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  1. 二宮町議会 2017-06-01
    平成29年第2回(6月)定例会(第1日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成29年第2回(6月)定例会(第1日目) 本文 2017-06-02 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 280 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 2 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 3 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 4 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 5 : ◯政策担当参事地域政策課長【志賀道郎君】 選択 6 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 7 : ◯議会事務局長【戸丸隆司君】 選択 8 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 9 : ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 選択 10 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 11 : ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 選択 12 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 13 : ◯健康福祉部長【小椋淳喜君】 選択 14 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 15 : ◯消防長【林 栄一君】 選択 16 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 17 : ◯消防本部参事兼消防課長【高橋邦治君】 選択 18 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 19 : ◯総務課長【松本幸生君】 選択 20 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 21 : ◯地域包括ケアシステム担当課長中舘恵利子君】 選択 22 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 23 : ◯生涯学習課長【椎野文彦君】 選択 24 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 25 : ◯企画政策課長【西岡英明君】 選択 26 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 27 : ◯健康づくり課長【神保和美君】 選択 28 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 29 : ◯議会事務局庶務課長【和田美穂君】 選択 30 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 31 : ◯子ども育成課長【生井悟士君】 選択 32 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 33 : ◯消防署長【小島 勇君】 選択 34 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 35 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 36 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 37 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 38 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 39 : ◯5番・議会運営委員長【杉崎俊雄君】 選択 40 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 41 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 42 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 43 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 44 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 45 : ◯職員【和田美穂君】 選択 46 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 47 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 48 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 49 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 50 : ◯職員【和田美穂君】 選択 51 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 52 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 53 : ◯10番【一石洋子君】 選択 54 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 55 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 56 : ◯2番【前田憲一郎君】 選択 57 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 58 : ◯10番【一石洋子君】 選択 59 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 60 : ◯7番【露木佳代君】 選択 61 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 62 : ◯7番【露木佳代君】 選択 63 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 64 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 65 : ◯2番【前田憲一郎君】 選択 66 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 67 : ◯1番【小笠原陶子君】 選択 68 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 69 : ◯8番【野地洋正君】 選択 70 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 71 : ◯13番【添田孝司君】 選択 72 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 73 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 74 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 75 : ◯7番【露木佳代君】 選択 76 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 77 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 78 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 79 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 80 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 81 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 82 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 83 : ◯町長【村田邦子君】 選択 84 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 85 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 86 : ◯11番【根岸ゆき子君】 選択 87 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 88 : ◯町長【村田邦子君】 選択 89 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 90 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 91 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 92 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 93 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 94 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 95 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 96 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 97 : ◯町長【村田邦子君】 選択 98 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 99 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 100 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 101 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 102 : ◯産業振興課長【小島孝紀君】 選択 103 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 104 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 105 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 106 : ◯産業振興課長【小島孝紀君】 選択 107 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 108 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 109 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 110 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 111 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 112 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 113 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 114 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 115 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 116 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 117 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 118 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 119 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 120 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 121 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 122 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 123 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 124 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 125 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 126 : ◯町長【村田邦子君】 選択 127 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 128 : ◯健康福祉部長【小椋淳喜君】 選択 129 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 130 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 131 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 132 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 133 : ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 選択 134 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 135 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 136 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 137 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 138 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 139 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 140 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 141 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 142 : ◯町長【村田邦子君】 選択 143 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 144 : ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 選択 145 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 146 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 147 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 148 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 149 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 150 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 151 : ◯町長【村田邦子君】 選択 152 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 153 : ◯都市部長【成川 一君】 選択 154 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 155 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 156 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 157 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 158 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 159 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 160 : ◯町長【村田邦子君】 選択 161 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 162 : ◯消防長【林 栄一君】 選択 163 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 164 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 165 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 166 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 167 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 168 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 169 : ◯町長【村田邦子君】 選択 170 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 171 : ◯消防長【林 栄一君】 選択 172 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 173 : ◯消防署長【小島 勇君】 選択 174 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 175 : ◯消防長【林 栄一君】 選択 176 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 177 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 178 : ◯7番【露木佳代君】 選択 179 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 180 : ◯消防署長【小島 勇君】 選択 181 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 182 : ◯消防長【林 栄一君】 選択 183 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 184 : ◯7番【露木佳代君】 選択 185 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 186 : ◯消防署長【小島 勇君】 選択 187 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 