勝浦市議会 2010-09-01
平成22年 9月定例会
平成22年9月
勝浦市議会定例会会議録(第4号)
平成22年9月16日
○
出席議員 18人
1番 岩 瀬 洋 男 君 2番 中 村 一 夫 君 3番 刈 込 欣 一 君
4番 土 屋 元 君 5番 忍 足 邦 昭 君 6番 根 本 譲 君
7番 高 橋 秀 男 君 8番 板 橋 甫 君 9番 丸 昭 君
10番 八 代 一 雄 君 11番 岩 瀬 義 信 君 12番 寺 尾 重 雄 君
13番 渡 辺 玄 正 君 14番 児 安 利 之 君 15番 水 野 正 美 君
16番 伊 丹 冨 夫 君 17番 黒 川 民 雄 君 18番 末 吉 定 夫 君
第4、
保育所、幼稚園、学童
保育、子育て支援施設関連
予算を大幅に増額すること。
第5、子育てに関する保護者負担を軽減し、雇用の安定や労働時間の短縮など、仕事と子育
ての両立のための環境整備を進めること。
応益負担方式の導入を取りやめること。
第6、国と自治体の責任を縮小・後退させる
保育所への直接契約、直接補助方式、
保育料の
次に、
発議案第7号
安心の
高齢者医療制度確立を求める
意見書について申し上げます。
厚生労働省は、
高齢者医療制度改革
会議に2013年4月から実施を予定している高齢者のため
の新たな医療制度等についての中間取りまとめ案を7月に示
しました。これによれば、75歳以
上の高齢者1,400万人のうちサラリーマンやその扶養家族の約200万人は企業の健康保健組合な
ど、被用者保険に入ります。それ以外の自営業者や無職者ら約1,200万人は
市町村国保に加入す
ることになり、国保では現役世代と高齢者の財政運営を別会計にして、都道府県単位とすると
しています。
別会計の年齢を65歳以上とするか、75歳以上とするかは引き続き検討するとし、その上で高
齢者の医療給付費の1割を高齢者自身の保険料で賄う方針で
あります。
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厚生労働省は、高齢者の医療費に関する負担の明確化が図られたことを現行の後期高齢者医
療制度の利点として評価し、別会計の仕組みを温存しようとしています。
高齢者医療制度改革
会議委員の中からも、今の制度の年齢区分と変わらないではないかとの批判も出されておりま
同
会議として、年末までに最終
報告を出し、来春の通常国会へ関連法案が
提出される予定で
すが、拙速な見直しは混乱を招くだけです。
中間案の最大の問題は、高齢者の医療費の抑制を法律の目的に掲げた高齢者の医療の確保に
関する法律の改廃には触れず、現行制度の根本問題を温存することで
あります。
また、中間案では、都道府県が策定する広域化等支援方針に基づいて、高齢者のみならず全
年齢を対象に国保の広域化を図るとしております。
国保は、失業や廃業、不安定雇用者の増加で財政の悪化が深刻になっています。国庫負担を
抜本的に増やさないまま都道府県単位で運営しても、財政状況が
改善されるわけでは
ありませ
菅首相は、十分議論をして成案を得てほしいと指示したと報道されていますが、
高齢者医療
を含む医療制度のあり方について受療権を保障する立場から、
国民的な議論を尽くすべきであ
す。
ん。
ります。
かつて、高齢者と健康保険本人の医療費の窓口負担は無料でした。現在では無料や低額が世
界の主流となっています。保険料を払って保険証があっても、お金がないと病院にかかれない
日本の医療制度は異常としか言いようが
ありません。
医療給付費抑制の路線を撤回し、後期
高齢者医療制度を
廃止し、憲法第25条の健康で文化的
な最低限度の生活を営む権利を保障し、老人福祉法の敬老の基本的理念に則った
安心の高齢者
医療制度の
確立を求めるもので
あります。
よって、国においては下記事項について早急に対処されるよう強く要望
します。
第1、
国民健康保険への国庫負担を増額すること。
第2、高齢者の医療費窓口負担を無料とすること。
次に、
発議案第8号
生活保護の
老齢加算の
復活を求める
意見書について申し上げます。
生活保護を受けている70歳以上の高齢者などに支給されていた
老齢加算が2006年に
廃止され
ました。その結果、月々の保護費は20%前後減りました。知り合いの葬式に香典を持っていけ
ないとか、一日3回の食事を2回に減らしたとか、新聞の講読をやめたなど、保護費を減らさ
れた人たちに深刻な影響が出ています。
高齢になれば良質で消化のよい食事が必要となります。また、暑さ寒さも抵抗力がなくなり
ます。こうした特別な需要にこたえて支給されていたのが
老齢加算です。
憲法第25条では、すべての人々に健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を保障していま
す。加算の
廃止による
生活保護基準の切り下げは最低賃金や年金、住民税の課税基準、就学援
○
議長(
板橋 甫君) これをもって
報告を終わります。
────────────────────────
閉 会
議長(
板橋 甫君) 以上をもちまして、
今期定例会に付議されました
事件はすべて議了いた
しま
した。
これをもって
平成22年9月
勝浦市議会定例会を閉会いた
します。
○
────────────────────────
午前10時42分 閉会
本 日 の 会 議 に 付 し た 事 件
1.
議案第37号~
議案第45号の総括審議
1.
陳情第9号~
陳情第11号の総括審議
1.
議案第58号の総括審議
1.
発議案第6号~
発議案第8号の総括審議
1.
議員の派遣について
1.各
常任委員会の
所管事務調査について
1.
報告第4号~
報告第5号の
報告
125
上記
会議の顚末を記載しその相違ないことを証し署名する。
平成 年 月 日
勝 浦 市 議 会 議 長
署
署
名
名
議
議
員
員
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