鯖江市議会 1991-12-20
平成 3年12月第269回定例会−12月20日-04号
…………………………………………………………………………………………………………………………………
△日程第2.議案の審査結果
○議長(
佐々木左市君) 日程第2、議案の審査結果を議題といたします。
議案第62号 平成3年度鯖江市
一般会計補正予算(第3号)ほか12件について、各
常任委員長から
委員会における審査の結果について報告を求めます。
最初に、
総務常任委員長から報告を求めます。
2番、
玉邑君。
〇2番(
玉邑哲雄君)登壇
◎2番(
玉邑哲雄君)
総務常任委員会に付託を受けました議案5件についての
審査経過並びに結果についてご報告申し上げます。
なお、審査に当たりましては、16日、17日と2日間にわたり、極めて慎重かつ詳細に行いました。その中で主な意見および
指摘事項を順次申し上げます。
最初に、議案第62号 平成3年度鯖江市
一般会計補正予算(第3号)中、第1
表歳入歳出予算補正(歳入)全般、(歳出)1
議会費、2
総務費(
交通対策費、
戸籍住民基本台帳費を除く)、9
消防費について、特に論点となった主なものは、今回の
暴力団追放福井県民会議出捐金については、716万円余の計上をみたが、その
積算基準とは人口割が9割、残り1割は平均割と、
財政力指数割であり、県内の状況は、平成4年2月20日に
設立準備会、3月19日に
発起人会を経て、4月1日の設立を予定している。
これに対する
出捐金は、県内では2市が3月補正で対応し、年度末3月末の納入であり、4市については、当初予算で措置するとのことであり、県も同様である。また、全国的には既に12県において設立されており、平成4年4月1日にはこれを含め44県が設立スタートすることになっている。県内の市では当市が一番早く
予算措置をしたが、ご理解をいただきたいとの説明がありました。
これに対して、趣旨および
事業計画はかなりきめ細かで理解できるが、
出捐金による果実4,000万円で果たして
事務的経費等を考えると、所期の目的が達成できるのか疑問視する意見も出、また県および7市との関係の中、
予算編成の基本的な考え方として、本市が県の骨格が見えないうちに7市に先がけて予算化することは時期尚早であり、全国的な対応なくして実効はないのではないかとの強い指摘がありました。
次に、
嚮陽会館につきましては、9月の
委員会でも論議され、指摘がなされた
公園維持課、
計画課、そして
予算計上をみた
総務課との所管を明確にし、安全面に支障を来さないよう、
万が一事故があるときも、その責任の所在が問題とならないようにすべきである。また、くさりを設置したことでもあるので、
夜間駐車も含め、今後も調査を連続して実施をし、画一的な指導をして、
管理体制の確立を十分考慮するようにとの指摘がありました。
歳入の中、高
年齢就業機会開発事業補助金に関して、市が行っている事業に対して、
シルバー人材センターからの派遣が
補助金のための派遣でなく、適材適所の派遣をすべきであり、また有効かつむだのないものでなくてはならない。また、民間に対しても十分考慮する必要があるとの指摘がありました。
採決の結果、議案第62号は原案のとおり、
挙手全員にて、可決すべきものと決しました。
次に、議案第68号 鯖江市
監査委員条例の全部改正についてであります。
これは、
地方自治法の一部改正に伴い、
監査委員の
職務権限が拡大され、従来の
財務監査に加え、
行政事務全般にわたる監査、いわゆる
行政監査もできるようになったため、
現行条例との整合性をかんがみ、技術的な観点から行った。また、他市の条例との均衡を図るため、全部改正を図ったとの説明がありました。
これに対し、
現行条例に比べ、簡素化しすぎ、親切味がなく、また理解しにくいのではないかとの意見、いわゆる
現行条例の第5条の中の法125条を削除したこと、
改正条例の中の第9条の後段について、もう少し親切な表現ができなかったかとの2点に論議が集中しました。よって16日、17日の2日間にわたり、審議がなされ、その問に
協議会も開催されました。最終的に最近の傾向では、条例の策定に当たって簡素化にすることが慣例となっている中、
条例準則や他市の条例をも参考にしたとの答弁がありましたが、なお、6市の条例も取り寄せ、専門的な意見も確認の上、より市民の理解を得、より明確にするために、本案に対して次の
付帯決議を
全会一致をもって決議しました。その
あと採決となり、議案第68号は、
挙手全員で原案のとおり可決すべきものと決しました。
鯖江市
監査委員条例の全部改正についてに対する
付帯決議
理事者は本案の施行に当たっては、次の事項の実現に適切な措置を講ずべきものとする。
1、請願の処理に関し、本
改定条例では条文化されていないが、
監査委員は、法第125条の規定により、議会からの請願の送付を受けたときは誠意をもって速やかに処理し、報告すること。
2、公告および公表について、本
改定条例の中では、鯖江市
公告条例(昭和30年鯖江市条例第4号)の例により、これを行うとあるが、必要に応じて住民に
周知徹底させることのできる適当な他の方法により行うこともできる。
以上、決議する。
次に、議案第69号 鯖江市
一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてであります。