188 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 189 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 190 : ◯消防署長【小島 勇君】 選択 191 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 192 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 193 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 194 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 195 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 196 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 197 : ◯町長【村田邦子君】 選択 198 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 199 : ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 選択 200 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 201 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 202 : ◯1番【小笠原陶子君】 選択 203 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 204 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 205 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 206 : ◯教育総務課長【黒石徳子君】 選択 207 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 208 : ◯1番【小笠原陶子君】 選択 209 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 210 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 211 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 212 : ◯教育総務課長【黒石徳子君】 選択 213 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 214 : ◯1番【小笠原陶子君】 選択 215 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 216 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 217 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 218 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 219 : ◯8番【野地洋正君】 選択 220 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 221 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 222 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 223 : ◯教育総務課長【黒石徳子君】 選択 224 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 225 : ◯8番【野地洋正君】 選択 226 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 227 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 228 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 229 : ◯8番【野地洋正君】 選択 230 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 231 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 232 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 233 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 234 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 235 : ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 選択 236 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 237 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 238 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 239 : ◯企画政策課長【西岡英明君】 選択 240 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 241 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 242 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 243 : ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 選択 244 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 245 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 246 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 247 : ◯13番【添田孝司君】 選択 248 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 249 : ◯企画政策課長【西岡英明君】 選択 250 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 251 : ◯13番【添田孝司君】 選択 252 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 253 : ◯政策担当参事地域政策課長【志賀道郎君】 選択 254 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 255 : ◯13番【添田孝司君】 選択 256 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 257 : ◯企画政策課長【西岡英明君】 選択 258 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 259 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 260 : ◯13番【添田孝司君】 選択 261 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 262 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 263 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 264 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 265 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 266 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 267 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 268 : ◯副町長【長尾秀美君】 選択 269 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 270 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 271 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 272 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 273 : ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 選択 274 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 275 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 276 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 277 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 278 : ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 選択 279 : ◯議長【二見泰弘君】 選択 280 : ◯議長【二見泰弘君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                     午前9時30分 開議 ◯議長【二見泰弘君】 皆様、おはようございます。開会にあたりまして、一言ご挨拶申し上げます。  例年ですと、関東地方も梅雨に入る時期ですが、気象庁によりますと、今年は少しおくれるようでございます。しかし、季節は確実に初夏の様相で、吾妻山の新緑ですが、すがすがしく感じる中で、ツツジがひときわ赤く、満開に咲き誇っています。  そんな中、二宮町の人口が数年減少をしてきましたが、皆様の危機感の中、4月期には微増ですが、人口減少がストップいたしました。このまま微増でも減少ストップで増加してほしいと思います。  さて、平成29年第2回定例会は議案19件、議員提案1件であり、一般質問6名であります。ご存じのとおり、4月の人事異動で執行者側、議会事務局ともに顔ぶれが大分変わりましたが、本会議、委員会に初めて臨まれる職員の方々をはじめ、執行者の皆様におかれましては、質問に対して的確、かつわかりやすい答弁をお願い申し上げまして、開会のご挨拶とさせていただきます。  ただいまの出席議員は14名ございます。定足数に達しておりますので、これより平成29年第2回定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。    ────────────────────────────────    日程第1 諸報告 2: ◯議長【二見泰弘君】 日程第1「諸報告」を行います。  執行者側から報告があります。 3: ◯議長【二見泰弘君】 副町長。 4: ◯副町長【長尾秀美君】 おはようございます。議長の許可をいただきましたので、平成29年4月1日付で行いました人事異動のうち、議会に出席いたします管理職の異動についてご報告申し上げます。  部長級の異動です。志賀政策総務部政策担当参事兼企画政策課長が政策総務部政策担当参事兼地域政策課長に。 5: ◯政策担当参事地域政策課長【志賀道郎君】 よろしくお願いいたします。 6: ◯副町長【長尾秀美君】 戸丸健康福祉部参事兼健康づくり課長が議会事務局長に。 7: ◯議会事務局長【戸丸隆司君】 よろしくお願いいたします。 8: ◯副町長【長尾秀美君】 鐘ヶ江教育部長兼生涯学習課長が教育部長になっております。 9: ◯教育部長【鐘ヶ江学君】 よろしくお願いいたします。 10: ◯副町長【長尾秀美君】 次に、部長級の昇格です。
     田嶋総務課長が政策総務部長に。 11: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 よろしくお願いいたします。 12: ◯副町長【長尾秀美君】 小椋健康づくり課地域包括ケアシステム担当課長が健康福祉部長に。 13: ◯健康福祉部長【小椋淳喜君】 よろしくお願いいたします。 14: ◯副町長【長尾秀美君】 林消防署長が消防長に。 15: ◯消防長【林 栄一君】 よろしくお願いします。 16: ◯副町長【長尾秀美君】 高橋消防課長が消防本部参事兼消防課長になっております。 17: ◯消防本部参事兼消防課長【高橋邦治君】 よろしくお願いします。 18: ◯副町長【長尾秀美君】 続きまして、課長級の異動でございます。  松本地域政策課長が総務課長に。 19: ◯総務課長【松本幸生君】 よろしくお願いします。 20: ◯副町長【長尾秀美君】 中舘子ども育成課長が健康づくり課地域包括ケアシステム担当課長に。 21: ◯地域包括ケアシステム担当課長中舘恵利子君】 よろしくお願いいたします。 22: ◯副町長【長尾秀美君】 椎野議会事務局庶務課長が生涯学習課長になっております。 23: ◯生涯学習課長【椎野文彦君】 よろしくお願いいたします。 24: ◯副町長【長尾秀美君】 次に、課長級の昇格です。  西岡企画政策課企画調整班長が企画政策課長に。 25: ◯企画政策課長【西岡英明君】 よろしくお願いします。 26: ◯副町長【長尾秀美君】 神保健康づくり課保険予防班長が健康づくり課長に。 27: ◯健康づくり課長【神保和美君】 よろしくお願いします。 28: ◯副町長【長尾秀美君】 和田健康づくり課地域包括ケアシステム班長が議会事務局庶務課長に。 29: ◯議会事務局庶務課長【和田美穂君】 よろしくお願いいたします。 30: ◯副町長【長尾秀美君】 生井生活環境課環境衛生センター班長が子ども育成課長に。 31: ◯子ども育成課長【生井悟士君】 よろしくお願いします。 32: ◯副町長【長尾秀美君】 小島消防課庶務班長が消防署長に。 33: ◯消防署長【小島 勇君】 よろしくお願いします。 34: ◯副町長【長尾秀美君】 以上でございます。よろしくお願いいたします。 35: ◯議長【二見泰弘君】 これをもちまして諸報告を終わります。    ────────────────────────────────    日程第2 署名議員の指名について 36: ◯議長【二見泰弘君】 日程第2「署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則第118条の規定により、議長において、5番・杉崎議員、8番・野地議員を指名いたします。    ────────────────────────────────    日程第3 会期の決定について 37: ◯議長【二見泰弘君】 日程第3「会期の決定について」を議題といたします。  議会運営委員長の報告を求めます。 38: ◯議長【二見泰弘君】 杉崎議員。         〔5番・議会運営委員長(杉崎俊雄君)登壇〕 39: ◯5番・議会運営委員長【杉崎俊雄君】 皆様、おはようございます。議会運営委員会の委員長報告を申し上げます。  平成29年第2回定例会を開会するに当たり、会期日程並びに議案の取り扱い等について検討・協議するため、去る5月23日及び本日午前9時よりの2回にわたり第一委員会室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。  本定例会に提出されます議案は、議員提出議案1件、町長提出議案19件でございます。議案の取り扱いですが、議員提出議案1件につきましては本日の本会議で即決でお願いいたします。次に町長提出議案ですが、人事案件13件、及び専決処分の承認1件につきましても即決でお願いいたします。条例改正議案3件につきましては、該当の常任委員会に付託し審査をお願いいたます。契約議案1件、及び補正予算議案1件につきましては、本日の本会議で即決でお願いします。報告3件については、本日の本会議でお願いいたします。  次に、陳情が3件提出されておりましたが、そのうち2件につきましては、議会運営委員会で審査の結果、机上配付となっております。机上配付の残り1件につきましては、該当の常任委員会に付託し、審査をお願いいたします。  一般質問につきましては、5月31日正午に通告を締め切りましたが、6名、9件の通告がありましたので、先例に従い、通告順に2日間で質問をお願いいたします。  会期日程(案)が既に送付され確認されていると思いますが、以上の内容に基づきまして会期日程について審議いたしました結果、平成29年第2回定例会の会期は、本日6月2日から6月9日までの8日間と決定させていただきました。よろしくご審議のほどお願いいたします。  本定例会の運営が円滑に行われますよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたしまして、委員長報告とさせていただきます。 40: ◯議長【二見泰弘君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 41: ◯議長【二見泰弘君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。本定例会は、委員長の報告のとおり、本日6月2日から6月9日までの8日間としたいと思いますが、ご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 42: ◯議長【二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、会期は本日6月2日から6月9日までの8日間と決定いたしました。    ────────────────────────────────    日程第4 平成29年         陳情第3号 神奈川県最低賃金改定等についての陳情 43: ◯議長【二見泰弘君】 日程第4「神奈川県最低賃金改定等についての陳情」平成29年陳情第3号を議題といたします。 44: ◯議長【二見泰弘君】 職員をして朗読させます。 45: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 46: ◯議長【二見泰弘君】 お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情第3号は総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 47: ◯議長【二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第5 議員提出         議案第1号 子宮頸がん予防ワクチンの定期接種の中止と検               診体制の刷新、接種者全数健康調査を国に対し               て強く求める意見書の提出について 48: ◯議長【二見泰弘君】 日程第5「子宮頸がん予防ワクチンの定期接種の中止と検診体制の刷新、接種者全数健康調査を国に対して強く求める意見書の提出について」議員提出議案第1号を議題といたします。 49: ◯議長【二見泰弘君】 職員をして朗読させます。 50: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 51: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 52: ◯議長【二見泰弘君】 一石議員。 53: ◯10番【一石洋子君】 それでは説明をさせていただきます。  二宮町議会では、昨年6月に子宮頸がんワクチン全国被害者連絡会神奈川支部からいただきましたHPVワクチン接種後の症状発症者に対する救済支援と接種後の症状に関する問題解決のための陳情審査を全会一致で採択し、国に意見書を提出いたしました。  審査に先立ちまして、生涯学習センター「ラディアン」にて、神奈川支部の方々と二宮町議会有志が学習会を企画しまして、短い周知期間にもかかわらず、町内外から多くの方々が詰めかけました。  