(「なし」との声あり)
7:
◯議長【
二見泰弘君】 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本
臨時会は、委員長の報告のとおり、本日、1日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
8:
◯議長【
二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
────────────────────────────────
日程第3 議案第35号 平成29年度中里第一架道橋長寿命化修繕工
事(その1)請負契約について
9:
◯議長【
二見泰弘君】 日程第3「平成29年度中里第一架道橋長寿命化修繕工事(その1)請負契約について」町長提出議案第35号を議題といたします。
10:
◯議長【
二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
11:
◯議長【
二見泰弘君】 町長。
〔町長(
村田邦子君)登壇〕
12:
◯町長【
村田邦子君】 皆様、おはようございます。議案第35号の提案理由を説明いたします。「平成29年度中里第一架道橋長寿命化修繕工事(その1)請負契約について」ですが、平成29年6月19日に入札をいたしました工事の予定価格が5,000万円以上となりましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第2条の規定に基づき提案するものです。
内容につきましては都市部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
13:
◯議長【
二見泰弘君】 都市部長。
14:
◯都市部長【成川 一君】 ただいま町長からご提案申し上げました議案第35号の内容について説明をいたします。
当町では、平成24年度に実施いたしました橋りょう点検の結果に基づきまして、修繕の必要な橋りょうに優先順位をつけ、順次、修繕を実施しているところです。
本件工事は小田原市との行政界沿いで、百合が丘一丁目と二丁目を結ぶ小田原・厚木道路をまたぐ橋りょうの修繕工事になります。
この工事は電子入札による一般競争入札を行い、6月19日に開札した結果、横浜市旭区さちが丘3番地の4、湘南テクノ株式会社代表取締役 西村晴幸が9,200万円で落札し、消費税込みの9,936万円で工事請負契約を締結するものです。
工期は、議会の議決の日から平成30年3月31日までです。工事の概要ですが、資料A3図面、No.2の工事概要図をごらんください。
中里第一架道橋は図面右上、表がございます諸元のとおり、長さ44.56メートル、幅8.2メートルのコンクリート橋で、築年数は50年になります。工事の内容としましては、図面に太文字で示してあります6種類の作業を行うことで健全化を図ってまいります。
工事の詳細につきましては、資料の図面に基づき都市整備課長より説明いたしますので、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。
15:
◯議長【
二見泰弘君】 都市整備課長。
16:
◯都市整備課長【
宮嶋智也君】 それでは、本件工事の詳細についてご説明させていただきます。
皆さんの資料でA3の図面、右上のNo.3をごらんいただきたいと思います。
こちらにつきましては、橋面部の補修工事といたしまして、皆さんが通常、橋を通行するときに目で確認できる工事の内容をまとめて赤い字で示してあります。
具体的には、橋の両側に設置してあります高欄、こちらの補修と塗装、それから高欄の手前に投物防止柵と言われるフェンスが設置してありますけれども、こちらをすべて交換する形で工事を行います。
また、橋桁と橋台、いわゆる橋と土台です、こちらのすき間を埋める伸縮継手というものの交換も行います。
先ほど部長のほうから説明がありましたNo.2の資料に写真がありますが、一番右手側にある写真、上のほうが高欄と投物防止柵、下が伸縮継手という鉄骨製の継手になります。こちらの交換を実施したいと考えています。
続きまして、No.4の図面をごらんいただきたいと思います。
こちらが橋台の沓座拡幅図ということになります。今回、工事を行わせていただく中里第一架道橋は延長が長くて、幅員も広いことから、橋と土台と間に支承と言われる金属製の支えを置いています。これを置くことによって、橋桁の伸縮ですとか、耐震性の向上を図っている橋になります。
この支承についてですが、こちらは両側に設置してありまして、片側に4カ所、合計8カ所の支承がついています、これをすべてさびを落として、新しくさびどめを塗るというような工事を行います。
また、その支承が設置されている土台部分、沓座と言われるものですが、こちらの面積を拡幅して、橋自体の落橋防止を行うということで健全化を図っていきたいと思います。今の2つの工事に関しては、資料が前後しますが、No.2の資料の真ん中辺になりますけれども、5)と6)、5)が拡幅する沓座の部分、6)のほうがさびている金属製のものがあるかと思うんですけれども、こちらが支承になります。
続きまして、No.5の図面をごらんいただきたいと思います。こちらについては剥落落防止対策工図ということで、橋桁の側面と裏側について劣化しているコンクリートの剥離作業を実施します。剥離したあとは、繊維シートというものを張りつけまして、表面をまた左官仕上げのようにコンクリートを上塗りしてきれいにするというような工事になります。ごらんになっていただいている資料の一番右側に断面図というものがありますが、実際、中里第一架道橋の断面がこういう形になりますけれども、この赤で示している部分を全部、剥離をするのと、シートを張って健全化を図るというような工事を行います。
最後になりますが、No.6の資料をごらんいただきたいと思います。
