なお、議案第71号ないし議案第73号につきましては、人事案件でありますので、各
委員会付託を省略することに決定をいたしました。
最終日、9月28日は、
関係委員長より
付託議案等の審査結果についてそれぞれご報告願い、審議を行います。また、
委員会付託を省略した議案第71号ないし議案第73号については、全体会議をもってご審議願うことと決定をいたしました。
なお、議案調査及び
委員会審査並びに総合調整のため、8月31日から9月3日、9月8日から27日までの24日間は休会とすることに決定をいたしました。
以上をもちまして、
議会運営委員会の報告を終わります。
6 ◯議長(
岡田壽彦君) 以上で
委員長報告は終わりました。
───────────────────────────────────────
7 ◎議事日程の報告
◯議長(
岡田壽彦君) 本日の議事日程は、お手元にお配りしたとおりです。
───────────────────────────────────────
8 ◎会期の決定
◯議長(
岡田壽彦君) これより日程に入ります。
日程第1、会期の決定の件を議題に供します。
お諮りいたします。
今期定例会の会期は、
議会運営委員会委員長報告どおり、本日から9月28日までの30日間とすることにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
9 ◯議長(
岡田壽彦君) ご異議なしと認めます。よって、会期は本日から9月28日までの30日間と決定いたしました。
───────────────────────────────────────
10 ◎
会議録署名議員の指名
◯議長(
岡田壽彦君) 次は、日程第2、
会議録署名議員の指名を行います。
会議規則第80条の規定により、後藤 秀議員と
永原利浩議員を指名いたします。
───────────────────────────────────────
11 ◎
市長あいさつ
◯議長(
岡田壽彦君) 次に、水越市長から招集のあいさつがあります。水越市長。
〔市長 水越勇雄君登壇〕
12 ◯市長(水越勇雄君) 議場の皆様、おはようございます。本日、ここに9月
市議会定例会を招集しましたところ、議員の皆様方におかれましては、何かとご多忙中にもかかわらずご出席を賜りまして、まことにありがとうございます。
今次9月定例会に提案いたしました案件は、補正予算が5件、人事関係が3件、条例の制定が1件、条例の一部改正が3件、千葉県
後期高齢者医療広域連合規約の改正協議が1件、剰余金の処分が1件、決算の認定が2件の、合わせて16件のご審議をお願い申し上げるものでございます。
詳細につきましては、後ほど提案理由の説明の際に申し上げることといたしますが、何とぞよろしくご審議くださいまして、全議案とも原案どおり可決賜りますようお願い申し上げ、招集のごあいさつといたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
───────────────────────────────────────
13 ◎諸報告
◯議長(
岡田壽彦君) 次は、日程第3、諸報告を行います。
まず、監査委員から、8月1日付け及び8月29日付けをもって、
例月出納検査の結果について2件の送付がありました。
次に、市長から、平成24年8月30日付けをもって、専決処分の報告について6件及び平成23年度決算に基づく木更津市
健全化判断比率及び木更津市公営企業の
資金不足比率について、それぞれ送付がありました。お手元に配布いたしました印刷物によりご了承願います。
次に、本日、市長から議案の送付があり、これを受理いたしましたので、報告いたします。議案はお手元に配布のとおりであります。
───────────────────────────────────────
14 ◎
議会運営委員会委員の辞任
◯議長(
岡田壽彦君) 次は、日程第4、
議会運営委員会委員の辞任の件を議題に供します。
本日付けで、近藤 忍議員から、
議会運営委員会の委員の辞任届が提出されました。
地方自治法第117条の規定により、近藤 忍議員の退席を求めます。
〔9番 近藤 忍君退席〕
15 ◯議長(
岡田壽彦君) お諮りいたします。近藤 忍議員の
議会運営委員会委員の辞任を許可することにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
16 ◯議長(
岡田壽彦君) ご異議なしと認め、近藤 忍議員の
議会運営委員会委員の辞任を許可することに決定いたしました。
近藤 忍議員、入場願います。
〔9番 近藤 忍君入場〕
───────────────────────────────────────
17 ◎
議会運営委員会委員の選任