これは、今回の人事院の勧告に基づく
一般職の
国家公務員の
給与改定に伴い、鯖江市
一般職の給与についても、これに準じて所要の改正をするもので、今回特に新設された
管理職特別勤務手当の質疑に対し、臨時または緊急の場合、その他公務の必要によりなど、休日に勤務したとき2時間までは100分の50、通常6時間をめどに支給されるが、その運用については、通達その他を待って対処したいとの説明があり、委員より、
自我自賛にならないよう、むやみに拡大解釈することなく、厳格な基準を設け、運用せよとの指摘がありました。
採決の結果、
挙手全員で、議案第69号は、原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第70号 鯖江市
教育委員会の
教育長の給与および
旅費等に関する条例の一部改正について、
特別職ではないが、同様の取り扱いをしている自治体もあるので、研究を要するとの意見も出され、採決の結果、
挙手全員にて、議案第70号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、議案第72号 鯖江市
企業職員の給与の種類および基準に関する条例の一部改正についてであります。
これは、
人事院勧告に基づく
管理職員特別勤務手当の新設に伴い、本市の
企業職員についても、これに準じて所要の改正を行うもので、これといった論議もなく、採決の結果、
挙手全員にて、議案第72号は原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上をもって議案5件についての報告を終わります。
○議長(
佐々木左市君) 次に、
建設常任委員長から報告を求めます。
5番、窪田君。
〇5番(
窪田通夫君)登壇
◎5番(
窪田通夫君) 本
委員会に付託を受けました議案2件について、審議の経過および結果についてご報告を申し上げます。
まず、議案第62号 平成3年度鯖江市
一般会計補正予算(第3号)中、第1
表歳入歳出補正(歳出)8
土木費についてでありますが、
理事者から詳細な説明を受け、審議に入りました。
その中で、
歩道カラー負担金について、今回計上されている桜町の歩道の
カラー化については、美観的にもよいが、
天然石は何を敷くのかとの質疑があり、これに対し、グレーを基調としたしゃくだに石風の
天然石を敷く予定と、県から聞いているとの答弁がありました。
このことに関し、石によっては滑りやすいもの、または減りやすいものがあるため、安全性などにっいて、県に十分調査検討するよう申し入れてほしいとの強い要望がありました。
また、
西山公園の
基本設計委託料について、
嚮陽会館前広場と
西山公園とのつながりをどのように考えているかとの質疑があり、これに対し、今ある
西山公園整備基本構想に基づき、
利用者の利便性などを加味し、
基本設計を行いたいとの答弁がありました。
次に、議案第74号
市道路線の認定および廃止についてでありますが、
理事者から図面に従い、順次詳細な説明を受け、審議に入りましたが、特に異論もなく、以上2議案につきましては、採決をいたしました結果、両議案とも全員の挙手をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、報告といたします。
○議長(
佐々木左市君) 次に、
経済企業常任委員長から報告を求めます。
12番、岩野君。
〇12番(
岩野甚四郎君)登壇
◎12番(
岩野甚四郎君) 本
委員会に付託されました議案第62号 平成3年度鯖江市
一般会計補正予算(第3号)中、第1表、
歳入歳出予算補正(歳出)の本
委員会所管費目、議案第65号 平成3年度鯖江市
農業共済事業特別会計補正予算(第1号)、議案第66号 平成3年度鯖江市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)および議案第67号 平成3年度鯖江市
水道事業会計補正予算(第1号)、以上4件の議案につきまして、
委員会における審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
理事者から詳細な説明を受け、審議に入ったわけでありますが、その中でまず議案第62
号一般会計補正予算の
地方バス路線維持費補助金につきまして、これは毎年行っている補助だが、その将来展望はあるのかとの質疑があり、これに対し、
地元住民の最小限の
交通機関を確保するという意義はあると考えているが、将来の
路線維持については、乗客数の動向を見ながら、地元と十分協議していきたいとの答弁がありました。
また、
熟達農業者集団活動促進事業の趣旨をただしましたところ、農家の
後継者不足対策として、豊富な経験を持つ
農業熟達者の力を活用していこうというもので、具体的には農協が主体となり、
機械設備の購入や、
育苗ハウスの設置を行い、
熟達者集団に貸し付けるものであるが、市としてもその
熟達者発掘に努めていきたいとの答弁がありました。
次に、議案第67号、
水道事業会計補正予算につきまして、最近水質が悪化していることはないかとの質疑があり、これに対し、
本市水源の水質については、定期的な検査を行っている。特に浅井戸については、
検査項目をふやして実施しているが、そのような結果は出ていないとの答弁がありました。
なお、議案第65号
農業共済事業特別会計補正予算につきましては、今回の