被害者のお嬢様のお話、全身全霊のお話をはじめ、車椅子のお嬢様たちからたくさんのお話を伺いました。また、2人の大人でも押さえられないほどのけいれん等の重篤な症状の映像、そして被害者連絡会山田代表の膨大な研究資料の説明をいただき、生活の現場で起きている到底人として抱えることのできない事実の一端を共有させていただきました。  この内容は委員会審査の場でも共有しまして、議会では町に対して接種者全員にアンケート調査を行うことを要望し、この4月に結果が公表されたところです。  現在、生活に支障がある症状が続いているとする方が7人おられました。回答者を分母としても、5.7%という数字に驚いた次第ですが、全国で既に32自治体がアンケート調査を行っておりますが、その結果の数値のほぼ中央値ぐらいのもので、さらにもっと大きな数値のところもございます。どこの自治体でもこのような状況であるということを知り、さらに驚いたわけです。  この7名につきましては、特に症状の軽くない方に対しては、再度の症状の聞き取りをするとの町の説明がありました。しかしながら、国がワクチンとの因果関係を認めていないので、対応は難しいとの説明でした。アンケート調査をいかに生かすかについて、なお一層のアクションが必要と痛感した次第です。  二宮町も神奈川支部の方に、被害者連絡会としての何を一番望むかについて尋ねましたら、開口一番、全数調査と言われました。そして、本当に力なく、救済を受けるのは本当に困難だと言われました。また、さらに声を上げづらい状況になっているとも言われました。私はこれを聞きまして、私たちさまざまなことに追われながらも、被害者の方々に心を寄せているつもりですが、痛くもかゆくもない傍観者であったと痛感いたしました。  5月14日に茅ヶ崎にて子宮頸がんワクチンの学習会があり、二宮町議会で議論してから1年後の状況について伺いたいと参加させていただきました。3月に鎌倉議会で定期接種の中止を求める意見書が採択されたことを非常に画期的と喜ばれておりました。また、5人の被害者のお嬢様を持つお母様方から状況の報告がありました。テレビでも取り上げられたこともあり、ご存じの方は多いとは思いますが、接種後、亡くなられた方はもとより、重篤な地獄のような苦しみ、痛みからの自殺者もおられます。ご本人と家族の苦悩は私たちの想像を絶するもの、いや、そんな生やさしいものではないことを、我が身で、あるいは我が子で想像力の限りを尽くしておはかりいただきたい。  さらに、救済につなげるのに大変な手続と必須とされる医師の診断書を書いてもらうのが非常に困難であるという、二重、三重のハードルがあります。つまり国が因果関係を認めないということ、そして心因性であるとの判断まで示しているため、精神科に送られたり、あたかも本人や家族に、母親に非があるかのような扱いを受けることがいまだに起きているという事実を知りました。しかも、母親はみずからをずっと責め続けております。  接種者338万人の大部分となる328万人は予防接種後、改正前の任意接種であったので、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)の共済制度が行われますが、議員全員にお配りした資料にあるように、10人の1人の割合でしか救済されておりません。因果関係が証明されるまで、このお嬢さん方は、このご家族の方々は苦しみを抱え、一体、何年、社会から置き去りにされるのでしょうか。家族崩壊が既に多数起きています。3,017名の有害事象発生者と申しましたが、実際の数は倍々にものぼるはずです。  薬害オンブズパーソン会議、薬害子宮頸がんワクチン薬害基礎弁護団、全国消費者連盟、子宮頸がんワクチン全国被害者連絡会の共通する論点として、このワクチンは有効性・安全性の観点から、定期接種に位置づける合理性はないとされております。接種したのが12歳から高校1年生までとして、12歳から19歳の子宮悪性新生物による死者の統計を見ますと、ゼロであります。しかも20歳から29歳まで全国で24人で、死者全体の1%もいない。  さらに、国会での厚生労働省健康局長の答弁によりますと、HPVウィルスには100から200種類あるのですが、このワクチンに効力があるとされる16型、18型の感染率につきましては、従来、5種に入ることはおろか、16型では0.2%、18型では0.5%で、両方合わせても上位5種の10分の1の確率にしか満たないこと。さらに、自然に排出されるのは90%、残ったものは自然に治癒するものが90%、このワクチンで救える前がん症状に至る人は、10万人に1人という数字になるということです。  厚生科学審議会感染症分科会予防接種会が実施する際の課題、留意点として挙げられていることに、HPVワクチンを接種した集団において、子宮頸がんが減少するという効果が実際に確認された確証はないと明記されています。安全性については、さらにおそるべきことに、製薬会社のホームページでは、このワクチンの製品情報として、安全性・臨床的に重要な症状の発現率は40%、新たな慢性疾患及び新たな自己免疫疾患の発現率は3.6%、重篤の有害事象発現率は4.2%と明記されています。この製薬会社で行われた重篤症例としての報告によると、自殺企図、腹痛、脳症、歩行障害、倦怠感、筋力低下、ギランバレー症候群、単マヒ、運動障害、全身性エリテマトーデス、心停止、不正子宮出血等、目を覆うばかりの列挙であります。  目に見えない痛みについて、特に被害者の方々は苦しまれております。例えば頭痛ではハンマーで殴られるようだと日本の少女が言いますが、スペイン、デンマークの少女たちはピストルで撃たれたような痛みと表現されています。世界中で同様の症例が起こり、訴訟が起こっております。  国内臨床試験はどうだったのか、大変疑問に思いますが、日本人女性における有効性について、20歳から25歳まで519人、10歳から15歳まではたったの100人について試験され、この100人について非常に多くの安全とは言いがたい症状が出た。しかしながら、この成績については承認申請後に提出されているという異常な事態です。  さらにもっと大きな懸念は、免疫増強剤、かつてない免疫増強剤が使われているという危険性です。2009年9月19日に薬事分科会にて、がん細胞についた最新の遺伝子組換技術によるウィルス用のタンパク質と、アルミニウムのほか、サルモネラ菌由来の免疫増強剤を用いることについて、そのような報告があったときに、委員から不確定な危険物と患者への不利益、今の科学で有効性・安全性の予測に限界があるものを認可することの懸念が表明されましたが、議論を無視して承認された経緯を国会で議員が追求しております。  2014年、西岡久樹東京医科歯科大学創業研究所長は、子宮頸がんワクチンの副反応として共通する症状を、HPVワクチン関連神経免疫異常症候群、HALSとして新しい概論としてまとめることを提唱し、学会で発表いたしました。  また、厚生労働省副反応検討部会が子宮頸がんワクチン副反応を接種後1カ月以内に限定し、心身の反応と結論づけたことを強く批判し、重篤な副反応が接種後、平均8.5カ月を経過して発症しており、潜在的な患者が顕在化した場合、ワクチン史上、最大最悪の薬害問題になる可能性を主張しました。薬害オンブズマン、消費者連盟も平成最大のワクチン禍であると主張しております。  被害者救済が急務です。そのためには、まずは全数健康調査をして、未知のワクチンの副反応の事実を明らかにするとともに、研究データをつくり、救済支援につなげなければなりません。定期接種の勧奨を中止したことで接種者は激減いたしましたが、定期接種に位置づけるということは、公衆衛生予防であり、小学6年生から高校1年生の健康な子どもたちに、自治体の責任でこのような不透明なワクチンを打つ努力義務を負わすということです。この尋常でないリスクをとって、10万分の7があるのか定かでないと、とれと、どのように国民に説明するというのでしょうか。そして、自治体は責任を取れるのでしょうか。合理性や説明不可能な定期接種は停止すべきです。  打ちたい人が打つ任意接種のみが、その道は残るでしょう。子宮頸がんワクチンはそもそも過大広告で、ウィルスのみによってがんになるのではないと専門家は見解を示しています。むしろ有効なのは定期検診であり、検診率が日本は非常に低いのですが、助産婦等、同性による検診体制の刷新、そして経過観察の体制、また併用検診等、検査技術の進化による自己検診HPVタイピング検査など、新しいもの、そして完治率の非常に高い治療法につながるための方法を推進するべきです。  この意見書(案)審査のために、この30日に町民センターにて行われた学習会に、全国被害者連絡会の事務局長の池田利恵氏が講師を買ってくださいました。この意見書(案)を評価いただき、今後、藤沢、秦野と全国の自治体への陳情に使いたいとのことでした。  本意見書(案)は、二宮町在住の被害者連絡会の高校生のお嬢さんを持つお母様からいただいた膨大な資料を読み込んでつくりました。3つの要望事項につきましては、被害者連絡会の方々の切に望むところであります。  代表の池田氏ですが、自民党の日野市市議会議員でありますが、重篤な被害者を抱える各自治体の議員と党派を超えてつながり、被害者と家族をつなぎ、全国組織を立ち上げました。被害者の方々の重要なつながりの場、社会的居場所をつくっています。本当の政治家に生で出会った感動を覚えました。  最後に、池田氏は言われました。薬害訴訟は20数年かかる。お嬢さんたちはまだまだ先が長い。どうかお願いしますと。  学習会のアンケートに、被害者のお嬢様を持つお母様からこのような言葉がありました。何度も何度も娘は死への入り口から帰ってきました。健康を奪われた多くの被害者を忘れないでくださいとありました。もう数年がたちました。20年もこの状態を続けさせては絶対にいけないと思います。被害者と家族が生きて、現場の見える自治体議会から連動して喫緊の声を上げていかなければならない。二宮町議会は全会一致で昨年も陳情を採択した町民と顔の見える、子どもを守り、人をつなぐ豊かな町です。私の拙速な不手際をお許しいただき、何とぞご賛同いただけますよう、よろしくお願いいたします。 54: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。 55: ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 56: ◯2番【前田憲一郎君】 ただいまの一石議員の提案に対しまして、ご説明はいろいろお受けしたわけでございますが、中には理解できる点もございます。しかし議員提案により、町議会として議長名で国に提出する意見書となりますと、非常に重いことであると私は考えます。  そこで、次の5点につきまして質問させていただきます。
     1点目、この意見書を提出するに当たり、熟慮に熟慮を重ね上げた結果の提案であると思いますが、3月の予算審査特別委員会、本会議におきましての予算審査におきまして、予防接種経費としまして37万5,000円が計上されています。その中に1人分の子宮頸がんワクチン接種経費が約5万円含まれているとの町側よりの説明があり、そのほか健康診査事業としても、女性に特有のがん検診推進事業等にかかわる経費が計上されていますが、そのことに対する意見、質問等が何も出されなかったのではないかと記憶しております。このような重要な意見書を提出するのであれば、この時点で何らかのアクションがあってしかるべきであったのではないですか。  2点目、当該ワクチンを定期接種に位置づけることの中止ということは、効果があると認め、接種したい方の個人の意思を阻害するものであると思います。また、名古屋市では再開を望む声も上がっています。いかがですか。  3点目、子宮頸がんによる死亡者を減らす有効な予防手段としての現行の検診体制への刷新をあわせて求めるとございますが、それにかわるべき代替案をお持ちですか。  お持ちであるのならば、お聞かせください。  4点目、地方自治法第99条の規定によりとございますが、この99条には当該普通地方公共団体の公益に関する事件につきと定められていますが、公益についてどのような法律上の用例により提出されたのか、お聞かせください。  5点目、本文の段落3「国が接種者の全数健康調査を速やかに実現されることを強く求める」で文章をとめ、以下を削除し、ここで意見書を終わることはできないものですか。いかがですか。  以上の点につきましてご答弁いただきたく伺います。 57: ◯議長【二見泰弘君】 一石議員。 58: ◯10番【一石洋子君】 まず第1の質問、予算委員会で何もアクションをとらなかったのはなぜかという質問ですが、私、このことを非常に問題と感じましたのは、その健康調査の結果が4月に出てからです。そのときに大変なことだと気がつきました。  そして、それから学習会に参加しまして、お母様方の姿を見て、そしてお嬢様からの言葉を聞いて、さらに深く調べたわけです。昨年、陳情者の方からいただいたものを調べましたが、さらに深く調べたわけです。被害者の方に寄り添うというのはいろいろな深さがあると思いますが、私たちはこうやって机上で論議しているわけですが、痛くもかゆくもないわけです。  ところが、被害者の皆様は生きるか死ぬかで毎日暮らしておられる。それを非常に強く思った。それで急がなければならないと思いました。それが理由です。  効果が見られると認める個人の意思、そして再開を望む声があるということですが、それについては全然否定しておりません。全員調査をしてほしい。つまり事実を調べてほしいという意見書であります。何らかの意見を否定するものではありません。  それから、代替案として検診ですが、これは先ほど私述べたと思いますが、いろいろなものがあります。若いお嬢さんたちが前がん段階にあるというようなことがあるのが、確率は非常に低いということは先ほども申し上げましたが、その技術、検診に行きやすい体制を整える。つまり女性による検診を進める。海外では看護婦・助産婦によるものが進んでおりますが、日本ではそういうところは進んでいない。  それから、経過観察が非常に必要なんですね。これはだれでも持っているウィルス、普通に持っているウィルスで、しかもそのウィルスがついても90%は流れる。そして90%は完治するという。だから、経過観察が非常に必要なんです。そのための体制が非常に大事だし、それを皆さんに知ってもらうこと、それも非常に大事だということです。また自己検診の技術なんかもどんどん進んでいる。それが代替案であります。  4番目の99条について、その法令、どのような法令に従っているか。これはもう生命、自由、幸福追求の権利、これを著しく奪われているということであります。  5番目の全数調査のみにできないかということです。これは皆様にご意見をいただいて、定期接種の中止が非常にハードルがあるということ、皆さんの意見を聞きまして、全数調査のみを求める意見書案をつくりました。そして何種類かつくって被害者連絡会の方とご相談しました。そうしましたら、やはり定期接種の中止というもう1段上げたハードル、前から全数調査というのは、お嬢様方は自分たちと同じ目にだれにも遭ってほしくないということで、いろいろな場に出かけているわけです。私たちの学習会にも何人も来られますが、そういう最初からの考えです。それをやっぱり進めていく。  鎌倉市議会でそれが通った。これは大きなことと受けとめるわけです。その動きをつくっていく。これは政府も、全世界も、経済とか科学技術の方向でどんどん進むわけですが、何が私たちの幸福に寄与するか、それはそのときみんなで考えて研究していかなきゃならない。それは社会的技術といって、今、本当に大事だと言われていることですが、そういう自治体から、そういう生活現場からの意見を上げる、自治体から上げていく、これは大変な使命であると思います。  被害者連絡会の方々、それと議員ですね、地方議会の議員と、それから弁護士がつながって、専門的な知識を被害者の方々とどんどん調べて、厚生労働省のホームページの陰の陰にあるような文章をみんなで探して、検証しているわけです。  ですから、やはり全数調査のみの意見書にするということは私にはできません。  以上です。 59: ◯議長【二見泰弘君】 露木議員。 60: ◯7番【露木佳代君】 先ほど前田議員の2番目のご質問で、名古屋市では再開を望む声があるが、それについてはどうかというご質問がございました。この再開を望む声があるというのは非常に大きなことだと思いますが、どういったところでこのような声を聞いたということでしょうか、ご説明いただければ幸いです。 61: ◯議長【二見泰弘君】 それは質問への答えになってないじゃない。 62: ◯7番【露木佳代君】 済みません、逆質問になってしまうわけですね。  おそらく前田議員がおっしゃっている名古屋で接種再開を求める声が強いという部分ですが、これは保健指導リソースガイドというホームページの中のニュースの1つだと私は思います。ここで書いてあることは、読んでみますと、「名古屋市も昨年、7万人対象の調査で接種者と未接種者の間に発症差はなかったと発表しており、接種再開を求める声も強い」というふうに結ばれております。私も書き手として生きていたときもありますので、ちょっと気になるのですが、これは市民が強く望んだとも書いておりません。アンケート調査によってこのような声が大きかったとも書いてございません。医師から再開を強く願っているというふうにもとれるわけです。ですから、こういった言葉のマジックといいますか、そういう部分も可能性としてはあると私は考えております。 63: ◯議長【二見泰弘君】 それでは、質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。 64: ◯議長【二見泰弘君】 前田議員。 65: ◯2番【前田憲一郎君】 私は議員提出議案第1号に対し、反対の立場から討論させていただきます。  子宮頸がんワクチンは2006年に誕生して、原因ウィルスのHPV(ヒトパピローマウィルス)を発見したツア・ハウゼン博士はノーベル賞を受賞しています。  日本では、毎年、1万5,000人が子宮がんにかかり、そのうち3,500人が死亡しています。子宮がんにかかる年齢が最近は若年化し、20代、30代の患者さんが増加してきています。欧米の子宮がん検診率80%に比べ、日本では20から30%と低いというデータが出ています。このワクチンによる副作用の発生率はインフルエンザの40倍、これまでの子ども向け定期接種の約7倍とも言われています。  しかし、世界保健機関(WHO)の試算によれば、世界で2,500万人以上の命が救われているとも言われています。ここに子宮頸がんワクチンのせいだと苦しむ少女たちをどう救うのかのほか、子宮頸がんワクチンに対する私が調査勉強した資料の一部を持ってきていますが、説明してまいりますと長くなりますので、また別の機会といたしたいと思います。  その中で、例えばアメリカでは2011年9月に、女性議員のミシェル・バックマン氏が子宮頸がんワクチンは精神遅延を引き起こす危険なワクチンだとして波紋を呼びました。バックマン氏は妊娠中絶の禁止や同性婚を禁止することなどを強く訴えてきたキリスト教系保守議員、日本で純潔主義を主張する女性議員が子宮頸がんワクチン導入に反対したのを彷彿するわけですが、アメリカが日本と違ったのは、バックマン氏の精神遅延発言の翌日には、6万人の家庭医が所属する全米小児科学会が、発言には科学的根拠がなく、子宮頸がんワクチンは安全であるとの声明を発表したことです。  それでも子宮頸がんワクチンのイメージは傷つき、接種率は下がりましたが、日本のように、国が定期接種に定めたまま接種推奨を差し控えるという奇妙な事態には至りませんでした。アメリカでは国民を病気にさせないことに国や専門家が大きな責任を持っているところが日本と異なるわけで、今回の提案になってきたと思いますが、私の質問に対するご答弁を伺っていましても、あやふやな点がございました。この案件に対しまして、私から申し上げた事項にいたしましても、内容をご存じないご様子、そんなことがあるんですかというお答えをいただいたこともございます。  議員間での意見交換等何もない中で、唐突に案件が提出されましても、賛成できかねます。採択された場合、二宮町議会として意見書が提出されるわけで、議員提案というものは非常に重いものであると思います。  母親の体内で芽生えた小さな命を、この世に生まれ出ることなく失ってしまわざるを得ない胎児も相当数いるとのことです。無事ここまで何事もなく成長したのに、なぜこのようなことになるのというお子さんや親御さんのお気持ちをおもんぱかりますと、何も申すことはできません。  そこで、この案件に対して、議員間での勉強会、討論を戦わせた後に、議員全員の賛同を得てと言いたいところでございますが、せめて8割方の議員の賛同を得て提案をし直していただきたい。よって、反対といたします。  以上で終わります。 66: ◯議長【二見泰弘君】 小笠原議員。 67: ◯1番【小笠原陶子君】 私はこの意見書提案をぜひ進めていただきますよう、討論というほどではございませんが、意見を言わせていただきます。  先日、一石議員の説明にもありましたように、全国被害者連絡会の事務局長をしていらっしゃいます日野市の池田利恵市議からご説明をいただいた最初に、この接種に関しては、機関委任事務ではなく、自治事務です。自治事務なんですから、基礎自治体の責任です。そのよしあしを決めていく議員皆さんの責任ですというふうに最初におっしゃいました。  