体でこども110番の青少年を守る店であるとか家,また,青少年を守る車であるといったことで,さまざまな方々に取り組んでいただいてございまして,全市挙げて子供たちを見守っていただいておるところでございます。  また,私ども教育委員会でも,学校園の安全対策会議という形で開催してございまして,警察であるとか区役所,または青少年育成協議会,防犯協会等々との連携を強めてございまして,相互に情報交換を図る中で,安全・安心な学校づくりを進めてございます。  さらにでございますが,区役所の副区長会であるとか,まちづくり支援課長会等へも私どもから出席させていただきまして,区との連携を強めてございまして,地域ぐるみでの活動をお願いしておるところでございます。  ご指摘にございましたように,この学校園の安全対策につきましては,多くの人による息の長いこの活動が不可欠かと,こう思ってございます。学校園での安全教育を徹底して,子供たちが自分自身の身を守る力をしっかり身につける安全教育をしっかりとすることと同時に,文科省の方も申し上げておりますように,安全教育の推進やその地域全体に子供たちの安全を見守る体制を整備するために,17年度から実施しております地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業を来年度も継続実施するわけでございますが,そういう重要課題と文科省の方も位置づけておるわけでございまして,国に対してもこの事業を継続していただけるように,引き続き要望を申し上げたいと思ってございます。  さらに,子供たちが安心して伸び伸びと過ごせるように,保護者,警察,地域団体,市の関係部局や区などとそれぞれの連携を深めまして,それぞれ意識を高めまして,協力体制を充実強化する中で,地域全体で子供たちの安全対策を推進していくことが最も大切だろうと,こう思ってございます。  続きまして,教育相談体制の充実についてでございますけども,学校での教育相談体制につきましては,各学校では教育相談週間を設けたり,日ごろのちょっとしたチャンスに,時間の合間にカウンセリングをする――チャンスカウンセリングという言葉を私ども使うんでございますが,そういったことをお願いするとともに,スクールカウンセラーのいわゆる全中学校への拠点校配置を平成17年度に完了いたしまして,全校種をカバーする体制を整えて現在に至ってございます。校外では,教育相談指導室や青少年補導センターでの面接や電話による相談活動業務に加えまして,19年3月からは,いじめホットラインを新設いたしまして,そうした教育相談チャネルの拡大を努めてきておるところでございます。  先ほど申し上げました,いじめホットラインでございますけども,これにつきましては,実はNPO法人の社会還元センターのグループわというのがございますが,そちらの方のご協力を得て実施してございます。  また,総合教育研究財団の主任指導員の方には,不登校対策として実施しております,不登校児童・生徒支援実務者会議というのを私ども持っておるわけでございますが,そこにも民間施設の代表としてご参加をいただいてございます。また,この方にはスクールカウンセラーの連絡会での講師も務めていただいたりしてございます。  また,いじめ防止の対策推進委員会というのも教育委員会として持っておるわけでございますが,ここでもチャイルドライン神戸の運営委員の方にご参加をいただいてございまして,大変貴重なご意見を毎回いただいてございます。  さらに,平成16年度からは,不登校児童やその保護者の相談に当たります子供と親の相談員を,市内の中学校7校に配置してございまして,地域の方に登校を渋る子供たちの朝の出迎えであるとか,授業中での補助であるとかという形での活動をお願いしてございます。  また,心理的な不登校児童・生徒に対する学習や体験活動などの支援を行います適応指導教室――くすのき教室と言うんでございますが,これでは大学生ボランティアの,いわゆるすこやかフレンドという方々の協力をいただいておりまして,学習支援などにもご参加をいただいてございます。  また,神出自然園の方で,その不登校生の自然体験活動というのを年間数回実施するわけでございますが,そこにはシルバーカレッジの方々や地域の神出婦人会の方々,それからまた,料理研究会などの方々にボランティアの形で,また,ゲストティーチャーの形でご協力をいただいてございます。そういった中で,この不登校で非常に苦しんでおる子供たちの,家庭であるとか学校では経験できないような活動を通して,感動体験であるとか,充実感とか達成感を得るような活動に励んでおるところでございます。  また,フリースクールとの連携につきましてでございますけども,神戸市立の小・中学校に在籍している不登校生には,1つは適応指導教室の方への通級を進めるわけでございますが,現在200名近くの不登校生が入級してございます。しかしながら,適応指導教室等に通級できない子供たちもございますが,そういった子供たちの中で,民間のフリースクールへ本年,現時点では14名の子供たちが通っているという報告をいただいてございます。そうした方々が出席認定,指導要録上の出席認定という言い方をするわけでございますが,そういうのをお申し出ございました場合には,私ども教育委員会,また,学校関係者がフリースクールを訪問して,活動の様子の観察とか,指導されておる児童委員の方々との情報交換等を行った上で認定するような,そんな仕組みもございます。  また,適応指導教室におきましては,民間のフリースクールに通級している子供たちへも,先ほど申し上げました体験活動ということで,神出自然園への活動参加を呼びかけたり,また,この指導員の方々に,不登校保護者の会における講演依頼をしているようなケースもございます。また同時に,保護者カウンセリングにも応じていただいておる,そういうケースもございます。ご指摘ございましたように,不登校の子供たちへの支援につきましては,子供たち自身の対人関係能力とか,個々の子供たちのケースに応じた多様な対応が必要であると強く認識しております。そういった意味でも,今後とも民間の方々,地域の方々にもお力をお手伝いいただきまして,教育相談のチャネルをふやしていきまして,より効果的なといいますか,効果のある連携を図っていきたいと,このように思ってございます。 33 ◯黒住教育委員会事務局社会教育部長 マラソンについてお答えをしたいと思います。  先月開かれました東京マラソンですけども,東京が1つになる日をテーマに開催されまして,参加者が3万2,000人,そしてまた,この大会を支えるボランティアの方が実に1万2,000人というふうなことでございまして,沿道の応援イベントも26カ所で,小・中・高校生をはじめとしまして5,000人の方がその出演をされるというふうなことで,企業や,あるいは商店街とか学校をはじめ行政も含めて,東京が1つになって開催をされたというふうな状況でございます。  沿道の方は,7時間にわたって,ほとんど途切れ目のないような応援やもてなしが繰り広げられておりまして,昨年からこの東京マラソン,2回目でございますけども,こういうこのマラソンをきっかけにしまして,各地の市民マラソンへの応募者も非常にふえてるというふうなこともお聞きしてますし,また,いろんなおしゃれなランニング関連の商品,こういうものも非常に販売が伸びるというふうなことで,ランニングブームというふうなことを巻き起こしてるような状況が見られます。非常に波及効果も大きいんではないかなというふうに思ってございます。  一方,神戸で今開いております全日本女子ハーフマラソンの方ですけども,年々参加者の方も,こちらの方もふえてきてまして,昨年の11月に開きましたこの大会の方では,2,000人を超える応募者がございました。実際に野口みずき選手をはじめ1,700名余りのランナーが走ってくださいました。  また,ボランティアに参加をしてくださいます市民の方もふえてまいっておりまして,昨年はこの沿道の警備,あるいは自主救急対応とか,あるいは給水,それから選手の皆さんの荷物の受け渡しというふうなことで,陸上競技部の高校生や,あるいは地元の自治会,あるいは体育指導員の皆さんなど,1,300人の市民の方にご協力をいただいてきております。  それで,また,昨年から小学生のランニングに非常に関心を持ってる方がいらっしゃるということもありますし,そういうきっかけにしようということで,ホームズスタジアムの方でランニング教室を開催をしまして,同じ日にやりまして,ちょうどあそこの前をランナーの皆さんが通過するときに応援に回っていただくというふうなこともやっていただきましたし,また,今,小学校169人,今,地域スポーツクラブございますけども,こちらの方の小学生の方のチアリーダーとか,あるいは太鼓,それからよさこいというふうなことで応援をしていただきまして,非常にこちらの方もランナーの皆さんの好評を得ております。  それで,今後,特にこの東京マラソンなど,国内でもいろんな大会が開かれておりますので,そういうものも参考にしながら,このハーフマラソンの方,あるいはランニングイベントに,市民の皆さんがスポーツをするというだけでなく,見るとか,あるいは支えるというふうな,そういういろんな立場からご参加をいただいて共感をしていただく。そしてまた,子供たちがあこがれて,日常的にランニングとか,あるいはウオーキング,そういうもので健康を楽しんでみようというふうなきっかけになりますような,そういう大会に発展をさせていきたいと,このように考えてます。  特にするという点では,大会にあわせたこのランニングイベント実施をしていきたいと思います。それから,応援を見るという点では,音楽とかダンスとか,そういうもので多彩な応援をしていけるようにしたい。それからまた,いろんな形で支えていただくということで,ボランティアの方の育成にも取り組んでいきたいというふうなことで,市民の皆さんとともに大会を盛り上げていく,そういう仕組みを考えていきたいというふうに思ってます。  これ以外にも,神戸シティマラソンとか,あるいは各区の方でもロードレースをやったり,あるいは小学生の陸上競技大会,記録会,そういうものもございまして,市内でいろんな陸上競技の関連いたします行事がございますので,そういうものとも有機的に連携を図って,市民の皆さんが日常的にランニングを通じて健康づくりをしていただけるような,そういう取り組みに広げていきたいというふうに思ってございます。  あわせて,この神戸のコースを考えるときに,海とか山のロケーションや,あるいはおしゃれなイメージというのもございますので,それからまた,全国で初めてこのマラソンをやったというふうな歴史も神戸にはありますので,ぜひこのランニングに最適なまち神戸ということで,市民はもとより全国に発信をしていこうと,このように考えてございます。  以上でございます。 34 ◯分科員(大寺まり子) ご丁寧なご答弁ありがとうございました。  今回,質問するに当たりまして,私もこんなにたくさんの市民の方とか地域の方が,この学校とか教育とかにかかわっておられるのを,やはりびっくりしました,再確認いたしました。ですから,学校施設いうだけでなく,そういう地域の方々とやはり一緒に子供たちを守るだけではなくて,地域の方々を全体を守っていっていただいてる機関であると再確認いたしました。  細かいことではございますけれども,1つ目の作文教育のところで,昔20年ほど前にあのね帳というのがあったそうでございます。先生,あのねとかと言って,子供たちが毎日書くような,それを書いていって,とても国語の能力がついたとか,それから親子のコミュニケーションがついたとかいうお話を聞いておりまして,その時期時期の皆様の――いろんな1つずつに私がコメントするわけではございませんけれども,1つ1つのお仕事にかかわっていらっしゃる方々が,いろんな工夫をしていただくことにより,その子供たちに残り,また,地域の方々の心に残って,いろんな活動が実を結ぶんではないかなと,今回痛感した次第でございます。どうぞまた子供たちのため,地域のため,皆さんがこれから神戸のためにもご協力ぜひいただきたいなと。また,よいように予算を使っていただいて,お金がないけど工夫してみたいなのでしていただけたらと思います。  どうもきょうはありがとうございます。  以上で終わらせていただきます。 35 ◯主査(芦田賀津美) 次に,向井委員,発言席へどうぞ。 36 ◯分科員(向井道尋) 本市におきましては,これまで学童保育事業を続けてきておりますが,19年度より始まった放課後子ども教室と一体化させ,複合的・総合的に運営することで,学童保育での過密解消,放課後子ども教室でのスタッフと,そのスキルの共有化,予算増といった利点があると,我が会派は訴え続けております。  保健福祉局の方では,来年度より学童保育の有料化を進めております。一方,教育委員会では,再来年度には無料で全小学校の全児童対象の放課後子ども教室を目指しているとのことであります。そうしますと,この2つの事業に制度上の格差が生じてくるのではないでしょうか。経済的に余裕のない家庭にとっては,放課後子ども教室への期待が一層大きく膨らむものと思います。そこで,今後の学童保育と放課後子ども教室との一体化,連携について,また,全小学校で放課後子ども教室を行っていくためのスケジュール,今後の方向性について見解をお伺いします。  