大豆被害に対する
共済金の支払いが主なものであるとの説明があり、また、議案第66
号下水道事業特別会計補正予算につきましても、
理事者の説明を了承し、特段申し上げる質疑はなかったわけであります。
以上のような経過で採決をいたしました結果、いずれの議案も全員の賛成により、原案のとおり可決すべきものと決しました。
以上、ご報告いたします。
○議長(
佐々木左市君) 次に、
教育民生常任委員長から報告を求めます。
18番、山口君。
〇18番(
山口導治君)登壇
◎18番(
山口導治君)
教育民生常任委員会に付託されました議案5件についての審査の経過並びに結果についてご報告申し上げます。
最初に議案第62号 平成3年度鯖江市
一般会計補正予算(第3号)中、第1
表歳入歳出予算補正の歳出、2
総務費の
交通対策費、
戸籍住民基本台帳費、3
民生費、4
衛生費、10
教育費、11
災害復旧費についてであります。
本件につきましては、
理事者の説明に対し、広範囲にわたり質疑を行い、意見を申し上げ、その都度適切な説明、答弁を得ておりますが、特に議論となりました次の3点について申し上げます。
その第1点目でありますが、
ごみ収集業者の従業員の
作業状況や市民の対応について、十分な指導をしているのかとの質疑があり、これに対し、今日までも指導しているが、今後もさらに適切な指導をしていきたいとの答弁がありました。
2点目としては、
立待小学校プール建設予定地と既存のグラウンドとの間に道路があるが、安全上問題はないのかとの質疑があり、これに対し、その道路は市道であるが、交通量が非常に少ない。また約2カ月間の
プールの使用であり、児童の安全に最善を払っていきたいとの答弁がありました。
3点目としては、
パソコン導入について、財政的に
リース契約が有利と思われるが、このことを考えて
購入計画をしたのかとの質疑があり、これに対し、
リース契約は
国庫補助がなく、またソフトについては別に
発注しなければならないことなどもあり、こういうことで
国庫補助がついておりますので、リースじゃなくて、購入する方が有利と思われると。また、ほかの東陽中学校、中央中学校は既にもう購入しているとの答弁があったわけでございます。
次に、議案第63号 平成3年度鯖江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第64号 平成3年度鯖江市老人保健特別会計補正予算(第1号)についての2件につきましては、いずれも
理事者の説明を了承し、特に申し上げるべき論点はなかった次第であります。
次に、議案第71号 鯖江市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部改正についてであります。
本件につきましては、国の法律の一部改正に伴い、災害弔慰金、災害障害見舞金等を増額する条例の一部改正をするものであり、特に申し上げるべき質疑はなかった次第であります。
次に、議案第73号 鯖江市奨学資金貸与基金設置および管理に関する条例の一部改正についてでありますが、主な改正点を申し上げますと、現在の貸与額になってから7年余を経過しており、物価の
上昇等による増額改正を行おうとするものであります。
審議の中で、転勤等による県外生活者の子弟が本県の学校に在籍する場合には対象になるのかとの質疑があり、これに対し、基本的には市内に在住する者の子弟を対象とすることを今回明確化した。よって、いろいろのケースがあるが、市内在住以外の子弟は対象とならないとの答弁がありました。
以上のような経過を経まして、採決いたしました結果、議案5件とも全員の挙手をもって、原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。
以上、ご報告申し上げます。
○議長(
佐々木左市君) ただいまの各
常任委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ないようですので、質疑を終結いたします。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ないようですので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
最初に議案第62号 平成3年度鯖江市
一般会計補正予算(第3号)を採決いたします。
本件に対する各
常任委員長の報告は可決であります。
本案は、各
常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第63号 平成3年度鯖江市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)および議案第64号 平成3年度鯖江市老人保健特別会計補正予算(第1号)を一括して採決いたします。
本案に対する
教育民生常任委員長の報告は可決であります。
本案は、
教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第63号および議案第64号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第65号 平成3年度鯖江市
農業共済事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本案に対する