私どもの町で調査した結果、明らかに被害が出たというふうな方が7名いらっしゃるというところで、私ども本当に限られた小さい予算の中で、さまざまな案件をこなしていくときに、やはりこのような大きな危険性を感じられるものに対して、全面的にやめろというのではなく、定期接種は停止して、打ちたい人が打つ任意接種の道を残すということを提案しているわけではございますから、大変合理的な提案だというふうに考えます。  そして、この意見書提出に関して、本当に少ない時間の中で組み立てたというところでは、反対する議員の方の中には、やはり手続論だけにこだわる方もいらして、大変残念だというふうに思います。やはりその大もとのところ、根本的なところを見ていただいて、枝葉のところは黙認していただき、賛成いただければというふうに願うわけでございます。  以上、よろしくお願いいたします。 68: ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 69: ◯8番【野地洋正君】 私は議員提出議案第1号に反対の立場で討論いたします。  昨年6月の議会定例会において、子宮頸がんワクチンについての陳情が提出され、全会一致で採択となり、迅速な救済手続、医療機関の充実、研修や勉強会の実施等、救済支援及び問題解決を求め国へ意見書が提出されました。  あわせて、二宮町においても丁寧に実態調査が行われ、その報告をいただいた次第です。私も皆様同様、救済支援、問題解決に向けては同意し、賛成をいたしました。しかし、このたび提出されました議案には、定期接種の中止をも同時に求められており、その点については賛同しかねます。  現在は定期接種としつつも、積極的な勧奨は行っておらず、希望者の接種機会は確保されており、また費用負担もなし、または軽減されています。しかし定期接種が中止され、任意接種となった場合は、希望する方にとっては大きな費用負担となります。  冒頭、申し上げましたとおり、救済支援、因果関係など、早急な問題解決を望むことに異議はありませんが、現在、国も調査している中、接種を望んでいらっしゃる方に対し、定期接種は中止、個人負担は増えますが、任意接種としますと現時点で私が判断することはできません。  以上をもちまして反対討論といたします。 70: ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 71: ◯13番【添田孝司君】 私はこの意見書提出に賛成の立場で討論いたします。  子宮頸がん予防ワクチンに関しましては、接種賛成者、反対者、それぞれいますが、その効果と副作用の議論をする上で、科学的な根拠やデータ、また因果関係が明確ではなく、今までは双方の言い分、主張で終わっているのではないかと思います。  しかし、私は専門家ではございませんが、妥当なデータから考慮しますと、例えばヒトパピローマウィルスが原因となるがんの発症率が極めて低いこと、また進行速度が非常に遅いので、進行段階で対処できること。また先ほどもご説明にありましたが、100、200あるウィルスの型のうち、本予防ワクチンではその2つのみに効果があり、またその効果に関しても不明な点が多いという事実があります。  また、因果関係が不明瞭であるとはいえ、実際に二宮町でのアンケート結果でも見えるように、あまりに多くの人が接種後、種々の問題を長期的に抱えていることから、このワクチンを接種する利点は極めて低く、逆にリスクは非常に高いと思われます。  その点、インフルエンザワクチン等とは大きく異なり、実際、私も身内にこのワクチンの接種をさせることは多分ないと思います。そういう点で賛成であります。  一方、意見書の内容は、現時点で定期接種の停止のような、いきなりすべてを実現せよというのはやはり無理があるような内容になっていると思います。しかし国が正式に、前向きに調査・議論を始めるトリガーなればよいと思い、賛成といたします。 72: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 73: ◯9番【渡辺訓任君】 私は、本意見書案については、反対の立場から討論します。  意見書に盛り込まれている国による接種者の全数調査については賛成です。加えて、先進国では最も低いと言われている子宮がん検診の受診率を引き上げるという観点からも、副症状について一刻も早く対応し、データも集める、そういう観点でも、検診体制の刷新については急ぎ進める必要があると考えています。  しかしながら、定期接種の中止については、現時点での同意は難しいと考えております。意見書に対して限られた時間で合意をつくるためには、そこを外すことができないかというお話もさせていただいておりました。  日本では毎年、およそ1万人が子宮頸がんにかかり、およそ3,000人がそのために亡くなっており、大きな問題と認識しているわけですが、その中でも、近年は特に20代から30代の罹患数が増加していると指摘されています。若い女性や子育て世代の女性が子宮がんにかかり、子どもを妊娠する力や命を失ってしまうということが深刻な問題であることは変わりありません。  現在は細胞診が有効な子宮頸がん予防の方法の1つであるとされていますけれども、日本における受診率は30%台、欧米では70から80%の国が多いため、OECD諸国の中では最も低い受診率にとどまっております。  厚生労働省によると、販売を開始したときから、一定の仮定ではありますけれども、子宮頸がんワクチンにより回避できたとされる子宮がんの罹患数を1万3,000人から2万人、死亡者数については3,600から5,600人と推計をしています。  本ワクチンについては、慢性疼痛等のさまざまな副症状の頻度が高く、重い症状があることが問題になったことで、定期接種の対象となった直後に、接種勧奨を一時中止するという異例の措置となっています。それから4年がたちます。  先日、町内で開催された学習会でも、本ワクチン接種後に起った全身の痛みや湿疹等をはじめ、ご本人の苦しみはもとより、ご家族と一緒に、本来、送るべきすばらしい時間を病との闘いに費やしている、そういう状況も伺いまして、もう1つは、国は救済制度を用意しているとはいいながら、真摯に向き合っているとは思えない、そんな実情、思いを直接伺うことができたわけであります。  接種勧奨は再開をしない、疫学調査も含めた副反応被害の徹底した検証、これは本当に国の責任で、救済の措置も含め、1日も早く進めるべきであります。  私自身はこの意見書案について2つの重みを感じています。1つは現実に起こっていることに対していかに取り組むか。これは副症状被害の検証と救済の徹底にほかなりません。  もう1つは、どの道がたくさんの命を救うことになるのか、これは将来に向けてワクチンの有用性をどのように評価するかという点にかかります。導入から時間が経過していないため、ワクチン自体の子宮頸がん予防効果が現段階では証明されていないということに対しては、ウィルスの感染と前がん状態である異形成を抑えることが持続することを示唆する報告がある、こういうことがあるため、有効であるという考えも示されているわけであります。  また、定期接種をやめても、希望者には任意接種という道があるという考えもありますが、一方では公衆予防、公衆衛生という観点からは、任意接種という形ではHPVの感染圧を弱め切ることはできない、そういう考え方も示されています。  私自身はこの有効性に関しては、エビデンスに基づく考察が引き続き必要であるとの思いです。そして、再度、本ワクチンの接種勧奨は再開せず、疫学調査も含めた副反応被害の徹底した検証、国の責任での救済を1日早く進める必要性を訴えて討論とさせていただきます。 74: ◯議長【二見泰弘君】 露木議員。 75: ◯7番【露木佳代君】 私は賛成の立場で討論いたします。  ワクチンの効果についても、今、出ておりますけれども、ワクチンの効果はどれぐらいあるのか、また因果関係があるのかないのか。それから急に出てきた議案で、勉強不足だからというお話もありました。ただ、そういう中で、皆さん、去年の陳情を知っているでしょうというところが私の中にあります。被害者の方々、お母さんたちが来られて、いろいろなお話をされました。勉強会もしました。ああいった状況を見ているわけです、皆さん。  では、娘さんとかお孫さん、それから姪ごさん、隣の住んでいる中学生、高校生でもいいです、皆さんの知っている中学生、高校生を今、頭に浮かべていただきたい。その方々が「私、効果がありそうだから打ちます」と言ったときに、「どうぞ打ってください」と言えるんですかというところです。  私はもうそれが究極のところだと思っていて、皆さん、多分とめますよね、去年のことも知っているし。  例えば有効性についても、先ほど一石議員も言いましたが、2015年に関しては、子宮系の病気で亡くなっている子は19歳までで0人、24歳までで2人、29歳までで20人という数字なんです。この数字の子たちに打つわけです。13歳で打って、例えば10年それが効果があったとしても、そこで23歳。それでも全国で2人しか死亡していない。そういう死亡していない状況の年代の子に打つということになりますと、それよりもリスクのほうが高いんじゃないかというのは明らかであります。  こういうことがあるのにもかかわらず、あなたたちは子宮系のがんで亡くなっている人数はこれだけ少ないのに、打つなら打てばと言えるかというところだと思うんです。  先ほども出ましたけれども、製薬会社のホームページでは効果は期待されるが、実際、達成された確証はないというふうにはっきり書かれていますし、厚労省も子宮頸がんそのものの予防効果はまだ証明されていないというふうに書いています。定期接種というのは努力義務があって、接種奨励、接種勧奨もあるものです。それが、今、接種を勧奨していないということもあるし、定期接種をやめる理由が見当たりません。任意の道は残ります。補助が出なくなるということもありますけれども、それはハードルが上がるというのは、私はある意味、そんな何万円もする予防接種を打つのに、何も考えずに打つ人はいないと思うので、そういったハードルを上げるということも意味があると思います。また、大きな負担をかけるのではないかということよりも、リスクのほうが大きいというふうに私は思っております。  前回の勉強会にしても、陳情のときにしても、今回の勉強会にしても、被害を受けているお母さんたちが皆さん、出てくるわけです。私のような人を二度と出したくないと言って、被害に遭っている方までが出てくるわけです。そのお部屋で立ち上がることができなくて、横になっているわけですけれども、最後に必ず一言、私たちに言葉をかけます。お母さんたちもそうですけれども、こんな不透明な状況で、何もわからない私たちは苦しいと。どうにか生活を返してくれと言っている中で、もうそういうのはやめませんかということですね。本当に苦しんでいる方々は家で療養していてほしいんです、私は。目の前の無知な私たちのために勉強会にわざわざ来ていただいているわけです。ですから、私たちも必死にそこの気持ちを酌んで、目の前にいる国民、町民を救えなくて、何で議員になったんですかというところです。私はそれを皆さんにとても言いたい。  国がやっていることに対して不安だったり、恐怖だったり、疑問がある。だったら、その人たちが国と戦うんですかというところです。苦しい思いをしている人が国と戦っていかなきゃいけないのか。私たちの役目は何なんだというふうに私は思います。国がやっていることを国が調べて、それを待つ。それは非常に矛盾があります。  手続論の話もありました。そんなのは後で話せばいいというか、今はこの内容をどうするかということで、これまでの私たちの感じたことで、この不透明なワクチン、これをこのままでいいのかという部分で考えていただきたい。  私たちにとっての数カ月、1年、2年は、彼女たちにとって全然時間軸が違います。今回、杉崎さんは賛成を表明してくださるというふうに聞きました。私、理由を聞いたら、孫に打たせたくないというふうにおっしゃいました。ものすごくシンプルなお答えで、逆に感動いたしました。このように単純に、本当にシンプルに皆さん、考えていただきたいなというふうに思っております。  町のほうにもお伝えしたいことがございまして、去年、アンケートをとっていただいて、今でも生活に支障が出ているという方が7名出ました。これはすごく悲しいことですけれども、でも、これは自治体で、二宮町がやってくださったから見えてきた数字だというふうに思います。  このアンケートは、国からやってくださいと言われていないですよね。町民の方がアンケートをとってほしいというふうに陳情いただいて、私たちがそれを後押しして、町は陳情に対して拘束力はないのにやってくださったと。私はそのときに、二宮町の行政は生きているんだなというふうに思いました。法律に従っていろいろな業務をやるというのはもちろんですけれども、自治という意味では、二宮町にきちんと町として考えて動いていただきたい。生きている行政でいてほしいというふうに思っております。  陳情審査のときにも、実は根岸議員が質問したときに、担当の方が末端行政としてやれることはやりたいというようなお言葉がありました。私、そのときは気がつかなかったんですが、私たちにとっては末端行政ではないんですよね。二宮町の行政というのは、私たちの行政なんです、目の前の。そういう意識で、町にきちんと生きていてほしいというふうに願っております。ですから、定期接種が続くことになるんじゃないかと思いますけれども、そういう中でも、例えば打ちたいというふうに言ってきた人がいれば、医療機関から必ず連絡をもらうとか、一たんそこで情報提供してもらえるような、本当に生きた二宮町行政でいてほしいというふうに思っております。  以上で賛成討論を終わりにします。 76: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって討論を終結いたします。  これより議員提出議案第1号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 77: ◯議長【二見泰弘君】 起立少数であります。よって、議員提出議案第1号は否決されました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前10時50分から再開いたします。                          午前10時40分 休憩    ────────────────────────────────                          午前10時50分 再開 78: ◯議長【二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を開きます。    ────────────────────────────────    日程第6 議案第16号 固定資産評価員の選任について 79: ◯議長【二見泰弘君】 日程第6「固定資産評価員の選任について」町長提出議案第16号を議題といたします。
     暫時休憩いたします。田嶋政策総務部長の退席をお願いいたします。             (田嶋政策総務部長 退席)                          午前10時50分 休憩    ────────────────────────────────                          午前10時50分 再開 80: ◯議長【二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を開きます。 81: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 82: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 83: ◯町長【村田邦子君】 皆様、おはようございます。議案第16号の提案理由を説明いたします。「固定資産評価員の選任について」ですが、本年4月1日付の職員の人事異動により、田嶋康宏氏が政策総務部長となりました。このことに伴いまして、地方税法第404条第2項の規定により、田嶋氏を固定資産評価員に選任することについて、議会の同意を求めるものです。  ご承知のとおり、田嶋氏は当町の職員として、社会教育課、福祉課、総務課、健康課、保健予防課、公共施設課勤務ののち、総務課長を経て、今回、政策総務部長となりました。これまでの幅広い行政経験から的確な判断のもと、職務に精励されていることから、固定資産評価員として適任であると存じます。  ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 84: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。 85: ◯議長【二見泰弘君】 根岸議員。 86: ◯11番【根岸ゆき子君】 今さらなんですけれども、今回、提案が出たわけなんですが、4月からといいますか、固定資産評価員というのはどうなっているのかという。済みません、田嶋氏への質問ではございませんけれども、ちょっと制度上のことでお聞きしておきたいと思います。 87: ◯議長【二見泰弘君】 町長。 88: ◯町長【村田邦子君】 人事異動があってから今日までの間ということですか。それは前の政策総務部長、まだ安部さんの名前が残っていたということです。 89: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 90: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第16号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 91: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。田嶋政策総務部長の復席をお願いいたします。             (田嶋政策総務部長 復席)                          午前10時53分 休憩    ────────────────────────────────                          午前10時53分 再開 92: ◯議長【二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  田嶋政策総務部長に申し上げます。ただいま固定資産評価員に選任されましたので、ご報告いたします。よろしくお願いいたします。    ────────────────────────────────    日程第 7 議案第17号 農業委員会委員の任命について    日程第 8 議案第18号 農業委員会委員の任命について    日程第 9 議案第19号 農業委員会委員の任命について    日程第10 議案第20号 農業委員会委員の任命について    日程第11 議案第21号 農業委員会委員の任命について    日程第12 議案第22号 農業委員会委員の任命について    日程第13 議案第23号 農業委員会委員の任命について    日程第14 議案第24号 農業委員会委員の任命について    日程第15 議案第25号 農業委員会委員の任命について    日程第16 議案第26号 農業委員会委員の任命について    日程第17 議案第27号 農業委員会委員の任命について    日程第18 議案第28号 農業委員会委員の任命について 93: ◯議長【二見泰弘君】 お諮りいたします。日程第7「農業委員会委員の任命について」町長提出議案第17号から日程第18「農業委員会委員の任命について」町長提出議案第28号までを一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 94: ◯議長【二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 95: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 96: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 97: ◯町長【村田邦子君】 議案第17号から議案第28号の提案理由を一括して説明いたします。「農業委員会委員の任命について」ですが、すべての現委員が本年7月19日をもちまして任期満了となることに伴い、新たに委員を任命いたしたく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により、議会の同意を求めるものです。  農業委員会委員の任命については、農業委員会等に関する法律が改正され、農業委員の選任方法が公選制から町長の任命制に改正されております。  なお、経歴につきましては、各議案の関係資料の略歴によりご承知いただきたいと存じます。  議案第17号の野谷和雄氏は、平成24年から農業に従事され、平成26年からは農業委員としてご尽力いただいており、二宮地区生産組合長会からの推薦を受けております。  議案第18号の小林徳博氏は、平成22年から農業に従事され、二宮地区生産組合長も経験されており、二宮地区生産組合長会からの推薦を受けております。  議案第19号の野谷 茂氏は、昭和49年から農業に従事され、平成26年から農業委員としてご尽力いただいております。現在は二宮地区生産組合長、認定農業者としてご活躍されており、二宮町地区生産組合長会からの推薦を受けております。  