◯議長(
岡田壽彦君) 次は、日程第5、
議会運営委員会委員の選任の件を議題に供します。
お諮りいたします。
委員会条例第6条の規定により、
議会運営委員会委員に、羅針盤から
斉藤高根議員を指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
18 ◯議長(
岡田壽彦君) ご異議なしと認め、羅針盤から
斉藤高根議員を
議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。
───────────────────────────────────────
19 ◎議案第65号~議案第80号・陳情第7号の上程
◯議長(
岡田壽彦君) 次は、日程第6、議案等の上程を行います。
本日送付されました議案第65号ないし議案第80号及び陳情第7号を一括して上程いたします。議案等の朗読につきましては、省略いたします。
───────────────────────────────────────
20 ◎議案第65号~議案第80号の説明
◯議長(
岡田壽彦君) まず、市長から提案理由の説明を求めます。水越市長。
〔市長 水越勇雄君登壇〕
21 ◯市長(水越勇雄君) それでは、9月
市議会定例会に提案いたしました16議案につきまして、その提案理由をご説明申し上げます。
まず、議案第65号でございます。平成24年度木更津市
一般会計補正予算(第2号)でございますが、
歳入歳出予算の総額から4,955万8,000円を減額し、補正後の予算総額を384億4,018万1,000円にしようとするものでございます。
歳出の主な減額理由といたしましては、(仮称)
真舟小学校建設事業費4億5,808万2,000円の減額でございます。この事業は、今年度から2ヶ年の継続事業として実施しておりますが、当初から見込んでいなかったプール工事の事業費を計上するとともに、事業の進捗状況に伴い、継続費の年割額を今年度と翌年度、それぞれ約5割ずつとしていたものを、設計が12月に上がることから、今年度約3割、翌年度約7割に変更することにより、今年度の事業費を減額しようとするものであります。
また、歳出のうちで増額となる主なものを申し上げますと、
国民健康保険特別会計繰出金5,000万1,000円、
障害者自立支援給付事業費9,947万円、焼却灰の
最終処分関係費5,660万円、
道路補修事業費4,000万円、
波岡出張所救急自動車購入費3,430万円、同じく
波岡出張所改修事業費1,100万円などを計上しております。
また、これらに伴い、歳入のうち減額となる主なものといたしましては、
学校施設環境改善交付金等の
国庫支出金8,859万9,000円、
財政調整基金繰入金5億1,911万7,000円、
学校施設整備事業債2億2,550万円等を減額計上しております。
次に、歳入のうち増額となる主なものといたしましては、交付決定された普通交付税2億5,113万4,000円、
障害者自立支援給付費県負担金等の県支出金が6,672万5,000円、
臨時財政対策債4億740万円を計上しております。
次に、議案第66号 平成24年度木更津市
国民健康保険特別会計補正予算(第1号)でございますが、
歳入歳出予算の総額に6,562万5,000円を追加し、補正後の予算総額を147億2,752万5,000円にしようとするものでございます。歳出の主な内容といたしましては、平成23年度の
療養給付費交付金の精算に伴う返還金5,781万1,000円の増額等によるもので、この財源として、歳入に一般会計からの繰入金等を計上しております。
次に、議案第67号 平成24年度木更津市
後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)でございますが、
歳入歳出予算の総額から213万5,000円を減額し、補正後の予算総額を10億1,346万5,000円にしようとするものであります。歳出の内容には
一般職人件費の減額を計上しております。また、この財源として、歳入には、一般会計からの
事務費繰入金の減額を計上しております。
次に、議案第68号 平成24年度木更津市
介護保険特別会計補正予算(第1号)でございますが、
歳入歳出予算の総額に1,117万4,000円を追加し、補正後の予算総額を75億1,047万4,000円にしようとするものであります。歳出の内容といたしましては、
介護給付費準備基金積立金、
地域支援事業交付金、
支払基金交付金返還金の増額でございます。また、歳入は、前年度繰越金や前年度
国庫支出金等の諸収入の増額、また保険料の減額でございます。
次は、議案第69号 平成24年度木更津市
公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)でございますが、
