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  1. 北区議会 1991-03-01
    03月26日-04号


    取得元: 北区議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-15
    平成 3年  3月 定例会(第1回)東京都北区議会会議録第四号(第一回定例会) 平成三年三月二十六日(火)午前十時二分開議�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 出席議員(四十三人)一番          福島宏紀君二番          三橋陸与君三番          本田正則君四番          曽根肇君五番          山崎満君六番          安田勝彦君七番          池田勝美君八番          黒田みち子君九番          小野寺勉君十番          後藤憲司君十一番         遠藤幸佑君十二番         樋園洋一君十三番         八百川孝君十四番         黛四郎君十五番         中川大一君十六番         羽生哲哉君十七番         佐々木敏男君十八番         金子章君二十番         苣木智治君二十一番        堀内勲君二十二番        小黒典秋君二十三番        島岡清美君二十四番        坂本晃君二十五番        大畑修君二十六番        福田伸樹君二十七番        福田実君二十八番        木元良八君二十九番        西良之君三十番         江尻治雄君三十一番        大川勝治君三十三番        村山公佑君三十四番        石川清君三十五番        森野栄一君三十六番        原田隆君三十七番        平田雅夫君三十八番        林千春君三十九番        鈴木隆司君四十二番        富岡博文君四十三番        高木隆司君四十四番        松原茂君四十五番        松村善吉君四十六番        和田宗春君四十七番        山口正次郎君 欠席議員(一人)三十二番 永井四郎君 出席説明員区長           北本正雄君助役           峰田将君収入役          金久保幸三君企画部長         水越幸二君企画部主幹        山口修君総務部長         葛木達夫君総務部主幹        小木曽義文君区民部長         大倉弥司郎産業文化振興部長     勝村勲君衛生部長         竹内達夫君赤羽保健所長       七理泰君滝野川保健所長      若井恵美子君厚生部長         村山徳英君障害者福祉センター所長  本田一君保険児童部長       水野進君都市整備部長       濱田實君赤羽・十条駅付近立体交差化対策部長   坂井頼利君建設部長         村田義弘君建築環境部長       菊田智清君 企画部財政課長         大谷渉君広報課長         根本貞義君財政主査         榎本正二君 総務部総務課総務係長      橋本伊喜雄君 教育委員会教育長          渡辺進君  事務局次長        山崎幹雄君 議事日程 第四号日程第一    第一号議案   東京都北区公共料金支払基金条例日程第二    第二号議案   東京都北区立十条台小学校温水プール使用条例日程第三    第六号議案   選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例日程第四    第七号議案   東京都北区立学校設備使用条例の一部を改正する条例日程第五    第八号議案   東京都北区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例日程第六    第九号議案   東京都北区児童育成手当条例の一部を改正する条例日程第七    第十号議案   東京都北区老人福祉手当条例の一部を改正する条例日程第八    第十一号議案  東京都北区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例日程第九    第十二号議案  東京都北区婦人福祉資金貸付条例の一部を改正する条例日程第十    第十三号議案  東京都北区立児童遊園条例の一部を改正する条例日程第十一   第十四号議案  仮称八幡山児童館改修工事請負契約日程第十二   第十五号議案  仮称赤羽台トンネル築造(地上部)工事請負契約日程第十三   第十六号議案  平成三年度東京都北区一般会計予算日程第十四   第十七号議案  平成三年度東京都北区国民健康保険事業会計予算日程第十五   第十八号議案  平成三年度東京都北区厚生福祉貸付資金会計予算日程第十六   第十九号議案  平成三年度東京都北区用地特別会計予算日程第十七   第二十号議案  平成三年度東京都北区中小企業従業員退職金等共済事業会計予算日程第十八   第二十一号議案 平成三年度東京都北区老人保健会計予算                              (委員会審査報告)日程第十九   議員提出議案第一号 私立学校への経費助成等に関する意見書日程第二十   議員提出議案第二号 住宅・都市整備公団家賃値上げ等に関する意見書日程第二十一  議員提出議案第三号 老人保健法の一部「改正」案の撤回を求める意見書         一第九号     白内障人工水晶体眼内レンズ)に関する請願         三第一号     (仮称)滝野川マンション建設に関する請願日程第二十二   三第二号     障害者の健康を守る請願         三第三号     すべての区立小中学校に栄養士を配置することを求める請願         三第五号     白内障人工水晶体眼内レンズ)に関する審議促進を求める請願         一第七五号    旧地蔵坂の正しい歴史保存に関する陳情         二第二三号    私立学校助成等に関する陳情         三第一号     東京都下水道局王子第二ポンプ場に関する陳情日程第二十三         三第三号     北区田端二丁目に計画されているビルコン株式会社本社ビル建設工事計画に関する陳情         三第四号     公団住宅家賃の大幅いっせい値上げに反対する陳情         三第五号     区内小中学校の給食に「無農薬、無化学肥料、無添加加工食品の採用」を早期に実現するよう求める陳情                              (委員会審査報告)�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) これより本日の会議を開きます。 この際、議長より謹んで御報告申し上げます。 区議会議員戸枝正弘君には、去る三月十九日逝去されました。まことに哀惜の念に堪えません。 同君の告別式に際しましては、議会を代表して議長より弔辞を贈呈し、深甚なる弔意を表しておきました。 この際、戸枝正弘君に弔意を表するため、二十一番堀内勲君より発言の申し出がありますので、これを許可いたします。 (二十一番 堀内勲君登壇) ◆二十一番(堀内勲君) 追悼の辞を述べさせていただきます。 ただいま議長から御報告のありましたとおり、戸枝正弘議員は病気療養中のところ、御家族・近親の皆様の必死の願いもむなしく、去る三月十九日逝去されました。 享年わずか四十五歳、あふれるほどの理想と限りない抱負を抱かれていた戸枝さんにとっては、これからが本当の飛躍のときと思われていた矢先だけに、惜しみても余りある若い生涯でありました。 北区議会にとりましても、また区政進展のためにも、戸枝さんを失ったことは大きな損失であり、誠に哀惜の念にたえません。 私はここに北区議会を代表いたしまして、謹んで追悼の言葉を述べさせていただきます。 戸枝さんは昭和二十年七月、北区田端町で生をうけられ、昭和五十年四月に弱冠二十九歳で北区議会議員に当選され、政治の道を歩み始めたのであります。 当時、発展途上にありました北区政に若々しい情熱を注ぎ、連続四期十六年の間、戸枝さんの残した足跡は誠に大きなものがあります。 区議会における戸枝さんの御活躍は、今さら私が申し上げるまでもありませんが、故人の遺徳をしのび申し上げますと、特別区制調査特別委員長をはじめとして、建設委員長文教委員長及び予算特別委員長の要職を担われ、文化や芸術の振興に力を注ぐとともに、社会資本の整備や災害対策の充実などに全力を尽くされたのであります。 一方、地域社会における御活躍も誠に目覚ましいものがあり、街を愛する一念は誰よりも強く、都市化の進展により失われつつある住居の環境や人情・緑・文化というものを取り戻し、明治・大正・昭和の三代にわたり多くの文士、芸術家の皆さんが住み、我が国の文化をリードした田端時代の復元を提唱し、北区を故郷とする人々に田端文士村として伝承していくことにことのほか意を用いられたのであります。 また、党務においても、自由民主党北区支部副政調会長、中小企業対策部長などを歴任され、よく重大な局面に対処してまいりました。 この多年に亘るあなたの努力により、平成元年五月の臨時会におきまして、衆望を担い推されて北区議会第四十二代副議長に就任し、優れた見識、判断力、つり合いのとれた感覚をもって、区民の選良として御活躍をされたのであります。 戸枝さん、あなたの突然の御逝去は、私にとり、「諸行無常」とは申せ、誠に残念でなりません。 いまや、北区は二十一世紀を目指し、「区民のふるさと北区」をつくるべく、行政各般にわたり極めて重大なときに直面しており、私たち議員の責任も一層重きを加えつつある今日、この時期に問題の解決を見ることなく逝かれたあなたの無念さははかり知れないものがありましょう。 私たちも今こそ経験豊かなあなたを失ったことは誠に痛恨のきわみと言わざるを得ません。 戸枝さん、あなたが区政に残された業績は、決して消えるものではありません。 また、戸枝さんが地元に抱いておられたあの燃えるような情熱と真剣な努力は、住民一人ひとりが、いや、区民の一人ひとりがよく理解しているところであります。あなたのあの情熱を傾けてこられた区政の発展は、残された私たちが一層の努力をすることで御遺志にこたえたいものと思っております。 最後に、あなたの議席に菊花一輪を添え、御冥福をお祈りいたします。 終わりに、お父様の御逝去に遭われたお子様の悲しみはいかばかりかと同情の念を禁じ得ません。 御遺族の方々がこの悲しみを乗り越えられ、力強く生きていかれますように、心から祈念申し上げまして、追悼の言葉といたします。 戸枝さん、安らかにお眠りください。 平成三年三月二十六日 北区議会議員 堀内勲�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 防災対策特別委員長より報告があります。 (二十六番 福田伸樹君登壇) ◆二十六番(福田伸樹君) ただいまから、防災対策特別委員会の活動状況について、御報告申し上げます。 本委員会は、昨年の六月二十七日以来、今日まで委員会を三回、視察を二回実施して、審査事項について調査研究してまいりましたので、以下、日を追って順次その概要を御報告申し上げます。 六月二十七日に委員会を開会し、事務事業の概要と現況について、理事者より説明を受けました。 その中で、自主防災組織の現況、防災センターの利用状況、防災行政無線の配備状況、防災意識の啓蒙活動、震災火災対策及び避難救助対策等について理事者より説明を受けました。 その後、質疑を行い所管事項についての理解を深めました。 引き続き報告事項に移り、まず、北区防災フェア九〇についての報告を受けました。 この防災フェア防災センター滝野川公園を会場として、七月二十七日から二十九日までの三日間、区民の防災意識の高揚を図るために行われるものであるとのことでありました。 次に、毎年九月一日の防災の日に実施される北区震災総合訓練実施大綱について報告がありました。 本年は、防災センター周辺を会場として行う発災対応型訓練を九月一日に実施し、また、八月二十二日には各自主防災組織及び防災関係機関予知対応型訓練を実施するとのことでありました。 今回の重点は住民や事業所が一体となり災害弱者の安全確保、及び地域総ぐるみの参加による「災害に強い町づくり、人づくり」を推進していくことと、防災関係機関相互協力連携体制の緊密化を図り、防災意識の高揚と行動力の向上を図ることを目的としております。 なお、今後の活動方針については、正副委員長一任となったところであります。 次に、七月十七日には大宮市防災センターを視察し、同市防災担当職員から詳細な説明を受けました。 同センターは、市民の生命、財産の安全を確保する防災体制の確立をめざし、平常時は、啓蒙、教育、訓練等のコミュニティー活動の場として機能し、防災展示ホール疑似体験施設防災ゲーム、防災劇場などの設備を持っております。 また、一朝有事の際には優れた防災通信システムを有する防災活動の拠点となります。 さらに災害に即応するため、大宮市消防本部と大宮市東消防署が併設されて、日常の消防活動とリンクし充実した防災システムとなっており、北区の防災行政を考える上で大変参考となりました。 この視察のまとめは、九月二十五日開会の委員会において行いました。各委員から我が区における防災意識の啓発等について活発な意見、要望が出され、これらの意見が後の参考となるよう、理事者に要望したところであります。 同日の委員会では九月一日に実施された平成二年度北区震災総合訓練についての報告を受けました。 今回の訓練は農業総合研究所西ケ原グランドモデル会場とし、特色としては、災害時におけるボランティア活動に重点をおき、滝野川女子高校の参加があり、炊き出しなどを行ったことや避難途上での災害を想定しての実践的訓練を行ったこと、そして、Dlポンプ等の各自主防災組織の装備を活用したこと等が挙げられます。 今回の訓練には、北区内各町会、自治会、自主防災組織等、各関係機関などから多数の参加があり、参加者の合計は、千三百人余にのぼりました。さらに、防災週間中にモデル会場以外での訓練実施町会を含めると、五千六百人余の参加者を得ることができ、当初の目的を果たすことができたとのことでした。 また、防災フェア九〇におきましては、騎馬警察官の参加や、無人消化ロボットであるジエットファイターの展示など工夫をこらした催しがなされ、例年を上回る七千八百人余の参加を得ることができ、たいへん盛況でありました。 また、当日は昨年九月十九日から二十日にかけて日本列島を襲った台風一九号に関しての北区における対応について報告がありました。 この台風一九号の被害は、全国四十三都府県に及び、多数の死者、行方不明者を出すなど、たいへん深刻なものでありましたが、北区における被害は軽微なものであったとのことでした。 また、本年の一月二十九日には墨田区の防災センターと東京都横網町公園を視察いたしました。 墨田区防災センターは昨年十月に墨田区役所新庁舎を新築した際に、同庁舎内に設置されたものです。 この防災センターは最新のエレクトロニクス技術を活用し、無線通信と映像技術を組み合わせた、防災情報システムが中核となっており、区の防災対策の中心として機能するものです。このシステムは、各小学校に設置する装置によって、区と地域が双方向に情報交換できるのが特徴となっております。これによって災害情報を迅速かつ的確に収集できるのみでなく、区民へも適切に提供できるとのことでありました。 墨田区は、区内の九割が損失を受けた関東大震災や東京大空襲によって多数の犠牲者を出した地域であり、基本的には自分の家は自分で守ることとしておりますが、地域防災活動拠点会議の設置や不燃化助成を行うなど、ハード、ソフト両面から対応を行っており、防災対策は区政の最重要課題であるとのことであります。 同日はこの後、東京都横網町公園復興記念館を視察いたしました。 同記念館は、関東大震災において三万八千人余の人々が焼死した旧陸軍被服廠跡地である同公園にこの災禍を後世に伝え、犠牲者の霊を追弔するために慰霊堂とともに建設されたものですが、震災の祈念遺品及びその状況を伝える絵画、写真、図表等が数多く展示されており、災害の悲惨さを改めて認識いたしました。 この視察のまとめは三月十五日開会の委員会で行いました。 各委員から災害時における情報収集や監視体制などについての意見、要望が出されました。 委員長からこれらの点が反映され、より充実した体制を整備するよう理事者に要望し、視察のまとめといたしました。 次に、報告事項にとして防災行政用無線の現況やシステム構成についての説明を受けました。 説明によると、従来の防災無線についてより一層の充実を図るため、平成二年度末の完成を目途に現在整備中である、特徴としては、データ端末を利用し東京都と我が区の連携体制をより緊密にすることに加えて、最新鋭の無線機等を備え北区独自の通信システムの充実を図るとのことでありました。 以上が、本日までの活動状況のあらましであります。 本委員会としては、ハード、ソフトの両面にわたり委員会活動を行ってまいりました。今後とも区、区議会と住民が連携し、区民の生命、財産を守り、災害に強い町づくりが望まれるところであります。 終りに際し、小野寺副委員長を初め委員各位並びに理事者の方々の御協力に対し、厚くお礼申し上げ、結びといたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(苣木智治君) 滝野川会館建設特別委員長より報告があります。 (二番 三橋陸与君登壇) ◆二番(三橋陸与君) ただいまから滝野川会館建設特別委員会の活動状況について御報告申し上げます。 滝野川会館の改築につきましては、平成四年秋のオープンを目指し、昨年五月三十一日に建築工事に着工してから今日まで、順調にその計画が進められているところです。 本委員会といたしましては、平成二年六月二十七日以来、委員会を二回、視察を二回実施してまいりましたので、以下、日を追って御報告をいたします。 まず昨年六月二十七日に委員会を開会し、理事者より改築計画の計画概要について報告を受けました。 質疑の後、今後の活動方針について、委員長より、類似施設の視察を実施したい旨の提案を行い、日程等詳細については、正副委員長一任となりました。 次に、七月三十日には先の委員会で決定した活動方針に基づき、品川区に大井町周辺再開発事業施設として建設されました、区立総合区民会館を視察いたしました。 この施設は愛称「きゅりあん」と呼ばれ、商業施設との複合施設であり、平成元年九月に建設されたものです。 建物規模は地上十階地下三階、建築面積約四千三百九十五平方メートル、延べ床面積区民施設部分で約二万一千三百三十三平方メートルというものであり、一千七十四の席を持つ大ホールを初め、可変式舞台の小ホール、茶室と日本庭園が設けられた和室のほか、消費者センター婦人センターも併設されておりました。比較的新しい施設を視察することができ、大いに参考とすることができました。 十月十八日には、埼玉県八潮市の市民文化会館勤労福祉センターの併設施設である「八潮メセナ」を視察いたしました。 この施設は、平成二年九月に開設された新しいもので、建物規模は地上四階地下一階、建築面積約二千六百二十一平方メートル、延べ床面積約五千四百四十五平方メートルというものです。施設内容は、市民文化会館部分としては五百四十四席のホール、和室、会議室を、また勤労福祉センター部分としては多目的ホール、研修室等を備えておりました。 八潮市においては、関係職員から使用料の設定方法等について詳細な説明があり、北区側からも活発な質問が出され、有意義な視察とすることができました。 引続き本年の三月七日には委員会を開会し、まず初めに、過去二回にわたり実施してまいりました視察のまとめを行いました。 この中で、各委員より、使用料の設定方法、施設の利用方法等について意見・要望が出され、委員長からも今後改築計画を進めるにあたり、十分参考とされるよう理事者に要望したところであります。 続いて理事者より改築計画の進捗状況について説明があり、平成二年十一月にテレビ電波障害防除工事に着工したこと、平成三年一月末に建築工事のうち土工事を完了したこと等について報告を受けました。 その後、各委員より質疑があり、その中で、改築を進めるに際して、電波障害、工事振動等へは十分な対応が必要である旨の意見が出されました。 以上が本日までの本委員会の活動状況のあらましです。 本委員会といたしましては、文化・コミュニティ活動の拠点としての滝野川会館の一日も早い完成を心から期待するものです。 最後に、松村副委員長を初め、委員各位並びに理事者の御協力に対し厚くお礼を申し上げ、報告を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(苣木智治君) 振興開発特別委員長より報告があります。 (二十一番 堀内勲君登壇) ◆二十一番(堀内勲君) ただいまから、振興開発特別委員会の活動状況について御報告申し上げます。 まず昨年六月二十八日に委員会を開会し、調査事項の経過概要について理事者から説明を受け、質疑を行いました。 この中で、区が元年度に実施した北区政府機関地方移転問題調査について報告をうけるべきとの意見が委員から出され、協議の結果、委員会として資料要求をすることに決定いたしました。そこで、理事者に対し資料配付とともに本調査の概要について説明を求め、理解を深めたのであります。 次に、陳情二第七号、陸上自衛隊十条駐屯地の一部解放促進と赤煉瓦建物の保存に関する件について審査を行いました。 その結果、第一項については賛成多数で、また、第二項及び第三項については全会一致で、「趣旨に沿うよう努力すること」という意見を付して採択すべきものと決定いたしました。 続いて今後の活動方針について協議し、詳細は正副委員長一任となりました。 次に八月七日に住宅・都市整備公団職員を招き、赤羽駅西口地区第一種市街地再開発事業の事業計画認可についての説明会を開催いたしました。 