こちらは、ここまで説明させていただいた工事をやるために必要な足場を組むための図になります。吊足場要領図ということで、今回、小田原・厚木道路から橋までの高さがかなり高いので、下から高所作業車のようなものを使って工事をすることができないので、事前に橋にぶら下げる形で足場をつくります。この足場をつくるときに、下の小田原厚木道路の車線規制をして、1車線をとめたときに、その真上をつくっていくという形で、上下線2車線ずつありますから、1車線ずつしか規制がかけられませんので、4回に分けてこの足場をつくっていくという形になります。
現在、中日本高速道路さんと4日間連続してできるかどうかというところで調整を図っているところですが、これはまだ決定していないので、日があく可能性があります。
以上が、今回、中里第一架道橋長寿命化修繕工事(その1)の工事内容の詳細になります。
なお、今回、議決をお願いする本件工事と別に、中里第一架道橋の長寿命化修繕工事(その2)を実施します。(その2)のほうについては、橋桁、皆さんが通行する橋の表面の舗装を直す、今の舗装を剥がして、防水加工をした上で、再度、舗装を直すというような工事を行っていきたいと思っています。
(その1)と(その2)、両方の工事区間が住宅街でもあり、比較的、交通量の多い道路での工事になりますので、施工に当たっては、交通対策、大礒警察ですとか、関係機関と通行者の安全を図るために協議しながら、極力、支障がないように進めていきたいと考えています。
また、工事の際の騒音ですとか振動、こちらについても十分近隣に周知を図った上で、できる限りご迷惑をかけないように努めてまいりたいと考えていますので、ご理解とご協力をよろしくお願いしたいと思います。
以上になります。よろしくお願いします。
17:
◯議長【
二見泰弘君】 これより質疑に入ります。
18:
◯議長【
二見泰弘君】 渡辺議員。
19: ◯9番【
渡辺訓任君】 それでは、2点、お伺いいたします。
まず、入札業者さんが調書を拝見すると、1社だけだったということですが、通常、やはり複数の会社が入札されているケースが多いんですが、この工事の場合、1社になっていたという、その背景について、町が関与していない部分ではあると思いますが、教えていただければと思います。
あと、舗装と防水の工事を(その2)として切り離されているんですが、これはやはり舗装と防水というのは一般的な道路でもやる工事ということで理解しておいてよろしいんでしょうか。あと、時期についても、入札契約についても並行して進められているという、そういうタイミングでしょうか。
20:
◯議長【
二見泰弘君】 財務課長。
21:
◯財務課長【
二宮雅巳君】 それでは、私のほうから入札業者が1社だけだったということに関して、その背景ということをちょっとお話しさせていただきたいと思います。
今回の案件につきましては、自動車専用道路というか、NEXCO中日本管轄下の道路の上にかかっている橋りょうを工事するということで、NEXCO中日本との協議等が必要になってまいりました。
その上で、NEXCO側から業者については、この小田原厚木道路等のこういったNEXCO管轄の道路等に実績がなければ困りますというようなお話をちょうだいしていたところです。そういったところを入札の条件に、そういった経験があることということで条件につけさせていただいた上での一般競争入札という形になりました。
一般競争入札でございますので、条件に見合う会社についてはどんな会社でも入ってきていいですよと。地域要件も付しておりませんので、日本全国どこからでも入ってきていいですよという地域条件ではありますが、NEXCO中日本との取引き等の条件が入っておりましたので、その辺で業者側の数がある程度、絞られてきたということが背景にあるのかなと考えております。
22:
◯議長【
二見泰弘君】 都市整備課長。
23:
◯都市整備課長【
宮嶋智也君】 (その1)と(その2)の発注を分けたということですけれども、こちらについては、今回やる防水と舗装については、通常、一般的な道路でもやれる、道路工事をやっている業者であればやれることということで、分けて契約をさせていただいています。
時期については、またこれも橋の下のNEXCOさん、中日本高速道路のほうと協議しながら時期を決めていきますが、今、協議している中では、先に舗装をして、橋の裏側に水が回っていない状態をつくり出してから、橋の補修をしたほうが有効ではないかというような指導をいただいているところです。
24:
◯議長【
二見泰弘君】 渡辺議員。
25: ◯9番【
渡辺訓任君】 そうしますと、躯体そのものの工事というのは非常に特殊性があり、そしてNEXCOとの関係で、対象の会社も絞られたと。
逆に、舗装工事・防水工事に関しては、一般的な技術をもってすれば対応ができるということで、逆に町内の業者も含めて間口が広がると、そのようなに理解いたしました。
26:
◯議長【
二見泰弘君】 添田議員。
27: ◯13番【添田孝司君】 まず、第9条の監督員、これはどのような人が監督員になられるのか。
それから、11ページのかし担保のところですけれども、これの工事の保証期間、どのくらいの期間を保証してくれるのか。
もう1つは、特に橋の穴があいているところにコンクリートを入れて、最後にやると言っているんですけれども、そういうものが下に落ちて車等にぶつかった場合のそのかし責任、要するにそれはどのくらいの期間、それが保証されるのか。その2点です。
28:
◯議長【
二見泰弘君】 都市整備課長。
29:
◯都市整備課長【
宮嶋智也君】 監督員については、当然、土木施工管理技師の資格を持っているものがなりますが、その他にNEXCOさん独自の講習を受けているものでないとできないと伺っていますので、そういった資格を持った方が監督者になるかと思われます。