次に,防犯安全の教育について先ほどもお話が出ておりましたが,本会議において質問したところ,教育長の答弁では,文部科学省の地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業を活用して,実践的な防犯教室を実施して,子供たちの緊急時の対応能力を高めるとのことでした。しかし,やはり暴力防止プログラムであるようなCAPという組織がございますが,そうしたものの導入を積極的に推進していってはどうかと思います。費用面など,非常にハードルが高いんですが,教育委員会として検討すべきであると考えますが,いかがでしょうか。  また,昨年10月に加古川で女児が自宅前で殺害されるという痛ましい事件がございました。いまだに犯人が逮捕されておらず,近隣の住民も大変不安を持っておる状態でございます。この事件の後,本市においても各学校で安全マップを作成したり,安全マップによる校区内の危険箇所の確認が進められたりしていると伺っております。しかし,一方でまだ十分にこうした作業が行われていない学校もあると伺っております。安全マップに関して,子供たちが単に危険な箇所を教室で教えられるというようなことではなく,自分たちの目で危険箇所を確認するなど,徹底した取り組みが必要だと考えますが,見解をお伺いいたします。  3点目は,教員の雑務軽減についてであります。これにつきましても,我が会派は何度か指摘させていただきましたが,来年度予算では,その一環として教育用コンピューターの整備費用が計上されております。これは将来的に教員1人1台のパソコンが整備され,情報化による学校業務の事務効率化が図られるだけでなく,コンプライアンスの確保や個人情報漏えい防止などに効果があるものと期待しているところでございますが,今後どのように進めていかれるのかお伺いいたします。  また,この3月という時期は,各教員にとりましては,指導要録を作成する時期でもありまして,大変この年度末,教員にとっては多忙な時期でございます。このような場合に,例えば全市統一の指導要録のICT化を推進するといったことで利用できないかどうか,こうしたことを工夫すべきではないかと考えますが,いかがでしょうか。  次に,学びの支援センターについてお伺いいたします。  先ほど,きょうもいろいろと他会派の皆さんからのご指摘があり,その答弁の中で,学びの支援センターの医療教育相談員等について拡充が図られるということをお聞きしました。これは我が会派にとりましても常々要望してきたことでございます。大変喜ばしいことでございます。学びの支援センターは,平成16年4月にLD等の児童・生徒のための全国初の専門教育相談施設として開設されたものです。LDの子供たちへの教育的支援を図っていくための学校支援を進めているとのことですが,さきの決算特別委員会で質問したとおり,学校に対する支援を第一に考えるのではなく,あくまで子供たちとその保護者の支援を優先して業務を行う施設であるべきと考えております。  特にLDの子供たちを抱える保護者の不安は,はかり知れないほど大きなものがあり,そのような不安や悩みを解消することも学びの支援センターの大きな役割の1つであると思います。  来年度以降,学びの支援センターにおける保護者支援の拡充策及び運営方針について見解をお伺いいたします。  最後に,いじめ対策であります。昨年来,全国的ないじめ問題に関連しまして,本市においても今年度より学校サポートチームの結成によるいじめ対策が推進されており,来年度予算でも継続されるということは大変喜ばしいことでございます。  また,日常的ないじめの対応は,教員のOBなどによる学校支援アドバイザーが情報収集や連絡調整に当たり,いじめの早期発見,未然防止につなげるとのことでございます。  しかし,現在の学校現場を見ると,こうした学校サポートチームや学校支援アドバイザーをもっと積極的に活用する必要があるのではないかと考えます。現に学校だけでなく,こうした多くの人材から助言を得て対応すべきだったという事例もあったように聞いております。この点,見解をお伺いいたします。  また,携帯電話やパソコンの普及に伴い,ネットによるいじめが増加していると聞いております。昨年11月に教育委員会でもネットいじめに関するアピール文を発表されたとのことですが,表面化していないところでネットいじめが発生しているようなことはないのでしょうか。  また,今後のネットいじめに対して,教育委員会の対応策を伺いたいと思います。  以上についてご答弁をよろしくお願いいたします。 37 ◯小川教育長 私から数点お答えいたします。  まず,放課後子ども教室でございますけれども,これはご存じのように,平成19年度,本年度から放課後の子供たちの安全・安心な居場所づくりを進めるということで,現在36校でございますけども,放課後子ども教室を開始をしておるところでございます。  一方,留守家庭の子供たちの生活の場を提供いたします学童保育,これは随分,従前からやっておるわけでございますけれども,この2つを合わせまして,子供たちの総合的な放課後対策ということで,放課後子どもプランというものができておるわけでございまして,両制度の連携を図りながら実施を始めてきておるところでございます。  それで,放課後子ども教室につきましては,地域の力を生かしながら,子供たちの居場所づくりを進めていこうという趣旨でございまして,私どもとしましては,既に学校施設の開放運営委員会がございますので,この地域団体にお願いをいたしまして,地域のボランティアの方々の協力を得ながら,子供たちの安全を見守りながら,子供たちができるだけ自由に過ごせる居場所づくり,そういうようなものをつくっていこうということで進めているところでございます。  それで,お話の放課後子ども教室と学童保育の連携についてでございますが,現在,両事業を実施している学校でございますけども,ここでは学童保育の子供たちが放課後子ども教室に参加をして一緒に活動をしたり,また,双方の指導員が子供たちを例えば運動場で共同して見守りしたりというような連携が進められてきてございます。放課後子ども教室の実施を拡充していくに当たりましては,市に設置をしております放課後子どもプラン推進委員会というのがあるわけでございますけども,その中で,これは引き続き連携方策をよく協議を進めながらやっていきたいというように思ってございまして,実際,実施校におきましても,いわゆる学童コーナーがいろいろあるわけでございますけども,そういうようなところでございますとか,また,児童館が少し近いところにあるようなところもございます。そういう,できるだけ連携がしやすいところ,そういうところを中心に,これはそれぞれの館なり学校の状況といいますか,地域の状況といいますか,そういうようなものもいろいろあろうと思いますので,個別具体的な課題整理といいますか,そういうようなものを1つ1つ行いながら,また,これは少し人間関係みたいなものもあると思いますから,日常的に関係者のいろんな情報交換でございますとか交流といいますか,そういうようなものをしながら,体制づくりを進めていく必要があるのではないかというように思ってございます。  また,できましたら,放課後子ども教室と学童クラブ,これらが,いずれかが主催して,両方の子供たちが参加・交流できるというような,そういうようないろんな行事ですね,そういうようなものをつくっていくとか,指導員の方々もいろんなスキルといいますか,そういうようなものの違いといいますか,そういうようなものもあろうかと思いますから,そういうようなスキルを生かした取り組み,そういうようなものをできるように進めていきたいというように思ってございます。  先ほど申しましたように,19年度から始まって,まだ36校ということでございます。来年度につきましては,全校実施に向けまして,おおむね市内の半数の小学校80校ほどで,放課後子ども教室を開催することを予定しておるところでございます。全校実施の予定につきましては,国の予算等の状況もございますが,21年度以降,早い段階で全校実施できるように取り組みも進めていきたいというようにも考えてございます。  できるだけそういうようなたくさんの子供たちが安全な居場所で活動ができるような,そういうような機会をつくってまいりたいというように思ってございますが,正直言いまして,人材の確保,こういうようなものも,やはりいろいろ難しい面が随分ございます。ですから,現実的に具体的に考えていかなくちゃいけないと思ってございますので,特に地域の方々の協力を得られるところから積極的にやってまいりたいと思ってございますし,実施日数についても,これは少しばらばらでございます。週に1回であったりとか,もう少したくさん,場合によっては週に5日ほどやろうというところもあるわけでございますけども,そういうようなところもございますので,実施日数についてもやはりふやしていくということも必要でございますし,少しいろんな課題等ございますので,そういうような中で多少時間かかるかと思いますけども,連携を深めながら子供たちの居場所づくりに努めていきたいというように思ってございます。  それから,子供たちの防犯教育の関係でございますけども,これは先ほどの本会議でもご説明をさせていただいたわけでございますけれども,少し時間の関係もあって短い答弁をさせていただいたんですけれども,その中で,先ほど来出ております文部科学省の地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業,これを中心に活用しながら,すべての幼稚園小学校中学校の子供たちを対象に,特に参加型,体験型,要するに実践型の防犯教室をしながら,子供たちにそういうような危機管理能力でありますとか対応能力,そういうようなものを身につけさせたいということでやっておるものでございまして,特に,例えば不審者から声をかけられたり,そういうようなことに遭遇したような場合,そういうときの対応として,何しろとにかく逃げるんだというようなことでありますとか,大声をばっと出して周りに助けを求めるというようなことでございますとか,場合によっては,抱きつかれた場合の護身術的な,足をばんっと踏むとか,そういうようなこと等を含めまして,体験型・実践型でそういうような取り組みをしておるところでございます。これは続けて当然やっていく必要があろうと思いますから,そういうようなつもりで取り組んでございますし,また,こういうような中で,教員が随分いろんなノウハウを蓄積していくということもあるわけでございまして,特に意識を持って,そういうようなものを教員自身が確保していくというような中で,教員がそういうような力をつければ,ほかのいろんな防犯教育の中で,それは学級活動であったりとか,総合学習とか,そういうようなもんなんかを使っていろいろやってるわけです。そういうような中で応用していくということもできますし,場合によっては地域に発信していくことなんかもできるわけでございますから,そういうような取り組みも深めていきたいと,また,続けていきたいというように思ってございます。  それで,CAPのお話がございました。これも私どもも少し調べておるんでございますけれども,一部の学校で確かにCAPのプログラムを導入しているところもあるわけでございます。CAPの制度といいますのは,これはお聞きしますと,子供たち自身が人権意識,そういうようなものをしっかりと持って,いろんな暴力がありますけども,その暴力から自分を守るための知識とか技術・技能,そういうようなものを持てるようにしようということで,児童虐待等もありますけども,そういうような児童虐待の予防プログラムというようなことになっておるというようにお聞きしてございます。このCAPを使うに当たりましては,これを受講するときに,子供への研修の前にといいますか,あわせて保護者でございますとか教職員向けの研修ですね,そういうようなものが必要,もしくは必須というふうにされておるというようにもお聞きしてございますし,内容が当然のことですが,時間もかけて,内容の濃いといいますか,そういうようなものになってございますので,例えばロールプレイ,それぞれが役割を持ちながら対応すると,犯人になってみたり,自分が襲われる方になってみたりとか,そういう役割を持って,その状況にあわせて対応していく力をつけるというようなロールプレイとか,いわゆるワークショップですね,少人数でのいろいろ議論をしたり,そういうような経験をしたりというようなワークショップ,そういうようなものを中心にしながら,少人数対応のプログラムということになっておろうかと思ってございます。  それと,プログラムが固定されているといいますか,1つはやはり定形化されているというか,そういうようなところも場合によったらあるのかもしれません。そういうような中で,すべての学校・学年ということになりますと,これ膨大な対象の子供たちになるわけでございますし,また,時間的にもこれはかなり難しいようにも思います。