公団の説明によれば、平成元年十一月十日に地元説明会を開催し、同日建設大臣に事業計画認可申請を行った。同年十一月二十一日から施行規程・事業計画の縦覧を行ったが、意見書が多数出されたため、その処理に時間がかかり、事業計画認可は平成二年七月五日となった。 今後のスケジュールとしては、八月四日を評価基準日として従後床価格等を定め、これを基に権利変換計画を作成し、縦覧を経て平成三年六月頃認可としたい。工事着工は平成三年度中、竣工は平成六年度中の予定である。 また、施行規程及び事業計画については従前のとおりで変更はないとのことでありました。 当日の説明会終了後、赤羽駅西口再開発事業地と川口駅周辺市街地整備事業地の視察を行いました。 赤羽駅西口再開発事業地においては、一期事業で完成したアピレ・アボードⅠの屋上から、住宅・都市整備公団開発事務所長の説明で二期事業地全体の現況を視察いたしました。 次に訪れた川口駅周辺市街地整備地区は、昭和五十八年に市が策定した川口駅周辺市街地整備構想に基づき、整備を進めているものです。 構想では、駅の東側を商業ゾーン、西側を文化ゾーンと位置づけ、市街地再開発事業を中心として交通網の整備を合わせ、文化・商業・住宅の調和した都市環境を目指しています。 駅東口においては、すでにショッピングモールコミュニティ広場の整備がはかられており、現在は再開発事業により、百貨店を含む共同ビルを施工中であるほか、準備組合を設立して都市計画決定に向け作業中の地区があります。 西口においては、駅前広場と総合文化センター「リリア」が完成し、現在それらと一体になった公園を造成中で、すでに一部は供用を開始しております。その公園の地下には三千台余収容の自転車駐車場が完成しており、収容百六十四台の駐車場も建設中です。 また、公園脇では住宅・都市整備公団により、川口駅西口第一種市街地再開発事業の工事が進行中でありました。 さらに、駅の東西をペデストリアンデッキで結ぶとともに、駅両側のゾーンを包み込むようにリング道路を整備し、歩行者と自動車の動線分離を計画しています。 当日は、市職員の案内で主に駅西口の整備状況を視察し、今後の参考にすることができました。 次に、九月二十六日には北清掃工場建て替え計画について説明会及び委員会を開会いたしました。 説明会では、東京都職員から、事業の経過について説明を受けました。 まず、環境影響評価の手続きが中止になったことの説明と区議会への陳謝があり、続いて本委員会が建て替え計画の説明を受けた平成元年三月二十八日以降の経過について説明がありました。 それによると、同年六月に環境影響評価書案の住民説明会を開催しようとしたが、地元反対期成同盟から協議不十分とのことで中止を求められ、開催できなくなった。その後、都は環境影響評価手続きを中止し、運営協議会再開準備会を八回開催し、話し合いを重ねてきた。平成二年九月五日、運営協議会を再開することができ、工場のレイアウト、還元施設、工場用地の拡大等につき基本的合意が得られたので、一日も早く環境影響評価手続きを再開し、事業の進捗をはかりたい。なお、工場の現状としては、八月三日に操業を中止し、九月一日からごみの積み替え作業を実施しているとのことであります。 また、要望の強かった用地拡大については、都下水道局志茂ポンプ場の取得の見込みがたった。還元施設については、都・区・地元の三者協定に向け、努力していくとの説明もありました。 説明会終了後に開会した委員会では、各委員から、今後は必ず三者協定で進めて欲しい。区当局も積極的に関与して欲しいという意見が強く出されたのであります。 続いて報告事項に移り、赤羽駅西口地区第一種市街地再開発事業について、事業計画の認可取り消し請求が東京地裁に出され、審理中である旨理事者から報告を受けました。 その後赤羽北地区第二種市街地再開発事業に関して各委員から要望がありました。 それは、赤羽北二市街地再開発対策協議会に対してまちづくり助成金の交付を認めるべきというもので、各会派とも一致した意見であり、理事者からも前向きの答弁が得られました。 次に、十一月八日に再び東京都職員を招き、北清掃工場建て替え計画について説明会を開催いたしました。 まず東京都から、建て替え計画の一部変更について説明がありました。 それによると、計画変更した内容は主として、一、敷地面積一・七二ヘクタールの従来計画を還元施設用地拡大により一・四ヘクタールとした。二、日影対策として、工場棟の高さ約三十四メートルの従来計画を約三十一メートルとした。三、公害防止対策として新たに目標値を設定した。四、工場棟ピロティ部分の開口部をなくし、大気汚染防止に努めることとした。 の四点であり、地元との調整や技術革新による努力の結果であるとのことであります。 また、現工場の煙突について、施設の老朽化が進み危険が大きいので、建て替え計画とは切り離し、取り壊し工事に入りたいとの説明がありました。 説明会終了後委員会を開会し、まず北清掃工場建て替え計画の一部変更について協議したところ、全会一致で都の説明を了承することといたしました。 また、現北清掃工場の煙突の取り壊し工事についても全会一致で了承いたしました。 その際、委員から公害対策、安全対策に万全を期するため区も積極的に係わって行くべきとの意見が出されました。 次に、赤羽駅西口地区市街地再開発事業に伴う公益施設についてを議題といたしました。 まず理事者から、従来の計画のうちスポーツ施設の計画を取り止め、文化施設を充実したものにしたい。ついては、計画変更を前提に関係者と協議に入りたいとの説明がありました。 説明の後、各委員から、変更の理由、競合する民間スポーツ施設の内容、区の変更等について質疑・意見がありましたが、委員会としては計画変更を前提に関係者と協議に入ることを了承いたしました。 続いて報告事項に移り、赤羽駅西口地区市街地再開発事業について、理事者から現在の作業状況、公団の提示した床価格等の説明を受け、閉会いたしました。 しかし、赤羽駅西口地区市街地再開発事業はその後権利変換の調整に時間がかかり、昨年十二月、住宅・都市整備公団は本年二月に予定されていた縦覧を延期することを決定したのであります。 このため、本年一月十一日に説明会を開催し、住宅・都市整備公団から説明を受けました。 公団の説明によると、昨年八月から本年二月の縦覧を目指し権利者調整を開始した。十月に地元に権利変換計画を提示し権利者交渉をしてきたが、公団としては十分な合意形成に時間が足りないと判断し、縦覧を延期することにした。そこで、昨年十二月二十六日にこの件について権利者説明会を開催した。 今後のスケジュールについては、三月六日を新たな評価基準日とし、九月五日が縦覧期限となる。しかし、権利変換計画の協議はもう始めているので、縦覧はできる限り早い時期としたい。竣工時期は縦覧の延期の分だけ当初予定より遅れるとのことでありました。 説明会終了後開会した委員会では、各委員からの質疑・意見を踏まえて、委員長から「今後公団との連絡調整の中でスムーズな報告や資料の提示を求めるとともに、本事業に対する区の努力を強く願う」とのまとめをいたしました。 次に、三月十五日に委員会を開会いたしました。 当日は、旧国鉄用地の取得についてを議題とし、まず理事者から補正予算に計上された三か所の用地取得について説明を受けました。 その内容は、一か所は赤羽西五丁目・島下公園東側の土地を道路管理事務所用地として取得するものであり、他の二か所は赤羽南二丁目・下村踏切東側の隣接している土地を一括して区道拡幅用地及び児童遊園用地として取得するというものです。 さらに、昭和六十二年七月二十四日の本委員会で説明を受けた処分予定地四十二か所、十万七千六百平方メートルのうち、現在までの取得・利用状況について説明を受けました。 それによると、昭和六十三年度から取得を開始し、これまでの実績は今回の取得予定地も含めると約五万三千二百五十五平方メートルとなり、全体の四九・五%にあたるとのことでありました。 説明を受けた後、各委員から質疑・要望があり、本委員会としては理事者説明を了承いたしました。 次に、赤羽駅西口地区第一種市街地再開発事業について、北区及び住宅・都市整備公団再開発事務所が移転すること、新権利変換計画における従後床価格等が三月後半に公表されること、事業完成予定が平成七年度になること等の報告を受け、委員会を閉会しました。 以上、これまでの本委員会の活動状況について御報告申し上げました。 この一年を顧みますと、北清掃工場の建て替え、赤羽西口再開発など、困難な局面を迎えながらも新たなスタートを切った事業がありました。本委員会といたしましては、これらの事業に対し、今後とも区の粘り強い対応と一層の努力を願うものであります。 終りに際しまして、山崎副委員長を初め、委員各位並びに関係理事者の御協力に対しまして厚くお礼申し上げ、報告を終らせていただきます。 御清聴ありがとうございました。(拍手)�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) これより議事日程に入ります。 日程第一を議題に供します。 (書記朗読) △日程第一  第一号議案   東京都北区公共料金支払基金条例                              (委員会審査報告)�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 本案に関し企画総務委員会審査報告書が提出されておりますので、書記をして朗読いたさせます。 (書記朗読) 企画総務委員会議案審査報告書一、第一号議案   東京都北区公共料金支払基金条例 本委員会は、三月四日付託された右議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定したから報告する。 平成三年三月八日 東京都北区議会企画総務委員会 委員長 富岡博文東京都北区議会議長 苣木智治殿�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) これより本案について起立により採決いたします。 本案に関する企画総務委員会審査報告は、原案可決であります。企画総務委員会審査報告どおり決定することに賛成の方は御起立願います。   (賛成者起立) ○議長(苣木智治君) 起立多数であります。よって、本案は企画総務委員会審査報告どおり決定いたしました。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 日程第二を議題に供します。   (書記朗読) △日程第二  第二号議案   東京都北区立十条台小学校温水プール使用条例                              (委員会審査報告)�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 本案に関し企画総務委員会審査報告書が提出されておりますので、書記をして朗読いたさせます。   (書記朗読)企画総務委員会議案審査報告書一、第二号議案   東京都北区立十条台小学校温水プール使用条例 本委員会は、三月四日付託された右議案審査の結果、原案を可決すべきものと決定したから報告する。 平成三年三月八日 東京都北区議会企画総務委員会 委員長 富岡博文東京都北区議会議長 苣木智治殿�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ◆九番(小野寺勉君) 本案は企画総務委員会審査報告どおり可決されることを望みます。 ○議長(苣木智治君) ただいま 九番 小野寺勉君の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苣木智治君) 御異議ないと認め、本案は動議のとおり決定いたしました。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「