保証についてなんですけれども、通常の工事であれば、瑕疵担保期間は1年間というのはありますが、今回、剥落防止をして、穴を埋めて繊維シートを張るということ自体、それがもし落ちたときという話なんですけれども、当然、そんなことがないような工事をするのはもちろんなんですが、今回、工事をすべて終わったあとに、もう1度、橋のほうの点検、これは施工業者ではなく、別の点検を専門にしている方に橋の点検をしてもらいます。健全度がちゃんと上がっているかどうかというのを確かめていただきますので、そのときにその剥落等を見る技術者も来ますから、そういったことがないようにとしか今は言いようがないんですけれども、その辺の保証というのは、特に取り決めがNEXCOさんとはないような状況です。
30:
◯議長【
二見泰弘君】 添田議員。
31: ◯13番【添田孝司君】 今の答弁ですと、この工事というのは非常に我々、素人にはわかりにくい工事なので、その監督員によるところが多いと思うんです。そういう意味では、その監督員とこの町との瑕疵責任等の契約、または約束事が必要ではないかと思うんですが、その点はいかがなんでしょうか。
それから、もう1つの今の瑕疵責任ですけれども、その第41条の最初のところに、工事目的物に瑕疵があるときは、受注者に対して相当な期間を定めてその瑕疵の修補を請求しとあります。ということは、監督員を含めて、最後に検査をするときに、やはりその期間というものを明確にしておかなければならないのではないかとこの文章からとれるんですけれども、その辺のところはどのようにお考えになっているんでしょうか。
32:
◯議長【
二見泰弘君】 財務課長。
33:
◯財務課長【
二宮雅巳君】 瑕疵担保のところなんですが、41条の第1項をごらんいただいていたかと思います。相当の期間を定めて修補を請求しということなんですが、そもそも完成検査を行ったときに、町としては契約に基づく今回の工事は完成したと認めた上で引渡しを受けるわけでございます。その後に、隠れたかしですね、ここが発見された場合のときは、まず発注者である二宮町と受注者である今回の業者との間に協議が持たれると思うんですが、基本的には次の第2項、こちらの規定を用いて、期間等は定めていく形になるのかなと思います。
第2項にも書いてあるとおり、引渡しを受けた日から2年以内に修補を行わなければならないという規定がございますので、この中で対応していくという形になっていくのかなと思います。
34:
◯議長【
二見泰弘君】 都市整備課長。
35:
◯都市整備課長【
宮嶋智也君】 監督官との約束というか、通常、これに限らず、町が発注している工事はすべて監督員がいますけれども、そこの監督員に任せっ放しというよりは、常に私なんかも現場に行って、監督員と話しながら工事をやっている姿を見ながら進めていますので、特段、そういった約束というよりは、現場にまめに通って、現場を見ながら進めていくような形がいいのかなというふうには考えております。
36:
◯議長【
二見泰弘君】 添田議員。
37: ◯13番【添田孝司君】 まず、監督官ですけれども、この工事の全般的なものというのは監督官に委ねられているわけですよね。それと、町が何らかの約束事、要するに監督官の瑕疵があるかもしれない。そういう意味では、何らかの約束事をしておかなければいけないのではないかと思うのですが、その辺、もう1度、お伺いします。
もう1つの瑕疵担保の期間ですけれども、これは要するに工事に瑕疵があった場合の期間であって、その工事そのもの、要するに剥落するかもしれないものの保証期間というものは明確にしたほうがよろしいのではないか。要するにこれは10年、ここに書いてあるように2年か、またはその下の10年になるのか。そんなことは起り起り得ないかもしれませんけれども、要するに剥落しているところを埋めるわけですから、その他の部分も、ある意味では保証期間を明確にしておかないと、事が起ったときになかなか調整ができないのではないかと思うんですが、その辺はいかがでしょうか。
38:
◯議長【
二見泰弘君】 財務課長。
39:
◯財務課長【
二宮雅巳君】 先ほど来から監督員のお話が出ているんですが、言葉の整理をちょっとさせていただきたいと思います。監督員は町職員でございます。受注者側の代表者はあくまでも現場代理人でございますので、第9条で監督員と定義されているものは町職員が監督員となります。基本的にはそういうことです。
ただ、相手側の現場における代表者は現場代理人が務めるという形になりますので、その監督員と現場代理人が相互にこの工事を代表して打ち合わせ、工事等を行っていく形になりますので、その辺の言葉の整理をさせていただきたいと思います。
それと、瑕疵の件ですが、相当の期間を定めてということになっておりますので、これはお互いに協議等を重ねながら、その中で定めていくのがよろしいのかなと考えております。
40:
◯議長【
二見泰弘君】 小笠原議員。
41: ◯1番【小笠原陶子君】 工事に関して地域に説明会を持つようでございますけれども、説明会というか、説明を個別にするのかわかりませんけれども、その方法をどうするのかということと、私自身がもしその橋のそばに住んでいて、そういう工事になったらとても嫌だなと。安心安全は保障されるけれども、騒音やらほこりやら、とてもその期間というのは苦を強いられるなというふうに思うわけです。そういうことに対する対策をどこまでしていただけるのかなというふうに思うわけです。
こういう役所がやる工事って、なぜか年度末にばたばたやることが多いわけですけれども、工事自体は寒い時期のほうが近隣の人は窓も閉まっていていいのかなとか、そういう配慮はあるのかなと思うんですけれども、あと、振動による隣接の方の建物に対する被害というのは大丈夫なのかとか、がんがん打ちつけるものがあるのかなという心配とか、そういったことをお伺いしたいというふうに思います。
42:
◯議長【