1講座で2時間ほどかかるというようなこともございますし,それを少人数でやっていくわけですから,なかなかそういう物理的なといいますか,そういうような対応も――学校全体をとりますとなかなか難しいところがあるんではないかなと思いますし,学校のそれぞれの状況なんかもございますから,そういうようなものへの対応というような問題もあろうかと思ってございまして,もちろん今お話ございました,費用がかなり高額になるというようなこと等もございますので,全市的に導入するにつきましては,かなり大きな課題があるのかなというようには思っておるところでございます。  それから,安全マップの関係のお話もございましたけれども,安全マップにつきましては,169のすべての小学校におきまして作成をしてございます。中にそのこども110番の店でございますとか,家,それから人通りが少ない場所でございますとか,非常に危険箇所でありますとか,見通しが悪い場所でありますとか,また,車の通行量が多いとか,そういうような場所等をいろいろ地図に落とし込んでおるところでございます。  また,安全マップの更新につきましては,これは教職員の方が,日ごろから登下校の指導,そういうようなものもやってございますし,校区内のパトロール,そういうようなものもやっておるわけでございますけども,そのような中で通学路の状況等をそれぞれ確認をしたりしておるわけでございます。また,PTAと連携をしましてアンケート,そういうようなものもとったりしてございまして,そういう校区内のいろんな情報といいますか,そういうようなものをできるだけ反映させていっておるつもりでございますし,また一方,防災福祉コミュニティが各地域にございますけども,そういうようなものとも協力をとりながら,そういうようなところがつくりました保存版の安全マップ,そういうようなものも活用させておるところもございます。  それで,子供たちのいろんな取り組みでございますけども,例えば小学校2年生では,生活科の学習におきまして,これは保護者の協力等も得ながら,子供たちが校区探検,そういうようなものを行ってございます。これは校区内にいろんな生活であるとか仕事とか,そういうようなものがあることに,校区の財産であったりとか,そういうようなものを気づかせる,そういうような学習活動でございますけども,それとあわせて,まち中に危険な箇所があるんだよというようなことでありますとか,こども110番の店とか家とか,そういうようなものをきちっと見つけて気づきさせるというようなこと等を通じまして,子供たちの安全とか防犯,そういうような視点からも意識を持って取り組んでおりますし,子供たちにそういうようなものに気づきさせようというようなことをやってございます。  また,ほとんどの小学校におきましては,学期の始めとか終わり,そういうような時期に,子供たちの住んでおるところを中心にしまして,そういうような子供たちのグループをつくっておるわけでございますけども,そういうようなものをつくりながら,居住地の近くまで集団下校をしておるわけでございますけども,そういうようなときにも,担当教諭とともに,そういうような危険な箇所でありますとか110番の店でありますとか,そういうようなところの確認といいますか,そういうような取り組みを小まめにやっておるところでございますし,保護者,地域の人たちと一緒にウオークラリーですね,そういうようなものなんかもやっておるところもございます。その中で,やはり子供たちですから,子供たちの目線に合って,そういうような確認していくというような取り組み,こういうようなものも非常に大事だというように思ってございまして,そんな中で子供たちの危険予知能力でありますとか回避能力,そういうようなものを身につけさせたいというように思ってございます。  先ほど来言っておりますように,やはり繰り返し指導していくということが大事だと思いますし,日常的ないろんな活動の中で意識づけ,取り組み,そういうようなものをしていくことが大事だというように思ってございますので,ご理解をいただきたいと思ってございます。  それから,学びの支援センターでございますけれども,これは先ほど拡充・充実につきましてお話をさせていただきました。専門相談員の時間でありますとか,医療技術指導員といいますか医療教育相談員ですね,その増員を図ることによりまして,今は相談を受け付けてから面談をして判定をして,ガイドラインをつくって,それをまた各学校の方にも説明してというような一連の流れがあるわけです。その中で,保護者の方々にいろんな説明も当然のことながらやっておるわけでございますけども,およそ4カ月から6カ月,その相談の内容とか,そういうようなものにもよって違います,ケースによって違いますので,それぐらいかかっておりますけども,今回の拡充・充実で,これを1件当たり3カ月ぐらいの期間に短縮してできるようにしたいと思ってございます。相談受け付けから初回面談といいますか,そういうようなものまでにやはりいろんな準備が要りますから,学校の状況でありますとか,子供の学校の状況でありますとか,そういうようなものなんかもやはり調べなくちゃいけませんし,そういうようなことで1カ月ぐらいかかりますけれども,その後,そういうような面談から医療教育相談までの期間1カ月,それから医療教育相談から巡回相談まで1カ月というような形で,3カ月ぐらいに短縮して対応していこうと。  件数につきましても,今は400数十件の件数になっておりますが,この体制をつくれば,その件数に十分対応していけるというような体制を一応つくらせていただいてございます。そういうような中で,昨年もご質問があったわけでございますけども,保護者の皆さんへの支援の充実ということにつきましては,学びの支援センターでは,これは従来から面談でございますとか医療教育相談を通じまして,子供の状況でございますとかその支援につきまして,保護者の皆さんにご説明をしておるところでございますけれども,最近では1回だけじゃなくして,やはりもう1回相談に乗ってほしいというようなお話等もふえてきてございます。そういう再度その説明を希望する保護者の方もおられるわけでございまして,これは今年度は前年度を大きく上回っておりまして,130件を超えるそういうような相談に対応をさせていただいてございます。できるだけ保護者の方々もいろんな不安でございますとか要望といいますか,そういうようなものを持っていらっしゃると思いますので,そういうようなものにできるだけ積極的に対応していきたいというように思ってございます。  それから,学校での保護者への説明につきましても,昨年の12月から巡回相談後の学校の取り組みにつきまして,これは学校から学びの支援センターに必ず報告をするようにということにしてございます。そういうような周知をいたしまして,11月,12月に巡回相談を行いました。これ77件ほどあるようでございますけども,この件数については,すべてその保護者説明が行われてございます。学校から保護者への説明が円滑に行われるようになってきているというように思ってございます。  また,家庭の方でどのように支援をしていけばいいのかというようなところ,どういうようなところに気をつけてやっていったらいいのかというようなこと等につきまして,そういうようなことを重点に置きまして,学びの支援センターが個々の子供たちのためにガイドラインをつくってございますけども,こういうようなガイドラインをわかりやすくまとめました,名前は教育支援のポイントというものでございますけども,そういうようなものをつくりまして,来年度の当初より保護者の皆さんに提供をしていきたいというように思ってございます。  今後,特別支援教育の充実を図っていく中で,当然教育の専門性の向上でございますとか,校内体制の強化,そういうようなものを進めていきますとともに,保護者の皆さんへの支援の充実をさらに進めていきたいというように思っておるところでございます。  以上でございます。 38 ◯岡教育委員会事務局総務部長 私の方から,情報化の関係で答弁をさせていただきます。
     現在,学校現場では,教員に1人1台というようにパソコンが行き渡っていないこともございまして,いろんな校務が手作業で行われておりまして,教員の多忙化の一因になっておるというふうに認識しておるところでございます。  また,国の方では,平成18年にIT新改革戦略を受けまして,22年度までに教員1人1台のパソコンを配置するというような目標を定めてるところでございまして,私どもといたしましても,そういった国の動きも踏まえまして,学校園の情報教育基盤システムを再構築する計画を進めてございます。少し荒っぽい言い方になって恐縮でございますけれども,再構築といいますのは,今現在,授業用に使われています教育ネットワークに,教員間ですとか,あるいはその校務処理も使えるようなネットワークをくっつけまして新たなネットワークをつくると,そういったふうにご理解いただけたらと思います。そういったことを進めることによりまして,教員間の情報発信・共有が即座にできるとか,事務負担の軽減ができるようにしていきたいと考えておるところでございます。  例えば,今現在ですと,委員会からのメールなんかは,教頭メールということで,教頭先生だけが見て,それを先生方にお知らせするというようなことになっておるわけでございますけれども,これを整備することによりまして,委員会の連絡事項が一斉に全教員に配信されると。あるいは,各教科ごとで研究部会なんかがいろいろ研究をなさっていただいてございますけども,そういった連絡事項等を教員同士の電子メールで一斉にできるといったことができますので,情報共有が格段に進むというふうに考えてございます。  また,コンプライアンスの確保を図るということも大事でございまして,そういった観点で,情報セキュリティーの強化によりまして,個人情報の漏えいの防止にも一定効果があるというふうに考えてございます。こういう整備をする計画でございますけれども,今後,入札とか契約とか,そういう手続を経まして,小・中学校の先生方につきましては,20年度中に教員1人1台のパソコンの配備を達成していきたいと考えておるところでございます。  ハード面はそういった形で進めさせていただく予定で考えてございます。ただ,それだけでは事務負担の軽減というのは余りつながらないというふうに私ども認識してございまして,それにあわせまして,当然のことながらICTの研修,これは重要だと考えてございます。それは実施していきたいと考えてございますし,先生ご指摘いただきましたような,全市統一の書式というようなものを充実していくというようなことも必要であると考えてございます。汎用性の高いひな形の書式を,そのネットワーク上に配置するといいますか置くといいますか,そういったことや,あるいは各学校園の現場のニーズを踏まえた,そういった書式を選択して,蓄積していくようなことが非常に大切であるというふうに考えてございます。そういったことで,学校現場の先生方とも一緒になりまして,一種のプロジェクトチームみたいなのをつくりまして,早急に検討していきたいというふうに考えてございます。  具体的には,教材や指導案の電子化のやり方ですとか,あるいは先生,先ほどおっしゃいました指導要録も含めました成績処理の仕方,あるいは出席管理とか,もろもろの校務の関係ですね,それと少し会計事務の効率化を図るためのどんな方法があるのか,あるいは,文科省をはじめ,私どももそうなんですけれども,いろんな調査ものがございます。そういったものの集計方法なんかを簡略化できるような方法,そういったことが基盤サービスを活用して,校務処理の方法を見直して,あるいは簡略化してできないかということにつきまして,先ほど申しました学校の先生,現場の先生方と一緒になって検討していきたいと,それによりまして,教育活動の充実はもちろんでございますけれども,教員の先生方の負担軽減につなげていきたいと思っておるところでございます。  また,あわせまして,学校園の情報資産のセキュリティー確保ということも大事でございまして,そういったことで,情報システムを安全かつ適法に活用する基本的な規範といいますか,セキュリティーポリシーという言い方をしてございますけれども,そういったものもあわせて策定をしていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 39 ◯池内教育委員会事務局指導部長 失礼します。  私の方から,いじめ対策についてのお答えをさせていただきたいと思います。  先ほどご指摘いただきましたように,本年度より各学校が直面しております生徒指導上の諸課題に対しまして,学校対応に関する指導・助言であるとか,異なる校種間の連携であるとか,また,その他関係機関とのコーディネートを行うために,生徒指導の経験の豊かな校長OB,または警察のOBの方に学校支援アドバイザーとして各区に1名配置させていただいてございます。学校支援アドバイザーにつきましては,小・中学校を巡回して,その情報収集と状況把握に努め,学校の支援に当たってございます。本年1月末までの活動回数は,全区合わせまして566回という数字になってございます。各学校の状況に沿いまして,タイムリーに的確な助言を行うことによって効果的な支援ができていると,こう考えてございます。  また,学校支援アドバイザーは,指導課と週1回の打合会を持っておりまして,その中で,各学校ごとの情報交換をしっかりとやらせていただいてございます。そういった意味で,教育委員会指導課とアドバイザーの方々とは共通理解を図りながら,有効な活動をしていただくような,そういう形になってございます。  