    ○議長(苣木智治君) 日程第三から日程第十までを一括して議題に供します。 (書記朗読) △日程第三  第六号議案   選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例 △日程第四  第七号議案   東京都北区立学校設備使用条例の一部を改正する条例 △日程第五  第八号議案   東京都北区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例 △日程第六  第九号議案   東京都北区児童育成手当条例の一部を改正する条例 △日程第七  第十号議案   東京都北区老人福祉手当条例の一部を改正する条例 △日程第八  第十一号議案  東京都北区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例 △日程第九  第十二号議案  東京都北区婦人福祉資金貸付条例の一部を改正する条例 △日程第十  第十三号議案  東京都北区立児童遊園条例の一部を改正する条例                              (委員会審査報告)�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 本案に関し企画総務委員会審査報告書が提出されておりますので、書記をして朗読いたさせます。 (書記朗読) 企画総務委員会議案審査報告書一、第六号議案   選挙長等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例一、第七号議案   東京都北区立学校設備使用条例の一部を改正する条例一、第八号議案   東京都北区立特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例一、第九号議案   東京都北区児童育成手当条例の一部を改正する条例一、第十号議案   東京都北区老人福祉手当条例の一部を改正する条例一、第十一号議案  東京都北区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例一、第十二号議案  東京都北区婦人福祉資金貸付条例の一部を改正する条例一、第十三号議案  東京都北区立児童遊園条例の一部を改正する条例 本委員会は、三月四日付託された右議案審査の結果、いずれも、原案を可決すべきものと決定したから報告する。 平成三年三月八日 東京都北区議会企画総務委員会 委員長 富岡博文東京都北区議会議長 苣木智治殿�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ◆九番(小野寺勉君) 本案はいずれも企画総務委員会審査報告どおり可決されることを望みます。 ○議長(苣木智治君) ただいま九番 小野寺勉君の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苣木智治君) 御異議ないと認め、本案はいずれも動議のとおり決定いたしました。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 日程第十一及び日程第十二を一括して議題に供します。 (書記朗読) △日程第十一 第十四号議案  仮称八幡山児童館改修工事請負契約 △日程第十二 第十五号議案  仮称赤羽台トンネル築造(地上部)工事請負契約                              (委員会審査報告)�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 本案に関し企画総務委員会審査報告書が提出されておりますので、書記をして朗読いたさせます。 (書記朗読) 企画総務委員会議案審査報告書一、第十四号議案  仮称八幡山児童館改修工事請負契約一、第十五号議案  仮称赤羽台トンネル築造(地上部)工事請負契約 本委員会は、三月四日付託された右議案審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決定したから報告する。 平成三年三月八日 東京都北区議会企画総務委員会 委員長 富岡博文東京都北区議会議長 苣木智治殿�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ◆九番(小野寺勉君) 本案はいずれも企画総務委員会審査報告どおり可決されることを望みます。 ○議長(苣木智治君) ただいま九番 小野寺勉君の動議に御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苣木智治君) 御異議ないと認め、本案はいずれも動議のとおり決定いたしました。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 日程第十三から日程第十八までを一括して議題に供します。 (書記朗読) △日程第十三 第十六号議案 平成三年度東京都北区一般会計 △日程第十四 第十七号議案 平成三年度東京都北区国民健康保険事業会計予算 △日程第十五 第十八号議案 平成三年度東京都北区厚生福祉貸付資金会計予算 △日程第十六 第十九号議案 平成三年度東京都北区用地特別会計予算 △日程第十七 第二十号議案 平成三年度東京都北区中小企業従業員退職金等共済事業会計予算 △日程第十七 第二十一号議案 平成三年度東京都北区老人保健会計予算                              (委員会審査報告)�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 本案に関し予算特別委員会審査報告書が提出されておりますので、書記をして朗読いたさせます。 (書記朗読) 予算特別委員会議案審査報告書一、第十六号議案  平成三年度東京都北区一般会計予算一、第十七号議案  平成三年度東京都北区国民健康保険事業会計予算一、第十八号議案  平成三年度東京都北区厚生福祉貸付資金会計予算一、第十九号議案  平成三年度東京都北区用地特別会計予算一、第二十号議案  平成三年度東京都北区中小企業従業員退職金等共済事業会計予算一、第二十一号議案 平成三年度東京都北区老人保健会計予算 本委員会は、三月四日付託された右議案審査の結果、いずれも原案を可決すべきものと決定したから報告する。 平成三年三月十九日 東京都北区議会予算特別委員会 委員長 小黒典秋東京都北区議会議長 苣木智治殿�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 本案に関し予算特別委員会審査報告を願います。 (二十二番 小黒典秋君登壇) ◆二十二番(小黒典秋君) ただいまから、予算特別委員会審査報告を申し上げます。 去る三月四日開会の本会議において審査を付託されました。 第十六号議案、平成三年度東京都北区一般会計予算、 第十七号議案、平成三年度東京都北区国民健康保険事業会計予算、 第十八号議案、平成三年度東京都北区厚生福祉貸付資金会計予算、 第十九号議案、平成三年度東京都北区用地特別会計予算、 第二十号議案、平成三年度東京都北区中小企業従業員退職金等共済事業会計予算、 及び第二十一号議案、平成三年度東京都北区老人保健会計予算については、 三月十二日、十三日、十四日、十八日及び十九日の五日間にわたり、区長以下関係理事者の出席を求め熱心な審査を行いました。 以下、審査の経過概要と結果について、一括してご報告を申し上げます。 一般会計においては、歳入歳出とも総額一千百二十億七千九百万円であり、対前年度伸び率は七・〇%であります。 一般会計、五特別会計を合わせた財政規模は、総額一千六百九億一千二百六十六万九千円で対前年度伸び率五・五%となっております。 これらの状況をふまえ、各会派代表による総括質疑を初めとして各款の質疑が行われました。 質疑の詳細については、追って会議録を作成の上、配付いたしますので、報告を省略させていただきます。 これらの質疑を経たのち、平成三年度東京都北区各会計予算について、各会派代表からそれぞれ討論が行われましたので、その概略を申し上げます。 まず日本共産党議員団代表の討論について申し上げます。 平成三年度、国においては消費税の存続・定着を図り、福祉・医療・教育・中小企業対策などの予算を縮小している。 一方、地方自治体に対しては国庫補助の削減、新たな「行革」のおしつけを行うなど、自治権破壊の方向が示されている。 鈴木都政もマイタウン東京の名のもと臨海副都心開発、豪華都庁舎建設に予算を投入する一方で、公共料金の相次ぐ値上げ、公共住宅建設の大幅縮小、福祉施策の先送りなど大企業本位の都政を推進している。 このような状況のもと、我が会派は、五百項目からなる予算要望を区長に提出し、その実現を求めてきたところである。 新年度予算の中で、第二特別養護老人ホームの建設、住み替え家賃補助などは区民要望が実現したものと評価する。 しかし、以下述べる重大な問題点を指摘する。 第一は、切実な区民要望を抑えながら、九十年度末で各種積立金が三百二十八億円にもおよぶ「ためこみ」優先の歪んだ財政運営である。 第二は、小売市場条例や学校給食費の中に消費税を転嫁するなど、消費税を容認する区長の姿勢である。 第三は、生活保護の抑制、ニセ行革の推進、高齢者施策、住宅施策の立ち遅れや白内障眼内レンズの助成を行わないなど、区民の緊急で切実な要求に応えない消極的で冷たい姿勢である。 第四は、環境破壊の高速道路王子線や区民の求める全面開放に背く自衛隊基地の再編計画を認めたこと。 また、国立王子病院の存続・拡充を求める区民要望に反する厚生省の計画に追随する姿勢である。 第五は、二十三区最低の就学援助を改善しないこと、学校栄養士の全校配置に消極的なこと、及び日の丸・君が代のおしつけ、学習指導要領への無原則な追随の姿勢である。 また、財源確保と財政権確立に向けた姿勢が消極的である。 次に、国民健康保険事業会計予算については、高い保険料や一般会計からの繰出し金を都区財調に算入することを認めていることなどから反対である。 以上の意見が述べられ、平成三年度一般会計及び国民健康保険事業会計予算については反対、平成三年度厚生福祉貸付資金会計外三会計予算については賛成との態度の表明がありました。 次に自由民主党区民会議代表の討論について申し上げます。 