歳入歳出予算の総額から945万2,000円を減額し、補正後の予算総額を41億9,084万8,000円にしようとするものでございます。歳出の内容といたしましては、
中継ポンプ場改修事業費、
下水処理場改修事業等の増額、
一般職人件費定期償還利子の減額でございます。また、歳入は、
一般会計繰入金の減額を計上しております。
次に、議案第70号 平成23年度木更津市
歳入歳出決算の認定についてでございますが、
地方自治法第233条第3項の規定により、監査委員の意見を付して、議会の認定を得ようとするものでございます。一般会計の決算では、歳入総額が386億2,364万8,000円、歳出総額が362億262万4,000円、
歳入歳出差し引き残額は24億2,102万4,000円となり、このうち
財政調整基金へ15億5,424万4,000円を積み立てたところでございます。
次に、議案第71号 木更津市
教育委員会委員の任命についてでございますが、木更津市
教育委員会委員、初谷幹夫氏の任期が平成24年9月30日に満了となることに伴い、同氏を再度任命しようとするものでございます。
次に、議案第72号、本議案も木更津市
教育委員会委員の任命についてでございますが、木更津市
教育委員会委員、石井英美氏の任期が平成24年9月30日に満了となることに伴い、同氏を再度任命しようとするものでございます。
次に、議案第73号 木更津市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてでございますが、木更津市
固定資産評価審査委員会委員、鈴木竹男氏の任期が平成24年9月30日に満了となることに伴い、後任者を選任しようとするものでございます。
次に、議案第74号 木更津市林道の管理に関する条例の制定についてでございますが、木更津市の林道に関し、適正な管理方法を定めることにより、林道の機能の保全、市民の利用の確保及び通行の安全を図るため、新たに条例を制定しようとするものであります。
議案第75号 木更津市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、職員の
年次有給休暇の日数の管理を、暦年管理から年度管理に変更するため、関係条文の整備をしようとするものでございます。
次に、議案第76号 木更津市
ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、
ひとり親家庭等医療費等の
助成対象者に、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律第10条第1項の保護命令が発せられた者の配偶者及びその児童等を加えるため、関係条文の整備をしようとするものでございます。
議案第77号 木更津市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、
対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに
対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部を改正する省令の施行に伴い、
急速充電設備に関する規定を追加するため、関係条文の整備をしようとするものでございます。
次に、議案第78号 千葉県
後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてでございますが、
住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行及び
外国人登録法の廃止に伴い、千葉県
後期高齢者医療広域連合規約の一部改正を行うことについて、
地方自治法第291条の3第3項の規定により、
関係地方公共団体と協議するに当たり、同法第291条の11の規定により、議会の議決を得ようとするものでございます。
次に、議案第79号 平成23年度木更津市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分についてでございますが、平成23年度木更津市
水道事業会計未
処分利益剰余金を、減債積立金として積み立てようとするものであります。
議案第80号 平成23年度木更津市
水道事業決算の認定についてでございますが、
地方公営企業法第30条第4項の規定により、監査委員の意見を付して、議会の認定を受けようとするものでございます。
以上が本定例会に提案いたしました16議案の概要でございます。各議案の細部につきましては、総務部長及び水道部長から補足説明いたしますので、何とぞよろしくご審議の上、原案どおり可決賜りますようお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