そうした中で,いじめであるとか,それからまた虐待であるとか,また,法的な視点が重要な問題のような重篤なケース,学校だけでは解決困難なケースに関しましては,関係機関,または専門家等々を招集いたしましてサポートチームを結成いたしまして,問題解決に向けた方策の検討を行ってきてございます。今年度は7回ほど招集を行ってございます。それぞれの各学校の解決に向けて支援をすることができたと,こう考えてございます。  サポートチームを招集する前提といたしまして,学校支援アドバイザーによる情報収集や指導助言,それから教育委員会との協議,そういうのを行っておりまして,その後,学校と連絡をとりながら支援を行うわけでございますが,さらに専門家等の助言が必要だと判断した場合に,先ほど申し上げました,いじめ,または保護者対応,虐待などの状況に応じて,関係機関に依頼をして対応する,そういう形でございます。学校支援アドバイザーもサポートチームともに学校の状況を見ながら効果的な支援に努めてきておるわけでございますが,先ほどご指摘いただきましたように,さらに積極的な活用を心がけてまいりたいと思っております。そして迅速で的確な対応ができればと思っておりますので,よろしくお願いしたいと思います。  引き続きまして,ネットいじめに関することでのお答えをさせていただきたいと思います。  ネットいじめと呼ばれる一連の行為は,もうご存じのように,ネット社会の匿名性を悪用してございまして,加害者を特定いたしまして指導することが非常に難しゅうございます。また,子供たちが携帯でやりとりをしている内容を大人が監視する,見守るというのも大変難しい状況がございまして,この問題につきましては,早期発見が大変困難であるという側面を持ってございます。先ほどご指摘いただいたわけでございますが,そういった意味での潜在化しているいじめがあること,これはもう十分予想ができることでございます。そうした状況を踏まえまして,昨年10月に開催しておりますいじめ防止対策推進委員会において,ネットいじめに関する現状とか対策について検討いたしまして,ネットいじめの早期発見に非常に重要な立場にある保護者の皆さん方に対して,現状認識であるとか防止対策に関するアピール文を出しまして,啓発活動を行っておるところでございます。そうした意識の高まりとともに,警察などの関係機関との連携による子供・保護者・地域への講演活動や,神戸市PTA協議会でのシンポジウムの開催など,積極的な取り組みが増加してきておるところでございます。今年度12月末までに,本人,保護者の申し出から20件ほどの携帯電話に関するいじめが報告されておりますブログへの悪口の書き込みであるとか,メールによる誹謗中傷であるとか,さらには写真の流出させたりするものもございました。今後も未然防止と早期発見が重要な課題であると考えておるところでございます。  先ほど申し上げましたネットいじめの未然防止と早期発見には,子供たちに対しては,携帯電話,またはインターネット等でホームページをつくったりすることの危険性をしっかりと周知すること。それから同時に,インターネットを使う上での規範意識の高揚と情報モラルの育成ということで,ルール,判断力をしっかり身につけさせたいと思っております。  また,保護者の方々には,こういったネット社会が持っておる危険性といいますか,そういったところへの正しい認識を持っていただく,そういったことを啓発してまいりたいなと思ってございます。こうしたことを踏まえまして,来年度は,現在作成しておりますネットいじめを扱った資料集等を活用いたしまして,情報モラルの育成や,子供たちがいじめをより実感しやすいロールプレイングなどを取り入れた規範意識や道徳性を高める学習活動を進めていきたいと思ってございます。  また,他人の目に触れにくいネットいじめの悩みを,自分1人で家庭内で抱え込んでしまわないように,来年度もPTAともども連携を図りながら,保護者への啓発をより一層進めていきたいなと思ってございますし,教員やスクールカウンセラーによる校内の相談体制の充実とか,24時間のいじめホットラインなど,外部の相談機関の活用についても周知徹底してまいりたいと。そして,早期の問題解決ができるように仕組みをつくっていきたいなと思ってございます。  以上でございます。 40 ◯分科員(向井道尋) ありがとうございます。  情報化推進により教員の雑務軽減でございますが,決算特別委員会でもお話しさせていただいたんですけども,今後非常に期待されるところであります。さらに現場の教員の声を聞きながら,本当に役に立つ,本当に軽減につながる取り組みをお願いしたいと思います。  それから,学びの支援センターでございますが,これも昨年,決算特別委員会でお話しさせていただいたんですけども,本当に悩んでおられる保護者の方に対しても,しっかり支援をしていくという形での答弁いただきまして,今また新たに拡充を進めていただいております。これも本当に今後も期待していきたいと思いますが,まだまだ3カ月ということでもまだまだ足らないと思いますが,予算の都合もあると思いますが,今後さらに拡充を進めていただきたいと思います。  話は変わりますけども,今,特別支援学校のあり方検討委員会というのを立ち上げて,今後の特別支援教育のあり方を検討されておりますけども,ここに入っておられるメンバー,委員の皆さん,本当にそういうお子さんを持たれた保護者の方の代表がたくさん入っておられるということで,これも非常に評価をしたいと思っております。今後ともよろしくお願いいたします。  さて,放課後子ども教室の件でございますけども,橋本委員からの指摘もありましたように,これからのこの放課後子どもプラン,子ども教室でありますとか,こういった事業につきましては,絶対に地域におけるサポート,支援がないと絶対に進めていくことはできないと思うわけでございます。今,大分,橋本委員からも厳しい指摘がありましたけども,私としましても,ぜひともこの地域における支援を,そういう組織をつくっていくことをぜひお願いしたいと思います。ただ,文部科学省はどうのこうのなしに,神戸独自でも進めていくことが必要かと思います。  昨年,東京をあっちこっち視察させていただきましたけども,例えば,その先ほどの和田中学の杉並区,それ以外の江戸川区,それから足立,世田谷といった,そういう区では,やはりそうした地域に学校,また,教育を支える支援組織ができております。それをもとにして,いろいろ独自の教育の取り組みをされている。こういうことを視察につきまして,やはり神戸でもこうした取り組みができるのではないか,そうしていくべきだと考えております。  先日,子ども教室2カ所ほど見学,視察に行かせていただきました。その2カ所は,それぞれ週1回だけの子ども教室でございました。1カ所は図書室を利用しての約2時間ほどの子ども教室です。最高でも子供が10数人来たらいいところだという話でした。もう1カ所は学校内に学童コーナーがある,そして放課後子ども教室もあるといったところでございました。そこもそれぞれやはり人数は少ないんですけども,学童の方は,現在20数人,来年度はさらにふえて40人近くになるんではないか。空き教室,一部事務用のスペースをとっておりますから,残ったあの教室のその狭い中で40人来たらどうするんやということで,非常に指導員の方も頭を痛めておられました。そういう実態があるわけであります。  いろいろその指導員の方やら放課後子ども教室のお手伝いしていただいてる施設開放の皆さんとかPTAの皆さんにお話も伺いました。そうしますと,やっぱり週1回だけなので,今のところ頑張られているというお話もありました。これが毎日になったらどうなるのかな,こういう地域の支援本部がという話をしますと,そういうのができれば本当に助かるなというお話もされておりました。学童の指導員さんも,やはり子供がふえると大変だ,本当にその狭い教室,1人当たりの面積がどうなるのか,そういうことも考えておられました。こういったことから,やはり今後はその学校支援の地域本部をつくっていくべきだ,その方向で進めていくべきだと思います。今の文科省は,全国約1万ある中学校区の1つ設置していこうということを検討しているそうでございますけども,文科省のことよりも,やはり神戸としてどうしていくか,少しでも早くこれを進めていくべきだと思います。  この学校地域の支援――学校支援地域本部,今後とも中学校区じゃなしに,本当に小学校区に1つあってもいいぐらいだと思いますが,今すぐにできるものでもありません。先ほど教育長もいろいろおっしゃっておりましたが,今現在あるいろんな組織がございます。施設開放委員会であるとか,PTAであるとか,見守り隊であるとか,それぞれあります。ばらばらではあるわけですけども,そういった今あるところから何とか1つにまとめていくことはできないか,そうした取り組みを,やはり教育委員会が子供を守る,子供のための教育ということで主導権を握って,あと市民参画推進局当たりも連携をとりながら,進めていっていただきたいと思いますが,その点についてのご見解をお願いいたします。  それともう1つ,今後,地域の皆さんにご協力いただいて,こうした取り組みを進めていくわけでございますが,もしも事故が起こったら,こういうこともやっぱり心配されておりました。そうした地域の皆さんに支えていただくんだけども,その皆さんをサポートするような,そういうこと,教育委員会としてはどのように考えておられるか,その点もお願いをいたします。  それから,防犯教育でありますけども,確かにCAPという制度を導入するのに大変お金もかかる,時間もかかるということですが,その分はっきりした実践的なプログラムがあるということです。そうするならば,せめて学校から教員が代表で何人か行くと,研修を受けると,そうすることによって,少しでもそのノウハウを学べるんではないか,教員のノウハウを生かすということですから,実際に持っている教員だけでは足りません。全校的にこうした実践的,体験的なノウハウを身につけさせるという意味でも,学校から代表の教員が研修を受けて,そして戻って学校で指導する,こういったことも考えられるのではないかと思いますが,この点についてもご見解をお願いをいたします。  あと,いじめ対策の点でございますが,1つには,教師にはなかなか言えないことも,教師以外の人には子供は語れるという部分があります。教師としては非常に残念なことでありますけども,やはりそういった存在が学校には必要ではないかと思うわけです。これは校内においては,スクールカウンセラーだとか養護教諭,それから学校事務の方とか,いろんな職員がおられます。学校外では見守り隊でありますとかゲストティーチャー,または外部指導員,こうした人たちの協力も得ますと,やはりもっといじめに対しても事前に防止できるんではないか,また,後のフォローが早くできる,発見が早くできるんではないかというふうに考えます。そして,今後,教員以外の職員,学校の職員を採用する場合には,仕事だけでなしに,子供にとって子供を守るという立場でできる,そういう一般の職員も採用していく,そういう方向も考えていただきたいと思いますが,時間がありませんがよろしくお願いします。 41 ◯主査(芦田賀津美) 当局に申し上げます。  質疑時間が残り少なくなっておりますので,答弁は簡明にお願いいたします。 42 ◯小川教育長 放課後子ども教室の関係でございますけども,私どもも地域の方々が中心になって運営していくものでございますから,やはり地域としての基礎ベースといいますか,そういうようなものが当然必要なわけでございまして,放課後子ども教室をするに当たりましても,いろいろ悩んだ末,学校開放運営委員会がございますので,こういうような体制が一通りできてございますので,ここを中心に対応をやっていこうということにしておるわけでございますけれども,現実にはなかなか人材を確保していくというのは難しい点もございます。ですから,とりあえずは人材確保ということが大事でございますので,例えば,教員OB組織でございますとか,ボランティア団体ですとか,大学とか,そういうようなところにも働きかけたりとか,また,いろんな広報をしたりとか,場合によっては公募というようなこともあろうかと思いますけども,また,先ほど申しましたように,学校の中には総合型地域スポーツクラブでありますとか,マナビィひろばでありますとか,そういうようなものがあるわけでございますから,そういうような人たちにある意味では入っていただくようなこと等も含めまして,まずはそういうような人材確保ということを中心に,また今後,組織的な課題については,よく整理もしながら検討していきたいというように思ってございます。  それからCAPの関係がお話ございましたけども,このCAPというのは,いわゆるCAP研修をするに当たって,そういうような公認団体といいますか,その団体だけがロイヤリティーを持っておってできるというようなことだろうと思うんですね。ですから,そこに教員が参加をしても,教員がそのノウハウをストレートに活用する,そのプログラムを活用するということは,これはできないというようなことだろうと思ってございます。一部そういうようなものを自分に身につけて,それを自分なりにこうしていくということはできると思いますけども,そのプログラムを活用するということはできないというように思ってございます。  