平成三年度予算においては、区民税の先行減税等が実施されることによって、特別区税収入の確たる見通しが得られないことや、六十五歳以上の人口比率が一三・二%と急速に高齢化が進行していることなどが指摘され、若干の危惧をいだきながらも、高齢化社会への施策体系の確立、住宅対策、環境対策、都市基盤整備と産業の振興などの重点施策及び都区制度改革に向けての積極的な取り組みに強い意欲を感ずる。 また、懸案の赤羽駅付近連続立体交差化事業の着工と工事費の財源確保は特筆すべきことであり、まちづくりについても、各種の構想調査や新しい調査地区の設定など、「ふるさと北区」づくりの中心的課題に取り組む姿勢は評価できる。 今後の区政運営についても自らを厳しく律し、職員定数の削減等、効率的な行政を目指す方向が堅持されていることは好感をもって評価したい。 以上の見解が述べられ、平成三年度各会計予算について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に公明党議員団代表の討論について申し上げます。 本年は、湾岸戦争の勃発、終結という緊張した幕明けであり、この戦争が我が国に与えた影響は大きいものであった。 このような状況のもと編成された平成三年度予算は、一般会計で対前年度比七・〇%増と国、都の伸び率を上回るものであり、その積極的姿勢は評価する。 しかし、国庫支出金の見直しを国に要望すること及び消費税が区民生活に影響を与えないよう努力することを求めるものである。 我が会派は、二百十一項目にわたる要望書を提出したが、予算には数多く計上されており、理事者の努力を高く評価する。 歳出については、在宅ねたきり老人歯科訪問事業、第二特別養護老人ホーム建設工事の開始等高齢者対策も充実され、健康増進センター建設、第二生活実習所「若葉福祉園」の建設等多くの福祉、保健の新規事業も組み込まれており、期待が大きいものである。 また、住み替え家賃補助制度のスタートを初め、赤羽駅付近連続立体交差化事業の着工、十条駅付近立体交差化計画事業の住民意向調査、赤羽駅東口地区まちづくり推進、赤羽駅西口地区周辺まちづくり調査、駐車場整備計画策定等の計上は高く評価する。 更に、平和都市宣言記念事業、リサイクル事業、女性問題対策事業は時機にかなったものである。 本委員会で、我が会派が特に指摘・要望した国際交流の推進、住宅対策の充実、リサイクル活動の推進、医療・福祉センターの充実、郷土博物館、教育センター建設等については十分検討の上、区民の期待に応えることを強く望む。 以上の見解が述べられ、平成三年度各会計予算について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に、日本社会党議員団代表の討論について申し上げます。 我が会派は一、平和憲法を守り、暮らしの中にいかすこと、二、特別区の自治権を拡充すること、三、福祉を充実し人権を大切にすること、四、住民参加のまちづくりを進めること、五、環境問題への積極的な対応を望む立場から三百三十七項目の予算要望を行った。この視点に立ち新年度予算を見ると、福祉予算は対前年度伸び率七・四%の伸びを示し、老人福祉費、障害者福祉費などで伸びが見られること、平和事業を八月の原爆記念日の時期に集中させたことなどは一定の評価をするが、さらに今後の予算の増額と事業の拡大を期待する。 また、女性問題対策事業への取り組み、住宅対策の早期検討、産業用活性化推進のための予算が計上されたこと、赤羽駅付近連続立体交差化事業への本格的取り組みなど、我が会派の以前からの主張が実現したところである。 なお、十条駅付近の地下化については引き続き要望したい。 教育費については、教育委員会の全体的な姿勢については問題があるが、中学校の校庭における夜間照明の新設、郷土博物館建設準備予算の計上がされている。また、施設使用料の値下げについても早期に実施するよう約束がされたことを認めるものである。 しかしながら、消費税の転嫁をしないこと、超過負担の解消及び国庫負担率の復元拡充など、国に対する要求を明確にすべきことを指摘する。 以上の意見、要望が述べられ、平成三年度各会計予算について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 次に北政同志会・民主クラブ代表の討論について申し上げます。 平成三年度予算は、一般会計で対前年度伸び率七・〇%と、国、都を上回る伸び率であり、積極的な予算と評価できる。 また、前年度にも増して国際化、高齢化、情報化、文化化という課題に取り組み、中期計画事業の内九十五事業を予算計上し、更には女性問題対策事業、資源リサイクル事業、彫刻のあるまちづくり整備推進、住み替え家賃助成、駐車場整備基金貸付制度、大気汚染緊急通報システム整備、生涯学習推進対策など五十一にも及ぶ新規事業としてレベルアップした既定事業の予算化は区民ニーズに十分応えたものであり、高く評価する。 我が会派が区民の立場から提出した百二項目の要望書に対しても、広範囲にわたり諸問題を予算化された理事者の努力には敬意を表するものである。 また、本委員会において指摘した課題については、納税者の立場に立った施策の推進をするとの回答があった。これからも区民福祉増進のため特段の御努力をお願いする。 以上の意見、要望が述べられ、平成三年度各会計予算について、いずれも賛成との態度の表明がありました。 討論終了後、まず議論の分かれた第十六号議案及び第十七号議案について一括して起立により採決を行いましたところ、賛成多数をもって、いずれも可決すべきものと決定いたしました。 次に、第十八号議案、第十九号議案、第二十号議案及び第二十一号議案について一括して採決を行いましたところ、全会一致をもって、いずれも可決すべきものと決定いたしました。 以上で予算特別委員会審査の経過概要と結果についての報告を終わります。最後になりましたが、松原副委員長を初め、委員並びに理事者各位の御協力に対し、心からお礼申し上げまして委員会審査報告の結びといたします。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(苣木智治君) これより討論に入ります。 本案に関し四番 曽根肇君より討論の通告がありますので、これを許可いたします。 四番 曽根肇君。 (四番 曽根肇君登壇) ◆四番(曽根肇君) 私は日本共産党北区議員団を代表して、平成三年度北区一般会計予算および国民健康保険事業会計予算に反対の討論を行います。 先に衆議院を通過し、現在参議院で審議中の平成三年度の国の予算案は、一般会計の中で政府開発援助八・〇%、公共事業六・五%の高い伸び率、財政投融資でも海外経済協力基金二三・〇%、道路公団や東京湾横断道路等の事業費九・九の伸び等、日米構造協議での対米誓約と大企業への相変わらずの奉仕を最優先させているのが特徴です。 その一方で、老人医療費自己負担の大幅引上げ、児童手当支給期間短縮、生活保護費の連続大幅削減等、引き続き社会保障関係予算は全体が圧縮・削減されています。 また地方交付金の大規模な減額も国民生活を直撃するものです。 同時に、今年は中曽根内閣の臨調・行革と民活路線が始まって十年を迎えます。これが国政だけでなく地方自治体にも地方行革として押しつけられ、国の財政赤字の付けが国庫補助削減などで地方自治体に回されたものを、さらに福祉・教育の切り下げで住民にしわよせされるものでありました。 この自民党政府の対米追随と大企業優遇、そして行革路線に最も忠実に従ってきた十二年間の鈴木都政が、いま都民の厳しい批判を浴び、空前の都市問題を抱えて見るも無残な姿をさらしています。 マイタウン構想、東京大改造でオフィスビルラッシュをつくりだす一方、都民に対しては「赤字解消」を口実にありとあらゆる公共料金を引上げながら、福祉・医療・教育、防災・公害対策を後退させ、都営住宅建設をサボり、一極集中政策が生んだ地価暴騰、地上げの横行で都民から住宅も営業も地域コミュニティも奪い、逆に交通渋滞、通勤地獄、大気汚染悪化、みどりと東京湾の自然破壊、企業ごみの急増による処分場のパンクなどなど、都民にあまりに大きな犠牲を払わせてきた当然の結果であります。 鈴木都政の象徴とも言うべき宮殿のような新都庁舎は「タックスタワー」と呼ばれ、都民の暮しや住いの犠牲の上に君臨してきた都政への怒りを掻き立てるシンボルになってしまいました。 こうした国政・都政に、これまた極めて忠実に従い、行革路線を進めてきた北本区長に対し、私たちは北区が住民に最も身近な地方自治体として、本来貫くべき住民の立場に立った行政の基本姿勢への転換と、国や都に対する毅然とした要求、自治権の確立などへの努力を求めてきました。 また区内各地域、各分野の団体・個人と協議を進める中で、昨年末北区の予算に盛り込むべき十二の柱、五百の項目にわたる平成三年度予算要望を区長に提出いたしました。 これらは北区民にとって、最も切実な区政への願いの集大成であります。 この中から、新年度予算の中で第二特別養護老人ホームの建設及び関連要望、住み替え家賃補助、仮称若葉福祉園の建設、資源リサイクル事業、初の区立温水プール開設、赤羽駅付近立体交差化事業、平和祈念週間の設定等は評価できます。 しかしこれらの新しい事業も、それを担っていく北区政が本当に区民の福祉向上の立場に立ってこそ、初めて血の通った区民サービスとして生かされるものです。残念ながら北区の予算全体を見る限り、北区はこうした地方自治体としての基本姿勢に大きく欠けていると言わざるを得ません。 私は以下六点にわたり、予算案の問題点を指摘します。 問題の第一は、北区の基金、積立金や、国庫補助削減、超過負担、東京都の財政肩代わりなどに対する姿勢です。 平成二年度において、北区の財政積立金は合計三百二十八億円に上りました。「三百二十八億円ものためこみ」を区民に説明すると、一様に驚き、その理由を知って怒りの声を上げます。 この積み立ては、第一にニセ行政改革の下で、区民サービスを低下させ職員を減らし、福祉や教育を削って積み立てたものに他なりません。 第二には、度重なる公共料金の値上げ、とりわけ高い使用料の押しつけ、増税などを背景に積み立てられたものであります。 第三に、地価暴騰で都民の住いを奪ったのと引き換えにぼろもうけした企業の法人税が交付金で入ってきたものをそのままためこんだものです。 しかも、新たな区民要求には背を向けて、必要な諸施策は実行を遅らせるという姿勢を反映して積み立てられているのですから、区民にとってはとうてい納得のいくものではありません。 日本共産党議員団が指摘したように、ホームヘルパー・家事援助者が毎日通ってくれる体制や、家賃補助制度、栄養士全校配置、施設使用料の無料、もしくは低廉化、就学援助制度基準の復元等、私たちの試算によれば必要財源はすぐに実行しても五十六億円です。この積立金の活用と一般歳出の配分の工夫ですぐにでも実行できるものです。 こうした施策を後回しにして、積めるだけ積む、何が何でも積む、との姿勢は改めるべきであります。直ちに積立金を区民の立場で積極的に活用するよう求めます。 