22 ◯議長(
岡田壽彦君) ただいま市長から提案理由の説明がありましたが、議案調査上、この際、関係部長の補足説明を求めます。
大野総務部長。
〔総務部長 大野修治君登壇〕
23
◯総務部長(大野修治君) それでは、私から、各議案につきまして補足説明を申し上げます。
議案第65号ないし議案第69号の
補正予算関連の内容は、ただいま市長がご説明申し上げたとおりでございますので、ご了承を賜りたいと存じます。
議案第70号 平成23年度木更津市
歳入歳出決算の認定についてからご説明申し上げます。
議案の1ページと決算書に基づきまして、ご説明をさせていただきます。
平成23年度の
一般会計決算額につきましては、歳入386億2,364万8,282円、歳出362億262万3,517円となっておりまして、前年度と比較いたしますと、歳入で9億9,312万4,018円、2.64%の増、歳出で1億5,527万2,816円、0.43%の増となっております。
歳入決算額から
歳出決算額を引いた形式収支額につきましては24億2,102万4,711円で、この額から翌年度へ繰り越した事業に必要な財源5億6,678万471円を控除した、実質収支額は18億5,424万4,240円となっております。このうち3億円は平成24年度当初予算において繰越金として
予算化済みでございます。残りの15億5,424万4,240円は、
地方自治法第233条の2の規定により、
財政調整基金へ積み立てております。予算現額に対する収入割合は97.5%、歳出の執行率は91.4%で、前年度決算と比較いたしますと、歳入では0.3%の減、歳出では2.3%の減となっております。
歳入の主な状況といたしましては、市税が173億7,223万3,358円で、前年度比3億9,414万3,326円、率で2.32%の増となっております。増加の要因といたしましては、法人市民税及び市たばこ税の増によるものでございます。地方交付税は36億5,986万7,000円で、前年度比1億8,550万3,000円、率で5.34%の増となっており、
国庫支出金は54億664万3,238円で、前年度比9億947万5,215円、14.40%の減となっております。県支出金は21億1,719万6,002円で、前年度比1億9,129万7,223円、率で9.93%の増でございます。繰入金は13億3,237万4,294円で、前年度比11億6,538万7,306円、
財政調整基金繰入金の増により、前年度決算額の約7倍の大幅な増加となっております。また、市債は31億400万円、前年度比2億510万円の減となっております。理由といたしましては、
臨時財政対策債の減によるものでございます。
続いて、歳出側、主な事業といたしましては、健康で安心できる生活づくりといたしまして、子ども医療費助成事業、子宮頸がん等ワクチン接種促進事業、市立請西保育園整備事業など、心豊かな人づくりといたしまして、南清小学校校舎増築事業、高柳・祇園小学校耐震補強及び校舎改修工事、富来田中学校耐震補強及び校舎改修工事など、快適で住みよい環境づくりといたしまして、中野畑沢線整備事業、市道101-2号線道路改良事業、市道127号線道路改良事業など、活力あふれる産業づくりといたしまして、産業振興基金の設置及び積み立て、農業振興総合計画策定事業、海ほたる観光案内事業など、交流・連携の拠点づくりといたしまして、道の駅等交流拠点整備基本構想策定事業、東京湾アクアラインを活用した地域づくり推進事業などを実施いたしました。
次に、歳出の性質別決算額について申し上げます。
なお、この性質別決算額につきましては、普通会計ベースでございます。
経常的経費315億7,610万円、構成比87.7%、投資的経費34億4,032万6,000円、構成比9.6%で、経常的経費の内訳といたしましては、人件費77億289万3,000円、構成比21.4%、扶助費88億2,154万1,000円、構成比24.5%、公債費31億7,097万1,000円、構成比8.8%、物件費60億6,201万3,000円、構成比16.8%、維持補修費4億7,661万5,000円、構成比1.3%、補助費等17億2,041万3,000円、構成比4.8%、経常的繰出金36億2,165万4,000円、構成比10.1%となっております。これらの結果、平成23年度における財政指標に係る数値を申し上げますと、財政力指数0.826、平成22年度が0.853でございます。経常収支比率88.6%、平成22年度が88.7%でございます。実質公債費比率11.4%、平成22年度が12.8%でございました。
続きまして、議案書の2ページをお開きください。
議案第71号 木更津市