教員もそういう力といいますか,そういうようなものを身につけていく必要があろうかと思いますから,CAPでやっておることもございますし,ライオンズクエストというような,ライオンズクラブが取り組んでいただいている,そういうようなものもありますけども,そういうようなものにも教員が何人か参加をしたりしておるケースもございますけども,そういうようなこと等も含めて,教員にそういうような力が身につけていけるように努力してまいりたいと思ってございます。  それから,先ほどの放課後子ども教室の中で,事故の際の話がございましたけれども,これは傷害保険や賠償責任保険に入ってございますので,そのような形の中で対応していってございます。 43 ◯池内教育委員会事務局指導部長 失礼します。  先生最後にご指摘のありました,教育相談の先生以外の方にもというお話ございましたけども,ご指摘のとおり,教師になかなか相談しない傾向というのは残念ながら事実でございまして,私どもも校内におりますスクールカウンセラーを,また,教科をしない養護教諭とか,事務職員とか,そういった方々,また,学校に勤務する職員の方々,学校に来ていただける方々,そういった方々のいわゆるカウンセリング・マインドを持ったそういう研修をできるだけ形としてできる部分については進めていって,いろんなチャンネルを持っていきたいなと思ってございます。それぞれに対応する分には,それぞれに限界があろうかとは思いますけども,できるだけそういうことで風通しがいい学校現場をつくりまして,子供たちの情報が集まるような形の中で,早期発見に,また,早期対応に結びつけていきたいと思っております。よろしくお願いします。 44 ◯分科員(向井道尋) ありがとうございました。  終わります。 45 ◯主査(芦田賀津美) この際,約20分間休憩いたします。   (午後3時17分休憩)   (午後3時38分再開) 46 ◯主査(芦田賀津美) ただいまから予算特別委員会第1分科会を再開いたします。  休憩前に引き続き,教育委員会に対する質疑を続行いたします。  それでは,浦上委員どうぞ。 47 ◯分科員(浦上忠文) こんにちは。  何が好きだといって,私は学校ほど好きなものはありませんで,子供も大好きでありまして,けさもJR住吉駅からやってくるときに,向こう側のホームに住吉小学校の1年生でしょうか,ちょっと校外学習に行く人が並んでまして,ちょうど松井山手行きの電車がやってきて乗り込んで,みんなこう座って窓から見ていると,手を振ってあげると,もう全員が振り返してくれて,みんなかわいいもんやなと,改めてきょうも1日元気をいただいて,この場所にやってまいりました。  13年前に,地元の御影北小学校という小学校のPTAの会長をしておりまして,ずっとこの児童を見ておったんですが,私たちの子供のころに比べて,何やかんや言って,みんなもうすばらしいなと,先生方もですよ。いろいろ教育批判をされますが,この,例えば御影北小学校のPTAの会長をしてて,例えばお母さん方で,うちの子供は三宮に塾に行ってて忙しいんやから,学校は休む場所にしてくれと言うてくるお母さんもおれば,家に1冊も本らしい本がないと,酒浸りでパチンコばっかりしとって,教育のきの字も家にその気配がない,だけどそういう児童がやってきて,その子らに何やらのモチベーションをつけて,そして皆さん方を送り出してる先生方の役割というものは,本当に頭の下がる思いがいたします。しかも,子供はみんな本当に白紙のコンピューターのように生まれてきますが,私とか北山先生のようなコンピューターは真空管方式ですが,橋本君やむらの君のようなコンピューターは,多分ICなんかの回路がもっとこうぴたっと短絡してるから,ちゃっちゃかちゃっちゃかこう物が言えるような仕組みになってる。でも,みんな優秀な子に育てていただいたのは学校のおかげやないかと思っています。  きょうはそういう学校に関連して,このすばらしい学校がもっとこうなったらええのになと,そういう立場から質問を4つさせていただきます。  1つ,先日,青少協の集まりがありまして,ある青少協の役員の方が,浦上君,あの御影高校のバトン好きやろうと,大好きやと,こう言いますと,きょうは御影高校の吹奏楽部とバトンが表彰されるんやと。それは去年の夏の甲子園で,大分県代表の揚志館高校――揚がるという字に志すと書くところですが,応援団がないと,そこの友情応援をしたと。きょうは表彰されると同時に,甲子園のスタンドをそのままを再現するらしいでと。行きますと,皆さん甲子園の夏の間おなじみの,例えば,あのチャチャチャンチャチャチャンチャチャチャチャチャンとか,あるいはチャンチャチャンチャチャチャンとか9回までやりまして,それは元気がそこまではよかったんです,そこまでは。その後に,各小学校や中学校や高校の人が表彰されるんですが,例えば名前を呼ばれると,浦上君とか小川君とか,魚崎小学校,何々君,呼ばれたら,ただ黙ってそのまま進んでいってそこで待ってると。はいぐらい言わんかいなと思ってたら,1つの中学校だけは呼ばれたら,はいと言ってました。多分そういう風土がその学校にあるんやと思います。でも,ああいうときに呼ばれたときには,やっぱりはいと言ってないのは,ふだん学校から,ちゃんとあの授業の始めでもちゃんと礼から始まって,授業の終わりが礼に終わって,先生に呼ばれたら,はいというふうな教育をひょっとしたらしてないんやないかと思うんですが,その辺についてお伺いをいたします。  2つ目は,同じくこれは区内の中学校でありますが,文化祭を見に行っておりまして,文化祭でも,理科の発表でも,家庭科の発表でも,私らの時代と違って何とすばらしいんやというふうな発表があったんですが,音楽の場面になりまして,音楽の演奏が終わりまして生徒がおりてきました。すると指揮をしていた先生が,おまえらはもっと上手に歌えるんやから次は頑張れと,おまえらと言ったんです。隣に同僚の同じ区の私の先輩議員がおりまして,思わず顔を見合わせて,親しみを感じて言うとるんやろうけど,おまえらはないよなと,君たちはなとか,みんなはなとか,そういう言葉で言うのが適切じゃないかと。そうして,またあるとき中学校見てますと,本当に浦上君とか浦上さんとか言った方がいいのに,おい,浦上とか,秋山とか鈴木やとか,野球の解説を聞いておりましても,例えば旧江夏投手は,何かでたらめ男のように見えますが,解説のときは,福留君とか,中村君のプレーはとか,君をつけて呼んでると。そうすると,本当にさわやかな空気が生まれる。そして,人間1人1人何ぼ親しみがあっても,大切にされるということによって人間というものは,おれも認められてるねんなと,私も認められてるんやろうなと,そういう気持ちを持つことは,これはもう間違いないことだと思うんですが,その辺について,君づけ,さんづけで呼ぶことが大切だと思いますが,そのあたりについての教育長の考えをお伺いいたします。  あとの2つは,ちょっと市民の皆さんから寄せられた相談についてであります。  1つ,あるお母さんが,こういうファクスを送ってこられました。6年生のお母さんで,6年2組でございます。そして,得点は,これ試験です,50点満点の50点という答案でありますが,こんな問題で果たしていいのかと,そういう質問であります。  ちょっと読み上げますと,病気の予防,酒の害と健康というテーマであります。1番,酒を飲んだ人が周りの人にどのような悪い影響を与えているでしょうか。自分が経験したことや知ってることを書きましょうと,これ記述式の問題です。  2番は,次の文は酒の害と健康について書かれたものです。正しいものには丸,間違ってるものにはペケを書きましょうと。設問が5つありまして,酒を飲むとアルコールが血液に入り脳を麻痺させる。長い期間多量に酒を飲み続けると脳が縮む。多量の酒を飲み続けても心臓に害はない。酒を飲み過ぎると,胃や腸を傷つけるが,肝臓には悪い影響はない。年上の人や友達に酒を勧められても,はっきり断ることが大切である。これ丸バツ式の問題です。  3番,酒の害について次の括弧に当てはまる言葉を下から選んで書きましょうと。ここで初めて,1度に大量の酒を飲むと,回答だけを言いますと,急性アルコール中毒を起こし,心臓や呼吸が苦しくなり死ぬことがある。また,長い期間多量に酒を飲み続けると,さまざまな生活習慣病が起こる危険が高くなる。  4番は,これはまた記述式の問題でして,6年生でっせ,年上の人や友達に酒を勧められたらどのようにして断るか書きましょうと。この女性は「お酒苦手なので…。」というような感じで断ると。  それで私が思いますのに,もう酒を飲み過ぎたらという問題ならこれでいいんですが,一方的に酒の害と健康というふうなこんな試験をやって,これは普通のまちならいいんですけれども,私たちの町は灘五郷のうちの魚崎郷,御影郷,西郷がありまして,しかも私の地元にはその魚崎と御影という2つ大事なあれがあって,しかも宮内庁ご用達の4つメーカーがあるんですが,これ,櫻正宗,菊正宗,月桂冠,そして惣花といいまして,これは西宮の問屋のお酒なんですが,そのうちの櫻正宗,菊正宗があるこの神戸市で,そして北区にはキリンビールの工場もあって,そして今回あれはないですが,神戸ワインには20億円もお金をつぎ込むような,そんなまちの教育で,一方的に酒が悪いみたいな,こんなんでいいのかと。いいのかと言ったら,これは西下さんの質問の言い方でありますが,いいのかと。酒は百薬の長であるとか,あるいはコミュニケーションをとるのに役立つこともあるとか,陽気になって会話が弾むとか,そういうふうなこともやっぱり教えていくことが大切じゃないかと。しかも将来にわたって,世の中にはやっぱりまじめな女の子いうのおりますから,6年生のときに,それがまた特に好きな先生で,これを学んで,そして18や19になって,男の人とつき合うようになって,その人が酒を飲むんやったら,あなた,お酒を飲むと体によくないのよと,それで,その男もその女の人が好きで仮に結婚したとしても,好きなお酒をやめんならんみたいな,事あるたびに,害がある,肝臓が悪くなると言われるようなことになりゃあせんかと心配をするのであります。それについて,ほんまにこういう教育についてどう思われるかお伺いしたいと思います。  4つ目,これはコンビニの友達から電話がかかってきたことでありますが,あるコンビニで中学生が万引きをしたそうであります。その私の友達の店長は,学校に電話して連絡したそうです。すると,その学校は,校外のことはわしらは知らんと,警察に言うてくれと,そんなことないやろう,あんたのところの生徒が起こしたんやから,人間なんかいろんな間違いぐらいあると。自分だって小さい――自分って私のこと違いまっせ,自分だって何か盗んだみたいなことあると,そやけど,それを周りの人にいさめられて,そうやな,やっぱり悪いことしたらあかんねんなということになってきたと。それをいきなり警察に言えいうたらどういうこっちゃと,それを学校に言うたら,いやいや,教育委員会からの指示だと,こう言うたそうなんです。そりゃあ警察に言うというのも1つの方法だと思いますよ。しかし,私の考えでは,まあ警察任せにするんやなしに,学校や教育委員会がまずかかわっていって,その後の指導を考えていく方が適切でないかと思うんですが,いやいや,もう校外のことは警察へという,そういう立場でやっておられるのか,その辺をお聞かせ願いたいと思います。  以上,4点でございます。  私の持ち時間20分で,ちょうど私の家の住吉から大阪行くぐらいまでがちょうど20分なんですが,今ちょうど時間的で言えば西宮駅を過ぎたあたりで,淀川から向こうが3分なんですが,せめて淀川ぐらいまでで,ちょっと質問が長くてこんなことを言うのは失礼なんですが,1駅間隔ぐらいで答弁していただけたらありがたいです。よろしくお願いします。 48 ◯小川教育長 私から,あいさつの関係についてお答えさせていただきますけども,お話ありましたように,あいさつというのは1つの礼儀でもありますけれども,単なる礼儀でなくして,人間関係をつくる第一歩といいますか,そういうようなことでございますから,私ども非常に大事にしておるところでございます。  それで,各学校では,登下校時でございますとか,毎時間の授業の始まりと終わりの礼ですね,そういうようなものでありますとか,廊下ですれ違う際のあいさつでございますとか,ちょっとした会釈でございますとか,授業中などに指名された場合や発言する場合の返事ですね,そういうようなものが学校生活の中で活発に行われるよう,日ごろから指導実践に取り組んでおるところでございますし,また,保護者の方でございますとか地域の方々の協力等も得ながら,例えば校門前でのあいさつ運動でございますとか,これ生徒会なんかも取り組んでございます。そういうようなことでございますとか,あいさつコンクール等のキャンペーンみたいなものもやってございまして,特に来校者の方々へのあいさつの励行,こういうようなものを児童会とか生徒会を中心にして取り組んでおるところでございます。  また,毎年,中学校が,いきいき生徒会という会議を六甲山の自然の家でやってございます。テーマを決めまして1泊2日の,そういうような中でやっておるわけでございますけども,今年度はあいさつで心通わすための具体的な工夫ということを子供たちがメーンテーマにしまして意見交換を行いました。