また、国の国庫負担金、補助金の削減や超過負担の押しつけ、東京都の国保会計赤字分の財調算入など、国・都の財政圧迫、財政権の侵害に対しては、積極的に意見を言い、また区民にこの問題を周知し、ともに運動を起こし解決に当たるという地方自治本来の姿勢に立ち切れていない点を指摘しておきます。 こうした積み立て至上主義とも言える財政運営の問題と合わせ、この間国政を二分する最大の問題となった消費税に対する区長の姿勢も重大であります。前回区長選挙での売上税反対の公約とは裏腹に、区長は消費税の実施に対しては事実上容認の態度をとっています。確かに一部を除いて区の使用料への転嫁は行われていませんが、これも国会の論議や他の自治体の動きをにらみながら、本来転嫁すべきものを保留しているだけという区長の考え方が、予算審議でも明らかになりました。私たちが求めているような、区民生活への影響に配慮するという視点が全くない点でも、区民不在の官僚主義的対応と言わざるを得ません。区長は一切の使用料への不転嫁と区民の側にたって廃止を求めるべきです。 第二に、高すぎる使用料の問題です。 区がしぶしぶ提出した、区民施設と学校施設の使用料の二十三区の比較資料では、北区の料金はいずれも各区の類似施設より高めに設定されており、北区民はこれまで何年間も他区より割高の料金を払わされ、自主的な活動や地域コミュニティに大きな制約を加えられてきたわけであります。現に北区の区民館利用率は二割台で、地域住民にとっては気軽に使えない場所になっていることは明確です。しかるに北区はこれまで区民や我が議員団の再三の値下げ要求には耳を貸さず、「北区は必ずしも高くない」と言い続けてきました。今回、選挙前になって見直しの方針を出したものの、当初予算の計上を見送り、九月補正まで是正を延ばした上、見直しが値下げになるかどうかもあいまいにしたままであり、区民から見て理解に苦しむ対応であります。 見直しは無料化も含む使用料の大幅引き下げを基本とすること、またその範囲は区の使用料全体を含め、特に北とぴあ、区民館、学校施設、有料自転車駐車場などについては重点的に見直すこと。見直しと合わせて減免制度の拡充を強く求めておきます。 第三の問題は、お年寄りをはじめとする福祉・医療問題での対策の遅れと、国や都にお任せの姿勢です。特に緊急かつ抜本的な拡充が求められている北区のホームヘルパー体制の充実、増員に極めて消極的なことです。 ホームヘルパーについては以前から指摘してきた通り、北区は家庭奉仕員に家事援助者を加えても百名弱で、二十三区の最低数ですが、二十三区のレベルそのものが極めて不十分で、東京都のホームヘルパー等訪問サービスのあり方についての中間報告でも、派遣の日数、時間、対象の拡大等で今後約三倍のヘルパーが必要と報告されています。さらに北区は若年人口流出、高齢者人口比率の増加スピードでトップクラスであることを考え合わすと、他の区より何倍もの努力が直ちに必要のはずですが、新年度増員目標はゼロであります。いくら都の方針や計画がこれからとは言っても、とても本気で取り組む姿勢とは思えません。経験を持った職員が不足しており、若い人も集まりにくい分野だけに、対策が遅れるほど人材確保は困難になります。こうした課題をできるだけ後回しにしようとする北区の姿勢を改めないと、後年さらに深刻な事態を招きかねないことを強く指摘しておきます。 この他、高齢者入院見舞い金制度や白内障眼内レンズへの独自助成への拒否、特養ホームや在宅サービスセンターの計画数の遅れ、生活保護費の大幅削減、国立王子病院問題での統廃合容認の姿勢、保健所栄養士の不足など、区民からの区政への要望が最も多い福祉・医療分野で、区民の願いに背を向けた北区の姿勢を根本的に改めるべきです。 第四の問題は、環境破壊への無関心と、住民無視のまちづくり政策であります。 昨年十二月、大気汚染測定運動東京連絡会が実施したNO2の全都いっせい測定で、北区は幹線道路沿いの平均が〇・一二八ppmと全都最悪を記録しました。東京都の調査でも、都が今年度末までに総体で達成するとした環境基準を達成できないことが明白になり、またも都民を欺いたと、厳しい批判の声が上がっています。 同時に環境基準達成を前提にした高速道路王子線計画のアセスメントは完全に破綻したことになります。北本区長は環境を守ることを前提に、高速道路計画を了承したことになっていますが、ここまできても都や道路公団に一言の意見も、言わないのでしょうか。 これでは区長がいくら年頭のあいさつで地球環境問題を取り上げても説得力に欠けると言わざるを得ません。今環境を守る運動の国際的な合言葉となった「地球規模で考え、足元から行動しよう」というスローガンから言えば、区長は先ず全都最悪の北区の大気汚染の解決と公害指定地域復活と全公害患者の救済、そしてこれ以上の汚染進行を食い止めるため、ディーゼル車の総量規制、高速道路王子線の工事中止とアセスのやり直しを求めるなど、足元の、北区の最大の環境間廻の解決に真剣に取り組むべきです。 まちづくりでも、現に行われている赤羽北再開発事業地域からは、区長が事業の進展や地元住民の運動に無関心で全く顔も出さないことへの不満が上がっています。最近の各種の「まちづくり調査」も、区域があまりに広く、住民との対話よりアンケートで意向調査を済ませ、これまでとあまり変わらないパターンで行われつつありますが、既に破綻した民活型の開発の後追いではなく、真の住民参加と合意を貫くものにすべきです。そして北区のまちづくりに必要な公有地確保の最大の課題は、自衛隊駐屯地の全面解放であります。区長の自衛隊基地の恒久化容認、長年の全面解放の区民合意の引き下げを直ちに撤回し、全面解放に向けた取り組みを急ぐよう求めます。 第五の住宅対策の遅れです。 地価暴騰の波が押し寄せ、区民の住宅難が深刻な状態に陥ってからも、北区は都や公団の住宅が多いのを理由に「独自の住宅対策は今後の検討課題」といわれていました。これが「緊急・重要課題」になるまでに六年もかかりました。その間に他の区ではつぎつぎに施策が実行に移されていきました。若年層の多くが結婚までに区外に去り、人口流出がひどくなるまで、北区の定住対策は、言葉すら出てきませんでした。区は、この見通しの悪さを厳しく反省し、「住生活実態調査」の結果を待たなくてもできる住宅施策を直ちにすべて着手すべきです。 第六は、教育分野での全都最低の就学援助基準の続行、新学習指導要領の先取りによる日の丸・君が代の押しつけ、管理主義教育による不登校児童・生徒の急増、栄養士全校配置への消極性などの問題です。 とりわけ就学援助制度は、基準改悪が行われてから受給者が三分の一に激減すると同時に、生活保護世帯以外でこの制度の適用を受けられる子どもの数がどんどん減っており、結局教育制度としての独自性を失って、事実上生活保護制度の付属物になりつつあります。これがさらに子どもたちの中に差別・非差別観を強め、受けられるのに受けられない傾向も強まり、こうした制度の不備が、教育基本法第三条でわざわざ戒めている「経済的地位による教育上の差別」を広げ、固定化することにもつながりかねません。直ちに基準の復元をすべきです。 以上、北区のワーストファイブとも言うべき福祉・教育の遅れや改悪は、その根源にはやはり昭和五十九年以来のニセ行革路線があり、この間つぎつぎと行われた公共料金値上げや基準引き下げ、制度の改悪、遅れの放置等によって、結果を見れば全都的に最もひどい区民サービス切り下げが行われた区の一つになっています。時代に逆行した中曽根版の行革や民活に最も忠実に従ってきた北区政が、同時に住宅問題や高齢化社会への福祉・医療対策など、時代の求める課題で最も遅れをきたしていることを厳しく反省し、ニセ行革路線と、これを引き継ぐ財政ためこみ路線を撤回することが、区民に応える自治体本来の道への第一歩であります。 私は以上の問題点を指摘し、平成三年度一般会計予算に反対するものであります。 また、国保会計については、高い国保料や、国保会計の赤字分への繰出しが財調財源の一割にもおよび、財調を目減りさせているのは問題です。これに対して区側が八分の六もの負担を全く無批判に受けいれている姿勢は認められず、国保会計には反対いたします。他の四議案については賛成であることを付け加えて、私の討論を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(苣木智治君) 以上をもって討論を終結いたします。 これより採決に入ります。 まず第十六号議案及び第十七号議案について、起立により採決いたします。 本案に関する予算特別委員会審査報告は、いずれも原案可決であります。予算特別委員会審査報告どおり決定することに賛成の方は御起立願います。 (賛成者起立) ○議長(苣木智治君) 起立多数であります。よって、第十六号議案及び第十七号議案については、いずれも予算特別委員会審査報告どおり決定いたしました。 次に、第十八号議案、第十九号議案、第二十号議案及び第二十一号議案について、一括して採決いたします。 本案に関する予算特別委員会審査報告は原案可決であります。 お諮りいたします。 本案はいずれも予算特別委員会審査報告どおり決定することに御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苣木智治君) 御異議ないと認めます。よって、第十八号議案、第十九号議案、第二十号議案及び第二十一号議案については、いずれも予算特別委員会審査報告どおり決定いたしました。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 日程第十九及び日程第二十を一括して議題に供します。 (書記朗読) △日程第十九 議員提出議案第一号 私立学校への経費助成等に関する意見書 △日程第二十 議員提出議案第二号 住宅・都市整備公団家賃値上げ等に関する意見書 (議案は会議録末尾に掲載)�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 本案はいずれも議員全員の提案であります。直ちに原案どおり決定いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苣木智治君) 御異議ないと認め、本案はいずれも原案どおり決定いたしました。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 日程第二十一を議題に供します。 (書記朗読) △日程第二十一 議員提出議案第三号 老人保健法の一部「改正」案の撤回を求める意見書 (議案は会議録末尾に掲載)�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 本案に関し提案理由の説明を求めます。 (一番 福島宏紀君登壇) ◆一番(福島宏紀君) 私はただいま上程になりました議員提出議案第三号、老人保健法の一部改正案の撤回を求める意見書について、公明党議員団、日本社会党議員団、日本共産党議員団を代表して提案理由の説明を行います。 政府は今通常国会において「医療を受ける者と受けない者とのバランス、若年層と老人層との間の負担の公平」などを理由に、老人医療費の患者負担の割合を現在の三・二%から五%に引き上げることを柱とする老人保健法の改正案を提出いたしました。 