二見泰弘君】 都市整備課長。
43:
◯都市整備課長【
宮嶋智也君】 まず周知については、また地区長さんたちとも相談したいとは思っていますが、回覧板なり、近所のお宅には必要があれば説明に伺いたいとは思っています。
今回、そういった周辺の皆様のことも考えて、1つ、一番大きいのは、日中の工事ですべて済ませたいと思っています。夜はできるだけ音を出さないように、今、NEXCOさんとは協議しているので、おそらく日中で行けるようにはなると思います。
あと、振動ですとか騒音については、個人の感じ方というのもあると思うので、できるだけ個別に対応させていただいて、ご理解いただくような形をとっていきたいとは思いますが、実際に橋の剥離とかをするときは、すべて作業員が手作業でやりますから、特別な重機とかを使うわけではないので、あまり音は出ないようにできるかなというふうには考えています。
振動についても、吊足場というのをして、足場の中に人が入ってやる作業が多いので、振動自体もそれほどひどいものはないかなとは思っていますが、ただ、一番は舗装するとき。今の舗装を剥がしてやりますけれども、やはり橋の上ですので、通常の道路を舗装をするよりも、振動の少ないもので対応しないと橋自体に影響が出てしまいますので、そういった面では振動も少ないのかなというふうには考えています。
44:
◯議長【
二見泰弘君】 小笠原議員。
45: ◯1番【小笠原陶子君】 こういう工事をするときに、近隣というのをどこまで定義するのかというのが結構あって、逆にそれがもめたりしますので、今、区長さんたちとも事前にしっかり協議するということですので、あとまた個別にも対応するという言葉を聞きましたので、よろしくお願いいたします。
46:
◯議長【
二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「なし」との声あり)
47:
◯議長【
二見泰弘君】 討論なしと認めます。
これより町長提出議案第35号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
48:
◯議長【
二見泰弘君】 起立全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────
日程第4 議案第36号 平成29年度二宮町一般会計補正予算(第2
号)
49:
◯議長【
二見泰弘君】 日程第4「平成29年度二宮町一般会計補正予算(第2号)」町長提出議案第36号を議題といたします。
50:
◯議長【
二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
51:
◯議長【
二見泰弘君】 町長。
〔町長(
村田邦子君)登壇〕
52:
◯町長【
村田邦子君】 議案第36号の提案理由を説明いたします。「平成29年度二宮町一般会計補正予算(第2号)」ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ440万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ76億9,050万3,000円とするものです。
内容につきましては政策総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
53:
◯議長【
二見泰弘君】 政策総務部長。
54: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第36号について、内容の説明を申し上げます。
事項別明細の説明をさせていただきます。6ページ、7ページをお願いいたします。
歳入です。諸収入の雑入です。雑入、雑入の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金は、平成29年3月に二宮町地球温暖化対策実行計画を策定したことを契機に、一般財団法人環境イノベーション情報機構が実施する二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金、地域と連携したCO2排出削減促進事業に応募し、事業採択がされ、補助金が交付される見込みになったことによるものです。
8ページ、9ページをお願いいたします。歳出です。
総務費、総務管理費です。企画費、地域公共交通推進事業の公共交通利用促進啓発物作成委託料(二酸化炭素排出抑制対策事業)は、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用し、公共交通の利用促進を図るため、啓発用パンフレット等を作成するためのものです。
公共交通再編利用促進業務負担金の減は、当初、公共交通再編に関する時刻表等の作成を町地域公共交通活性化協議会が実施し、これに負担金を支出する予定でしたが、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の事業採択を受けて、公共交通利用促進啓発物作成委託とあわせて、町が直接実施することとするものです。
衛生費、環境保全費です。環境保全対策費、環境保全推進事業の二酸化炭素排出抑制啓発イベント委託料は、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金を活用し、二酸化炭素排出抑制のためのイベントを実施するためのものです。
土木費、都市計画費です。都市計画総務費は、二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金が事業採択されたことにより、コミュニティバス運行事業のコミュニティバスのラッピング費用に充てる財源を補正するものです。
予備費です。今回の補正に伴いまして、146万9,000円を増額し、総額を1,225万7,000円とさせていただくものです。