この会議では,各中学校でのあいさつ運動,小学校は私ども行っても,すぐに返事とかあいさつしてくれるんですけど,中学校はちょっと思春期に入ってまして,少し難しいところがあるんですけども,そういうような中であいさつ運動を活性化しようということで,いきいき生徒会のあいさつ宣言というようなものもしながら,この2学期から取り組んでまいってございますので,そういうようなものも定着していけたらというように思ってございますし,地域の中では,それこそさまざまなふれあい懇話会などで,例えば「あいさつ,声かけ,地域の子,ふれあい,手伝い,家庭から」というようなスローガンをつくりまして,地域・家庭で取り組んでいただいたりとか,ことしは特に,今年度からですけども,PTAがまずあいさつを保護者がやっていこうというようなことで,19年度の活動方針として家庭でそのようなものをやっていくというようなことでありますとか,婦人団体協議会も,各地域の中でそういうようなことをやっていこうということで,これは「やさしい言葉が通い合うまち」というような形で,具体的に取り組んでいただいてございます。  また,家族が熱い1週間,こういうような中でも,いろんな催し物をしてございますけども,その中でも,あいさつの大事さみたいなものをお願いしてございまして,これ,ことしのやつですけども,市長のメッセージ入ってますけども,市長のメッセージの中で,おはよう,ありがとう,あいさつ,ありがとうというあいさつや感謝の気持ちが広がる神戸市であってほしいというようなメッセージを個々掲げたり,これ18年度の家庭教育標語というのを初めてつくりまして,これ保護者に全部に配ってございますけど,この中で募集しましたら,「あいさつは心をつなぐ愛言葉」というような言葉が第1等に最優秀賞になってございますけど,この中で佳作と入選作も用意してますけど,やっぱりあいさつということは大事だということがその中に十分出てきてございまして,こういうような形の中で,こういうようなものも保護者に全部配ってございますし,定着をしていけたらと,学校と地域と保護者とあわせてやっていけたらというように思ってございます。  時間も短うございますので,私からは以上にさせていただきます。 49 ◯洲脇教育委員会事務局参与 私の方から,言葉遣いにつきましてお答えさせていただきます。  先生ご指摘のように,やっぱり教師の言葉というのは,子供の成長・発達に大きな影響を及ぼすということを深く認識してるわけでございます。子供たちは教師の言動から自分が認められているとか,あるいは大切にされているとかと感じる自尊感情生まれて,自分が何か役に立つんではないかというような感情を持って,学校生活も積極的に取り組んでいくというふうに考えてございます。  私どもの教員への指導でございますけども,学級経営の手引きという冊子をつくっておりまして,これは各学校であるとか,それから新規採用職員の研修等に使ってございます。  その中で,教員が子供1人の人間として尊重するということが基本でございまして,子供たちのよさを見つけて,褒め,励ますとか,子供の呼び方をどうするかなど,教員自身が自分の言葉遣い,振る舞いを常に点検する習慣を持つと,そういったことの重要性を強調しているわけでございます。  それから,発達段階とか,それから学校生活の中での状況によりまして,時には粗暴な振る舞いがあったような場合には厳しい言葉が当然ながら要るだろうということでございますけども,基本的には,やはり教師らしい言葉をもって子供をきちんと指導するということが必要ではないかと思ってございますし,そういったこと,今後とも言葉遣いについても指導していきたいと考えてるところでございます。 50 ◯池内教育委員会事務局指導部長 失礼します。  まず,飲酒の教育についてということでございます。  最初に先生お答えしておきたいんですが,あのテスト問題は決して担任の先生個人がつくったものではなくて……(発言する者あり)  はい,教科書の指導書の中に載っておる簡易テストでございまして,実は今ご指摘ございましたように,飲酒の教育につきましては,子供たちの発達段階に応じまして,学習指導要領にのっとって,保健の授業を中心に指導をさせていただいてございます。特に小・中学校は,1つは未成年であるということで,法律に禁止されておることが大前提でございますので,どうしてもトーンが先ほどのようなことになろうかと思うんですが,低年齢からの飲酒は特に害が多いことであるとか,未成年者の飲酒が依存症になりやすいいうことであるとか,それから急激に大量の飲酒――一気飲みですね,その危険性を教えるというふうなことで,小・中では子供たちに自分の健康は自分で守るという意識を高めて,健康にいい生活を実践しなさいという観点から指導させていただく。  ただ,高等学校になりますと,やはり年齢が大きくなってまいりますので,同じく未成年者の飲酒は法を犯すことやとか,発達途上にある脳への影響であるとか,肝臓への影響等々も教えますけれども,教科書によりましては,今ご指摘にありましたように,適度な飲酒は食欲を増したりストレスを解消するなどの効用がありますという記述のある教科書もございます。私どもの市立高等学校でも使っておる学校もございます。ということを調べさせていただきました。  それで,実はそういうことで,飲酒に関しましては,体に及ぼすさまざまな角度から考えまして,健康に関する適切な意思決定と行動選択ができるようにということで指導させていただいてございます。今後とも飲酒に関しましては,正しい知識の普及と啓発を進めるだけでなく,1つは未成年者の飲酒防止等の問題飲酒者の減少を目指して取り組みは進めていきたいなと,このように思っております。  それからもう1点,万引きのことで,万引きというのは初発型非行という位置づけを私どもはしてございまして,窃盗という刑法犯罪であるということで,初期の段階で本人に十分自覚させることが再発防止につながるという認識を持ってございます。特に犯罪ということになりますと,私どもの指導としては,警察等を含めた関係機関等の指導を受けるようにというふうなことも進めてございます。一般には保護者中心に学校が地域と連携して,関係機関の協力も得ながら,そういう指導を進めるところでございます。特に一般的なお話しさせていただきますと,万引きを発見した場合は,生徒の行動の説明を保護者にまず連絡していただくこと。それから状況・ケースによりましては,直接警察に連絡しているケースもございます。そのことが本人の反省を促して,そのことが抑止力となって再犯を防ぐのであれば,結果的には本人のためになるというふうにも思います。そういうことから,学校にまた連絡ございました場合には,これはもう教員が店へ出向きまして謝罪,それからまた,いろいろな状況確認をした後,本人を指導して,また,保護者への指導の助言もさせていただいてございます。また,その後,保護者同行の上,謝罪に行ったり,それから,こういう指導をさせていただきましたということを,指導の経過等々をご連絡したり,そんなケースもございます。それで,学校が万引きの事実を知った場合には警察に通報したらどうか,もうこれは関係なしに,私ども学校としての教育的観点から,その本人へは指導させていただきます。  ご指摘いただいたと思われる学校ございます。そのときに,学校の思いとか方針の説明が不十分で,相手方に不快な思いをさせたということで,適切でないということを私も判断いたしまして,校長を指導してございます。  以上です。 51 ◯主査(芦田賀津美) ちょうど時間となりました。 52 ◯分科員(浦上忠文) わかっております。  もう電車大阪に着いてしもうたんですが,1点だけ,この教育委員長がとにかく警察に言うてくれいうのは,これはもう正しい指示なんですね,そういう指示をしておられるのかどうか。 53 ◯池内教育委員会事務局指導部長 失礼しました。  犯罪の絡む場合には,警察等の関係機関の指導を進めてもいいというふうには言うております。犯罪でございます。 54 ◯分科員(浦上忠文) ちょっとやりたいところですが,ルールはルールでございますので,皆さんのご健勝をお祈りいたしまして,これで質問を終わります。終わります。 55 ◯主査(芦田賀津美) 次に,北山委員,発言席へどうぞ。 56 ◯分科員(北山順一) それでは,私から質問をやっぱり4点させていただこうと思っております。  まず,教育長そのもののことについてお伺いしたいと思うんですが,もう教育長はその籍に就任されて4年目だそうでございますが,その就任されるとき,教育長は教育長として大変なビジョンを持って,神戸の教育をこれから背負って立つぞと,神戸の教育はこういう方向へ持っていくぞというビジョンを持って,その責につかれたと思うんです。その成果たるはいかがでございましょうか。1回教えていただきたいと思っております。  それから,けさからいろいろ質問がありました。民間の校長先生を採用したらどうかとかいう話がありました。民間の校長先生を採用して成功している例もありますが,失敗しておる例もありますね。例えば,広島市で民間人の校長を採用した。ところが,しばらくしたら仕事に耐えられずに首つり自殺をしてしまった。その後始末で走り回っておった教育委員会の次長がまた首つって死んでしまったと。だから,こういうことの末路というものは哀れであったなというようなことが出ておりました。だから,成功した例もありますから,あかんとは言っておりませんけれども,本当に慎重に考えてやってもらいたいと,こう思っております。  それよりも,私はむしろぜひお願い申し上げたいのは,これもけさからいろいろ発言がありましたけれども,暑いとき,寒いとき,冷暖房の問題が出ておりました。今ここにいらっしゃる皆さんだって私らだって,暑いから冷房入れてくれたとか,寒いから暖房入っておったとかって,六甲山小学校は知りませんよ,あそこのことは知りません,しかし私どもの通ってきた小・中・高校・大学も暖房,冷房は入っておった覚えはないんです。あの湯川秀樹さん,あるいは野依さんが在学中だって暖房も冷房もなかったと,こう思っております。だから,そういう意味で,余り至れり尽くせりでやるよりも,少しはそういう今までの教育のいいところを見習って残していってほしいなと,こういうふうに思っております。  それからもう1つは,私はそういう冷暖房の問題もそうですけれども,私自身が随分昔に質問をしておるんですけれども,校庭に芝生を敷いたらどうですかと,校庭じゅう芝生を敷いたらいいよということを申し上げたことがあります。そのすぐ後に,私は平尾誠二さんかなと思ったら,大八木さんが,やっぱり学校には芝生を敷こうよと,芝生の上でいろんな運動競技をやって寝転んだり,いろんなことすればすばらしいよという意見がありました。そういうところに私は力を入れていただいた方がいいんではないかなと,こういうふうに思うんですが,コメントをいただきたいと思っております。  それから,この教育の活性化ということについてお伺いを申し上げたいと思います。  18年12月の教育基本法の改正というのがございました。ここで教育職員の免許法など,いわゆる教育三法の改正が行われて,我が国の教育について大きな変革期が来たんだと,こういうことでございますが,本市の教育の状況をかんがみると,教育現場ではさまざまな問題が発生しておると,こういうふうに私どもは聞いておるんですけれども,この教育職員免許法の改正によって,神戸市はどのようになっておるのか。  例えば,全国学力学習調査というものについても,大体この本年度の結果は,教育委員会としては,全体としては全国の中位ぐらいですよと,こういうふうな発表がされております。中位ぐらいだからそれでいいんじゃというふうに思われずに,もっと上位を目指すぞと,神戸市の教育は日本じゅうに冠たる教育をするんだというような立場で取り組んでいただきたい。そのためには,教育委員会は活発な議論をして,活発な議論を公開していってほしい,そういうことを申し上げたいんですが,ご意見あったらお聞かせいただきたいと思います。  それから,図書館指定管理者制度というのがあるんです。図書館指定管理者制度をとることによって,いい面がたくさんあります。いい面がたくさんありますけれども,このいい面を特に中央図書館の機能強化を図るという分野で発揮をしていただきたい,そういうふうに私は思っております。