この改正案の主な理由は、第一に、本人負担を外来一・二五倍、入院二倍に値上げすること。すなわち老人医療費の患者負担を外来月額八百円を千円に、入院一日四百円を八百円に引き上げることにしております。この一部負担引き上げによって、患者負担は一千二百億円増え、自治体負担も百三十億円増えるのに、国の負担は逆に四十億円も削減されるのであります。 第二は、医療費等の上昇に応じて定期的に自己負担額を引き上げるスライド制の導入であります。すなわち年度ごとの「一件当たり外来医療費及び一月当たり入院医療費の変動率」をもとに患者負担を引き上げることができるスライド制の導入で、毎年患者負担を値上げしていくというものであります。 第三に、老人保健施設の療養費や、老人病院入院管理料などの公費負担現行三割を五割への引き上げや、老人訪問看護制度の導入など、一定の給付内容の改善をはかるとするものの、これも患者の負担増に比べるならば極めて不十分なものであります。 こうした政府の考え方が示されて以来、国民、とりわけ高齢者の中に大きな不安と怒りが広がっているのであります。また一般新聞の報道においても、「これから先、どこまで、老人は邪魔者扱いされるのでしょうか。これが金満と言われる日本の悲しい実情でしょうか」とか、「『高齢化社会における財源確保』のうたい文句で強行採決した消費税の趣旨から考えるなら、本来無料に戻すべきで、今回の改正はお年寄りいじめに追いうちをかけるもの」という論調、あるいは「老人負担増が万が一にも採決されるようなことにでもなれば、老人パワーが爆発し、目にもの見せるに違いない」などと、今回の法改正の問題点を指摘しているのであります。 申すまでもなく、今日の高齢者の方々は、戦中戦後を通じて幾多の苦難を乗り超えて今日の社会を築いてきた方たちであり、その健康と長寿を多くの国民が願っているのであります。 今回の老人保健法の一部「改正」案は、明らかにこの国民の願いに反するものであり、到底認められないものであります。 以下案文を読み上げて提案に代えます。   老人保健法の一部「改正」案の撤回を求める意見書 政府が今国会に提案し七月から実施しようとしている老人保健法の一部「改正」案は、老人医療費の自己負担額について、現行の通院一箇月八百円を千円に、入院一日四百円を八百円にそれぞれ大幅に引き上げると共に、医療費等の上昇に応じ定期的に自己負担額を引き上げるスライド制の導入などを柱とするものとなっている。 今日高齢期をむかえている多くの人びとは、戦中、戦後を通じ、幾多の苦難をきりひらいて今日の社会を築いてきた人たちであり、その健康と長寿を多くの国民は切実に願っている。 今回の老人保健法の一部「改正」案はあきらかにこの国民の願いに反するものであり到底容認できるものではない。 よって、本区議会は政府に対し、同法の一部「改正」案の速やかな撤回を求めるものである。 右、地方自治法第九十九条第二項の規定に基づき意見書を提出する。 平成三年三月 日 東京都北区議会議長 苣木智治内閣総理大臣 海部俊樹殿厚生大臣 下条進一郎殿 以上、議場の皆さんの御賛同を心から願い、提案理由の説明を終わります。 御清聴ありがとうございました。(拍手) ○議長(苣木智治君) これより議員提出議案第三号について、起立により採決いたします。 賛成の方は御起立を願います。 (賛成者起立) ○議長(苣木智治君) 起立多数であります。よって、本案は原案どおり可決することに決定いたしました。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 日程第二十二及び日程第二十三を一括して議題に供します。 (書記朗読) △日程第二十二 一第九号  白内障人工水晶体眼内レンズ)に関する請願 △三第一号  (仮称)滝野川マンション建設に関する請願 △三第二号  障害者の健康を守る請願 △三第三号  すべての区立小中学校に栄養士を配置することを求める請願 △三第五号  白内障人工水晶体眼内レンズ)に関する審議促進を求める請願 △日程第二十三 一第七五号 旧地蔵坂の正しい歴史保存に関する陳情 △二第二三号 私立学校助成等に関する陳情 △三第一号  東京都下水道局王子第二ポンプ場に関する陳情 △三第三号  北区田端二丁目に計画されているビルコン株式会社本社ビル建設工事計画に関する陳情 △三第四号  公団住宅家賃の大幅いっせい値上げに反対する陳情 △三第五号  区内小中学校の給食に「無農薬、無化学肥料、無添加加工食品の採用」を早期に実現するよう求める陳情                              (委員会審査報告)�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 本件に関する委員会審査報告書はお手元に配付してありますので、朗読は省略いたします。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 企画総務委員会請願・陳情審査報告書本委員会における請願・陳情審査の結果について、別紙のとおり報告する。 平成三年三月八日 東京都北区議会企画総務委員会 委員長 富岡博文 東京都北区議会議長 苣木智治殿一、件名  二第二三号 私立学校助成等に関する陳情二、提出者 代表 滝野川女子学園教職員組合 代表 庄司陞三、付託された事項 第一項 左記のことを実現するよう、東京都に対し意見書を提出して下さい。 (一) 私立高校特別奨学金の拡充をはかり、さらに、私立学校の授業料助成を早期に実現すること。 (二) 私立学校の四十人学級実現など、教育条件改善のための「生徒急減特別助成」を実現すること。 (三) 私立幼稚園経常費助成の「経常経費の二分の一補助」を早期に実現すること。四、審査結果 採択すべきものと決定。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「一、件名  三第 四号 公団住宅家賃の大幅いっせい値上げに反対する陳情二、提出者 代表 豊島五丁目団地自治会 会長 小関和幸 他九九人三、審査結果 採択すべきものと決定。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 厚生委員会請願・陳情審査報告書 本委員会における請願・陳情審査の結果について、別紙のとおり報告する。 平成三年三月六日 東京都北区議会厚生委員会 委員長 金子章東京都北区議会議長 苣木智治殿一、件名  一第九号 白内障人工水晶体眼内レンズ)に関する請願二、提出者  北区生活と健康を守る会 会長 広田善一郎三、審査結果 一部について採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。 採択の上、執行機関に送付すべき事項 第一項 白内障人工水晶体眼内レンズ)に保険適用を認めるよう厚生省に要請してください。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「一、件名   三第二号障害者の健康を守る請願二、提出者  北区肢体障害者協会 会長 本田悦子三、審査結果 一部について意見を伏して、採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。 意見を付して採択の上、執行機関に送付すべき事項 第一項 肢体障害者にハリ・マッサージ券を支給してください。 意見 趣旨に沿うよう努力すること。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「一、件名  三第五号 白内障人工水晶体眼内レンズ)に関する審議促進を求める請願二、提出者  北区生活と健康を守る会 会長 広田善一郎三、審査結果 一部について採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。 採択の上、執行機関に送付すべき事項 第一項 白内障人工水晶体眼内レンズ)に保険適用を認めるよう厚生省に要請してください。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「文教委員会請願・陳情審査報告書 本委員会における請願・陳情審査の結果について、別紙のとおり報告する。 平成三年三月五日 東京都北区議会文教委員会 委員長 村山公佑 東京都北区議会議長 苣木智治殿一、件名   三第 号 すべての区立小中学校に栄養士を配置することを求める請願二、提出者  代表 西ケ原二�「二四�「八�「二〇一 庄司昌郎 外一人三、審査結果 一部について採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。 採択の上、執行機関に送付すべき事項 第一項 栄養士の全校配置を一日も早く実現するよう都及び都教育委員会に強く要求してください。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「一、件名   一第七五号 旧地蔵坂の正しい歴史保存に関する陳情二、提出者  中十条二�「八�「三 田中伍郎三、審査結果 一部について採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。 採択の上、執行機関に送付すべき事項 第二項 中十条二�「九番地先、新地蔵坂に設立された標柱説明文の誤記を早急に訂正する。 第三項 北区ニュース平成元年七月一日号掲載の「北区の坂道�「(7)地蔵坂」の写真・本文を全面的に訂正の上、再度北区ニュースに掲載する。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「一、件名   二第二三号 私立学校助成等に関する陳情二、提出者  代表 滝野川女子学園教職員組合 代表 庄司陞 外九人三、付託された事項 第二項 貴自治体の奨学金制度の拡充をはかってください。四、審査結果 意見を付して採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。 意見 趣旨に沿うよう努力すること。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「一、件名   三第五号 区内小中学校の給食に「無農薬、無化学肥料、無添加加工食品の採用」を早期に実現するよう求める陳情二、提出者  二十一世紀の食を考える会 代表 中島悦子三、審査結果 意見を付して採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。 意見 可能な限り努力すること。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 建設委員会請願・陳情審査報告書 本委員会における請願・陳情審査の結果について、別紙のとおり報告する。 