議案第20号の秋山啓治氏は、20年間にわたり農業に従事され、二宮地区生産組合長会からの推薦を受けております。  議案第21号の井上宗士氏は、平成22年から農業に従事され、二宮地区生産組合長も経験されており、二宮地区生産組合長会からの推薦を受けております。  議案第22号の露木聖一氏は、平成27年から農業に従事され、現在は二宮地区生産組合長としてご活躍されており、二宮地区生産組合長会からの推薦を受けております。  議案第23号の西山聖二氏は、平成24年から農業に従事され、二宮地区生産組合長会からの推薦を受けております。  議案第24号の橘川直泰氏は、平成3年から農業に従事され、認定農業者としてご活躍されており、二宮地区生産組合長会からの推薦を受けております。  議案第25号の原 淳利氏は、平成12年から農業に従事され、認定農業者としてご活躍されており、二宮地区生産組合長会からの推薦を受けております。  議案第26号の中村隆一氏は、平成10年から農業に従事され、認定農業者としてご活躍されており、二宮地区生産組合長会からの推薦を受けております。  議案第27号の原 恵子氏は、平成12年から農業に従事され、現在は二宮地区生産組合長、認定農業者として情熱を持って積極的にご活躍されております。  最後に、議案第28号の倉持純子氏は、農業委員会の所掌に属する事項に関し、利害関係を有しないものの立場から、農地保全や有効な農地利用を推進するお考えを持っており、町の里山再生ボランティアとしてご尽力いただいております。  今回、提案いたします12名の方につきましては、いずれも農業に関する識見を有し、農地等の利用の最適化の推進に関する事項、その他の農業委員会の所掌に属する事項に関して、その職務を適切に行うことができると考えております。  なお、農業委員会委員の任期は3年です。ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 98: ◯議長【二見泰弘君】 これより一括質疑に入ります。 99: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 100: ◯9番【渡辺訓任君】 先ほど町長からも説明がございましたが、任命制になってからの初めての農業委員会であると思います。先ほどの12名の中で、たしか10名が生産組合長会の推薦で、2名がそれ以外というふうに理解したんですが、この生産組合長会の推薦以外の方々がなられた経緯について、もう少しお聞かせください。  あと、利害を有しないという立場では、お1人だけになるんでしょうか。それとも、原さんもそういう立場になるのか、その辺もちょっとお聞かせください。 101: ◯議長【二見泰弘君】 産業振興課長。 102: ◯産業振興課長【小島孝紀君】 お答えいたします。2名の方の推薦なんですが、2名の方については自薦ということで、みずからご応募いただいた方でございます。  あと、中立委員につきましては、倉持さんの1名となっております。 103: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 104: ◯9番【渡辺訓任君】 2名が自薦で決定したということですが、その過程で、ほかにもみずから推薦される方はいらしたのかということが1つ。  あと、利害関係を持たない委員の方が1人ということで、利害関係を有しないものの立場を、お1人で代表していろいろ意見を反映することができるかということであります。 105: ◯議長【二見泰弘君】 産業振興課長。 106: ◯産業振興課長【小島孝紀君】 自薦の方でございますが、ほかに1名おられました。町外の70代の男性でございます。  あと、中立委員の関係でございます。今回の法改正に伴って中立委員を入れなければならないということになってございます。その中で、人数の定めはないんですが、1名以上必ず入れなければならないということになってございます。その中で、法改正の趣旨に基づきながら、1人の方なんですけれども、農業委員会としましても、1人の意見を尊重しながら、新たな農業推進に対するご発言、ご意見をいただきながら、ご尽力いただければと思っております。 107: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 108: ◯9番【渡辺訓任君】 それでは、中立委員の方のぜひ意見を尊重して進めていただきたいと思います。  以上です。 109: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより一括討論に入ります。              (「なし」との声あり) 110: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第17号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 111: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第17号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第18号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 112: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第18号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第19号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 113: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第19号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第20号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 114: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第20号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第21号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
                   (賛成者起立) 115: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第21号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第22号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 116: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第22号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第23号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 117: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第23号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第24号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 118: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第24号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第25号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 119: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第25号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第26号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 120: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第26号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第27号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 121: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第27号は原案のとおり可決されました。  これより町長提出議案第28号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 122: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第28号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第19 議案第29号 専決処分の承認を求めることについて(二                 宮町国民健康保険税条例の一部を改正する                 条例) 123: ◯議長【二見泰弘君】 日程第19「専決処分の承認を求めることについて(二宮町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)」町長提出議案第29号を議題といたします。 124: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 125: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 126: ◯町長【村田邦子君】 議案第29号の提案理由を説明いたします。「専決処分の承認を求めることについて(二宮町国民健康保険税条例の一部を改正する条例)」ですが、地方税法等の一部を改正する法律が平成29年3月31日に国会において可決・成立いたしました。同日公布、平成29年4月1日に施行されたことに伴いまして、議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、地方自治法第179条第1項の規定に基づきまして、二宮町国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分させていただきましたので、ここにご報告申し上げ、承認を求めるものでございます。  内容につきましては健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 127: ◯議長【二見泰弘君】 健康福祉部長。 128: ◯健康福祉部長【小椋淳喜君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第29号につきまして、内容の説明をさせていただきます。  それでは、資料1の新旧対照表によりご説明いたします。  今回の改正は地方税法等の改正に伴うもので、軽減措置の拡充が盛り込まれました。平成26年度から4年連続の拡充となりますが、課税限度額の引き上げは見送られました。国民健康保険税の軽減判定所得の基準を見直すことにより、加入者に低所得者の方が多く、保険税の負担が重いという国民健康保険税が抱える構造的な問題に対応し、適切かつ安定的な医療保険制度を構築することを目的として行われたものです。  初めに、第22条の改正ですが、国民健康保険税の減額に関する内容で、中低所得層の保険税負担の軽減を目的として、応益負担の均等割額並びに平等割額につきまして、軽減対象の拡大を図ったものです。  同条第1項第2号は、応益割額を5割軽減とする基準を規定するものですが、33万円の基礎控除に加え、被保険者数に乗じる基準額を「26万5,000円」から「27万円」に引き上げる改正を行うものです。  第3号は、応益割額を2割軽減する基準を規定するものですが、被保険者数に乗ずる金額を「48万円」から「49万円」に引き上げる改正を行うものです。  施行期日につきましては、平成29年4月1日とし、平成29年度以降の年度分の国民健康保険税に適用させていただきます。よろしくご審議のほどお願いいたします。 129: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。 130: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 131: ◯9番【渡辺訓任君】 3つお伺いします。  1つは確認なんですけれども、なかなかわかりにくいものですから、このことは減免措置を受ける対象を広げるという、そういうことで理解してよろしいでしょうか。  あと、このことで実際に影響を受ける加入世帯数はどれぐらいあるのかということを確認させていただきたいと思います。  3点目なんですけれども、どのぐらいで軽減が適用されるかというイメージをちょっとはっきりさせるために、例えばご夫婦40代、あと小中学生の子どもさんが2人とか、そういうモデルにしますと、収入のレベルとして、実際にどれぐらいで2割ないし5割の軽減が適用されるのか、その辺をちょっとお示しいただければと思います。 132: ◯議長【二見泰弘君】 福祉保険課長。 133: ◯福祉保険課長【黒石俊彦君】 お答えさせていただきます。3つということで、まず最初に対象を広げるのかということですけれども、そのとおりで、軽減対象となる所得の額を引き上げるということで、対象を広げるという意味合いになります。  次に、影響世帯数ということですけれども、こちらのほうの5割軽減、そして2割軽減、今回、改正されるんですけれども、こちらのほうの影響世帯数ということですけれども、ベースは昨年ベースの算定と今の時点ではなってしまうんですけれども、そちらでお答えさせていきますと、992世帯の方が影響を受けるというような試算になってございます。  3つ目、40代夫婦とお子さん2人、4人家族ですかね。そちらをモデルとしてやってみると、実際どの程度の人が、収入と言われましたけれども、収入となるといろいろ控除額がそれぞれの世帯でばらばらで、ちょっと語弊を招くといけないので、対象となっている所得額ということでお答えさせていただきたいんですけれども、そうしますと、算定式でいきますと、4人家族なので、まず最初に33万円に、2割軽減ですと49万円、これに世帯数の4を掛けたものを足すということになりますので、所得になりますと229万円以下の世帯の方が2割軽減では対象になってくるということと、あと5割軽減のほうですけれども、こちらのほうは33万円の基礎部分に、27万円に4名分を掛けたものを足した所得ということになりますので、141万円以下の所得の世帯が対象になるということになります。 134: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 135: ◯9番【渡辺訓任君】 そうしますと、約4,000世帯というふうに国保加入世帯数、理解していますので、かなりのところがここの5割軽減、2割軽減の影響を受けるということで理解いたしました。 136: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 137: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第29号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 138: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第29号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第20 議案第30号 二宮町職員の育児休業等に関する条例の一                 部を改正する条例 139: ◯議長【二見泰弘君】 日程第20「二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第30号を議題といたします。 140: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 141: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 142: ◯町長【村田邦子君】 議案第30号の提案理由を説明いたします。「二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」についてですが、人事院規則の一部が改正されたことに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては政策総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 143: ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 144: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第30号について説明申し上げます。  今回の改正につきましては、人事院規則の改正に伴い、育児休業の再取得及び再延長、また育児短時間勤務を再度取得することができる特別な事情として、保育所等に入ることができなかった場合を追加するため、本条例に必要な改正を行うものです。  それでは、資料2の新旧対照表をごらんください。  第3条では、育児休業を再度取得することができる特別の事情を規定しており、第6号に「保育所等における保育の利用を希望し、申込みを行っているが、当面、その実施が行われないこと」を追加するものです。  第4条では、育児休業の期間の再度の延長ができる特別の事情を規定しており、「保育所等における保育の利用を希望し、申込みを行っているが、当面その実施が行われないこと」を追加するものです。  次に、第10条では育児短時間勤務の終了から1年を経過しない場合に、育児短時間勤務を再度することができる特別の事情を規定しており、次のページになりますが、第7号に「保育所等における保育の利用を希望し、申込みを行っているが、当面その実施が行われないこと」を追加するものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。この条例は公布の日から施行させていただくものです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 145: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 146: ◯議長【二見泰弘君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第30号は会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 147: ◯議長【二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第21 議案第31号 二宮町営駐車場条例の一部を改正する条例 148: ◯議長【二見泰弘君】 日程第21「二宮町営駐車場の一部を改正する条例」町長提出議案第31号を議題といたします。 149: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 150: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 151: ◯町長【村田邦子君】 議案第31号の提案理由を説明いたします。「二宮町営駐車場条例の一部を改正する条例」についてですが、道路交通法の一部改正により、自動車の種類として新たに準中型自動車が設けられたことに伴い、利用車両の種別及び駐車料金について、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては都市部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 152: ◯議長【二見泰弘君】 都市部長。 153: ◯都市部長【成川 一君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第31号につきまして、内容の説明を申し上げます。  町営第1駐車場につきましては、平成24年4月1日から運営をしてまいりましたが、平成29年3月12日に改正道路交通法が施行され、自動車の種類として、新たに準中型自動車が新設されたことに伴い、利用車両の種別及び駐車料金を定めるため、本条例の一部改正をお願いするものです。  恐れ入りますが、資料3の新旧対照表をごらんください。  第4条につきましては、利用車両の範囲を定めるものとなっておりますが、道路交通法第3条が改正され、準中型自動車が追加されたことに伴い、本条例についても「準中型自動車」を追加するものです。  第5条、別表の改正につきましては、一般利用及び定期利用駐車料金は、普通自動車と中型自動車及び大型自動車の2区分で利用料を定めており、新たに「準中型自動車」を「中型自動車及び大型自動車」の利用区分に追加し、使用料を定めるものです。  また、第5条別表の種別は、普通車等、略称で明記しており、条文に合わせた表記に改めるものでございます。