     例えば,大阪の府立の中之島図書館というところが実施しておりますビジネス支援という分ですね,このビジネス支援図書館ということで大変注目をされておりますが,この大阪府立中之島図書館のやっておることを,本市においても産業振興局等と連携して市内の中小企業のサポートをしていく,そしてそのサポートを,こういうサポートをしましょういうて,一緒に連携をとりながらやっていっていただける,そういう行動する図書館,そういうものになっていただきたいと思っております。  最後にもう1点,食の安全についてお伺いを申し上げたいと思います。  先日来,中国製の冷凍餃子の問題で,大変日本ではこの食の安全という面で注目をされております。資料を調べていきましたら,中国製の食品はここが危ないといって,危ない食品の一覧表が出ておる本があります。370種の食品,これ全部あかんよと,毒入りでございますと,こう書いてありました。私が言うとんと違います,書いてありました。そこで,神戸の子供の教育において出る食材ですね,これこそ地産地消という言葉,この言葉がよく使われますけれども,神戸の給食は地産地消で賄えるものは全部賄うと,こういう姿勢でいってほしいと思うんですが,いかがでしょうか,お伺いします。  以上です。 57 ◯小川教育長 私から何点かお答えしますけども,まず,私の就任当時のビジョン,思っておったのかどうか,また,その成果のようなお話がございました。私が教育長にというお話を聞いたのはほんの直前でございまして,大きなビジョンを考えるほどの時間はなかったかなというふうに思ってございますけども,その中で,私,灘の区長をしておりましたから,いろんな意味で子供たちというのは地域の中でやっぱり育っていくといいますか,地域の中で足というか,そういうようなものをしっかり置いて育っていく,活動していくということが大事だろうと。やはり子供たちは将来的に大きくなってもお年寄りになっても,やっぱり地域の中で大方の子供たちが育ち活躍していただくわけですから,そういうような意味でそういうような思いがありましたのと,もう1点は,やはり神戸というのは国際的に開かれたまちですから,グローバル社会の中で飛躍できるといいますか,そういうような子供たちに育ってほしいなというような感じは持ってございましたし,いろんな意味でネットワーク社会といいますか,そういうようなものが広がってきた時期かなというように思ってございまして,いろんな力といいますか,そういうようなものを教育の中に取り込んでいくといいますか活用していくというようなことが大事なんではないかなというように思いながら教育に参りました。  教育の中では,既に平成15年度にアクティブプラン,神戸の特色ある教育を進めていくんだというアクティブプランができてございました。かなり全体的な体系的なさまざまな取り組み,そういうようなものから,学校がいろんなことをチョイスしながらそれぞれの学校に合った取り組みをしていくということでございまして,そういうようなものができたばっかりでございますから,これをきちっとやり遂げるということが大事であるというふうに思っておりまして,その中でも特にわかる授業といいますか,子供たちが興味関心を持って,本当に自分たちの力,学力を含めて,そういうようなものをつけれるような取り組み,その大きな柱になってございましたから,そのためにかなり大きな予算,これを市長にお願いしまして,1度に1億4,000万円ほどのソフト予算をつけていただきましたけれども,そういうようなものもいただきながら進めてまいりましたし,また,いろんな意味で耐震補強の問題ございますけども,これも17年度から10年間の長期計画というような形で立ち上げさせていただいたりとか,そういうようなことをやってまいりました。  アクティブプランにつきましては,これはご存じのようにPDCAサイクルという中で,毎年毎年その成果を検証しながらやっていくわけでございますから,これは検証する中でいろんなたくさんの学校の先生方,学識経験者,また,地域の方々,もろもろの方々の意見とか考え方,そういうようなものも取り入れながらやっておるわけでございますから,そういうような成果の検証をその中でやっておるわけでございまして,そういうようなものが毎年やはり高まっておると思いますし,アクティブプランの中で目標にしておりましたものにつきましても,かなりの部分ができてきたというような気持ちは持ってございます。  ただ,これはいずれにしろ,PDCAサイクルの中で次のステップを目指して,どんどん新しいものを取り入れ,よい活動をその中に入れていかなくちゃいけないわけでございますから,これを続けていくということが大事だと思いますし,そういうような意味では,随分たくさんの宿題が,たくさんたくさん残ってるというように思ってございます。  それから,芝生の関係がございましたけれども,芝生はこれ平成13年に桜の宮小学校に,小学校としては――幼稚園は幾つかあったんですが,そういうようなものが消えていきまして,桜の宮小学校に初めて,これは運動場の真ん中部分,活動する部分は土のままで周辺を芝生にするということを,これは21世紀復興記念事業で芝生化のような話が出てきまして,試みとしてそういうようなことをやったというのが1件ございます。これが全体にはなかなか定着してないということでございますけれども,18年度には,これ港島小学校につきまして,これは全面芝生でございます,を実施してございます。いずれにしろ,芝生につきましては,やはり管理が――いいんですけども,管理が非常に難しいということです。毎日のような手入れが必要ですし,それとか芝生の種をちょっと植えかえたりとか,そんなことなんかも必要ですから,いろんな力がそこで必要でございますので,そういうようなものができれば,場合によってはそういうようなものを少しふやしていくとか,そういうようなこともあろうかというように思ってございます。  それから,教育の活性化の関係でございますけども,教育委員会に,それこそ教育委員6人おりますけども,いろんな経験の者が集まっておるわけでございまして,教育経験者がおり,学識経験者がおり,また,スポーツの関係,法曹界,また,保護者というような立場から入っていただいてるというような,いろんな経験をお持ちの方々で構成されておるわけでございまして,そういうような視点から得意な分野もございますし,一般的な見方とかそういうようなものも入れまして,いろいろ議論をいただきながら,また,学校現場の動きでございますとか保護者の意向,そういうようなものが非常に大事ですから,そういうようなものをできるだけ学校現場にも足を運びながらお聞きしたりとか,いろんな活動を直接見たりとか,それにまた参加したりとか,また,校長方とか,いろんな相談したりとか,教育懇談会を開いたりとか,そういうような形でいろいろやってきてございます。  先ほど,全国学力学習状況調査の話もございましたけども,これは十分であるというふうに私ども考えてもちろんございませんけれども,例えばこういうような調査につきましても,私ども国の調査が始まる数年前から,基礎学力の定着度調査というのをしっかりやって,その実態調査の中から,いろんな意味で子供たちの学力でありますとか,そういうようなものを高めていくための改善策といいますか,そういうようなものを思考しながらやってきたわけでございますし,新しい学習指導要領が平成23年から始まりますけども,この中で盛り込まれております中身につきましても,かなり先行的に私ども取り組んできてございます。わかる授業なんか1番わかりやすい例かなと思ってございますけども,こういうようなものも教育委員会なり何なりの中で議論もしながら,また,それのチェックといいますか,進行管理チェック,そういうようなものをしながらやってきておるつもりでございまして,そんなことを今後とも進めていきたいと思ってございます。  以上でございます。 58 ◯池内教育委員会事務局指導部長 失礼します。食の安全について……。  先ほどご指摘ございました,中国産の加工品等につきましては,今回の例の中国産の冷凍餃子等々につきましては使用はしてございません。すべて,今,国内の製造工場の製品でございます。  それで,どうしても中国産の食材は避ける方針でございますけれども,代替品がない場合とか,量的に確保できないものという場合は,やむを得ず使用せないかん場合もあろうかと思うんですが,そういう場合は,もう残留農薬等々の検査をしっかりやって,十分安全性を確保した上で使いたいなと,こういうふうに思ってございます。  それからもう1点ございました地産地消の推進でございますけども,もうご指摘のとおりでございまして,私どもは学校給食で使う食材は国内産を原則としてございまして,まず第1番に神戸産を優先します。その次に兵庫県産を優先しております。そういったことで,従来から地産地消を推進はさせていただいております。  現在,地元産の食材につきましては,米がすべて神戸産でございます。それから学校給食で使います23種類ほどの生鮮野菜があるわけでございますが,昨年度は9種類の神戸産にふやしました。それ以外に神戸の地場産物である灘の酒かすとか須磨のノリなどの加工品も利用させていただいてます。  それからもう1点は,1つは供給体制の問題がございまして,量的に確保できなあかん部分もあるんですが,市内で7ブロックに分割して食材を発注しておりまして,1ブロックだけでもこの地場産物が供給できれば使用するようにはさせていただいてるところでございます。そういうう形をとりましたおかげで,データで17年と18年を比べますと,約30%ほど使用量がふえてまいっております。それから種類も先ほど申し上げた7種類から9種類とふえてきてございます。  地元産の食材の使用に関しましては産振局とも連携しておりまして,JAや卸売業者等による学校給食における,こうべ旬菜利用促進会議というのがございまして,そこの中で,要するに学校給食での使用とか産地での供給間での受給調整を綿密に行いながら,使える生鮮野菜の種類をふやしていきたいと,こう思ってございます。地産地消は従来に増しても推進していきたいと思ってございます。 59 ◯喜多教育委員会事務局中央図書館長 それでは,図書館のビジネス支援ということについてお答え申し上げます。  現在,私どもの中央図書館の方のビジネス支援の現状でございますけれども,1つは,まず資料の用意をしてそれを提供していくということで,特に企業関係等で,企業関係の情報でありますとか,それから法律関係の情報,官報,そういうものを用意をして提供しております。  それからもう1つは,そういう企業の方からのご相談,調査依頼,そういうのがございましたときに,それに対応するような形での資料をそれに対して提供していく,レファレンスというふうに言っておりますけれども,こういうものを,例えば判例の調査でありますとか,そういうことをやっております。  さらに,私どものホームページ,中央図書館のホームページの方で,調べ物ガイド・お役立ちリンク集,こういうのを張っておりまして,ここで例えば企業の有価証券報告書,これは金融庁のEDINETというホームページでございますけれども,そういうものにすべてつながるような形で,そういうリンクを昨年約100ぐらいから倍増しまして今256までリンクを張るという形で今やっております。そういう形でお役に立てていただければというふうに思ってございます。  先生の方からご指摘ありました,大阪府立の中之島図書館,これは全国的にもビジネス支援で非常に有名なところでございまして,ビジネス支援の専門組織,専門の組織を持ってございます。そこにかなり大量の情報・資料を収集いたしまして提供して,また,セミナー等も行うと,こういう非常に活発な活動をやっておりまして,これは大阪府立の図書館群の中での1つの役割分担,大阪府図書館は,東大阪に非常に巨大な中央図書館を持っておりますので,非常に老朽化してきた手狭な中之島がどういう形で役に立ってくるかと,こういうことの中で検討された結果,ビジネス街の中心にあるという立地を生かしてビジネス支援をやろうと,こういう形になって,今,展開をしておられます。  私どもの方は,今,先生の方からご指摘がありましたように,指定管理に移行した後で,その部分について中央図書館の機能を強化していきたいと,これはもう全くそのように考えております。この中の1つの項目として,ビジネス支援というのを我々も認識をしておりまして,どういうやり方がいいのかなと。大阪とやはり立地の条件が違いますので,神戸に適した形でのビジネス支援が何かできないだろうか,こういうことで今検討いたしております。そういう点では資料を集めたビジネス支援のためのコーナーの設置等も含めまして検討していきたいと,こういうふうに考えておりまして,特に…… 60 ◯主査(芦田賀津美) 当局に申し上げます。  答弁は簡明にお願いします。 61 ◯喜多教育委員会事務局中央図書館長 申しわけございません。  産業振興局との関係で,既に産振財団の方と数回このことについて協議をいたしまして,実際のニーズがどこにあるかということで,それに適したような形で相互に協議をしながら,いいサービスが提供できるようにしていきたい,こういうふうに考えております。  以上でございます。 62 ◯分科員(北山順一) もう時間がないと思いますから,要望だけしておきたいと思います。  校庭の芝生化については,例えば学校管理会とか地域の人たちが精いっぱい協力するよという申し入れがあれば,私はやっていただけるんだろうと思っておるんですが,そういう考え方でよろしゅうございますでしょうね。うん言うてくれたらそれでいいんです。(「いろいろ課題はございます。」の声あり)  課題というのは大したことないと思いますので,ぜひそれはやっていただきたいと思っております。  神戸市デザイン都市ということを言っておりますんで,心のデザインということについて,私は頑張ってやってほしいといつも言っておるんです。教育委員会の中で,どんな心のデザインが絵をかけるかということを考えて行動していただきますことを要望いたして終わります。 63 ◯主査(芦田賀津美) 次に,小林委員,発言席へどうぞ。 64 ◯分科員(小林るみ子) 最後です。よろしくお願いいたします。  2点質問させていただきます。  