平成三年三月七日 東京都北区議会建設委員会 委員長 遠藤幸佑 東京都北区議会議長 苣木智治殿一、件名   三第 一号 (仮称)滝野川マンション建設に関する請願二、提出者  代表 滝野川五�「一〇�「六 石井彰 他 二四人三、審査結果 採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「一、件名   三第一号 東京都下水道局王子第二ポンプ場に関する陳情二、提出者 代表・堀船二�「三�「七 関口亀雄 外一八人三、審査結果 意見を付して採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。 意見 趣旨に沿うよう努力すること。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「一、件名   三第 三号 北区田端二丁目に計画されているビルコン株式会社本社ビル建設工事計画に関する陳情二、提出者  代表 田端二�「三�「二一 本間重雄 外六人三、審査結果 意見を付して採択の上、執行機関に送付すべきものと決定。 意見 趣旨に沿うよう努力すること。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) お諮りいたします。 本件はいずれも委員会審査報告どおり決定いたしたいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苣木智治君) 御異議ないと認め、本件はいずれも委員会審査報告どおり決定いたしました。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 請願・陳情について申し上げます。 各委員会より申し出の請願・陳情については、お手元に配付の継続審査件名表のとおり、閉会中の継続審査に付したいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苣木智治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「請願・陳情継続審査件名表(平成三年三月二十六日第一回定例会) 企画総務委員会 (昭和六十二年)一、六二第六号  大型間接税導入反対及び大幅減税に関する請願一、六二第二九号 米の市場開放反対、農畜産物の輸入自由化阻止に関する請願 (昭和六十三年)一、六三第一号  国立王子病院所有地の公園化促進とコンクリートベいの生垣への改修を求める請願一、六三第四号  集団住宅指導要綱の改善を求める陳情 (平成元年)一、一第二号 及び 駐車場対策の充実を求める請願(第三項)一、一第三号一、一第八号  肢体障害者が安心して生活できる住宅の保障を求める請願(第一項)一、一第四号  消費税廃止を国に求める陳情一、一第五号から        消費税廃止を国に求める陳情(計五十三件)一、一第五七号まで一、一第五九号 消費税を公共料金に転嫁せず、及び消費税の廃止を政府にはたらきかけることを求める陳情一、一第六五号 桐ケ丘団地再生計画(案)に関する陳情一、一第七六号 国立王子病院を存続し、高度総合病院として整備拡充を求める陳情一、一第七七号 「在日韓国人の法的地位協定」再協議に関する陳情一、一第七九号 「在日韓国人の法的地位協定」再協議に関する陳情 (平成三年)一、三第二号  中東湾岸戦争の即時停戦と平和を求める陳情 区民衛生委員会 (昭和六十二年)一、六二第一一号 区民のくらしを守る請願(第十三項)一、六二第三一号 食品安全条例(仮称)の制定を求める陳情一、六二第三三号 北区民の健診の充実を求める陳情 (昭和六十三年)一、六三第三号  外国人登録法の抜本的改正に関する請願一、六三第二号  保健、医療、福祉の拡充に関する陳情(第一~三項)一、六三第六号  (仮称)北区産業文化会館に関する陳情(第五項)一、六三第七号  入院ベッドの確保と保健・医療・福祉の総合的な保健医療計画策定に関する陳情一、六三第一三号 「北トピア」施設使用・運営に関する陳情(第二項) 厚生委員会 (昭和六十二年)一、六二第四号  養護学校卒後対策の充実と障害者センターの運営に関する請願(第一�「(二)・二�「(五)項)一、六二第一一号 区民のくらしを守る請願(第九項及び十二項後段〔老人入院見舞金制度を実施してください。〕)一、六二第一九号 保育所入所措置条例に関する陳情一、六二第三五号 乳幼児の保健事業の充実を求める陳情(第一項) (昭和六十三年)一、六三第五号  保育制度及び国庫負担の充実を国に要請することを求める請願一、六三第八号  保育料値上げに反対する請願一、六三第一号  区民施設等を利用した「老人給食サービス事業」の実施を求める陳情(第一項)一、六三第八号  国庫負担をへらし自治体と被保険者負担増をもたらす国民健康保険法の改悪に反対する陳情一、六三第九号  国庫負担金制度の撤回を求める陳情 (平成元年)一、一第四号  なずな共同保育所への助成に関する請願一、一第五号  国民医療改善に関する請願(第一・二・三�「(四)・四�「(二)項)一、一第六号  年金制度の改悪をやめ、改善を求める請願一、一第八号  肢体障害者が安心して生活できる住宅の保障を求める請願(第三項)一、一第九号  白内障人工水晶体眼内レンズ)に関する請願(第二項)一、一第三号  保育行政の充実を求める陳情一、一第五八号 国民健康保険に関する陳情一、一第六一号 保育事業に関する陳情一、一第六四号 私立、無認可保育所(保育室)の労働時間短縮、四週六休実現に関する陳情 (平成二年)一、二第五号  豊川保育園の改築に関する陳情一、二第六号  都外園児の北区内保育園への保育委託に関する陳情一、二第一〇号 保育事業充実に関する陳情(第二項) (平成三年)一、三第二号  障害者の健康を守る請願(第二項)一、三第四号  北区公立保育園の充実を求める請願一、三第五号  白内障人工水晶体眼内レンズ)に関する審議促進を求める請願(第二項) 文教委員会 (昭和六十三年)一、六三第一号  区民施設等を利用した「老人給食サービス事業」の実施を求める陳情(第二項) (平成元年)一、一第七五号 旧地蔵坂の正しい歴史保存に関する陳情(第一項) (平成三年)一、三第三号  すべての区立小中学校に栄養士を配置することを求める請願(第二項) 建設委員会 (昭和六十二年)一、六二第三号  赤羽西二丁目(通称中坂)の崖地対策に関する請願一、六二第一六号 都市計画道路(素案)補助八十八号線の拡幅計画反対に関する陳情 (昭和六十三年)一、六三第一一号 道路新設に関する陳情 (平成元年)一、一第二号 及び 駐車場対策の充実を求める請願(第一・二項)一、一第三号一、一第二号  赤羽台三丁目緑道公園新設工事に伴う駐車場に関する陳情(第一項)一、一第六二号 赤羽台三丁目地区緑道公園内の一部に緊急道路並びに貯水槽建設に関する陳情(第一項) (平成二年)一、二第三号  ワールド証券(株)西が丘独身寮建設工事計画に関する陳情一、二第九号  北区十条仲原三丁目四�「五番地の区の無償借用地域の買上げに関する陳情一、二第一四号 (仮称)スズケン王子ビル新築工事反対に関する陳情 (平成三年)一、三第六号  イトマンによるワンルームマンションの建設に反対する陳情 振興開発特別委員会 (昭和六十三年)一、六三第七号  中十条四丁目旧国鉄用地取得に関する請願�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 次に、各委員会において調査中の特定事件につきましては、それぞれ委員会からお手元に配付の事項表のとおり継続調査の申し出がありますので、閉会中の継続調査に付したいと思います。御異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(苣木智治君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 常任委員会の特定事件継続調査事項表企画総務委員会一、区の総合的企画及び調整について二、区の財政状況について三、広報及び広聴について四、電子計算組織について五、条例、和解等について六、財産の取得、管理及び処分について七、区税について八、特別区制度の改革について 区民衛生委員会一、地域振興について二、戸籍及び住民基本台帳について三、統計について四、区民施設の管理について五、青少年対策について六、産業経済について七、文化について八、国際化について九、産業文化施設の管理について十、保健衛生について十一、保健所行政について 厚生委員会一、社会福祉について二、厚生福祉施設の管理について三、児童福祉について四、児童福祉施設の管理について五、国民健康保険について六、国民年金について 文教委員会一、校舎建設及び学校用地について二、学校環境整備について三、校外施設について四、社会教育事業の運営及び施設の整備について五、義務教育について六、幼児教育について 建設委員会一、都市整備について二、道路、河川、公園その他土木について三、交通安全対策について四、建築行政について五、営繕について六、環境保全について�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 特別委員会の特定事件継続調査事項表 振興開発特別委員会一、国有地等の解放とその活用について (一) 陸上自衛隊駐屯地の解放について (二) 旧国鉄用地の活用について二、地域開発について (一) 赤羽西口再開発について (二) 赤羽北地区再開発について (三) 王子駅前周辺の整備計画について (四) 赤羽駅東口ブロック構想の策定及び計画について三、北清掃工場建て替え計画に関する諸問題について交通・環境対策特別委員会一、地下鉄七号線に関する諸問題について二、赤羽駅付近連続立体交差化に伴う諸問題について三、十条駅付近地下化に伴う諸問題について四、交通機関対策について五、交通公害について 防災対策特別委員会一、地域の防災計画について二、防災意識の啓発及び普及について三、区民の防災組織について四、防災訓練について五、防災施設等の設置並びに維持管理について 滝野川会館建設特別委員会一、滝野川会館の改築に伴う諸問題について�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 以上をもって本日の日程全部を終了いたしました。 会議を閉じます。 これをもって平成三年第一回東京都北区議会定例会を閉会いたします。�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「�「 ○議長(苣木智治君) 区長よりあいさつがあります。 (区長 北本正雄君登壇) ◎区長(北本正雄君)  閉会に当たりまして、一言お礼を申し上げたいと思います。 御提案を申し上げました平成三年度の各会計予算を初め、条例、契約などの各案件をそれぞれ議決いただきまして、まことにありがとうございました。 今会期の審議を通じまして、議員の皆様からいただきました数多くの御意見、御要望につきましては、十分その意のあるところを全職員が体しまして、万全の事務事業の執行を期してまいりたいと存じます。 心から御礼申し上げまして、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手) 午前十一時三十六分閉会...