     恐れ入りますが、議案にお戻りください。  なお、この条例は公布の日から施行させていただくものでございます。  以上、よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 154: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 155: ◯議長【二見泰弘君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第31号は会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 156: ◯議長【二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第22 議案第32号 二宮町消防団員等公務災害補償条例の一部                 を改正する条例 157: ◯議長【二見泰弘君】 日程第22「二宮町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」町長提出議案第32号を議題といたします。 158: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 159: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 160: ◯町長【村田邦子君】 議案第32号の提案理由を説明いたします。「二宮町消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例」についてですが、一般職の職員の給与に関する法律の改正により、非常勤消防団員等にかかる損害補償の基準を定める政令の一部が改正されたことに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては消防長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 161: ◯議長【二見泰弘君】 消防長。 162: ◯消防長【林 栄一君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第32号について、内容をご説明いたします。  今回の改正は、昨年11月に一般職の職員の給与に関する法律が改正され、本年度以降、扶養手当の支給額が変更されたことに伴い、この扶養手当の支給額を基準と定めている非常勤職員消防団員にかかわる損害賠償の基準を定める政令において、損害補償の算定基礎となる加算額、及び加算の対象が本年4月に改正されました。これに伴い、本条例においても条例の整理をするため、必要な改正を行うものです。  改正内容につきましては、お手元の資料4の新旧対照表でご説明いたします。左側が改正後、右側が改正前となっております。  第5条第2項ですが、ここでは療養補償及び介護補償を除いた補償基礎額を定めてあり、第5条第2項第1号の改正箇所は「にあっては」を「には」に、「によって」を「により」に改め、「確定した日」の次に、「若しくは診断により疾病の発生が確定した日」を加え、同項第2号中の「にあっては」を「には」に改めるものです。  次に、同条第3項です。次のページにまたがりますが、ここでは扶養親族にかかわる補償基礎額の加算及び加算対象区分について定めてあり、同条第3号中の改正箇所は2箇所の「によって」を「により」に、「433円」を「333円」に、「から第5号」を「に該当する扶養親族については1人につき267円(非常勤消防団員等に第1号に該当する者がない場合には、そのうち1人については333円)を、第3号から第6号」に、「掲げる者がない場合にあっては」を「該当する者及び第2号に該当する扶養親族がない場合には」に、「367円」を「300円」に改めるものです。  同項第2号中では「及び孫」を削り、第3号に「22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある孫」を加え、「第3号」を「第4号」とし、「第4号」を「第5号」として、第5号「心身に著しい障害のある者」を第6号として、「重度心身障害者」に改めるものです。  次に、同条第4号です。加算対象区分の年齢について定めてあり、同条第4項中の「満15歳」を「15歳」に、「満22歳」を「22歳」に表記を改め、「以下」の次に「この項において」を加えるものです。  新旧対照表での説明は以上で終わります。議案1ページにお戻りください。  附則です。第1項ですが、この条例は公布の日から施行させていただくものです。  第2項は経過措置としまして、改正後の本条例第5条第3項の規定は、施行の日以後に支給すべき事由の生じた同条第1項に規定する損害補償、及び施行日前に支給すべき事由の生じた施行日以後の期間にかかる同条例第4条第3号に規定する傷病補償年金、同条第4号イに規定する障害補償年金及び同条第6号イに規定する遺族補償年金について適用し、施行日前に支給すべき事由の生じた施行日前の期間にかかる傷病補償年金等につきましては、従前の例によるものです。  次に、次のページをお開きください。第3項は遡及適用としまして、改正前の本条例第5条第3項の規定に基づき、平成29年4月1日から施行日の前日までの間に、非常勤消防団員等の扶養親族のうち、22歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子につきましては、加算された補償基礎額により、改正前の本条例の規定に基づく損害補償は、改正後の本条例による損害補償の内払いとみなし、差額については施行日以降の支給で考慮するものです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 163: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 164: ◯議長【二見泰弘君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第32号は会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 165: ◯議長【二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。    ────────────────────────────────    日程第23 議案第33号 消防ポンプ自動車購入物品供給契約につい                 て 166: ◯議長【二見泰弘君】 日程第23「消防ポンプ自動車購入物品供給契約について」町長提出議案第33号を議題といたします。 167: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 168: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 169: ◯町長【村田邦子君】 議案第33号の提案理由を説明いたします。「消防ポンプ自動車購入物品供給契約について」ですが、平成29年4月28日に入札をいたしましたところ、予定価格が700万円以上となりましたので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得、または処分に関する条例第3条の規定に基づき、議会の議決を求めるものです。  内容につきましては消防長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 170: ◯議長【二見泰弘君】 消防長。 171: ◯消防長【林 栄一君】 ただいま町長からご提案申し上げました議案第33号についてご説明申し上げます。  今回、更新いたします消防ポンプ自動車は平成14年2月に整備したもので、導入から15年が経過し、長期使用に伴う車両及び資機材の機能低下や修理部品の調達が困難になり、更新をお願いするものです。  平成29年4月28日に、神奈川電子共同入札システムによる一般競争入札を行いましたところ、9社の入札があり、長野ポンプ株式会社が3,682万8,000円で落札いたしました。  また、納期につきましては、平成30年1月31日の予定でございます。  なお、車両及び艤装関係につきましては、資料に従いまして、消防署長よりご説明いたしますので、ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 172: ◯議長【二見泰弘君】 消防署長。 173: ◯消防署長【小島 勇君】 今回、更新整備させていただく消防ポンプ自動車について、車両及び艤装関係につきましてご説明させていただきます。  議案第33号の資料として2部用意させていただいております。資料5は物品供給契約書(案)に入札経過調書、及び仕様書を添付させていただいております。  資料6に、消防ポンプ自動車の概要に参考図を添付させていただいております。  本車両は動力消防ポンプの技術上の規格を定める省令、及び日本消防検定協会が定める消防ポンプ自動車の安全基準、道路運送車両法及び道路運送車両の保安基準に適合した緊急自動車の承認が得られる仕様でございます。  それでは、資料6の消防ポンプ自動車の概要についてご説明させていただきます。  初めに、写真は更新いたします車両のイメージであります。  1.消防ポンプ自動車の規格はCD-I型で、キャプオーバーのダブルキャブで、ホイールベースが3メートル未満の車両でございます。  2.車両の主要諸元についてご説明させていただきます。  (1)シャシーは日野デュトロダブルキャブ型、3トン級消防車両専用シャシーです。  (2)から(4)まで、全長、全幅、全高は記載のとおりで、ほぼ救急車と同じ大きさでございます。  (5)乗車定員は5名で、(6)エンジンはディーゼルエンジンを搭載し、(7)総排気量は4,900ccです。(8)駆動方式は現行車両と同様で、切替方式の四輪駆動で5速マニュアルミッションです。(9)車両総重量は7,300キログラム以下で、法令改正前の普通免許証で運転することができます。(10)特性として、キャブ及び水槽はGFRP製で、これはガラス繊維強化プラスチックで、金属に比べ軽量で、かつ耐熱性、耐候性、耐水性に優れ、またフレーム等はアルミパネルを使用し、軽量化を図っています。  次のページをお願いします。  3.ポンプ関係についてご説明させていただきます。  (1)主ポンプは、動力消防ポンプの技術上の規格を定める省令によるA-2級です。  (2)真空ポンプは偏心ロータリーポンプ無給式で、自動揚水装置により容易に放水が可能です。  4.主な艤装について、資料6の3ページにA3判の参考図とあわせてご説明させていただきます。  (1)空気呼吸器は参考図左下4番の助手席の隊長席に1基と、参考図5番の後部座席に3基設け、隊員がワンタッチ式で容易に空気呼吸器を装着できるようにします。  (2)車両側面収納庫は、参考図左下9番で、軽量かつ十分な耐久性を有するアルミ製パネル構造で、左右側面にシャッター付で収納庫を設け、収納庫上部には赤色点滅灯と作業灯を設置します。  (3)梯子昇降装置は参考図右下12番で、車両上部に装備し、バランスダンパー方式により、(4)のステンレス製三連梯子等を積載して、容易に車両後部におろすことができる構造です。  (5)加納式電動ホースカーは参考図右下15番で、車両後部に積載されているホースカーを参考図14番の電動油圧式ホースカー昇降装置により積みおろすことができます。平成23年度に整備した水槽付ポンプ車と同様に、電動ホースカーの導入により、女性隊員でも坂道も容易にホースを延長することができます。  (6)バックカメラは参考図右下16番で、車両後部に小型のカメラを設置し、車両後方の視認性を向上させ、またドライブレコーダー機能内蔵により、車両前後の動態を常時録画することができます。  (7)FRP水槽は、参考図左上21番で、キャブとポンプ室の間に設け、最大積載容量は1,300リットルです。また、参考図22番のタンク水取出し口を左右に設けることで、有事の際には給水車として活用することができます。  (8)電動吸管巻取装置は、参考図左上25番で常時接続された吸水管を左右どちらからでも取り出す操作が可能で、車両停車位置にこだわる必要がありません。また、収納するときは電動巻取装置により、容易に収納することができます。  (9)電子サイレンは使用環境に合わせた音量等に設定が可能であります。  (10)LED式赤色灯を採用し、省電力化で視認性を高め、警告効果を発揮します。  なお、指令業務の共同化で整備したデジタル無線機、及び出動車両運用管理装置は現有車両に取りつけられている機器を移設いたします。  更新整備させていただくポンプ車は水を積載しておりますので、狭あい地区での火災時には放水開始時間の短縮など機能が強化され、消防力の充実が図られます。  以上、消防ポンプ自動車の概要について説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 174: ◯議長【二見泰弘君】 消防長。 175: ◯消防長【林 栄一君】 すみません、今、署長から説明がありましたが、1カ所、訂正をお願いいたします。  署長のほうから、総排気量4,900ccと申しましたが、4,009ccですので、訂正させていただきます。 176: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。 177: ◯議長【二見泰弘君】 露木議員。 178: ◯7番【露木佳代君】 大変高級車なんだなというのがわかるんですが、今回、マニュアルをお変えになるということで、普通自動車免許で運転できるということで、最近はオートマの人が増えているから、マニュアルでいいのかなというところで、消防長にもお話を伺ったりもしましたし、ちょっと落札した業者にも確認させていただいたりして、機能面だとか、車体をつくっているメーカーとか、あと4WDじゃないととかという条件の中で、マニュアルしかものがないというのはよくわかりまして、私も認識しておりますが、今、消防署にオートマ限定の方がいらっしゃるんじゃないかなと思うんです。そういった方が何人ぐらいいて、その方々は運転をできない状況のままでいいのか、もしくは今後、今ある車体もおそらくほとんどマニュアルなんでしょうか。ちょっとそこもお聞きしたいのですが、そういうオートマ限定の方がマニュアルを運転できるようにしていく方向であるのか、もしくはシフト等の関係でうまくやっていくのかというところを確認させてください。 179: ◯議長【二見泰弘君】 消防署長。 180: ◯消防署長【小島 勇君】 通常、消防自動車を運転する際には、機関員という資格になります。初めに、機関員になる前に機関員心得という役職になります。機関員心得というのは救急車のみ運転させる事態となっております。  それを1年経過して機関員心得という心得がとれまして、機関員に正式になります。そうした場合に、消防ポンプ自動車を運転することが可能でありまして、すぐオートマチック限定車が解除しないと運転できないというわけではなくて、それ以前に救急車はオートマチックで練習させていただいておりますので、ポンプ車はそれまでに免許を改正するかどうかということなんですけれども、いろいろと予算計上もしたいと思っているんですが、なかなか免許のほうは個人負担で取りに行っているのが現状でございます。 181: ◯議長【二見泰弘君】 消防長。 182: ◯消防長【林 栄一君】 補足させていただきますけれども、オートマチック限定の免許は若い職員で3名おります。そのうち女性が2名で男性が1名となっております。  現在、当直隊員33名なんですが、大型免許を14人、中型免許を9人で、合計23名のものが普通車以外の免許を持っているということで、オートマ限定というのは普通車しかありませんので、今回、整備する車は、平成19年前の免許改正でありましたように、中型は8トン未満に限るというようなただし書きがあると思うんですが、前の免許を持っている方は当分の間は普通免許で運転できるということになります。  現在、消防車と救助工作車は11トン未満でつくっておりますので、今後、中型免許への切りかえ等をお願いする予定でおります。 183: ◯議長【二見泰弘君】 露木議員。 184: ◯7番【露木佳代君】 必要な部分での予算計上はぜひしていただいたらいいと思います。  それともう1つお聞きしたいんですが、ちょっと素人考えなんですが、更新ということは、もともとあった車の下取りみたいなことはあるんでしょうか。 185: ◯議長【二見泰弘君】 消防署長。 186: ◯消防署長【小島 勇君】 今のところ、競り売り等、買い取り、あとは寄贈を検討中でございます。 187: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。
    188: ◯9番【渡辺訓任君】 1点目は、契約書についてです。これはおそらくひな型を使われていると思うんですが、契約に当たって。特にこの契約にかかわって、ひな型から変更されているという点はございますでしょうか。それを1つ、確認をさせてください。  それから、もう1点は、先ほど新しい自動車の諸元について説明がございましたけれども、現有の車と比べて、こういう機能が新しくなったとか、そういうところがあればご説明いただければ。こういうところがよくなったよというところを教えてください。 189: ◯議長【二見泰弘君】 署長。 190: ◯消防署長【小島 勇君】 契約書については、特に変更はしておりません。  それと、ポンプ車の特性ですけれども、現有車両では3トンベースで1,300リットルの水を積むということは不可能でございました。水槽が以前はスチール製かステンレス製、かなりの重量で、水は1,300リットルという量は積めなかったと思います。これがFRPになったということで、水をかなり積めるようになりました。  それと、積載水槽の後ろの荷室ですね。ポンプ室とか積載庫、そちらの中身もアルミフレームになりまして、中の間仕切りも削除させていただいておりますので、それで軽量化を図って、水槽がかなり大容量になったという経緯になります。  あと、吸管ですけれども、現有車両では両サイドに吸管が取りつけられています。消火栓用と自然水利用という吸管が左右についていまして、今回のものは水槽車と同じ1つの吸水管で、右でも左でも取り出しが可能。自然水利については、ちりかごみたいなものをつけて、自然水利に投入するということになります。  あとは、電動ホースカー、アシスト自転車みたいにアクセルをまわすと簡単に引っ張れるということで、女性でも搬送可能ということになります。それが利点です。  以上です。 191: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 192: ◯議長【二見泰弘君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第33号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 193: ◯議長【二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第33号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第24 議案第34号 平成29年度二宮町一般会計補正予算(第                 1号) 194: ◯議長【二見泰弘君】 日程第24「平成29年度二宮町一般会計補正予算(第1号)」町長提出議案第34号を議題といたします。 195: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 196: ◯議長【二見泰弘君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 197: ◯町長【村田邦子君】 議案第34号の提案理由を説明いたします。「平成29年度二宮町一般会計補正予算(第1号)」ですが、第1条において既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,009万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ76億8,609万8,000円とするものです。  