以上で説明を終わります。よろしくご審議賜わりますようお願い申し上げます。
55:
◯議長【
二見泰弘君】 これより質疑に入ります。
56:
◯議長【
二見泰弘君】 根岸議員。
57: ◯11番【根岸ゆき子君】 ちょっと手続論的かもしれませんけれども、簡単に、なぜ当初予算で出せなかったのかということを質問します。
58:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
59: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 それでは、この事業につきまして、当初予算ではなく、補正対応とした理由について回答させていただきます。
昨年度予算計上時に、地球温暖化対策の実行計画が策定段階でありまして、また地球温暖化対策検討委員会においても検討中ということでございました。検討委員会では優先的な温暖化対策といたしまして、町民一人一人ができる温暖化対策が必要であり、環境教育等によって意識づけを行う等、基盤づくりを優先すべきだというふうな結論になりました。
これを受けまして、町民向けの温暖化対策につきましても、早急に進める必要がありましたので、こちらの二酸化炭素排出抑制対策事業費補助金を活用いたしまして、イベント等の啓発を行うことで、少しでも早く成果を上げられるよう補正対応とさせていただいております。
また、財源を確保するということもございますので、6月の補正の期限の段階では、まだ採択結果というのは出ておりませんでした。その後、補助事業として採択を受けましたので、臨時議会での補正対応とさせていただいております。
60:
◯議長【
二見泰弘君】 根岸議員。
61: ◯11番【根岸ゆき子君】 わりと補助金をもらうに当たっても、予算計上してあることが背景にあって申請をするというお話も伺ったりするのですけれども、その必要がなかったということですよね。
62:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
63: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 必要がなかったといいますか、補正対応で早急にすべきものということで、今回、上げさせていただきました。
また、こちらの補助金の申請が前年度に上げられるものでなくて、この4月から5月にかけて申請を上げて、それが認められたら、初めて補助金がおりるという形になっておりますので、前年度の段階ではまだこちらにおりるかどうかわからないという状況がありましたので、補正対応とさせていただいた背景がございます。
64:
◯議長【
二見泰弘君】 根岸議員。
65: ◯11番【根岸ゆき子君】 そんなに不正があるとは思っていないんですけれども、補助金をもらうに当たって、予算計上というものをまずしてから補助をもらうというお話と、それと何が違いがあるんだろうなというところをもう少し伺いたかったと思いましたが、もうこれで結構です。済みません、以上にいたします。
66:
◯議長【
二見泰弘君】 露木議員。
67: ◯7番【露木佳代君】 まず、この仕組みといいますか、440万円をいただいて、もともとやろうとしている事業に充てられる分プラスアルファとして、このイベントの260万円をやる。それから、さっきおっしゃった利用促進パンフレット等の部分は補助金をもらった関係で増額しているというふうな理解でいいんでしょうか。
68:
◯議長【
二見泰弘君】 企画政策課長。
69: ◯企画政策課長【西岡英明君】 利用促進パンフレットの増額の部分でございますけれども、これにつきましては、もともとコミュニティバスのチラシ等をつくって配布をしようというのが、地域公共交通会議の中で予算を持たせていただいた45万4,000円になります。
それをプラスして、今回、二酸化炭素排出抑制のチラシとパンフレットを作成して周知をしていくということです。
コミュニティバスの時刻表等とチラシにつきましては、コミュニティバスの運行に合わせて配布をさせていただく予定でおりますけれども、それ以外にパンフレットを作成いたしまして、ふるさと祭りですとか、そういったイベントのときに、皆さんに周知をさせていただくようなパンフレットを作成したいということで、今回、増額ということで、80万円の予算計上をさせていただいているというところでございます。
70:
◯議長【
二見泰弘君】 露木議員。
71: ◯7番【露木佳代君】 せっかくいただいた補助金なので、有効に活用してほしいという部分で聞いているんですけれども、この9ページの環境のほうの啓発イベント、委託料の260万円って結構町でやるイベントの予算としてはかなり大きなと思うんですが、もちろん事業採択されたということなので、この辺が、例えば長期でやるイベントなのか、1日なのか、その辺の内容をお聞きしたいです。
それと、残り予備費なんですが、こういうものは残りを予備費に入れちゃっていいんでしょうか。
72:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
73: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 それでは、イベント事業の内容につきまして、まずご説明申し上げます。
今、考えているイベントといたしましては、ふるさと祭りですとか、菜の花ウォッチング中の期間、多数の方がお見えになりますので、その期間を利用しての環境ブースの設置ですとか、エコカーの展示、あるいは試乗車等を手配いたしまして、それによるエコカーの普及啓発、またJAFですとか、あるいは自動車教習場、そういったところと連携いたしまして、エコドライブの講習などを予定しております。
74:
◯議長【
二見泰弘君】 財務課長。
75:
◯財務課長【
二宮雅巳君】 予備費の件についてお答えさせていただきます。