まず1点目は,今の学校というのは,この社会のゆがみが凝縮された形で,いろんな面であらわれてきてると思います。教師にとっても本当に受難な時代だなということをつくづく思うんですけども,この間,公立学校教員の精神疾患,本当にふえておりまして,この10年間で約3.5倍になったと言われております。神戸市の場合,理由はさまざまですけども,定年前退職者の数は,昨年度181人,今年度156人,精神疾患による療養休職者数は,昨年度130人,今年度113人となっています。予備群の方も多数いるわけなんですけれども,私の知人にも退職まで働き続けることができない,体は何とかなるけれども,心を壊してまでも働き続けたくない,こういう理由で定年前にやめた方もいます。そういう意味でも,このような事態というのは非常に深刻な問題だと思いますので,この点について教育委員会としてどのようにこれを考えてるのか。  来年度の施策に,子供に対しては,いじめ防止対策,スクールカウンセラー配置など講じられておりまして,これは本当に大切だと思います。同時に,教員はといいますと,教員の資質向上というのが挙げられておりまして,研修がうたわれてるんですけれども,教員に対する相談体制とかサポート体制を充実する,そんな施策はないものかと,このことを非常に残念に思ってるんですけども,その点についてお伺いしたいと思います。  2つ目は,DVのアンケートの問題です。  昨日,市民参画推進局の審査の場で質問をさせていただきました同じような内容なんですが,もうご存じだと思うんですけれども,昨年,神戸市内の高校2年生を対象としてDVのアンケート調査が行われました。県立は20校のうち12校が対応しましたし,神戸市の場合,市立高校の場合は7校のうち強力に要請してやっと2校という結果になって,その2校も一部アンケートの内容を削除してやったという,こういうことがあったわけなんですね。このときにも言ったんですが,校長会のお考えもあると,昨日そうお聞きもしているんですけれど,やっぱり男女共同参画課と教育委員会,お互いの理解といいますか,共通理解が非常になかったんではないかと,このことを私はきのう質問をいたしました。教育委員会として,校長会の対応も含め,このことをどのようにお考えなのか,その点についてお聞きしたいと思います。  以上です。 65 ◯小川教育長 私から,教員のメンタルヘルスケアといいますか,そういう点につきましてお答えをさせていただきますけれども,やはり今のいろんな社会状況といいますか,そういうようなものの影響も随分あろうかと思いますけども,例えば社会のいろんな価値観の多様化でございますとか,やはりどういいましょうか,昔に比べますと,地域でありますとか家庭の――一概に教育力の低下というような表現は適切かどうかわかりませんけれども,力といいますか,そういうようなものが少し低下しておるんではないかと。地域の中で人間関係の希薄化でありますとか,家庭の中でもそういうような部分が多かろうと思いますけれども,そういうようなこととか,学校を取り巻く環境も随分これは変化しておるわけでございます。そういうような中で,学校に対しては随分教育に対します期待も,これは逆に随分大きくなっておるというように思ってございますし,学校が抱える課題というのは,随分複雑多様化しておるわけでございまして,そういうようないろんな課題に,学校というのはそれほど大きな組織じゃございませんし,役割分担が明確にそれぞれが決まっておるというわけでもなくして,機能的にその役割を果たさなくちゃいけないというところもありますし,チームとしてやっぱりやっていかなくちゃいけないというようなところもありまして,そんな中で,教諭の負担感といいますか,そういうようなものもやはり増大してるのではないかなというようにも思ってございます。  具体的な数字のお話もございましたけれども,私どもの定年退職前の退職者ですね,これもやはり増加傾向にございます。退職理由につきましては,これはなかなか具体的には難しいわけでございますけれども,今はやはり団塊の世代等を含めまして,非常に高齢――高齢と言ったらおかしいな,50代の教員が随分多いということも1つあろうかと思いますし,これはどうかなと思いますけれども,やはり学校職場は女性の先生方が多いですから,家庭と仕事の両立,その部分も場合によっては少し影響があるのかなというようなこと,この辺のところはよく考えていかなくちゃいけないという部分でございますけれども,そういうようなこととか,先ほど申しました教育現場でのストレスといいますか,そういうようなものが原因といいますか,そういうようなものも,いろいろな要素があろうかと思ってございます。  そういうような中で,私ども相談体制の仕組みづくりといいますか,そういうようなものもいろいろやってきておるわけでございますけれども,そういうような学校でありますとか教職員への支援体制を,特に相談体制ですね,サポート体制をつくっておるわけでございますけれども,例えば教職員相談室,そういうようなものを設置いたしまして,これは教職員の仕事上のこともありますけども,場合によっては一身上のといいますか,そういうようなこと等も含めて相談をしていただけるような,そういうようなこともやってございまして,19年度は,これは1,300件弱ほどでございますけども,そういうような形で足を運んでいただいてございます。  また,学級経営相談室というのを設置してございますけども,これは特にそれぞれの学級経営でございますとか,子供の指導でございますとか,そういうようなことでの悩みといいますか,そういうようなものもございますから,そういうようなものを受ける相談室もつくってございます。ここも19年度は200件を現時点で超えるような相談を受けてございますし,また,教員OBの方々もいろいろ心配もされてございまして,教員OBの方々でNPOをつくってございまして,このNPOで教職員を対象にしました相談活動も,これは新たに実施をしていただいてございまして,このようなものもある意味では教員仲間でございますから,相談しやすいのではないかなというように思ってございますけれども,そういうようなものもございます。  また,当然のことですけども,身近なところで,特に学校の中でいろんな相談をできる,そういう雰囲気といいますか,そういうようなことが非常に大事だと思ってございまして,特にこの辺につきましては,管理職の皆さんにお願いをしておるところでございますし,教頭さんでございますとか幼稚園の主任者の方々にも,そういうような研修等を実施もさせていただいてございますし,また,教員に対しましても,例えば16年目を迎えます研修の中で,メンタルヘルスに関します研修を実施してございます。  また,そういうようなこと以外に,やはり学校の中で教育活動に関連しまして,いろんなトラブルといいますか,そういうようなものも起きる,それの対処方法等がなかなかわかりにくいというようなことなんかもございます。  そういうようなことの中で,今年度からは,特に校長でございますとか生徒指導担当者の教員に対しまして,弁護士さん等も入っていただいて,そういうようなノウハウといいますか,そういうような対応の知恵といいますか,そういうようなこと等を学ばせていただくとか,ご意見をいただくとか,そんなことなんかもやってございます。  さらには,いろいろ細かいことを言うようでございますけども,校長OBさんによります――これは校長OBだけに限らないんですけども,学校支援のアドバイザーというのを各区に,これも今年度から配置をさせていただいてございまして,これも学校支援ということで,さまざまな問題についてフランクに相談も受け,アドバイスもさせていただくというようなことでございますとか,学校サポートチームと,これはやはり学校のいろんなトラブルもかなり専門家の方々の知恵といいますか力を必要とするような状況,もう随分出てきてますし,そういうようなことを受けることが,1つ学校の安心といいますか,そういうようなものにもつながるところがございますので,弁護士さんでございますとか,特にスクールカウンセラーを中心にやってらっしゃる方なんかに入っていただいて,そういう取り組みもしておるところでございます。直接的には,病気で精神疾患等で休まれたような場合に,職場復帰していくのがなかなか難しいというところが現実にありますよね。そういうようなことにつきましては,職場復帰トレーニングでございますとか,復帰前に一定期間のならし期間を設けるプレ出勤というようなものも,これも数年前から対応を始めておるところでございまして,こういうようなさまざまな相談体制といいますか支援体制,そういうようなものをできるだけ活用していただきたいなというように思ってございます。  例えば,いろいろ考えます…… 66 ◯主査(芦田賀津美) 済みません,もう時間です。 67 ◯小川教育長 そうですか,そんなことでございます。 68 ◯池内教育委員会事務局指導部長 失礼します。  DVの予防啓発,ご存じのように,近年,女性に対する暴力だとか,特に配偶者からの……(「それはいいですので,聞いてることだけ教えてください。」の声あり)  いいですか。  ちょっとほんなら経過をお話ししますと……(「経過はもういいです,みんな知ってます。教育委員会の対応についてお願いします。」の声あり)  ほんなら――それを言おうと思ったんですけども,最終的に,このDVの予防啓発は大変重要であると思ってございます。それで,校長会ではどのような方法でアンケートをするかについて,各学校長の判断にゆだねまして,それを受けて,期限が迫る中でそれぞれの学校事情であるとか生徒の状況等を考慮しつつ,実施方法を工夫しながらという形で2校が実施したということでございます。  このようなアンケートを実施するかどうかについては,教育委員会としても基本的にはもう生徒の心理面とか,そういう状況を十分考慮した学校長が判断するものと考えております。 69 ◯分科員(小林るみ子) 済みません,時間がもう余りありませんので。  ちょっとDVアンケートの方は,ご回答が余り納得ができてないんですけれども,やはり校長会の中で話し合って,ある程度の方針は出したというふうには聞いてはいます。そういう意味では,県立高校の方は,やはり1校1校応じ得ない理由,応じる理由,きちんとちゃんと対応しているにもかかわらず,神戸市の方は校長会がほぼ決めた形で進んでたと,そういうふうに聞いてますので,やはりこの校長会のあり方もおかしいんではないかと私は思っています。このチャンスを,本当にいいチャンスでして,子供たちに,本当にこのまじめなアンケートを通して,これはふざけてるんではないよということを知らしめすというか,それに気づかせるいいチャンスだと私は思うんですけれども,その機会を逸してしまった市立の高校の皆さんは,本当に残念だなと思っています。やはり今の教育委員会の対応の仕方にもちょっと問題があったんではないかと思いますので,もっとやはり男女共同参画課と,もっとお互いに話し合って本当に共通理解を得ないと,何か一方的にアンケートに対しては非協力という感じでやってしまったことには大きな問題があるんではないかと私は思っています。(発言する者あり)  じゃあどうぞ。時間がもうないんです。ほんの一言でお願いします。 70 ◯池内教育委員会事務局指導部長 先生,その辺の経過をちょっと私もお話ししたかったんですけども,8月に各校長にアンケートが送付されまして,その案について見直しを推進局に要望をさせていただいたんです,内容に。返答を待ちましたら連絡ないまま10月になりまして,校長会に事前説明のないままに変更されたアンケート用紙が来まして,校長が非常に困ってしまったという部分があります。だから,そういう経過があるいう事実だけは押さえていただきたいなと思っております。 71 ◯分科員(小林るみ子) わかりました。  そういうやりとりがあったということはわかりましたけれども,ただのやりとりだけであって,お互いに話し合う時間はなかったわけですよね。やっぱりお互いにこのアンケートの意味,中身,ちゃんときちんと検討する場所を持たなければいけなかったんではないかと私は思います。  それと,心のケアの方はもう時間がありませんので,やはり2008年度の施策の中に,教員の相談体制,サポート体制,その充実のような中身をやはりきちんと挙げなければいけないんではないかなと。そうしないと,個別の学校の問題に終わっていくんではないかなと思ってますので,その辺はまた再来年度,ぜひ検討をお願いしたいと思います。  以上です。 72 ◯主査(芦田賀津美) 以上で,教育委員会関係の質疑は終了いたしました。当局どうもご苦労さまでした。 73 ◯主査(芦田賀津美) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。長時間の審査お疲れさまでした。  次回は3月10日,月曜日,午前10時より,28階第4委員会室において危機管理室及び国際文化観光局関係の審査を行いますので,よろしくお願いいたします。  本日はこれをもって閉会いたします。   (午後4時38分閉会) 神戸市事務局 Copyright (c) Kobe City Assembly, All Rights Reserved. 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