内容につきましては政策総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 198: ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 199: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第34号について、内容の説明を申し上げます。  事項別明細の説明をさせていただきます。6ページ、7ページをお願いいたします。  歳入です。県支出金の委託金です。教育費委託金、教育推進研究事業委託金の「いのち」を大切にする心をはぐくむ教育推進研究事業委託金は、神奈川県教育委員会から町が受託し、児童生徒の命を大切にする心の育成のための事業を実施するためのものです。  繰入金の基金繰入金です。財政調整基金繰入金、財政調整基金繰入金は本補正予算の財源が不足するために繰り入れるもので、繰り入れ後の残高は約4億4,000万円となります。  諸収入の雑入です。雑入、雑入のコミュニティバス広告収入は車両内外に掲示する広告の収入によるものです。コミュニティバス運転収入の減は、10月の車両更新に合わせて、運転収入をバスの運行事業所の収入に変更することに伴うものです。  8ページ、9ページをお願いいたします。歳出です。  総務費、総務管理費です。財産管理費、庁舎維持管理経費の暖房用ボイラー修繕工事は役場庁舎の温水ボイラーの一部が破損し、冬季の暖房運転に支障があるため、修繕工事を行うものです。  土木費、都市計画費です。都市計画総務費、コミュニティバス運行事業のコミュニティバス運行委託料の増は、10月の車両更新等に伴うものです。コミュニティバス運行準備委託料はバス停の更新や増設、車両のラッピングの経費です。過誤納等還付金は未使用となっている回数券の費用相当分を返還するものです。  教育費、教育総務費です。教育振興費、「いのち」を大切にする心をはぐくむ教育推進研究事業の講師謝礼、消耗品費、通信運搬費は、歳入でもご説明しましたが、児童生徒の命を大切にする心の育成のための事業を実施するために必要な経費です。  予備費です。今回の補正に伴いまして10万5,000円を減額し、総額を1,078万8,000円とさせていただくものです。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 200: ◯議長【二見泰弘君】 これより質疑に入ります。 201: ◯議長【二見泰弘君】 小笠原議員。 202: ◯1番【小笠原陶子君】 9ページの庁舎維持管理経費の暖房用ボイラーの修繕工事で、温水ボイラーの一部が破損ということなんですけれども、もうちょっと詳しくお知らせください。この機械本体そのものはどのぐらい使っていて、とにかく直さなきゃ、私たちも冬の間、寒くて大変だから、直すということなんだと思いますけれども、定期的にそこのところは摩耗するものなのか、やっぱり経年劣化なのかとか、その辺のところの状況をお知らせください。  それと、この後、皆さん、いろいろお聞きになるでしょうけれども、教育振興費の「いのち」を大切にする心をはぐくむ教育推進研究事業を担当する学校はどこなのかとか、あと消耗品費は何を購入するのか、お聞かせください。 203: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 204: ◯財務課長【二宮雅巳君】 温水ボイラーの件についてお答えいたします。  今、町で設置しているこの暖房用のボイラーにつきましては、この庁舎竣工時、昭和53年に設置したものでございますので、40年近くたっているのかなと思います。  過去にも修繕を重ねながら今に至るわけですが、今回、壊れたところは、このボイラーは計6セクションに分かれておりまして、その第5セクションというところに亀裂が入ったということが判明いたしました。圧力等で大事故になる可能性もございますので、冬期を迎える前に、この時期に修繕をしたいと思っております。  この第5セクションというところは、全6セクションが一体となっておりますので、第5セクションだけをとめればいいんじゃないかということにはならないということになりまして、一体として動いておりますので、修繕せざるを得ないといったところでございます。 205: ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 206: ◯教育総務課長【黒石徳子君】 委託を受けて事業を実施する学校ですが、二宮町立山西小学校で実施することになります。  そして、消耗品の内訳でございますが、研究事業を行いますので、その事業を撮影して、その後の資料にするためのビデオテープを購入いたします。  それと、研究会の資料等を作成するための用紙代とプリンターのインクを購入したいと考えております。 207: ◯議長【二見泰弘君】 小笠原議員。 208: ◯1番【小笠原陶子君】 ボイラーの件なんですけれども、とにかく本体そのものがとても古いので、今回、414万3,000円で直しても、またほかが壊れる可能性があるのかなというところはみんな考えると思うんですけれども、とりあえず直して、町がこの庁舎をどうしていくのかというのを考えたときに、もっと新しいものをバシッと入れるかというのを、時間つなぎでやっていくという考えなんですよね。  第5セクションを直したときに、第1とか、第2とか、第3とかが、次々、壊れる可能性というのは、経年劣化で、もう40年も使っていると。でも、まあとりあえずしようがないから、一番安いお金で治るのがこれしかないというご判断ですか、それともここを直せば、しばらくはもつだろうという状況があるんでしょうか。壊れぐあいというか、そこのところを確認したいと思います。車なんかでも、長年乗っていると、ここを直すと、こっちも直すみたいになってくるんですけれども、その辺の読みですね。業者と相談した状況というのをお知らせください。  教育振興費のほうは、研究会をやっているところを撮ったりということで、私は消耗品費は子どもたちに新しい資料を買い与えるのかなと思ったんですけれども、全然そうではないみたいで、新たに子どもたちに何か資料を買ったりとかということはしなくても大丈夫な研究なんですか。  あと、学年は5年と6年だけをやるとか、それとも全学年でやるとか、どういう状況なんでしょうか。 209: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 210: ◯財務課長【二宮雅巳君】 ボイラーの件についてお答えいたします。  ボイラーの現状というのが、かなり古いボイラーでございまして、壊れぐあいというご質問がございましたが、過去にもほかのセクションを修繕してきた経緯がございます。今回の第5セクションを修繕したあとに、ほかのセクションが壊れる可能性はやっぱり否定できないんだと思います。当面はこのまま行けるとは考えておりますが、絶対というわけではございませんので、ほかのセクションも影響を受ける可能性はあるかもしれません。  ただ、過去、修繕したときは昭和63年に修繕経緯がございますので、当面は大丈夫じゃないかと考えております。  今回の修繕はセクション丸ごと交換するような形になりますので、鋳型から、部品をつくるというような形になりますので、相当経費も高くなっております。これを丸々新品に取りかえるというのは、現段階では、庁舎をどうするかということを考えている現状においては、なかなか考えにくいのかなとは思っております。 211: ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 212: ◯教育総務課長【黒石徳子君】 新しい教材とか、資料をというお話なのですが、事業のやり方としまして、道徳の授業、道徳教育の中から、生命尊重の部分を中心に研究事業を進めていくということで、保護者の方々であったり、あと関係機関というか、1つ考えておりますのが、町の健康づくり課のほうの助産師さんに来ていただきまして、そういうところからお話をいただくということで、身近な方だったり、そういう専門的な方から直接お話を聞いて、命の大切さを学んでいくというような授業をやりたいということでありますので、新たな資料をお渡しするというのは今のところ考えておりません。  研究事業につきましては、一応、1年生から6年生まで全校で取り組んでいくということになってございます。 213: ◯議長【二見泰弘君】 小笠原議員。 214: ◯1番【小笠原陶子君】 ボイラーの件は、最善の策がこのやり方なんだなということがわかったんですけれども、400万円かけても、すぐまたほかが壊れる可能性があるのではないかなというのを今のお話で感じました。とにかくこの庁舎をどうするのかを考えていかないと、いろいろな部分がすべて老朽化しているので、無駄にならない税金の使い方というところでは、この庁舎をどうするのかというのを早く決めることだなというふうに思いますので、何とぞよろしくお願いします。  また、教育振興費に関しましては、命を大切にするということに関しては、町の教育方針の大きな1つだと思いますので、期待したいと思います。よろしくお願いいたします。 215: ◯議長【二見泰弘君】 お諮りいたします。質疑があと3名と報告がございますけれども、このまま続行してよろしいでしょうか。             (「暫時休憩」との声あり) 216: ◯議長【二見泰弘君】 それでは、暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時再開といたします。                           午後0時02分 休憩    ────────────────────────────────                           午後1時00分 再開 217: ◯議長【二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を開きます。 218: ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 219: ◯8番【野地洋正君】 1つ目ですが、庁舎維持管理のボイラー修繕のことで、再度、お伺いいたします。補正ということで、29年度予算が決まったあとに発覚したというふうに思われますが、点検したと思われますが、毎年、定期的に年度末もしくは年度当初にするものなのかということが1つ思います。  それと、先ほど6セクションのうちの5に問題ありということで、400万円ですので、例えば来年4、再来年3となれば、400万円が毎年かかるなという時期に差しかかっているよということはわかるんですけれども、そういう理解でよろしいのかということです。  もう1つ、これは教育委員会の命を大切に育むということで、新たな事業、これは県からの要請ということで理解いたしますが、やり方の問題なんですけれども、1年生から6年生まで対象でということなんですが、例えば年に1回、体育館に集めて、1回、2時間、3時間で講義をするだけのものなのか、定期的に1年を通してやる事業なのかというのがちょっと見えなかったので、その辺をお伺いしたいと思います。 220: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 221: ◯財務課長【二宮雅巳君】 ボイラーの件についてお答えいたします。  この故障が発覚したのが、暖房と冷房の切りかえのタイミングにおきまして、役場に詰めておりますボイラー技師のほうからボイラーのほうに亀裂がありますよ、水漏れが出ていますということで報告がございました。今年度に入ってからのお話でございます。  この切りかえのタイミングで発覚しましたことで、今回の補正をお願いしているものでございます。点検のタイミングというのが、一応、法定点検というのを毎年10月に行いますので、おそくともそこには間に合わせたいなというスケジュール感で、今、考えております。  あと、ほかのセクションは大丈夫なのかというご質問ですが、大丈夫とは言い切れない部分が正直なところございます。ただ、過去からの修繕の経緯を見ておりますと、ほかのセクションがまた急激に今年度、または来年度で壊れるかといったら、ボイラー技師のほうからの報告では大丈夫じゃないかと思いますので、当面は今回の修繕で持ちこたえられると考えております。 222: ◯議長【二見泰弘君】 教育総務課長。 223: ◯教育総務課長【黒石徳子君】 研究のほうは、1年間を通して行う研究になります。先ほど助産師さんに来ていただいてお話を伺うということでお答えさせていただきましたが、助産師さんに来ていただくことについては、やはり何回も何回もというのは、ある程度、制約があると思いますので、それは何回かに分けて、集まってお話を聞くということはあるかと思いますが、各クラスで、最低1回以上は教員すべてが研究事業、発表を行うということで進めておりますので、通年、1年間を通してやっていくということでございます。 224: ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 225: ◯8番【野地洋正君】 ボイラーの件です。10月の法定点検のときには見つからなかったということで、冷暖房の切りかえのときに発覚をしたということで、今年になりましたということはわかりました。  やはり400万円という数字は非常に大きいものですから、これがどこまで続くのかなと。先ほどから当面というのは、当面はどのくらいを想定しているのかというのが、この時期、非常にその言葉が重くのしかかってくるもので、改めてお伺いしたいんです。  今までの経緯でも、これは空調全般で言うと、毎年、予算がかかっておりまして、エアコンだとか空調だとかというのは、大きくは平成24年に約250万円かけてやっているとか、ボイラーに関しては煙の測定ということでよろしいんでしょうか。これは毎年、十二、三万円かけてやっているというような現状の中で、400万円は非常に大きいもんですから、当面、二宮町庁舎をどうするかということも含めまして、例えばこの修理において最低の金額だとおっしゃっていますけれども、これで20年間をもたせるつもりなのか、40年間、この5というセクションですけれども、大丈夫なのかということが、非常に今、気になるところでありますので、いま一度、当面のお考えをお聞かせ願いたいと思います。 226: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 227: ◯財務課長【二宮雅巳君】 当面をどのぐらいで見ているかというご質問かと思うんですが、1つ前の修繕が昭和63年、竣工してから10年後に1回修繕を大規模に行った経緯がございます。  以降、平成29年度の年度当初に至るまで、大規模な修繕はしてこなかった。乗り切れていたという事実がございますので、機械のことですので、何年とお答えするのは難しいんですが、今の経緯を勘案しますと、10年程度はこの修繕で第5セクションについては問題ないのかなと考えております。  ただ、ほかのセクションがございますので、一部のセクションを変えたことで、ほかのセクションに何らかの影響が出る可能性も否定はできません。ですので、なかなかはっきりとしたお答えがしづらいというのが実態なのかなと思います。 228: ◯議長【二見泰弘君】 野地議員。 229: ◯8番【野地洋正君】 実態は、これは私もわからないんですけれども、今のお話を聞くと、やはり来年度も400万円、再来年度も400万円の時期に差しかかっているよということをお伺いしたように伺います。  昭和63年以来やっていないんだということで、ここで1つ出てしまいました。ということは、もうその時期だよということを暗に伝えているんじゃないかなと。ボイラーのほうも悲鳴を上げているんだなという、意思表示をしているのかと思われますが、では、3回目の質問をしますけれども、現在の庁舎をこのまま補修、補修で行って、大切な財政が無駄に使われないかという質問をした場合に、どうお考えになるか、お言葉をください。 230: ◯議長【二見泰弘君】 財務課長。 231: ◯財務課長【二宮雅巳君】 将来的なお話かとは思うんですが、今年度、庁舎の整備手法につきまして調査委託の予算をいただいているところでございます。この調査の結果次第では、この庁舎をまた使い続けるといった結論になるかもしれません。また、使わなくなるかもしれません。その辺の判断は難しいところがありますが、仮に現庁舎をこのまま耐震補強しましょうといった場合でも、設備系統の改修はせざるを得ない。抜本的な改修はせざるを得ないんだと思います。その際に、今のようなボイラーや冷凍機を使った空調をするのか、簡易なエアコン等でやってしまうのかと、いろいろ手法はございますので、そういったものは今回の委託の中でも検討させていただいた上で結論を出していきたいと考えております。 232: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 233: ◯9番【渡辺訓任君】 それでは、まず収入のところから、7ページの雑入です。コミュニティバスの運賃収入減というのがありましたが、これについて、もう少し詳しく教えてください。  同じくコミュニティバス、今度は歳出のほうであります。都市計画費の運行事業ですが、運行準備委託料については、まず1つは、今年、新しい形で運用するという、そういう計画は前からあったわけで、なぜこれが補正という形で今出てきたのかという。当初予算に含められなかったのはどうしてなのかということがあります。
     もう1つは、やはり委託料の増加というのも、この背景ですね。  あと、準備委託料については、どちらのほうに結局、委託をされるか、この点を確認させてください。 234: ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 235: ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 それでは、渡辺議員のご質問なんですけれども、まず収入のほうになります。  こちらはコミュニティバスだけじゃないのですが、バスの運行自体が国土交通省の運輸局、こちらの認可をもらって営業を行うということになっています。コミュニティバスももちろん同じように運輸局さんの認可をいただいているんですけれども、近年、その運輸局さんのほうからコミュニティバスについて、その運賃収入を各市町村の歳入に入れているのはいかがなものかというような指摘がございました。本来であれば交通事業者、要はバス会社のほうの収入として入れて、その収入を差し引いた分の実際にかかった経費を町のほうに請求するのが本来ではないかということで、できるだけ改善をお願いしたいという申し入れがありましたので、今回のコミュニティバスの見直しのきっかけに、それをただすというような形で収入のほうをマイナスしています。  次の質問の、歳出のほうで委託料を70万円ほど増額させていただいています。これは実際には新しくバスを購入するお金の一部、5年間かけて支払いますから、その一部と、あとルートが延長される分、燃料費がかかるということで、実際の増額金額が270万円前後になるんです。先ほど言った運賃収入の分を200万円見込んでいますので、それを神奈中さんの売上として差し引いた分で請求をしてもらうということで、増額分が71万2,000円になっているというような形になります。  その下の運行準備委託料のほうなんですが、こちらについては、バス停が増えますので、バス停をつくったりですとか、それを設置するお金、あとは新たなバスをラッピングしますので、そのラッピングの費用等がかかりますので、そちらについては、バスの運行を委託している神奈川中央交通西株式会社、こちらのほうに準備の委託もお願いしたいと考えています。  それと、なぜこの時期なのかということで、先ほどの運輸局の話なんですけれども、運輸局の認可をいただくときに、実際には各市町村で交通会議ですとか、交通協議会というのを設けて、そこで運行のことを決めて、その内容をもって認可を取ることになっています。  当町の場合は、地域公共交通活性化協議会ということで、運行事業者、タクシーですとか、バスの事業者ですとか、あとは学識経験者として大学の先生、あとは町民の代表として地区長会の代表の方ですとか、議員さんからも出ていただいています。そういう関係者を集めた協議会を開催して内容を決めていく中で、昨年、その予算編成時期にはちょっと内容が決まらなかったということで、実際に決まったのが2月から3月にかけての会議で決まっていますので、当初予算には間に合わなかったというような内容になります。よろしくお願いします。 236: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 237: ◯9番【渡辺訓任君】 国土交通省の指導で、一たん運賃収入を神奈中さんに収められるという話だったんですが、そうしますと、町が運行の事業主体だという、そういう認識をしていたものですから、その辺の考え方が緩んでしまうのではないかという心配があるんですが、それはお金の出し入れで、単に形式的なものだというふうになるのか、それとも実際のお金の流れはそうであっても、会計上はきちっとコミバスを町が運営しているという、そういうことを明確にするような方法がないか、その辺がいかがなものかと思いますが、どうでしょうか。  あと、今、バス停とかラッピング費用については、神奈中さんにというお話だったんですが、これ以外に、広報関係だとかもたしかこの準備には含まれるんじゃないかなと。宣伝だとか広報だとか、そういったものも含めて神奈中さんに委託をされるのでしょうか。