経済企業常任委員長の報告は可決であります。
本案は、
経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第65号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第66号 平成3年度鯖江市
下水道事業特別会計補正予算(第2号)および議案第67号 平成3年度鯖江市
水道事業会計補正予算(第1号)を一括して採決いたします。
本案に対する
経済企業常任委員長の報告は可決であります。
本案は、
経済企業常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第66号および議案第67号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第68号 鯖江市
監査委員条例の全部改正についてを採決いたします。
本案に対する
総務常任委員長の報告は可決であります。
本案は、
総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第68号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第69号 鯖江市
一般職の職員の給与に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
総務常任委員長の報告は可決であります。
本案は、
総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第69号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第70号 鯖江市
教育委員会の
教育長の給与および
旅費等に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
総務常任委員長の報告は可決であります。
本案は、
総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第70号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第71号 鯖江市災害弔慰金の支給に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生常任委員長の報告は可決であります。
本案は、
教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第71号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第72号 鯖江市
企業職員の給与の種類および基準に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
総務常任委員長の報告は可決であります。
本案は、
総務常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第72号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第73号 鯖江市奨学資金貸与基金設置および管理に関する条例の一部改正についてを採決いたします。
本案に対する
教育民生常任委員長の報告は可決であります。
本案は、
教育民生常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第73号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第74号
市道路線の認定および廃止についてを採決いたします。
本案に対する
建設常任委員長の報告は可決であります。
本案は、
建設常任委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、議案第74号は、原案のとおり可決されました。
…………………………………………………………………………………………………………………………………
△日程第3.議案第75号 鯖江市
教育委員会委員の任命について
△日程第4.議案第76号 鯖江市公平
委員会委員の選任について
△日程第5.議案第77号 鯖江市固定資産評価審査
委員会委員の選任について
○議長(
佐々木左市君) 日程第3、議案第75号 鯖江市
教育委員会委員の任命について、日程第4、議案第76号鯖江市公平
委員会委員の選任についておよび日程第5、議案第77号 鯖江市固定資産評価審査
委員会委員の選任について、以上3件を一括議題といたします。
理事者からの提案理由の説明を求めます。
市長、西沢君。
〇市長(
西沢省三君)登壇
◎市長(
西沢省三君) 本日ここに、追加ご提案いたしました議案につきまして、ご説明申し上げます。
議案第75号は、鯖江市
教育委員会委員の任命についてでありますが、
教育委員会委員であります品川硯郎氏が、この12月25日をもって任期満了となり、後任に川畑紀義氏を選任しようとするものであります。
川畑紀義氏は人格識見ともに優れた方であり、最も適任と考えますので、ご賛同賜りますようお願い申し上げます。
次に、議案第76号は、鯖江市公平
委員会委員の選任についてでありますが、公平