予備費につきましては、もともと一般財源を用いてやろうとしていた事業の一部に今回の補助金が充てられましたので、もともと一般財源で使おうとしていた部分が依存財源、特定財源に振りかわったという部分なので、それを予備費側に振り向けているといった形になります。ですので、補助金を予備費に充てているという意味ではないということでご理解いただけたらと思います。
76:
◯議長【
二見泰弘君】 露木議員。
77: ◯7番【露木佳代君】 イベントは、要するに既存のイベントにプラスしていくということなんだと理解しました。何か新しい、今、例えば自然エネルギーとかという動きが町の中にある中で、そういう新しいイベントもするのかなと思ったんですが、その辺はされるんでしょうか。ぜひ有効にこの金額を活用したいという部分ですが、その辺はどうでしょう。やるんでしょうか。
78:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
79: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 こちらの補助金をもらう条件といたしまして、1つには、クールチョイス宣言、それに賛同してもらうというふうなことがございますので、数多くの方がいらっしゃるこういった菜の花ウォッチングですとか、ふるさと祭り、そういった事業を活用して、クールチョイスの賛同者をたくさん集めるというふうな目的が1つございます。
1つとして、新しく環境展みたいなイベントも少し考えたんですけれども、なかなか来られる方は、この間の環境フォーラムを開いてもわかると思うんですけれども、やっぱり特定の方しか来られないということがございますので、なかなか数多くの賛同者を得ることが難しいということがございましたので、従来の事業に上乗せする形でイベント事業を考えております。
80:
◯議長【
二見泰弘君】 渡辺議員。
81: ◯9番【
渡辺訓任君】 まずコミュニティバスの件なんですが、たしかに公共交通を利用するということになると、二酸化炭素の発生を抑制するということは、理屈の上ではそうなんでしょうけれども、この辺について、一般の利用者とか、コミバスを利用したい、そういった方にどういうふうに説明を……。結局、頭の中でわかっても、心が動かないと、そういう行動につながらないと思うんです。ですから、その辺についてどういうふうに考えておられるのか、それを1つ教えていただきたいと思います。
もう1つ、伺いたいのは、この補助金なんですけれども、先ほどクールチョイスとの関係ということがありましたが、再生エネルギーの利用とか、あと無駄な部分ですよね。例えば今、水を含んだ燃えるごみをガソリンを使って焼却場まで持っていって、それをまた燃料を使って燃やしているとか、そういうところの削減とか、そういった観点というのを盛り込んだ事業というのは補助対象として入っているんでしょうか。
82:
◯議長【
二見泰弘君】 企画政策課長。
83: ◯企画政策課長【西岡英明君】 公共交通の関係での話になりますけれども、基本的には、いわゆるクールビズですとか、ウォームビズですとか、そういった関係で、今、スマートムーブと言われる、いわゆる移動をエコにしていきましょうと。いわゆる乗用車、マイカーを使っていくということではなくて、公共交通機関を使ってスマートな移動と、スムーズな移動ということで、クールビズ・ウォームビズ等で同じような話として、スマートムーブというのを国のほうでも提唱しておりますので、それの一環として周知をしていくと。
また、コミュニティバスにつきましては、10月から新たな運行になりますので、その中にもスマートムーブのポスター等を掲示して周知を図っていきたいというふうに思っております。
84:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
85: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 先ほど議員さんのほうからありました再生エネルギーですとか、あるいは究極的には水分ひとしぼり等も温暖化に結びつくと。おっしゃるとおりでございますが、こちらの事業につきましては、地域と連携したCO2排出削減事業ということで、あくまで周知系というものになっておりますので、直接、再エネですとか、ごみの減量、そういったものでやるものではないということです。
ただ、採択を受けなきゃいけないということがございますので、イノベーション機構というところが採択しているんですけれども、そこと調整してみないとわからないというところもございます。
86:
◯議長【
二見泰弘君】 渡辺議員。
87: ◯9番【
渡辺訓任君】 温暖化会議でも、対策委員会でもいろいろ話をされていると思うんですが、せっかくこういう予算が得られたわけですので、やはり生活に密着したほうでも生かしていただける方向とか、それから町民の関心はやっぱり再生エネルギーにかなり向いている部分もあると思いますので、そういうところでの活用もまた検討していただけたらなと思います。
あと、コミバスと、今、スマートムーブという言葉が出たんですけれども、なかなかそこというのが、行動に移すためには、やっぱり頭でわかっても、もう1つ心が動かないといけない。そこのところについて、ぜひ一歩突っ込んだ検討をお願いできたらと思います。
88:
◯議長【
二見泰弘君】 添田議員。
89: ◯13番【添田孝司君】 この補助金は、町がもらう補助金としてはかなり異例な補助金というふうに考えられます。というのは、国ではなくて、財団法人からもらう補助金であるということで、これは一体どのような経緯でこのような財団法人を見つけて、どのような内容でこの補助金をもらいに行ったのかということが第1点と、特にこのイベントですけれども、先ほどから説明されていましたけれども、委託と書いてあるんですね。どのようなところに委託をするんでしょうか。
90:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
91: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 この環境イノベーション機構というのは、一般財団法人ということになっていますから、国等で第三セクターという形でつくられたものかと。あくまで正確な情報はつかんでおりませんけれども、そういうふうな補助金を、交付申請を受けて交付するための機関というふうにこちらのほうは捉えております。
また、イベント等につきましては、イベント一切を委託するという形で考えております。それが補助金の条件になっているんですけれども、それにつきましては、イベントの会社ですとか、そういった地球温暖化対策を実行できるような、そういうふうな組織、そういったものに委託することを想定しております。
(「もう1つ、質問があって、どのような内容で補助金を取りに行ったのか。要するに補助金を取るための内容」との声あり)
92:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
93: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 もともとこの補助金の情報につきましては、地球温暖化対策の防止活動推進員の方、そういう方からも以前から情報等をいただいておりまして、今回、こういう補助金があるというふうな話をいろいろな方角からいただきましたので、地球温暖化対策の検討委員会等で結論づけたことと結びつけまして、今回、補助金の申請に至ったということでございます。
94:
◯議長【
二見泰弘君】 添田議員。
95: ◯13番【添田孝司君】 質問に的確に答えられていないので、もう1度、お伺いしますけれども、要は補助金の金額は決まっているわけです、何百万円って。ですから、内容がどのような内容でその補助金を申請したのかと、それが1点。
先ほどから話をお伺いしていると、啓発活動であると。しかし町民への啓発ではなくて、人が集まるところの啓発と。それをなぜこの町がやらなきゃいけないのかと。
もう1つは、このイベントを短期的にやる。要するにこういう活動というのは町がそういう意思を持って継続的にやるものである。しかし、このような単発的なイベントが果たして実効あるものなのか。その辺のところの効果等の問題も考えて、このイベントというのが本当に正しい
選択なのか。ですから、先ほどの申請の内容と結びつくわけですけれども、どのような形で、どのような内容で申請したのか。
96:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
97: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 内容としましては、先ほど何度も申し上げているんですが、イベント等で数多くの方に地球温暖化というものを意識していただきながら、その対策を立てていただきたいということで、まずはクールチョイス宣言、それに賛同していただくということが1つの大きな目的となっております。
そのためには、当然、ある程度、集客を見込まれたイベント等でやるという必要がございますので、菜の花ウォッチング期間ですとか、またふるさと祭りになりますと、町民の方も結構いらっしゃると思いますので、そういったところで町民の方に賛同いただけるのかなというふうに捉えております。
また、この内容につきましては、イノベーション機構のほうでもともとイベント等の委託をするというのが採択の条件になっておりますので、そういうふうな申請をさせていただいたということになっております。
98:
◯議長【
二見泰弘君】 添田議員。
99: ◯13番【添田孝司君】 では、もう少し質問を易しくしますけれども、この与えられた補助金の金額はどのようなことが明細となってこのような補助金が決まったのか。それは二宮町がその補助金申請をするときの内容とどのくらい一致しているのか。
この啓発活動は、要するに町民をベースとしたものではなくて、町民を対象としたものではなくて、要するに二宮町は何とか宣言をしているわけで、そういう意味では、二宮町全体が二酸化炭素の排出抑制活動を続けていこうと、そういう姿勢を町が示すわけですけれども、そのものとこのものとは少しは関係しているけれども、みんなが集まるところでこういうイベントをするということのやり方と、我々の町が目指している方向性とが必ずしも一致していないのではないか。要するに啓発活動はずっと継続的に二宮町はこうやります、こうやります、こういう町ですよというような意思表示をするものだと思うんですけれども、このイベントとの関係がいま一つ直接的ではないように思うのですが、その辺のところはいかがでしょうか。
100:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
101: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 当初、こういったイベント、どちらかというと、公共交通に関するものが中心になってしまったということはございますけれども、もともとこちらのほうで申請しているものといたしまして、お子さん向けになるんですけれども、クリスマスリースの工作ですとか、あるいはクールチョイス宣言をした腕章等を配って、ウォーキングのときに皆さんにつけてもらって意識づけしようとか、そういった事業も考えていたんですけれども、それにつきましては、少し啓発物品の配布になってしまうということで、残念ながら承認を受けなかった事業もございました。