その2点です。 238: ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 239: ◯企画政策課長【西岡英明君】 ただいまご質問をいただきました、町が委託、町が運行しているというところが明確になるものということですが、これはもう運行委託の契約の中で仕様書を作成してきますので、金額の問題ですとか、そういったものは町が決めて、運行事業者に委託をするということですので、その部分については、町が運行しているというのは明確になってくるのかなと思います。  ただ、運輸局のほうから指導がありましたのは、基本的には運賃収入ですね、これに関しては事業者の収入にすべきであるというところのご指摘をいただいておりますので、今回の契約で変更をさせていただきたいと、こういうふうに考えております。  もう1つ、広報の関係、周知の問題です。これにつきましては、当初予算に活性化協議会に対しての負担金ということで、40万円ちょっとの負担金を当初予算に計上させていただいて、そちらのほうでチラシ等、作成をさせていただくということで、当初予算に計上させていただいておりますので、今回は各ご家庭等に周知をする、公共施設に配架するというチラシにつきましては、補正の中には入っていないということです。 240: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 241: ◯9番【渡辺訓任君】 そうしますと、今年度からは、要するにこれまで運行経費が年間1,300万円ぐらいだったと思うんですが、今度、実質的にはそこから運賃収入が若干あったと。それが収支の上であらわれるというのは、委託費用として200万円ぐらい実質多くなって、1,500万円ぐらいが毎年かかっていくと。増えた部分があるから、1,500万円から200万円引いたら、そのままの収入であれば1,300万円、そういう形で出てくるという……。  だから、1,300万円にガソリン代とかが増える部分というのは、また年間、毎年かかっていくわけですものね。ですから、これまで運行費用が1,300万円ぐらいだったのが、今度1,500万円ぐらいになる。  それから、今度、運賃収入が変わらないとすれば、200万円ぐらいを引いたら、1,300万円ぐらいの支出だけが会計上、出てくると、そういうふうな理解でよろしいでしょうか。 242: ◯議長【二見泰弘君】 都市整備課長。 243: ◯都市整備課長【宮嶋智也君】 実際のお金の話だと思うんですけれども、実際には運賃収入、あくまで今、見込みなので、もちろんこれから新しいバスになって宣伝をして、できるだけ多くの人に乗ってもらえば、それだけ町が払う委託料は減っていく。  ただ、今、渡辺議員が言っていた運行に関する手数料と、あとその他にバスの本体を買う費用が今年から5年間かかってきますので、それをプラスした金額が委託料として毎年かかっていくと。その中から運賃収入分は引かれていくというような形になっていくかと思います。 244: ◯議長【二見泰弘君】 渡辺議員。 245: ◯9番【渡辺訓任君】 私ども数字で呼ぶときには、決算書が頼りになる部分もあるので、その辺については、また実質的な利用者数とか、的確にわかるような形にしていただければと思います。 246: ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 247: ◯13番【添田孝司君】 9ページのコミュニティバス運行事業についてお伺いします。  これは私の勉強不足なのかどうかわかりませんけれども、予算のときでも、バスを買うとか買わないとかという話は出ていたけれども、詳しい契約とか、どんなバスを買うか、小型のバスを買うのか、大型のバスを買うのかというような話もなかったし、要は10月に更新すると先ほどから話が出ていますけれども、それはもう決まっているわけですよね。要するに車検か何かで。それは既に決まっているわけで、一つ一つこんなことを議論するんじゃなくて、全体をまとめたものを予算までに、コミュニティ何とか委員会の決定も含めて、そこまでにやって、全容を明らかにして予算の会議に臨むべきだったのではないかと思うのですが、その辺のところ、1つお伺いします。  これだと、今、何がどうで、どのお金が何で、それで債務負担行為が幾らなのか、全くわからない状況で議論しているわけです。それだと、この出し方としては非常に不適だと。 248: ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 249: ◯企画政策課長【西岡英明君】 なぜ当初予算でないのかというようなご質問になるかと思います。コミュニティバスの改変につきましては、今現在、走っておりますデマンドタクシーとの兼ね合い、平成25年にコミュニティバスの再編をして、デマンドタクシーの運行を富士見が丘等、一部で始めているというような始まりから3年の運行期間を経て、見直しをしていきましょうというのを当初からお話をさせていただいておりました。  その中で、2年たったところで、地域のアンケートを含めて、今までの利用状況等を勘案しながら、地域公共交通活性化会議のほうに議論を投げかけさせていただいて、現状としては、昨年の第2回二宮町地域公共交通活性化会議が12月22日に開催されて、そこで運行ルートの協議、時刻表の協議をさせていただいて、最終的には、先ほど都市整備課長も申し上げましたとおり、3月9日の第3回の協議会のほうで承認を得ているというのが現状でございます。  なぜ当初に間に合うようなスケジュールを組めなかったのかということもございますが、その間に地域に出向いての説明会ですとか、見直しに向けた説明会、その後、コース・時刻の案を作成して、住民の意見募集等を経た中でこのようなスケジュールになっていったということでご理解いただければというふうに思っております。 250: ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 251: ◯13番【添田孝司君】 今、答弁がありましたように、3年間の猶予期間の中で、抜本的に決めていくと。要するに抜本的に考え直して、そしてデマンドタクシーがいいのか、どんな交通機関がいいのかと、そういうような議論を3年でやりますよと。そういうことで始めていて、要するに今までどおりではなく、コミュニティバスの運行、または地域公共交通の運行について抜本的に協議していきます。その結果として、将来の公共交通のあり方というものを決めていきますと、そういうことだったと思います。  それを、要は一番大事なこの更新、これをやったら今後5年間、これは契約を切れないんですよ。これは債務負担行為です、まさに。そういうような大事なことを、こんな補正の中で議論するのではなくて、全体像を見せて、明細を見せて、こういう形で債務負担行為になります。ですから、運行経費が上がります云々かんぬんをやっぱり議論しなければ、こんな3回の質問でどうこうで決めるような内容ではないのではないかと思うんですけれども、その辺、どのようにお考えなんでしょうか。 252: ◯議長【二見泰弘君】 政策担当参事。 253: ◯政策担当参事地域政策課長【志賀道郎君】 当初のときにすべてを明らかにすべきであったというご指摘かと思います。計画自体は、当初の段階でざっくりとであればお示しすることはできました。  ただ、詳細が決まっていない中で、やはり予算計上というのはできないということで、運行ルート等が決定した今、金額をはじいて予算計上をさせていただいたというものです。  債務負担行為というお話もありましたが、契約はあくまでも1年契約ということになります。 254: ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 255: ◯13番【添田孝司君】 契約の内容も明らかにされていないので、契約もわからないんですけれども、要するに5年間、契約は1年ごとだから債務負担行為にならない。そのときに違約金の発生とか、そういうことも関係してくるわけですよね。  そもそもこれって、今、空気を積んで走っていると言われているんですけれども、大型バスなんでしょうか、それとも小型のバスなんでしょうか。  そういうことも含めて、妥当なのか、妥当じゃないのかというのをこんな形でやっぱり議論するものじゃないと思うんですけれども。契約の内容について、もうちょっと教えてください。 256: ◯議長【二見泰弘君】 企画政策課長。 257: ◯企画政策課長【西岡英明君】 契約の内容ということでございますが、バスに関しては、5年間で分割をして事業者のほうに減価償却分として払っていくということで、ただ単年、単年の契約になりますので、その部分については5等分といいますか、5年に分けてそれを減価償却して払っていくというような形になります。  これは国庫補助、これは事業者のほうになりますが、事業者のほうで協議会の承認を得て国庫補助の申請をしていくということで、国庫補助の申請が、5年の減価償却に対しての国庫補助というような形になっていますので、5年間の車両の購入ということで、5年間での分割という形になってくるかと思います。  あと、バスのサイズですが、今回、いわゆる小型サイズと言われるもののバスを予定しております。これにつきましては、交通の活性化協議会のほうで、昨年の協議会の中で小型にして、ノンステップもしくはワンステップというところで協議をずっとさせていただいた上で決定をさせていただいているというのが現状になっております。 258: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。 259: ◯議長【二見泰弘君】 添田議員。 260: ◯13番【添田孝司君】 今、質問させていただいた内容でおわかりだと思いますけれども、このような補正の単純な説明と、このような出し方でやるような、このコミュニティバスに関しては内容ではないと。要は根本的にコミュニティバスの問題というのは議論しなきゃならないような状況の中で、このような形で出していくのは妥当なやり方ではないのではないかと思いまして、この補正に関しては反対とさせていただきます。 261: ◯議長【二見泰弘君】 副町長。 262: ◯副町長【長尾秀美君】 今、添田議員からいろいろご質問はあったんですけれども、活性化協議会のほうには、議会から選出の議員が出ているんですよ。その議員にはすべて示しているんですよ。そのような決裁をとっているということです。その辺は議会の中でどういうような報告会があったのか、わかりませんけれども、全然、議会に示されていないというわけではないので、その辺はご理解していただきたいと思います。 263: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第34号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 264: ◯議長【二見泰弘君】 起立多数であります。よって、町長提出議案第34号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第25 報告第1号 平成28年度二宮町土地開発公社事業報告及                び決算報告について 265: ◯議長【二見泰弘君】 日程第25「平成28年度二宮町土地開発公社事業報告及び決算報告について」報告第1号を行います。 266: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から報告書の説明を求めます。 267: ◯議長【二見泰弘君】 副町長。 268: ◯副町長【長尾秀美君】 それでは、平成28年度二宮町土地開発公社事業報告及び決算報告をさせていただきます。  事業期間は平成28年4月1日から平成29年3月31日までの内容でございます。事業報告書2ページをお開きください。用地取得、用地売却の状況でございますが、平成28年度に先行取得した公共用地及び売却した公共用地はございませんでした。  次に、決算報告書4ページをお開きください。  財産目録で、平成29年3月31日現在のものです。  資産の部、1.流動資産は1,232万3,125円です。内訳につきましては、(1)普通預金が1,232万3,070円です。ごらんの3つの金融機関へそれぞれ預金してございます。  (2)棚卸資産は0円です。  (3)未収利息は55円です。  次に、2.固定資産につきましては、110万5,000円です。内訳は、(1)定期預金として2つの金融機関に110万円を預金しております。(2)出資金は中南信用金庫に5,000円を出資しております。  以上、資産合計は1,342万8,125円となります。  次に、負債の部でございます。  1.流動負債、2.固定負債、ともにございませんので、負債合計は0円となります。  したがって、差引正味財産は1,342万8,125円となります。  次に、5ページの貸借対照表をごらんください。平成29年3月31日現在のものです。  上段の資産の部、並びに中段の負債の部は、4ページの財産目録の資産の部並びに負債の部と一致する内容でございます。  続きまして、ページ下段の資本の部です。  1.基本金です。(1)基本財産100万円、(2)運用財産10万円で、基本金合計は110万円です。  2.準備金です。(1)前期繰越準備金1,232万7,720円、(2)当期純利益405円、準備金合計は1,232万8,125円となり、資産合計は1,342万8,125円となります。  以上で負債資本合計は1,342万8,125円となり、資産合計と一致する内容でございます。  次に、6ページの損益計算書をごらんください。平成28年4月1日から平成29年3月31日までの内容でございます。  1.事業収益、2.事業原価とも0円で、したがって、事業総収益は0円です。  次に3.販売費及び一般管理費は0円です。これにより事業損益は0円です。  次に4.事業外収益です。(1)受取利息は205円、(2)受取配当金は200円、(3)その他収益は0円です。事業外収益の合計は405円です。  したがいまして、経常利益は405円となります。  次に、附属明細書です。8ページをお開きください。  公有用地明細表です。期首、期末残高とも0平米の0円です。  9ページをごらんください。事業収益明細表、中段の事業原価明細表ともに公共用地売却がなかったため、収益、原価とも0円です。下段の有価証券明細表です。中南信用金庫へ出資証券として5,000円、出資1口500円の10口分で、受取配当金は利率4%で200円です。  10ページをお開きください。  長期借入金明細表です。借入先はございませんので、残高は0円です。  下段の基本金明細表です。基本財産は二宮町からの出資額100万円で、こちらを中南信用金庫と湘南農協にそれぞれ50万円ずつ預金しております。  次に、運用財産は同じく二宮町から10万円あり、中南信用金庫に預金しております。出資額の合計は110万円となります。  次に、11ページ、監査報告です。平成29年5月11日に監事2名による監査の結果、適正である旨の監査報告をいただいております。  以上で、平成28年度二宮町土地開発公社の事業報告及び決算報告を終わらせていただきます。 269: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって報告第1号を終結いたします。    ────────────────────────────────    日程第26 報告第2号 平成28年度二宮町一般会計予算継続費繰越                計算書の報告について
    270: ◯議長【二見泰弘君】 日程第26「平成28年度二宮町一般会計予算継続費繰越計算書の報告について」報告第2号を行います。 271: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から報告書の説明を求めます。 272: ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 273: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 それでは、報告第2号「平成28年度二宮町一般会計予算継続費繰越計算書の内容について」報告をさせていただきます。恐れ入りますが、計算書をごらんください。  継続費の繰越しの事業につきましては、2本ございます。  まず、衛生費、清掃費のし尿処理施設改修実施計画及び実施設計策定事業で、平成28年3月議会定例会二宮町一般会計予算で継続費の設定をお願いした後に、平成29年3月議会定例会におきまして、一般会計補正予算(第3号)において補正をさせていただいたものです。  継続費の総額は536万9,000円となっており、平成28年度の継続費予算現額は241万6,000円、前年度逓次繰越額は0円でした。平成28年度の支出済額及び支出見込額は241万5,420円で、予算額から差し引いた残額の580円を平成29年度に逓次繰越いたしました。繰越額の財源は、全額、繰越金となっております。  次のページをお願いいたします。  土木費、土木管理費の道路台帳電子化整備事業で、平成27年3月議会定例会二宮町一般会計予算で継続費の設定をお願いした後に、平成28年3月議会定例会におきまして、一般会計補正予算(第5号)において補正させていただいたものです。  継続費の総額は1,387万9,000円となっており、平成28年度の継続費予算現額は490万9,000円、前年度逓次繰越額は138円でした。平成28年度の支出済額及び支出見込額は490万8,470円で、予算額から差し引いた残額の668円を平成29年度に逓次繰越いたしました。繰越額の財源は全額、繰越金となっております。  以上、継続費繰越計算書の報告とさせていただきます。 274: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって報告第2号を終結いたします。    ────────────────────────────────    日程第27 報告第3号 平成28年度二宮町一般会計予算繰越明許費                繰越計算書の報告について 275: ◯議長【二見泰弘君】 日程第27「平成28年度二宮町一般会計予算繰越明許費繰越計算書の報告について」報告第3号を行います。 276: ◯議長【二見泰弘君】 提出者から報告書の説明を求めます。 277: ◯議長【二見泰弘君】 政策総務部長。 278: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 それでは、報告第3号「平成28年度二宮町一般会計予算繰越明許費繰越計算書の内容について」報告させていただきます。恐れ入りますが、計算書をごらんください。  繰越明許の事業につきましては、5本ございます。昨年12月議会定例会二宮町一般補正予算(第2号)、及び本年3月議会定例会二宮町一般会計補正予算(第3号)において、繰越明許費のご承認をいただいたものです。  まず、総務費、総務管理費の臨時福祉給付金(経済対策分)給付事業です。  金額欄の繰越明許費設定額に対して、5,028万5,000円を繰り越しいたしました。財源は国庫の臨時福祉給付金等事務費補助金として378万5,000円、臨時給付金給付費補助金(経済対策分)として4,650万円、合わせて5,028万5,000円が収入予定となっております。  次に、総務費、戸籍住民基本台帳費の個人番号カード交付事務事業です。金額欄の繰越明許費設定額に対して、同額の224万8,000円を繰り越しいたしました。財源は国庫の個人番号カード交付事業費補助金として224万8,000円が収入予定となっております。  次に、衛生費、環境保全費のリサイクルセンター整備事業負担金です。金額欄の繰越明許費設定額に対して、1億7,668万1,451円を繰り越しいたしました。財源は地方債が1億5,230万円の収入予定となっており、一般財源は2,438万1,451円となっております。  次に、消防費、消防費の消防職員被服購入事業です。金額欄の繰越明許費設定額に対して、59万414円を繰り越しいたしました。財源はすべて一般財源となっております。  最後に、1市2町高機能消防指令センター整備費負担金です。金額欄の繰越明許費設定額に対して、31万1,240円を繰り越しいたしました。財源は地方債が30万円の収入予定となっており、一般財源は1万1,240円となっております。  以上、繰越明許費繰越計算書の報告とさせていただきます。 279: ◯議長【二見泰弘君】 これをもって報告第3号を終結いたします。    ──────────────────────────────── 280: ◯議長【二見泰弘君】 これをもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれにて散会といたします。  次回の本会議は6月7日水曜日午前9時30分より開催いたします。  なお、6月5日月曜日は午前9時30分より常任委員会が開催されますので、よろしくお願いいたします。本日はご苦労さまでした。                           午後1時43分 散会 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...