委員会委員であります福田昭市氏がこの12月25日をもって任期満了となり、後任に山口哲夫氏を選任しようとするものであります。
山口哲夫氏は、人格識見ともに優れた方であり、適任と考えますので、よろしくご賛同賜りますようお願いを申し上げます。
次に、議案第77号は、鯖江市固定資産評価審査
委員会委員の選任についてでありますが、固定資産評価審査
委員会委員であります沢田恒夫氏がこの12月25日をもって任期満了となり、後任に島田 威氏を選任しようとするものであります。
島田 威氏は、人格識見ともに優れた方であり、適任と考えますので、ご賛同賜りますようお願いを申し上げます。
以上、本日ご提案いたしました議案につきまして、ご説明申し上げました。よろしくご審議くださいまして、妥当なご決議を賜りますようにお願いを申し上げます。
○議長(
佐々木左市君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。
8番、菅原君。
◆8番(
菅原義信君) それではちょっと1つ2つお尋ねをしたいんでありますけれども、こうした各
委員会の委員の任命についてということで議会の同意を求める場合に、市長のご推薦の弁があるわけでありますけれども、今私も聞きましたけれども、いずれも人格識見ともに優れた方であると、こういう言葉でもって推薦の弁を語られているわけであります。私も議員になりまして1期と少しやったわけでありますけれども、今までのこうした人事案件にっきましては、すべてそういうことでもって、こうした方々を推薦されて、それでもって終わられているわけです。そういうことに対して私は何も今提案された方々に疑義があるというわけではありませんけれども、そういう提案のされ方自体に対してですね、多少釈然としないものを感じているわけであります。したがって、今は文書でこうして出されておりますけれども、もう少し、本当に適確であるということが一目瞭然、市民だれもがわかような形式として整えていただきたいと。この点についての考え方をお聞きしたいということが第1点。
もう一つは、地方公務員、一般に公務員の場合には憲法遵守に対しての宣誓義務というものが発生するわけでありますけれども、こうした委員になられた場合については、こうした義務というものがあるのかどうか、その点についてお尋ねをしたいということが第2点。
それともう一つは、これささいなことでありますけれども、川畑紀義氏の経歴のところで、昭和44年3月日本大学大学院歯学研究科卒業という具合になっているわけですね。これは私が確信を持って言うわけではありませんけれども、大学院の場合、卒業という言葉は通常は使わないというのが一般的だと思うんですね。ご承知のとおりでありまして、大学院の場合には修士課程と博士課程というのがあるわけでありまして、普通は例えば修士課程ならば修士課程終了、修士号取得と、博士課程ならば博士課程終了、博士号取得というような使い方をこういう具合にするんだと思うんです。したがって、その辺について正確にはどうなのか、その点についてお尋ねしておきたいと思います。
以上、3点。
○議長(
佐々木左市君)
総務部長、竹内君。
◎
総務部長(竹内武君) ただいま3点のご質問でございますが、まず1点目のことでございますけれども、各
委員会の仕事の目的等はあるわけでございまして、例えば公平委員ならば職員の勤務、給与に関する問題とか、固定資産の場合は土地評価に対する審査、教育委員もそのとおりでございますが、そういう中で各々適任として過去にそういう識見も持っていらっしゃるところで勤務された経験があるとか、そういうことを詳細に調べながらお願いをしている状況でございます。
それから、2点目の、憲法遵守その他のことでございますが、公務員でございますので、それらについても同じようなことになっていくものと解釈しております。
3点目の大学院の卒業の問題でございますが、こういうことで本人さんから出てまいりましたので、こういう形にしているわけですが、さらに調べてみたいと思います。
○議長(
佐々木左市君) ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております議案第75号、議案第76号および議案第77号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任
委員会の付託を省略いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ご異議なしと認めます。
よって議案第75号、議案第76号および議案第77号は、常任
委員会の付託を省略することに決しました。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ないようですので、討論を終結いたします。
これより採決いたします。
最初に議案第75号 鯖江市
教育委員会委員の任命についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ご異議なしと認めます。
よって議案第75号は、原案のとおり同意されました。
次に、議案第76号 鯖江市公平
委員会委員の選任についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ご異議なしと認めます。
よって議案第76号は、原案のとおり同意されました。