教育委員会委員の任命についてにつきましては、現委員、初谷幹夫氏の任期が平成24年9月30日に満了となることに伴い、議会の同意を得て、同氏を再度任命しようとするものでございます。同氏の履歴事項につきましては、議案参考資料の1ページをご覧いただきたいと存じます。なお、教育委員の定数につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第3条の規定によりまして5人、任期につきましては、同法第5条第1項の規定によりまして4年となっております。
続きまして、議案書の3ページをご覧ください。
議案第72号 木更津市
教育委員会委員の任命についてにつきましては、現委員、石井英美氏の任期が平成24年9月30日に満了となることに伴い、議会の同意を得て、同氏を再度任命しようとするものでございます。同氏の履歴事項につきましては、議案参考資料の2ページをご覧いただきたいと存じます。
続きまして、議案書の4ページをお開きください。
議案第73号 木更津市
固定資産評価審査委員会委員の選任についてにつきましては、現委員、鈴木竹男氏の任期が平成24年9月30日に満了となることに伴い、議会の同意を得て、高橋光男氏を後任の委員に選任しようとするものでございます。同氏の履歴事項につきましては、議案参考資料の3ページをご覧いただきたいと存じます。なお、
固定資産評価審査委員会委員の定数につきましては、地方税法第423条の第2項及び木更津市税条例第78条の規定により3人、任期につきましては、地方税法第423条第6項の規定により3年となっております。
続きまして、議案書の5ページをご覧ください。
議案第74号 木更津市林道の管理に関する条例の制定についてにつきましては、林道の管理に関し基本的な事項を定め、大型自動車の通行制限を盛り込むことにより、適正な管理方法を確立するとともに、林道機能の保全並びに利用者の通行の安全を図るため、新たに条例を制定しようとするものでございます。
第1条は、目的を規定したもので、適正な管理方法を定めることにより、林道の機能の保全、市民の利用の確保並びに通行の安全を図るものでございます。
第2条は、この条例で使われる林道、大型自動車に関する用語を定義するものでございます。
第3条は、林道の損傷、機能に支障を生じたときは、必要な措置を講ずるものとし、林道の種類、構造を記載した台帳を保管することにより、管理を行うものでございます。
第4条は、林道の維持管理及び通行の安全を図るため、林道標柱、標識、掲示板等を設置するものでございます。
第5条は、林道を損傷または汚損、木材・土石等を放置し、通行に支障を及ぼす行為を禁止するものでございます。
第6条は、林道の本来的な使用、修繕、緊急時における緊急車両等の通行を除き、許可を受けなければ大型車両の通行はできないこととし、林道の決壊などにより通行に支障がある場合は、標識等を設置するなどの通行利用等の制限を規定するものでございます。
第7条は、林道の幅員などの構造が大型車両の通行に適さない路線を明記し、構造の保全または通行の安全に支障がないと認める路線は、許可申請書の提出を求めるものでございます。
第8条は、許可を受けた事項に変更が生じた場合の変更許可について規定するものでございます。
第9条は、許可を受けた期間満了前に目的が終了した場合の届け出について、規定するものでございます。
第10条は、許可条件に違反または不正な申請により許可を受けたときは、許可を取り消すことができるとするものでございます。
第11条は、林道の一部を占用して、林産物の集積場または積載施設、工事用施設、管路の埋設等の工作物等を設置する場合の許可申請を規定するものでございます。
第12条は、施設等設置に関し許可を受けた事項を変更する場合の申請について、規定するものでございます。
第13条は、施設等設置者が許可条件に違反または不正な申請により許可を受けたときは、許可を取り消し、原状回復等の必要な措置を命ずるものでございます。
第14条は、許可期間の満了もしくは満了前に林道の占用を廃止したときは、林道の原状回復に関する義務規定を設けたものでございます。
第15条は、無許可または許可条件に違反して林道を大型自動車で通行した者は、10万円以下の罰金に処する罰則規定を設けるものでございます。
第16条は、通行違反者が所属する法人等にも罰金刑を科する、両罰規定を定めるものでございます。
この条例は、平成25年1月1日から施行しようとするものでございます。
続きまして、議案書の11ページをお開きください。
議案第75号 木更津市職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、職員の