そういった事業ができれば、もう少し町民向けの啓発もできたかなというふうには考えているんですけれども、残念ながらそれはできませんでしたので、この補助事業ではないんですけれども、企業ですとか、地球温暖化防止対策の委員さんと連携いたしまして、ガラスを使ったランタンづくりですとか、ドングリを使った風車づくり、そういった事業をまた別個、計画しておりますので、この補助事業だけではないんですけれども、温暖化対策を進めていくということで考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
102:
◯議長【
二見泰弘君】 小笠原議員。
103: ◯1番【小笠原陶子君】 今までの説明で大分わかったところもあるんですけれども、私がちょっと確認したいのは、何か啓発物品の配布って、紙でパンフレットをつくったのを配るというのに結構重きを置いているのかなととったんですけれども、やっぱり地球温暖化に対して一番危機感を持ってもらうのは若い世代であるべきだと思うんです。余命幾ばくもない方よりは。
そういう人はやっぱりウェブのほうが身近なんですよね。ほとんどの人がみんなスマホとかを持っているわけですから。紙で配るのが有効な世代と、私はジェネレーションで分かれちゃうと思うんです。若い方に対しては絶対ウェブであるべきだと思うんですけれども、それはあわせてやるのかということを確認するのと、私どもの町で人がいっぱいいるのは大きなイベントだという発想がありがちだと思うのですが、実は土日にお天気がよければ、花の丘公園へ行くと、若い世代が、要するに町内だけじゃありませんけれども、大礒とか他の自治体からも来ていますけれども、にぎやかににぎやかに利用がありまして、そういう方って、特に子どもを見守っているだけのお父さん、お母さんというのは必ずいますから、そういう人たちにも啓発するような形で、イベントだけに目が行くんじゃなくて、若い世代が集まるところに意識的に働きかけることが重要なのではないかというふうに思うんですけれども、その2点について伺いたいと思います。
104:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
105: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 確かによく温暖化の対策をするのに、お子さんに教育したほうがいいのか、あるいは大人に教育したらいいのか。卵が先か、鶏が先かの議論に近いものがあるんですけれども、どちらも大事なことだと思います。
ただ、やはりこれから次代を担っていく若いお子さん、そういった方たちに教育をしていくというのは大事なことですので、今回の補助金の中では、そのお子さん向けの特別な事業というのはないんですけれども、先ほど申し上げましたランタンづくりですとか、ドングリを使った風車づくり、そういったものにつきましては、お子さんを対象というふうな感じで考えておりますので、そういった事業を進めていく。
また、このイノベーション機構からの補助金の事業につきましても、ホームページですとか、フェイスブックを使った紹介等も随時していきたいと思いますので、そこら辺のご理解をお願いいしたいと思います。
106:
◯議長【
二見泰弘君】 小笠原議員。
107: ◯1番【小笠原陶子君】 和田課長だけの発想には限界があるのかなと私は思いますよ、はっきり言って。それで、若い世代というのは子どもだけじゃなくて、要するに40歳以下ぐらいの年齢の世代のことを私は言っているんですね。要するにウェブを扱っている。ちゃんとそれについては答えをもらっていませんけれども、要するに紙だけでやるのかということを聞いたんですけれども、それに対しては答えがなかったんですけれども、あと、さっきからランタンをつくるとか、それはいいですよ、それは。ですけれども、そんなのはもう箱根なんかへ行けば、毎週、毎週、ビジターセンターでやっているわけですけれども、もしうちの町でやっても、それに携わるとしたら、せいぜい上限40人ぐらいでしょう、50人募集して。それだけを単発でやって、どれだけ啓発したのかって。それで啓発したって言い切るのはもう恥だと思いますけれども、私が言っているのは、そういうたくさん集まる方のところに行って、絶えず、絶えず働きかけることが重要だと私は思っているんです。
そこに一定期間を設けて、掲示をしながらご理解いただくこともあってもいいでしょうし、例えばアンケート、要するにアンケートをとるというのは、アンケートをすることによって、そこで理解させるという部分もアンケートにはあるんですね。ただどう思っているのかと聞くんじゃなくて、読みながら理解するということもあるわけですから、そういうこともあわせてやるとか、せっかくの事業ですから、精いっぱいの力を使って、知恵を使ってやっていただけるととてもありがたいなというふうに思うわけで、私自身もぜひ協力したいと思いますけれども、ウェブのことについて、せめてお答えいただくのと、単発の事業だけでやっていればいいと思っているのかということをもう1回、確認したいと思います。
108:
◯議長【
二見泰弘君】 生活環境課長。
109: ◯生活環境課長【和田隆彦君】 ウェブにつきましては、これからいろいろな発信ということがあると思いますので、なかなか若い世代、私も50を超えちゃっていますけれども、若い世代の柔軟な考え方、そういったものを取り入れながらやっていければと思っております。
また、これについては、紙の配布ということで、まずはクールチョイスの賛同書を得なきゃいけないということがございますから、それを中心にやっていくということでございます。
もちろん紙だけの周知、逆に紙をあんまり出しちゃいますと、逆にそれがごみになってしまうということもありますから、あまりそれは推し進めずに、インターネットですとか、そういったものを活用したもの、いろいろフェイスブックでの発信も多少していますので、そういった形で広がりをできればいいかなというふうには考えております。