次に、議案第77号、鯖江市固定資産評価審査
委員会委員の選任についてを採決いたします。
本案は、原案のとおり同意することにご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ご異議なしと認めます。
よって議案第77号は、原案のとおり同意されました。
…………………………………………………………………………………………………………………………………
△日程第6.市会案第11号
非核平和都市宣言に関する決議について
○議長(
佐々木左市君) 日程第6、市会案第11号
非核平和都市宣言に関する決議についてを議題といたします。
提出者より提案理由の説明を求めます。
2番、
玉邑君。
〇2番(
玉邑哲雄君)登壇
◎2番(
玉邑哲雄君) 市会案第11号、
非核平和都市宣言に関する決議について説明させていただきます。
その提案理由の説明は、決議文の朗読をもって説明に代えさせていただきます。
非核平和都市宣言に関する決議
真の恒久平和と安全の願いは、人類共通のものである。
今日、核軍縮への努力とその成果はあるものの、依然として核兵器による世界平和への脅威は深刻なものがある。
我が国は、世界唯一の被爆国として、戦争の悲惨さを子々孫々に伝え、人類の上に再びその惨禍を繰り返してはいけない歴史的な使命を担っている。
日本国憲法の平和を求め戦争を放棄する崇高な理念に基づき、未来へ誇り得る郷土と豊かな暮らしを次の世代に引き継ぐことは、我々の責務であり、地方自治の基本理念である。よって、本市議会は国是である「核兵器を作らず、持たず、持ち込ませず」の非核三原則を堅持し、すべての国の核兵器の廃絶を求め、世界の恒久平和を実現するために、ここに「
非核平和都市宣言」をする。
平成3年12月20日
鯖江市議会
よろしくご賛同をお願いいたします。
○議長(
佐々木左市君) ただいまの説明に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ないようですので、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。
ただいま議題となっております市会案第11号については、会議規則第37条第2項の規定により、常任
委員会の付託を省略いたしたいと思います。ご異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ご異議なしと認めます。
よって、市会案第11号は、常任
委員会の付託を省略することに決しました。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ないようですので、討論を終結いたします。
市会案第11号を採決いたします。
本案は、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、市会案第11号は、原案のとおり可決されました。
…………………………………………………………………………………………………………………………………
△日程第7.特別
委員会の名称変更
○議長(
佐々木左市君) 日程第7、特別
委員会の名称変更を議題といたします。
青山特別
委員長より、
委員会の審査結果について報告を求めます。
26番、
青山幸治君。
〇26番(
青山幸治君)登壇
◎26番(
青山幸治君) このたび開催されました当
委員会の審査の経過並びに結果についてご報告申し上げたいと思います。
委員会の審査の中で、委員から特別
委員会の名称変更の動議が提出され、その議題について審議を行った次第であります。
その名称変更の要旨は、3月に
委員会が設置されて以来、市において準備
委員会が設置されるなど、計画の段階が終了し、さらに次の段階に移らなければならない時期に至ったこの際、本
委員会の名称は、開催初期の段階を想定するようなイメージを与えるので、事業の進捗に合わせ、
委員会の審査をよりよく進展させるためのものとして、世界体操特別
委員会と名称を変更したらどうかということであります。
審議の結果、全員異議なく、変更すべきものと決したわけであります。どうか、本
委員会の決定どおり議決を賜りますよう、各位のご賛同をお願い申し上げます
○議長(
佐々木左市君) お諮りいたします。
ただいまの特別
委員長の報告に対し、質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
佐々木左市君) ないようですので、質疑を終結いたします。
これより採決いたします。
特別
委員長の報告のとおり、世界体操開催調査特別
委員会を世界体操特別
委員会と名称変更することに賛成の諸君の起立を求めます。
(起 立 全 員)
○議長(
佐々木左市君) 起立全員であります。
よって、特別
委員長の報告のとおり、世界体操開催調査特別
委員会を世界体操特別
委員会と名称変更することに決しました。
以上で、今期
定例会に付議されました事件は、すべて議了いたしました。
これをもって第269回鯖江市議会
定例会を閉会いたします。
御苦労さんでした。
閉会 午前11時14分
地方自治法第123条第2項の規定により上記会議録のてん末を証するためここに署名する。
議 長 佐々木 左 市
副 議 長 田 中 敏 幸
署 名 議 員 菅 原 義 信
署 名 議 員 島 川 一 男
署 名 議 員 橋 本 常 夫...