年次有給休暇の日数の管理を、1月から12月までの暦年管理から、4月から翌年3月までの年度管理に変更しようとするものでございまして、平成25年4月1日から施行しようとするものでございます。年度管理への移行に伴いまして、この条例の施行の日前から引き続き在職している職員の平成25年度における
年次有給休暇の日数は、5日に平成25年に付与された日数及び繰り越された日数を加え、1月から3月までの間に使用した日数を減ずるなどの、経過措置を設けようとするものでございます。改正部分の新旧対照表につきましては、議案参考資料の4ページをご覧いただきたいと存じます。
続きまして、議案書の13ページをお開きください。
議案第76号 木更津市
ひとり親家庭等医療費等の助成に関する条例の一部を改正する条例の制定についてにつきましては、
ひとり親家庭等医療費等の
助成対象者に、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律第10条第1項の保護命令が発せられた者の配偶者、いわゆるDV被害者及びその児童等を加えるため、関係条文の整備をしようとするものでございます。この条例は、公布の日から施行し、平成24年8月1日から適用しようとするものでございます。改正部分の新旧対照表につきましては、議案参考資料の5ページをご覧いただきたいと存じます。
続きまして、議案書の15ページをお開きください。
議案第77号 木更津市
火災予防条例の一部を改正する条例の制定につきましては、
対象火気設備等の種類に
急速充電設備が追加され、防犯上有効な措置が講じられた構造に係る基準として、機器類を納める箱形の容器を不燃材の金属材料でつくるとされたこと、振動等により転倒、落下、破損等を生じない構造の基準として、
急速充電設備を堅固に床、壁、支柱等に固定することとされたこと、
急速充電設備の機能に支障を及ぼすおそれのない構造の基準として、雨水等の浸入防止措置を講ずることとされたこと、
急速充電設備の位置、構造及び管理に関する基準の細目等が定められたことによるもので、第11条の2を追加するとともに、関係条文の整備をしようとするものでございます。この条例は、平成24年12月1日から施行しようとするものでございます。改正部分の新旧対照表につきましては、議案参考資料の6ページ及び7ページをご覧いただきたいと存じます。
続きまして、議案書の18ページをお開きください。
議案第78号 千葉県
後期高齢者医療広域連合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてにつきましては、
住民基本台帳法の一部を改正する法律の施行及び
外国人登録法の廃止に伴い、同規約の別表第2、備考1及び2を改正しようとするもので、千葉県知事に届け出の日から施行しようとするものでございます。改正部分の新旧対照表につきましては、議案参考資料の8ページをご覧いただきたいと存じます。
私からの補足説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。
24 ◯議長(
岡田壽彦君) 次の説明者、川島水道部長。
〔水道部長 川島宏文君登壇〕
25 ◯水道部長(川島宏文君) 私からは、議案第79号 平成23年度木更津市
水道事業会計未
処分利益剰余金の処分につきまして、補足説明を申し上げます。
従来、
水道事業会計における剰余金につきましては、
地方公営企業法の規定により、減債積立金または利益積立金として、積み立てなければならないと定められていましたことから、この法令に基づき、累積欠損金が解消された平成20年度以降、毎事業年度に生じた利益を積み立ててまいりました。しかし、平成23年5月2日、法律第37号により
地方公営企業法の一部が改正され、改正後の同法第32条第2項において、毎事業年度に生じた利益の処分は、前事業年度から繰り越した欠損金を埋める場合を除くほかは、条例の定めるところにより、または議会の議決を得て行わなければならないとされたことから、平成23年度に生じた利益の処分を行うために、本議会の議決を得ようとするものでございます。
処分の内容でございますが、平成23年度に木更津市
水道事業会計において欠損金を生じておりませんことから、木更津市
水道事業会計未
処分利益剰余金4億364万1,150円のうち、平成23年度の純利益2億1,869万6,582円を全額、減債積立金として処分しようとするものでございます。また、未
処分利益剰余金の差残額1億8,494万4,568円につきましては、将来欠損金が生じた場合の補てん財源として、翌年度に繰り越すものといたします。
次に、議案第80号 平成23年度木更津市
水道事業決算の認定につきまして、補足説明を申し上げます。
別冊となっております平成23年度木更津市
水道事業決算及び事業報告書をご覧ください。
初めに、事業の概況について申し上げます。1ページをご覧ください。
給水人口は、前年度から740人増の13万746人、給水件数は、前年度から1,066件増の6万4,281件、普及率は、前年度と同じ99.7%でございます。また、年間総配水量は、前年度から24万9,674立方メートル増の1,741万6,769立方メートルでございます。このうち71.5%に当たる1,245万1,130立方メートルが、君津広域水道企業団からの受水でございます。続いて、有収水量でございますが、前年度から24万9,970立方メートル減の1,372万1,988立方メートルとなりました。また、有収率は、老朽管の更新や漏水の早期発見・早期修理に努めたものの78.8%となり、前年度を2.6%下回る結果となりました。
次に、工事の概況について申し上げます。3ページをご覧ください。
改良事業といたしまして、3ページから5ページにわたり記載しているとおりでございますが、36件の改良工事を7億4,093万4,600円で実施いたしました。なお、平成9年度から実施しております石綿管の国庫補助金による改良事業につきましては、本年度、11工事分を工事費3億4,420万5,750円で実施し、8,560万円の国庫補助金を受けております。
次に、決算の状況について申し上げます。15ページをご覧ください。
収益的収入及び支出のうち水道事業収益につきましては、有収水量の減少などで、前年度から1.5%減の38億1,222万2,947円となりました。また、水道事業費用は、前年度から1.6%減の35億2,004万1,770円となり、差し引き2億9,218万1,177円、税引き後の純利益は2億1,869万6,582円でございます。
続きまして、資本的収入及び支出につきましては16ページに記載してございますが、資本的収入が8億9,563万2,858円、資本的支出は15億9,499万4,086円で、差し引き6億9,936万1,228円の不足となりましたが、当年度分の消費税及び地方消費税資本的収支調整額、過年度及び当年度の損益勘定留保資金をもって、これを補てんすることといたしました。
続きまして、17ページをご覧ください。収益と費用の状態をあらわす損益計算書でございます。
先ほどご説明いたしましたとおり、当年度の純利益は、下から3行目に記載されております2億1,869万6,582円でございますが、これに前年度からの繰越利益剰余金1億8,494万4,568円を加えまして、当年度末の未
処分利益剰余金は4億364万1,150円となっております。この利益剰余金の処分につきましては、19ページに記載してございますけれども、未
処分利益剰余金4億364万1,150円のうち、当年度分の純利益2億1,869万6,582円を全額減債積立金として積み立て、残る1億8,494万4,568円を翌年度に繰り越すことといたしました。
私からの補足説明は以上でございます。
26 ◯議長(
岡田壽彦君) 以上で補足説明は終わりました。
───────────────────────────────────────
27 ◎休会について
◯議長(
岡田壽彦君) 次は、日程第7、休会についてお諮りいたします。議案調査、
委員会審査並びに総合調整のため、8月31日から9月3日まで並びに9月8日から27日までの24日間を休会としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
28 ◯議長(
岡田壽彦君) ご異議なしと認め、8月31日から9月3日まで並びに9月8日から27日までの24日間を休会と決定いたします。
───────────────────────────────────────
29 ◎散会の宣告
◯議長(
岡田壽彦君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。
次回は、9月4日午前9時から会議を開きます。
本日はこれにて散会いたします。ご苦労さまでした。
(午前11時01分)
───────────────────────────────────────
◎本日の会議に付した事件
1.会期の決定
1.
会議録署名議員の指名
1.市長のあいさつ
1.諸報告
1.
議会運営委員会委員の辞任
1.
議会運営委員会委員の選任
1.議案第65号~議案第80号・陳情第7号の上程
1.議案第65号~議案第80号の説明
1.休会について
上記会議録を証するため下記署名いたします。
平成 年 月 日
議 長 岡 田 壽 彦
署 名 議 員 後 藤 秀
署 名 議 員 永 原 利 浩
Copyright © Kisarazu City Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...